JP2013079026A - Vehicle seat - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用シートに関する。詳しくは、シートバックがフロア上に設けられたベース部材に対して幅方向の中央に設けられた1つのリクライニング装置によって背凭れ角度の調節が行える状態に連結された車両用シートに関する。 The present invention relates to a vehicle seat. More specifically, the present invention relates to a vehicle seat in which a seat back is connected to a base member provided on a floor so that the backrest angle can be adjusted by one reclining device provided in the center in the width direction.
従来、車両用シートにおいて、回転止め可能な回転軸装置として機能するリクライニング装置が、シートバックの左右両サイドの下端部とシートクッションの左右両サイドの後端部との間、もしくはその片側に配されたものが知られている(特許文献1)。リクライニング装置が片側にだけ配されるものは、シートバックの背凭れ角度の保持に必要な強度が比較的低いタイプのものである。 2. Description of the Related Art Conventionally, in a vehicle seat, a reclining device that functions as a rotation shaft device capable of stopping rotation is arranged between the lower end portions of the left and right sides of the seat back and the rear end portions of the left and right sides of the seat cushion or on one side thereof. Is known (Patent Document 1). The reclining device that is arranged only on one side is of a type that has a relatively low strength required to maintain the backrest angle of the seat back.
しかし、上記特許文献1に記載の従来技術では、リクライニング装置が片側にだけ配されるような必要強度が低い構成であっても、シートバックに乗員の背凭れ荷重がかかることで、リクライニング装置がない側の部位はある側の部位よりも大きく変形してしまい、全体として捩れを伴った変形態様となり、荷重の受け方として好ましくない。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、リクライニング装置を1つしか設定しない構成としても、シートバックにかかる荷重が左右均等に作用するようにすることにある。
However, in the prior art described in
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートは次の手段をとる。
第1の発明は、シートバックがフロア上に設けられたベース部材に対して幅方向の中央に設けられた1つのリクライニング装置によって背凭れ角度の調節が行える状態に連結された車両用シートである。リクライニング装置は、円筒形状のラチェットと、ラチェット内に相対回転可能な状態となるように軸方向に嵌合されて組み付けられるガイドと、ラチェットとガイドとの間に組み付けられてこれらの回転止めを行うように作動するロック機構と、を有する構成から成る。ラチェットの外周部に、シートバック又はベース部材のうちの一方の両サイド部から中央に向かってそれぞれ一体的に延出して設けられる第1フレームが一体的に結合される。ガイドの両端部に、シートバック又はベース部材のうちの他方に幅方向の両サイド部から中央に向かってそれぞれ一体的に延出して設けられる第2フレームがそれぞれ一体的に結合される。これにより、シートバックがベース部材に連結されている。ラチェット及び第1フレームを介した上記一方のリクライニング装置に対する連結構造と、ガイド及び第2フレームを介した上記他方のリクライニング装置に対する連結構造とが、それぞれ左右対象な連結構造から成る。
In order to solve the above problems, the vehicle seat of the present invention takes the following means.
A first invention is a vehicle seat in which a seat back is connected to a base member provided on a floor so that the backrest angle can be adjusted by one reclining device provided in the center in the width direction. . The reclining device is assembled between the ratchet and the guide to prevent rotation of the cylindrical ratchet, the guide fitted and assembled in the axial direction so as to be relatively rotatable in the ratchet. And a lock mechanism that operates as described above. A first frame provided integrally extending from both side portions of one of the seat back and the base member toward the center is integrally coupled to the outer peripheral portion of the ratchet. A second frame provided integrally with the other end of the seat back or base member and extending from both side portions in the width direction toward the center is integrally coupled to both ends of the guide. Thereby, the seat back is connected to the base member. The connection structure for the one reclining device via the ratchet and the first frame and the connection structure for the other reclining device via the guide and the second frame respectively constitute a right and left connection structure.
この第1の発明によれば、ラチェットは、シートバック又はベース部材のうちの一方に対し、幅方向の中央に位置して、この一方の両サイド部に左右均等な荷重を作用させる。また、ガイドも、シートバック又はベース部材のうちの他方に対し、幅方向の中央に位置して、この他方の両サイド部に左右均等な荷重を作用させる。このように、シートバックとベース部材との間の幅方向の中央にリクライニング装置を1つ配置して、シートバックにかかる荷重が左右均等に作用する構成とすることができる。 According to the first aspect of the invention, the ratchet is located at the center in the width direction with respect to one of the seat back and the base member, and applies an equal load to the both side portions. Further, the guide is also located at the center in the width direction with respect to the other of the seat back and the base member, and applies an equal load on both sides of the other side. Thus, one reclining device can be arranged in the center in the width direction between the seat back and the base member, so that the load applied to the seat back can be applied to the left and right evenly.
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成となっているものである。シートバックの背凭れ角度調節時の傾動中心となるリクライニング装置の中心部に、リクライニング装置を回転止めした状態と回転止めを解除した状態とに切り替える操作軸部材が軸回転可能な状態に挿通されている。この操作軸部材は、軸方向に延出して、シートバックとベース部材とに貫通して挿通された状態に設けられており、シートバックをベース部材に対して背凭れ角度調節時の傾動中心と同軸上の位置で軸回転可能な状態に支持する構成とされている。 The second invention is the following structure in the first invention described above. An operation shaft member that switches between a state in which the reclining device is prevented from rotating and a state in which the rotation is released is inserted into a state in which the shaft can be rotated at the center of the reclining device, which is the center of tilt when adjusting the backrest angle of the seat back. Yes. The operation shaft member extends in the axial direction and is provided in a state of being inserted through and through the seat back and the base member, and the tilting center when the backrest angle is adjusted with respect to the base member. It is set as the structure supported so that an axial rotation is possible at the position on the same axis.
この第2の発明によれば、リクライニング装置を回転止め状態と解除状態とに切り替える操作軸部材を、シートバックをベース部材に対して軸回転可能な状態に支持する軸支部材として機能させることができる。これにより、シートバックを、リクライニング装置による軸支持と操作軸部材による軸支持との両支持によって、ベース部材に対して軸回転可能な状態に支持することができる。 According to the second aspect of the invention, the operation shaft member that switches the reclining device between the rotation stop state and the release state can be caused to function as a shaft support member that supports the seat back in a state in which the seat back is axially rotatable with respect to the base member. it can. As a result, the seat back can be supported in a state in which the seat back can rotate with respect to the base member by both the shaft support by the reclining device and the shaft support by the operation shaft member.
第3の発明は、上述した第2の発明において、操作軸部材が、シートバックの両サイド部とベース部材の両サイドとに貫通して挿通された状態に設けられて、シートバックの両サイド部をベース部材の両サイド部に対して軸回転可能な状態に支持する構成とされているものである。 According to a third invention, in the second invention described above, the operating shaft member is provided in a state of being inserted through and passing through both side portions of the seat back and both sides of the base member. It is set as the structure which supports a part in the state which can be axially rotated with respect to both the side parts of a base member.
この第3の発明によれば、操作軸部材によるシートバックのシートクッションに対する軸支構造を左右対称にすることができ、シートバックの支持構造をより安定させることができる。 According to the third aspect of the invention, the shaft support structure with respect to the seat cushion of the seat back by the operation shaft member can be made symmetric, and the support structure of the seat back can be further stabilized.
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Below, the form for implementing this invention is demonstrated using drawing.
始めに、実施例1の車両用シート1の構成について、図1〜図8を用いて説明する。本実施例の車両用シート1は、図1に示すように、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を有して構成されている。ここで、シートクッション3が、本発明の「ベース部材」に相当する。上記シートバック2は、シートクッション3の後端部に、後述するリクライニング装置4を間に介して連結されており、シートクッション3は、車両のフロア上に固定されて設けられている。ここで、シートクッション3が本発明の「ベース部材」に相当する。上述したリクライニング装置4は、回転止め可能な回転軸装置として機能する構成となっており、シートバック2をシートクッション3に対して背凭れ角度調節可能な状態に軸連結した状態となっている。具体的には、リクライニング装置4は、シートバック2のシート幅方向中央の下端部と、シートクッション3のシート幅方向中央の後端部と、の間に1つ設けられている。この1つのリクライニング装置4により、シートバック2がシートクッション3に対して背凭れ角度の調節が行なえるように軸回転可能な状態に支持されていると共に、常時はその背凭れ角度位置が適宜、調節された角度位置にて固定された状態として保持されるようになっている。
First, the configuration of the
すなわち、上述したリクライニング装置4は、常時は、図2で後述する渦巻きバネ60の附勢力によって、シートバック2の背凭れ角度を固定したロック状態となって保持されている。このリクライニング装置4のロック状態は、図1に示すシートクッション3の車両外側(紙面右側)の側部に設けられた解除レバー5を引き上げる操作によって解除されるようになっている。ここで、上記解除レバー5は、リクライニング装置4の中心部に挿通された操作軸部材4cに一体的に結合されており、その引き上げ操作に伴って操作軸部材4cを一体的に軸回動させて、リクライニング装置4をロック状態からアンロック状態へと切り替えるようになっている。この切り替え操作により、シートバック2がその背凭れ角度を固定された状態から前後方向に自由に調節することができる状態へと切り替えられる。この切り替えられたリクライニング装置4のアンロック状態は、解除レバー5の引き上げ操作状態が解かれることにより、解除レバー5が操作軸部材4cと共に元の軸回転位置に戻されて、ロック状態に戻されるようになっている。これにより、シートバック2がその調節された背凭れ角度位置にて固定された状態となる。
That is, the reclining
ここで、上述したシートバック2の骨格を成すシートバックフレーム2fの左右両サイド部と、シートクッション3の骨格を成すシートクッションフレーム3fの左右両サイド部と、の間には、シートバック2を常時、シート前方側に向かって回転附勢する渦巻きバネ6が掛着されている。これら渦巻きバネ6は、図4に示すように、それらの内側の端部(内端6a)が、シートクッションフレーム3fの左右両外側のサイド部に結合されたブラケット3bの切欠き部3b1にそれぞれ掛着されており、外側の端部(外端6b)が、シートバックフレーム2fの左右両サイド部に貫通して突出して設けられた後述する連結ロッド2cの切欠き部2c1にそれぞれ掛着されて設けられている。これら渦巻きバネ6の附勢力により、シートバック2は、その背凭れ角度の固定状態が解かれることで、着座乗員の背部に当たる位置まで前方側へと起こし上げられ、着座乗員の背部が前後に傾動される動きに追従して、その背凭れ角度位置の調節が適宜に行なわれるようになっている。
Here, between the left and right side portions of the seat back
ここで、上記シートバック2は、その背凭れ角度位置が上方側に真っ直ぐに起立した位置からシート後方側に傾倒される角度領域内にあるときには、解除レバー5の引き上げ操作状態が解かれることにより、上述したように背凭れ角度が固定された状態(ロック状態)に戻されるようになっている。しかし、シートバック2は、その背凭れ角度位置が上記起立位置からシート前方側に傾倒される角度領域内にあるときには、解除レバー5の操作状態が解かれても、背凭れ角度の固定が解除されたままの状態に保たれるようになっている。前者の固定状態に戻される角度領域は、後述するリクライニング装置4に設定されたロックゾーンの回転領域により形成されており、後者の固定状態に戻されない角度領域は、同じく後述するリクライニング装置4に設定されたフリーゾーンの回転領域により形成されている。上記フリーゾーンの領域設定により、車両用シート1に人が座っていない状態で、解除レバー5の引き上げ操作をして、シートバック2が上記渦巻きバネ6の附勢力によって上記起立位置を越えた前位置まで倒し込まれたら、あとは解除レバー5の操作の手を離しても、シートバック2がシートクッション3の上面部に畳み込まれる位置までそのまま大きく前に倒し込まれていくようになっている。
Here, when the seat back 2 is in an angle region in which the backrest angle position is tilted to the rear side of the seat from the position where the seat back is straightly raised upward, the lifting operation state of the
以下、上述したリクライニング装置4の具体的な構成について、詳しく説明していく。図2に示すように、リクライニング装置4は、円筒形状のラチェット10及びガイド20と、4つの駒形状のポール30と、ファン状の外周面を備えた円筒形状の回転カム40と、円板形状のレリーズプレート50と、渦巻きバネ60と、2枚の板状のフリーゾーンプレート70と、を有し、これらが互いに軸方向に1つに組み付けられた構成となっている。なお、同図に示されている2枚一組の板状の嵌合プレート80は、詳細は後述するが、ラチェット10を図1に示すシートバックフレーム2fに一体的に設けられる連結ロッド2cに結合するための仲介部品となる部材である。また、同じく同図に示されている他の2枚一組の板状の嵌合プレート90は、同じく詳細は後述するが、ガイド20を図1に示すシートクッション3に一体的に設けられる連結ロッド3cに結合するための仲介部品となる部材である。ここで、連結ロッド2cが、本発明の「第1フレーム」に相当し、連結ロッド3cが本発明の「第2フレーム」に相当する。
Hereinafter, a specific configuration of the
上記円筒形状のラチェット10の内周面には、後述する4つの各ポール30の外周面に形成された外歯32をそれぞれ半径方向の内側から噛合させることのできる内歯11が、全周領域に亘って形成されている。また、ラチェット10の外周部の軸方向の両端部には、円周方向に複数の凹凸が繰り返されるスプライン形状のスプライン嵌合部12が形成されている。これらスプライン嵌合部12には、同じスプライン形状の内周面形状をもつ中央に孔の空いた2枚の板状の嵌合プレート80が軸方向に嵌め込まれて一体的に装着されて、溶接により一体的に結合された状態とされている(図3〜図4参照)。これら嵌合プレート80は、ラチェット10よりも大きな外径をもつ板形状に形成されている。
On the inner peripheral surface of the
上述したラチェット10は、図1及び図4に示すように、その外周部に結合されて上方側へ板面が延び出す上述した各嵌合プレート80及びフリーゾーンプレート70を介して、シートバックフレーム2fの両サイド部間に架け渡された鋼管製の丸パイプ材から成る連結ロッド2cに一体的に結合されて固定された状態とされている。ここで、シートバックフレーム2fは、図1に示すように、左右一組の縦長状の2枚の鋼板材の上端部間に、逆U字状に曲げられた鋼管パイプが架け渡されて一体的に結合された、逆U字状の形に組まれて構成されている。そして、上記シートバックフレーム2fの両サイドの下部間には、上述した連結ロッド2cが貫通して挿通されて、溶接により一体的に結合されて固定された状態とされている。これにより、シートバックフレーム2fが、四角枠状に組まれた形となって、捻りや曲げに対する構造強度が高められた構成とされている。そして、上記連結ロッド2cは、上述した2枚一組の嵌合プレート80やフリーゾーンプレート70にも貫通して挿通されており、これらにも溶接されて一体的に結合されて固定された状態とされている。
As shown in FIGS. 1 and 4, the
図2に示すように、ガイド20は、上述したラチェット10よりもひとまわり小さな円筒形状に形成されている。上記ガイド20は、ラチェット10の円筒内部に軸方向に組み付けられることにより、ラチェット10に対して緩やかに嵌まり込んで軸回転可能に支えられた状態となって組み付けられるようになっている。上記ガイド20には、その円周方向の4箇所の外周部箇所に、後述する4つの各ポール30をそれぞれ半径方向の外側から嵌め込んで収納することのできる凹部21と、各凹部21の中央にそれぞれ各ポール30の脚部31を半径方向の内側へ挿通させられるようにする貫通孔21aと、が形成されている。また、ガイド20の外周部の軸方向の両端部には、段差状に外径寸法がひとまわり小さくなる形に肉抜きされた嵌合部22が形成されている。これら嵌合部22には、これら嵌合部22と同じ形状の内周面形状をもつ中央に孔の空いた2枚の板状の嵌合プレート90が軸方向に嵌め込まれて一体的に装着されて、溶接により一体的に結合された状態とされている(図3〜図4参照)。これら嵌合プレート90は、後述するレリーズプレート50よりも大きな外径をもつ板形状に形成されている。また、図2に示すように、上記ガイド20の軸方向の端部面上には、軸方向にピン形状に突出したバネ掛ピン23が形成されている。このバネ掛ピン23には、後述する渦巻きバネ60の外側の端部(外端62)が掛着されている。
As shown in FIG. 2, the
上述したガイド20は、図1及び図4に示すように、その外周部に結合されて下方側へ板面が延び出す上述した各嵌合プレート90を介して、シートクッションフレーム3fの両サイド部間に架け渡された鋼管製の丸パイプ材から成る連結ロッド3cに一体的に結合されて固定された状態とされている。ここで、シートクッションフレーム3fは、図1に示すように、左右一組の前後方向に長尺な2枚の鋼板材(図示省略)の前端部間に、図示しない鋼管パイプが架け渡されて一体的に結合された、U字状の形に組まれて構成されている。そして、上記シートクッションフレーム3fの両サイドの後部間には、上述した連結ロッド3cが貫通して挿通されて、溶接により一体的に結合されて固定された状態とされている。これにより、シートクッションフレーム3fが、四角枠状に組まれた形となって、捻りや曲げに対する構造強度が高められた構成とされている。そして、上記連結ロッド3cは、上述した2枚一組の嵌合プレート90にも貫通して挿通されており、これらにも溶接されて一体的に結合されて固定された状態とされている。
As shown in FIGS. 1 and 4, the
上述した、各嵌合プレート90及び連結ロッド3cを介したシートクッションフレーム3fのリクライニング装置4(ガイド20)に対する連結構造は、図4において前述したように、リクライニング装置4が中央に配置され、ガイド20の両端部に嵌合プレート90が結合され、各嵌合プレート90に、シートクッションフレーム3fの両サイド部間に架け渡されて両端支持状態とされた連結ロッド3cが結合された左右対称な構成により、左右対称な連結構造となっている。また、上述した、各嵌合プレート80、フリーゾーンプレート70及び連結ロッド2cを介したシートバックフレーム2fのリクライニング装置4(ラチェット10)に対する連結構造も、図4において前述したように、リクライニング装置4が中央に配置され、ラチェット10の両端部に嵌合プレート80及びフリーゾーンプレート70が結合され、各嵌合プレート80及びフリーゾーンプレート70に、シートバックフレーム2fの両サイド部間に架け渡されて両端支持状態とされた連結ロッド2cが結合された左右対称な構成により、左右対称な連結構造となっている。したがって、上記リクライニング装置4を介して左右対称な支持構造とされたシートバック2には、その背凭れ荷重等の前後方向にかかる荷重が、左右均等に作用するようになっている。また、シートクッション3も、上記シートバック2からリクライニング装置4を介してかけられる荷重が、左右均等に作用するようになっている。
The connection structure of the
ここで、上述したリクライニング装置4の中心部に挿通された操作軸部材4cは、シートバックフレーム2fの両サイド部に形成された丸孔状の貫通孔2aと、シートクッションフレーム3fの両サイド部に形成された丸孔状の貫通孔3aとに、それぞれ、軸方向に貫通して挿通されて、これらに緩やかに嵌まり込んだ状態となって設けられている。これにより、操作軸部材4cは、シートバックフレーム2fの両サイド部をシートクッションフレーム3fの両サイド部に対して、それぞれ、軸回転可能に支持した状態となっている。詳しくは、上記操作軸部材4cは、シートバック2の背凭れ角度調節時の傾動中心となるリクライニング装置4の中心部を通って挿通されていることから、シートバック2の背凭れ角度調節時の傾動中心と同軸上の位置でシートバックフレーム2fの両サイド部をシートクッションフレーム3fの両サイド部に対して回転可能に軸支持した状態とされている。これにより、シートバックフレーム2fは、リクライニング装置4による中央での軸支持に加え、その両サイド部においても、上述した各操作軸部材4cを介して、シートクッションフレーム3fの両サイド部に対して回転可能に軸支持された、3点で軸支持された構成とされている。
Here, the
図2を参照して、4つの各ポール30は、前述したように、ガイド20の外周部に形成された各凹部21内に半径方向の外側から嵌め込まれることにより、各ポール30の内周部に突出して形成された各脚部31が、各凹部21内に形成された各貫通孔21a内に挿通された状態として、各凹部21内に収納された状態となって組み付けられている。この組み付けにより、各ポール30は、各凹部21の内側面により円周方向に支持されると共に、各ポール30の脚部31もそれぞれ各貫通孔21aの内側面により円周方向に支持された状態として、それぞれ、ガイド20に対して半径方向の内外方にのみ移動可能となるように支持された状態にセットされている。上記各ポール30の外周面には、上述したラチェット10の内周面に形成された内歯11と噛合可能な外歯32がそれぞれ形成されている。詳しくは、上記外歯32は、図示上側に示された1つのポール30Aには、軸方向の全域に亘って広く形成されているが、残りの3つのポール30Bには、軸方向の両端部を残す中央の領域部にしか形成されておらず、それらの両端部には段差状に凹んだ逃がし凹部32aが形成されている。
Referring to FIG. 2, as described above, each of the four
また、上記4つの各ポール30の軸方向の端部面上には、軸方向にピン形状に突出する係合ピン33がそれぞれ形成されている。これら係合ピン33は、後述するレリーズプレート50に形成された4つの各戻し孔53内に挿通された状態とされて、レリーズプレート50が後述する回転カム40と一体的に回転する動作に伴って、各戻し孔53の形状によって半径方向の内方側へ引き戻されるように移動案内される構成部位となっている。上記構成の4つの各ポール30は、図7に示すように、それらの脚部31が、後述する回転カム40の回転動作に伴って半径方向の内側から外側へと押し出されることにより、それらの外歯32がラチェット10の内歯11に押し付けられて噛合されるようになっている。この噛合により、各ポール30が、ラチェット10と回転方向(円周方向)に一体的な状態となって保持されて、これらポール30を介してラチェット10とガイド20との相対回転がロックされた状態となる。すなわち、各ポール30は、前述したように、ガイド20との関係においては、半径方向の内外方にしかスライドできないように円周方向に支持された状態とされており、各ポール30がラチェット10と噛合して回転方向(円周方向)に一体的な状態とされることにより、ラチェット10とガイド20との相対回転がロックされるということである。ここで、上記各ポール30をラチェット10に噛合させて回転ロック(回転止め)する構造が、本発明の「ロック機構」に相当する。
Further, on the end surface in the axial direction of each of the four
回転カム40は、図2に示すように、その円筒部の円周方向の4箇所の外周部箇所に、回転移動によって各ポール30の脚部31をそれぞれ半径方向の外側へと押し出すように漸次形状が回転方向に膨らむ形とされた押出し面部41が形成されている。これら押出し面部41は、その形状が膨らんだ先の各外周面が、互いに同心円まわりに描かれる同一の円周面を成す形に形成されており、回転カム40は、ガイド20の円筒内部に軸方向に組み付けられることにより、各押出し面部41の外周面がガイド20の円筒内部に緩やかに嵌まり込んで軸回転可能に支えられた状態となって組み付けられるようになっている。上記回転カム40の軸方向の端部には、半径方向の外側にフランジ状に張り出す円板部42が形成されている。この円板部42の軸方向の外側の面上には、後述するレリーズプレート50に形成された4つの各ダボ孔52を嵌め込ませるための4つのダボ42aが、それぞれピン形状に突出して形成されている。
As shown in FIG. 2, the rotating
上記回転カム40の軸心部には、軸方向に貫通した貫通孔43が形成されており、この貫通孔43内には、四角筒状の嵌合軸43aが嵌め込まれて一体的に結合されている。この嵌合軸43a内には、同じく四角筒状の断面形状をもつ操作軸部材4cの中央部が軸方向に挿通されて、回転方向に一体的な状態に組み付けられている。また、この嵌合軸43aの四角筒状の外周部には、前述した渦巻きバネ60の内側の端部(内端61)が、この嵌合軸43aの形に合わせた四角形状に曲げ加工されて嵌め込まれて一体的に掛着されている。この渦巻きバネ60の掛着により、回転カム40は、常時は、この渦巻きバネ60のバネ附勢力を受けて、ガイド20に対して図2に示す反時計回り方向に回転附勢された状態として、各ポール30を半径方向の外側に押し出すように作動附勢された状態とされている。したがって、この附勢力作用によって、リクライニング装置4は、常時、各ポール30がラチェット10に噛合した回転ロック状態とされて保持されるようになっている。そして、この附勢力作用に抗して、回転カム40が操作軸部材4cにより軸回転操作されることにより、各ポール30が後述するレリーズプレート50の作用によって半径方向の内側へと引き戻されて、ラチェット10との噛合状態から外されるようになっている(図8参照)。
A through
レリーズプレート50は、図2に示すように、円板形状に形成されており、その中心部に、前述した回転カム40の貫通孔43と連通する貫通孔51が形成されている。また、レリーズプレート50の貫通孔51の周辺の円周方向の4箇所の部位には、丸孔状のダボ孔52が形成されている。レリーズプレート50は、これらダボ孔52を前述した回転カム40の円板部42上に形成された各ダボ42aに嵌め込むことにより、回転カム40に対して回転方向に一体的に組み付けられている。また、レリーズプレート50の外周側周辺の円周方向の4箇所の部位には、円周方向に長い三角形状の戻し孔53が形成されている。これら戻し孔53は、前述した回転カム40の各押出し面部41の形状が膨んでいく方向とは逆の円周方向に、それらの孔の形状が先細り状に窄められる形状に形成されている。これにより、各戻し孔53は、それらの孔内に挿通された前述した各ポール30の係合ピン33を、回転カム40が前述したバネ附勢力に抗して図示時計回り方向に回転される動きに伴って、半径方向の内側へと引き寄せて、各ポール30をラチェット10との噛合状態から引き離すようになっている。
As shown in FIG. 2, the
フリーゾーンプレート70は、図2に示すように、それぞれ、ラチェット10の軸方向の両端側の面部にあてがわれてそれぞれ溶接により一体的に結合されて設けられている。これらフリーゾーンプレート70は、それらの中央に空けられた孔の内周部に、半径方向の内側に突出する棚部71と外側に凹む凹部72とが円周方向に並んで形成された構成となっている。上記棚部71は、各フリーゾーンプレート70の内周部の4分の3の円周領域に亘って連続的に形成されており、凹部72は、残りの4分の1の円周領域に亘って形成されている。上記棚部71は、図4〜図6に示すように、ラチェット10の内歯11が形成された内周面よりも半径方向の内側に突出した状態で設けられ、凹部72は、ラチェット10の内周面よりも僅かに半径方向の外側に外れた状態で設けられている。
As shown in FIG. 2, each of the
上記各フリーゾーンプレート70は、上述した各凹部72が、図2において前述した、4つの各ポール30のうち、外歯32が軸方向の全域に亘って広く形成されたポール30Aの配置領域に跨るように、その円周方向の配置向きが合わされてラチェット10に結合されている。これにより、各フリーゾーンプレート70は、図5に示すように、上述したように各棚部71がラチェット10の内歯11が形成されている内周面よりも半径方向の内側に突出していても、各棚部71と半径方向に対向する各ポール30Bの両端部には前述した逃がし凹部32aが形成されているため、これらポール30Bのラチェット10への噛合を阻害しないようになっている。また、各フリーゾーンプレート70は、各凹部72と半径方向に対向する、外歯32が広く形成されたポール30Aのラチェット10への噛合移動も、各凹部72の凹んだ逃がし構造によって許容するようになっている。このように、各フリーゾーンプレート70の凹部72と、上述した軸方向の全域に外歯32が形成されたポール30Aと、が半径方向に対向する位置関係となって、全てのポール30のラチェット10への噛合移動が阻害されない回転角度領域が、前述したリクライニング装置4をロック状態に戻すことのできるロックゾーンとして設定される。
Each of the
また、図6に示すように、上述したラチェット10とガイド20との相対的な回転位置関係が変化して、各フリーゾーンプレート70の凹部72が、上述した外歯32が広く形成されたポール30Aと半径方向に対向する位置関係から外れて、同ポール30Aと各フリーゾーンプレート70の棚部71とが半径方向に対向する位置関係となると、このポール30Aのラチェット10への噛合移動は、途中で外歯32が各棚部71に当たることで係止されるようになっている。そして、このポール30Aの係止により、このポール30Aを半径方向の内側から押し出している回転カム40の回転移動も止められて、残る他の3つのポール30Bの噛合移動も途中で止められることとなる。これにより、リクライニング装置4は、ロック状態に戻されることなく、アンロック状態のまま保持されることとなる。このように、各フリーゾーンプレート70の棚部71が、上述した軸方向の全域に外歯32が形成されたポール30Aと半径方向に対向する位置関係となって、結果として全てのポール30のラチェット10への噛合移動が阻害されてしまう回転角度領域が、前述したリクライニング装置4をロック状態に戻すことのできないフリーゾーンとして設定される。
Further, as shown in FIG. 6, the relative rotational positional relationship between the
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、上記実施例では、シートバック2がリクライニング装置4を介して連結される対象(本発明の「ベース部材」に相当するもの)として、シートクッション3を例示したが、シートバックの連結対象となる「ベース部材」は、他のシート構造物のほか、フロアパネル等の車体構造物を採用することもできる。また、上記実施例では、ラチェット10がシートバック2に連結され、ガイド20がシートクッション3(ベース部材)に連結された構成を例示したが、ラチェットがシートクッション(ベース部材)に組み付けられ、ガイドがシートバックに組み付けられる構成であってもよい。
As mentioned above, although the embodiment of the present invention has been described using one example, the present invention can be implemented in various forms in addition to the above example. For example, in the above embodiment, the seat cushion 3 is illustrated as an object to be connected to the seat back 2 via the reclining device 4 (corresponding to the “base member” of the present invention). The “base member” may be a vehicle body structure such as a floor panel in addition to other seat structures. In the above embodiment, the
また、シートバックに設定される「第1フレーム」として、上記実施例では、シートバックフレーム2fの両サイド部間に架け渡されて両端支持された状態として設けられる連結ロッド2cを例示したが、別途、シートバックフレームの両サイド部間に架け渡されて両端支持された状態として設けられる部材の他、シートバックフレームの両サイド部から中央に向かってそれぞれ一体的に延出して設けられる部材であってもよい。また、ベース部材に設定される「第2フレーム」として、上記実施例では、シートクッションフレーム3fの両サイド部間に架け渡されて両端支持された状態として設けられる連結ロッド3cを例示したが、別途、シートクッションフレームの両サイド部間に架け渡されて両端支持された状態として設けられる部材の他、シートクッションフレームの両サイド部から中央に向かってそれぞれ一体的に延出して設けられる部材であってもよい。
Further, as the “first frame” set in the seat back, in the above-described embodiment, the connecting
また、上記実施例では、操作軸部材4cがシートバックフレーム2fの両サイド部とシートクッションフレーム3fの両サイド部とに貫通して挿通された状態として、操作軸部材4cがシートバック2をシートクッション3に対して軸回転可能に支持する軸支部材として機能するように設けられた構成を例示した。しかし、操作軸部材は、上記のように軸支部材としての機能を必ずしも持ったものでなくてもよく、リクライニング装置の中心部に挿通されただけの短い構成とされて、別途、径方向に延びるアームが結合されるなどして、このアームに接続されたケーブルにより軸回転操作されるように構成されたものであってもよい。また、操作軸部材が、シートバックフレームとシートクッションフレーム(ベース部材)との片側のサイド部間にのみ貫通して挿通されて、一方サイドだけの軸支機能を果たすように設けられるものであってもよい。すなわち、シートバックは、リクライニング装置によって軸支された構成となっているため、更に一方サイドの軸支構造が追加して設定されるだけでも、より安定した軸支構造を得ることができるからである。
Further, in the above embodiment, the
1 車両用シート
2 シートバック
2f シートバックフレーム
2a 貫通孔
2c 連結ロッド(第1フレーム)
2c1 切欠き部
3 シートクッション(ベース部材)
3f シートクッションフレーム
3a 貫通孔
3b ブラケット
3b1 切欠き部
3c 連結ロッド(第2フレーム)
4 リクライニング装置
4c 操作軸部材
5 解除レバー
6 渦巻きバネ
6a 内端
6b 外端
10 ラチェット
11 内歯
12 スプライン嵌合部
20 ガイド
21 凹部
21a 貫通孔
22 嵌合部
23 バネ掛ピン
30 ポール
30A ポール
30B ポール
31 脚部
32 外歯
32a 逃がし凹部
33 係合ピン
40 回転カム
41 押出し面部
42 円板部
42a ダボ
43 貫通孔
43a 嵌合軸
50 レリーズプレート
51 貫通孔
52 ダボ孔
53 戻し孔
60 渦巻きバネ
61 内端
62 外端
70 フリーゾーンプレート
71 棚部
72 凹部
80 嵌合プレート
90 嵌合プレート
DESCRIPTION OF
2c1 Notch 3 Seat cushion (base member)
3f
4
Claims (3)
前記リクライニング装置は、円筒形状のラチェットと、該ラチェット内に相対回転可能な状態となるように軸方向に嵌合されて組み付けられるガイドと、前記ラチェットと前記ガイドとの間に組み付けられてこれらの回転止めを行うように作動するロック機構と、を有する構成から成り、
前記ラチェットの外周部に、前記シートバック又は前記ベース部材のうちの一方の両サイド部から中央に向かってそれぞれ一体的に延出して設けられる第1フレームが一体的に結合され、前記ガイドの両端部に、前記シートバック又は前記ベース部材のうちの他方に幅方向の両サイド部から中央に向かってそれぞれ一体的に延出して設けられる第2フレームがそれぞれ一体的に結合されて、前記シートバックが前記ベース部材に連結されており、
前記ラチェット及び前記第1フレームを介した前記一方の前記リクライニング装置に対する連結構造と、前記ガイド及び前記第2フレームを介した前記他方の前記リクライニング装置に対する連結構造とが、それぞれ左右対称な連結構造から成ることを特徴とする車両用シート。 A vehicle seat connected in a state in which the backrest angle can be adjusted by one reclining device provided in the center in the width direction with respect to a base member provided on the floor,
The reclining device includes a cylindrical ratchet, a guide fitted and assembled in an axial direction so as to be relatively rotatable in the ratchet, and an assembly between the ratchet and the guide. And a lock mechanism that operates to prevent rotation.
A first frame provided integrally extending from both side portions of one of the seat back and the base member toward the center is integrally coupled to the outer periphery of the ratchet, and both ends of the guide And a second frame provided integrally extending from both side parts in the width direction to the center of the other side of the seat back or the base member. Is connected to the base member,
The connection structure for the one reclining device via the ratchet and the first frame and the connection structure for the other reclining device via the guide and the second frame are symmetrically connected to each other. A vehicle seat characterized by comprising:
前記シートバックの背凭れ角度調節時の傾動中心となる前記リクライニング装置の中心部に、当該リクライニング装置を回転止めした状態と回転止めを解除した状態とに切り替える操作軸部材が軸回転可能な状態に挿通されており、該操作軸部材が、軸方向に延出して前記シートバックと前記ベース部材とに貫通して挿通された状態に設けられており、前記シートバックを前記ベース部材に対して背凭れ角度調節時の傾動中心と同軸上の位置で軸回転可能な状態に支持する構成とされていることを特徴とする車両用シート。 The vehicle seat according to claim 1,
An operation shaft member that switches between a state in which the reclining device is prevented from rotating and a state in which the rotation prevention is released at a central portion of the reclining device, which is a tilt center when adjusting the backrest angle of the seat back, is in a state in which the shaft can rotate. The operating shaft member extends in the axial direction and is provided so as to pass through the seat back and the base member, and the seat back is connected to the base member. A vehicle seat characterized in that the vehicle seat is configured to be supported so that the shaft can rotate at a position coaxial with the tilting center at the time of adjusting the tilt angle.
前記操作軸部材が、前記シートバックの両サイド部と前記ベース部材の両サイドとに貫通して挿通された状態に設けられて、前記シートバックの両サイド部を前記ベース部材の両サイド部に対して軸回転可能な状態に支持する構成とされていることを特徴とする車両用シート。
The vehicle seat according to claim 2,
The operating shaft member is provided in a state of being inserted through and passing through both side portions of the seat back and both sides of the base member, and the both side portions of the seat back are connected to both side portions of the base member. A vehicle seat characterized in that the vehicle seat is configured to be supported so that the shaft can rotate.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011220764A JP2013079026A (en) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | Vehicle seat |
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JP2011220764A JP2013079026A (en) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | Vehicle seat |
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ID=48525783
Family Applications (1)
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JP2011220764A Pending JP2013079026A (en) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | Vehicle seat |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2013079026A (en) |
-
2011
- 2011-10-05 JP JP2011220764A patent/JP2013079026A/en active Pending
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