JP2012531863A - マルチメディアサービスをプロビジョニングする方法 - Google Patents

Abstract

本発明は、マルチメディアアプリケーションサーバによってマルチメディアサービスをマルチメディアレンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングする方法に関する。マルチメディアアプリケーションサーバは、通信ネットワークを介してレンダリングデバイスに結合される。本発明の方法は、マルチメディアアプリケーションサーバによってレンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する少なくとも１つの追加マルチメディアサービスを決定するステップと、レンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する通信デバイスによって、またはレンダリングデバイスによって選択された少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの追加マルチメディアサービスを選択する後続のステップとをさらに含む。

Description

本発明は、請求項１のプリアンブルに記載されたマルチメディアサービスをマルチメディアレンダリングデバイスにプロビジョニングする方法、請求項６のプリアンブルに記載された関連するシステムおよび請求項８、１０および１２のプリアンブルに記載された関連するデバイスに関する。

現在、よく知られているインターネットプロトコルテレビシステム（以下、ＩＰＴＶシステムと呼ぶ）があり、そのようなＩＰＴＶシステムは典型的には、ユーザ施設にあるマルチメディアサービスレンダリングデバイスと、ＩＰＴＶアプリケーションサーバとを含む。そのようなレンダリングデバイスは典型的には、セットトップボックスと、結合されたテレビまたは画面とからなる。セットトップボックスは、通常、インターネットのようなコアネットワーク経由でユーザセットトップボックスをＩＰＴＶアプリケーションサーバに結合するＡＤＳＬのようなアクセスネットワークを含む通信ネットワークを介して、テレビジョンまたは画面のようなユーザ機器を結合するように構成される。ＩＰＴＶアプリケーションサーバは、接続されたテレビまたは画面で表示するために、ＩＰＴＶプログラムまたはビデオオンデマンドのようなＩＰＴＶサービスをユーザのセットトップボックスにプロビジョニングすることができる。

ＴＶとセットトップボックスＳＴＢのペア毎のようなＩＰＴＶサービスの状況におけるユーザの対話の場合、ＴＶ画面である１つだけのビジュアルインターフェースと、（赤外線）遠隔制御装置である１つだけの対話デバイスとがある。遠隔制御装置とのテレビセットトップボックスの関係は対話型であり得るが、これは一度に一人のユーザに限定され、そのユーザに対して個別化されず、ユーザ毎にまたは世帯内のすべてのユーザについて個別化することができず、数人のユーザが同時に使用することができない。

本発明の目的は、上記の知られているタイプの、ただし、個別化されたサービスがマルチメディアシステムのいかなるユーザにもプロビジョニングされ得る、マルチメディアサービスをプロビジョニングする方法を提供することである。

本発明によれば、この目的は、請求項１に記載された方法、請求項６に記載されたシステムおよび請求項８、１０および請求項１２に記載された関連するデバイスによって達成される。

実際、マルチメディアアプリケーションサーバによって現在レンダリングデバイスにプロビジョニングされているマルチメディアサービスに関連する少なくとも１つの追加マルチメディアサービスを最初に決定し、それに続いて少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの追加マルチメディアサービスを選ぶ選択肢をレンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する通信デバイスにプロビジョニングするか、現在レンダリングデバイスにプロビジョニングされているマルチメディアサービスに関連する少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの追加マルチメディアサービスを選ぶ選択肢をプロビジョニングすることによって、現在レンダリングデバイスにプロビジョニングされているマルチメディアサービスに関連するそれぞれの通信デバイスまたはレンダリングデバイスについて、現在プロビジョニングされているマルチメディアサービスに関連する利用可能な追加マルチメディアサービス、すなわち現在「再生中（ｐｌａｙｉｎｇ）」のテレビ放送またはビデオオンデマンドに関して最初に確認し、それに続いてプロビジョニング用に少なくとも１つのマルチメディアサービスのうちの追加マルチメディアサービスを選択する可能性がある。このようにして、いかなるユーザもマルチメディアアプリケーションサーバを制御し、少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのリストからプロビジョニングされるべき追加マルチメディアサービスを選択することができる選択肢を有し、追加マルチメディアサービスは、現在プロビジョニングされているマルチメディアサービスに関連する。

そのような追加マルチメディアサービスは、バックグラウンド情報のような、現在プロビジョニングされているマルチメディアサービスに関連する任意の種類のメタ情報、現在プロビジョニングされているマルチメディアサービスに関連する広告、投票、追加のメディア情報の取得、画像、ビデオクリップなどのダウンロード、プログラムに関する追加の情報、画面に現れるアイテムに関連するｅコマース、音楽およびＤＶＤの販売、マルチプレーヤ対話型ＴＶゲームなどであってもよい。さらに、これらの追加の情報、機能、特徴、アクションおよびアクティビティはすべて、対話式にプロビジョニングされ、手動で構成することができるユーザの嗜好に従っておよび／またはユーザからの以前の要求および要請を追跡することによって個別化され得る。

レンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連するそのような通信デバイスは、現在レンダリングデバイスもしくはＤＳＬまたはケーブルなどのＩＰ通信ネットワークのような任意の通信ネットワーク経由でインターネットに結合されたパーソナルコンピュータにもプロビジョニングされているマルチメディアサービスの任意のさらなる観客に属するモバイル通信デバイスであってもよい。それぞれのそのような関連する通信デバイスにおいて、現在レンダリングデバイスにプロビジョニングされているマルチメディアサービスに関連する追加マルチメディアサービスを取得して、そのデバイスのユーザにプロビジョニングすることができる。

そのような関連する通信デバイスは、特定のマルチメディアサービス加入に関連する、したがって、マルチメディアサービス加入において関連するようにアプリケーションサーバで登録することによってユーザの１つまたは複数のセットトップボックスに関連するデバイスである。

前記マルチメディアアプリケーションサーバによってプロビジョニングされる前記マルチメディアサービスに関連する少なくとも１つの追加マルチメディアサービスを決定することは、レンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスの構成および加入の機能を用いて行われ得る。

本発明の別の固有の特徴は、請求項２に記載されている。

レンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する（モバイル）通信デバイスによって選択された少なくとも１つの追加マルチメディアサービスから追加マルチメディアサービスを実際にプロビジョニングすることは、追加マルチメディアサービスを選択した（モバイル）通信デバイスに対して、または代替として例えばレンダリングデバイスのような別のデバイスに対して行われ得る。

本発明のさらなる固有の特徴は、請求項３に記載されている。

追加マルチメディアサービスを決定するステップは、レンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する（モバイル）通信デバイスの要求に基づき、したがって通信デバイスのユーザのイニシアチブとして基づく。

本発明のさらなる固有の特徴は、請求項４に記載されている。

追加マルチメディアサービスをプロビジョニングすることは、ユーザ施設にあるホームネットワーク、結合されたアクセスネットワークおよびインターネットのような結合されたコアネットワークを含む、レンダリングデバイスＲＤをマルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳに結合する第１の通信ネットワークを介してサービスをプロビジョニングすることである。

本発明のさらなる固有の特徴は、請求項５に記載されている。

追加マルチメディアサービスをプロビジョニングすることは、ワイヤレスまたはモバイル通信ネットワーク、例えばＧＳＭ（登録商標）、２．５Ｇ ＧＰＲＳ、３Ｇ、４Ｇ、ＬＴＥまたはＷｉＭａｘ対応ネットワーク、または場合によってはケーブルネットワークのような他の通信ネットワークなどの通信ネットワークのような、（モバイル）通信デバイスＣＤ、ＣＤ１、ＣＤ２をアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳに結合する第２の通信ネットワークＣＮ２を介してプロビジョニングされ得る。

特許請求の範囲において使用される「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」という用語は、以下に列挙される手段に限定されるものとして解釈されるべきではないことに留意されたい。したがって、「手段ＡおよびＢを備えるデバイス」という表現の範囲は、構成要素ＡおよびＢのみからなるデバイスに限定されるべきではない。これは、本発明に関して、デバイスの唯一の関連する構成要素はＡおよびＢであることを意味する。

同様に、やはり特許請求の範囲において使用される「結合された（ｃｏｕｐｌｅｄ）」という用語は、直接接続のみに限定されるものとして解釈されるべきではないことに留意されたい。したがって、「デバイスＢに結合されたデバイスＡ」という表現の範囲は、デバイスＡの出力がデバイスＢの入力に直接接続されるデバイスまたはシステムに限定されるべきではない。これは、Ａの出力とＢの入力の間に、他のデバイスまたは手段を含む経路であってもよい経路が存在することを意味する。

添付の図面と併せて実施形態の以下の説明を参照することによって、本発明の上記および他の目的および特徴がより明らかとなり、本発明自体が最もよく理解されよう。

本発明の実施が実現される、デバイスおよび結合するネットワークを有するマルチメディアシステムを表す図である。 本発明によるマルチメディアアプリケーションサーバの機能構造を表す図である。

以下の段落では、図面を参照しながら、本発明によるマルチメディアサービスをプロビジョニングする方法および関連するデバイスの実施について説明する。この説明の第１の段落では、それぞれの図、図１および図２に示されるこのネットワークの主要な要素とその機能部分について説明する。第２の段落では、前述のネットワーク要素と説明された機能部分との間のすべての接続を定義する。以降の段落では、マルチメディアサービスをマルチメディアレンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングするためのシステムの実際の実行について説明する。

図１に示すように、本発明のこの実施形態の必須要素は、マルチメディアサービスをマルチメディアレンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングするためのマルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳである。通常ユーザ施設に配置されるそのようなマルチメディアサービスレンダリングデバイスは典型的には、セットトップボックスと、結合されたテレビまたは画面とからなる。そのようなセットトップボックスは、通常、ユーザセットトップボックスをＩＰＴＶアプリケーションサーバに結合するＡＤＳＬのようなアクセスネットワークを含む通信ネットワークを介して、テレビまたは画面のようなユーザ機器を結合するように構成される。

あるいは、一般的に「オーバーザトップ（ｏｖｅｒ ｔｈｅ ｔｏｐ）」として知られている方法で、マルチメディアサービスをインターネットのようなコアネットワーク経由でレンダリングデバイスにプロビジョニングすることができ、レンダリングデバイスは「オーバーザトップ」でプロビジョニングされたマルチメディアサービスをレンダリングするように構成され得る。

マルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳは、接続されたテレビまたは画面で表示するために、ＩＰＴＶプログラムまたはビデオオンデマンドのようなマルチメディアサービスをユーザのセットトップボックスにプロビジョニングすることができる。

さらに、ＴＶおよび／またはセットトップボックスを制御するように構成された、レンダリングデバイスＲＤに属する専用の遠隔制御装置ＲＣがある。

加えて、本発明のシステムは、レンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングされたマルチメディアサービスにユーザ加入によって関連し、レンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する追加マルチメディアサービスを要求するように構成された１つまたは複数の通信デバイスＣＤ、ＣＤ１、ＣＤ２を含む。

遠隔制御デバイスは、赤外線のようなエアインターフェースを介してレンダリングデバイスに結合される。さらに、レンダリングデバイスＲＤは、ＩＰネットワークまたはインターネットのようなコアネットワークである通信ネットワークＣＮ−１を介してマルチメディアアプリケーションサーバに結合される。図１に示される（モバイル）通信デバイスＣＤ、ＣＤ１、ＣＤ２のそれぞれはさらに、ＧＳＭ、２．５Ｇ ＧＰＲＳ、３Ｇ、４Ｇ、ＬＴＥまたはＷｉＭａｘ対応ネットワークなどのワイヤレスまたはモバイル通信ネットワークのような第２の通信ネットワークＣＮ−２を介してマルチメディアアプリケーションサーバに結合される。パーソナルコンピュータまたはスマートハンドヘルドデバイスのような他の通信デバイスは、中間の私有、共有または公共のワイヤレスＷｉ−Ｆｉネットワークありまたはなしで、ＤＳＬのような固定アクセスネットワーク経由のＩＰ接続を介して結合される。

マルチメディアサービス加入者、世帯主、例えばＩＰＴＶサービス加入であるマルチメディアサービス加入を維持する人物である第１のユーザは最初に、レンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスのパスワード保護された構成機能を使用し、モバイルハンドセットまたはスマートハンドヘルドデバイスまたはモバイルもしくはワイヤレス機能を有する任意のハンドヘルドデバイスまたは通信ネットワークを介してマルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳに結合された他の通信デバイス経由でこのマルチメディアサービスに接続することを許可されたユーザを定義することができる。

しかし、この解決策は、そのセキュリティが強力ですぐに利用可能である（新しいセキュリティ機能の事前導入が不要である）ので、おそらくモバイルインターフェースとうまくいくであろうが、同様のセキュリティ特性を有する任意の他の通信インターフェースが同様に適切であろう。

図２に示されるマルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳは、少なくとも１つのマルチメディアサービスをレンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングすることができるサービスプロビジョニング部分ＳＰＰを含む。プロビジョニングされたマルチメディアサービスは、マルチメディアサービスデータベースＭＳＤＢから取得され得る。

マルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳは、レンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する追加マルチメディアサービスを決定するように構成された追加マルチメディアサービス決定部分ＳＰＤＰと、レンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連するモバイル通信デバイスによって少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの追加マルチメディアサービスを選択するように構成されたマルチメディアサービス選択部分ＭＭＳＰとをさらに備える。追加マルチメディアサービスは、モバイル通信デバイスＣＤまたはパーソナルコンピュータのような固定通信デバイスＣＤ１にプロビジョニングされ得る。

さらに、マルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳは、少なくとも１つの利用可能な追加マルチメディアサービスのうちの追加マルチメディアサービスをレンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連した、サービスを要求するモバイル通信デバイスにプロビジョニングするように構成された追加マルチメディアサービスプロビジョニング部分ＡＳＰＰをさらに備える。

プロビジョニングされた追加マルチメディアサービスは、追加マルチメディアサービスデータベースＡＭＳＤから取得され得る。

レンダリングデバイスＲＤは、マルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳの入力／出力端末と結合された入力／出力端末を有する。マルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳの入力／出力端末は同時に、マルチメディアサービスデータベースＭＳＤＢに結合されたサービスプロビジョニング部分ＳＰＰの入力／出力端末である。サービスプロビジョニング部分ＳＰＰはさらに、追加マルチメディアサービス決定部分ＳＰＤＰに結合される。追加マルチメディアサービス決定部分ＳＰＤＰはさらに、追加マルチメディアデータベースＡＭＳＤに結合される。

通信デバイスＣＤ、ＣＤ１、ＣＤ２は、マルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳの入力／出力端末に入力／出力端末で結合される。

選択部分ＭＭＳＰは、マルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳの入力／出力端末に結合される。選択部分ＭＭＳＰはさらに、追加マルチメディアサービス決定部分ＳＰＤＰに結合され、追加マルチメディアサービスプロビジョニング部分ＡＳＰＰに結合される。追加マルチメディアサービスプロビジョニング部分ＡＳＰＰおよび選択部分ＭＭＳＰはいずれも、マルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳの入力／出力端末経由で通信デバイスＣＤ、ＣＤ１、ＣＤ２の入力／出力端末に結合される。

本発明の実際の動作を説明するために、レンダリングデバイスＲＤである第１のユーザ端末が、現在特定のマルチメディアサービスをレンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングしているマルチメディアサービスアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳに接続されていると仮定する。現在プロビジョニングされているマルチメディアサービスは、例えば、ＴＶショーもしくは映画もしくはビデオクリップのようなＴＶプログラム、または特定の映画であるビデオオンデマンドである。少なくともさらなるユーザ端末、マルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳを制御するためにＧＳＭネットワークを介してマルチメディアアプリケーションサーバＩＰＴＶ−ＡＳに結合された携帯電話であるモバイル通信デバイスＣＤがあるとさらに仮定する。モバイル通信デバイスＣＤは、やはり、同じマルチメディアサービス、すなわち特定の映画であるプロビジョニングされたビデオオンデマンドサービスを同じレンダリングデバイスＲＤで視聴している第２のユーザに属する。

簡潔にするために、モバイル通信デバイスＣＤに関連する第２のユーザのための手続きについてのみ説明したが、図１に示すように他の（モバイル）通信デバイスＣＤ１、ＣＤ２に対応するさらなるユーザが存在し得る。

さらに、現在プロビジョニングされているビデオオンデマンドを視聴している第２のユーザが現在の追加マルチメディアサービスを探しており、そのような追加マルチメディアサービスが、ビデオオンデマンドに関連する広告、バックグラウンド情報、投票サービス、追加のメディア情報の取得、画像、ビデオクリップなどのダウンロード、プログラムに関する追加の情報、画面に現れるアイテムに関連するｅコマース、音楽およびＤＶＤまたはブルーレイの販売、マルチプレーヤ対話型ＴＶゲームなどのようなプロビジョニングされたマルチメディアサービス（ビデオオンデマンド）と関連していると仮定する。

追加マルチメディアサービス決定部分ＳＰＤＰは、その場でまたは要求があれば、同時にプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する１つまたは複数の追加マルチメディアサービス、すなわち広告、バックグラウンド情報を決定する。さらに、そのような追加マルチメディアサービスは、投票サービスのような現在プロビジョニングされているマルチメディアサービスに関するメタ情報、追加のメディア情報の取得、画像、ビデオクリップなどのダウンロード、プログラムに関する追加の情報、画面に現れるアイテムに関連するｅコマース、音楽およびＤＶＤまたはブルーレイの販売、マルチプレーヤ対話型ＴＶゲームなどであってもよい。さらに、これらの追加の情報、機能、特徴、アクションおよびアクティビティはすべて、手動で構成することができるユーザの嗜好に従っておよび／またはユーザからの以前の要求および要請を追跡することによって個別化され得る。

要求があれば、利用可能な追加マルチメディアサービスのリストをモバイル通信デバイスＣＤに転送することができ、または全般的にモバイル通信デバイスＣＤにアクセス可能にすることができる。それに続いて、第２のユーザは、モバイル通信デバイスを用いて、選ばれた追加マルチメディアサービスを示す選択信号を送信する。

それに続いて、選択部分ＭＭＳＰは、１つまたは複数の追加マルチメディアサービスのリストから選択された追加マルチメディアサービスの指示を受け取ると、選ばれた追加マルチメディアサービス、すなわちビデオオンデマンドに関するバックグラウンド情報をプロビジョニングするよう追加マルチメディアデータベースＡＭＳＤに直接、または追加マルチメディアサービスプロビジョニング部分ＡＳＰＰ経由で要求し、それに続いて追加マルチメディアサービスプロビジョニング部分ＡＳＰＰは、少なくとも１つの追加マルチメディアサービスから選ばれた追加マルチメディアサービスを第２のユーザのモバイル通信デバイスＣＤにプロビジョニングし、このデバイスは、ユーザ加入によって、レンダリングデバイスＲＤにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する。要求デバイスであるこのモバイル通信デバイスは、選ばれた追加マルチメディアサービスのプロビジョニングを受けると、モバイル通信デバイスＣＤの画面に追加マルチメディアサービスを表示し、デバイスのスピーカ経由でまたは接続されたイヤホン経由で関連する音声を再生する。

ここでの追加マルチメディアサービスは、ビデオオンデマンドアセットに関するバックグラウンド情報である。

したがって、本発明を適用することによって、特定のレンダリングデバイスでプロビジョニングされた特定のマルチメディアサービスに関連するさらなるユーザに対して、追加マルチメディアサービスの制御が与えられ、加えて、追加マルチメディアサービスを任意のさらなるアソシエイトユーザにプロビジョニングし、そのさらなるユーザのモバイル通信デバイスにプロビジョニングすることができる。

レンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する少なくとも１つの追加マルチメディアサービスからの追加マルチメディアサービスは、１つまたは複数のメディアコンテンツ要素のオンデマンドでのプログラムされたまたは自動化されたプロビジョニングを含むことができ、メディアコンテンツ要素は、互いに関連していてもよく、またはメディアバンドルもしくはパッケージの一部であってもよく、ＰＣ用のスクリーンセーバ、モバイルハンドセット用の呼出し音、ＰＣまたはモバイルハンドセット用の画面背景などの、レンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連するメディアコンテンツに関連していてもよく、これらのメディアコンテンツはすべて、人気のあるアーティストまたは人気のある映画のような単一の対象と関連付けることができ、（モバイル）通信デバイスＣＤ、ＣＤ１、ＣＤ２にプロビジョニングすることができ、レンダリングデバイスにプロビジョニングされたマルチメディアサービスによってプロビジョニングされている人気のある映画またはＴＶプログラムに関連し得る。

マルチメディアバンドルの異なる要素のプロビジョニングは、それぞれのデバイスの能力に基づいて通信デバイスに配信され得る。

本発明は、デジタルＴＶソリューションにおいて、ＩＰＴＶソリューションとケーブルＴＶソリューションの両方に適用可能であり、マルチメディアサービスが以前のアナログＴＶソリューションに対してプロビジョニングされるときにも適用可能であり得ることに留意されたい。この後方互換性の利点は、新しいプラットフォームによって有効にされたアプリケーションが直ちに多くの視聴者に展開され得ることである。情報ストリームのタイミングはよく知られているので、リアルタイム放送プログラム（アナログまたはデジタル）との同期化は容易である。

最後の注釈は、機能ブロックに関して本発明の実施形態が上記に説明されているということである。上記に挙げた、これらのブロックの機能上の説明から、よく知られている電子構成要素を用いてこれらのブロックの実施形態をどのように製作し得るかは、電子デバイスを設計する当業者には明らかであろう。したがって、機能ブロックの内容の詳細なアーキテクチャは提示されない。

特定の装置に関連して本発明の原理を上記に説明してきたが、この説明は例としてなされたものに過ぎず、添付の特許請求の範囲に定義される本発明の範囲を限定するものとしてなされたものではないことを明確に理解されたい。

Claims (12)

1. マルチメディアアプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）によってマルチメディアサービスをマルチメディアレンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングする方法であって、前記マルチメディアアプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）が、通信ネットワーク（ＣＮ−１）を介して前記レンダリングデバイス（ＲＤ）に結合される方法において、前記方法が、
   ａ．前記マルチメディアアプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）によって前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングされた前記マルチメディアサービスに関連する少なくとも１つの追加マルチメディアサービスを決定するステップと、
   ｂ．前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングされた前記マルチメディアサービスに関連する通信デバイス（ＣＤ、ＣＤ１、ＣＤ２）によってまたは前記レンダリングデバイス（ＲＤ）によって前記少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの追加マルチメディアサービスを選択するステップと
   をさらに含むことを特徴とする、方法。
2. 前記方法が、
   ｃ．前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングされた前記マルチメディアサービスに関連する前記通信デバイスによってまたは前記レンダリングデバイスによって選択された前記少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの前記追加マルチメディアサービスを前記それぞれの通信デバイスまたは前記レンダリングデバイスにプロビジョニングするステップ
   をさらに含むことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
3. 前記追加マルチメディアサービスを決定する前記ステップが、前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングされた前記マルチメディアサービスに関連する通信デバイスまたは前記レンダリングデバイス（ＲＤ）の要求に基づくことを特徴とする、請求項１または請求項２に記載の方法。
4. 前記追加マルチメディアサービスをプロビジョニングする前記ステップが、前記通信ネットワーク（ＣＮ１）を介して前記サービスをプロビジョニングすることであることを特徴とする、請求項２に記載の方法。
5. 前記追加マルチメディアサービスをプロビジョニングする前記ステップが、前記通信デバイス（ＣＤ、ＣＤ１、ＣＤ２）を前記アプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）に結合する第２の通信ネットワーク（ＣＮ２）を介して前記サービスをプロビジョニングすることであることを特徴とする、請求項２に記載の方法。
6. マルチメディアサービスをマルチメディアレンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングするためのマルチメディアシステムであって、前記マルチメディアシステムが、前記マルチメディアサービスを前記マルチメディアレンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングするためのマルチメディアアプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）を備え、前記マルチメディアアプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）が、通信ネットワーク（ＣＮ１）を介して前記レンダリングデバイス（ＲＤ）に結合されるマルチメディアシステムにおいて、前記システムが、
   ａ．前記マルチメディアサービスに関連する追加マルチメディアサービスを決定するように構成された追加マルチメディアサービス決定部分（ＳＰＤＰ）と、
   ｂ．前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングされた前記マルチメディアサービスに関連する通信デバイスによってまたは前記レンダリングデバイス（ＲＤ）によって前記少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの追加マルチメディアサービスを選択するように構成された選択部分（ＭＭＳＰ）と
   をさらに備えることを特徴とする、システム。
7. 前記システムが、
   ｃ．前記少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの前記追加マルチメディアサービスを前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングされた前記マルチメディアサービスに関連する通信デバイスまたは前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングするように構成された追加マルチメディアサービスプロビジョニング部分（ＡＳＰＰ）
   をさらに備えることを特徴とする、請求項６に記載のマルチメディアシステム。
8. マルチメディアサービスを前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングするように構成されたサービスプロビジョニング部分（ＳＰＰ）を備える、請求項６に記載のマルチメディアシステムにおいて使用するためのアプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）であって、前記アプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）が、
   ａ．前記マルチメディアサービスに関連する追加マルチメディアサービスを決定するように構成された追加マルチメディアサービス決定部分（ＳＰＤＰ）と、
   ｂ．前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングされた前記マルチメディアサービスに関連する通信デバイスによって前記少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの追加マルチメディアサービスを選択するように構成された選択部分（ＭＭＳＰ）と
   をさらに備えることを特徴とする、アプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）。
9. 前記アプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）が、
   ｃ．前記少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの前記追加マルチメディアサービスを前記レンダリングデバイスにプロビジョニングされた前記マルチメディアサービスに関連する通信デバイスにプロビジョニングするように構成された追加マルチメディアサービスプロビジョニング部分（ＡＳＰＰ）
   をさらに備えることを特徴とする、請求項８に記載のアプリケーションサーバ（ＩＰＴＶ−ＡＳ）。
10. 請求項６に記載のマルチメディアシステムにおいて使用するためのさらなるアプリケーションサーバであって、前記さらなるアプリケーションサーバが、
    ａ．前記マルチメディアサービスに関連する追加マルチメディアサービスを決定するように構成された追加マルチメディアサービス決定部分（ＳＰＤＰ）、（第２のアプリケーションサーバ（ＡＳ２））と、
    ｂ．前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングされた前記マルチメディアサービスに関連する通信デバイスによって前記少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの追加マルチメディアサービスを選択するように構成された選択部分（ＭＭＳＰ）と
    を備えることを特徴とする、さらなるアプリケーションサーバ。
11. 前記さらなるアプリケーションサーバが、
    ｃ．前記少なくとも１つの追加マルチメディアサービスのうちの前記追加マルチメディアサービスを前記レンダリングデバイス（ＲＤ）にプロビジョニングされたマルチメディアサービスに関連する通信デバイスにプロビジョニングするように構成された追加マルチメディアサービスプロビジョニング部分（ＡＳＰＰ）
    をさらに備えることを特徴とする、請求項１０に記載のさらなるアプリケーションサーバ。
12. 請求項６に記載のシステムにおいて使用するための通信デバイス（ＣＤ、ＣＤ１、ＣＤ２）であって、前記通信デバイスが、
    ａ．前記アプリケーションサーバに対して前記マルチメディアサービスに関連する追加マルチメディアサービスを決定するよう要求するように構成された通信部分と、
    ｂ．前記少なくとも１つの追加マルチメディアサービスから追加マルチメディアサービスを選択するように構成された選択部分と、
    ｃ．選択された前記追加マルチメディアサービスを表示するように構成された表示部分と
    を備えることを特徴とする、通信デバイス（ＣＤ、ＣＤ１、ＣＤ２）。

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