JP2012519561A - 心電図を記録するための方法及び装置 - Google Patents

心電図を記録するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、心電図を記録する方法であって、a)少なくとも2つの電極(2、3、4、5)から心電図信号を受信するステップと;b)受信された心電図信号から目下の心電図を、電極(2、3、4、5)の配置を仮定して計算するステップと;c)計算された目下の心電図と基準心電図との偏差を求めるステップと;d)ステップb)とc)を繰り返すステップ(ただし各繰り返しの際には別の電極配置が仮定される)と;そしてe)求められた偏差のどれが最小であるか決定するステップとを含む方法に関する。
【選択図】図10

Description

本発明は、一般的には電気的心臓信号を測定する方法及び装置に関連し、とりわけ心電図を記録するための方法及び装置に関する。
生物、とりわけヒトの心臓の電気的活動を測定する一般的装置及び方法は公知である。
心臓活動を測定するためのいわゆる心電図は公知であり、心電図は被験者に取り付けられた個々の電極によって、心筋の電位を皮膚表面で測定する。
電極は、そこでのそれぞれの電位を測定するために、すなわち誘導するために、種々異なる構成で身体箇所に装着又は配置することができる。種々の誘導システムが存在しており、それらは電極の数が異なるだけでなく、個々の電位を誘導するための身体での位置も異なる。電位は一般的には、所定の2つの電極間で測定される。測定された電位の時間経過が、いわゆる心電図を形成する。
基本的には、電極の配置を知っており、どの電極間で個々の電位が測定されたかを知っている医師又は自動評価アルゴリズムだけが、心電図に対して意味のある解釈をすることができる。
例えば従来技術としての特許文献1に示されるように、誘導システムに対してあらかじめ定められた位置に電極が正しく装着されず、それによって電極を取り違えてしまうことが実際にはしばしば生じる。そこに開示された方法は、10個の電極により動作する誘導システムを使用し、電極の取り違え又は誤った位置決めを、ベクトル分析又はベクトル心電計によって識別する。このベクトル分析は、ベクトルの各電極への割り当て、及びベクトル分析の結果と基準結果との比較に基づいている。相当に偏差する場合に、システムは電極の取り違えを識別する。
さらに例えばベクトル心電計により、異なる誘導システムを互いに換算することが公知である。例えば特許文献2は、4個の電極しか使用しない誘導システムを、10又は12チャネル心電図に換算することを開示する。
既に述べたように、電極の位置決め、及びとりわけ正しい割当て、すなわち電極の正しい「パーミュテーション」はエラーに対して脆弱である。熟練者であっても、電極及び心電計の所属の信号入力端子が色でマークされているにもかかわらず、電極のパーミュテーションをしばしば間違って選択してしまう。
心臓循環器系患者の数の増大により、患者を入院で又は外来で観察する他に、しばしば長期ECG観察も必要となるが、長期ECG観察では、患者が携帯型ECG機器を携帯する。さらに心臓病患者にとって、専門医の存在に関係なくECG測定を、必要な場合に、例えばいわゆるホームモニタリングの際に実施することは意味のあることである。専門知識を有しないユーザが、自己装着の際にとりわけストレス状況で電極を取り違える危険性は、専門医の場合よりも格段に大きい。まさに専門知識を有しないユーザこそが、必要時又は非常時に確実にECGを作成し、例えば直ちに救急医に通知すべきであるとの警報を結果として確実に出力するシステムを必要とする。
電極のパーミュテーションを回避する別の公知のやり方は、例えばベスト、ベルト、器具、又は他の機械的手段によって電極を固定することにより、電極配置を固定的に設定することである。このような解決手段はしばしば柔軟性に欠ける。なぜなら異なる身体サイズ及び異なる解剖学的条件に簡単に適合できないからである。さらにそのようなシステムは、携帯するのがしばしば不快である。
ドイツ特許公開公報第10065578号 米国特許第4850370号
本発明の課題は、心電図を記録するための改善された装置及び改善された方法を提供することである。
第1の態様によれば、本発明は心電図を記録するための方法を提供し、この方法は、a)少なくとも2つの電極から心電図信号を受信するステップと;b)受信された心電図信号から目下の心電図を、電極の配置を仮定して計算するステップと;c)計算された目下の心電図と基準心電図との偏差を求めるステップと;d)ステップb)とc)を繰り返すステップ(ただし各繰り返しの際には別の電極配置が仮定される)と;e)求められた偏差のどれが最小であるか決定するステップと;を含む。
別の態様によれば、本発明は心電図を記録するための心電図装置を提供し、この装置は、心電図信号を出力するための少なくとも2つの電極と、少なくとも1つの基準心電図が記憶されている少なくとも1つの記憶手段と、第1の態様による方法を実施するように構成された少なくとも1つのプロセッサユニットを含む。
本発明のさらなる態様及び特徴は、従属請求項、添付図面、及び以下の好ましい実施例の説明から得られる。
本発明の実施例を単なる例示として、添付図面を参照して説明する。
第1の電極配置を備える誘導システムの概略図である。 図1の電極配置によって測定された基準ECGとしての電位経過を示す線図である。 第2の電極配置を備える図1の誘導システムの概略図である。 図3の電極配置によって測定された電位経過を示す線図である。 図4の電位経過と図2の基準ECGとの比較を示す線図である。 第3の電極配置を備える図1の誘導システムの概略図である。 図6の電極配置によって測定された電位経過を示す線図である。 図7の電位経過と図2の基準ECGとの比較を示す線図である。 本発明と合致する心電図装置の実施例を示す図である。 本発明と合致する、心電図を記録するための方法の実施例を示す図である。
図1には、4つ電極2、3、4、5による第1の電極配置を備えた誘導システム1が示されている。詳細に説明する前に、まず実施例とその利点を一般的に説明する。
上に既に示したように、心電図を使用する毎日の診察では、例えば専門家又は患者であるユーザが、装着の際に電極を取り違える。とりわけ未熟なユーザにとって、電極の正しい配置を識別することは常に容易とは限らない。さらに未熟なユーザは、例えば自宅でECG機器の電極を自分に取り付ける際にしばしばストレス状況にあり、このことは電極の間違ったパーミュテーションを認識することをさらに困難にする。電極を取り違えたため、患者が心筋梗塞を煩っていることを指示する「間違った警報」を機器が発すると、ユーザは、完全に不要なさらなるパニックに陥ることになり得る。
さらに、本発明者は、冒頭に述べた特許文献1による解決手段は、電極の間違った位置決めを識別するためには複雑な角度計算が必要であることを認識した。さらにこの解決手段では、所定の固定した電極配置で基準結果を前もって記録しておくことが必要であり、この電極配置の設定は決して取り違えてはならない。基準結果の記録の際に電極が取り違えられていると、この解決手段では心電図の以降の記録の際に、電極の取り違えを確実に識別することはもはや不可能である。
本発明の実施形態は、例えば電極の「間違った」パーミュテーションを識別するだけでなく、電極のパーミュテーションの形式も識別することができ、例えば換算により、それでもなお「正しい」心電図、又は基準心電図からの正しいECGの偏差を出力することができる。これにより、例えば目下の心電図及び/又は基準心電図の記録の際に電極を取り違えた場合でも、新たなECGを記録する必要なしに生理学的変化を確定することができる。さらに実施形態では、電極の配置が基準心電図の記録の際に既知である必要がない。従って基準心電図及び/又は目下の心電図を、任意の未知の電極のパーミュテーションで記録することができる。
心電図は、通常は所定の位置で被験者に取り付けられた電極を介して電気信号を記録することにより形成される。被験者は、一般的にはヒトであると理解されたい。しかし本発明はヒトに限定されるものではなく、例えば動物にも適用することができる。
電極の数は、誘導システムに応じて変化することができる。とりわけ4つ、6つ、及び10の電極を使用する誘導システムが広く使用されている。電位測定のためには少なくとも2つの電極が必要である。なぜなら最終的には、常に2つの電極間の電位差のみを測定することができるだけだからである。従って心電図は、個々の電極間の電位差の時間経過を表す。
電極間の電位差はとりわけ、被験者上の電極の位置に依存する。なぜなら心筋に流れる電流は、時間的にだけでなく、位置的にも異なるからである。
従って電極の位置に応じて、及び対応して測定された電位差の評価に応じて、時間的にも位置的にも異なる経過が心筋で測定され、観察され得る。
以下では例としていくつかの公知のECG誘導を説明する。ここで本発明は、任意の誘導システムに適用することができる。
心臓電流によって発生する電位差は、種々のやり方で測定することができる。この測定は、誘導とも称される。これらは測定方法に応じて、すなわち誘導の形式及び電極が取り付けられた位置に応じて区別されることが知られている。
誘導は、例えば(誘導)電極の接続に応じて、双極誘導と単極誘導に分けられる。
双極誘導の場合は、身体表面の2つの対等のポイント間の電圧、例えば右腕と左腕の間の電圧が記録される。
これに対して単極誘導は、関電極と、不関電極又は基準電極と称される電気的「ゼロ点」との間の電圧を測定する。不関電極を得るために、それぞれ2つ又はそれ以上の四肢電極が抵抗を介して共通に接続される。
さらに誘導は、どの位置の間で決定されるかに応じて分けられる。ここでは例えば、四肢の間の電位差を測定する四肢誘導が、胸部の電極によって決定される胸壁誘導から区別される。
伝統的な12チャネルECGは、例えば四肢誘導と並んで、その開発者名にちなんだ「アイントホーフェン」及び「ゴールドバーガー」により記録し、胸壁誘導は「ウィルソン」により記録する。ここでアイントホーフェンとゴールドバーガーは3チャネルを、ウィルソンは6チャネルを必要とする。
その他に例えば、「ネーブ」、「フランク」及び「ダウアー」による特殊誘導がある。ネーブによる誘導は、特別の臨床的問題の際に使用される補充的な誘導である。
このことは、ベクトル心電計の枠内で使用されるフランクによる誘導にも当てはまる。
フランクにより記述される誘導システムは、ECGのベクトル観察に基づくものであり、ECGの目下のベクトルが、直交座標系のX成分、Y成分及びZ成分に分解される。フランクによれば、電極の電位差から3つの誘導X、Y及びZへの変換が可能である線形方程式が知られている。得られた3つ誘導はECGのすべての情報を含んでおり、電気活動を種々の面に、例えばいわゆる「ベクトルループ」としてそれぞれ2つの誘導を2次元表示することによるベクトル表示を可能にする。さらに、フランクの3直交誘導から従来の12チャネル誘導を可能にする方程式も公知である。
ダウアーによる誘導システムにより、1つの付加的なアース電極も含めた5つの電極(E、A、S及びI)を介して、直交誘導X、Y及びZを計算することができる。ダウアーは4つの電極から3つの誘導を導出し、ここで1つの電極は共通の基準極として使用される。フランク変換の手続と同じように、ダウアーの誘導システムからも伝統的な12チャネルECGを計算することができる。
多くの実施例で、アイントホーフェン、ゴールドバーガー、ウィルソン、ネーブ、フランク、又はダウアーによる誘導が心電図の記録の際に使用される。対応して、心電図を記録するための心電図装置は、実施例に応じてそれぞれの誘導システムに対して必要な数の電極を有する(例えば2、4、5、6、8、又は10の電極)。ここでは電極の数は任意であり、同様に任意に使用される誘導システムに基づいている。
電極のパーミュテーション又は配置、及びそこから生じる測定されたECGと先行のECGとの偏差が、心電図を記録するための方法によって求められる。この方法は例えば心電図装置の制御部、例えば心電計で実行される。このために心電図装置は、例えば制御部の他に、心電図信号の記録のための少なくとも2つの電極と記憶手段を有し、記憶手段には少なくとも1つの基準心電図が記憶されている。
まず、例えば所定の位置でヒトに取り付けられた少なくとも2つの電極が皮膚の電位差を測定し、対応する信号を信号線路を介して例えば制御部に送信する。実施形態及び誘導に応じて、異なる数の電極、例えば4、5、6又は10の電極が使用される。
複数の電極が一体として使用される場合、制御部は、通常は常に同じ電極間の電位差を測定する。これらの電極は上に述べたようとりわけ、間違って位置決めされたため、連続する測定で異なって配置されることがあり、又は信号線路を例えば心電計の対応する入力端子に差し込む際に取り違えることがある。このような取り違えを心電計又はその制御部は「気が付かず」、心電計は、測定の際に電極が所定の場所に配置されていることを常に前提とする。
制御部は、受信された心電図信号から目下の心電図を計算する。ここで制御部は、電極の配置又はパーミュテーションが例えば所定のとおりであることを前提にする。
次のステップで制御部は、計算された目下の心電図と基準心電図との偏差を、例えばガウスエラー法に従って求める。例えば制御部は、基準心電図を前もってメモリにファイルしており、この基準心電図は通例、目下の電極信号が発するのと同じ被験者から由来するものである。多くの実施形態で、基準心電図は標準の配置構成の電極によって記録されているが、他の実施形態では標準的でない配置又はパーミュテーションされていない配置によって記録されている。
制御部は、求められた偏差を例えばメモリにファイルすることができる。次に制御部は、電極の別の配置を仮定し、このパーミュテーションに基づいて、受信された同じ心電図信号から目下の心電図を再び計算する。この新たに計算された第2の目下の心電図に対しても、制御部は基準心電図からの(第2の)偏差を求める。
制御部は、電極配置に対して可能な各パーミュテーションについてこの経過を繰り返し、目下の心電図を作成するため計算し、基準心電図からの所属の偏差を求める。
パーミュテーションの数は、使用される電極の数に依存する。電極が2つの場合、2つの可能な配置があるが、これに対して電極が4つの場合には、4の階乗、すなわち24のパーミュテーションがある。一般的にパーミュテーションの数は、関数:(電極数)!によって規定される。
一部のパーミュテーション又は実施形態に応じてすべてのパーミュテーションが計算された後、制御部は最小の偏差を求める。それと共に制御部は、基準心電図と目下の心電図との偏差が最小である所属の計算された目下の心電図、及び最終的には電極の配置も求め、同様に出力することができる。
多くの実施形態で制御部は、偏差が最小である心電図を目下の心電図として出力する。多くの実施形態では、最小偏差だけが出力されるか、又はこれが所属の心電図とともに出力される。さらに別の実施形態では、例えば最小偏差及び/又は心電図から誘導された信号が出力される。
偏差が最小の心電図を求めることにより、すなわち最終的には実際の電極配置を(間接的に)求めることにより、それぞれの電極と制御部の任意の信号入力端子とを接続することができる。言い替えると、例えば目下の心電図及び/又は基準心電図において電極を取り違えた場合でも、「正しい」心電図を出力することができ、生理学的パラメータの変化を、「正しく」求められたECG及び/又は求められた最小の偏差に基づいて求めることができる。
心電図の出力は、種々のやり方で行うことができる。例えば心電図を表示手段、例えば画面又はプロッタに出力することができる。他方で心電図を、メモリにファイルするためにメモリに出力することもできる。
制御部は、仮定された電極配置に対する心電図を、例えばそれぞれの電極から受信した電位の加算によって計算することができる。ここでは常に、それぞれ2つの電極からの電位を加算することができる。しかし多くの実施形態では、3つ以上の電位も加算される。例えば2つの電極電位の平均値と第3の電極の値を加算することができる。
多くの実施形態で例えば制御部は、最小の偏差及び/又は所属の目下の心電図から、生理学的パラメータの変化、例えば血行、心臓のポンピング機能、不整脈等をさらに告知する。
例えば制御部が生理学的パラメータの変化を識別すると、制御部は多くの実施形態では警報信号を出力し、これにより患者は、例えば医師に診断してもらうべきか、又は救急医を呼ばなければならないかを判断することができる。患者が自分の目下の心臓状態を判断するのを容易にするため、制御部は例えば偏差の強さに応じて、生理学的変化の強さを表す数値を出力する。多くの実施形態では、最小偏差が所定の閾値を上回る場合、制御部が警報信号を出力する。また、制御部は、異なる閾値について異なる警報信号を出力することができる。このようにして制御部は患者に、警報信号を例えば信号灯の形で通知することができる。第1の低い閾値では、患者は緑色の照明信号を観察し、このことは患者に顕著なECG変化を測定できなかったことを通知する。最小偏差が第2の閾値より上であるが、第3の閾値より下である場合、患者は例えば黄色信号を観察し、このことは患者に、緊急ではないが医師の診察を受けなければならならず、とりわけ速やかに治療を受けるべきであることを示唆する。第3の閾値より上で発生する赤信号は患者に、直ちに医師の診察を受けるべきである、あるいは救急医に知らせるべきであることを通知する。多くの実施形態で制御部は、偏差を直接的にも出力する。多くの実施形態で制御部は、偏差が最小である求められた心電図をまず出力する。
図1に戻ると、この図は、基準ECGを測定するために4つの電極2、3、4、5がそれぞれの位置6、7、8、9での第1の配置で、患者1に取り付けられていることを示す。この第1の配置では、電極2が位置6に、電極3が位置7に、電極4が位置8に、電極5が位置9にある。
図1による第1の配置に配置された電極信号の測定により、例えば図2に示すようなECGが得られる。このECGは、それぞれゼロ位置、すなわち位置6と、残りの3つの位置7、8、9の1つとの間の電位差の時間経過の測定によって発生する。
V(電極3、t)−V(電極2、t)=V1(位置7、位置6、t);
V(電極4、t)−V(電極2、t)=V2(位置8、位置6、t);そして
V(電極5、t)−V(電極2、t)=V3(位置9、位置6、t);
ここで「V」は対応する測定された電位電圧を表し、「t」は時間変数を表す。図2では、測定されたそれぞれの電位差V1、V2、V3の時間経過が曲線10、11、12により示されており、V1は太い曲線10に対応し、V2は灰色の曲線11に、V3は明るい曲線12に対応する。
図3には、例えば電極4が位置6に、電極2が位置7に、電極5が位置8に、そして電極3が位置9にされたパーミュテーションが示されており、このことにより図4に示した別のECGが生じる。この線図は、心電計となるような基準ECGの場合のような同じ電極間の電位を測定すると、図2の基準ECGから異なる。なぜなら電極が取り違えられていることを「知らない」からである。
V(電極3、t)−V(電極2、t)=V1(位置9、位置7、t);
V(電極4、t)−V(電極2、t)=V2(位置6、位置7、t);そして
V(電極5、t)−V(電極2、t)=V3(位置8、位置7、t)。
心電計は常に同じ電極/信号入力端子間で電位差を測定するので、数式から、基準ECGの場合とは別の位置での電位が決定される。その結果、位置V1、V2、V3に対して生じた曲線10’、11’及び12’は、図2の基準ECGの曲線10、11及び12とは異なる。
対応する換算又は電極配置のパーミュテーションにより、図2の基準ECGで使用されたのと同じ位置の間の電位が決定又は計算される。
1(位置7、位置6、t)=−(V(電極4、t)−V(電極2、t));
2(位置8、位置6、t)=−(V(電極4、t)−V(電極2、t))
+V(電極5、t)−V(電極2、t);
3(位置9、位置6、t)=−(V(電極4、t)−V(電極2、t))
+V(電極3、t)−V(電極2、t);
この換算により図5のECGが得られ、ここではV1が曲線10”に、V2が曲線11”に、V3が曲線12”に対応する。図2と図5の両方のECGの比較から容易に分かるように、この換算されたECGは、実質的に図2の基準ECGに対応する。なぜなら電極の実際の配置が計算のために仮定されたからである。言い替えるとこの換算は、数学的に取り違えた電極配置をシミュレートし、「正しい」基準ECGの所属の電位経過をシミュレートする。
この換算は、最終的にはベクトル加算に相当する。従って、例えば図1の位置6と7の間のベクトルと、位置7と8の間のベクトルの加算により位置6と8の間のベクトルV2が得られる。同じように、位置6、7と位置7、9の間のベクトルの加算により、位置9と6の間のベクトルV3が得られる。このベクトル加算は、例えば位置6、7、8又は6、7、8の間のベクトル三角形内では電位の和が一定であるという仮定を基礎とする。
図6は電極配置の別のパーミュテーションを示し、ここでは電極4が位置6に、電極5が位置7に、電極2が位置8に、そして電極3が位置9にある。これにより電位計算については、心電計と同じように、電極が実際に図1の位置にあると仮定すれば次のとおりである。
V(電極3、t)−V(電極2、t)=V1(位置9、位置8、t);
V(電極4、t)−V(電極2、t)=V2(位置6、位置8、t);そして
V(電極5、t)−V(電極2、t)=V3(位置7、位置8、t)。
図7は得られたECGを示す。ここで曲線10”’は電位経過V1を、曲線11”’は電位経過V2を、そして曲線12”’は電位経過V3を示す。
次に図5と関連して述べたのと同じ電極配置であると仮定すると、以下のECGが得られる:
1(位置7、位置6、t)=−(V(電極4、t)−V(電極2、t));
2(位置8、位置6、t)=−(V(電極4、t)−V(電極2、t))
+(電極5、t)−V(電極2、t);
3(位置9、位置6、t)=−(V(電極4、t)−V(電極2、t))
+(電極3、t)−V(電極2、t);
この計算から得られたECGが図8に示されており、曲線10””、11””、12””は対応する電位経過V1、V2及びV3を表す。図8のECGを図2の基準ECGと比較すると分かるように、曲線10””と11””が基準ECGとは入れ替わっている。従って前提とした電極配置は正しくない。しかし図8によるECGの上記計算では、図3で仮定されたパーミュテーションが基礎とされており、このパーミュテーションは図6のパーミュテーションから見分けが付かないので驚くことではない。
前に示した心電図は、例えば図9に示すような携帯型ECG機器13によって記録することができる。携帯型ECG機器は、電極2、3、4、5の他に、制御部14とメモリ15を有する。ECG機器又はECG機器の制御部は、16でスタートし、22で終了する図10の方法を実施するように構成されている。
このために制御部14は第1のステップ17で、患者に装着された電極2、3、4、5から対応する電極信号を受信し、これを評価する。従って、ECG機器13はまず、図1に示したように配置された電極2、3、4、5からECG信号を受信する。これらの電極信号から制御部は、図2に示すような対応する電位経過曲線10、11、12を計算する。次にECG機器13は、ここから得られたECGをメモリ15に基準ECGとして、後での比較のために記憶する。
患者が後の時点で電極2、3、4、5を再び自分に装着すると、制御部はステップ18で、受信された目下のECG信号から(第1の)目下のECGを計算する。このとき制御部14は、第1の電極配置、例えば基準ECGの配置を前提とする。ここでは患者が、基準ECGに所属する配置に関して取り違えていることがあり得る。又は患者は例えば、電極の信号線路をECG機器に挿入する際に取り違えている。
次に制御部14は、目下のECGの計算の際に、基準ECGを記録した電極配置であることを前提にする。制御部14が基準ECGの電極配置を知っている必要はない。なぜなら、制御部14は可能なすべての電極配置を以下のように仮定し、最小の偏差を計算し、基準ECGに対する配置が未知であっても、基準ECGに対応する心電図を求めることができるからである。対応して仮定された電極配置による目下のECGの計算は、例えば上に説明したように電極の対応するパーミュテーションと電位加算によって行われる。
次のステップ19で制御部14は、仮定した電極配置に基づき計算した目下のECGと、メモリ15にファイルされている基準ECGとの偏差を求める。ここで電極2、3、4、5のパーミュテーションは、例えば図3又は図6に示すものであって良い。
ステップ20で制御部14は、可能なすべてのパーミュテーション、すなわち電極配置を検査し、基準ECGと比較したか否かを検査する。否定の場合、制御部14はステップ18にリターンし、仮定した電極配置に基づいて目下の心電図を、条件20が満たされるまで求める。ここで制御部14は、対応する電極配置を仮定して求めた目下のECGの間のそれぞれの偏差も求め、同様にメモリ15にファイルする。制御部14がすべてのパーミュテーションを計算し、比較し、所属の偏差を決定すると、制御部14はステップ21で、求めた偏差の中から最小の偏差を決定し、例えば最小の偏差に所属するECG又は最小の偏差自体、又はそこから誘導された信号をECG機器13の(図示しない)表示部に出力する。
制御部は、求められた最小の偏差から生理学的パラメータの変化を推定することができる。このようなパラメータは、例えばポンピング能力、心臓の血行、又は不整脈に該当し得る。ここで制御部14は、調節に応じて例えば偏差を、数値の形で又はカラー表示の形で出力することができる。
多くの実施形態でECG機器13は3つの発光ダイオード、緑、黄、赤を有する。制御部は、求められた最小偏差を、LEDの対応する色に所属する所定の閾値と比較する。従ってECG機器13は患者に、信号灯の場合のように患者の状態を通知することができる。ここで例えば緑色は、健康状態の悪化を示し得る顕著なECG変化が測定できないことを、黄色は、遅滞なく医師の診察を受けるべきであることを、赤色は、緊急の危険が存在することを意味する。ここで制御部14は、最小偏差が例えば所定の閾値以下である場合には緑色のLEDを点灯する。最小偏差が第1と第2の所定の閾値の間であれば、黄色のLEDを点灯する。最小偏差が第2の閾値より上にあれば、赤色のLEDを点灯する。
多くの実施形態で最小偏差を求めることは、実際の電極配置を決定し、ひいては最小偏差に所属するECGを決定するために用いられる。その後、制御部は多くの実施形態で、さらなる分析、及び例えば目下のECGと基準ECGとのデータ比較を行うことができ、従って例えば互いに対応する電位経過(例えば10と10”、11と11”、12と12”)の特別の偏差、及びそれらの部分区間の特別の偏差を求めることができる。多くの実施形態で、特別な警報信号のさらなる出力は、例えばこの種の特別の分析に基づく。このようにしてECG機器13は、生理学的パラメータに応じて特別の警報信号を出力することができる。

Claims (14)

  1. 心電図を記録する方法であって、
    a)少なくとも2つの電極(2、3、4、5)から心電図信号を受信するステップと;
    b)受信された心電図信号から目下の心電図を、電極(2、3、4、5)の配置を仮定して計算するステップと;
    c)計算された目下の心電図と基準心電図との偏差を求めるステップと;
    d)ステップb)とc)を繰り返すステップ(ただし各繰り返しの際には別の電極配置が仮定される)と;
    e)求められた偏差のどれが最小であるかを決定するステップと;
    を含む、方法。
  2. 偏差が最小である目下の心電図が共に出力される、請求項1に記載の方法。
  3. 基準心電図は、目下の心電図信号と同じ被験者(1)で記録されたものである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 目下の心電図は、電極信号のそれぞれの電位の加算に基づいている、請求項1から3までのいずれか一項に記載の方法。
  5. ステップc)とd)は、可能な各電極配置が少なくとも一度、仮定されるまで繰り返される、請求項1から4までのいずれか一項に記載の方法。
  6. 電極信号は、アイントホーフェン、ゴールドバーガー、ウィルソン、ネーブ、ダウアーによる誘導によって受信される、請求項1から5までのいずれか一項に記載の方法。
  7. さらなるステップで、求められた最小偏差から生理学的パラメータの変化を求める、請求項1から6までのいずれか一項に記載の方法。
  8. 偏差の強さに依存して、生理学的変化の強さを表す数値が出力される、請求項6に記載の方法。
  9. 求められた最小偏差が出力される、請求項1から8までのいずれか一項に記載の方法。
  10. 所定の電極配置が出力される、請求項1から9までのいずれか一項に記載の方法。
  11. 心電図を記録する心電図装置であって、
    ・心電図信号を生成するための少なくとも2つの電極(2、3、4、5)と;
    ・少なくとも1つの基準心電図が記憶されている少なくとも1つの記憶手段(15)と;
    ・請求項1から10までのいずれか一項による方法を実施するように構成された少なくとも1つの制御部(14)と;
    を含む、装置。
  12. アイントホーフェン、ゴールドバーガー、ウィルソン、ネーブ、フランク又はダウアーによる誘導システムを含む、請求項11に記載の心電図装置。
  13. 最小偏差が所定の閾値を上回ると、警報信号が出力されるように構成された、請求項11又は12に記載の心電図装置。
  14. 種々異なる閾値に対して種々異なる警報信号が出力されるように構成された、請求項11から13までのいずれか一項に記載の心電図装置。
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