JP2013029591A - 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】設置される高さに応じて、ユーザにとって視認性の高い画像を表示できるようにすること。
【解決手段】画像表示装置1は、取得部41と、選択部42と、表示制御部43と、を備えている。取得部41は、画像表示装置1が設置される高さを示す高さ情報を取得する。選択部42は、取得部41によって取得された高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する。表示制御部43は、選択部42によって選択された画像を表示部18に表示させる。
【選択図】図2
【解決手段】画像表示装置1は、取得部41と、選択部42と、表示制御部43と、を備えている。取得部41は、画像表示装置1が設置される高さを示す高さ情報を取得する。選択部42は、取得部41によって取得された高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する。表示制御部43は、選択部42によって選択された画像を表示部18に表示させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、設置される高さに応じて、ユーザにとって視認性の高い画像を表示することを可能にする画像表示装置及びプログラムに関する。
近年、デジタルフォトフレーム(Digital Photo Frame)と呼ばれる(以下、「DPF」と呼ぶ)、画像を再生する電子機器が普及している。ユーザは、壁等の高所に設置されたDPFにより遠くから画像を鑑賞したり、机上等の低所に設置されたDPFにより近くから画像を鑑賞したりすることができる(例えば、特許文献1参照)。
このようなDPFに表示される画像には、個人でのみ見るべきプライベートなポートレートの画像や、遠くからは何が写っているのか判別しにくい複雑な画像が含まれている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術を適用した場合には、DPFは、記憶されている画像のデータに基づいてランダムに画像を表示することとなる。その結果、壁等の高い場所に設置されたDPFに、プライベートなポートレート画像が表示されると、当該画像が他人にも鑑賞されてしまうためプライバシー上の不都合が生じる場合があった。また、高い場所に設置されたDPFに、複雑な構図の画像が表示されると、DPFから離れて鑑賞している閲覧者には何が写っているのか理解できないという問題が生じていた。したがって、DPFによって表示される画像の種類によっては、ユーザが当該画像を適切に鑑賞することができないという問題が生じている。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、設置される高さに応じて、ユーザにとって視認性の高い画像を表示できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の画像表示装置は、
画像を表示する表示手段を備えた画像表示装置において、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
画像を表示する表示手段を備えた画像表示装置において、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、設置される高さに応じて、ユーザにとって視認性の高い画像を表示することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像表示装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。画像表示装置1は、例えばデジタルフォトフレームとして構成される。
画像表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、センサ部16と、入力部17と、表示部18と、記憶部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部19からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、センサ部16、入力部17、表示部18、記憶部19及びドライブ20が接続されている。
センサ部16は、例えば、距離センサで構成され、地面からの距離を画像表示装置1の設置高さとして検出する。
入力部17は、各種釦により構成され、ユーザの指示操作を受け付ける。例えば、入力部17は、画像表示装置1を設置する高さをユーザの指示に基づき受け付ける。
表示部18は、ディスプレイ等で構成され、各種画像を表示する。例えば、表示部18は、記憶部19に画像ファイルとして記憶されている複数の画像が順次切り替えられてスライドショー表示する。
記憶部19は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)により構成され、後述するスライドショー表示用の画像等の各種画像のデータを画像ファイルとして記憶する。即ち、記憶部19は、画像ファイルの記録用のメモリのうち、内蔵メモリとして機能する。
表示部18は、ディスプレイ等で構成され、各種画像を表示する。例えば、表示部18は、記憶部19に画像ファイルとして記憶されている複数の画像が順次切り替えられてスライドショー表示する。
記憶部19は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)により構成され、後述するスライドショー表示用の画像等の各種画像のデータを画像ファイルとして記憶する。即ち、記憶部19は、画像ファイルの記録用のメモリのうち、内蔵メモリとして機能する。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部19にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部19に記憶されている画像ファイル等の各種データも、記憶部19と同様に記憶することができる。即ち、リムーバブルメディア31は、内蔵メモリとしての記憶部19に対して提供するための、新たな画像ファイルを記憶する画像提供媒体として機能する。
図2は、図1の画像表示装置1の機能的構成のうち、画像種別分類処理及び画像表示処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
画像種別分類処理とは、ポートレート画像や複雑な画像であるか否かに応じて画像の種別を判別して、当該画像が、壁掛けに適した画像と壁掛けに適さない画像とのうち何れであるのかを示す画像の種類に分類するまでの一連の処理をいう。なお、ポートレート画像や複雑な画像等については後述する。
画像表示処理とは、画像表示装置1が設置された高さに基づいて表示対象の画像を選択し、選択した画像を表示部18に表示するまでの一連の処理をいう。
画像種別分類処理とは、ポートレート画像や複雑な画像であるか否かに応じて画像の種別を判別して、当該画像が、壁掛けに適した画像と壁掛けに適さない画像とのうち何れであるのかを示す画像の種類に分類するまでの一連の処理をいう。なお、ポートレート画像や複雑な画像等については後述する。
画像表示処理とは、画像表示装置1が設置された高さに基づいて表示対象の画像を選択し、選択した画像を表示部18に表示するまでの一連の処理をいう。
CPU11においては、画像種別分類処理及び画像表示処理が実行される場合、取得部41と、選択部42と、表示制御部43と、画像分類部51とが機能する。
記憶部19の一領域には、画像ファイルを記憶する画像記憶部61と、後述の画像情報を記憶する画像情報記憶部62と、が設けられている。
記憶部19の一領域には、画像ファイルを記憶する画像記憶部61と、後述の画像情報を記憶する画像情報記憶部62と、が設けられている。
図3は、画像記憶部61内に画像ファイルとして記憶されている画像の例である。なお、各画像の下方に記載されている「・・・.jpg」は、各画像のデータが画像記憶部61に記憶される場合のファイル名を示している。
図3(1)は、ポートレート画像の一例を示している。ポートレート画像とは、被写体として画角内に人物が写っている画像をいう。
図3(2)は、木々が映り込んだ画像の一例を示している。図3(2)の画像は、複数のエッジにより構成された細かく複雑な画像である。
図3(3)は、細かい町並みや木々、山肌が映り込んだ画像の一例を示している。図3(3)の画像は、複数の色彩に基づいて構成された細かく複雑な画像である。
図3(4)は、車が映り込んだ画像の一例を示している。図3(4)の画像は、少ないエッジにより構成された複雑ではない画像である。
図3(5)は、建造物(仏像)が映り込んだ画像の一例を示している。図3(5)の画像は、少ないエッジ及び少ない色彩により構成された複雑ではない画像である。
図3(1)は、ポートレート画像の一例を示している。ポートレート画像とは、被写体として画角内に人物が写っている画像をいう。
図3(2)は、木々が映り込んだ画像の一例を示している。図3(2)の画像は、複数のエッジにより構成された細かく複雑な画像である。
図3(3)は、細かい町並みや木々、山肌が映り込んだ画像の一例を示している。図3(3)の画像は、複数の色彩に基づいて構成された細かく複雑な画像である。
図3(4)は、車が映り込んだ画像の一例を示している。図3(4)の画像は、少ないエッジにより構成された複雑ではない画像である。
図3(5)は、建造物(仏像)が映り込んだ画像の一例を示している。図3(5)の画像は、少ないエッジ及び少ない色彩により構成された複雑ではない画像である。
本実施形態では、後述する選択部42のうち画像分類部51は、後述の図7で説明する画像表示処理を実行するにあたり、画像記憶部61内の各画像ファイルの各々を、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数に基づく画像の複雑さを含む画像の内容に基づき複数の種類(以下、「画像種類」と呼ぶ)のうちの何れかに分類する。次に、画像分類部51は、各画像ファイルの各々を、各々分類した画像種類に応じて、壁掛けに適した画像ファイル又は壁掛けに適さない画像ファイルの何れかの種類(以下、「適した設置場所」と呼ぶ)に分類する。
図4は、画像情報記憶部62に画像ファイル毎に記憶される画像情報のうち、ファイル名、画像種類及び適した設置場所を登録(格納)するための画像リストの構造例である。
画像リストにおいては、1つの行が、1つの画像ファイルに対応している。即ち、所定行には、当該所定行に対応する画像ファイルについての、「ファイル名」、「画像種類」、及び「適した設置場所」が登録される。
画像リストにおいては、1つの行が、1つの画像ファイルに対応している。即ち、所定行には、当該所定行に対応する画像ファイルについての、「ファイル名」、「画像種類」、及び「適した設置場所」が登録される。
「ファイル名」とは、当該画像ファイルが内蔵メモリ(画像記憶部61)にコピーされて記憶された際に付される画像ファイルの名称をいう。図4においては、図3(1)〜図3(5)の各画像ファイルの名称として、「1.jpg」〜「5.jpg」が登録されている。
「画像種類」としては、本実施形態では、画像分類部51顔認証技術や画像に含まれるエッジ(輪郭)の数又は色彩の数に基づいて、「ポートレート画像」、「複雑な画像」、及び「複雑ではない画像」のうちの何れかに分類される。即ち、画像分類部51は、画像の空間周波数の高周波成分を評価して、当該画像に含まれるエッジの数や色彩の数を認識して、当該画像の画像種類を決定する。
「ポートレート画像」とは、画角内に人物が写り込んでいる場合に分類される画像種類をいう。ポートレート画像の分類は、次のようにして行われる。即ち、既存の顔認証技術により、画角内に人物の顔が存在するか否かが判定され、顔が存在していると判定された場合に、その顔が画角内に大きく表示されているか否かが判定され、大きく表示されていると判定された画像が、「ポートレート画像」に分類される。図3の例では、図3(1)の画像が「ポートレート画像」に分類される。
「複雑な画像」とは、遠くから見ると画角内に存在する被写体が何かわかりにくい場合に分類される画像種類をいう。複雑な画像の分類は、次のようにして行われる。即ち、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数が所定の数より多いか少ないか、つまり画像が複雑か否かが判定される。そして、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数が所定の数より多いと判定された画像、つまり画像が複雑であると判定された画像が、「複雑な画像」に分類される。図3の例では、図3(2)及び図3(3)の画像が「複雑な画像」に分類される。
「複雑ではない画像」とは、画角内に存在する被写体がわかりやすい場合に分類される画像種類をいう。複雑ではない画像の分類は、次のようにして行われる。即ち、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数が所定の数より多いか少ないか、つまり画像が複雑か否かが判定され、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数が所定の数より少ないと判定された画像、つまり画像が複雑でないと判定された画像が、「複雑ではない画像」に分類される。図3の例では、図3(4)及び図3(5)の画像が「複雑ではない画像」に分類される。
「ポートレート画像」とは、画角内に人物が写り込んでいる場合に分類される画像種類をいう。ポートレート画像の分類は、次のようにして行われる。即ち、既存の顔認証技術により、画角内に人物の顔が存在するか否かが判定され、顔が存在していると判定された場合に、その顔が画角内に大きく表示されているか否かが判定され、大きく表示されていると判定された画像が、「ポートレート画像」に分類される。図3の例では、図3(1)の画像が「ポートレート画像」に分類される。
「複雑な画像」とは、遠くから見ると画角内に存在する被写体が何かわかりにくい場合に分類される画像種類をいう。複雑な画像の分類は、次のようにして行われる。即ち、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数が所定の数より多いか少ないか、つまり画像が複雑か否かが判定される。そして、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数が所定の数より多いと判定された画像、つまり画像が複雑であると判定された画像が、「複雑な画像」に分類される。図3の例では、図3(2)及び図3(3)の画像が「複雑な画像」に分類される。
「複雑ではない画像」とは、画角内に存在する被写体がわかりやすい場合に分類される画像種類をいう。複雑ではない画像の分類は、次のようにして行われる。即ち、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数が所定の数より多いか少ないか、つまり画像が複雑か否かが判定され、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数が所定の数より少ないと判定された画像、つまり画像が複雑でないと判定された画像が、「複雑ではない画像」に分類される。図3の例では、図3(4)及び図3(5)の画像が「複雑ではない画像」に分類される。
「適した設置場所」とは、画像表示装置1を設置するのに適切な場所の観点で分類される種類であり、「壁掛けに適さない画像」と「壁掛けに適した画像」との2種類に大別される。
「壁掛けに適さない画像」とは、壁掛け等の高所に設置された画像表示装置1により表示されるのは不適な画像であって、机上等の低所に設置された画像表示装置1により表示されるのが好適な画像の種類をいう。後述の図6の画像種別分類処理において、「画像種類」がポートレート画像であるか、又は、ポートレート画像でない場合であっても、複雑な画像である場合に、当該画像は、「壁掛けに適さない画像」として分類される。
即ち、画像表示装置1の壁掛け時等高所設置時には、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の所有者以外の不特定多数の第三者により閲覧される可能性がある。そのような状況下で、特定の人物が画角内に存在するポートレート画像が表示されてしまうのは、プライバシー保護の観点から望ましくないと考えられる。したがって、このような場合に対応すべく、ポートレート画像は「壁掛けに適さない画像」と分類される。
また、画像表示装置1の壁掛け時等高所設置時には、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の近くから閲覧されるのではなく、画像表示装置1からある程度離れたところから閲覧される可能性が高い。そのような状況下で、画角内に存在する被写体が何かわかりにくい複雑な画像を表示しても、閲覧者にとって表示されている画像が見えづらく視認性の観点から望ましくないと考えられる。したがって、このような場合に対応すべく、ポートレート画像でない場合であっても、複雑な画像である場合に、当該画像は、「壁掛けに適さない画像」として分類される。
「壁掛けに適さない画像」として分類された画像ファイルは、後述の図7の画像表示処理において、設置高さが閾値よりも高いと判断された場合、即ち、画像表示装置1が壁掛け等されていると判断された場合には、表示対象から除外される。
即ち、画像表示装置1の壁掛け時等高所設置時には、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の所有者以外の不特定多数の第三者により閲覧される可能性がある。そのような状況下で、特定の人物が画角内に存在するポートレート画像が表示されてしまうのは、プライバシー保護の観点から望ましくないと考えられる。したがって、このような場合に対応すべく、ポートレート画像は「壁掛けに適さない画像」と分類される。
また、画像表示装置1の壁掛け時等高所設置時には、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の近くから閲覧されるのではなく、画像表示装置1からある程度離れたところから閲覧される可能性が高い。そのような状況下で、画角内に存在する被写体が何かわかりにくい複雑な画像を表示しても、閲覧者にとって表示されている画像が見えづらく視認性の観点から望ましくないと考えられる。したがって、このような場合に対応すべく、ポートレート画像でない場合であっても、複雑な画像である場合に、当該画像は、「壁掛けに適さない画像」として分類される。
「壁掛けに適さない画像」として分類された画像ファイルは、後述の図7の画像表示処理において、設置高さが閾値よりも高いと判断された場合、即ち、画像表示装置1が壁掛け等されていると判断された場合には、表示対象から除外される。
「壁掛けに適した画像」とは、壁掛け等の高所に設置された画像表示装置1による表示、机上等の低所に設置された画像表示装置1による表示の何れの場合でも好適な画像の種類をいう。後述の図6の画像種別分類処理において、「画像種類」がポートレート画像でなく、かつ、複雑な画像でない場合に、当該画像は、「壁掛けに適した画像」として分類される。
即ち、画像表示装置1の壁掛け時等高所設置時には、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の近くから閲覧されるのではなく、画像表示装置1からある程度離れたところから閲覧される可能性が高い。そのような状況下で、画角内に存在する被写体がわかりやすい複雑ではない画像を表示しても、閲覧者は表示されている画像を十分視認することができると考えられる。したがって、このような場合に対応すべく、ポートレート画像でない場合であっても、複雑ではない画像である場合に、当該画像は、「壁掛けに適した画像」として分類される。
「壁掛けに適した画像」として分類された画像ファイルは、後述の図7の画像表示処理において、設置高さが閾値よりも高いと判断された場合、即ち、画像表示装置1が壁掛け等されていると判断された場合であっても、表示対象に含む。
即ち、画像表示装置1の壁掛け時等高所設置時には、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の近くから閲覧されるのではなく、画像表示装置1からある程度離れたところから閲覧される可能性が高い。そのような状況下で、画角内に存在する被写体がわかりやすい複雑ではない画像を表示しても、閲覧者は表示されている画像を十分視認することができると考えられる。したがって、このような場合に対応すべく、ポートレート画像でない場合であっても、複雑ではない画像である場合に、当該画像は、「壁掛けに適した画像」として分類される。
「壁掛けに適した画像」として分類された画像ファイルは、後述の図7の画像表示処理において、設置高さが閾値よりも高いと判断された場合、即ち、画像表示装置1が壁掛け等されていると判断された場合であっても、表示対象に含む。
このような画像の分類が行われるタイミングは、特に限定されないが、本実施形態では、新たな画像ファイルが画像提供媒体(リムーバブルメディア31)から内蔵メモリ(画像記憶部61)へコピーされるタイミングである。即ち、当該タイミングで、コピーされた新たな画像ファイルが、「壁掛けに適した画像」か「壁掛けに適さない画像」かの何れかの種類に分類される。そして、分類結果に基づいて画像が表示される。
図2に戻り、取得部41は、センサ部16の検出結果を示す情報、即ち画像表示装置1の設置高さ(地面からの距離)を示す情報を、高さ情報として取得して、選択部42へ供給する。
選択部42は、取得部41によって取得された高さ情報に基づいて、画像記憶部61に記憶されている複数の画像ファイルの中から、表示部18において表示対象となる画像ファイルを選択する。
具体的には、選択部42は、取得部41によって取得された高さ情報により特定される設置高さが第1の閾値以上である場合は、表示対象の画像ファイルとして、複雑でない画像、即ち、複雑ではない画像の画像ファイルを選択する。第1の閾値とは、画像表示装置1が机上よりも上方に設置されたと推定できる高さの値や、閲覧者の目線の高さを示す値である。例えば70〜180cm以上の値を第1の閾値に採用するとよい。この第1の閾値は、入力部17により事前に自由な値の設定ができる。
また、選択部42は、取得部41によって取得された高さ情報により特定される設置高さが第2の閾値以上である場合は、表示対象の画像ファイルとして、ポートレート画像を選択しない。第2の閾値とは、画像表示装置1が机上よりも上方に設置されたと推定できる高さの値や、目線の高さを示す値である。例えば70〜180cm以上の値を第2の閾値に採用するとよい。この第2の閾値は、入力部17により事前に自由な値に設定することができ、第1の閾値と同じ値に設定することもでき、第1の閾値とは別の値に設定することもできる。
選択部42は、選択した画像ファイルを画像記憶部61から読み出すと表示制御部43へ供給する。
また、選択部42は、取得部41によって取得された高さ情報により特定される設置高さが第2の閾値以上である場合は、表示対象の画像ファイルとして、ポートレート画像を選択しない。第2の閾値とは、画像表示装置1が机上よりも上方に設置されたと推定できる高さの値や、目線の高さを示す値である。例えば70〜180cm以上の値を第2の閾値に採用するとよい。この第2の閾値は、入力部17により事前に自由な値に設定することができ、第1の閾値と同じ値に設定することもでき、第1の閾値とは別の値に設定することもできる。
選択部42は、選択した画像ファイルを画像記憶部61から読み出すと表示制御部43へ供給する。
表示制御部43は、選択部42の選択部42によって選択された画像ファイルを表示部18に表示させる制御を実行する。
次に、図5を参照して、このような図2の機能的構成の画像表示装置1が実行する処理のうち、メイン処理について説明する。
図5は、図2の機能的構成を有する図1の画像表示装置1が実行するメイン処理の流れを説明するフローチャートである。
図5は、図2の機能的構成を有する図1の画像表示装置1が実行するメイン処理の流れを説明するフローチャートである。
メイン処理は、本実施形態では、画像表示装置1の電源がオン状態になった後、所定の時間間隔毎に実行される。
ステップS11において、CPU11は、画像提供媒体としてのリムーバブルメディア31がドライブ20に装着され、新たな画像ファイルが内蔵メモリ(画像記憶部61)にコピーされて記憶されたか否かを判定する。
新たな画像ファイルが記憶されない場合、ステップS11においてNOであると判定されて、処理はステップS13に進む。新たな画像ファイルが記憶された場合、ステップS11においてYESであると判定されて、処理はステップ12に進む。
ステップS12において、CPU11は、後述の図6を参照して説明する画像種別分類処理を実行する。これにより、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、CPU11は、画像表示指示があったか否かを判定する。詳細には、CPU11は、ユーザによる入力部17への操作による画像の表示部18への表示指示の有無を判定する。ユーザによる画像表示指示が未だなされていない場合には、ステップS13においてNOであると判定されて、処理はステップS16に進む。画像表示指示があった場合、ステップS13においてYESであると判定されて、処理はステップ14に進む。
ステップS14において、CPU11は、後述の図7を参照して説明する画像表示処理を実行する。これにより、処理はステップS15に進む。
ステップS15において、CPU11は、画像の表示終了指示があったか否かを判定する。詳細には、CPU11は、ユーザによる入力部17への操作による画像表示の処理の終了指示の有無を判定する。ユーザによる画像表示の処理の終了指示が未だなされていない場合には、ステップS15においてNOであると判定されて、処理はステップS14に戻され、画像表示の処理の終了指示があるまでステップS14及びステップS15の処理が繰り返される。ユーザによる画像表示の処理の終了指示があった場合には、ステップS15においてYESであると判定されて、処理はステップS16に進む。
ステップS16において、CPU11は、処理終了指示があったか否かを判定する。詳細には、CPU11は、ユーザによる入力部17への操作による処理の終了指示の有無を判定する。ユーザによる処理の終了指示が未だなされていない場合には、ステップS16においてNOであると判定されて、処理はステップS11に戻され、それ以降の処理が繰り返される。その後ユーザによる処理の終了指示があった場合には、ステップS16においてYESであると判定されて、メイン処理は終了する。
次に、このようなメイン処理のステップS12の画像種別分類処理の詳細について説明する。
図6は、図5のメイン処理のうち、ステップS12の画像種別分類処理の詳細を説明するフローチャートである。
上述したように、画像種別分類処理は、CPU11により新たな画像ファイルが記憶され、ステップS11の処理でYESであると判定されたことを契機として、ステップS12の処理として開始される。
図6は、図5のメイン処理のうち、ステップS12の画像種別分類処理の詳細を説明するフローチャートである。
上述したように、画像種別分類処理は、CPU11により新たな画像ファイルが記憶され、ステップS11の処理でYESであると判定されたことを契機として、ステップS12の処理として開始される。
ステップS31において、画像分類部51は、画像記憶部61に記憶された新たな画像ファイルは、ポートレート画像であるか否かを判定する。ポートレート画像でない場合には、ステップS31においてNOであると判定されて、処理はステップS32に進む。これに対し、画像記憶部61に記憶された新たな画像ファイルは、ポートレート画像である場合には、ステップS31においてYESであると判定されて、処理はステップS34に進む。
ステップS32において、画像分類部51は、画像記憶部61に記憶された新たな画像ファイルは、複雑な画像であるか否かを判定する。複雑な画像でない場合には、ステップS32においてNOであると判定されて、処理はステップS33に進む。これに対し、画像記憶部61に記憶された新たな画像ファイルは、複雑な画像である場合には、ステップS32においてYESであると判定されて、処理はステップS34に進む。
ステップS33において、画像分類部51は、当該画像を壁掛けに適した画像として分類する。具体的には、当該ファイルに対する画像の種類を「壁掛けに適した画像」として分類し、その分類した画像の種類の情報を画像情報記憶部62の画像リストに記憶する。この処理が終了すると、画像種別分類処理は終了する。
ステップS34において、画像分類部51は、当該画像を壁掛けに適さない画像として分類する。具体的には、当該ファイルに対する画像の種類を「壁掛けに適さない画像」として分類し、その分類した画像の種類の情報を画像情報記憶部62の画像リストに記憶する。この処理が終了すると、画像種別分類処理は終了する。
次に、このようなメイン処理のステップS14の画像表示処理の詳細について説明する。
図7は、図5のメイン処理のうち、ステップS14の画像表示処理の詳細を説明するフローチャートである。
上述したように、画像表示処理は、ユーザによる入力部17への操作による画像表示指示が行われ、ステップS13の処理でYESであると判定されたことを契機として、ステップS14の処理として開始される。
図7は、図5のメイン処理のうち、ステップS14の画像表示処理の詳細を説明するフローチャートである。
上述したように、画像表示処理は、ユーザによる入力部17への操作による画像表示指示が行われ、ステップS13の処理でYESであると判定されたことを契機として、ステップS14の処理として開始される。
ステップS51において、取得部41は、センサ部16において検出された高度に基づき、画像表示装置1の設置高さの高さ情報を算出して取得する。
ステップS52において、選択部42の選択部42は、画像表示装置1の設置高さが閾値より高いか否かを判定する。画像表示装置1の設置高さが閾値より高い場合には、ステップS52においてYESであると判定されて、処理はステップS53に進む。
ステップS53において、選択部42の選択部42は、壁掛けに適した画像ファイルのみを表示対象として選択する。具体的には、選択部42は、画像情報記憶部62に記憶されている画像リストを参照して、図6のステップS33において、壁掛けに適した画像として分類された画像の種類を有する画像ファイルを選択する。
これに対し、画像表示装置1の設置高さが閾値より低い場合には、ステップS52においてNOであると判定されて、処理はステップS54に進む。
ステップS54において、選択部42の選択部42は、画像記憶部61に記憶されている画像ファイル全てを表示対象として選択する。具体的には、選択部42は、画像情報記憶部62に記憶されている画像リストを参照して、図6のステップS34において、壁掛けに適さない画像として分類された画像の種類を有する画像ファイルも含めて選択する。
ステップS55において、表示制御部43は、ステップS53又はステップS54において選択された表示対象の画像を表示部18に表示する制御を実行する。
このようなステップS55の処理が終了すると、画像表示処理は終了となる。
このようなステップS55の処理が終了すると、画像表示処理は終了となる。
以上説明したように、画像表示装置1は、取得部41と、選択部42と、表示制御部43と、を備えている。
取得部41は、画像表示装置1が設置される高さを示す高さ情報を取得する。選択部42は、取得部41によって取得された高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する。表示制御部43は、選択部42によって選択された画像を表示部18に表示させる。
取得部41は、画像表示装置1が設置される高さを示す高さ情報を取得する。選択部42は、取得部41によって取得された高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する。表示制御部43は、選択部42によって選択された画像を表示部18に表示させる。
この場合、選択部42により選択される画像ファイルは、画像表示装置1が設置されている高さ情報に基づいて決定される。即ち、画像表示装置1が比較的低い場所に設置されている場合には、閲覧者の目線から離れていない、例えば、机上に設置されていると考えられるため、机上に適した画像ファイルを選択することができる。
これに対し、画像表示装置1が比較的高い場所に設置されている場合には、閲覧者の目線から離れている、例えば、壁に掛けられて設置されていると考えられるため、壁掛けに適した画像ファイルを選択することができる。
そして、画像表示装置1が設置されている高さに対応して選択された画像が表示されるため、設置される高さに応じて、ユーザにとって視認性の高い画像を表示することができる。
これに対し、画像表示装置1が比較的高い場所に設置されている場合には、閲覧者の目線から離れている、例えば、壁に掛けられて設置されていると考えられるため、壁掛けに適した画像ファイルを選択することができる。
そして、画像表示装置1が設置されている高さに対応して選択された画像が表示されるため、設置される高さに応じて、ユーザにとって視認性の高い画像を表示することができる。
選択部42の画像分類部51は、取得部41によって取得された高さ情報を示す高さが第1の閾値以上である場合は、表示候補の画像のうち複雑でない画像を、表示すべき画像として選択する。
この場合、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の近くから閲覧されるのではなく、壁に掛けられて設置されている等、画像表示装置1からある程度離れたところから閲覧される可能性が高い。そのような状況下で、画角内に存在する被写体がわかりやすい複雑でない画像を表示した場合には、閲覧者は表示されている画像を十分視認することができる。したがって、設置される高さに応じて、ユーザにとって視認性の高い画像を表示することができる。
この場合、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の近くから閲覧されるのではなく、壁に掛けられて設置されている等、画像表示装置1からある程度離れたところから閲覧される可能性が高い。そのような状況下で、画角内に存在する被写体がわかりやすい複雑でない画像を表示した場合には、閲覧者は表示されている画像を十分視認することができる。したがって、設置される高さに応じて、ユーザにとって視認性の高い画像を表示することができる。
画像表示装置1は、画像分類部51をさらに備える。
画像分類部51は、画像の複雑さに基づいて、表示候補の画像の種類を分類する。
選択部42は、画像分類部51により分類された画像の種類及び取得部41によって取得された高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から表示すべき画像を選択する。
この場合、選択部42により選択される画像は、画像表示装置1が設置されている高さ及び画像の複雑さに基づく画像の種類に基づいて選択される。即ち、画像表示装置1が比較的低い場所に設置されている場合には、閲覧者の目線から離れていない、例えば、机上に設置されていると考えられるため、机上に適した画像として複雑である画像を含めた画像を選択することができる。
これに対し、画像表示装置1が比較的高い場所に設置されている場合には、閲覧者の目線から離れている、例えば、壁に掛けられて設置されていると考えられるため、壁掛けに適した画像として複雑でない画像を選択することができる。
そして、画像表示装置1が設置されている高さに対応して選択された画像が表示されるため、設置される高さに応じて、ユーザにとって視認性の高い画像を表示することができる。
画像分類部51は、画像の複雑さに基づいて、表示候補の画像の種類を分類する。
選択部42は、画像分類部51により分類された画像の種類及び取得部41によって取得された高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から表示すべき画像を選択する。
この場合、選択部42により選択される画像は、画像表示装置1が設置されている高さ及び画像の複雑さに基づく画像の種類に基づいて選択される。即ち、画像表示装置1が比較的低い場所に設置されている場合には、閲覧者の目線から離れていない、例えば、机上に設置されていると考えられるため、机上に適した画像として複雑である画像を含めた画像を選択することができる。
これに対し、画像表示装置1が比較的高い場所に設置されている場合には、閲覧者の目線から離れている、例えば、壁に掛けられて設置されていると考えられるため、壁掛けに適した画像として複雑でない画像を選択することができる。
そして、画像表示装置1が設置されている高さに対応して選択された画像が表示されるため、設置される高さに応じて、ユーザにとって視認性の高い画像を表示することができる。
画像分類部51は、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数に基づいて、画像の複雑さを判定し、表示候補の画像の種類を分類する。
この場合、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数に基づいて、表示候補の画像の種類が分類されることから、表示候補の分類が、より適切な基準を以て判断することができる。
この場合、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数に基づいて、表示候補の画像の種類が分類されることから、表示候補の分類が、より適切な基準を以て判断することができる。
選択部42は、取得部41によって取得された高さ情報が示す高さが第2の閾値以上である場合は、表示候補の画像のうちポートレート画像を除外して、表示すべき画像を選択する。
この場合、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の近くから閲覧されるのではなく、壁に掛けられて設置されている等、画像表示装置1からある程度離れたところから閲覧される可能性が高い。そのような状況下においては、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の所有者以外の不特定多数の第三者の閲覧者により閲覧される可能性がある。したがって、そのような状況下においては、ポートレート画像を除外して表示することで、プライバシー保護を図ることができる。
この場合、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の近くから閲覧されるのではなく、壁に掛けられて設置されている等、画像表示装置1からある程度離れたところから閲覧される可能性が高い。そのような状況下においては、画像表示装置1で表示される画像は、画像表示装置1の所有者以外の不特定多数の第三者の閲覧者により閲覧される可能性がある。したがって、そのような状況下においては、ポートレート画像を除外して表示することで、プライバシー保護を図ることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、距離センサにより構成されたセンサ部16の検出結果に基づいて画像表示装置1の高さ情報を取得していたが、高さ情報の取得は特に限定されるものではない。例えば、床から画像表示装置1までの高さを気圧センサ、赤外線センサ又は超音波センサにより測定して高さ情報を取得したり、ユーザが事前に高さ情報を入力した情報に基づいて高さ情報を取得してもよい。
また、上述の実施形態では、画像分類部51は、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数に基づいて、画像の複雑さを判定し、表示候補の画像ファイルを画像種類に分類しているが、画像の種類の分類は特に限定されるものではない。例えば、各画像に対しユーザが事前に画像の種類を入力して分類してもよい。
また、上述の実施形態では、画像提供媒体としてリムーバブルメディア31を用いているがこれに限定されない。例えば、通信部(図示せず)を介して無線又は有線により接続されるネットワーク上の他の装置(サーバ等)内の記憶部(ハードディスク等)でもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される画像表示装置1は、デジタルフォトフレームを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、表示機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
例えば、本発明は、表示機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が画像表示装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が画像表示装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
画像を表示する表示手段を備えた画像表示装置において、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする画像表示装置。
[付記2]
前記選択手段は、前記取得手段によって取得された高さ情報が示す高さが第1の閾値以上である場合は、前記表示候補の画像のうち複雑でない画像を、表示すべき画像として選択することを特徴とする付記1に記載の画像表示装置。
[付記3]
画像の複雑さを判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定した画像の複雑さに基づいて、前記表示候補の画像の種類を分類する画像分類手段をさらに備え、
前記選択手段は、前記画像分類手段により分類された種類及び前記取得手段によって取得された高さ情報に基づいて、前記表示候補の画像の中から表示すべき画像を選択することを特徴とする付記1又は2のうち何れか1つに記載の画像表示装置。
[付記4]
前記判定手段は、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数に基づいて、前記表示候補の画像の複雑さを判定することを特徴とする付記3に記載の画像表示装置。
[付記5]
前記選択手段は、前記取得手段によって取得された高さ情報が示す高さが第2の閾値以上である場合は、ポートレート画像を表示すべき画像として選択しないことを特徴とする付記1乃至3のうち何れか1つに記載の画像表示装置。
[付記6]
画像を表示する処理を制御する画像表示装置が実行する画像表示方法において、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択ステップと、
前記選択ステップによって選択された画像を表示させる表示制御ステップと、
を含むことを特徴とする画像表示方法。
[付記7]
画像を表示する処理を制御する画像表示装置を制御するコンピュータを、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択手段、
前記選択手段によって選択された画像を表示させる表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
[付記1]
画像を表示する表示手段を備えた画像表示装置において、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする画像表示装置。
[付記2]
前記選択手段は、前記取得手段によって取得された高さ情報が示す高さが第1の閾値以上である場合は、前記表示候補の画像のうち複雑でない画像を、表示すべき画像として選択することを特徴とする付記1に記載の画像表示装置。
[付記3]
画像の複雑さを判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定した画像の複雑さに基づいて、前記表示候補の画像の種類を分類する画像分類手段をさらに備え、
前記選択手段は、前記画像分類手段により分類された種類及び前記取得手段によって取得された高さ情報に基づいて、前記表示候補の画像の中から表示すべき画像を選択することを特徴とする付記1又は2のうち何れか1つに記載の画像表示装置。
[付記4]
前記判定手段は、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数に基づいて、前記表示候補の画像の複雑さを判定することを特徴とする付記3に記載の画像表示装置。
[付記5]
前記選択手段は、前記取得手段によって取得された高さ情報が示す高さが第2の閾値以上である場合は、ポートレート画像を表示すべき画像として選択しないことを特徴とする付記1乃至3のうち何れか1つに記載の画像表示装置。
[付記6]
画像を表示する処理を制御する画像表示装置が実行する画像表示方法において、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択ステップと、
前記選択ステップによって選択された画像を表示させる表示制御ステップと、
を含むことを特徴とする画像表示方法。
[付記7]
画像を表示する処理を制御する画像表示装置を制御するコンピュータを、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択手段、
前記選択手段によって選択された画像を表示させる表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1・・・画像表示装置、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・センサ部、17・・・入力部、18・・・表示部、19・・・記憶部、20・・・ドライブ、31・・・リムーバブルメディア、41・・・取得部、42・・・選択部、43・・・表示制御部、51・・・画像種別分類部、61・・・画像記憶部、62・・・画像情報記憶部
Claims (7)
- 画像を表示する表示手段を備えた画像表示装置において、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする画像表示装置。 - 前記選択手段は、前記取得手段によって取得された高さ情報が示す高さが第1の閾値以上である場合は、前記表示候補の画像のうち複雑でない画像を、表示すべき画像として選択することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 画像の複雑さを判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定した画像の複雑さに基づいて、前記表示候補の画像の種類を分類する画像分類手段をさらに備え、
前記選択手段は、前記画像分類手段により分類された種類及び前記取得手段によって取得された高さ情報に基づいて、前記表示候補の画像の中から表示すべき画像を選択することを特徴とする請求項1又は2のうち何れか1項に記載の画像表示装置。 - 前記判定手段は、画像に含まれるエッジの数又は色彩の数に基づいて、前記表示候補の画像の複雑さを判定することを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
- 前記選択手段は、前記取得手段によって取得された高さ情報が示す高さが第2の閾値以上である場合は、ポートレート画像を表示すべき画像として選択しないことを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の画像表示装置。
- 画像を表示する処理を制御する画像表示装置が実行する画像表示方法において、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択ステップと、
前記選択ステップによって選択された画像を表示させる表示制御ステップと、
を含むことを特徴とする画像表示方法。 - 画像を表示する処理を制御する画像表示装置を制御するコンピュータを、
前記画像表示装置が設置される高さを示す高さ情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記高さ情報に基づいて、表示候補の画像の中から、表示すべき画像を選択する選択手段、
前記選択手段によって選択された画像を表示させる表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011164351A JP2013029591A (ja) | 2011-07-27 | 2011-07-27 | 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011164351A JP2013029591A (ja) | 2011-07-27 | 2011-07-27 | 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=47786706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011164351A Withdrawn JP2013029591A (ja) | 2011-07-27 | 2011-07-27 | 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム |
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JP (1) | JP2013029591A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2015194075A1 (ja) * | 2014-06-18 | 2017-06-01 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
-
2011
- 2011-07-27 JP JP2011164351A patent/JP2013029591A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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