JP2012533914A - ネットワーク故障中の擬似ワイヤ接続を介した時分割多重化の維持 - Google Patents

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    • H04J3/0632Synchronisation of packets and cells, e.g. transmission of voice via a packet network, circuit emulation service [CES]

Abstract

さまざまな例示的な実施形態は、プロバイダエッジノードおよび関連方法に関する。本プロバイダエッジノードは、構造にとらわれない伝送機構を使用してTDM擬似ワイヤを介して伝送される少なくとも1つのパケットを受信する、受信機を含みうる。本プロバイダエッジノードはまた、対応する顧客エッジ(CE)デバイスにフレームを出力するように構成された物理インタフェース、および、その物理インタフェースに対応するTDMフレーミングタイプを記憶する機械可読の記憶媒体を含みうる。最後に、本プロバイダエッジノードは、ネットワークエラーが生じた期間中に、物理インタフェースを介してCEデバイスに複数のフレームを送信する回線エミュレーションエンジンを含みうる。各フレームのTDMデータペイロードはアイドルパターンを含むことができ、一方で、その複数のフレームのフレーミングビットの一群はその物理インタフェースについて記憶されたTDMフレーミングタイプに対応するフレーミングパターンを定義することができる。

Description

本明細書で開示される実施形態は、概してパケット交換網における時分割多重化のエミュレーションに関し、より詳細には、しかし排他的にではなく、ネットワーク故障中に顧客エッジデバイスとの接続性を維持することに関する。
多数のレガシ通信ネットワークにおいて、ネットワーク内のノードは時分割多重化(TDM)を使用して通信する。TDMは、複数のデータストリームを1つの信号に結合させ、それによってデータストリームが互いに干渉することなくデータ経路内の物理回線を共用できるようにする。さらに具体的には、その名が示唆するように、TDMは、信号を、それぞれが固定長の時間を構成する、いくつかのセグメントに分ける。送信ノードは、循環する、繰り返すシーケンス内のセグメントにデータを割り当てるため、受信ノードは伝送媒体の向こう側にあるデータストリームを確実に分けることができる。
しかし、現代のパケット交換網の急速な発展で、TDMは次第に好ましい技術としての人気を落としている。たとえば、ボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスが、VoIPの柔軟性、実装の容易さ、およびコストの削減がもたらされることから、多数のTDMベースのサービスに取って代わった。残念ながら、IPベースのサービスへの移行は、サービスプロバイダが、そのインフラストラクチャを拡張し、加入者宅内機器を置き換えるのにかなりの費用を負担する必要がある。
多額の初期投資が必要なことから、多数のサービスプロバイダは、TDMベースのサービスをパケット交換網での対応するサービスに切り替えることに消極的である。TDM擬似ワイヤは、TDMベースの機器を置き換えるおよびレガシサービスのサポートをやめる必要をなくし、サービスプロバイダがパケット交換網に徐々に移行することを可能にする。具体的には、TDM擬似ワイヤの入口エンドで、ノードがTDM信号をいくつかのパケットに変換し、次に、パケットベースの経路または擬似ワイヤを横切ってパケットを送る。パケットを受信したとき、出口エンドのノードは、パケットをTDM信号に変換して戻し、TDM信号をそれらの最終的な宛先へと転送する。
いずれのネットワークサービスでもそうであるように、サービスプロバイダは、かなりの量の時間および資金をTDM擬似ワイヤサービスの高信頼接続を維持するのに投じる。故障が生じた場合、サービスプロバイダは、できる限り早く顧客への接続性を復旧しようと努める。
残念ながら、サービスの迅速な復旧は、そのすべてを参照により本明細書に組み込む、Internet Engineering Task Forceによって発行された、Request for Comments(RFC)4553、「構造化なしTDMオーバーパケット(Structure−Agnostic Time Division Mutiplexing over Packet、SAToP)」にしたがって実装される、TDM擬似ワイヤでは、多くの場合難しい。ネットワーク遅延および損失のシナリオ中、プロバイダエッジノードは、接続された顧客エッジ(CE)デバイスに通知する。プロバイダエッジノードがRFC4553にしたがって動作するとき、この通知によりCEデバイスはその特定のポートがダウンしていると判定する。結果として、サービスの復旧時に、CEデバイスは先ずそのポートでレイヤ1接続性を復旧し、次にレイヤ2接続性を復旧するなどしなければならない。このプロセスは、時間のかかるものであり、CEデバイスへのサービスを適切に復旧するのにしばしば多くの秒数を要する。その間、顧客は2つのTDMエンドポイント間でデータを交換することができない。
Internet Engineering Task Force発行、Request for Comments(RFC)4553、「Structure−Agnostic Time Division Mutiplexing over Packet(SAToP)」
前記を考慮して、ネットワーク故障中に擬似ワイヤ接続を介してTDMをより確実に管理することが望ましい。さらに具体的には、SAToPなどの構造にとらわれない伝送機構にしたがって実装されるTDM擬似ワイヤにおいてパケット損失および遅延状況中の故障回数を減らすことが望ましい。本明細書を読み、理解するとき、他の望ましい態様が当業者には明らかとなろう。
ネットワーク故障中に擬似ワイヤ接続を介してTDMを維持する本ニーズを踏まえて、さまざまな例示的な実施形態の要約が提示される。さまざまな例示的な実施形態のいくつかの態様を強調し、紹介することを目的とするが、本発明の範囲を限定するものではない、いくらかの簡易化および省略が、以下の概要において行われうる。当業者が本発明概念を行い、使用することを可能にするのに適した好ましい例示的な実施形態の詳細な説明が、以下の項に続く。
さまざまな例示的な実施形態は、プロバイダエッジノードおよびそのプロバイダエッジノードで実行される関連方法に関する。そのプロバイダエッジノードは、構造にとらわれない伝送機構を使用してTDM擬似ワイヤを介して伝送される少なくとも1つのパケットを受信する受信機を含みうる。そのプロバイダエッジノードはまた、対応する顧客エッジ(CE)デバイスにフレームを出力するように構成された物理インタフェース、およびその物理インタフェースに対応するTDMフレーミングタイプを記憶する機械可読の記憶媒体も含みうる。最後に、そのプロバイダエッジノードは、ネットワークエラーが生じた期間中に、物理インタフェースを介してCEデバイスに複数のフレームを送信する、回線エミュレーションエンジンを含みうる。各フレームのTDMデータペイロードはアイドルパターンを含むことができ、一方、複数のフレームのフレーミングビットの一群は、その物理インタフェースについて記憶されたTDMフレーミングタイプに対応するフレーミングパターンを定義することができる。
この方式では、さまざまな例示的な実施形態は、プロバイダエッジノードがTDM擬似ワイヤ接続の信頼性を改善できるようにすることが明らかであろう。ネットワークエラーが生じた期間中、プロバイダエッジノードは、フレームのフレーミングビットの一群の間でフレーミングパターンを伝送し、一方でフレームペイロードにアイドルパターンを含めることができる。この方式では、プロバイダエッジノードは、顧客エッジデバイスの物理レイヤの動作を維持することができ、それによって、顧客エッジデバイスへの適切な接続性を復旧するのに必要な時間を減らす。
さまざまな例示的な実施形態のさらなる理解を促進するために、本明細書において、以下のような添付の図面が参照される。
パケット交換網を介するTDMのエミュレーションを実装するための例示的なネットワークの概略図である。 図1のシステムで使用される、例示的なノードの概略図である。 物理インタフェースとフレーミングタイプの間の通信を維持するために使用される、例示的なデータ配列の表である。 正常な動作の期間中のプロバイダエッジノードから顧客エッジデバイスへのフレームの伝送の概略図である。 ネットワークエラーが生じた期間中のプロバイダエッジノードから顧客エッジデバイスへのフレームの伝送の概略図である。 TDM擬似ワイヤを介して時分割多重化(TDM)接続を維持する方法の例示的な実施形態の流れ図である。
ここで、同様の番号が同様の構成要素またはステップを参照する図面を参照すると、さまざまな例示的な実施形態の開示される広範な態様がある。
図1は、パケット交換網を介するTDMのエミュレーションを実装するための例示的なネットワーク100の概略図である。さまざまな例示的な実施形態において、ネットワーク100は、顧客エッジ(CE)デバイス110、連結回線115、プロバイダエッジ(PE)ノード120、パケット交換網130、TDM擬似ワイヤ140、PEノード150、連結回線155、およびCEデバイス160を含む。
CEデバイス110は、サービスプロバイダの顧客によって操作される機器でもよい。「顧客」エッジデバイスと称されているが、CEデバイス110がサービスプロバイダによって所有および/または操作されうることは明らかであろう。したがって、CEデバイス110は、TDM信号を生成し、連結回線115を介して送るのに適した任意のデバイスでもよい。
したがって、CEデバイス110は、プロバイダエッジノード120内にTDMデータストリームを転送するためのワイヤ回線インタフェースを含む無線基地局でもよい。たとえば、CEデバイス110は、3Gネットワーク内のノードB、あるいは、汎欧州デジタル移動電話方式(Global System for Mobile Communications、GSM)ネットワーク、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)ネットワーク、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、または他の無線ネットワーク内で通信する別の基地局でもよい。CEデバイス110はまた、従来同期デジタルハイアラーキ(Plesiochronous Digital Hierarchy、PDH)、同期デジタルハイアラーキ(SDH)、または同期式光ネットワーキング(SONET)を実装するための構成要素でもよい。CEデバイス110の実装のための他の適切な構成要素が当業者には明らかとなろう。
連結回線115は、CEデバイス110からPEノード120にTDMデータストリームを伝送することができる。当業者には明らかなように、連結回線115は、T1、E1、T3、およびE3を含むがこれらに限定されない、いくつかの搬送システムのうちの1つを実装することができる。
PEノード120は、連結回線115を介してCEデバイス110からTDM信号を受信し、次にその信号をパケット交換網130を介する伝送のための複数のパケットに変換するように構成されうる。したがって、PEノード120は、ルータ、スイッチ、またはTDM擬似ワイヤ140を介する通信を可能にするための機能性を含む同様のハードウェアデバイスなどのネットワーク要素でもよい。さらに具体的には、PEノード120は、RFC4553に記載のSAToPまたは同様の方法にしたがって動作するように構成されうる。以下に詳述するように、PEノード120は、TDMフレームを複数のパケットに変換し、次にパケット交換網130の擬似ワイヤ140を横切ってそれらのパケットを送信することができる。
パケット交換網130は、パケットベースのプロトコルにしたがって動作する任意のネットワークでもよい。したがって、ネットワーク130は、たとえば、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)、マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)、非同期転送モード(ATM)、フレームリレー、イーサネット(登録商標)、プロバイダバックボーントランスポート(PBT)、または、当業者には明らかとなろう。他の任意の適切なパケットベースのプロトコルにしたがって、動作することができる。
ネットワーク100はまた、パケット交換網130を介してPEノード120とPEノード150の間でデータを伝送するためのTDM擬似ワイヤ140も含みうる。さらに具体的には、TDM擬似ワイヤ140は、TDM信号をエミュレートするPEノード120によって出力される複数のパケットの伝送のためのパケット交換網130内の1つまたは複数のリンクを備えうる。本明細書で使用されるとき、用語「擬似ワイヤ」はIP/MPLS実装に限定されないことが明らかであろう。そうではなくて、「擬似ワイヤ」は、データの構造にとらわれない伝送をサポートする任意の回線エミュレーションサービス(イーサネットを介する回線エミュレーションなど)に適用可能であることが理解されよう。
PEノード150は、ルータ、スイッチ、または同様のハードウェアデバイスなどのネットワーク要素でもよい。PEノード150は、TDM擬似ワイヤ140を介してPEノード120から送信されるパケットを受信することができる。PEノード150は次に、CEデバイス160へのその信号の伝送のために、それらのパケットをTDM信号に変換し戻すことができる。さらに具体的には、PEノード150は、パケットを受信し、それらのパケットに含まれるシーケンス番号に基づいて適切な順序を判定し、連結回線155を介してCEデバイス160に対応するTDMフレームを出力することができる。連結回線115と同様に、連結回線155は、T1、E1、T3、E3、または当業者には明らかな他の任意の適切な搬送システムにしたがって動作することができる。
CEデバイス160は、連結回線155を介してTDM信号を受信するのに適した任意の機器でもよい。たとえば、CEデバイス160は、3G、GSM(登録商標)、UMTS、LTE、または他の無線ネットワーク内の構成要素でもよい。CEデバイス160はまた、PDH、SDH、またはSONETを実装するための構成要素でもよい。CEデバイス160の実装のための他の適切な構成要素が当業者には明らかとなろう。
ネットワーク100の構成要素を説明して、ネットワーク100の動作の要約が提供されることになる。以下の説明はネットワーク100およびPEノード150の動作の概要を提供するものであり、したがって、いくつかの点で簡約であることが明らかであろう。PEノード150の詳細な動作は、図2−5に関して以下でさらに詳しく説明されることになる。
正常な動作中、CEデバイス110はいくつかのフレームを含むTDM信号を生成し、各フレームはいくつかのチャネルのデータ、および、ある場合には、フレームを適切に整列させるためにCEデバイス160によって使用される1つのフレーミングビット(複数可)を含む。所定のパターンを連続フレームの一群のフレーミングビットに挿入することによって、CEデバイス110は、CEデバイス160に各フレームの開始および終了を確実に指示することができる。
当業者には明らかとなるように、フレーミングビットの使用は、CEデバイス110およびCEデバイス160によって使用されるフレーミングタイプに応じて変わることになる。たとえば、CEデバイス110がT1スーパフレーム(T1−SF)を使用する場合、各193ビットフレームは、24チャネルおよび単一フレーミングビットのための8ビットデータフィールドを含むことになる。他の適切なフレーミングタイプは、T3システムのためのT1拡張スーパフレーム(T1−ESF)、E1ダブルフレーミング、E1マルチフレーミング、M13非同期フレーミングおよびCビットパリティフレーミングと、E3システムのためのG.751およびG.832フレーミングとを含む。これらのフレーミングタイプのフレーミングパターンの実装は、当業者には明らかとなろう。
CEデバイス110でのTDM信号の生成の後、PEノード120は、連結回線115を介してCEデバイス110から信号を受信することができる。TDMビットストリームを受信したとき、PEノード120は、そのストリームを、パケットへのカプセル化のためのいくつかのセグメントに分けることができる。PEノード120は「構造にとらわれない」でもよいため、PEノード120は、TDMビットストリームの基本フレーミング構造を無視し、そのデータを単に一連の連続ビットとして扱うことができる。したがって、パケット交換網130を横切る伝送のためのパケットを生成するとき、PEノード120は、入力フレーム内に含まれるデータペイロードに加えて、すべてのフレーミングビットを含めることができる。
PEノード120は次に、PEノード150にパケット交換網130のTDM擬似ワイヤ140を横切ってパケットを送ることができる。パケットを受信したとき、PEノード150は、データペイロードを抽出し、連結回線155を介するCEデバイス160への伝送のためのフレームを生成することができる。さらに具体的には、図2に関して以下に詳述されるように、PEノード150は、プレイアウトまたはジッタバッファ中にそのパケットのペイロードを一時的に記憶し、次に、適切なクロックによって決定される速度で連結回線155を介してTDMフレーム内のペイロードを出力することができる。この方式では、CEデバイス160は、CEデバイス110によって生成された原信号に対応するTDM信号を受信することができる。
状況によっては、ある事象が生じ、ネットワーク内の1つまたは複数の地点でサービスの一時的故障をもたらすことがある。かかる状況では、PEノード150は、CEデバイス110によって生成されたTDM信号に対応する元データを伝送できないことになる。たとえば、PEノード120が擬似ワイヤ140を介する伝送のためのTDM信号をもはや受信しないようなエラーが、CEデバイス110でまたは連結回線115を介して生じうる。同様に、バッファアンダーランがPEノード150のプレイアウトバッファをもたらすような、PEノード150が対応するパケットを受信しない、またはPEノード150が遅延をもつパケットを受信するような、障害または遅延がPEノード120でまたはパケット交換網130内で生じうる。もう1つの例として、CEデバイス110以外のノードからのデータ伝送をもたらす切替えが生じ、それによって一時的遅延をもたらすことがある。PEノード150がデータフレームをCEデバイス160に出力することができない結果となる、他のシナリオが当業者には明らかとなろう。
SAToPの現在の実装でかかる障害が生じるとき、PEノード150は、TDMフレームのペイロードおよびフレーミングビットの両方でフレームのないすべて「1」のパターンを出力する。このフレームのないすべて「1」のパターンを受信したとき、CEデバイス160での通常の応答は、対応するポートに物理レイヤ(レイヤ1)をもたらすことである。この応答は、PEノード150がCEデバイス110からの正しいデータの送信を再開するときに、CEデバイス160がレイヤ1で始まる特定のポートにすべてのレイヤを復旧しなければならないため、問題になりうる。かかる復旧は、数十秒程度を要することがあり、これは音声トラフィックなどの優先度の高いアプリケーションでは受け入れ難い。
さまざまな例示的な実施形態は、PEノード150によって出力されるTDMフレームのペイロード内でアイドルパターンを伝送するが、TDMフレームのフレーミングビット内に所定のフレーミングパターンを含むことによって、ネットワーク故障および遅延中のこの問題に対処する。ネットワークオペレータは、故障または遅延のときに各物理インタフェースに使用されることになるフレーミングタイプを事前定義することができる。次に、特定の物理インタフェースについての故障または遅延のときに、PEノード150は、ペイロード内にアイドルパターンを含むが、連続フレームの群内のフレーミングタイプに対応するフレーミングパターンを定義する、フレームを生成することができる。このフレーミングパターンは、各フレーム(T1−SFおよびT1−ESFフレーミングなど)に単一のフレーミングビットを使用して、または、各フレーム(E1フレーミングなど)内に複数のフレーミングビットをセットすることによって、生成されうる。
この方式では、CEデバイス160は、ペイロード内のアイドルパターン、但しフレームのフレーミングビット間の認識可能なフレーミングパターン、を含む、フレームのストリームを受信することになる。したがって、CEデバイス160は、PEノード150がCEデバイス110からのデータ送信で問題を経験したが、CEデバイス160の物理レイヤは有効なままであると認識していることになる。したがって、PEノード150でサービスが復旧したときに、CEデバイス160は、数秒ではなくて、ほぼ数ミリ秒程度の時間内に動作を速く再開することができる。
図2は、図1のネットワーク100で使用される例示的なノード200の概略図である。ノード200は、ノード200が複数のパケットを受信し、少なくとも1つのTDM信号を送信することができるように、パケット交換網内の最後のノードとして動作することができる。したがって、ノード200は、たとえば、ネットワーク100のPEノード150に対応しうる。さまざまな例示的な実施形態で、ノード200は、受信機210、記憶装置220、プレイアウトバッファ230、および回線エミュレーションエンジン240を含む。
受信機210は、図1のネットワーク130などの、パケット交換網を介して伝送されるパケットを受信するように構成されたハードウェアおよび/または機械可読の記憶媒体上で符号化されたソフトウェアを備えるインタフェースでもよい。さらに具体的には、擬似ワイヤ140などの擬似ワイヤを介して送信されるパケットの受信機の機能を果たすとき、受信機210は、所与のTDM信号に関連付けられた複数のパケットを取得することができる。これらのパケットは、TDMデータペイロード、および、場合によっては、特定のフレーミングパターンに含まれる1つのフレーミングビット(複数可)を含みうる。
記憶装置220は、ノード200内で1つまたは複数の物理インタフェースによって使用されることになるTDMフレーミングタイプに関する情報を維持する、機械可読の記憶媒体でもよい。記憶装置220に含まれる情報は、ネットワークオペレータが故障の場合に各インタフェースによって使用されることになるフレーミングタイプを指定することができるように、修正のためにネットワークオペレータにアクセス可能になりうる。記憶装置220で使用される例示的なデータ配列が、図3に関して、以下にさらに詳しく説明される。
プレイアウトバッファ230は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのハードウェア、および/または回線エミュレーションエンジン240にパケットを出力する前にパケットを一時的に記憶するように構成された機械可読の記憶媒体上で符号化された命令を備える、構成要素でもよい。したがって、プレイアウトバッファ230は、プレイアウトバッファ230が受信機210からのパケットを記憶し、そのパケットを回線エミュレーションエンジン240に出力することができることを条件に、ランダムアクセスメモリ(RAM)または他の任意のメモリタイプを備えうる。プレイアウトバッファ230は、受信機210で取得されるパケットのパケット遅延変動を補償することができる。具体的には、回線エミュレーションエンジン240にパケットを出力する前にパケットをバッファリングすることによって、プレイアウトバッファ230は、回線エミュレーションエンジン240が送信するためのデータをもち、回線エミュレーションエンジン240が一定の速度でパケットに関連付けられたTDMデータを送ることを確実にすることができる。
回線エミュレーションエンジン240は、ハードウェアおよび/または機械可読の記憶媒体上で符号化されたソフトウェアを備える、構成要素でもよい。回線エミュレーションエンジン240はさらに、従来のマイクロプロセッサ、FPGA、または、本明細書に詳述された機能性を実装するための一連の命令を実行するように構成された他の任意の構成要素を含みうる。さらに具体的には、回線エミュレーションエンジン240は、プレイアウトバッファ230から複数のパケットを受信し、それらのパケットに含まれるデータを抽出し、次に、出力物理インタフェースまたはポートを介してTDMフレームとしてそのデータを転送するように構成されることができる。
正常な動作の期間中、回線エミュレーションエンジン240は、パケットのペイロードを含むフレームを生成し、次に、対応する物理インタフェースを介して、そのフレームを顧客エッジデバイスに送信することができる。ノード200によるダミーデータの出力を必要とするネットワーク遅延または故障の場合に、回線エミュレーションエンジン240は、先ず記憶装置220にアクセスして、特定の物理インタフェースの対応するフレーミングタイプを判定することができる。回線エミュレーションエンジン240は次に、複数のフレームを生成することができ、各フレームはアイドルパターン(すべて「1」など)から成るペイロードを含む。さらに、回線エミュレーションエンジン240は、これらのフレームの一群内の1つのフレーミングビット(複数可)を使用して、記憶装置220から取り出されたフレーミングタイプに対応するフレーミングパターンを定義することができる。最後に、回線エミュレーションエンジン240は、物理インタフェースを介してCEデバイスに生成されたフレームを出力することができる。
図3は、ノード200内の物理インタフェース間のマッピングおよび出力されたフレームに使用されることになる対応するフレーミングタイプを維持するために使用される例示的なデータ配列300の表である。データ配列300は、記憶装置220内に記憶されることができ、たとえば、表でもよい。別法として、データ配列300は、一連のリンクされたリスト、2分木、配列、または同様のデータ構造でもよい。したがって、データ配列300は基本データの要約であることが明らかなはずであり、このデータの記憶装置に適した任意のデータ構造が使用されうる。
データ配列300は、2組のデータを含みうる:物理インタフェースフィールド310およびフレーミングタイプフィールド320。物理インタフェースフィールド310は、TDMフレームを対応するCEデバイスに出力するために使用されるノード200内の特定のポートを識別することができる。
フレーミングタイプフィールド320は、ノード200が遅延または故障を経験していて、そのためダミーデータをCEデバイスに出力する必要がある期間中にノード200から出力されるフレームに使用されるフレーミングタイプを識別することができる。たとえば、ノード200と対応するCEデバイスの間の通信に使用される搬送システムがT1であるとき、TDMフレーミングタイプは、T1スーパフレーミング(T1−SF)またはT1拡張スーパフレーミング(T1−ESF)でもよい。搬送システムがE1であるとき、TDMフレーミングタイプは、E1ダブルフレーミングまたはE1マルチフレーミングでもよい。同様に、搬送システムがE3であるとき、TDMフレーミングタイプは、M13非同期フレーミングまたはCビットパリティフレーミングでもよい。最後に、搬送システムがE3であるとき、TDMフレーミングタイプは、G.751フレーミングまたはG.832フレーミングでもよい。他の適切なフレーミングタイプが当業者には明らかとなろう。
一例として、データ配列300がPEノード150の記憶装置220内で維持されると仮定する。エントリ330は、PEノード150がポート001にT1−SFフレーミングを使用することを示す。エントリ340は、PEノード150がポート002にT1−ESFフレーミングを使用することを示す。最後に、エントリ350は、PEノード150がポート003にM13非同期フレーミングを使用することを示す。
図4Aは、正常な動作期間中のプロバイダエッジノード150から顧客エッジデバイス160へのフレームの伝送の概略図である。図示するように、PEノード150は、パケットを受信し、複数のフレーム410をポート001を介してCEデバイス160に出力する。フレーム410の各フレームは、フレーミングビット415およびペイロード420を含む。PEノード150は、SAToPなどの構造にとらわれない方法にしたがって動作することができるので、PEノード150は基本フレーミングビットを認識しない。換言すれば、PEノード150は、入力データパケットに含まれるビットをフレームに連続に符号化する。
したがって、PEノード150は先ず、合計24バイトを含むペイロード内の「10110111…10001100」とともに、フレーミングビット内に「1」を含むフレームを送信する。PEノード150からCEデバイス160に送信されるその後のフレームのフレーミングビット415は、CEデバイス160が各フレームの開始および終了を確実に判定することができるように、T1−SFフレーミングパターン「100011011100」を形成する。フレーミングパターンはPEノード150からCEデバイス160に送信されるフレーム内に含まれるが、PEノード150がそのフレーミングタイプを認識する必要はないことが明らかであろう。そうではなくて、本システムは構造にとらわれないため、そのフレーミングパターンは、PEノード150に送信されるデータパケットに含まれ、CEデバイス160に出力されるフレームに含まれる。
図4Bは、ネットワークエラーが生じた期間中のプロバイダエッジノード150から顧客エッジデバイス160へのフレームの伝送の概略図である。図示するように、PEノード150へのデータパケットの流れが中断され、PEノード150がダミーフレームをCEデバイス160に送信する必要がある。
すべて「1」のストリームを単に送信するのではなくて、PEノード150は、CEデバイス160の物理レイヤを動作状態に維持するように設計された方式でネットワークエラーに応答することができる。さらに具体的には、PEノード150は先ず、影響を受けたポート、001、についてTDMフレーミングタイプを判定することができる。この場合、データ配列300にアクセスすることによって、PEノード150は、ポート001がT1−SFフレーミングを使用することを判定することができる。PEノード150は次に、12の連続フレーム430のフレーミングビット435間のT1−SFフレーミングパターン(「100011011100」)を生成し、一方でペイロード440内にアイドルパターン(すべて「1」など)を含む、CEデバイス160への伝送のためのフレーム430の生成を開始することができる。
T1−SFのフレーミングパターンは、そのフレーミングタイプについて予め決定されていて、したがって当業者には知られようことが明らかであろう。もう1つの例として、フレーミングタイプがT1−ESFである場合、スーパフレームのサイズは、「001011」のフレーミングパターンを定義するフレーム4、8、12、16、20、および24のビットをもつ、24フレームに拡張される。ビット2、6、10、14、18、および22は、送信データの妥当性を確認する巡回冗長検査(CRC)に使用される値を定義する。したがって、この場合、PEノード150は、そのアイドルパターンについて計算される値にCRCビットをセットすることができる。追加の12の未使用のビットは、リンクのメンテナンスに使用されることができる。たとえば、これらのビットは、警報信号を示す、ループバック機能性を実装する、および関連機能を実行するために使用されることができる。PEノード150はまた、これらのビットを所定の値(すべて「1」またはすべて「0」など)にセットすることもできる。追加のフレーミングタイプとの使用に適したフレーミングパターンが当業者には明らかとなろう。
図5は、TDM擬似ワイヤを介して時分割多重化(TDM)接続を維持する方法500の例示的な一実施形態の流れ図である。方法500は、たとえばネットワーク100のPEノード150によって、実行されうる。図5に示すステップは、PEノード150によって実行されるものとして説明されているが、方法500の実行のための他の適切な構成要素またはシステムが当業者には明らかとなろう。
方法500は、ステップ505で開始し、ステップ510へと進み、そこでネットワークオペレータは、PEノード150の各物理インタフェースのフレーミングタイプを事前定義することができる。当業者には明らかになるように、各フレーミングタイプは、連続フレームのフレーミングビットの一群によって形成される所定のフレーミングパターンと関連付けられうる。
方法500は次に、ステップ520に進み、そこでPEノード150が、TDM擬似ワイヤ140を介してPEノード120からパケットを受信し始める。方法500は次に判定ステップ530へと進み、そこでPEノード150が、PEノード150からCEデバイス160へのダミーデータの送信を必要とするネットワークエラーが生じたかどうかを判定する。
判定ステップ530において、PEノード150がネットワークエラーは生じなかったと判定したとき、方法500はステップ540に進み、そこでPEノード150は1つまたは複数のパケットのペイロードをCEデバイス160への送信のための1つまたは複数のフレームに追加することができる。具体的には、PEノード150は、TDMフレーム内にパケットペイロードフィールドに含まれる生データを挿入することができる。方法500は次に、以下に詳述されるステップ570に進む。
他方で、判定ステップ530において、PEノード150がネットワークエラーが生じたと判定したとき、方法500はステップ550に進む。ステップ550で、PEノード150は、影響を受けたインタフェースについてダミーフレームの送信に使用されることになるフレーミングタイプを判定することができる。前記で詳述されたように、PEノード150は、記憶装置220に記憶されたデータ配列300にアクセスすることによって、この判定を行うことができる。
方法500は次にステップ560に進み、そこでPEノード150はペイロード内にアイドルパターンを含むフレームを生成する。PEノード150は、物理インタフェースに使用されるフレーミングタイプに対応するフレーミングパターンを形成するために、これらのフレームの一群の各フレームの1つのフレーミングビット(複数可)をセットすることができる。方法500は次に、ステップ570に進む。
ステップ570で、PEノード150は、生成されたフレームをCEデバイス160に送信する。この方式では、正常な動作の期間中、PEノード150は、TDM擬似ワイヤ140を介して受信されたパケットのデータペイロードに対応するフレームを送信する。ネットワークエラーが生じた期間中、PEノード150は、アイドルパターンを含み、所定のフレーミングタイプに対応するフレーミングパターンを定義する、いくつかのフレームを送信する。したがって、CEデバイス160の物理レイヤは動作可能なままであり、それによって、ネットワークエラーが生じるときに、CEデバイス160へのサービスの復旧の遅延を最小化する。
方法500は次にステップ580に進み、そこで方法500は終了する。方法500はPEノード150によって実行される処理の単一の反復として示されていることが明らかであろう。したがって、フレームを送った後にステップ580で終了するのではなくて、方法500は520に戻ることができ、そこでPEノード150が追加のパケットを受信し、その処理を繰り返す。
前記によれば、さまざまな例示的な実施形態が、プロバイダエッジノードがネットワーク故障または遅延中に擬似ワイヤ接続を介するTDMを維持できるようにする。具体的には、ネットワーク故障または遅延が生じた期間中、プロバイダエッジノードは、フレームペイロード内でアイドルパターンを送信する一方で、フレームのフレーミングビット間のフレーミングパターンを送信することができる。この方式では、プロバイダエッジノードは、顧客エッジデバイスの物理レイヤの動作を維持することができ、ネットワークエラーが生じるときに、適切な接続性を復旧するのに必要な時間を大幅に最小化する。
本発明のさまざまな例示的な実施形態はハードウェアおよび/またはファームウェアに実装されうることが、前述の説明から明らかとなろう。さらに、さまざまな例示的な実施形態が、本明細書に詳述される動作を実行するために、少なくとも1つのプロセッサによって読み取られ、実行されうる、機械可読の記憶媒体に記憶された命令として実装されうる。機械可読の記憶媒体は、ネットワークノード(ルータまたはスイッチなど)などの機械によって読取り可能な形態で情報を記憶する任意の機構を含みうる。したがって、機械可読の記憶媒体は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および同様の記憶媒体を含みうる。
さまざまな例示的な実施形態がそれらのある種の例示的な態様を具体的に参照して詳述されているが、本発明は他の実施形態も可能であり、その詳細はさまざまな明らかな点で修正が可能であることを理解されたい。当業者には容易に明らかなように、変更形態および修正形態が、本発明の趣旨および範囲内に留まりながら、実装されうる。したがって、前述の開示、説明、および図面は、例示のみを目的とし、特許請求の範囲によってのみ定義される本発明を決して限定しない。

Claims (10)

  1. 時分割多重化(TDM)擬似ワイヤを含むパケット交換網で使用されるネットワークノードであって、
    構造にとらわれない伝送機構を使用してTDM擬似ワイヤを介して伝送される少なくとも1つのパケットを受信する受信機であって、その少なくとも1つのパケットのデータペイロードがフレーミングビットおよびTDMデータペイロードを備える、受信機と、
    対応する顧客エッジ(CE)デバイスにフレームを出力するように構成された、物理インタフェースと、
    その物理インタフェースに対応するTDMフレーミングタイプを記憶する、機械可読の記憶媒体と、
    回線エミュレーションエンジンであって、
    正常な動作の期間中に、物理インタフェースを介してその対応するCEデバイスにその少なくとも1つのパケットのデータペイロードに対応するフレームを送信し、
    ネットワークエラーが生じた期間中に、物理インタフェースを介してその対応するCEデバイスに複数のフレームを送信し、各フレームのTDMデータペイロードがアイドルパターンを含み、その複数のフレームのフレーミングビットの一群がその物理インタフェースについて記憶されたTDMフレーミングタイプに対応するフレーミングパターンを定義する、回線エミュレーションエンジンと
    を備える、ネットワークノード。
  2. その構造にとらわれない伝送機構が、構造化なしTDMオーバーパケット(SAToP)にしたがって実装される、請求項1に記載のネットワークノード。
  3. そのアイドルパターンが値「1」にセットされた複数のビットから成る、請求項1に記載のネットワークノード。
  4. ネットワークオペレータが、その対応するCEデバイスによって使用される搬送システムの知識に基づいて、その物理インタフェースに対応するTDMフレーミングタイプを事前定義し、その搬送システムがT1、E1、T3およびE3から成る一群から選択される、請求項1に記載のネットワークノード。
  5. そのネットワークエラーが、TDM送信機が結合された連結回線の故障、TDM送信機の新しいTDM送信機への切換え、TDM擬似ワイヤを介して伝送される1つまたは複数のパケットの損失、およびネットワークノードのプレイアウトバッファ内のバッファアンダーランのうちの少なくとも1つによって引き起こされる、請求項1に記載のネットワークノード。
  6. 時分割多重化(TDM)擬似ワイヤを介してTDM接続を維持する方法であって、
    ネットワークノードの物理インタフェースとその物理インタフェースを介して顧客エッジ(CE)デバイスに出力されるフレームに使用されるTDMフレーミングタイプの間の通信をそのネットワークノード内に記憶するステップと、
    構造にとらわれない伝送機構を使用してTDM擬似ワイヤを介して伝送される少なくとも1つのパケットをそのネットワークノード内で受信するステップであって、その少なくとも1つのパケットのデータペイロードがフレーミングビットおよびTDMデータペイロードを備える、ステップと、
    正常な動作の期間中に、その物理インタフェースを介してCEデバイスにその少なくとも1つのパケットのデータペイロードに対応するフレームを送信するステップと、
    ネットワークエラーが生じた期間中に、その物理インタフェースを介してそのCEデバイスに複数のフレームを送信するステップであって、各フレームのTDMデータペイロードがアイドルパターンを含み、その複数のフレームのフレーミングビットの一群がその物理インタフェースについて記憶されたTDMフレーミングタイプに対応するフレーミングパターンを定義する、ステップと
    を備える、方法。
  7. その構造にとらわれない伝送機構が、構造化なしTDMオーバーパケット(SAToP)にしたがって実装される、請求項6に記載の方法。
  8. そのアイドルパターンが、値「1」にセットされた複数のビットから成る、請求項6に記載の方法。
  9. そのCEデバイスによって使用される搬送システムの知識に基づいてその物理インタフェースに対応するTDMフレーミングタイプを事前定義するステップと、
    T1、E1、T3、およびE3から成る一群からその搬送システムを選択するステップ
    をさらに備える、請求項6に記載の方法。
  10. ネットワークエラーが、TDM送信機が結合された連結回線の故障、そのTDM送信機から新しいTDM送信機への切替え、TDM擬似ワイヤを介して伝送される1つまたは複数のパケットの損失、およびそのネットワークノードのプレイアウトバッファ内のバッファアンダーランのうちの少なくとも1つによって引き起こされる、請求項6に記載の方法。
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