JP2013004162A - 光ディスクおよび光ディスクの記録装置および光ディスクの再生装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスクの記録装置および光ディスクの再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 互換性が高く共用の記録装置、再生装置の構成が容易であり、かつユーザーにとって識別が容易なHigh to Lowメディア、Low to Highメディアを構成すること。また、それぞれの記録装置、再生装置を構成することにある。
【解決手段】複数の層を持つHigh to Lowメディア、Low to Highメディアにおいて、共通の変調規則、訂正符号をもち、層数の同じHigh to Lowメディア、Low to Highメディアの容量を異なる容量とすることによる。複数の層を持つHigh to Lowメディア、Low to Highメディアにおいて、共通の変調規則、訂正符号をもち、層数の同じHigh to Lowメディア、Low to Highメディアの容量を異なる容量とすることによる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、光ディスクおよび光ディスクの記録装置および光ディスクの再生装置に関する。
現在広く普及しているCD−RやDVD−Rなどの追記型光ディスクは、記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプが一般的であるが、このような光ディスクとは逆に記録前に比べて記録後の反射率が高くなる光ディスクとしてBlu−ray Disc(TM)などがある。例えば、特許文献1参照。以降、記録前に比べて記録後の反射率が低くなるタイプの光ディスクをHigh to Lowメディア、記録前に比べて記録後の反射率が高くなる光ディスクをLow to Highメディアと呼ぶ。
特許2512087号公報
互換性が高く共用の記録装置、再生装置の構成が容易であり、かつユーザーにとって識別が容易なHigh to Lowメディア、Low to Highメディアを構成すること。また、それぞれの記録装置、再生装置を構成することにある。
本発明は、複数の層を持つHigh to Lowメディア、Low to Highメディアにおいて、共通の変調規則、訂正符号をもち、層数の同じHigh to Lowメディア、Low to Highメディアの容量を異なる容量とすることによる。
本発明のHigh to Lowメディア、Low to Highメディアは共通の変調規則、訂正符号を持つため共用の記録装置、再生装置を構成することが容易であり、また同じ層数のディスクでも容量が違うためユーザーが混乱なくディスクを判別することができる。
ディフェクト信号の生成過程を示す波形図 ミラー信号の生成過程を示す波形図 本発明におけるディフェクト信号の生成過程 本発明におけるミラー信号の生成過程を示す波形図 本発明による多層ディスクの一層あたりの記録容量を示す表 本発明による多層ディスクの総容量を示す表 本発明に用いるディスクのデータフレーム構造図 本発明に用いるディスクのスクランブルドデータフレーム構造図 本発明に用いるディスクの216行304列のデータブロック構成図 本発明に用いるディスクのLDCブロック構造図 LDCブロックに対する第1のインターリーブを示す構成図 LDCブロックに対する第2のインターリーブを示す構成図 本発明に用いるディスクのアドレス情報の構造図 本発明に用いるディスクのアクセスブロックの構造図 本発明に用いるディスクのBISブロックの構造図 本発明に用いるディスクのBISクラスタの構造図 本発明に用いるディスクのECCクラスタの構造図 本発明に用いるディスクの記録フレームの構造図 本発明に用いるディスクで用いられる1−7変調の変換図 同期フレームの同期信号パターン表 本発明に用いるディスクのBCAの位置を示す構造図 本発明に用いる光ディスク記録再生装置のブロック図 多層光ディスクのADIPデータ構造図 多層光ディスクのADIPワード構造図 多層光ディスクのADIP Auxフレーム構造図 本発明である多層光ディスクのアドレスの相関図 本発明のアドレス検出のタイミング図 本発明のアドレス検出の検出回路図である。
High to Low メディアとLow to Highメディアとして、一台の光ディスク装置の前記High to Low メディアとLow to Highメディアの両方でのディフェクト信号とミラー信号の作成について説明する。
最初に、ディフェクト信号生成について図1を用いて説明する。 図1は、RF信号のトップエンベロープからディフェクト信号を生成する場合における各信号波形である。なお、図1の左側の波形はHigh to Low メディアの場合に
おける各波形であり、右側の波形はLow to Highメディアの場合における各波形である。
図1(a)は、RF信号波形であり、未記録部および記録部においてゴミなどのディフェクトのためにRF信号のレベルが低下している。なお、図1において未記録部および記録部のディフェクトの大きさは同じであるものとする。
図1(b)は、RF信号のトップエンベロープである。
図1(c)は、ディフェクト信号であり、トップエンベロープ(b)と閾値電圧Vth1を比較し、トップエンベロープ(b)がVth1より小さい期間においてディフェクトを示すHighレベルとなる。
図1(c)において、High to Lowメディアの場合は、未記録部および記録部のディフェクトを正しく検出できている。一方、Low to Highメディアの場合、未記録部ではディフェクトを正しく検出できているが記録部ではディフェクトを検出できていない。この原因は、Low to Highメディアの場合、未記録部と記録部の各ディフェクト部におけるトップエンベロープのDCレベルが異なるためである。
次に、ミラー信号生成について図2を用いて説明する。
図2は、RF信号のボトムエンベロープからミラー信号を生成する従来技術の場合における各信号波形である。なお、図2の左側の波形はHigh to Lowメディアの場合における各波形であり、右側の波形はLow to High メディアの場合における各波形である。
図2(a)は、記録膜の断面図であり、ランド・グルーブ構造を有している。なお、記録マークはグループにのみ形成されるものとし、既にグルーブには情報が記録されているものとする。
図2(b)は、トラッキング制御オフ状態においてレーザスポットがトラックを横断しているときのRF信号である。High to Lowメディア、Low to Highメディア共に、記録マークが形成されているグルーブにおいてRF信号振幅が大きくなり、記録マークが形成されていないランドにおいてRF信号振幅が小さくなる。このことは、RF信号が記録トラック/未記録トラックによる変調を受けていることと同義であり、High to Lowメディアの場合はボトムエンベロープが変調を受けており、Low to Highメディアはトップエンベロープが変調を受けている。
図2(c)は、RF信号のボトムエンベロープである。
図2(d)は、ミラー信号であり、ボトムエンベロープ(c)と閾値電圧Vth2を比較し、ボトムエンベロープ(c)がVth2より大きい期間にHighレベルとなる。ランド・グルーブ構造を有する光ディスクにおいてランドまたはグルーブのどちらか一方に記録を行う場合、記録を行わない方をミラー面と定義する。つまり本説明の場合はランドがミラー面である。よって、ミラー信号(d)がHighの時には光ピックアップから照射されたレーザスポットはミラー面であるランドに位置していることを示すことになる。
図2においてHigh to Lowメディアの場合、ミラー信号(d)はランド部においてHighレベルとなり、正しくミラー面を検出している。一方、Low to Highメディアの場合、ボトムエンベロープ(c)がVth2よりも大きいレベルのためミラー信号(d)は常にHighレベルとなってしまい、ミラー面を正しく検出できない。なお、Low to Highメディアのボトムエンベロープはミラー面と記録トラックによる変調を受けていないため、DCレベルを除去しても正しくミラー信号を検出することはできない。
これに対して、BCAやPICなどによりメディアの識別を行い、Low to Highメディアであると識別した場合は、ボトムエンベロープ検出回路21が出力するRF信号のボトムエンベロープ信号を電圧Vthと比較するようにする。この場合の各信号波形を図5に示す。
図3(a)は、図1(a)の右側の波形と同じLow to HighメディアのRF信号波形であり、未記録部と記録部にそれぞれディフェクト部によるRF信号のレベル低下が存在する。
図3(b)は、入力されるRF信号(a)のボトムエンベロープである。
図3(c)は、比較回路27が出力するdefect信号であり、ボトムエンベロープ信号(b)が電圧Vth1より小さい期間でHigh レベルとなる。これより、図3(c)に示す本実施例のdefect信号は未記録部と記録部の両方のディフェクトを正しく検出できていることが分かる。
これに対して、BCAやPICなどによりメディアの識別を行い、Low to Highメディアであると識別した場合は、RF信号のトップトエンベロープ信号に対しACカップリングを介して電圧Vth2と比較するようにする。この場合の各信号波形を図4に示す。
図4(a)は、記録膜の断面図であり、ランド・グルーブ構造を有している。なお、図1(a)と同様に記録マークはグループにのみ形成されるものとし、既にグルーブには情報が記録されているものとする。
図4(b)は、図2(b)右側と同様にLow to High メディアにおいてトラックを横断しているときのRF信号である。記録マークが形成されているグルーブにおいてRF信号振幅が大きくなり、記録マークが形成されていないランドにおいてRF信号振幅が小さくなる。
図4(c)は、ACカップリング介して入力されるRF信号のトップエンベロープ信号である。
図4(d)は、トップエンベロープ信号(c)が電圧Vth2に設定されている0レベルより大きい期間にHighレベルとなることを示す。
図4(e)は、出力(d)を極性反転したものである。RF信号(b)のレベルが低下している部分がミラー部となるランドであり、その期間において波形(e)はHighレベルとなっている。また、逆にRF信号のレベルが上がっている部分が記録部であるグルーブであり、その期間において波形(e)はLowレベルとなっている。よって、波形(e)からmirr部と記録トラックを判別可能であり、mirr信号として用いることができる。
なお、図4の説明においてACカップリングの出力波形(c)は0レベルが基
準となるように出力しているが、任意のリファレンスレベルVrefを基準としてもよい。また、その場合は、電圧Vth2は前記リファレンスレベルVrefに設
定すれば、mirr信号は図4(e)と同様の波形になる。
以上に説明した第1実施例の光ディスク装置は、装着された光ディスクの種類に応じて、defect信号およびmirr信号の生成対象信号をRF信号のトップエンベロープ信号またはボトムエンベロープ信号に切り換えるため、High to LowメディアとLow to Highメディアのどちらでもdefect信号とmirr信号を正しく生成することができる。
次に第2の実施例を図5、図6を用いて説明する。本実施例では、2層以上のディスクにおいて、同じ層数のHigh to LowメディアとLow to Highメディアの1層あたりの容量を異ならせている。また、Low to Highメディアの1層あたりの層数は、層数の異なる何れかの層数のHigh to Lowメディアの1層あたりの容量と同じにしている。例えば2層のLow to Highメディアの1層あたりの容量は32GBであり、同じ2層のHigh to Lowメディアの1層あたりの容量25GBとは異なるが、4層のHigh to Lowメディアの1層あたりの容量32GBとは異なる。従って図6に示すようにHigh to LowメディアとLow to Highメディアの2層、3層、4層の全種類のディスクの容量を異ならせることが可能となる。これは、High to LowメディアとLow to Highメディアというユーザーの使い勝手に関係しない物理的特性ではなく、ユーザーの使い勝手に直接関係する容量で全てのディスクを識別することが可能となる。High to LowメディアとLow to Highメディアは信号の極性が異なることにより、共用装置には第1の実施例に示すような技術が必要なほか、反射率などの特性が異なることも考えられ各多層ディスクで、High to LowメディアとLow to Highメディアに個別の対応が必要となる。しかしながら、High to LowメディアとLow to High各層数のディスクが異なる時期に採用可能となると、ディスクの記録装置や再生装置はHigh to LowメディアとLow to Highメディアの各層数のディスクに対して、そのうちのどのディスクに対して記録、再生が可能かという対応がまちまちになる可能性が高い。この場合に対しても、全てのディスクで容量が異なればユーザーに対してどのディスクに対して記録、再生を行うのかを、容易に示すことが可能となる。また、また、Low to Highメディアの1層あたりの層数は、層数の異なる何れかの層数のHigh to Lowメディアの1層あたりの容量と同じにしているため、訂正符号や変調規則などのエンコード処理を1層あたりの容量が同じものに対し共通化しやすく、全てのディスクに対して対応する装置を構成することが容易になる。また、また、Low to Highメディアの1層あたりの層数は、層数の異なる何れかの層数のHigh to Lowメディアの1層あたりの容量と同じにしなくても、同じ層数のHigh to LowメディアとLow to Highメディアの1層あたりの容量を異ならせ、High to LowメディアでLow to Highメディアの総容量が異ならせるだけでも、識別を容易にする効果は同様に得られる。
第2の実施例に示された、2層、3層、4層のHigh to LowメディアとLow to Highメディアに共通に用いる、記録処理について説明する。図7に示すとおり、ユーザーデータを2048バイト単位に分割し、それぞれに4バイトの誤り検出コードを付加して2052バイトのデータフレームを構成する。次に、各データフレームに対し図8に示すとおりスクランブル処理を行い、スクランブルドデータフレームを構成する。次に図8に示すとおり、スクランブルドデータフレームを32個集める。次に列順に再配置を行い、図9に示すとおり216行304列のデータブロックを構成する。そして、図10に示すとおり、データブロックの各列に対して(248,216,32)のリードソロモン符号で符号化を行い、32バイトのパリティを付加し新たに248行304列のLDC(Long Distant Code)ブロックを構成する。LDCブロックに対しては次の第1のインターリーブと、第2のインターリーブが処理される。第1のインターリーブは図11aに示されるように、偶数番目の列のデータとそれに続く奇数番目の列のデータを互い違いに挟み込むように再配置を行い496行152列のブロックを構成する。第2のインターリーブは図11b示すとおり、再配置された496行152列のブロックに対し、上から2行単位で、最初の2行はシフトせず、次の2行は左に3バイトシフト、次の2行は6バイトシフト、次の2行は左に9バイトシフトと3バイトずつシフト量を増加させる再配置を行う。第1のインターリーブ、第2のインターリーブを施したデータはLDCクラスタを構成する。
一方、このデータブロックに付加されるアドレスは以下のように生成される。
図12に示されるようにデータブロックは16のアドレスユニットに分割され、それぞれに9バイトのアドレス情報が割り当てられる。9バイトの内訳は、4バイトのアドレスと、1バイトのフラグ情報と、5バイトのアドレスとフラグ情報に付加されたパリティとからなる。このアドレスはインターリーブ処理を行ったうえで、6行24列のマトリックスを形成する。同時にユーザー制御データ18バイト、32ユニット分が24行24列のマトリックスに配置される。
上記の6行24列のマトリックスと24行24列のマトリックスは結合され、図13に示す30行24列のアクセスブロックを形成する。アクセスブロックの各列に対して(62,33,32)のリードソロモン符号で符号化を行い、32バイトのパリティを付加して図14に示す、62行24列のBIS(Burst Indicating Subcode)ブロックを形成する。BISブロックのデータに対し再配置を行い図15に示す496行3列のBISクラスタを構成する。
前記のLDCクラスタを38列ずつに分割し、間にBISクラスタのデータを一列ずつ挿入し図16に示すECCクラスタを構成する。
ECCクラスタの各行155バイトのデータに対しては、先頭に20ビットのフレーム同期信号が付加し、155バイトのデータは先頭25ビット、以降は45ビットずつに分割し、間にDCコントロールビットを挿入し、図17に示す記録フレームを構成する。DCコントロールビットは変調後のDSVが0に近くなるように制御される。
記録フレームのデータに対する変調は図18に示されるテーブルに従って17変調を行う。フレーム同期信号は図19に示されるように30bitsの同期コードを用いて付加される。図19において、#は同期コードの前の変調後のデータが0000もしくは00で終端された場合は1となり、他の場合は0となる。
第1の実施例でHigh to LowメディアとLow to Highメディアの識別に用いた、BCAの配置を、光ディスク2401の上から見た配置図で、図20に示す。光ディスク2401の半径21.3mmから22.0mmまでの範囲には、同心円状にバーストカッティングエリア(BCA)2402が形成される。また、2403はセンターホールである。このBCAには、ディスクID等のディスク固有の情報もしくは、ディスクの準拠するフォーマット情報等が格納されている。こうした情報は1周が略4750チャネルビットであるのに対し、4648チャネルビットを占める。このBCAに媒体の識別のためのコードなどを記録する。
本発明のディスクに対応した、記録再生装置の説明を図21を用いて行う。図21は記録再生装置のブロック図である。図21において、3100は実施例1及び2で示された、記録可能ディスクである。3101はディスク3100を回転させるディスクモータ、3102はディスク3100にレーザー光を照射し、反射光を検出し再生信号を得る光ピックアップである。3111はサーボユニットであり、光ピックアップ3102やディスクモータ3101の制御を行う。また3102は記録時には的確に整形された波形のレーザー光をディスク3100に照射して記録を行う。3103はアナログフロントエンドであり、光ピックアップ3102で検出された信号の波形整形やサーボ信号の生成などを行う。3104は復調処理回路であり、波形整形された信号の2値化や、データのエンコード処理で説明した1−7変調に基づいた復調処理などを行う。3105はDRAM(Dynamic Randum Access Memory)であり、復調処理されたデータ、訂正処理中、入出力データ、変調処理前のデータなどの一時記憶に用いられる。3106はECC(Error Correction Circuit)であり、再生処理時にはDRAM3105に一時記憶された復調処理済のデータに対し、誤り訂正処理をおこない、記録処理時には、DRAM3105に一時記憶された入力データに対し、誤り訂正符号の付加を行う。3107はインターフェース回路であり、DRAM105に一時記憶されたデータを出力端子3114からの出力したり、入力端子3113からの入力データをDRAM3105に記憶させたり、インターフェース処理を行う。また、双方向化することで3113,3114を共通化することも可能である。3108は変調回路であり、記録時には、DRAM3105から読み出したデータに対して、データのエンコード処理で説明した1−7変調に基づいた変調処理を行い、変調データをLDD(Laser Diode Driver)3109に供給する。LDD3109は記録時には、変調データに対して、記録に適切な記録波形を光ピックアップ3102に供給し、ピックアップ3102は記録波形に従って発光して記録を行う。3110はBCAデコーダーであり、BCAの再生時には、[BCA]で説明されたように低反射率の有無によって記録された、BCAのデータブロックのデコード処理を行う。デコード処理を行われた信号はCPU3112に送られ、実施例1に示すようなHigh to LowメディアとLow to Highメディアかに従って、サーボ3111の制御を行ったり、アナログフロントエンド3103の反射率の違いなどに応じたパラメータの制御をしたりする。本実施例では、図7から図19で示された、共通化する記録処理の例に従って処理をしており、High to LowメディアとLow to Highメディアの各層数のディスクに対応しても、変調回路3108、復調処理回路3104、ECC3106の規模の増大化を抑えながら対応することが出来る。
第1の実施例、第2の実施例に示されたディスクでは記録トラックがウォブリングされており、これに変調をかけることでアドレスが記録される。このアドレスの記録方式をディスクの容量によって切り替える方法について以下の示す。
まず、ウォブルアドレス構造について説明する。図22のADIPデータ構造図のように、ディスクに記録されるADIPアドレス24ビット(AA23-AA0)104とディスク情報を格納する12ビットの補助データ(AUX data、AX11-AX0)1301で36ビットの情報ビットを持つ構造が定義され、情報ビットに対して誤り訂正符号付加やコード変換を実施して単位データあたりのコード列を生成する。このコード列は、単位周期あたりのウォブル構造に対して埋め込まれる。ウォブル構造は、ウォブルの周期性や位相が異なるものをある規則に基づいて配置し、配置の違いなどにより同期信号やデータ”0””1”を表現して、ADIPユニットと呼ばれるビット構造を生成する。そこで、図23のADIPワード構造図のように、83ビットで構成される1 ADIPワードの構造におけるデータ60ビット(4ADIP bit×15 Block)に、先ほどのADIPデータ36ビットの誤り訂正符号付加変換後の値60ビットのコード列が配置される。また、補助データは図24のように12ビットのデータ構造を96ワード集めて再配置することで、144バイト(12ビット×96ワード)を構成し、ディスク情報を示すデータと誤り訂正符号が配置され、データクラスタ周期に対して十分長い更新周期を有する。なお、32*PSN=3*PAAの関係となるように、1クラスタ(32*PSN)のデータ長の1/3の周期に、一つのADIPアドレス(PAA)が得られるようなウォブル長にウォブルアドレス構造を生成しているため、ウォブルのある一定周期で得られるコード列を変換することで、ディスク上の物理的位置を特定するADIPアドレスを得ることが出来る。よって、あくまでもディスクに記録されているADIPアドレスは24ビットであり、ADIPアドレスのビット数を1ビット増加する場合には、ウォブルアドレス構造の大幅な改造が必要になる。36ビットの情報ビット構造、コード列に変換するための誤り訂正符号付加方法や変換方法、配置する周期やウォブル長、PSNとの相関などのいずれか、あるいは複数の見直しが必要になってしまう。その場合、従来との互換がとりにくい構造となってしまい、アドレスの生成・検出回路の冗長化やシステムの制御方法の複雑化が問題となってしまう。そこで、ウォブルに埋め込むアドレスビット数はそのままで、大幅なウォブル構造の改造を実施しないで、ウォブルアドレスが拡張できれば、制御もかなり容易で済むことになる。
図25は本発明でのHigh to LowメディアとLow to Highメディアの多層光ディスクのアドレスの相関図である。図22で示されるADIPデータ構造を維持したまま、ディスクに記録しない仮想ビットを用いてアドレスの拡張を行なう。本例では仮想ビットの割り付けはビット21としている。401はPhysical ADIP Addressの実際のアドレス(以降、PAA)、402はPhysical ADIP Addressのウォブル埋め込みアドレス(以降、PAAW)である。アドレスの生成方法として、PAA ビット21をスクランブル回路105のスクランブル処理ON/OFFを決める制御ビットとして入力し、下位2ビットのPAAビット1-0に対してスクランブル処理を施してウォブルへ埋め込む。即ち、仮想ビットPAA ビット21に従って、PAA ビット1-0のカウントの規則性を変えている。効果として、従来のウォブルアドレスのビット数のまま、アドレス拡張が可能となる。
ウォブルに埋め込まれたアドレスPAAWの検出方法について、図26のタイミング図及び図27の検出回路図の一例を用いて説明する。本実施例の場合は、仮想ビットPAA ビット21は層番号アドレスではなくて、クラスタ番号アドレスに割り付けられているため、各層でアドレス生成の切り替えが発生する。また、情報を埋め込む演算処理であるスクランブル方法としても下位2ビットのPAA ビット1-0に排他的論理和106でかけられているため、下位連続性検出回路304においてスクランブル処理有無の検出を行って、仮想ビットPAA ビット21の生成、PAA 1-0の検出を行う。これにより、下位連続性検出回路304の出力としてクラスタ内カウント値(PAA ビット1-0)の検出、更に下位連続性検出回路304で検出されたPAA ビット21とウォブルから検出されたPAAW ビット20-2を用いて上位アドレス検出回路303において、クラスタ番号アドレス(PAA ビット21-2)の生成やクラスタ番号の検出、ウォブルから検出されたPAAW ビット23-22を用いて層番号アドレス(PAA ビット24-22)の検出を行う。よって、それぞれの検出回路302,303,304より得られたアドレスをPAAアドレス生成回路305に入力されて、PAA ビット24-0のアドレスへと変換が出来る。
以上のように、仮想ビットを他のビットに情報として埋め込んでアドレスを生成し、検出時にアドレスを復元することで、ウォブルのアドレス構造を変えず、ウォブルに埋め込むアドレスのビット数を増やすことなく物理的位置を示すアドレスのビット数を拡張することが出来る。また、本実施例で説明したアドレス生成により作成された光ディスクからデータを再生する再生装置や光ディスクにデータを記録する記録装置においても、図27で説明したアドレス検出回路を用いることで、データを記録再生する位置の検出が可能となる。従って、High to LowメディアとLow to Highメディアの2層、3層、4層、n層の全種類のディスクの容量を異ならせても、ウォブルアドレス空間を対応させることが容易に可能となる。
2401 光ディスク
2402 BCA
3100 光ディスク
3111 サーボ
3103 BCAデコーダ

Claims (5)

  1. 情報を記録する多層光ディスクであって、
    記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクがあり、
    前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクは、訂正符号と変調規則が共通であり、
    同じ層数である、前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクの一層あたりの記録容量が異なることを特徴とすることを特徴とする光ディスク。
  2. 情報を記録する多層光ディスクの記録装置であって、
    同じ層数である、前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクの一層あたりの記録容量が異なり、
    記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクに対し共通の訂正符号による訂正符号の付加処理を行う誤り訂正符号付加手段と、
    記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクに対し共通の変調処理を行う変調手段とを持つことを特徴とする光ディスクの記録装置。
  3. 情報を記録する多層光ディスクの再生装置であって、
    同じ層数である、前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクの一層あたりの記録容量が異なり、
    記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクに対し共通の訂正符号により訂正符号の付加された誤り訂正符号により誤り訂正を行う手段と、
    記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクに対し共通の変調処理が行われた変調信号に対し復調処理を行う復調手段とを持つことを特徴とする光ディスクの再生装置装置。
  4. 情報を記録する多層光ディスクであって、
    記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクがあり、
    前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクと前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクは、訂正符号と変調規則が共通であり、
    層数もしくは、前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクか前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクの違いがある場合、ディスク1枚あたりの記録容量が異なることを特徴とすることを特徴とする光ディスク。
  5. 請求項1記載の光ディスクであって、
    前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後の反射率が高くなるタイプの多層ディスクの1層あたりの記録容量は、層数の異なる前記記録膜の反射率が記録前に比べて記録後に低くなるタイプの多層ディスクの何れかと、1層あたりの容量が等しいことを特徴とする光ディスク。
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