JP2013033590A - 書込ヘッド - Google Patents

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デーファ・ハン
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ホワチン・イン
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スコット・フランゼン
Jianhua Xue
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Abstract

【課題】修正されたサイドシールドを備えた書込ヘッドを提供する。
【解決手段】エアベアリング面を有する書込ヘッドは、トレイリング面とトレイリング面と対向するリーディング面と第1および第2の面とをエアベアリング面に有する磁気書込極と、磁気書込極のトレイリング面の近傍に、トレイリングシールドと、磁気書込極の第1および第2の面の近傍に、第1および第2のギャップと、第1および第2のギャップの近傍に、各々トレイリングシールド面を有する第1および第2のサイドシールドと、第1および第2のサイドシールドのトレイリングシールド面とトレイリングシールドとの間に位置決めされた第1および第2の反強磁性結合層とを含む。
【選択図】図1

Description

分野
この開示は概して、書込ヘッドに関し、より具体的には、少なくともサイドシールドを含む書込ヘッドに関する。
背景
書込ヘッドにおけるサイドシールドの利用は、クロストラック勾配に、したがって面密度に影響を及ぼすことができる。しかしながら、サイドシールドの使用により、サイドトラック消去(STE:Side Track Erasure)が起こるおそれがある。STEは、フレア角(flare angle)を通じたサイドシールド中へのおよび媒体中への漏れ磁束を含めて、多
くの現象によって引き起こされるおそれがある。
実施例に従った書込ヘッドをエアベアリング面(ABS)から見た概略図である。 反強磁性結合層を含まない書込ヘッドの極性の概略図である。 静的な場合の反強磁性結合層を含まない書込ヘッドの極性の概略図である。 消去イベント中の反強磁性結合層を含まない書込ヘッドの極性の概略図である。 実施例に従った反強磁性結合層を含む書込ヘッドの極性の概略図である。 実施例に従った層構造を含む書込ヘッドをABSから見た概略図であり、極性が示されている。 引っ込んだサイドシールドを備えた、実施例に従った書込ヘッドの概略図である。 サイドシールドの中に異なる磁性部分を備えた、実施例に従った書込ヘッドの概略図である。 実施例に従った書込ヘッドおよび比較書込ヘッドのクロストラック座標に対する修正されたピーク磁場を示すグラフである。
図面は必ずしも一定の縮尺に従ったものではない。図中で用いられる類似の番号は、類似の部品を指す。しかしながら、特定の図面中のある部品を参照するためにある番号を使用することは、別の図面中の同じ番号を付与される部品を限定することを意図していないことが理解されるであろう。
詳細な説明
以下の説明において、本明細書の一部分を形成するものであり、いくつかの具体的な実施例が例示的に示されている添付の図面一式を参照する。他の実施例も企図されており、本開示の範囲または趣旨から逸脱することなく実施されてもよいことが理解されるべきである。したがって、以下の詳細な説明を限定的な意味で捉えるべきではない。
特に記載がない限り、本明細書および特許請求の範囲において用いられる特徴の大きさ、量、および物理的特性を表現するすべての数値は、いずれの場合においても用語「約」によって修正されるものと理解されるべきである。したがって、そうではないという記載がない限り、前述の明細書および添付の特許請求の範囲に記載される数値パラメータは、
当業者が本明細書中に開示される教示を利用して得ようと努める特性に応じて変動し得る近似値である。
端点による数値範囲の記載は、その範囲に包含されるすべての数値(たとえば、1から5には、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、および5が含まれる)と、その範囲内の任意の範囲とが含まれる。
本明細書および添付の特許請求の範囲において用いられるとき、単数形(「a」、「an
」、および「the」)は、内容から明らかに特に決まらない限り、複数の指示対象を有す
る実施例を包含する。本明細書および添付の特許請求の範囲で用いられるとき、用語「または」は、一般的に、内容から明らかに特に決まらない限り、「および/または」を含むその意味で用いられる。
「含む」、「含めて」または類似の用語は、包含するがそれに限定されない、すなわち、含むがその他を除外しないことを意味する。なお、「最上」および「底」(または「上」および「下」のような他の用語)は、あくまで相対的な説明のためのものであり、記載される要素の物全体の幾何学的配置を暗示するものではない。
本明細書には、たとえば書込ヘッドのような装置およびがデバイスが開示される。一般的に、書込ヘッドは、データまたはビット(またはバイト)を磁気記録媒体に書込むために利用されることがある。書込ヘッドは、たとえば磁気記録媒体を読出すための読出装置のような他の部品を含み得るより大きなデバイスの一部でもあり得る。実施例において、このより大きなデバイスは、スライダと称される。実施例に従った書込ヘッドは、修正されたサイドシールドを含む。
本明細書において、用語「反強磁性結合層」または「各反強磁性結合層」は、隣接する磁気膜がその磁化を互いに逆平行に整合させることを引起す材料または材料の組合せを指す。反強磁性結合層または各反強磁性結合層を形成することができる材料を非網羅的に列挙すると以下の通りである:Ru、Cu、Pd、Cr、Au、Ag、およびMo。
図1Aには、書込ヘッド100が概略的に描かれている。書込ヘッド100は、エアベアリング面(ABS:Air Bearing Surface)から示されている。この図は、磁気記録媒
体から見たときの図とも説明することができる。書込ヘッド100は、磁気書込極110を含んでもよい。書込極110は、他の部品(本明細書中には示されない書込コイルおよび戻り極など)とともに、磁気記録媒体の少なくとも一部分を通過して戻り極に戻る書込極からの磁場を誘起するよう機能してもよい。必須ではないが、書込極110の形状は、図1Aに描かれるような台形でもよい。
書込極110には、4つの側がある。書込極110のこの4つの側(もしくは端縁)または4つの面を、一般的に、使用時に磁気記録媒体が書込極を通り過ぎる方向に基づいて識別することができる。磁気記録媒体の書込ヘッドに対する通常の移動方向は、図1Aに矢印で示されている。この移動方向に基づいて、書込極は、磁気記録媒体に最初に到達するリーディング(leading)面104と、リーディング面104とちょうど対向するトレ
イリング(trailing)面102とを有する。書込極110は、書込極110の一般的には第3および第4の面である第1の面106および第2の面108も有する。
書込極110の近傍に(または隣接もしくは直接隣接して)トレイリング面102にあるのは、トレイリングギャップ120cである。トレイリングギャップ120cは、非磁性材料で作ることができる。トレイリングギャップ120cの近傍に(または隣接もしくは直接隣接して)、トレイリングシールド140がある。トレイリングシールド140は
、磁性材料で作ってもよい。実施例において、トレイリングシールド140をたとえばNiFe合金、CoFe合金、およびNiFeCo合金を含めて、軟強磁性材料で作ってもよい。
書込極110の近傍に(または書隣接もしくは直接隣接して)第1および第2の面106および108にあるのは、第1および第2のサイドギャップ120aおよび120bである。第1および第2のサイドギャップ120aおよび120bは、非磁性材料で作ることができる。第1および第2のサイドギャップ120aおよび120bの近傍に(または隣接もしくは直接隣接して)、第1および第2のサイドシールド130aおよび130bがある(これらのサイドシールドは「各サイドシールド」とも総称され得る)。第1および第2のサイドシールド130aおよび130bは、磁性材料で作ってもよい。実施例において、第1および第2のサイドシールド130aおよび130bをたとえばNiFe合金、CoFe合金、およびNiFeCo合金を含めて、軟強磁性材料で作ってもよい。第1および第2のサイドシールド130aおよび130bは、トレイリングシールド面131aおよび131bを有する。トレイリングシールド面131aおよび131bは、第1および第2のサイドシールド130aおよび130bの、トレイリングシールド140の最も近傍または最も近くにある面である。
書込ヘッド100は、第1および第2の反強磁性結合層135aおよび135bも含む。なお、ある材料からなる単一の層を書込極110およびギャップが分断しているにすぎないという点で、第1および第2の反強磁性結合層135aおよび135bをある材料からなる単一の層であると考えることも可能である。第1および第2の反強磁性結合層135aおよび135b(これらの層は「各反強磁性結合層」または「反強磁性結合層」とも総称され得る)は、トレイリングシールド140と、サイドシールド130aおよび103bのトレイリングシールド面131aおよび131bとの間に位置決めされる。実施例において、各反強磁性結合層の位置を、より具体的に識別することができる。図1Aに見られるように、第1および第2の反強磁性結合層135aおよび135bは、底面134aおよび134bを有すると説明することができる。実施例において、反強磁性結合層135aおよび135bの底面134aおよび134bは、磁気書込極110のトレイリング面102と実質的に同じ平面にあり得る(本明細書中で用いられるとき、「実質的に同じ平面」とは、2つの面が互いの±5nm以内にあることを意味し得る)。実施例において、反強磁性結合層135aおよび135bの底面134aおよび134bは、磁気書込極110のトレイリング面102と同じ平面にあり得る。各反強磁性結合層の底面が書込極のトレイリング面と少なくとも実質的に同じ平面にある実施例は、有利なレベルの消去磁場および磁場の一様性をもたらすことができる。
反強磁性結合層を構成することができる個々の層の数は、各サイドシールドの予め定められた特性に少なくとも部分的に依存する。概して、個々の層の数を増加させることにより、消去効果とシールド効果との両方が減少することがある。反強磁性結合層の位置も、さまざまな効果をもたらすように決定することができる。反強磁性結合層を構成する個々の層の数、反強磁性結合層の位置、および他の類似の性能パラメータを、たとえば拮抗性であり得る、予め定められた消去磁場の削減とクロストラック勾配の改善とを含めて、多数の要素に基づいて決定することができる。
実施例において、トレイリングシールド140は、第1および第2の反強磁性結合層135aおよび135bに隣接(または直接隣接もしくは物理的に接触)し得る。実施例において、第1および第2の反強磁性結合層135aおよび135bは、第1および第2のサイドシールド130aおよび130bに隣接(または直接隣接もしくは物理的に接触)し得る。実施例において、トレイリングシールド140は、第1および第2の反強磁性結合層135aおよび135bに隣接(または直接隣接もしくは物理的に接触)し得、かつ
第1および第2の反強磁性結合層135aおよび135bは、第1および第2のサイドシールド130aおよび130bに隣接(または直接隣接もしくは物理的に接触)し得る。
このような実施例において、トレイリングシールド、各反強磁性結合層、および各サイドシールドは、さまざまな材料で構成される単一体を構成することができる。このさまざまな材料は、たとえば、段階的に堆積させることができ、または別々に堆積させて、堆積後に一体とすることができる。トレイリングシールド140、反強磁性結合層135aおよび135b、および第1および第2のサイドシールド130aおよび130bは、他の層も含んでもよい。
各反強磁性結合層を、任意の反強磁性結合材料または1種類以上の反強磁性結合材料で作ってもよい。実施例において、反強磁性結合材料は、たとえば少なくとも約0.1erg/cmの交換結合定数を有し得る。
実施例において、第1の反強磁性結合層を、第2の反強磁性結合層と異なる材料で作ることができる。用いてもよい材料の種類には、たとえばRu、Cr、Pd、Cu、Au、Ag、およびMoが含まれ得る。各反強磁性結合層に用いてもよい材料の具体的な種類には、たとえばRuまたはCrが含まれ得る。実施例において各反強磁性結合層は、Ruを含むことができる。
本明細書中に開示されるような書込ヘッドを利用しなければ、書込極の定常状態状況に、効果的に対応できないことがある。書込極とシールドとは両方とも磁性があるため、異極性の電荷が書込極によってシールド(トレイリングシールドと各サイドシールドとの両方)の中に誘起され得る。これは、図2Aに概略的に描かれている。たとえば、書込極210を正に帯電させることができ、シールド(トレイリングシールド240、第1のサイドシールド260a、および第2のサイドシールド260b)を負に帯電させることができる。トレイリングシールドと各サイドシールドとの両方が負に帯電された(または両者が正に帯電された)とき、クロストラック勾配およびダウントラック勾配を可能にすることができる。そのような状況によって誘起され得る、書込極と同じ極性の各サイドシールドにおける過渡電荷の生成に対応した動的消去磁場を、図2Bに見ることができる。
各反強磁性結合層を含む実施例において、書込極からの漏れおよびアンダーシュートによって生じ、書込極から軟磁性裏打ち層へのおよび各サイドシールドへの磁束路によって生じる逆の電荷は、互いのすぐ近傍に、反強磁性結合層の両側に(すなわち、第1の反強磁性結合層235aおよび第2の反強磁性結合層235bの中に)現れる。これにより、図2Cに見られるように、(書込極と)同じ極性の電荷のトレイリングシールドの中への拡散が防止または最小化されることがある。これは、ダウントラック勾配を低減させることにより書込装置性能に著しく影響を及ぼし得る。これはまた、媒体平面に生成される消去磁場を(実施例によっては著しく)低減させることがある。この低減は、たとえ同極性の電荷が相当な密度にとどまっても起こる場合がある。なぜなら同じ極性の電荷は、図2Cに見られるように、異極性の電荷の近傍にあるようになったためである。
そのような状況によって誘起され得る動的消去磁場を図2Dに見ることができる。図2Dに見られるように、単一の反強磁性結合層235を含むことにより、最大消去磁場を著しく(図2Bにおける3〜4KOeから1000+Oe(図2D)まで)低減することができる。
書込ヘッドは、任意選択的に積層体を含むこともできる。任意選択的な第1および第2の層構造(第1および第2の層構造は、本明細書中において「各層構造」とも記載され得る)を含む書込ヘッド300は、図3に描かれている。任意選択的な層構造305aおよ
び305bを含む実施例において、第1および第2の反強磁性結合層336aおよび336bは、それぞれ、第1および第2の層構造305aおよび305b内に配置され得る。層構造305aおよび305bは、上磁気層と下磁気層とも含んでもよい。図3に描かれる実施例において、第1の層構造305aは、上磁気層340aと、下磁気層342aとを含み、これらは、第1の反強磁性結合層336aを挟んでいる。これを、上磁気層340aと下磁気層342aとの間に位置決めされた第1の反強磁性結合層336aと説明することもできる。第2の層構造305bは、同様の構造を有し、同様に位置決めされた層を備えてもよい。この任意選択的な層構造は、第1および第2のサイドシールドのトレイリング面と、トレイリングシールドとの間に位置決めされてもよい。
任意選択的な層構造の中に位置決めされた反強磁性結合層は、上述の各反強磁性結合層と同じ材料で作ることができる。上下磁気層を各サイドシールドの材料よりもより磁性がある磁性材料で作ってもよい。実施例において、上下磁気層を同じまたは異なる材料で作ってもよい。実施例において、上下磁気層を0.5テスラ(T:Tesra)から2.4Tの
磁束密度を有する材料で作ってもよい。実施例において、上下磁気層を約2.4Tの磁束密度を有する材料で作ってもよい。
図3に描かれるものなどの層構造を含む実施例において、反強磁性結合層を、図2Dに描かれる実施例における反強磁性結合層のやり方と同様のやり方で位置決めすることができ、または異なるように位置決めすることができる。実施例において、層構造中の反強磁性結合層は、トレイリングシールド340とサイドシールド330aおよび330bのトレイリングシールド面との間に位置決めすることができる。実施例において、各層構造中の反強磁性結合層の位置を、より具体的に識別することができる。たとえば、第1および第2の反強磁性結合層336aおよび336bの最上面(上磁気層340aおよび340bに隣接する面)は、磁気書込極310のトレイリング面と実質的に同じ平面にあり得る。実施例において、第1および第2の反強磁性結合層336aおよび336bの最上面(上磁気層340aおよび340bに隣接する面)は、磁気書込極310のトレイリング面と同じ平面にあり得る。
任意選択的な各層構造を含む実施例は、反強磁性結合層の各サイドシールドおよびトレイリングシールドへの反強磁性結合をさらに向上させるように機能することができる。それがどのように起こることができるかの一例を、図3に見ることができる。図3に見られるように、上磁気層340a(および340b)ならびに下磁気層342a(および342b)は、反強磁性結合層336a(および336b)と共に、サイドシールド330a(および330b)とトレイリングシールド340とに異極性を持たせる働きをする。
書込ヘッドの別の例には、図4Aに描かれる書込ヘッド400が含まれる。書込ヘッド400は、エアベアリング面(ABS)を有し、磁気書込極410を含む。書込極410は、第1の面406と、対向する第2の面408とを有する。書込極410の近傍に(または隣接もしくは直接隣接して)第1および第2の表面406および408にあるのは、第1および第2のサイドギャップ420aおよび420bである。第1および第2のサイドギャップ420aおよび420bは、非磁性材料で作ることができる。第1および第2のサイドギャップ420aおよび420bの近傍に(または隣接してもしくは直接隣接して)第1および第2のサイドシールド430aおよび430bがある(これらのサイドシールドは「各サイドシールド」と総称もされ得る)。第1および第2のサイドシールド430aおよび430bは、磁性材料で作ってもよい。実施例において、第1および第2のサイドシールド430aおよび430bを、たとえばNiFe合金、CoFe合金、およびNiFeCo合金を含めて、軟強磁性材料で作ってもよい。第1および第2の430aおよび430bは、下面431aおよび431bを有する。下面431aおよび431bは、第1および第2のサイドシールド430aおよび430bの、ABSの最も近傍また
は最も近くにある面である。
下面431aおよび431bは、各サイドシールドの、ABSの最も近くにある面であるが、これらの面は、ABSの上方に位置している。上方とは、第1および第2のサイドシールド430aおよび430bの下面は、ABSに対して実質的に平面状ではなく、その代わり、(書込ヘッド400が磁気媒体に対してこの媒体に書込むことを目的として位置しているとき)ABSが磁気媒体から位置しているよりも遠くに磁気媒体から位置している。これを、第1および第2のサイドシールド430aおよび430bの下面は、書込極410が位置しているよりもABSから引っ込んでいるということもできる。
実施例において、下面431aおよび431bをABSの上方に、引込距離Rに位置させることができる。第1のサイドシールド430aの下面431aの引込距離Raと、第
2のサイドシールド430bの下面431bの引込距離Rbとの両方を、図4Aに示す。実施例において、引込距離RaおよびRbは、同じまたは異なり得る。実施例において、
引込距離は、10nmから70nmであり得る。実施例において、引込距離は、20nmから60nmであり得る。実施例において、引込距離は、35nmから45nmであり得る。実施例において、引込距離は、40nmであり得る。
消去イベントは、各サイドシールド内の電荷が狭い面積に集中して、媒体中に大きな磁束密度を生じた場合に起こることがある。本明細書に記載される実施例など、各サイドシールドが引っ込んでいる場合、局在化された電荷によって生じた磁束密度を、減少させることができる(実施例においては、著しく減少させる)。一方の極性の電荷の大きな集中は常に他方の極性の電荷の発生をもたらすということも考慮した場合、離れると、このような逆の極性の電荷は、効果的に互いを遮断することがある。これにより、各サイドシールドが本明細書中に記載されるように引っ込んでいるとき、媒体にかかる磁場を一層低減することができる。
引っ込んだ各サイドシールドを有する書込ヘッドは、消去を低減するように機能することもできる。なぜなら各サイドシールドからの磁場は、そのサイドシールドからの距離が増加するにつれて減少するためである。したがって、サイドシールドが媒体から離れて位置している場合、各サイドシールドによって生じる媒体のレベルでの磁場強度は、消去を引起すには十分に高くないであろう。
書込ヘッドの別の例には、図4Bに描かれる書込ヘッド401が含まれる。書込ヘッド401は、エアベアリング面(ABS)を有し、磁気書込極411を含む。書込極411は、第1の面407と、対向する第2の面409とを有する。書込極411の近傍に(または書込極411に隣接もしくは直接隣接して)第1および第2の面407および409にあるのは、第1および第2のサイドギャップ421aおよび421bである。第1および第2のサイドギャップ421aおよび421bは、非磁性材料で作ることができる。第1および第2のサイドギャップ421aおよび421bの近傍に(または隣接してもしくは直接隣接して)第1および第2のサイドシールド432aおよび432bがある(これらのサイドシールドは「各サイドシールド」と総称もされ得る)。
各サイドシールドは、少なくとも高磁性材料部分と、低磁性材料部分とを含むことができる。これは、高磁性材料部分425aと低磁性材料部分427aとを含む第1のサイドシールド432aについて例示される。低磁性材料部分427aおよび427bは、それぞれ、下面428aおよび428bを有するものとしてさらに説明することができる。低磁性材料部分427aは、ABSの近傍にある(隣接するまたは直接隣接する)。実施例において、低磁性材料部分427aおよび427bの下面428aおよび428bは、エアベアリング面ABSに対して実質的に平面状であり得る(本明細書中で用いられるとき
、「実質的に平面状」とは、この3つの面が互いの±5nm以内にあることを意味し得る)。
実施例において、高磁性部分425aおよび425bを、低磁性部分427aおよび427bから、ギャップ426aおよび426bによって分離することができる。ギャップ426aおよび426bは、たとえば、非磁性材料で作ることができる。ギャップを、たとえばAlO、FeO、SiO、およびAlNを含めて、非磁性材料で作ることができる。ギャップは、その高さで説明することができる。第1のギャップの高さGaと第2のギャップの高さGbとの両方を、図4Bに示す。実施例において、ギャップの高さGaおよびGbは、同じまたは異なり得る。実施例において、ギャップの高さは、10nmから70nmであり得る。実施例において、ギャップの高さは、20nmから60nmであり得る。実施例において、ギャップの高さは、35nmから45nmであり得る。実施例において、ギャップの高さは、40nmであり得る。
高磁性部分の材料は、低磁性部分の材料よりもより強い磁性がある。実施例において、低磁性部分を0.1Tから0.9Tの磁束密度を有する材料で作ってもよい。実施例において、低磁性部分を0.3Tから0.7Tの磁束密度を有する材料で作ってもよい。実施例において、低磁性部分を0.4Tから0.6Tの磁束密度を有する材料で作ってもよい。実施例において、低磁性部分を0.5Tの磁束密度を有する材料で作ってもよい。実施例において、高磁性部分を1.1Tから2.4Tの磁束密度を有する材料で作ってもよい。実施例において、高磁性部分を1.3Tから1.7Tの磁束密度を有する材料で作ってもよい。実施例において、高磁性部分を1.4Tから1.6Tの磁束密度を有する材料で作ってもよい。実施例において、高磁性部分を1.5Tの磁束密度を有する材料で作ってもよい。低磁性部分のための具体的な材料には、たとえば、FeCo、FeNiCo、Ni、NiCo、およびNiFeが含まれてもよい。高磁性部分のための具体的な材料には、たとえば、FeCo、FeNiCo、Ni、NiCo、およびNiFeが含まれてもよい。低磁性部分のための具体的な材料には、たとえば、NiFe、FeCo、およびFeNiCoが含まれてもよい。高磁性材料のための具体的材料には、たとえば、FeNiCoが含まれてもよい。
低磁性部分と高磁性部分とは、厚みが同じまたは異なり得る。実施例において、低磁性部分および高磁性部分は、それぞれ単独で、厚みが60nmから140nmであり得る。実施例において、低磁性部分および高磁性部分は、それぞれ単独で、厚みが80nmから120nmであり得る。実施例において、低磁性部分および高磁性部分は、それぞれ単独で、厚みが90nmから110nmであり得る。実施例において、低磁性部分および高磁性部分は、それぞれ単独で、厚みが約100nmであり得る。
引っ込んだ各サイドシールド(図4Aに例示される)は、低い消去磁場を有することができるが、書込極から軟磁性裏打ち層へのおよび各サイドシールドへの磁束閉じ込め(flux closure)を確立する際のその有効性は、幾分低減されることが多いおそれがある。この不利点は、多層構造(図4Bに例示される)を導入することによって補うとができ、この多層構造では、ABS層からシールドを引っ込めるに伴い、磁性モーメントが大幅に低い層をABSに位置させている。
低磁性部分と高磁性部分とを含むシールドを有する書込ヘッドは、消去を低減するように機能することができる。なぜなら低磁性部分からの磁場が(磁気メディアにより近いものの)消去を引起すには十分に強くないが、強いアンダーシュートを、したがって良好なクロストラック勾配を確立するには十分に強いためである。上磁気層も、書込極からの漏れ磁場を効果的に遮蔽し、消散させてもよい。
図5には、修正されたピーク磁場(正規化されたもの)を書込ヘッドのクロストラック座標の関数として、従来通りに設計されたサイドシールド(サイドシールドと書込極との間のギャップ60nm、サイドシールド材料2T)と、20および60nmの引込距離を有するサイドシールド(点線および破線)と、0.5T60nm厚の低磁性部分と2T60nm厚の高磁性部分とを有しギャップ距離が40nmのサイドシールド(一点鎖線)とについてモデリングした結果が示されている。
このように、修正された各サイドシールドを備えた書込ヘッドの実施例が開示される。上述の実現化例および他の実現化例は、以下の特許請求の範囲の範囲内である。当業者は、本開示が開示された以外の実施例で実施可能であることを理解するであろう。開示された実施例は、限定ではなく例示を目的として提示されたものである。

Claims (20)

  1. エアベアリング面を有する書込ヘッドであって、
    トレイリング面と、前記トレイリング面に対向するリーディング面と、第1および第2の面とを前記エアベアリング面に有する磁気書込極と、
    前記磁気書込極の前記トレイリング面の近傍に、トレイリングシールドと、
    前記磁気書込極の前記第1および第2の面の近傍に、第1および第2のギャップと、
    前記第1および第2のギャップの近傍に、各々トレイリングシールド面を有する第1および第2のサイドシールドと、
    前記第1および第2のサイドシールドの前記トレイリングシールド面と、前記トレイリングシールドとの間に位置決めされた第1および第2の反強磁性結合層とを備える、書込ヘッド。
  2. 前記反強磁性結合層は、Ru、Cr、Pd、Cu、Au、Ag、またはMoを含む、請求項1に記載の書込ヘッド。
  3. 前記反強磁性結合層は、Ruを含む、請求項1に記載の書込ヘッド。
  4. 前記反強磁性結合層の底面は、前記磁気書込極の前記トレイリング面と実質的に同じ平面にある、請求項1に記載の書込ヘッド。
  5. 前記反強磁性結合層の底面は、前記磁気書込極の前記トレイリング面と同じ平面にある、請求項1に記載の書込ヘッド。
  6. 前記トレイリングシールドは、前記第1および第2の反強磁性結合層と物理的に接触しており、前記第1および第2の反強磁性結合層は、それぞれ、前記第1および第2のサイドシールドと物理的に接触している、請求項1に記載の書込ヘッド。
  7. 前記第1および第2の反強磁性結合層の各々は、第1および第2の層構造の中に配置されており、前記第1および第2の層構造の各々は、上磁気層と、下磁気層とをさらに含み、前記反強磁性結合層は、前記上磁気層と前記下磁気層との間に位置決めされている、請求項1に記載の書込ヘッド。
  8. 前記第1および第2の層構造は、前記第1および第2のサイドシールドの前記トレイリング面と、前記トレイリングシールドとの間に位置決めされている、請求項7に記載の書込ヘッド。
  9. 前記上下磁気層は、約0.5から2.4テスラの磁場を有する材料を含む、請求項7に記載の書込ヘッド。
  10. 前記上下磁気層は、約2.4テスラの磁場を有する材料を含む、請求項7に記載の書込ヘッド。
  11. エアベアリング面を有する書込ヘッドであって、
    第1および第2の対向する面を前記エアベアリング面に有する磁気書込極と、
    前記磁気書込極の前記第1および第2の面の近傍に、第1および第2のギャップと、
    前記第1および第2のギャップの近傍に、各々下面を有する第1および第2のサイドシールドとを備え、
    前記第1および第2のサイドシールドの前記下面は、前記磁気書込極の前記エアベアリング面の上方にある、書込ヘッド。
  12. 前記第1および第2のサイドシールドの前記下面は、前記磁気書込極の前記エアベアリング面の約10nmから70nm上方にある、請求項11に記載の書込ヘッド。
  13. 前記第1および第2のサイドシールドの前記下面は、前記磁気書込極の前記エアベアリング面の約20nmから60nm上方にある、請求項11に記載の書込ヘッド。
  14. 前記第1および第2のサイドシールドの前記下面は、前記磁気書込極の前記エアベアリング面の約35nmから約45nm上方にある、請求項11に記載の書込ヘッド。
  15. エアベアリング面を有する書込ヘッドであって、
    第1および第2の対向する面を前記エアベアリング面に有する磁気書込極と、
    前記磁気書込極の前記第1および第2の面の近傍に、第1および第2のギャップと、
    前記第1および第2のギャップの近傍に、各々高磁性材料部分と低磁性材料部分とを含む第1および第2のサイドシールドとを備え、前記低磁性材料部分は、前記エアベアリング面に隣接する、書込ヘッド。
  16. 前記第1および第2のサイドシールドの前記低磁性材料部分は、下面を有し、前記低磁性材料部分の前記下面は、前記エアベアリング面に対して実質的に平面状である、請求項15に記載の書込ヘッド。
  17. 前記高磁性材料部分と前記低磁性材料部分とは、ギャップによって分離されている、請求項15に記載の書込ヘッド。
  18. 前記ギャップは、非磁性材料を含む、請求項17に記載の書込ヘッド。
  19. 前記ギャップは、約20nmから60nmである、請求項17に記載の書込ヘッド。
  20. 前記低磁性材料は、約0.3Tから約0.7Tの磁束密度を有し、前記高磁性材料は、約1.3Tから約1.7Tの磁束密度を有する、請求項15に記載の書込ヘッド。
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