JP2012527788A - ユーザ装置及びそのアクセス方法 - Google Patents

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Abstract

ユーザ装置及びそのアクセス方法であり、この方法は、ユーザ装置と全てのアクセスポイントとの間の相対速度Vを計算し(201)、アクセスポイント(これに関するVが閾値Vより小さい)を、アクセスするために選択すること(202)を含む。本発明は、ユーザ装置がモバイルアクセスポイントと固定アクセスポイントとの間を適時に切り替えることができないという、従来技術における問題を解決し、モバイルアクセスポイントと固定アクセスポイントとの間をユーザ装置が適時に切り替えることを実現する。

Description

本発明は、無線ネットワーク通信の分野に関し、特に、ユーザ装置及びそのアクセス方法に関する。
従来のセルラ通信システムでは、基地局のカバレージは、通常、2km〜5kmの範囲である。見通し線(line−of−sight)(LOS)伝送のみが採用される場合、高い建造物の存在に起因して、チャネルのシャドーフェージング(shadow fading)が非常に明白になり、信号の品質及び速度が低下する。既存の技術では、中継局が設置され、高速な、かつ小さなフェージングを有する情報チャネルが、モバイル局と基地局との間に確立され、これにより、通信品質が大幅に向上する。建造物上、又は道路内に設置された中継局は、固定中継局と呼ばれる。
モバイル中継局(MRS)は、移動可能な運搬体(例えば、搬送手段)上に設置された中継局である。中継局は車両上に設置され、そして、ユーザ装置(UE)が搬送手段上にある場合、UEは、中継局を介して、地上基地局との接続を確立し、これにより、搬送手段内のカバレージの問題が解決され、ユーザ装置UEのエネルギー消費が減少する。この中継局は、モバイル中継局(MRS)と呼ばれる。図1は、従来技術の、MRSを含む通信システムの概略図である。
上述の、従来技術のセルラ通信システムは、遅延及びマージン法(delay and margin method)を使用することによって、ハンドオーバを実行する。
PCCPCH_Ncell−EPCCPCH_Serving>Margin
PCCPCH_Ncellは、UEによって測定された、ターゲットセルのプライマリ共通制御物理チャネル(PCCPCH)の信号強度を表し、EPCCPCH_Servingは、UEによって測定された、現在のサービングセルのPCCPCHの信号強度を表し、Marginは、ハンドオーバマージンを表す。
期間Tの間、上記の式EPCCPCH_Ncell−EPCCPCH_Serving>Marginが満たされる、かつ、Tが閾値T0(遅延)より長い場合、UEは、サービングセルから、ターゲットセルに、ハンドオーバされる。
本発明の発明者は、従来技術が、少なくとも以下の問題を有することを見い出した。従来技術は、従来のセルラネットワークのために提案されたものであるため、モバイル中継局(MRS)が静的状態から移動を開始するプロセスの間、MRSにアクセスしているUEのグループに相対速度が発生する可能性があり、それらのUEは、適時にハンドオーバされる必要がある。しかし、遅延効果に起因して、UEのグループは、適時にハンドオーバされない可能性がある。
本発明は、ユーザ装置及びそのアクセス方法に関する。この方法を使用することにより、ユーザ装置は、モバイルアクセスポイントと固定アクセスポイントとの間で、適時にハンドオーバされることが可能である。
一実施形態では、本発明は、以下のステップを含む、ユーザ装置のアクセス方法を提供する。UEと複数のアクセスポイントのそれぞれとの間の相対速度Vを計算するステップと、
アクセスポイントを、アクセスするために選択するステップと(ここで、UEとそのアクセスポイントとの間の相対速度Vは、閾値V以下である)。
一実施形態では、本発明は、計算ユニットと、アクセスユニットとを含む、UEを更に提供する。
計算ユニットは、UEと複数のアクセスポイントのそれぞれとの間の相対速度を計算するように構成される。アクセスユニットは、UEとアクセスポイントとの間の相対速度Vが、閾値V以下である場合、そのアクセスポイントを、アクセスするために選択するように構成される。
本発明の実施形態により、ユーザ装置は、モバイルアクセスポイントと固定アクセスポイントとの間で、適時にハンドオーバされることが可能であり、無線リソースの利用率が最適化され、そして、アクセスポイントを適切に選択することによって、ハンドオーバが減少する。
添付の図面は、本発明を限定することではなく、本発明をよりよく理解することを目的とするものであり、本明細書の一部を構成する。
従来技術における、MRSを含むシステムの概略図である。 本発明の実施形態による、UEのアクセス方法のフローチャートである。 本発明の実施形態による、非接続状態にあるUEのアクセス方法のフローチャートである。 本発明の実施形態による、UEによって、GPSを使用して相対速度を計算する方法のフローチャートである。 本発明の実施形態による、UEのブロック図である。 本発明の別の実施形態による、UEのブロック図である。
本発明の目的、技術的解決法、及び利点をよりよく理解するために、以下に、本発明について、添付の図面を参照して詳細に説明する。本発明の例示的実施形態、及びその説明は、本発明の範囲を限定することではなく、解釈することを目的とするものである。
本発明は、UE及びそのアクセス方法を提供し、これらについて、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態による、UEのアクセス方法の概略フローチャートである。
ステップ201、UEは、UEと複数のアクセスポイントのそれぞれとの間の相対速度Vを計算する。
ステップ202、UEは、相対速度Vが、閾値V以下である場合、アクセスポイントを、アクセスするために選択する。
本発明の一実施形態では、ステップ201の前に、この方法は、UEが、各アクセスポイントのブロードキャスト情報を受信し、ハンドオーバ又はアクセス判定を実行するかどうかの指示と、Vとを、ブロードキャスト情報から取得すること、又は、UEが、UE内に記憶された、ハンドオーバ又はアクセス判定を実行するかどうかの、予め設定された指示と、予め設定されたVとを採用することを更に含んでもよい。好ましくは、Vによって、UEは、本実施形態の方法を使用することによってアクセス又はハンドオーバを実行するよう指示されることが可能である。
本発明の一実施形態では、ブロードキャスト情報は、モバイルアクセスポイント、又は固定アクセスポイントによって送信され、あるいは、モバイルアクセスポイント、及び固定アクセスポイントによって共に送信される。
本発明の一実施形態では、各アクセスポイントは、各アクセスポイントカバレージ内の全てのUEの平均速度に従って、Vを取得し、そして、UEの平均速度は、ユーザの歩行速度であってもよい。
本発明の一実施形態では、
Figure 2012527788

であり、ここで、
Figure 2012527788

は、UEの平均速度であり、通常、1<α<2である。
本発明の一実施形態では、UEと各アクセスポイントとの間の相対速度Vを計算することは、UEが、各アクセスポイントによって送信された信号のドップラ周波数シフトを計算し、ドップラ周波数シフトに従って、Vを取得することを含む。
本発明の一実施形態では、UEは、UEのGPSによって収集された速度情報と、各アクセスポイントのGPSによって収集された速度情報とに従って、相対速度Vを計算する。
本発明の一実施形態では、ステップ202は、UEと複数のアクセスポイントの各1つとの間の相対速度Vが、閾値V以下である場合、UEが、複数のアクセスポイントから、最大の信号強度を有するアクセスポイントを、アクセスするために選択することを更に含む。
本発明の一実施形態では、ステップ202は、UEと各アクセスポイントとの間の相対速度Vが、閾値Vより大きい場合、UEが、最小のVを有するアクセスポイントを、アクセスするために選択することを更に含む。
本発明の一実施形態では、ステップ202は、UEとサービングアクセスポイントとが接続状態にある、かつ、UEと、接続状態にあるサービングアクセスポイントとの間のVが、閾値Vより大きい場合、UEが、接続状態にあるサービングアクセスポイントから、閾値V以下のVを有する隣接アクセスポイントにハンドオーバされることを更に含む。
本発明の一実施形態では、UEが、サービングアクセスポイントから、閾値V以下のVを有する隣接アクセスポイントにハンドオーバされる場合、この方法は、UEと各隣接アクセスポイントとの間の相対速度Vが、閾値V以下である場合、UEが、複数の隣接アクセスポイントから、最大の信号強度を有するアクセスポイントを選択し、そのアクセスポイントにハンドオーバされ、UEと各アクセスポイントとの間の相対速度Vが、閾値Vより大きい場合、ピンポンハンドオーバを防止するために、遅延及びマージン法を使用することによって、UEがハンドオーバされることを更に含む。
本発明の一実施形態では、ステップ202は、UEが、閾値V以下のVを有するアクセスポイントを選択し、そのアクセスポイントにアクセスする場合、UEとサービングアクセスポイントとが接続状態にある、かつ、UEとサービングアクセスポイントとの間のVが、閾値V以下であるならば、ピンポンハンドオーバを防止するために、遅延及びマージン法を使用することによって、UEがハンドオーバされることを更に含む。
上記の実施形態により、UEは、UEとアクセスポイントとの間の相対速度に従って、アクセスポイントにアクセスする。アクセスポイントが移動を開始した場合、地上端末は、移動しているアクセスポイントから、適時にハンドオーバされ、車載端末は、移動しているアクセスポイントに、適時にハンドオーバされる。地上端末が、移動しているアクセスポイントに、可能な限りアクセスせず、そして、移動の間、車載端末が、地上固定アクセスポイント、又はその他の隣接するモバイルアクセスポイントに、可能な限りアクセスしないことが確実にされる。密集したユーザを有する領域(例えば、プラットホーム)内で、サービングアクセスポイントと端末との間の相対的な移動が発生しない場合、ユーザ端末のピンポンハンドオーバが回避されることが確実にされる。本発明の実施形態では、基地局及びRSは、両方とも、アクセスポイント(アクセスポイント、AP)と呼ばれる。モバイルアクセスポイントは、通常、モバイル搬送手段(例えば、高速列車)上に位置し、固定アクセスポイントは、静的な搬送手段、又は固定建造物上に位置する。本発明の実施形態では、UEのアクセス要求を満たす、受信される信号強度を有するアクセスポイントは、アクセスポイントと呼ばれ、UEにサービスを提供しているアクセスポイントは、サービングアクセスポイントと呼ばれ、サービングアクセスポイント以外の、残りのアクセスポイントは、UEの隣接アクセスポイントである。
図3は、本発明による、非接続状態にあるUEのアクセス方法の一実施形態の概略フローチャートである。
ステップ301、UEは、UEが非接続状態にある場合、各アクセスポイントの信号強度、及び、UEと各アクセスポイントとの間の相対速度を測定する。
ステップ302、UEは、測定結果に従って、表1に基づいて、各測定されたアクセスポイントの状態情報を取得し、状態情報に従って、表2に基づいて、アクセスポイントを、異なる組に分類する。
論理変数lEは、各測定されたアクセスポイントの信号強度が、UEのアクセス要求を満たすかどうかを示すように構成され、lE=1は、信号強度が、UEのアクセス要求を満たす、すなわち、UEが、アクセスポイントにアクセスできることを示し、lE=0は、信号強度が、UEのアクセス要求を満たさないことを示す、と仮定する。
論理変数lVは、UEと各測定されたアクセスポイントとの間の相対速度Vが、条件V≦Vを満たすかどうかを示すように構成され、lV=1は、相対速度が、条件を満たすことを示し、lV=0は、相対速度が、条件を満たさないことを示す、と仮定する。
Figure 2012527788

UEが適切なアクセスポイントを選択するのを容易にするために、測定されたアクセスポイントは、状態に従って、異なるアクセス優先度に分けられ、アクセス優先度は、変数Pによって表される。Pの値が大きければ大きいほど、アクセス優先度は高い、すなわち、UEは、Pの大きな値を有するアクセスポイントを優先的に選択し、そのアクセスポイントにアクセスする、と仮定する。P=0は、UEが、アクセスポイントにアクセスできないことを示し、状態に対応するアクセス優先度は、表2に示されている。

Figure 2012527788

は、S状態にある全てのアクセスポイントの組を表すと仮定すると、異なる状態にあるアクセスポイントのアクセス優先度の上記の定義に従って、この実施形態では、UEによって選択され、最初にアクセスされるアクセスポイントの組は、A及びAである。
異なる状態にあるアクセスポイントは、異なる組に分類される。
ステップ303、UEが、ネットワークとの接続を確立する必要がある場合、UEは、表2におけるアクセス優先度の定義に従って、組Aがヌルであるかどうかを検出し、ヌルでない場合、ステップ304が実行され、それ以外の場合、ステップ305が実行される。
ステップ304、UEは、組Aから、最大の信号強度を有するアクセスポイントを選択し、そのアクセスポイントにアクセスする。
ステップ305、UEは、組Aがヌルであるかどうかを検出し、ヌルでない場合、ステップ306が実行され、それ以外の場合、ステップ307が実行される。
ステップ306、UEは、組Aから、最小の相対速度を有するアクセスポイントを選択し、そのアクセスポイントにアクセスする。
ステップ307で、UEは、UEがアクセスするのに適切なアクセスポイントを見付けるために、測定を継続する。
接続状態にあるUEのハンドオーバ判定方法について、以下に説明する。
UEが、UEとサービングアクセスポイントとの間の相対的な移動を検出した場合、UEは、アクセス要求を満たす、かつ、相対的に静的である(V≦V)、別の隣接アクセスポイントを、ターゲットハンドオーバアクセスポイントとして、できるだけ早く選択し、そして、ターゲットアクセスポイントがUEのアクセス要求を満たす限り、信号強度マージン及び測定時間が条件を満たすのを待つ必要なしに、ターゲットアクセスポイントに迅速にハンドオーバされる。他の状況においては、V≦Vの場合、ピンポンハンドオーバを防止するために、遅延及びマージン法を使用することによって、測定されたターゲットハンドオーバアクセスポイントの信号強度と、サービングアクセスポイントの信号強度とが、測定時間T≧T(ここで、Tは遅延)という条件を満たす場合のみ、UEはハンドオーバされる。例えば、E>E+Marginが満たされる場合のみ、ハンドオーバプロセスが開始され、ここで、Eは、ターゲットハンドオーバアクセスポイントの信号強度であり、Eは、サービングアクセスポイントの信号強度であり、Marginは、ハンドオーバマージンである。
論理変数lVは、UEとサービングアクセスポイントとの間の相対速度Vが、条件V≦Vを満たすかどうかを示すように構成され、lV=1は、相対速度が、条件を満たすことを示し、lV=0は、相対速度が、条件を満たさないことを示す、と仮定する。
論理変数lVは、UEと、隣接する測定されたアクセスポイントとの間の相対速度Vが、条件V≦Vを満たすかどうかを示すように構成され、lV=1は、相対速度が、条件を満たすことを示し、lV=0は、相対速度が、条件を満たさないことを示す、と仮定する。
論理変数lEは、測定された隣接アクセスポイントの信号強度Eと、サービングアクセスポイントの信号強度Eとが、条件E>E+Marginを満たすかどうかを示すように構成され、満たす場合、lE=1であり、それ以外の場合、lE=0である、と仮定する。
論理変数lEは、計算された隣接アクセスポイントの信号強度が、UEのアクセス条件を満たすかどうかを示すように構成され、満たす場合、lE=1であり、それ以外の場合、lE=0である、と仮定する。
論理変数lTは、測定された隣接アクセスポイントの信号強度が、時間長Tの間、UEのアクセス要求を満たす、かつ、Tが、条件T≧Tを満たすかどうかを示すように構成され、満たす場合、lT=1であり、それ以外の場合、lT=0である、と仮定する。
従って、論理関数F(lV,lV,lE,lE,lT)は、UEがハンドオーバされる必要があるかどうかを示すように構成されてもよく、F=1は、端末が、サービングアクセスポイントから、測定されたアクセスポイントに、ハンドオーバされる必要があることを示し、F=0は、端末が、ハンドオーバされる必要がないことを示す。表3に、関数Fの表現を示す。
Figure 2012527788

表3に従って、UEによってハンドオーバが実行されるかどうかを判定する論理関数Fの式が取得される。
Figure 2012527788
(1)
この式は、論理関数Fのカルノーマップに基づいて単純化され、UEによってハンドオーバ判定を実行する論理関数の式が取得されてもよい。
Figure 2012527788
(2)
UEがハンドオーバされる場合、UEは、要求を満たす1つ以上のアクセスポイントから、最大の信号強度を有するアクセスポイントを選択し、そのアクセスポイントにアクセスする。
lElElTの値が011及び010であることは不可能である、すなわち、測定されたアクセスポイントの信号強度Eが、UEのアクセス要求を満たさず、しかし、条件E>E+Marginを満たす状態は、存在しない。表3に示すように、不可能な状態は、Xによって表されている。
測定されたアクセスポイントの信号強度が、UEのアクセス要求を全く満たさない場合、測定されたアクセスポイントは、ハンドオーバのターゲットハンドオーバアクセスポイントとして選択されなくてもよく、すなわち、lE=0であり、端末は、測定されたアクセスポイントにハンドオーバされず、従って、表3の第1列及び第2列に示されているように、F=0である。
迅速なハンドオーバプロセスについて、以下に説明する。
UEとサービングアクセスポイントとの間の相対速度Vが、条件V≦Vを満たさない、すなわち、lV=0である場合、測定されたアクセスポイントの信号強度が、アクセス要求を満たす、かつ、UEと測定されたアクセスポイントとの間の相対速度V’が、条件V’≦Vを満たす、すなわち、lV=1かつlE=1であるならば、表3の第2行の第5列〜第8列に示されているように、UEは、測定された隣接アクセスポイントにハンドオーバされる。複数の測定されたアクセスポイントが、条件を満たす場合、UEは、以下の表4で定義された優先度に従って、最も適切なターゲットハンドオーバアクセスポイントを選択する。
Figure 2012527788

最大の値を有する優先度は、最高の優先度を表す。従って、lVlVの値が01である、かつ、複数の測定されたアクセスポイントが、ハンドオーバするためのターゲットアクセスポイントとして働く要求を満たす場合、UEは、最初に、111であるlElElTの値を有する、測定されたアクセスポイントを、ハンドオーバするためのターゲットアクセスポイントとして選択し、そして、高優先度状態にある、測定されたアクセスポイントが存在しない場合、UEは、110、101、100であるlElElTの値を有するアクセスポイントを、ハンドオーバするためのターゲットアクセスポイントとして、順に選択する。lElElTの同じ値を有する、複数のアクセスポイントが存在する場合、UEは、Eの最大値を有するアクセスポイントを、ハンドオーバするためのターゲットアクセスポイントとして選択する。
遅延及びマージン法を使用することによってUEがハンドオーバされるプロセスについて、以下に説明する。
サービングアクセスポイントが、UEに相対的に移動しない、すなわち、相対速度Vが、条件V≦Vを満たす場合、UEは、遅延及びマージン法を使用することによってハンドオーバされる。この手法では、ピンポンハンドオーバをよりよく防止するために、測定されたアクセスポイントとUEとの間の相対速度V’が、条件V’≦Vを満たす、かつ、測定されたアクセスポイントの信号強度が、Tより長い期間にわたって、現在のサービングアクセスポイントの信号強度より高く、Marginによって表される閾値に達する場合のみ、UEは、現在のサービングアクセスポイントから、測定されたアクセスポイントに、ハンドオーバされるとみなす。この場合、lV=1であり、そして、表3の第6列の第3行及び第4行に示されているように、lElElTが111である場合のみ、UEはハンドオーバされる。このシナリオでは、複数の測定されたアクセスポイントが、ターゲットハンドオーバアクセスポイントとして働く条件を満たす場合、UEは、表5で定義されたアクセス優先度(ここで、大きな値を有する優先度は、高い優先度を表す)に従って、最も適切なターゲットハンドオーバアクセスポイントを選択する。条件を満たす複数の測定された隣接アクセスポイントが、同じ状態である場合、UEは、Eの最大値を有するアクセスポイントを、ターゲットアクセスポイントとして選択する。
Figure 2012527788

サービングアクセスポイントとUEとの間の相対速度、及びターゲットアクセスポイントとUEとの間の相対速度のどちらも条件V≦Vを満たさない場合、2つのアクセスポイントは比較的不安定であり、UEは、遅延及びマージン法を使用することによってハンドオーバされるとみなし、これは、表3で示されている、00111であるlVlVlElElTの値を有する状況である。複数の測定されたアクセスポイントが、条件を満たす場合、UEは、Eの最大値を有するアクセスポイントを、ターゲットハンドオーバアクセスポイントとして選択する。
アクセスポイントによって、基準速度Vを計算する一実施形態について、以下に説明する。
基準速度Vは、セルカバレージ内のUEの静的平均速度
Figure 2012527788

を考慮して決定され、Vの値は、例えば、次の式に示されるように、平均速度に基づいて設定される。
Figure 2012527788
ここで、αmin<α<αmax
α>αminである場合、不必要なハンドオーバが端末に発生することが可能な限り防止され、そして、α<αmaxである場合、アクセスポイントが移動した後、適時に端末がハンドオーバされることが可能であることが主に考慮される。
好ましい実施形態では、αmin=1、及びαmax=2(すなわち、1<α<2)に設定されてもよい。
別の実施形態では、αは、固定して設定、又は、動的に調節されてもよく、例えば、真昼の駅で、人が混雑し、ユーザの密度が高い場合、αは、より小さく調節されてもよく、そして、早朝、ユーザがほとんどいない場合、αは、より大きく調節されてもよい。
別の実施形態では、ユーザの歩行速度の変動範囲は限られており、通常、一般的な歩行速度は4km/hであり、行進速度は5km/hであり、速い行進速度は6km/hであり、これは列車の速度よりはるかに低い。列車のピーク交通時(peak traffic moment)に対して、V=6km/hが直接設定されてもよく、そして、アクセスポイントがVをユーザにブロードキャストする、又は、VがUE内に設定される。
本発明による、ドップラ周波数シフト方法を使用することによって、UEと各アクセスポイントとの間の相対速度を計算する方法の一実施形態について、以下に説明する。
現在成熟しているドップラ周波数シフト検出方法に基づいて、この方法の基本原理は次の式で記述され、すなわち、アクセスポイントのドップラ周波数シフトは、相対速度に正比例する。
=(v/c)f (1)
は、ドップラ周波数シフトであり、vは、端末とアクセスポイントとの間の相対速度であり、fは、アクセスポイントの放射周波数である。
光速c、及びfは、UEにすでに知られており、従って、ドップラ周波数シフトが検出された場合、相対速度は、次の式に従って計算される。
=(f/f)c (2)
ドップラ周波数シフトの検出は、一般的な信号検出技術に属し、多くの検出方法が使用されてもよく、これは、特定の信号特性(例えば、信号変調モード、信号動作周波数帯域、及びブロードキャスト環境)に関連する。検出の詳細については、関連文献を参照されたい。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって表される標準組織は、GPS速度測定機能(GPS speed measuring function)を、UEの機能の1つとして、標準内にすでに集約した。アクセスポイントによって提供されるGPS速度測定機能方法は、端末のGPS速度測定機能方法に類似している。GPSベースの速度測定方法は、多くの成熟した技術によってサポートされ、例えば、シングルポイント速度測定(single−point speed measurement)、ディファレンシャル速度測定(differential speed measurement)、及びロケーションディファレンシャルスムーズ速度測定(location differential smooth speed measurement)が適用されてもよく、本発明はこれらに限定されない。
図4は、本発明による、UEによって、GPSを使用して相対速度を計算する方法の一実施形態のフローチャートである。
ステップ401、GPS機能を有するUE及びアクセスポイントは、それぞれ、受信されたGPS信号に従って、自己速度測定(self−speed measurement)を実行する。
ステップ402、アクセスポイントは、イベントトリガ、又は適時トリガモード(timely trigger mode)に従って、アクセスポイントの速度が変化したかどうかを示す情報lVchangeと、特定の速度情報
Figure 2012527788

とを、UEにブロードキャストする。加えて、アクセスポイントは、アクセスポイント自体によって測定された加速度情報
Figure 2012527788

を、UEに、選択的にブロードキャストしてもよい。
ステップ403、UEは、アクセスポイントと共に予め定めた規則に従って、速度が変化したかどうかを示す情報lVchange、速度
Figure 2012527788

又は加速度
Figure 2012527788

を受信する。
ステップ404、UEは、局所的に測定されたUEの速度
Figure 2012527788

と、受信された、アクセスポイントの速度情報
Figure 2012527788

とに従って、現在のUEとアクセスポイントとの間の相対速度
Figure 2012527788

を計算する。
ステップ405、UEが、アクセスポイントの加速度情報
Figure 2012527788

を取得した場合、UEは、加速度情報に従って、将来の時点Δtにおける相対速度
Figure 2012527788

を予測してもよい。
本発明の一実施形態では、ステップ402において、lVchange=1は、速度が変化したことを示し、lVchange=0は、速度が変化していないことを示し、そして、lVchange=1の場合のみ、アクセスポイントは、速度及び加速度情報を、高速チャネル上でブロードキャストする。アクセスポイントは、また、lVchangeの値に関係なく、速度及び加速度情報を、低速チャネル上で、周期的にブロードキャストしてもよい。
本発明の一実施形態では、ステップ402において、アクセスポイントを初めて測定する場合、UEは、速度が変化したかどうかを示す情報lVchangeを受信する。情報lVchangeが、速度が変化したことを示す場合、端末は、速度
Figure 2012527788

及び加速度情報
Figure 2012527788

を、高速チャネル上で直ちに受信し、次に、速度
Figure 2012527788

及び加速度情報
Figure 2012527788

を保存し、それ以外の場合、端末は、速度
Figure 2012527788

及び加速度情報
Figure 2012527788

を、低速チャネル上で受信し、次に、速度
Figure 2012527788

及び加速度情報
Figure 2012527788

を保存する。
初めての受信の後、UEは、速度が変化したかどうかを示す情報lVchangeを周期的に受信し、速度が変化したことを情報が示す場合のみ、UEは、新たな速度及び新たな加速度情報を、高速チャネル上で再び受信する。
図5は、本発明による、UEの一実施形態の構成図である。UEは、計算ユニット501と、アクセスユニット502とを含む。
計算ユニット501は、UEと各アクセスポイントとの間の相対速度Vを計算するように構成される。
アクセスユニット502は、閾値V以下のVを有するアクセスポイントを、アクセスするために選択するように構成される。
上記の実施形態により、UEは、適切な相対速度を有するアクセスポイントを、アクセスするために選択することが可能であり、これにより、モバイルアクセスポイントのシナリオにおけるアクセス障害が減少する。
図6は、本発明による、UEの別の実施形態の概略構成図である。
この実施形態では、UEは、計算ユニット601と、アクセスユニット602とを含む。
計算ユニット601は、UEと各アクセスポイントとの間の相対速度Vを計算するように構成される。
アクセスユニット602は、閾値V以下のVを有するアクセスポイントを、アクセスするために選択するように構成される。
UEは、予め設定されたVを記憶するように構成された、メモリ603を更に含む。
本発明の一実施形態では、計算ユニット601は、各アクセスポイントによって送信された信号のドップラ周波数シフトを測定し、Vを取得するように更に構成される。
本発明の一実施形態では、UEは、UEの速度情報を、計算ユニット601に送信するように構成された、グローバルポジショニングシステム(GPS)ユニット604を更に含み、計算ユニット601は、UEのGPSユニットと、アクセスポイントのGPSユニットとによって収集された速度情報に従って、相対速度Vを計算するように更に構成される。
本発明の一実施形態では、UEとアクセスポイントとが非接続状態にある場合、UEと複数のアクセスポイントとの間の相対速度Vが、閾値V以下であるならば、アクセスユニット602は、複数のアクセスポイントから、最大の信号強度を有するアクセスポイントを、アクセスするために選択するように更に構成される。
本発明の一実施形態では、UEとアクセスポイントとが非接続状態にある場合、UEと全てのアクセスポイントとの間の相対速度Vが、全て閾値Vより大きいならば、アクセスユニット602は、最小のVを有するアクセスポイントを、アクセスするために選択するように更に構成される。
本発明の一実施形態では、UEは、UEとサービングアクセスポイントとが接続状態にある場合に、UEをハンドオーバするように構成された、ハンドオーバユニット605を更に含む。
本発明の一実施形態では、UEとサービングアクセスポイントとが接続状態にある、かつ、UEと、接続状態にあるサービングアクセスポイントとの間のVが、閾値Vより大きい場合、ハンドオーバユニット605は、接続状態にあるサービングアクセスポイントから、閾値V以下のVを有する隣接アクセスポイントに、UEをハンドオーバするように構成される。
本発明の一実施形態では、UEと複数の隣接アクセスポイントの各1つとの間の相対速度Vが、閾値V以下である場合、アクセスユニット602は、複数の隣接アクセスポイントから、最大の信号強度を有するアクセスポイントを選択するように構成され、ハンドオーバユニット605は、UEを、そのアクセスポイントにハンドオーバするように構成され、そして、UEと全てのアクセスポイントとの間の相対速度Vが、全て閾値Vより大きい場合、ハンドオーバユニット605は、遅延及びマージン法を使用することによって、UEをハンドオーバする。
本発明の一実施形態では、UEとサービングアクセスポイントとが接続状態にある、かつ、UEとサービングアクセスポイントとの間のVが、閾値V以下である場合、ハンドオーバユニット605は、遅延及びマージン法を使用することによって、UEをハンドオーバする。
本発明の一適用シナリオの一実施形態では、鉄道駅において、列車が10分間停車し、乗客は、プラットホーム上で待っている、又は、すでに列車に乗り込んでいる。乗客のうちの何人かは、列車に乗り、次に降り、そして再び乗ってもよい。モバイルアクセスポイントAP1が、列車上に設置されており、固定アクセスポイントAP2が、プラットホーム上に設置されている。
列車が発車する前に、UEは、地上アクセスポイント及びモバイルアクセスポイントによって送信されたブロードキャストメッセージを受信し、速度補助ハンドオーバ判定標準(speed auxiliary handover decision standard)が現在必要とされていること、及びV=5km/hであることを認識し、これにより、UEは、AP1及びAP2の計算を開始する。2つのアクセスポイントは移動しないため、UEは、実際には、信号強度に基づいた従来の判定方法を使用することによって、AP1又はAP2を、アクセスするために選択する。列車上のUEは、AP2を選択してもよく、プラットホーム上のUEは、AP1を選択してもよい。
列車が発車した後、AP1にアクセスするプラットホーム上のUEは、UEとAP1との間の相対速度が、V>5km/hであることをすぐに計算し、直ちに、AP1からAP2にハンドオーバされる。別の態様では、AP2にアクセスする列車上のUEは、UE自体とAP2との間の相対速度が、V>5km/hであることをすぐに計算し、直ちに、AP2からAP1にハンドオーバされる。
本発明の別の適用シナリオの一実施形態では、鉄道駅において、乗客がプラットホーム上で列車T1を待っており、列車T1が到着する前に、別の列車T2が通過する。モバイルAP1が、列車上に設置されており、固定AP2が、プラットホーム上に設置されている。
列車T2がプラットホームを通過する場合、列車T2上のUE1がアクセスポイントにアクセスしようとしており、そして、UE1は、列車上のAP1及びプラットホーム上のAP2の信号強度が、両方とも、アクセス要求を満たすことを検出してもよく、しかし同時に、UE1は、UE1とAP1との間の相対速度が、条件V<5km/hを満たし、UE1自体とAP2との間の相対速度が、条件を満たさないことを検出してもよく、これにより、UE1は、AP1を、アクセスするために選択する。
加えて、プラットホーム上のUE2がアクセスポイントにアクセスしようとしており、UE2は、列車上のAP1及びプラットホーム上のAP2の信号強度が、両方とも、アクセス要求を満たすことを検出してもよく、しかし同時に、UE2は、UE2とAP2との間の相対速度が、条件V<5km/hを満たし、UE2とAP1との間の相対速度が、条件を満たさないことを検出してもよく、これにより、UE2は、AP2を、アクセスするために選択する。
上記のシナリオの実施形態により、多数のUEがアクセスポイントにアクセスした後、モバイルアクセスポイントが、静的状態から移動を開始した場合、UEが、モバイルアクセスポイントから、適時にハンドオーバされることができず、地上アクセスポイントにアクセスする列車上のUEが、モバイルアクセスポイントに、適時にハンドオーバされることができない、という問題を解決することが可能である。加えて、地上UEが、通過する搬送手段上のモバイルアクセスポイントにアクセスすることが防止される。
本発明は、以下の有益な効果を有する。UEは、UEとアクセスポイントとの間の相対速度に従って、アクセスポイントにアクセスする。MRSが移動を開始した場合、地上端末は、MRSから、適時にハンドオーバされ、車載端末は、MRSに、適時にハンドオーバされる。地上端末が、移動しているMRSに、可能な限りアクセスせず、そして、移動の間、車載端末が、地上固定基地局、又はその他の隣接するMRSに、可能な限りアクセスしないことが確実にされる。密集したユーザを有する領域(例えば、プラットホーム)内で、全てのアクセスポイントが静的状態にある場合、ユーザ端末のピンポンハンドオーバが回避されることが確実にされる。
当業者は、本発明の実施形態による方法のステップの全て又は一部が、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実施されてもよいということを理解するであろう。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよい。プログラムが実行された場合、本発明の実施形態による方法のステップが実行される。記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、又はコンパクトディスク読み取り専用メモリなどの、プログラムコードを記憶することが可能な任意の媒体であってもよい。
本発明の目的、技術的解決法、及び利点について、上記で詳細に説明した。本発明について、いくつかの例示的実施形態を介して説明してきたが、本発明は、そのような実施形態に限定されない。本発明の精神及び原理から逸脱することなく行われる任意の修正、均等な置換、又は改善は、本発明の範囲内に入る。

Claims (15)

  1. ユーザ装置(UE)と複数のアクセスポイントのそれぞれとの間の相対速度Vを計算し、
    アクセスポイントを、アクセスするために選択することを含み、ここで、前記UEと前記アクセスポイントとの間の前記相対速度Vは、閾値V以下であること
    を特徴とする、UEが無線ネットワークにアクセスする方法。
  2. 前記UEと前記複数のアクセスポイントのそれぞれとの間の前記相対速度Vを計算することの前に、
    前記UEによって、各アクセスポイントのブロードキャスト情報を受信し、前記ブロードキャスト情報から、前記閾値を取得すること、又は、
    予め設定された値を、前記閾値として、前記UE内に記憶すること
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ブロードキャスト情報は、モバイルアクセスポイント、又は固定アクセスポイントによって送信され、あるいは、モバイルアクセスポイント、及び固定アクセスポイントによって共に送信される、請求項2に記載の方法。
  4. 各アクセスポイントは、各アクセスポイントカバレージ内の全ての前記UEの平均速度に従って、前記Vを計算する、請求項2に記載の方法。
  5. 前記UEと各アクセスポイントとの間の前記相対速度Vを計算することは、前記UEによって、各アクセスポイントによって送信された信号のドップラ周波数シフトを計算し、前記ドップラ周波数シフトに従って、前記Vを取得することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記UEと各アクセスポイントとの間の前記相対速度Vを計算することは、前記UEによって、前記UEのグローバルポジショニングシステム(GPS)によって収集された速度情報と、各アクセスポイントのGPSによって収集された速度情報とに従って、前記Vを計算することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記UEと複数のアクセスポイントの各1つとの間の前記Vが、前記閾値V以下である場合、前記UEは、前記複数のアクセスポイントから、最大の信号強度を有するアクセスポイントを、アクセスするために選択する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記UEと各アクセスポイントとの間の前記Vが、前記閾値Vより大きい場合、前記UEによって、最小のVを有するアクセスポイントを、アクセスするために選択する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記UEとサービングアクセスポイントとが接続状態にある、かつ、前記UEと前記サービングアクセスポイントとの間の前記Vが、前記閾値Vより大きい場合、前記UEによって、前記閾値V以下の前記Vを有する隣接アクセスポイントを、前記サービングアクセスポイントからハンドオーバするために選択する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記UEと各隣接アクセスポイントとの間の前記Vが、前記閾値V以下である場合、前記UEによって、複数の隣接アクセスポイントから、最大の信号強度を有するアクセスポイントを選択し、前記アクセスポイントにハンドオーバされ、前記UEと各アクセスポイントとの間の前記Vが、前記閾値Vより大きい場合、前記UEは、遅延及びマージン法を使用することによってハンドオーバされる、請求項9に記載の方法。
  11. 前記UEとサービングアクセスポイントとが接続状態にある、かつ、前記UEと前記サービングアクセスポイントとの間の前記Vが、前記閾値V以下である場合、前記UEは、遅延及びマージン法を使用することによってハンドオーバされる、請求項1に記載の方法。
  12. ユーザ装置(UE)と各アクセスポイントとの間の相対速度Vを計算するように構成された、計算ユニットと、
    前記UEとアクセスポイントとの間の前記Vが、閾値V以下である場合、前記アクセスポイントを、アクセスするために選択するように構成された、アクセスユニットと
    を備える、UE。
  13. 予め設定された値を、閾値Vとして記憶するように構成された、メモリ
    を更に備える、請求項12に記載のUE。
  14. 前記UEの速度情報を、前記計算ユニットに送信するように構成された、グローバルポジショニングシステム(GPS)ユニット
    を更に備え、ここで、前記計算ユニットは、前記UEの前記速度情報と、各アクセスポイントの速度情報とに従って、前記相対速度Vを計算するように更に構成される、請求項12に記載のUE。
  15. 前記UEとサービングアクセスポイントとが接続状態にある場合に、前記UEをハンドオーバするように構成された、ハンドオーバユニットを更に備える、請求項12に記載のUE。
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