JP2012525628A - Biosイメージマネージャ - Google Patents

Biosイメージマネージャ Download PDF

Info

Publication number
JP2012525628A
JP2012525628A JP2012508449A JP2012508449A JP2012525628A JP 2012525628 A JP2012525628 A JP 2012525628A JP 2012508449 A JP2012508449 A JP 2012508449A JP 2012508449 A JP2012508449 A JP 2012508449A JP 2012525628 A JP2012525628 A JP 2012525628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bios
image
current
manager
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012508449A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5367159B2 (ja
Inventor
ランドリー,ジョン
モンドシャイン,ジェームス,ルーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hewlett Packard Development Co LP
Original Assignee
Hewlett Packard Development Co LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Development Co LP filed Critical Hewlett Packard Development Co LP
Publication of JP2012525628A publication Critical patent/JP2012525628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5367159B2 publication Critical patent/JP5367159B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/65Updates
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/445Program loading or initiating

Abstract

基本入出力システム(BIOS)イメージを管理するためのマシン及び方法が本発明に関して開示されている。BIOSの更新、ロールバック、及び/または、復元を実行するときに、該BIOSを別のBIOSに置換するのが望ましい。本発明のBIOSマネージャは、マシンがアクセスできるBIOSイメージを、現在のもの、以前のもの、及び/または、破損しているといったそれらの状態に基づいて分類する。BIOSマネージャは、BIOSイメージを選択し、選択したBIOSイメージで現在のBIOSを書き換え、現在のBIOSが置換されたときに該BIOSイメージの分類を更新する。

Description

BIOS(バイオス)は、マシン(たとえばコンピュータ)用の基本入出力システムである。BIOSは、マシンのハードウェアコンポーネント及びオペレーティングシステムを初期化及び制御する。BIOSの更新、ロールバック、及び/または復旧を実行するときは、BIOSを別のBIOSで置換することが望ましい。
開示されている実施形態の種々の特徴及び利点は、それらの実施形態の特徴を共に例示している以下の詳細な説明及び添付の図面から明らかになろう。
本発明の1実施形態にしたがうBIOSマネージャによって管理されるBIOSイメージを有するマシンを示す。 現在のBIOSが本発明の1実施形態にしたがって置換されたときに、どのようにBIOSイメージが分類されるかを示す流れ図であり、この例では、少なくとも2つのBIOSイメージの分類が更新されている。 マシンの現在のBIOSが本発明の1実施形態にしたがって置換されたときのBIOSデータベースのリスト、BIOSイメージの分類の更新、及び、そのときに書き込まれるBIOSログを示す。 本発明の1実施形態にしたがう内蔵型のBIOSマネージャを有するマシン、及び、該1実施形態にしたがう該マシンによってアクセスされるリムーバブルメディア(取り外し可能媒体)に格納されているBIOSマネージャを示す。 本発明の1実施形態にしたがうBIOSイメージ管理の方法を示すフローチャートである。 本発明の別の実施形態にしたがうBIOSイメージ管理の方法を示すフローチャートである。
図1は、本発明の1実施形態にしたがうBIOSマネージャ110によって管理されるBIOSイメージ130を有するマシン(たとえばコンピュータ)100を示す。1実施形態では、マシン100は、BIOSイメージを使用するデスクトップ機、ラップトップ機、サーバー、及び/または、任意の装置である。図1に示すように、マシン100は、プロセッサ120、BIOSマネージャ110、BIOSイメージ130、メモリ/記憶装置180、シグネチャ140、入力/出力装置150、ネットワークインターフェース160、及び、マシン100用の通信バス170、及び/または、マシン100の互いに通信する1以上のコンポーネントを備える。他の実施形態では、マシン100は、追加のコンポーネントを備え、及び/または、マシン100は、上記の及び図1に示されているコンポーネントに加えて、及び/または、それらのコンポーネントの代わりに、追加のコンポーネントに結合される。
図1に示すように、マシン100は、該マシン100に結合されたプロセッサ120を備える。プロセッサ120は、マシン100が現在のBIOS(以下、現BIOSという)として使用するBIOSイメージをロードする命令を実行する。現BIOSは、マシン100を起動し、マシン100のハードウェアコンポーネント及びオペレーティングシステムを初期化して制御する組み込みソフトウェアである。1実施形態では、現BIOSは、マシン100のメモリに組み込まれ、マシン100のオペレーティングシステムから分離されたパーティションもしくは専用のパーティションに格納される。マシン100がアクセスできるBIOSイメージ130の1つが、現BIOSとして使用される。
BIOSイメージ130は、マシン100の記憶装置180に格納される。記憶装置180を該マシンに含めることができ、及び/または、記憶装置180を外部に設けてマシン100が該装置180にアクセスできるようすることができる。1実施形態では、BIOSイメージ130は、UEFIパーティションなどの、記憶装置180の単独のパーティションに格納される。BIOSイメージ130は、UEFIパーティションに書き込まれて該パーティションに格納される。他の実施形態では、BIOSイメージ130は、マシン100のオペレーティングシステム上のあるアプリケーションまたはBIOSマネージャ110によってネットワークインターフェース160もしくは入力/出力装置150を用いて、別の場所から記憶装置180にダウンロードされる。ネットワークインターフェース160を、有線ネットワークインターフェースカードまたは無線ネットワークインターフェースカードとすることができる。さらに、1実施形態では、入力/出力装置150を、USBドライブまたは赤外線装置とすることができる。
BIOSイメージ130は、オペレーティングシステム上で動作するあるアプリケーションによって記憶装置180に書き込まれる。該アプリケーションを、オペレーティングシステムと同じパーティションに格納されているソフトウェアアプリケーションとすることができ、及び、該オペレーティングシステムによって実行することができる。さらに、該アプリケーションを、マシン100のBIOSマネージャとは別個のソフトウェアアプリケーションとすることができる。
上記のように、BIOSイメージ130は、BIOSマネージャ110によって管理される。BIOSマネージャ110は、マシン100がアクセスできるBIOSイメージ130を分類する。1実施形態では、BIOSマネージャ110は、マシン100に組み込まれたファームウェアである。他の実施形態では、BIOSマネージャ110は、マシン100のROMに格納されているか、もしくはマシン100がアクセスできる記憶装置180に格納されているソフトウェアアプリケーションであり、または、BIOSマネージャ110は、別の場所からマシン100が読み取ることができ、かつアクセスできるコンピュータ読み取り可能媒体に格納される。さらに他の実施形態では、BIOSマネージャ110は、ローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワーク(広域ネットワーク)を介して結合されたサーバーに格納されるか、または、該サーバーを通じてアクセスされる。BIOSマネージャ110は、マシン100に含まれているかまたはマシン100に取り付けられている通信バス170を介して、マシン100に物理的に結合されているかまたは無線で結合される装置及び/またはコンポーネントと通信する。1実施形態では、通信バス170をメモリバスとすることができる。他の実施形態では、通信バス170をデータバスとすることができる。
BIOSマネージャ110はBIOSイメージ130を分類する。1実施形態では、BIOSマネージャは、BIOSイメージ130のヘッダー(図2)を用いて、BIOSイメージ130を分類する。あるいは、BIOSマネージャ110は、BIOSデータベース(図3)を用いてBIOSイメージ130を分類する。1実施形態では、マシン100がアクセスできるBIOSイメージ130は、現在の状態、デフォルトの状態、以前の状態、新しい状態、及び/または、破損状態のうちの1つに分類される。
BIOSイメージ130に付与される分類は、「現在」(BIOSイメージは、現在、マシン100を動作させているアクティブ(または有効)なBIOSイメージとして使用されている)や「破損」(BIOSイメージは正常に動作していないと判定されている)などの対応するBIOSイメージの状態及び/または安定性に基づく。さらに、分類は、作成日に基づいて付与され、この場合、「現在」として分類されたBIOSイメージの作成日を基準として用いて、「以前」(作成日が現BIOSの前)、「新しい」(作成日が現BIOSの後)、または「デフォルト」(マシン100のアクティブなもしくは有効なBIOSとして使用された最初のBIOSイメージ)などが付与される。マシン100がアクセスできる1以上のBIOSイメージ130を分類するときに、上記のものに加えて、及び/または、上記のものの代わりに、追加の要因及び考慮事項が使用され、及び考慮される。
さらに、他の実施形態では、マシン100がアクセスできるBIOSイメージ130は、「安定している」、「最後に使用されたものである」、及び/または、「マシン100の特定のコンポーネントで使用されるものとして特定されたもの」にさらに分類される。上記のものに加えて、及び/または、上記のものの代わりに、他の分類がBIOSイメージ130に付与される。1実施形態では、BIOSイメージ130のうちの1以上のBIOSイメージが複数の分類を含む。
BIOSマネージャ110は、BIOSイメージ130の分類に基づいて、BIOSイメージ130からあるBIOSイメージを選択して、(該選択されたBIOSイメージで)マシン100を動作させている現BIOSを置き換える。BIOSマネージャ110は、現BIOSを置き換えるか否かを決定する際に、先ず、現BIOSにマークされている(たとえば何らかの印が付されている)1以上のフラグがあるか否かを調べるために現BIOSを検査する。BIOSマネージャ110は、マシン100が起動して(または電源が投入されて)、現BIOSをロードしているとき(またはロードした)ときにこの検査を実施する。さらに、BIOSマネージャ110は、現BIOSが破損していると判定されているときには(または、そのように判定されると)、現BIOSの置換を決定する。
1以上のフラグは、対応するBIOSイメージの異なる状態を表すために使用される該対応するBIOSイメージのインジケータ(指標)である。BIOSイメージ130は、対応するBIOSが現BIOSである時(たとえば、任意の時点で現BIOSであるか否か)を表し、及び、更新、ロールバック、及び/または復旧(または復元)を実施するか否かを表す複数のフラグを含むことができる。他の実施形態では、フラグは、更新を行う場合、ロールバックを行う場合、及び/または、現BIOSが破損している(または破損した)ときに、対応するBIOSをいつ選択すべきかを示す。さらに他の実施形態では、フラグは、対応するBIOSイメージが、同じ分類の他のBIOSイメージ130よりも優先することを示すことができ、及び/または、更新、ロールバック、及び/もしくは、復元が成功した時点を示すことができる。フラグを、BIOSイメージ130の一部として格納することができ、及び、1または0でマークすることができる。さらに、フラグを、BIOSマネージャ110によって、または、オペレーティングシステムからのアプリケーション(もしくはオペレーティングシステム上で動作するアプリケーション)によってマークすることができる。
BIOSマネージャ110によって1以上のフラグを読み取って、現BIOSを置換するときにどの分類、及び/または、どのBIOSイメージを選択すべきかを決定する。1実施形態では、1以上のフラグは、マシン100上のオペレーティングシステムからのあるアプリケーションによってマークされた更新フラグである(該アプリケーションは、更新フラグをa1でマークする)。この結果、BIOSマネージャ110は、「新しい」という分類を持つBIOSイメージを探すためにBIOSイメージ130を調べる。さらに、1以上のフラグは、現BIOSを、「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージで置き換えるべきことを示すロールバックフラグまたは破損フラグである。この結果、現BIOSを置換するために利用されるBIOSイメージ130からのBIOSイメージの選択は、BIOSイメージ130の分類に基づく。
1実施形態では、BIOSマネージャ110は、更新フラグがマークされていると判定する。この場合、BIOSマネージャ110は、「新しい」に分類されているBIOSイメージを探すためにBIOSイメージ130を調べる。BIOSマネージャ110が「新しい」に分類されているBIOSイメージを見つけると、BIOSマネージャ110は、次に、「新しい」に分類されているBIOSイメージで現BIOSを置換することによって現BIOSを更新する。
別の実施形態では、BIOSマネージャ110は、現BIOSが破損していると判定する。BIOSイメージが正常に動作しないか、または、BIOSイメージがマシン100に正常にインストールされていない場合には、BIOSイメージは破損している。BIOSマネージャ110は、次に、「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージを探すためにBIOSイメージ130を検査する。BIOSマネージャ110が、「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージを見つけると、BIOSマネージャ110は、次に、破損していると判定された現BIOSを、「以前」または「デフォルト」に分類されている選択されたBIOSイメージに置き換える。
1実施形態では、BIOSマネージャ110が、「デフォルト」に分類されている1つのBIOSイメージと、「以前」に分類されている別のBIOSイメージ130を見つけた場合には、BIOSマネージャ110は、「デフォルト」に分類されているBIOSイメージを選択することができる。別の実施形態では、BIOSマネージャ110は、優先フラグを探すために「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージ130を検査することができる。「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージ130のどれかでも優先フラグを含んでいる場合には、BIOSマネージャ110は、優先フラグを有しているBIOSイメージを選択することができる。
BIOSマネージャ110は、「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージを選択する前に、(選択する)BIOSイメージが「破損」に追加的に分類されていないことをさらに調べる。該BIOSイメージが「破損」にも分類されている場合には、BIOSマネージャは、次に、「以前」または「デフォルト」に分類されている別のBIOSイメージを探して選択するための検査を行う。
さらに、他の実施形態では、BIOSマネージャ110は、ロールバックフラグが現BIOS中でマークされていることを判定する。この場合、BIOSマネージャ110は、破損していると判定された現BIOSから復旧する場合と同様に、「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージを探すためにBIOSイメージ130を検査する。BIOSマネージャ110が、「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージを見つけると、BIOSマネージャ110は、「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージに戻す。
上記の実施形態と同様に、BIOSマネージャ110が、「デフォルト」に分類されている1つのBIOSイメージと、「以前」に分類されている別のBIOSイメージ130を見つけた場合には、BIOSマネージャ110は、「デフォルト」に分類されているBIOSイメージを選択することができる。他の実施形態では、BIOSマネージャ110は、優先フラグを探すために「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージ130を検査することができる。「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージ130のどれかでも優先フラグを含んでいる場合には、BIOSマネージャ110は、優先フラグを有しているBIOSイメージを選択することができる。
さらに、BIOSマネージャ110は、現BIOSイメージを置換する前に、選択されたBIOSイメージが、マシン100のシグネチャ140に一致するバイナリーシグネチャを有するか否かを判定するために該選択されたBIOSイメージを検査する。マシン100のシグネチャ140は、対応するBIOSイメージが、マシン100に適合すること、及び/または、マシン100に対して安定であることを確かめるために利用される一連の2進数である。他の実施形態では、他の適切なシグネチャ140を使用することができる。シグネチャ140を記憶装置180に格納することができる。選択されたBIOSイメージのバイナリーシグネチャがマシン100に格納されているシグネチャ140に一致する場合には、BIOSマネージャ110は次に、現BIOSを選択されたBIOSイメージで書き換える(または上書きする)ことによって、現BIOSを該選択されたBIOSイメージに置き換える。シグネチャが一致しない場合には、BIOSマネージャ110は、一致するバイナリシグネチャを見つけて現BIOSを書き換えるまで、現BIOSを置換するために利用される別のBIOSイメージを探すためにBIOSイメージ130の調査を続行する。
現BIOSがBIOSイメージ130から選択されたBIOSイメージに置換されると、BIOSマネージャ110は、該選択されたBIOSイメージが現BIOSであると決定する。BIOSマネージャ110はさらに、現BIOSが破損しているか否かを判定する。現BIOSが破損している場合には、BIOSマネージャ110は、「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージに戻すことによって復旧することを試みる。BIOSマネージャ110が現BIOSは破損していないと判定すると、BIOSマネージャ110は次に、現BIOSの成功フラグをマークする。さらに、BIOSマネージャは、BIOSイメージ130のうちの少なくとも2つのBIOSイメージの分類を更新する。
BIOSマネージャ110は、BIOSイメージ130の分類を更新する際に、分類が更新されることになる対応するBIOSイメージ130のヘッダー(図2)を変更する。さらに、BIOSマネージャ110は、マシン100によってアクセスされる、BIOSイメージ130(の一覧)がリストされているBIOSデータベース(図3)中の対応するエントリーを更新する。BIOSマネージャ110は、BIOSイメージ130のうちの少なくとも2つのBIOSイメージの分類を更新する際に、「現在」及び「以前」に分類されているBIOSイメージを再分類する。さらに、BIOSマネージャ110は、現BIOSを置換するために選択されたBIOSイメージを「現在」に再分類する。1実施形態では、BIOSマネージャ110は、BIOSイメージ130のうちの少なくとも2つのBIOSイメージの分類を更新した後に、さらに、「破損」に分類されているBIOSイメージ130を削除する。さらに、BIOSマネージャ110は、破損しているBIOSイメージ130の予備のBIOSイメージ130を利用できる場合には、「破損」に分類されているBIOSイメージ130を置換することを試みる。
図2は、本発明の1実施形態にしたがって現BIOSが置換されるときの、BIOSイメージ210の分類状態、及び、BIOSイメージ210中の少なくとも2つの分類が更新される様子を示す流れ図である。上記のように、マシン200のBIOSマネージャは、該マシン200がアクセスできるBIOSイメージ210を分類する。さらに、上記のように、マシン200がアクセスできるBIOSイメージ210もまた、対応するBIOSイメージ210の分類を指定するように構成された対応するヘッダー220を含む。
1実施形態では、図2に示すように、ヘッダー220は、対応するBIOSイメージ210がアクセスされたときに自動的にアクセスされて読み出される個別のファイルである。他の実施形態では、ヘッダー220は、対応するBIOSイメージ210のファイル自体に含まれている。ヘッダー220は、対応するBIOSイメージ210の状態を表明もしくは特定するためにBIOSマネージャによって充填され、及び/または、書き込まれる。上記し、及び、図2に示しているように、BIOSイメージ210は、「新しい」、「現在」、「以前」、「デフォルト」、及び/または、「破損」に分類される。さらに、図2に示されているように、BIOSイメージ1は、最初は「新しい」に分類され、BIOSイメージ2は、最初は「現在」に分類されている。
次に、BIOSマネージャは、BIOSイメージ1のバイナリーシグネチャ230がマシン200に格納されているバイナリーシグネチャ230に一致する場合には、「現在」に分類されているBIOSイメージ2を、マシン200のBIOSイメージに置き換える。1実施形態では、図2に示されているように、さらに、「新しい」に分類されているBIOSイメージ1が、現BIOSであるBIOSイメージ2を置換するために選択される。この結果、現BIOSであるBIOSイメージ2が、「新しい」に分類されているBIOSイメージ1に置き換えられるので、BIOSマネージャは更新を実行することになる。BIOSマネージャは、現BIOSを書き換えた後、続いて、BIOSイメージ210のうちの少なくとも2つのBIOSの分類を更新する。
図2に示すように、BIOSマネージャは、BIOSイメージ210のうちの少なくとも2つのBIOSの分類を更新する際に、BIOS2のヘッダー220を「現在」から「以前」に書き換えることによってBIOSイメージ2を再分類し、及び、BIOS1のヘッダー220を「新しい」から「現在」に書き換えることによってBIOSイメージ1を再分類する。さらに、上記し、及び図2に示すように、BIOSマネージャは、以前は「現在」に分類されていたBIOSイメージを書き換えた後、続いて、現在のBIOSであるBIOSイメージ1の成功フラグ250をマークする。対応するBIOSイメージのヘッダー220と同様に、成功フラグ250は、現BIOSがアクセスされるときにアクセスされる個別のファイルである。他の実施形態では、成功フラグ250は現BIOSの一部である。上記のように、最初の現BIOSはBIOSイメージ1で置換されている。その結果、現時点ではBIOSイメージ1が現BIOSであり、BIOSイメージ1の成功フラグ250がマークされることになる。
BIOSマネージャがBIOSイメージ210のうちの少なくとも2つを再分類して、現BIOSの成功フラグ250をマークすると、BIOSマネージャはさらに、マシン200がアクセスできるBIOSイメージ210の分類をBIOSログ240に書き込む。いくつかの実施形態では、成功フラグ250は使用されない。1実施形態では、BIOSログ240は、マシン200がアクセスできるBIOSイメージ210をリストし、並びに、マシン200の現BIOSが置換された後のBIOSイメージ210の分類をリストしている、マシン200に格納されたドキュメント(文書)またはファイルである。さらに、マシン200において現BIOSが置換されると、BIOSログ240は更新され、及び/または、書き換えられる。
BIOSログ240は、マシン200がアクセスできる記憶装置に格納される。上記のように、記憶装置は、マシン200に結合されるかもしくは含まれる外部記憶装置もしくは内部記憶装置である。さらに、BIOSログ240は、BIOSイメージ210が格納されている記憶装置の1つのパーティションに格納される。さらに、BIOSログ240は、マシン200のオペレーティングシステムによってアクセスされる。オペレーティングシステムは、BIOSログ240にアクセスし、及び、マシン200がアクセスできるBIOSイメージ210、並びに、BIOSイメージ210の分類を識別する。BIOSログ240が存在せず、及び/または、BIOSログ240にアクセスできない場合には、オペレーティングシステムは、BIOSイメージ210が格納されている個別のパーティションにアクセスして、対応するBIOSイメージ210の分類を探す(または特定)するためにBIOSイメージ210のヘッダー220を検査する。
1実施形態では、オペレーティングシステムは、BIOSログ240にアクセスして、「破損」に分類されているBIOSイメージ210であるBIOSイメージ5及び6を特定する。別の実施形態では、オペレーティングシステムは、ヘッダー220を検査して、BIOSイメージ5及び6が、分類が「破損」であることを示すヘッダー220を有していることを特定する。オペレーティングシステムが「破損」に分類されているBIOSイメージ210を特定すると、オペレーティングシステムは、次に、破損しているBIOSイメージであるBIOSイメージ5及び6を削除する。代替的には、オペレーティングシステムは、破損しているBIOSイメージ5及び6を修復すること、及び/または、破損しているBIOSイメージを置換することを試みる。オペレーティングシステムは、復元ツールを利用して破損しているBIOSイメージを置換し、または、マシン200のネットワークインターフェースもしくは入力/出力装置を介して、「破損」に分類されているBIOSイメージ210の破損していないバージョンをダウンロードし、及び/または、該バージョンにアクセスすることによって破損しているBIOSイメージを置換する。
図3は、本発明の1実施形態にしたがって、あるマシンの現BIOSが置換されるときに、BIOSイメージ370の分類380をリストし(リストするとは、たとえば、対象項目を一覧表の形式で作成し、または、該一覧表を保持し、または、該一覧表を作成することを意味する)、及び更新するBIOSデータベース310、並びに、BIOSマネージャによって書き込まれるBIOSログ350を示す。図3に示すように、マシン300はBIOSデータベース310を備える。BIOSデータベース310は、マシン300がアクセスできるBIOSイメージ370、並びに、対応するBIOSイメージ370の分類380をリストしているデータベースである。1実施形態では、BIOSデータベース310は、BIOSイメージ370をリストし、及び、BIOSイメージ370を格納することができる。他の実施形態では、BIOSデータベース310は、BIOSイメージ370が格納されているメモリアドレスをリストしている。さらに、BIOSデータベース310は、BIOSデータベース310にリストされているBIOSイメージ370の分類フィールド380及びバイナリーシグネチャフィールド340を含む。さらに、図3に示すように、BIOSデータベース310はマシン300に格納される。他の実施形態では、BIOSデータベース310は、記憶装置320、または、マシン300がアクセスできる外部記憶装置330に格納される。
図3に示すように、BIOSデータベース310は、マシン300内の記憶装置320に結合される。1実施形態では、BIOSデータベース310は、マシン300が、BIOSイメージ1、2、3及び4を含む記憶装置320を備えていることを最初に確認する。BIOSデータベース310は、次に、記憶装置320にあるBIOSイメージ370をリストし、及び、記憶装置320にあるBIOSイメージ370の分類及びバイナリーシグネチャをリストする。1実施形態では、図3に示すように、BIOSデータベース310にリストされているBIOSイメージ370の分類は略記される。他の実施形態では、バイナリーコード、すなわち、2進数列を用いて、BIOSイメージ370を分類することができる。BIOSマネージャは、次に、外部記憶装置330がマシン300に結合されていることを検出し、及び、BIOSマネージャは、外部記憶装置330がBIOSイメージ5、6、7、及び8を含んでいることを確認する。BIOSマネージャは、次に、BIOSデータベース310がBIOSイメージ5、6、7、及び8を含むようにBIOSデータベース310を更新し、並びに、BIOSデータベース310内のそれらのBIOSイメージの分類及びバイナリーシグネチャを更新する。
1実施形態では、BIOSマネージャが、外部記憶装置330にBIOSイメージが格納されていることを検出すると、BIOSマネージャは、現BIOSを置換するBIOSイメージを選択するときに、外部記憶装置330にあるBIOSイメージ5、6、7、及び8に優先権(すなわち、高い優先順位)を与える。1実施形態では、上記のように、BIOSイメージは、マークされた優先フラグを含むことができる。BIOSマネージャは、マークされた優先フラグを持つBIOSイメージに優先権を与えることができる。別の実施形態では、さらに、BIOSデータベース310が、マシン300がアクセスできるBIOSイメージ370をリストすると、BIOSマネージャは、「新しい」に分類されているBIOSイメージ6で現BIOSを書き換える命令を実行する。1実施形態では、上記のように、外部記憶装置330がマシン300に取り付けられており、かつ、該外部記憶装置330がBIOSイメージ370を含んでいる場合には、現BIOSを置換するBIOSイメージを選択するときに、記憶装置320のBIOSイメージ370よりも高い優先順位が、該外部記憶装置330のBIOSイメージ370に与えられる。
図3に示すように、BIOSイメージ3と6はいずれも、BIOSデータベース310においてN(すなわち「新しい」)という分類を有しているが、BIOSイメージ6は外部記憶装置330に格納されているので、BIOSイメージ6に優先権が与えられる。さらに、BIOSイメージ6は、マークされた優先フラグを有することができる。上記のように、BIOSマネージャは、現BIOSを書き換える前に、BIOSデータベース310にリストされているBIOSイメージ3のバイナリーシグネチャを調べることによって、BIOSイメージ3のバイナリーシグネチャがマシン300に格納されているシグネチャ360に一致するか否かを確認する。1実施形態では、上記のように、シグネチャ360はバイナリーシグネチャである。さらに、シグネチャ360は、6桁の数字列である。図3に示すように、BIOSイメージ6のバイナリーシグネチャである001100は、マシン300に格納されているシグネチャ360である001100と一致している。BIOSマネージャは、BIOSイメージ6のバイナリーシグネチャが一致することを確認すると、現BIOSをBIOSイメージ6で書き換えて、BIOSデータベース310にリストされているBIOSイメージ370のうちの少なくとも2つの分類380を更新する。
図3に示すように、BIOSマネージャはさらに、BIOSデータベース110内のBIOSイメージ1及び6の分類、及び、対応する分類フィールドを更新する。BIOSデータベース310内のBIOSイメージ1の分類フィールドは、C(すなわち「現在」)からP(すなわち「以前」)に書き換えられる。さらに、BIOSデータベース310内のBIOSイメージ6の分類フィールドは、N(すなわち「新しい」)からC(すなわち「現在」)に書き換えられる。1実施形態では、BIOSマネージャはさらに、BIOSデータベース110のバイナリーシグネチャフィールド340を検査することによって、BIOSデータベース110にリストされているBIOSイメージ370のバイナリーシグネチャがマシン300中のシグネチャ360に一致するか否かを確認する。図3に示すように、BIOS4のバイナリーシグネチャフィールドは、そのシグネチャが111111であることを示している。この結果、BIOS4のバイナリーシグネチャは、マシン300のシグネチャ001100に一致しない。1実施形態では、BIOSマネージャは次に、BIOSイメージ4の分類をDe(すなわち「削除」)に変更する。別の実施形態では、BIOSマネージャは、BIOSデータベース310からBIOSイメージ4のリストを削除する。さらに、BIOSマネージャは、記憶装置320からBIOSイメージ4を削除する。
BIOSデータベース310が更新されると、BIOSマネージャは、BIOSデータベース310にリストされているBIOSイメージ370の参照、及び、BIOSデータベース310にリストされている対応するBIOSイメージ370の分類を、BIOSログ350に書き込む。図3に示すように、BIOSログ350は、BIOSイメージ1、2、3、4、5、6、7、及び8をリストしている。さらに、BIOSログ350は、BIOSイメージ370のうちの少なくとも2つの分類が更新された後に、BIOSイメージ370の分類をリストする。図3に示すように、BIOSログ350は、BIOSイメージ3がC(すなわち「現在」)に、BIOSイメージ1がP(すなわち「以前」)に、BIOSイメージ4がDe(すなわち「削除」)にそれぞれ再分類されたことを反映する。上記のように、BIOSログ350は、置換及び/または削除するBIOSイメージ370を識別するためにマシン300のオペレーティングシステムによってアクセスされることができる。
図4は、本発明の1実施形態にしたがう内蔵型のBIOSマネージャ410を備えるマシン400、及び、該1実施形態にしたがって該マシン400によってアクセスされるリムーバブルメディアに格納されているBIOSマネージャ410を示す。説明の便宜上、リムーバブルメディアは、該マシンによって使用されるか、もしくは、該マシンに関連して使用されるアプリケーションを含み、または該アプリケーションを格納し、または該アプリケーションをやりとりし、または該アプリケーションを伝送する任意の有形の装置である。1実施形態では、上記のように、BIOSマネージャ410は、マシン400の1以上のコンポーネントにROMとして組み込まれているファームウェアである。別の実施形態では、BIOSマネージャ410は、マシン400に結合されるハードディスク、コンパクトディスク、フラッシュディスク、ネットワークドライブ、または、他の任意の形態のコンピュータ読み取り可能媒体に格納されて、それらの媒体から(マシン400へと)アクセスされるソフトウェアアプリケーションである。
図5は、本発明の1実施形態にしたがうBIOSイメージ管理の方法を示すフローチャートである。図5の方法は、マシンがアクセスできる記憶装置、該記憶装置に格納されているBIOSイメージ、及び、該マシンにあるBIOSマネージャを使用する。他の実施形態では、図5の方法は、上記のもの並びに図1、2、3、及び4に示されているものに加えて、及び/または、それらの代わりに、追加のコンポーネント及び/または装置を使用する。
BIOSマネージャは最初に、マシンがアクセスできるBIOSイメージを分類する(500)。上記のように、BIOSイメージは、対応するBIOSイメージの状態及び/または安定性に基づいて分類される。いくつかの実施形態では、BIOSイメージは、該BIOSイメージの日付(たとえば作成日付)に基づいて分類される。1実施形態では、BIOSイメージは、「新しい」、「現在」、「破損」、「以前」、及び/または「デフォルト」に分類される。さらに、上記のように、BIOSマネージャは、該マシンがアクセスできる記憶装置に格納されているBIOSイメージにアクセスする。BIOSイメージが分類された後、BIOSマネージャは、BIOSイメージのうちの1つの分類に基づいて、現BIOSを置換するBIOSイメージのうちの1つを選択する(510)。上記のように、BIOSマネージャは、更新するときに「新しい」に分類されているBIOSイメージを選択する。さらに、BIOSマネージャは、以前のBIOSにロールバックするとき、または、破損していると判定された現BIOSから復旧するときに、「以前」及び/または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージを選択する。
BIOSイメージが選択されると、BIOSマネージャは、現BIOSを選択されたBIOSイメージで書き換える(520)。現BIOSが選択されたBIOSイメージで置換されると、BIOSマネージャは、現BIOSが置換されたときに、BIOSイメージのうちの少なくとも2つの分類を更新する(530)。1実施形態では、選択されたBIOSイメージが「デフォルト」の分類を有している場合には、BIOSマネージャは、「現在」に分類されているBIOSイメージの分類を、「現在」から「以前」に更新し、該選択されたBIOSイメージの分類を「デフォルト」から「現在」に更新する。
その後、このプロセスは終了するか、または、BIOSマネージャは、図5に示されている方法を繰り返すことによって該マシンの現BIOSが置換されるときに、BIOSイメージの分類の管理及び更新を続行する。1実施形態では、図5の方法は、図5に示されているステップに加えて、及び/または、それらのステップの代わりに、追加のステップを含む。
図6は、本発明の別の実施形態にしたがうBIOSイメージ管理の方法を示すフローチャートである。図6の方法は、マシンがアクセスできるBIOSイメージ、該マシンにあるデータベース、BIOSイメージを検証するためのシグネチャ、BIOSイメージの分類の変化を記録するBIOSログ、及び、BIOSマネージャを使用する。他の実施形態では、図6の方法は、上記のもの並びに図1、2、3、及び4に示されているものに加えて、及び/または、それらの代わりに、追加のコンポーネント及び/または装置を使用する。
図6に示されているように、BIOSマネージャは最初に、マシンがアクセスできるBIOSイメージを分類する(600)。BIOSイメージは、対応するBIOSイメージの状態及び/または安定性に基づいて分類される。1実施形態では、BIOSイメージには、「新しい」、「現在」、「破損」、「以前」、及び/または「デフォルト」からなるグループ中の少なくとも1つの分類が与えられる。他の実施形態では、BIOSイメージは、BIOSイメージの日付(たとえば作成日付)に基づいて分類される。上記のように、マシンがアクセスできるBIOSイメージは、BIOSデータベースにリストされ、及び、整理(または編成)される。さらに、BIOSイメージは、対応するBIOSイメージの分類をリストするように構成されているヘッダーを含む。BIOSイメージが分類された後、BIOSマネージャは、マシンの現BIOSを置換する要求がないか検査する(605)。上記のように、BIOSマネージャは、現BIOSを置換するか否かを検査及び/または決定する際に、現BIOSのフラグがマークされているか否か、または、現BIOSが破損しているか否かを判定する。
現BIOSがマークされた更新フラグを有している場合には、BIOSマネージャは次に、現BIOSを置換して、マシンを、「新しい」に分類されているBIOSイメージで更新する(610)。現BIOSがマークされた更新フラグを有していない場合には、BIOSマネージャはさらに、現BIOSが破損しているか否か、または、ロールバックが要求されているか否かを判定する。現BIOSが破損しているか、現BIOSがマークされたロールバックフラグを有している場合には、BIOSマネージャは次に、以前のBIOSイメージまたはデフォルトのBIOSイメージに戻す(620)。
1実施形態では、上記のようにさらに、BIOSマネージャは、現BIOSを置換するために使用されるBIOSイメージのシグネチャを調べる(625)。選択されたBIOSイメージのシグネチャが一致しない場合には、BIOSマネージャは、BIOSイメージの選択を却下して、更新の要求、ロールバックの要求、及び/または、破損(の判定)の要求がされているか否かの判定に戻る。BIOSマネージャが、現BIOSを置換するために一致するシグネチャを有するBIOSイメージを選択すると、BIOSマネージャは次に、現BIOSを置換して、「現在」に分類されている新しいBIOSイメージの成功フラグをマークする(630)。
さらに、BIOSマネージャは、現BIOSが置換されると、BIOSイメージのうちの少なくとも2つの分類を更新する(640)。1実施形態では、上記のように、現BIOSが破損していると判定された場合には、BIOSマネージャは、現BIOSの分類を「破損」に変更し、及び、その破損しているBIOSイメージを置換するために利用される選択されたBIOSイメージの分類を「現在」に変更する。さらに、BIOSマネージャは、現BIOSを置換して、少なくとも2つの分類を更新した後、マシンのBIOSイメージに対してなされた分類の更新の要約をBIOSログに記録する(650)。その後、このプロセスは終了するか、または、BIOSマネージャは、図6に示されている方法を繰り返すことによってBIOSイメージの管理を続行する。1実施形態では、図6の方法は、図6に示されているステップに加えて、及び/または、それらのステップの代わりに、追加のステップを含む。
マシンがアクセスできるBIOSイメージを分類して、マシンの現BIOSが更新され、及び/または、ロールバックされ、及び/または、回復(復旧)されたときに、BIOSイメージの分類を更新することによって、時間を節約し、安定性及び利便性を向上させることができる。さらに、現BIOSを置き換える前に選択されたBIOSイメージのシグネチャを検証し、該BIOSイメージ及び分類をBIOSログに書き込むことによって、安全性及びBIOSの安定性を向上させることができる。

Claims (15)

  1. BIOSイメージを管理するための方法であって、
    マシンがアクセスできるBIOSイメージを分類するステップと、
    前記BIOSイメージのうちの1つの分類に基づいて、前記BIOSイメージのうちの1つを選択して現BIOSを置換するステップと、
    前記現BIOSを前記選択されたBIOSイメージで書き換えるステップと、
    前記現BIOSが置換されたときに、前記BIOSイメージのうちの少なくとも2つの分類を更新するステップ
    を含む方法。
  2. BIOSイメージの各々が、対応するBIOSイメージの各々の分類を指定するように構成されたヘッダーを含む、請求項1の方法。
  3. 少なくとも1つのBIOSイメージの分類を更新するステップが、置換されたBIOSイメージを「以前」に再分類するステップと、前記BIOSイメージのうちの1つを「現在」に再分類するステップを含む、請求項1の方法。
  4. 前記現BIOSを置換する前に、識別されているバイナリーシグネチャを探すために前記BIOSイメージのうちの1つを検査するステップをさらに含む、請求項1の方法。
  5. 前記現BIOSを前記BIOSイメージのうちの1つで置換した後、前記BIOSイメージのうちの1つの成功フラグをマークするステップをさらに含む、請求項1の方法。
  6. 前記マシンがアクセスできるコンピュータ読み取り可能メモリに結合されたプロセッサと、
    前記マシンに格納されているBIOSイメージと、
    前記コンピュータ読み取り可能メモリから実行可能なBIOSマネージャであって、
    現BIOSを置換するステップと、
    前記BIOSイメージのうちの少なくとも2つのBIOSイメージの格納されている分類を変更するステップ
    を実行するように構成されたBIOSマネージャ
    を備え、
    前記現BIOSを置換するために使用される置換用BIOSイメージの選択が、該置換用BIOSイメージの分類に基づくことからなる、マシン。
  7. 各BIOS、及び、各BIOSの分類をリストするように構成されたBIOSデータベースをさらに備える、請求項6のマシン。
  8. 前記現BIOSが置換された後に、各BIOSイメージの分類をリストするBIOSログをさらに備える、請求項6のマシン。
  9. 前記BIOSマネージャは、外部記憶装置が前記マシンに結合されているときに、前記現BIOSを前記外部記憶装置からのBIOSイメージに置換するようにさらに構成されている、請求項6のマシン。
  10. 前記BIOSログは、該BIOSログによって「破損」に分類されているBIOSイメージを修復または置換するために、動作しているマシンまたはオペレーティングシステムによってアクセスされることができる、請求項8のマシン。
  11. コンピュータ読み取り可能媒体中のコンピュータ読み取り可能プログラムであって、
    マシンがアクセスできるBIOSイメージを分類するように構成されたBIOSマネージャを有し、
    前記BIOSマネージャはさらに、前記BIOSイメージのうちの1つの分類に基づいて、現BIOSを置換するBIOSイメージのうちの1つを選択するように構成され、
    前記BIOSマネージャはさらに、前記現BIOSを前記BIOSイメージのうちの1つで書き換えるように構成され、
    前記BIOSマネージャはさらに、前記現BIOSを置換した後に、前記BIOSイメージのうちの少なくとも2つを再分類するように構成される、コンピュータ読み取り可能プログラム。
  12. 前記BIOSマネージャはさらに、前記現BIOSがマークされた更新フラグを有しているときには、前記現BIOSを「新しい」に分類されているBIOSイメージに置換するように構成されている、請求項11のプログラム。
  13. 前記BIOSマネージャはさらに、前記現BIOSがマークされたロールバックフラグを有しているときには、「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージに戻すように構成されている、請求項11のプログラム。
  14. 前記BIOSマネージャはさらに、前記現BIOSまたは置換用BIOSイメージが破損していると判定されているときには、「以前」または「デフォルト」に分類されているBIOSイメージに戻すように構成されている、請求項11のプログラム。
  15. 前記BIOSマネージャはさらに、「破損」に分類されているBIOSイメージを削除または置換するように構成されている、請求項14のプログラム。
JP2012508449A 2009-04-29 2009-04-29 Biosイメージマネージャ Expired - Fee Related JP5367159B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2009/042164 WO2010126505A1 (en) 2009-04-29 2009-04-29 Bios image manager

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012525628A true JP2012525628A (ja) 2012-10-22
JP5367159B2 JP5367159B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=43032442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012508449A Expired - Fee Related JP5367159B2 (ja) 2009-04-29 2009-04-29 Biosイメージマネージャ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8850173B2 (ja)
JP (1) JP5367159B2 (ja)
KR (1) KR101546118B1 (ja)
CN (1) CN102422265B (ja)
BR (1) BRPI0924133B1 (ja)
DE (1) DE112009004563T5 (ja)
GB (1) GB2481772B (ja)
WO (1) WO2010126505A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015069315A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 アズビル株式会社 デバイス
JP2015153334A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 日本電気株式会社 情報処理装置、bios更新方法およびbios更新プログラム
JP2020126576A (ja) * 2019-01-31 2020-08-20 廣達電腦股▲ふん▼有限公司Quanta Computer Inc. Biosの復旧と更新の方法およびシステム

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110264279A1 (en) * 2010-04-23 2011-10-27 Poth Robert J HVAC control
US8930769B2 (en) * 2010-08-13 2015-01-06 International Business Machines Corporation Managing operating system deployment failure
JP5944017B2 (ja) * 2013-02-08 2016-07-05 三菱電機株式会社 情報処理装置およびプログラム
US20150363320A1 (en) * 2014-06-17 2015-12-17 Lsi Corporation Write back caching of boot disk in a uefi environment
US9846617B2 (en) 2015-05-07 2017-12-19 Dell Products, Lp System and method for self-healing basic input/output system boot image and secure recovery
US9798624B2 (en) * 2015-06-23 2017-10-24 Dell Products, L.P. Automated fault recovery
US10089105B2 (en) * 2015-11-23 2018-10-02 Dell Products L.P. Systems and methods for bios update optimization
US10146552B2 (en) * 2016-06-22 2018-12-04 International Business Machines Corporation Identification of bootable devices
CN107766102B (zh) * 2017-10-16 2020-10-23 环胜电子(深圳)有限公司 双基本输出入系统(bios)的开机方法及具有其的电子装置
CN108256355A (zh) * 2018-02-28 2018-07-06 郑州云海信息技术有限公司 一种带外刷新bios时验证bios完整性的方法及装置
TWI691836B (zh) * 2018-11-20 2020-04-21 神雲科技股份有限公司 基本輸入輸出系統的開機階段辨識方法
CN109657476A (zh) * 2018-12-14 2019-04-19 广东浪潮大数据研究有限公司 Bios复原文件可信性的验证方法及相关装置
US11392391B2 (en) * 2020-02-03 2022-07-19 Dell Products L.P. Selectively updating a bios image
US11640466B2 (en) * 2020-04-20 2023-05-02 Honeywell International Inc. Firmware for small MCU carrying a large set of features
US20220197746A1 (en) * 2020-12-18 2022-06-23 Advanced Micro Devices, Inc. Combination bios with a/b recovery
US20230065950A1 (en) * 2021-08-31 2023-03-02 Dell Products L.P. System and Method for Secure Application Domain on Bare Metal Information Handling System

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04167139A (ja) * 1990-10-31 1992-06-15 Nec Corp プログラムダウンロード方式
JPH11194934A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Canon Inc 情報処理方法及びその装置
JPH11306007A (ja) * 1998-04-24 1999-11-05 Nec Corp Bios書き換え方法及び方式
JP2000357093A (ja) * 1999-06-16 2000-12-26 Toshiba Corp コンピュータシステムおよび不揮発性メモリの書き換え方法
JP2007189332A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc ソフトウェア更新方法および移動端末装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6671768B1 (en) * 1999-11-01 2003-12-30 Apple Computer, Inc. System and method for providing dynamic configuration ROM using double image buffers for use with serial bus devices
US7073053B1 (en) * 2001-10-11 2006-07-04 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for a boot progression scheme for reliably initializing a system
TWI241522B (en) * 2001-12-14 2005-10-11 Mitac Technology Corp Computer equipment
CA2369228A1 (en) 2002-01-24 2003-07-24 Alcatel Canada Inc. System and method for managing configurable elements of devices in a network element and a network
US7143275B2 (en) * 2002-08-01 2006-11-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System firmware back-up using a BIOS-accessible pre-boot partition
US7337309B2 (en) * 2003-03-24 2008-02-26 Intel Corporation Secure online BIOS update schemes
JP4736370B2 (ja) 2004-07-27 2011-07-27 株式会社日立製作所 ホスティング環境構築方法および計算機システム
CN100390737C (zh) * 2005-01-25 2008-05-28 英业达股份有限公司 自动更新及备份bios的方法
US7676671B2 (en) * 2006-10-31 2010-03-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System for multi-profile boot selection of an embedded device
CN100501679C (zh) 2007-02-27 2009-06-17 华为技术有限公司 一种电子设备
CN101308470A (zh) 2007-05-17 2008-11-19 华硕电脑股份有限公司 主动恢复、备份及更新bios的电脑系统
US8122447B2 (en) 2007-07-31 2012-02-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Firmware installation

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04167139A (ja) * 1990-10-31 1992-06-15 Nec Corp プログラムダウンロード方式
JPH11194934A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Canon Inc 情報処理方法及びその装置
JPH11306007A (ja) * 1998-04-24 1999-11-05 Nec Corp Bios書き換え方法及び方式
JP2000357093A (ja) * 1999-06-16 2000-12-26 Toshiba Corp コンピュータシステムおよび不揮発性メモリの書き換え方法
JP2007189332A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc ソフトウェア更新方法および移動端末装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015069315A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 アズビル株式会社 デバイス
JP2015153334A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 日本電気株式会社 情報処理装置、bios更新方法およびbios更新プログラム
JP2020126576A (ja) * 2019-01-31 2020-08-20 廣達電腦股▲ふん▼有限公司Quanta Computer Inc. Biosの復旧と更新の方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
GB201118768D0 (en) 2011-12-14
US20120023322A1 (en) 2012-01-26
BRPI0924133A2 (pt) 2020-08-11
JP5367159B2 (ja) 2013-12-11
CN102422265B (zh) 2015-04-08
GB2481772B (en) 2014-06-25
KR20120027179A (ko) 2012-03-21
DE112009004563T5 (de) 2012-07-05
KR101546118B1 (ko) 2015-08-20
US8850173B2 (en) 2014-09-30
GB2481772A (en) 2012-01-04
BRPI0924133B1 (pt) 2021-09-28
WO2010126505A1 (en) 2010-11-04
CN102422265A (zh) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5367159B2 (ja) Biosイメージマネージャ
US8756458B2 (en) Mount-time reconciliation of data availability
JP2007012058A (ja) フラッシュ様媒体におけるトランザクションレコードを格納するファイルシステム
CN103729262B (zh) 操作系统热备份方法、装置及文件系统重构方法
JP2007012056A (ja) データ保全の先送りされた認証を有するファイルシステム
US9665496B2 (en) Non-volatile memory write mechanism
JP2007012054A (ja) ファイルシステム保全の最適化されたスタートアップ認証
JP2007012060A (ja) 逆階層構造を有するファイルシステム
WO2008026466A1 (fr) Système de fichiers
JP5335622B2 (ja) 設定情報データベースを管理するコンピュータ・プログラム
CN101019098A (zh) 格式化非易失性半导体存储器的文件存储装置、主机设备、方法,以及在非易失性半导体存储器中写数据的方法
US20140046902A1 (en) Method for a cloning process to enable cloning a larger System drive to a smaller system
CN106104463A (zh) 用于存储设备的故障安全操作的系统和方法
JP2014515858A (ja) 実行中の命令を再結合する方法および装置
JP4944033B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、実行バイナリイメージ作成装置、実行バイナリイメージ作成方法、実行バイナリイメージ作成プログラム、実行バイナリイメージ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、実行バイナリイメージ実行装置、実行バイナリイメージ実行方法、実行バイナリイメージ実行プログラム及び実行バイナリイメージ実行プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN106095612A (zh) 使用wal的数据库回滚
KR100858157B1 (ko) 맵 업데이트 시스템 및 방법, 방법 프로그램을 기록한저장매체, 사용자 단말기
CN108334275A (zh) 数据储存方法及其装置
JP2007323380A (ja) メモリ管理装置及びメモリ管理方法及びプログラム
JP4157575B2 (ja) ウエアレベリング可能なファイルシステム
JP3863479B2 (ja) Icカード
CN116643770A (zh) 固件分区升级方法、电子设备和存储介质
CN117215602A (zh) 驱动程序更新方法、装置、计算机设备和存储介质
JP4993005B2 (ja) ディスクシステム
TWI291636B (en) Basic input/output system information acquiring and editing method and system

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5367159

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees