JP2012531091A - ソースサービングゲートウェイとターゲットサービングゲートウェイとの間でパケットを転送するインターネットワーキング技術 - Google Patents

ソースサービングゲートウェイとターゲットサービングゲートウェイとの間でパケットを転送するインターネットワーキング技術 Download PDF

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Abstract

ソースゲートウェイとターゲットサービングゲートウェイとの間でパケットを転送するためのメカニズムを有する、技術、装置及びシステム。
【選択図】 図1

Description

優先権及び関連出願への相互参照
本出願は、2009年6月19日に出願された、米国仮出願第61/218,868号、発明の名称「Internetworking Techniques for Transferring Packets Between Source and Target Serving Gateways」の優先権を主張し、この内容の全体は、引用によって、本出願の開示の一部として援用される。
本発明は、無線通信システムにおける無線通信に関する。
無線通信システムは、1つ以上の無線デバイス、例えば、モバイルデバイス、携帯電話機、無線カード、移動局(mobile station:MS)、ユーザ設備(user equipment:UE)、アクセス端末(access terminal:AT)又は加入者局(subscriber station:SS)と通信する1つ以上の基地局のネットワークを含むことができる。各基地局は、データ、例えば、ボイスデータ及び他のデータコンテンツを搬送する無線信号を無線デバイスに送信できる。基地局は、アクセスポイント(access point:AP)又はアクセスネットワーク(access network:AN)と呼ぶこともでき、アクセスネットワークの一部に含まれていてもよい。更に、無線通信システムは、1つ以上の基地局を制御するために1つ以上のアクセスネットワークを含むことができる。
無線デバイスは、通信のために1つ以上の異なる無線技術を使用することができる。様々な無線技術の具体例には、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)、例えば、CDMA2000 1x、HRPD(High Rate Packet Data)、eHRPD(evolved HRPD)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)、E−UTRAN(Evolved UTRAN)、LTE(Long-Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等が含まれる。
本明細書は、特に、ソースサービングゲートウェイとターゲットサービングゲートウェイとの間でパケットを転送するための技術を開示する。
一側面においては、ソースサービングゲートウェイとターゲットサービングゲートウェイとの間でパケットを転送するための技術は、第1及び第2のアクセスネットワークを動作させて、無線デバイスに無線サービスを提供することを含む。第1及び第2のゲートウェイは、それぞれ第1及び第2のアクセスネットワークに関連付けられていてもよい。この技術は、第1のゲートウェイを動作させて、無線デバイスの無線サービスを第2のアクセスネットワークから第1のアクセスネットワークに転送する要求を受信し、この要求に基づいて、キー情報を含むメッセージを第2のゲートウェイに送信することを含むことができる。キー情報は、無線デバイスに関連するアップリンクデータパケットを第1のゲートウェイにフォワードするアップリンクキーと、無線デバイスに関連するダウンリンクデータパケットを第1のゲートウェイにフォワードするダウンリンクキーとを含むことができる。この技術は、第2のゲートウェイを動作させて、メッセージに応じて、セッションコンテキスト情報を第1のゲートウェイに送信し、無線デバイスに関連するデータパケットを第1のゲートウェイにフォワードすることを含むことができる。パケットのフォワードは、データパケットのタイプに対応するキーの1つを送信することを含むことができる。技術は、第1のゲートウェイを動作させて、セッションコンテキスト情報及びデータパケットのタイプに対応するキーに基づいて、フォワードデータパケットを処理することを含むことができる。他の実現例は、コンピュータが読取可能な媒体上で符号化されたこの技術の動作を実行するように構成された対応するシステム、装置、コンピュータプログラムを含むことができる。
これらの及びこの他の側面は、以下の特徴の1つ以上を含むことができる。第2のゲートウェイを動作させて、データパケットをフォワードすることは、無線デバイスからのアップリンクデータパケットをフォワードパケットに含ませることと、アップリンクキーをフォワードパケットに含ませることと、フォワードパケットを第1のゲートウェイに送信することとを含むことができる。第2のゲートウェイを動作させて、データパケットをフォワードすることは、無線デバイスに関連するユーザセッションを特定するセッションリファレンス識別子(session reference identifier:SR−ID)をフォワードパケットに含ませることを含むことができる。セッションコンテキスト情報は、無線デバイスのインターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)アドレスをSR−IDに関連付ける情報を含むことができる。セッションコンテキスト情報は、無線デバイスの複数のインターネットプロトコル(IP)アドレスを複数のSR−IDにそれぞれ関連付ける情報を含むことができる。
第2のゲートウェイを動作させて、データパケットをフォワードすることは、無線デバイスに宛てられたダウンリンクデータパケットをフォワードパケットに含ませることと、ダウンリンクキーをフォワードパケットに含ませることと、フォワードパケットを第1のゲートウェイに送信することとを含むことができる。第2のゲートウェイを動作させて、データパケットをフォワードすることは、ダウンリンクデータパケットに関連するパケットデータネットワーク(packet data network:PDN)を特定するパケットデータネットワーク識別子(packet data network identifier:PDN−ID)をフォワードパケットに含ませることを含むことができる。セッションコンテキスト情報は、PDN−IDをアクセスポイント名(Access Point Name:APN)及びPDNのゲートウェイのネットワークアドレスに関連付ける情報を含むことができる。
フォワードデータパケットは、アップリンクデータパケットを含むことができる。第1のゲートウェイを動作させて、フォワードデータパケットを処理することは、フォワードデータパケットと共に受信したアップリンクキーの受信に基づいて、アップリンクデータパケットをパケットデータネットワークに送信することを含むことができる。フォワードデータパケットは、ダウンリンクデータパケットを含むことができる。第1のゲートウェイを動作させて、フォワードデータパケットを処理することは、フォワードデータパケットと共に受信したダウンリンクキーの受信に基づいて、無線デバイスに送達するためのダウンリンクデータパケットを第1のアクセスネットワークに送信するステップを含むことができる。この技術は、第1のアクセスネットワークを動作させて、第1のアクセスネットワークによる無線デバイスの取得に基づいて、ダウンリンクデータパケットを無線デバイスに供給することを更に有することができる。幾つかの実現例では、第1及び第2のアクセスネットワークは、同じ無線技術に基づいて、無線デバイスと通信することができる。幾つかの実現例では、第1及び第2のアクセスネットワークは、異なる無線技術に基づいて、無線デバイスで通信することができる。
他の側面では、ソースサービングゲートウェイとターゲットサービングゲートウェイとの間でパケットを転送するための技術は、異なるアクセスネットワークを動作させ、無線サービスを無線デバイスに提供し、第1のゲートウェイを動作させ、異なるアクセスネットワークの間の無線デバイスの転送に応じて、メッセージを第2のゲートウェイに送信することを含む。メッセージは、アップリンクデータパケットを第1のゲートウェイにフォワードするための第1のキーと、ダウンリンクデータパケットを第1のゲートウェイにフォワードするための第2のキーとを含むことができる。技術は、第2のゲートウェイを動作させ、メッセージに応じて、セッションコンテキスト情報を第1のゲートウェイに送信し、無線デバイスに関連するアップリンクデータパケット及びダウンリンクデータパケットを第1のゲートウェイにフォワードすることを含むことができる。アップリンクデータパケット及びダウンリンクデータパケットをフォワードすることは、第1のキー及び第2のキーをそれぞれアップリンクデータパケットフォワード通信及びダウンリンクデータパケットフォワード通信に含ませることを含むことができる。技術は、第1のゲートウェイを動作させ、セッションコンテキスト情報と、それぞれ第1のキー及び第2のキーとに基づいて、フォワードされたアップリンクデータパケット及びダウンリンクデータパケットを処理すること含むことができる。技術は、第2のゲートウェイを動作させ、第1のゲートウェイへのアップリンクデータパケットフォワード通信にセッションリファレンス識別子を含ませることを含むことができる。技術は、第2のゲートウェイを動作させ、第1のゲートウェイへのダウンリンクデータパケットフォワード通信にPDN−IDを含ませること含むことができる。他の実現例は、コンピュータが読取可能な媒体上で符号化されたこの技術の動作を実行するように構成された対応するシステム、装置、コンピュータプログラムを含むことができる。
他の側面では、技術、装置とシステムは、異なるネットワーク、例えば、eHRPD(Evolved High Rate Packet Data)ネットワーク及びE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)のソースサービングゲートウェイとターゲットサービングゲートウェイとの間でユーザパケットを転送するメカニズムを含むことができる。
更に他の側面では、無線通信のためのシステムは、無線サービスを無線デバイスに提供する第1のアクセスネットワークと、無線サービスを無線デバイスに提供する第2のアクセスネットワークと、第1のアクセスネットワークに通信可能に接続された第1のゲートウェイと、第2のアクセスネットワークに通信可能に接続された第2のゲートウェイとを含む。第1のゲートウェイは、無線デバイスの無線サービスを第2のアクセスネットワークから第1のアクセスネットワークに転送する要求を受信し、キー情報を含むハンドオーバメッセージを送信するように構成できる。キー情報は、無線デバイスに関連するアップリンクデータパケットを第1のゲートウェイにフォワードするためのアップリンクキーと、無線デバイスに関連するダウンリンクデータパケットを第1のゲートウェイにフォワードするためのダウンリンクキーとを含むことができる。第2のゲートウェイは、第1のゲートウェイからのハンドオーバメッセージを受信し、ハンドオーバメッセージに応じて、セッションコンテキスト情報を第1のゲートウェイに送信し、無線デバイスに関連するデータパケットを第1のゲートウェイにフォワードするように構成できる。データパケットのフォワードは、データパケットのタイプに対応するキーの1つを送信することを含むことができる。第1のゲートウェイは、セッションコンテキスト情報及びデータパケットのタイプに対応するキーに基づいて、フォワードデータパケットを処理するように構成できる。
1つ以上の具体例の詳細は、添付の書類、図面及び以下の説明に開示する。他の特徴は、詳細な説明、図面及び特許請求の範囲から明らかとなる。
無線通信システムの具体例を示す図である。 無線局アーキテクチャの具体例を示す図である。 ゲートウェイ間ハンドオーバアーキテクチャの具体例を示す図である。 H1インタフェース制御プレーンプロトコルスタックの具体例を示す図である。 H2インタフェースダウンリンクユーザプレーンプロトコルスタックの具体例を示す図である。 H2インタフェースアップリンクユーザプレーンプロトコルスタックの具体例を示す図である。 ゲートウェイ間ハンドオーバのための通信フローの具体例を示す図である。 ゲートウェイ間ハンドオーバのための通信フローの具体例を示す図である。 ターゲットゲートウェイの動作の具体例を示す図である。 ソースゲートウェイの動作の具体例を示す図である。
各図面における同様の参照符号は、同様の要素を示している。
様々な無線通信システムは、ゲートウェイを用いて、ネットワーク接続された異なるエンドポイント間で情報をルーティングする。幾つかのゲートウェイは、無線デバイスにインターネット等のネットワークへのアクセスを提供する。例えば、無線通信システムは、無線デバイスにインターネットプロトコル(IP)接続及びモビリティを提供する複数のゲートウェイを含むことができる。
ここでは、特に、ソースサービングゲートウェイとターゲットサービングゲートウェイとの間でパケットを転送するシステム及び技術を開示する。ここに開示するシステム及び技術は、eHRPD(Evolved High Rate Packet Data)ネットワーク及びE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)のためのインターワーキング技術を含む1つ以上の無線技術の間でパケットを転送するインターワーキングメカニズムを含む。ここに開示するシステム及び技術は、無線デバイスにおいてアクティブな異なるユーザセッションに属するアップリンクユーザパケットストリームとダウンリンクユーザパケットストリームとを分離する方法を含む。本明細書は、ソースサービングゲートウェイとターゲットサービングゲートウェイとの間の複数のインタフェース上のパケット転送手続に関連する制御プレーンプロトコルスタック及びユーザプレーンプロトコルスタックの説明を含む。
無線通信システムは、1つ以上のUEにIPエッジ機能(IP edge functionalities)を提供するHRPDサービングゲートウェイ(HRPD Serving Gateway:HSGW)等の複数のサービングゲートウェイを含むことができる。幾つかのシステムの具体例では、HSGW及びUE等の無線デバイスは、eHRPD及びE−UTRANのインターワーキングネットワークのeHRPDアクセスパート上のエッジ機能エンティティ(edge functional entities)とみなすことができる。HSGWは、PDNゲートウェイ(PDN Gateway:P−GW)と、EPS(Evolved Packet System)コア内のポリシ及び課金規則機能(Policy and Charging Rules Function:PCRF)機能エンティティとにインタフェース接続できる。幾つかの具体例では、HSGWは、HRPDアクセスネットワーク等のアクセスネットワーク(Access Network:AN)機能エンティティにインタフェース接続される。
HSGWは、H1インタフェース及びH2インタフェース等の1つ以上の通信インタフェースを使用して、無線デバイスのためにパケット処理機能のハンドオーバを実行することができる。H1インタフェースプロトコルは、ゲートウェイ間で、無線デバイスに関連するルーティング情報を通信するために使用することができる。H2インタフェースを介するトンネリングのために、H2インタフェースプロトコルは、H1インタフェースからの情報に基づいて、アップリンクパケット及びダウンリンクパケットに情報を添付することができる。幾つかの具体例では、ゲートウェイは、フォワード通信(forwarding communications)において、アップリンクH2ベアラトンネル及びダウンリンクH2ベアラトンネルを特定するために、ルーティングカプセル化キー(routing encapsulating key)を使用することができる。幾つかの具体例では、ゲートウェイは、無線デバイス又はIP接続に関連するパケットデータネットワーク上の特定のユーザセッションを特定する識別子を使用することができる。ゲートウェイは、個々のユーザセッション又はパケットデータネットワークに属するパケットを特定する1つ以上の識別子をアップリンクH2ベアラトンネル又はダウンリンクH2ベアラトンネル上のフォワード通信内に選択的に含ませることができる。
図1は、無線通信システムの具体例を示している。無線通信システムは、1つ以上の無線デバイス110に無線サービスを提供する1つ以上の基地局(base station:BS)105、107を含むことができる。基地局105、107は、ダウンリンク(downlink:DL)と呼ばれるフォワードリンク(forward link:FL)上で、1つ以上の無線デバイス110に信号を送信することができる。無線デバイス110は、アップリンク(uplink:UL)と呼ばれるリバースリンク(reverse link:RL)上で1つ以上の基地局105、107に信号を送信することができる。無線通信システムは、1つ以上のアクセスネットワーク(Access Network:AN)125、127と、各AN125、127のためのデータゲートウェイ、例えば、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)135、137とを含むことができる。幾つかの具体例では、AN125、127は、それぞれ基地局105、107を含む。HSGW135、137は、ネットワーク140を介して、PDNゲートウェイ(P−GW)145を経由して、PDN(Packet Data Network)と通信できる。HSGW135、137は、ネットワーク140を介して互いに通信できる。幾つかの具体例では、無線通信システムは、異なるPDNと通信するために、複数のP−GWを含むことができる。幾つかの具体例では、無線通信システムは、ポリシ及び課金規則機能(Policy and Charging Rules Function:PCRF)を含むことができる。
異なる基地局105、107は、異なる無線技術を使用することができる。例えば、1つの基地局105は、E−UTRAN技術を使用でき、他の基地局107は、eHRPD技術を使用できる。本発明の技術及びシステムを実装することができる無線通信システム及びアクセスネットワークの様々な具体例としては、特に、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)に基づく無線通信システム、例えば、CDMA2000 1x、HRPD(High Rate Packet Data)、HRPD(High Rate Packet Data)、eHRPD(evolved HRPD)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)、E−UTRAN(Evolved UTRAN)、LTE(Long-Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等が含まれる。幾つかの具体例では、無線通信システムは、異なる無線技術を用いる複数のネットワークを含むことができる。例えば、無線通信システムは、eHRPDに基づく1つ以上のネットワーク及びE−UTRANに基づく1つ以上のネットワークを含むことができる。
図2は、無線局アーキテクチャの具体例を示している。例えば、基地局又は無線デバイスである無線局205は、ここに開示する無線技術の1つ以上を実装するマイクロプロセッサ等のプロセッサ回路210を含むことができる。無線局205は、アンテナ220等の1つ以上の通信インタフェースを介して無線信号を送信及び/又は受信する送受信回路215を含むことができる。無線局205は、データを送信及び受信するための他の通信インタフェースを含むことができる。無線局205は、データ及び/又は命令等の情報を保存するように構成された1つ以上のメモリを含むことができる。
無線デバイスがアクセスネットワークを切換えたとき、HSGWは、1つ以上の通信インタフェースを使用してパケットの転送を処理することができる。例えば、HSGWは、H1インタフェースを使用して、ゲートウェイ間のシグナリングを行い、H2インタフェースを使用して、ゲートウェイ間のパケットの転送を行うことができる。幾つかのH1及びH2インタフェースプロトコルスタックの具体例では、HSGWは、H2インタフェースを介するこのようなユーザパケットのトンネリングを可能にする情報をアップリンクユーザパケットフォワード通信及びダウンリンクユーザパケットフォワード通信に含ませる。幾つかのH1及びH2インタフェースプロトコルスタックの具体例では、HSGWは、異なるユーザセッションに属するものとしてユーザパケットを特定する情報をアップリンクユーザパケットフォワード通信及びダウンリンクユーザパケットフォワード通信に含ませる。幾つかの具体例では、ターゲットHSGWは、H1シグナリングの間に、ソースHSGWに識別子、例えば、2つの汎用ルーティングカプセル化(Generic Routing Encapsulation:GRE)キーを送信できる。キー等の識別子は、キー値を表す複数のデジタルビットを含むことができる。HSGWは、アップリンクGREキー及びダウンリンクGREキーを用いて、アップリンクユーザパケットストリーム及びダウンリンクユーザパケットストリームを分離することができる。S−HSGW H1 IPアドレス及びT−HSGW H1 IPアドレスを有するアップリンクGREキー及びダウンリンクGREキーは、ソースHSGWエンティティとターゲットHSGWエンティティとの間のアップリンクH2トンネル及びダウンリンクH2トンネルの論理的なエンドポイントを構成できる。
HSGWは、更なるトラヒック分離を提供できる。HSGW動作は、UE上でアクティブな異なるユーザセッションに属するアップリンクユーザパケットストリーム及びダウンリンクユーザパケットストリームの分離を含むことができる。HSGWは、トラヒックを更に分離するための追加的な情報、例えば、セッションリファレンス識別子(session reference identifier:SR−ID)又はPDN識別子(PDN identifier:PDN−ID)を含むことができる。幾つかのH1インタフェースプロトコルスタック及びH2インタフェースプロトコルスタックの具体例では、ユーザパケットストリームの分離は、アップリンクユーザパケット通信及びダウンリンクユーザパケット通信内にそれぞれSR−ID情報及びPDN−ID情報を加えることを含むことができる。
図3は、ゲートウェイ間ハンドオーバアーキテクチャの具体例を示している。ゲートウェイ間ハンドオーバアーキテクチャは、HSGW等の複数のゲートウェイの間に通信パスウェイを含み、ゲートウェイ間のハンドオーバを処理することができる。HSGW間ハンドオーバアーキテクチャは、UEモビリティを可能にするように構成された異なるHSGW305、310を含むことができる。この具体例では、サービングAN(Serving AN:S−AN)315は、UEに無線サービスを提供し、A10/A11接続を介して、ソースHSGW(Source HSGW:S−HSGW)305と通信する。UEは、S−AN315のカバレッジエリアからターゲットAN(Target AN:T−AN)320のカバレッジエリアに移動できる。この移動に基づいて、UEは、T−AN320に関連付けられたターゲットHSGW(Target-HSGW:T−HSGW)310と、S−HSGW305との間に、IP接続の転送を管理するためのインタラクションを引き起こす。
UEは、1つ以上のPDNゲートウェイ(P−GW)325を介して、1つ以上のネットワークとの1つ以上のIP接続を有することができる。幾つかの具体例では、P−GW325は、S2aインタフェースを介して、S−HSGWに/からユーザパケットをトンネリングすることができる。UEがS−AN315のカバレッジエリアからT−AN320のカバレッジエリアに移動すると、T−HSGW310とT−AN320との間でA10/A11接続が確立され、T−HSGW310とP−GW325との間でS2a接続が確立される。
無線通信システムは、ここに説明する1つ以上の技術を用いて、S−AN315からT−AN320にUEのオーバーザエアー(over-the-air)接続が移行する間、及びT−HSGW310におけるA10/A11接続及びS2a接続の確立の間、UEとP−GW325との間で中断がないユーザパケットを提供する。S−HSGW305及びT−HSGW310は、S−HSGW305とT−HSGW310との間でH2インタフェース等のベアラプレーンインタフェースを使用して、ユーザパケットをトンネリングし、このようなHSGW間ハンドオフの間、UEにおけるユーザセッションをアクティブ状態にしたまま、中断がないユーザパケットのフローを提供する。幾つかの具体例では、H1インタフェース等の制御プレーンインタフェースを介してS−HSGW305とT−HSGW310との間でセッションコンテキスト情報を交換した後に、H2トンネルが確立される。
UEにおいては、1つ以上のP−GWとの複数のユーザセッションがアクティブである場合もあるので、ここでは、H2インタフェースを介してトンネリングされる、異なるユーザセッションに属するアップリンクユーザパケット及びダウンリンクユーザパケットを一義的に特定する技術を開示する。例えば、UEは、第1のP−GWを介する通信のための第1のIPアドレスを用いることでき、及び第2のP−GWを介する通信のための第2のIPアドレスを用いることができる。1つ以上の技術は、UL H2ベアラトンネル及びDL H2ベアラトンネルを特定するためのGREキー、並びにそれぞれUL H2ベアラトンネル及びDL H2ベアラトンネル上の個々のユーザセッションに属するパケットを特定するためのSR−ID及びPDN−ID等の情報を含む。
幾つかの具体例では、UEが新たなANのカバレッジエリアに移動し、S−ANからT−ANへのHRPDセッションの転送が成功すると、T−ANは、UEセッションにサービングするための新たなHSGWを選択できる。例えば、S−HSGWがT−ANから届かない場合、T−ANは、UEセッションのために新たなT−HSGWを選択する。T−ANは、A10接続確立手続の間に、T−HSGWにS−HSGW H1インタフェースIPアドレス情報を提供できる。幾つかの具体例では、T−ANは、A16/A13インタフェース上で実行される手続に基づいて、S−ANからS−HSGW H1 IPアドレス情報を受信する。T−HSGWは、S−HSGW IPアドレスに基づいて、S−HSGWとのH1インタフェースシグナリングを開始し、S−HSGWに対して、UEに関連するアクティブなユーザセッションについてのコンテキスト情報を要求する。
S−HSGWとT−HSGWとの間のH1インタフェースシグナリング手続は、プロキシモバイルIPv6のための高速ハンドオーバ(Fast Handovers)のための手続等、応答型ハンドオーバ(reactive handover)手続に基づいて行うことができる。H2インタフェースは、「RFC2784:汎用ルーティングカプセル化(Generic Routing Encapsulation:GRE)」をサポートすることができる。H2インタフェースは、「RFC2890:GREへのキー及びシーケンス番号拡張(Key and Sequence Number Extensions to GRE)」に基づくGREキーフィールド拡張をサポートできる。
幾つかの具体例では、GREパケットヘッダのキーフィールド値は、所定のUEのためのULユーザデータパケット又はDLユーザデータパケットを含むULトラヒックフロー又はDLトラヒックフローを特定できる。DLトラヒックについては、H2インタフェースは、基底にあるトランスポートネットワークを介して、関連するPDN−IDによって特定されるIPv4パケット又はIPv6パケット等のユーザIPパケットを搬送することができる。ULトラヒックについては、H2インタフェースは、基底にあるトランスポートネットワークを介して、A10接続を介して受信した、関連するサービス接続SR−IDによって特定されるPDN−Mux又は専用サービス接続トラヒックを搬送することができる。
図4は、H1インタフェース制御プレーンプロトコルスタックの具体例を示している。この具体例では、S−HSGW405及びT−HSGW410は、H1インタフェース制御プレーンプロトコルスタック(H1 interface control plane protocol stack)を介して、シグナリング情報を交換する。H1インタフェース制御プレーンプロトコルスタックは、物理層(L1)、データリンク層(L2)、ネットワーク層(L3)、例えば、IPv4又はIPv6、及びH1シグナリング層を含むことができる。
図5は、H2インタフェースダウンリンクユーザプレーンプロトコルスタック(H2 interface downlink user plane protocol stack)の具体例を示している。この具体例では、S−HSGW505は、ダウンリンクユーザプレーンプロトコルスタック、例えば、H2インタフェースダウンリンクユーザプレーンプロトコルスタックを用いて、UEのためのダウンリンクデータパケットをT−HSGW510にフォワードする。H2インタフェースダウンリンクユーザプレーンプロトコルスタックは、物理層(L1)、データリンク層(L2)、ネットワーク層(L3)、例えば、IPv4又はIPv6、GRE層、ダウンリンクデータパケットに関連するPDN−IDを特定する層、及びダウンリンクデータパケットのコンテンツ、例えば、UEに宛てられたIPv4トラヒック又はIPv6トラヒックを通信するための層を含むことができる。幾つかの具体例では、関連するPDN−IDによって特定された各ユーザIPv4/IPv6パケットは、H1シグナリングを介して割り当てられたDL GREキーを用いて、S−HSGWとT−HSGWとの間のトランスポートネットワークを介して送信される。
図6は、H2インタフェースアップリンクユーザプレーンプロトコルスタック(H2 interface uplink user plane protocol stack)の具体例を示している。この具体例では、S−HSGW605は、アップリンクユーザプレーンプロトコルスタック、例えば、H2インタフェースアップリンクユーザプレーンプロトコルスタックを用いて、アップリンクデータパケットをUEからT−HSGW610にフォワードする。H2インタフェースアップリンクユーザプレーンプロトコルスタックは、物理層(L1)、データリンク層(L2)、ネットワーク層(L3)、例えば、IPv4又はIPv6、GRE層、アップリンクデータパケットに関連するSR−IDを特定する層、アップリンクデータパケットのコンテンツ、例えば、UEから送られたIPv4トラヒック又はIPv6トラヒックを通信するための層を含むことができる。幾つかの具体例では、関連するサービス接続SR−IDによって特定されたサービス接続を介して受信されたA10ペイロードは、H1シグナリングを介して割り当てられたDL GREキーを用いて、S−HSGWとT−HSGWとの間のトランスポートネットワークを介して送信される。
2枚の図面に分割された図7A及び図7Bは、ゲートウェイ間ハンドオーバのための通信フローの具体例を示している。この具体例では、UEがT−ANに接続する場合、UEは、新たなHSGW、例えば、T−HSGWに継続的なIP接続性を要求する。この結果、新たに選択されたT−HSGWは、A10/A11接続を要求する。ハンドオーバ手続の間、S−HSGW及びT−HSGWは、H1シグナリングインタフェースを使用して、UEに関する1つ以上のユーザセッションに関連する情報を転送する。このような情報は、1つ以上のユーザセッションに関連する1つ以上のUE IPアドレス、1つ以上のトラヒックフローテンプレート(Traffic Flow Template:TFT)及びPPP状態を含むことができる。S−HSGW及びT−HSGWは、S−HSGWからT−HSGWへのUEのULパケット転送及びDLパケット転送のために、H2ベアラインタフェースを使用することができる。
700では、UEは、ソースAN(source AN:S−AN)及びソースHSGW(source HSGW:S−HSGW)を介して、P−GWとのアクティブなセッションを行う。この例示的なコールフローでは、UEとP−GWとの間の単一のユーザセッションだけを示している。UEは、1又は複数のP−GWと複数のアクティブなセッションを行うこともできる。
701では、UEと通信相手ノードとの間のエンドツーエンド経路が確立され、UEは、S−AN、S−HSGW及びP−GWを介して、ネットワークに/からパケットを送信/受信することができる。
702では、UEは、隣接するANのパイロット強度をサービングAN(serving AN:S−AN)に報告する。S−ANは、ターゲットAN(target AN:T−AN)にUEを渡す必要性を判定する。
703では、S−ANは、A16インタフェースを介して、選択されたT−ANとのA16−セッション情報転送手続を実行する。このようなシグナリングによって、ユーザセッション情報は、S−ANからT−ANに渡される。ユーザセッション情報は、1つ以上のアクティブなユーザセッションについてのSR−ID、セッション状態情報記録(Session State Information Records)、及びS−HSGWのアドレスを含むことができる。
704では、T−ANは、T−HSGWとのA11登録要求(Registration Request:RRQ)手続及びA11登録応答(Registration Response:RRP)手続を実行して、ハンドオフをシグナリングする。T−ANからのA10/A11メッセージ交換は、S−HSGW IPアドレス及びUEのMSIDを含み、UEのためのA10接続を設定する。
705aでは、(例えば、704における)A10/A11シグナリングによってトリガされて、T−HSGWがS−HSGWにハンドオーバ開始(Handover Initiate:HI)メッセージを送信して、ユーザセッションコンテキスト、サブスクリプションコンテキスト等を要求する。ハンドオーバ開始メッセージは、UEのMSID及び2つ以上のGREキーを含むことができる。幾つかの具体例では、ハンドオーバ開始メッセージは、パケット転送のための、S−HSGWとT−HSGWとの間の2つの単方向トンネルのためにT−HSGWが使用する2つのGREキーを含むことできる。一方のGREキーは、T−HSGWにULパケットをフォワードするためのGREトンネルに対応し、他方のGREキーは、T−HSGWにDLパケットをフォワードするためのGREトンネルに対応する。
705bでは、S−HSGWは、T−HSGWに、セッションコンテキスト情報、TFT等と共にハンドオーバ応答(Handover Ack:HAck)メッセージを送信する。一例として、HAckメッセージは、確立された各ユーザセッション(PDN接続)について、セッションコンテキスト情報を含む。セッションコンテキスト情報の様々な具体例は、モバイルノードネットワークアドレス識別子(mobile node network address identifier:MN−NAI)、UEに関連する1つ以上のIPv4/IPv6アドレス又はプレフィックス、1つ以上の発展型パケットシステム(Evolved Packet System:EPS)アクセスポイント名(Access Point Name:APN)、1つ以上のTFT、1つ以上のP−GW IPアドレス、ポリシコンテキスト、圧縮コンテキスト及びPPP状態のうちの1つ以上を含む。このようなセッションコンテキスト情報によって、ハンドオーバの間、ユーザパケットの中断がない処理をT−HSGWが引き継ぐことが可能になる。セッションコンテキスト情報は、APNとの各PDN−IDの関係の証印(indicia)、P−GWアドレス、及びS2aインタフェースを介するP−GWへのULトラヒックのためのGREキーを含むことができる。このような情報によって、T−HSGWと、1つ以上のP−GWとの間でユーザパケットの中断がない処理が可能になる。幾つかの具体例では、HAckメッセージは、タグ−データ長−値(tag-length-value:TLV)のフォーマットで構成された情報を含むことができる。
706aでは、通信相手ノードからのユーザパケットは、P−GWを介して、S−HSGWに到着し続ける。S−HSGWは、S2aトンネルを介して、P−GWからDLパケットを抽出し、受信したDL GREキー(例えば、705aで受信したDL GREキー)を用いて、DL H2 GREトンネルを介して、これらのパケットをT−HSGWにフォワードする。
706bでは、各DLパケットの前に、このユーザセッションに対応するPDN−IDを加えることができ、P−GWから受信したこれらのパケットは、T−HSGWに送信される。
706cでは、T−HSGWは、受信したセッションコンテキスト情報(例えば、705bで受信したセッションコンテキスト情報)及びこれらのDLパケットの前に埋め込まれたPDN−IDに基づいて、パケット処理を実行し、これらをT−ANにフォワードする。これらのパケットは、UEがエアーインタフェース接続をT−ANに移行させるまで、ここでバッファリングされる。
707では、HAckメッセージに応じて、T−HSGWは、P−GWにプロキシモバイルIPプロキシバインディング更新(Proxy Binding Update:PBU)メッセージを送信し、新たなS2aトンネルエンドポイントとして、T−HSGWのIPアドレスによって、UEのためのバインディングキャッシュエントリ(binding cache entry:BCE)を更新する。
708aでは、UEが、まだS−ANを介して発信していることを示す何らかの制御シグナリングパケット(例えば、DHCP RSVP等)を含むULパケットがS−HSGWで受信される。
708bでは、S−HSGWは、UL GREキーを用いて、H2インタフェースを介し、UL GREトンネルを介して、これらのパケットをT−HSGWにフォワードする。S−HSGWは、自らがA10トンネルを介して受信したGREパケットのペイロードをH2 GREトンネルにフォワードする。幾つかの具体例では、S−HSGWは、各A10ペイロードパケットの前に対応するSR−IDを加え、これをUL H2 GREトンネル上の通信のペイロードとする。
708cでは、T−HSGWは、HDLC及びPPPデフレーミングのための処理等、これらのULパケットのパケット処理を実行する。セッションコンテキスト情報及び各ULパケットの前に添付されたSR−IDによって、T−HSGWは、各ULパケットを適切なA10接続に関連付けることができ、したがって、正しいユーザセッションに関連付けることができる。T−HSGWは、S2aインタフェースを介して、P−GWにユーザパケットをフォワードする。
709aでは、P−GWは、BCEを更新し、データ経路をT−HSGWに切換え、T−HSGWにプロキシモバイルIPプロキシバインディング応答(Proxy Binding Ack:PBA)を返して、動作の成功を通知する。P−GWは、S−HSGWとの登録失効(Registration Revocation)手続を実行でき、例えば、バインディング失効の通知を送信することができる。
709bでは、P−GWは、バインディング失効通知(Binding Revocation Indication:BRI)、例えば、PMIPv6バインディング失効(Binding Revocation)をS−HSGWに送信し、応答を受信する。
710では、BCEが更新済みであり、パケット経路が切換えられ、P−GWからのDLパケットのT−HSGWへのフローが開始される。T−HSGWは、これらをT−ANにフォワードする。T−ANは、(エアーインタフェース接続がT−ANに切換えられた後に)これらをUEに供給できるようになるまで、これらをバッファリングする。
711aでは、S−ANは、トラヒックチャネル割当(Traffic Channel Assignment)メッセージを送信し、UEに新たなAN(T−AN)への切換を指示する。S−ANは、A16−セッション情報転送手続の実行に基づいて、このようなメッセージを送信することができる。
711bでは、T−ANは、エアーインタフェース接続を介して、UEを取得する。これによって、T−ANは、バッファリングされたパケットをUEに送信することができるようになる。
712では、HAckメッセージの受信に基づいて、T−HSGWは、Gxaインタフェースを介して、PCRFとインタラクトし、UEのベアラに関連するポリシをセットアップする。
713では、T−ANは、バッファからの読み出しを開始し、T−ANは、バッファリングされたDLパケットをUEに供給する。
714では、UEの取得に基づいて、T−ANは、T−HSGWに対して、アクティブスタートエアリンクレコード標識(Active Start Airlink record indication)を含むA11−登録要求/応答(Registration Request/ Response)メッセージ交換を実行する。これによって、T−ANを介して、エアーインタフェース接続を介するUEへの経路が確立されたことがT−HSGWに知らされる。
715の時点では、UEのためのULトラヒック及びDLトラヒックの両方がターゲットシステムを経由している。UEは、(例えば、711bにおいて)T−ANによって取得された後に、T−ANを介するULパケットの送信を開始することができる。P−GWがデータ経路をT−HSGWに切換えた後に、T−HSGWは、P−GWからDLパケットを受信し、このDLパケットをT−ANにフォワードする。
716aでは、バインディング失効(例えば、709b)の後に、及びH2トンネル上で、構成可能な期間に亘って、パケットがなかったことをT−HSGWが検出した後に、T−HSGWは、S−HSGWとT−HSGWとの間のH2トンネルを廃止するHIメッセージを送信する。
716bでは、S−HSGWは、H2トンネルの廃止の成功を了解するHAckメッセージを送信する。S−HSGWは、UEのための全てのコンテキストを削除する。
717では、PBU内の情報に基づいて、P−GWは、(Gxインタフェースを介して)PCRFとインタラクトし、ターゲットシステムを介する新たなベアラに関連するポリシをセットアップする。これは、S2aトンネルセットアップと平行して行ってもよい。
718では、S−HSGWは、HSS/AAAに対して、セッション終了要求/応答(Session Termination Request/Answer)手続を実行し、状態情報を更新する。
719では、UEの取得及びUEによるシステムへのアクセスがT−ANに向けられたことの確認に基づいて、T−ANは、S−ANに対して、A16−セッション解放(Session Release)手続を実行する。このメッセージ交換は、セッションが、T−ANの制御下に置かれたことを示す。S−ANは、S−HSGWとの接続を終了しUEに関連するセッションをパージできる。
720では、H2トンネルの廃止の成功を了解するHAckメッセージの送信の後に、S−HSGWは、S−ANに対して、A11接続解放手続を実行し、A10接続の廃止をS−ANに要求する。
図8Aは、ターゲットゲートウェイの動作の具体例を示している。ターゲットゲートウェイ、例えば、T−HSGWは、無線デバイスの無線サービスの転送の要求を受信することができる(805)。ターゲットゲートウェイは、この要求に応じて、ソースゲートウェイにメッセージを送信することができる(810)。メッセージは、キー情報を含むことができる。キー情報は、無線デバイスに関連するアップリンクデータパケットをターゲットゲートウェイにフォワードするためのアップリンクキーを含むことができる。キー情報は、無線デバイスに関連するダウンリンクデータパケットをターゲットゲートウェイにフォワードするためのダウンリンクキーを含むことができる。ターゲットゲートウェイは、セッションコンテキスト情報及びフォワードデータパケットを含むデータを受信することができる(815)。フォワードデータパケットを受信することは、例えば、アップリンクデータパケット又はダウンリンクデータパケット等のデータパケットのタイプに対応する添付されたキーと共にデータパケットを受信することを含んでいてもよい。幾つかの具体例では、ターゲットゲートウェイは、複数の添付されたキーと共に複数のフォワードデータパケットを含む通信を受信することができる。ターゲットゲートウェイは、セッションコンテキスト情報及び添付された1つ以上のキーに基づいて、フォワードデータパケットを処理することができる(820)。
図8Bは、ソースゲートウェイの動作の具体例を示している。ソースゲートウェイ、例えば、S−HSGWは、ターゲットゲートウェイからメッセージを受信することができる(830)。ソースゲートウェイは、このメッセージに応じて、無線デバイスに関連するセッションコンテキスト情報をターゲットゲートウェイに送信することができる(840)。ソースゲートウェイは、無線デバイスに関連するデータパケットをターゲットゲートウェイにフォワードすることができる(850)。データパケットのフォワードは、データパケットのタイプに対応するキーを添付することを含むことができる。
データパケットのフォワードは、無線デバイスからのアップリンクデータパケットをフォワードパケットに含ませ、アップリンクキーをフォワードパケットに含ませ、フォワードパケットをターゲットゲートウェイに送信することを含むことができる。幾つかの具体例では、データパケットのフォワードは、無線デバイスに関連しているユーザセッションを特定するSR−IDをフォワードパケットに含ませることを含む。
データパケットのフォワードは、無線デバイスに宛てられたダウンリンクデータパケットをフォワードパケットに含ませ、ダウンリンクキーをフォワードパケットに含ませ、フォワードパケットをターゲットゲートウェイに送信することを含むことができる。幾つかの具体例では、データパケットをフォワードすることは、ダウンリンクデータパケットに関連するパケットデータネットワーク(packet data network:PDN)を特定するパケットデータネットワーク識別子(packet data network identifier:PDN−ID)をフォワードパケットに含ませることを含む。
ここに開示した実施の形態及び他の実施の形態、並びに機能的な動作は、デジタル電子回路で実現してもよく、本明細書に開示した構造及びこれらの構造的な均等物を含むコンピュータソフトウェア、ファームウェア又はハードウェアで実現してもよく、これらの1つ以上の組合せで実現してもよい。ここに開示した実施の形態及び他の実施の形態は、1つ以上のコンピュータプログラム製品、すなわち、コンピュータが読取可能な媒体内に符号化され、データ処理装置によって実行され、又はデータ処理装置の動作を制御するコンピュータプログラム命令の1つ以上のモジュールとして実現することもできる。コンピュータが読取可能な媒体は、機械可読のストレージデバイス、機械可読のストレージ基板、メモリデバイス、機械可読の伝播信号に作用する組成物又はこれらの1つ以上の組合せであってもよい。用語「データ処理装置」は、データを処理するための全ての装置、デバイス及び機械を包含し、一例としてプログラミング可能なプロセッサ、コンピュータ、複数のプロセッサ又はコンピュータがこれに含まれる。装置は、ハードウェアに加えて、当該コンピュータプログラムの実行環境を作成するコード、例えば、プロセッサファームウェアを構成するコード、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム又はこれらの1つ以上の組合せを含むことができる。伝播信号は、人工的に生成された信号であり、例えば、適切な受信装置への送信のために情報を符号化するように機械が生成した電気信号、光信号又は電磁波信号である。
コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト又はコードとも呼ばれる。)は、コンパイラ言語又はインタープリタ言語を含む如何なる形式のプログラミング言語で書いてもよく、例えば、スタンドアロンプログラムとして、若しくはモジュール、コンポーネント、サブルーチン又は演算環境での使用に適する他のユニットとして、如何なる形式で展開してもよい。コンピュータプログラムは、必ずしもファイルシステム内のファイルに対応していなくてもよい。プログラムは、他のプログラム又はデータを含むファイル(例えば、マークアップ言語文書内に保存された1つ以上のスクリプト)の一部に保存してもよく、当該プログラムに専用の単一のファイルに保存してもよく、連携する複数のファイル(例えば、モジュール、サブプログラム又はコードの一部を保存する1つ以上のファイル)に保存してもよい。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で実行されるように展開してもよく、1つの場所に設けられた又は複数の場所に亘って分散され、通信ネットワークによって相互接続された複数のコンピュータ上で実行されるように展開してもよい。
本明細書に開示したプロセス及びロジックフローは、入力データを処理し、出力を生成することによって機能を実現する1つ以上のコンピュータプログラムを実行する1つ以上のプログラミング可能なプロセッサによって実現してもよい。プロセス及びロジックフローは、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array:FPGA)又は特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit:ASIC)等の専用論理回路によって実行してもよい。
コンピュータプログラムの実行に適するプロセッサには、一例として、汎用マイクロプロセッサ及び専用マイクロプロセッサの両方、並びにあらゆる種類のデジタルコンピュータの1つ以上のプロセッサの何れかを含ませてもよい。プロセッサは、通常、読出専用メモリ又はランダムアクセスメモリ、若しくはこれらの両方から命令及びデータを受け取る。コンピュータの基本的な要素は、命令を実行するプロセッサと、命令及びデータを保存する1つ以上のメモリデバイスである。また、コンピュータは、通常、データを保存するための1つ以上の大容量記憶装置、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク又は光ディスクを含み、若しくは、大容量記憶装置からデータを受信し、大容量記憶装置にデータを送信し、又はこの両方の動作を行うように大容量記憶装置に動作的に接続されている。但し、コンピュータは、必ずしもこのような装置を有する必要はない。コンピュータプログラム命令及びデータの格納に適するデバイスには、一例として挙げれば、半導体記憶デバイス、例えば、EPROM、EEPROM及びフラッシュメモリデバイスを含む全ての形式の不揮発性メモリ、磁気ディスク、例えば、内蔵ハードディスク又はリムーバブルディスク、光磁気ディスク、並びにCD−ROMディスク及びDVD−ROMディスク等が含まれる。プロセッサ及びメモリは、専用論理回路によって補ってもよく、専用論理回路に組み込んでもよい。
本明細書は、多くの詳細事項を含んでいるが、これらの詳細事項は、特許請求している又は特許請求することができる本発明の範囲を限定するものとは解釈されず、本発明の特定の実施の形態の特定の特徴の記述として解釈される。本明細書おいて、別個の実施の形態の文脈で開示した幾つかの特徴を組み合わせて、単一の実施の形態として実現してもよい。逆に、単一の実施の形態の文脈で開示した様々な特徴は、複数の実施の形態に別個に具現化してもよく、適切な如何なる部分的組合せとして具現化してもよい。更に、以上では、幾つかの特徴を、ある組合せで機能するものと説明しているが、初期的には、そのように特許請求している場合であっても、特許請求された組合せからの1つ以上の特徴は、幾つかの場合、組合せから除外でき、特許請求された組合せは、部分的組合せ又は部分的な組合せの変形に変更してもよい。同様に、図面では、動作を特定の順序で示しているが、このような動作は、所望の結果を達成するために、図示した特定の順序又は順次的な順序で行う必要はなく、また、図示した全ての動作を行う必要もない。
幾つかの具体例及び実施例のみを開示した。ここに開示した内容に基づいて、上述した具体例及び実施例及び他の実施例を変形、変更及び拡張することができる。

Claims (26)

  1. 無線通信のための方法において、
    第1のゲートウェイに関連する第1のアクセスネットワークと、第2のゲートウェイに関連する第2のアクセスネットワークを動作させて、無線サービスを無線デバイスに提供するステップと、
    前記第1のゲートウェイを動作させて、(1)前記無線デバイスの無線サービスを前記第2のアクセスネットワークから前記第1のアクセスネットワークに転送する要求を受信し、(2)前記要求に基づいて、前記無線デバイスに関連するアップリンクデータパケットを前記第1のゲートウェイにフォワードするためのアップリンクキーと、前記無線デバイスに関連するダウンリンクデータパケットを前記第1のゲートウェイにフォワードするためのダウンリンクキーとを有するキー情報を含むメッセージを前記第2のゲートウェイに送信するステップと、
    前記第2のゲートウェイを動作させて、(1)前記メッセージに応じて、セッションコンテキスト情報を前記第1のゲートウェイに送信し、(2)前記無線デバイスに関連するデータパケットを第1のゲートウェイにフォワードし、前記データパケットのフォワードは、前記データパケットのタイプに対応するキーの1つを送信することを含むステップと、
    前記第1のゲートウェイを動作させ、前記セッションコンテキスト情報及び前記データパケットのタイプに対応するキーに基づいて、前記フォワードデータパケットを処理するステップとを有する方法。
  2. 前記第2のゲートウェイを動作させて、前記データパケットをフォワードするステップは、
    前記無線デバイスからのアップリンクデータパケットをフォワードパケットに含ませるステップと、
    前記アップリンクキーを前記フォワードパケットに含ませるステップと、
    前記フォワードパケットを前記第1のゲートウェイに送信するステップとを含む請求項1記載の方法。
  3. 前記第2のゲートウェイを動作させて、前記データパケットをフォワードするステップは、
    前記無線デバイスに関連するユーザセッションを特定するセッションリファレンス識別子(SR−ID)を前記フォワードパケットに含ませるステップを含む請求項2記載の方法。
  4. 前記セッションコンテキスト情報は、前記無線デバイスのインターネットプロトコル(IP)アドレスを前記SR−IDに関連付ける情報を含む請求項3記載の方法。
  5. 前記セッションコンテキスト情報は、前記無線デバイスの複数のインターネットプロトコル(IP)アドレスを複数のSR−IDにそれぞれ関連付ける情報を含む請求項3記載の方法。
  6. 前記第2のゲートウェイを動作させて、前記データパケットをフォワードするステップは、
    前記無線デバイスに宛てられたダウンリンクデータパケットをフォワードパケットに含ませるステップと、
    前記ダウンリンクキーを前記フォワードパケットに含ませるステップと、
    前記フォワードパケットを前記第1のゲートウェイに送信するステップとを含む請求項1記載の方法。
  7. 前記第2のゲートウェイを動作させて、前記データパケットをフォワードするステップは、
    前記ダウンリンクデータパケットに関連するパケットデータネットワーク(PDN)を特定するパケットデータネットワーク識別子(PDN−ID)を前記フォワードパケットに含ませるステップを含む請求項6記載の方法。
  8. 前記セッションコンテキスト情報は、前記PDN−IDをアクセスポイント名(APN)及び前記PDNのゲートウェイのネットワークアドレスに関連付ける情報を含む請求項7記載の方法。
  9. 前記フォワードデータパケットは、アップリンクデータパケットを含み、前記第1のゲートウェイを動作させて、前記フォワードデータパケットを処理するステップは、前記フォワードデータパケットと共に受信したアップリンクキーの受信に基づいて、前記アップリンクデータパケットをパケットデータネットワークに送信するステップを含む請求項1記載の方法。
  10. 前記フォワードデータパケットは、ダウンリンクデータパケットを含み、前記第1のゲートウェイを動作させて、前記フォワードデータパケットを処理するステップは、前記フォワードデータパケットと共に受信したダウンリンクキーの受信に基づいて、前記無線デバイスに送達するためのダウンリンクデータパケットを第1のアクセスネットワークに送信するステップを含む請求項1記載の方法。
  11. 前記第1のアクセスネットワークを動作させて、前記第1のアクセスネットワークによる前記無線デバイスの取得に基づいて、前記ダウンリンクデータパケットを前記無線デバイスに供給するステップを更に有する請求項10記載の方法。
  12. 前記第1及び第2のアクセスネットワークは、同じ無線技術に基づいて、前記無線デバイスと通信する請求項1記載の方法。
  13. 前記第1及び第2のアクセスネットワークは、異なる無線技術に基づいて、前記無線デバイスで通信する請求項1記載の方法。
  14. 無線通信システムにおいて、
    無線サービスを無線デバイスに提供する第1のアクセスネットワークと、
    無線サービスを無線デバイスに提供する第2のアクセスネットワークと、
    前記第1のアクセスネットワークに通信可能に接続された第1のゲートウェイであって、(1)前記無線デバイスの無線サービスを前記第2のアクセスネットワークから前記第1のアクセスネットワークに転送する要求を受信し、(2)前記無線デバイスに関連するアップリンクデータパケットを前記第1のゲートウェイにフォワードするためのアップリンクキーと、前記無線デバイスに関連するダウンリンクデータパケットを前記第1のゲートウェイにフォワードするためのダウンリンクキーとを有するキー情報を含むハンドオーバメッセージを送信するように動作するように構成された第1のゲートウェイと、
    前記第2のアクセスネットワークに通信可能に接続された第2のゲートウェイであって、(1)前記第1のゲートウェイからのハンドオーバメッセージを受信し、(2)前記ハンドオーバメッセージに応じて、セッションコンテキスト情報を前記第1のゲートウェイに送信し、前記無線デバイスに関連するデータパケットを前記第1のゲートウェイにフォワードし、前記データパケットのフォワードは、前記データパケットのタイプに対応するキーの1つを送信することを含むように動作するように構成された第2のゲートウェイとを備え、
    前記第1のゲートウェイは、前記セッションコンテキスト情報及び前記データパケットのタイプに対応するキーに基づいて、前記フォワードデータパケットを処理するように構成されている。
  15. 前記第2のゲートウェイは、前記無線デバイスからのアップリンクデータパケットをフォワードパケットに含ませ、
    前記アップリンクキーを前記フォワードパケットに含ませ、及び
    前記フォワードパケットを前記第1のゲートウェイに送信する動作を実行するように構成されている請求項14記載のシステム。
  16. 前記第2のゲートウェイは、前記無線デバイスに関連するユーザセッションを特定するセッションリファレンス識別子(SR−ID)を前記フォワードパケットに含ませる動作を実行するように構成されている請求項15記載のシステム。
  17. 前記セッションコンテキスト情報は、前記無線デバイスのインターネットプロトコル(IP)アドレスを前記SR−IDに関連付ける情報を含む請求項16記載のシステム。
  18. 前記セッションコンテキスト情報は、前記無線デバイスの複数のインターネットプロトコル(IP)アドレスを複数のSR−IDにそれぞれ関連付ける情報を含む請求項16記載のシステム。
  19. 前記第2のゲートウェイは、前記無線デバイスに宛てられたダウンリンクデータパケットをフォワードパケットに含ませ、
    前記ダウンリンクキーを前記フォワードパケットに含ませ、
    前記フォワードパケットを前記第1のゲートウェイに送信する動作を実行するように構成されている請求項14記載のシステム。
  20. 前記第2のゲートウェイは、前記ダウンリンクデータパケットに関連するパケットデータネットワーク(PDN)を特定するパケットデータネットワーク識別子(PDN−ID)を前記フォワードパケットに含ませる動作を実行するように構成されている請求項19記載のシステム。
  21. 前記セッションコンテキスト情報は、前記PDN−IDをアクセスポイント名(APN)及び前記PDNのゲートウェイのネットワークアドレスに関連付ける情報を含む請求項20記載のシステム。
  22. 前記フォワードデータパケットは、アップリンクデータパケットを含み、前記第1のゲートウェイは、前記フォワードパケットと共に受信したアップリンクキーの受信に基づいて、前記アップリンクデータパケットをパケットデータネットワークに送信するように構成されている請求項14記載のシステム。
  23. 前記フォワードデータパケットは、ダウンリンクデータパケットを含み、前記第1のゲートウェイは、前記フォワードデータパケットと共に受信したダウンリンクキーの受信に基づいて、前記無線デバイスに送達するためのダウンリンクデータパケットを第1のアクセスネットワークに送信するように構成されている請求項14記載のシステム。
  24. 前記第1のアクセスネットワークは、前記第1のアクセスネットワークによる前記無線デバイスの取得に基づいて、前記ダウンリンクデータパケットを前記無線デバイスに供給するように構成されている請求項23記載のシステム。
  25. 前記第1及び第2のアクセスネットワークは、同じ無線技術に基づいて、前記無線デバイスと通信する請求項14記載のシステム。
  26. 前記第1及び第2のアクセスネットワークは、異なる無線技術に基づいて、前記無線デバイスで通信する請求項14記載のシステム。
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