JP2012533932A - 過負荷インジケータに応じたユーザ機器および基地局の挙動 - Google Patents

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Abstract

無線通信環境において、過負荷インジケータに応答することを容易にするシステムおよび方法が記述される。非サービス提供基地局は、オーバ・ザ・エア(OTA)過負荷インジケータ(OI)およびバックホールOIを送信しうる。UEは、非サービス提供基地局からOTA OIを受信し、OTA OIに基づいてレポートを生成し、サービス提供基地局へレポートを送信しうる。サービス提供基地局は、UEからレポートを受信し、このレポートに少なくとも部分的に基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成しうる。さらに、サービス提供基地局は、さらに、非サービス提供基地局から受信したバックホールOIに基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成しうる。例えば、UEは、OTA OIを無視するように設定されうる。別の例によれば、サービス提供基地局は、非サービス提供基地局に対して、バックホールOIを送信することを禁止させうる。

Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、2009年7月16日に出願された「過負荷インジケーションに応じたモバイル・デバイスおよびイボルブド・ノードBの挙動」(MOBILE DEVICE AND EVOLVED NODE-B BEHAVIOR IN RESPONSE TO OVERLOAD INDICATORS)と題された米国仮特許出願61/226,050号の利益を主張する。上記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
以下の記載は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、無線通信システムにおける過負荷インジケータに対する応答に関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。一般的な無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。さらに、これらシステムは、例えば、第3世代パートナシップ計画(3GPP)、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、または、例えばイボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)のようなマルチ・キャリア無線仕様、あるいはこれら技術の1または複数の改訂技術等に準拠しうる。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数のユーザ機器(UE)のための通信を同時にサポートしうる。UEはおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクにおける送信によって、1または複数の基地局と通信しうる。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は基地局からUEへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)はUEから基地局への通信リンクを称する。さらに、UEと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。さらに、UEは、ピア・ツー・ピア無線ネットワーク構成で、他のUEと(および/または基地局が他の基地局と)通信することができる。
ヘテロジニアスな無線通信システムは一般に、さまざまなタイプの基地局を含みうる。それらの各々は、異なるセル幅に関連付けられうる。例えば、マクロ・セル基地局は、一般に、マスト、屋上、その他の既存の構造等の上に搭載されたアンテナ(単数または複数)を導入する。さらに、マクロ・セル基地局はしばしば、数10ワットのオーダの電力出力を有しており、広いエリアのために有効通信範囲を提供しうる。フェムト・セル基地局は、最近出現した別のクラスの基地局である。フェムト・セル基地局は、一般に、住宅環境または小規模ビジネス環境のために設計されており、UE、および、バックホールのための既存のブロードバンド・インターネット接続(例えば、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル等)およびアクセス端末と通信するために、無線技術(例えば、3GPPユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)またはロング・ターム・イボリューション(LTE)、1xイボリューション・データ・オプティマイズド(1xEV−DO)等)を用いて、UEへ無線有効通信範囲を提供しうる。フェムト・セル基地局はまた、ホーム・イボルブド・ノードB(HeNB)、ホーム・ノードB(HNB)、フェムト・セル、アクセス・ポイント基地局等とも称される。他のタイプの基地局の例は、ピコ・セル基地局、ミクロ・セル基地局等を含む。
無線通信システムにおいてアップリンク・パフォーマンスを維持するために、近隣セル(単数または複数)におけるUE(単数または複数)(例えば、それぞれのサービス提供基地局(単数または複数)によってサービス提供されるUE(単数または複数))によって引き起こされる干渉がモニタされうる。例えば、干渉オーバ・サーマル(IoT)が、非サービス提供基地局によって測定されうる。さらに、過負荷インジケータを用いて、非サービス提供基地局によって、厳しいIoT制御が達成されうる。例によれば、非サービス提供基地局は、(例えば、サービス提供基地局によってサービス提供される)近隣セル内のUEによって送信されたアップリンク送信によって引き起こされた干渉レベルを測定しうる。この例にしたがうと、干渉レベルがしきい値を超えた場合、非サービス提供基地局は、非サービス提供基地局がアップリンクで過負荷であることを明示する過負荷インジケータを生成しうる。
従来、過負荷インジケータは、X2インタフェースを経由して、バックホールを介して基地局間で送信される。上記の例によれば、サービス提供基地局によってサービス提供されているUEによって引き起こされた干渉に基づいて過負荷インジケータを生成する非サービス提供基地局は、バックホールを介してサービス提供基地局へ過負荷インジケータを送信しうる。さらに、サービス提供基地局は、サービス提供されているUEの送信電力レベルを制御しうる。その結果、バックホールを介して受信された過負荷インジケータに基づいて生成された電力制御コマンドを用いる。一般的なアプローチでは、バックホールを介してサービス提供基地局によって受信された過負荷インジケータに対する応答は、基地局実装に依存しうる。
しかしながら、ヘテロジニアスな無線通信システムでは、バックホールが無い場合がある。例えば、X2インタフェースは、フェムト・セル基地局とマクロ・セル基地局との間では利用可能ではないかもしれない。上記に対応するために、過負荷インジケータのオーバ・ザ・エア送信が導入されうる。したがって、過負荷インジケータを生成する非サービス提供基地局は、サービス提供基地局へ、過負荷インジケータをオーバ・ザ・エアで送信しうる。さらに、サービス提供基地局(例えば、フェムト・セル基地局)は、UEに類似した受信機機能を有しうる。さらに、過負荷インジケータがオーバ・ザ・エアで送信された場合、UEは、サービス提供基地局による受信に加えて、過負荷インジケータをも受信しうる。しかしながら、従来のアプローチは一般に、UEによって受信された、サービス提供基地局からの電力制御コマンドに対する応答と、非サービス提供基地局からオーバ・ザ・エアによって受信された過負荷インジケータとの調停に失敗する。
1または複数の実施形態および対応する開示によれば、さまざまな態様が、無線通信環境において過負荷インジケータに対して応答することを容易にすることに関して記載される。非サービス提供基地局は、オーバ・ザ・エア(OTA)過負荷インジケータ(OI)およびバックホールOIを送信しうる。UEは、非サービス提供基地局からOTA OIを受信し、OTA OIに基づいてレポートを生成し、サービス提供基地局へレポートを送信しうる。サービス提供基地局は、UEからレポートを受信し、このレポートに少なくとも部分的に基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成しうる。さらに、サービス提供基地局は、さらに、非サービス提供基地局から受信したバックホールOIに基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成しうる。例えば、UEは、OTA OIを無視するように設定されうる。別の例によれば、サービス提供基地局は、非サービス提供基地局に対して、バックホールOIを送信することを阻止させうる。
関連する態様によれば、本明細書では、無線通信環境において過負荷インジケータに応答することを容易にする方法が記載される。この方法は、ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信することを含みうる。さらに、この方法は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成することを含みうる。さらに、この方法は、UEからサービス提供基地局へレポートを送信することを含みうる。
別の態様は、無線通信装置に関する。この無線通信装置は、ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信することと、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成することと、UEからサービス提供基地局へレポートを送信することとに関連する命令群を保持するメモリを含みうる。さらに、この無線通信装置は、メモリに接続され、メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサを含みうる。
さらに別の態様は、無線通信環境において、過負荷インジケータを利用することをイネーブルする無線通信装置に関する。この無線通信装置は、ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信する手段を含みうる。さらに、この無線通信装置は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成する手段を含みうる。さらに、この無線通信装置は、UEからサービス提供基地局へレポートを送信する手段を含みうる。
また、別の態様は、コンピュータ読取可能媒体を備えうるコンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能媒体は、ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信するためのコードを含みうる。さらに、このコンピュータ読取可能媒体は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成するためのコードを含みうる。このコンピュータ読取可能媒体はさらに、UEからサービス提供基地局へレポートを送信するためのコードを含みうる。
別の態様によれば、無線通信装置は、プロセッサを含みうる。ここで、このプロセッサは、ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信するように構成されうる。さらに、このプロセッサは、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成するように構成されうる。さらに、このプロセッサは、UEからサービス提供基地局へレポートを送信するように構成されうる。
他の態様によれば、無線通信環境において過負荷インジケータに応答することを容易にする方法が、本明細書において記述される。この方法は、UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、ユーザ機器(UE)から受信することを含みうる。さらに、この方法は、UEから受信されたこのレポートに少なくとも部分的に基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成することを含みうる。
別の態様は、無線通信装置に関する。この無線通信装置は、UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、ユーザ機器(UE)から受信することと、UEから受信されたこのレポートに少なくとも部分的に基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成することとに関連する命令群を保持するメモリを含みうる。さらに、この無線通信装置は、メモリに接続され、メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサを含みうる。
さらに別の態様は、無線通信環境において、過負荷インジケータを適用することをイネーブルする無線通信装置に関する。この無線通信装置は、UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、ユーザ機器(UE)から受信する手段を含みうる。さらに、この無線通信装置は、UEから受信されたこのレポートに少なくとも部分的に基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成する手段を含みうる。
また、別の態様は、コンピュータ読取可能媒体を備えうるコンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能媒体は、UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、ユーザ機器(UE)から受信するためのコードを含みうる。さらに、このコンピュータ読取可能媒体は、UEから受信されたこのレポートに少なくとも部分的に基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成するためのコードを含みうる。
別の態様によれば、無線通信装置は、プロセッサを含みうる。ここで、このプロセッサは、UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、ユーザ機器(UE)から受信するように構成されうる。さらに、このプロセッサは、UEから受信されたこのレポートに少なくとも部分的に基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成するように構成されうる。さらに、このプロセッサは、ダウンリンクによってUEへ電力制御コマンドを送信するように構成されうる。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に完全に説明され、特許請求の範囲において特に指摘された特徴を備える。本明細書に記述された以下の説明および添付図面は、1または複数の実施形態のある実例となる態様を詳述する。しかしながら、これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちの僅かしか示しておらず、記載された実施形態は、そのようなすべての局面およびそれらの均等物を示すことが意図されている。
図1は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線通信システムの例示である。 図2は、無線通信環境において、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータおよびバックホール過負荷インジケータを適用するシステムの例の例示である。 図3は、無線通信環境において、バックホール過負荷インジケータの送信を選択的にディセーブルするシステムの例の例示である。 図4は、無線通信環境において、UEによって利用される過負荷インジケータのタイプを管理するシステムの例の例示である。 図5は、無線通信環境において、過負荷インジケータに応答することを容易にする方法の例示である。 図6は、無線通信環境において、過負荷インジケータに応答することを容易にする方法の例示である。 図7は、無線通信環境において、過負荷インジケータを利用することをイネーブルするシステムの例の例示である。 図8は、無線通信環境において、過負荷インジケータを適用することをイネーブルするシステムの例の例示である。 図9は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうるシステムの例の例示である。 図10は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうるシステムの例の例示である。 図11は、本明細書に記載されたさまざまなシステムおよび方法と共に適用されうる無線通信システムの例の実例である。
権利主張された主題のさまざまな態様が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の態様の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、このような態様(単数または複数)は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。他の事例では、1または複数の態様の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのようなコンピュータ関連エンティティを称することが意図される。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、集積回路、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピューティング・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピューティング・デバイスとの両方が構成要素となりうる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、複数のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを経由して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
本明細書に記載されたさまざまな技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムのために使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いる、例えばリリース8のようなUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト」(3GPP)と命名された組織からのドキュメントに記述されている。それに加えて、CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された機構からのドキュメントに記述されている。さらに、そのような無線通信システムは、アンペア(unpaired)な無許可のスペクトルをしばしば用いるピア・トゥ・ピア(例えば、モバイル・トゥ・モバイル)アド・ホック・ネットワーク・システム、802.xx無線LAN、Bluetooth(登録商標)、および、その他任意の短距離または長距離の無線通信技術を含みうる。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、シングル・キャリア変調および周波数ドメイン等値化を用いる。SC−FDMAは、OFDMAシステムと類似の性能を有し、本質的に全体的に同等の複雑さを有する。SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造により、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、例えば、送信電力効率の観点から、より低いPAPRがより利点を持つアップリンク通信において使用されうる。したがって、SC−FDMAは、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)すなわちイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続性スキームとして実施されうる。
さらに、本明細書では、さまざまな態様が、ユーザ機器(UE)に関連して記載される。UEは、音声および/またはデータ接続を提供するデバイスを称しうる。UEは、例えばラップトップ・コンピュータまたはデスクトップ・コンピュータのようなコンピューティング・デバイスに接続されるか、あるいは、例えば携帯情報端末(PDA)のような自己完結型デバイスでありえる。UEはまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、モバイル・デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、あるいはアクセス端末と称されうる。UEは、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピューティング・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな態様が、基地局に関して記載される。基地局は、UE(単数または複数)と通信するために利用することができ、アクセス・ポイント、ノードB、イボルブド・ノードB(eNodeB、eNB)、あるいはその他いくつかの用語で称されうる。基地局は、エア・インタフェースによって1または複数のセクタを介してUEと通信するアクセス・ネットワーク内のデバイスを称しうる。基地局は、受信したエア・インタフェース・フレームをIPパケットに変換することによって、インターネット・プロトコル(IP)ネットワークを含みうるアクセス・ネットワークの無線端末とその他との間のルータとして動作することができる。基地局はまた、このエア・インタフェースのための属性管理をも調整しうる。
さらに、用語「または」は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味することが意図されている。すなわち、別に示されていない場合、あるいは、文脈から明らかではない場合、「XはAまたはBを適用する」という句は、自然な包括的な置き換えのうちの何れかを意味することが意図されている。すなわち、「XはAまたはBを使用する。」という句は、以下の例のうちの何れによっても満足される。XはAを使用する。XはBを使用する、あるいは、XはAとBとの両方を使用する。さらに、本願および特許請求の範囲で使用されているような冠詞“a”および“an”は、特に指定されていない場合、あるいは、単数を対象としていることが文脈から明らかではない場合、一般に、「1または複数」を意味するものと解釈されるべきである。
さらに、本明細書に記載のさまざまな機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはこれらの組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能はコンピュータ読取可能媒体に格納されうるか、あるいは、コンピュータ読取可能媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることが可能なあらゆる利用可能な媒体でありうる。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能媒体と適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多目的ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)(BD)を含んでいる。ここで、diskは通常磁気的にデータを再生し、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
多くのデバイス、構成要素、モジュール等を含みうるシステムの観点から、さまざまな態様が示されるだろう。これらさまざまなシステムは、追加のデバイス、構成要素、およびモジュール等を含みうるが、図面に関連して説明されたデバイス、構成要素、モジュール等のうちの1または複数は含まれる必要がないことが理解および認識されるべきである。これらのアプローチの組み合わせもまた使用されうる。
図1を参照して、本明細書に示されたさまざまな態様にしたがうシステム100が例示されている。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか例示されていないが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えうる。
基地局102は、例えばUE116およびUE122のような1または複数のユーザ機器(UE)と通信しうる。しかしながら、基地局102は、UE116、122に類似した実質的に任意の数のUEと通信しうることが認識されるべきである。UE116およびUE122は、例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピューティング・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、システム100によって通信するためのその他任意の適切なデバイスでありうる。図示するように、UE116は、アンテナ112、114と通信している。ここで、アンテナ112、114は、順方向リンク118でUE116に情報を送信し、逆方向リンク120でUE116から情報を受信する。さらに、UE122は、アンテナ104、106と通信している。ここで、アンテナ104、106は、順方向リンク124でUE122に情報を送信し、逆方向リンク126でUE122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク124および逆方向リンク126は、共通の周波数帯域を使用することができる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局102のセクタと称されうる。例えば、アンテナ・グループは、基地局102によってカバーされた領域のセクタ内のUEへ通信するように設計されうる。順方向リンク118、124による通信では、基地局102の送信アンテナは、UE116、122のための順方向リンク118、124の信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用しうる。さらに、基地局102は、関連付けられた有効通信範囲にわたってランダムに分散したUE116、122へ送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のUEは、すべてのUEに対して単一のアンテナによって送信している基地局と比べて、少ない干渉しか被らない。
オーバ・ザ・エア過負荷インジケータおよびバックホール過負荷インジケータは、システム100に存在しうる。さらに、基地局102、UE116、UE122、別の基地局(単数または複数)(図示せず)、および別のUE(単数または複数)(図示せず)の挙動は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータおよびバックホール過負荷インジケータのシステム100における使用をサポートしうる。オーバ・ザ・エア過負荷インジケータはまた、レイヤ1(L1)過負荷インジケータとも称されうる。
例によれば、基地局102は、(例えば、別の基地局(単数または複数)によってサービス提供されているUE(単数または複数)によるアップリンク送信(単数または複数)によって引き起こされた)アップリンク干渉およびサーマル・ノイズを測定し、このような測定値に基づいて、過負荷インジケータを生成しうる。過負荷インジケータは、他のセルからのUE(単数または複数)からの干渉に応じうる。そして、サービス提供セル内のUE(単数または複数)(例えば、基地局102によってサービス提供されているUE116またはUE122)によって生成されたトラフィックまたは干渉に関する情報を持たない。基地局102は、バックホールを経由して、(図示しない)別の基地局へと過負荷インジケータを送信しうる。バックホールを経由して送信された過負荷インジケータは、バックホール過負荷インジケータ(バックホールOI)と称されうる。それに加えて、または、その代わりに、基地局102は、エア・インタフェースを介して(例えば、別の基地局によってサービス提供されたUEへ、別の基地局へ、ダウンリンクで)過負荷インジケータを送信しうる。エア・インタフェースを介して送信された過負荷インジケータは、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ(OTA OI)と称されうる。
例によれば、バックホール過負荷インジケータおよび/またはオーバ・ザ・エア過負荷インジケータは、基地局102が過負荷であるかを指定する1ビット(例えば、基地局102が過負荷であるか、過負荷ではないかを区別する1ビット)を含みうる。別の例によれば、バックホール過負荷インジケータおよび/またはオーバ・ザ・エア過負荷インジケータは、3つの可能な値、すなわち、高干渉、中干渉、または、低干渉のうちの1つを伝送しうる。しかしながら、権利主張される主題は、前述した例に限定されないことが認識されるべきである。
従来のアプローチは、一般に、X2インタフェースを介して送信されるバックホール過負荷インジケータを導入しうる。したがって、レガシーUE(単数または複数)(例えば、リリース8のUE(単数または複数))をサポートするために、システム100内の基地局間でバックホール過負荷インジケータが適用されうる(例えば、基地局102と別の基地局との間で交換されうる)。さらに、システム100は、ヘテロジニアスな無線通信システムでありうるので、システム100内のさまざまな基地局(単数または複数)(例えば、フェムト・セル基地局(単数または複数))は、バックホールを持たない。したがって、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータが適用されうる(例えば、基地局102は、別の基地局によってサービス提供されているリリース10のUE(単数または複数)へ、ダウンリンクで、エア・インタフェースを介して、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを送信しうる)。さらに、リリース10のUEは、レガシー・アプローチと互換性(例えば、リリース8互換性)を持ちうることが考慮される。
図2を参照して、無線通信環境において、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータおよびバックホール過負荷インジケータを適用するシステム200が例示されている。システム200は、情報、信号、データ、命令群、コマンド、ビット、シンボル等を送信および/または受信しうるサービス提供基地局202を含んでいる。サービス提供基地局202は、順方向リンクおよび/または逆方向リンクによってUE204と通信しうる。UE204は、情報、信号、データ、命令群、コマンド、ビット、シンボル等を送信および/または受信しうる。サービス提供基地局202は、UE204に対してサービス提供しうる。さらに、システム200は、情報、信号、データ、命令群、コマンド、ビット、シンボル等を送信しうる非サービス提供基地局206を含みうる。さらに、図示しないが、サービス提供基地局202および/または非サービス提供基地局206に類似した任意の数の基地局が、システム200に含まれるか、および/または、UE204に類似した任意の数のUEが、システム200に含まれうることが考慮される。
例によれば、UE204は、サービス提供基地局202によってサービス提供されうる。この例によれば、UE204は、サービス提供基地局202にアップリンク送信を送っている場合、(例えば、近隣セルに関連付けられた)非サービス提供基地局206への干渉を引き起こしうる。例えば、UE204は、サービス提供基地局202に関連付けられたセルの端部近傍に位置しうる。これによって、UE204は、非サービス提供基地局206に関連付けられた近隣セルの近くに位置しうる。しかし、権利主張される主題は、それに限定されないことが認識されるべきである。さらに、図示されていないが、サービス提供基地局202と非サービス提供基地局206とは実質的に類似しうる(例えば、非サービス提供基地局206は、サービス提供基地局202に対して干渉を引き起こしうる別のUE(図示せず)に対してサービス提供しうる)ことも認識されるべきである。
非サービス提供基地局206は、バックホール・インタフェース構成要素208、過負荷シグナリング構成要素210、干渉モニタリング構成要素212、送信構成要素214、および/または、受信構成要素216を含みうる。送信構成要素214および受信構成要素216はそれぞれ、エア・インタフェースを介して信号を送信および受信しうる。さらに、バックホール・インタフェース構成要素208は、バックホール(例えば、X2インタフェース)を介して、別の基地局(例えば、サービス提供基地局202)とメッセージを交換しうる。
受信構成要素216は、UE204から送信されたアップリンク送信を受信しうる。UE204は、サービス提供基地局202によってサービス提供されうるので、非サービス提供基地局206の受信構成要素216によって受信されたアップリンク送信は、アップリンク干渉でありうる。さらに、図示していないが、受信構成要素216は、別のUE(単数または複数)から送信されたアップリンク送信(単数または複数)を受信しうることが考慮される。別のUE(単数または複数)は、非サービス提供基地局206によってサービス提供されるUE(単数または複数)、および/または、非サービス提供基地局206とは異なる基地局(単数または複数)(例えば、サービス提供基地局202、異なる基地局(単数または複数)(図示せず))によってサービス提供されるUE(単数または複数)を含みうる。非サービス提供基地局206以外の基地局(単数または複数)によってサービス提供されるUE(単数または複数)から、非サービス提供基地局206の受信構成要素216によって受信されたアップリンク送信(単数または複数)もまた、アップリンク干渉でありえる。
干渉モニタリング構成要素212は、非サービス提供基地局206の受信構成要素216によって取得され、非サービス提供基地局206とは異なる基地局(単数または複数)によってサービス提供されているUE(単数または複数)によって引き起こされているアップリンク干渉を測定しうる。例えば、干渉モニタリング構成要素212は、干渉オーバ・サーマル(IoT)レベルを測定しうる。例によれば、干渉モニタリング構成要素212は、(近隣セル(単数または複数)内の他のUE(単数または複数)によって送信されたその他のアップリンク送信(単数または複数)のみならず)UE204によって送信されたアップリンク送信のアップリンク干渉レベルを測定しうる。
さらに、過負荷シグナリング構成要素210は、干渉モニタリング構成要素212によって測定された干渉レベルを、しきい値(または、しきい値のセット)と比較しうる。過負荷シグナリング構成要素210は、この比較に基づいて、過負荷インジケータ(単数または複数)のための値を設定しうる。例えば、過負荷シグナリング構成要素210によって設定される値は、(例えば、1ビットによって伝送される)過負荷であるか否かのうちの1つでありうる。この例によれば、干渉モニタリング構成要素212によって測定された干渉レベルがしきい値を超えた場合、非サービス提供基地局206は、過負荷であると認識され、過負荷シグナリング構成要素210によって設定された値が、非サービス提供基地局206が過負荷であることを明示しうる。そうではなく、干渉モニタリング構成要素212によって測定された干渉レベルが、しきい値以下である場合、非サービス提供基地局206が過負荷ではないと認識され、過負荷シグナリング構成要素210によって設定された値が、非サービス提供基地局206が過負荷ではないことを明示しうる。別の例によれば、過負荷シグナリング構成要素210によって設定された値は、高干渉、中干渉、低干渉のうちの1つでありうる(例えば、干渉モニタリング構成要素212によって測定された干渉レベルが、2つのしきい値と比較されうる)。しかしながら、権利主張される主題は、前述した例に限定されないことが認識されるべきである。
過負荷シグナリング構成要素210は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、および/または、バックホール過負荷インジケータを生成しうる。これらのおのおのは、設定された値(例えば、過負荷であるか否か、高干渉であるか中干渉であるか低干渉であるか)を含みうる。本明細書に記載されたさまざまな例にしたがって、過負荷シグナリング構成要素210は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータおよびバックホール過負荷インジケータの両方を生成しうる。本明細書に記載されたその他の例によれば、過負荷シグナリング構成要素210は、バックホール過負荷インジケータを生成せずに、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを生成しうる。また、過負荷シグナリング構成要素210は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを生成せずに、バックホール過負荷インジケータを生成しうることも考慮される。過負荷シグナリング構成要素210は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータおよび/またはバックホール過負荷インジケータを生成するものとして記載されているが、別の構成要素が、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータとバックホール過負荷インジケータをそれぞれ生成しうることが認識されるべきである(図示せず)。
図2に示す例によれば、過負荷シグナリング構成要素210は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータとバックホール過負荷インジケータとの両方を生成しうる。さらにこの例によれば、送信構成要素214が、(例えば、ダウンリンクにおいて)エア・インタフェースを介してオーバ・ザ・エア過負荷インジケータ(OTA OI)を送信しうる。さらに、バックホール・インタフェース構成要素208は、X2インタフェースを介してバックホール過負荷インジケータ(バックホールOI)を送信しうる。
サービス提供基地局202は、バックホール・インタフェース構成要素218、レポート分析構成要素220、コマンド生成構成要素222、受信構成要素224、および/または、送信構成要素226を含みうる。送信構成要素226は、エア・インタフェースを介して信号を送信し、受信構成要素224は、エア・インタフェースを介して信号を受信しうる。さらに、バックホール・インタフェース構成要素218は、バックホール(例えばX2インタフェース)を介してメッセージを交換しうる。
例えば、バックホール・インタフェース構成要素218は、X2インタフェースを介して非サービス提供基地局206から送信されたバックホール過負荷インジケータを受信しうる。コマンド生成構成要素222は、バックホール・インタフェース構成要素218によって非サービス提供基地局206から受信されたバックホール過負荷インジケータに少なくとも部分的に基づいて、電力制御コマンドを生成しうる。さらに、この電力制御コマンドはまた、以下に示すように、UE204から受信したレポートに少なくとも部分的に基づいて生成されうる。コマンド生成構成要素222によって生成された電力制御コマンドは、UE204の送信電力スペクトル密度(PSD)の調節を管理しうる。さらに、コマンド生成構成要素222によって生成された電力制御コマンドが、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で送信されうる。これは、送信構成要素226によってUE204へ送信されうる。
例えば、非サービス提供基地局206が過負荷であることを示すバックホール過負荷インジケータを、バックホール・インタフェース構成要素218が受信すると、コマンド生成構成要素222は、サービス提供基地局202によってサービス提供されているUE(単数または複数)(例えば、UE204、別のUE(単数または複数)(図示せず))のそれぞれの送信PSD(単数または複数)を低減させうる。コマンド生成構成要素222は、UE(単数または複数)のためのそれぞれの電力制御コマンド(単数または複数)を生成することによって、送信PSD(単数または複数)を低減させうる。
また別の例によれば、バックホール・インタフェース構成要素218による非サービス提供基地局206からのバックホール過負荷インジケータの受信に応答して、UE204のためのPSD低減量は、UE204によって引き起こされた干渉量に依存しうる。この例によれば、PSDの低減量は、UE204からサービス提供基地局202へと、UE204から非サービス提供基地局206へとの経路喪失の差に応じうる。経路喪失の差は、例えば、UE204からの測定レポートに基づいて、コマンド生成構成要素222によって計算されうる。
さらに、UE204は、送信構成要素228、受信構成要素230、フィードバック構成要素232、および/または、電力管理構成要素234を含みうる。送信構成要素228は、エア・インタフェースで信号を送信し、受信構成要素230は、エア・インタフェースで信号を受信しうる。前述したように、送信構成要素228は、例えば、サービス提供基地局202にアップリンク送信を送信しうる。サービス提供基地局202へ送信されたアップリンク送信は、非サービス提供基地局206へのアップリンク干渉を引き起こしうる(例えば、受信構成要素216によって取得され、インタフェース・モニタリング構成要素212によって測定される)。
さらに、受信構成要素230は、非サービス提供基地局206によって送信された(例えば、過負荷シグナリング構成要素210によって生成され、送信構成要素214によって送信された)オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信しうる。電力管理構成要素234は、受信構成要素230によって受信された、非サービス提供基地局206からのオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、UE204の送信PSDを調節しうる。オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに応じたUE204の送信PSDの調節は、バックホール過負荷インジケータに応じて、コマンド生成構成要素222によってサービス提供基地局202において生成された電力制御コマンドに基づいて、UE204の送信PSDの調節よりも高速でありうる。例えば、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づくUE204の送信PSDの調節は、バックホール過負荷インジケータに関連付けられたバックホール遅延、(例えば、コマンド生成構成要素222による)電力制御コマンド生成に関連付けられた遅延等により、より高速でありうる。
フィードバック構成要素232は、送信構成要素228によってサービス提供基地局202へ送信されうる、UE204に関する電力関連情報を含むレポートを生成しうる。例えば、フィードバック構成要素232によって生成されたレポートは、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに関連する情報(例えば、受信構成要素230によって受信された、非サービス提供基地局206からの情報、非サービス提供基地局206が過負荷であるか否か、非サービス提供基地局206が、高干渉、中干渉、低干渉を受けているか)、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータや電力ヘッドルーム(例えば、調節後の最大送信PSDと送信PSDとの差)やこれらの組み合わせに基づく(例えば、電力管理構成要素234による)調節後の送信PSD等を含みうる。
サービス提供基地局202の受信構成要素224は、UE204のフィードバック構成要素232によって生成されたレポートを受信しうる。さらに、レポート分析構成要素220が、このレポートを評価し、コマンド生成構成要素222に対して、UE204から送信されたレポートのみならず、バックホール・インタフェース構成要素218によって受信された、X2インタフェースを介した非サービス提供基地局206からのバックホール過負荷インジケータに応じて、UE204のための電力制御コマンドを生成させうる。したがって、コマンド生成構成要素222は、UE204からのレポートを考慮することによって、電力制御コマンドを発行しうる。
下記は、システム200の動作を図示する例示である。UE204は、サービス提供基地局202へ(例えば、送信構成要素228を用いて)アップリンク送信を送る。これは、非サービス提供基地局206における干渉(例えば、アップリンク干渉)をもたらしうる。非サービス提供基地局206のインタフェース・モニタリング構成要素212は、非サービス提供基地局206において(例えば、受信構成要素216によって、UE204から、非サービス提供基地局206によって、別のUE(単数または複数)から)受信した干渉を測定しうる。さらに、過負荷シグナリング構成要素210は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータと、バックホール過負荷インジケータとを生成しうる。これらは、測定された干渉に応じて設定された値を含む。例えば、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータとバックホール過負荷インジケータとは、同じ値(例えば、非サービス提供基地局206が、過負荷であるか否か、非サービス提供基地局206が、高干渉を受けているか、中干渉を受けているか、あるいは低干渉を受けているか)を伝送しうる。さらに、送信構成要素214は、UE204へエア・インタフェースを介してオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを送信し、バックホール・インタフェース構成要素208は、バックホール過負荷インジケータを、バックホール(例えば、X2インタフェース)を介してサービス提供基地局202へ送信しうる。
UE204の受信構成要素230は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信し、電力管理構成要素234は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、UE204の送信PSDを調節しうる。例えば、非サービス提供基地局206が過負荷であることをオーバ・ザ・エア過負荷インジケータが示す場合、電力管理構成要素234は、UE204の送信PSDを低減しうる。電力管理構成要素234によって制御されるような送信PSDの低減量は、UE204によって引き起こされた干渉量に依存しうる(例えば、これは、UE204からサービス提供基地局202への経路喪失と、UE204から非サービス提供基地局206への経路喪失との差に応じうる)。別の例によれば、非サービス提供基地局206が過負荷ではないことをオーバ・ザ・エア過負荷インジケータが示す場合、電力管理構成要素234は、(例えば、UE204の電力ヘッドルームに依存して、)UE204の送信PSDを増加させるか、または、UE204の送信PSDの調節を禁止しうる。さらに、フィードバック構成要素232が、UE204に関する電力関連情報を含むレポートを生成しうる。この電力関連情報は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに関する情報、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータや電力ヘッドルームやこれらの組み合わせに基づく電力管理構成要素234による調節後の送信PSD等を含みうる。このレポートは、送信構成要素228によって、アップリンクを介してサービス提供基地局202へ送信されうる。
サービス提供基地局202の受信構成要素224は、UE204のフィードバック構成要素232によって生成されたレポートを受信しうる。さらに、バックホール・インタフェース構成要素218は、非サービス提供基地局206によって送信されたバックホール過負荷インジケータを受信しうる。レポート分析構成要素220は、UE204から取得されたレポートを評価しうる。さらに、コマンド生成構成要素222が、レポート分析構成要素220によって評価されたものとしてUE204から取得されたレポートと、バックホール過負荷インジケータとに基づいて、UE204のための電力制御コマンドを生成しうる。
例えば、レポート分析構成要素220は、このレポートから、UE204がオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信したこと、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータが、非サービス提供基地局206が過負荷であることを示す値を含んでいること、および、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づく調節後のUE204の送信PSD、を認識しうる。この例によれば、コマンド生成構成要素222は、バックホール負荷インジケータが、同様に、非サービス提供基地局206が過負荷であることを示す値を含んでいることを認識しうる。したがって、コマンド生成構成要素222は、UE204の送信PSDの調節をもたらす電力制御コマンドを発行するかを評価しうる。したがって、コマンド生成構成要素222は、UE204の送信PSDを調節すること(例えば、バックホール過負荷インジケータおよびオーバ・ザ・エア過負荷インジケータが、非サービス提供基地局206によって同時に提供されている場合に、電力管理構成要素234が、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてUE204の送信PSDを既に調節している場合、バックホール過負荷インジケータに基づいて、UE204の送信PSDを2回調節すること)を、誤って軽減しうる。
別の例によれば、レポート分析構成要素220は、このレポートから、UE204がオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信したこと、過負荷インジケータが、非サービス提供基地局206が過負荷ではないことを示す値を含んでいること、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータおよび電力ヘッドルームに基づく増加後のUE204の送信電力PSDを認識しうる。この例によれば、コマンド生成構成要素222は、バックホール過負荷インジケータも同様に非サービス提供基地局206が過負荷ではないことを示す値を含んでいることを認識しうる。したがって、コマンド生成構成要素222は、UE204の送信PSDのさらなる調節をさせる電力制御コマンドを発行するかを評価しうる。したがって、コマンド生成構成要素222は、UE204の送信PSDを調節すること(例えば、バックホール過負荷インジケータおよびオーバ・ザ・エア過負荷インジケータが、非サービス提供基地局206によって同時に提供されている場合に、電力管理構成要素234が、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてUE204の送信PSDを既に調節している場合、バックホール過負荷インジケータに基づいて、UE204の送信PSDを2回調節すること)を、誤って軽減しうる。
別の例によれば、レポート分析構成要素220は、レポートから、UE204がオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信したことを認識しうる。この過負荷インジケータは、非サービス提供基地局206が過負荷ではないことを示す値を含んでおり、UE204の送信電力PSDは、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータおよび電力ヘッドルームに基づいて、変わらぬままである。この例によれば、コマンド生成構成要素222は、バックホール過負荷インジケータが同様に非サービス提供基地局206が過負荷ではないことを示す値を含んでいることを認識しうる。したがって、コマンド生成構成要素222は、UE204の送信PSDが調節されるようにする電力制御コマンドを発行するかを評価しうる(例えば、この評価は、電力ヘッドルームに少なくとも部分的に基づきうる)。
図3に移って、無線通信環境において、バックホール過負荷インジケータの送信を選択的にディセーブルするシステム300が例示されている。システム300は、サービス提供基地局202、非サービス提供基地局206、UE204、およびレガシーUE302を含む。サービス提供基地局202は、ここで説明するように、バックホール・インタフェース構成要素218、レポート分析構成要素220、コマンド生成構成要素222、受信構成要素224、および/または、送信構成要素226を含みうる。さらに、非サービス提供基地局206は、ここで説明するように、バックホール・インタフェース構成要素208、過負荷シグナリング構成要素210、干渉モニタリング構成要素212、送信構成要素214、および/または、受信構成要素216を含みうる。さらに、UE204は、ここで説明されるように、送信構成要素228、受信構成要素230、フィードバック構成要素232、および/または、電力管理構成要素234を含みうる。
レガシーUE302は、例えば、リリース8のUEでありうる。さらに、レガシーUE302は、サービス提供基地局202によってサービス提供されうる。図示していないが、レガシーUE302は、エア・インタフェースで送信を送る(例えば、UE204の送信構成要素228に類似した)送信構成要素と、エア・インタフェースで送信を受信する(例えば、UE204の受信構成要素230に類似した)受信構成要素と、(例えば、サービス提供基地局202によって受信されたバックホール過負荷インジケータに応じてコマンド生成構成要素222によって発行された)サービス提供基地局202から受信した電力制御コマンドに基づいてレガシーUE302の送信PSDを調節する(例えば、UE204の電力管理構成要素234に類似した)電力管理構成要素と、を含みうることが考慮される。しかしながら、レガシーUE302は、非サービス提供基地局206によって送信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信することができないことがある。
さらに、レガシーUE302は、状態304にありうる。例によれば、状態304は、ラジオ・リソース制御_アイドル(RRC_アイドル)状態(例えば、アイドル状態)、または、RRC_接続状態(例えば、アクティブ状態)のうちの1つでありうる。RRC_アイドル状態では、レガシーUE302は、到来するコールを検出するためにページング・チャネルをモニタし、システム情報を取得し、近隣セル測定およびセル選択(セル再選択)を実行しうる。RRC_接続状態では、レガシーUE302が、ネットワークへとデータを送信するか、ネットワークからデータを受信しうる。したがって、レガシーUE302は、レガシーUE302がアップリンク・データ送信またはダウンリンク・データ送信のためにスケジュールされているのかを判定するために、共有データ・チャネルに関連付けられた制御チャネルをモニタし、チャネル品質およびフィードバック情報を、サービス提供基地局202へ提供しうる。さらに、RRC_接続状態では、レガシーUE302は、サービス提供基地局202によって提供された設定に基づいて、近隣セル測定および測定レポートを実行しうる。
サービス提供基地局202はさらに、状態シグナリング構成要素306を含みうる。状態シグナリング構成要素306は、レガシーUE302の状態304をモニタしうる。さらに、状態シグナリング構成要素306は、サービス提供基地局202によってサービス提供されている他のレガシーUE(単数または複数)(図示せず)のそれぞれの状態(単数または複数)をモニタしうる。さらに、状態シグナリング構成要素306は、レガシーUE(単数または複数)(例えば、レガシーUE、サービス提供基地局202によってサービス提供されている他のレガシーUE(単数または複数))の状態(単数または複数)(例えば、状態304、サービス提供基地局202によってサービス提供されている他のレガシーUE(単数または複数)のそれぞれの状態(単数または複数))を示す情報をシグナルしうる。この情報は、バックホール・インタフェース構成要素218によってバックホールを介して近隣基地局(単数または複数)(例えば、非サービス提供基地局206)へ送信されうる。
さらに、この情報は、非サービス提供基地局206のバックホール・インタフェース構成要素208によって受信されうる。さらに、非サービス提供基地局206は、この情報に基づいて、X2インタフェースを介したバックホール過負荷インジケータの送信を管理するバックホール制御構成要素308を含みうる。
例えば、状態シグナリング構成要素306は、サービス提供基地局202がRRC_接続状態にあるレガシーUEにサービス提供していないこと(例えば、サービス提供基地局202が、レガシーUEにサービス提供していない、サービス提供基地局202によってサービス提供されているレガシーUE302および/または他のレガシーUE(単数または複数)が、RRC_アイドル状態にあること)を検出しうる。この例によれば、状態シグナリング構成要素306が、近隣基地局(単数または複数)(例えば、非サービス提供基地局206)へ情報をシグナルしうる。ここでは、この情報は、どのレガシーUEもサービス提供基地局202によってサービス提供されておらず、RRC_接続状態にないことを示しうる。この情報は、バックホール・インタフェース構成要素218によってバックホールを介して送信されうる。非サービス提供基地局206のバックホール・インタフェース構成要素208は、サービス提供基地局202から情報を受信し、この情報が、どのレガシーUEもサービス提供基地局202によってサービス提供されておらず、RRC_接続状態にない場合、バックホール制御構成要素308は、非サービス提供基地局206に対して、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信することを禁止させうる。この例にしたがって、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータは、過負荷シグナリング構成要素210によって生成されうる。オーバ・ザ・エア過負荷インジケータは、バックホール・インタフェース構成要素208がバックホール過負荷インジケータを送信することなく、送信構成要素214によって、エア・インタフェースで非レガシーUE(単数または複数)(例えば、UE204)へ送信されうる。バックホール過負荷インジケータの送信を禁止することによって、バックホール容量が節約されうる。
別の例によれば、状態シグナリング構成要素306は、サービス提供基地局が、RRC_接続状態にあるレガシーUE(例えば、レガシーUE302がRRC_接続状態にある)にサービス提供していることを検出しうる。状態シグナリング構成要素306は、サービス提供基地局202によってサービス提供されているレガシーUE(例えば、レガシーUE302)がRRC_接続状態にあることを示す情報を近隣基地局(単数または複数)(例えば、非サービス提供基地局206)へシグナルしうる。この情報は、バックホール・インタフェース構成要素218によってバックホールを介して送信されうる。非サービス提供基地局206のバックホール・インタフェース構成要素208は、サービス提供基地局202から情報を受信しうる。そして、サービス提供基地局202によってサービス提供されているレガシーUEがRRC_接続状態にある場合、バックホール制御構成要素308は、非サービス提供基地局に対して、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信させうる。この例にしたがって、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータとバックホール過負荷インジケータとの両方が、過負荷シグナリング構成要素210によって生成されうる。したがって、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータは、送信構成要素214によってエア・インタフェースを介して送信され、バックホール過負荷インジケータは、バックホール・インタフェース構成要素208によってバックホールを介して送信されうる。この例は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータとバックホール過負荷インジケータとの両方が非サービス提供基地局206によって送信される図2に関連して説明されるシナリオ例に類似しうることが考慮される。
図4に移って、無線通信環境においてUEによって利用される過負荷インジケータのタイプを管理するシステム400が例示される。システム400は、サービス提供基地局202、非サービス提供基地局206、およびUE204を含む。サービス提供基地局202は、ここで説明するように、バックホール・インタフェース構成要素218、レポート分析構成要素220、コマンド生成構成要素222、受信構成要素224、および/または、送信構成要素214、を含みうる。さらに、非サービス提供基地局206は、ここで説明するように、バックホール・インタフェース構成要素208、過負荷シグナリング構成要素210、干渉モニタリング構成要素212、送信構成要素214、および/または、受信構成要素224、を含みうる。さらに、UE204は、ここで説明するように、送信構成要素228、受信構成要素230、および/または、電力管理構成要素234を含みうる。図示していないが、UE204はさらに、フィードバック構成要素(例えば、図2のフィードバック構成要素232)を含みうることが考慮される。
サービス提供基地局202はさらに、サービス提供基地局202によってサービス提供されるUE204に対して、受信したオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを適用するかまたは無視するように設定しうるUE管理構成要素402を含みうる。例によれば、UE管理構成要素402が、受信したオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを適用するようにUE204を設定した場合、この例は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータとバックホール過負荷インジケータとの両方が、非サービス提供基地局206によって送信される図2に関して記載されたシナリオ例に類似しうる。
別の例によれば、UE管理構成要素402は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するようにUE204を設定しうる。例えば、設定情報が、送信構成要素226によって、エア・インタフェースを介してUE204へ送信されうる。UE204の受信構成要素230は、この設定情報を取得しうる。さらに、UE204は、サービス提供基地局202から受信した設定情報に基づいて、UE204に対して、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを選択的に無視させうるOTAディセーブル構成要素404を含みうる。例えば、非サービス提供基地局206は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータとバックホール過負荷インジケータとの両方を生成および送信しうる。しかしながら、UE204の電力管理構成要素234は、OTAディセーブル構成要素404がオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを選択的に無視するように設定されている場合、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、UE204の送信PSDを調節することを禁止しうる。しかし、非サービス提供基地局206は、このようなシナリオの下、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータの生成および送信を行う必要がないと考えられるので、権利主張される主題は、前述した例に限定されない。
UE204が、(例えば、非サービス提供基地局206によって送信された)オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように設定されている場合、サービス提供基地局202から受信した電力制御コマンドに基づいて、UE204の送信PSDの調節が有効とされうる。さらに、電力制御コマンドは、非サービス提供基地局からX2インタフェースを介して交換されたバックホール過負荷インジケータに応じて、サービス提供基地局のコマンド生成構成要素222によって生成されうる。
UE204によるオーバ・ザ・エア過負荷インジケータの使用をディセーブルすることにより、UE204(例えば、リリース9/10のUE)は、レガシーUE(例えば、図3のレガシーUE302、リリース8のUE)と同様に振る舞うようになる。したがって、UE204は、レガシーUEと同様に機能を提供することに退化しうる。しかし、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータの使用をディセーブルすることによって、L1におけるオーバヘッド容量が節約されうる。
図5−6を参照して、無線通信環境おいて、過負荷インジケータ(単数または複数)に応答することに関連する方法が例示される。説明を単純にする目的で、これら方法は、一連の動作として示され説明されているが、これら方法は、1または複数の実施形態にしたがって、幾つかの動作が本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他の動作と同時に生じうるので、動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法を実現するために、必ずしも例示されたすべての動作が必要とされる訳ではない。
図5を参照して、無線通信環境において、過負荷インジケータに対して応答することを容易にする方法500が例示される。502では、ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータが受信されうる。このオーバ・ザ・エア過負荷インジケータは、例えば、非サービス提供基地局が、過負荷であるか、過負荷ではないかのうちの1つを示しうる。別の例によれば、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータは、非サービス提供基地局が、高干渉、中干渉、低干渉のうちの1つを受けていることを示しうる。504では、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートが生成されうる。例えば、このレポートは、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節された後のUEの送信電力スペクトル密度(PSD)、または、UEの電力ヘッドルームのうちの少なくとも1つに関連する情報を含みうる。例によれば、UEの送信PSDは、非サービス提供基地局から受信したオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節されうる。506では、このレポートは、UEからサービス提供基地局へ送信されうる。
別の例によれば、電力制御コマンドは、UEにおいて、サービス提供基地局から受信されうる。この例によれば、電力制御コマンドは、サービス提供基地局によって受信された非サービス提供基地局からのバックホール過負荷インジケータと、UEによって送信されたレポートとに応じうる。例えば、電力制御コマンドは、サービス提供基地局から、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で受信されうる。さらに、UEの送信PSDが、電力制御コマンドに基づいて調節されうる。
さらに別の例によれば、UEは、サービス提供基地局によって、非サービス提供基地局から送信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように設定されうる。したがって、電力制御コマンドは、UEにおいて、サービス提供基地局から受信されうる。ここで、電力制御コマンドは、サービス提供基地局によって受信された、非サービス提供基地局からのバックホール過負荷インジケータに応じうる。さらに、UEの送信PSDは、非サービス提供基地局から送信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、変更のない電力制御コマンドに基づいて調節されうる。
図6に移って、無線通信環境において、過負荷インジケータに応答することを容易にする方法600が例示される。602では、ユーザ機器(UE)によって受信された、非サービス提供基地局からのオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートが、UEから受信されうる。例えば、このレポートは、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節された後のUEの送信電力スペクトル密度(PSD)、または、UEの電力ヘッドルームのうちの少なくとも1つに関連する情報を含みうる。604では、UEのための電力制御コマンドが、UEから受信したレポートに少なくとも部分的に基づいて生成されうる。例によれば、UEのための電力制御コマンドはさらに、バックホールを介して非サービス提供基地局から受信したバックホール過負荷インジケータに基づいて生成されうる。さらに、電力制御コマンドは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)でダウンリンクによってUEへ送信されうる。
別の例によれば、UEは、UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように、サービス提供基地局によって設定されうる。この例によれば、UEの電力制御コマンドは、バックホールを介して非サービス提供基地局から受信したバックホール過負荷インジケータに基づいて生成されうる。
さらに別の例によれば、非サービス提供基地局に情報がシグナルされ、非サービス提供基地局に対して、サービス提供されているUEのタイプ(例えば、レガシーUE対非レガシーUE)および状態(例えば、アクティブ状態であるかアイドル状態であるか、RRC_接続状態であるかRRC_アイドル状態であるか)に応じて、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信するか、または、送信を禁止するかを選択的に実行させる。この例によれば、サービス提供基地局が少なくとも1つのレガシーUE(例えば、リリース8のUE)にサービス提供するかに関する判定が有効とされうる。サービス提供基地局が、少なくとも1つのレガシーUEにサービス提供していないと認識された場合、サービス提供基地局は、非サービス提供基地局に対して情報をシグナルし、非サービス提供基地局に対して、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信させないようにする。サービス提供基地局が、少なくとも1つのレガシーUEにサービス提供していると認識された場合、少なくとも1つのレガシーUEのそれぞれの状態が判定されうる。サービス提供基地局によってサービス提供されている少なくとも1つのレガシーUEの何れもが、アクティブ状態(例えば、RRC_接続状態)にあると認識されなかった場合、サービス提供基地局が、非サービス提供基地局に対して情報をシグナルし、非サービス提供基地局に対して、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信することを禁止させる。あるいは、サービス提供基地局によってサービス提供されている少なくとも1つのレガシーUEのうちの1または複数が、アクティブ状態(例えば、RRC_接続状態)にあると認識された場合、サービス提供基地局は、非サービス提供基地局へ情報をシグナルし、非サービス提供基地局に対して、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信させる。
本明細書に記載された1または複数の態様によれば、無線通信環境において、オーバ・ザ・エア・インジケータ、および/または、バックホール過負荷インジケータを適用することに関して推論がなされうることが認識されるだろう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」なる用語は一般に、イベントおよび/またはデータによって取得されたような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態の推論あるいはそれらに関する推理のプロセスを称する。推論は、特定のコンテキストまたは動作を識別するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、該当する状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
図7を参照して、無線通信環境において、過負荷インジケータを利用することをイネーブルするシステム700が例示される。例えば、システム700はUE内に存在しうる。システム700は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム700は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ702を含む。例えば、論理グルー702は、ユーザ機器(UE)において非サービス提供基地局からオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信するための電子構成要素704を含みうる。さらに、論理グループ702は、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成するための電子構成要素706を含みうる。さらに、論理グループ702は、UEからサービス提供基地局へレポートを送信するための電子構成要素708を含みうる。論理グループ702はまた、オプションとして、非サービス提供基地局から受信したオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、UEの送信電力スペクトル密度(PSD)を調節するための電子構成要素710を含みうる。さらに、論理グループ702は、オプションとして、サービス提供基地局から受信した電力制御コマンドに基づいて、UEの送信電力スペクトル密度(PSD)を調節するための電子構成要素712を含みうる。ここで、電力制御コマンドは、サービス提供基地局によって非サービス提供基地局から受信されたバックホール過負荷インジケータおよびレポートに応じうる。さらに、システム700は、電子構成要素704、706、708、710、712に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ714を含みうる。メモリ714の外部にあるとして示されているが、電子構成要素704、706、708、710、712のうちの1または複数は、メモリ714の内部に存在しうることが理解されるべきである。
図8を参照して、無線通信環境において過負荷インジケータを適用することをイネーブルするシステム800が例示されている。例えば、システム800は、基地局内に少なくとも部分的に存在しうる。システム800は、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム800は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ802を含む。例えば、論理グループ802は、ユーザ機器(UE)によって受信された非サービス提供基地局からのオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、UEから受信するための電子構成要素804を含みうる。さらに、論理グループ802は、UEから受信したレポートに少なくとも部分的に基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成するための電子構成要素806を含みうる。論理グループ802はまた、オプションとして、非サービス提供基地局からバックホールを介して受信されたバックホール過負荷インジケータにさらに基づいて、UEのための電力制御コマンドを生成するための電子構成要素808を含みうる。さらに、論理グループ802は、オプションとして、UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するようにUEを設定するための電子構成要素810を含みうる。さらに、論理グループ802は、オプションとして、非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、非サービス提供基地局に対して、サービス提供されているUEのタイプおよび状態に応じて、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信するか、送信を禁止するかの何れかを選択的に実行させるための電子構成要素812を含みうる。さらに、システム800は、電子構成要素804、806、808、810、812に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ814を含みうる。メモリ814の外部にあるとして示されているが、電子構成要素804、806、808、810、812のうちの1または複数は、メモリ814の内部に存在しうることが理解されるべきである。
図9は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうるシステム900の例示である。システム900は、基地局902(例えば、サービス提供基地局202、非サービス提供基地局206)を含みうる。基地局902は、1または複数のUE904からの信号(単数または複数)を、1または複数の受信(Rx)アンテナ906を経由して受信し、1または複数の送信(Tx)アンテナ908を経由して1または複数のUE904へ送信しうる。さらに、基地局902は、受信アンテナ(単数または複数)906から情報を受信する受信機910を備えうる。一例によれば、受信機910は、受信した情報を復調する復調器(Demod)912と動作可能に関連付けられうる。復調されたシンボルは、プロセッサ914によって分析されうる。プロセッサ914はメモリ916に接続されており、メモリ916は、UE(単数または複数)904との間で送信または受信されるデータ、および/または、本明細書に記載されたさまざまな動作および機能を実行することに関連するその他任意の適切なプロトコル、アルゴリズム、情報等を格納する。例えば、基地局902は、方法600および/またはその他の類似かつ適切な方法を実行するためのプロセッサ914を適用しうる。基地局902はさらに、送信機920によるアンテナ(単数または複数)908を介した送信のために、信号を多重化しうる変調器918を含みうる。
プロセッサ914は、受信機910によって受信された情報を分析すること、送信機920による送信のための情報を生成すること、または、基地局902の1または複数の構成要素を制御すること、に特化されたプロセッサでありうる。別の例によれば、プロセッサ914は、受信機910によって受信された情報の分析と、送信機920による送信のための情報の生成と、基地局902の1または複数の構成要素の制御とを実行しうる。基地局902のうちの1または複数の構成要素は、例えば、バックホール・インタフェース構成要素218(例えばバックホール・インタフェース構成要素208)、レポート分析構成要素220、コマンド生成構成要素222、受信構成要素224(例えば、受信構成要素216)、送信構成要素226(例えば、送信構成要素214)、過負荷シグナリング構成要素210、干渉モニタリング構成要素212、状態シグナリング構成要素306、バックホール制御構成要素308、および/または、UE管理構成要素402、を含みうる。さらに、図示されていないが、基地局902のうちの1または複数の構成要素は、プロセッサ914または複数のプロセッサ(図示せず)のうちの一部でありうることが考慮される。
図10は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうるシステム1000の例示である。システム1000は、UE1002(例えば、UE204、レガシーUE302)を含みうる。UE1002は、1または複数の基地局1004から信号を受信し、1または複数のアンテナ1006を経由して1または複数の基地局1004へ送信しうる。さらに、UE1002は、受信アンテナ(単数または複数)1006から情報を受け取る受信機1008を含みうる。例によれば、受信機1008は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1010と動作可能に関連付けられうる。その後、復調されたシンボルは、プロセッサ1012によって分析されうる。プロセッサ1012はメモリ1014に接続されており、メモリ1014は、基地局(単数または複数)1004との間で送信または受信されるデータ、および/または、本明細書に記載されたさまざまな動作および機能を実行することに関連するその他任意の適切なプロトコル、アルゴリズム、情報等を格納する。例えば、UE1002は、方法500および/またはその他の類似かつ適切な方法を実行するためのプロセッサ1012を適用しうる。UE1002はさらに、送信機1018によるアンテナ(単数または複数)1006を介した送信のために、信号を多重化しうる変調器1016を含みうる。
プロセッサ1012は、受信機1008によって受信された情報を分析すること、送信機1018による送信のための情報を生成すること、または、UE1002の1または複数の構成要素を制御すること、に特化されたプロセッサでありうる。別の例によれば、プロセッサ1012は、受信機1008によって受信された情報の分析と、送信機1018による送信のための情報の生成と、UE1002の1または複数の構成要素の制御とを実行しうる。UE1002のうちの1または複数の構成要素は、例えば、送信構成要素228、受信構成要素230、フィードバック構成要素232、電力管理構成要素234、および/または、OTAディセーブル構成要素404を含みうる。さらに、図示されていないが、UE1002のうちの1または複数の構成要素は、プロセッサ1012または複数のプロセッサ(図示せず)のうちの一部でありえることが考慮される。
図11は、無線通信システム1100の例を示す。無線通信システム1100は、簡略のために、1つの基地局1110と1つのUE1150しか示していない。しかしながら、システム1100は、複数の基地局および/または複数のUEを含むことができ、追加の基地局および/またはUEは、以下に示すような基地局1110およびUE1150の例と実質的に同じでも、あるいは別のものでもありうることが認識されるべきである。それに加えて、基地局1110および/またはUE1150は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記載されたシステム(図1−4、7−10)、および/または方法(図5−6)を適用しうることが認識されるべきである。
基地局1110では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース1112から送信(TX)データ・プロセッサ1114へ提供される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームが、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ1114は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは、一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、UE1150において、チャネル応答を推定するために使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ1130によって実行または提供される指示によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ1120に提供される。TX MIMOプロセッサ1120は、その後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)1122a乃至1122tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ1120は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機1122は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機1122a乃至1122tからのN個の変調信号が、N個のアンテナ1124a乃至1124tから送信される。
UE1150では、送信された調整された信号が、N個のアンテナ1152a乃至1152rによって受信され、おのおののアンテナ1152からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)1154a乃至1154rへ提供される。おのおのの受信機1154は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ1160は、N個の受信機1154からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ1160は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ1160による処理は、基地局1110におけるTX MIMOプロセッサ1120およびTXデータ・プロセッサ1114によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ1170は、上述したように、利用可能などの技術を利用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ1170は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、データ・ソース1136から多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをも受け取るTXデータ・プロセッサ1138によって処理され、変調器1180によって変調され、送信機1154a乃至1154rによって調整され、基地局1110へと送り返される。
基地局1110では、UE1150からの変調信号が、アンテナ1124によって受信され、受信機1122によって調整され、復調器1140によって復調され、RXデータ・プロセッサ1142によって処理されることによって、UE1150によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ1130は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ1130、1170は、基地局1110およびUE1150における動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)しうる。プロセッサ1130およびプロセッサ1170はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ1132およびメモリ1172に関連付けられうる。プロセッサ1130およびプロセッサ1170はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
本明細書に記載された態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、あるいはこれらの組み合わせ内に実装されうる。
これら実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアあるいはマイクロコード、プログラム・コードあるいはコード・セグメントで実現される場合、これらは、例えば記憶素子のような機械読取可能媒体に格納されうる。コード・セグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡および/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を用いて引渡、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手続き、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
上述したものは、1または複数の実施形態の一例しか含んでいない。もちろん、上述した態様を説明する目的で、構成要素または方法の考えられる全ての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな態様のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された態様は、特許請求の範囲の精神および範囲内にあるそのような全ての変更、修正、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは特許請求の範囲のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈される用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。

Claims (48)

  1. 無線通信環境において、過負荷インジケータに応答することを容易にする方法であって、
    ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信することと、
    前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成することと、
    前記UEからサービス提供基地局へ前記レポートを送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記レポートは、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節された後の前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)、または前記UEの電力ヘッドルーム、のうちの少なくとも1つに関連する情報を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記非サービス提供基地局から受信した前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)を調節することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記UEにおいて、前記サービス提供基地局から電力制御コマンドを受信することと、ここで、前記電力制御コマンドは、前記サービス提供基地局によって受信された前記非サービス提供基地局からのバックホール過負荷インジケータと、前記UEによって送信されたレポートとに応じ、
    前記UEの送信PSDを、前記電力制御コマンドに基づいて調節することと、
    をさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記UEは、前記サービス提供基地局によって、前記非サービス提供基地局から送信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように設定される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記UEにおいて、前記サービス提供基地局から電力制御コマンドを受信することと、ここで、前記電力制御コマンドは、前記サービス提供基地局によって受信された、前記非サービス提供基地局からのバックホール過負荷インジケータに応じ、
    前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)を、前記非サービス提供基地局から送信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、変更のない前記電力制御コマンドに基づいて調節することと、
    をさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 無線通信装置であって、
    ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信することと、
    前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成することと、
    前記UEからサービス提供基地局へ前記レポートを送信することと
    に関連する命令群を保持するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと、
    を備える無線通信装置。
  8. 前記レポートは、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節された後の前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)、または前記UEの電力ヘッドルーム、のうちの少なくとも1つに関連する情報を含む、請求項7に記載の無線通信装置。
  9. 前記メモリはさらに、前記非サービス提供基地局から受信した前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)を調節することに関連する命令群を保持する、請求項7に記載の無線通信装置。
  10. 前記メモリはさらに、
    前記UEにおいて、前記サービス提供基地局から電力制御コマンドを受信することと、ここで、前記電力制御コマンドは、前記サービス提供基地局によって受信された前記非サービス提供基地局からのバックホール過負荷インジケータと、前記UEによって送信されたレポートとに応じ、
    前記UEの送信PSDを、前記電力制御コマンドに基づいて調節することと、
    に関連する命令群を保持する、請求項9に記載の無線通信装置。
  11. 前記UEは、前記サービス提供基地局によって、前記非サービス提供基地局から送信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように設定される、請求項7に記載の無線通信装置。
  12. 前記メモリはさらに、
    前記UEにおいて、前記サービス提供基地局から電力制御コマンドを受信することと、ここで、前記電力制御コマンドは、前記サービス提供基地局によって受信された、前記非サービス提供基地局からのバックホール過負荷インジケータに応じ、
    前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)を、前記非サービス提供基地局から送信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、変更のない前記電力制御コマンドに基づいて調節することと、
    に関連する命令群を保持する、請求項11に記載の無線通信装置。
  13. 無線通信環境において、過負荷インジケータを利用することをイネーブルする無線通信装置であって、
    ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信する手段と、
    前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成する手段と、
    前記UEからサービス提供基地局へ前記レポートを送信する手段と、
    を備える無線通信装置。
  14. 前記非サービス提供基地局から受信した前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)を調節する手段をさらに備える、請求項13に記載の無線通信装置。
  15. 前記サービス提供基地局から受信した電力制御コマンドに基づいて、前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)を調節する手段をさらに備え、
    前記電力制御コマンドは、前記サービス提供基地局によって受信された、前記非サービス提供基地局からのバックホール過負荷インジケータおよび前記レポートに応じる、請求項13に記載の無線通信装置。
  16. 前記レポートは、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節された後のUEの送信電力スペクトル密度(PSD)、または、前記UEの電力ヘッドルームのうちの少なくとも1つに関連した情報を含む、請求項13に記載の無線通信装置。
  17. 前記UEは、前記サービス提供基地局によって、前記非サービス提供基地局から送信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように設定される、請求項13に記載の無線通信装置。
  18. コンピュータ・プログラム製品であって、
    ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信するためのコードと、
    前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成するためのコードと、
    前記UEからサービス提供基地局へ前記レポートを送信するためのコードと、
    を備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  19. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記非サービス提供基地局から受信した前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて、前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)を調節するためのコードを備える、請求項18に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  20. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記サービス提供基地局から受信した電力制御コマンドに基づいて、前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)を調節するためのコードを備え、
    前記電力制御コマンドは、前記サービス提供基地局によって受信された、前記非サービス提供基地局からのバックホール過負荷インジケータおよび前記レポートに応じる、請求項18に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  21. 前記レポートは、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節された後の前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)、または前記UEの電力ヘッドルーム、のうちの少なくとも1つに関連する情報を含む、請求項18に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  22. 前記UEは、前記サービス提供基地局によって、前記非サービス提供基地局から送信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように設定される、請求項18に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  23. 無線通信装置であって、
    ユーザ機器(UE)において、非サービス提供基地局から、オーバ・ザ・エア過負荷インジケータを受信し、
    前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいてレポートを生成し、
    前記UEからサービス提供基地局へ前記レポートを送信する、
    ように構成されたプロセッサを備える、無線通信装置。
  24. 無線通信環境において、過負荷インジケータに応答することを容易にする方法であって、
    前記UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、ユーザ機器(UE)から受信することと、
    前記UEから受信された前記レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記UEのための電力制御コマンドを生成することと、
    を備える方法。
  25. 前記レポートは、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節された後の前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)、または前記UEの電力ヘッドルーム、のうちの少なくとも1つに関連する情報を含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記非サービス提供基地局からバックホールを介して受信されたバックホール過負荷インジケータにさらに基づいて、前記UEのための電力制御コマンドを生成することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
  27. 前記電力制御コマンドを、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)でダウンリンクによって前記UEへ送信することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
  28. 前記UEによって前記非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように前記UEを設定することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
  29. 前記非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、前記非サービス提供基地局に対して、サービス提供されているUEのタイプおよび状態に応じて、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信するか、送信を禁止するかの何れかを選択的に実行させることをさらに備える、請求項24に記載の方法。
  30. サービス提供基地局が、少なくとも1つのレガシーUEにサービス提供するかを判定することと、
    前記非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、前記サービス提供基地局が、前記少なくとも1つのレガシーUEにサービス提供しないものと認識された場合、前記非サービス提供基地局に対して、前記バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信することを禁止させることと、
    前記サービス提供基地局が、前記少なくとも1つのレガシーUEにサービス提供するものと認識された場合、前記少なくとも1つのレガシーUEのそれぞれの状態を判定することと、
    前記非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、前記サービス提供基地局によってサービス提供されている少なくとも1つのレガシーUEの何れもが、アクティブ状態にあるものと認識されなかった場合、前記非サービス提供基地局に対して、前記バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信することを禁止させることと、
    前記非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、前記サービス提供基地局によってサービス提供されている少なくとも1つのレガシーUEのうちの1または複数が、前記アクティブ状態にあるものと認識された場合、前記非サービス提供基地局に対して、前記バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信させることと、
    をさらに備える、請求項29に記載の方法。
  31. 無線通信装置であって、
    UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、ユーザ機器(UE)から受信することと、
    前記UEから受信された前記レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記UEのための電力制御コマンドを生成することと、
    に関連する命令群を保持するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと、
    を備える無線通信装置。
  32. 前記レポートは、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節された後の前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)、または前記UEの電力ヘッドルーム、のうちの少なくとも1つに関連する情報を含む、請求項31に記載の無線通信装置。
  33. 前記メモリはさらに、前記非サービス提供基地局からバックホールを介して受信されたバックホール過負荷インジケータにさらに基づいて、前記UEのための電力制御コマンドを生成することに関連する命令群を保持する、請求項31に記載の無線通信装置。
  34. 前記メモリはさらに、前記電力制御コマンドを、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)でダウンリンクによって前記UEへ送信することに関連する命令群を保持する、請求項31に記載の無線通信装置。
  35. 前記メモリはさらに、前記UEによって前記非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように前記UEを設定することに関連する命令群を保持する、請求項31に記載の無線通信装置。
  36. 前記メモリはさらに、前記非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、前記非サービス提供基地局に対して、サービス提供されているUEのタイプおよび状態に応じて、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信するか、送信を禁止するかの何れかを選択的に実行させることに関連する命令群を保持する、請求項31に記載の無線通信装置。
  37. 前記メモリはさらに、
    サービス提供基地局が、少なくとも1つのレガシーUEにサービス提供するかを判定することと、
    前記非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、前記サービス提供基地局が、前記少なくとも1つのレガシーUEにサービス提供しないものと認識された場合、前記非サービス提供基地局に対して、前記バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信することを禁止させることと、
    前記サービス提供基地局が、前記少なくとも1つのレガシーUEにサービス提供するものと認識された場合、前記少なくとも1つのレガシーUEのそれぞれの状態を判定することと、
    前記非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、前記サービス提供基地局によってサービス提供されている少なくとも1つのレガシーUEの何れもが、アクティブ状態にあるものと認識されなかった場合、前記非サービス提供基地局に対して、前記バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信することを禁止させることと、
    前記非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、前記サービス提供基地局によってサービス提供されている少なくとも1つのレガシーUEのうちの1または複数が、前記アクティブ状態にあるものと認識された場合、前記非サービス提供基地局に対して、前記バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信させることと、
    に関連する命令群を保持する、請求項36に記載の無線通信装置。
  38. 無線通信環境において、過負荷インジケータを適用することをイネーブルする無線通信装置であって、
    前記UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、ユーザ機器(UE)から受信する手段と、
    前記UEから受信された前記レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記UEのための電力制御コマンドを生成する手段と、
    を備える無線通信装置。
  39. 前記非サービス提供基地局からバックホールを介して受信されたバックホール過負荷インジケータにさらに基づいて、前記UEのための電力制御コマンドを生成する手段をさらに備える、請求項38に記載の無線通信装置。
  40. 前記UEによって前記非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように前記UEを設定する手段をさらに備える、請求項38に記載の無線通信装置。
  41. 前記非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、前記非サービス提供基地局に対して、サービス提供されているUEのタイプおよび状態に応じて、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信するか、送信を禁止するかの何れかを選択的に実行させる手段をさらに備える、請求項38に記載の無線通信装置。
  42. 前記レポートは、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節された後の前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)、または前記UEの電力ヘッドルーム、のうちの少なくとも1つに関連する情報を含む、請求項38に記載の無線通信装置。
  43. コンピュータ・プログラム製品であって、
    前記UEによって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、ユーザ機器(UE)から受信するためのコードと、
    前記UEから受信された前記レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記UEのための電力制御コマンドを生成するためのコードと、
    を備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  44. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記非サービス提供基地局からバックホールを介して受信されたバックホール過負荷インジケータにさらに基づいて、前記UEのための電力制御コマンドを生成するためのコードを備える、請求項43に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  45. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記UEによって前記非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータを無視するように前記UEを設定するためのコードを備える、請求項43に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  46. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記非サービス提供基地局へ情報をシグナリングし、前記非サービス提供基地局に対して、サービス提供されているUEのタイプおよび状態に応じて、バックホールを介してバックホール過負荷インジケータを送信するか、送信を禁止するかの何れかを選択的に実行させるためのコードを備える、請求項43に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  47. 前記レポートは、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータ、前記オーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて調節された後の前記UEの送信電力スペクトル密度(PSD)、または前記UEの電力ヘッドルーム、のうちの少なくとも1つに関連する情報を含む、請求項43に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  48. 無線通信装置であって、
    ユーザ機器(UE)によって非サービス提供基地局から受信されたオーバ・ザ・エア過負荷インジケータに基づいて生成されたレポートを、前記UEから受信し、
    前記UEから受信された前記レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記UEのための電力制御コマンドを生成し、
    ダウンリンクによって前記UEへ前記電力制御コマンドを送信する、
    ように構成されたプロセッサを備える、無線通信装置。
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