JP2012519403A - 伝送チャンネルの品質を信号伝達する方法 - Google Patents

伝送チャンネルの品質を信号伝達する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、無線遠隔通信システムにおいてユーザのチャンネル品質を信号伝達する方法に関係する。ユーザチャンネルは、例えば、OFDMの周波数間隔のような、複数の伝送資源を有している。ユーザ端末は、指定のビットレートによる伝送に対して、切断されるべき伝送資源(110)を決定する。切断されない資源に関するチャンネル品質インジケータ(130)と同様に、前記システムは、切断されるべき資源のリスト(120)を送信するために、アップリンクを使用する。

Description

本発明は、概して無線遠隔通信システムの分野に関係すると共に、更に特にリンク適応を利用する無線遠隔通信システムに関係する。
無線遠隔通信システムにおいて、端末によって受信された信号の品質は、多数の要因によって変わる。通信速度及びグローバルなシステム容量を最大限にするために、送信されるべき信号の特性は、伝送チャンネル品質における変化を考慮するように変更され得る。この変更メカニズムは、リンク適応として知られている。
無線遠隔通信システムにおいてリンクを適応させるための有名な方法は、適応変調符号化(adaptive modulation and coding:AMC)を使用すること、すなわち、チャンネル品質に応じて変調及び符号化方式(modulation and coding scheme:MCS)を選択することである。この方法は、“3GPP HSxPA”、及び“ETSI HIPERLAN/2”システムの物理層において特に実行される。一般的に、伝送チャンネルにおける低い信号対雑音比のために、低い等級の(すなわち高い冗長レートである)及び/または低い変調度の(すなわち小さい大きさの信号点配置である)符号が選択される。これに反して、もし伝送チャンネルが高い信号対雑音比を有しているならば、高い等級の符号及び高い変調度を選択することによって、速度(レート)は最大限にされる。信号対雑音比(signal to noise ratio:SNR)、または信号対干渉雑音比(signal to interference plus noise ratio:SINR)は、一般的に、パイロットシンボル及びチャンネルの伝搬定数の評価を利用して、受信器によって評価される。
伝送チャンネルにおけるフェージングに対処することを可能にする無線リンクを適応させるための第2の方法は、ハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request:HARQ)を使用することであり、もし受信器が誤ったパケットを受信するならば、否定応答が送信器へ送り返され、そしてそのパケットは再び伝送される。そのパケットがそれ自体再び伝送されるか、あるいは更なるパリティビットだけが伝送される(冗長性増加型:incremental redundancy)かどうかに従って、異なるタイプのHARQプロトコルがある。
物理層の適応方式AMCは、データリンク層におけるHARQメカニズムと結合され得る。そのような場合、これは、クロスレイヤ適応メカニズム(cross-layer adaptation mechanism)(クロスレイヤ設計:cross-layer design)と呼ばれる。そのような場合、特定の目標誤り率を達成するように、受信器によって測定されたSINRに応じてMCS方式を選択する結果、第1の適応は物理層で実行される。第2の更に細かい適応は、再伝送リクエストを送ることによってリンク層で実行される。クロスレイヤ構造によって、適応メカニズムAMCのMCS方式の数を減少させることが可能になる。1つの代表的なクロスレイヤ適応は、2003年4月に発表された“Proceedings of the IEEE Vehicular Technology Conference”の“Spring, vol. 4”号の2735から2739ページにおける“E. Calvanese Strinati”等による“Performance evaluation of some hybrid ARQ schemes in IEEE 802.11a networks”と題名が付けられた論文において発見される。
マルチアクセス遠隔通信システム(multi-access telecommunication system)では、伝送資源がユーザに割当てられた後でリンク適応が発生する。これらは、伝送区間、伝送周波数、アクセスコード、または、もっと言えば、そのような資源の組み合わせであり得る。同様にスケジューリング(scheduling)と呼ばれる資源配分は、ユーザが、そして更に一般的には、サービスの更に高い品質を必要とするサービスが、より高い品質を有する伝送チャンネルから利益を得ることを可能にする。
例えば、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multi-Access:直交周波数分割多元接続)タイプの無線遠隔通信システムでは、MCI(チャンクスケジューリングごとの最大搬送波対干渉波比:Max C/I per chunk scheduling)、PF(チャンクスケジューリングごとのプロポーショナルフェア(比例公平):Proportional Fair per chunk scheduling)、または、EDF(最迫期限優先スケジューリング:Earliest Deadline First scheduling)スケジューリング方法が、動的に周波数区間(周波数チャンク(frequency chunk))を異なるユーザに割り当てるために使用され得る。MCI方法は、ユーザに、この区間において最も高い瞬間的速度を達成し得る周波数区間を割り当てることによって、異なるユーザからのサービス品質の制限に関係なく、トータルの伝送速度を最大限にすることを実現しようとする。PF方法は、この区間において最も高い瞬間的速度/平均速度比率を達成する周波数区間をユーザに割り当てる。EDF方法は、それらのユーザが目標を達成し得る速度に関係なく、最も少ない残りのTTL(有効期間:Time To Live)値を有するパケットに優先的に周波数区間を割り当てることによって、リアルタイムフローに優先権を与える。
一度周波数区間が異なるユーザに割り当てられたならば、各ユーザリンクは、ユーザの伝送チャンネルに最も適当である変調及び符号化方式を選択することによって適応させられ得る。
一般的に、伝送資源をユーザに割り当てること、及びそのダウンリンクを適応させることは、そのアップリンクによるチャンネル品質インジケータ(CQI)のフィードバックを必要とする。
実際には、OFDMAシステムにおいて、CQIインジケータは下記の方法で決定される。
第1のステップにおいて、その送信器は、ダウンリンクで、OFDM多重送信方式の異なる副搬送波(サブキャリア:subcarrier)上のパイロットシンボルのセットを送信する。
OFDM多重送信方式の帯域は、連続した周波数区間PRB(k=1,...K)に分割される。第2のステップにおいて、受信器では、各区間PRB(k=1,...K)に関して、または、より一般的には、NSB個(NSBは、1≦NSB<KであるKの約数である)の隣接した区間から成る各サブバンドに関して、信号対干渉雑音比SINR(k)が計算される。信号対干渉雑音比SINR(k)は、サブバンドのn個の副搬送波について、そしてその時間の間に送信されたn個のOFDMシンボルについて合計された、受信されたパイロットシンボルの電力と雑音に干渉を加えた電力とから計算されると共に、すなわち次式(1)が得られる。
Figure 2012519403
ここで、
Figure 2012519403
は、OFDMのj個のシンボルに関する副搬送波あたりの信号対干渉雑音比であり、hijはOFDMシンボルj=1,...,nの副搬送波i=1,...,nに関する複素減衰係数(complex attenuation coefficient)であり、σは、副搬送波あたりの、雑音に干渉を加えた電力に等しい。考察されるサブバンドにおける搬送波の数nが注目されると共に、その測定が実行される連続したOFDMシンボルの数nが注目される。
第3のステップにおいて、信号対干渉雑音比SINR(k)(k=1,...,K/NSB)は、チャンネル品質インジケータに変換される。品質インジケータCQIは、それらの要素CQI(k)が異なるサブバンドにおける伝送品質を示すサイズK/NSBのベクトルと考えられ得ると共に、例えば次式(2)が得られる。
Figure 2012519403
ここで、Cは、品質インジケータの量子化ピッチであり、SINR(k)は、デシベル(dB)で表され、floor(x)は、xの整数値を与える関数である。
その代わりに、各要素CQI(k)は、考察されるサブバンドにおける信号対干渉雑音比SINR(k)が与えられると、ダウンリンクに関する目標パケット誤り率PERtgを保証することを可能にする信号点配置インデックス(constellation index)MCSを与える。以下では、信号点配置インデックスは、その信号点配置が雑音に強いのと同じくらい雑音に弱いということが仮定されることになる。
最終的に、第4のステップにおいて、チャンネル品質インジケータは、報告方法(CQI報告方式)に従って、アップリンクで伝送される。包括的な報告方法は、インジケータの全ての要素CQI(k)を伝送する方法である。しかしながら、携帯電話通信のチャンネル(channel:伝送路)における急速な変化に追従するために、その比率が頻繁に伝送されなければならないので、短縮された報告方法が提供された。それらのうちのいくらかは、特にシンガポールで2008年5月に発表された“Proceedings of IEEE VTC Spring 2008”の2522から2526ページにおける“N. Kolehmainen”等による“Channel quality indication reporting schemes for UTRAN long term evolution downlink”と題名が付けられた論文における説明において発見されるであろう。
“最上位M個個別報告方式(Top-M individual reporting scheme)”として知られている第1の短縮化報告方法は、インジケータの最も高い値を有する“M<K/NSB”個の要素CQI(k)だけを伝送し、残りの“K/NSB−M”個の要素は単なる平均として集合的に伝送される方法である。すなわち、“M<K/NSB”個の最良の周波数区間に関連する要素のみが個別に伝送され、その他は平均化されて伝送される。この場合、品質インジケータは、次式(3)で示される個数のビットによって符号化され得る。
Figure 2012519403
ここで、
Figure 2012519403
は、Mから“K/NSB”までの組み合わせの数であり、LはCQI(k)の値に関して許容されているダイナミックレンジである。第1の項は、“K/NSB”個の考えられるサブバンドが提供するサブバンドの考えられる位置に対応し、第2の項は、個々の要素と残っている要素の平均とを符号化するために必要とされるビットの数に対応する。
“最上位M個平均報告方式(Top-M average reporting scheme)”として知られている第2の短縮化報告方法は、最も高いM個の要素を第1の平均値として伝送し、残りの“K/NSB−M”個の要素を第2の平均値として伝送する方法である。この場合、品質インジケータは、次式(4)で示される個数のビットによって符号化され得る。
Figure 2012519403
“しきい値基準報告方式(Threshold based reporting scheme)”として知られている第3の短縮化報告方法は、次式(5)で示されるような要素CQI(k)を選択する方法である。
Figure 2012519403
ここで、
Figure 2012519403
は、最も高い要素の値であり、ηは、(デシベルで表された)所定のしきい値の値である。このように選択された要素は、第1の平均値を提供するために平均化され、そして残りの要素は、同様に、第2の平均値を提供するために平均化される。このように選択された要素と関連付けられたサブバンドの位置と同様に、これらの2つの平均値から成る品質インジケータは、特にしきい値の値によって決まる多くのビットを必要とする。
だからこそ、もしこの伝送の周期性が、チャンネル品質における変化に追従するために短くなければならないならば、選ばれている方式が何であっても、チャンネル品質インジケータの伝送は、アップリンクの帯域通過(bandpass)を制限する。
本発明の第1の目的は、従って、従来技術におけるチャンネル品質の報告方法より、アップリンクの帯域通過にあまり不利益をもたらさない、チャンネル品質の報告方法を提供することである。
本発明の第2の目的は、より高いダイナミックレンジによって、しかしアップリンクの帯域通過の阻止動作を大きくすることなしに、チャンネル品質インジケータの伝送を可能にすることである。
本発明の第1の従属的な目的は、従来技術の多重アクセス遠隔通信システムより小さいパケット誤り率及びパケット遅延(packet latency)を有するアップリンクによる伝送を可能にすることである。
本発明の第2の従属的な目的は、ユーザのダウンリンクに関する平均転送率(average transmission rate)(スループット)を増加させるために、HARQシステムにおいて、そして相関性がある方法において、パケットの平均再送回数を減少させることである。
本発明は、リンク適応型無線遠隔通信システムにおけるユーザチャンネルの品質の報告方法によって定義されると共に、前記システムは、伝送資源の複数のグループを有し、各グループは、少なくとも1つの伝送資源を含む。資源の各グループに関して、それがこれ以降設定ビットレートと呼ばれる前記ユーザによって要求されたビットレートに対して使用不能状態(outage position)にあるか否かが判定されると共に、前記ユーザのアップリンクで、使用不能状態にある資源のグループの識別子のリスト、及び使用不能状態にない資源の前記グループに関するチャンネル品質インジケータが伝送される。
一実施例によれば、資源の各グループに関する信号対干渉雑音比が評価されると共に、もし資源のこのグループに関する瞬間的な一片の相互情報量が前記設定ビットレートより少ないならば、グループは使用不能状態にあると判断される。
資源のグループに対する設定ビットレートは、それ自身、有利に、資源のこのグループに関して評価された信号対干渉雑音比において設定パケット誤り率を満たすことができる変調及び符号化方式から推定される。
その代わりに、資源のグループに対する設定ビットレートが、有利に、変調及び符号化方式から推定され、前記方式及び前記信号対干渉雑音比が、設定パケット誤り率を満たすように、一緒に決定される。
好ましくは、前記チャンネルのコヒーレンス時間が判定されると共に、使用不能状態にある資源の前記グループの識別子の前記リストが、前記コヒーレンス時間と等しいかそれを上回る時間期間を有する前記アップリンクで伝送される。
第1の報告の代替手段によれば、前記信号対干渉雑音比が、資源の各グループに関して評価されると共に、前記チャンネル品質インジケータが、使用不能状態にない資源の前記グループに関する前記信号対干渉雑音比の量子化された値を含む。
第2の報告の代替手段によれば、前記信号対干渉雑音比が、資源の各グループに関して評価されると共に、前記比が量子化され、使用不能状態にない前記資源のグループに関する前記量子化された比が、それらの値に応じて分類され、前記チャンネル品質インジケータが、最も高い値の他に残りの値の平均値を有する、所定数の量子化された比を含む。
第3の報告の代替手段によれば、前記信号対干渉雑音比が、資源の各グループに関して評価されると共に、前記比が量子化され、使用不能状態にない前記資源のグループに関する前記量子化された比が、それらの値に応じて分類され、前記チャンネル品質インジケータが、所定数の最も高い値に関して計算された第1の平均値、及び残りの値に関して計算された第2の平均値を含む。
第4の報告の代替手段によれば、前記信号対干渉雑音比が、資源の各グループに関して推定されると共に、前記比が量子化され、使用不能状態にない前記資源のグループに関する前記量子化された比が、それらの値に応じて分類され、上限が最も高い値であり下限が同じ値から所定のマージンを減算した値である区間に含まれる値に関して、第1の平均値が計算され、残りの値に関して、第2の平均値が計算され、前記チャンネル品質インジケータが、前記第1の平均値及び前記第2の平均値を含む。
有利に、送信器がオンであるとき、前記チャンネルが、前記ユーザのアップリンクを介して使用不能状態にある資源の前記グループの前記識別子を受け取り、それは、前記チャンネルのコヒーレンス時間と等しいかそれを上回る時間の間、資源のこれらのグループに関して伝送しない。
その代わりに、送信器がオンであるとき、前記チャンネルが、前記ユーザのアップリンクを介して使用不能状態にある資源の前記グループの前記識別子を受け取り、それは、システム資源に関するスケジューリング期間と等しいかそれを上回る時間の間、これらの資源に関して伝送しない。
本発明による報告方法は、概して、OFDM遠隔通信システムにおいて実施され得る。そのような場合、伝送資源は、OFDM多重送信方式の周波数区間である。
周波数区間の瞬間的な一片の相互情報量は、その場合に、前記区間の副搬送波に関する前記相互情報量の平均値として獲得される。
もし前記遠隔通信システムが、冗長性増加型(redundancy incremental)伝送パケット通信システムであるならば、周波数区間の2つの連続的な伝送が提供する瞬間的な一片の相互情報量は、前記区間の副搬送波に関する前記相互情報量の平均の2倍として獲得される。
前記遠隔通信システムが、HARQタイプのパケット通信システムである場合、受信されたパケットが誤っているならば、パケットがそれ自体再び伝送され、2つの連続的な伝送が提供する2つのパケットが結合され、周波数区間の瞬間的な一片の相互情報量が、その場合に、前記区間の副搬送波に関する前記相互情報量の平均値として推定され得ると共に、雑音電力が、単一の伝送に関して2で割られる。
本発明によるチャンネル品質の報告方法の原理を例証する図である。 本発明の第1の実施例によるチャンネル品質の報告方法を概略的に例証する図である。 第1の実施例の変形によるチャンネル品質の報告方法を概略的に例証する図である。 異なる変調及び符号化方式に対する異なるパケット誤り率の曲線を表す図である。 本発明の第2の実施例によるチャンネル品質の報告方法を概略的に例証する図である。
更に、本発明の特性及び利点は、添付された図面を参照しながら本発明の望ましい実施例を読むと明らかになる。
リンク適応型無線遠隔通信システムが、一般に考察されることになる。各ユーザは、例えば時間区間、周波数区間、符号、または上記の資源の組み合わせのような、複数の伝送資源を有することができる。これらの資源は、もしそのシステムが多重アクセスタイプのシステムであり、そしてその場合に、そのスケジューリングが資源をユーザに割り当てるために更に品質インジケータを使用することができるならば、スケジューリング方法によってユーザに割り当てられる。
通信システムは、固定通信システムか、もしくは移動通信システムであり得るが、しかし、いずれにせよ、異なるユーザのチャンネルの特性は、時を経て恐らく変動することになる。
本発明の基礎となるアイデアは、情報理論に従って、使用不能状態を受信器で予測することである。もし伝送資源が使用不能状態によって影響を受けるならば、この状態が、この資源の品質表示の代わりに送信器に報告されることになる。従って、それは、チャンネルインジケータのビット数を減少させると共に、その結果アップリンクにおける報告トラフィックを減少させることが一般的に可能であろう。
更に、下記で見られるであろうように、使用不能状態にある資源に関する品質インジケータの要素は、所定時刻以前に再伝送される必要がないであろう。使用不能状態にある資源は、同じ時間の経過の間このユーザに関するアクセスを禁じたであろうと共に、従って、無益な伝送がこの資源上で回避されるであろう。同様に、パケット再伝送システムにおいて、使用不能状態にある資源が送信器に報告されることになるという条件によって、無益な再伝送は回避されるであろうと共に、パケット誤り率が減少し、使用不能時間の間に新しい資源をユーザに割り当てる場合に、アップリンクにおける遅延が減少することになる。
限定しない例として、以下では、遠隔通信システムがOFDMシステムであると共に、ユーザに送信される信号がOFDM信号であることが仮定されることになる。各ユーザは、データパケットを送信するためのいくらかのOFDM時間シンボルの間、各区間が連続的な副搬送波のセット(周波数チャンク)から成る、1つ以上の周波数区間を割り当てられ得る。
ユーザチャンネルは、無線チャンネルである。概して、無線チャンネルは、エルゴード的ではないが、しかし、ブロックフェージングチャンネルとしてモデル化され得る。OFDMタイプの無線伝送の場合、ブロックは、時間区間、及び、隣接している副搬送波のセットによって定義されることができる。各ブロックに、一般に減衰係数の複素数値によって特徴付けられるチャンネルの1つの実現値(instance)が対応する。異なるブロックの減衰係数は、確率変数の選択の結果と考えられ得る。
全てのチャンネルの実現値に関する一片の相互情報量の平均値として表された、シャノン(Shannon)の定理に従う容量は、非エルゴード的なチャンネルを特徴づける適切な大きさではない。1998年10月に発表された“IEEE Trans. on Information Theory”の“vol. 44, no. 6”号の2619から2692ページにおける“E. Biglieri”等による“Fading channels : information-theoretic and communication aspects”と題名が付けられた論文において説明されたように、使用不能の確率によってこのチャンネルの特性を示すことが、その場合に望ましい。チャンネルの実現値と関連付けられた容量が情報源の伝送ビットレートより少ない場合に使用不能状態になる。
使用不能の確率は、信号対雑音比γ、及び情報源の伝送ビットレートRによって変わり、すなわち次式(6)が得られる。
Figure 2012519403
使用不能の確率は、パケットの観点から見られた、チャンネルの“瞬間的な”一片の相互情報量が伝送ビットレートより少ない確率と考えられ得る。もしこれがこのレート未満であるならば、パケットに影響を及ぼすエラーを訂正することは可能ではないであろう。一方、シャノンの基本定理と比較すると、もしチャンネルの“瞬間的な”一片の相互情報量がこのレートより多いならば、任意に低い誤り確率を有するデータが伝送されることを可能にする訂正符号を使用することが常に可能であろう。
もし上記のOFDMシステムの場合が再び考察されるならば、更に特に、n個の副搬送波のセット及び伝送区間の間のn個のOFDM時間シンボルのセットに関連付けられたユーザの伝送チャンネル、パケットを伝送すると観察されるチャンネルの“瞬間的な”一片の相互情報量は、次式(7)を用いて評価され得る。
Figure 2012519403
ここで、Iijは、副搬送波iとj番目のOFDM時間シンボルに関連する平均の(異なる可能な変調シンボルに関して平均されるという意味である)一片の相互情報量である。副搬送波上のチャンネルの振る舞いは、AWGNタイプのチャンネルである(すなわち加法性白色ガウス雑音(Additive white Gaussian Noise)を有する)として考察され得る。
個の副搬送波を変調するデータパケットのシンボルがQ−aryアルファベット(Q-ary alphabet)に属すると仮定されている。受信器は、チャンネル推定器を用いて、j番目のOFDM時間シンボルを送信する際に異なる副搬送波に影響を与える複素の減衰係数hijを知る。一般的に、チャンネル推定器は、伝送区間の異なる時点における、そして異なる副搬送波に関するいくらかの複素の減衰係数を推定し、他の係数は、時間補間及び/または周波数補間によって決定される。
チャンネル推定器は、通常、OFDMシンボルのフレーム内で副搬送波上に分散されたパイロットシンボルの検出を利用し得る。その代わりに、チャンネル推定器は、本質的にある意味では知られている、判定を利用した(decision aided:判定支援の)チャンネル推定タイプの推定器であり得る。
更に、パイロットシンボルの検出によって、雑音の分散σの推定値が獲得されることが可能になる。一片の相互情報量Iijが、その場合に次式(8)によって表され得るということが示され得る。
Figure 2012519403
ここで、α=1,...,Qは、考察されたOFDM時間シンボルの間に副搬送波を変調する変調アルファベットのシンボルであり、z=N(0,σ)は、副搬送波上の雑音について説明する確率変数であり、そしてE()は、雑音サンプルに関する期待値である。
ユーザリンクがHARQタイプパケット再伝送メカニズム、及び各送信試行における受信されたパケットの組み合わせを利用する場合(チェイス合成法(Chase combining))、その場合に、副搬送波の同じセット及びOFDM時間シンボルの同じセットによるパケットの将来の再伝送を考慮する瞬間的な一片の相互情報量は、次式(9−1)、(9−2)によって表されるということが示され得る。
Figure 2012519403
当業者は、式(9−2)が、雑音電力を2で割ることによって、すなわち、全てのその他の条件が同じならば、副搬送波当たりの信号対雑音比を2倍にすることによって、式(8)から単に推論されるということを理解することになる。
同様に、もしユーザリンクが冗長性増加型伝送パケット通信メカニズムを利用するならば、副搬送波の同じセット及びOFDM時間シンボルの同じセットによるパケットのパリティビットの次の伝送を考慮する瞬間的な一片の相互情報量は、次式(10)によって表されるということが示され得る。
Figure 2012519403
ここで、Iijは、式(8)によって決定される。
式(9−1)及び式(10)は、伝送チャンネルのみがパケットの最初の伝送と次の再伝送との間で弱く変化すると仮定することに、注意すべきである。
いかなる場合にも、ユーザは、値n、n、σ、そして|hij(i=1,...,n、j=1,...,n)が提供する参照テーブルを用いて、値Iinstを計算することができると共に、それをビットレートRと比較することができる。ユーザは、次式(11)に示すように、もしビットレートが瞬間的な一片の相互情報量より多いならば、チャンネルの使用不能を診断することになる。
Figure 2012519403
OFDM多重送信方式は、複数のK個の周波数区間(周波数チャンク)に分割されるので、使用不能の診断は、区間ごとに、あるいはチャンネル品質の報告精度に従ってそれより大ざっぱに実行され得る。精度に関して、それは共通の質の報告を有している区間の数NSBを意味している。瞬間的な一片の相互情報量は、その場合に、NSB個の隣接する周波数区間に関して計算されると共に、使用不能の診断は、これらの区間に共通である。
図1は、本発明によるチャンネル品質の報告方法の原理を例証する。
遠隔通信システムは、複数のK個の伝送資源“PRB,...,PRB”、例えばOFDM多重送信方式の周波数区間を含むと仮定されている。
チャンネル品質の報告は、ユーザに対するあらゆる資源割り当ての前、またはユーザに対して資源が割り当てられた後、のいずれかに発生する。第1の場合は、異なる資源のユーザに対する割り当てに対して、異なる資源の品質を決定することから構成され、第2の場合は、既に割り当てられた資源の品質を監視することだけでなく、ユーザに対して割り当てられるであろう資源の品質を、もし後者が不十分な品質を持っていたならば、監視することから構成される。
第1のステップ110において、システムの各資源PRB(k=1,...,K)に関して、これ以降“設定ビットレート”(またはより簡単に設定レート)と呼ばれるユーザによって要求されたビットレートによる伝送に関してそれが使用不能状態にあるか否かが判定される。これを可能にするために、最初に、資源PRBの瞬間的な一片の相互情報量Iinst(k)が、この資源で送信されたパイロットシンボルを用いて計算される。その場合に、Iinst(k)が、ユーザによって要求されたビットレートRと比較される。例えば、レートRは、ユーザによって要求されたサービス品質(QoS)に対応するビットレートに一致すると共に、同じであり得る。しかしながら、レートRは、異なるタイプの流れ(flow)(例えば音声及びデータ)に関しては同じでなくても良い。示されなかったこれに代るものによれば、使用不能の判断は、NSB個の資源のグループに関して実行され得ると共に、その場合、瞬間的な一片の相互情報量は、資源のこのグループに関して計算される。
その場合に、使用不能状態にある伝送資源は、使用不能状態にない伝送資源と区別される。例えば、ステップ120において、ユーザのアップリンクによって、使用不能状態にある伝送資源のそれぞれの識別子のリストが伝送される。ステップ130において、この状況にない資源に関しては、アップリンクにおいて、従来の方法で、例えば上記の報告方法の内の1つを使用することによって、チャンネル品質インジケータが伝送される。伝送120及び伝送130は、1つの報告、または順番はどうでも良い連続する2つの報告を用いて同時に発生し得る。更に、その報告は、伝送資源の精度より粗い精度によって行われ得る。NSB個(NSB≧1)の資源のグループが、その場合に、1つの、そして同じ報告において報告され得る。
図2は、本発明の第1の実施例によるユーザのチャンネル品質の報告方法を概略的に例証する。
システムは、K個の伝送資源を有し、すなわち、OFDMシステムは、複数の時間シンボルに対するK個の周波数区間(周波数チャンク)を有すると仮定されている。
ステップ210において、信号対干渉雑音比SINR(k)は、異なる資源PRB(k=1,...,K)に関して評価される。この評価は、資源PRBで送信されたパイロットシンボルを用いて行われる。
信号対干渉雑音比SINR(k)は、式(1)によって与えられた比のように、線形の測定基準を用いて評価され得る。パイロットシンボルを利用して、減衰係数hijが、チャンネル推定器によって判定され、雑音分散σが、復調器によって判定される。
その代わりに、信号対干渉雑音比は、例えば2004年3月の“3GPP TSG-RAN-1, TR 25.892”における“Feasability study for OFDM for UTRAN enhancement”と題名が付けられた論文において説明された、いわゆる指数実効SINRメトリック(exponential effective SINR metric:EESM)を用いて評価され得る。すなわち、次式(12)を得る。
Figure 2012519403
ここで、βは、送信されたパイロットシンボルの測定の間に使用されるMCS方式のみによって決まるパラメータであり、γijは、副搬送波ごとに測定された信号対干渉雑音比であることに気付かされる。
ステップ220において、各伝送資源PRBに関して、測定された信号対干渉雑音比SINR(k)を与えられて、所定のパケット誤り率PERtgのレベルを越えないことを可能にする変調及び符号化方式MCS(k)が選択される。好ましくは、MCS(k)方式は、最も高いレートを有する方式、すなわち上記の制限を満たす最も大きいスペクトル効率を有する方式になるであろう。設定レベルPERtgは、リンク上で必要とされるサービス品質の関数になる。例えば、その要素がこのように選択された異なる変調及び符号化方式を識別するインデックスである、サイズKを有するベクトルMCSが獲得される。
ステップ230において、資源カウンタが、すなわちk=1にセットされると共に、次に、反復ループが開始される。
ステップ240において、資源PRBに関して、MCS(k)方式によって与えられた2進レートRは、同じ資源に関する瞬間的な一片の相互情報量Iinst(k)と比較される。この瞬間的な一片の相互情報量は、考察されるリンク適応タイプに応じて、式(7)、式(9−1)、または式(10)を用いて評価され得る。その評価がチャンネルではなく資源に関して実行されるので、これらの式に存在する加算が資源上の副搬送波のセットに関係するということが理解されることになる。
ステップ243において、もし“R>Iinst(k)”ならば、その資源は、ユーザによって要求されたビットレートを提供し得ない。この使用不能状態は、例えばヌル値CQI(k)=0を用いて符号化される。
ステップ245において、もし“R≦Iinst(k)”ならば、その資源は、要求されたビットレートを提供し得る。その場合に、品質インジケータCQI(k)の要素は、信号対干渉雑音比SINR(k)の関数として、この資源に関して判定される。例えば、例えば式(2)によって与えられた品質インジケータのような品質インジケータは、単に、信号対干渉雑音比SINR(k)を量子化することによって獲得されるであろう。
ステップ250において、全ての資源が使い果たされた否か、すなわちk=Kか否かが検査される。もしそうであるならば、処理はステップ260に進行し、そうでなければ、ステップ255においてkが与えられ、処理はステップ240に戻る。
ステップ260において、使用不能状態は、この状態にある資源に関して報告され、そして、チャンネル品質インジケータは、その他の状態にある資源に関して伝送される。使用不能状態における資源の数Mが示されることになる。
包括的な報告方法によれば、使用不能状態にない資源に関して、ステップ245において計算された値が伝送されるか、またはその送信器が伝送のために使用するであろうMCS(k)方式のインデックスが直接伝送される。使用不能状態における資源に関して、これらの資源の識別子のリストが伝送される。例えば、OFDMシステムの場合は、資源の識別子は、周波数区間の位置であろう。このリストは、共通の属性、例えば使用不能状態を示す値CQI(k)=0によって先行されるであろう。
一番目の“最上位M個個別報告”タイプの短縮された報告方法によれば、使用不能状態にない資源の“K−M”個の要素CQI(k)が分類される。それらの中から、最も高い値を有するM個の要素が選択され、そして、それらの要素は、送信器に個別に(すなわちそれらのそれぞれの識別子と共に)伝送される。その代りに、対応する変調及び符号化方式のインデックスMCS(k)が送信器に直接伝送される。使用不能状態にない“K−M−M”個の残りの資源は、それらの要素CQI(k)の平均値(丸められた)μlowとして、もしくは、更にこの平均値に対応するMCS方式のインデックスによって、集合的に符号化される。もっと正確に言えば、MCS方式は、ステップ220と同じ手順に従って、平均値μlowから判定される。最終的に、使用不能状態におけるM個の資源の識別子は、更に符号化されて送信器に伝送される。二番目の“最上位M個平均報告”タイプの短縮された報告方法によれば、その手順は、最も高いCQI(k)の値に関してM個の最も良い資源が平均値μhighとして集合的に符号化されるという相違点を有し、それ以外は第1の短縮された報告方法に関する手順と同じである。その代りに、それらは、この平均値に対応するMCS方式のインデックスによって集合的に符号化されるであろう。
三番目の“しきい値基準報告”タイプの短縮された報告方法によれば、その要素が(デシベルで)“CQI(k)>CQImax−η”のような値を有する、使用不能状態にない資源が選択され、ここで、
Figure 2012519403
であり、ηは、しきい値である。このように選択された要素は、第1の平均値μhighとして伝送される。選択されなかった要素は、第2の平均値μlowとして伝送される。その代りに、平均値μlow及びμhighに対応するMCS方式のインデックスが送信器に伝送される。最終的に、使用不能状態におけるM個の資源の識別子が、同様に伝送される。
使用不能状態にある全ての資源に関して、それは、例えば使用不能指示(CQI=0)によって先行される、考察される資源の識別子のリストを伝送することで十分であるか、または、たとえこれらの資源が連続している(例えば連続した周波数区間である)としても、それは、前記使用不能指示によって先行されるこれらの資源の内の最初の資源及び最後の資源のそれぞれの識別子を伝送することで十分であろう。従って、それは、アップリンクによってSINRの量子化された値を送信器に対して伝送することを必要としないであろう。更に、使用不能状態における資源のリストは、チャンネルのコヒーレンス時間Tcohと等しいかそれを上回る周期で、すなわち、チャンネル品質インジケータを伝送するための頻度より少ない頻度で、新しく(refresh)され得る。従って、アップリンクに関する報告のトラフィックは、更に減少するであろう。
図2Bに示された実施例の変形によれば、それぞれ、ステップ210及び220において、SINR(k)の報告と、そしてMCS(k)方式を、連続して判定する代わりに、変調及び符号化方式MCS(k)のほかに、設定レベルPERtgに適合する信号対干渉雑音比SINR(k)が、ステップ215において、式(12)から一緒に判定される。
ここでは、資源PRB(k=1,...K)が考察される。
MCS,...,MCSN−1は、増加する、スペクトルの効率(従って減少する、雑音に対する頑健性)によって分類された変調及び符号化方式であり、β,...,βN−1は、各々前述の方式に関連付けられたパラメータβであるとする。
所定の設定レベルPERtgに関して、各MCS方式(n=0,...N−1)について、例えば、参照テーブルを用いて、設定パケット誤り率PERtgが満たされる、最小の信号対干渉雑音比
Figure 2012519403
が判定される。
図2Cは、異なる方式MCSに関するパケット誤り率PERの曲線を示す。設定値PERtgから、最小の信号対干渉雑音比
Figure 2012519403
が、グラフを使用して推論され得る。
その場合に、比率γij及び式(12)から、次式(13)の値が計算される。
Figure 2012519403
そして、これらの値の各々について、次式(14)が判定される。
Figure 2012519403
その場合に、不等式(14)が十分に確認されるように、最も高いインデックスnを有するMCSn0が、選択される。図2Cは、異なるSINR値、及びSINRn0値を示す。例証された例において、n=2である。
その場合に、資源PRBの方式MCS(k)は、MCSn0によって与えられる。
図3は、本発明の第2の実施例によるユーザのチャンネル品質の報告方法を概略的に例証する。
この第2の実施例は、その報告が資源のグループによって実行されるという点で、前の実施例と異なる。ここでは、伝送資源が、各グループがNSB個の資源から成る複数のグループに分割されると仮定する。NSB=1である特別な場合は、既に説明された第1の実施例に対応するということが注目されることになる。
ステップ310において、信号対干渉雑音比SINR(k)が、資源の各グループG(k=1,...,K/NSB)に関して評価される。この評価は、線形タイプの測定基準、もしくはEESMタイプの測定基準を使用して、パイロットシンボルから、前と同様に行われる。式(1)及び式(12)における対応する加算は、その場合に、考察される資源のグループの全ての副搬送波に関係する。
ステップ320において、各グループGに関して、測定された信号対干渉雑音比SINR(k)を与えられて、所定のレベルのパケット誤り率PERtgを越えないことを可能にする変調及び符号化方式MCS(k)が選択される。
ステップ330において、グループカウンタがk=1にセットされ、その後にグループの反復が開始される。
ステップ340において、グループGに関して、MCS(k)方式によって与えられる設定ビットレートRが、同じグループに関連する瞬間的な一片の相互情報量Iinst(k)と比較される。瞬間的な一片の相互情報量は、式(7)、式(9−1)、または式(10)の内の1つを用いて評価され、ここで、加算は、考察されるグループの全ての副搬送波に関係する。
比較結果に応じて実行されるステップ343及びステップ345は、前述のステップ243及びステップ245と類似している。
ステップ350において、全てのグループが使用されたか否か、すなわちk=K/NSBであるか否かが検査される。もしそうであるならば、処理はステップ360に進行し、他の場合は、ステップ355においてkがインクリメントされて、処理はステップ340に戻る。
ステップ360において、使用不能状態がこの状態における資源のグループに関して報告されると共に、チャンネル品質インジケータが他のグループに関して伝送される。包括的で短縮された方法の使用は、ここでは繰り返されないであろう。チャンネル品質インジケータが異なるグループと関連付けられた“K/MSB”個の要素を有していることが単に注目されることになる。もし包括的な報告方法がそれらの全てを伝送するならば、第1の短縮された報告方法は、M個の最も高い要素のみを個別に伝送し、“K/MSB−M−M”個の残りの要素は、平均値として伝送される。使用不能状態におけるM個のグループの識別子は、同様に、送信器に伝送される。
図2Bにおいて示された代替案は、更に、各資源PRBの代わりにここでは各資源のグループGに関連する一緒の判定のみが第2の実施例に適用され得る、ということが理解されることになる。
もし遠隔通信システムがHARQタイプの通信システムであるならば、本発明によって、ダウンリンクに関する無益なトラフィックを減少させることが可能である。実際には、もしチャンネルのコヒーレンス時間Tcoh以上の持続期間の間、使用不能状態における資源のグループの資源による伝送が禁止されるならば、確かに失敗すると思われるパケットの伝送または再伝送が回避されることになる。従って、再伝送レートが、非常に下げられると共に、ユーザの平均スループットは、相関的に更に高くなり得る。
チャンネルのコヒーレンス時間Tcohが異なる方法で獲得され得ることが思い出される。例えば、それは、次式(15)を用いて、電波信号によって経験されたドップラー周波数fから推定され得る。
Figure 2012519403
ドップラーシフトは、“IEEE PIRMC ’03”における“N. Maeda”等の“Experimental Evaluation of Throughput Performance in Packet Wireless Access Based on VSF-OFDM and VSF-CDMA”と題名が付けられた論文において説明されたように、すなわち、連続したOFDM記号に属する同じ搬送波のパイロットシンボルの間の相関から獲得されるであろう。その代りに、コヒーレンス時間は、伝送チャンネル(アップリンクまたはダウンリンク)で受け取られたOFDM信号の周期的相関関数から獲得されるであろう。伝送チャンネルがFDD(周波数分割双方向:Frequency Division Duplex)タイプのチャンネルである場合、すなわち、もしアップリンク及びダウンリンクが異なる搬送波周波数を使用するならば、一方のドップラーシフトは、単に他方のドップラーシフトから推論されるにすぎない。
1つの代替案によれば、伝送禁止は、すなわち、伝送資源をユーザへ再割り当てし得る周期である送信器のスケジューリング周期以上の時間の間続くことになる。
最終的に、ユーザが使用不能状態にある資源を使用することを禁止する代りに、パケットを伝送または再伝送するために、スペクトルの効率損失を犠牲にして、より堅牢な変調及び符号化方式が選択されるであろう。
本発明は、SISO(単一入力単一出力:Single Input Single Output)タイプのOFDMチャンネルの特別な場合において特に説明された。それが同じくMIMO(複数入力複数出力:Multiple Input Multiple Output)システムに適用され得るということが理解されることになる。この場合、減衰係数hijは、大きさP×Qの行列Hに置き換えられることになり、ここで、P及びQは、それぞれ、送信器のアンテナ数と、受信器のアンテナ数である。そのような場合、ユーザチャンネルは、周波数、時間と結合され得る空間資源、またはアクセスコード資源(access code resource)を有している。従って、送信アンテナと受信アンテナとの間の単位チャンネルと関連付けられたいくらかの資源は、使用不能状態にあり、一方、単位チャンネルと関連付けられた他の資源は、使用不能状態にはないであろう。例えば、単位チャンネルに関して副搬送波のグループが使用不能状態にあり、他のものに関しては使用不能状態にないであろうということが理解されることになる。
だからこそ、もしこの伝送の周期性が、チャンネル品質における変化に追従するために短くなければならないならば、選ばれている方式が何であっても、チャンネル品質インジケータの伝送は、アップリンクの帯域通過(bandpass)を制限する。国際公開第2008/109269号パンフレット(WO2008/109269)は、異なるユーザに対する資源割り当て方法及びリンク適応方法を説明する。関係する文書は、更に、資源のグループごとにユーザチャンネル品質(CQI)を報告することに関して規定する。
本発明は、リンク適応型無線遠隔通信システムにおけるユーザチャンネルの品質の報告方法によって定義され、前記チャンネルは、エルゴード的ではないと共に、ブロックフェージングタイプのチャンネルであり、前記システムは、伝送資源の複数のグループを有し、各グループは、少なくとも1つの伝送資源を含む。資源の各グループに関して、それがこれ以降設定ビットレートと呼ばれる前記ユーザによって要求されたビットレートに対して使用不能状態(outage position)にあるか否かが判定されると共に、もし資源のこのグループに関する瞬間的な相互情報量が前記設定ビットレートより少ないならば、グループは使用不能状態にあると判断され、使用不能状態にある資源の前記グループの識別子のリスト、及び使用不能状態にない資源の前記グループに関するチャンネル品質インジケータが、前記ユーザのアップリンクで伝送される。

Claims (15)

  1. リンク適応型無線遠隔通信システムにおけるユーザチャンネルの品質の報告方法であって、
    前記システムが、伝送資源の複数(K/NSB)のグループを有し、各グループ(G)が少なくとも1つの伝送資源(PRB)を含み、
    資源の各グループに関して、それが設定ビットレート(R)と呼ばれる前記ユーザによって要求されたビットレートに対して使用不能状態にあるか否かが判定される(110)と共に、
    使用不能状態にある資源のグループの識別子のリスト(120)、及び使用不能状態にない資源の前記グループに関するチャンネル品質インジケータ(130)が、前記ユーザのアップリンクで伝送される
    ことを特徴とする報告方法。
  2. 信号対干渉雑音比が、資源の各グループに関して推定されると共に、
    もし資源のこのグループに関する瞬間的な相互情報量(Iinst(k))が前記設定ビットレートより少ないならば、グループが使用不能状態にあると判断される
    ことを特徴とする請求項1に記載の報告方法。
  3. 資源のグループに対する設定ビットレートが、更に、資源のこのグループに関して評価された信号対干渉雑音比において設定パケット誤り率(PERtg)を満たすことができる変調及び符号化方式から推定される
    ことを特徴とする請求項2に記載の報告方法。
  4. 資源のグループに対する設定ビットレートが、更に、変調及び符号化方式から推定され、
    前記方式及び前記信号対干渉雑音比が、設定パケット誤り率(PERtg)を満たすように、一緒に決定される
    ことを特徴とする請求項2に記載の報告方法。
  5. 前記チャンネルのコヒーレンス時間が判定されると共に、
    使用不能状態にある資源の前記グループの識別子の前記リストが、前記コヒーレンス時間と等しいかそれを上回る時間期間を有する前記アップリンクで伝送される
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の報告方法。
  6. 前記信号対干渉雑音比が、資源の各グループに関して評価されると共に、
    前記チャンネル品質インジケータが、使用不能状態にない資源の前記グループに関する前記信号対干渉雑音比の量子化された値を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の報告方法。
  7. 前記信号対干渉雑音比が、資源の各グループに関して評価されると共に、
    前記比が量子化され、
    使用不能状態にない資源の前記グループに関する前記量子化された比が、それらの値に応じて分類され、
    前記チャンネル品質インジケータが、最も高い値の他に残りの値の平均値を有する、所定数の量子化された比を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の報告方法。
  8. 前記信号対干渉雑音比が、資源の各グループに関して評価されると共に、
    前記比が量子化され、
    使用不能状態にない資源の前記グループに関する前記量子化された比が、それらの値に応じて分類され、
    前記チャンネル品質インジケータが、所定数の最も高い値に関して計算された第1の平均値、及び残りの値に関して計算された第2の平均値を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の報告方法。
  9. 前記信号対干渉雑音比が、資源の各グループに関して推定されると共に、
    前記比が量子化され、
    使用不能状態にない資源の前記グループに関する前記量子化された比が、それらの値に応じて分類され、
    上限が最も高い値であり下限が同じ値から所定のマージンを減算した値である区間に含まれる値に関して、第1の平均値が計算され、
    残りの値に関して、第2の平均値が計算され、
    前記チャンネル品質インジケータが、前記第1の平均値及び前記第2の平均値を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の報告方法。
  10. 送信器がオンであるとき、前記チャンネルが、前記ユーザのアップリンクを介して使用不能状態にある資源の前記グループの前記識別子を受け取り、
    それは、前記チャンネルのコヒーレンス時間と等しいかそれを上回る時間の間、資源のこれらのグループに関して伝送しない
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の報告方法。
  11. 送信器がオンであるとき、前記チャンネルが、前記ユーザのアップリンクを介して使用不能状態にある資源の前記グループの前記識別子を受け取り、
    それは、システム資源に関するスケジューリング期間と等しいかそれを上回る時間の間、これらの資源に関して伝送しない
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の報告方法。
  12. 前記遠隔通信システムが、OFDMシステムであり、
    前記伝送資源が、OFDM多重送信方式の周波数区間である
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の報告方法。
  13. 周波数区間の瞬間的な一片の相互情報量が、前記区間の副搬送波に関する前記相互情報量の平均値として獲得される
    ことを特徴とする請求項2または請求項12のいずれか一項に記載の報告方法。
  14. 前記遠隔通信システムが、冗長性増加型伝送パケット通信システムであり、
    周波数区間の2つの連続的な伝送が提供する瞬間的な一片の相互情報量が、前記区間の副搬送波に関する前記相互情報量の平均の2倍として獲得される
    ことを特徴とする請求項2または請求項12のいずれか一項に記載の報告方法。
  15. 前記遠隔通信システムが、HARQタイプのパケット通信システムであり、
    受信されたパケットが誤っているならば、パケットがそれ自体再び伝送され、
    2つの連続的な伝送が提供する2つのパケットが結合され、
    周波数区間の瞬間的な相互情報量が、前記区間の副搬送波に関する前記相互情報量の平均値として推定されると共に、
    雑音電力が、単一の伝送に関して2で割られる
    ことを特徴とする請求項2または請求項12のいずれか一項に記載の報告方法。
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