JP2012512716A - 係合特徴を有する歯科用印象キャップ - Google Patents
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Abstract
歯科用コーピングは、支台、インプラント、アナログ、または他の構成要素の対応する表面に形成される溝に取り外し可能に係合し、コーピングが構成要素上に適正に位置付けられている触覚確認(スナップ感覚等)を可能にする、コーピングの内面の歯冠部上に形成される部分的円周リブまたは他の係合特徴を含む。係合特徴は、1つ以上のテーパー表面を含み得る。随意で、コーピングには、歯科用構成要素の外面上に形成される整列表面に対応する、内部整列表面が提供され、ならびに、コーピングの内部整列表面および構成要素を整列させる際に外部視覚および触覚補助を可能にする、随意的な外部整列特徴を有する。コーピングはまた、構成要素上のコーピングの精密な嵌まりを提供するように、1つ以上の面取りした、または円筒状の表面を含み得る。
Description
本発明は、概して、歯科用構成要素の分野に関し、より具体的には、インプラント部位の位置および配向を正確に記録して修復構成要素の正確な製造を可能にするように、患者の口腔の印象を採得するプロセス中に使用される構成要素に関する。本発明の構成要素は、ピックアップ印象法で使用するための印象キャップ、ならびに印象キャップに取り外し可能に係合するように設計される支台、インプラント、アナログ、および他の歯科用構成要素を含む。
歯科インプラントは、欠損または損傷した自然歯に取って代わるために広く使用される。インプラントの挿入は、いくつかの段階で達成され得る。最初に、インプラントは、患者の上顎骨または下顎骨に位置付けられ、ある一定の期間にわたって治癒され、その間、骨へのインプラントのオッセオインテグレーションが生じる。治癒キャップは、この間にインプラントの上に位置付けられ得る。治癒期間後、治癒キャップは除去され、支台がインプラントに連結される。いったん支台が固定されると、インプラント部位の位置および配向を正確に記録するために、かつ修復構成要素を製造するために必要とされる情報を提供するために、印象が採得され得る。
インプラント部位の印象を採得する一方法は、印象または移転キャップの使用を伴う。印象キャップは、支台またはインプラント上に配置される。印象材料は、印象材料が印象キャップの周囲およびインプラント部位の中へ押し込まれるように部位に塗布され、次いで、患者の口腔から除去される。印象キャップは、印象材料が除去される時に印象材料の中に留まり、したがって、印象キャップが印象作製プロセス中に支台またはインプラントに取り外し可能に係合することが有利である。印象材料は、所望の代用構成要素の製造で使用するためのインプラント部位の型を作成するために使用される。
本発明は、支台、インプラント、および/またはアナログ等の歯科用構成要素と取り外し可能に係合するための印象キャップまたは他の歯科用コーピングに関する。印象キャップまたは他のコーピングは、歯科用構成要素へのキャップの精密な嵌まりを提供するように、係合特徴、外部整列特徴、および内部整列特徴を有して設計される。さらに、印象キャップまたは他のコーピングは、歯肉縁よりも下に延在しないように設計され、外面をコンパクトにし、かつインプラント周囲の軟組織の障害を最小限に抑えるか、または排除する。
より具体的には、本発明は、支台、インプラント、アナログ、または他の構成要素の対応する表面に形成される溝に取り外し可能に係合し、キャップが構成要素上に適正に位置付けられている触覚確認を可能にする、キャップの内面の歯冠部上に形成される、部分的円周リブまたは他の係合特徴を含む、印象キャップまたは他のコーピングに関する。随意で、キャップには、歯科用構成要素の外面上に形成される整列表面に対応する、内部整列表面が提供され、ならびに、キャップの内部整列表面および構成要素を整列させる際に外部視覚および触覚補助を可能にする、随意的な外部整列特徴を有する。キャップはまた、構成要素上のキャップの精密な嵌まりを提供することを補助するために、1つ以上の面取りした、および/または円筒状の表面を含み得る。
本発明に従った歯科用コーピングは、裁頭円錐形外面と、内部陥凹と、閉鎖歯冠端部と、開放歯根尖端部とを有する本体であって、裁頭円錐形内面は、内部陥凹に提供される、本体と、内面上の突起として形成され、内部陥凹の周囲で少なくとも部分的に円周方向に延在する、係合特徴であって、内部陥凹の歯根尖端部よりも内部陥凹の歯冠端部の近くに位置付けられる、係合特徴とを含み得る。歯科用コーピングはまた、歯冠テーパー表面と歯根尖テーパー表面とを含み得、歯冠および歯根尖テーパー表面はそれぞれ、係合特徴の歯冠縁部および歯根尖縁部を形成する。歯冠テーパー表面および歯根尖テーパー表面は、歯科用構成要素との係合特徴のスナップ嵌めを達成するように設計されたテーパーの角度を有し得る。
さらに、円筒状の係合表面は、随意で、開放歯根尖端部において内面上に提供され得、円筒状の係合表面は、歯肉組織から延在する歯科用構成要素の円筒状表面部分に係合する。1つ以上の面取りした表面は、随意で、円筒状の係合表面に歯冠側に隣接して内面上に提供され得、面取りした表面は、コーピングの縦軸に対して種々の角度で傾斜し、円筒状表面部分に歯冠側に隣接する歯科用構成要素の対応する斜切表面部分に適応するように提供される。コーピングは、閉鎖歯冠端部、および/または内面上で縦方向に延在する平坦な整列表面上に位置付けられる、歯冠方向に延在する整列構造をさらに含み得る。両方が提供される場合、平坦な整列表面は、歯冠方向に延在する整列構造と整列され得る。
歯科用コーピングとともに使用するための歯科用アセンブリは、歯科用構成要素との印象キャップの取り外し可能な係合を可能にするように、コーピングの内部陥凹における係合特徴に係合するための溝を備えている、歯科用構成要素を含み得る。歯科用構成要素の溝または係合特徴はまた、コーピング上の係合特徴の歯冠テーパー表面および歯根尖テーパー表面に対応する、歯冠テーパー表面と歯根尖テーパー表面とを含み得る。
整列特徴が上記のようにコーピング上に提供される場合、歯科用構成要素は、コーピングの平坦な整列表面および歯冠方向に延在する整列構造と整列する、平坦な外面部分を含み得る。歯科用構成要素は、コーピングの随意的な円筒状および/または面取りした表面に対応する、円筒状および/または面取りした表面をさらに含み得る。
本発明のこれらおよび他の特徴および利点は、本発明を実施するために検討される最良の形態を含む、本発明の例示的な実施形態が示され、記載される、以下の発明を実施するための形態から当業者には明らかとなるであろう。理解されるように、本発明は、全て本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の明白な側面の修正が可能である。したがって、図面および発明を実施するための形態は、制限的ではなく、本質的に例示的なものと見なされるものとする。
ここで、添付の図面を参照して本発明を説明する。添付の図面は、本発明の実施例を提供することを目的とし、本発明の概念の適用を例示された構造に限定することを目的としていない。本明細書に記載する本発明の係合および整列特徴は、当業者には明らかとなるように、種々の歯科用コーピングおよび歯科用構成要素で実施され得る。
添付の図面を参照すると、図1は、歯冠端部2、歯根尖端部3、および縦軸Lを有する、印象キャップ1を示す。印象キャップ1は、インプラント4に連結される支台5上に位置付けられる。
印象キャップ1は、キャップ1の歯冠端部2における表面19で閉鎖し、キャップ1の歯根尖端部3において開放している、裁頭円錐形内面6を有する、内部陥凹を形成する。キャップ1の内部陥凹の内面6は、概して、裁頭円錐形であり、キャップ1の歯根尖端部3から歯冠端部2に内向きにテーパーが付けられている。
印象キャップ1の外面7は、概して、裁頭円錐形であり、キャップ1の歯根尖端部3から歯冠端部2に内向きにテーパーが付けられ得る。例えば、支台5上にキャップ1を位置付けることを補助するように、および/または印象材料へのキャップ1の埋め込みを促進するように、キャップ1の外面上にいくつかの構造が提供され得る。具体的には、キャップ1は、支台5上のキャップ1の整列を補助するように、キャップ1の実質的に平坦な上面17から延在する、歯冠方向に延在する整列構造10を含む。加えて、またはあるいは、キャップ1の外面から放射状に延在する、円周突起11等の1つ以上の突起が提供され得る。キャップ1の歯冠端部2はまた、ショルダ部分16を有し得る。内向きにテーパーが付けられた部分18は、キャップ1がインプラント5を包囲するキャップの歯槽基底において提供され得る。
印象キャップ1の内面6は、キャップ1の内面6から縦軸Lに向かって延在する、円周または部分的円周リブまたは他の突起を備えている、係合特徴12が備わっている。係合特徴12は、支台5の表面に形成される、対応する部分的円周の陥凹20に係合するように位置付けられる。係合特徴12は、インプラント4の歯冠表面22(支台5がインプラント4から出現する)と係合特徴12との間の距離D1が、係合特徴12と支台5の歯冠表面92との間の距離D2よりも大きくなるように位置付けられる。
キャップ1の歯根尖端部3の付近において、キャップ1の内面6は、表面13および14等の1つ以上の面取りした表面、ならびに表面15等の1つ以上の縦方向に延在する係合表面をさらに含み得る。
図1の実施形態では、表面13は、キャップ1の内面6と支台5の外面との間に空間または間隙を作成するように、支台5の表面から離れるように面取りされる。この空間または間隙は、図1に示すように、上点24から下点25に延在する。インプラント4の歯冠表面22は、この空間内に含まれる。面取りした表面13は、半径方向に支台5の外面を越えて延在するインプラント4の歯冠表面22に適応することにより、支台5およびインプラント4へのキャップ1の挿入を促進するように提供される。
係合表面14は、支台5の外向きにテーパーのついた裁頭円錐形表面1400に対応する(図14を参照されたい)。表面15は、図14に示すようなインプラント4の縦方向に延在する円筒状表面1401に対応する。インプラント4、支台5、または他の構成要素へのキャップ1の精密な嵌めのために必要に応じて、追加および/または代替の面取りした、および/または縦方向の表面が、キャップ1の内面6上に提供され得る。
支台5の歯冠端部92(図9〜11を参照されたい)とキャップ1の歯冠内面19との間のキャップ1の内部内に、空洞23が作成され得る。内面6の表面部分21は、支台5の上面92の外周部分と当接し得る。
図2は、キャップ1の縦軸Lの周囲で90度回転した、図1の印象キャップ1、支台4、およびインプラント5の図を提供する。整列特徴は、キャップ1の内面6上に提供される。具体的には、縦方向に延在し、キャップ1の縦軸Lに実質的に平行である、実質的に平坦な内面部分9が提供される。表面部分9は、支台5上のキャップ1の整列を補助するように、キャップ1の歯冠端部2上の延在部分10と整列する。表面部分9の歯根尖端部において、支台5の内面形状に対応するように、湾曲表面部分8が提供される(図10を参照して以下に記載する)。
図3は、A−Aに沿った図2の印象キャップの断面図を提供する。該断面図は、円周突起11、係合特徴12、支台5の頂部と当接する表面部分21、および整列表面部分9を示す。
図4は、印象キャップ1の内面6上に形成される係合特徴12、および支台5の表面400に形成される溝20とのその整列の詳細図を提供する。
係合特徴12は、印象キャップ1が支台5(または他の歯科用構成要素)上に適正に位置付けられていることを触覚的に確認することを可能にするように設計され得る。キャップ1の正しい位置付けの触覚確認は、係合特徴12が陥凹20に嵌入するように、スナップ感覚として提供され得る。係合特徴12が陥凹20に係合する時にそのようなスナップ感覚を達成するために、係合特徴12は、陥凹20へのスナップ係合前にポテンシャルエネルギーを増大させる。次いで、係合特徴12は、陥凹20に入るにつれて、急速な動きでこのエネルギーを放出する。次いで、陥凹20は、係合特徴12の動きをしっかりと停止する。この順序は、支台5上のキャップ1の正しい位置付けの触覚確認を可能にする、スナップ感覚を生成する。
内部円錐(ここでは、支台5)を覆う外部円錐(ここでは、印象キャップ1)の接続は、円錐/円錐界面の減衰効果の制限を必要とする。キャップ1上の係合特徴12が支台5の表面400へと伸びるにつれて、それは、ポテンシャルエネルギーを増大させる。係合特徴12が陥凹20に達する時に、それは、陥凹20の中へと急速に弛緩する。この急速な弛緩は、キャップ1を支台5へと歯根尖の方向に急速に移動させる。係合特徴12が陥凹20の歯根尖側に直面する時に、それは、急に停止する。この急な停止は、スナップ感覚を提供し、それは、支台5の外面400に激突し、しっかりと停止する(本質的には、微小衝突をもたらす)、キャップ1の内面6の慣性により生成され、音および衝撃をもたらす。この相互作用の順序が所望のスナップ感覚を生成するように生じ得ること(すなわち、キャップ1が急速に移動し、次いで、係合特徴12が陥凹20に係合する時に急に停止すること)を確実にするために、衝撃の望ましくない減衰を防止するように、支台5の裁頭円錐形表面とキャップ1の内面6との間に隙間が提供される。この隙間を達成し、なおもキャップ1と支台5との間の適正な嵌まりを維持するために、支台5の裁頭円錐形表面は、陥凹20の両側(歯冠および歯根尖)で少しテーパーが付けられている。キャップ1には、それぞれが係合特徴12の歯冠縁部および歯根尖縁部を形成する、テーパー表面401および402が提供される。陥凹20を縁取りする支台5の表面403および404の歯根尖および歯冠のテーパーの角度は、キャップ1の表面401および402のそれぞれのテーパーの角度に対応する。表面401、402、403、および404のテーパーの角度は、好ましくは、キャップ1の内面6または支台5の外面400を基準にして1〜2度の範囲であってもよいが、任意の所望の角度が使用され得る。歯根尖および歯冠テーパーの角度は、実質的に同一であり得、または所望のスナップ感覚を生成するために必要に応じて異なり得る。
図示された実施形態では、係合特徴12は、印象キャップ1の一体化成形部分として製造される、部分的円周リブとして提供される。係合特徴12は、内面6の円周の周囲に延在し、内面6の整列表面部分9にわたって延在しない。係合特徴12は、距離D1が距離D2よりも大きくなるように、キャップ1の内面6上のある点で提供される(図1を参照されたい)。印象キャップ1が支台5を覆って嵌められ、歯根尖の方向3に押し付けられる時に、リブは、支台5の溝20を係合し、表面14および15において、インプラント4の頂部に対して印象キャップ1を固定する。溝20へのリブ12の係合は、印象キャップ1が支台4およびインプラント5上に正確に位置付けられていることを示すスナップの形態の触覚確認を生成し得る。
代替の実施形態(図示せず)では、係合特徴12は、キャップ1の内面6の全円周の周囲に延在し得、または円周の周囲に部分的にのみ延在し得、または支台5とのキャップ1の取り外し可能な係合を可能にするために必要に応じて、種々の位置で複数の突起として提供され得る。係合特徴12はまた、任意の所望の材料から製造され得、キャップ1の成形部分として、または後にキャップ1に取り付けられる別個の構成要素として製造され得る。
図5を参照すると、図2の線B−Bに沿った断面図は、歯冠内面19、表面部分21、係合特徴12、内面6、整列表面部分9、表面13、15、および14、ならびに外部突起11を含む、印象キャップ1の内部構成を示す。
図6および7は、縦方向に延在する部分10、上面17、および突起11を含む、印象キャップ1の外観図を示す。
図8は、表面13、14、および15、内面6、係合特徴12、整列表面部分9、ならびに湾曲表面部分8を含む、印象キャップ1の三次元斜視図を提供する。
印象キャップ1は、アセタールまたは任意の他の所望の材料を使用した、従来の成形法または他の製造方法を使用して製造され得る。
治癒キャップ、バーンアウトコーピング、および他の種類の歯科用コーピングには、仮の、または永久的な支台、アナログ、もしくはレプリカ、および/または他の歯科用構成要素とのキャップの取り外し可能な係合を可能にするように、本明細書に記載する特徴12等の係合特徴が提供され得ることが想定される。
図9は、上記の印象キャップ1とともに利用され得る、支台を示す。支台5は、インプラント4に支台5を連結するための手段を含む(例えば、図1および2に示すように)。例えば、支台5には、インプラント4の中のネジ受け取り穴に螺入される、ネジ山が提供され得る。代替の連結機構が利用され得る。
図9では、支台5の部分Yは、インプラント4の内側穴に提供されるネジ山(図示せず)との係合のためのネジ部分91、および点90からネジ部分91に向かって歯根尖方向に延在し、縦軸Lに向かって内向きにテーパーが付けられる、概して裁頭円錐形の部分を含む。部分Yは、インプラント4に挿入される。支台5の部分Xは、点90から歯冠方向に延在し、支台5の歯冠端部92へと縦軸Lに向かって内向きにテーパーが付けられる、概して裁頭円錐形の部分である。部分Yがインプラント4に挿入される時に、部分Xは、歯冠方向にインプラント4から外に延在する。
本発明のこの実施形態では、支台5の部分Xの中間点よりも上の位置に、部分的円周溝20が形成される。溝20は、支台5の円周の周囲に延在し、支台の外面の平坦な整列表面部分1010にわたって延在しない。溝20の構成は、印象キャップ1の係合特徴12に適応するように設計される。溝20の位置は、距離P(支台の歯冠端部から溝20まで)が、距離Q(溝20から、支台5がインプラント4に挿入された場合にインプラント4の歯冠端部が位置付けられる点90まで)よりも小さくなるような位置である。溝20は、支台5およびインプラント4とのキャップ1の取り外し可能な係合を可能にするように、上記のように、印象キャップ1上の係合特徴12と係合するように形成される。
図10は、支台5の縦軸Lの周囲で90度回転した図9の支台5の図を提供する。図10は、キャップ1の平坦な整列表面部分9と支台5の平坦な表面1010、およびキャップ1の湾曲表面部分8(図2に示すように)と支台5の湾曲表面部分1000を整列することにより、支台5および印象キャップ1の整列を促進するように、支台5上に形成される、平坦な整列表面部分1010および湾曲表面部分1000を示す。
図11は、支台5の表面に形成される溝20の詳細図を提供する。
図12は、支台5の歯冠端部92、溝20、点90、平坦な表面部分1010、および湾曲表面部分1000を含む、支台5の歯冠から見た図を提供する。
図13は、支台5の3つの例示的な形状を示し、それらの全ては、印象キャップ1と係合するように設計される。図13(A)は、7.0mmの長さのX部分を有する支台5を示す。図13(b)は、5.5mmの長さのX部分を有する支台5を示す。図13(C)は、4.0mmの長さのX部分を有する支台5を示す。必要に応じて、代替の支台の長さが利用され得る。
図13に示す3つの実施形態のそれぞれにおいて、溝20は、図1および2を参照した上記のように、印象キャップ1の係合特徴12に係合するように、支台の部分Xの中間点よりも上に位置付けられる。
図14は、印象キャップ1とともに利用され得るインプラント4および支台5の例示的なアセンブリを示す。支台5は、インプラント4から、支台5の点90から歯冠表面92に歯冠方向に延在する。インプラント4の歯冠表面22もまた示される。さらに、インプラント4は、歯冠表面22の外側縁部から歯根尖方向に延在する、外向きにテーパーが付けられた外面部分1400、インプラント4の縦軸と実質的に平行な表面を有し、表面1400から歯根尖方向に延在する、円筒状表面部分1401、および円筒状表面部分1401から歯根尖方向に延在する、内向きにテーパーが付けられた部分1402を含む。図14に示すように、インプラント4の外面上にネジ部分1403が提供され、支台5を受け取るように、インプラント4内に内部穴が提供される。インプラント4および支台5のアセンブリにより、1410、1411、1412、および1413等の1つ以上の空間が作成され得る。
支台5およびインプラント4は、従来の製造技術を使用して、必要に応じてチタン合金または他の材料を使用して製造され得る。
図15〜17は、本発明に従った、印象キャップおよび印象キャップとともに使用するための歯科用構成要素の代替の実施形態を示す。図15は、歯冠端部1502、歯根尖端部1503、および縦軸Lを有する、印象キャップ1501を示す。印象キャップ1501は、インプラント1504に連結され得る支台1505上に位置付けられる。
印象キャップ1501は、キャップ1501の歯冠端部1502において閉鎖し、キャップ1501の歯根尖端部1503で開放する、裁頭円錐形内面1506を有する内部陥凹を形成する。キャップ1501の内部陥凹の内面1506は、概して、裁頭円錐形であり、キャップ1501の歯根尖端部1503から歯冠端部1502に内向きにテーパーが付けられる。
印象キャップ1501の外面1507は、図15〜17に示すような形状で成形され得る。例えば、支台1505上のキャップ1501の位置付けを補助するように、および/または印象材料へのキャップ1501の埋め込みを促進するために、キャップ1501の外面上に、いくつかの構造が提供され得る。具体的には、キャップ1501は、支台1505上のキャップ1501の整列を補助するように、キャップ1501の実質的に平坦な上面1517から延在する、歯冠方向に延在する整列構造1510を含む。さらに、またはあるいは、キャップ1501の外面および/または歯冠表面から放射状に延在する、円周突起1511等の様々な設計および寸法の1つ以上の突起が提供され得る。キャップ1501の歯根尖端部に向かって、表面1507の内向きにテーパーが付けられた部分1518が提供され得る。
図1〜14を参照した上記の印象キャップと同様に、印象キャップ1501の内面1506には、内面1506からキャップ1501の縦軸Lに向かって延在する、円周もしくは部分的円周リブ、または他の突起を備えている、係合特徴1512が提供される。係合特徴1512は、支台1505の表面に形成される、対応する部分的円周の陥凹1520を係合するように位置付けられる。係合特徴1512は、インプラント1504の歯冠表面(支台1505がインプラント1504から出現する)と係合特徴1512との間の距離D1が、係合特徴1512と支台1505の歯冠表面1592との間の距離D2よりも大きくなるように位置付けられる。係合特徴1512はまた、図4を参照した上記のようなテーパーが付けられた歯冠および歯根尖表面を含み得る。
キャップ1501の歯根尖端部1503の付近において、キャップ1501の内面1506は、表面1513等の1つ以上の面取りした表面、ならびに表面1515等の1つ以上の縦方向に延在する実質的に円筒状の係合表面をさらに含み得る。
図15の実施形態では、表面1513は、インプラント1504の傾斜表面に対応するように、外向きに面取りされる。表面1515は、図15〜16に示すように、インプラント1504の縦方向に延在する円筒状表面に対応する。インプラント1504、支台1505、または他の構成要素へのキャップ1501の精密な嵌まりのために必要に応じて、追加および/または代替の面取りした、および/または縦方向の表面が、キャップ1501の内面1506上に提供され得る。例えば、インプラント1504上のキャップ1501の位置付けを補助するように、キャップ1501の歯根尖基底において、内面1506上に追加のテーパー表面1530が提供され得る。
支台1505の歯冠端部1592の間で、キャップ1501の内部に通気口1523が作成され得る。通気口は、印象材料が通気口を通してキャップ1501に入ることを阻止する一方で、空気が通気口1523を通して流動することを可能にするように形成される、バッフルまたは可撓性カバーフラップ1519によりアクセスされ得る。可撓性カバーフラップ1519は、キャップ1501の歯冠表面1517に形成される陥凹1525に位置付けられ得る。通気口1523の上の定位置(図16を参照されたい)に可撓性カバーフラップ1519を位置付けるように、構造1527等の1つ以上の構造が提供され得る。この図示される実施形態では、構造1527は、空間1526に隣接する。また、内面1506の歯冠表面部分1521は、支台1505の上面1592の外周部分と当接し得る。
図16は、キャップ1501の縦軸Lの周囲で90度回転した、図15の印象キャップ1501、支台1504、およびインプラント1505の図を提供する。キャップ1501の内面1506上に、整列特徴が提供される。具体的には、縦方向に延在し、キャップ1501の縦軸Lと実質的に平行である、実質的に平坦な内面部分1509が提供される。表面部分1509は、支台1505上のキャップ1501の整列を補助するように、キャップ1501の歯冠端部1502上の延在部分1510と整列される。表面部分1509の歯根尖端部において、支台1505の内面形状に対応するように、湾曲表面部分1508が提供される(図10を参照した支台5に関する上記と同様)。
図17は、アナログ1700との印象キャップ1501の使用を示す。キャップ1501がアナログ1700に位置付けられる場合に、表面1513、1515、および1530は、図17に示すように、アナログ1700の表面とキャップ1501の内面1506との間に間隙を形成し得る。アナログ1700には、アナログ1700とのキャップ1501の係合を可能にするように、キャップ1501の係合特徴1512を受け取る溝または凹形表面部分1720が提供される。
印象キャップ1501は、アセタールまたは任意の他の所望の材料を使用した、従来の成形法または他の製造方法を使用して製造され得る。
治癒キャップ、バーンアウトコーピング、および他の種類の歯科用コーピングには、仮の、または永久的な支台、アナログ、もしくはレプリカ、および/または他の歯科用構成要素とのキャップの取り外し可能な係合を可能にするように、本明細書に記載する特徴1512等の係合特徴が提供され得ることが想定される。
代替の実施形態(図示せず)では、5もしくは1505等の支台、1700等のアナログ、または他の歯科用構成要素上に、溝または凹部20、1520、または1720と機能が匹敵する、種々の形状および構成の係合特徴が提供され得る。そのような係合特徴は、構成要素とのキャップ1または1501の取り外し可能な係合を可能にするために、例えば、構成要素の全円周の周囲に延在し得、または構成要素の円周の周囲に部分的にのみ延在し得、または必要に応じて、種々の位置で複数の溝、凹部、または他の係合特徴として提供され得る。
特に、整列表面8、9、1508、および1509、ならびに歯冠方向に延在する整列表面10および1510を含む、上記の整列特徴は、随意的であり、本発明の範囲から逸脱することなく省略され得る。したがって、印象キャップ1または1501は、係合特徴12または1512を有する、実質的に裁頭円錐形内面6または1506を有するように設計され得る。
さらに、単一部品のインプラント(単一の構成要素がインプラントおよび支台として機能する)、複数部品のインプラント、アナログ、および他の歯科用構成要素は、本発明に従った、印象キャップ1の係合特徴12(またはキャップ1501の1512)との取り外し可能な係合を可能にするための溝20または1520等の係合特徴、ならびに表面1000および1010等の整列表面を有して製造され得る。
上記の説明および図面から、示され、記載される特定の実施形態は、例示のみを目的としており、本発明の範囲を限定することを目的としていないことが当業者に理解されるであろう。当業者は、本発明がその精神または本質的特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で具現化され得ることを認識するであろう。特定の実施形態の詳細の参照は、本発明の範囲を限定することを目的としていない。したがって、本発明の範囲は、(発明を実施するための形態)よりもむしろ、添付の特許請求の範囲により指示されることを目的とする。
Claims (20)
- 歯肉組織から延在する歯科用構成要素との取り外し可能な係合のための歯科用コーピングであって、
裁頭円錐形外面と、内部陥凹と、閉鎖歯冠端部と、開放歯根尖端部とを有する本体と、
該内部陥凹において提供される裁頭円錐形内面と、
該内面上の突起として形成され、該内部陥凹の周囲で少なくとも部分的に円周方向に延在する係合特徴であって、該係合特徴は、該内部陥凹の該歯根尖端部よりも該内部陥凹の該歯冠端部の近くに位置付けられる、係合特徴と
を備えている、歯科用コーピング。 - 歯冠テーパー表面と歯根尖テーパー表面とをさらに備え、該歯冠テーパー表面および該歯根尖テーパー表面は、それぞれ、前記係合特徴の歯冠縁部および歯根尖縁部を形成する、請求項1に記載の歯科用コーピング。
- 前記歯冠および歯根尖テーパー表面は、前記歯科用構成要素との前記係合特徴のスナップ嵌めを達成するように設計されたテーパーの角度を有する、請求項2に記載の歯科用コーピング。
- 前記歯科用コーピングの前記開放歯根尖端部において前記内面上に提供される実質的に円筒状の係合表面であって、該歯科用コーピングの縦軸と実質的に平行に伸び、かつ前記歯肉組織から延在する前記歯科用構成要素の円筒状表面部分に適応するように提供される円筒状の係合表面と、
該円筒状の係合表面に対して歯冠側に隣接して該内面上に提供される第1の面取りした表面であって、該歯科用コーピングの該縦軸に対して第1の角度を形成し、かつ該円筒状表面部分に対して歯冠側に隣接する該歯科用構成要素の第1の表面部分に適応するように提供される第1の面取りした表面と
をさらに備えている、請求項1に記載の歯科用コーピング。 - 前記閉鎖歯冠端部上に位置付けられる歯冠方向に延在する整列構造をさらに備えている、請求項1に記載の歯科用コーピング。
- 前記内面上で縦方向に延在する、平坦な整列表面をさらに備え、該平坦な整列表面は、前記歯冠方向に延在する整列構造と整列されている、請求項5に記載の歯科用コーピング。
- 請求項1に記載のコーピングとともに使用するための歯科用構成要素であって、該歯科用構成要素は、該歯科用構成要素との該コーピングの取り外し可能な係合を可能にするために、該コーピングの前記内部陥凹の中の前記係合特徴に係合するための溝を含む、歯科用構成要素。
- 前記溝は、前記コーピング上の前記係合特徴の前記歯冠テーパー表面および前記歯根尖テーパー表面に対応する、歯冠テーパー表面および歯根尖テーパー表面をさらに備えている、請求項7に記載の歯科用構成要素。
- 前記構成要素は、支台を含む、請求項7に記載の歯科用構成要素。
- 前記構成要素は、インプラントを含む、請求項7に記載の歯科用構成要素。
- 前記構成要素は、アナログである、請求項7に記載の歯科用構成要素。
- 歯科用アセンブリであって、
歯肉組織から延在する歯科用構成要素との取り外し可能な係合のための印象キャップであって、
裁頭円錐形外面と内部陥凹と閉鎖歯冠端部と開放歯根尖端部とを有する本体と、
該内部陥凹において提供される裁頭円錐形内面と、
該内面上の突起として形成され、該内部陥凹の周囲で少なくとも部分的に円周方向に延在する係合特徴であって、該係合特徴は、該内部陥凹の該歯根尖端部よりも該内部陥凹の該歯冠端部の近くに位置付けられる、係合特徴と
を有する、印象キャップと、
歯科用構成要素との該印象キャップの取り外し可能な係合を可能にするために、該印象キャップの該内部陥凹における該係合特徴と係合するための溝を備えている歯科用構成要素と
を備えている、歯科用アセンブリ。 - 前記印象キャップは、歯冠テーパー表面と歯根尖テーパー表面とをさらに含み、該歯冠テーパー表面および該歯根尖テーパー表面は、それぞれ、前記係合特徴の歯冠縁部および歯根尖縁部を形成する、請求項12に記載の歯科用アセンブリ。
- 前記印象キャップの前記歯冠および歯根尖テーパー表面は、前記歯科用構成要素の前記溝との前記係合特徴のスナップ嵌めを達成するように設計されたテーパーの角度を有する、請求項13に記載の歯科用アセンブリ。
- 前記印象キャップは、
前記開放歯根尖端部において前記内面上に提供される実質的に円筒状の係合表面であって、前記歯肉組織から延在する前記歯科用構成要素の円筒状表面部分に係合するための円筒状の係合表面と、
該円筒状の係合表面に歯冠側に隣接して該内面上に提供される第1の面取りした表面であって、前記第1の傾斜した係合表面は、該印象キャップの縦軸に対して第1の角度で傾斜し、かつ該円筒状表面部分に歯冠側に隣接する該歯科用構成要素の第1の表面部分に適応するように提供される、第1の面取りした係合表面と
をさらに備えている、請求項12に記載の歯科用アセンブリ。 - 前記印象キャップは、前記閉鎖歯冠端部上に位置付けられる歯冠方向に延在する整列構造をさらに含む、請求項12に記載の歯科用アセンブリ。
- 前記印象キャップは、前記内面上で縦方向に延在する平坦な整列表面をさらに含み、該平坦な整列表面は、前記歯冠方向に延在する整列構造と整列され、前記歯科用構成要素は、該印象キャップの該平坦な整列表面および該歯冠方向に延在する整列構造と整列する平坦な外面部分を含む、請求項12に記載の歯科用アセンブリ。
- 前記歯科用構成要素は、支台を含む、請求項12に記載の歯科用アセンブリ。
- 前記歯科用構成要素は、インプラントを含む、請求項12に記載の歯科用アセンブリ。
- 前記歯科用構成要素は、アナログである、請求項12に記載の歯科用アセンブリ。
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