JP2012519756A - オリゴマーが低減したポリ(トリメチレンテレフタレート)ペレット及びオリゴマーの低減を測定する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、オリゴマーが低減したポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットの製造およびPTTポリマーを熱源に供した時に生じるPTTポリマー中のオリゴマーの低減を測定する方法に関する。この低減は、ポリマー中のオリゴマーの低減に起因して、より低いポリマー吹出しを可能にする。

Description

本発明は、オリゴマーを低減させる方法およびポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーを熱源に供した時に生じるポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマー中のオリゴマーの低減を測定する方法に関する。この低減は、ポリマー中のオリゴマーの低減に起因して、生産物の低減した吹出しを可能にする。
「吹出し(blooming)」の現象はポリマー材料に関する共通の問題である。ポリマーに添加される不親和性材料は部品の表面に移行でき、よって「乳白化」または「曇り」を引き起こす。これらの欠陥は、材料の表面外観に悪影響を及ぼし、時には、材料の性能に影響を及ぼし得る。ポリエステル技術において、吹出しは、ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)のフィルムおよび繊維においてよく研究された現象である。PETの場合、乳白化は、添加剤からでなく、溶融重合プロセス中に直鎖状ポリマー鎖との平衡で存在する、段階重合中に生成する熱力学的副生物、一般に、環式オリゴマーからである。類似の現象は、溶融加工されたポリ(トリメチレンテレフタレート)(PTT)において存在することが知られている。多量の環式オリゴマーを含有するPTTの成形品は、高湿度、高温および長期の安定性試験中にオリゴマー乳白化を示す。
環式オリゴマーは、PTTの溶融重合プロセス中に平衡で存在し、主として環式二量体である。環式二量体は、PTTポリマー中で90%までの環式オリゴマーを含み、ポリマー+オリゴマーの全重量を基準にして約2.8重量%の量で一般に存在する。
環式オリゴマーは、PTT重合中、加工中、および射出成形品、服飾品の繊維、フィラメントおよびフィルムを含む最終使用用途において問題を引き起こす。環式オリゴマー濃度の低減は、ポリマーの幾つかの特性(例えば、表面の光沢および外観)を向上させることができよう。環式オリゴマー濃度の低下は、一般に、ポリマー生産に大いに影響を及ぼすことができようし、繊維紡糸中の拭き取りサイクルタイム、射出成形品のオリゴマー吹出しおよびフィルムの白化を延長することができよう。従って、オリゴマーが低減したPTTおよびオリゴマーの低減を測定する方法が必要とされている。
本発明は、ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットのオリゴマー含有率を低減させる方法であって、
a.ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットを一定時間にわたり熱源に供する工程と、
b.ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレット上で溶媒抽出手順を実施し、それによって、オリゴマーをポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットから抽出溶媒中に分離する工程と
を含む方法に関する。
本方法は、
c.オリゴマーを抽出溶媒から単離する工程と、
d.ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレット中のオリゴマーレベルが0.05〜2.2重量%である、オリゴマーレベルが低減したポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットを単離する工程と
をさらに含む。
本発明はさらに、ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーのオリゴマー含有率の低減を測定する方法であって、
a.ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーを一定時間にわたり熱源に供する工程と、
b.ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマー上で抽出手順を実施し、それによって、オリゴマーをポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーから抽出溶媒中に分離する工程と、
c.オリゴマーを抽出溶媒から単離する工程と、
d.ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーから抽出されたオリゴマーの量を測定する工程と
を含む方法に関する。
別段に定義されない限り、本明細書において用いられるすべての技術用語および科学用語は、本発明が属する当業者によって共通に理解されるのと同じ意味を有する。係争の場合、定義を含む本明細書が支配する。
明示的に注記された場合を除き、商標は大文字で示される。
別段に指定がない限り、すべての百分率、部、比などは重量による。
樹脂成分
上で示した通り、樹脂成分(および全体としての組成物)は、主たる量のポリ(トリメチレンテレフタレート)を含む。
本発明において用いるために適するポリ(トリメチレンテレフタレート)は当該技術分野において公知であり、1,3−プロパンジオールとテレフタル酸またはテレフタル酸同等物の重縮合によって好都合に製造される。
「テレフタル酸同等物」は、当業者によって一般に認められる通り、高分子グリコールおよびジオールとの反応において実質的にテレフタル酸に似て機能する化合物を意味する。本発明の目的のためのテレフタル酸同等物は、例えば、エステル(ジメチルテレフタレートなど)および酸ハロゲン化物(例えば、酸塩化物)および酸無水物などのエステル形成性誘導体を含む。
テレフタル酸およびテレフタル酸エステルは好ましく、より好ましくは、ジメチルエステルである。ポリ(トリメチレンテレフタレート)の製造方法は、例えば、米国特許第6,277,947号明細書、米国特許第6,326,456号明細書、米国特許第6,657,044号明細書、米国特許第6,353,062号明細書、米国特許第6,538,076号明細書、米国特許出願公開第2003/0220465A1号明細書および本出願と同一出願人による米国特許出願第11/638919号明細書(2006年12月14日出願、発明の名称「ポリ(トリメチレンテレフタレート)を製造するための連続法」)において論じられている。
ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマー樹脂組成物は、ポリ(トリメチレンテレフタレート)反復単位を含み、ペレット状またはフレーク状である。ポリマーペレットの典型的な寸法は、4mm×3mm×3mmであり、重量は3.0〜4.0g/100ペレットである。製造された初期ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーは2.5〜3.0重量%の環式オリゴマー組成を有し、その約90%は環式二量体である。ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットは、0.40〜1.2dL/gの初期固有粘度を有する。
低い環式オリゴマー含有率を有するポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマー樹脂を製造する特定の方法は、ペレット状またはフレーク状の初期ポリ(トリメチレンテレフタレート)樹脂組成物を提供する工程、および選択された時間にわたり比較的より高い温度(140℃超)にペレットまたはフレークを加熱し攪拌して、環式オリゴマー含有率がより低いレベルの高固有粘度ポリ(トリメチレンテレフタレート)樹脂ペレットを提供する工程から本質的になる。加熱温度は、加熱装置の設計および所望の最終固有粘度に応じて220℃ほどに高いことが可能である。本方法によって、ポリマーペレット中の環式オリゴマーを0.05重量%ほどに低いレベルに低減させることが可能である。約0.05%〜2.2%の低減したオリゴマーレベルのポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットを溶媒抽出法によって製造できることも実証されている。
ポリ(トリメチレンテレフタレート)を製造する際に用いるための1,3プロパンジオールは、石油化学源および生化学源から得ることが可能である。1,3プロパンジオールは、好ましくは、再生可能源(「生物由来の」1,3プロパンジオール)から生化学的に得られる。
特に好ましい1,3−プロパンジオール源は再生可能生物源を用いる発酵法を経由する。再生可能源からの出発材料の例示的な例として、トウモロコシ原料などの生物的で再生可能な資源から製造された原料を用いる1,3−プロパンジオール(PDO)に至る生化学経路が記載されている。例えば、グリセロールを1,3−プロパンジオールに転化できる菌株は、種クレブシエラ(Klebsiella)、種シトロバクター(Citrobacter)、種クロストリジウム(Clostridium)および種ラクトバシラス(Lactobacillus)の中に見られる。こうした技術は、前に援用された米国特許第5,633,362号明細書、米国特許第5,686,276号明細書および米国特許第5,821,092号明細書を含む幾つかの刊行物において開示されている。米国特許第5,821,092号明細書は、特に、組換え微生物を用いてグリセロールから1,3−プロパンジオールを生物生産する方法を開示している。本方法は、1,2−プロパンジオールに関する特異性を有する異種pduジオールデヒドラターゼ遺伝子で形質転換を起こさせた大腸菌(E.coli bacteria)を導入している。形質転換大腸菌(E.coli)は、炭素源としてグリセロールの存在下で増殖し、1,3−プロパンジオールは増殖培地から単離される。細菌と酵母の両方がグルコース(例えば、トウモロコシ糖)または他の炭水化物をグリセロールに転化できるので、これらの刊行物において開示された方法は、迅速で、安価で環境責任を果たす1,3−プロパンジオールモノマー源を提供する。
上で記載され参照された方法によって製造されたような生物誘導1,3−プロパンジオールは、1,3−プロパンジオールの生産のための原料を構成する、植物によって導入された大気二酸化炭素からの炭素を含有する。こういう点で、本発明の背景において用いるために好ましい生物誘導1,3−プロパンジオールは、再生可能な炭素のみを含有し、化石燃料系炭素も石油系炭素も含有しない。従って、生物誘導1,3−プロパンジオールを用いる再生可能な炭素に基づくポリ(トリメチレンテレフタレート)は、用いられる1,3−プロパンジオールが、逓減する化石燃料を枯渇させず、分解の際、植物が用いるための炭素をもう一度放出して大気に戻すので、環境により少ない影響を及ぼす。従って、本発明の組成物は、石油系ジオールを含む類似組成物よりも、より天然であるとして、および環境影響が少ないとして特徴付けることが可能である。
生物誘導1,3−プロパンジオールおよび生物誘導1,3−プロパンジオールに基づくポリトリメチレンテレフタレートは、二重炭素−同位体フィンガープリント法によって石油化学源または化石燃料炭素から生産された類似化合物から識別され得る。本方法は、有用にも、化学的に同じ材料を識別し、生物圏(植物)成分の成長のソース(およびおそらく年)によって炭素材料を配分する。同位体14Cおよび13Cは、補足情報をもたらす。5730年の核半減期を有する放射性炭素年代測定法同位体(14C)は、化石(「死滅」)原料と生物圏(「生存」)原料との間で検体炭素を配分することを明確に可能にする(Currie,L.A.著「大気粒子のソース配分」,Characterization of Environmental Particles,J.BuffleおよびH.P.van Leeuwen編,IUPAC Environmental Analytical Chemistry Series(Lewis Publishers,Inc.)(1992年)3−74の巻Iの1)。放射性炭素年代測定法における基本的仮定は、大気中の14C濃度の定常性が生存微生物中の14Cの定常性につながることである。単離されたサンプルを扱う時、サンプルの年代は、以下の関係によって近似的に演繹することが可能である。
t = (−5730/0.693)ln(A/A0
式中、t=年代、5730年は放射性炭素の半減期であり、AおよびA0は、それぞれサンプルと現代標準の14C比放射能である(Hsieh,Y.,Soil Sci. Soc.Am J.,56,460,(1992年))。しかし、1950年以来の大気圏核実験および1850年以来の化石燃料の燃焼のゆえに、14Cは第2の地球化学的時間特性を獲得した。大気圏CO2における14C濃度および従って生存生物圏における14C濃度は、196年代中頃における核実験のピーク時におよそ倍増した。14C濃度は、7〜10年の近似緩和「半減期」により、それ以来約1.2×10-12の定常状態宇宙線(大気圏)ベースライン同位体率(14C/12C)に徐々に戻ってきている(この後者の半減期は、文字通り解釈してはならず、むしろ、核時代の開始以来の大気圏14Cおよび生物圏14Cの変動を追跡するために詳細な大気圏核インプット/減衰関数を用いなければならない)。最近の生物圏炭素の年次の年代測定法の保証を約束するのは、この後者の生物圏14C時間特性である。14Cはアクセレレータ質量分析法(AMS)によって測定することが可能であり、結果は、「現代炭素のフラクション」(fM)の単位で与えられる。fMは、それぞれシュウ酸標準HOxIおよびHOxIIとして知られているNational Institute of Standards and Technology(NIST)Standard Reference Materials(SRM)4990Bおよび4990Cによって定義される。基本定義は、0.95×14C/12C同位体比HOxI(AD1950を基準として)に関連付けられる。これは、減衰補正された産業革命前の森林におおよそ等しい。現在生存生物圏(植物材料)の場合、fM≒1.1である。
安定な炭素同位体比(13C/12C)はソースの識別および配分に補足経路を与える。所定の生物ソースを明示された材料における13C/12C比は、二酸化炭素を固定する時点での大気圏二酸化炭素における13C/12C比の結果であり、厳密な代謝経路も反映している。地域変動も起きる。石油、C3植物(広葉樹)、C4植物(草類)および海洋カーボネートは、すべて、13C/12C値および対応するδ13C値において有意差を示す。さらに、C3植物およびC4植物の脂質物質は、代謝経路の結果として、同じ植物の炭水化物成分から得られた材料とは異なった分析を示す。測定の精度内で、13Cは、本発明に関するその最も顕著な作用が光合成メカニズムである同位体分別効果のゆえに大きな変動を示す。植物における炭素同位体比の差の主原因は、植物における光合成炭素代謝の経路の差に密接に関連し、特に一次カルボキシル化中に起きる反応、すなわち、大気圏CO2の初期固定に密接に関連している。ベジテーションの大きな2つのクラスは、「C3」(またはCalvin−Benson)光合成サイクルを導入しているクラスと「C4」(またはHatch−Slack)光合成サイクルを導入しているクラスである。硬材および針葉樹などのC3植物は温暖気候域において主流である。C3植物において、一次CO2固定反応またはカルボキシル化反応には、酵素リブロース−1,5−ジホスフェートカルボキシラーゼが関与し、最初の安定な生成物は3−炭素化合物である。他方、C4植物は、熱帯草類、トウモロコシおよびサトウキビのような植物を含む。C4植物において、別の酵素ホスフェノール−ピルビン酸カルボキシラーゼが関与する追加のカルボキシル化反応は、一次カルボキシル化反応である。最初の安定な炭素化合物は4−炭素酸であり、それは後で脱カルボキシル化される。こうして放出されたCO2はC3サイクルによって再固定される。
3植物とC4植物の両方は、ある範囲の13C/12C同位体比を示すが、典型的な値は、約−10〜−14/ミル(C4)および−21〜−26/ミル(C3)である(Weberら,J.Agric.Food Chem.,45,2942(1997年))。石炭および石油は、一般に、この後者の範囲に入る。13C測定スケールは、ピーディー川矢石(PDB)石灰岩による零設定によって当初は定義され、ここで、値は、この材料からの千偏差当たり部で与えられる。「δ13C」値は、‰と略記された千当たり(ミル当たり)部であり、次の通り計算される。
Figure 2012519756
PDB基準材料(RM)は枯渇したので、一連の代替RMは、IAEA、USGS、NISTおよび選択された他の国際同位体試験所と協同して開発されてきた。PDBからのミル偏差当たりに関する表記法は「δ13C」である。測定は、質量44、45および46の分子イオンに関する高精度安定比質量分析法(IRMS)によってCO2で行われる。
従って、生物誘導1,3−プロパンジオールおよび生物誘導1,3−プロパンジオールを含む組成物は、物質の新組成物を指示する14C(fM)および二重炭素−同位体フィンガープリント法に基づいて、石油誘導1,3−プロパンジオールおよび石油誘導1,3−プロパンジオールを含む組成物から完全に識別され得る。これらの生産物を識別する能力は、工業でこれらの材料を追跡する際に有益である。例えば、「新」炭素同位体プロフィールと「旧」炭素同位体プロフィールの両方を含む生産物は、「旧」材料のみから作られた生産物から識別され得る。従って、本材料は、それらの独特のプロフィールに基づいて、および競合を定める目的のために、保存寿命を決定するために、ならびに特に環境影響を評価するために、工業において追跡され得る。
好ましくは、ポリ(トリメチレンテレフタレート)を製造する際に反応物としてまたは反応物の成分として用いられる1,3−プロパンジオールは、ガスクロマトグラフ分析よって決定して約99重量%より高い純度、より好ましくは約99.9重量%より高い純度を有する。米国特許第7,038,092号明細書、米国特許第7,098,368号明細書、米国特許第7,084,311号明細書および米国特許出願公開第2005006997A1号明細書において開示された精製1,3−プロパンジオールは特に好ましい。
精製1,3−プロパンジオールは、好ましくは、以下の特性を有する。
(1)約0.200未満の220nmでの紫外線吸収、および約0.075未満の250nmでの紫外線吸収ならびに約0.075未満の275nmでの紫外線吸収、および/または
(2)約0.15未満のCIELAB「b*」明度(ASTM D6290)および約0.075未満の270nmでの吸光度を有する組成、および/または
(3)約10ppm未満の過酸化物組成、および/または
(4)ガスクロマトグラフィによって測定して、約400ppm未満、より好ましくは約300ppm未満、なおより好ましくは約150ppm未満の全有機不純物(1,3−プロパンジオール以外の有機化合物)の濃度
本発明において有用なポリ(トリメチレンテレフタレート)は、単独でまたはブレンドで、ポリ(トリメチレンテレフタレート)ホモポリマー(1,3−プロパンジオールおよびテレフタル酸および/または同等物から実質的に誘導された)およびコポリマーであることが可能である。本発明において用いられるポリ(トリメチレンテレフタレート)は、好ましくは、1,3−プロパンジオールおよびテレフタル酸(および/またはジメチルテレフタレートなどのテレフタル酸の同等物)から誘導された反復単位約70モル%以上を含有する。
ポリ(トリメチレンテレフタレート)は、他のジオールまたは二酸から作られた30モル%までの反復単位を含んでよい。他の二酸には、例えば、イソフタル酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,12−ドデカン二酸、およびこれらのジカルボン酸のジメチルエステル、ジエチルエステルまたはジプロピルエステルなどのそれらの誘導体が挙げられる。他のジオールには、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,2−プロパンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,2−、1,3−および1,4−シクロヘキサンジメタノール、およびジオールまたはポリオールとアルキレンオキシドとの反応生成物によって作られたより長い鎖のジオールおよびポリオールが挙げられる。
本発明において有用なポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーは、官能性モノマー、例えば、カチオン可染性を付与するために有用な約5モル%までのスルホネート化合物も含んでよい。好ましいスルホネート化合物の特定の例には、5−リチウムスルホイソフタレート、5−ナトリウムスルホイソフタレート、5−カリウムスルホイソフタレート、4−ナトリウムスルホ−2,6−ナフタレンジカルボキシレート、テトラメチルホスホニウム−3,5−ジカルボキシベンゼンスルホネート、テトラブチルホスホニウム−3,5−ジカルボキシベンゼンスルホネート、トリブチル−メチルホスホニウム3,5−ジカルボキシベンゼンスルホネート、テトラブチルホスホニウム2,6−ジカルボキシナフタレン−4−スルホネート、テトラメチルホスホニウム2,6−ジカルボキシナフタレン−4−スルホネート、アンモニウム−3,5−ジカルボキシベンゼンスルホネートならびにメチルおよびジメチルなどのそれらのエステル誘導体が挙げられる。
より好ましくは、ポリ(トリメチレンテレフタレート)は、1,3−プロパンジオールおよびテレフタル酸(または同等物)から誘導された反復単位少なくとも約80モル%、または少なくとも約90モル%、または少なくとも約95モル%、または少なくとも約99モル%を含む。最も好ましいポリマーは、ポリ(トリメチレンテレフタレート)ホモポリマー(実質的に1,3−プロパンジオールおよびテレフタル酸または同等物のみのポリマー)である。
樹脂成分は、ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)、ポリ(ブチレンテレフタレート)(PBT)、ポリ(エチレン)(PE)、ポリ(スチレン)(PS)、ナイロン6および/またはナイロン6,6などのようなナイロンなどの、ポリ(トリメチレンテレフタレート)とブレンドされた他のポリマーを含有してもよく、樹脂成分の重量を基準にして好ましくは、少なくとも約70重量%または少なくとも約80重量%または少なくとも約90重量%または少なくとも約95重量%または少なくとも約99重量%のポリ(トリメチレンテレフタレート)を含有する。本発明の好ましい一実施形態において、ポリエステル樹脂は、90〜100重量%のポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリエステルを含む。
添加剤パッケージ
本発明のポリ(トリメチレンテレフタレート)系組成物は、酸化防止剤、残留触媒、艶消剤(TiO2、硫化亜鉛または酸化亜鉛など)、着色剤(染料など)、安定剤、充填剤(炭酸カルシウムなど)、抗菌剤、帯電防止剤、光学ブライトナー、増量剤、加工助剤および以後「ペレット添加剤」と呼ばれる他の官能性添加剤などの添加剤を含有してよい。用いられる時、TiO2または類似化合物(硫化亜鉛および酸化亜鉛など)はポリ(トリメチレンテレフタレート)組成物を製造する際に通常用いられる量で、すなわち、繊維を製造する際に(全組成物重量を基準にして)約5重量%以上まで、および他の幾つかの末端用途においてより多い量で顔料または艶消剤として用いられる。
「顔料」によって、当該技術分野において顔料と一般に呼ばれる物質に言及される。顔料は、ポリマーまたは物品(例えば、ペレットまたは繊維)に色を付与する、通常は乾燥粉末状の物質である。顔料は、無機または有機であることが可能であり、天然または合成であることが可能である。一般に、顔料は不活性(電子的に中性であり、ポリマーと反応しない)であり、顔料が添加される媒体、この場合、ポリ(トリメチレンテレフタレート)組成物に不溶性または比較的不溶性である。場合によって、顔料は可溶性であることが可能である。
これらの添加剤の低濃度(0〜5%)は、部品の吹出しの好影響を与えることが見出されてこなかった。本開示において包含される本方法は、これらの添加剤パッケージ、ガラス繊維または鉱物繊維を含有するPTT部品に適用することが可能である。
本実施形態において、ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーは、炉、塔式乾燥機または回転式乾燥機に限定されないが、それらを含む熱源に供される。塔式乾燥機および回転式乾燥機を含む種々の型式の乾燥機を用いることが可能である。以下の実施例において、用いられた乾燥機は、約200ポンドの容量を有する(P−200乾燥機と識別された)回転乾燥機であった。ポリマーは、2時間〜48時間の間の時間にわたり約110℃〜220℃の間の温度で加熱される。SPP条件(実施例8)に関しては、10m3のサイズおよび6トンの容量を有する回転乾燥機を212℃で運転した。この熱に供することは、ポリマー中のオリゴマーの量を低減させ、それは、その後、種々の分析方法によって定量化することが可能である。技術の単純さの理由で、オリゴマーの低減を定量化するための特に有用な方法はソックスレー抽出である。ソックスレー抽出は、オリゴマーおよびポリマー添加剤を定量化するためにポリマー工業において広く用いられている。NMRは、ポリマー中に存在する環式オリゴマーの量を定量化するために使用できる別の方法である。
ソックスレー抽出
本実施形態は、ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレット中のオリゴマーを抽出し、その量を定量化するためにソックスレー抽出を用いている。
この方法において、ポリ(トリメチレンテレフタレート)の固体ペレット(0.033g/ペレット)を、風袋重量を提供するために秤量された円筒濾紙の内部に入れる。一般に、円筒濾紙はろ過材から作られ、円筒濾紙は、それから、ソックスレー抽出器の主チャンバ中に装填される。その後、ソックスレー抽出器は、抽出溶媒を含有するフラスコ上に置かれる。本明細書に含まれる実施形態の場合、塩化メチレン(CH2Cl2)は溶媒として用いられる。但し、その他の溶媒も使用できよう。PTTペレットにおけるオリゴマーの分離および定量化のために、塩化メチレンは好ましい溶媒である。抽出用の他の有機溶媒は、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、アセトニトリル、酢酸エチル、エチルエーテル、THF、石油エーテル、トルエン、キシレンなど)を含んでもよい。その後、ソックスレー抽出器には、コンデンサを取り付ける。
溶媒を加熱して還流させる。溶媒の蒸気は蒸留アームを上へ移動し、固体ポリ(トリメチレンテレフタレート)の円筒濾紙を収容しているチャンバに流れ込む。コンデンサは、一切の溶媒蒸気が冷え、固体ポリ(トリメチレンテレフタレート)を収容しているチャンバ中に戻り滴り落ちることを確実にする。
固体ポリ(トリメチレンテレフタレート)を含有するチャンバは、温かい溶媒でゆっくり充満する。その後、所望のオリゴマー化合物の一部は温かい溶媒に溶解する。ソックスレーチャンバが殆ど一杯である時、チャンバは、サイホン側面枝によって自動的に空にされ、溶媒は蒸留フラスコに戻り流れ落ちる。このサイクルは、数時間または数日にわたり多くの回数繰り返すことが可能である。本発明の実施例において、抽出は一般に24時間にわたり行われた。
各サイクル中に、不揮発性オリゴマー化合物の一部は溶媒に溶解する。多くのサイクル後、所望の化合物は蒸留フラスコ内で濃縮される。このシステムの利点は、サンプルに温かい溶媒の多くの量が通される代わりに、溶媒のちょうど1バッチが再循環されることである。
抽出後、溶媒を典型的には回転蒸発器によって除去し、よって抽出されたオリゴマー化合物を産出する。抽出された固体の不溶性部分は円筒濾紙中に残り、その後、秤量され、オリゴマー化合物の量は重量差によって計算され、ポリマーとオリゴマー材料の全重量を基準にして重量%として一般に報告される。
本発明においてポリエステルとして有用なポリ(トリメチレンテレフタレート)は、E.I.DuPont de Nemours and Company(Wilmington DE)から商標Sorona(登録商標)で、およびShell Chemicals(Houston,TX)から商標Corterra(登録商標)で市販されている。これらの材料は様々なIV(固有粘度)で入手できる。
他のすべての化学品および試薬は、Sigma−Aldrich Company,Milwaukee,WIから受領したままで用いた。
ポリ(トリメチレンテレフタレート)オリゴマーに関するソックスレー抽出のための一般手順
プラスチック中の添加剤および抽出物を決定するためのASTM法が存在する。例えば、ASTM D5227−95およびASTM D7210を参照すること。本明細書において用いられるソックスレー抽出法は、ポリマー特性とオリゴマーの溶解度の差を示す。以下の実施例において、Ahlstrom抽出円筒濾紙(Ahlstrom 7100 セルロース抽出円筒濾紙、43×123mm)にポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレット(ペレット寸法:3mm×3mm×4mm)20gを添加し、分析天秤(小数点第4位の精度まで)を用いて秤量し、その後、500ml丸底フラスコ上にこの円筒濾紙を置き、300mLの塩化メチレン(CH2Cl2)を添加した。フラスコを加熱し、還流し、その後、24時間にわたりCH2Cl2で抽出した。丸底フラスコの内容物を回転蒸発器で乾燥させ、抽出されたオリゴマーをフラスコから集め、乾燥させ秤量した。重量差を定量化し、オリゴマー残留物の全量をパーセントとして報告した。
以下の実施例は、ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレット中のオリゴマーレベルの量を低減させるための上述した方法を例示している。以下の表1において、「CP」という用語は「連続重合」を意味する。
Figure 2012519756
上の実施例によって例示された通り、ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットを表1に示した種々の時間および温度で加熱した後、オリゴマーの量は、熱処理のない実施例(実施例1)と比べて実施例2〜8において大幅に低減した。

Claims (15)

  1. ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットのオリゴマー含有率を低減させる方法であって、
    a.ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットを一定時間にわたり熱源に供する工程と、
    b.前記ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレット上で溶媒抽出手順を実施し、それによって、オリゴマーを前記ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットから抽出溶媒中に分離する工程と
    を含む方法。
  2. c.前記オリゴマーを前記抽出溶媒から単離する工程と、
    d.ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレット中のオリゴマーレベルが0.05〜2.2重量%である、オリゴマーレベルが低減したポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーペレットを単離する工程と
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーのオリゴマー含有率の低減を測定する方法であって、
    a.ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーを一定時間にわたり熱源に供する工程と、
    b.前記ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマー上で溶媒抽出手順を実施し、それによって、オリゴマーを前記ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーから抽出溶媒中に分離する工程と、
    c.前記オリゴマーを前記抽出溶媒から単離する工程と、
    d.前記ポリ(トリメチレンテレフタレート)ポリマーから抽出されたオリゴマーの量を測定する工程と
    を含む方法。
  4. 前記熱源が炉、塔式乾燥機または回転式乾燥機である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記熱源が炉、塔式乾燥機または回転式乾燥機である、請求項3に記載の方法。
  6. 前記加熱時間が2時間と48時間の間である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記加熱時間が2時間と48時間の間である、請求項3に記載の方法。
  8. 前記熱源が110℃と220℃の間の温度を提供する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記熱源が110℃と220℃の間の温度を提供する、請求項3に記載の方法。
  10. 前記抽出溶媒が塩化メチレンである、請求項1に記載の方法。
  11. 前記抽出溶媒が塩化メチレンである、請求項3に記載の方法。
  12. ソックスレー抽出によって測定された時、0.05〜2.2重量%のオリゴマーレベル含有率を有するポリ(トリメチレンテレフタレート)を含むペレット。
  13. ガラス繊維または鉱物充填剤をさらに含む、請求項12に記載のペレット。
  14. 低減した表面吹出しを示す請求項12に記載のペレットを成形することにより製造された物品。
  15. 請求項12に記載のペレットを溶融紡糸することにより製造された繊維。
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