JP2012517149A - ネットワークトラフィックの分析 - Google Patents

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Abstract

概して開示する実施形態は、複数の二次ネットワークと通信する一次ネットワークに関するネットワークトラフィックデータのモニタリングおよび相関付けを行うコンピュータにより実装される方法を含む。方法は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のネットワークトラフィックをモニタリングすることにより、ネットワークトラフィックデータセットを生成する段階を含む。方法はさらに、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のインター・ネットワークルーティング情報をモニタリングすることにより、ネットワーク接続のマッピングを判断する段階を含む。加えて方法は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のネットワーク利用統計をモニタリングすることにより、トラフィック計測データを生成する段階を含む。収集されたデータセットを用いて、方法は次に、ネットワークトラフィックデータセット、ネットワーク接続のマッピング、および、トラフィック計測データセットを相関付けることにより、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピングを計算する段階を含む。
【選択図】図1

Description

本願は、2009年2月2日に提出された「ネットワークトラフィックの分析(Analysis of Network Traffic)」なる名称の自己の米国仮特許出願第61/149,130号明細書の恩恵を請求し、その全体を全ての目的で参照として組み込む。
本実施形態は、概してネットワーク通信に係る。より具体的には、ここに開示する実施形態は、1以上の二次ネットワークと通信する一次ネットワークに関するネットワークトラフィックデータのモニタリングおよび相関付けに係る。
自律システム(aSs)等のネットワークは、ユーザに効率的な性能を保証するために継続的なモニタリングおよび管理を必要とするデバイス(ルータ、スイッチ、ゲートウェイ等)および様々なルーティングプロトコルからなる複雑なシステムである。ネットワークのオペレータは、これら複雑なシステムをモニタリングおよび管理するために従来技術を利用する場合が多い。これら従来技術の1つは、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)を利用して実行される。
例えば、SNMPプロセスまたはエージェントが、ネットワークデバイス(ルータ、スイッチ等)上で実行され、オクテット列、ネットワークアドレス(インターネットプロトコル「IP」アドレス)、オブジェクト識別子等のネットワークトラフィック情報をモニタリングする。エージェントプロセスは、SNMPを介して1以上の中央または管理ネットワークデバイスに、モニタリングしたネットワークトラフィック情報を周期的に報告する。そこでは管理ネットワークデバイスが、ネットワーク周辺からのネットワークデータを収集して報告する複数のエージェントプロセスからのネットワークトラフィック情報を集計および処理することができる。
概して開示する実施形態は、複数の二次ネットワークと通信する一次ネットワークに関するネットワークトラフィックデータのモニタリングおよび相関付けを行うコンピュータに実装される方法を含む。方法は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のネットワークトラフィックをモニタリングすることにより、ネットワークトラフィックデータセットを生成する段階を含む。方法はさらに、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のインター・ネットワークルーティング情報をモニタリングすることにより、ネットワーク接続のマッピングを判断する段階を含む。加えて方法は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のネットワーク利用統計をモニタリングすることにより、トラフィック計測データを生成する段階を含む。
この情報を利用することにより、ネットワーク相関器は、ネットワークトラフィックデータセット、ネットワーク接続のマッピング、および、トラフィック計測データセットを相関付けることにより、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピングを計算することができる。関係ネットワークマッピングは、様々な設定パラメータに従ってグラフィックユーザインタフェースに表示されてよい。
本発明の前述した目的、特徴、および利点は、添付図面に示した本発明の具体的な実施形態の以下の説明から明らかになり、添付図面においては、同様の参照符号が付された部材同士は異なる図面においても同様の部材であることを示す。図面は必ずしも実際の縮尺率に即して描かれているわけではなく、本発明の原理に従って強調して描かれている部材が存在する。
一実施形態におけるネットワークトラフィックデータをモニタリングして相関付けるネットワーク環境のブロック図である。
一実施形態におけるネットワークトラフィックデータをモニタリングして相関付けるネットワーク設定のブロック図である。
一実施形態におけるネットワークトラフィックデータをモニタリングして相関付けるネットワーク環境のブロック図である。
一実施形態における関係ネットワークマッピング設定のグラフィック表現である。 一実施形態における関係ネットワークマッピング設定のグラフィック表現である。 一実施形態における関係ネットワークマッピング設定のグラフィック表現である。
一実施形態における影響分析を実行するためのネットワーク環境のブロック図である。
一実施形態におけるバイパス分析を実行するためのネットワーク環境のブロック図である。
一実施形態においてネットワークモニタリングおよびデータ相関付けを行う用途に適したコンピュータシステムのブロック図である。
一実施形態においてネットワーク相関器が実行するプロセス処理を示すフローチャートである。
一実施形態においてネットワーク相関器が実行するプロセス処理を示すフローチャートである。
一実施形態においてネットワーク相関器が実行するプロセス処理を示すフローチャートである。 一実施形態においてネットワーク相関器が実行するプロセス処理を示すフローチャートである。
一実施形態においてネットワーク相関器が実行するプロセス処理を示すフローチャートである。
一実施形態においてネットワーク相関器が実行するプロセス処理を示すフローチャートである。 一実施形態においてネットワーク相関器が実行するプロセス処理を示すフローチャートである。
全図面において、同様の参照番号を付した部材およびコンポーネント同士は、同様の部材およびコンポーネントを示す。
ここで開示する実施形態は、原ネットワークデータをモニタリングおよび処理して、ネットワークトラフィックの統計および振る舞いを評価する分析フレームワークを作成するための、向上した方法およびシステムを提供する。これら向上は、以下の実施形態および関連図の説明により明らかになる。
図1は、一次ネットワーク105と複数の二次ネットワークとを含むネットワーク環境100のブロック図である。二次ネットワークは、カスタマネットワーク110、カスタマネットワーク115、ピアネットワーク120、および、ピアネットワーク125を含む。ネットワーク相関器150は、ネットワークフロー収集モジュール160、トラフィック計測値集計モジュール170、およびネットワークマッピング改良モジュール180を含む。関係ネットワークマッピング190は、ネットワーク相関器150により生成される。モジュールは、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせで実装可能である。
一次ネットワーク105は、様々な二次ネットワークと通信する複数のイングレス/エグレス(ingress/egress)ルータを含む。例えば、一次ネットワーク105のエッジルータ130−1は、カスタマネットワーク110のエッジルータ140−1とインタフェースして、一次ネットワーク105のエッジルータ130−2は、カスタマネットワーク115のエッジルータ145−1とインタフェースして、一次ネットワーク105のエッジルータ130−3は、ピアネットワーク120のエッジルータ147−1とインタフェースして、一次ネットワーク105のエッジルータ130−4は、ピアネットワーク125のエッジルータ149−1とインタフェースする。エッジルータ130−1、130−2、130−3、および130−4が、一次ネットワークに含まれる他のルータの複数の繰り返しおよびホッピングにより、一次ネットワーク105を介して互いに通信することができることは、両矢印の線の楕円内に示されているとおりである。
カスタマネットワーク110のエッジルータ140−1は、1以上のルータホッピングによりルータ140−Nと通信することができ、ルータ140−Nは、別のネットワーク、ゲートウェイ、エンドユーザ等とインタフェースすることができる。同様に、カスタマネットワーク115のエッジルータ145−1は、1以上のルータホッピングによりルータ145−Nと通信することができ、ルータ145−Nは、別のネットワーク、ゲートウェイ、エンドユーザ等とインタフェースすることができる。ピアネットワーク120のエッジルータ147−1は、1以上のルータホッピングによりルータ147−Nと通信することができ、ルータ147−Nは、別のネットワーク、ゲートウェイ、エンドユーザ等とインタフェースすることができる。加えて、ピアネットワーク125のエッジルータ149−1は、1以上のルータホッピングによりルータ149−Nと通信することができ、ルータ149−Nは、別のネットワーク、ゲートウェイ、エンドユーザ等とインタフェースすることができる。
2つのカスタマネットワークおよび2つのピアネットワークのみを図1の実施形態では示しているが、開示された実施形態を説明する目的からは、これより多い(またはこれより少ない)数のカスタマおよび/またはピアネットワークが一次ネットワーク105と直接インタフェースしてもよい。
一般的な処理においては、ネットワーク相関器150は、一次ネットワーク105と二次ネットワークとの相互作用による情報をモニタリングおよび収集する。ネットワーク相関器150の各モジュールは、様々なネットワークデータおよび統計をモニタリングおよび収集して、ネットワーク相関器150が関係ネットワークマッピング190を生成することができるようにする。関係ネットワークマッピング190は、その後、二次ネットワーク間に送受信された(二次ネットワークに送信され受信された)ネットワークトラフィックに対する一次ネットワーク105のネットワークの振る舞いおよびトラフィックパターンを評価するための、ユーザ(ネットワークオペレータ)のための設定可能なグラフィックインタフェースで表すことができる。改良されたネットワークデータのロバストな設定機能および集積性により、関係ネットワークマッピング190は、従来は達成できなかったビジネスチャンスとネットワーク処理戦略とに対して重要な洞察を提供することができる。これらの利点は、以下の実施形態および関連図の説明により明らかになる。
ここに開示する実施形態では、ネットワーク相関器150(および関連モジュール)は、例えば、一次ネットワーク105のみが供給するネットワークデータおよび統計で関係ネットワークマッピング190を生成することができるが、ネットワーク相関器150の実装に必要ではない。言い換えると、ネットワーク相関器150は、関係ネットワークマッピング190を生成するために他のネットワーク(二次ネットワーク)からネットワークデータを直接受信したり抽出したりする必要はない。
さらに、ネットワーク相関器150の一部として示しているが、各モジュール(ネットワークフロー収集器160、トラフィック計測値集計モジュール170、およびネットワークマッピング改良モジュール180)は、同じまたは別のデバイス(例えばルータ、サーバ、PC等)上で実行される異なるプロセスとして、ネットワーク相関器150とは独立して動作することができる。図1のモジュールは、例示目的のみからネットワーク相関器150モジュール/プロセスの一部として示されている。
一次ネットワークが「一次」と指定されている理由は、これが、ネットワーク相関器が分析するネットワークであるからである。ここに開示する実施形態において、この目的の任意の他のネットワークをネットワーク相関器により精査することで、同様の統計的および行動的分析(例えば関係ネットワークマッピング)を行うこともできる。
図2は、一次ネットワーク205およびネットワーク相関器150を含むネットワーク処理環境200のブロック図である。一次ネットワークは、ルータインタフェース210、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)カウンタ220、およびボーダ・ゲートウェイ・プロトコル(BGP)テーブル230によって、ネットワーク相関器150に情報を供給する。図1同様に、ネットワーク相関器150は、ネットワークフロー収集モジュール160、トラフィック計測値集計モジュール170、およびネットワークマッピング改良モジュール180を含む。ネットワークフロー収集モジュール160はネットワークトラフィックデータセット260を提供し、トラフィック計測値集計モジュールは、トラフィック計測データセット270を提供し、ネットワークマッピング改良モジュール180は、ネットワーク接続のマッピング280を提供する。
一般的な処理において、ネットワーク相関器150は、ネットワークトラフィックデータセット260、トラフィック計測データセット270、およびネットワーク接続のマッピング280の処理および相関付けを行い、関係ネットワークマッピング190を生成する。つまり、ネットワーク相関器150は、一実施形態においては、トラフィック計測データセット270およびネットワーク接続のマッピング280により、ネットワークトラフィックデータセット260を改良して、関係ネットワークマッピング190を作成する。
一般的に、ネットワークフロー収集モジュール160は、ネットワークデータおよび統計を収集して、一次ネットワーク205の特定のルータインタフェース210(例えばイングレスルータ)でネットワークトラフィックを送受信する実体に関する情報を(ネットワークトラフィックデータセット260によって)提供する。特に、この情報には、例えば、ルータ識別子、各ルータに固有のネットワークインタフェースが複数ある場合に、そのルータのインタフェース識別子、送信元の自律システム(AS)番号、送信先のAS番号等が含まれてよい。これら情報はさらに、そのイングレスインタフェースで送受信されるトラフィックの量またはレートの推定値または概算を含んでもよい。
同様に、トラフィック計測値集計モジュール170は、ネットワークデータおよび統計を収集して、一次ネットワーク205の特定のルータインタフェース210で送受信したデータ量(またはレート)に関する情報を(ネットワークトラフィックデータセット270によって)提供する。この、トラフィック計測収集モジュール170が出すネットワークトラフィックの量(またはレート)の計測値は、ネットワークフロー収集モジュール160が提供するトラフィック計測値より精度がかなり高い。しかし、トラフィック計測値集計モジュール170は、ルータインタフェース210を介したネットワークトラフィックの送信元または送信先について知らない。つまり、トラフィック計測値集計モジュール170は、イングレス・ルータ・インタフェース210に対して送信され受信されるネットワークトラフィックの量(またはレート)を判断することはできるが、一般的にはこのネットワークトラフィックを送受信する実体について知らない。
例えば、ネットワークフロー収集モジュール160は、一定の期間中に、特定のルータインタフェース210が、カスタマネットワークBに対するカスタマネットワークAからのネットワークトラフィックを毎秒約3メガビット(Mbps)で受信することを検知する。さらにネットワークフロー収集モジュール160が、特定のルータインタフェースが、カスタマCに対するカスタマAからのネットワークトラフィックを約6Mbpsで受信しており、さらにカスタマDに対するネットワークを9Mbpsで受信している、と検知したと仮定する。合計すると、ネットワークフロー収集モジュール160は、一定の期間中に、特定のルータインタフェース210で、カスタマAから受信した(カスタマB、C、およびD宛の)約18Mbpsのネットワークトラフィックを検知する。この情報はネットワークトラフィックデータセット260に反映される。
次に、一定の期間中に、トラフィック計測値集計モジュール170は、特定のルータインタフェース210が、カスタマAから合計24Mbpsのネットワークトラフィックを受信したことを検知するが、これは、この24Mbpsのネットワークトラフィックの送信先を知らずに行われる。この情報はトラフィック計測データセット270に反映される(例えば、ルータインタフェース210が、5分のサンプリング間隔中にカスタマAから24Mbpsのレートでネットワークトラフィックを受信した旨)。
上述の例の説明を続けると、ネットワーク相関器150は、ネットワークトラフィックデータセット260およびトラフィック計測データセットの処理および相関付けを行い、一定の期間中に特定のルータインタフェース210が受信したネットワークトラフィックのより正確な(正規化された)表現を提示する。従ってトラフィック計測データセット270は、一定の期間(例えば5分)におけるネットワークフロー収集モジュール160が出すトラフィック計測値を正規化して、特定のルータインタフェース210に関するネットワークトラフィックフローのより正確な計測値および査定値を提供する。例えば、カスタマBに対するカスタマAからのネットワークトラフィックが4Mbpsに正規化され、カスタマCに対するカスタマAからのネットワークトラフィックが8Mbpsに正規化され、カスタマDに対するカスタマAからのネットワークトラフィックが12Mbpsに正規化されるので、全体で24Mbpsとなり、トラフィック計測データセット270が表すトラフィック計測値集計モジュール170が検知するネットワークトラフィックの量/レートと同じになる。なお、これは、ネットワーク相関器150がデータを処理する一例にすぎず、この例には、後述するネットワーク接続のマッピング280の利用による、より改良された技術は含まれていない。
別の実施形態においては、トラフィック計測値集計モジュール170は、SNMPカウンタ220およびSNMPメッセージング機能を利用してネットワークトラフィック量およびレートをモニタリングおよび収集する。通常、SNMPカウンタ220は、所定のサンプリングレート(例えば5分)に従ってネットワークトラフィックデータ(例えばパケットオクテット)を正規化する。正規化は、一定のサンプリング期間中にルータインタフェース210を介して送受信したネットワークトラフィックの関連するデータレートに対する、そのサンプリング期間中にルータインタフェース210を介して送受信したデータ量を計測することにより決定することができる。一実施形態では、SNMPカウンタ220は、SNMPメッセージ/メッセージングによりネットワーク相関器150と通信する。
図2の実施形態の参照を続けると、ネットワークマッピング改良モジュール180は、一次ネットワーク205の、対応する二次ネットワークとの接続関係に関連付けられたBGPテーブルの情報をモニタリングおよび収集する。例えば、BGP情報およびテーブルは、このようなデータ群を収集して配信する第三者のベンダから取得することができる。BGPテーブルは、例えば、二次ネットワークがアドバタイズするルーティングテーブルを含んでよい。ルーティングテーブルは、一次ネットワーク205のエグレスルータとインタフェースする二次ネットワークのイングレスルータがアクセス可能な送信先を提供する接続情報(例えばIPアドレス、AS経路等)を有する。さらに、様々な二次ネットワークに関するBGPテーブルは、一次ネットワーク内の1以上の集計されたBGPテーブルにローカライズされることで、一次ネットワークの、対応する二次ネットワークとの接続の、よりグローバルで完全な全貌を提供することができる。特に、詳細を後述するように、ネットワーク接続のマッピング280により、ネットワークトラフィックに関するエグレスAS番号が提供される。エグレスAS番号により、トラフィックの(一次ネットワーク205のエグレス・ルータ・インタフェースを介した)送信先である二次ネットワーク(直接インタフェースされたネットワーク)を決定することができる。
図2の実施形態に示すように、ネットワーク相関器150は、ネットワークトラフィックデータセット260、トラフィック計測データセット270、およびネットワーク接続のマッピング280の処理および相関付けを行い、関係ネットワークマッピング190を生成する。
ネットワークトラフィックデータセット260、トラフィック計測データセット270、およびネットワーク接続のマッピング280の詳細については、図3を参照して後述する。
図3は、AS数AS5を持つ一次ネットワーク305、AS番号AS1を持つネットワーク310、AS番号AS2を持つネットワーク320、AS番号AS3を持つネットワーク330、および、AS番号AS4を持つネットワーク340を含むネットワーク設定300の一例のブロック図である。ネットワーク320およびネットワーク310の間の楕円、ネットワーク330およびネットワーク340の間の楕円は、1以上のネットワークが、それぞれのネットワークの間に存在しうることを示す。
図3の実施形態は、ネットワーク310のルータ350が、ネットワークトラフィック(例えばサーバその他のエンドユーザデバイスが発信したもの)をネットワーク340のルータ360に送信していることを示す(トラフィック通過線302が示すように)。ネットワークトラフィックは、ネットワーク320、一次ネットワーク305、およびネットワーク330を、ネットワーク340のルータ360へ移動する間に、通過する(このようにして、ルータ360が、エンドユーザデバイスへとトラフィックを最終的にルーティングする)。さらに、ルータ350が送信するネットワークトラフィックは、一次ネットワーク305のイングレス・ルータ・インタフェース370およびエグレス・ルータ・インタフェース375を通過する。
この例のようなデータ送信302の場合には、ネットワークフロー収集モジュール160は、ネットワークデータおよび統計を収集して、例えばルータ350の送信元IPアドレス、ルータ360の送信先IPアドレス、ネットワーク310の送信元AS(AS)1)、ネットワーク340の送信先AS(AS4)、ネットワーク320のイングレスAS(AS2)等の情報を有するネットワークトラフィックデータセット260を作成する。ネットワークトラフィックデータセット260は、さらに、イングレス・ルータ・インタフェース370におけるデータ送信に関するネットワークトラフィックの概算量および/またはレートを含みうる。
さらに、トラフィック計測値集計モジュール170は、ネットワークデータおよび統計を収集して、トラフィック計測データセット270を作成する。前述したように、一定のサンプリング期間中にトラフィック計測値集計モジュール170は、特定のイングレスインタフェース(例えばこの例におけるイングレスインタフェース370)で送受信されたネットワークトラフィック量および/またはレートを正規化する。トラフィック計測データセット270は、一次ネットワーク305を介して送信されるデータの量(またはレート)をより正確に表すために利用することができる。
図3の参照を続けると、ネットワークマッピング改良モジュール180は、データおよび統計を収集して、ネットワーク接続のマッピング280を作成する。例えば、ルータ350とルータ360との間のデータ送信、ネットワーク接続のマッピング280は、例えばAS経路(AS1、・・・、AS2、AS5、AS3、・・・、AS4)、ネットワーク330のエグレスAS(AS3)、ネットワーク340の送信先AS(AS4)等の情報を含むことができる。一例では、ネットワーク330のエグレスAS(AS3)は、ネットワークトラフィックが、一次ネットワーク305のエグレス・ルータ・インタフェース375を通過することを判断して、この情報を利用して、ネットワーク330によりエグレス・ルータ・インタフェース375にアドバタイズされたBGPテーブルから関連するエグレスASを見つけることで確かめることができる。
別の実施形態では、ネットワーク相関器150(例えば、ネットワークフロー収集モジュール160を介して)は、ネットワークデータ(例えばルータインタフェース識別子、AS番号等)を利用して、データ送信の送信先および送信元を判断することができる。例えば、ネットワーク相関器(またはその他のプロセス)は、ルータインタフェース識別子(例えばIPアドレス、ルータデバイス識別子等)を利用してカスタマデータベースのデータルックアップを実行して、送信の送信元であるカスタマネットワークまたはピアネットワークを判断することができる。同様に、このようなネットワークデータは、データ送信(例えば送信元および/または送信先IPアドレスに関する)の送信者/受信者の地理的位置または近接位置を判断するためのジオロケーションの目的で利用することができる。例えば、ネットワークトラフィックの送信者/受信者のIPアドレスを利用して、ジオロケーション情報を含むデータベースにおいてテーブルルックアップを実行することができる。このような情報は、二次ネットワークとの間の様々なデータ送信中に利用される一次ネットワークのより具体的な地理的範囲を判断する際に有益でありうる。
図4Aから図4Cは、関係ネットワークマッピング190の地理的表現を示す。一実施形態では、ネットワーク相関器150は、これらのグラフィック表現の1以上をグラフィックユーザインタフェースに表示する。
関係ネットワークマッピング190は、ネットワークパラメータに応じて設定することで、一次ネットワークのトラフィックの振る舞いのより詳細な概略を示すことができる。これらパラメータの設定可能性は、少なくとも部分的に、ここに開示するモジュールが提供する様々なネットワークデータおよび統計をモニタリングして相関付けることにより実行可能になる。
例えば、関係ネットワークマッピング190は、領域パラメータに従って設定することができる。領域パラメータは、ネットワークがサポートする様々な領域へのネットワークトラフィックの表示を狭めることができる。例えば送信元AS、送信先AS、イングレスAS等のデータを利用して、関係ネットワークマッピングが、特定の領域(例えば米国、ヨーロッパ、東海岸等)で送受信されるネットワークトラフィックのみを示すように選択的に設定することができる。
図4Aは、領域パラメータに従って設定された関係ネットワークマッピング190の明示を示す2つのパイチャートの例を示す。左のパイチャートは、一定の期間中(例えば1か月)に一次ネットワークの領域1(例えば米国)でカスタマ1から送信されたネットワークトラフィックの内訳を示す。つまり、カスタマC2、カスタマC4、ピアP3、およびピアP6はそれぞれ、パイの各部分の比率が表す、一定の期間中に一次ネットワークの領域1でカスタマ1から送信された全ネットワークトラフィックにおける一部を受け取る。
同様に、図4Aの右のパイチャートは、(例えば1か月)に一次ネットワークの領域2(例えばヨーロッパ)でカスタマ1により受信されたネットワークトラフィックの内訳を示す。つまり、カスタマC1、カスタマC5、およびピアP2はそれぞれ、パイの各部分の比率が表す、一定の期間中に一次ネットワークの領域2でカスタマ1に送信された全ネットワークトラフィックにおける一部を受け取る。
別の実施形態では、関係ネットワークマッピング190は、トラフィックタイプ・パラメータに従って設定することができる。トラフィックタイプ・パラメータは、ネットワークがサポートする様々なトラフィックタイプにネットワークトラフィックの表示を狭めることができる。例えばイングレスAS、ネットワークインタフェース識別子等のデータを利用して、関係ネットワークマッピング190が、特定のトラフィックタイプ(オンネット、オフネット等)に従って送受信されるネットワークトラフィックを示すように選択的に設定することができる。一般的に、オンネットとは、一次ネットワークまたはカスタマネットワークに排他的に維持されるトラフィックのことである。他方で、オフネットトラフィックとは、ピアネットワークにイングレスまたはエグレスを行うトラフィックのことである。
図4Bは、トラフィックタイプ・パラメータに従って設定された関係ネットワークマッピング190の明示を示す2つのパイチャートの例を示す。左のパイチャートは、一定の期間中(例えば1週間)に一次ネットワークでカスタマ1から送信されたオンネットのネットワークトラフィックの内訳を示す。つまり、カスタマC2、カスタマC3、カスタマC5、カスタマC7、およびカスタマC9はそれぞれ、パイの各部分の比率が表す、一定の期間中に一次ネットワークでカスタマ1から送信された全ネットワークトラフィックにおける一部を受け取る。本実施形態では、パラメータは、「オンネット」として設定されているので、一次ネットワークのカスタマネットワークのみがパイチャートに示されていることに留意されたい。
同様に、図4Bの右のパイチャートは、一定の期間中(例えば1週間)に一次ネットワークでカスタマにより受信されたオフネットのネットワークトラフィックの内訳の例を示す。つまり、ピアP3、ピアP4、ピアP6、およびピアP8はそれぞれ、パイの各部分の比率が表す、一定の期間中に一次ネットワークでカスタマ1に送信された全ネットワークトラフィックにおける一部を受け取る。本実施形態では、パラメータは、「オフネット」として設定されているので、一次ネットワークのピアネットワークのみがパイチャートに示されていることに留意されたい。
別の実施形態では、関係ネットワークマッピング190は、送信パラメータに従って設定されてもよい。送信パラメータは、ネットワークがサポートする様々な送信タイプにネットワークトラフィックの表示を狭めることができる。例えば送信元AS、送信先AS、イングレスAS、エグレスAS等のデータを利用することで、関係ネットワークマッピング190は、送信タイプ(例えばバックボーン、長距離、ローカル等)に従って送受信されたネットワークトラフィックを示すよう選択的に設定することができる。
図4Cは、送信パラメータに従って設定された関係ネットワークマッピング190の明示を示す2つのパイチャートの例を示す。左のパイチャートは、一定の期間中(例えば1か月)に一次ネットワークのバックボーンでカスタマ1から送信されたネットワークトラフィックの内訳を示す。つまり、カスタマC3、カスタマC4、ピアP2、およびピアP5はそれぞれ、パイの各部分の比率が表す、一定の期間中に一次ネットワークのバックボーンでカスタマ1からの全ネットワークトラフィックにおける一部を受け取る。
同様に、図4Cの右のパイチャートは、一定の期間中(例えば1か月)に一次ネットワークのローカル送信部でカスタマ1により受信されたネットワークトラフィックの内訳を示す。つまり、カスタマC5、カスタマC7、およびピアP3はそれぞれ、パイの各部分の比率が表す、一定の期間中に一次ネットワークのローカル送信部でカスタマ1に全ネットワークトラフィックにおける一部を送る。
パラメータはそれぞれ(つまり、領域、トラフィックタイプおよび送信)、同時に設定され、または、様々な組み合わせで設定されることで、関係ネットワークマッピング190の表現をさらに調整することができる。このようなロバストな設定可能性により、ネットワークの動作統計の分析に顕著な改良がなされ、ネットワークの振る舞いを、様々な固有の観点から同時に評価することができるようになる。
例えば、関係ネットワークマッピング190を、特定のカスタマまたはピアネットワークが一次ネットワークを介して送受信したネットワークトラフィックについて領域1、オンネットトラフィック、およびバックボーントラフィックに従って設定することができる。さらに、関係ネットワークマッピング190は、前述したパラメータの1以上の設定可能な組み合わせに加えて、一次ネットワークを介して特定のカスタマまたはピアネットワークに対して送信または受信されたネットワークトラフィックのいずれかを示すよう設定することができる。
これら実施形態に記載したパラメータ(領域、トラフィックタイプ、および送信)は、排他的リストを表すわけではないので、ネットワークトラフィックフローおよび振る舞いの統計データを表すのに適した他の設定可能なパラメータを、関係ネットワークマッピング190を設定するために実装することもできる。
また、図4Aから図4Cのパイチャートはあくまで例示であることに留意されたい。統計データ(線グラフ、バーグラフ、ベン図等)を表す他の共通の公知の方法を利用して、関係ネットワークマッピングおよびその様々な設定をグラフィック表示することもでき、このような技術および方法も本実施形態の範囲に含まれる。
図5は、ここで説明する実施形態における影響分析を実行するためのシナリオの一例を示すネットワーク環境500のブロック図である。一次ネットワーク505は、カスタマネットワーク510およびカスタマネットワーク540と直接インタフェースする。そしてカスタマネットワーク510は、直接的または間接的に、ネットワーク520、ネットワーク530、およびネットワーク540と通信する。
一般的には、ネットワーク相関器150が行う(かつ関係ネットワークマッピング190が明示する)影響分析は、直接インタフェースされたネットワーク(カスタマネットワーク510または不図示の任意のカスタマまたはピアネットワーク)との接続を停止することの、ビジネスに対する影響を判断する際に有用でありうる。図5の設定例を参照すると、一次ネットワーク505は、ネットワーク520、ネットワーク530、およびネットワーク540に、カスタマネットワーク510を介して、アクセス(または間接的に通信)することができる。しかし、一次ネットワーク505は、カスタマネットワーク510を介してのみネットワーク520およびネットワーク530に接続することができるので、カスタマネットワーク510との接続が停止されることになると、一次ネットワークはネットワーク520およびネットワーク530への接続を失うことになる。とはいえ、一次ネットワーク505は既にネットワーク540と通信可能に連結されているので(間接的にであっても)、一次ネットワーク505は、カスタマネットワーク510への接続が停止されることになっても、ネットワーク540への接続を失うことはない。
一実施形態では、(関係ネットワークマッピング190が明示するように)ネットワーク相関器150は、カスタマネットワーク510を介してアクセス可能であるAS番号(およびネットワーク)を判断することにより影響分析を行うことができる。次いで、ネットワーク相関器150は、これらのAS番号を、カスタマネットワーク510を介して接続しない一次ネットワーク505がアクセス可能な全てのAS番号のセットと比較する。そして、比較されたAS番号群と重複しないAS番号が、カスタマネットワーク510を介してのみアクセス可能なネットワークを表す。つまり、一次ネットワーク505は、一次ネットワーク505がカスタマネットワーク510との接続を停止/終了等された場合、これらの重複しない(故に、カスタマネットワーク510を介してのみアクセス可能である)AS番号との接続を失うことになる。その結果、特定のカスタマまたはピアネットワークとの接続を停止することの全体的な影響に応じて、ビジネスにおける決定を促したり、やめさせたりすることができる。
ネットワーク相関器150は、影響分析を行う他の技術および/またはパラメータを利用することができ、図5の実施形態はあくまで例示であることに留意されたい。
さらに、本実施形態においては、関係ネットワークマッピング190は、影響分析の結果を処理して、グラフィックユーザインタフェースに表示するよう選択的に設定することもできる。例えば、関係ネットワークマッピング190は、直接インタフェースされたネットワークおよび全ての、この結果一次ネットワーク505がアクセスすることができなくなるネットワーク(またはAS番号)を停止することに関する影響分析を提供(およびグラフィックユーザインタフェースに表示)することができる。同様に、関係ネットワークマッピング190に加えて、またはこれとの関連で、ネットワークトラフィックデータセット260、トラフィック計測データセット270、および/またはネットワーク接続のマッピング280のうち1以上が提供する情報を利用して、上述した影響分析を行うことができる。
図6は、ここで開示する実施形態におけるバイパス検知を実行するためのシナリオの一例を示すネットワーク環境600のブロック図である。一次ネットワーク605は、カスタマネットワーク610(AS番号AS1を有する)、ピアネットワーク620(AS番号AS2を有する)、および、カスタマネットワーク630(AS番号AS3を有する)と直接インタフェースする。本実施形態では、カスタマネットワーク610のルータ640は、カスタマネットワーク630のルータ650でネットワークトラフィックを送受信する(トラフィック通過線660が示すように)。ネットワークトラフィックは、カスタマネットワーク610から一次ネットワーク605へ直接流れるのではなく、ピアネットワーク620を介して間接的に流れる。つまり、ピアネットワーク620は、一次ネットワーク605がカスタマネットワーク610と直接インタフェースする場合であっても、一次ネットワーク605とカスタマネットワーク610との間の仲介ネットワークである(トラフィック通過線660が示すように、少なくとも一部のネットワークトラフィックについては)。さらに、一般的には、トラフィックは、(不図示の)エンドユーザデバイスから生じ/そこで終端され、ルータ640および650からは生じず/そこで終端されない。
一般的には、ネットワーク相関器150が行う(かつ関係ネットワークマッピング190が明示する)バイパス検知は、一次ネットワーク605の処理に関する潜在的に実行不可能なビジネスチャンスを判断する際に有用となりうる。図6の設定例を参照すると、カスタマネットワーク610は必ずしも、カスタマネットワーク630にアクセスするためにピアネットワーク620との間でネットワークトラフィックを送受信する必要がないので、一次ネットワーク605の所有者/オペレータ等は、カスタマネットワーク610から直接ビジネス(新規のまたはさらなる接続関係)を誘致することができる。これは、一次ネットワーク605の所有者/オペレータ等にとっては、従来のピア関係ではなんら収益がなかった(あるいは些細な収益しかなかった)ことを考えると、利点であり、例えば図6の実施形態において、一次ネットワーク605は、少なくともネットワークトラフィック660の送信を行う目的上は、ピアネットワーク620とインタフェースする(カスタマネットワーク610とインタフェースするのではなくて)ので、ネットワークトラフィック660を送受信する際に収益を受け取らない(少なくともカスタマネットワーク610からは)ことを参照のこと。従って、ネットワークトラフィック660に関して、カスタマネットワーク610と直接接続して、その結果、ピアネットワーク620を介する接続をバイパスすることにより、一次ネットワーク605は、さらなる収益をあげて、以前には検知できなかったビジネスチャンスを実現することができる。この直接の接続関係は、図6のトラフィック通過線665に例示されており、ここでネットワーク620がもはや、一次ネットワーク605とカスタマネットワーク610との間のネットワークトラフィック通過経路665の一部ではない点に留意されたい。
一実施形態においては、ネットワーク相関器150は、ネットワーク接続のマッピング280を利用して、ネットワーク送信(ネットワークトラフィック660等)の送信元AS(または送信先AS)を、既に一次ネットワーク605に関連付けられているイングレスまたはエグレスAS番号およびそれと直接インタフェースされているネットワークと比較する。ネットワーク送信の送信元AS(または送信先AS)が、一次ネットワーク605のイングレスまたはエグレスASと同じであり、送信元または送信先ASおよび一次ネットワークの間のAS経路には1以上のAS番号がある場合には、ネットワーク相関器150は、潜在的なバイパスの機会を検知する(つまり、送信元または送信先ASおよび一次ネットワークの間のAS経路の1以上のAS番号をバイパスすることにより)。
ネットワーク相関器150は、バイパス検知を行う他の技術および/またはパラメータを利用することもでき、図5の実施形態は、あくまで例示であることに留意されたい。
さらに、本実施形態においては、関係ネットワークマッピング190は、バイパス検知分析の結果を処理して、グラフィックユーザインタフェースに表示するよう選択的に設定することもできる。例えば、関係ネットワークマッピング190は、これも一次ネットワーク605と直接インタフェースする別のネットワーク(通常はピアネットワーク)を介して間接的に自身のネットワークトラフィックの少なくとも一部を送受信する、直接インタフェースされたカスタマネットワークに関する情報を提供することができる。この例では、グラフィック表示は、潜在的な新規のカスタマネットワークと、一次ネットワーク605がバイパスすることができる潜在的なピアネットワークとを示してよい。
図7は、本発明の実施形態を実行および実装可能なコンピュータシステム700の概略図である。例えば、1以上のコンピューティングデバイス700(例えばサーバ、ルータ、ゲートウェイ等)を利用して、一次ネットワーク(例えば一次ネットワーク790)および関連する二次ネットワークのネットワークトラフィックデータおよび統計のモニタリングおよび相関付けを行うことができる。
本例においては、コンピュータシステム700は、バス701(インターコネクト)、少なくとも1つのプロセッサ702、少なくとも1つの通信ポート703、メインメモリ704、取り外し可能格納媒体705、読み取り専用メモリ706、および大容量ストレージ707を含む。プロセッサ(1または複数)702は、Intel(登録商標)Itanium(登録商標)またはItanium2(登録商標)プロセッサ、AMD(登録商標)Opetron(登録商標)またはAthlonMP(登録商標)プロセッサ、またはMotorola(登録商標)ラインのプロセッサ等であるがこれらに限定はされない任意の公知のプロセッサであってよい。通信ポート703は、モデムに基づくダイアルアップ接続に利用されるRS−232ポート、10/100Ethernet(登録商標)ポート、銅製またはファイバ製のギガビットポート、またはUSBポートのうちいずれであってもかまわない。通信ポート703は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、またはコンピュータシステム700が接続する任意のネットワーク(例えば一次ネットワーク790)等のネットワークに従って選択されてよい。コンピュータシステム700は、入出力(I/O)ポート709を介して周辺デバイス(例えば表示スクリーン730、入力デバイス716)に接続されてよい。
メインメモリ704は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、または当技術分野でよく知られている任意の他の動的格納デバイスであってよい。読み取り専用メモリ706は、プロセッサ702の命令等の静的情報を格納するためのプログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)チップ等の静的格納デバイスであってよい。大容量ストレージ707は、情報および命令を格納するために利用することができる。例えば、スカジー(SCSI)ドライブのAdaptec(登録商標)ファミリー等のハードディスク、光ディスク、RAID(Redundant Array of Independent Disks:レイド)ドライブのAdaptec(登録商標)ファミリー等のRAID等のディスクアレイ、または任意の他の大容量格納デバイスを利用することができる。
バス701は、プロセッサ702を、他のメモリ、ストレージ、および通信ブロックと通信可能に連結する。バス701は、利用される格納デバイスに応じて、PCI/PCI−X、SCSI、またはユニバーサルシリアルバス(USB)に基づくシステムバス(その他)であってよい。取り外し可能格納媒体705は、任意の種類の外部ハードドライブ、フロッピー(登録商標)ドライブ、IOMEGA(登録商標)、ジップドライブ、CD−ROM、CD−RW、DVD−ROM等であってよい。
ここに開示する実施形態は、処理を実行するコンピュータ(その他の電子デバイス)のプログラミングに利用することのできる、命令を格納した機械可読媒体を含んでよいコンピュータプログラムプロダクトとして提供されてよい。機械可読媒体は、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、CD−ROM、磁気光ディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気カードまたは光カード、フラッシュメモリ、電子命令の格納に適したその他の種類の媒体/機械可読媒体を含んでよいが、これらに限定はされない。さらにここに開示する実施形態は、プログラムが遠隔コンピュータから要求を発するコンピュータへと、通信リンク(例えばモデムまたはネットワーク接続)を介して搬送波その他の伝播媒体に具現化されるデータ信号により転送されうるコンピュータプログラムプロダクトとしてダウンロードすることもできる。
図示されているように、メインメモリ704は、上述した機能をサポートするネットワーク相関付けアプリケーション150−1により符号化されてよく、これについては後述する。ネットワーク相関付けアプリケーション150−1(および/またはここで記載する他のリソース)は、ここに記載する異なる実施形態による処理機能をサポートするデータおよび/または論理命令(例えばメモリ、またはディスク等の任意のコンピュータ可読媒体に格納されるコード)等のソフトウェアコードとして具現化することができる。一実施形態の処理中に、プロセッサ702は、バス701を利用して、メインメモリ704にアクセスして、ネットワーク相関付けアプリケーション150−1の論理命令を起動、運用、実行、解釈、または行う。ネットワーク相関付けアプリケーション150−1を実行することによって、ネットワーク相関付けプロセス150−2の処理機能が達成される。つまり、ネットワーク相関付けプロセス150−2は、コンピュータシステム700のプロセッサ702内で、またはその上で行われるネットワーク相関付けアプリケーション150−1の1以上の部分を表す。
ここに記載する方法の処理を実行するネットワーク相関付けプロセス150−2に加えて、ここに記載する他の実施形態として、ネットワーク相関付けアプリケーション150−1自身(つまり、まだ未実行または未だ行われていない論理命令および/またはデータ)が含まれる。ネットワーク相関付けアプリケーション150−1は、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、または光媒体等のコンピュータ可読媒体(例えばレポジトリ)に格納されてよい。他の実施形態においては、ネットワーク相関付けアプリケーション150−1は、ファームウェア、読み取り専用メモリ(ROM)等のメモリタイプのシステムに、または本例では、メインメモリ704内の(例えばランダムアクセスメモリまたはRAM内の)実行可能コードとして、格納されてもよい。例えば、ネットワーク相関付けアプリケーション150−1は、取り外し可能格納媒体705、読み取り専用メモリ706、および/または、大容量格納デバイス707に格納されてもよい。
これらの実施形態に加えて、さらに、ここに記載する他の実施形態として、ネットワーク相関付けプロセス150−2として、プロセッサ702内のネットワーク相関付けアプリケーション150−1を実行することが含まれてよいことに留意されたい。従って当業者であれば、コンピュータシステム700が、割り当ておよびハードウェアリソースの利用を制御するオペレーティングシステム等、または、ネットワークフロー収集モジュール160、トラフィック計測値集計モジュール170、および/または、ネットワークマッピング改良モジュール180のインスタンス等の他のプロセスおよび/またはソフトウェアおよびハードウェアコンポーネントを含みうることを理解する。従ってネットワーク相関器150(アプリケーション150−1およびプロセス150−2)、ネットワークフロー収集モジュール160(アプリケーション160−1およびプロセス160−2)、トラフィック計測値集計モジュール170(アプリケーション170−1およびプロセス170−2)、および、ネットワークマッピング改良モジュール180(アプリケーショオン180−1およびプロセス180−2)は、同様に、または別個に実行されるプロセスと同様のコンピュータ化されたデバイス(computerized device)700上に、または、同様に、または別個に実行されるプロセスとして様々な組み合わせの別のデバイス上に実装することができる。
ここで記載するように、本発明の実施形態は、様々なステップおよび処理を含む。様々なこれらステップをハードウェアコンポーネントにより実行することができ、あるいは、機械実行可能命令に具現化することができ、これらを利用することで、汎用または専用プロセッサを、処理を実行させる命令でプログラミングすることができる。あるいは、これらステップは、ハードウェア、ソフトウェア、および/または、ファームウェアの組み合わせにより実行することができる。
図8−図14は、ここに記載する実施形態におけるフローチャートを含む。図示されている矩形のエレメントは、「ステップ」として記されており、これら機能を実行するコンピュータソフトウェア命令または命令群を表す。フローダイアグラムは、必ずしも特定のプログラミング言語のシンタックスを示す必要はない。フローダイアグラムは、ここに記載する特徴を実行するために、当業者が回路を作成したり、コンピュータソフトウェアを生成したりするために利用することができる機能情報を示している。
フローチャートでは、数多くのルーチンプログラムエレメント(ループおよび変数等)および一時的な変数の利用が特有である。当業者であれば、そうではないと明記しない限り、ここに記載する特定のシーケンスが例示のみを目的としたものであり、本発明の精神から逸脱しない範囲の変更が可能であることを理解する。従って、以下に記載するステップは、そうではないと明記しない限り、可能な限りにおいて任意の便利なまたは所望の順序で実行可能である。
具体的な説明として、図8は、一実施形態において、ネットワーク相関器150(つまり、ネットワーク相関付けアプリケーション150−1、および/または、ネットワーク相関付けプロセス150−2のランタイム実装)により実行されるプロセス処理を示す処理ステップのフローチャート800である。
ステップ805で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のネットワークトラフィックをモニタリングすることにより、ネットワークトラフィックデータセットを生成する。一実施形態では、複数の二次ネットワークは、一次ネットワークの少なくとも1つのカスタマネットワーク、および、一次ネットワークの少なくとも1つのピアネットワークを含む。
ステップ810で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のインター・ネットワークルーティング情報をモニタリングすることにより、ネットワーク接続のマッピングを判断する。ネットワーク接続のマッピングには、例えば、AS経路およびエグレスAS番号等のBGPデータが含まれてよい。
ステップ815において、ネットワーク相関器150は、ネットワークトラフィックデータセットを、ネットワーク接続のマッピングと相関付けることにより、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピングを計算する。
図9は、一実施形態においてネットワーク相関器150が実行するプロセス処理を示す処理ステップのフローチャート900である。
ステップ905で、ネットワーク相関器150は、ネットワークトラフィックデータセットを生成する。ネットワークトラフィックデータセットは、例えば、送信元AS番号、送信先AS番号、送信元IPアドレス、送信先IPアドレス、イングレスAS番号等を含むことができる。
ステップ910で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと、一次ネットワークの少なくとも1つのカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックを判断することにより、一次ネットワークのオンネットトラフィックを特定する。つまり、オンネットトラフィックとは、通常、一次ネットワークまたはカスタマネットワークに排他的に維持されるトラフィックとして定義される。
ステップ915で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと、一次ネットワークの少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックを判断することにより、一次ネットワークのオフネットトラフィックを特定する。つまり、オフネットトラフィックとは、通常、ピアネットワークにイングレスまたはエグレスを行うトラフィックとして定義される。
一実施形態においては、ネットワーク相関器150は、サンプリングレートに応じてネットワークトラフィックデータを収集する(例えば、任意の5分間において送受信されたネットワークトラフィックのことである)。ネットワーク相関器150は、次いで、ネットワークトラフィックの各サンプリングされた送信について、送信元自律システム番号(ASN)、送信先ASN、イングレスASN、および/または、エグレスASNのうち少なくとも1つを判断することにより、一次ネットワークのオンネットトラフィックまたはオフネットトラフィックを特定することができる。
ステップ920で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のネットワーク利用統計をモニタリングすることにより、計測データセットを生成する。
一実施形態では、ネットワーク相関器150は、ネットワーク利用統計をモニタリングすることにより、一次ネットワークと少なくとも1つのカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量(あるいはレート)を判断する。同様に、ネットワーク相関器150は、ネットワーク利用統計をモニタリングすることにより、一次ネットワークと少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を判断することができる。例えば、ネットワーク利用統計のモニタリングには、様々なネットワークノード(つまりルータ、ゲートウェイ等)でネットワーク全体に配信される1以上の簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)カウンタからの、サンプリングされたネットワークデータを集計することが含まれていてよい。一般的には、SNMPカウンタは、一次ネットワークにおける特定のイングレスまたはエグレスインタフェースで送受信されるネットワークトラフィックにモニタリングおよび正規化を行う。
ステップ925で、ネットワーク相関器150は、ネットワーク接続のマッピング(例えばBGPテーブルおよび関連するデータ)を判断する。
ステップ930で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークのエッジルータと、少なくとも1つのカスタマネットワークのエッジルータとの接続関係を判断する。例えば、ネットワーク相関器150は、(BGPにより)カスタマネットワークのエッジルータが提供して、一次ネットワークのエグレスルータに供給される、アドバタイズされたルーティングテーブルをモニタリングすることができる。
ステップ935で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークのエッジルータと、少なくとも1つのピアネットワークのエッジルータとの接続関係を判断する。上述の例同様に、ネットワーク相関器150は、(BGPにより)ピアネットワークのエッジルータが提供して、一次ネットワークのエグレスルータに供給される、アドバタイズされたルーティングテーブルを判断することができる。
ステップ940で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピング190を計算する。
ステップ945で、ネットワーク相関器150は、ネットワークトラフィックデータセット、ネットワーク接続のマッピング、およびトラフィック計測データセットを相関付ける。例えば、ネットワークデータセットとトラフィック計測データセットとを先ず相関付けることで、ネットワークデータセットを集計および/または正規化する。この例では、集計された、および/または、正規化されたネットワークデータセットが、次に、ネットワーク接続のマッピングと相関付けられることで、関係ネットワークマッピング190が生成される。
図10および図11は、それぞれフローチャート1000−1および1000−2であり、一実施形態においてネットワーク相関器150が実行するプロセス処理を示す処理ステップを示している。
ステップ1005で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピング190を計算する。
ステップ1010で、ネットワーク相関器150は、一定の期間において、一次ネットワークと少なくとも1つのカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を判断する。
ステップ1015で、ネットワーク相関器150は、一定の期間中に、一次ネットワークと少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を判断する。
ステップ1020で、ネットワーク相関器150は、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のカスタマネットワークと第1のピアネットワークとの間で送受信された第1の割合のネットワークトラフィックを判断する。
ステップ1025で、ネットワーク相関器150は、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のカスタマネットワークと第2のピアネットワークとの間で送受信された第2の割合のネットワークトラフィックを判断する。
ステップ1030で、ネットワーク相関器150は、第1の割合のネットワークトラフィックと、第2の割合のネットワークトラフィックとを比較する。例えば、第1の割合のネットワークトラフィックを、第2の割合のネットワークトラフィックと、グラフィックユーザインタフェースで(例えばパイチャート、線グラフ等により)、グラフィックに比較することができる。
ステップ1035で、ネットワーク相関器150は、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のピアネットワークと第1のカスタマネットワークとの間で送受信された第3の割合のネットワークトラフィックを判断する。
ステップ1040で、ネットワーク相関器150は、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のピアネットワークと第2のカスタマネットワークとの間で送受信された第4の割合のネットワークトラフィックを判断する。
ステップ1045で、ネットワーク相関器150は、第3の割合のネットワークトラフィックと、第4の割合のネットワークトラフィックとを比較する。例えば、第3の割合のネットワークトラフィックを、第4の割合のネットワークトラフィックと、グラフィックユーザインタフェースで(例えばパイチャート、線グラフ等により)、グラフィックに比較することができる。
ステップ1050で、ネットワーク相関器150は、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のカスタマネットワークと第2のカスタマネットワークとの間で送受信された第5の割合のネットワークトラフィックを判断する。
ステップ1055で、ネットワーク相関器150は、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のカスタマネットワークと第3のカスタマネットワークとの間で送受信された第6の割合のネットワークトラフィックを判断する。
ステップ1060で、ネットワーク相関器150は、第5の割合のネットワークトラフィックと、第6の割合のネットワークトラフィックとを比較する。例えば、第5の割合のネットワークトラフィックを、第6の割合のネットワークトラフィックと、グラフィックユーザインタフェースで(例えばパイチャート、線グラフ等により)、グラフィックに比較することができる。
図12は、一実施形態においてネットワーク相関器150が実行するプロセス処理を示すフローチャート1200である。
ステップ1205で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のネットワークトラフィック統計をモニタリングすることにより、ネットワークトラフィックデータセットを収集する。
ステップ1210で、ネットワーク相関器150は、予め設定されたサンプリングレートでネットワークトラフィックデータセットを収集し、ここで、ネットワークトラフィックデータセットのサンプリングされた部分は、一定のサンプリング期間中の一定のネットワークプロトコルによる2つのネットワークインタフェースの間の通信の統計を表し、このうち少なくとも1つのネットワークインタフェースが一次ネットワークに存在している。
ステップ1215で、ネットワーク相関器150は、ネットワーク接続のマッピングを判断する。
ステップ1220で、ネットワーク相関器150は、ボーダ・ゲートウェイ・プロトコル(BGP)を利用して一次ネットワークのエグレスインタフェースをモニタリングして、複数の二次ネットワークに関する自律システム番号(ASN)を生成する。
ステップ1225で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピングのグラフィック表示を行い(例えばグラフィックユーザインタフェースに)、このグラフィック表示には、一定の期間中に一次ネットワークを介して送受信されたネットワークトラフィックの総量を示す第1のグラフィック領域が含まれる。
ステップ1230で、ネットワーク相関器150は、さらに、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、少なくとも1つのカスタマネットワークと少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの総量における割合を示す第2のグラフィック領域を含むようにグラフィック表示を設定する。
また別の実施形態では、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピング190のグラフィック表示を(グラフィッユーザインタフェースに)行う。このようにして、グラフィック表示に、一定の期間中に、一次ネットワークと第1のカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第1のグラフィック領域を含める。またグラフィック表示には、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のカスタマネットワークと第1のピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第2のグラフィック領域を含めることもできる。
またさらに、グラフィック表示には、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のカスタマネットワークと第2のカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第3のグラフィック領域を含めることもできる。同様に、さらに、グラフィック表示には、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のカスタマネットワークと第2のピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第3のグラフィック領域を含めることもできる。
ここで、グラフィック表示には、選択された二次ネットワークがデータを送受信するカスタマネットワークおよびピアネットワークの数に応じて、複数のグラフィック領域を含めることができる点に留意されたい。
別の実施形態では、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピング190のグラフィック表示を(グラフィックユーザインタフェースに)行う。このようにして、グラフィック表示に、一定の期間中に、一次ネットワークと第1のピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第1のグラフィック領域を含める。またグラフィック表示には、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のピアネットワークと第1のカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第2のグラフィック領域を含めることもできる。このような実施形態では、グラフィック表示はまたさらに、一定の期間中に、一次ネットワークを介して送受信され、かつ、第1のピアネットワークと第2のカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第3のグラフィック領域を含めることもできる。
ここでも、グラフィック表示には、選択された二次ネットワークがデータを送受信するカスタマネットワークおよびピアネットワークの数に応じて、複数のグラフィック領域を含めることができる点に留意されたい。
図13および図14は、それぞれフローチャート1300−1および1300−2であり、一実施形態においてネットワーク相関器150が実行するプロセス処理を示す処理ステップを示している。
ステップ1305で、ネットワーク相関器150は、設定可能なパラメータのセットに従って関係ネットワークマッピング190を選択的に設定させることのできるグラフィックユーザインタフェースを提供する。
ステップ1310で、ネットワーク相関器150は、設定可能なパラメータのセットに従って、グラフィックユーザインタフェースに、関係ネットワークマッピング190を表示する。設定可能なパラメータのセットは、領域パラメータ(例えば米国、欧州、西海岸等)、トラフィックタイプ・パラメータ(例えばオンネット、オフネット等)、送信パラメータ(例えばバックボーン、長距離、ローカル等)、または、ネットワークトラフィックの振る舞いを分析するために適した任意の他のパラメータを含むことができるが、これらに限定はされない。
ステップ1315で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークの1以上の地理的領域に関連付けられた領域パラメータを含むように、設定可能なパラメータのセットを適合させる。一次ネットワークの第1の領域および第2の領域が与えられると、ネットワーク相関器150は、後述するステップ1320および/またはステップ1325を実行する。
ステップ1320で、領域パラメータが第1の領域に設定されている場合、ネットワーク相関器150は、グラフィックユーザインタフェースに第1の領域に従って関係ネットワークマッピングを表示する。
ステップ1325で、領域パラメータが第2の領域に設定されている場合、ネットワーク相関器150は、グラフィックユーザインタフェースに第2の領域に従って関係ネットワークマッピングを表示する。
ステップ1330で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークを介して送受信されうる1以上のトラフィックタイプに関連付けられたトラフィックタイプ・パラメータを含むように、設定可能なパラメータのセットを適合させる。一次ネットワークのオンネット・トラフィックタイプおよびオフネット・トラフィックタイプが与えられると、ネットワーク相関器150は、後述するステップ1335および/またはステップ1340を実行する。
ステップ1335で、トラフィックタイプ・パラメータがオンネット・トラフィックタイプに設定されている場合、ネットワーク相関器150は、グラフィックユーザインタフェースにオンネット・トラフィックタイプに従って関係ネットワークマッピングを表示し、このオンネット・トラフィックタイプは、少なくとも部分的に、一次ネットワークと、一次ネットワークの少なくとも1つのカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックを示している。
ステップ1340で、トラフィックタイプ・パラメータがオフネット・トラフィックタイプに設定されている場合、ネットワーク相関器150は、グラフィックユーザインタフェースにオフネット・トラフィックタイプに従って関係ネットワークマッピングを表示し、このオフネット・トラフィックタイプは、少なくとも部分的に、一次ネットワークと、一次ネットワークの少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックを示している。
ステップ1345で、ネットワーク相関器150は、一次ネットワークの1以上の送信距離に関連付けられた送信パラメータを含むように、設定可能なパラメータのセットを適合させる。一次ネットワークの第1の送信距離および第2の送信距離が与えられると、ネットワーク相関器150は、後述するステップ1350および/またはステップ1355を実行する。
ステップ1350で、送信パラメータが第1の送信距離に設定されている場合、ネットワーク相関器150は、グラフィックユーザインタフェースに第1の送信距離に従って関係ネットワークマッピングを表示する。
ステップ1355で、送信パラメータが第2の送信距離に設定されている場合、ネットワーク相関器150は、グラフィックユーザインタフェースに第2の送信距離に従って関係ネットワークマッピングを表示する。
一実施形態においては、ネットワーク相関器150は、グラフィックユーザインタフェースを、領域パラメータ、トラフィックタイプ・パラメータ、および送信パラメータに従って設定することによって、関係ネットワークマッピングを表示する。例えば、領域パラメータは、一次ネットワークに関する第1および第2の領域に選択的に設定可能であってよい。
同様に、トラフィックタイプ・パラメータも、オンネット・トラフィックタイプおよびオフネット・トラフィックタイプに選択的に設定可能であってよい。このようにすることで、オンネット・トラフィックタイプを、一次ネットワークと少なくとも1つのカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックと関連付け、オフネット・トラフィックタイプを、一次ネットワークと少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックと関連付けることができる。
別の実施形態では、送信パラメータは、ローカル送信距離およびバックボーン送信距離に選択的に設定可能であってよい。
本発明を様々な実施形態を参照しながら記載してきたが、本発明がこれら詳細に限定されない点は理解されたい。当業者であれば様々な変形例および代替例について想到するであろう。これらの代替例は全てが添付請求項が定義する本発明の範囲内に含まれることが意図されている。

Claims (27)

  1. 一次ネットワークと、
    前記一次ネットワークと通信し、前記一次ネットワークの少なくとも1つのカスタマネットワークと前記一次ネットワークの少なくとも1つのピアネットワークとを有する複数の二次ネットワークと、
    前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間のネットワークトラフィックをモニタリングすることにより、ネットワークトラフィックデータセットを生成するネットワークフローモジュールと、
    前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間のインター・ネットワークルーティング情報をモニタリングすることにより、ネットワーク接続のマッピングを判断するネットワーク接続モジュールと、
    前記ネットワークトラフィックデータセットと前記ネットワーク接続のマッピングとを相関付けることにより、前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピングを計算するネットワーク相関付けモジュールと
    を備えるシステム。
  2. 前記ネットワークフローモジュールはさらに、
    前記一次ネットワークと前記少なくとも1つのカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックを判断することで、前記一次ネットワークのオンネットトラフィックを特定する段階、および、
    前記一次ネットワークと前記少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックを判断することで、前記一次ネットワークのオフネットトラフィックを特定する段階
    のうち少なくとも1つを実行する請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ネットワークフローモジュールはさらに、
    サンプリングレートに従ってネットワークトラフィックデータを収集して、
    ネットワークトラフィックの各サンプリングされた送信について、送信元自律システム番号(ASN)、送信先ASN、イングレスASN、およびエグレスASNのうち少なくとも1つを判断することにより、前記一次ネットワークのオンネットトラフィックまたはオフネットトラフィックを特定する請求項2に記載のシステム。
  4. 前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間のネットワーク利用統計をモニタリングすることにより、トラフィック計測データセットを生成するトラフィック計測モジュールをさらに備え、
    前記ネットワーク相関付けモジュールは、前記ネットワークトラフィックデータセット、前記ネットワーク接続のマッピング、および、前記トラフィック計測データセットを相関付けることにより、関係ネットワークマッピングを計算する請求項1に記載のシステム。
  5. 前記トラフィック計測モジュールは、
    複数の簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)カウンタからの、サンプリングされたトラフィックデータを集計して、前記一次ネットワークと前記少なくとも1つのカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を判断する段階、および、
    複数の簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)カウンタからの、サンプリングされたトラフィックデータを集計して、前記一次ネットワークと前記少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を判断する段階
    のうち少なくとも1つを実行する請求項4に記載のシステム。
  6. 前記ネットワーク接続モジュールは、
    前記一次ネットワークのエッジインタフェースと、前記少なくとも1つのカスタマネットワークのエッジインタフェースとの間の接続関係を判断する段階、および、
    前記一次ネットワークのエッジインタフェースと、前記少なくとも1つのピアネットワークのエッジインタフェースとの間の接続関係を判断する段階
    のうち少なくとも1つを実行する請求項1に記載のシステム。
  7. 前記ネットワーク接続モジュールはさらに、ボーダ・ゲートウェイ・プロトコル(BGP)を利用して前記一次ネットワークのエグレスインタフェースをモニタリングして、前記複数の二次ネットワークに関連付けられた自律システム番号(ASN)を取得する請求項6に記載のシステム。
  8. 前記ネットワーク相関付けモジュールは、
    一定の期間中に、前記一次ネットワークと前記少なくとも1つのカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を判断する段階と、
    前記一定の期間中に、前記一次ネットワークと前記少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を判断する段階とを実行する請求項1に記載のシステム。
  9. 前記一次ネットワークの前記少なくとも1つのカスタマネットワークは、第1のカスタマネットワークを含み、前記一次ネットワークの前記少なくとも1つのピアネットワークは、第1のピアネットワークおよび第2のピアネットワークを含み、
    前記ネットワーク相関付けモジュールはさらに、
    一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のカスタマネットワークと前記第1のピアネットワークとの間で送受信された第1の割合のネットワークトラフィックを判断し、
    前記一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のカスタマネットワークと前記第2のピアネットワークとの間で送受信された第2の割合のネットワークトラフィックを判断し、
    前記第1の割合のネットワークトラフィックと、前記第2の割合のネットワークトラフィックとを比較する請求項1に記載のシステム。
  10. 前記一次ネットワークの前記少なくとも1つのカスタマネットワークは、第1のカスタマネットワークおよび第2のカスタマネットワークを含み、
    前記一次ネットワークの前記少なくとも1つのピアネットワークは、第1のピアネットワークを含み、
    前記ネットワーク相関付けモジュールはさらに、
    一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のピアネットワークと前記第1のカスタマネットワークとの間で送受信された第1の割合のネットワークトラフィックを判断し、
    前記一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のピアネットワークと前記第2のカスタマネットワークとの間で送受信された第2の割合のネットワークトラフィックを判断し、
    前記第1の割合のネットワークトラフィックと、前記第2の割合のネットワークトラフィックとを比較する請求項1に記載のシステム。
  11. 前記一次ネットワークの前記少なくとも1つのカスタマネットワークは、第1のカスタマネットワーク、第2のカスタマネットワーク、および、第3のカスタマネットワークを含み、
    前記ネットワーク相関付けモジュールはさらに、
    一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のカスタマネットワークと前記第2のカスタマネットワークとの間で送受信された第1の割合のネットワークトラフィックを判断し、
    前記一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のカスタマネットワークと前記第3のカスタマネットワークとの間で送受信された第2の割合のネットワークトラフィックを判断し、
    前記第1の割合のネットワークトラフィックと、前記第2の割合のネットワークトラフィックとを比較する請求項1に記載のシステム。
  12. グラフィックユーザインタフェースをさらに備え、
    前記ネットワーク相関付けモジュールはさらに、前記グラフィックユーザインタフェースに、前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間の前記関係ネットワークマッピングのグラフィック表示を行い、前記グラフィック表示は、一定の期間中に前記一次ネットワークを介して送受信されたネットワークトラフィックの総量を示す第1のグラフィック領域を含み、
    前記グラフィック表示はさらに、前記一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記少なくとも1つのカスタマネットワークと前記少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの前記総量における割合を示す第2のグラフィック領域を含む請求項1に記載のシステム。
  13. グラフィックユーザインタフェースをさらに備え、
    前記ネットワーク相関付けモジュールはさらに、前記グラフィックユーザインタフェースに、前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間の前記関係ネットワークマッピングのグラフィック表示を行い、前記グラフィック表示は、一定の期間中に前記一次ネットワークと第1のカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第1のグラフィック領域を含み、
    前記グラフィック表示はさらに、前記一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のカスタマネットワークと第1のピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第2のグラフィック領域を含む請求項1に記載のシステム。
  14. 前記グラフィック表示はさらに、前記一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のカスタマネットワークと第2のカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第3のグラフィック領域を含む請求項13に記載のシステム。
  15. 前記グラフィック表示はさらに、前記一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のカスタマネットワークと第2のピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第3のグラフィック領域を含む請求項13に記載のシステム。
  16. グラフィックユーザインタフェースをさらに備え、
    前記ネットワーク相関付けモジュールはさらに、前記グラフィックユーザインタフェースに、前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間の前記関係ネットワークマッピングのグラフィック表示を行い、前記グラフィック表示は、一定の期間中に前記一次ネットワークと第1のピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第1のグラフィック領域を含み、
    前記グラフィック表示はさらに、前記一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のピアネットワークと第1のカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第2のグラフィック領域を含む請求項1に記載のシステム。
  17. 前記グラフィック表示はさらに、前記一定の期間中に、前記一次ネットワークを介して送受信され、かつ、前記第1のピアネットワークと第2のカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックの量を示す第3のグラフィック領域を含む請求項16に記載のシステム。
  18. 前記ネットワークフローモジュールは、予め設定されたサンプリングレートで前記ネットワークトラフィックデータセットを収集し、前記ネットワークトラフィックデータセットのサンプリングされた部分は、一定のサンプリング期間中に一定のネットワークプロトコルによる2つのネットワークインタフェースの間の通信の統計を表し、少なくとも1つのネットワークインタフェースが前記一次ネットワークに存在する請求項1に記載のシステム。
  19. 設定可能なパラメータのセットに従って前記関係ネットワークマッピングを選択的に設定させることのできるグラフィックユーザインタフェースをさらに備え、
    前記ネットワーク相関付けモジュールは、前記設定可能なパラメータのセットに従って前記グラフィックユーザインタフェースに前記関係ネットワークマッピングを表示する請求項1に記載のシステム。
  20. 前記設定可能なパラメータのセットは、前記一次ネットワークの1以上の地理的領域に関連付けられた領域パラメータを含み、
    前記システムはさらに、
    前記一次ネットワークの第1の領域および第2の領域を含み、
    前記ネットワーク相関付けモジュールは、
    前記領域パラメータが前記第1の領域に設定されている場合、前記グラフィックユーザインタフェースに前記第1の領域に従って前記関係ネットワークマッピングを表示する段階と、
    前記領域パラメータが前記第2の領域に設定されている場合、前記グラフィックユーザインタフェースに前記第2の領域に従って前記関係ネットワークマッピングを表示する段階と
    を実行する請求項19に記載のシステム。
  21. 前記設定可能なパラメータのセットは、前記一次ネットワークの1以上のトラフィックタイプに関連付けられたトラフィックタイプ・パラメータを含み、
    前記システムはさらに、
    前記一次ネットワークのオンネット・トラフィックタイプおよびオフネット・トラフィックタイプを含み、
    前記ネットワーク相関付けモジュールは、
    前記トラフィックタイプ・パラメータが前記オンネット・トラフィックタイプに設定されている場合、少なくとも部分的に、前記一次ネットワークと、前記一次ネットワークの前記少なくとも1つのカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックを示している前記オンネット・トラフィックタイプに従って、前記グラフィックユーザインタフェースに前記関係ネットワークマッピングを表示する段階と、
    前記トラフィックタイプ・パラメータが前記オフネット・トラフィックタイプに設定されている場合、少なくとも部分的に、前記一次ネットワークと、前記一次ネットワークの前記少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックを示している前記オフネット・トラフィックタイプに従って、前記グラフィックユーザインタフェースに前記関係ネットワークマッピングを表示する段階と
    を実行する請求項19に記載のシステム。
  22. 前記設定可能なパラメータのセットは、前記一次ネットワークの1以上の送信距離に関連付けられた送信パラメータを含み、
    前記システムはさらに、
    前記一次ネットワークの第1の送信距離および第2の送信距離を含み、
    前記ネットワーク相関付けモジュールは、
    前記送信パラメータが前記第1の送信距離に設定されている場合、前記グラフィックユーザインタフェースに前記第1の送信距離に従って前記関係ネットワークマッピングを表示する段階と、
    前記送信パラメータが前記第2の送信距離に設定されている場合、前記グラフィックユーザインタフェースに前記第2の送信距離に従って前記関係ネットワークマッピングを表示する段階と
    を実行する請求項19に記載のシステム。
  23. 前記ネットワーク相関付けモジュールは、前記グラフィックユーザインタフェースを、領域パラメータ、トラフィックタイプ・パラメータ、および送信パラメータに従って設定させ、
    前記領域パラメータは、前記一次ネットワークに関する第1の領域および前記一次ネットワークに関する第2の領域に選択的に設定可能であり、
    前記トラフィックタイプ・パラメータは、オンネット・トラフィックタイプおよびオフネット・トラフィックタイプに選択的に設定可能であり、
    前記オンネット・トラフィックタイプは、前記一次ネットワークと前記少なくとも1つのカスタマネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックと関連付けられており、前記オフネット・トラフィックタイプは、前記一次ネットワークと前記少なくとも1つのピアネットワークとの間で送受信されたネットワークトラフィックと関連付けられており、
    前記送信パラメータは、ローカル送信距離およびバックボーン送信距離に選択的に設定可能である請求項19に記載のシステム。
  24. 前記一次ネットワークのネットワークインタフェースからのネットワークトラフィックデータを受信して処理する前記ネットワークフローモジュールを実装するネットワークフロー制御サーバをさらに備える請求項1に記載のシステム。
  25. ネットワークトラフィックデータのモニタリングおよび相関付けを行うシステムであって、
    一次ネットワークと、
    前記一次ネットワークと通信し、前記一次ネットワークの少なくとも1つのカスタマネットワークと前記一次ネットワークの少なくとも1つのピアネットワークとを有する複数の二次ネットワークと、
    前記一次ネットワークと通信し、ネットワークフローモジュールと、ネットワーク接続モジュールと、ネットワーク相関付けモジュールとを実行するサーバと
    を備え、
    前記ネットワークフローモジュールは、前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間のネットワークトラフィックをモニタリングすることにより、ネットワークトラフィックデータセットを生成し、
    前記ネットワーク接続モジュールは、前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間のインター・ネットワークルーティング情報をモニタリングすることにより、ネットワーク接続のマッピングを判断し、
    前記ネットワーク相関付けモジュールは、前記ネットワークトラフィックデータセットと前記ネットワーク接続のマッピングとを相関付けることにより、前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピングを計算し、
    前記システムはさらに、
    設定可能なパラメータのセットに従って、前記関係ネットワークマッピングを選択的に設定させるグラフィックユーザインタフェースを備える
    システム。
  26. コンピュータに実装される方法であって、
    一次ネットワークと、前記一次ネットワークの少なくとも1つのカスタマネットワークおよび前記一次ネットワークの少なくとも1つのピアネットワークを含む、前記一次ネットワークと通信関係にある複数の二次ネットワークとの間のネットワークトラフィックをモニタリングすることにより、ネットワークトラフィックデータセットを生成する段階と、
    前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間のインター・ネットワークルーティング情報をモニタリングすることにより、ネットワーク接続のマッピングを判断する段階と、
    前記ネットワークトラフィックデータセットと前記ネットワーク接続のマッピングとを相関付けることにより、前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピングを計算する段階と、
    ネットワークトラフィックパラメータに従って設定可能である前記関係ネットワークマッピングをグラフィックユーザインタフェースに表示する段階と
    を実行させる、コンピュータに実装される方法。
  27. コンピュータ化されたデバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサにより実行されるアプリケーションに関連付けられた命令を格納するメモリユニットと、
    前記プロセッサと前記メモリユニットとを連結するインターコネクトと
    を備え、
    コンピュータシステムに前記アプリケーションを実行させて、
    一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間のネットワークトラフィックをモニタリングすることにより、ネットワークトラフィックデータセットを生成する段階と、
    前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間のインター・ネットワークルーティング情報をモニタリングすることにより、ネットワーク接続のマッピングを判断する段階と、
    前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間のネットワーク利用統計をモニタリングすることにより、トラフィック計測データを生成する段階と、
    ネットワーク計測データセットと、前記ネットワーク接続のマッピングと、前記ネットワークトラフィックデータセットとを相関付けることにより、前記一次ネットワークと前記複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピングを計算する段階と
    を実行させる
    コンピュータ化されたデバイス。
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