JP2013070776A - 医用画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素値の情報を確保しつつ血管同士の前後関係をわかりやすく表示する。
【解決手段】医用画像表示装置1は、ボリュームデータから投影画像の一例である最大値投影画像(MIP画像)を生成するMIP画像生成部3と、ボリュームデータ内の対象物表面の傾斜情報を用いて、MIP画像生成部3により生成された最大値投影画像の画素値を変更する画像処理部8と、その画像処理部8により変更された最大値投影画像を表示する画像表示部9とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、医用画像表示装置に関する。
医用画像表示装置は、X線CT装置(X線コンピュータトモグラフィ装置)やMRI装置(磁気共鳴イメージング装置)などの医用画像撮影装置により撮影された被検体の医用画像を表示する装置である。この医用画像表示装置により表示された医用画像が医師や臨床検査技師などにより観察され、診断や治療が行われる。特に、血管などの医用画像は、診断や治療を行いやすくするために三次元的に表示される。
ここで、医用画像を三次元的に表示する代表的な手法としては、VR法(ボリュームレンダリング法)やMIP法(最大値投影法)などが挙げられる。これらの手法によって三次元のボリュームデータ(例えば、ボクセルデータ)が処理され、医用画像が生成される。ボリュームデータは、X線CT装置やMRI装置などにより撮影されたスライス画像(断面画像)を重ね合わせることで三次元的に構築されている。
前述のVR法では、仮想の光源を設定して視線方向から対象に一本の光線(レイ)を当て、ボクセル毎に光の吸収及び反射の離散的な計算を行い、二次元投影面に画像を生成し、オパシティ(不透明度)などを設定することで各種の画像を表示することが可能となる。特に、SVR法(影付きボリュームレンダリング法)では、対象に陰影をつけてその対象を立体的に示す医用画像(SVR画像)を生成する。
また、MIP法は、ボリュームデータに対し任意の視点方向に投影処理を行い、投影経路中の最大値を投影面に表示する手法であり、通常、処理対象である全ての原画像に対して、それぞれの投影経路、すなわち投影直線上にある全てのピクセルについて最大値を取り出し、医用画像(MIP画像)を生成する。
特開2003−91735号公報
しかしながら、前述のMIP法による表示手法は、CT値などの画素値をそのまま保持して示すため、診断をするのに有効であるが、そのMIP画像に奥行き感がないため、血管同士の前後関係を把握することは困難であり、角度を変えた複数枚のMIP画像を用いて診断を行う必要がある。一方、SVR法による表示手法では、血管などの前後関係は分かりやすいものの、画素値の情報が消えてしまうため、その情報に対応する他の画像を用いて診断を行う必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、画素値の情報を確保しつつ血管同士の前後関係をわかりやすく表示することができる医用画像表示装置を提供することである。
実施形態に係る医用画像表示装置は、ボリュームデータから最大値投影画像、最小値投影画像及び加算平均投影画像のうちの少なくとも一つの投影画像を生成する画像生成部と、ボリュームデータ内の対象物表面の傾斜情報を用いて、画像生成部により生成された投影画像の画素値を変更する画像処理部と、画像処理部により変更された投影画像を表示する画像表示部とを備える。
実施形態に係る医用画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す医用画像表示装置が行う画像表示処理の流れを示すフローチャートである。 MIP画像の一例を示す図である。 図3に示すMIP画像に対応するSVR画像の一例を示す図である。 図3に示すMIP画像を加工した加工済MIP画像を示す図である。 色付け後の図5に示す加工済MIP画像を示す図である。
実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る医用画像表示装置1は、ボリュームデータを格納するボリュームデータ格納部2と、MIP画像(最大値投影画像)を生成するMIP画像生成部3と、SVR画像(影付きボリュームレンダリング画像)を生成するSVR画像生成部4と、操作者により入力操作される入力部5と、MIP画像を保存するMIP画像保存部6と、SVR画像を保存するSVR画像保存部7と、MIP画像を加工処理する画像処理部8と、MIP画像やSVR画像、加工済MIP画像などの各種画像を表示する画像表示部9とを備えている。
ボリュームデータ格納部2は、医用画像撮影装置などの外部装置から送信されたボリュームデータを格納する。ボリュームデータは、例えばX線CT装置やMRI装置などの医用画像撮影装置により撮影されたスライス画像(断面画像)を重ね合わせることにより構成されている。
MIP画像生成部3は、ボリュームデータ格納部2からボリュームデータを読み出し、その読み出したボリュームデータに対してMIP法(最大値投影法)を用いた投影処理を行い、MIP画像を生成する。なお、このMIP画像生成部3が、ボリュームデータからMIP画像を生成する第1の画像生成部として機能する。
SVR画像生成部4は、ボリュームデータ格納部2からボリュームデータを読み出し、その読み出したボリュームデータに対してSVR法(影付きボリュームレンダリング法)を用いた投影処理を行い、前述のMIP画像に対応するSVR画像を生成する。このMIP画像に対応するSVR画像とは、前述で生成したMIP画像と同じ角度、拡大率及び移動量を有するSVR画像である。なお、このSVR画像生成部4が、ボリュームデータから前述のMIP画像に対応するSVR画像を生成する第2の画像生成部として機能する。
ここで、ボリュームレンダリングの影付けでは、ボリュームデータ内の対象物(例えば、血管や臓器など)の表面の傾斜情報(例えば、対象物表面の法線方向)に基づいて画像の画素値を変更する。例えば、その対象物表面の法線方向と基準方向(光源方向)との差に基づいて画素値を変更する。この変更の一例としては、基準方向と法線方向とが同じであるところは明るく、その差が大きい部分は暗くなるように画素値を変更する。このようにして、対象物の影付けが行われる。
なお、本実施形態では、対象物表面の法線方向と基準方向との差に関する情報の一例として、対象物表面の反射情報(例えば、各ピクセル(ボクセル)の反射係数)を用いる。このとき、SVR画像生成部4は、反射情報を生成する反射情報生成部としても機能する。
入力部5は、操作者により入力操作される操作部であって、キーボードやマウスなどの入力デバイスにより構成されている。この入力部5が操作者により用いられ、画像生成指示や画像表示指示、画像の切り替え指示などの各種の入力操作が行われる。
MIP画像保存部6は、MIP画像生成部3により生成されたMIP画像を保存する。このMIP画像保存部6としては、例えば、磁気ディスク装置や半導体ディスク装置(フラッシュメモリ)などを用いることが可能である。
SVR画像保存部7は、SVR画像生成部4により生成されたSVR画像を前述の反射情報と共に保存する。このSVR画像保存部7としては、前述のMIP画像保存部6と同様に、例えば、磁気ディスク装置や半導体ディスク装置(フラッシュメモリ)などを用いることが可能である。
画像処理部8は、SVR画像保存部7から反射情報を取得する反射情報取得部8aと、取得した反射情報を保存する反射情報保存部8bと、その反射情報を用いてMIP画像を影付け加工するための加工情報を算出する加工情報算出部8cと、算出した加工情報を保存する加工情報保存部8dと、その加工情報を用いてMIP画像を加工するMIP画像加工部8eと、加工したMIP画像を保存する加工済MIP画像保存部8fとを備えている。
反射情報取得部8aは、SVR画像保存部7からSVR画像を生成するときの各ピクセル(ボクセル)の反射係数(反射率)を読み出し、SVR画像のピクセル毎の反射係数を示す反射情報を求める。
反射情報保存部8bは、反射情報算出部8aにより算出された反射情報を保存する。この反射情報保存部8bとしては、例えば、磁気ディスク装置や半導体ディスク装置(フラッシュメモリ)などを用いることが可能である。
加工情報算出部8cは、反射情報保存部8bから反射情報を読み出し、その読み出した反射情報を用いて、各ピクセルの反射係数からピクセル毎に画素値の加工量を算出し、ピクセル毎の加工量(例えば、CT値を低くする量)を示す加工情報を求める。
加工情報保存部8dは、加工情報算出部8cにより算出された加工情報を保存する。この加工情報保存部8dとしては、前述の反射情報保存部8bと同様に、例えば、磁気ディスク装置や半導体ディスク装置(フラッシュメモリ)などを用いることが可能である。
MIP画像加工部8eは、加工情報保存部8dから加工情報を読み出し、その読み出した加工情報を用いて、ピクセル毎の加工量をMIP画像に反映し、MIP画像を影付け加工する。
加工済MIP画像保存部8fは、MIP画像加工部8eにより加工されたMIP画像を保存する。この加工済MIP画像保存部8fとしては、前述の反射情報保存部8bや加工情報保存部8dと同様に、例えば、磁気ディスク装置や半導体ディスク装置(フラッシュメモリ)などを用いることが可能である。
ここで、このような画像処理部8は、電気回路などのハードウエアで構成されていても良く、あるいは、これらの機能を実行するプログラムなどのソフトウエアで構成されていても良く、また、それらの両方の組合せにより構成されていても良い。また、前述のように各種の保存部が設けられているが、これに限るものではなく、例えば、データ保存に必要な容量を有する共通の保存部が設けられても良い。
画像表示部9は、MIP画像保存部6に保存されたMIP画像やSVR画像保存部7に保存されたSVR画像、加工済MIP画像保存部8fに保存された加工済MIP画像などの各種画像を表示する。この画像表示部9としては、例えば、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどを用いることが可能である。
次に、前述の医用画像表示装置1が行う画像表示処理について詳しく説明する。医師や臨床検査技師などの操作者が入力部5を入力操作してMIP画像及びSVR画像の生成を指示すると、以下の処理が実行される。
図2に示すように、まず、前述のMIP画像生成部3によりMIP画像G1が生成される(ステップS1)。次いで、生成されたMIP画像G1に対応するSVR画像G2がSVR画像生成部4により形成される(ステップS2)。
ステップS1のMIP画像G1の生成では、ボリュームデータ格納部2に格納されたボリュームデータが用いられ、MIP画像G1が生成される。例えば、処理対象である全ての原画像に対してそれぞれの投影経路、すなわち投影直線上にある全てのピクセルについて最大値が取り出され、MIP画像G1が生成される。
このMIP画像G1は、図3に示すように、奥行き感が不十分であり、血管同士の前後関係を把握することが困難な画像である。ただし、MIP画像G1は、CT値などの画素値をそのまま保持して示すため、診断をするのに有効な画像である。特に、MIP画像G1は細い血管や血管内の石灰化などの診断に有効である。
ステップS2のSVR画像G2の生成では、MIP画像G1の生成と同様、ボリュームデータ格納部2に格納されたボリュームデータが用いられ、前述のステップS1で生成したMIP画像と同じ角度、拡大率及び移動量を有するSVR画像G2が生成される。例えば、仮想の光源が設定され、視線方向から一本の光線(レイ)が対象に当てられ、ボクセル毎に光の吸収及び反射の離散的な計算が行われ、二次元投影面に画像が生成される。さらに、このとき、対象に陰影をつけてその対象を立体的に示すSVR画像G2が生成される。なお、このSVR画像G2の生成時には、その生成に用いる反射情報はSVR画像生成部4の計算により求められる。
SVR画像G2は、図4に示すように、MIP画像G1(図3参照)に比べ、奥行き感があり、血管同士の前後関係を把握することが容易な画像である。ただし、SVR画像G2は、CT値などの画素値を保持しておらず、画素値の情報が消えてしまうため、診断をするのに不利な画像である。
このようなMIP画像G1及びSVR画像G2は、同じ角度、拡大率及び移動量を有する画像であり、互いに関連付けられて保存される。MIP画像G1はMIP画像保存部6により保存され、SVR画像G2はSVR画像保存部7により反射情報と共に保存される。
図2に戻り、ステップS2の完了後、前述のSVR画像G2生成時の反射情報が反射情報取得部8aにより求められ(ステップS3)、その反射情報から加工情報が加工情報算出部8cにより求められる(ステップS4)。
ステップS3の反射情報の算出では、SVR画像保存部7からSVR画像生成時の各ピクセル(ボクセル)の反射係数(反射率)が読み込まれ、SVR画像のピクセル毎の反射係数を示す反射情報が求められる。この反射情報は反射情報保存部8bにより保存される。
ステップS4の加工情報の算出では、反射情報保存部8bから反射情報が読み出され、その読み出された反射情報が用いられて、各ピクセルの反射係数からピクセル毎に画素値の加工量が算出される。これにより、ピクセル毎の加工量(例えば、CT値を低くする量)を示す加工情報が求められる。この加工情報は加工情報保存部8dにより保存される。
ステップS4の完了後、前述の加工情報が用いられてMIP画像G1がMIP画像加工部8eにより加工され(ステップS5)、その加工された加工済MIP画像G3が画像表示部9により表示される(ステップS6)。
ステップS5のMIP画像G1の加工では、加工情報保存部8dから加工情報が読み出され、その読み出された加工情報が用いられて、ピクセル毎の加工量がMIP画像G1に反映され、MIP画像G1が影付け加工される。これにより、加工済MIP画像G3が生成され、この加工済MIP画像G3が次のステップS6で画像表示部9により表示される。
加工済MIP画像G3は、図5に示すように、MIP画像G1(図3参照)に比べ、奥行き感があり、SVR画像G2と同様に、血管同士の前後関係を把握することが容易な画像である。これは、影付け加工により反射係数が低い部分が高い部分よりも黒くなり、血管同士の交わり部分に線が表示されているためである。さらに、加工済MIP画像G3は、元のMIP画像G1と同様に、CT値などの画素値をそのまま保持して示すため、診断をするのに有効な画像のままである。
したがって、加工済MIP画像G3は、奥行き感をもったMIP画像であり、血管などのエッジの部分に影が付けられて表示されるため、交差している血管同士の前後関係を容易に把握することが可能になる。また、加工済MIP画像G3では、MIP画像G1(図3参照)に比べ、骨により視認不能となっていた血管の位置を把握することが可能になる。
このように画像表示処理では、SVR画像G2を生成する際に影付けを行うために求める反射係数を用いて、MIP画像G1の画素値を若干変化させることによって、画素値の情報を確保しつつ血管の前後関係をわかりやすく表示することができる。
なお、計算の簡単な流れとしては、MIP法により表示したい角度と同じ角度のSVR画像G2を生成する。このSVR画像G2を生成する際に同時に計算される反射係数をスクリーン上の各ピクセル分保持する。続いて算出した各ピクセルの反射係数に基づいてMIP画像G1の各ピクセルの画素値を加工する(反射係数に基づいて画素値をマイナスする)。これにより、反射係数が低い部分は高い部分よりも黒くなり、血管の交わり部分に線が表示されることになる。このため、血管同士の前後関係を容易に見極めることが可能になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、SVR画像G2を生成するときの影付け用の反射情報が用いられ、MIP画像生成部3により生成されたMIP画像G1に影付けの加工が行われる。これにより、MIP画像G1に影付きの加工が行われ、加工済MIP画像G3は奥行き感があり、SVR画像G2と同様に、血管同士の前後関係を把握することが容易な画像となる。さらに、加工済MIP画像G3は、元のMIP画像G1と同様に、CT値などの画素値をそのまま保持して示すため、診断をするのに有効な画像のままである。これにより、画素値の情報を確保しつつ血管同士の前後関係をわかりやすく表示することができる。
また、影付けした血管などが複数入り混じってしまう場合などには、注目したい部位である注目物体(例えば、一本の血管など)をSVR画像G2(あるいはMIP画像G1)上から選択することにより、注目物体のみの影付け表示を行うようにしても良い。これにより、より観察が容易となる。
この場合には、操作者はマウスなどの入力部5を入力操作し、画像表示部9により表示されたSVR画像G2(あるいはMIP画像G1)上で注目物体上にポインタを移動してクリックを行い、その注目物体を指定する。この入力操作に応じて、画像処理部8は、注目物体の連結領域を求め、SVR画像G2(あるいはMIP画像G1)の中で注目したい部位である注目物体を抽出し、その抽出した注目物体のみに影付けの加工を行う。なお、画像処理部8は、求めた連結領域を必要に応じて既存の加工手法により加工することも可能である。
また、より容易な観察を可能にするため、注目物体と他の物体との前後関係を示す色付けを行うようにしても良い。この場合には、前述のように注目物体が抽出されると、その注目物体に対してZ方向の距離を考慮した色付けを行うことによって、血管などの前後関係をより容易に把握することが可能になる。
ここで、図6に示すように、注目物体を一本の血管とすると、他の物体がその血管よりも奥にある場合には青色B(図6中のドット部分)、手前にある場合には赤色(図6中のストライプ部分)に色付けを行っている。
この色付け処理では、まず、MIP画像G1を生成する際に、各ピクセルのZ座標も合わせて算出する。その後、注目物体上のピクセルに対してMIP画像G1のZ座標と注目物体のZ座標を比較する。MIP画像のZ座標が注目物体のZ座標と所定のしきい値以内に存在する場合には、表示色の変更をしない。MIP画像のZ座標が注目物体のZ座標と所定のしきい値を超えて奥に存在する場合には、その部分を青色Bで表現する。一方、MIP画像のZ座標が注目物体のZ座標と所定のしきい値を超えて手前に存在する場合には、その部分を赤色Rで表現する。
なお、前述の実施形態においては、第1の画像生成部として、MIP画像を生成するMIP画像生成部3を用いて説明しているが、これに限るものではなく、例えば、最小値投影法(MinIP)による最小値投影画像を生成する画像生成部を用いるようにしても良く、あるいは、加算平均投影法による加算平均投影画像を生成する画像生成部を用いるようにしても良い。この場合でも、前述と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 医用画像表示装置
3 MIP画像生成部
4 SVR画像生成部
8 画像処理部
8a 反射情報算出部
8c 加工情報算出部
8e MIP画像加工部
9 画像表示部
G1 MIP画像(最大値投影画像)
G2 SVR画像(影付きボリュームレンダリング画像)
G3 加工済MIP画像

Claims (5)

  1. ボリュームデータから最大値投影画像、最小値投影画像及び加算平均投影画像のうちの少なくとも一つの投影画像を生成する画像生成部と、
    前記ボリュームデータ内の対象物表面の傾斜情報を用いて、前記画像生成部により生成された前記投影画像の画素値を変更する画像処理部と、
    前記画像処理部により変更された前記投影画像を表示する画像表示部と、
    を備えることを特徴とする医用画像表示装置。
  2. 前記傾斜情報は、前記対象物表面の法線であり、
    前記画像処理部は、前記対象物表面の法線と基準方向との差に基づいて前記画素値の変更を行うことを特徴とする請求項1記載の医用画像表示装置。
  3. 前記画像処理部は、
    前記対象物表面の法線と基準方向との差に関する反射情報を取得する反射情報取得部と、
    前記反射情報取得部により取得された前記反射情報を用いて、前記画素値の変更に関する加工情報を算出する加工情報算出部と、
    前記加工情報算出部により算出された前記加工情報を用いて、前記画素値を変更する画像加工部と、
    を具備していることを特徴とする請求項1又は2記載の医用画像表示装置。
  4. 前記画像処理部は、前記投影画像の中で注目したい物体を抽出し、その抽出した物体のみに前記画素値の変更を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の医用画像表示装置。
  5. 前記画像処理部は、前記投影画像の中で注目したい物体を抽出し、その抽出した物体と他の物体との前後関係を示す色付けを行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の医用画像表示装置。
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