JP2013042491A - Ｉｍｓｉを切り換える方法及び装置 - Google Patents

Abstract

【課題】国際モバイル加入者アイデンティティを切り換える方法及び装置を提供する。
【解決手段】ユーザによって現在訪問されている公衆陸上モバイルネットワークの、ＰＬＭＮ識別情報を取得し、ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかを判定し、存在する場合、適合するＩＭＳＩに切り換えることを含む。この方法を介して、ユーザによって現在訪問されているＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報が取得され、ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが、ＩＭＳＩリスト内でサーチされ、適合するＩＭＳＩに切り換えられる。このようにして、１枚のＳＩＭカード内の複数のＩＭＳＩのうちでの自動切り換えの機能が実施され、ユーザは、どのＩＭＳＩに切り換えられるべきかを手動で選択する必要がなくなり、ユーザ体験が良好になり、そして、ユーザにローカル課金を提供するための、適切なＩＭＳＩに切り換えられることが保証される。
【選択図】図１

Description

本発明は、通信の分野に関し、特に、ＩＭＳＩを切り換える方法及び装置に関する。

現在、いくつかの、複数地域にまたがる事業者（ｃｒｏｓｓ−ｒｅｇｉｏｎａｌ ｏｐｅｒａｔｏｒｓ）は、同時に複数のサブネットワークを所有しており、各サブネットワークは、それ自体の固有のＰＬＭＮ（公衆陸上モバイルネットワーク）識別情報を有する。ＰＬＭＮ識別情報は、ＭＣＣ（モバイルカントリーコード）と、ＭＮＣ（モバイルネットワークコード）とが一緒になって形成され、ここで、ＭＣＣは３桁によって形成され、国を一意に識別するように構成され、例えば、中国のＭＣＣは４６０であり、そして、ＭＮＣは２桁又は３桁によって形成され、ネットワークを一意に識別するように構成され、例えば、チャイナモバイル（Ｃｈｉｎａ Ｍｏｂｉｌｅ）のＭＮＣは００であり、チャイナユニコム（Ｃｈｉｎａ Ｕｎｉｃｏｍ）のＭＮＣは０１である。更に、ＰＬＭＮ識別情報と、ＭＳＩＮ（モバイル加入者識別番号）とは、現在のサブネットワークのＩＭＳＩ（国際モバイル加入者アイデンティティ）を一緒に形成し、ここで、ＩＭＳＩは、ユーザアイデンティティを区別するための識別情報であり、ＳＩＭ（加入者アイデンティティモジュール）カード内に記憶される。１つのサブネットワーク内では、サブネットワークのＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩを使用するユーザが、ローカル課金を享受することが可能である。

ユーザが、様々なサブネットワーク間を、優遇課金（ｐｒｅｆｅｒｅｎｔｉａｌ ｃｈａｒｇｅ）を考慮して移動するのをサポートするために、事業者は、通常、ＳＩＭカードを、複数のＩＭＳＩを使用してカスタマイズする。すなわち、１枚のＳＩＭカードに、異なるＩＭＳＩが異なるサブネットワークに属するよう複数のＩＭＳＩを含める。このようにして、ユーザが第１のサブネットワークから第２のサブネットワークに移動した場合、第２のサブネットワークのＩＭＳＩに、ユーザの現在のＩＭＳＩとして働くように切り替えられてもよい。これにより、ローカル課金が享受されることが可能になり、ローミング課金の生成が回避されることが可能になる。例えば、３ＵＫ（事業者）のユーザが、Ｈ３Ｇ（別の事業者）を同時にカスタマイズした場合、ユーザが、アイルランド、イタリア、香港、及びオーストラリアへの出張旅行に行く時、これらの場所はＨ３Ｇサブネットワークを有し、従って、ユーザが出張旅行の場所に到着した後、ローカルＨ３ＧサブネットワークのＩＭＳＩに切り替えられてもよく、ＳＩＭカードはローカルカードと同等になり、従って、ＳＩＭカードを変更する必要なしに、ローカル課金が享受されることが可能になる。しかし、ユーザが、フランスへの出張旅行に行く時、この場所はＨ３Ｇサブネットワークを有さないため、ユーザは、３ＵＫのＩＭＳＩを依然として維持し、従って、ローミング課金が生成される。

従来技術における、１枚のＳＩＭカード内の複数のＩＭＳＩのうちで切り替える方法では、ＳＴＫ（ＳＩＭ ＴＯＯＬ ＫＩＴ、加入者アイデンティティモジュールツールキット）技術の補助によって、ＳＩＭカードが、端末の表示画面内のＵＩ（ユーザインタフェース）上に、必要なメニューをユーザに対して表示することを要求してもよい。これらのメニューは、利用可能な全てのＩＭＳＩを一覧表示する。もちろん、これらのメニューは、特定のＩＭＳＩ番号を示さなくてもよく、例えば、地域名を示してもよい。ユーザは、ユーザの移動状況、及びユーザの実際の位置に従って、どのＩＭＳＩに切り換えるかを手動で選択する。

従来技術は、少なくとも以下の問題を有する。

ユーザは、どのサブネットワークに現在入っているか、及び、どのＩＭＳＩが選択されるべきかを判断する必要があり、次に、手動で、切り換えを選択する。実際の使用プロセスにおいて、この手法は、悪い使用体験をもたらすだけでなく、ユーザの間違った判断のため、不必要なローミング課金を生成する可能性もある。

従来技術の問題を解決するために、本発明の実施形態は、ＩＭＳＩを切り換える方法及び装置を提供する。技術的解決法は、以下の通りである。

一態様では、ＩＭＳＩを切り換える方法が提供され、この方法は、
ユーザによって現在訪問されている公衆陸上モバイルネットワーク（ＰＬＭＮ）の、ＰＬＭＮ識別情報を取得し、
ＰＬＭＮ識別情報に適合する国際モバイル加入者アイデンティティ（ＩＭＳＩ）が、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかを判定し、
存在する場合、適合するＩＭＳＩに切り換えることを含む。

別の態様では、ＩＭＳＩを切り換える装置が提供され、この装置は、
ユーザによって現在訪問されている公衆陸上モバイルネットワーク（ＰＬＭＮ）の、ＰＬＭＮ識別情報を取得するように構成された、取得モジュールと、
取得モジュールによって取得されたＰＬＭＮ識別情報に適合する国際モバイル加入者アイデンティティ（ＩＭＳＩ）が、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかを判定するように構成された、判定モジュールと、
判定モジュールが、ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが存在すると判定した場合、適合するＩＭＳＩに切り換えるように構成された、切り換えモジュールとを含む。

本発明の実施形態によって提供される技術的解決法は、以下の有利な効果をもたらす。

ユーザによって現在訪問されているＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報を取得し、ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかを判定し、存在する場合、適合するＩＭＳＩに切り換えることを介して、１枚のＳＩＭカード内の複数のＩＭＳＩのうちでの自動切り換えの機能が実施され、ユーザは、どのＩＭＳＩに切り換えられるべきかを手動で選択する必要がなくなり、ユーザ体験が良好になり、そして、ユーザにローカル課金を提供するための、適切なＩＭＳＩに切り換えられることが保証される。

本発明の実施形態による技術的解決法を、より明確に説明するために、実施形態を説明するための添付の図面について、以下に簡単に紹介する。明らかに、以下の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態にすぎず、当業者は、これらの添付の図面から、創造的な活動を行うことなく、その他の添付の図面を導き出すことが可能である。

本発明の実施形態１による、ＩＭＳＩを切り換える方法のフローチャートである。 本発明の実施形態２による、ＩＭＳＩを切り換える方法のフローチャートである。 本発明の実施形態３による、ＩＭＳＩを切り換える方法のフローチャートである。 本発明の実施形態４による、ＩＭＳＩを切り換える装置の概略構成図である。 本発明の実施形態４による、ＩＭＳＩを切り換える別の装置の概略構成図である。 本発明の実施形態４による、ＩＭＳＩを切り換える更に別の装置の概略構成図である。

本発明の目的、技術的解決法、及び利点をより明確にするために、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して、以下に詳細に説明する。

実施形態１
本発明のこの実施形態は、ＩＭＳＩを切り換える方法を提供し、図１を参照すると、この方法プロセスは、以下を含む。

１０１：ユーザによって現在訪問されているＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報を取得する。

このステップについては、必要に応じて、ＰＬＭＮ識別情報は、ロケーションエリア識別情報、又はルーティングエリア識別情報から取得されてもよく、又は、禁止ＰＬＭＮリストに追加された最後のＰＬＭＮ識別情報が取得される。

１０２：ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかを判定する。存在する場合、ステップ１０３が実行され、それ以外の場合、プロセスは終了する。

１０３：適合するＩＭＳＩが存在する場合、適合するＩＭＳＩに切り換える。プロセスは終了する。

本発明のこの実施形態で提供される方法を使用すれば、ユーザによって現在訪問されているＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報が取得され、ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかが判定され、存在する場合、適合するＩＭＳＩに切り換えられる。このようにして、１枚のＳＩＭカード内の複数のＩＭＳＩのうちでの自動切り換えの機能が実施され、ユーザは、どのＩＭＳＩに切り換えられるべきかを手動で選択する必要がなくなり、ユーザ体験が良好になり、そして、ユーザにローカル課金を提供するための、適切なＩＭＳＩに切り換えられることが保証される。

事業者によって提供される無線ネットワーク内の、各サブネットワークは、それ自体のＰＬＭＮ識別情報を有し、１つのサブネットワーク内では、サブネットワークのＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩを使用しているユーザが、ローカル課金を享受することが可能である。サブネットワーク内のユーザのＩＭＳＩは、サブネットワークの、ＰＬＮＭ識別情報と、ＭＳＩＮとによって形成され、ＩＭＳＩは、ＳＩＭカード内に記憶される。別の態様では、ＬＡＩ（ロケーションエリア識別情報）、及びＲＡＩ（ルーティングエリア識別情報）も、ＳＩＭカード内に記憶される。ＬＡＩは、ＰＬＭＮ識別情報と、ＬＡＣ（ロケーションエリアコード）とによって形成され、ＲＡＩは、ＬＡＩと、ＲＡＣ（ルーティングエリアコード）とによって形成される。上記からわかるように、ＩＭＳＩ、ＬＡＩ、及びＲＡＩは、全て、ＰＬＭＮ識別情報を含む。従って、現在訪問されているＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報は、ＬＡＩ、及びＲＡＩの両方から見い出されてもよい。

ＵＥ（ユーザ機器）は、ＭＥ（モバイル機器）と、ＳＩＭカードとが一緒になって形成される。ＵＥが、１つのＰＬＭＮから、新たなＰＬＭＮに移動する場合、新たなＰＬＭＮは、現在訪問されているＰＬＭＮ、すなわち、ＶＰＬＭＮ（訪問ＰＬＭＮ（Ｖｉｓｉｔ ＰＬＭＮ））と呼ばれてもよい。ＶＰＬＭＮにローミングした後、ＵＥは、ＶＰＬＭＮへの登録要求を開始し、ＶＰＬＭＮは、ＵＥの登録を受け入れてもよく、また、ＵＥの登録を拒否してもよい。２つの状況について、以下で、別個に詳細に説明する。

実施形態２
新たなＶＰＬＭＮにローミングした後、ＵＥは、ＶＰＬＭＮへの登録要求を開始し、ＶＰＬＭＮは、ＵＥの登録を受け入れ、ローミングを許可する。プロトコルの規約によれば、ＵＥは、現在のＶＰＬＭＮのＬＡＩ、及びＲＡＩを、ネットワークダウンリンクメッセージから取得し、取得されたＬＡＩを、ＳＩＭカード内のＥＦＬＯＣＩファイルに更新し、ＲＡＩを、ＳＩＭカード内のＥＦＰＳＬＯＣＩファイルに更新する。すなわち、ＵＥは、ＬＡＩの各変化、及び、ＲＡＩの各変化を、ＳＩＭカード内の対応するファイルに更新してもよい。従って、本発明のこの実施形態は、ＩＭＳＩを切り換える方法を提供し、この方法は、ＳＩＭカードによって、ＳＩＭカード内のＳＴＫアプリケーションプログラムを介して実行されてもよい。但しこれに限定されず、例えば、ＵＥ上のプログラムを修正することによって実施されてもよい。図２を参照すると、この方法プロセスは、以下を含む。

２０１：ＳＩＭカードは、ＬＡＩ、及びＲＡＩのうちの、少なくとも１つが更新されたかどうかを検出する。更新された場合、ステップ２０２が実行され、それ以外の場合、プロセスは終了する。

具体的には、ＳＩＭカード内のＳＴＫアプリケーションプログラムが、ＥＦＬＯＣＩファイル、及びＥＦＰＳＬＯＣＩファイル内の、ＬＡＩ、及びＲＡＩの変更状況を監視してもよく、そして、ＬＡＩとＲＡＩとは同期して更新されない可能性があるため、ＵＥが新たなＰＬＭＮに入り、ローミングが発生したことを、迅速に、かつ適時に知るために、ＬＡＩ、又はＲＡＩのいずれかが変化したならば、ＵＥが新たなＰＬＭＮに入ったとみなされてもよく、そして、ＵＥが現在位置しているＶＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報を、更新されたＬＡＩ、又は更新されたＲＡＩから正確に取得するために、ステップ２０２が直ちにトリガされる。

２０２：更新されたＬＡＩ、又は更新されたＲＡＩから、ＰＬＭＮ識別情報を取得する。

このステップは、ユーザによって現在訪問されているＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報を取得するために使用される。具体的には、更新されたＬＡＩ、又は更新されたＲＡＩから、ＭＣＣ、及びＭＮＣが取得され、ＭＣＣ、及びＭＮＣは、ＰＬＭＮ識別情報を形成する。

必要に応じて、ＰＬＭＮ識別情報が取得された後、取得されたＰＬＭＮ識別情報が、正しいＰＬＭＮ識別情報であるかどうかが、更に判定されてもよい。そうである場合、ステップ２０３が実行され、それ以外の場合、プロセスは終了する。

２０３：ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかを判定する。存在する場合、ステップ２０４が実行され、それ以外の場合、プロセスは終了する。

具体的には、ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが、ＳＩＭカード内に記憶された候補ＩＭＳＩリスト内でサーチされ、ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩは、取得されたＰＬＭＮ識別情報と同じＰＬＭＮ識別情報を含むＩＭＳＩである。適合するＩＭＳＩが見つかった場合、ステップ２０４が実行され、見つからなかった場合、ＩＭＳＩは切り換えられず、プロセスは終了する。

２０４：適合するＩＭＳＩが存在する場合、適合するＩＭＳＩに切り換える。プロセスは終了する。

具体的には、適合処理が成功した場合、適合するＩＭＳＩに切り換えるようＳＩＭカードに指示するために、ＳＴＫメニュー選択コマンドがシミュレートされる。ＵＥに、更新するよう指示するために、ＲＥＦＲＥＳＨコマンドが、Ｃｕインタフェース（ＳＩＭカードとモバイル装置との間のインタフェース）を介して、ＵＥに送信される。ＵＥは、ＳＩＭカードをリセットし、新たなＩＭＳＩが有効になる。これにより、各サブネットワーク（ＰＬＭＮ）の下での、ＩＭＳＩの適合処理及び切り換えが自動的に完了する。

本発明のこの実施形態によって提供される方法を使用すれば、ＳＩＭカード内の、ＬＡＩ、及びＲＡＩの変更状況が監視され、現在のＶＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報が、ＬＡＩ、又はＲＡＩから正確に取得され、ＰＬＭＮ識別情報に従って、適合するＩＭＳＩを取得するために、ＩＭＳＩリストがサーチされ、適合するＩＭＳＩに切り換えられる。このようにして、１枚のＳＩＭカード内の複数のＩＭＳＩのうちでの自動切り換えの機能が実施され、ユーザは、どのＩＭＳＩに切り換えられるべきかを手動で選択する必要がなくなる。これにより、ユーザ体験が良好になり、そして、ユーザが新たなＰＬＭＮに移動した後、適切なＩＭＳＩに適時に切り換えられることが保証される。これにより、ユーザにローカル課金が提供され、不必要なローミング課金が回避される。

実施形態３
新たなＶＰＬＭＮにローミングした後、ＵＥは、ＶＰＬＭＮへの登録要求を開始し、ＶＰＬＭＮは、ＵＥの登録を拒否し、ローミングを禁止する。プロトコルの規約によれば、ＵＥは、ＶＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報を、ＳＩＭカード内のＥＦＦＰＬＭＮファイル内の禁止ＰＬＭＮ（ＦＰＬＭＮ）リスト内に追加する。すなわち、ＵＥが、ローミングをサポートしないＶＰＬＭＮに移動した場合、ＶＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報が、ＳＩＭカード内のＥＦＦＰＬＭＮファイル内の禁止ＰＬＭＮリストに追加されてもよい。従って、本発明のこの実施形態は、ＩＭＳＩを切り換える方法を提供し、この方法は、ＳＩＭカードによって、ＳＩＭカード内のＳＴＫアプリケーションプログラムを介して実行されてもよく、但しこれに限定されず、例えば、ＵＥ内のプログラムを修正することによって実施されてもよい。図３を参照すると、この方法プロセスは、以下を含む。

３０１：ＳＩＭカードは、禁止ＰＬＭＮリストに追加された最後のＰＬＭＮ識別情報を取得する。

このステップは、ユーザによって現在訪問されているＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報を取得するために使用される。具体的には、ＳＩＭカード内のＳＴＫアプリケーションプログラムが、ＥＦＦＰＬＭＮファイル内の禁止ＰＬＭＮリストの変更状況を監視してもよく、禁止ＰＬＭＮリストが更新された場合、新たに追加されたＰＬＭＮ識別情報が、禁止ＰＬＭＮリストに追加された最後のＰＬＭＮ識別情報である。

必要に応じて、ＰＬＭＮ識別情報が取得された後、ＰＬＭＮ識別情報が、正しいＰＬＭＮ識別情報であるかどうかが、更に判定されてもよい。そうである場合、ステップ３０２が実行され、それ以外の場合、プロセスは終了する。

３０２：ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかを判定する。存在する場合、ステップ３０３が実行され、それ以外の場合、プロセスは終了する。

具体的には、ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが、ＳＩＭカード内に記憶された候補ＩＭＳＩリスト内でサーチされ、ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩは、取得されたＰＬＭＮ識別情報と同じＰＬＭＮ識別情報を含むＩＭＳＩである。適合するＩＭＳＩが見つかった場合、ステップ３０３が実行され、見つからなかった場合、ＩＭＳＩは切り換えられず、プロセスは終了する。

３０３：適合するＩＭＳＩが存在する場合、適合するＩＭＳＩに切り換える。

具体的には、適合処理が成功した場合、適合するＩＭＳＩに切り換えるようＳＩＭカードに指示するために、ＳＴＫメニュー選択コマンドがシミュレートされる。

３０４：ＰＬＭＮ識別情報を、禁止ＰＬＭＮリストから削除する。

具体的には、ＰＬＭＮへの次のローミングの際に、自動切り換えが再び実行されることが可能なように、ＰＬＭＮ識別情報が、禁止ＰＬＭＮリストから削除される。削除の後、ＵＥに、更新するよう指示するために、ＲＥＦＲＥＳＨコマンドが、Ｃｕインタフェースを介して、ＵＥに送信され、ＵＥは、ＳＩＭカードをリセットし、新たなＩＭＳＩが有効になり、これにより、各サブネットワーク（ＰＬＭＮ）の下での、ＩＭＳＩの適合処理及び切り換えが自動的に完了する。

本発明のこの実施形態によって提供される方法を使用すれば、ＥＦＦＰＬＭＮファイル内の、禁止ＰＬＭＮリストの変更状況が監視され、最後に追加されたＰＬＭＮ識別情報が取得され、ＰＬＭＮ識別情報に従って、適合するＩＭＳＩを取得するために、ＩＭＳＩリストがサーチされ、適合するＩＭＳＩに切り換えられる。このようにして、１枚のＳＩＭカード内の複数のＩＭＳＩのうちでの自動切り換えの機能が実施され、ユーザは、どのＩＭＳＩに切り換えられるべきかを手動で選択する必要がなくなる。これにより、ユーザ体験が良好になり、そして、ユーザが新たなＰＬＭＮに移動した後、適切なＩＭＳＩに適時に切り換えられることが保証される。これにより、ユーザにローカル課金が提供され、不必要なローミング課金が回避される。

実施形態４
図４を参照すると、本発明のこの実施形態は、ＩＭＳＩを切り換える装置を提供し、この装置は、複数ＩＭＳＩメニューをサポートするＳＩＭカードであってもよく、但しこれに限定されず、例えば、ＵＥを介して実施されてもよい。この装置は、
ユーザによって現在訪問されているＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報を取得するように構成された、取得モジュール４０１と、
取得モジュール４０１によって取得されたＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかを判定するように構成された、判定モジュール４０２と、
判定モジュール４０２が、ＰＬＭＮ識別情報に適合するＩＭＳＩが存在すると判定した場合、適合するＩＭＳＩに切り換えるように構成された、切り換えモジュール４０３とを含む。

一実施形態では、新たなＶＰＬＭＮにローミングした後、ＵＥは、ＶＰＬＭＮへの登録要求を開始し、そして、ＶＰＬＭＮが、ＵＥの登録を受け入れ、ローミングを許可した場合、取得モジュール４０１は、ＬＡＩ、又はＲＡＩから、ＰＬＭＮ識別情報を取得するように特に構成される。

更に、図５を参照すると、この装置は、
取得モジュール４０１が、ＬＡＩ、又はＲＡＩから、ＰＬＭＮ識別情報を取得する前に、ＬＡＩ、及びＲＡＩのうちの、少なくとも１つが更新されたかどうかを検出するように構成された、検出モジュール４０４を更に含み、更新された場合、
対応して、取得モジュール４０１は、更新されたＬＡＩ、又は更新されたＲＡＩから、ＰＬＭＮ識別情報を取得するように特に構成される。

別の実施形態では、新たなＶＰＬＭＮにローミングした後、ＵＥは、ＶＰＬＭＮへの登録要求を開始し、そして、ＶＰＬＭＮが、ＵＥの登録を拒否し、ローミングを禁止した場合、取得モジュール４０１は、禁止ＰＬＭＮリストに追加された最後のＰＬＭＮ識別情報を取得するように特に構成される。

更に、図６を参照すると、この装置は、
切り換えモジュール４０３が、適合するＩＭＳＩに切り換えた後、ＰＬＭＮ識別情報を、禁止ＰＬＭＮリストから削除するように構成された、削除モジュール４０５を更に含む。

要約すると、本発明のこの実施形態では、ＳＩＭカード内の、ＬＡＩ、ＲＡＩ、又は禁止ＰＬＭＮリストなどの、ファイルの変更状況が監視され、現在のＶＰＬＭＮの、ＰＬＭＮ識別情報が、変更されたファイルから正確に取得され、ＰＬＭＮ識別情報に従って、適合するＩＭＳＩを探してＩＭＳＩリストがサーチされ、適合するＩＭＳＩに切り換えられる。このようにして、１枚のＳＩＭカード内の複数のＩＭＳＩのうちでの自動切り換えの機能が実施され、ユーザは、どのＩＭＳＩに切り換えられるべきかを手動で選択する必要がなくなり、ユーザ体験が良好になり、そして、ユーザが新たなＰＬＭＮに移動した後、適切なＩＭＳＩに適時に切り換えられることが保証され、これにより、ユーザにローカル課金が提供され、不必要なローミング課金が回避される。

前述の実施形態によって提供される、ＩＭＳＩを切り換える装置が、ＩＭＳＩを切り換える場合の、前述の機能モジュールの分割は、説明のための例として取り上げられたものにすぎず、実際の使用において、前述の機能は、必要に応じて、完了のために、様々な機能モジュールに割り当てられてもよく、すなわち、装置の内部構成は、前述の機能の全て又は一部を完了するために、様々な機能モジュールに分割される、ということに留意されたい。加えて、前述の実施形態によって提供された、ＩＭＳＩを切り換える装置と、ＩＭＳＩを切り換える方法の実施形態とは、同じ概念に基づくものであり、その特定の実施プロセスについては、方法実施形態を参照して取得することが可能であり、ここで再度説明することはしない。

本発明の前述の実施形態の順序番号は、説明の便宜のためのものにすぎず、実施形態の優先順位を意味するものではない。

当業者は、本実施形態による方法のステップの全て又は一部が、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実施されてもよいということを理解するであろう。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよい。記憶媒体は、例えば、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、又は光ディスクであってもよい。

前述の記載は、本発明の例示的実施形態にすぎず、本発明を限定することを意図するものではない。本発明の原理から逸脱することなく行われる、いかなる修正、均等な置換、又は改良も、本発明の保護範囲内に入る。

Claims (10)

1. ユーザによって現在訪問されている公衆陸上モバイルネットワーク（ＰＬＭＮ）の、ＰＬＭＮ識別情報を取得し、
   前記ＰＬＭＮ識別情報に適合する国際モバイル加入者アイデンティティ（ＩＭＳＩ）が、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかを判定し、
   存在する場合、適合するＩＭＳＩに切り換えること
   を含む、ＩＭＳＩを切り換える方法。
2. 前記ユーザによって現在訪問されている前記ＰＬＭＮの、前記ＰＬＭＮ識別情報を取得することは、
   ロケーションエリア識別情報、又はルーティングエリア識別情報から、前記ＰＬＭＮ識別情報を取得すること
   を特に含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記ロケーションエリア識別情報、又は前記ルーティングエリア識別情報から、前記ＰＬＭＮ識別情報を取得することの前に、前記方法は、
   前記ロケーションエリア識別情報、及び前記ルーティングエリア識別情報のうちの少なくとも１つが更新されたかどうかを検出することを更に含み、
   更新された場合、対応して、前記ロケーションエリア識別情報、又は前記ルーティングエリア識別情報から、前記ＰＬＭＮ識別情報を取得することは、
   最初に更新を完了した、前記ロケーションエリア識別情報、又は前記ルーティングエリア識別情報から、前記ＰＬＭＮ識別情報を取得すること
   を含む、請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記ユーザによって現在訪問されている前記ＰＬＭＮの、前記ＰＬＭＮ識別情報を取得することは、
   禁止ＰＬＭＮリストに追加された最後のＰＬＭＮ識別情報を取得すること
   を特に含む、請求項１〜３のいずれか一項に記載の方法。
5. 前記適合するＩＭＳＩに切り換えた後、前記方法は、
   前記ＰＬＭＮ識別情報を、前記禁止ＰＬＭＮリストから削除すること
   を更に含む、請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法。
6. ユーザによって現在訪問されている公衆陸上モバイルネットワーク（ＰＬＭＮ）の、ＰＬＭＮ識別情報を取得するように構成された、取得モジュールと、
   前記取得モジュールによって取得された前記ＰＬＭＮ識別情報に適合する国際モバイル加入者アイデンティティ（ＩＭＳＩ）が、ＩＭＳＩリスト内に存在するかどうかを判定するように構成された、判定モジュールと、
   前記判定モジュールが、前記ＰＬＭＮ識別情報に適合する前記ＩＭＳＩが存在すると判定した場合、適合するＩＭＳＩに切り換えるように構成された、切り換えモジュールと
   を備える、ＩＭＳＩを切り換える装置。
7. 前記取得モジュールは、ロケーションエリア識別情報、又はルーティングエリア識別情報から、前記ＰＬＭＮ識別情報を取得するように特に構成される、請求項６に記載の装置。
8. 前記取得モジュールが、前記ロケーションエリア識別情報、又は前記ルーティングエリア識別情報から、前記ＰＬＭＮ識別情報を取得する前に、前記ロケーションエリア識別情報、及び前記ルーティングエリア識別情報のうちの、少なくとも１つが更新されたかどうかを検出するように構成された、検出モジュール
   を更に備え、更新された場合、
   対応して、前記取得モジュールは、更新されたロケーションエリア識別情報、又は更新されたルーティングエリア識別情報から、前記ＰＬＭＮ識別情報を取得するように特に構成される、
   請求項６又は７に記載の装置。
9. 前記取得モジュールは、禁止ＰＬＭＮリストに追加された最後のＰＬＭＮ識別情報を取得するように特に構成される、請求項６〜８のいずれか一項に記載の装置。
10. 前記切り換えモジュールが、前記適合するＩＭＳＩに切り換えた後、前記ＰＬＭＮ識別情報を、前記禁止ＰＬＭＮリストから削除するように構成された、削除モジュール
    を更に備える、請求項６〜９のいずれか一項に記載の装置。

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