JP2012517770A - アクティブな通話上でのユーザのための、ホームノードbへのビーコン支援ハンドオーバーを促進する方法および装置 - Google Patents

アクティブな通話上でのユーザのための、ホームノードbへのビーコン支援ハンドオーバーを促進する方法および装置 Download PDF

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Abstract

アクティブな通話の間に、マクロネットワークからフェムトセルへのビーコン支援ハンドオーバーを促進するための方法、装置、および、コンピュータプログラムプロダクトが開示されている。フェムトセル管理システムは、フェムトセルに対して一意的な識別子を割り当て、フェムトセルは一意的な識別子を使用して、フェムトセルの動作周波数とは異なる周波数においてビーコンをブロードキャストする。ワイヤレス端末は、特定の周波数をスキャンするようにワイヤレス端末に命令する制御メッセージをマクロネットワークから受信する。ワイヤレス端末は、後続して、スキャンから把握した属性を識別する報告をマクロネットワークに提供し、報告は、ビーコンに関係付けられている属性を含む。マクロネットワークは、その後、属性の関数として、マクロネットワークからフェムトセルへのハンドオーバーを実行する。
【選択図】 図4

Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、“アクティブな通話中のUTRAN/UMTSユーザのための、ホームノードBへのビーコン支援ハンドオーバーを可能にするための方法および装置”と題し、2009年2月10日に出願された、米国仮特許出願シリアル番号第61/151,471号と、“アクティブな通話中のUTRAN/UMTSユーザのための、ホームノードBへのビーコン支援ハンドオーバーを可能にするための方法および装置”と題し、2009年6月15日に出願された、米国仮特許出願シリアル番号第61/187,228号との利益を主張する。前述の出願は、参照によりそれらのすべてがここに組み込まれている。
背景
I.分野
以下の説明は、一般的に、ワイヤレス通信に関し、さらに詳細には、アクティブな通話上でのユーザのための、フェムトセルへのビーコン支援ハンドオーバーを促進するための方法および装置に関する。
II.背景
ワイヤレス通信システムは、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために、幅広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能である多元接続システムであってもよい。このような多元接続システムの例には、コード分割多元接続(CDMA)システムと、時分割多元接続(TDMA)システムと、周波数分割多元接続(FDMA)システムと、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システムと、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムとが含まれる。
一般的に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末に対する通信を同時にサポートすることができる。各端末は、フォワードリンク上およびリバースリンク上の送信を通して、1つ以上の基地局と通信する。フォワードリンク(または、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクのことを指し、リバースリンク(または、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクのことを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、複数入力単一出力、または、複数入力複数出力(MIMO)のシステムを通して確立してもよい。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(NT本)の送信アンテナと複数(NR本)の受信アンテナとを用いる。NT本の送信アンテナとNR本の受信アンテナとにより形成されるMIMOチャネルは、NS個の独立したチャネルに分解することができ、これは、空間チャネルとしても呼ばれ、ここで、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立したチャネルのそれぞれは、次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナにより生成される付加的な次元を利用する場合に、改善された性能(例えば、より高いスループットおよび/またはより大きな信頼性)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割デュプレックス(TDD)システムと周波数分割デュプレックス(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、相互関係原理により、リバースリンクチャネルからフォワードリンクチャネルの推定が可能になるように、フォワードリンク送信とリバースリンク送信は、同じ周波数領域上にある。これにより、アクセスポイントにおいて複数のアンテナが利用可能であるときに、アクセスポイントが、フォワードリンク上で、送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
セルラネットワークでは、マクロノードB(MNB)が、ある地理的なエリアにわたって、非常に多数のユーザに対して接続性とカバレッジを提供している。マクロネットワーク配置は、地理的な領域にわたって良好なカバレッジを提供するように、慎重に計画され、設計され、実現されている。このような慎重な計画は必要であるが、特に、室内環境では、フェーディング、マルチパス、シャドウイング等のようなチャネル特性に適応することができない。それゆえ、室内ユーザは、結果として悪いユーザ経験になるカバレッジ問題(通話停止、品質低下)に直面することが多い。
フェムトセルまたはホームノードB(HNB)として知られる小型化された基地局は、セルラカバレッジを建物内に拡張することにより、この問題を取り扱うことが期待されている。フェムトセルは、ユーザの家の中に設置されていてもよく、既存のブロードバンドインターネット接続を使用して、移動体ユニットに室内ワイヤレスカバレッジを提供する、新しい分類の基地局である。
しかしながら、非常に多数のHNBの計画されていない配置は、対処が必要になるいくつかの課題を生成させる可能性が高い。例えば、移動体ユーザがフェムトセルに近づいたときに(例えば、セルラ加入者が帰宅したときに)、その特定のフェムトセルにハンドオーバーできることが望ましい。しかし、フェムトセルを一意的に識別して、このようなハンドオーバーを促進することは難しいかもしれない。マクロネットワークでは典型的に、あるカバレッジエリア中のMNBに対して、一意的なプライマリースクラブリングコード(PSC)を割り当てることにより、MNBの識別を達成している。しかしながら、割り振られ、再使用されるPSCの数が限られていることと、MNBと比較してHNBのスケールカバレッジが小さいことから、フェムトセル配置では、このことが実現可能ではない。それゆえ、HNB識別のためにPSCを使用することは、結果として、アクティブなハンドイン手順間の曖昧さになり、誤ったHNB識別は、結果として、ネットワーク性能の極度の低下になるだろう。
別の課題は、UMTS−フェムトセルネットワーク配置中で複数の周波数(f1、f2、...、fn)が使用されるときのフェムトセルカバレッジの検出である。1つの周波数上の、例えば、f1上のマクロ無線ネットワーク制御装置(RNC)とのアクティブな通話中であるワイヤレス端末には、他の周波数(f2、f3、...、fn)上のHNBにより提供されている良好なカバレッジがあるときでさえ、これらの周波数上のHNBの存在を検出することができない。したがって、フェムトセルカバレッジエリア中のワイヤレス端末は、望ましくないことに、マクロセルネットワークに接続したままである。したがって、ワイヤレス端末は、フェムトセルネットワークカバレッジの存在を決して検出せず、それゆえ、その利益を活用することができないだろう。このようなシナリオは、結果として、悪いユーザ経験と、使用されていないHNB容量とになるかもしれない。
したがって、マクロネットワークにより促進されるアクティブな通信の間に、フェムトセルカバレッジを効率的に検出および識別するための方法ならびに装置を開発することが望ましいだろう。
現在のワイヤレス通信システムの上記で説明した欠陥は、従来のシステムの問題のうちのいくつかについての概略を提供することを意図しているに過ぎず、網羅的であるように意図されていない。従来のシステムでの他の問題と、ここで説明するさまざまな限定的でない実施形態の対応する利益とは、以下の説明をレビューしたときにさらに明らかになる。
概要
以下のものは、このような実施形態の基本的な理解を提供するために、1つ以上の実施形態の簡略化した概要を提示する。この概要は、すべての考えられる実施形態の広範囲にわたる概略ではなく、すべての実施形態のキーエレメントまたは重要なエレメントを識別すること、あるいは、任意の実施形態またはすべての実施形態の範囲を詳細に述べることのどちらも意図していない。この唯一の目的は、後に提示するさらに詳細な説明に対する前置きとして、1つ以上の実施形態のうちのいくつかの概念を簡略化した形態で提示することである。
1つ以上の実施形態と、それらの対応する開示とにしたがうと、アクティブな通話上でのユーザのための、ビーコン支援ハンドオーバーを促進することに関連して、さまざまな態様を説明する。1つの態様では、ワイヤレス端末からのビーコン支援ハンドオーバーを促進するための方法およびコンピュータプログラムプロダクトを説明する。このような実施形態内では、マクロネットワークによりアクティブな通信が促進される、基地局とのアクティブな通信の間に、制御メッセージを受信する。制御メッセージ中で識別された、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数は、その後、ワイヤレス端末によりスキャンされる。その後、報告が基地局に送信され、報告は、ビーコンに関係付けられている属性を含む。
別の態様では、ワイヤレス端末からのビーコン支援ハンドオーバーを促進する装置が開示されている。このような実施形態内では、装置は、メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備する。コンピュータ実行可能なコンポーネントは、受信コンポーネントと、スキャニングコンポーネントと、送信コンポーネントとを含む。受信コンポーネントは、マクロネットワークによりアクティブな通信が促進される、基地局とのアクティブな通信の間に、制御メッセージを受信するように構成されている。スキャニングコンポーネントは、制御メッセージ中で識別された、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするように構成されている。この実施形態に対しては、ビーコンに関係付けられている周波数は、フェムトセルの動作周波数とは異なるものである。そして、送信コンポーネントは、基地局に報告を送信するように構成されており、報告は、ビーコンに関係付けられている属性を含む。
さらなる態様において、別の装置が開示されている。このような実施形態内では、装置は、制御メッセージを受信する手段と、スキャニングする手段と、送信する手段とを具備している。この実施形態に対しては、基地局を通してマクロネットワークにより、アクティブな通信が促進される、基地局とのアクティブな通信の間に、制御メッセージを受信する。スキャニングする手段は、制御メッセージ中で識別された周波数をスキャニングする手段を備え、周波数は、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている。送信する手段は、ビーコンに関係付けられている属性を含む報告を基地局に送信する手段を備える。
別の態様では、フェムトセルからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する方法およびコンピュータプログラムプロダクトが開示されている。このような実施形態内では、フェムトセルに関係付けられている一意的な識別子を含む初期化メッセージを受信する。その後、一意的な識別子の関数として、第1の周波数において、フェムトセルを動作させる。その後、第1の周波数とは異なる第2の周波数において、少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストし、ここでは、一意的な識別子にしたがって、少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする。
フェムトセルからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する装置も開示されている。このような実施形態内では、装置は、メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備する。コンピュータ実行可能なコンポーネントは、受信コンポーネントと、動作コンポーネントと、送信コンポーネントとを含む。受信コンポーネントは、フェムトセルに関係付けられている一意的な識別子を含む初期化メッセージを受信するように構成されている。動作コンポーネントは、一意的な識別子の関数として、第1の周波数においてフェムトセルを動作させる。そして、送信コンポーネントは、第1の周波数とは異なる第2の周波数において、少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストするように構成されており、ここでは、一意的な識別子にしたがって、少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする。
さらなる態様では、別の装置が開示されている。このような実施形態内では、装置は、初期化メッセージを受信する手段と、動作させる手段と、ブロードキャストする手段と、ワイヤレス端末を検出する手段とを具備している。この実施形態に対しては、フェムトセルに関係付けられている一意的な識別子を含む初期化メッセージを受信する。動作させる手段は、第1の周波数においてフェムトセルを動作させる手段を備え、ここで、一意的な識別子の関数として、フェムトセルを動作させる。ブロードキャストする手段は、少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする手段を備え、ここで、第1の周波数とは異なる第2の周波数において、少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストし、一意的な識別子にしたがって、少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする。少なくとも1つのビーコン信号を制御することにより、ワイヤレス端末もまた検出し、ここで、ワイヤレス端末との潜在的な干渉を軽減させる。
他の態様では、ビーコン支援ハンドオーバーを管理する方法およびコンピュータプログラムプロダクトが開示されている。このような実施形態内では、フェムトセルから通信を受信し、ここで、通信の関数として、一意的な識別子をフェムトセルに対して割り当てる。この実施形態に対しては、一意的な識別子は、フェムトセルからビーコン信号をブロードキャストすることに関係付けられている初期化パラメータを識別する。その後、フェムトセルに対して一意的な識別子を送信する。
ビーコン支援ハンドオーバーを管理する装置も開示されている。このような実施形態内では、装置は、メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備する。コンピュータ実行可能なコンポーネントは、受信コンポーネントと、割り当てコンポーネントと、送信コンポーネントとを含む。受信コンポーネントは、フェムトセルから通信を受信するように構成されているのに対し、割り当てコンポーネントは、通信の関数として、フェムトセルに対して一意的な識別子を割り当てるように構成されている。この実施形態に対しては、一意的な識別子は、フェムトセルからビーコン信号をブロードキャストすることに関係付けられている初期化パラメータを識別する。そして、送信コンポーネントは、フェムトセルに対して一意的な識別子を送信するように構成されている。
さらなる態様では、別の装置が開示されている。このような実施形態内では、装置は、通信を受信する手段と、一意的な識別子を割り当てる手段と、一意的な識別子を送信する手段とを具備している。この実施形態に対しては、フェムトセルから通信を受信する。通信の関数として、一意的な識別子がフェムトセルに対して識別されており、ここで、一意的な識別子は、フェムトセルからビーコン信号をブロードキャストすることに関係付けられている初期化パラメータを識別する。その後、フェムトセルに対して一意的な識別子を送信する。
さらに別の態様では、マクロネットワークからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する方法およびコンピュータプログラムプロダクトが開示されている。このような実施形態内では、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするようにワイヤレス端末に命令する制御メッセージを発生させる。この実施形態に対しては、周波数は、フェムトセルの動作周波数とは異なる。その後、ワイヤレス端末に対して制御メッセージを送信し、後続して、少なくとも1つのビーコン属性を含む報告を、ワイヤレス端末から受信する。その後、少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの検出と識別を把握し、ここで、識別により、フェムトセルへのハンドオーバーが促進される。
マクロネットワークからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する装置も開示されている。このような実施形態内では、装置は、メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備する。コンピュータ実行可能なコンポーネントは、メッセージ発生コンポーネントと、送信コンポーネントと、受信コンポーネントと、検出コンポーネントと、識別コンポーネントとを含む。メッセージ発生コンポーネントは、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするようにワイヤレス端末に命令する制御メッセージを発生させるように構成されている。この実施形態に対しては、周波数は、フェムトセルの動作周波数とは異なる。送信コンポーネントは、ワイヤレス端末に対して制御メッセージを送信するように構成されているのに対し、受信コンポーネントは、少なくとも1つのビーコン属性を含む報告をワイヤレス端末から受信するように構成されている。検出コンポーネントは、少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの検出を把握するように構成されている。そして、識別コンポーネントは、少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの識別を把握するように構成されており、ここで、識別により、フェムトセルへのハンドオーバーが促進される。
さらなる態様では、別の装置が開示されている。このような実施形態内では、装置は、制御メッセージを発生させる手段と、制御メッセージを送信する手段と、報告を受信する手段と、検出を把握する手段と、識別を決定する手段と、命令する手段とを具備している。この実施形態に対しては、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするようにワイヤレス端末に命令する制御メッセージを発生させ、ここで、周波数は、フェムトセルの動作周波数とは異なる。ワイヤレス端末に対して、制御メッセージを送信する。少なくとも1つのビーコン属性を含む報告をワイヤレス端末から受信する。少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの検出を把握する。少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの識別を把握し、ここで、識別により、フェムトセルへのハンドオーバーが促進される。フェムトセルの動作周波数に関するスキャンを実行するようにも、ワイヤレス端末に命令し、ここで、報告は、フェムトセル属性をさらに含み、ここで、検出または識別の少なくとも1つは、フェムトセル属性に基づいている。
先の目的および関連する目的を達成するために、1つ以上の実施形態は、後に完全に説明する特徴、および、特許請求の範囲中で特に指摘する特徴を含んでいる。以下の説明および添付図面により、1つ以上の実施形態のある例示的な態様を詳細に述べる。しかしながら、これらの態様は、さまざまな実施形態の原理を用いることができるさまざまな方法のうちのいくつかを示しており、説明する実施形態は、このようなすべての態様およびそれらの均等物を含むことを意図している。
図1は、ここで述べるさまざまな態様にしたがった、ワイヤレス通信システムの例である。 図2は、ここで説明するさまざまなシステムおよび方法に関連して用いることができる例示的なワイヤレスネットワーク環境の例である。 図3は、ネットワーク環境内での、アクセスポイント基地局の配置を可能にする例示的な通信システムを示している。 図4は、主題的な明細書の態様にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進するための例示的なシステムの概略である。 図5は、主題的な明細書の態様にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進するための例示的な手順を示している。 図6は、主題的な明細書の態様にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進する例示的なワイヤレス端末のブロックダイヤグラムを示している。 図7は、ワイヤレス端末からのビーコン支援ハンドオーバーの促進を行う電気的コンポーネントの例示的な結合の例である。 図8は、主題的な明細書の態様にしたがった、ワイヤレス端末からのビーコン支援ハンドオーバーを促進するための例示的な方法論を示すフローチャートである。 図9は、主題的な明細書の態様にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進する例示的なフェムトセルシステムのブロックダイヤグラムを示している。 図10は、フェムトセルからのビーコン支援ハンドオーバーの促進を行う電気的コンポーネントの例示的な結合の例である。 図11は、主題的な明細書の態様にしたがった、フェムトセルからのビーコン支援ハンドオーバーを促進するための例示的な方法論を示すフローチャートである。 図12は、主題的な明細書の態様にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを管理するための例示的なフェムトセル管理システムのブロックダイヤグラムを示している。 図13は、ビーコン支援ハンドオーバーの管理を行う電気的コンポーネントの例示的な結合の例である。 図14は、主題的な明細書の態様にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを管理するための例示的な方法論を示すフローチャートである。 図15は、主題的な明細書の態様にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進する例示的なマクロネットワークデバイスのブロックダイヤグラムを示している。 図16は、マクロネットワークデバイスからのビーコン支援ハンドオーバーの促進を行う電気的コンポーネントの例示的な結合の例である。 図17は、主題的な明細書の態様にしたがった、マクロネットワークデバイスからのビーコン支援ハンドオーバーを促進するための例示的な方法論を示すフローチャートである。 図18は、複数のセルを含むさまざまな態様にしたがって実現される例示的な通信システムの例である。 図19は、ここで説明するさまざまな態様にしたがった、例示的な基地局の例である。 図20は、ここで説明するさまざまな態様にしたがって実現される例示的なワイヤレス端末の例である。
詳細な説明
図面を参照して、ここで、さまざまな実施形態を説明し、ここで、同一の参照番号は、全体を通して、同一のエレメントのことを指すように使用している。以下の説明では、説明する目的のために、1つ以上の実施形態の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細を述べている。しかしながら、これらの特定の詳細がなくても、このような実施形態を実施できることは明白である。他の例では、1つ以上の実施形態の説明を促進するために、よく知られている構造およびデバイスを、ブロックダイヤグラムの形態で示している。
主題的な明細書は、ビーコンを用いて、UMTS−フェムトセルネットワーク中でHNBを識別および検出することに関する前述の問題を取り扱うための方法および装置を開示している。ある態様において、HNBは、HNBの検出を促進するビーコンを、異なる周波数(f2、f3、...、fn)上で送信する。さらに、HNBの識別は、一意的な識別属性を割り当てることにより達成される。例えば、実施形態において、HNB識別属性は、HNBに割り当てられている1セットの拡散シーケンスと、ビーコンに割り当てられている1セットの拡散シーケンスと、1セットのシステムフレーム番号(SFN)オフセットとのクロス乗積から取られたタプルである。MNBへのワイヤレス端末報告は、HNBを一意的に識別するために方法が取り出すHNB識別属性を含んでいる。ある態様において、方法は、フェムトセル管理システム中に存在し、ここで、提案されるアプローチは、レガシーUEにも適用可能である。
ここで説明する技術を、コード分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数多元接続(OFDMA)、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)、高速パケットアクセス(HSPA)、および、他のシステムのような、さまざまなワイヤレス通信システムに対して使用することができる。用語“システム”および“ネットワーク”は、区別なく使用することが多い。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000等のような、無線技術を実現することができる。UTRAは、ワイドバンドCDMA(W−CDMA)と、CDMAの他の変形とを含んでいる。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、および、IS−856標準規格をカバーしている。TDMAシステムは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標))のような、無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、エボルブドUTRA(E−UTRA)や、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)や、IEEE802.11(WiFi(登録商標))や、IEEE802.16(WiMAX)や、IEEE802.20や、フラッシュOFDM(登録商標)等のような、無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの来たるべきリリースであり、ダウンリンク上ではOFDMAを用い、アップリンク上ではSC−FDMAを用いる。
単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、単一搬送波変調と周波数ドメイン等化とを利用する。SC−FDMAは、OFDMAシステムのものと、類似する性能と、事実上同じ全体的な複雑さとを有している。SC−FDMA信号は、その固有の単一搬送波構造のために、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有している。SC−FDMAは、例えば、送信電力効率性の観点から、より低いPAPRがアクセス端末に非常に利益をもたらすアップリンク通信において、使用することができる。したがって、3GPPロングタームエボリューション(LTE)またはエボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームとして、SC−FDMAを実現することができる。
高速パケットアクセス(HSPA)は、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)技術と、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)または拡張アップリンク(EUL)技術とを含むことができ、HSPA+技術も含むことができる。HSDPAと、HSUPAと、HSPA+は、それぞれ、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)仕様のリリース5と、リリース6と、リリース7の一部である。
高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)は、ネットワークからユーザ機器(UE)へのデータ送信を最適化する。ここで使用するように、ネットワークからユーザ機器UEへの送信は、“ダウンリンク”(DL)として呼ぶことがある。送信方法は、数Mビット/秒のデータレートを許容することができる。高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)は、移動体無線ネットワークの容量を増加させることができる。高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)は、端末からネットワークへのデータ送信を最適化することができる。ここで使用するように、端末からネットワークへの送信は、“アップリンク”(UL)として呼ぶことがある。アップリンクデータ送信方法は、数Mビット/秒のデータレートを許容することができる。HSPA+は、3GPP仕様のリリース7中で指定されているように、アップリンクとダウンリンクの双方におけるさらなる改善さえも提供する。高速パケットアクセス(HSPA)方法は、典型的に、例えば、ボイスオーバーIP(VoIP)と、テレビ会議と、モバイルオフィスアプリケーションとのような、大量のデータを送信するデータサービスにおいて、ダウンリンクとアップリンクとの間のより高速の対話を可能にする。
ハイブリッド自動反復要求(HARQ)のような、高速データ送信プロトコルは、アップリンク上とダウンリンク上とで使用することができる。ハイブリッド自動反復要求(HARQ)のような、このようなプロトコルにより、間違って受信したかもしれないパケットの再送信を受信者が自動的に要求することが可能になる。
アクセス端末に関連して、ここで、さまざまな実施形態を説明する。アクセス端末は、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、遠隔局、遠隔端末、移動体デバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、または、ユーザ機器(UE)と呼ぶこともできる。アクセス端末は、セルラ電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、または、ワイヤレスモデムに接続されている他の処理デバイスとすることができる。さらに、基地局に関連して、ここで、さまざまな実施形態を説明する。基地局は、アクセス端末と通信するために使用することができ、アクセスポイント、ノードB、エボルブドノードB(eノードB)、または、他の何らかの専門用語として呼ぶこともある。
ここで図1を参照すると、ここで提示するさまざまな実施形態にしたがった、ワイヤレス通信システム100が示されている。システム100は、複数のアンテナグループを含むことがある基地局102を含んでいる。例えば、1つのアンテナグループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループは、アンテナ108およびアンテナ110を含むことができ、さらに他のグループは、アンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。各アンテナグループに対して2つのアンテナが示されている;しかしながら、各アンテナグループに対して、より多いまたはより少ないアンテナを利用することができる。基地局102は、さらに、送信機チェーンと受信機チェーンとを具備し、そのそれぞれは、当業者により正しく認識されるように、さらに、信号の送受信に関係する複数のコンポーネント(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を備えることができる。
基地局102は、アクセス端末116およびアクセス端末122のような、1つ以上のアクセス端末と通信することができる;しかしながら、基地局102は、アクセス端末116とアクセス端末122とに類似する、実質的に任意の数のアクセス端末と通信できることを正しく認識すべきである。アクセス端末116およびアクセス端末122は、例えば、セルラ電話機や、スマートフォンや、ラップトップや、ハンドヘルド通信デバイスや、ハンドヘルドコンピューティングデバイスや、衛星ラジオや、グローバルポジショニングシステムや、PDAや、および/または、ワイヤレス通信システム100を通して通信する他の何らかの適切なデバイスとすることができる。表されているように、アクセス端末116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信し、ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、フォワードリンク118を通してアクセス端末116に情報を送信し、リバースリンク120を通してアクセス端末116から情報を受信する。さらに、アクセス端末122は、アンテナ104およびアンテナ106と通信し、ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、フォワードリンク124を通してアクセス端末122に情報を送信し、リバースリンク126を通してアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割デュプレックス(FDD)システムにおいて、例えば、フォワードリンク118は、リバースリンク120により使用されるものとは異なる周波数帯域を利用することができ、フォワードリンク124は、リバースリンク126により用いられているものとは異なる周波数帯域を用いることができる。さらに、時分割デュプレックス(TDD)システムにおいて、フォワードリンク118およびリバースリンク120は、共通の周波数帯域を利用することができ、フォワードリンク124およびリバースリンク126は、共通の周波数帯域を利用することができる。
各アンテナのグループをおよび/または各アンテナのグループが通信するように指定されているエリアを、基地局102のセクターとして呼ぶことがある。例えば、アンテナグループは、基地局102によりカバーされているエリアのセクター中で、アクセス端末に通信するように設計することができる。フォワードリンク118およびフォワードリンク124を通しての通信では、基地局102の送信アンテナは、アクセス端末116とアクセス端末122とに対するフォワードリンク118およびフォワードリンク124の信号対ノイズ比を改善するために、ビームフォーミングを利用することができる。また、基地局102がビームフォーミングを利用して、関係するカバレッジエリア中にランダムに散らばっているアクセス端末116およびアクセス端末122に送信している間、単一のアンテナを通して、基地局が、そのすべてのアクセス端末に送信するのと比較すると、隣接するセル中のアクセス端末は、受ける干渉が少なくなる。
図2は、例示的なワイヤレス通信システム200を示している。ワイヤレス通信システム200は、簡潔さのために、1つの基地局210と1つのアクセス端末250とを表している。しかしながら、システム200は、1つより多い基地局および/または1つより多いアクセス端末を含むことができ、ここで、付加的な基地局および/または付加的なアクセス端末は、下記で説明する例示的な基地局210およびアクセス端末250と、実質的に、類似していることがあり、または、異なっていることがあることを正しく認識すべきである。加えて、基地局210および/またはアクセス端末250は、それらの間でのワイヤレス通信を促進するために、ここで説明するシステムおよび/または方法を用いることができることを正しく認識すべきである。
基地局210において、多数のデータストリームに対するトラフィックデータが、データソース212から送信(TX)データプロセッサ214に提供される。例にしたがうと、各データストリームは、それぞれのアンテナを通して送信することができる。TXデータプロセッサ214は、そのデータストリームに対して選択された特定のコーディングスキームに基づいて、トラフィックデータストリームをフォーマットし、コード化し、および、インターリーブし、コード化されたデータを提供する。
各データストリームに対するコード化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を使用して、パイロットデータと多重化することができる。付加的にあるいは代替的に、パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)でき、時分割多重化(TDM)でき、または、コード分割多重化(CDM)できる。パイロットデータは、典型的に、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために、アクセス端末250において使用することができる。各データストリームに対する多重化されたパイロットおよびコード化データは、そのデータストリームに対して選択された特定の変調スキーム(例えば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QSPK)、M位相偏移変調(M−PSK)、または、M直角位相振幅変調(M−QAM)等)に基づいて、変調(すなわち、シンボルマッピング)し、変調シンボルを提供することができる。各データストリームに対する、データレート、コーディング、および、変調は、プロセッサ230により実行または提供される命令により決定することができる。
データストリームに対する変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ220に提供することができ、TX MIMOプロセッサ220は、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理することができる。TX MIMOプロセッサ220は、その後、N個の変調シンボルストリームをN台の送信機(TMTR)222aないし222tに提供する。さまざまな実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データストリームのシンボルと、そこからシンボルが送信されるアンテナとに対して、ビームフォーミングの重みを適用する。
各送信機222は、それぞれのシンボルストリームを受け取って処理し、1つ以上のアナログ信号を提供し、さらに、アナログ信号を調整して(例えば、増幅して、フィルタリングして、および、アップコンバートして)、MIMOチャネルを通しての送信に適した変調された信号を提供する。さらに、送信機222aないし222tからのN個の変調信号は、N本のアンテナ224aないし224tから、それぞれ送信される。
アクセス端末250において、NR本のアンテナ252aないし252rにより、送信変調信号を受信し、各アンテナ252から受信した信号は、それぞれの受信機(RCVR)254aないし254rに提供される。各受信機254は、それぞれの信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、および、ダウンコンバートし)、調整した信号をデジタル化して、サンプルを提供し、さらに、サンプルを処理して、対応する“受信した”シンボルストリームを提供する。
RXデータプロセッサ260は、特定の受信機処理技術に基づいて、NR台の受信機254からNR個の受信したシンボルストリームを受け取って処理し、NT個の“検出した”シンボルストリームを提供する。RXデータプロセッサ260は、各検出したシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、および、デコードし、データストリームに対するトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ260による処理は、基地局210における、TX MIMOプロセッサ220とTXデータプロセッサ214とにより実行される処理と相補的である。
上記で論じたように、プロセッサ270は、どの利用可能な技術を利用するかを周期的に決定することができる。さらに、プロセッサ270は、行列インデックス部分とランク値部分とを含むリバースリンクメッセージを構築することができる。
リバースリンクメッセージは、通信リンクにおよび/または受信したデータストリームに関する、さまざまなタイプの情報を含むことができる。リバースリンクメッセージは、データソース236から多数のデータストリームに対するトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ238により処理し、変調器280により変調し、送信機254aないし254rにより調整し、基地局210に返信することができる。
基地局210において、アクセス端末250からの変調信号は、アクセス端末250により送信されたリバースリンクメッセージを抽出するために、アンテナ224により受信され、受信機222により調整され、復調器240により復調され、RXデータプロセッサ242により処理される。さらに、プロセッサ230は、抽出したメッセージを処理し、ビームフォーミングの重みを決定するために、どのプリコーディング行列を使用するかを決定することができる。
プロセッサ230およびプロセッサ270は、それぞれ、基地局210における動作とアクセス端末250における動作とを命令する(例えば、制御する、調整する、管理する等)。それぞれのプロセッサ230およびプロセッサ270は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ232およびメモリ272に関係付けることができる。プロセッサ230およびプロセッサ270は、アップリンクおよびダウンリンクに対する周波数応答推定とインパルス応答推定とをそれぞれ導出するための計算を実行することもできる。
図3は、ネットワーク環境内でアクセスポイント基地局の配置を可能にする例示的な通信システムを示している。図3において示されているように、システム300は、複数のアクセスポイント基地局を含み、または、代替実施形態では、例えば、HNB310のような、フェムトセル、ホームノードBユニット(HNB)、または、ホームエボルブドノードBユニット(HeNB)を含み、それぞれが、例えば、1つ以上のユーザ住居330のような、対応する小さいスケールのネットワーク環境中に設置されており、関係するユーザ機器(UE)または関係する移動局320とともに、エイリアンのユーザ機器(UE)またはエイリアンの移動局320を担当するように構成されている。各HNB310は、さらに、(示されていない)DSLルータを通して、または、代替的に、(示されていない)ケーブルモデムを通して、インターネット340と移動体オペレータコアネットワーク350とに結合されている。
次に図4を参照すると、主題的な明細書の態様にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進するための例示的なシステムの概略が提供されている。示されているように、システム400は、マクロネットワーク410と、ローカルフェムトセルネットワーク420と、ワイヤレス端末430と、フェムトセルゲートウェイ440とを含んでいる。このような実施形態内では、マクロネットワーク410は、複数の基地局412を含んでおり、ここで、マクロネットワーク410は、基地局412のうちのいずれかのものを通して、ワイヤレス端末430とのアクティブな通信(例えば、音声、データ等)を促進することができる。アクティブな通信の間に、マクロネットワーク410は、ワイヤレス端末430に制御メッセージを提供し、制御メッセージは、ローカルフェムトセルネットワーク420のうちのいずれかのものの内にあるフェムトセル424を含む、隣接セルリスト内のセルに対してスキャンするように、ワイヤレス端末430に命令する。制御メッセージによりセットされているマクロネットワークセッティングに基づいて、ワイヤレス端末430は、その後、それらの信号に関係付けられている特定の属性および/または測定値を示す報告をマクロネットワーク410に提供し、フェムトセル424のうちの1つからブロードキャストされたビーコンが検出されたか否かを決定するために、マクロネットワーク430は後にこの報告を使用する。このような検出を促進するために、ビーコンがセルに類似していることから、マクロネットワーク410により送られる制御メッセージには、隣接セルリスト内のビーコンが含まれている。実施形態において、ワイヤレス端末430により報告されたプライマリースクランブリングコード(PSC)に基づいて、マクロネットワーク430は、報告されたセルが実際にビーコンであるか否かを知る。したがって、ここで、ワイヤレス端末430が、イベント1aのような、標準的な測定報告メッセージを通して、セル(例えば、ビーコン)の存在をマクロネットワーク410に報告してもよいことに留意すべきである。
示されているように、ローカルフェムトセルネットワーク420は、フェムトセルゲートウェイ440と通信しており、管理デバイス422と複数のフェムトセル424とをそれぞれ含んでいる。ある態様において、管理デバイス422および/またはフェムトセルゲートウェイ440のいずれかが、フェムトセル424に識別子を割り当てるように構成されており、フェムトセル424はその後、識別子を使用して、それらのそれぞれのビーコンにより、それら自身を識別することを促進することができる。例えば、フェムトセル424は、異なるマクロ周波数(f1、f2、...、fn)上でビーコンを送信するように構成されていてもよく、ここで、複数のチャネルのうちのいずれかのものを通して、ビーコンを送信してもよい。少数のPSCもまた、ビーコン送信のために予約されていてもよい。
次に図5を参照すると、主題的な明細書の態様にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進するための例示的な手順が提供されている。以下に続く議論では、図5において示されている例示的な手順を、簡単にまとめている。
フェムトセルの検出に関して、手順は、以下のステップを含む。初めに、マクロ無線ネットワーク制御装置(RNC)は、UEに送る測定制御メッセージ(MCM)の隣接セルリスト(NCL)中にHNB PSC’sを含める。その後、UEが、NCL中のHNB上で、周波数内測定値を取り、マクロRNCに対して測定報告メッセージ(MRM)を送る。実施形態において、HNB PSCの検出を示すMRM(例えば、イベント1a)を受信したときに、マクロRNCは、即座トリガの周波数間ハンドオーバー(IFHO)、または、圧縮モードのIFHOのいずれかを用いる。
即座トリガのIFHOに対しては、初めに、マクロRNCが、受信したMRMのコンテンツを把握する。ある態様において、MRMが、例えば、HNB PSCに対する、イベント1a、イベント1c、または、イベント1eを含んでいる場合に、マクロRNCは、IFHOをイネーブルする。別の実施形態では、マクロRNCは、IFHOをトリガする前に、UEにより報告される特定の数のイベント(例えば、イベント1a、イベント1c、および/または、イベント1e)を待ってもよい。
圧縮モードのトリガIFHOに対しては、受信したMRMのコンテンツを把握することにより、マクロRNCが再び開始する。しかしながら、ここでは、MRMが、例えば、HNB PSCに対する、イベント1a、イベント1c、または、イベント1eを含んでいる場合に、マクロRNCは、UEに対して、イベント2Cを構成する後続するMCMを送る。UEは、その後、HNB動作周波数をスキャンし、マクロRNCに対してMRMを送る。HNB周波数が、あるしきい値を上回っている場合に、マクロRNCは、IFHOをイネーブルする。
フェムトセルを識別することに関して、図5において示されている例示的な手順は、エレメントごとに説明する以下のステップを含んでいる。
初めに、ホームノードB管理システム(HMS)により実行されるステップを説明する。HMSは、HNBネットワークをアドミニストレート管理している。ある態様において、HNBが電源投入されたときに、HMSとHNBとの間で初期化メッセージが交換される。このような実施形態内では、HNBに割り当てられるかもしれないプライマリースクランブリングコードのセットは、次のように示されることを正しく認識すべきである:
Figure 2012517770
ここで、K1は、HNBに対して割り振られるかもしれないプライマリースクランブリングコードの数を示す。
ビーコンに割り当てられてもよいプライマリースクランブリングコードのセットは、次のように示されることをさらに正しく認識すべきである:
Figure 2012517770
ここで、K2は、ビーコンに対して利用可能なプライマリースクランブリングコードの数を示す。
この実施形態に対しては、HNBは、HSおよびBSのセットから、適切なプライマリースクランブリングコードを選択し、これらのプライマリースクランブリングコードをHMSに報告する。HNBから報告を受信した後で、HMSは、HNBに割り当てるための適切なオフセット値(Δ)を探す。オフセットは、0と255との間の整数のセットから選ばれる。さらに、オフセットのセットは、次のように定義する:
Figure 2012517770
次に、プライマリースクランブリングコードとオフセット値とをHNBに割り当てる。特定の実施形態では、HSとBSとΔとのデカルト積が取られ、結果として、次のように定義されるHNB識別子のセットになる。
Figure 2012517770
HMSは、その後、HNBIDのセットから、使用されていない対を選択し、それをHNBに割り当てる。ここで、HNBIDのセットの長さは、HSのセットの長さとBSのセットの長さとに依存することに留意すべきである。
次に、HNBにより実行されるステップを説明する。ある態様において、HNBは、HMSから一意的な識別子を受信する。一意的な識別子を受信したときに、HNBは、初期化手順を実行し、HNBは、HNB動作周波数上のそのSFNと、ビーコン上のSFNとを、次のようにセットする:
Figure 2012517770
ある態様において、このSFN初期化手順は、すべてのHNBにより実行され、すべてのHNBには、SFNが割り当てられる。
次に、UEにより実行されるステップを説明する。これらのステップは、レガシーUEにより採り入れられてもよい。アクティブな通話中に、UEは、マクロRNCに接続され、Cell_DCH状態にある。UEは、NCL中に提供されている(周波数内)ビーコンPSCを測定する要求をマクロRNCから受信する。同期化を実行した後で、UEは、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)から、フレーム番号(すなわち、SFN)を取得する。マクロRNCに送るUEの初期報告中では、SFN−CFN時間差(Cell_DCH)と、ビーコンスクランブリングコードと、HNBによるビーコン送信の他の測定パラメータとを含むさまざまな属性が報告される。マクロRNCにMRMを送った後に、UEは、イベント2cを検出するように構成されている。UEは、その後、圧縮モードの測定を実行し、UEの後続するMRMには、HNBスクランブリングコードと、HNB動作周波数上の他の測定値とが含まれている。
次に、マクロRNCにより実行されるステップを説明する。ある態様において、UEのMRM(例えば、イベント1aおよびイベント2c)を取得したときに、マクロRNCは、対応するオフセットおよびスクランブリングコード情報を取り出し、RNC間ハードハンドオフ手順を開始する。さらに、図5において示されているように、マクロRNCは、ホームノードBゲートウェイにMRMを渡す。RNC間ハードハンドオフ手順に類似して、HNB GWは、その後、2つの報告に基づいて、HNBIDを抽出することができる。一致が見つかった場合に、ハードハンドオフ手順は完了する。
次に図6を参照すると、実施形態にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進する例示的なワイヤレス端末のブロックダイヤグラムが提供されている。示されているように、ワイヤレス端末600は、プロセッサコンポーネント610と、メモリコンポーネント620と、受信コンポーネント630と、スキャニングコンポーネント640と、送信コンポーネント650と、解析コンポーネント660とを備えていてもよい。
1つの態様では、プロセッサコンポーネント610は、複数の機能のうちのいずれかを実行することに関するコンピュータ読取可能命令を実行するように構成されている。プロセッサコンポーネント610は、ワイヤレス端末600から通信される情報の解析に専用の、ならびに/あるいは、メモリコンポーネント620や、受信コンポーネント630や、スキャニングコンポーネント640や、送信コンポーネント650や、および/または、解析コンポーネント660により利用することができる情報の発生に専用の、単一のプロセッサまたは複数のプロセッサとすることができる。付加的にまたは代替的に、プロセッサコンポーネント610は、ワイヤレス端末600のうちの1つ以上のコンポーネントを制御するように構成されていてもよい。
別の態様では、メモリコンポーネント620は、プロセッサコンポーネント610に結合されており、プロセッサコンポーネント610により実行されるコンピュータ読取可能命令を記憶するように構成されている。メモリコンポーネント620はまた、受信コンポーネント630や、スキャニングコンポーネント640や、送信コンポーネント650や、および/または、解析コンポーネント660のうちのいずれかにより発生されるデータとともに、ビーコン信号データを収集するためのアルゴリズムを含む、複数の他のタイプのデータのうちの何らかのものを記憶するように構成されていてもよい。ランダムアクセスメモリ、バッテリーバックアップメモリ、ハードディスク、磁気テープ等のようなものを含む、多数の異なる構成でメモリコンポーネント620を構成することができる。メモリコンポーネントにおいて、圧縮および自動バックアップのような、さまざまな特徴を実現することもできる(例えば、独立したドライブ構成の冗長アレイの使用)。
さらに別の態様では、受信コンポーネント630と送信コンポーネント650もまた、プロセッサコンポーネント610に結合されており、ワイヤレス端末600を外部エンティティにインターフェースするように構成されている。例えば、受信コンポーネント630は、マクロネットワークにより促進されるアクティブな通信の間に、(例えば、基地局、無線ネットワーク制御装置等を通して、)制御メッセージを受信するように構成されているのに対し、送信コンポーネント650は、ビーコンを検出したか否かの決定を促進する報告をマクロネットワークに対して送信するように構成されていてもよい。
示されているように、ワイヤレス端末600は、スキャニングコンポーネント640も備えている。このような実施形態内では、スキャニングコンポーネント640は、制御メッセージ中で識別された、フェムトセルにより送信されるビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするように構成されている。この目的のために、特定のフェムトセルが、第2の周波数上で動作しながら、第1の周波数においてビーコンをブロードキャストしてもよく、第1の周波数は、第2の周波数と異なるものであることに留意すべきである。(例えば、ワイヤレス端末600は、いくつかの“候補の”ハンドオーバーフェムトセルを持つエリアに入った場合に、)フェムトセルが複数の異なるビーコンを集合的にブロードキャストしている複数のフェムトセルに対してスキャンするように、制御メッセージがワイヤレス端末600に命令してもよいことに、さらに留意すべきである。したがって、ある態様において、スキャニングコンポーネント640は、制御メッセージ中で識別された複数の周波数のうちの何らかのものをスキャンするように構成されていてもよく、個々にかまたは同時にかのいずれかで、周波数をスキャンする。
何らかの実施形態に対しては、ワイヤレス端末600は、さらに、解析コンポーネント660を備えており、解析コンポーネント660は、検出した信号に関係付けられている属性を把握するように構成されている。ある態様において、このような属性は、解析コンポーネント660により検出、測定、および/または、処理されてもよく、その後、送信コンポーネント650を通して送信される報告中に含めてもよい。ここでは、このような属性が、ブロードキャストされたフェムトセルのビーコン(すなわち、ビーコンの周波数をスキャンすることから把握した属性)に対応していてもよいことや、および/または、フェムトセル動作(すなわち、フェムトセルの動作周波数をスキャンすることから把握した属性)に対応していてもよいことに留意すべきである。例えば、ビーコン属性に関して、解析コンポーネント660は、フレーム番号を、スクランブリングコードを、および/または、ビーコンに関係する他の何らかの測定値を、把握するように構成されていてもよい。同様に、フェムトセル属性に関して、解析コンポーネント660は、フレーム番号を、スクランブリングコードを、および/または、フェムトセルの動作に関係する他の何らかの測定値を、把握するように構成されていてもよい。
図7を見ると、示されているのは、実施形態にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進するシステム700である。システム700は、例えば、ワイヤレス端末内に存在させることができる。表されているように、システム700は、プロセッサにより、ソフトウェアにより、または、これらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により実現される機能を表すことができる機能ブロックを備えている。システム700は、共に働くことができる電気的コンポーネントの論理グループ702を備えている。示されているように、論理グループ702は、マクロネットワークにより促進される、基地局とのアクティブな通信の間に、制御メッセージを受信する電気的コンポーネント710を備えることがある。さらに、論理グループ702は、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャニングする電気的コンポーネント712を備えることがある。論理グループ702はまた、ビーコンに関係付けられている属性を含む報告を基地局に送信する電気的コンポーネント714を備えることがある。さらに、システム700は、電気的コンポーネント710と、電気的コンポーネント712と、電気的コンポーネント714とに関係付けられている機能を実行するための命令を保持するメモリ720を備えることがある。メモリ720の外部にあるものとして示されているが、電気的コンポーネント710と、電気的コンポーネント712と、電気的コンポーネント714は、メモリ720内に存在させることができることを理解すべきである。
次に図8を参照すると、ワイヤレス端末からのビーコン支援ハンドオーバーを促進するための例示的な方法を示すフローチャートが提供されている。示されているように、プロセス800は、主題的な明細書の態様にしたがった、ワイヤレス端末により実行してもよい一連のアクトを含んでいる。例えば、プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行して、一連のアクトを実現することにより、プロセス800を実現してもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのコンピュータに、プロセス800のアクトを実現させるためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体が企図されている。
ある態様において、プロセス800は、アクト805において、ワイヤレス端末が、マクロネットワークから制御メッセージを受信することによって開始し、ここで、マクロネットワークにより促進されるアクティブな通信の間に、制御メッセージを受信する。このような制御メッセージ内では、複数の機能のうちの何らかのものを実行するように、マクロネットワークがワイヤレス端末に命令してもよい。この実施形態に対しては、ビーコン信号の存在に対して特定の周波数をスキャンするように、制御メッセージがワイヤレス端末に命令する。ここでは、ビーコンに対応する周波数をスキャンするように、制御メッセージがワイヤレス端末に命令するが、ビーコンをスキャンしているか否かをワイヤレス端末が知る必要はないことを正しく認識すべきである。すなわち、ワイヤレス端末の観点からすると、ビーコンは、他のセルに実質的に類似しているので、ワイヤレス端末は、制御メッセージセッティングに基づいて、他の何らかのセルと同様に、マクロネットワークに対してビーコンを報告するだろう。マクロネットワークは、その後、それが、例えば、報告中に含まれている特定のPSCに基づいて、フェムトセルビーコンであることを知るだろう。
したがって、プロセス800は、アクト810において進み、マクロネットワークにより識別された特定のフェムトセルによりブロードキャストされたビーコンに対応する周波数を、ワイヤレス端末がスキャンする。ワイヤレス端末は、その後、アクト815において、ビーコンイベントに対応する信号が検出されたか否かを決定する。ビーコンイベントに対応する信号が実際に検出された場合には、ワイヤレス端末は、アクト820において、マクロネットワークにイベントを報告する。そうではなく、ビーコンイベントが何ら検出されなかった場合には、プロセス800は、アクト810にループバックし、ワイヤレス端末がビーコンをスキャンし続ける。
いくつかの実施形態に対しては、マクロネットワークは、ハンドオーバーを実行する前に、圧縮モードセンシングを実行するようにワイヤレス端末に命令してもよい。したがって、アクト825において、圧縮モードセンシングを実行するか否かに関する決定がなされる。圧縮モードセンシングが必要とされない場合には、プロセス800は、アクト830において終了し、検出されたビーコンをブロードキャストしたフェムトセルへと、アクティブな通信をハンドオーバーする。
しかしながら、圧縮モードセンシングがアクト825において実際に必要とされる場合には、プロセス800は、アクト835に進み、フェムトセルの動作周波数をスキャンするようにワイヤレス端末に命令する。ワイヤレス端末は、その後、アクト840において、特定のフェムトセルイベントが検出されたか否かを決定する。フェムトセルイベントが何ら検出されなかった場合には、プロセス800は、アクト835にループバックし、ワイヤレス端末がフェムトセルの動作周波数をスキャンし続ける。そうではなく、フェムトセルイベントが実際に検出された場合には、ワイヤレス端末は、アクト845において、マクロネットワークにイベントを報告し、このことは、アクト830における後続するハンドオーバー実行を促進する。
次に図9を参照すると、ブロックダイヤグラムは、さまざまな態様にしたがった、例示的なフェムトセルシステムを示している。示しているように、フェムトセルシステム900は、プロセッサコンポーネント910と、メモリコンポーネント920と、受信コンポーネント930と、動作コンポーネント940と、送信コンポーネント950と、タイミングコンポーネント960と、スクランブリングコードコンポーネント970と、軽減コンポーネント980と、回復コンポーネント990とを備えていてもよい。
ワイヤレス端末600中のプロセッサコンポーネント610と同様に、プロセッサコンポーネント910は、複数の機能のうちのいずれかを実行することに関するコンピュータ読取可能命令を実行するように構成されている。プロセッサコンポーネント910は、フェムトセルシステム900から通信される情報の解析に専用の、ならびに/あるいは、メモリコンポーネント920や、受信コンポーネント930や、動作コンポーネント940や、送信コンポーネント950や、タイミングコンポーネント960や、スクランブリングコードコンポーネント970や、軽減コンポーネント980や、および/または、回復コンポーネント990により利用することができる情報の発生に専用の、単一のプロセッサまたは複数のプロセッサとすることができる。付加的にまたは代替的に、プロセッサコンポーネント910は、フェムトセルシステム900のうちの1つ以上のコンポーネントを制御するように構成されていてもよい。
別の態様では、メモリコンポーネント920は、プロセッサコンポーネント910に結合されており、プロセッサコンポーネント910により実行されるコンピュータ読取可能命令を記憶するように構成されている。メモリコンポーネント920はまた、受信コンポーネント930や、動作コンポーネント940や、送信コンポーネント950や、タイミングコンポーネント960や、スクランブリングコードコンポーネント970や、軽減コンポーネント980や、および/または、回復コンポーネント990のうちのいずれかにより発生されるデータを含む、複数の他のタイプのデータのうちの何らかのものを記憶するように構成されていてもよい。ここでは、メモリコンポーネント920は、ワイヤレス端末600中のメモリコンポーネント620に類似していることに留意すべきである。したがって、メモリコンポーネント620の前述の特徴/構成のうちの何らかのものもまた、メモリコンポーネント920に適用可能であることを正しく認識すべきである。
さらに別の態様では、受信コンポーネント930と送信コンポーネント950もまた、プロセッサコンポーネント910に結合されており、フェムトセルシステム900を外部エンティティにインターフェースするように構成されている。例えば、受信コンポーネント930は、フェムトセルシステム900に関係付けられている一意的な識別子を含む初期化メッセージを受信するように構成されていてもよいのに対し、送信コンポーネント950は、一意的な識別子にしたがって、少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストするように構成されていてもよい(ここで、フェムトセルシステム900の動作周波数とは異なる周波数において、少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする。)
示されているように、フェムトセルシステム900は、さらに、動作コンポーネント940を備えている。このような実施形態内では、動作コンポーネント940は、特定の動作周波数においてフェムトセルシステム900を動作させるように構成されている。ある態様において、動作コンポーネント940は、初期化メッセージ中に含まれている一意的な識別子の関数として、フェムトセルシステム900を動作させるように構成されている。
いくつかの実施形態に対しては、フェムトセルシステム900はまた、一意的な識別子からタイミングオフセット値を把握するように構成されているタイミングコンポーネント960を備えている。ある態様において、フェムトセルシステム900は、近くのワイヤレス端末により検出可能な属性として、タイミングオフセットを実現するように構成されている。例えば、フェムトセルシステム900は、タイミングオフセットに基づいて、フェムトセルを動作させるように、および/または、フェムトセルからビーコンをブロードキャストするように、構成されていてもよい。その後、ワイヤレス端末は、このタイミングオフセットを検出して、マクロネットワークに報告してもよく、マクロネットワークは、フェムトセルシステム900を識別する助けとするために、タイミングオフセットを使用する。
別の態様では、示されているように、フェムトセルシステム900は、スクランブリングコードコンポーネント970を備えている。このような実施形態内では、スクランブリングコードコンポーネント970は、一意的な識別子からスクランブリングコードを把握するように構成されている。第1の態様では、スクランブリングコードコンポーネント970により把握したスクランブリングコードは、フェムトセルそれ自体に関係付けられ、ここで、(例えば、フェムトセルの動作周波数上で、スクランブリングコードを検出可能にすることにより、)フェムトセル特有のスクランブリングコードにしたがってフェムトセルを動作させる。しかしながら、第2の態様では、スクランブリングコードコンポーネント970により把握したスクランブリングコードは、特定のビーコンに関係付けられ、ここで、(例えば、ビーコンの周波数上で、スクランブリングコードを検出可能にすることにより、)フェムトセルは、このビーコン特有のスクランブリングコードにしたがって、ビーコンをブロードキャストする。
さらに別の態様では、ビーコンをブロードキャストすることは、偶然にワイヤレス端末に対する干渉を生じさせることがあるので、フェムトセルシステム900はまた、軽減コンポーネント980と、回復コンポーネント990とを備えていてもよい。すなわち、軽減コンポーネント980は、ワイヤレス端末を検出するように構成されていてもよく、ここで、潜在的に干渉するビーコン信号を制御することにより、ワイヤレス端末との潜在的な干渉を軽減させる。例えば、軽減コンポーネント980は、ビーコン信号を中断することにより、ビーコン信号のブロードキャスト電力を減少させることにより、および/または、ビーコン信号の周期を変化させることにより、潜在的な干渉を軽減させるように構成されていてもよい。そして、回復コンポーネント990は、そうすることが安全であるときに、ビーコン信号を回復するように構成されていてもよい。
次に図10を参照すると、示されているのは、実施形態にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進するシステム1000である。システム1000および/またはシステム1000を実現するための命令は、フェムトセル内に、あるいは、例えば、コンピュータ読取可能記憶媒体内に、物理的に存在させることができる。ここで、システム1000は、プロセッサにより、ソフトウェアにより、または、これらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により実現される機能を表すことができる機能ブロックを備えている。さらに、システム1000は、システム700中の論理グルーピング702と同様に、共に働くことができる電気的コンポーネントの論理グルーピング1002を備えている。示されているように、論理グルーピング1002は、フェムトセルに関係付けられている一意的な識別子を含む初期化メッセージを受信する電気的コンポーネント1010を備えることがある。さらに、論理グルーピング1002は、一意的な識別子の関数として、第1の周波数においてフェムトセルを動作させる電気的コンポーネント1012を備えることがある。論理グルーピング1002はまた、一意的な識別子にしたがって、第1の周波数とは異なる第2の周波数において、少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする電気的コンポーネント1014を備えることがある。さらに、システム1000は、電気的コンポーネント1010と、電気的コンポーネント1012と、電気的コンポーネント1014とに関係付けられている機能を実行するための命令を保持するメモリ1020を備えることがある。メモリ1020の外部にあるものとして示されているが、電気的コンポーネント1010と、電気的コンポーネント1012と、電気的コンポーネント1014は、メモリ1020内に存在させることができることを理解すべきである。
次に図11を参照すると、フェムトセルからのビーコン支援ハンドオーバーを促進するための例示的な方法を示すフローチャートが提供されている。示されているように、プロセス1100は、主題的な明細書の態様にしたがった、フェムトセルシステムにより実行してもよい一連のアクトを含んでいる。例えば、プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行して、一連のアクトを実現することにより、プロセス1100を実現してもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのコンピュータに、プロセス1100のアクトを実現させるためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体が企図されている。
ある態様において、プロセス1100は、フェムトセルにより選択した特定のスクランブリングコードを、アクト1105において、フェムトセル管理システムに報告することにより開始する。この特定の実施形態に対しては、フェムトセルは、一連の利用可能なフェムトセルスクランブリングコードから、適切なフェムトセルスクランブリングコードを選択するとともに、一連の利用可能なビーコンスクランブリングコードから、適切なビーコンスクランブリングコードを選択する。
フェムトセルは、その後、アクト1110において、フェムトセル管理システムから、一意的な識別子を受け取る。ある態様において、フェムトセルは、一意的な識別子から、フェムトセルに割り当てられている特定のタイミングオフセットおよび/またはフェムトセルに割り当てられている特定のスクランブリングコードを含む、初期化パラメータを把握してもよい。例えば、アクト1115において、フェムトセルは、タイミングオフセットにしたがって、ビーコン周波数と、動作周波数とを同期化してもよい。アクト1120において、フェムトセルは、その後、割り当てられたスクランブリングコードをそれぞれ実現することより(例えば、割り当てられたビーコンスクランブリングコードを実現するために、ブロードキャストされたビーコンを初期化することにより、および、割り当てられたフェムトセルスクランブルコードを実現するために、フェムトセルの動作を初期化することにより)、ビーコンおよびフェムトセルのパラメータを初期化してもよい。その後、プロセス1100は進み、ステップ1125において、フェムトセルがビーコンをブロードキャストする。
ここで説明する態様は、マクロ周波数中での(または、一般的には、フェムトセルが動作していない周波数での)ビーコンのブロードキャストを要求しているので、フェムトセルからビーコンをブロードキャストすることが、ワイヤレス端末における干渉を生じさせるかもしれないことに留意すべきである。すなわち、このようなビーコンの存在は、特に、セル端シチュエーションにおいて、ビーコンがワイヤレス端末と干渉する場合に、および、フェムトセルへのアクセスが拒否された場合に、停止を生成させることがある。
干渉の悪影響を軽減させるために、プロセス1100は、アクト1130において、近くのワイヤレス端末の存在を初めに把握する。ここでは、複数の技法を使用して、近くのワイヤレス端末の存在を検出することができることを正しく認識すべきである。ワイヤレス端末が何ら検出されなかった場合には、プロセス1100は、アクト1125にループバックし、ビーコン信号をブロードキャストし続ける。そうではなく、ワイヤレス端末が実際に検出された場合には、検出されたワイヤレス端末との潜在的な干渉を避けるために、アクト1135において軽減技法を実行する。
複数の軽減技法のうちの何らかのものを実現してもよいことに留意すべきである。第1の例示的な軽減技法では、フェムトセルへのアクセスがワイヤレス端末に明示的に許可されていない場合でさえ、フェムトセルへのハンドオーバーが処理される。このような実施形態内では、フェムトセルは、さらに何らかの干渉軽減技法を採用してもよく、または、採用しなくてもよい。
第2の例示的な態様では、許可されていないワイヤレス端末に対するハンドイン試行を検出したときに、フェムトセルは、ワイヤレス端末の動作周波数上でのそれ自体からの干渉を軽減させる。例えば、フェムトセルは、ワイヤレス端末の動作周波数を通して、ビーコンをブロードキャストすることを止めてもよい。フェムトセルはまた、干渉管理目的に対して十分であると考えられる場合には、ビーコンのブロードキャスト電力を減少させてもよい。さらに、フェムトセルは、一定の電力でまたは変化する電力で、(頻度の低い)周期においてまたは周期的な間隔において、ビーコンを送信してもよい。
異なるフェムトセル間で、および/または、異なるハンドオーバー試行間で、軽減技法を変更してもよいことを正しく認識すべきである。前述の第1の例示的な軽減技法の場合には(すなわち、フェムトセルへのアクセスがワイヤレス端末に明示的に許可されていない場合でさえ、フェムトセルへのハンドオーバーが処理される場合には)、フェムトセルは、可能な限り早く、許可されていないワイヤレス端末をハンドアウトするという追加のステップを取ってもよい。例えば、ビーコンがブロードキャストされている周波数上で動作しているノードに対してワイヤレス端末をハンドアウトする場合には、ビーコンからの干渉を軽減させた後で、ハンドアウトの決定を実行してもよい。
しかしながら、いくつかの実施形態に対しては、許可されていないワイヤレス端末に対する干渉を軽減させるためのアクションを、単に、何も実行しないことが望ましいかもしれない。(例えば、非常に良好なマクロカバレッジのために、または、存在しないマクロカバレッジのために、)そうでなければ、ワイヤレス端末が経験しないだろう停止を、フェムトセルビーコンそれ自体が生じさせないと決定された場合に、この決定に達することができる。
別の態様では、マクロ周波数上のビーコンを回復するための技法が企図され、ここで、ビーコンのブロードキャストは、干渉を軽減させるために、変更されていた/止められていたものである。例えば、第1の例示的な技法では、(ピークのおよび/または平均的な)ビーコン電力をゆっくりと増加させることができるだろう。ゆっくりとした増加が、許可されていないワイヤレス端末と干渉するとわかった場合には、このような増加を、止めるおよび/または反転させることができる。
第2の例示的な回復技法では、例えば、ワイヤレス端末がビーコンカバレッジを抜け出た後に、すぐにまたは徐々に、ビーコンを回復させる。例えば、このことは、そのカバレッジがビーコンカバレッジとオーバーラップしないセルに対してワイヤレス端末をハンドアウトした場合に、生じることがある。この方法は、このようなイベントの発生をフェムトセルに知らせるために、マクロネットワークからおよび/またはフェムトセルゲートウェイから、フェムトセルに対してシグナリングすることにより利益を得るだろう。
第3の例示的な回復技法では、ワイヤレス端末の潜在的なハンドインに対して、複数のフェムトセルが準備されている場合に、および/または、ワイヤレス端末の潜在的なハンドインが複数のフェムトセルに通知されている場合に、ビーコンを回復させ、ここで、(例えば、ハンドオフにより、アップリンクセンシングにより、あるいは、他の何らかの種類の無線を通しての通知により、または、他の何らかの種類のバックホールを通しての通知により、)後の何らかの時点で、実際のターゲットフェムトセルのみが識別される。実際のターゲットフェムトセルが識別された後に、ターゲットでない(が、以前の潜在的なターゲットだった)フェムトセルに通知することができ、これにより、それにしたがって、ターゲットでないフェムトセルが、自身のビーコンを回復させることが可能になる。
したがって、図11に戻って参照すると、プロセス1100は、回復技法にしたがって(例えば、前述の回復技法のうちのいずれかにより)、ビーコンを回復させることによって終了する。特に、アクト1140において、ビーコン信号を回復させるか否かの決定がなされる。回復が望まれていない場合には、および/または、回復が適切でない場合には、プロセス1100は、アクト1135にループバックし、干渉軽減技法を実現し続ける。そうではなく、回復が実際に望まれている場合には、および/または、回復が適切である場合には、プロセス1100は、アクト1125にループバックし、回復させたバージョンのビーコンをブロードキャストする。
次に図12を参照すると、ブロックダイヤグラムは、さまざまな態様にしたがった、例示的なフェムトセル管理システムを示しており、フェムトセル管理システムは、図4において示されている、管理デバイス422および/またはフェムトセルゲートウェイ440のいずれかの中に存在していてもよい。示されているように、フェムトセル管理システム1200は、プロセッサコンポーネント1210と、メモリコンポーネント1220と、受信コンポーネント1230と、割り当てコンポーネント1240と、送信コンポーネント1250とを備えていてもよい。
ワイヤレス端末600中のプロセッサコンポーネント610と、フェムトセルシステム900中のプロセッサコンポーネント910とそれぞれ同様に、プロセッサコンポーネント1210は、複数の機能のうちのいずれかを実行することに関するコンピュータ読取可能命令を実行するように構成されている。プロセッサコンポーネント1210は、フェムトセル管理システム1200から通信される情報の解析に専用の、ならびに/あるいは、メモリコンポーネント1220や、受信コンポーネント1230や、割り当てコンポーネント1240や、および/または、送信コンポーネント1250により利用することができる情報の発生に専用の、単一のプロセッサまたは複数のプロセッサとすることができる。付加的にまたは代替的に、プロセッサコンポーネント1210は、フェムトセル管理システム1200のうちの1つ以上のコンポーネントを制御するように構成されていてもよい。
別の態様では、メモリコンポーネント1220は、プロセッサコンポーネント1210に結合されており、プロセッサコンポーネント1210により実行されるコンピュータ読取可能命令を記憶するように構成されている。メモリコンポーネント1220はまた、受信コンポーネント1230や、割り当てコンポーネント1240や、および/または、送信コンポーネント1250のうちのいずれかにより発生されるデータを含む、複数の他のタイプのデータのうちの何らかのものを記憶するように構成されていてもよい。ここでは、メモリコンポーネント1220は、ワイヤレス端末600中のメモリコンポーネント620と、フェムトセルシステム900中のメモリコンポーネント920とに類似していることに留意すべきである。したがって、メモリコンポーネント620および/またはメモリコンポーネント920の前述の特徴/構成のうちの何らかのものもまた、メモリコンポーネント1220に適用可能であることを正しく認識すべきである。
さらに別の態様では、受信コンポーネント1230と送信コンポーネント1250もまた、プロセッサコンポーネント1210に結合されており、フェムトセル管理システム1200を外部エンティティにインターフェースするように構成されている。例えば、受信コンポーネント1230は、フェムトセルから通信を受信するように構成されていてもよい(ここで、通信は、フェムトセルにより選択されたスクランブリングコードを識別することができる)のに対し、送信コンポーネント1250は、一意的な識別子をフェムトセルに送信するように構成されていてもよい。
示されているように、フェムトセル管理システム1200は、さらに、割り当てコンポーネント1240を備えていてもよい。このような実施形態内では、割り当てコンポーネント1240は、(例えば、フェムトセルにより選択されたスクランブリングコードに基づいて)、通信の関数として、一意的な識別子をフェムトセルに割り当てるように構成されている。ここで、一意的な識別子は、フェムトセルからビーコン信号をブロードキャストすることに関係付けられている初期化パラメータを識別する。ある態様において、割り当てコンポーネント1240は、フェムトセルにおよび/またはビーコンに関係付けられている一意的な識別子を割り当てるように構成されていてもよいことに留意すべきである。例えば、第1の態様では、割り当てコンポーネント1240は、ビーコン信号に関係付けられているスクランブリングコードを、および/または、ビーコン信号に関係付けられているタイミングオフセットを、把握するように構成されている。ここで、一意的な識別子は、ビーコン特有のスクランブリングコードまたはビーコン特有のタイミングオフセットのうちの少なくとも1つを識別する。しかしながら、別の態様では、割り当てコンポーネント1240は、フェムトセルの動作周波数に関係付けられているスクランブリングコードを、および/または、フェムトセルの動作周波数に関係付けられているタイミングオフセットを、把握するように構成されている。ここで、一意的な識別子は、フェムトセル特有のスクランブリングコードまたはフェムトセル特有のタイミングオフセットのうちの少なくとも1つを識別する。
次に図13を参照すると、示されているのは、実施形態にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを管理するシステム1300である。システム1300および/またはシステム1300を実現するための命令は、フェムトセル管理システム内(例えば、図4において示されている、管理デバイス422および/またはフェムトセルゲートウェイ440のいずれかの内)に、あるいは、コンピュータ読取可能記憶媒体内に、物理的に存在させることができ、例えば、ここで、システム1300は、プロセッサにより、ソフトウェアにより、または、これらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により実現される機能を表すことができる機能ブロックを備えている。さらに、システム1300は、システム700中の論理グルーピング702と、システム1000中の論理グルーピング1002とそれぞれ同様に、共に働くことができる電気的コンポーネントの論理グルーピング1302を備えている。示されているように、論理グルーピング1302は、フェムトセルから通信を受信する電気的コンポーネント1310を備えることがある。さらに、論理グルーピング1302は、フェムトセルからビーコン信号をブロードキャストするための初期化パラメータを識別する一意的な識別子をフェムトセルに割り当てる電気的コンポーネント1312を備えることがある。論理グルーピング1302はまた、フェムトセルに一意的な識別子を送信する電気的コンポーネント1314を備えることがある。さらに、システム1300は、電気的コンポーネント1310と、電気的コンポーネント1312と、電気的コンポーネント1314とに関係付けられている機能を実行するための命令を保持するメモリ1320を備えることがある。メモリ1320の外部にあるものとして示されているが、電気的コンポーネント1310と、電気的コンポーネント1312と、電気的コンポーネント1314は、メモリ1320内に存在させることができることを理解すべきである。
次に図14を参照すると、ビーコン支援ハンドオーバーを管理するための例示的な方法を示すフローチャートが提供されている。示されているように、プロセス1400は、主題的な明細書の態様にしたがった、フェムトセル管理(例えば、図4において示されている、管理デバイス422および/またはフェムトセルゲートウェイ440のいずれかの内にある)システムにより実行してもよい一連のアクトを含んでいる。例えば、プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行して、一連のアクトを実現することにより、プロセス1400を実現してもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのコンピュータに、プロセス1400のアクトを実現させるためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体が企図されている。
ある態様において、プロセス1400は、アクト1405において開始し、フェムトセルにより選択されたスクランブリングコードのセットを識別する報告をフェムトセル管理システムが受信する。この特定の実施形態に対しては、報告は、フェムトセルスクランブリングコードと、ビーコンスクランブリングコードとの双方を識別する。これらのスクランブリングコードを受信したときに、フェムトセル管理システムは、その後、アクト1410において、フェムトセルに対する適切なオフセット値を把握する。
次に、プロセス1400は、アクト1415において続き、候補の識別子のリストを発生させる。以前に述べたように、主題的な明細書は、一意的な識別属性を割り当てることによりフェムトセルを識別する、新規な技法を開示している。ある態様において、これらの属性は、フェムトセルに割り当てられている1セットの拡散シーケンスと、ビーコンに割り当てられている1セットの拡散シーケンスと、1セットのSFNオフセットとのクロス乗積から取られたタプルである。したがって、この特定の実施形態に対しては、アクト1415において発生させた候補の識別子のリストは、アクト1410において把握したオフセット値と、フェムトセルにより選択されたスクランブリングコードとに基づいているタプルのリストを含んでいてもよい。
フェムトセル管理システムは、その後、ステップ1420において、使用されていない識別子をフェムトセルに割り当てる。実施形態において、フェムトセル管理システムは、フェムトセルを容易に識別するタプルをフェムトセルに対して割り当て、ここで、タプルは、ビーコンスクランブリングコードと、フェムトセルスクランブリングコードと、オフセット値との一意的な組み合わせである。しかしながら、別の実施形態では、識別子は、ビーコンスクランブリングコードと、フェムトセルスクランブリングコードと、オフセット値とのうちの2つのみの一意的な組み合わせ(例えば、ビーコンPSCおよびフェムトセルPSC;ビーコンPSCおよびオフセット値;または、フェムトセルPSCおよびオフセット値)を含んでもよいことを正しく認識すべきである。その後、プロセス1400は、ステップ1425において終了し、フェムトセルとマクロネットワークとに対して一意的な識別子を送信する。
次に図15を参照すると、ブロックダイヤグラムは、さまざまな態様にしたがった、例示的なマクロネットワークデバイスを示している。示しているように、マクロネットワークデバイス1500は、プロセッサコンポーネント1510と、メモリコンポーネント1520と、メッセージ発生コンポーネント1530と、送信コンポーネント1540と、受信コンポーネント1550と、検出コンポーネント1560と、識別コンポーネント1570とを備えていてもよい。
ワイヤレス端末600中のプロセッサコンポーネント610と、フェムトセルシステム900中のプロセッサコンポーネント910と、フェムトセル管理システム1200中のプロセッサコンポーネント1210とそれぞれ同様に、プロセッサコンポーネント1510は、複数の機能のうちのいずれかを実行することに関するコンピュータ読取可能命令を実行するように構成されている。プロセッサコンポーネント1510は、マクロネットワークデバイス1500から通信される情報の解析に専用の、ならびに/あるいは、メモリコンポーネント1520や、メッセージ発生コンポーネント1530や、送信コンポーネント1540や、受信コンポーネント1550や、検出コンポーネント1560や、および/または、識別コンポーネント1570により利用することができる情報の発生に専用の、単一のプロセッサまたは複数のプロセッサとすることができる。付加的にまたは代替的に、プロセッサコンポーネント1510は、マクロネットワークデバイス1500のうちの1つ以上のコンポーネントを制御するように構成されていてもよい。
別の態様では、メモリコンポーネント1520は、プロセッサコンポーネント1510に結合されており、プロセッサコンポーネント1510により実行されるコンピュータ読取可能命令を記憶するように構成されている。メモリコンポーネント1520はまた、メッセージ発生コンポーネント1530や、送信コンポーネント1540や、受信コンポーネント1550や、検出コンポーネント1560や、および/または、識別コンポーネント1570のうちのいずれかにより発生されるデータを含む、複数の他のタイプのデータのうちの何らかのものを記憶するように構成されていてもよい。ここでは、メモリコンポーネント1520は、ワイヤレス端末600中のメモリコンポーネント620と、フェムトセルシステム900中のメモリコンポーネント920と、フェムトセル管理システム1200中のメモリコンポーネント1220とにそれぞれ類似していることに留意すべきである。したがって、メモリコンポーネント620や、メモリコンポーネント920や、および/または、メモリコンポーネント1220の前述の特徴/構成のうちの何らかのものもまた、メモリコンポーネント1520に適用可能であることを正しく認識すべきである。
示されているように、マクロネットワークデバイス1500は、さらに、メッセージ発生コンポーネント1530を備えていてもよい。このような実施形態内では、メッセージ発生コンポーネント1530は、制御メッセージを発生させるように構成されており、制御メッセージは、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするようにワイヤレス端末に命令する。別の実施形態では、メッセージ発生コンポーネント1530は、さらに、フェムトセルの動作周波数をスキャンするようにワイヤレス端末に命令する後続するメッセージを発生させるように構成されている(ここで、ビーコンに関係付けられている周波数と、動作周波数とは異なる)。
さらに別の態様では、送信コンポーネント1540と受信コンポーネント1550もまた、プロセッサコンポーネント1510に結合されており、マクロネットワークデバイス1500を外部エンティティにインターフェースするように構成されている。例えば、送信コンポーネント1540は、ワイヤレス端末に制御メッセージを送信するように構成されていてもよいのに対し、受信コンポーネント1550は、ビーコン属性(例えば、フレーム番号、スクランブリングコード、および/または、ビーコンに関係付けられている他の何らかの測定値)を、ならびに/あるいは、フェムトセル属性(例えば、フレーム番号、スクランブリングコード、および/または、フェムトセルの動作に関係付けられている他の何らかの測定値)を、含む報告を、ワイヤレス端末から受信するように構成されていてもよい。
マクロネットワークデバイス1500はまた、検出コンポーネント1560と識別コンポーネント1570を備えていてもよい。このような実施形態内では、検出コンポーネント1560は、ビーコン属性および/またはフェムトセル属性に基づいて、フェムトセルの検出を把握するように構成されている。同様に、識別コンポーネント1570は、ビーコン属性および/またはフェムトセル属性に基づいて、フェムトセルの識別を把握するように構成されており、ここで、識別により、フェムトセルへのハンドオーバーを促進する。
次に図16を参照すると、示されているのは、実施形態にしたがった、ビーコン支援ハンドオーバーを促進するシステム1600である。システム1600および/またはシステム1600を実現するための命令は、例えば、マクロネットワークデバイス(例えば、基地局、無線ネットワーク制御装置等)の内に、または、コンピュータ読取可能記憶媒体内に、物理的に存在させることができ、システム1600は、プロセッサにより、ソフトウェアにより、または、これらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により実現される機能を表すことができる機能ブロックを備えている。さらに、システム1600は、システム700中の論理グルーピング702と、システム1000中の論理グルーピング1002と、システム1300中の論理グルーピング1302とそれぞれ同様に、共に働くことができる電気的コンポーネントの論理グルーピング1602を備えている。示されているように、論理グルーピング1602は、フェムトセルビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするようにワイヤレス端末に命令する制御メッセージを発生させる電気的コンポーネント1610を備えることがある。さらに、論理グルーピング1602は、ワイヤレス端末に制御メッセージを送信する電気的コンポーネント1612と、少なくとも1つのビ―コン属性を含む報告をワイヤレス端末から受信する別の電気的コンポーネント1614とを備えることがある。論理グルーピング1602はまた、少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの検出を把握する電気的コンポーネント1616とともに、フェムトセルへのハンドオーバーを促進する少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの識別を把握する電気的コンポーネント1618を備えることがある。さらに、システム1600は、電気的コンポーネント1610と、電気的コンポーネント1612と、電気的コンポーネント1614と、電気的コンポーネント1616と、電気的コンポーネント1618とに関係付けられている機能を実行するための命令を保持するメモリ1620を備えることがある。メモリ1620の外部にあるものとして示されているが、電気的コンポーネント1610と、電気的コンポーネント1612と、電気的コンポーネント1614と、電気的コンポーネント1616と、電気的コンポーネント1618は、メモリ1620内に存在させることができることを理解すべきである。
次に図17を参照すると、マクロネットワークからのビーコン支援ハンドオーバーを促進するための例示的な方法を示すフローチャートが提供されている。示されているように、プロセス1700は、主題的な明細書の態様にしたがった、マクロネットワークデバイスにより実行してもよい一連のアクトを含んでいる。例えば、プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行して、一連のアクトを実現することにより、プロセス1700を実現してもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのコンピュータに、プロセス1700のアクトを実現させるためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体が企図されている。
ある態様において、プロセス1700は、アクト1705において開始し、マクロネットワークデバイスが、ワイヤレス端末とのアクティブな通信を確立する。次に、アクト1710において、マクロネットワークは、ワイヤレス端末に制御メッセージを送り、制御メッセージは、さまざまな機能を実行するための命令を含んでいる。この実施形態に対しては、制御メッセージは、ビーコン信号の存在に対して特定の周波数をスキャンするようにワイヤレス端末に命令する。アクト1715において、マクロネットワークは、ワイヤレス端末から報告を受信し、ビーコンイベントが検出されたか否かを決定する。ビーコンイベントが何ら検出されなかった場合に、マクロネットワークは、アクト1730において、マクロネットワークサービスを提供し続け、その後、プロセス1700は、アクト1715にループバックし、マクロネットワークは、ビーコンイベント通知を待ち続ける。
以前に述べたように、マクロネットワークは、ハンドオーバーを実行する前に、圧縮モードセンシングを実行するようにワイヤレス端末に命令してもよい。したがって、アクト1715において、ビーコンイベントが実際に検出された場合には、圧縮モードセンシングを実行するか否かに関する決定が、アクト1720においてなされる。圧縮モードセンシングが何ら望まれていない場合には、プロセス1700は、アクト1725において終了し、検出されたビーコンをブロードキャストしたフェムトセルに、アクティブな通信をハンドオーバーする。
しかしながら、アクト1720において、圧縮モードセンシングが実際に望まれている場合には、プロセス1700は、アクト1735に進み、フェムトセルの動作周波数に対してフェムトセルイベントをスキャンするようにワイヤレス端末に命令する、後続する制御メッセージを、マクロネットワークが送る。アクト1740において、マクロネットワークは、ワイヤレス端末から報告を受信し、フェムトセルイベントが検出されたか否かを決定する。フェムトセルイベントが何ら検出されなかった場合に、マクロネットワークは、アクト1745において、マクロネットワークサービスを提供し続け、プロセス1700は、その後、アクト1740にループバックし、マクロネットワークは、フェムトセルイベント通知を待ち続ける。そうではなく、フェムトセルイベントが実際に検出された場合には、プロセス1700は、アクト1725において終了し、検出されたビーコンをブロードキャストしたセルに、アクティブな通信をハンドオーバーする。
例示的な通信システム
次に図18を参照すると、複数のセル:セルI 1802、セルM 1804を含む、さまざまな態様にしたがって実現される例示的な通信システム1800が提供されている。ここで、隣接するセル1802、1804は、セル境界領域1868により示されているように、わずかにオーバーラップしており、それにより、隣接するセル中の基地局により送信される信号間の信号干渉に対する可能性を生成させる。システム1800の各セル1802、1804は、3つのセクターを含んでいる。さまざまな態様にしたがうと、複数のセクターに再分割されていない(N=1)セルと、2つのセクターを持つ(N=2)セルと、3つより多いセクターを持つ(N>3)セルもまた、ありえる。セル1802は、第1のセクター、セクターI 1810と、第2のセクター、セクターII 1812と、第3のセクター、セクターIII 1814とを含んでいる。各セクター1810、1812、および、1814は、2つのセクター境界領域を有している;それぞれの境界領域は、2つの隣り合うセクター間で共有されている。
セクター境界領域は、隣接するセクター中の基地局により送信された信号間の信号干渉に対する可能性を提供する。線1816は、セクターI 1810とセクターII 1812との間のセクター境界領域を表し;線1818は、セクターII 1812とセクターIII 1814との間のセクター境界領域を表し;線1820は、セクターIII 1814とセクターI 1810との間のセクター境界領域を表す。同様に、セルM 1804は、第1のセクター、セクターI 1822と、第2のセクター、セクターII 1824と、第3のセクター、セクターIII 1826とを含んでいる。線1828は、セクターI 1822とセクターII 1824との間のセクター境界領域を表し;線1830は、セクターII 1824とセクターIII 1826との間のセクター境界領域を表し;線1832は、セクターIII 1826とセクターI 1822との間の境界領域を表す。セルI 1802は、基地局(BS)、基地局I 1806と、各セクター1810中、1812中、1814中の複数のエンドノード(EN)とを含んでいる。セクターI 1810は、それぞれワイヤレスリンク1840、1842を通してBS1 1806に結合されている、EN(1)1836およびEN(X)1838を含み;セクターII 1812は、それぞれワイヤレスリンク1848、1850を通してBS1 1806に結合されている、EN(1’)1844およびEN(X’)1846を含み;セクターIII 1814は、それぞれワイヤレスリンク1856、1858を通してBS1 1806に結合されている、EN(1’’)1852およびEN(X’’)1854を含んでいる。同様に、セルM 1804は、基地局M 1808と、各セクター1822中、1824中、および、1826中の複数のエンドノード(EN)とを含んでいる。セクターI 1822は、それぞれワイヤレスリンク1840’、1842’を通してBS M1808に結合されている、EN(1)1836’およびEN(X)1838’を含み;セクターII 1824は、それぞれワイヤレスリンク1848’、1850’を通してBS M1808に結合されている、EN(1’)1844’およびEN(X’)1846’を含み;セクター3 1826は、それぞれワイヤレスリンク1856’、1858’を通してBS M1808に結合されている、EN(1’’)1852’およびEN(X’’)1854’を含んでいる。
システム1800はまた、それぞれネットワークリンク1862、1864を通して、BS I 1806とBS M 1808とに結合されているネットワークノード1860を含んでいる。ネットワークノード1860はまた、ネットワークリンク1866を通して、例えば、他の基地局や、AAAサーバノードや、中間ノードや、ルータ等のような他のネットワークノードと、インターネットとに結合されている。ネットワークリンク1862、1864、1866は、例えば、光ファイバケーブルであってもよい。各エンドノード、例えば、EN 1 1836は、送信機とともに受信機を備えるワイヤレス端末であってもよい。ワイヤレス端末、例えば、EN(1)1836は、システム1800を通して移動してもよく、ENが現在位置しているセル中の基地局とのワイヤレスリンクを通して、通信してもよい。ワイヤレス端末(WT)、例えば、EN(1)1836は、例えばBS1806のような基地局をおよび/またはネットワークノード1860を通して、例えば、システム1800中の他のWTあるいは外部システム中1800の他のWTのような、ピアノードと、通信することができる。WT、例えば、EN(1)1836は、セル電話機や、ワイヤレスモデムを持つパーソナルデータアシスタント等のような、移動体通信デバイスであってもよい。それぞれの基地局は、例えば、非ストリップシンボル期間のような、残りのシンボル期間中に、トーンを割り振って、トーンホッピングを決定するために用いられる方法とは異なる方法を、ストリップシンボル期間に対して使用して、トーンサブセット割り振りを実行する。ワイヤレス端末は、トーンサブセット割り振り方法とともに、例えば、基地局スロープID情報やセクターID情報のような、基地局から受信した情報を使用して、特定のストリップシンボル期間において、データおよび情報を受信するために、それらが用いることができるトーンを決定する。それぞれのトーンにわたって、セクター間干渉およびセル間干渉を拡散させるために、さまざまな態様にしたがって、トーンサブセット割り振りシーケンスが構築される。主にセルラモードの文脈内で、主題的なシステムを説明したが、ここで説明する態様にしたがって、複数のモードが利用可能および使用可能であってもよいことを正しく認識すべきである。
例示的な基地局
図19は、さまざまな態様にしたがった、例示的な基地局1900を示している。基地局1900は、トーンサブセット割り振りシーケンスを実現し、セルのそれぞれの異なるセクタータイプに対して、異なるトーンサブセット割り振りシーケンスが発生される。基地局1900は、図18のシステム1800の基地局1806、1808のうちのいずれか1つのとして使用してもよい。基地局1900は、バス1909によって互いに結合されている、受信機1902と、送信機1904と、例えばCPUのようなプロセッサ1906と、入力/出力インターフェース1908と、メモリ1910とを備えており、バス1909を通して、さまざまなエレメント1902、1904、1906、1908、および、1910が、データおよび情報を相互交換することができる。
受信機1902に結合されているセクター化アンテナ1903は、基地局のセル内の各セクターのワイヤレス端末送信から、データおよび他の信号を、例えば、チャネル報告を、受信するために使用される。送信機1904に結合されているセクター化アンテナ1905は、基地局のセルの各セクター内のワイヤレス端末2000(図20を参照)に対して、データおよび他の信号を、例えば、制御信号、パイロット信号、ビーコン信号等を送信するために使用される。さまざまな態様において、基地局1900は、複数の受信機1902と複数の送信機1904とを用いてもよく、例えば、各セクターに対して個々の受信機1902を用い、各セクターに対して個々の送信機1904を用いてもよい。プロセッサ1906は、例えば、汎用中央処理ユニット(CPU)であってもよい。プロセッサ1906は、メモリ1910中に記憶されている1つ以上のルーチン1918の命令下で、基地局1900の動作を制御し、方法を実現する。I/Oインターフェース1908は、他のネットワークノードに対する接続を提供して、他の基地局、アクセスルータ、AAAサーバノード等にBS1900を結合させ、そして、他のネットワークに対する接続と、インターネットに対する接続とを提供する。メモリ1910は、ルーチン1918と、データ/情報1920とを含んでいる。
データ/情報1920は、データ1936と、ダウンリンクストリップシンボル時間情報1940およびダウンリンクトーン情報1942を含むトーンサブセット割り振りシーケンス情報1938と、複数のセットのワイヤレス端末(WT)情報:WT 1情報1946およびWT N情報1960を含むワイヤレス端末(WT)データ/情報1944とを含んでいる。例えば、WT 1情報1946のようなWT情報の各セットは、データ1948と、端末ID1950と、セクターID 1952と、アップリンクチャネル情報1954と、ダウンリンクチャネル情報1956と、モード情報1958とを含んでいる。
ルーチン1918は、通信ルーチン1922と、基地局制御ルーチン1924とを含んでいる。基地局制御ルーチン1924は、スケジューラモジュール1926と、シグナリングルーチン1928とを含んでおり、シグナリングルーチン1928は、ストリップシンボル期間に対するトーンサブセット割り振りルーチン1930と、例えば、非ストリップシンボル期間のような、シンボル期間の残りのものに対する他のダウンリンクトーン割り振りホッピングルーチン1932と、ビーコンルーチン1934とを含んでいる。
データ1936は、WTへの送信の前にエンコードするために、送信機1904のエンコーダ1914に送られる、送信されることになるデータと、受信に続いて、受信機1902のデコーダ1912により処理された、WTから受信したデータとを含んでいる。ダウンリンクストリップシンボル時間情報1940は、スーパースロット構造情報、ビーコンスロット構造情報、および、ウルトラスロット構造情報のような、フレーム同期化構造情報と、所定のシンボル期間がストリップシンボル期間であるか否かを特定し、そして、そうである場合には、ストリップシンボル期間のインデックスを特定し、ストリップシンボルが、基地局により使用されるトーンサブセット割り振りシーケンスを打ち切る再セッティングポイントであるか否かを特定する情報とを含んでいる。ダウンリンクトーン情報1942は、基地局1900に割り当てられている搬送波周波数や、トーンの数および周波数や、ストリップシンボル期間に割り振られることになる1セットのトーンサブセットを含む情報と、スロープ、スロープインデックス、および、セクタータイプのような、他のセルにおよびセクターに特有な値とを含んでいる。
データ1948は、WT 1 2000がピアノードから受信したデータと、WT 1 2000がピアノードに送信することを望むデータと、ダウンリンクチャネル品質報告フィードバック情報とを含んでいてもよい。端末ID 1950は、WT 1 2000を識別する基地局1900割り当てIDである。セクターID 1952は、WT 1 2000が動作するセクターを識別する情報を含んでいる。セクターID 1952を使用して、例えば、セクタータイプを決定することができる。アップリンクチャネル情報1954は、例えば、データのためのアップリンクトラフィックチャネルセグメントや、要求、電力制御、タイミング制御等のための専用アップリンク制御チャネルのような、WT 1 2000が使用するために、スケジューラ1926により割り振られているチャネルセグメントを識別する情報を含んでいる。WT 1 2000に割り当てられている各アップリンクチャネルは、1つ以上の論理トーンを含み、各論理トーンは、アップリンクホッピングシーケンスに続く。ダウンリンクチャネル情報1956は、例えば、ユーザデータのためのダウンリンクトラフィックチャネルセグメントのような、データおよび/または情報をWT 1 2000に運ぶためにスケジューラ1926により割り振られているチャネルセグメントを識別する情報を含んでいる。WT 1 2000に割り当てられている各ダウンリンクチャネルは、1つ以上の論理トーンを含み、それぞれが、ダウンリンクホッピングシーケンスに続く。モード情報1958は、例えば、スリープ、ホールド、オンのような、WT 1 2000の動作の状態を識別する情報を含んでいる。
通信ルーチン1922は、基地局1900を制御して、さまざまな通信動作を実行し、さまざまな通信プロトコルを実現する。基地局制御ルーチン1924を使用して、基地局1900を制御して、例えば、信号発生および受信や、スケジューリングのような、基本的な基地局機能タスクを実行し、ならびに、ストリップシンボル期間の間に、トーンサブセット割り振りシーケンスを使用して、ワイヤレス端末に信号を送信することを含むいくつかの態様の方法のステップを実現する。
シグナリングルーチン1928は、そのデコーダ1912を持つ受信機1902の動作と、そのエンコーダ1914を持つ送信機1904の動作とを制御する。シグナリングルーチン1928は、送信するデータ1936と制御情報との発生を制御することを担っている。トーンサブセット割り振りルーチン1930は、ある態様の方法を使用して、および、ダウンリンクストリップシンボル時間情報1940とセクターID 1952とを含むデータ/情報1920を使用して、ストリップシンボル期間中で使用されることになるトーンサブセットを構築する。ダウンリンクトーンサブセット割り振りシーケンスは、セル中の各セクタータイプに対して異なり、隣り合うセルに対して異なるだろう。WT2000は、ダウンリンクトーンサブセット割り振りシーケンスにしたがって、ストリップシンボル期間中に信号を受信する;基地局1900は、送信する信号を発生させるために、同じダウンリンクトーンサブセット割り振りシーケンスを使用する。他のダウンリンクトーン割り振りホッピングルーチン1932は、ダウンリンクトーン情報1942と、ダウンリンクチャネル情報1956とを含む情報を使用して、ストリップシンボル期間以外のシンボル期間に対する、ダウンリンクトーンホッピングシーケンスを構築する。ダウンリンクデータトーンホッピングシーケンスは、セルのセクターにわたって同期化される。ビーコンルーチン1934は、例えば、1つのまたは少数のトーン上に集中している比較的高い電力信号の信号のような、ビーコン信号の送信を制御し、同期化の目的のために、例えば、ダウンリンク信号のフレームタイミング構造と、それゆえ、ウルトラスロット境界に関するトーンサブセット割り振りシーケンスとを同期化するために、これを使用してもよい。
例示的なワイヤレス端末
図20は、図18中で示されているシステム1800のワイヤレス端末(エンドノード)のうちのいずれか1つとして、例えば、EN(1)1836として、使用することができる、例示的なワイヤレス端末(エンドノード)2000を示している。ワイヤレス端末2000は、トーンサブセット割り振りシーケンスを実現する。ワイヤレス端末2000は、デコーダ2012を備える受信機2002と、エンコーダ2014を備える送信機2004と、プロセッサ2006と、メモリ2008とを具備し、これらは、その上でさまざまなエレメント2002、2004、2006、2008がデータおよび情報を相互交換することができるバス2010により互いに結合されている。基地局(および/または異なるワイヤレス端末)から信号を受信するために使用するアンテナ2003は、受信機2002に結合されている。例えば、基地局(および/または、異なるワイヤレス端末)に信号を送信するために使用するアンテナ2005は、送信機2004に結合されている。
例えばCPUのようなプロセッサ2006は、ワイヤレス端末2000の動作を制御し、ルーチン2020を実行することにより、および、メモリ2008中のデータ/情報2022を使用することにより、方法を実現する。
データ/情報2022は、ユーザデータ2034と、ユーザ情報2036と、トーンサブセット割り振りシーケンス情報2050とを含んでいる。ユーザデータ2034は、ピアノードに向けられ、送信機2004による基地局への送信の前にエンコードするために、エンコーダ2014にルーティングされるだろうデータと、受信機2002中のデコーダ2012により処理された、基地局から受信したデータとを含んでいてもよい。ユーザ情報2036は、アップリンクチャネル情報2038と、ダウンリンクチャネル情報2040と、端末ID情報2042と、基地局ID情報2044と、セクターID情報2046と、モード情報2048とを含んでいる。アップリンクチャネル情報2038は、基地局に送信するときに使用するために、基地局によりワイヤレス端末2000に対して割り当てられたアップリンクチャネルセグメントを識別する情報を含んでいる。アップリンクチャネルは、アップリンクトラフィックチャネルや、例えば、要求チャネル、電力制御チャネル、および、タイミング制御チャネルのような、専用アップリンク制御チャネルを含んでいてもよい。各アップリンクチャネルは、1つ以上の論理トーンを含み、各論理トーンは、アップリンクトーンホッピングシーケンスに続く。アップリンクホッピングシーケンスは、セルの各セクタータイプ間で異なり、隣り合うセル間で異なる。ダウンリンクチャネル情報2040は、基地局がWT2000にデータ/情報を送信するときに使用するために、基地局によりWT2000に割り当てられたダウンリンクチャネルセグメントを識別する情報を含んでいる。ダウンリンクチャネルは、ダウンリンクトラフィックチャネルと割り当てチャネルとを含んでいてもよく、各ダウンリンクチャネルは、1つ以上の論理トーンを含み、各論理トーンは、ダウンリンクホッピングシーケンスに続き、ダウンリンクホッピングシーケンスは、セルの各セクター間で同期化される。
ユーザ情報2036はまた、基地局割り当て識別子である端末ID情報2042と、WTが通信を確立している特定の基地局を識別する基地局ID情報2044と、WT2000が現在位置しているセルの特定のセクターを識別するセクターID情報2046とを含んでいる。基地局ID 2044は、セルスロープ値を提供し、セクターID情報2046は、セクターインデックスタイプを提供する;セルスロープ値およびセクターインデックスタイプは、トーンホッピングシーケンスを導出するために使用される。ユーザ情報2036中に含まれているモード情報2048はまた、WT2000が、スリープモードであるか、ホールドモードであるか、または、オンモードであるか否かを識別する。
トーンサブセット割り振りシーケンス情報2050は、ダウンリンクストリップシンボル時間情報2052と、ダウンリンクトーン情報2054とを含んでいる。ダウンリンクストリップシンボル時間情報2052は、スーパースロット構造情報、ビーコンスロット構造情報、および、ウルトラスロット構造情報のような、フレーム同期化構造情報と、所定のシンボル期間がストリップシンボル期間であるか否か、そして、そうである場合には、ストリップシンボル期間のインデックスを特定し、ならびに、ストリップシンボルが、基地局により使用されるトーンサブセット割り振りシーケンスを打ち切る再セッティングポイントであるか否かを特定する情報とを含んでいる。ダウンリンクトーン情報2054は、基地局に割り当てられている搬送波周波数や、トーンの数および周波数や、ストリップシンボル期間に割り振られることになる1セットのトーンサブセットを含む情報と、スロープ、スロープインデックス、および、セクタータイプのような、他のセルにおよびセクターに特有な値とを含んでいる。
ルーチン2020は、通信ルーチン2024と、ワイヤレス端末制御ルーチン2026とを含んでいる。通信ルーチン2024は、WT2000により使用されるさまざまな通信プロトコルを制御する。ワイヤレス端末制御ルーチン2026は、受信機2002の制御と送信機2004の制御とを含む、基本的なワイヤレス端末2000機能性を制御する。ワイヤレス端末制御ルーチン2026は、シグナリングルーチン2028を含んでいる。シグナリングルーチン2028は、ストリップシンボル期間に対するトーンサブセット割り振りルーチン2030と、例えば、非ストリップシンボル期間のような、シンボル期間のその他のものに対する、他のダウンリンクトーン割り振りホッピングルーチン2032とを含んでいる。トーンサブセット割り振りルーチン2030は、いくつかの態様にしたがって、ダウンリンクトーンサブセット割り振りシーケンスを発生させて、基地局から送信された受信データを処理するために、ダウンリンクチャネル情報2040と、例えば、スロープインデックスおよびセクタータイプのような、基地局ID情報2044と、ダウンリンクトーン情報2054とを含むユーザデータ/情報2022を使用する。他のダウンリンクトーン割り振りホッピングルーチン2030は、ダウンリンクトーン情報2054と、ダウンリンクチャネル情報2040とを含む情報を使用して、ストリップシンボル期間以外のシンボル期間に対する、ダウンリンクトーンホッピングシーケンスを構築する。トーンサブセット割り振りルーチン2030は、プロセッサ2006により実行されるときに、いつ、どのトーン上で、ワイヤレス端末が基地局1900から1つ以上のストリップシンボル信号を受信することになるかを決定するために使用される。アップリンクトーン割り振りホッピングルーチン2030は、自身が送信すべきトーンを決定するために、基地局から受信した情報とともに、トーンサブセット割り振り関数を使用する。
1つ以上の例示的な実施形態において、説明した機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、ファームウェアで、または、これらのものを組み合わせた任意のもので実現してもよい。ソフトウェアで実現した場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に記憶されてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に送信されてもよい。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移送を促進する何らかの媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。例として、これらに限定されないが、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、コンピュータによりアクセスでき、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを運ぶまたは記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含んでいてもよい。また、あらゆる接続は、コンピュータ読取可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、デジタル加入者回線(DSL)や、あるいは、赤外線、無線、および、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または、他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、あるいは、赤外線、無線、および、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、および、ブルーレイディスク(登録商標)を含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。先のものを組み合わせたものもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含められるべきである。
プログラムコードまたはコードセグメントで実施形態を実現したときに、コードセグメントは、手順、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは、命令の任意の組み合わせ、データ構造、またはプログラムステートメントの何らかの組み合わせを表すことができることを正しく認識すべきである。情報、データ、変数、パラメータ、またはメモリ定数を渡す、および/または、受信することによって、コードセグメントを、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合することができる。メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信等を含む何らかの適切な手段を使用して、情報、変数、パラメータ、データ等を、渡してもよく、転送してもよく、または送信してもよい。付加的に、何らかの態様において、方法あるいはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コードおよび/または命令のうちの1つとして、あるいは、コードおよび/または命令の何らかの組み合わせとして、あるいは、コードおよび/または命令のセットとして、コンピュータプログラムプロダクト中に組み込むことができる、機械読取可能媒体上におよび/またはコンピュータ読取可能媒体上に、存在することができる。
ソフトウェアインプリメンテーションのために、ここで説明した機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数等)により、ここで説明した技術を実現してもよい。ソフトウェアコードは、メモリユニット中に記憶して、プロセッサによって実行することができる。技術的に知られているようなさまざまな手段によって、メモリユニットをプロセッサに通信可能に結合することができる場合に、メモリユニットはプロセッサ内部またはプロセッサの外部で実現することができる。
ハードウェアインプリメンテーションのために、処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、ここで説明した機能を実行するように設計されている他の電子ユニット、あるいは、これらを組み合わせたもの内で実現してもよい。
先に記述していることは、1つ以上の実施形態の例を含んでいる。もちろん、前述した実施形態を説明する目的のためにコンポーネントまたは方法論のすべての考えられる組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者は、さまざまな実施形態の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識してもよい。したがって、説明した実施形態は、添付した特許請求の範囲の精神および範囲内にあるすべてのこのような変更、修正およびバリエーションを含むことを意図している。さらに、「含む」という用語が詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで使用される限り、このような用語は、請求項中で移行語として用いるときに「具備する」が解釈されるように、用語「具備する」に類似した方法で包括的であることが意図されている。
ここで使用するように、“推論する”または“推論”という用語は、一般的に、イベントまたはデータを通して捕捉されるような1セットの観測から、システム、環境、または、ユーザの状態について推理するあるいは推論するプロセスのことを指す。推論は、特定の状況またはアクションを識別するために用いることができ、あるいは、例えば、状態に対する確率分散を生成させることができる。推論は、確率論的なものである−すなわち、データおよびイベントの考察に基づいての、対象の状態に対する確率分散の計算とすることができる。推論はまた、1セットのイベントおよび/またはデータから、より高いレベルのイベントを構成するために用いられる技法のことを指すこともある。このような推論は、イベントが時間的に近いところで相関しているか否かにかかわらず、ならびに、イベントおよびデータが、1つまたはいくつかの、イベントならびにデータソースから到来したか否かにかかわらず、結果として、1セットの観測されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータからの、新しいイベントまたはアクションの構築になる。
さらに、本出願で使用しているように、用語“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”、および、これらに類するものは、ハードウェアや、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせや、ソフトウェアや、または、実行中のソフトウェアのいずれかである、コンピュータ関連エンティティのことを指すことを意図している。例えば、コンポーネントは、これらに限定されないが、プロセッサ上で動作しているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/または、コンピュータとすることができる。例として、コンピューティングデバイス上で動作しているアプリケーションとコンピューティングデバイスの双方をコンポーネントとすることができる。1つ以上のコンポーネントが、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在することができ、コンポーネントは、1つのコンピュータ上に局所化させることができ、および/または、2つ以上のコンピュータの間に分散させることができる。加えて、それらの上にさまざまなデータ構造を記憶させているさまざまなコンピュータ読取可能媒体から、これらのコンポーネントは実行することができる。コンポーネントは、1つ以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム中の、分散システム中の別のコンポーネントと対話する、および/または、インターネットのようなネットワークを通して、信号によって他のシステムと対話する、1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号にしたがうような、ローカルおよび/または遠隔のプロセスによって通信することができる。

Claims (62)

  1. ワイヤレス端末からのビーコン支援ハンドオーバーを促進する方法において、
    プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行して、
    基地局とのアクティブな通信の間に、制御メッセージを受信することと、
    前記制御メッセージ中で識別された周波数をスキャンすることと、
    前記基地局に報告を送信することとを含む、一連のアクトを実現することを含み、
    前記アクティブな通信は、前記基地局を通してマクロネットワークにより促進され、
    前記周波数は、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられており、
    前記報告は、前記ビーコンに関係付けられている属性を含む方法。
  2. 前記属性は、前記ビーコンに関係付けられている測定値である請求項1記載の方法。
  3. 前記ビーコンに関係付けられているフレーム番号を把握することをさらに含み、前記属性は、前記フレーム番号である請求項1記載の方法。
  4. 前記ビーコンに関係付けられているスクランブリングコードを把握することをさらに含み、前記属性は、前記スクランブリングコードである請求項1記載の方法。
  5. 前記フェムトセルの動作周波数に関係付けられているフェムトセル属性を把握することをさらに含み、前記報告は、前記フェムトセル属性を含む請求項1記載の方法。
  6. 前記動作周波数に関係付けられているスクランブリングコードを把握することをさらに含み、前記フェムトセル属性は、前記スクランブリングコードである請求項5記載の方法。
  7. ワイヤレス端末からのビーコン支援ハンドオーバーを促進する装置において、
    前記装置は、
    メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備し、
    前記コンポーネントは、
    基地局とのアクティブな通信の間に、制御メッセージを受信するように構成されている受信コンポーネントと、
    前記制御メッセージ中で識別された周波数をスキャンするように構成されているスキャニングコンポーネントと、
    前記基地局に報告を送信するように構成されている送信コンポーネントとを含み、
    前記アクティブな通信は、前記基地局を通してマクロネットワークにより促進され、
    前記周波数は、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられており、
    前記周波数は、前記フェムトセルの動作周波数とは異なり、
    前記報告は、前記ビーコンに関係付けられている属性を含む装置。
  8. 前記ビーコンに関係付けられている測定値を把握するように構成されている解析コンポーネントをさらに具備し、前記属性は、前記測定値である請求項7記載の装置。
  9. 前記ビーコンに関係付けられているフレーム番号を把握するように構成されている解析コンポーネントをさらに具備し、前記属性は、前記フレーム番号である請求項7記載の装置。
  10. 前記ビーコンに関係付けられているスクランブリングコードを把握するように構成されている解析コンポーネントをさらに具備し、前記属性は、前記スクランブリングコードである請求項7記載の装置。
  11. フェムトセル属性を把握するように構成されている解析コンポーネントをさらに具備し、前記フェムトセル属性は、前記フェムトセルの前記動作周波数に関係付けられており、前記報告は、前記フェムトセル属性を含む請求項7記載の装置。
  12. 前記解析コンポーネントは、前記動作周波数に関係付けられているスクランブリングコードを決定するように構成され、前記フェムトセル属性は、前記スクランブリングコードである請求項11記載の装置。
  13. コンピュータ読取可能媒体を具備する、ワイヤレス端末からのビーコン支援ハンドオーバーを促進するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、
    基地局とのアクティブな通信の間に、制御メッセージを受信させ、
    前記制御メッセージ中で識別された周波数をスキャンさせ、
    前記基地局に報告を送信させるためのコードを含み、
    前記アクティブな通信は、前記基地局を通してマクロネットワークにより促進され、
    前記周波数は、フェムトセルにより送信されたビーコン信号に関係付けられており、
    前記報告は、前記ビーコン信号に関係付けられている属性を含むコンピュータプログラムプロダクト。
  14. ワイヤレス端末からのビーコン支援ハンドオーバーを促進する装置において、
    基地局とのアクティブな通信の間に、制御メッセージを受信する手段と、
    前記制御メッセージ中で識別された周波数をスキャンする手段と、
    前記基地局に報告を送信する手段とを具備し、
    前記アクティブな通信は、前記基地局を通してマクロネットワークにより促進され、
    前記周波数は、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられており、
    前記報告は、前記ビーコンに関係付けられている属性を含む装置。
  15. 前記ビーコンに関係付けられている測定値を把握する手段をさらに具備し、前記属性は、前記測定値である請求項14記載の装置。
  16. ワイヤレス端末からのビーコン支援ハンドオーバーを促進する方法において、
    基地局とのアクティブな通信の間に、制御メッセージを受信することと、
    前記制御メッセージ中で識別された周波数をスキャンすることと、
    前記基地局に報告を送信することとを含み、
    前記アクティブな通信は、前記基地局を通してマクロネットワークにより促進され、
    前記周波数は、フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられており、
    前記報告は、前記ビーコンに関係付けられている属性を含む方法。
  17. フェムトセルからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する方法において、
    プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行して、
    初期化メッセージを受信することと、
    第1の周波数において、前記フェムトセルを動作させることと、
    少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストすることとを含む、一連のアクトを実現することを含み、
    前記初期化メッセージは、前記フェムトセルに関係付けられている一意的な識別子を含み、
    前記一意的な識別子の関数として、前記フェムトセルを動作させ、
    前記第1の周波数とは異なる第2の周波数において、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストし、
    前記一意的な識別子にしたがって、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする方法。
  18. 前記一意的な識別子から、タイミングオフセットを把握することをさらに含み、前記フェムトセルを動作させること、または、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストすることのうちの少なくとも1つは、前記タイミングオフセットに基づいている請求項17記載の方法。
  19. 前記一意的な識別子から、前記フェムトセルに関係付けられているスクランブリングコードを把握することをさらに含み、前記スクランブリングコードにしたがって、前記フェムトセルを動作させる請求項17記載の方法。
  20. 前記一意的な識別子から、前記少なくとも1つのビーコン信号に関係付けられているスクランブリングコードを把握することをさらに含み、前記スクランブリングコードにしたがって、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする請求項17記載の方法。
  21. ワイヤレス端末を検出することをさらに含み、前記少なくとも1つのビーコン信号を制御することにより、前記ワイヤレス端末との潜在的な干渉を軽減させる請求項17記載の方法。
  22. 前記少なくとも1つのビーコン信号を中止すること、前記少なくとも1つのビーコン信号のブロードキャスト電力を減少させること、または、前記少なくとも1つのビーコン信号の周期を変化させることのうちの少なくとも1つを実行することにより、前記潜在的な干渉を軽減させる請求項21記載の方法。
  23. 前記少なくとも1つのビーコン信号を回復することをさらに含む請求項22記載の方法。
  24. フェムトセルからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する装置において、
    前記装置は、
    メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備し、
    前記コンポーネントは、
    初期化メッセージを受信するように構成されている受信コンポーネントと、
    第1の周波数において、前記フェムトセルを動作させるように構成されている動作コンポーネントと、
    少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストするように構成されている送信コンポーネントとを含み、
    前記初期化メッセージは、前記フェムトセルに関係付けられている一意的な識別子を含み、
    前記一意的な識別子の関数として、前記フェムトセルを動作させ、
    前記第1の周波数とは異なる第2の周波数において、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストし、
    前記一意的な識別子にしたがって、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする装置。
  25. 前記一意的な識別子から、タイミングオフセットを把握するように構成されているタイミングコンポーネントをさらに具備し、前記フェムトセルを動作させること、または、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストすることのうちの少なくとも1つは、前記タイミングオフセットに基づいている請求項24記載の装置。
  26. 前記一意的な識別子から、前記フェムトセルに関係付けられているスクランブリングコードを把握するように構成されているスクランブリングコードコンポーネントをさらに具備し、前記スクランブリングコードにしたがって、前記フェムトセルを動作させる請求項24記載の装置。
  27. 前記一意的な識別子から、前記少なくとも1つのビーコン信号に関係付けられているスクランブリングコードを把握するように構成されているスクランブリングコードコンポーネントをさらに具備し、前記スクランブリングコードにしたがって、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする請求項24記載の装置。
  28. ワイヤレス端末を検出するように構成されている軽減コンポーネントをさらに具備し、前記少なくとも1つのビーコン信号を制御することにより、潜在的な干渉を軽減させる請求項24記載の装置。
  29. 前記軽減コンポーネントは、前記少なくとも1つのビーコン信号を中止すること、前記少なくとも1つのビーコン信号のブロードキャスト電力を減少させること、または、前記少なくとも1つのビーコン信号の周期を変化させることのうちの少なくとも1つを実行することにより、前記潜在的な干渉を軽減させるように構成されている請求項28記載の装置。
  30. 前記少なくとも1つのビーコン信号を回復するように構成されている回復コンポーネントをさらに具備する請求項29記載の装置。
  31. コンピュータ読取可能記憶媒体を具備する、フェムトセルからのビーコン支援ハンドオーバーを促進するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記コンピュータ読取可能記憶媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、
    初期化メッセージを受信させ、
    第1の周波数において、前記フェムトセルを動作させ、
    少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストさせるためのコードを含み、
    前記初期化メッセージは、前記フェムトセルに関係付けられている一意的な識別子を含み、
    前記一意的な識別子の関数として、前記フェムトセルを動作させ、
    前記第1の周波数とは異なる第2の周波数において、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストし、
    前記一意的な識別子にしたがって、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストするコンピュータプログラムプロダクト。
  32. フェムトセルからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する装置において、
    初期化メッセージを受信する手段と、
    第1の周波数において、前記フェムトセルを動作させる手段と、
    少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする手段とを具備し、
    前記初期化メッセージは、前記フェムトセルに関係付けられている一意的な識別子を含み、
    前記一意的な識別子の関数として、前記フェムトセルを動作させ、
    前記第1の周波数とは異なる第2の周波数において、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストし、
    前記一意的な識別子にしたがって、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする装置。
  33. ワイヤレス端末を検出する手段をさらに具備し、前記少なくとも1つのビーコン信号を制御することにより、前記ワイヤレス端末との潜在的な干渉を軽減させる請求項32記載の装置。
  34. フェムトセルからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する方法において、
    初期化メッセージを受信することと、
    第1の周波数において、前記フェムトセルを動作させることと、
    少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストすることとを含み、
    前記初期化メッセージは、前記フェムトセルに関係付けられている一意的な識別子を含み、
    前記一意的な識別子の関数として、前記フェムトセルを動作させ、
    前記第1の周波数とは異なる第2の周波数において、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストし、
    前記一意的な識別子にしたがって、前記少なくとも1つのビーコン信号をブロードキャストする方法。
  35. ビーコン支援ハンドオーバーの管理を促進する方法において、
    プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行して、
    フェムトセルから通信を受信することと、
    前記通信の関数として、前記フェムトセルに対して一意的な識別子を割り当てることと、
    前記フェムトセルに対して前記一意的な識別子を送信することとを含む、一連のアクトを実現することを含み、
    前記一意的な識別子は、前記フェムトセルからビーコン信号をブロードキャストすることに関係付けられている初期化パラメータを識別する方法。
  36. 前記通信は、前記フェムトセルにより選択されたスクランブリングコードを識別し、前記スクランブリングコードに基づいて、前記一意的な識別子を割り当てる請求項35記載の方法。
  37. 前記一意的な識別子は、前記ビーコン信号に関係付けられているスクランブリングコード、または、前記ビーコン信号に関係付けられているタイミングオフセットのうちの少なくとも1つを識別する請求項35記載の方法。
  38. 前記一意的な識別子は、さらに、前記フェムトセルの動作周波数に関係付けられているスクランブリングコード、または、前記フェムトセルの動作周波数に関係付けられているタイミングオフセットのうちの少なくとも1つを識別する請求項35記載の方法。
  39. ビーコン支援ハンドオーバーの管理を促進する装置において、
    前記装置は、
    メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備し、
    前記コンポーネントは、
    フェムトセルから通信を受信するように構成されている受信コンポーネントと、
    前記通信の関数として、前記フェムトセルに対して一意的な識別子を割り当てるように構成されている割り当てコンポーネントと、
    前記フェムトセルに対して前記一意的な識別子を送信するように構成されている送信コンポーネントとを含み、
    前記一意的な識別子は、前記フェムトセルからビーコン信号をブロードキャストすることに関係付けられている初期化パラメータを識別する装置。
  40. 前記通信は、前記フェムトセルにより選択されたスクランブリングコードを識別し、前記割り当てコンポーネントは、前記スクランブリングコードに基づいて、前記一意的な識別子を割り当てるように構成されている請求項39記載の装置。
  41. 前記割り当てコンポーネントは、前記ビーコン信号に関係付けられているスクランブリングコード、または、前記ビーコン信号に関係付けられているタイミングオフセットのうちの少なくとも1つを把握するように構成され、前記一意的な識別子は、前記スクランブリングコードまたは前記タイミングオフセットのうちの少なくとも1つを識別する請求項39記載の装置。
  42. 前記割り当てコンポーネントは、前記フェムトセルの動作周波数に関係付けられているスクランブリングコード、または、前記フェムトセルの動作周波数に関係付けられているタイミングオフセットのうちの少なくとも1つを把握するように構成され、前記一意的な識別子は、さらに、前記スクランブリングコードまたは前記タイミングオフセットのうちの少なくとも1つを識別する請求項39記載の装置。
  43. コンピュータ読取可能記憶媒体を具備する、ビーコン支援ハンドオーバーの管理を促進するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記コンピュータ読取可能記憶媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、
    フェムトセルから通信を受信させ、
    前記通信の関数として、前記フェムトセルに対して一意的な識別子を割り当てさせ、
    前記フェムトセルに対して前記一意的な識別子を送信させるためのコードを含み、
    前記一意的な識別子は、前記フェムトセルからビーコン信号をブロードキャストすることに関係付けられている初期化パラメータを識別するコンピュータプログラムプロダクト。
  44. ビーコン支援ハンドオーバーの管理を促進する装置において、
    フェムトセルから通信を受信する手段と、
    前記通信の関数として、前記フェムトセルに対して一意的な識別子を割り当てる手段と、
    前記フェムトセルに対して前記一意的な識別子を送信する手段とを具備し、
    前記一意的な識別子は、前記フェムトセルからビーコン信号をブロードキャストすることに関係付けられている初期化パラメータを識別する装置。
  45. 前記通信は、前記フェムトセルにより選択されたスクランブリングコードを識別し、前記一意的な識別子を割り当てる手段は、前記スクランブリングコードに基づいている請求項44記載の装置。
  46. ビーコン支援ハンドオーバーの管理を促進する方法において、
    フェムトセルから通信を受信することと、
    前記通信の関数として、前記フェムトセルに対して一意的な識別子を割り当てることと、
    前記フェムトセルに対して前記一意的な識別子を送信することとを含み、
    前記一意的な識別子は、前記フェムトセルからビーコン信号をブロードキャストすることに関係付けられている初期化パラメータを識別する方法。
  47. マクロネットワークからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する方法において、
    プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行して、
    制御メッセージを発生させることと、
    前記制御メッセージをワイヤレス端末に対して送信することと、
    少なくとも1つのビーコン属性を含む報告を前記ワイヤレス端末から受信することと、
    前記少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの検出を把握することと、
    前記少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、前記フェムトセルの識別を把握することとを含む、一連のアクトを実現することを含み、
    前記制御メッセージは、前記フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするように前記ワイヤレス端末に命令し、
    前記周波数は、前記フェムトセルの動作周波数とは異なり、
    前記フェムトセルへのハンドオーバーは、前記識別により促進される方法。
  48. 前記報告は、前記ビーコンに関係付けられているフレーム番号を含み、前記少なくとも1つのビーコン属性は、前記フレーム番号である請求項47記載の方法。
  49. 前記報告は、前記ビーコンに関係付けられているスクランブリングコードを含み、前記少なくとも1つのビーコン属性は、前記スクランブリングコードである請求項47記載の方法。
  50. 前記フェムトセルの前記動作周波数に関する前記スキャンを実行するように前記ワイヤレス端末に命令することをさらに含み、前記報告は、フェムトセル属性をさらに含み、前記検出、または、前記識別のうちの少なくとも1つは、前記フェムトセル属性に基づいている請求項47記載の方法。
  51. 前記報告は、前記動作周波数に関係付けられているスクランブリングコードを含み、前記フェムトセル属性は、前記スクランブリングコードである請求項50記載の方法。
  52. フェムトセルゲートウェイに前記報告を送信することをさらに含む請求項47記載の方法。
  53. マクロネットワークからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する装置において、
    前記装置は、
    メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備し、
    前記コンポーネントは、
    制御メッセージを発生させるように構成されているメッセージ発生コンポーネントと、
    前記制御メッセージをワイヤレス端末に対して送信するように構成されている送信コンポーネントと、
    少なくとも1つのビーコン属性を含む報告を前記ワイヤレス端末から受信するように構成されている受信コンポーネントと、
    前記少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの検出を把握するように構成されている検出コンポーネントと、
    前記少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、前記フェムトセルの識別を決定するように構成されている識別コンポーネントとを含み、
    前記制御メッセージは、前記フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするように前記ワイヤレス端末に命令し、
    前記周波数は、前記フェムトセルの動作周波数とは異なり、
    前記フェムトセルへのハンドオーバーは、前記識別により促進される装置。
  54. 前記報告は、前記ビーコンに関係付けられているフレーム番号を含み、前記少なくとも1つのビーコン属性は、前記フレーム番号である請求項53記載の装置。
  55. 前記報告は、前記ビーコンに関係付けられているスクランブリングコードを含み、前記少なくとも1つのビーコン属性は、前記スクランブリングコードである請求項53記載の装置。
  56. 前記メッセージ発生コンポーネントは、前記フェムトセルの前記動作周波数に関する前記スキャンを実行するように前記ワイヤレス端末に命令する後続するメッセージを発生させるように構成され、前記報告は、フェムトセル属性をさらに含み、前記検出、または、前記識別のうちの少なくとも1つは、前記フェムトセル属性に基づいている請求項53記載の装置。
  57. 前記報告は、前記動作周波数に関係付けられているスクランブリングコードを含み、前記フェムトセル属性は、前記スクランブリングコードである請求項56記載の装置。
  58. 前記送信コンポーネントは、フェムトセルゲートウェイに前記報告を送信するようにさらに構成されている請求項53記載の装置。
  59. コンピュータ読取可能記憶媒体を具備する、マクロネットワークからのビーコン支援ハンドオーバーを促進するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、
    制御メッセージを発生させ、
    前記制御メッセージをワイヤレス端末に対して送信させ、
    少なくとも1つのビーコン属性を含む報告を前記ワイヤレス端末から受信させ、
    前記少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの検出を把握させ、
    前記少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、前記フェムトセルの識別を決定させるためのコードを含み、
    前記制御メッセージは、前記フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするように前記ワイヤレス端末に命令し、
    前記周波数は、前記フェムトセルの動作周波数とは異なり、
    前記フェムトセルへのハンドオーバーは、前記識別により促進されるコンピュータプログラムプロダクト。
  60. マクロネットワークからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する装置において、
    制御メッセージを発生させる手段と、
    前記制御メッセージをワイヤレス端末に対して送信する手段と、
    少なくとも1つのビーコン属性を含む報告を前記ワイヤレス端末から受信する手段と、
    前記少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの検出を把握する手段と、
    前記少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、前記フェムトセルの識別を決定する手段とを具備し、
    前記制御メッセージは、前記フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするように前記ワイヤレス端末に命令し、
    前記周波数は、前記フェムトセルの動作周波数とは異なり、
    前記フェムトセルへのハンドオーバーは、前記識別により促進される装置。
  61. 前記フェムトセルの前記動作周波数に関する前記スキャンを実行するように前記ワイヤレス端末に命令する手段をさらに具備し、前記報告は、フェムトセル属性をさらに含み、前記検出、または、前記識別のうちの少なくとも1つは、前記フェムトセル属性に基づいている請求項60記載の装置。
  62. マクロネットワークからのビーコン支援ハンドオーバーを促進する方法において、
    制御メッセージを発生させることと、
    前記制御メッセージをワイヤレス端末に対して送信することと、
    少なくとも1つのビーコン属性を含む報告を前記ワイヤレス端末から受信することと、
    前記少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、フェムトセルの検出を把握することと、
    前記少なくとも1つのビーコン属性に基づいて、前記フェムトセルの識別を把握することとを含み、
    前記制御メッセージは、前記フェムトセルにより送信されたビーコンに関係付けられている周波数をスキャンするように前記ワイヤレス端末に命令し、
    前記周波数は、前記フェムトセルの動作周波数とは異なり、
    前記フェムトセルへのハンドオーバーは、前記識別により促進される方法。
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