JP2013059898A - 塗料用の容器 - Google Patents

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Koichi Shigematsu
重松  孝一
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Abstract

【課題】容器本体から塗料が零れにくく、かつ、必要な場合に簡単に刷毛などに塗料を付着させることができ作業性が良好となる塗料用の容器を提供する。
【解決手段】塗料Cを収容する容器本体2の側壁22上部に両端部4,5が回転可能に取り付けられ容器本体2を吊り下げる取っ手3と、容器本体2の上下方向途中位置P1で塗料Cを上から覆うと共に塗料Cの通過を制限する小穴11が複数形成されかつ容器本体2の傾きに追従して傾く中蓋6と、中蓋6と容器本体2との間に設けられているバネ7とを備えている。バネ7は、中蓋6に容器本体2の底部側へ押す力を与えると、弾性変形して中蓋6を底部側へ移動させ、かつ、前記押す力を解除すると、弾性復元力によって中蓋6を途中位置P1に復帰させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、刷毛などを用いて塗装作業を行う際に用いられる塗料用の容器に関する。
刷毛又は筆などを用いて塗装作業を行う際に用いられる塗料用の容器として、図8(A)に示すように、塗料Cを収容している容器本体90と、容器本体90を吊り下げる取っ手91とを有しているものがある。取っ手91の両端部92は、容器本体90に回転可能に取り付けられているため、図8(B)に示すように、取っ手91に対して容器本体90は傾くことができる。
このような塗料用の容器は、作業者によって次のようにして使用される。容器本体90に塗料を入れた状態で、作業者が、一方の手で取っ手91を持って容器本体90をぶら下げたり、高所において足場などの部材に取っ手91を針金などで固定して容器本体90をぶら下げたり、作業者の腰ベルトに取っ手91をカラビナなどで取り付けて容器本体90をぶら下げたりしている。
しかし、この場合、容器本体90が風などで揺れたり、作業者の手や刷毛などが接触して容器本体90が簡単に傾いたりすると(図8(B)参照)、容器本体90から塗料Cが簡単に零れることがある。
そこで、特許文献1に記載されているように、容器本体内に中蓋を設けた容器がある。中蓋の中央に孔が一つ形成されており、この孔は、刷毛を通過させることができる程度の大きな孔である。この容器によれば、容器本体が一瞬の間、傾いても、中蓋によって塗料の流れが一部遮断され、塗料が直ぐに容器本体の開口縁へ到達できず、塗料が零れるのを抑制することができる。特に、塗料は粘性が高く、このような中蓋による効果が期待できる。
特開2007−297086号公報(図1参照)
しかし、特許文献1に記載の塗料用の容器のように、中央に大きな孔が一つ形成された中蓋を容器本体に取り付けた場合、以下のような問題がある。
塗料が零れるのを防ぐためには、孔をできるだけ小さくするのが好ましい。しかし、孔を小さくすると、刷毛がその孔を通ることができず、または、刷毛が孔を通ったとしても刷毛を容器本体内から引き出す際にその刷毛が中蓋に引っ掛かりやすく、塗布作業の妨げとなる。つまり、特許文献1に記載のような、刷毛を通過させることができる程度の孔が中蓋に形成された塗料用の容器では、塗料の零れ防止と、塗布作業の容易性とはトレードオフの関係にある。
そこで、本発明の目的は、容器本体から塗料が零れにくく、かつ、必要な場合に簡単に刷毛などに塗料を付着させることができ作業性が良好となる塗料用の容器を提供することである。
本発明の塗料用の容器は、上方が開口し塗料を収容する容器本体と、前記容器本体の側壁上部に両端部が回転可能に取り付けられ当該容器本体を吊り下げる取っ手と、前記容器本体の上下方向途中位置で当該容器本体内の塗料を上から覆うと共に当該塗料の通過を制限する小穴が複数形成されかつ前記容器本体の傾きに追従して傾く中蓋と、前記中蓋と前記容器本体との間に設けられ、前記中蓋に前記容器本体の底部側へ押す力を与えると、弾性変形して当該中蓋を底部側へ移動させ、かつ、前記押す力を解除すると、弾性復元力によって前記中蓋を前記途中位置に復帰させる弾性部材とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、取っ手に吊り下げられている容器本体は、例えば風などによって、傾くことがある。容器本体が傾くと、これに追従して傾く中蓋よりも下の塗料が小穴を通じて中蓋の上へと流出するが、この小穴により、粘性を有する塗料の流出を遅延させることができる。このため、容器本体から塗料が零れにくくなる。
そして、刷毛などによって中蓋を押し下げれば、弾性部材が弾性変形して中蓋を底部側へ移動させることができ、中蓋よりも下にあった塗料が小穴を通じて中蓋の上へと流出し、中蓋の上で、塗料を刷毛に付着させることができる。
つまり、容器本体が傾いても塗料が零れにくく、しかも、必要な場合に簡単に刷毛などに塗料を付着させることができ作業性が良好である。
また、この塗料用の容器は、前記中蓋が前記途中位置よりも上へ移動するのを阻止するストッパを、更に備えているのが好ましい。
この場合、容器本体が傾いた際に、塗料によって中蓋が押されて中蓋が容器本体の開口縁側へ移動するのを防ぐ。つまり、中蓋が容器本体の開口縁側へ移動してしまうと、その中蓋の小穴を通過した塗料が、容器本体の開口縁から零れやすくなるが、前記ストッパによれば、これを防ぐことができる。
また、塗料用の容器は、複数の前記小穴は、前記取っ手の前記両端部を結ぶ直線を前記中蓋の上面へ投影した仮想直線に沿って形成されているのが好ましい。
取っ手の両端部を結ぶ直線が、容器本体が傾く際の傾斜中心線となる。そこで、この傾斜中心線回りに容器本体が傾いても、この小穴の配置によれば、小穴から塗料が流出し難い。つまり、容器本体から塗料が零れにくくする効果をより一層高めることができる。
また、前記中蓋には、上方に突出している突起が、前記小穴の並び方向に沿って複数形成されているのが好ましい。
この場合、例えば多くの塗料が付着している刷毛により、小穴が並ぶ方向に沿って中蓋上をなぞることで、突起によって、その刷毛から余分な塗料が除かれ、その塗料を直ぐに小穴を通じて中蓋と容器本体の底部との間に戻すことが可能となる。また、小穴の並ぶ方向(突起の並ぶ方向)に沿って刷毛により中蓋をなぞっても、容器本体は傾きにくく、作業性が良い。
本発明によれば、容器本体が傾いても、粘性を有する塗料の流出を小穴により遅延させることができ、容器本体から塗料が零れにくくなる。そして、刷毛などによって中蓋を押し下げれば、塗料が小穴を通じて中蓋の上へと流出し、中蓋上において塗料を刷毛に付着させることができ作業性が良好である。
本発明の塗料用の容器の実施の一形態を示す斜視図である。 塗料用の容器の縦断面図である。 塗料用の容器の縦断面図であり、中蓋を押し下げた状態を示している。 傾いた状態にある塗料用の容器の縦断面図である。 (A)は、塗料用の容器の平面図であり、(B)は中蓋の一部((A)のK部)を拡大した斜視図である。 中蓋の側面図である。 他の実施形態の塗料用の容器の平面図である。 (A)は、従来の塗料用の容器の縦断面図であり、(B)は傾いた状態にある従来の塗料用の容器の縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の塗料用の容器の実施の一形態を示す斜視図である。この容器1は、塗料Cを収容している容器本体2と、この容器本体2を吊り下げる取っ手3とを備えている。容器本体2は、円形の底板21、及び、筒状の側壁22を有しており、上方が開口している容器である。側壁22の横断面形状は、全高さ方向について変化せず同一である。側壁22の上端が、容器本体2の開口縁23であり、この開口縁23において容器本体2は開口している。
取っ手3の両端部4,5は、容器本体2の側壁22の上部に回転可能に取り付けられている。両端部4,5は、180°離れて位置している。このため、取っ手3に吊り下げられている容器本体2は、例えば風などを受けることによって傾くことがある。取っ手3の両端部4,5を結ぶ水平方向の直線が、容器本体2が傾く際の傾斜中心線Lとなる。
図2は、容器1の縦断面図である。本発明の容器1は、さらに、容器本体2の上下方向途中位置P1に位置して容器本体2内の塗料Cを上から覆う中蓋6と、この中蓋6と底板21との間に設けられている弾性部材とを有している。本実施形態の弾性部材は、コイル状のバネ7であり、上端が中蓋6の下面に固定され、下端が底板21に固定されている。中蓋6は、容器本体2の側壁22によって上下移動可能にガイドされており、また、バネ7によって容器本体2内で支えられており、中蓋6は、容器本体2の傾きに追従して傾くこととなる。
中蓋6は、側壁22の内周面22aよりも僅かに小さい外周輪郭形状を有した板部材であり、中蓋6には、上下方向に貫通している小穴11が複数形成されている。中蓋6は、多孔オリフィス板の機能を有しており、後にも説明するが容器本体2が傾いた場合に(図4参照)、中蓋6と底板21との間に収容されている塗料Cが、中蓋6よりも開口縁23側へと通過するのを制限することができる。
バネ7は、中蓋6に容器本体2の底板21(底部)側へ押す力を与えると、弾性変形して中蓋6を底板21側へ移動させることができ(図3参照)、さらに、この押す力を解除すると、弾性復元力によって中蓋6を途中位置P1に復帰させることができる(図2参照)。図3では、刷毛9によって中蓋6を押し下げた場合を説明している。
また、本実施形態の容器1は、図2及び図4に示すように、中蓋6が途中位置P1よりも上(開口縁23側)へ移動するのを阻止するストッパ15を、更に備えている。ストッパ15は、側壁22の内周面22aから突出させた部材であり、途中位置P1に存在している中蓋6の上面6aに接する位置に設けられている。ストッパ15は、周方向に間隔をあけて複数箇所設けられている(図1参照)。このストッパ15によれば、容器本体2が傾いた際に、塗料Cによって中蓋6が押されて中蓋6が容器本体2の開口縁23側へ大きく移動するのを防ぐことができる。なお、図示しないが、ストッパ15は、側壁22に沿って全周設けられている環状の部材であってもよい。
図5(A)は、容器1の平面図であり、図5(B)は、中蓋6の一部(図5(A)のK部)を拡大して示している斜視図である。図5(A)において、取っ手3を二点鎖線で示している。中蓋6に形成されている小穴11について説明する。
上記のとおり、取っ手3の両端部4,5を結ぶ直線が、容器本体2が傾く際の傾斜中心線Lとなる。そして、この傾斜中心線Lを中蓋6の上面6aへ投影した仮想直線Qに沿って、複数の小穴11が並んで中蓋6に形成されている。
つまり、図5(A)に示すように、中蓋6のうち、仮想直線Qに沿った直径方向の中央領域A1にのみ、小穴11が形成されており、この中央領域A1を挟んで両側の側部領域A2,A3には、小穴11が形成されていない。
小穴11の形状は任意であるが、長方形又は長円などの細長形状とするのが好ましい。また、小穴11の開口面積は、刷毛9の毛束の断面積よりも小さい。例えば、一つの小穴11の開口面積を、50mm以上であり100mm以下とすることができる。
図6は、中蓋6の側面図である。この図6と図5(B)とに示すように、中蓋6には、上方に突出している突起12が、小穴11の並び方向に沿って複数形成されている。つまり、複数の突起12も、前記仮想直線Qに沿って並んで形成されている。
本実施形態では、中蓋6となる板状の中間部材に対して打ち抜き成形を行って小穴11を形成しており、その際の打ち抜き片を中間部材から完全に取り除くのではなく、打ち抜き成形によって小穴11を形成した際の打ち抜き片を、表面側へ折り曲げた状態として残している。そして、この打ち抜き片を、突起12としている。
図6に示すように、突起12は、平坦である中蓋6の上面6aに対して傾斜しており、容器本体2の中心を挟んで一方側(図6では左半分)の突起12は、他方側(図6では右側)へ向かって傾斜しており、他方側(図6では右半分)の突起12は一方側(図6では左側)へ向かって傾斜している。刷毛9によって、これら突起12上をなぞることにより、刷毛9に付着している余分な塗料Cを掻き取ることができる。
以上、本実施形態に係る塗料用の容器1によれば、取っ手3に吊り下げられている容器本体2は、例えば風などの影響によって、一瞬の間、図4に示すように傾くことがある。容器本体2が傾くと、途中位置P1に存在している中蓋6よりも下の塗料Cが小穴11を通じて、この中蓋6の上面6a側へと流出するが、小穴11により、粘性を有する塗料Cの流出を遅延させることができる。つまり、仮に中蓋6が存在しない場合、容器本体2が傾くと、図4の二点鎖線で示すように塗料の液面はMとなるが、本実施形態の中蓋6には小穴11が形成されており、この小穴11は、塗料Cが開口縁23側へと通過するのを制限することができるので、中蓋6の上面6a側へと流出した塗料Cの液面はNとなる。この結果、容器本体2が一瞬の間、傾いても、塗料Cは容器本体2から零れにくくなる。
また、本実施形態では、容器本体2が傾斜した際に、中蓋6が途中位置P1よりも上(開口縁23側)へ移動するのを阻止するストッパ15が、容器本体2内に設けられていることから、塗料Cによって中蓋6が押されて中蓋6が容器本体2の開口縁23側へ大きく移動するのを防ぐことができる。つまり、中蓋6が容器本体2の開口縁23側へ大きく移動してしまうと、その中蓋6の小穴11を通過した塗料Cが、容器本体2の開口縁23から零れやすくなるが、ストッパ15によれば、これを防ぐことができる。
さらに、図1、図4及び図5に示すように、取っ手3の両端部4,5を結ぶ直線が、容器本体2が傾く際の傾斜中心線Lとなり、この傾斜中心線Lを中心として容器本体2が傾くと、小穴11が形成されていない側部領域A2(又は側部領域A3)が、小穴11が形成されている中央領域A1よりも低い位置となる。中央領域A1に、複数の小穴11が並んで形成されているので、容器本体2が傾いても、この小穴11の配置によれば、小穴11から塗料Cが流出し難い。つまり、容器本体2から塗料Cが零れにくくする効果をより一層高めることができる。
また、突起12と小穴11とは隣接して設けられており、突起12が小穴11を一部覆うようにして傾斜していることで、この突起12も、中蓋6の上面6a側へ流れる塗料Cに対して抵抗となり、容器本体2が傾いた場合に、塗料Cは容器本体2から零れにくくなる。
そして、作業者が塗布作業を行う際には、図3に示すように、刷毛9によって中蓋6を押し下げれば、バネ7は弾性変形して中蓋6を底板21側へ移動させ、中蓋6よりも下にあった塗料Cが小穴11を通じて中蓋6の上面6a側へと流出する。そして、塗料C中に沈んだ状態にある中蓋6の上で、作業者は刷毛9に塗料Cを付着させることができる。また、中蓋6の上で、刷毛9に塗料Cを付着させる作業が可能となるので、作業者は、その刷毛先を見ながら、塗料Cを付着させることができ、作業性が良い。
そして、作業者が刷毛9を持ち上げると、中蓋6は自然と前記途中位置P1(図2参照)に復帰する。途中位置P1に戻る間に、中蓋6上の塗料Cは小穴11を通過して、中蓋6と底板21との間の空間に収容される。
以上より、作業者が塗布作業を行うために、容器1内の塗料Cを刷毛9に付着させる必要があるが、簡単にその作業を行うことができる。
この容器1及び刷毛9を用いて、作業者が塗布作業を行っている際に、刷毛9に塗料Cが意図せず多く含まれている場合、この刷毛9から余剰の塗料Cを除く必要がある。そこで、本実施形態に係る容器1によれば、中蓋6には、その上面6aから突出している突起12が複数設けられていることから、多くの塗料Cが付着している刷毛9により、突起12が設けられている中蓋6の上面6aをなぞることで、この突起12によって、刷毛9から余分な塗料Cが除かれる。
しかも、突起12は、小穴11の並び方向に沿って複数形成されていることから、突起12によって刷毛9から除かれた余分な塗料Cは、直ぐに小穴11を通じて中蓋6と容器本体2の底板21との間に戻すことが可能となる。
また、この場合、刷毛9により中蓋6をなぞる方向は、複数の突起12が並んで設けられている方向となる。この方向に沿って刷毛9が中蓋6を押したとしても、この突起12が形成されている領域は、仮想直線Qが中心に位置する中央領域A1に含まれているので、取っ手3によって吊り下げられている容器本体2は、傾きにくく、作業性が良い。
なお、中央領域A1の幅は、刷毛9の幅と同等であるのが好ましい。
また、図7は、小穴11及び突起12の配置が上記実施形態と異なる場合の、容器1の平面図である。この図7の場合においても、取っ手3の両端部4,5を結ぶ直線(傾斜中心線L)を中蓋6の上面6aに投影した仮想直線Qに沿って、複数の小穴11は、並んで中蓋6に形成されている。そして、この中蓋6には、上方に突出している突起12が、小穴11の並び方向に沿って複数形成されている。つまり、小穴11及び突起12は、図5に示す実施形態と同様に、中央領域A1にのみ形成されている。
図5に示す実施形態と異なる点は、小穴11それぞれの向き、及び、突起12それぞれの向きである。
図5に示す中蓋6の場合、刷毛9から余剰の塗料Cを除くためには、刷毛9を仮想直線Qに沿って中蓋6上を往復してなぞればよいが、図7に示す中蓋6の場合、刷毛9を仮想直線Qに対してわずかに傾斜した方向に沿って中蓋6上をなぞってもよい。
容器1の開口縁23には、図示しないが上蓋が取り付けられる。上蓋には孔が形成されておらず、容器本体2内を密閉することができる。
また、中蓋6の形状(大きさ)は、容器本体2の形状(大きさ)に応じて変更すればよい。つまり、既製品である容器本体2(塗装缶)に対して、中蓋6及びバネ7を設置することが可能である。
本発明の塗料用の容器は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。例えば、小穴11の配置、及び、形状は、図示した以外のものであってもよく、小穴11を中蓋6に均等に分布させてもよい。また、中蓋6を支持している弾性部材を、コイル状のバネ7として説明したが、これ以外であってもよく、例えば金属製の帯状部材を複数回折り曲げて得たバネであってもよい。
1:塗料用の容器 2:容器本体 3:取っ手 4:端部 5:端部 6:中蓋 6a:上面 7:バネ(弾性部材) 9:刷毛 11:小穴 12:突起 15:ストッパ 22:側壁 C:塗料 L:傾斜中心線 P1:途中位置 Q:仮想直線

Claims (4)

  1. 上方が開口し塗料を収容する容器本体と、
    前記容器本体の側壁上部に両端部が回転可能に取り付けられ当該容器本体を吊り下げる取っ手と、
    前記容器本体の上下方向途中位置で当該容器本体内の塗料を上から覆うと共に当該塗料の通過を制限する小穴が複数形成されかつ前記容器本体の傾きに追従して傾く中蓋と、
    前記中蓋と前記容器本体との間に設けられ、前記中蓋に前記容器本体の底部側へ押す力を与えると、弾性変形して当該中蓋を底部側へ移動させ、かつ、前記押す力を解除すると、弾性復元力によって前記中蓋を前記途中位置に復帰させる弾性部材と、
    を備えていることを特徴とする塗料用の容器。
  2. 前記中蓋が前記途中位置よりも上へ移動するのを阻止するストッパを、更に備えている請求項1に記載の塗料用の容器。
  3. 複数の前記小穴は、前記取っ手の前記両端部を結ぶ直線を前記中蓋の上面へ投影した仮想直線に沿って形成されている請求項1又は2に記載の塗料用の容器。
  4. 前記中蓋には、上方に突出している突起が、前記小穴の並び方向に沿って複数形成されている請求項3に記載の塗料用の容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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