JP2012524553A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 発泡体からなり、かつ、外壁を形成する管状弾性体（２）を有し、さらに、外表面（４）から内表面（５）に向かって内方に延在する複数の孔（３）を備え、これらの孔（３）が千鳥形に対称をなすように配置され、孔の形状がほぼひし形である、枕、クッション、マットレスなどに使用するための発泡体ばねであって、
   前記管状弾性体（２）がその表面（４）の限られた部分（１６）にのみ孔（３）を示すことと、
   前記限られた部分（１６）が、孔（３）を備えていない、かつ、発泡体ばね（１）の管状弾性体（２）の壁に長手方向の補強リブ（７）を形成する表面（４）の限られた部分（１８）と規則的に交互に配置されることとを特徴とする発泡体ばね。
2. 孔（３）を備えていない限られた部分（１８）および孔（３）を備える限られた部分（１６）が、いずれも前記管状弾性体（２）の頂部から底部まで長手方向Ｘ−Ｘ’に延在する、請求項１に記載の発泡体ばね。
3. 孔（３）を備えた部分（１６）の幅が、非拡張発泡体条片（８）上に画定される孔（３）を備えていない部分（１８）の幅と本質的に同じである、請求項２に記載の発泡体ばね。
4. 孔（３）が、互いに対して千鳥形であるだけでなく、孔（３）を備えていない部分（１８）によってこれらの部分から分離される隣接部分（１６）に形成される孔（３）に対しても千鳥形であることを特徴とする請求項１に記載の発泡体ばね。
5. 孔（３）を備えていない部分（１８）の外表面が、発泡体ばね（１）の軸方向の長さ（Ｌ）の一部または全体にわたって正弦波形状をなすことを特徴とする請求項４に記載の発泡体ばね。
6. 孔（３）を備えていない部分（１８）の数が４個〜１２個であることを特徴とする請求項１に記載の発泡体ばね。
7. 孔（３）を備えていない部分（１８）が、前記管状弾性体（２）の周囲に沿って、かつ、その長手方向の軸（Ｘ−Ｘ’）に沿って、等間隔に配置された複数の補強リブを形成することを特徴とする請求項１に記載の発泡体ばね。
8. 発泡体ばね（１）が、少なくとも１つの発泡体層（６）と、一連のスリット（１７）であって、１つの方向に延在し、かつ、スリット（１７）を含んでいない対応する領域（１８）によって取り囲まれた一連のスリット（１７）と、スリット（１７）の方向に延在している２つの対向する端部（１１〜１２）とを備えた条片（８）からなり、中空管状弾性体（２）を形成するために、条片（８）の湾曲によってスリット（１７）を横方向に伸長させることによって孔（３）をひし形に形成するために、および、非スロット領域（１８）を前記管状弾性体（２）の周囲に沿って等間隔に、かつ、その長手方向の軸線（Ｘ−Ｘ’）に沿って整列した補強リブ（７）とするために、条片（８）の対向する端部（１１〜１２）が曲げられて互いに近接し、かつ、一体に接着される、請求項１に記載の発泡体ばね。
9. 条片（８）のスリット（１７）が複数の断続平行線（１３）に沿って延在する、請求項８に記載の発泡体ばね。
10. 条片（８）のスリット（１７）が千鳥形パターンに従って配置され、隣接する線（１３）
    に沿ったスリット（１７）がそれらの長手方向（Ｘ−Ｘ’）に偏倚する、請求項８に記載の発泡体ばね。
11. 非スロット領域（１８）によって分離される２つの隣接する領域間の領域（１６）のスリット（１７）が、千鳥形パターンに従って配置され、隣接する線（１３）に沿ったスリット（１７）がそれらの長手方向（Ｘ−Ｘ’）に偏倚する、請求項８に記載の発泡体ばね。
12. 管状弾性体（２）を備えた、枕、マットレスなどに使用するための発泡体ばね（１）を製造する方法であって、
    発泡体層（６）の少なくとも１つの部分（１６）の長手方向（Ｘ−Ｘ’）に延在している平行線（１３）に沿って断続スリット（１７）を提供する工程と、
    スリット（１７）とスリット（１７）を備えていない発泡体層（６）の隣接部分（１８）とを規則的なパターンで交互に配置させる工程と、
    発泡体から横方向の条片（８）を切断する工程と、
    条片（８）の２つの対向する端部（１１〜１２）を互いに向かって曲げる工程と、
    管状弾性体（２）を形成するために２つの対向する端部（１１〜１２）を管状の形に固定する工程とからなり、管状弾性体（２）の長手方向の軸線（Ｘ−Ｘ’）の外側に、かつ、該軸線に沿って、スリット（１６）を備えた部分とスリットがない隣接部分（１８）が規則的に交互に配置され、スリットがない部分（１８）によって発泡体ばね（１）の管状弾性体（２）に補強リブ（７）が形成されることを特徴とする方法。