JP2012515405A - 画像マッチングのための方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

画像をマッチングするための方法、システムおよびコンピュータ・プログラム製品が提供される。マッチングされる画像は、特徴点および特徴ベクトルおよび特徴点に関連する方向によって表される。まず、推定一致が、特徴ベクトルを使用して判定される。推定一致のサブセットが選択され、サブセットの位相同型性が判定される。推定一致の位相同型サブセットを使用して、動き推定モデルを確立する。方向一致試験が、推定一致および判定される対応する動き推定変換に対して行われ、実行不可能な変換を回避する。カバー範囲の試験が方向一致試験を満たすマッチに対して行われる。1つの画像の大部分をカバーしない候補マッチは拒否される。最終マッチ画像は、多くの画像がすべての試験要件を満たす場合に、マッチングの高い方から順に提供される。

Description

本発明は一般に、デジタル画像処理の分野に関する。より詳細には、本発明は、画像を別の画像とマッチングするための方法およびシステムに関する。
画像マッチングは、コンピュータ画像認識、オブジェクト認識、動作追跡、3Dモデリングなどに使用される基礎的な技術である。画像マッチングは、2つの画像が同じ内容を有するかどうかを照合するために実行される。2つの画像は、まったく同じである必要はない。たとえば、片方の画像がもう片方の画像と比べて回転されていたり、異なる視点から撮影されていたりしても良く、または片方の画像が、他方の画像の拡大縮小版でもよい。さらに、その2つの画像は、異なる照明条件下で撮影されていてもよい。2つの画像にこのような差異があっても、同じ内容、場面または対象物が含まれている。したがって、画像マッチング技術が、画像を効果的にマッチングするために使用される。
通常の画像マッチングアルゴリズムは、被写体または場面の画像が多くの特徴点を含むという事実を活用する。特徴点は、画像の回転、縮尺、および視点または照明条件の変化に強い、画像内の特有の点である。このことは、これらの特徴点が、2つの画像が上述のように異なる場合であっても、両方の画像に存在することが多いことを意味する。したがって、画像マッチングアルゴリズムの第1段階は、これらの特徴点を画像内に見出すことである。通常、画像ピラミッドが、画像の特徴点を決定するために構成される。画像ピラミッドは、画像の尺度空間の表象である、すなわち画像ピラミッドは、様々なピラミッド画像を含み、ピラミッド画像のそれぞれが、特定の縮尺での画像の表象である。尺度空間の表象によって、画像マッチングアルゴリズムが全体の縮尺が異なる画像をマッチングすることが可能になる。画像ピラミッド内のピラミッド画像の特徴点を決定後、特徴点の方向が、特徴点における局所画像の勾配に基づいて判定される。これらの方向は、特徴点の不変性を回転に対して提供する。特徴ベクトルの表象は、局所の歪みおよび照明の著しい変化のために提供される、すなわち、特徴ベクトルは、歪みおよび照明条件の変化によって変わることがない。
ピラミッド画像の特徴点、特徴点の方向および特徴ベクトルは、画像の完全な表象を形成する。これらの表象を、マッチ画像を見出すために複数の画像にわたって比較することができる。一対の画像は、画像の特徴点のマッチングに基づいてマッチングされる。該対の画像は、十分な数の特徴点が他方の画像の対応する特徴点に視覚的および幾何学的の両方で一致すると、マッチしていると判定できる。相互に近接した特徴ベクトルは、視覚的に類似しており、対応する特徴点は、「推定一致」または「一致」と呼ばれる。推定一致は、一般に幾何学的一致を試験するために統計的アルゴリズムによって処理される。
一般に、画像の幾何学的マッチングのために、使用される統計的アルゴリズムは、無作為標本コンセンサス(Random Sample Consensus)(RANSAC)アルゴリズムであるが、RANSAC様アルゴリズムの他の変形または他の統計的アルゴリズムも使用することができる。RANSACでは、小さい組の推定一致が無作為に抽出される。その後、これらの抽出された特徴点を使用して幾何学的変換が生成される。該変換の生成後、そのモデルに適合する推定一致が決定される。そのモデルに適合する推定一致は、幾何学的に一致し、「内座層」と呼ばれる。その後、内座層の総数が判定される。上述のステップは、反復/試行回数が既定の閾値を超えるまで、または画像に対する内座層の数がマッチとして判定できるのに十分に大きくなるまで繰り返される。RANSACアルゴリズムは、モデルに対応する内座層の最高数を有するモデルを戻す。
このタイプの方法の使用に伴う1つの問題は、統計的アルゴリズムによって生成された可能な変換の組が、物理的に有効な変換の組より大きいことがあり得ることである。たとえば、変換は長方形の1辺を反転させて、剛性物の達成が不可能な湾曲を引き起こし得る。別の例では、変換は長方形全体を反転させ得るが、これはオブジェクトの鏡映の像を撮ることによってのみ達成可能な変換である。これによって画像の誤ったマッチングを引き起こす可能性がある。さらに、変換によって生成されるパラメータ/点の分析は、変換自体が物理的に無効または実現不可能であってもなされるので、これが無益な計算をする可能性がある。
推定一致における各特徴点は、その方向を伴う。回転不変性が必要とされる適用例において、変換が有効になるために、好ましくは推定一致における2つの特徴点の方向を保たなければならない。RANSACを使用する多くの適用例は、この制約を考慮しない。
推定一致が緊密にマッチすると判定された場合であっても、推定一致のみでは一般に、対の画像が最終のマッチを形成することを確実にすることはない。推定一致は、対の画像の特徴点間の視覚的類似についての情報を与えるに過ぎない。このことは一般に、対の画像間の最終マッチングを判定するには十分ではない。両方の画像の対応する領域が、多数の推定一致を生成する可能性がある。たとえば、画像の特徴が、複数の尺度で顕著である場合、多数の特徴点が生成され得、恐らくは複数の推定一致を引き起こす。これらの推定一致の1つを選択して変換を生成することは、他の推定一致も内座層になることを意味し、それによって、この変換を使用してマッチングされた2つの画像が真にマッチしているという錯覚の情報を作り出す。推定で1組の対応する特徴点の1つを除くすべてを除去することは誤った手法である。なぜなら推定一致が異なるクエリ画像に対しては複数の推定一致が存在しない可能性があり、偽って解釈された複数の推定一致があり得るので、どの特徴点が最良であるかを知り得ないからである。換言すると、一般に推定一致のみの使用では、明白なマッチをクエリ画像とデータベース画像との間に確立するために、十分な情報を提供できない。
さらに、2つの画像が企業もしくは他の団体のロゴのような画像の要素または小部分を共有し得る可能性はある。また画像は、文字列の一部を同じ書体で共有し得る。これらの共有した要素は、画像マッチングを言明するのに十分な内座層を生成し得るが、実際には2つの画像は類似していない。さらに、クエリ画像は、多数の画像対象を有し得、画像対象のそれぞれが、別個のデータベース画像で表される場合があり得る。データベース画像は、クエリ画像がマッチングされる必要がある複数の画像である。
上述の限界を打開する改良された画像マッチング方法の存在が必要とされている。
本発明の目的は、クエリ画像を複数の画像に対してマッチングするための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム製品を提供することである。
本発明の目的は、幾何学的に一貫する一致を決定するための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム製品を提供することである。
本発明の目的は、物理的に有効な変換を生成するための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム製品を提供することである。
本発明の目的は、異なる視点および/もしくは照明条件から捕捉された同一の対象または場面の2つ以上の画像をマッチングするための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム製品を提供することである。
本発明の様々な実施形態が、画像マッチングのための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム製品を提供する。まず、推定一致画像、すなわち非常に多数の推定一致を有する画像が、複数の画像から複数の画像とクエリ画像との間の推定一致を見出すことによって決定される。その後、変換が画像に対して決定される前に、位相同型性試験が行われ、あらゆる物理的に無効な変換が回避される。位相同型性試験では、推定一致画像内の推定一致のサブセットの特徴点とクエリ画像との間の位相同型性が決定される。推定一致のサブセットが位相同型性試験に不合格する場合、そのサブセットは破棄され、推定一致の新しいサブセットが選択されて変換が確立される。さらに、該変換から獲得した特徴点に対して方向一致試験が実行されて、変換の有効性をさらに試験する。次に推定一致のサブセットを使用して、動き推定を行うことによって候補マッチが決定される。クエリ画像と変換に適合するデータベース画像との間の推定一致が、内座層として決定される。
その後、画像の内座層上で、カバー範囲の試験が実行される。カバー範囲の試験では、クエリ画像およびデータベース画像の両方の内座層によって包囲される領域の百分率が測定される。該画像は、2つの百分率の最大値が既定の閾値より小さいと、マッチの候補から破棄される。その後、最終の画像マッチが、1組の条件に基づいて特定される。第1の条件は、候補画像に対する内座層の数が内座層の既定数より大きいことである。さらに、第2の条件は、候補マッチと関連する二乗平均平方根(Root Mean Square)(RMS)誤差が、既定の閾値より小さいことである。これらの試験を満たす画像が、最終のマッチ画像として戻される。複数の画像がこれらの試験を満たす場合があり得る。このような場合、カバー範囲の試験からの測定値を使用して、多数のデータベース画像がマッチしたかどうかを判定する。画像の同じ領域が多数のデータベース画像と一致する場合、これらの画像は、最終のマッチ画像が含む内座層の数の降順に戻される。
本発明の様々な実施形態が実行可能な画像環境を示す図である。 本発明の一実施形態に従って、画像をマッチングする方法を示す流れ図である。 本発明の別の実施形態に従って、画像をマッチングする方法を示す流れ図である。 本発明の別の実施形態に従って、画像をマッチングする方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態に従って、画像をマッチングする詳細な方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態に従って、画像をマッチングする詳細な方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態に従って、画像をマッチングする詳細な方法を示す流れ図である。 本発明の様々な実施形態に従って、画像をマッチングするのに使用可能なシステムを示す構成図である。
本発明の様々な実施形態が、示される添付図面とともに以下に説明されるが、本発明を限定するものではない。同様の記号は、同様の要素を示す。
図の要素は、本発明の実施形態の理解を深めるように簡略化して、明確に示されていることが当業者には理解されよう。
本発明の様々な実施形態は、画像をマッチングするための方法、システムおよびコンピュータ・プログラム製品に関する。該方法は、画像を表すためにその画像に存在する特徴点を使用する。該方法の第1のステップは、クエリ画像とデータベース画像との間で推定一致を判定することである。推定一致は、視覚的に相互に類似しているクエリ画像およびデータベース画像の1対の特徴ベクトルである。推定一致が決定された後、物理的に無効な変換を回避するために推定一致のサブセットに対して位相同型性試験が実行される。変換が決定された後、方向一致試験が実行される。1つの画像内の推定一致のサブセットの特徴点に対して1つのオフセット点が判定される。各オフセット点は、その対応する特徴点からその特徴点の方向の向きに移動される。該変換は、マッチングされる画像およびそのオフセット点のいずれか1つが、推定された方向と既定限度だけ異なる場合、推定一致のサブセット内の特徴点から得られた特徴点の方向に基づいて破棄される。続いて、位相同型性試験を満たす推定一致のサブセットを使用して、動き推定が実行される。動き推定は、クエリ画像とデータベース画像との間で幾何学的に一貫する推定一致を判定するために実行される。1組の条件に基づいて、最終マッチ画像が戻される。
図1は、本発明の様々な実施形態が実施可能な環境100を示す。本発明は、コンピュータ・ビジョン、物体認識、動作追跡および三次元造形の分野に使用され得る。画像は、JPEG、GIF、BMPなどの異なる形式でもよい。さらに、これらの画像の質および解像度は、用途によって異なり得る。また、マッチングされる画像は、厳密に同じ必要はないが、相互に変換された形であり得る。したがって、画像マッチングアルゴリズムは、画像が相互にマッチングできるように、特定の形式で表される画像である必要がある。
環境100は、クエリ画像102および画像104a〜nのデータベースを含む。データベースは、クエリ画像102にマッチする画像(複数可)を見出すために検索される。マッチ画像は、クエリ画像102と厳密に同じ必要はないが、クエリ画像102と同じ内容を含むものでなければならない。たとえば、データベース104は、雑誌からの印刷広告のコピーを含み得るが、クエリ画像102は、同じ広告から撮った画像である。本発明の画像マッチングアルゴリズムは、クエリ画像102のマッチを画像104a〜nに見出すが、マッチは上記のように異なっていてもよい。画像マッチングアルゴリズムは、特徴点および特徴ベクトルに関して各画像を表すことによって作動する。画像の特徴点、方向および特徴ベクトルを使用して、画像間のマッチが決定される。本発明は、画像をマッチングする方法およびシステムを説明する。
図2は、本発明の一実施形態による、画像をマッチングする方法を示す流れ図である。図2は、好ましくは画像を別の画像とマッチングするために画像に対して実行するべき主要なステップの簡単な概説を提供する。図2の各ステップについては、図5、図6、および図7を用いて以下に詳述する。クエリ画像をデータベース画像とマッチングする前に、画像に関連する特徴点および特徴ベクトルが決定される。画像は、特徴点、特徴点の方向、およびそれらに対応する特徴ベクトルに基づいてマッチングされる。
ステップ202では、推定一致がクエリ画像の特徴点とデータベース画像との間で見出される。対応する特徴点に関連する特徴ベクトルを使用して、画像の推定一致が決定される。推定一致は、一方はクエリ画像から、他方はデータベース画像からの1対の特徴点であり、その1対の特徴点は相互に視覚的に類似している。推定一致は、ドット積をクエリ画像の特徴ベクトルとデータベース画像の特徴ベクトル間で見出すことによって決定することができる。特徴点の対は、ドット積の特徴ベクトルのドット積の大きさが既定値より大きいと、推定一致である。特徴ベクトルが単位長さを有するとき、ドット積の大きさは、特徴ベクトル間の角度の余弦に等しく、したがってそれらの近さを測定する。その後、ステップ204で、クエリ画像とデータベース画像との間の推定一致に基づいて推定一致画像が選択される。より詳細には、ステップ202で決定された推定一致の数および各データベース画像で見出された推定一致の数に基づいて、画像が推定一致画像として選択される。換言すると、推定一致画像は、データベース画像と比較した場合に十分な数の推定一致を有さなくてはならない。一実施形態では、推定一致画像は、少なくとも9個の推定一致を有さなくてはならない。画像が推定一致画像として選択された後、変換が生成されて2つの画像間の相対運動が説明される。さらに、対応する画像のサブセットを使用して、変換係数を決定する。ステップ206で、推定一致のサブセットがそれらの位相同型性について確認される。推定一致のサブセットが位相同型でない場合は、推定一致のサブセットは破棄される。2組の対応する点が位相同型であるのは、所与の2本の線の、一方が1組の1対の点を通り、他方が他の組の対応する点を通り、残りの対応する点が(上または下の)各線の同じ側にある場合である。このことは、物理的に無効な変換を伴う計算を回避するためになされる。推定一致の位相同型性が確認された後、動き推定が推定一致のこのサブセットを使用してステップ208で行われる。動き推定を行うために、変換マッピング特徴点が、サブセットでクエリ画像とデータベース画像との間(またはその逆)の推定一致において決定される。該変換は、クエリ画像の推定一致の特徴点に適用され、その特徴点に対応して一変換点がデータベース画像で獲得される。さらに、変換は、クエリ画像とデータベース画像との間の相対運動(回転、尺度変更など)を符号化する。推定一致は、変換点が特徴点の既定限度内にあるときは、内座層であると決定される。内座層がデータベース画像に対して決定された後、最終マッチがステップ210で特定される。最終マッチは、所定の閾値より大きい内座層数を有するデータベース画像である。内座層の総数は、クエリ画像とデータベース画像との間で視覚的マッチングおよび幾何学的マッチングの両方を備える特徴点の数に対応する。本発明の一実施形態では、所定の閾値は9である。さらに、二乗平均平方根(RMS)誤差またはデータベース画像に関連した近似誤差は、好ましくは既定の閾値より少なくなければならない。本発明の一実施形態では、我々は最終変換を内座層全体に亘って計算し、各点の実際の位置と予想される位置との間の距離の二乗を計算し、これらの二乗距離の平均を計算し、二乗距離の平均平方根を画像幅の5%の既定の閾値と比較する。
図3は、本発明の別の実施形態による、画像のマッチング方法を示す流れ図である。図3は、好ましくは画像を別の画像とマッチングするために画像上で実行するべき主要なステップの簡単な概説を提供する。図3の各ステップについては、図5、図6、および図7を用いて以下に詳述する。さらに、本発明は、図3に記載されたステップによって限定されない。図3に表されたステップの多くの変形形態が、画像マッチングアルゴリズムの効率および精度を高めるために可能であることは、当業者には認識され理解されよう。
ステップ302では、クエリ画像の特徴点とデータベース画像との間で図2を用いて説明したように、推定一致が決定される。推定一致を使用して推定的に一致する画像を決定した後、推定一致のサブセットを使用してステップ304で図2を用いて説明したように、変換が生成される。方向の不一致が推定一致のサブセットに存在する場合は、ステップ304で計算された変換は、無効とみなされる。それ故、変換が有効になるために、各特徴点に関連する方向は、変換が各特徴点に適用された後、特定の許容限度内に維持されるべきである。変換の有効性を判定するために、方向一致試験がステップ306で行われる。試験は、ステップ304から獲得された推定一致に対して実行される。方向一致試験を実行するために、推定一致に存在する特徴点のオフセット点が、特徴点の方向の向きで決定される。この試験に使用される特徴点は、クエリ画像またはデータベース画像のいずれかに属する。その後、変換が、オフセット点および特徴点に適応される。画像の特徴点の予想される方向が、変換された点から決定される。特徴オフセット点の予想される方向が、ステップ304から獲得された特徴点の実際の方向と許容限度より大きく異なるときに、変換が無効となる。該限度は、画像の遠近歪みが、方向を正確に維持しないので、十分に大きくなければならない。本発明の一実施形態では、0.1ラジアンの限度が使用される。特徴オフセット点の予想される方向は、ステップ304から獲得された特徴点の実際の方向と比較される。1つまたは複数の方向が限度を超える場合、変換は破棄される。そうでなければ、動き推定が、図2を用いて上述したようにステップ308において行われる。動き推定を実行する間、方向一致試験を再度動き推定によって見出された内座層で使用することができる。内座層が方向一致試験を満たさない場合は、内座層は破棄される。
内座層の方向一致が決定された後、最終マッチ画像がステップ310で図2を用いて記載されたように特定される。
図4は、本発明の別の実施形態による、画像のマッチング方法を示す流れ図である。図4は、好ましくは画像を別の画像とマッチングするために画像上で実行するべき主要なステップの簡単な概説を提供する。図4の各ステップについては、図5、図6、および図7を用いて以下に詳述する。図4に表されたステップの多くの変形形態が、画像マッチングアルゴリズムの効率および精度を高めるために可能であることは、当業者には認識され理解されよう。
ステップ402では、クエリ画像の特徴点とデータベース画像との間で決定された推定一致に基づいて、推定一致画像が見出される。このステップは、すでに図2を用いて詳細が記載されている。推定一致の決定後、推定一致のサブセットが、推定一致から無作為に抽出される。推定一致のこのサブセットを使用して、動き推定が、ステップ404で図2を用いて記載されたように行われる。動き推定は、ステップ402から判定された推定一致で実行されて内座層の組を決定する。動き推定を行った後、データベース画像のカバー範囲がステップ406で決定される。カバー範囲の試験は、データベース画像の内座層の被覆率を判定する。カバー範囲の試験では、内座層の領域の画像の領域に対する割合が、クエリ画像およびデータベース画像の両方に対して決定される。本発明の一実施形態では、内座層の領域は、内座層の凸包によって形成された多角形の領域である。凸包は、全内座層を包囲する最小の多角形である。本発明の別の実施形態では、内座層の領域は、全内座層を包囲する、軸に位置合わせした最小の外接矩形である。このような矩形は、画像の境界線に(水平または垂直に)平行な辺を有するべきである。データベース画像は、2つの割合の最大値が既定の閾値より小さいと、拒絶される。カバー範囲の試験は、画像に存在する共通の要素が単に比較されるのではなく、データベース画像全体がクエリ画像に対してマッチングされることを判定するために実行される。カバー範囲の試験が実行された後、最終マッチング画像がステップ406で図2を用いて記載されたように特定される。
図5、図6、および図7は、画像マッチングの詳細の方法を示す流れ図を示す。クエリ画像を他の画像とマッチングするために、画像は特徴点、特徴点の方向、および対応する特徴ベクトルの形で表される。このような表象は、マッチング画像を見出すために複数の画像にわたって比較することができる。画像マッチングのための方法は、クエリ画像とデータベース画像との間で独立して実行される。しかし、曖昧性を低減させるために、画像マッチングアルゴリズムの以下の記述が、単一のデータベース画像を考慮して説明されている。
2つの画像をマッチングするために、クエリ画像とデータベース画像との間で推定一致が特定される。推定一致は、相互に視覚的に類似しているクエリ画像およびデータベース画像内の特徴点の対である。
ステップ502では、クエリ画像の特徴ベクトルとデータベース画像の特徴ベクトルとの間でドット積が計算される。クエリ画像およびデータベース画像の特徴ベクトルに対するドット積の計算は、2つのマトリックスを乗じてなされ得る。一方のマトリックスはその行が1つの画像の特徴ベクトルに対応し、他方はその列が他方の画像の特徴ベクトルに対応する。ドット積は、単位ベクトル間のユークリッド距離に対する高速近似である。
ステップ504では、既定の大きさより大きいドット積は、どの特徴ベクトルの対が推定一致かを示す。本発明の一実施形態では、既定の大きさは、0.93である。1つの画像の1つの特徴ベクトルは、複数の推定一致に関与し得る。この現象の考えられる理由は、その特徴ベクトルに対応する特徴点が、黒色背景上の90度の白色隅部などの一般的なものであることである。特徴ベクトルが関与する推定一致が多過ぎる場合、最大でもそれらの推定一致の1つしか正しくないので、動き推定を実行する機能を低下させ得る。この理由は、RANSACアルゴリズム(動き推定アルゴリズム)が内座層である該一致のある一定の割合に依存するためであり、一致の実際の百分率が低い場合は、内座層のみからなるサブセットを無作為に選択することが著しく困難になる。本発明の一実施形態では、6を超える推定一致に関与する特徴ベクトルは、考慮の対象から除外される。
ステップ506では、データベース画像の推定一致の数の確認が行われる。推定一致の数は、既定の閾値と比較される。データベース画像の推定一致の数が既定の閾値より小さい場合は、データベース画像はステップ508で破棄される。閾値は、好ましくは少なくともステップ510で選択されたサブセットに使用される推定一致の数およびステップ524でマッチが確信されるのに要する内座層の数より大きくなければならない。閾値はまた、クエリ画像にマッチする可能性が少ない画像の計算を回避するために、他のデータベース画像に見出される推定一致の数に依存し得る。このステップにより、計算コストが高い動き推定が、多くの他の画像より少ない一致を有する画像では実行されないことが確実になる。
推定一致を決定し、どの画像を続行するかを決定した後、動き推定が、これらの推定マッチ画像で実行される。動き推定の過程で、幾何学的変換が生成される。クエリ画像の特徴点は、その変換に基づいてデータベース画像の特徴点にマッピングされる。本発明に選択された変換は、ホモグラフィである。ホモグラフィとは、クエリ画像の回転、拡大および縮小を符号化する変換である。クエリ画像とデータベース画像との間の動き推定の記載は、ステップ510〜ステップ516に示されている。
ステップ510では、推定一致のサブセットが、ステップ506から獲得した推定一致から無作為に選択される。本発明の一実施形態では、サブセットは、最低4個の推定一致がホモグラフィを生成するために必要であるので、無作為に選択された4個の推定一致を含み得る。
ステップ512では、位相同型性試験が推定一致のサブセットに対して行われる。2組の点が位相同型であるのは、両方の組で任意の点から他の任意の点に引かれた任意の射線に対して、残りの点が射線の左側または射線の右側にある場合である。位相同型性試験を行う第1のステップとして、一方の画像の2つの特徴点が、1本の直線で接続され、他方の画像の対応する点に対しても同様の操作が行われる。別の一致が選択され、クエリ画像の特徴点からクエリ画像の線までの符号付きの距離が計算される。同様の計算がデータベース画像に対してなされる。2つの符号が異なる場合は、推定一致のサブセットは位相同型ではない。2つの符号が同じ場合は、別の一致が試験される。しかし、2つの対応する点がそれぞれの線上に位置するか、またはそれぞれの線に非常に近接していると、厄介な状況が起こる可能性がある。その場合、線に対して3点(線を生成した2点および試験される点)の順番を判定するために、試験が行われる。対応する点が線について同じ順番を有する場合は、それらの点は位相同型である。推定一致のサブセットが位相同型試験に合格しない場合は、物理的に無効な変換が生じ、したがって該サブセットはステップ514で破棄され、推定一致の新しいサブセットがステップ510で選択される。
推定一致のサブセットが位相同型性試験に合格すると、動き推定がステップ516で、ステップ510から獲得した推定一致のサブセットに対して行われる。動き推定の過程では、変換が生成される。この変換を使用して、クエリ画像の特徴点をデータベース画像の特徴点にマッピングする。本発明に選択された変換は、ホモグラフィである。ホモグラフィ以外の変換もまた、動き推定を行うために使用できることは、当業者には理解されよう。たとえば、抽出された1組の3個の推定一致から生成可能なアフィン変換は、動き推定に使用できる。
推定一致のサブセットの推定一致を、それらのセントロイドを(0,0)に有し、平均距離を原点から√2にするように正規化する。これらの点は同次であり、式[xyw](式中w=1)を有する。これは、1自由度に要する計算を除去することによって数値的に安定した計算をするためになされる。推定一致の正規化後、2つの拘束が1つの推定一致から生成される。これらの拘束は2列のマトリックスとして表される:
Figure 2012515405
(式中P1=[x111]およびP2=[x222]は推定一致における2点である)。4個の推定一致は、1個の8x9のマトリックスを生成する。このマトリックスの特異値分解(singular value decomposition)(SVD)の最後の右特異値ベクトルは、行順でホモグラフィの係数である。これらの係数は、一方の画像の4個の特徴点を他方の画像の特徴点にマッピングする。
ステップ516で決定されたホモグラフィは、位相的に有効であり得るが、特徴点によって課された方向制限によってホモグラフィが実行不可能になり得る。ホモグラフィを実行可能にするために、各特徴点に関連する方向は、ホモグラフィが各特徴点に適用された後、特定の許容限度内に維持されなければならない。ホモグラフィの実行可能性を決定するために、方向一致試験がステップ518で行われる。該試験は、ステップ510から獲得した推定一致に対して行われる。方向一致試験では、推定一致のサブセット内の一方の画像からの特徴点のオフセット点が、特徴点の方向の向きで決定される。その後、ホモグラフィが、これらのオフセット点に適用される。該画像の特徴点の予想される方向は、他方の画像の特徴点とそれらに対応して変換されたオフセット点との間の移動から得られる。ホモグラフィを適用後に得られた特徴点の予想される方向が、特徴点の実際の方向と既定の許容限度を超えて異なると、ホモグラフィは実行不可能である。このような場合、推定一致のサブセットは、ステップ514で破棄され、新しいサブセットがステップ510で選択される。一実施形態では、既定の許容限度は、0.1ラジアンである。方向試験では、クエリ画像とデータベース画像との間の遠近歪みを良好に考慮しないので、大きい限度が必要である。
ステップ520では、オフセット点から獲得した特徴点の方向が、ステップ518から獲得した特徴点の方向と比較される。特徴点の方向が変換を適用後に一貫しない場合、ホモグラフィは、実行不可能とみなされる。こうした場合、推定一致のサブセットは、ステップ514で破棄され、推定一致の新しいサブセットがステップ510で選択されて、新しい変換が生成される。
内座層は、クエリ画像およびデータベース画像の推定一致の特徴点からステップ522で計算される。内座層は、ホモグラフィを通して相互にマッピングする推定一致である。内座層の数は、2つの画像間のマッチングの尺度である。内座層を計算する前に、ホモグラフィの条件数が判定される。理論上は、3x3のマトリックスであるホモグラフィが、ランク3を有することのみが必要とされる。しかし、アルゴリズムの数値的安定のために、よく調整されたマトリックスのより強い拘束が望ましい。最大の特異値の最小の特異値に対する比率である条件数は、107未満でなければならない。、その後、推定一致は、各画像のホモグラフィ下での実際の特徴点とそれらの予想値との間の距離が、既定の限度内であるとき、可能性のある内座層として決定される。p1およびp2が1対の対応する特徴点である場合、変換Hは、予想される特徴点位置Hp1およびH-12を判定するために前後両方向に適用される。これらの予想される特徴点は、それらのw成分を1として有するように正規化される。その後、Hp1−p2およびp1−H-12のL2の二乗ノルムが計算される。これらの差の合計が、既定の閾値より小さい場合は、推定一致p1およびp2は可能性のある内座層である。本発明の一実施形態では、既定の閾値は、0.01である。
可能性のある内座層が決定された後、上述の方向一致試験が可能性のある内座層に対して行われる。方向一致試験を満たさない可能性のある内座層は破棄され、残りの内座層はデータベース画像に対する内座層として決定される。これらの内座層を使用して、最終ホモグラフィを最小二乗適合を使用して計算する。このホモグラフィを使用して、点を画像の対の間でマッピングし、二乗平均平方根(RMS)誤差またはデータベース画像に関する近似誤差を判定する。
内座層を確立後、この変換で見出された内座層の総数とデータベース画像の変換の内座層の総数が、ステップ524で比較される。この変換がこれまでに見出された最良の内座層より多い内座層を有する場合は、この変換およびその内座層は、ステップ526によって保持される。あるいは、その内座層は破棄され、推定一致の新しいサブセットがステップ510で選択される。
ステップ528では、動き推定の段階を継続するかどうかの決定がなされる。十分な数の試行がなされた場合は、アルゴリズムが先に進む。本発明の一実施形態では、500回の試行が使用される。代替的に、これまでに見出された最良の変換での内座層の数が、推定一致の数の十分に高い割合である場合は、統計的アルゴリズムは、より良い変換が見出される見込みがないと決定する可能性があり、その場合は動き推定段階が早期に終結する。
データベース画像は、画像に関連する内座層の数が既定の閾値より大きいと、可能性のあるマッチとしてステップ530で選択される。既定の閾値は8の内座層であり得る。その後、可能性のあるマッチに対する二乗平均平方根(RMS)誤差または近似誤差が、ステップ532で確認される。RMS誤差が既定限度以上である場合は、その過程はステップ508に戻され、データベース画像は破棄される。本発明の一実施形態では、既定のRMS誤差の限度は、データベース画像の幅の2.5%であり得る。
しかし、RMS誤差または潜在的マッチングの近似誤差が既定限度を下回る場合は、可能性のあるマッチの内座層のカバー範囲がステップ534で計算される。カバー範囲の試験では、データベース画像およびクエリ画像の両方の内座層によって包囲された領域の割合が測定される。カバー範囲の試験を使用して、画像の小部分(たとえば、ロゴまたは同じ書式を有する文字列)のみが、クエリ画像とデータベース画像との間で共有される状況が回避される。カバー範囲は、内座層の組によって包囲された領域の画像領域に対する比率として定義される。一部の実施形態を利用して、内座層の組を包囲する多角形を計算できる。一実施形態では、最小ならびに最大のx座標およびy座標を使用して、外接矩形を形成する。別の実施形態では、内座層の凸包が計算される。クエリ画像およびデータベース画像の内座層を包囲する多角形の領域を、それぞれApqおよびApdと示し、クエリ画像およびデータベース画像の面積をそれぞれAqおよびAdと示すと、カバー範囲Cは以下のように定義できる:
Figure 2012515405
カバー範囲Cは好ましくは、既定の閾値より大きく、画像の一部のみではなく、画像全体がマッチされることを確実にしなければならない。ステップ536では、カバー範囲は、既定のカバー範囲の閾値と比較される。本発明の一実施形態では、既定のカバー範囲の閾値は0.3であり得る。
ステップ538では、上記の試験すべてに合格した候補のデータベース画像が、最終マッチとなる。ステップ540では、これ以上データベース画像がないかどうかが確認される。いくつかの画像が残っている場合は、同じ手順がステップ504から開始されて反復される。複数の画像がすべての要件を満たして最終マッチングして決定される場合があり得る。その場合、最終マッチは、内座層の数の降順にステップ542において並び替えられる。
ステップ544では、クエリ画像が複数のデータベース画像を含む場合に対処するために、ステップ542からの最終マッチの並べ替えられた一覧が分割される。我々は、最終マッチを検討し、その内座層を包囲する多角形を、最終マッチの並べ替えられた一覧の既存の系列の先頭(最初の要素)の内座層を包囲する多角形と比較する。最終マッチの多角形と系列の先頭の多角形の交差面積の、2つの多角形のより小さい面積に対する割合が、既定の閾値より大きい場合は、2つのマッチは実質的に重複するとみなされ、最終マッチはその系列に追加される。最終マッチの多角形が、いずれの系列の先頭の多角形とも実質的に重複しない場合は、最終マッチは、新しい系列の先頭になる。このようにして、画像の互いにつながっていない領域を占める複数の画像マッチが、それらの位置とともに報告できる。1つのマッチのみがエンドユーザに戻すことが可能な場合は、画像の中心に最も近い系列の先頭が、使用され得る。
図8は、本発明の様々な実施形態による、画像をマッチングするために使用するシステムの要素を示す構成図である。該システムは、クエリ画像および複数のデータベース画像の特徴表現を入力として取り込み、最終マッチ画像を各最終マッチ画像が含む内座層の数の降順に出力する。図8は、推定マッチングモジュール(Putative Matching Module)(PMM)802、動き推定モジュール(Motion Estimation Module)(MEM)804、カバー範囲の試験モジュール(Coverage Test Module)(CTM)806および最終特定モジュール(Final Identification Module)(FIM)808を含む。
PPM802は、データベースの特徴と視覚的に類似している特徴をクエリ画像で見出すように構成されている。PPM802は、ドット積をクエリ画像の特徴ベクトルとデータベース画像の特徴ベクトルとの間で計算する。また、PMM802は、該ドット積を既定値と比較し、特徴点のドット積が既定値より大きい特徴点の対を推定一致として出力する。これらの推定一致はMEM804に入力される。
MEM804は、十分な推定一致を有するデータベース画像の組の中から幾何学的に一致するデータベース画像の組を判定する。このモジュールは、推定一致のサブセットを無作為に抽出して変換を生成する。MEM804はまた、位相同型性を推定一致のサブセットの各推定一致間で決定するために、位相同型試験を推定一致のサブセットで実行するように構成されている。さらに、MEM804は、位相同型性試験に合格する推定マッチのサブセットを使用して、変換を決定するように構成されている。MEM804は、変換を、方向一致について、推定一致のサブセットに対して、次いで該変換下でマッチする特徴点に対して試験する。MEM804は、結果として得られる内座層を既定の閾値より十分に大きい数の内座層を有し、かつ既定限度より小さいRMS誤差または近似誤差を有する各データベース画像に対して出力するように構成されている。特に、このタスクは、内座層計算モジュール(Inliers Computing Module)(ICM)810によって実行される。ICM810は、内座層を推定一致のサブセットからクエリ画像と推定一致画像との間で変換を使用して計算する。MEM804は、結果として得られる内座層を入力としてCTM806に出力し、CTM806は、カバー範囲の試験をデータベース画像に対して実行する。その後、カバー範囲の試験を満たすデータベース画像は、入力としてFIM808に提供される。FIM808は、最終マッチングを各最終マッチングによって含まれた内座層の数の降順に並び替える。さらに、FIM808は、最終マッチングを1つまたは複数の系列に分割し、該系列(複数可)を出力として提供するように構成されている。
本発明の様々な実施形態によれば、本発明は、有効に画像をマッチングする方法を提供する。本発明は、1つの画像を1つまたは複数の画像と有効にマッチングする一方で、起こり得る不要な計算を減少させる。該方法は1組の試験を使用して、マッチングするのに不適当な画像もしくは無駄な計算となる不適当な画像を引き起こす可能性のある、有り得ない変換または実行不可能な変換が試験されるのを排除する。
また、疑似の多数のマッチングを有する特徴は、画像全体によく見受けられ、真の画像マッチングに向けて貢献しないので、これらの特徴は破棄される。カバー範囲の試験が、マッチングされた特徴がクエリ画像またはデータベース画像のいずれの領域も十分にカバーし、単に画像の小部分ではないことを確実にするために行われる。複数のデータベース画像を含むクエリ画像を効率よく取り扱うことができる。
本発明に記載される画像をマッチングするシステム、またはいかなるその構成要素も、コンピュータ・システムとともに使用するコンピュータ・プログラム製品の形状で具現化され得る。コンピュータ・プログラム製品は、コンピュータが使用できる媒体を有し、該媒体は、その上に画像をマッチングするように具現化したコンピュータ可読コードを有する。コンピュータ・システムの典型的な例には、汎用コンピュータ、プログラムされたマイクロプロセッサ、マイクロ・コントローラ、周辺集積回路素子、および本発明の方法を構成するステップを実施可能な他の装置または装置の配置が含まれる。
コンピュータ・システムは通常、コンピュータ、入力装置、および表示装置を含む。コンピュータはさらに、マイクロプロセッサを含む。マイクロプロセッサは、コミュニケーション・バスに接続される。コンピュータはまた、メモリを含む。メモリは、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory)(RAM)または読み取り専用メモリ(Read Only Memory)(ROM)であり得る。コンピュータ・システムはさらに、記憶装置を含む。記憶装置は、ハード・ディスク・ドライブまたはフロッピー・ディスク・ドライブ、光ディスク・ドライブなどの、リムーバブル記憶装置であり得る。記憶装置はまた、コンピュータ・プログラムまたは他の命令をコンピュータ・システムにロードする他の同様の手段でもよい。コンピュータ・システムはまた、通信装置も含む。通信装置によってコンピュータが他のデータベースおよびインターネットに入出力(I/O)インターフェースを介して接続可能になり、データが他のデータベースから転送および受信可能になる。通信装置には、モデム、イーサネット・カードまたはコンピュータ・システムをデータベースならびにLAN、MAN、WANおよびインターネットなどのネットワークに接続可能になる、あらゆる他の同様の装置が含まれ得る。コンピュータ・システムによって、ユーザからの入力が入力装置を介して容易になり、I/Oインターフェースを介して該システムにアクセス可能になる。
コンピュータ・システムは、入力データを処理するために1つまたは複数の記憶素子に保存された1組の命令を実行する。記憶素子はまた、データまたは所望の他の情報も格納し得る。記憶素子は、情報源または物理記憶素子の形状で処理機内に存在し得る。
プログラム可能な命令は、処理機に本発明の方法を実行するステップなどの具体的なタスクを実行するよう命令する様々なコマンドを含み得る。記載された方法およびシステムはまた、ソフトウェア・プログラミングもしくはハードウェアのみを使用して、または2つの技術の様々な組合せによって実施できる。本発明は、コンピュータで使用されるプログラミング言語およびオペレーティング・システムから独立している。本発明のための命令は、「C」、「C++」、「Visual C++」および「Visual Basic」を含むがこれに限定されない、すべてのプログラミング言語で記述することができる。さらに、ソフトウェアは、本発明に記載されているように、個別のプログラムの集合体、大規模なプログラムのプログラム・モジュールまたはプログラム・モジュールの一部の形状であり得る。ソフトウェアはまた、モジュラー・プログラミングをオブジェクト指向プログラミングの形状で含み得る。処理機による入力データの処理は、ユーザ・コマンド、前の処理の結果または別の処理機によってされた要求に応答し得る。本発明はまた、「Unix(登録商標)」、「DOS」、および「Linux」を含むが、これに限定されない、すべてのオペレーティング・システムおよびプラットフォームで実施可能である。
プログラム可能な命令は、コンピュータ可読媒体に格納および転送可能である。プログラム可能な命令はまた、データ信号により搬送波を通して転送可能である。本発明はまた、コンピュータ可読媒体、上記の方法およびシステムを実施可能な製品またはその多くの可能な変形形態を含むコンピュータ・プログラム製品で具現化できる。
付記項1 1つのクエリ画像を複数の画像とマッチングする方法であって、画像は一組の特徴点および一組の対応する特徴ベクトルによって表され、
a.複数の画像の1つとクエリ画像との間で推定一致を見出すことによって複数の画像から推定一致画像を見出すことと、
b.1つの推定一致画像とクエリ画像との間の推定一致のサブセット間で位相同型性を確認することと、
c.1つの推定一致画像とクエリ画像との間の推定一致のサブセットを使用して動き推定を行うことによって候補マッチを見出すことと、を含む方法。
付記項2 推定一致画像は、推定画像の推定一致の数が既定値および推定画像に見出された推定一致の数に基づく値の両方より大きい推定画像から選択される、付記項1に記載の方法。
付記項3 推定一致を見出すことは、複数の画像の1つの特徴ベクトルと既定値より大きいクエリ画像の特徴ベクトルとの間にベクトル・ドット積を見出すことを含む、付記項1に記載の方法
付記項4 候補マッチを見出すことは、クエリ画像と動き推定によって得られた推定一致画像との間で推定一致の組から一組の内座層を計算することを含む、付記項1に記載の方法。
付記項5 候補マッチおよびクエリ画像の両方の内座層によって包囲される領域の百分率を測定することと、2つの百分率の最大値が既定の閾値より小さいとき、候補マッチを拒否することと、をさらに含む、付記項4に記載の方法。
付記項6 動き推定を実行することは、対応する推定一致のサブセット内の特徴点間で変換を計算することを含む、付記項1に記載の方法。
付記項7 推定一致のサブセット内の特徴点に対して方向一致試験を実行することをさらに含む、付記項6に記載の方法。
付記項8
a.一方の画像の推定一致のサブセットにおいて特徴点に対するオフセット点を決定することであって、該オフセット点は、その対応する特徴点から該特徴点の方向の向きに移動されることと、
b.他方の画像における推定一致のサブセット内の特徴点に対応する第2のオフセット点を生成するためにオフセット点を変換することと、
c.他方の画像で推定一致のサブセット内の特徴点と、その対応する変換されたオフセット点との間の方向が、既定限度によってその見積られた方向と異なるとき、変換を破棄することと、をさらに含む、付記項7に記載の方法。
付記項9 内座層の数が内座層の既定数より大きく、候補マッチングの近似誤差が既定の閾値より小さい候補マッチを選択することによって候補マッチから最終マッチの1つまたは複数の系列を特定することをさらに含む、付記項1に記載の方法。
付記項10 候補マッチから最終マッチの1つまたは複数の系列を特定することをさらに含む、付記項1に記載の方法。
付記項11 最終マッチの1つまたは複数の系列を特定することは、
a.内座層の数で、系列の候補マッチを降順に並べ替えることと、
b.クエリ画像内の候補マッチの内座層を包囲する多角形と、クエリ画像内の既存の系列の第1の要素の内座層を包囲する多角形との交差領域が、既定の閾値より大きい場合に、候補マッチを既存の系列に追加することと、
c.クエリ画像内の候補マッチングの内座層を包囲する多角形とクエリ画像内の既存の系列の第1の要素の内座層を包囲する多角形との交差領域が、すべての既存の系列に対して既定の閾値を下回る場合は、候補マッチからなる新しい系列を生成することと、を含む、付記項10に記載の方法。
付記項12 動き推定は、RANSAC手順を使用して生成された変換を使用することによって行われる、付記項1に記載の方法。
付記項13 クエリ画像を複数の画像とマッチングする方法であって、画像は一組の特徴点、一組の対応する特徴方向および一組の対応する特徴ベクトルによって表され、
a.複数の画像の1つとクエリ画像との間で推定一致を見出すことによって複数の画像から推定一致画像を見出すことと、
b.1つの推定一致画像とクエリ画像との間で推定一致のサブセットを使用して動き推定を行うことによって、また方向一致試験を推定一致のサブセット内の特徴点に対して行うことによって、候補マッチを見出すことと、を含む方法。
付記項14 1つの推定一致画像と方向一致試験を実行する前のクエリ画像との間で推定一致のサブセット間の位相同型性を確認することをさらに含む、付記項13に記載の方法。
付記項15 方向一致試験を実行することは、
a.特徴点に対するオフセット点を一方の画像の推定一致のサブセット内で決定することであって、オフセット点は、その対応する特徴点からその特徴点の方向の向きに移動されることと、
b.他方の画像で推定一致のサブセット内の特徴点に対応する第2のオフセット点を生成するためにオフセット点を変換することと、
c.他方の画像で推定一致のサブセット内の特徴点とその対応する変換されたオフセット点との間の方向が既定限度だけその見積られた方向と異なる際に、変換を破棄することと、をさらに含む、付記項13に記載の方法。
付記項16 候補マッチを見出すことは、クエリ画像と見積られた動きによって得られた推定一致画像との間で推定一致のセットから一組の内座層を計算することを含む、付記項13に記載の方法。
付記項17 最終マッチの1つまたは複数の系列を候補マッチから特定することをさらに含む、付記項13に記載の方法。
付記項18 最終マッチの1つまたは複数の系列を特定することは、候補マッチに対する多くの内座層が内座層の既定数より大きく、既定の閾値より小さい近似誤差を有する際に、候補マッチを選択することを含む、付記項17に記載の方法。
付記項19 クエリ画像を複数の画像とマッチングする方法であって、画像は、一組の特徴点および一組の対応する特徴ベクトルによって表され、
a.複数の画像の1つとクエリ画像との間で推定一致を見出すことによって複数の画像から推定一致画像を見出すことと、
b.複数の画像の1つとクエリ画像との間で推定一致のサブセットを使用して動き推定を実行することによって候補マッチを見出すことと、
c.候補マッチングおよびクエリ画像の両方の内座層によって包囲される領域の百分率を測定し、2つの百分率の最大値が既定の閾値より小さい場合は、該候補を拒否することと、を含む方法。
付記項20 クエリ画像を複数の画像とマッチングする方法であって、画像は一組の特徴点および一組の対応する特徴ベクトルによって表され、
a.複数の画像の1つとクエリ画像との間で推定一致を見出すことによって複数の画像から推定一致画像を見出すことと、
b.複数の画像の1つとクエリ画像との間で推定一致のサブセットを使用して動き推定を実行することによって候補マッチを見出すことと、
c.最終マッチの1つまたは複数の系列の候補マッチから特定することと、を含む方法であって、
i.内座層の数によって候補マッチの系列を降順に並べ替えることと、
ii.クエリ画像内の候補マッチの内座層を包囲する多角形と、クエリ画像内の既存の系列の第1の要素の内座層を包囲する多角形との交差領域が、既定の閾値より大きい場合は、該候補マッチを既存の系列に追加することと、
iii.クリエ画像内の候補マッチングの内座層を包囲する多角形とクエリ画像内の既存の系列の第1の要素の内座層を包囲する多角形との交差領域が、すべての既定の系列に対する既定の閾値を下回る際に、候補マッチからなる新しい系列を生成することと、を含む方法。
付記項21 クエリ画像を複数の画像とマッチングするシステムであって、画像は一組の特徴点および一組の対応する特徴ベクトルによって表される、システムであって、
a.特徴点の組を使用して複数の画像から推定一致画像を見出すための推定一致モジュールと、
b.1つの推定一致画像とクエリ画像との間で推定一致のサブセットの位相同型性を確認するため、および推定一致のサブセットを使用して推定一致画像に対して動き推定を行うための動き推定モジュールと、
c.動き推定に基づいてクエリ画像にマッチする画像の1つまたは複数の系列を特定するための最終特定モジュールと、を含むシステム。
付記項22 推定一致モジュールは、ベクトル・ドット積モジュールを含み、該ベクトル・ドット積モジュールは、
a.推定一致を見出すために複数の画像の1つの特徴ベクトルとクエリ画像の特徴ベクトルとの間でベクトル・ドット積を計算することと、
b.推定一致数が既定値より大きい場合、複数の画像から推定一致画像を選択することと、に適合される、付記項21に記載のシステム。
付記項23 動き推定モジュールは、方向一致確認モジュールを含み、該方向一致確認モジュールは、
a.一方の画像の推定一致のサブセット内で特徴点に対するオフセット点を決定することであって、オフセット点は、その対応する特徴点から該特徴点の方向の向きに移動されることと、
b.他方の画像で推定一致のサブセット内の特徴点に対応する第2のオフセット点を生成するためにオフセット点を変換することと、
c.他方の画像で推定一致のサブセット内の特徴点とそのオフセット点との間の方向が既定限度を超える際に、該変換を破棄することと、に適合される、付記項21に記載のシステム。
付記項24 動き推定モジュールは、変換を使用してクエリ画像と推定一致画像との間で推定一致の組から内座層を計算するための内座層計算モジュールをさらに含む、付記項21に記載のシステム。
付記項25 最終特定モジュールは、候補マッチの内座層の数が内座層の既定数より大きく、既定の閾値より小さい近似誤差を有する際に、1つまたは複数の画像を選択するよう適合される、付記項21に記載のシステム。
付記項26 最終特定モジュールは、候補マッチおよびクエリ画像の両方の内座層によって包囲された領域の百分率最高値が既定の閾値より小さい場合、候補マッチングを拒否する、付記項21に記載のシステム。
付記項27 動き推定モジュールは、RANSAC手順を使用して生成された変換を使用することによって動き推定を計算する、付記項21に記載のシステム。
付記項28 複数の画像を有するクエリ画像をマッチングするためのコンピュータ・プログラム製品であって、画像は、一組の特徴点および一組の対応する特徴ベクトルによって表され、該コンピュータ・プログラム製品は、コンピュータ可読媒体に保存された命令を含み、
a.複数の画像の1つとクエリ画像との間で推定一致を見出すことによって複数の画像から推定一致画像を見出すことと、
b.1つの推定一致画像とクエリ画像との間の推定一致のサブセット間で位相同型性を確認することと、
c.1つの推定一致画像とクエリ画像との間で推定一致のサブセットを使用して動き推定を行うことによって候補マッチを見出すことと、を実行するコンピュータ・プログラム製品。
本発明の様々な実施形態が示され説明されたが、本発明はこれらの実施形態のみに限定されないことは明らかであろう。多くの修正形態、変更形態、変形形態、代替形態および等価形態が、特許請求の範囲に記載された本発明の精神および範囲を逸脱せずに、当業者には明らかとなるであろう。

Claims (18)

  1. 1つのクエリ画像を複数の画像とマッチングする方法であって、画像は一組の特徴点および一組の対応する特徴ベクトルによって表され、
    a.前記複数の画像の1つと前記クエリ画像との間で推定一致を見出すことによって前記複数の画像から推定一致画像を見出すことと、
    b.前記推定一致画像の1つと前記クエリ画像との間の推定一致のサブセット間で位相同型性を確認することと、
    c.前記推定一致画像の1つと前記クエリ画像との間の前記推定一致のサブセットを使用して動き推定を行うことによって候補マッチを見出すことと
    を含む方法。
  2. 前記推定一致画像は、推定一致の数が既定値と前記推定画像に見出された推定一致の数に基づく値との両方より大きい前記推定画像から選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 推定一致を見出すことは、前記複数の画像の1つの特徴ベクトルと既定値より大きい前記クエリ画像の特徴ベクトルとの間にベクトル・ドット積を見出すことを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 候補マッチを見出すことは、前記クエリ画像と前記動き推定によって獲得された推定一致画像との間で推定一致の組から1組の内座層を計算することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 候補マッチおよび前記クエリ画像の両方の前記内座層によって包囲された領域の百分率を測定することと、2つの百分率の最大値が既定の閾値より小さいとき、前記候補マッチを拒否することと、をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記動き推定を実行することは、対応する推定一致のサブセット内の特徴点間で変換を計算することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記推定一致のサブセット内の前記特徴点に対して方向一致試験を行うことをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. a.前記複数の画像の1つにおいて前記推定一致のサブセット内の前記特徴点に対するオフセット点を決定することであって、前記オフセット点は、その対応する特徴点から前記特徴点の方向の向きに移動されることと、
    b.他の画像において前記推定一致のサブセット内の前記特徴点に対応する第2のオフセット点を生成するために前記オフセット点を変換することと、
    c.前記他の画像の前記推定一致のサブセット内の前記特徴点と、その対応する変換されたオフセット点との間の方向が、その推定された方向と既定限度だけ異なるとき、前記変換を破棄することと
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 内座層の数が内座層の既定数より大きく、近似誤差が既定の閾値より小さい前記候補マッチを選択することによって、前記候補マッチから最終マッチの1つまたは複数の系列を特定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記候補マッチから最終マッチの1つまたは複数の系列を特定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 最終マッチの1つまたは複数の系列を特定することは、
    a.内座層の数で前記系列の候補マッチを降順に並べ替えることと、
    b.前記クエリ画像内の候補マッチの前記内座層を包囲する多角形と、前記クエリ画像内の既存の系列の第1の要素の前記内座層を包囲する多角形との交差領域が、既定の閾値より大きい場合は、前記候補マッチを既存の系列に追加することと、
    c.前記クエリ画像内の候補マッチの前記内座層を包囲する多角形と前記クエリ画像内の既存の系列の前記第1の要素の前記内座層を包囲する多角形との交差領域が、すべての既存の系列に対して既定の閾値を下回る場合は、前記候補マッチからなる新しい系列を生成することと
    を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記動き推定は、RANSAC手順を使用して生成された変換を使用することによって行われる、請求項1に記載の方法。
  13. クエリ画像を複数の画像とマッチングする方法であって、画像は一組の特徴点、一組の対応する特徴方向および一組の対応する特徴ベクトルによって表され、
    a.前記複数の画像の1つと前記クエリ画像との間で推定一致を見出すことによって前記複数の画像から推定一致画像を見出すことと、
    b.1つの推定一致画像と前記クエリ画像との間の推定一致のサブセットを使用して動き推定を行い、および前記推定一致のサブセット内の前記特徴点に対して方向一致試験を行うことによって、候補マッチを見出すことと
    を含む方法。
  14. 1つの前記推定一致画像と前記方向一致試験を実行する前の前記クエリ画像との間で推定一致のサブセット間の前記位相同型性を確認することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記方向一致試験を行うことは、
    a.前記特徴点に対するオフセット点を前記複数の画像の1つにおける前記推定一致のサブセット内で判定することであって、前記オフセット点は、その対応する特徴点から前記特徴点の方向の向きに移動されることと、
    b.他の画像における前記推定一致のサブセット内の前記特徴点に対応する第2のオフセット点を生成するために前記オフセット点を変換することと、
    c.前記他の画像で前記推定一致のサブセット内の前記特徴点とその対応する変換されたオフセット点との間の方向が、既定限度だけその推定された方向と異なる際に、前記変換を破棄することと
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  16. 候補マッチを見出すことは、前記クエリ画像と前記推定された動きによって得られた推定一致画像との間の推定一致の組から1組の内座層を計算することを含む、請求項13に記載の方法。
  17. 最終マッチの1つまたは複数の系列を前記候補マッチから特定することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  18. 最終マッチの1つまたは複数の系列を特定することは、前記候補マッチングに対する内座層の数が内座層の既定数より大きく、既定の閾値より小さい近似誤差を有する際に、候補マッチを選択することを含む、請求項17に記載の方法。
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