JP2013067122A - クリック画鋲 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の画鋲では、ポスター等を固定したときに時間の経過とともに画鋲の針部で固定物の穴が拡大して固定の効果がなくなった。
このために押圧効果を上げることならびに画鋲の引き抜きを容易にすることを課題とする。
【解決手段】この発明の画鋲頭部を弾力性のある素材を使用することにより図５のように画鋲頭部の縁で固定物を押圧する。
また、画鋲頭部を弾力性のある素材を使用することにより画鋲の頭頂部を押すと図３、図４および図６のように画鋲頭部が反転する。
【選択図】図５

Description

本発明は、画鋲の頭部に弾力性をもたせ押圧による被固定物の圧着効果ならびに頭部を反転可能にして抜き取りを容易にした画鋲である。

従来の画鋲では、掲示物を固定したときに時間の経過とともに掲示物の穴が拡大して固定の効果がなくなった。

また、従来の画鋲では頭部が平坦なものがあり、それを抜こうとしたときに指先で摘んで力を加えると爪の割れや指先を負傷することがあった。

そのために頭部を球状や筒状にした画鋲が考案されているがそのどれもが突起しているためにその突起部に接触することで画鋲が壁面等から抜け落ちて床等に散乱して危険であるだけでなく、掲示物が剥がれて見苦しい。

従来の画鋲では、掲示物を固定したときに時間の経過とともに画鋲の針部で掲示物の穴が拡大して固定の効果が減少したので押圧による固定を課題とした。また、画鋲を抜こうとしたときに爪や指先の負傷を防止するとともに抜きやすさに配慮した。さらに突起部を少なくして接触等により画鋲が壁面等から抜け落ちを防止することを課題とした。

この発明の画鋲頭部を弾力性のある素材を使用することにより図５のように画鋲頭部の縁で被固定物を押圧する。

また、画鋲頭部に弾力性のある素材を使用することにより画鋲の頭頂部を押すと図３、図４および図６のように画鋲頭部が反転する。

この発明は、従来の画鋲と違い頭部が図１、図２および図５のようにドーム型でかつその素材が弾力性であるために押圧力が強くポスター等の被固定物が風等で煽られても容易にずれることがないので被固定物の針穴が拡大することが防止できる。

さらに針部に螺旋を施すことによりって強度が増す。また、螺旋の方向については左右は問わない。

また、画鋲本体を引き抜く際にも本発明の頭部は弾力性の素材で出来ているために頭頂部を押すことで頭部が図３、図４および図６のように反転するために本発明の頭部縁を摘んで容易に抜くことができるので従来の画鋲のように指先や爪を傷付けることがなく安全でまた抜き取り用の道具等も必要がない。

画鋲の側面図である 画鋲側面の断面図である。 画鋲の頭部反転させた側面図である。 画鋲の頭部を反転させた側面の断面図である。 画鋲を使用したときの側面の断面図である。 画鋲を使用したときに頭部を反転させた側面の断面図である。 画鋲針部の断面斜視図である。 画鋲の底面図である

本発明は、構造上簡易であるために量産が可能でかつ、安全であるため産業上各方面での利用が見込まれる。

Claims (3)

1. 画鋲の頭部の素材を弾力性があるものにし、被固定物を押圧により固定できる画鋲。
2. 画鋲針部に螺旋を施し抜けにくくした画鋲。なお、螺旋の方向は左右は問わない。
3. 画鋲の頭頂部を押すことで頭部が反転し、その反転した本体の縁を指先で摘んで抜き取ることが可能な画鋲。

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