JP2012524438A - パケット交換プロバイダネットワークを介したクライアントデータの伝送方法 - Google Patents

パケット交換プロバイダネットワークを介したクライアントデータの伝送方法 Download PDF

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Abstract

障害からのより迅速な回復を可能にする、パケット交換プロバイダネットワークにおける冗長機構を提供するために、障害の場合に、代替パスを経由してプロバイダネットワークを通るパケット伝送をリルートする冗長機構が起動され、データプレーンプロトコルを使用して障害のあるパス沿いのネットワークノードにアドレス取消メッセージが送信されることを提案する。アドレス取消メッセージを受信するネットワークノードは、以前に学習したMACアドレスを消去する。

Description

本発明は、電気通信分野に関し、より詳細には、パケット交換プロバイダネットワークを介してクライアントデータの伝送を行う方法および関連装置に関する。
伝送ネットワークは、伝統的に時分割多重(TDM)技術に依存するが、近年、イーサネット(登録商標)トラフィックのようなパケットサービスのネイティブ伝送(native transport)を可能にする技術が開発されてきた。プロバイダネットワークを介したイーサネット伝送を可能にする技術は、プロバイダブリッジネットワーク(Provider Bridge Network、PBN)として知られており、プロバイダネットワークのイーサネットスイッチ装置は、プロバイダブリッジと呼ばれる。
イーサネットフレームは、MACアドレスと呼ばれる物理送信元アドレスおよび物理宛先アドレスを含み、この場合のMACは、媒体アクセス制御を表し、すなわちOSIモデルのデータリンクレイヤ2におけるアクセスを制御するためのプロトコルを表す。
基本的なイーサネット規格IEEE802.1は、MACアドレスの学習、すなわちラーニングブリッジを特徴付けるサービスを規定しており、このサービスでは受信したパケットの送信元MACアドレスおよびパケットが受信されたインタフェースは格納されて、以後このアドレスに向けられるパケットは、このアドレスが特定されるブリッジインタフェースにのみ転送可能になる。認識されていないアドレスに向けられたパケットは、パケットが受信されたインタフェースとは異なる他のすべてのブリッジインタフェースに転送される。この方式は、アタッチされたLANでトラフィックを最小にする助けとなる。
イーサネットブリッジ型ネットワークは、イーサネットフレームに付加されるVLANタグを使用して、同じ物理インフラストラクチャ上の様々な孤立したブロードキャストドメインを定義することができる。この技術は、伝送ネットワークにおいて様々な顧客からのトラフィックを分離するのに役立つ可能性がある。VLANタグはすでに顧客によって使用されることが可能であるので、IEEE802.1adで規定されるQ−in−Qと呼ばれる技術が、タグ付きパケットをタグ付けし、したがって「2重タグ付き(double−tagged)」フレームを作り出すことによって、VLANスペースを拡大する。C−VLANと呼ばれる第1のVLANタグは顧客のために利用でき、S−VLANと呼ばれる第2のVLANタグはサービスプロバイダによって付加される。VLANによるプロバイダブリッジネットワークは、4096のVLAN IDの制限を難点として有し、そのために大規模なバックボーンネットワークでの使用に対しては実用的でないものとなっている。
別の技術は、MAC−in−MACと呼ばれて、IEEE802.1ahで規定されているが、このレイヤ2の規模拡大の問題を巧みに回避し、コアスイッチおよびバックボーンスイッチが何十万ものMACアドレスを学習する必要をなくす。これは、プロバイダネットワークバックボーンのエッジノードでプロバイダのMACアドレスをイーサネットフレームに付加することによって実現される。
ネイティブなレイヤ2転送の代替技術は、仮想プライベートLANサービス(VPLS)として知られ、これはマルチプロトコルラベルスイッチング(Multi Protocol Label Switching、MPLS)技術を使用する。VPLSの基本的な定義要素は、仮想スイッチインスタンス(VSI)および擬似回線(PW)である。VSIは、「スプリットホライズン」の学習および転送を用いる仮想MACブリッジインスタンスである。スプリットホライズン転送とは、1つのPWから受信された未認識のMACアドレスが、他のどのPWにも転送されないことを意味する。これにより転送ループが回避される。このPWは、様々なノードでVSI間のトラフィックを伝送するために使用される。すべてのノードに到達できることを保証するためには、PWのフルメッシュ(full mesh)が必要とされる。
VPLSネットワークは、まずVPLSのPWをサポートするMPLSラベルスイッチドパス(LSP)のトンネルを定義することによって確立される。これは、IPベースのシグナリングプロトコルにより実現されることが可能である。ターゲットの宛先へのLSPの最短パスを選択するOpen Shortest Path First(OSPF)リンクステートプロトコルを使用して、まずパスが決定される。すべての参加VPLSプロバイダエッジ(PE)ノード間で、LSPの完全な双方向のメッシュが確立される必要がある。次いでラベル情報を配布するために、ラベル配布プロトコル(LDP)またはリソース予約プロトコル−トラフィックエンジニアリング(RSVP−TE)が使用される。次のステップでは、既存LSPの上にPWが確立される。これは、PWラベルを交換するためにLDP(IETF RFC4762)またはボーダーゲートウェイプロトコル(BGP)(IETF RFC4761)を使用して実現可能である。
伝送ネットワークは一般に、OSPF−TEおよびRSVP−TEなど、伝送用途のMPLS−TE制御プロトコルの拡張である、GMPLSプロトコル一式に基づく制御プレーンを有する。例えば、OSPF−TEは、最短パスの計算時に帯域幅の可用性を考慮に入れ、RSVP−TEは、帯域幅の予約を可能にする。
VPLSアーキテクチャは一般的であり、いかなる好適なパケット交換ネットワークでも利用できる。したがって、T−MPLS、MPLS−TP、およびPBB−TEのような他のトンネル機構に基づいたVPLS様手法を想定することが可能である。
VPLSの拡張は、階層型VPLS(H−VPLS)と呼ばれ、VPLSのスケーラビリティの問題に対処するように設計された。VPLSでは、すべてのプロバイダエッジ(PE)ノードがフルメッシュで相互接続されて、すべての宛先に到達することができることを保証している。H−VPLSでは、複数の顧客エッジ(CE)の接続を単一のPEに集める、マルチテナントユニット(MTU)と呼ばれる新しいタイプのノードが導入される。
ITU−T勧告 Y.1731
プロバイダネットワークは、一般にネットワークリソースのある程度の冗長性を提供し、ネットワークを通る経路に障害のある場合には、代替経路を介してパケットを交換することができる。しかしながら、MAC学習が適用されるとき、以前の経路沿いのプロバイダブリッジは、学習した以前のMACアドレスを相変わらず有し、したがって逆方向のパケットは、タイムアウトまたは再学習が起こるまで、以前の障害のある経路に沿って交換される。しかしながらこの挙動は、ネットワーク回復時間に悪影響を及ぼす。
したがって、パケット交換プロバイダネットワークにおける障害からより速い回復を可能にする方法および関連するネットワークノードを提供することが、本発明の目的である。
以下に示すこうした目的および他の目的は、障害の場合に、代替パスを経由するプロバイダネットワーク内のパケット伝送をリルートする冗長機構が起動され、データプレーンプロトコルを使用して障害のあるパスに沿ったネットワークノードにアドレス取消メッセージが送信されることで達成される。アドレス取消メッセージを受信するネットワークノードは、以前に学習したアドレスを消去(flush)する。必要に応じて、アドレス取消メッセージは、削除されるべきMACアドレスの明示的リストを含むことができる。
好ましい実施形態では、この解決法は、イーサネットOAMのような、既存のイーサネットデータプレーン機能を使用することに基づいて、MAC消去を実行するのに必要とされるメッセージを、トラフィックの迅速な回復のために適切な宛先に伝える。この解決法は、LDP(Label Distribution Protocol、ラベル配布プロトコル)のようなIPベースのシグナリングプロトコルを必要とせず、使用されるエッジ冗長機構のタイプに左右されない。
この実施形態では、この解決法はイーサネット交換ネットワーク(Ethernet switched networks)に対して定められるが、制御プレーンプロトコルなしで配備される、すなわち中央集中型ネットワークマネージャによって直接に管理される、VPLSネットワークまたはH−VPLSネットワーク(VPLS: Virtual Private LAN Service; H−VPLS: Hierarchical Virtual Private LAN service)に適用されることも可能である。
次に、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。
様々なクライアントデバイス間の双方向のイーサネットトラフィックを伝送する概略的なプロバイダネットワークを示す図である。 図1のネットワークにおける障害を示す図である。 障害の方向に転送されるパケットが失われることを示す図である。 図1のネットワークにおいて冗長パスによって伝送が回復されることを示す図である。 新しい標準のイーサネットOAMメッセージを使用したアドレス取消メッセージの第1の実施形態のフォーマットを示す図である。 ベンダ固有のOAMのPDUを使用したアドレス取消メッセージの代替フォーマットを示す図である。 図3または図4のMELフィールドで使用されるコーディングを示す表である。 新しい特殊なイーサネットプロトコルフレームを使用したアドレス取消メッセージの第2の実施形態のフォーマットを示す図である。 第3の実施形態における、VPLS技術を使用したイーサネット伝送を示す図である。 第3の実施形態における、冗長機構により顧客エッジノードのみでステータスの変更を検出できる場合の、障害時のメッセージフローを示す図である。 第3の実施形態における、ステータスの変更がプロバイダエッジノードで検出可能である場合のメッセージフローを示す図である。 第4の実施形態における、H−VPLS技術を使用したイーサネット伝送を示す図である。 第4の実施形態における、冗長機構によりユーザ−プロバイダエッジノードのみでステータスの変更を検出できる場合の、障害時のメッセージフローを示す図である。 第4の実施形態における、ステータスの変更がネットワークプロバイダエッジノードで検出可能である場合のメッセージフローを示す図である。 第5の実施形態における、プロバイダブリッジネットワーク技術を使用したイーサネット伝送を示す図である。 第5の実施形態における、冗長機構により顧客エッジノードのみでステータスの変更を検出できる場合の、障害時のメッセージフローを示す図である。 第5の実施形態における、ステータスの変更がプロバイダエッジノードで検出可能である場合のメッセージフローを示す図である。 顧客BPDUフレームの選択的トンネリングを使用するエッジ冗長機構の第1の例を示す図である。 プロバイダエッジノードが顧客STPに参加するエッジ冗長機構の第2の例を示す図である。 二地点間リンクで接続されたリング構成のネットワークトポロジを示す。
例示的プロバイダネットワークPNを図1に示す。この例では、顧客が2つの顧客ネットワークドメインCN1、CN2を有し、プロバイダネットワークPNを通じて顧客のネットワークドメインを相互接続したいと望んでいる。顧客ネットワークドメインCN1の中の顧客エッジ(CE)のノードN1は、2つの別々の接続を介して2つのプロバイダエッジ(PE)のブリッジノードN2、N3に接続される。この2重アクセスは、冗長性の目的にかなっている。詳細には、ノードN1、N2、およびN3の間で冗長機構がサポートされ、N1はN2またはN3とトラフィックを交換するようになる。この例では、N1とN2の間のパスは動作しているが、N1とN3の間のパスは停止している。
顧客ドメインCN2では、第1の顧客エッジノードN6がプロバイダエッジのブリッジノードN4と接続され、第2の顧客ノードN7が、プロバイダエッジのブリッジノードN5と接続されている。ネットワーク内部のプロバイダブリッジノードN8、N9、およびN10は、プロバイダエッジのブリッジノードN2、N3、N4、およびN5と相互接続している。顧客ネットワークドメインCN1とCN2との間のデータ伝送は、アクティブパスAPを通じて顧客エッジノードN1からプロバイダブリッジノードN2、N8、N10およびN4を介して顧客エッジノードN6へ交換される。
以下の実施形態では、PBNの場合のようにプロバイダブリッジネットワークPN内のすべてのプロバイダブリッジノードが顧客MACアドレスの学習および転送を行うか、あるいはVPLSおよびH−VPLSの場合のようにVPLSのPEノードだけがMACアドレスの学習を行う。上記のように、MACアドレスの学習は、ラーニングブリッジノードが、受信されたパケットの送信元MACアドレス、およびパケットが受信されたインタフェースを格納し、以後このアドレスに向けられるパケットは、このアドレスが特定されるブリッジインタフェースにのみ転送可能になるサービスである。
顧客ノードN1のMACアドレスはαであり、顧客ノードN6のMACアドレスはβであると仮定する。したがって、N1からN6へ送信されるパケットは、宛先アドレスとしてMACβを、送信元アドレスとしてMACαを含む。したがって、プロバイダエッジのブリッジノードNE2は、MACαがそのポートP21から入ってくることを学習し、プロバイダブリッジネットワークの他のすべてのプロバイダブリッジノードは、アクティブパスAPでN2に接続されたポートから入ってくるものとして学習する。
図2aは、N1とN2との間の作動中のイーサネットアクセスリンクに影響を及ぼす障害Fを示す。結果的動作として、冗長機構がすべてのトラフィックをN1とN3との間の予備リンクに移動させる。これは、図2bに示す。これ以降、送信元アドレスMACαを有するパケットは、N3ではポートP31に入ってくるものとして学習され、プロバイダネットワークPNの他のすべてのノードでは、N3に接続されたポートから入ってくるものとして学習されるはずである。明らかに、このポートは、少なくともいくつかのノードでは、以前のアクティブパスAP沿いの前のポートとは異なることになる。
いずれにしても、冗長機構の起動およびN2からN3への切り替えの後、送信元アドレスMACαを有するパケットが、プロバイダネットワークPNによって受信されなくなるまで、または顧客のMACアドレス学習を行うすべてのノードにおいてエージングタイムが切れるまで、プロバイダネットワークPNは、N6から来る、宛先アドレスMACαを有するパケットを、N2へ転送し続ける。一方N2は、冗長機構のスイッチ状態により、そのパケットを宛先ノードN1に配信することができない。ゆえにノードN2は、ノードN1へ向かうパケットに対して「ブラックホール」として動作する。この挙動は、実際のところ、ブラックホールの状態が以下のどちらかによって取り除かれるまで、プロバイダネットワークPNを介する通信が完全には回復されないため、ネットワークの回復時間に悪影響を与える:
− ノードN4によって送信元MACアドレスαを有するパケットが受信されること。この場合、N4がMACアドレスαを再学習し、N3へのパケット送信を開始し、N3はこのパケットを正しい顧客エッジノードN1にさらに転送する。しかしながら、このイベントの発生は統計に基づくものであり、長い時間がかかる可能性がある。
− MACアドレスαのフィルタリングエントリに関連するタイムアウトの期限がくること。この場合、N4はMACアドレスαをエージングし、N3を含むすべてのネットワークノードにパケットのフラッディングを始める。N3は、その後正しい顧客エッジノードN1にパケットを転送する。このタイムアウトもまた、長い時間がかかる可能性がある。例えばIEEE802.1dは、デフォルト値として300秒を推奨する。
プロバイダブリッジネットワークのようなイーサネット交換ネットワーク技術に関する標準において、この待ち時間の問題は現在のところ解決されていない。MPLSベースのVPLSネットワークについては、この問題はRFC4762(Virtual Private LAN Service(VPLS)Using Label Distribution Protocol(LDP)Signal、ラベル配布プロトコル(LDP)信号を用いた仮想プライベートLANサービス(VPLS))の中で対処されている。そこで提供される解決法は、MPLSベースのネットワークに制御プレーンシグナリングプロトコルとしてLDPを使用することに基づいており、VPLSプロバイダエッジノードが、エッジ冗長機構のステータスの変更を検出できると仮定する。しかしながら、イーサネットネットワークについては、同様の制御プレーンは使用できない。さらにはステータスの変更は、必ずしもプロバイダエッジノードに認識できるわけではない。
したがって本実施形態は、次の場合も含むために、顧客フレームのブラックホール問題の汎用的な解決法を定めることを意図する:
1.VPLSネットワークにおいて、エッジ冗長機構のステータスの変更がCEデバイスによってのみ検出され、PEデバイスによって検出されない場合。
2.VPLS/H−VPLSネットワークにおいて、VPLS/H−VPLSネットワーク要素が、擬似回線(PW)のセットアップおよび保守のための制御プレーンLDPシグナリングプロトコルに対応しない場合。
3.プロバイダブリッジ(PBBまたはPBB−TE)ネットワークにおける場合。
したがってこの実施形態は、プロバイダネットワークのためのブラックホール問題の解決法を提供し、この解決法は、トラフィックを迅速に回復するためにMAC消去を実行するためのメッセージを適切な宛先に伝えるために、イーサネットデータプレーン機能を使用することに基づくものである。この解決法は、プロバイダネットワークPNでMAC消去をトリガするアドレス取消メッセージ(AWM)のパケットを伝えるために、イーサネットデータプレーン機能を利用する。AWMパケットは、エッジ冗長プロトコルのステータスの変更を検出するイーサネット交換ノードによって生成される。このパケットは、顧客MACアドレスの学習および転送を行うすべてのイーサネット交換ノードで処理されるべきであり、プロバイダブリッジネットワークPN内でイーサネットアクティブトポロジに沿ってホップバイホップ(hop−by−hop)で転送されるべきである。
目的とする挙動を達成するためにAWMパケットをイーサネットデータプレーン内で搬送するための様々な代替機構について、以下に説明する。これらの例はすべて同じ高レベルの挙動を共有する。
第1の実施形態では、イーサネットOAM(Operation,Administration,and Maintenance、保守運用管理)機能が使用される。詳細には、アドレス取消メッセージの新しいイーサネットOAMプロトコルデータユニット(PDU)が定義される。AWMは、参照により本明細書に組み込まれるITU−T Y.1731に規定されるように、新しい標準のOAM PDUとして、またはベンダ固有のVSM OAM PDUとして定められることが可能である。新しい標準のOAM PDUの一例を図3に示す。ベンダ固有のOAM PDUの代替例を図4に示す。
図4では、AWM VSMメッセージサブタイプは、例えば0×01として選択されることが可能であって、OAM PDUのMAC取消しの目的を示す、ベンダ固有のOUIフィールドおよびSubOpCodeフィールドによって識別されることになる。AWMにはY.1731で規定されるマルチキャストDAクラス2が使用され、MAC消去を行う必要があるどのプロバイダブリッジノードでも処理されるようにする。マルチキャストDAクラス2の固有のアドレスは、AWMが送信されるMIP(Maintenance Entity Group Intermediate Point、保守エンティティグループ中間点)またはMEP(Maintenance Entity Group Edge Point、保守エンティティグループ端点)のMEL(MEL:MEG Level;MEG:Maintenance Entity Group)により選択される。
AWMパケットは、必要に応じて1つまたは複数のTLV要素(Type Length Value、タイプ、長さ、値)を含むことができる。上記の実施形態では、MACリストTLVと呼ばれるオプションのTLVが作成され、これは関連VPLSインスタンスのために消去されなければならないMACアドレスのみの固有のリストを提供する。MACリストのTLVは、削除されるべきMACアドレスのリストを示す、N×48バイトの長さを有するフィールドである。
上記の実施形態のコンテキスト内で様々なベンダ固有のOAM PDUを定めて使用できることを理解されたい。さらにITU−T Y.1731は、例えばベンダ固有のMCC OAM PDUなどベンダ固有の目的で様々な機構を規定することを理解されたい。Y.1731の今後のバージョンが、例えばベンダ固有のSCC OAM PDUなどベンダ固有の目的で他の機構を規定する可能性がある。こうしたベンダ固有のPDUのいずれかを使用することは、上記の実施形態のコンテキスト内で技術的に実現可能である。
イーサネットAMWフレームは、イーサネットAWM OAM PDUへのイーサネットカプセル化を適用することによって取得される。MAC宛先アドレスは、隣接ノードがフレームをAWMフレームとして識別し、これをローカルに処理できるようにすべきである。AWM OAMパケットのMAC宛先アドレスは、TIU−T Y.1731で規定される「マルチキャストクラス2 DA」、または(分かる場合は)隣接ポートのMACアドレスであることが可能である。MAC送信元アドレスは、AWMフレームを生成するMEPまたはMIPのMACアドレスである。
Y.1731は、OAM機能のタイプにより、2つのタイプのマルチキャストアドレスを定める:
− すべての監視端点(MEP)へ宛てられるOAMフレームのマルチキャストDAクラス1。
− すべての監視中間点(MIP)およびすべての監視端点(MEP)に宛てられるOAMフレームのマルチキャストDAクラス2。
本実施形態では、AWMがMAC消去を行う必要があるどのイーサネットノードでも処理されるように、マルチキャストDAクラス2を使用することが好ましい。マルチキャストDAクラス2は、AWMが送信されるMIP/MEPのMELにより選択される。マルチキャストDAクラス2のコーディングを図5の表に示している。最下位ニブルがOAM層のレベルを含み、あるイーサネットOAMパケットがこれを指すことに注意されたい。
プロバイダブリッジネットワークでは、特定のS−VLANにAWM OAM PDUが生成される場合、S−VLANタグがあることが可能であり、したがってその特定のS−VLANにMAC消去操作をトリガする。
ユーザネットワークインタフェース(UNI)のリンクでは、AWM OAM PDUは、セクションレベルで生成されることが可能であり、したがってそのUNIに関連するすべてのサービスインスタンス、S−VLANまたはVPLSインスタンスにMAC消去操作をトリガする。AWM OAMフレームはセクションレベルで生成され、一般には例えばセクションOAM PDUのようにタグ付きではない。
(H−)VPLSネットワークでは、AWM OAMフレームはタグ付けされず、擬似回線(PW)カプセル化される。したがってこれらは、フレームが受信された特定のPWと関連する(H−)VPLSインスタンスにMAC消去操作をトリガする。
OAMチャネルを使用してAWMメッセージを搬送すると、適切に定義された機構に依存して独自の拡張を実現するのに有利であるが、管理エンティティグループ(MEG)のネスティングが考慮される一般的な場合ではわずかにより複雑であるという欠点を有する。プロトコルルールに関するさらなる詳細について、以下にさらに説明する。
第2の実施形態では、AWMは特殊な新しいプロトコルとして定義される。詳細には、イーサネットフレームを通じてアドレス取消メッセージを搬送するための新しいEtherTypeが定義される。AWMフレームのフォーマットは、図6に示す。
AWMは、新しい標準EtherTypeとして、ベンダ固有のEtherTypeとして、またはベンダ固有のEtherTypeをSub−Typeと組み合わせたものとして、定義されることが可能である。このようなパケットを受信するときのイーサネット交換ノードは、EtherTypeまたは<EtherType,Sub−Type>フィールドによりこれをAWMとして処理する。
MAC宛先アドレスは、隣接ノードがフレームをAWMフレームとして識別して、これをローカルで処理できるようにすべきである。様々な代替形態がある:
− すべてのプロバイダブリッジのMAC@
− 別の予約されたマルチキャストMACアドレス
− 独自のマルチキャストMACアドレス
標準的な解決法が展開される場合、最初の2つのオプション(すべてのプロバイダブリッジのMAC@または別の予約されたマルチキャストMACアドレス)がより適切であるが、これらは独自の解決法が使用される場合にも使用されることが可能である。
AWM専用のマルチキャストMACアドレス(例えば、独自のマルチキャストMACアドレス)を使用すると、以下に説明するように、高速転送オプションの実行を簡略化することができる。
MAC宛先アドレスはまた、(分かる場合は)隣接ポートのMACアドレスであることも可能である。MAC送信元アドレスは、AWMフレームを生成するポートのMACアドレスである。
プロバイダブリッジネットワークでは、特定のS−VLANでAWMメッセージが生成されてその特定のS−VLANでMAC消去操作をトリガする場合、S−VLANタグがあることが可能である。
UNIのリンクでは、AWMメッセージはタグ付けされずにそのUNIと関連するすべてのサービスインスタンス、S−VLANまたはVPLSインスタンスでMAC消去操作をトリガすることが可能である。
(H−)VPLSネットワークでは、AWMメッセージはタグ付けされず、PWカプセル化される。したがって、これは、フレームが受信されたPWと関連する(H−)VPLSインスタンスでMAC消去操作をトリガする。オプションのMACリストTLVは、第1の実施形態と同様である。
次には、上記の実施形態におけるMAC消去操作の実行を改善する一般的なルールについて説明する。
エッジ冗長機構が顧客エッジ(CE)でのみステータスの変更を検出できる場合、CEは、このCEと関連するすべてのサービスインスタンスでMAC消去をトリガするための1つのタグなしAWMパケット、またはエッジ冗長プロテクションスイッチによって影響を受ける各イーサネット仮想回線(EVC)用の1つのC−VLANタグ付きAWMパケットを生成しなければならない。C−VLANバンドリングの場合、AWMは、監視C−VLANでのみ生成される。逆に、エッジ冗長機構がプロバイダエッジ(PE)で検出される場合、PEは、エッジ冗長プロテクションスイッチによって影響を受けるサービスレイヤ((H−)VPLSまたはS−VLAN)でAWMパケットを生成する。
C−VLANタグ付きAWMを受信後のすべてのエッジノード(PEBまたはU−PE)は、C−VLANがマップされたサービスレイヤ((H−)VPLSまたはS−VLAN)で学習されたフィルタリングデータベースのMACエントリをすべて削除する。OAM解決法が使用される場合、AWMはC−VLANレベルでMIPによってインターセプトされる。特定の目的の解決法が使用される場合、AWMは、AWMフレームのMAC DAゆえにインターセプトされる。
タグなしAWMを受信後のすべてのエッジノード(PEBまたはU−PE)は、AWMが受信されたUNIリンクと関連する各サービスレイヤ(VPLSまたはS−VLAN)で学習したフィルタリングデータベースのMACエントリをすべて削除する。OAM解決法が使用される場合、セクションMEPによってAWMがインターセプトされる。特定の目的の解決法が使用される場合、AWMは、AWMフレームのMAC DAゆえにインターセプトされる。
プロバイダエッジブリッジ(PEB)は、特定のS−VLANでMAC消去操作を行った後、そのS−VLANのためにアクティブトポロジに沿ってAWMを生成する。OAM解決法が使用される場合、AWMのためにイネーブルされるアクティブトポロジに沿った各出口ポートで適切なS−VLANタグを有するAWMが生成される。MAC DAおよびMELは、隣接PBノードに位置するMIP/MEPのMELに従って各ポートに設定される。特定の目的の解決法が使用される場合、AWMのためにイネーブルされるアクティブトポロジに沿った各出口ポートで適切なS−VLANタグを有するAWMが生成される。
すべてのプロバイダブリッジノードは、S−VLANタグ付きAWMを受信後に、そのS−VLANで学習したフィルタリングデータベースのMACエントリをすべて削除する。
すべてのプロバイダブリッジノードは、特定のS−VLANにMAC消去操作を行った後、MAC消去操作をトリガしたAWMが受信されたポートを除く、そのS−VLANのアクティブトポロジに沿ってAWMを生成する。このプロセスは、PEBにおけるAWMの生成に対して定義された同じルールに従う。
VPLS PEまたはH−VPLS U−PEノードは、特定のVPLSインスタンスにMAC消去操作を行った後、そのVPLSと関連するすべての疑似回線(PW)でAWMを生成する。OAM解決法が使用される場合、AWMは、AWMのためにイネーブルされる各PW内でカプセル化されるタグなしイーサネットフレームとして生成される。MAC DAおよびMELは、隣接(H−)VPLS PEノードに位置するMIP/MEPのMELに従って各PWで設定される。特定の目的の解決法が使用される場合、AWMは、AWMのためにイネーブルされる各PW内でカプセル化されるタグなしイーサネットフレームとして生成される。
各(H−)VPLS PEノードは、PWからAWMを受信後に、そのPWと関連するVPLSインスタンスで学習したフィルタリングデータベースのMACエントリをすべて削除する。
各H−VPLS N−PEノードは、特定のVPLSインスタンスにMAC消去操作を行った後に、MAC消去操作をトリガしたAWMが受信されたPWを除くすべてのPWでAWMを生成し、スプリットホライズン(split−horizon)ルールを考慮してそのVPLSインスタンスと関連付けられる、すなわち、U−PEにおけるAWMの生成について定義された同じルールに従い、ハブPWからのAWMの受信は、どのハブPWにおいてもAWMの生成をトリガしない。
各エッジノード(U−PEまたはPEB)は、ユーザネットワークインタフェース(UNI)のインタフェースでAWMパケットを生成してはならない。各エッジノードは、プロバイダブリッジネットワークの場合は、単にネットワーク−ネットワークインタフェース(NNI)で、また(H−)VPLSネットワークの場合はハブPW/スポークPWで、AWMパケットを生成しなければならない。
この実施形態は、IPベースのシグナリングプロトコルを使用しないので、TCP(Transmission Control Protocol)のような重複またはデータ損失のないパケットの安全な配信を保証する配信機構を利用できない。ロバスト性のために、AWMが生成されなければならないとき、同じAWMパケットを3回、例えば3.33msの送信時間で送信することが提案される。受信では、同じ操作に関しては3つのOAM AWMパケットのうちの1つのみが、MACフィルタリングエントリのトリガとして使用されることが提案される。例えば、これは、同じサービスに別のAWMパケットがその前の10ms前に受信されていた場合は、あるサービスのために受信されたAWMパケットによるMACフィルタリングエントリの取消しをNEがトリガしないようにすることによって、またはMACフィルタリングエントリの取消しアクションを第1のAWMパケットが受信された後10ms遅らせることによって、実行されることが可能である。例外的に、3つのすべてのAWMパケットが失われた場合は、学習されたMACエントリの既存の有効期限(例えば300秒)が代替として機能することが可能である。
さらなる改善により、消去されるフィルタリングデータベースのエントリ数は、サービスインスタンスと関連するすべてのエントリではなく消去されなければならないエントリのみが削除されるという点で最適化される。この場合、AWMパケットは、必要に応じてMACリストTLVを含む。受信では、AWMパケットがMACリストTLVを含む場合、NEはリストにあるMACアドレス(そのサービスインスタンスのフィルタリングデータベースにある場合)のみを削除する。このTLVの使用はオプションである。
消去時間を最適化することも可能である。この場合、AWMパケットの転送は、その処理が完了する前に行われる。この高速転送のトリガは、新しい標準OAM PDUの場合はパケット<宛先MACアドレス、イーサタイプ(EtherType)、オペコード(Opcode)>、ベンダ固有のVSM PDUの場合はパケット<宛先MACアドレス、イーサタイプ、オペコード、OUI、サブオペコード(SubOpCode)>であり、新しい標準MAC取消プロトコルの場合はパケット<宛先MACアドレス、イーサタイプ>であり、または独自のMAC取消プロトコルの場合はパケット<宛先MACアドレス、イーサタイプ、サブタイプ(Sub−Type)>である。
独自のマルチキャストMAC DAを用いる独自の特定の目的の解決法、または専用の予備マルチキャストDAを用いる標準的な解決法が実行される場合、高速転送のトリガ条件は、標準的なイーサネット転送のようにただ1つのMAC DAフィールドのみに基づかれることが可能である。
プロバイダブリッジネットワークでは、プロバイダエッジブリッジ(PEB)およびプロバイダブリッジ(PB)ノードが、AWMメッセージを処理することができるノードにのみAWMメッセージを送信するために、アクティブトポロジ上のポートの設定可能なサブセットに沿ってAWMを生成する。このように、AWM機能をサポートするノードを含むサブネットワーク内に限られたトラフィックについてのみ、ブラックホール問題を解決することができる。
(H−)VPLSネットワークでは、プロバイダエッジ(PE)ノードが、AWMメッセージを処理することができるノードにのみAWMを送信するために、PWの設定可能なサブセットに沿ってAWMを生成する。イーサネットカプセル化されたAWMフレームに加えて、PEノードもまた、AWMを生成するように構成されていない動的設定のPWに対して、RFC4762で定義された「LDPアドレス取消メッセージ」を生成することができる。
IPベースのシグナリングプロトコルが利用できる場合でも、上記のデータプレーンによる解決法は、消去時間を最適化するのに好ましい可能性がある。
次には、異なる伝送技術におけるアドレス消去の実施形態について、より詳細に説明する。図7に示す第3の実施形態では、プロバイダネットワークはVPLS技術に依存する。図1および、図2aから図2cにあるように、第1の顧客エッジノードNE_1が、プロバイダネットワークPNを介して第2の顧客エッジ(CE)ノードNE_6に接続される。CEノードNE_1、NE_6は、イーサネットアクセスリンクを介してそれぞれプロバイダエッジ(PE)ノードNE_2、NE_4に接続される。3つの中間プロバイダノードNE_a、NE_b、およびNE_cを、例として図7に示す。MPLS LSPトンネルが、NE_aを介してNE_2とNE_bとの間に確立され、別のMPLS LSPトンネルが、NE_cを介してNE_bとNE_4との間に確立される。これらのMPLS LSPトンネルを通して、VPLSマルチセグメントの擬似回線MS−PWが、NE_2とNE_4との間に確立され、プロバイダネットワークを介して顧客の信号を伝達するためにVPLS PE(NE_2およびNE_4)上のVSI間の接続を行う。
図1のように、NE_1とNE_2および第3のPEノードNE_3(図7には示さず)との間のイーサネットアクセスリンクで冗長機構が実行される。NE_1のこの二重アクセスにより、障害の場合(図2a参照)にNE_3を介してトラフィックをリルートすることができる。
イーサネットVPLS層のイーサネット監視端点(MEP)は、PEノードNE_2、NE_4に構成され、これがVPLSサービスを開始し、終了する。C−VLANのためのイーサネット監視端点(MEP)は、CEノードに構成される。
図8は、冗長機構により、CE NE_1でのみステータスの変更を検出することができる場合のメッセージフローを示す。冗長機構のプロテクション切替えが行われると、NE_1は、障害のあるイーサネットアクセスリンクで学習されたすべてのフィルタリングデータベースのMACアドレスを削除し、新たに動作するイーサネットアクセスリンクでOAM AWMパケットをNE_3に送信する。このパケットは、C−VLANレベルで生成される。
NE_3がイーサネットアクセスリンクで、あるC−VLANのAWMを受信するとき、NE_3は、そのC−VLANがマップされるVPLSインスタンスで学習されたすべてのフィルタリングデータベースのMACアドレスを削除する。その後NE_3は、そのVPLSインスタンスのすべてのPWでAWMパケットを送信する。
この特定の場合には、NE_4が直接PWでAWMを受信し、その結果、対応するVPLSインスタンスで学習されたすべてのMACアドレスを削除する。NE_4は、AWMパケットをリモートUNIにさらに送信する必要はない。
図9に示す代替のシナリオでは、冗長機構により、PEノードにおける、すなわちNE_3ノードにおけるステータスの変更を検出することが可能になる。詳細には、冗長機構のプロテクション切替えが行われるとき、NE_3はアタッチされるアクセスリンクがアクティブになったことを検出する。したがって、NE_3は、そのリンクにサービスアクセスポイントを有するVPLSインスタンスで学習されたすべてのフィルタリングデータベースのMACアドレスを削除する。さらなるVPLSインスタンスがそのリンクにサービスアクセスポイントを有する場合、この手順はこれらのすべてに適用される。その後NE_3は、そのVPLSインスタンスのすべてのPWでOAM AWMパケットを送信する。NE_4がPWでAWMを受信し、したがってそのVPLSインスタンスで学習されたすべてのMACアドレスを削除する。NE_4は、AWMパケットをリモートUNIにさらに送信する必要はない。
図10は、第4の実施形態において、H−VPLS技術の場合のメッセージフローを示す。階層を取り入れることによって、H−VPLSの規模拡大の利点が得られ、それによってLSPのフルメッシュとすべての参加PE間のPWの必要性をなくす。階層は、ハブPWと呼ばれる、PEからPE PWのベースVPLSコアメッシュを、スポークPWと呼ばれるアクセスPWで増やし、2層階層のVPLSモデルを形成することによって実現される。
図10では、CEノードNE_Xが、イーサネットアクセスリンクを介してPEノードNE_1のUNIに接続される。NE_1とNE_2との間にスポークPWが実装される。NE_2とNE_4との間にハブPWがあり、中間ネットワークノードNE_a、NE_b、およびNE_cを越えて通じている。ハブPWは、NE_aを介したNE_2とNE_bとの間の第1のMPLS LSPトンネル、およびNE_cを介したNE_bとNE_4との間の第2のMPLS LSPトンネルを使用する。NE_4から、遠端PEノードNE_6までスポークPWがあり、NE_6はイーサネットアクセスリンクを介してNE_YへつながるUNIを有する。
イーサネットVPLS層のイーサネット監視端点(MEP)は、VPLSサービスを開始し、終了するユーザ−プロバイダエッジ(U−PE)ノード、すなわちNE_1およびNE_6上に構成される。イーサネットVPLS層のイーサネット監視中間点(MIP)は、VPLSサービスが通過するネットワーク−プロバイダエッジ(N−PE)ノード、すなわちNE_2およびNE_4上に構成される。さらに、C−VLANのイーサネット監視端点(MEP)は、CEノードNE_X、NE_Y上に構成される。
図11では、冗長機構によりU−PEノードNE_1、NE_6のみでステータスの変更を検出することが可能である状況と考える。スポークPWに障害がある場合、次の手順が行われる:冗長機構のプロテクション切替えが発生するとき、NE1が、そのPWで学習されたすべてのフィルタリングデータベースのMACアドレスを削除し、新しく動作するスポークPWでNE3までOAM AWMパケットを送信する。このパケットは、VPLSレベルで生成される。NE3がスポークPWでAWMを受信するとき、NE3は、そのPWが関連するVPLSインスタンスで学習されたすべてのフィルタリングデータベースのMACアドレスを削除する。その後NE3は、そのVPLSインスタンスのすべてのハブPWでAWMパケットを送信する。NE4がハブPWでAWMを受信するとき、NE4は対応するVPLSインスタンスで学習されたすべてのMACアドレスを削除する。どのスポークPWがNE4にアタッチされても、NE4はそのVPLSインスタンスのすべてのスポークPWでAWMパケットを送信すべきである。逆に、VPLSのスプリットホライズン機能によって他のどのハブPWでもAWMの転送が阻止される。
図12は、冗長機構によりN−PEノードNE_3、NE_4におけるステータスの変更を検出できる状況を示す。この場合、手順は次のようである:冗長機構のプロテクション切替えが発生するとき、NE3はアタッチされたスポークPWがアクティブになったことを検出する。したがってNE3は、そのPWが関連するVPLSインスタンスにおいて学習されたすべてのフィルタリングデータベースのMACアドレスを削除する。その後NE3は、そのVPLSインスタンスのすべてのハブPWでOAM AWMパケットを送信する。
NE4がハブPWでAWMを受信するとき、NE4は対応するVPLSインスタンスで学習されたすべてのMACアドレスを削除する。どのスポークPWがNE4にアタッチされても、すなわちこの場合NE6であるが、このNEは、そのVPLSインスタンスのすべてのスポークPWでAWMパケットを送信すべきであり、一方、他のどのハブPWでの転送もVPLSスプリットホライズン機能によって阻止される。
図13に示す第5の実施形態では、プロバイダネットワークは、プロバイダブリッジネットワーク(PBN)である。この実施形態では、2つのネストされたS−VLAN監視レベル、すなわち、UNIからUNIまでのS−VLANを監視するサービスプロバイダレベルの1つの監視レベルと、ネットワーク−オペレータレベルのもう1つの監視レベルを有するマルチドメインのプロバイダブリッジネットワークがある。この例は、同じノードにおいて同じS−VLANに複数のMEPおよびMIPがあるときの挙動を説明することができる。
図7に示すアーキテクチャと同様に、第1の顧客エッジノードNE_1が、プロバイダネットワークPBを介して第2の顧客エッジノードNE_6に接続される。CEノードNE_1、NE_6は、イーサネットアクセスリンクを介してそれぞれプロバイダエッジノードNE_2、NE_4に接続される。NE2とNE4との間に、4つの中間プロバイダノードNE_a、NE_b、NE_c、およびNE_dが存在する。
ネットワークノードNE_2、NE_a、およびNE_bは、第1のプロバイダドメインに属し、NE_2とNE_bとの間にレベルyのSVLAN MEGが存在する。さらに、ネットワークノードNE_c、NE_d、およびNE_4は、第2のプロバイダドメインに属し、NE_cとNE_4との間では同じレベルyまたは下位レベルz<xに、SVLAN MEGが存在する。さらに、x>yとして、NE_2とNE_4との間のレベルxにSVLAN MEGが存在する。
図13では、イーサネットS−VLAN層のイーサネット監視端点(MEP)が、PEB、NE2、NE4に構成され、これらがS−VLANサービスを開始し、終了する。レベルxのイーサネット監視中間点(MIP)もまた、プロバイダブリッジノード、2つのドメイン間の境界のNE_bおよびNE_cに構成される。第1のドメインを監視するために、MEPは、NE_2とNE_bのレベルyに構成され、MIPはNE_2とNE_aと、NE_bに構成される。第2のドメインを監視するために、MEPはNE_cおよびNE_4にレベルzで構成され、MIPはNE_c、NE_d、およびNE_4に構成される。さらに、C−VLAN層のイーサネット監視端点(MEP)は、CE NE_1、NE_6に構成される。
図14は、冗長機構によりCEノードNE_1、NE_6のみでステータスの変更を検出することができる場合のメッセージフローを示す。冗長機構のプロテクション切替えが生じるとき、NE_1は、障害のあるイーサネットアクセスリンクで学習されたすべてのフィルタリングデータベースのMACアドレスを削除し、新しく動作するイーサネットアクセスリンクでNE_3にOAM AWMパケットを送信する。このパケットは、C−VLANレベルで生成される。
NE_3が、あるC−VLANのAWMを受信するとき、NE_3は、そのC−VLANがマップされるS−VLANインスタンスで学習されたすべてのフィルタリングデータベースのMACアドレスを削除する。その後NE_3は、S−VLANインスタンスでAWMパケットを送信する。
OAM解決法が使用される場合、AWMは、NE_a上のMIPがパケットをインターセプトできるように、MEレベルyで送信される。NE_aもまた、MEレベルyでAWMを生成し、NE_b上のMIPがAWMをインターセプトできるようにする。NE_bは、AWMをMEレベルxで生成し、NE_c上のMIPがパケットをインターセプトできるようにする。逆に、特定の目的のメッセージ解決法が使用される場合、AWMパケットは、MEレベルアーキテクチャとは無関係に生成される。NE4は、AWMパケットをリモートUNIにさらに送信する必要はない。
図15は、冗長機構によりPEBがステータスの変更を検出できる場合のメッセージフローを示す。冗長機構のプロテクション切替えが発生するとき、新しいPEノードNE3はアタッチされたイーサネットアクセスリンクがアクティブになったことを検出する。したがってNE3は、そのリンクにサービスアクセスポイントを有するS−VLANインスタンスで学習されたすべてのフィルタリングデータベースのMACアドレスを削除する。さらに多くのS−VLANインスタンスがそのリンクにサービスアクセスポイントを有する場合、この手順はこれらのすべてに適用される。その後NE3はOAM AWMパケットを送信する。AWMを生成する手順は、前の場合と同じである。
次では、上記の実施形態で使用されることが可能である、いくつかの冗長機構について説明する。CEと2つの冗長PEノードとの間では、様々なエッジ冗長機構が可能であり、顧客BPDU(Bridge Protocol Data Unit)を、すなわちレイヤ2スパンニングツリープロトコル(Spanning Tree Protocol、STP)で一定構成のメッセージを選択的にトンネリングすること、顧客STPに参加することなどが含まれる。
前述のように、エッジ冗長機構の第1の例は、選択的トンネリングである。このエッジ冗長機構では、各PE、例えば図16のPE1は、CEから来る顧客BPDUフレームを認識し、これらを他のPE、例えばPE2へ選択的にトンネリングし、この他のPEはこれらをもとのCEへ転送する。
顧客BPDUフレームは、一方のUNIリンクから他方のUNIリンクへトランスペアレントに伝送される。図16には、CEによってPE1へ送信された同じ顧客BPDUが、PE2によってもとのCEへ配信されるという一例を示す。
顧客STPの視点から、プロバイダネットワークはLANセグメントとして見られ、2つのUNIは、同じLANセグメントに接続された2つのリンクである。CEノード内で実行中の顧客STPインスタンスは、指定ポートとして1つのUNI、例えばCEをPE1に接続しているUNIを、バックアップポートとして他のUNI、例えばCEをPE2に接続しているUNIを選ぶ。指定ポートと関連するUNIはアクティブUNIであり、他方のUNIはスタンバイUNIである。
CEとPE1との間のリンクが機能しなくなると、CEは顧客BDPUを認識しないことから問題を検出する。その結果、バックアップポートが新たな指定ポートになる。
同じE−LANに接続されたリモートサイト間にバックドアリンクがなく、したがってE−LAN全体に及ぶSTPを実行する必要がない場合に、かつこの場合に限り、この機構は機能することができることに注意されたい。
これは、CEのみがステータスの変更を検出するエッジ冗長機構の一例である。PEが顧客BPDUをトランスペアレントに転送するとき、PE2がCEとPE1との間のリンクの障害に気づく方法はない。
エッジ冗長機構のもう1つの例には、PEノードが顧客STPへ参加することが含まれる。このエッジ冗長機構では、各PEが、CEから来る顧客BPDUのフレームを認識し、IEEE802.1dで規定されるようにこれらを処理する。PEで実行中のSTPステートマシンによれば、PEはCEへの、または他のPEへの顧客BPDUを生成することもできる。
顧客BPDUフレームは、各ノードCE、PE1、およびPE2で処理され、IEEE802.1dで規定される手順に従って生成される。これは、図17では双方向矢印で概略的に示している。例えばCEによってPE1に送信された顧客BPDUが、PE1によって処理される。顧客STPの視点から、ネットワークトポロジは、二地点間リンクで接続されたリングCE、PE1、およびPE2で構成される、図18参照。
顧客STPは、PE1がルートポートとして選ばれ、PE1が以下を指定するように構成される:
− PE1に接続されたCEポートをルートポートとする。
− PE2に接続されたCEポートを代替ポートとする。
− PE1およびPE2上のUNIポートを指定ポートとする。
− PE2に接続されたPE1仮想ポートを指定ポートとする。
− PE1に接続されたPE2仮想ポートをルートポートとする。
CEとPE1との間のリンクが機能しなくなると、PE2に接続されたCEポートはその状態を代替ポートからルートポートへ変更する。トポロジ変更通知(Topology Change Notification、TCN)PBDUが、CEからPE2へ送信され、PE2にそのMACフィルタリングエントリを消去させ、ステータスの変更があったことを検出させる。
同じE−LANに接続されたリモートサイト間にバックドアリンクがなく、したがってE−LAN全体に及ぶSTPを実行する必要がない場合に限り、この機構は機能することができることに注意されたい。この機構はまた、CE、PE1、およびPE2のみがSTPインスタンスに参加している場合、迅速な回復時間を保証することができ、3つのノードを有するトポロジは、RSTPが障害から迅速に回復するのに理想的な事例である。
これは、PEがステータスの変更を検出することができるエッジ冗長機構の一例である。TCN BPDUを受信すると、上述の実施形態に従って、PE2をトリガしてMAC消去手順を開始することができる。
MC−LAG、G.8031イーサネットリニアプロテクションスイッチングを用いるデュアルフォーミングのような他のエッジ冗長機構もまた、上記の実施形態との関連において考えられる。
様々な上述の方法の諸ステップは、プログラムを組み込まれたコンピュータによって実行されることが可能であることを、当業者は容易に理解するであろう。本明細書では、いくつかの実施形態はまた、例えばデジタルデータ記憶媒体など、プログラム記憶装置を含むものとし、これはマシンまたはコンピュータ可読であって、命令のマシン実行可能もしくはコンピュータ実行可能プログラムをエンコードし、上記命令が上述の方法のステップの一部または全部を行う。プログラム記憶装置は、例えば、デジタルメモリ、磁気ディスクおよび磁気テープなどの磁気記憶媒体、ハードドライブ、または光学式可読デジタルデータ記憶媒体であることが可能である。諸実施形態はまた、上述の方法の上記諸ステップを実行するようにプログラムされたコンピュータを含むものとする。
説明および図面は、本発明の原理を示すにすぎない。したがって、本明細書には明示的に記載または表示していないが、本発明の原理を具体化し、本発明の趣旨と範囲内に含まれる様々な仕組みを当業者は考案することができるであろうと理解される。さらに、本明細書に列挙したあらゆる例は、原則として、本発明の原理および発明者によって当技術分野の促進をもたらされた概念を理解する際に読者の助けとなるように、教育上の目的のためにすぎないことを明確に意図しており、このような具体的に列挙した例および条件に限定しないものであると解釈されたい。さらに、本発明の原理、態様、および実施形態、ならびにその特定の例を列挙する本明細書中のあらゆる記載は、その均等物を包むものとする。

Claims (9)

  1. パケット交換プロバイダネットワークを介したクライアントデータの伝送方法であって、
    前記プロバイダネットワークを介する第1のパスに沿ってパケット伝送を行うステップと、
    前記第1のパス沿いの1つまたは複数のネットワークノードにおいて、同じ第1のパスに沿った逆方向のパケット伝送を可能にするためにアドレス学習を行うステップと、
    冗長機構を使用して冗長な第2のパスによって前記第1のパスをプロテクトするステップと、
    前記第1のパスで障害が生じる場合、前記冗長機構を起動して、前記第2のパスを経由して前記プロバイダネットワークを通るパケット伝送をリルートするステップと、
    前記冗長機構を起動した後に、データプレーンプロトコルを使用して、アドレス学習を行った前記1つまたは複数のネットワークノードに、アドレス取消メッセージを送信するステップと、
    前記アドレス取消メッセージを受信することに応答して、受信ネットワークノードで以前に学習したアドレスを消去するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記冗長機構がエッジ冗長機構である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記冗長機構のステータスの変更が、顧客エッジノードでのみ検出可能であり、前記顧客エッジノードが前記アドレス取消メッセージを生成し、アクセスリンクを介してこれをプロバイダエッジノードへ送信する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記冗長機構のステータスの変更が、プロバイダエッジノードで検出可能であり、前記プロバイダエッジノードが前記アドレス取消メッセージを生成し、これを遠端のプロバイダエッジノードへ送信する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記アドレス取消メッセージが、イーサネットプロトコルのフレームである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記イーサネットプロトコルのフレームが、イーサネットOAMメッセージの形態の前記アドレス取消メッセージを含む、請求項5に記載の方法。
  7. プロバイダエッジノードのみが、前記アドレス学習およびアドレス消去のステップを行う、請求項1に記載の方法。
  8. 前記プロバイダネットワークが、集中ネットワーク管理インスタンスによって直接管理される、請求項1に記載の方法。
  9. パケット交換プロバイダネットワークのネットワーク要素であって、前記プロバイダネットワークを通るパスに沿ってパケット伝送を行うための入出力インタフェースと、各パケットに含まれるアドレス情報に従ってパケットトラフィックを交換するためのパケット交換手段とを含み、前記パケット交換手段が、同じパスに沿った逆方向のパケット伝送を可能にするためにアドレス学習を行うように構成され、前記パケット交換手段がさらに、アドレス取消メッセージを含むデータプレーン制御メッセージを受信すると以前に学習したアドレスを消去するように構成された、ネットワーク要素。
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