JP2013031317A - 蓄電池の充電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓄電池の長寿命化を図ることができる蓄電池の充電装置を提供する。
【解決手段】蓄電池の充電装置は、複数の電池単位(例えば電池ブロック7)が直列接続されている蓄電池3と、前記電池単位毎に設置され、前記電池単位をバイパスすることができるバイパス回路(例えばバイパス回路9)と、前記電池単位毎に少なくとも一つ設置され、前記電池単位の温度を検出する温度センサ(例えば温度センサ10)と、前記蓄電池を充電する充電回路と、前記充電回路が前記蓄電池を充電している期間、前記電池単位毎に、前記温度センサの出力に基づいて前記バイパス回路をバイパス状態または非バイパス状態にする制御回路とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】蓄電池の充電装置は、複数の電池単位(例えば電池ブロック7)が直列接続されている蓄電池3と、前記電池単位毎に設置され、前記電池単位をバイパスすることができるバイパス回路(例えばバイパス回路9)と、前記電池単位毎に少なくとも一つ設置され、前記電池単位の温度を検出する温度センサ(例えば温度センサ10)と、前記蓄電池を充電する充電回路と、前記充電回路が前記蓄電池を充電している期間、前記電池単位毎に、前記温度センサの出力に基づいて前記バイパス回路をバイパス状態または非バイパス状態にする制御回路とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、蓄電池の充電装置に関する。
従来より、種々の充電装置が開発されている。例えば、特許文献1では、充電量のバラツキを推定し、バラツキの推定結果が所定の閾値を超えたらバイパス回路を動作させ、充電量を調整することで、各電池セルの充電量(SOC)のバランスを取りながら充電を行う組電池の充電量調整装置が提案されている。
特許文献1で提案されている組電池の充電量調整装置では、各電池セルの充電量のバランスを考慮することで電池セルの充電効率を高めていた。しかしながら、電池セルの高温化による劣化は考慮されていなかった。
各電池セルは、それぞれ内部抵抗値およびキャパシタンスを持っており、これらのパラメータは電池セルの温度によって変化する。すなわち、電池セルの充放電特性やサイクル特性は電池セルの温度に依存することになる。ここで、電池パック内部の温度は均一ではないため、各電池セルの温度はばらつくことになる。特に、温度の高い電池セルでは内部抵抗が低下し、電流が流れやすくなる。この状態で充放電を繰り返すと、電池セルの寿命は短くなってしまう。
本発明は、上記の状況に鑑み、蓄電池の長寿命化を図ることができる蓄電池の充電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る蓄電池の充電装置は、複数の電池単位が直列接続されている蓄電池と、前記電池単位毎に設置され、前記電池単位をバイパスすることができるバイパス回路と、前記電池単位毎に少なくとも一つ設置され、前記電池単位の温度を検出する温度センサと、前記蓄電池を充電する充電回路と、前記充電回路が前記蓄電池を充電している期間、前記電池単位毎に、前記温度センサの出力に基づいて前記バイパス回路をバイパス状態または非バイパス状態にする制御回路とを備える構成(第1の構成)とする。
上記第1の構成の蓄電池の充電装置において、前記充電回路が前記蓄電池を充電している期間、前記制御回路は、温度が第1の設定温度以上である前記電池単位に対応する前記バイパス回路をバイパス状態にし、温度が第1の設定温度以上であった前記電池単位の温度が前記第1の設定温度より低い第2の設定温度以下に下がると、前記第2の設定温度以下に温度が下がった前記電池単位に対応する前記バイパス回路を非バイパス状態に戻す構成(第2の構成)であることが望ましい。
上記第1又は第2の構成の蓄電池の充電装置において、前記充電回路が前記蓄電池を充電している期間、前記制御回路は、前記電池単位の温度にかかわらず、満充電になった前記電池単位に対応する前記バイパス回路をバイパス状態にする構成(第3の構成)であることが望ましい。
上記第1〜3のいずれかの構成の蓄電池の充電装置において、前記充電回路は、前記蓄電池に供給する電圧を、バイパス状態である前記バイパス回路の個数分だけ降下させる構成(第4の構成)であることが望ましい。
上記第4の構成の蓄電池の充電装置において、前記制御回路がバイパス状態である前記バイパス回路の個数を増加させる場合、前記充電回路は、前記制御回路がバイパス状態である前記バイパス回路の個数を増加させる前に、前記蓄電池に供給する電圧を降下させる構成であることが望ましい。
本発明に係る蓄電池の充電装置は、複数の電池単位が直列接続されている蓄電池と、前記電池単位毎に設置され、前記電池単位をバイパスすることができるバイパス回路と、前記電池単位毎に設置され、前記電池単位の温度を検出する温度センサと、前記蓄電池を充電する充電回路と、前記充電回路が前記蓄電池を充電している期間、前記電池単位毎に、前記温度センサの出力に基づいて前記バイパス回路をバイパス状態または非バイパス状態にする制御回路とを備える構成である。このような構成によると、温度が高い電池単位に対応するバイパス回路をバイパス状態にすることによって、温度が高い状態で充電されることを防止することができるので、各電池単位ひいては蓄電池の長寿命化を図ることができる。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。以下の説明では、本発明に係る蓄電池の充電装置を電力供給システムに設けているが、本発明はこれに限定されることはない。本発明に係る蓄電池の充電装置は、例えば、いわゆる充電器として単独で用いられてもよく、また、蓄電池を動力源として利用する電気自動車等の移動体に設けられてもよい。
ここで、電力供給システムについて説明する。電力供給システムは、事前に蓄電池を充電する(電力を消費する)ことで、任意のタイミングで蓄電池を放電する(電力を供給する)ことができるシステムであって、蓄電池の充電及び放電のタイミングを制御することで、系統電力(電力会社から供給される電力)を消費するタイミングを制御することを可能にしている。
一般的に、系統電力の電力料金には、固定制の基本料金と、従量制の使用料金とが含まれる。そして、電力会社は、単位時間に消費する系統電力の電力量の最大値が小さくなるほど、基本料金が安くなるように基本料金を設定している。また、電力消費が大きい日中よりも電力消費が小さい夜間の方が、使用料金の単位電力当りの価格が安くなるように使用料金を設定している。そのため、系統電力を利用する利用者は、系統電力の消費を平準化するほど、系統電力の電力料金を安くすることができる。
したがって、電力供給システムにおいて、系統電力を利用する利用者の電力需要が小さい時間帯や夜間電気料金が適用される時間帯に系統電力を利用して蓄電池を充電し、系統電力を利用する利用者の電力需要が所定の閾値を越えているときに所定の閾値を越えている分の電力を蓄電池の放電で補うことによって、系統電力の電力料金を抑制することができる。
図1は、本発明に係る蓄電池の充電装置を備える電力供給システムの概略構成を示すブロック図である。尚、図1において、各ブロック間をつなぐ太線は電力線を示しており、各ブロック間をつなぐ細線は通信線を示している。尚、本実施形態では、各通信線は信頼性を重視する観点から有線通信で実現しているが、無線通信で実現することも可能である。また、通信は例えばTCP(Transmission Control Protocol)によって行うとよい。
図1に示す電力供給システムは、PCS(Power Conditioning System)管理制御部1と、PCS2と、蓄電池3と、BMU(Battery Management Unit)4と、マスタBMU5とを備えている。図1に示す電力供給システムでは、複数の蓄電池3が並列に接続されるように各蓄電池3の充放電を行う各PCS2同士がPCS管理制御部1を介して接続されている。尚、本実施形態では、PCS2が請求項に記載されている「充電回路」として機能し、PCS管理制御部1と、BMU4と、マスタBMU5とが請求項に記載されている「制御回路」として機能し、請求項に記載されている「バイパス回路」及び「温度センサ」が蓄電池3に内蔵されている。
PCS管理制御部1は、外部の負荷100及び電力系統200に接続されている。負荷100はAC電源入力端子を有する負荷であり、電力系統200はAC電力を供給する電力系統である。PCS管理制御部1は、マスタBMU5からの充放電指令に基づいて各PCS2の動作を制御するとともに、各PCS2の状態を監視している。
各PCS2は、双方向AC/DC電力変換器であり、充電時に電力系統200からPCS管理制御部1を経由して供給されるAC電力をDC電力に変換し、放電時に直列に接続されている蓄電池3から供給されるDC電力をAC電力に変換する。尚、本実施形態とは異なり、PCS管理制御部1が外部のDC負荷(DC電源入力端子を有する負荷)及びDC電源(例えば太陽電池)に接続される場合には、各PCS2を双方向DC/DC電力変換器に変更すればよい。
各BMU4は、対応する蓄電池3の状態を監視するとともに、対応する蓄電池3の状態、自己(BMU4)の状態などに関するログ情報をマスタBMU5に送信する。
マスタBMU5は、各蓄電池3および各BMU4を統合的に監視・制御する。また、マスタBMU5は、外部から送られてくる充放電要求に基づいて、充放電指令をPCS管理制御部1に送信する。尚、本実施形態では、マスタBMU5が外部から送られてくる充放電要求を受け取る構成であるが、例えば、PCS管理制御部1が外部から送られてくる充放電要求を受け取るようにし、マスタBMU5が各蓄電池3の状態に関する情報をPCS管理制御部1に送るようにしても構わない。
蓄電池3の一構成例を図2に示す。図2に示す構成例では、蓄電池3は、複数の電池パック6が直列接続されている構成であり、後述する電池ブロック7が請求項に記載されている「電池単位」に相当する。なお、蓄電池3は、図2に示す構成例に限定されず、単一の電池パック6であってもよい。
各電池パック6は、複数の電池セルが並列接続された電池ブロック7を複数備えている。なお、電池ブロック7は、図2に示す構成例に限定されず、単一の電池セルであってもよい。複数の電池ブロック7は、後述する各スイッチ8が端子T1と端子T2との接続を選択している場合に直列接続される。
各電池ブロック7の正極側にはスイッチ8が設けられている。各スイッチ8は、端子T1、T2、及びT3を有しており、端子T1と端子T2との接続、及び、端子T1と端子T3との接続のいずれかを通信部12からの指示に基づいて選択する。スイッチ8が端子T1と端子T2との接続を選択した場合、そのスイッチ8に対応するバイパス回路9が開状態となり、そのスイッチ8に対応するバイパス回路9がそのスイッチ8に対応する電池ブロック7をバイパスしない。一方、スイッチ8が端子T1と端子T3との接続を選択した場合、そのスイッチ8に対応するバイパス回路9が閉状態となり、そのスイッチ8に対応するバイパス回路9がそのスイッチ8に対応する電池ブロック7をバイパスする。
また、電池ブロック7の温度を検出する温度センサ10が電池ブロック7毎に設置されている。各温度センサ10の検出結果は電池パック制御部11に出力される。電池パック6は、温度以外の各電池ブロックの状態あるいは電池パックの状態を検出する状態検出部を備えるようにしてもよい。上記状態検出部は、例えば、各電池ブロック7の電圧値を検出すると共に、電池パックの+−電極間の電流値および電圧値、電池パックの残容量を検出し、それらの検出データを電池パック制御部11に出力する。電池パックの残容量は、電池パックに流れる充放電電流の積算値から求められる他、予め決定された電池パックの開放電圧(OCV:Open Circuit Voltage)と残容量との関係を示す計算式或いはテーブルを参照することにより求めることができる。電池パック制御部11は、各温度センサ10の検出結果や上記状態検出部から取得した検出データを電池データとして通信部12を介してBMU4(図1参照)に送信する。
次に、蓄電池3の他の構成例を図3に示す。図3に示す構成例では、蓄電池3は、複数の電池パック13が直列接続されている構成であり、電池パック13が請求項に記載されている「電池単位」に相当する。
各電池パック13は、複数の電池セルが並列接続された電池ブロック14を複数備えている。なお、電池ブロック14は、図3に示す構成例に限定されず、単一の電池セルであってもよい。複数の電池ブロック14は電池パック13内で直列接続されている。
また、電池ブロック14の温度を検出する温度センサ15が電池ブロック14毎に設置されている。各温度センサ15の検出結果は電池パック制御部16に出力される。電池パック13は、温度以外の各電池ブロックの状態あるいは電池パックの状態を検出する状態検出部を備えるようにしてもよい。上記状態検出部は、例えば、各電池ブロック14の電圧値を検出すると共に、電池パックの+−電極間の電流値および電圧値、電池パックの残容量を検出し、それらの検出データを電池パック制御部16に出力する。電池パック制御部16は、各温度センサ15の検出結果や上記状態検出部から取得した検出データを電池データとして通信部17を介してBMU4(図1参照)に送信する。BMU4は、例えば、一つの電池パック13に設けられている電池ブロック14の平均温度を電池パック13の温度として認識してもよく、一つの電池パック13に設けられている電池ブロック14の最高温度を電池パック13の温度として認識してもよく、一つの電池パック13に設けられている電池ブロック14の最低温度を電池パック13の温度として認識してもよい。
各電池パック13の正極側にはスイッチ18が設けられている。各スイッチ18は、端子T1、T2、及びT3を有しており、端子T1と端子T2との接続、及び、端子T1と端子T3との接続のいずれかをスイッチ制御部20からの指示に基づいて選択する。スイッチ制御部20は、BMU4と通信可能であり、BMU4からの指示に基づいて各スイッチ18を制御する。
スイッチ18が端子T1と端子T2との接続を選択した場合、そのスイッチ18に対応するバイパス回路19が開状態となり、そのスイッチ18に対応するバイパス回路19がそのスイッチ18に対応する電池パック13をバイパスしない。一方、スイッチ18が端子T1と端子T3との接続を選択した場合、そのスイッチ18に対応するバイパス回路19が閉状態となり、そのスイッチ18に対応するバイパス回路19がそのスイッチ18に対応する電池パック13をバイパスする。
次に、PCS2が蓄電池3を充電している期間における図1に示す電力供給システムの概略動作について図4に示すフローチャートを参照して説明する。
PCS管理制御部1から充電を命じられたPCS2並びにそのPCS2に対応する蓄電池3及びBMU4は、図4に示すフローチャートの動作を開始する。
まず、ステップS10において、BMU4の制御により、蓄電池3内の全てのバイパス回路が開状態になる。ステップS10に続くステップS20において、充電の終了条件を満たしているか否かがPCS管理制御部1によって判定される。
充電の終了条件(例えば、蓄電池3の満充電や外部からの放電指令の発令など)を満たしていれば(ステップS20のYES)、PCS管理制御部1から充電を命じられていたPCS2は充電を終了する。
充電の終了条件を満たしていなければ(ステップS20のNO)、ステップS30に移行する。なお、以下に説明するステップS30〜S110の処理は、各電池単位に対する処理であり、電池単位毎に実行される。
ステップS30では、電池単位が満充電になっているか否かがBMU4によって判定される。
判定対象の電池単位が満充電になれば(ステップS30のYES)、それ以降、対応するバイパス回路を閉状態に維持し、PCS2が蓄電池3に供給する電圧をその満充電になった電池単位分だけ降下させた状態を維持する満充電処理を行い(ステップS40)、その後ステップS20に戻る。
一方、判定対象の電池単位が満充電でなければ(ステップS30のNO)、温度センサを用いて判定対象の電池単位の温度が検出される(ステップS50)。
ステップS50に続くステップS60では、判定対象の電池単位が、高温電池単位(第1の設定温度以上の温度である電池単位)になっており、且つ、対応しているバイパス回路が開状態であるかを判定する。
判定対象の電池単位が高温電池単位になっており、且つ、対応しているバイパス回路が開状態であれば(ステップS60のYES)、まずPCS2が蓄電池3に供給する電圧を1電池単位分だけ下げ(ステップS70)、その後、対応するバイパス回路を閉状態にして(ステップS80)、ステップS20に戻る。ステップS70の処理を行ってからステップS80の処理を行うことによって、対応しているバイパス回路が開状態である電池単位に過剰な電圧が印加されることを防止することができる。
一方、判定対象の電池単位が高温電池単位になっていない、あるいは、判定対象の電池単位になっていても対応しているバイパス回路が閉状態であれば(ステップS60のNO)、判定対象の電池単位が、低温電池単位(第1の設定温度より低い第2の設定温度以下の温度である電池単位)になっており、且つ、対応しているバイパス回路が閉状態であるかを判定する(ステップS90)。
判定対象の電池単位が低温電池単位になっており、且つ、対応しているバイパス回路が閉状態であれば(ステップS90のYES)、まず対応するバイパス回路を開状態にして(ステップS100)、その後、PCS2が蓄電池3に供給する電圧を1電池単位分だけ上げて(ステップS110)、ステップS20に戻る。ステップS100の処理を行ってからステップS110の処理を行うことによって、対応しているバイパス回路が開状態である電池単位に規定値よりも低い電圧が印加されることを防止することができる。また、判定対象の電池単位が低温電池単位になっていない、あるいは、判定対象の電池単位が低温電池単位になっていても対応しているバイパス回路が開状態であれば(ステップS90のNO)、直ちにステップS20に戻る。
なお、図4に示すフローチャートの動作中の全期間において、全ての電池単位が一度も高温電池単位にならず、全ての電池単位が一斉に満充電になる場合、PCS2が蓄電池3に供給する電圧は、図4に示すフローチャートの動作中の全期間において通常の充電時供給電圧となる。なお、例えば、定電圧充電と定電流充電の2種類を組み合わせて蓄電池3の充電が行われる場合、ステップ70やステップS110は、定電圧充電が行われる期間のみ実施し、定電流充電が行われる間は実施しないようにするとよい。
図4に示すフローチャートの動作が行われると、高温電池単位に対応するバイパス回路の閉状態にすることによって、温度が高い状態で充電されることを防止することができるので、各電池単位ひいては蓄電池3の長寿命化を図ることができる。
1 PCS管理制御部
2 PCS
3 蓄電池
4 BMU
5 マスタBMU
6、13 電池パック
7、14 電池ブロック
8、18 スイッチ
9、19 バイパス回路
10、15 温度センサ
11、16 電池パック制御部
12、17 通信部
20 スイッチ制御部
100 負荷
200 電力系統
2 PCS
3 蓄電池
4 BMU
5 マスタBMU
6、13 電池パック
7、14 電池ブロック
8、18 スイッチ
9、19 バイパス回路
10、15 温度センサ
11、16 電池パック制御部
12、17 通信部
20 スイッチ制御部
100 負荷
200 電力系統
Claims (5)
- 複数の電池単位が直列接続されている蓄電池と、
前記電池単位毎に設置され、前記電池単位をバイパスすることができるバイパス回路と、
前記電池単位毎に少なくとも一つ設置され、前記電池単位の温度を検出する温度センサと、
前記蓄電池を充電する充電回路と、
前記充電回路が前記蓄電池を充電している期間、前記電池単位毎に、前記温度センサの出力に基づいて前記バイパス回路をバイパス状態または非バイパス状態にする制御回路とを備えることを特徴とする蓄電池の充電装置。 - 前記充電回路が前記蓄電池を充電している期間、
前記制御回路は、
温度が第1の設定温度以上である前記電池単位に対応する前記バイパス回路をバイパス状態にし、
温度が第1の設定温度以上であった前記電池単位の温度が前記第1の設定温度より低い第2の設定温度以下に下がると、前記第2の設定温度以下に温度が下がった前記電池単位に対応する前記バイパス回路を非バイパス状態に戻すことを特徴とする請求項1に記載の蓄電池の充電装置。 - 前記充電回路が前記蓄電池を充電している期間、
前記制御回路は、
前記電池単位の温度にかかわらず、満充電になった前記電池単位に対応する前記バイパス回路をバイパス状態にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓄電池の充電装置。 - 前記充電回路は、前記蓄電池に供給する電圧を、バイパス状態である前記バイパス回路の個数分だけ降下させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電池の充電装置。
- 前記制御回路がバイパス状態である前記バイパス回路の個数を増加させる場合、
前記充電回路は、前記制御回路がバイパス状態である前記バイパス回路の個数を増加させる前に、前記蓄電池に供給する電圧を降下させることを特徴とする請求項4に記載の蓄電池の充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011166526A JP2013031317A (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | 蓄電池の充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011166526A JP2013031317A (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | 蓄電池の充電装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2013031317A true JP2013031317A (ja) | 2013-02-07 |
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ID=47787805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011166526A Withdrawn JP2013031317A (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | 蓄電池の充電装置 |
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Country | Link |
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Legal Events
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