JP2012515471A5 - - Google Patents
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Description
本特許出願は、本明細書において参照によって明確に組み込まれ、本特許出願の譲受人に譲渡され、2009年1月12日に出願された“A Method and Apparatus for Enabling Multiple Transmission
Modes in a Wireless Communication System”と題された米国仮特許出願61/144,082号の利益を主張する。
Modes in a Wireless Communication System”と題された米国仮特許出願61/144,082号の利益を主張する。
本開示のある態様は、無線通信に関し、さらに詳しくは、無線接続の管理に関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含んでいる。
通常、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信に関し、複数(NT個)の送信アンテナと、複数(NR個)の受信アンテナとを使用する。NT個の送信アンテナおよびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるNS個の独立チャネルへ分割される。ここでNS≦min{NT、NR}である。NS個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(TDD)システムおよび周波数分割デュプレクス(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
MIMOシステムでは、無線端末は、ある機能をイネーブルするために、いくつかの送信モードのうちの1つが設定されうる。無線端末がモード7に設定される場合、フォーマット1Aおよびフォーマット1のような2つの可能なDCIフォーマットを用いてダウンリンク制御情報(DCI)を受信することができる。現在、おのおののDCIフォーマットは、ある送信スキームに対応することが提案されている。具体的には、送信ダイバーシティ伝送スキームを使用する場合、DCIフォーマット1Aが使用され、ビームフォーミング送信スキームの場合、フォーマット1が使用される。しかしながら、おのおのの伝送スキームは、固有の長所および短所を持つ。ビームフォーミング伝送スキームをイネーブルすることが意図された「モード7」設定は、可能なチャネル・フィードバックの不正確さおよび待ち時間を犠牲にして、伝送の指向性およびパフォーマンスを向上するだろう。一方、送信ダイバーシティの伝送スキームは、よりロバストであり、減衰した信号または微弱な信号であっても効率的に利用することができる。
ある態様は、無線通信システムにおいて、伝送スキームをイネーブルする方法を提供する。この方法は一般に、少なくとも2つの異なるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットから選択されたフォーマットを有するDCIを生成することと、少なくとも2つの伝送スキームから選択された伝送スキームを示すために、DCIの1または複数のビットの値を設定することと、選択された伝送スキームを示すために、デバイスへDCIを送信することとを含む。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、少なくとも2つの異なるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットから選択されたフォーマットを有するDCIを生成するように構成された生成器と、少なくとも2つの伝送スキームから選択された伝送スキームを示すために、DCIの1または複数のビットの値を設定するように構成された回路と、選択された伝送スキームを示すために、デバイスへDCIを送信するように構成された送信機とを含む。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、少なくとも2つの異なるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットから選択されたフォーマットを有するDCIを生成する手段と、少なくとも2つの伝送スキームから選択された伝送スキームを示すために、DCIの1または複数のビットの値を設定する手段と、選択された伝送スキームを示すために、デバイスへDCIを送信する手段とを含む。
ある態様は、1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。この命令群は一般に、少なくとも2つの異なるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットから選択されたフォーマットを有するDCIを生成するための命令群と、少なくとも2つの伝送スキームから選択された伝送スキームを示すために、DCIの1または複数のビットの値を設定するための命令群と、選択された伝送スキームを示すために、デバイスへDCIを送信するための命令群とを含む。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、少なくとも2つの異なるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットから選択されたフォーマットを有するDCIを生成し、少なくとも2つの伝送スキームから選択された伝送スキームを示すために、DCIの1または複数のビットの値を設定し、選択された伝送スキームを示すために、デバイスへDCIを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。
ある態様は、無線通信システムにおいて、伝送スキームをイネーブルする方法を提供する。この方法は一般に、少なくとも2つのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットから選択されたフォーマットを有するDCIを受信することと、少なくとも2つの伝送スキームから選択される伝送スキームを決定するために、DCIの1ビットまたは複数ビットを復号することと、選択された伝送スキームを用いてデータを送信することとを含む。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、少なくとも2つのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットから選択されたフォーマットを有するDCIを受信するように構成された受信機と、少なくとも2つの伝送スキームから選択される伝送スキームを決定するために、DCIの1ビットまたは複数ビットを復号するように構成されたデコーダと、選択された伝送スキームを用いてデータを送信するように構成された送信機とを含む。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、少なくとも2つのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットから選択されたフォーマットを有するDCIを受信する手段と、少なくとも2つの伝送スキームから選択される伝送スキームを決定するために、DCIの1ビットまたは複数ビットを復号する手段と、選択された伝送スキームを用いてデータを送信する手段とを含む。
ある態様は、1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。この命令群は一般に、少なくとも2つのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットから選択されたフォーマットを有するDCIを受信するための命令群と、少なくとも2つの伝送スキームから選択される伝送スキームを決定するために、DCIの1ビットまたは複数ビットを復号するための命令群と、選択された伝送スキームを用いてデータを送信するための命令群とを含む。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、少なくとも2つのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットから選択されたフォーマットを有するDCIを受信し、少なくとも2つの伝送スキームから選択される伝送スキームを決定するために、DCIの1ビットまたは複数ビットを復号し、選択された伝送スキームを用いてデータを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。
本開示の上述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても当てはまるので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示しており、この範囲を限定するものとして考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう無線通信システムを例示する。
図2は、本開示の態様にしたがうアクセス・ポイントおよびユーザ端末の例のブロック図を例示する。
図3は、本開示のある態様にしたがってユーザ機器によって実行されうる動作例を図示する。
図3Aは、図3で例示された動作を実行することが可能な構成要素の例を図示する。
図4Aは、無線通信のための従来のフォーマットを図示する。
図4Bは、本開示のある態様にしたがう無線通信のためのフォーマットの例を図示する。
図5Aは、無線通信のための従来のフォーマットを図示する。
図5Bは、本開示のある態様にしたがう無線通信のためのフォーマットの例を図示する。
図6は、本開示のある態様にしたがってアクセス・ポイントによって実行されうる動作の例を図示する。
図6Aは、図6において図示された動作を実行することが可能な構成要素の例を図示する。
図7は、本開示のある態様にしたがってアクセス端末によって実行されうる動作例を図示する。
図7Aは、図7において例示された動作を実行することが可能な構成要素の例を図示する。
本開示のさまざまな態様は、添付図面を参照して以下により十分に記載される。しかしながら、本開示は、異なる多くの形態で具体化され、本開示を通じて示されたいかなる具体的な構成または機能にも限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されようが、あるいは、本開示の任意の他の態様と組み合わされようが、本明細書で示された開示の態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、本開示の範囲は、別の構成、機能、または、本明細書に記載された開示のさまざまな態様またはそれ以外が追加された構成および機能を用いて実現されるこのような装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で示された開示のあらゆる態様は、特許請求の範囲の1または複数の要素によって具体化されうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」と記載されるいかなる態様も、他の態様に対して好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。
本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、そのうちのいくつかが図面における例示によって、および、以下の好適な態様の記載によって例示されている異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な記載および図面は、限定ではない開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000はIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現することができる。OFDMAネットワークは、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.16、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などのようなラジオ技術を実現することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確にするために、これら技術のある態様は、以下において、LTEについて記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000はIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現することができる。OFDMAネットワークは、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.16、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などのようなラジオ技術を実現することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確にするために、これら技術のある態様は、以下において、LTEについて記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、単一のキャリア変調および周波数領域等値化を利用する技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同じ性能、および実質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において特に、大きな注目を集めた。それは現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)または発展型UTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのために動作していると仮定されている。
図1を参照して、1つの実施形態にしたがった多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)は、複数のアンテナ・グループを含んでいる。1つは104、106を含み、他のものは108、110を含み、さらに他のものは112、114を含む。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くのまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112およびアンテナ114と通信しており、アンテナ112、114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106、108と通信しており、アンテナ106、108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126は、通信のために異なる周波数を使用することができる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループはしばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。実施形態では、アンテナ・グループはおのおの、アクセス・ポイント100によってカバーされている領域のセクタ内のアクセス端末と通信するように設計されている。
順方向リンク120、126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、別のアクセス端末116、124の順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用する。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
アクセス・ポイントは、端末と通信するために使用される固定局であり、アクセス・ポイント、ノードB、あるいはその他幾つかの専門用語でも称されうる。アクセス端末はまた、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、あるいはその他いくつかの専門用語で称されうる。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセス・ポイントとしても知られている)および受信機システム250(アクセス端末としても知られている)の実施形態のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリーム用のトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
実施形態では、おのおののデータ・ストリームが、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。各データ・ストリームの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、その後、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調され(すなわち、シンボル・マップされ)、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのための)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、NT個の変調シンボル・ストリームを、NT個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのNT個の変調信号は、NT個のアンテナ224a乃至224tそれぞれから送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がNR個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、NR個の受信機254からNR個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、NT個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出された各シンボル・ストリームを復調、デインタリーブ、および復号し、データ・ストリームのトラフィック・データが復元される。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調された信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されることにより、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
態様では、論理チャネルが、制御チャネルとトラフィック・チャネルとに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を備える。ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)。1またはいくつかのMTCHのためにマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジュールおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)。一般に、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:旧MCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。態様では、論理トラフィック・チャネルが、ユーザ情報の転送のために、1つのUEに専用のポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)を備える。トラフィック・データを送信するためのポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルのためのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)。
態様では、伝送チャネルが、DLとULとに分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備える。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されるPHYリソースへマップされることによって、UEの節電をサポートする(例えば、DRXサイクルが、ネットワークによってUEへ示されうる等)。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを備える。
DL PHYチャネルは、例えば、共通パイロット・チャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当チャネル(SUACH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、DL物理共有チャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、および負荷インジケータ・チャネル(LICH)を備える。
UL PHYチャネルは、例えば、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、およびブロードバンド・パイロット・チャネル(BPICH)を備える。
態様では、シングル・キャリア波形の低PAR(所与の時間において、チャネルは、周波数において隣接しているか、あるいは一定の間隔をもって配置されている)特性を維持するチャネル構造が提供される。
(制御情報を用いてマルチ伝送モードをイネーブルすること)
本開示のある態様によって、伝送スキームが指定されるようになる。ある態様によれば、伝送スキームは、異なるサーチ空間を用いて指定されうる。例えば、UEは、共通のサーチ空間およびUE特有のサーチ空間をモニタすることが要求されうる。UEは、特定の伝送モード(例えば、モード7)を利用し、時間のほとんどにおいて、ビームフォーミングを利用するように意識的に設定されうる。その結果、ある態様によれば、UEが、共通のサーチ空間において、DL制御情報(DCI)を受信した場合、DCIは、送信ダイバーシティを用いて送信されるだろう。そうではない場合、DCIは、ビームフォーミングを用いて送信されうる。
本開示のある態様によって、伝送スキームが指定されるようになる。ある態様によれば、伝送スキームは、異なるサーチ空間を用いて指定されうる。例えば、UEは、共通のサーチ空間およびUE特有のサーチ空間をモニタすることが要求されうる。UEは、特定の伝送モード(例えば、モード7)を利用し、時間のほとんどにおいて、ビームフォーミングを利用するように意識的に設定されうる。その結果、ある態様によれば、UEが、共通のサーチ空間において、DL制御情報(DCI)を受信した場合、DCIは、送信ダイバーシティを用いて送信されるだろう。そうではない場合、DCIは、ビームフォーミングを用いて送信されうる。
ある態様によれば、ダウンリンク制御情報(DCI)をあるフォーマットで送信する場合、伝送スキームが明示的に示されうる。ある態様によれば、従来のDCIフォーマットのうちの1または複数のビットが、受信エンティティによって使用されるべき伝送スキームを示すために使用される。サポートされた伝送スキームは、例えば、ダイバーシティまたはビームフォーミングの何れかを送信しうる。
送信ダイバーシティ・スキームは、予備動作と同様に、ロバスト性を達成するために利用されうる。複数のDCIフォーマットが、同じUEに関連付けられている場合、1つのDCIフォーマットしか、伝送スキームに関する明示的なインジケーションを備えない。他方のDCIフォーマットは、変わらないままであり、ビームフォーミング伝送スキームを示すためにのみ利用される。
図3は、異なるサーチ空間においてDCIを伝送する場合、伝送スキームを示すために、例えばアクセス端末によって実行されうる動作例を図示する。
これら動作は、302において、複数のサーチ空間をモニタリングすることによって開始される。サーチ空間は、複数のリソース要素(RE)および共通制御要素(CCE)を含む領域である。サーチ空間は、共通のサーチ空間、および、アクセス端末特有(またはUE特有)のサーチ空間として分類されうる。共通のサーチ空間は、領域内のすべてのアクセス端末によってモニタされうる。アクセス端末特有のサーチ空間は、少なくとも1つのアクセス端末によってモニタリングされうる。共通のサーチ空間およびアクセス端末特有のサーチ空間は、互いにオーバラップしうる。1つの実施形態では、アクセス端末は、共通のサーチ空間およびアクセス端末特有のサーチ空間の両方をモニタリングすることが要求されうる。
304では、ATが、複数のサーチ空間のうちの1つで制御情報(CI)を受信する。アクセス端末は、ダウンリンク・スケジューリング情報またはアップリンク・スケジューリング情報を伝送するためにCIを使用しうる。1つの実施形態では、アクセス端末は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によってダウンリンク制御情報(DCI)を受信しうる。
306では、アクセス端末が、CIが受信されたサーチ空間に基づいて、伝送スキームを用いてデータを送信しうる。1つの実施形態では、アクセス端末は、デフォルトの伝送スキームとして、ビームフォーミング伝送スキームを用いるように構成されうる。アクセス端末は、共通のサーチ空間でCIを受信した場合、送信ダイバーシティの伝送スキームを用いてデータを送信しうる。アクセス端末が、例えば、アクセス端末特有のサーチ空間のような別のサーチ空間においてCIを受信すると、アクセス端末は、ビームフォーミング伝送スキームを用いてデータの送信を再開する。
ここで示された開示の実施形態の1つの実施形態では、異なる伝送スキームをイネーブルする方法は、伝送スキームを示すために、CIフォーマット内の少なくとも1または複数の値を再解釈することを備えうる。
図4Aおよび図5Aは、ダウンリンク制御情報(DCI)のためのフォーマットを図示する。1つの実施形態では、制御情報のフォーマットは、空間多重化が使用されていない場合、ダウンリンク共有チャネル・リソースの割当における使用に適切でありうる。別の実施形態では、適切なフォーマットは、空間多重化が使用されていない場合、ダウンリンク共有チャネル・リソースの割当のために使用されるコンパクトなフォーマットでありうる。例示された実施形態では、制御情報のフォーマットは、図4Aおよび図5Aにそれぞれ図示するようなダウンリンク制御情報フォーマット1A、1でありうる。
図4Aに示すように、本開示の実施形態では、DCIフォーマット1Aは、伝送スキームを示すのに適切ないくつかの情報フィールドを備えうる。1つの実施形態では、402において示されるように、1ビットの局在化/分散仮想リソース・ブロック(VRB)割当フラグが使用されうる。1つの実施形態では、局在化/分散VRB割当フラグが、第1の値に設定され、送信ダイバーシティ伝送スキームが示される。同様に、局在化/分散VRB割当フラグが、第2の値に設定され、ビームフォーミング伝送スキームが示される。1つの実施形態では、第1の値は0でありうる。一方、第2の値は、定められた非ゼロ値に等しい。
DCIフォーマットにおける情報フィールドの再解釈によって、機能の柔軟性が失われることが考慮される。1つの実施形態では、伝送スキームを示す際に使用される局在化/分散VRB割当フラグを再解釈することによって、局在化VRBリソース割当と、分散VRBリソース割当との間の動的な切換を示す柔軟性が失われうる。しかしながら、このような切換は、1つの実施形態では、より高次のレイヤ・シグナリング用いる準静的なアプローチを用いてなされうる。別の実施形態では、局在化VRBまたは分散VRBのうちの何れかを用いる固定VRBスキームが指定されうる。
図4Bは、本開示の態様にしたがう修正DCIのフォーマットを図示する。
1つの実施形態では、修正DCIフォーマット1Aは、1ビットの局在化/分散VRB割当フラグの代わりに、404で示されているように、伝送スキームを示すための1ビットのフラグを備えうる。
図5Aに示すように、本開示の実施形態では、DCIフォーマット1は、伝送スキームを示すために適切ないくつかの情報フィールドを備えうる。1つの実施形態では、5ビットを備える変調および符号化スキーム情報フィールド502Aが使用されうる。図5Bに示すように、1つの実施形態では、変調および符号化スキーム情報フィールドが、ここでは4ビットを備えている変調および符号化スキーム情報フィールド502Bと、1ビットを備えている伝送スキーム・フラグ504とに分割されうる。伝送スキーム・フラグ504は、送信ダイバーシティ伝送スキームを示す第1の値に設定され、ビームフォーミング伝送スキームを示す第2の値に設定されうる。
伝送スキームを示すために、DCIフォーマット内の別の情報フィールドが使用されうることが考慮される。また、再解釈された情報フィールドが、1ビットまたはそれよりも多いビットを備えうることも考慮される。さらに、少なくとも伝送スキームと、伝送スキームに関連する他の情報とを示すために、複数の値が使用されうることが考慮される。
図6は、マルチ伝送モードをイネーブルするためにアクセス・ポイントによって実行されうる動作例を図示する。例示された動作は、例えば、図1および図2を参照して上述されたAPのような任意の適切な構成要素によって実行されうる。
この動作600は、ダウンリンク制御情報(DCI)を生成することによって、602で開示される。ここで、DCIは、少なくとも2つのDCIフォーマットから選択されたフォーマットを有する。1つの実施形態では、図4Aおよび図4B、図5Aおよび図5Bにおいて記載および例示されているように、フォーマットは、少なくともDCIフォーマット1およびDCIフォーマット1Aから選択されうる。例えば、DCIフォーマット0またはDCIフォーマット2のようなその他のDCIフォーマットが適切でありうることが考慮される。
604では、アクセス・ポイントが、伝送スキームを示すために、DCIの1または複数のビットの値を設定しうる。この伝送スキームは、少なくとも2つの伝送スキームから選択される。1つの実施形態では、選択に適切な伝送スキームは、ビームフォーミングおよび送信ダイバーシティである。
606では、アクセス・ポイントが、選択された伝送スキームを示すために、例えば他のアクセス・ポイントまたはアクセス端末のような要素へDCIを送信しうる。
図7は、マルチ伝送モードをイネーブルするためにアクセス端末によって実行されうる動作例を図示する。例示された動作は、例えば、図1および図2を参照して上述されたAPのような任意の適切な構成要素によって実行されうる。
動作700は、DCIを受信することによって、702で開始される。DCIは、少なくとも2つのDCIフォーマットから選択されたフォーマットを有する。1つの実施形態では、フォーマットは、少なくともDCIフォーマット1およびDCIフォーマット1Aから選択されうる。
704では、アクセス端末が。少なくとも2つの伝送スキームから、選択される伝送スキームを決定するために、DCIの1または複数のビットを復号しうる。上述したように、1つの実施形態では、伝送スキームは、ビームフォーミングおよび送信ダイバーシティを備えうる。1つの実施形態では、図4Aおよび図4Bに示すように、DCIフォーマット1AにおけるDCIの局在化/分散VRBリソース・フラグに関連する1または複数のビットの非ヌル値は、ビームフォーミング伝送スキームを示しうる。逆に、1つの実施形態では、局在化/分散VRBリソース・フラグに関連する1または複数のビットにおけるヌル値が、送信ダイバーシティ伝送スキームを示しうる。
開示された処理におけるステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再構成されうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記記載を通じて参照されたデータ、命令群、指示、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁気粒子、光場または光粒子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された実施形態に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、またはこれら両方の組み合わせとして実現されうることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとのこの相互置換性を明確に例示するために、例示的なさまざまな構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般に上述された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションおのおのに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された実施形態に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来の任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
本明細書で開示された実施形態に関して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、あるいはこれら2つの組み合わせによって具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術で周知のその他任意の形態の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在することができる。ASICは、ユーザ端末内に存在することもできる。あるいはプロセッサと記憶媒体とは、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在することができる。
開示された実施形態の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。これら実施形態に対する様々な変形例もまた、当業者には明らかであって、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の主旨または範囲から逸脱することなく他の例にも適用されうる。このように、本発明は、本明細書で示された実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。
前述したものは、本開示の実施形態に向けられているが、これら開示のその他およびさらなる実施形態が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。
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