JP2012533356A - かみそりブレードの技術 - Google Patents

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Abstract

かみそりカートリッジが、かみそりブレードのある側に取り付けられたブレード間ガードを有するかみそりブレード組立体を含む。このかみそりブレードは、ストリップから形成され、このストリップは、かみそりブレードの側面上に酸化クロム層を形成するように熱酸化プロセスにより製造される。この酸化膜は、ユーザに見えるかみそりブレードの電気化学的腐食を防ぎ、その長期間にわたる寿命の間、かみそりブレードの、従ってかみそりカートリッジの実際の又は認識される早期故障を防ぐ。かみそりブレード組立体は、ユーザに見えるかみそりブレードの側に適用されたかみそりブレードの腐食を抑制するように適合された最密充填された液滴のアレイを有することもできる。
【選択図】図1

Description

本開示は、一般的には、かみそりカートリッジのためのかみそりブレードに関し、より具体的には、かみそりブレードを製造する方法に関する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、その内容の全体が引用によりここに組み入れられる、2009年7月15日に出願された米国特許仮出願番号第61/225,586号の利益を主張するものである。
多数の現代の安全かみそり(razor)は、間にある結合構造体により、再利用可能なハンドルに選択的に結合されるように適合された使い捨てかみそりカートリッジを含む。カートリッジは、刃先が中に配置された少なくとも1つのかみそりブレードを有するハウジングを含む。他の現代の安全かみそりは、単一ユニットとして廃棄することができる、ハンドルに恒久的に結合されたかみそりカートリッジを含む。
同一出願人による特許文献1において、かみそりブレードに接合されたブレード間ガード(inter−blade guard)を含むかみそりブレード組立体を提供する望ましさが開示されている。ブレード間ガードを設けることにより、隣接する刃先を、それらのかみそりカートリッジ内で十分に間隔をあけて配置して、隣接するブレードといずれかのそれぞれの支持構造体との間の空間から屑を適切にすすぐことが可能になると同時に、ブレード間ガードは、隣接する刃先の間に皮膚係合面/皮膚支持面を与えて皮膚の隆起を制御し、シェービングの快適さを向上させ、切断傷及び切り傷を減らす。ブレード間ガードは、安全かみそりの通常の使用中及び取り扱い中、一般的にユーザに見える位置に、かみそりブレード上に取り付けられる。
湾曲部分を有するかみそりブレードを含むかみそりカートリッジは、特定の利点を有することができ、こうしたかみそりブレードを備えたかみそりカートリッジを提供する多数の提案が存在する。しかしながら、こうしたかみそりカートリッジは、成功裏に商業化されておらず、又は、少なくとも、かみそりカートリッジのもののように大量市場において大規模には製造されていない。多くの製造業者は、概ね平坦なかみそりブレードを、典型的な硬化かみそりブレードよりも厚く且つ柔らかい材料で作製された湾曲した支持部上に取り付けることによって、湾曲したかみそりブレードを模倣する。Jacobsonに付与された特許文献2は、支持部上に取り付けられたブレードの典型的な構成を開示する。支持部は、前述の特許文献1のかみそりブレードのブレード・ガードに対して、かみそりブレードの対向する側上に取り付けられており、安全かみそりの通常の使用中及び取り扱い中、ユーザの視界から少なくとも部分的に隠される。
現代の安全かみそりは、通常、程度の差はあるが湿潤環境又は高湿環境においてユーザにより使用され、保管され得る。通常の使用中、かみそりカートリッジのかみそりブレードは、汗、石鹸、及びシェービング・フォーム又はジェルのようなシェービング補助剤の成分などの弱腐食性(mildly corrosive)の物質と接触させられる。また、水道水(シェービングに一般的に用いられる)の性質及び組成もまた、都市によって異なり得る。これらの周囲条件を考慮して、高レベルの切削品質を有するかみそりブレードを作製するための耐食性材料として、マルテンサイト系ステンレス鋼が広く用いられるようになった。
他方、ブレード間ガードは、グレードAISI301/DIN1.4310のような、完全に焼きなまされた低炭素ステンレス鋼で製造されることが好ましい。この材料は、前述の特許文献1に開示されたもののような、所望のプロファイルの形成が容易であるといった幾つかの理由のために選択されている。組み立ての便宜上、ブレード間ガードは、溶接、例えばレーザースポット溶接によって、それぞれのかみそりブレードに接合することができる。
従って、小さな組成の相違が、かみそりブレードとこれに組み立てられたブレード間ガードとの間に存在し得る。使用中、水分及び他の成分が、かみそりブレードとそのブレード間ガードとの間に閉じ込められ、保持されることがある。この水分は電解質として働くことがあり、従って、かみそりブレード、ブレード間ガード、及びこれらの間の水分が電気化学セルを構成することがあり、この電気化学セルは、かみそりブレードの局部的な電気化学的腐食をもたらし得る。ブレード間ガードは、ユーザに見える位置に、かみそりブレード上に取り付けられるので、いずれのこうした腐食もユーザに見え、ユーザが少なくとも外観が悪いと考える可能性があり、こうした腐食により、かみそりブレードの、従ってこうしたかみそりブレード組立体を有するかみそりカートリッジの、実際の又は認識される早期故障が引き起こされることがある。さらに、多くの現代の安全かみそりカートリッジは、これまでのかみそりカートリッジと比べると、延長した耐用寿命を有することができる。改善された刃先上のコーティング(例えば、硬質炭素)は、刃先の耐用寿命を伸ばすことができ、いわゆる潤滑ストリップの組成又は構成の改善は、潤滑ストリップの寿命を伸ばすことができる。延長した寿命を有する現代の安全かみそりカートリッジは、これまでのかみそりカートリッジよりも、その寿命の間に腐食が生じる機会が多い。
米国特許第7,681,314号(米国特許出願第11/150,744号、米国特許公開第2006/0277759号)明細書 米国特許第4,586,255号明細書
本開示は、その目的のために、従来技術のかみそりブレード組立体の制限をなくす、又は少なくとも実質的に減少させる必要がある。
1つの態様における本開示は、かみそりカートリッジのためのかみそりブレード組立体を製造する方法に向けられ、該方法は、前縁と第1の側とを含む、第1の組成のステンレス鋼の細長いストリップを準備し、ストリップを硬化させるために、マルテンサイト変態を生じさせるように該ストリップを処理し、細長いストリップの前縁に沿って延びる刃先を準備するステップを含む。ストリップは、縦方向に延びる部分に切断されて、かみそりカートリッジのハウジングで用いるのに適した長さを有する個別のかみそりブレードを提供する。熱酸化プロセスによって、かみそりブレードの第1の側上に、酸化クロム層が形成される。ブレード間ガードは、かみそりブレードの第1の側に恒久的に接合される。かみそりブレード及びブレード間ガードは、異なる組成のステンレス鋼を含み、酸化クロム層は、かみそりブレードの第1の側の、ユーザに見える電気化学的腐食の発現を防ぐか、又は遅らせる。かみそりブレード組立体は、ハウジングに組み立てられて、かみそりカートリッジをもたらす。かみそりブレードの腐食を抑制するように適合された、狭い間隔の所定の液滴のアレイを、かみそりブレードの第1の側の一部分、ブレード間ガードの皮膚係合面の一部分に塗布することができ、この液滴のアレイは、第1の側とブレード間ガードとの間の隙間に浸透して、かみそりブレードの第1の側の、ユーザに見える電気化学的腐食の発現をさらに防ぐか、又は遅らせることができる。かみそりブレードの腐食を抑制するように適合された液滴のアレイの塗布は、組み立てられたかみそりカートリッジに対して行われることが好ましい。前述の液体が、例えばハウジングの外面に不必要に塗布されないように、液滴のアレイをかみそりブレード組立体に制限し、適切に制御することが好ましい。
以下の詳細な説明及び図面に照らして、当業者には、本開示のこれら及び他の利点が明らかであろう。
かみそりブレード及びブレード間ガードの一実施形態の断面図である。 酸化クロム層を提供するためのプロセス用機器の一実施形態の概略図である。 かみそりブレード及びブレード間ガードを含むかみそりカートリッジの概略的な断面図である。 液体腐食防止剤をかみそりカートリッジに付着させるための装置の概略的な平面図である。 図4の装置における処理後の、図3のかみそりカートリッジの概略的な平面図である。
ここで図面、特に図1を参照すると、かみそりカートリッジ(図3の100)で用いるためのかみそりブレード組立体10の断面図が示される。かみそりブレード20は、典型的には、約0.05mm−0.10mmの厚さを有するステンレス鋼の基材を含む。ステンレス鋼は、典型的には、約0.4重量%から0.7重量%までの炭素と、約12重量%から13.5重量%までのクロムとを含有する。ステンレス鋼を硬化させてマルテンサイト変態を生じさせ、基材材料を、例えば700HV−850HVに硬化させる。本開示において、HVとは、1.0kgの荷重においてビッカース・スケールで測定された硬度を示す。ブレード20は、刃先22と、第1の側26及び第2の側28を有する本体24とを有する。ブレード間ガード30は、かみそりブレード20の第1の側26に取り付けられる。このブレード間ガードは、かみそりカートリッジの通常の使用中、ユーザの皮膚表面に接触するように適合された表面36を含む。ブレード間ガードのさらに所望される特徴及び機能が、その全体が引用によりここに組み入れられる前述の特許文献1に開示される。
ブレード間ガード30は、グレードAISI301(DIN1.4310)のような、焼きなまされた低炭素のオーステナイト系ステンレス鋼から製造されることが好ましく、好ましくは約0.05mm−0.076mmの範囲内の厚さを有するが、この点で本開示を限定するものではなく、所望のプロファイルに容易に形成することができる及び/又はかみそりブレードに容易に接合することができる他の材料を、有効に利用することができる。ブレード間ガード30は、例えば周知のレーザースポット溶接プロセスによって、かみそりブレードに恒久的に接合される(図1は、溶接部32を断面的に示す)。エポキシ(例えば、2液型エポキシ)又はシアノアクリレートのような適切な接着剤を使用するといった他の接合方法を利用することもできる。
かみそりブレード組立体10はまた、当技術分野において周知の支持部材40を含むこともできる。
かみそりブレード20は、次のように製造される。最初に、ステンレス鋼の圧延薄板が、細長いストリップに切られる。後の処理の際に扱い易いように、ストリップにミシン目を入れることができる。必要に応じて、刻み目入れ(scoring)のような他の硬化前ステップを行ってもよい。
硬化前ステップの所望のシーケンスが完了すると、ステンレス鋼のオーステナイト化を含む硬化プロセスをストリップに施す。硬化プロセスは、第1のマッフル炉又はトンネル・オーブン内で行われる。ストリップは、コイルの形態で提供され、巻き戻され、炉に送り込まれ、そこで、この炉は、例えば約1160℃の高温まで急速に高められ、ステンレス鋼のオーステナイト化が行われる間この温度に維持される。次いで、ストリップは、例えば約−70℃の低温まで急速に冷却され(例えば、冷蔵箱(ice−box)内で)、ステンレス鋼の基材材料のマルテンサイト変態を生じさせる。ストリップを巻き直し、後のプロセスに渡す。このようにして処理されたストリップの硬度は、約700HV−850HVの硬度を有する。
続いて、ストリップは、周知のプロセス・ステップによって鋭利にされて、刃先をもたらす。刃先をもたらすプロセスの後、ストリップを長さ方向に延びる部分に切断して、かみそりカートリッジでの使用に適した長さを有するかみそりブレードをもたらし、適切なキャリア内で互いの上に積み重ねることができ、又は、さらなる処理のためにストリップを巻き直すことができる。次いで、必要に応じて、鋭利化プロセスからの残留物及び他の汚染物質を除去するために、当技術分野において周知の多数のプロセスのいずれか1つによって、かみそりブレードのスタック(又は、巻き直されたストリップ)を洗浄する。金属(例えば、チタン、ニオブ、クロム)、セラミック(例えば、窒化クロム)又は硬質炭素(例えば、非晶質ダイヤモンド若しくはDLC(ダイヤモンド状炭素))、或いはそれらの組み合わせとすることができるコーティングを刃先に適用し、PTFEのようなフッ素化ポリマーの低摩擦コーティングのさらなる外層を適用する。PTFEは、水及び/又はアルコールのような適切な媒質中のPTFE粒子の懸濁液を刃先の上に噴霧することによって塗布される。継続的な付着力のある(即ち、硬化される)PTFEの膜をもたらすために、キャリア内のかみそりブレード又はコイル状のストリップは、コンベヤ上に載せられ、約360℃の第2のマッフル炉又はトンネル・オーブンを通過し、PTFEを硬化させる。PTFE硬化プロセスを行うためのかみそりブレードの加熱は、約600HV又はそれを上回る、例えば約680HVの硬度まで、かみそりブレードを部分的に焼きなます効果を有する。プロセス用機器は、コンベヤ50上で炉60を通って搬送されるキャリア48内の積層されたブレードを示す図2に概略的に示されている。
前述のように、現代の安全かみそりは、通常、湿潤環境において用いられ、ユーザによって、変化しやすい高湿環境内に保管され得る。使用時に、かみそりカートリッジのかみそりブレードは、汗、石鹸、及び、シェービング・フォーム又はジェルのようなシェービング補助剤の成分といった、様々な濃度の、様々な弱腐食性物質と接触させられる。さらに、シェービングのために一般的に用いられる典型的な水道水の組成は、都市によって異なり得る。さらに、現代の安全かみそりカートリッジは、これまでのかみそりカートリッジと比べると延長した耐用寿命を有することができる。刃先上の改善されたコーティング(例えば、硬質炭素)は、刃先の耐用寿命を向上させることができ、いわゆる潤滑ストリップの組成又は構成の改善により、かみそりカートリッジの潤滑ストリップの寿命を伸ばすことができる。延長した寿命を有する現代の安全かみそりカートリッジは、これまでのかみそりカートリッジよりも、その寿命の間に腐食が生じる機会が多い。
可能な使用環境の範囲にわたってかみそりブレードのステンレス鋼材料の耐食性を高めるために、熱酸化プロセスによって、外側(26、28)上に酸化クロム層を形成する。かみそりブレードを、約160℃から215℃まで、例えば190℃の清浄な乾燥空気の雰囲気内に導入する。簡単に言えば、前述の硬化プロセスは、ステンレス鋼材料のクロム及び炭素の一部を、言及した硬度を部分的にもたらす炭化クロムに変換する。一部のクロムは、炭素と未反応のままであり、ステンレス鋼の表面のこのいわゆる自由クロムは、次のように酸化されて、ステンレス鋼の基材上に耐食性酸化クロム層を形成する。
キャリア内のかみそりブレードは、PTFE硬化プロセスのためにコンベヤ50を設けることから有利に利益を得るように、好ましくは第2の炉60と連続して配置される第3のマッフル炉又はトンネル・オーブン70を通過する。炉は、前述の温度160℃から215℃まで、例えば190℃に設定され、大気温度の清浄な乾燥空気80が、示された方向又は逆の方向に、炉のマッフル管82を通過する。前述の温度範囲は、かみそりブレードのいずれかの著しいさらなる不完全焼きなましを回避するように選択される。かみそりブレードの外側上に酸化クロム層が形成される。
酸化クロム層の厚さは、約10nmから約15nmまで(約10Åから約150Åまで)の厚さに制御されることが好ましい。かみそりブレードの耐食性が、望まれるほど増えない可能性があるので、約10nmより薄い厚さは、あまり好ましくない。同じく、約15nmより厚い厚さは、かみそりブレードの耐食性が比例して増えるわけではないので、あまり好ましくない。同様に、約15nmより厚い厚さは、かみそりブレードの表面の望ましくない色の変化をもたらすことがあり、この色の変化は、何気なく観察する人により主観的に認識され得るものである。色の変化は、かみそりブレード、又はこうしたかみそりブレードを含むかみそりカートリッジにとって商業的に望ましくないと考えられ得るので、酸化クロム層の厚さにより、かみそりブレードの色を実質的に変化されないことが好ましい。酸化クロム層の厚さの制御は、第一に、ストリップが炉内にある時間を調節することによって(例えば、コンベヤの速度を調節することによって)及び/又は炉の温度を調節することによって、第二に、炉のマッフル管を通る空気の流量を調節することによって制御することができる。
他の実施形態においては、第3の炉を、第2の炉とは別個に配置することができる。第3の炉は、第1の炉及びアイスボックスと連続して配置することもでき、この場合、刃先及び後のコーティングをもたらす前に、ストリップ上に酸化層が形成される。マッフル炉の使用に代わる手段として、第3の炉を密閉炉とすることもでき、いわゆるバッチ・プロセスにおいて、ブレード・キャリア又はストリップのコイル全体を内部で処理することができる。
化学的又は電気化学的不動態化によって、約8nm(80Å)の厚さまでの酸化クロム層を提供することが知られている。しかしながら、このプロセスは、資本コスト、必要とされる化学物質の使用とその後の廃棄の環境への影響、並びに、一般的な保管、健康及び安全性の問題を含む様々な理由から、今日の製造において望ましいものではない。
ストリップ、又はストリップから作製されたかみそりブレード、或いはこうしたかみそりブレードを含むかみそりカートリッジの耐食性は、次のような促進腐食試験において評価される。
a)ストリップ、又はストリップから作製されたかみそりブレード、或いはこうしたかみそりブレードを含むかみそりカートリッジの一部を含むことができる試験片を、10秒間、60℃において0.2%の食塩水中に浸す。
b)試験片を、溶液から取り出し、25分間、60℃、95%RH(相対湿度)の温度/湿度のオーブン内に入れる。
c)試験片を、オーブンから取り出し、2.5倍までの倍率で目視検査し、あらゆる腐食を所定の重大度評価尺度と比較する。
d)ステップa)からステップc)までを、計15サイクル繰り返す。
再び図1を参照すると、かみそりブレードは、当技術分野において周知である、例えばJacobsonに付与された特許文献2において開示されるような金属支持部40に接合することができる。こうしたかみそりブレードを含む安全かみそりの通常の使用及び取り扱い中、ユーザに見える、かみそりブレードの側に、ブレード間ガード30(前述のような)が接合される。図1に見られるように、ある一定の狭い隙間34が、かみそりブレードとブレード間ガードとの間に存在し、この隙間は、使用後に、水分及び/又は希薄な弱腐食性物質を閉じ込め、この水分等を、毛管効果/表面張力効果によって保持することができる。前述のように、かみそりブレード及びブレード間ガードのステンレス鋼の組成は、わずかに異なり得る。絶縁体として働くかみそりブレード上の保護酸化クロム層がない場合、アノード及びカソードかみそりブレード及びブレード間ガードであり、電解質が水分等である電気化学セルを生成し、従って、ユーザに見える側のかみそりブレード上に電気化学的腐食が生じることがあり、望ましくないことにこの電気化学的腐食は、十分にユーザに見えるものであり得る。
ここで図3を参照すると、かみそりブレード及びブレード間ガード組立体10を含むかみそりカートリッジ100の例示的な概略的断面図が示される。かみそりカートリッジは、一般的に、前述の特許文献2に開示されたようなものとすることができ、又は別のタイプのかみそりカートリッジとすることができるが、本開示は、そのタイプのかみそりカートリッジに限定されるものではない。かみそりカートリッジはまた、2つよりも多い、例えば、3つ、4つ又はそれよりも多いかみそりブレード組立体10を含むこともでき、本開示は、かみそりカートリッジ内のその数のかみそりブレード組立体10に限定されるものではない。カートリッジは、ガード112、キャップ114及びブレード取り付け領域116から成るハウジング110を含む。ブレード支持部40の(垂直)部分が、ハウジング110の端壁118のスロット126内に配置され、シェービング中に生じる力の下で、各々のブレード組立体の独立した動きを提供する。ガード及びキャップは、それぞれ、当技術分野において周知である、エラストマー系要素122及び潤滑要素124を含むことができる。当技術分野において周知であるような、ばね要素130を設けることができる。
ここで図4を参照すると、かみそりカートリッジのかみそりブレード組立体の腐食を抑制するためのさらなる有利なプロセスのための装置が、概略的に平面図で示される。このプロセスは、前述した熱酸化プロセスに加えて、又はそれに代わるものとして実行することができる。かみそりカートリッジ、例えば図3に示されるようなかみそりカートリッジを組み立てた後、かみそりカートリッジ100は、コンベヤ150上、好ましくはコンベヤのネスト152内に、好ましくは割り出し(indexing)コンベヤ上に置かれる。かみそりカートリッジは、ブレード組立体の刃先及びブレード間ガードが露出されるように配置される。位置154においてドウェルを割り出す間、噴霧ヘッド160が、好ましくはコンベヤの移動方向に対して横断方向に、カートリッジの上を通過する。噴霧ヘッド160は、かみそりカートリッジのブレード組立体の露出面上に、液体防錆剤/油の混合物の所定の最密充填された液滴のアレイ(図5の170)を付着させるように制御された噴霧パターンを有する。この噴霧パターンは、ブレード組立体の前述の表面に制限され、例えばハウジングの外面に不必要に塗布されないことが好ましい。噴霧パターンの適切な制御を達成するために、噴霧ヘッドは、インクの代わりに、防錆剤/油の混合物の所定のアレイを噴霧するように変更されたインクジェット式噴霧ヘッドであることが好ましい。好適なインクジェット式噴霧ヘッドは、TRIDENTによって提供されるSCANTRUE IIである。前述の混合物に適するようにする噴霧ヘッドの変更は、前述の混合物との接触による劣化に抵抗するために、内部シール(例えば、「O」リング)をVITON材料のシールと置き換えることを含む。防錆剤/油の混合物はまた、例えば約7−10センチストークといった、こうしたインクジェット式機器に用いられる典型的なインクとほぼ等しい粘度を有するようにも調合され、どちらもCRODA INCによって提供されるCRODASINIC−O及び/又はCRODAZOLINE−Oのような、10容量%の防錆剤を含むことが好ましく、5容量%の各防錆剤を含むことがより好ましい。混合物は、EXXON MOBILによって提供される、Naphtha Hydrotreated Heavy oil(ナフサ水素化処理重油)のような70%の鉱油をさらに含むことがさらに好ましい。混合物は、例えば、無臭ミネラル・スピリットのような20%のミネラル・スピリットをさらに含むことが好ましい。防錆剤/油の混合物が、例えば25日以上などの長期間にわたってその構成要素に分離するのを回避することが好ましい。防錆剤/油の混合物は、十分に低い表面張力を有し、かみそりカートリッジのブレード組立体の露出面上で玉になりにくいことが好ましい。噴霧ヘッドの噴霧パターンは、前述のような最密充填された滴のアレイを噴霧するように、従来のインクジェット式噴霧制御機器によってプログラムすることができる。噴霧ヘッドは、混合物の所望の付着量に応じて、1回、2回(即ち、コンベヤの各々の割り出しに同期された前後運動によって)、又はそれより多い回数、各かみそりカートリッジの上を通るように構成することができる。噴霧ヘッドはプログラム可能であるので、種々の露出されたブレード構成を有するかみそりカートリッジを適合させることができ、例えば、露出された構成は、矩形、台形、楕円形等とすることができる。従って、適用される防錆剤/油の混合物の総量は、かみそりカートリッジ毎に約2mgとすることができる。防錆剤/油の混合物は液体であるので、従って、適用される幾らかの液体が、毛管作用によって、かみそりブレードとブレード間ガードとの間の隙間34に、少なくとも部分的に流れ込む。これは、前述の水分及び/又は希薄な弱腐食性物質が隙間内に侵入するのを遅らせる又は防ぐことができ、その結果、ユーザに見える電気化学的腐食の発現を遅らせる又は防ぐことができる。また、防錆剤/油の混合物は、液体のままであり、玉になりにくいので、滴は短期間で広がり、最終的には隣接する滴と併合して、適用される表面にわたって実質的に連続した膜がもたらされる。前述の促進腐食試験においては、この装置によって処理されたかみそりカートリッジは、未処理のかみそりカートリッジのものより2−3倍大きい、許容できない腐食についての閾値を有することができる。
種々の実施形態が上記で説明されたが、これらは、制限としてではなく、一例として示されたものにすぎないことを理解すべきである。例えば、添付の特許請求の範囲の範囲内で修正又は変更を行うことができ、いずれか1つの実施形態と併せて開示された特徴を、単独で、又はそれぞれの他の実施形態の各特徴と組み合わせて用いることができる。従って、実施形態の広さ及び範囲は、上述の例示的な実施形態のいずれに限定されるべきではなく、以下の特許請求の範囲及びそれらの均等物に従って定められるべきである。
10:かみそりブレード組立体
20:かみそりブレード
22:刃先
24:本体
26:第1の側
28:第2の側
30:ブレード間ガード
32:溶接部
34:隙間
36:表面
40:支持部材
48:キャリア
50、150:コンベヤ
60、70:マッフル炉(又は、トンネル・オーブン)
80:乾燥空気
82:マッフル管
100:かみそりカートリッジ
110:ハウジング
112:ガード
114:キャップ
116:ブレード取り付け領域
118:端壁
122、124:要素
126:スロット
130:ばね要素
160:噴霧ヘッド
170:液滴のアレイ

Claims (11)

  1. かみそりカートリッジのためのかみそりブレード組立体を作製する方法であって、
    a)第1の組成を含み、第1の側とその前縁に沿って延びる刃先とを有し、さらに、かみそりブレードを硬化させるためにそのマルテンサイト変態を生じさせるように処理された、かみそりブレードを準備するステップと、
    b)熱酸化プロセスによって前記第1の側上に酸化クロム層を準備するステップと、
    c)第2の組成のステンレス鋼を含み、かつ、前記かみそりブレード組立体を含む前記かみそりカートリッジの通常の使用中、ユーザの皮膚表面に接触するように適合された表面を含むブレード間ガードを、前記かみそりブレードの前記第1の側に恒久的に接合するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記かみそりブレードの前記第1の側の少なくとも一部に、前記かみそりブレードの腐食を抑制するように適合された最密充填された液滴のアレイを適用するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記かみそりブレード組立体をハウジングに組み立てるステップをさらに含み、結果として得られる組立体は、前記かみそりカートリッジを含み、
    前記かみそりブレードの腐食を抑制するように適合された最密充填された液滴のアレイを適用するステップは、前記かみそりブレードが前記ハウジングに組み立てられた後に行われることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記酸化クロム層は、約10nmから15nmまでの間の厚さであり、前記酸化クロム層は、前記かみそりブレードの前記第1の側の色を実質的に変化させないことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. かみそりカートリッジのためのかみそりブレード組立体を作製する方法であって、
    a)第1の組成のステンレス鋼を含み、第1の側とその前縁に沿って延びる刃先とを有する、かみそりブレードを準備するステップと、
    b)第2の組成のステンレス鋼を含み、かつ、前記かみそりブレード組立体を含む前記かみそりカートリッジの通常の使用中、ユーザの皮膚表面に接触するように適合された表面を含むブレード間ガードを、前記かみそりブレードの前記第1の側に恒久的に接合するステップと、
    c)前記かみそりブレードの前記第1の側の少なくとも一部に、前記かみそりブレードの腐食を抑制するように適合された最密充填された液滴のアレイを適用するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  6. ハウジングと、
    第1の側と、前記かみそりブレードの前記第1の側に恒久的に取り付けられたブレード間ガードとを含むかみそりブレード組立体と、
    を含み、
    前記かみそりブレードは、第1の組成のステンレス鋼を含み、前記ブレード間ガードは、前記第1の組成とは異なる第2の組成のステンレス鋼を含み、
    前記ブレード間ガードは、前記かみそりカートリッジの通常の使用中、ユーザの皮膚表面に接触するように適合された皮膚係合面を含み、
    前記かみそりブレードの前記第1の側は酸化クロム層を含むことを特徴とするかみそりカートリッジ。
  7. 前記かみそりブレードの前記第1の側の少なくとも一部分の上に、前記かみそりブレードの腐食を抑制するように適合された液滴のアレイをさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載のかみそりカートリッジ。
  8. 前記かみそりブレードの腐食を抑制するように適合された前記液滴のアレイはさらに、前記ブレード間ガードの前記皮膚係合面の少なくとも一部分の上にあることを特徴とする、請求項6に記載のかみそりカートリッジ。
  9. 前記かみそりブレードの腐食を抑制するように適合された前記液滴のアレイはさらに、前記かみそりブレードの前記第1の側と前記ブレード間ガードとの間の隙間の少なくとも一部分の中にあることを特徴とする、請求項6に記載のかみそりカートリッジ。
  10. 前記酸化クロム層は、約10nmから15nmまでの間の厚さであり、かつ、前記かみそりブレードの前記第1の側の色を実質的に変化させないことを特徴とする、請求項6に記載のかみそりカートリッジ。
  11. 前記酸化クロム層は、熱酸化プロセスによってもたらされることを特徴とする、請求項6に記載のかみそりカートリッジ。
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