JP2012507526A - 燐光性イリジウム錯体 - Google Patents

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Abstract

【化1】

式I及びIAの金属錯体並びにこれらの錯体から誘導されるポリマーはオプトエレクトロニクスデバイスに有用である。式中、MはIr、Co又はRhであり、式xxの基はシクロメタル化リガンドであり、R1は水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、R2は水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキルであり、R1及びR2の少なくとも1つは水素ではなく、R1aは水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、R2aは水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキルであり、R1a及びR2aの少なくとも1つは置換アルキル、置換アリール、置換アリールアルキルであり、置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルの少なくとも1つの置換基は重合性基である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、一般に、燐光性イリジウム錯体、この錯体を主鎖中に又は末端基として含むポリマー、並びに前記錯体及びポリマーを含有するオプトエレクトロニクスデバイスに関する。
電圧バイアスに付したときに光を放出する薄膜材料を使用する有機発光デバイス(OLED)は、フラットパネル照明及びディスプレイ技術の次第にポピュラーな形態となることが期待されている。これは、OLEDが、携帯電話、個人用デジタル補助装置(携帯端末、PDA)、コンピューターディスプレイ、車両の情報ディスプレイ、テレビモニター、並びに全般照明の光源を始めとする多種多様の可能な用途を有するからである。その明るい色、広い視角、フルモーションビデオとの適合性、広い温度範囲、薄くてコンフォーマブルな形状要因、低い電力要件及び低コストの製造プロセスの可能性のため、OLEDはブラウン管(CRT)及び液晶ディスプレイ(LCD)に代わる将来の代替技術と見られている。その高い発光効率のため、OLEDは、ある種の用途で白熱灯、或いは蛍光灯に取って代わる可能性があると見られている。
OLEDからの発光は、通例、電界蛍光、つまり基底状態の電界発光物質に電圧バイアスを加えることにより形成された一重項励起状態からの発光によって起こる。別の機構である電界燐光、つまり基底状態の電界蛍光物質に電圧バイアスを加えることにより形成された三重項励起状態からの発光により光を発生することができるOLEDは、主として電界蛍光により光を発生するOLEDより実質的に高い量子効率を示すと考えられる。殆どの発光有機物質において三重項励起状態は非放射性緩和により基底状態に戻る傾向が強いので、電界燐光によるOLEDからの発光は限られている。従って、電界燐光性物質は現在の技術水準より高い効率を示すOLEDデバイス及びその他のオプトエレクトロニクスデバイスの重要な成分として期待できる。例えば、電界燐光により光を発生することができるOLEDは、(主として電界蛍光により光を発生するOLEDと比べて)デバイス内で無放射減衰過程により失われるエネルギーの量が低下することにより、OLEDの動作中の温度制御の別の手段を提供することが期待される。
燐光性の白金含有染料をOLEDのような有機電界発光デバイスに組み込むことにより改良された発光効率が達成されており(Baldoら、“Highly Efficient Phosphorescent Emission from Organic Electroluminescent Devices”,Nature,vol.395,151−154,1998参照)、また燐光性のイリジウム含有染料も使用されている(例えば、Leclouxらの米国特許出願公開第20030096138号、2003年5月22日)。先の成果にもかかわらず、現在、効率を増大するだけでなく、OLEDにより発生する光の色の制御のより重大な手段も提供する新規な燐光性物質を見出すことに大変な関心が寄せられている。例えば、改良された全体的効率を有し、同時に、用途に応じて光の出力をレッドシフトさせたりブルーシフトさせたりすることができる有機電界発光デバイスを可能にする新規な燐光性物質を提供することが極めて望ましいであろう。
国際公開第2008/014037号明細書
本発明は、1つの態様では、次の式Iの金属錯体、該錯体から誘導されるポリマー及び該錯体から誘導されるポリマーを含有するオプトエレクトロニクスデバイスに関する。
式中、MはIr、Co又はRhであり、
はシクロメタル化リガンドであり、
1は水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、
2は水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキルであり、
1及びR2の少なくとも1つは水素ではない。
特定の実施形態では、MはIrである。
式Iの金属錯体において、シクロメタル化リガンドはフェニルピリジン、ジフルオロピリジン、トリルピリジン、ベンゾチエニルピリジン、フルオレニルピリジン、チエニルピリジン、ベンゾチエニルピリジン、3−メトキシ−2−フェニルピリジン、チエニルピリジン、フェニルイミン、ビニルピリジン、ピリジルナフタレン、ピリジルピロール、ピリジルイミダゾール、フェニルイソキノリン、ジベンゾキノザリン、8−ヒドロキシキノリン、ケトピロール、ピコリン酸、アセチルアセトン、ヘキサフルオロアセチルアセトン、イミノアセトン、2−(1−ナフチル)ベンゾオキサゾール)、2−フェニルベンゾオキサゾール、2−フェニルベンゾチアゾール、サリチリデン、サリチルアルデヒド、クマリン、フェニルインドール、これらの誘導体又はこれらの組合せから誘導できる。特に、シクロメタル化リガンドはフェニルピリジン又はジフルオロフェニルピリジンである。
特定の実施形態では、R2は水素である。幾つかの実施形態では、R1は置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルである。これらの置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルの置換基は重合性基、特にハロ、ヒドロキシル、ビニル、アリル、ビニルオキシ、アリルオキシ、(メタ)アクリレート、アルキルシロキシ又はこれらの組合せでよい。特に、R1は置換アリールである。
特に、R1は以下のものから選択し得る。
本発明の金属錯体の具体例としては、以下のものが挙げられる。
本発明のオプトエレクトロニクスデバイスは、式Iの金属錯体から誘導される構造又は末端単位を有する、すなわち、主鎖中に又は末端基として式Iの金属錯体を含む1種以上のポリマーを含んでいる。このポリマーは通例発光層に使用される。特に、オプトエレクトロニクスデバイスは次式IAで表される少なくとも1つの金属錯体から誘導される側基又は末端基を有するポリマーを含む少なくとも1つの層を有し得る。
式中、Mは上記で定義した通りであり、
はシクロメタル化リガンドであり、
1aは、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、
2aは、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、
1aとR2aの少なくとも1つは置換アルキル、置換アリール、置換アリールアルキルであり、置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルの少なくとも1つの置換基は重合性基である。
これらのポリマーは、式Iの金属錯体から誘導されるものに加えてさらに、フルオレン又は置換されたフルオレンから誘導される構造単位のような単位を含んでいてもよい。追加の構造単位は共役化合物、例えば米国特許第6900285号に記載されているものから誘導できる。特に、第三芳香族アミンから誘導される構造単位を使用し得る。不飽和モノマーから誘導される構造単位の量は、約0.05mol%〜約50mol%、特に約1mol%〜約25mol%、より特定的には約1mol%〜約10mol%の範囲である。幾つかの実施形態では、ポリ(9,9−ジオクチルフルオレン)及びそのコポリマーのような電界発光性ポリマー、例えばF8−TFBなどを前記ポリマーとブレンドし得る。
これらのポリマーは、適当なジハロ及びジボロネート/ジボロン酸で置換されたモノマーのSuzukiカップリング、並びにYamamotoカップリングを始めとする、ポリフルオレンを作成するための当技術分野で公知の方法によって製造することができる。米国特許第5708130号、同第6169163号、同第6512083号及び同第6900285号にはフルオレンサブユニットを含有するポリマーの合成が記載されている。
有機発光デバイスを例とするオプトエレクトロニクスデバイスは、通例、最も簡単な場合でアノード層及び対応するカソード層をこれらのアノードとカソードの間に配置された有機電界発光層と共に含む複数の層を含んでいる。これらの電極間に電圧バイアスを加えると、カソードにより電子が電界発光層に注入され、一方電界発光層から電子が除去される(又は、「正孔(ホール)」がアノードから電界発光層に「注入される」)。発光は電界発光層内で正孔が電子と結合して一重項又は三重項の励起子を形成すると起こり、一重項励起子として起こる発光は放射減衰によりエネルギーを環境に移す。本発明のオプトエレクトロニクスデバイスは、本発明のポリマー組成物から構成される有機電界発光層を含んでいる。
アノード、カソード及び発光材料に加えて有機発光デバイス内に存在し得る他の構成要素として、正孔注入層、電子注入層及び電子輸送層がある。電子輸送層はカソードと接触している必要はなく、多くの場合電子輸送層は有効な正孔輸送体ではなく、従って正孔がカソードの方に移行するのを遮断するように働く。電子輸送層を含む有機発光デバイスの動作中、電子輸送層に存在する電荷運搬体(すなわち正孔と電子)の大部分は電子であり、発光は電子輸送層内に存在する正孔と電子の再結合によって起こることができる。有機発光デバイス内に存在し得る追加の構成要素には、正孔輸送層、正孔輸送性放出(放出性)層及び電子輸送性放出(放出性)層がある。
有機電界発光層は、有機発光デバイス内で、作動の際電子と正孔の両方をかなりの濃度で含有し、励起子形成及び発光の場所を提供する層である。正孔注入層は、アノードと接触していて、アノードからOLEDの内部の層への正孔の注入を促進する層であり、電子注入層は、カソードと接触していて、カソードからOLEDへの電子の注入を促進する層であり、電子輸送層は、カソードから電荷再結合場所への電子の伝導を助長する層である。正孔輸送層は、OLEDが動作しているときアノードから電荷再結合場所への正孔の伝導を助長する層であり、アノードと接触している必要はない。正孔輸送性放出層は、OLEDが動作しているとき正孔の電荷再結合場所への伝導を助長する層であって、この層では電荷運搬体の大部分が正孔であり、放出は、残りの電子との再結合によってだけではなく、そのデバイス内のどこかの電荷再結合ゾーンからのエネルギーの移動によっても起こる。電子輸送性放出層は、OLEDが動作しているとき電荷再結合場所への電子の伝導を助長する層であって、この層では電荷運搬体の大部分が電子であり、放出は、残りの正孔との再結合によってだけではなく、そのデバイスのどこかの電荷再結合ゾーンからのエネルギーの移動によっても起こる。
アノードとしての使用に適した材料としては、4点プローブ法で測定して少なくとも約100オーム/平方のバルク伝導率を有する材料がある。酸化インジウムスズ(ITO)は、光の透過に対して実質的に透明であり、従って電子活性有機層から放出された光の逃散を助長するので、アノードとして使用されることが多い。アノード層として利用し得るその他の材料には、酸化スズ、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化インジウム亜鉛、亜鉛インジウムスズ酸化物、酸化アンチモン及びこれらの混合物が含まれる。
カソードとしての使用に適した材料には、負電荷運搬体(電子)をOLEDの内側の層に注入することができるゼロ原子価金属がある。カソード20としての使用に適した様々なゼロ原子価金属として、K、Li、Na、Cs、Mg、Ca、Sr、Ba、Al、Ag、Au、In、Sn、Zn、Zr、Sc、Y、ランタニド系列の元素、これらの合金及びこれらの混合物がある。カソード層としての使用に適切な合金材料には、Ag−Mg、Al−Li、In−Mg、Al−Ca及びAl−Au合金がある。層状の非合金構造体、例えば、アルミニウム又は銀のようなゼロ原子価金属の厚めの層により覆われたカルシウムのような金属又はLiFのような金属フッ化物の薄い層も、カソードに使用することができる。特に、カソードは1種類の原子価0の金属、特にアルミニウム金属から構成できる。
正孔注入層に使用するのに適した材料として、H.C.Stark社からBAYTRON(登録商標)という商標名で市販されている3,4−エチレンジオキシチオフェン(PEDOT)及びPEDOTとポリスチレンスルホネート(PSS)のブレンド、並びにAir Products社から市販されているチエノ[3,4b]チオフェン(TT)モノマーに由来するポリマーがある。
正孔輸送層に使用するのに適した材料として、1,1−ビス((ジ−4−トリルアミノ)フェニル)シクロヘキサン、N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−N,N’−ビス(4−エチルフェニル)−(1,1’−(3,3’−ジメチル)ビフェニル)−4,4’−ジアミン、テトラキス−(3−メチルフェニル)−N,N,N’,N’−2,5−フェニレンジアミン、フェニル−4−N,N−ジフェニルアミノスチレン、p−(ジエチルアミノ)ベンズアルデヒドジフェニルヒドラゾン、トリフェニルアミン、1−フェニル−3−(p−(ジエチルアミノ)スチリル)−5−(p−(ジエチルアミノ)フェニル)ピラゾリン、1,2−トランス−ビス(9H−カルバゾール−9−イル)シクロブタン、N,N,N’,N’−テトラキス(4−メチルフェニル)−(1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン、銅フタロシアニン、ポリビニルカルバゾール、(フェニルメチル)ポリシラン、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)、ポリアニリン、ポリビニルカルバゾール、トリアリールジアミン、テトラフェニルジアミン、芳香族第三アミン、ヒドラゾン誘導体、カルバゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、アミノ基を有するオキサジアゾール誘導体及び米国特許第6023371号に開示されているポリチオフェンがある。
電子輸送層としての使用に適した材料としては、ポリ(9,9−ジオクチルフルオレン)、トリス(8−ヒドロキシキノラト)アルミニウム(Alq3)、2,9−ジメチル−4,7−ジフェニル−1,1−フェナントロリン、4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン、2−(4−ビフェニリル)−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、3−(4−ビフェニリル)−4−フェニル−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,2,4−トリアゾール、1,3,4−オキサジアゾール含有ポリマー、1,3,4−トリアゾール含有ポリマー、キノキサリン含有ポリマー及びシアノ−PPVがある。
リガンド合成
実施例1
ピロール−2−カルボキシアルデヒド(Aldrich、1.0g、10.51mmol)と4−ブロモアニリン(Aldrich、1.81g、10.52mmol)の無水エタノール(5mL)溶液を調製し、22℃で14時間混合した。形成されたオフホワイトの固体沈殿を真空濾過で回収した(1.47g、6mmol、56%収率)。生成物の1H−及び13C−NMRによる分析は、所望の生成物N−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)−4−ブロモアニリンの生成と一致した。
実施例2
ピロール−2−カルボキシアルデヒド(Aldrich、1.0g、10.51mmol)とチラミン(Aldrich、1.44g、10.51mmol)の無水エタノール(5mL)溶液を調製し、22℃で14時間混合した。形成されたオフホワイトの固体沈殿を真空濾過で回収した(1.22g、5.7mmol、54%収率)。生成物の1H−及び13C−NMRによる分析は所望の生成物4−(2−((1H−ピロール−2−イル)メチレンアミノ)エチル)フェノールの生成と一致した。
実施例3
ピロール−2−カルボキシアルデヒド(Aldrich、1.0g、10.51mmol)とセリノール(Aldrich、0.96g、10.51mmol)の無水エタノール(5mL)溶液を調製し、22℃で14時間混合した。ロータリエバボレータでエタノールを除去して淡黄色の油生成物を得た(1.2g、5.7mmol、54%収率)。1H−及び13C−NMRによる生成物の分析は所望のイミンの生成と一致した。
実施例4
ピロール−2−カルボキシアルデヒド(Aldrich、1.0g、10.51mmol)とシクロヘキシルアミン(Aldrich、1.04g、10.51mmol)の無水エタノール(5mL)溶液を調製し、22℃で14時間混合した。ロータリエバボレータでエタノールを除去して、淡黄色の油生成物を得た(1.1g、5.7mmol、54%収率)。1H−及び13C−NMRによる生成物の分析は所望のイミンの生成と一致した。
実施例5
ピロール−2−カルボキシアルデヒド(Aldrich、1.0g、10.51mmol)とエタノールアミン塩酸塩(Aldrich、1.03g、10.51mmol)の無水エタノール(5mL)溶液を調製し、22℃で14時間混合した。ロータリエバボレータでエタノールを除去して濃黒色の油生成物を得た。1H−及び13C−NMRによる生成物の分析は所望のイミンの生成と一致しなかった。
リガンドのコンビナトリアル合成
一般法A
エタノール中でのイミンリガンドの一般的合成手順
Chemspeed自動化ワークステーションの異なるウェルに、以下に記載する6種のアミンを1.3mmol加えた。次いで、5mLの乾燥エタノールをN2下で加えた。次に、反応器を300rpmで25℃において10分ボルテックス混合した。1H−ピロール−2−カルバルデヒドのストック溶液(29.9mL無水EtOH中1134mg)をChemspeed自動化ワークステーションに入れた。Chemspeed自動化ワークステーションの液体処理機により、アミンを含有する各ウェルに、1.3mmolの1H−ピロール−2−カルバルデヒド(〜3.3mL)を配分した。ボルテックス混合を850rpmに上げ、温度を10時間で75℃に上げた。その後、ボルテックス混合を300rpmに下げ、温度を25℃に下げた。
一般法B
上記と類似の手順を用いて、〜100mgの活性化4Aシーブ(篩)、1.3mmolの以下に記載する4種のアミン及び5mLの乾燥トルエンをChemspeed反応器の異なるウェルに入れた。1H−ピロール−2−カルバルデヒドのストック溶液(19.77mLの乾燥トルエン中799mg)をChemspeed自動化ワークステーションに入れた。このChemspeed自動化ワークステーションの液体処理機により、アミンを含有する各ウェルに、1.3mmolの1H−ピロール−2−カルバルデヒド(〜2.9mL)を配分した。ボルテックス混合を850rpmに上げ、温度を10時間で75℃に上げた。その後、ボルテックス混合を300rpmに下げ、温度を25℃に下げた。
精製
ワークアップ
イミンリガンドの4−((1H−ピロール−2−イル)メチレンアミノ)−3,5−ジメチルフェノール及びN−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)−2,6−ジメチルアニリンの場合、不純な反応混合物を次の段階に使用するのが最も簡単であり、従ってさらなる精製をしない(トルエン経路の場合は4Aシーブを濾過で除去した)ことが決定された。他のリガンドの場合(経路に関係なく)、溶液を45ミクロンフィルターに通して濾過し、窒素流下で溶媒を除去した。少量のエタノールを用いて残渣を再溶解し、1.5gのシリカゲルを各反応液に加えた。真空下でエタノールを除去し、シリカゲルを用いてCombi−フラッシュクロマトグラフィー系にかけた。ここで、リガンドが精製された(酢酸エチル/ヘキサン勾配)。生成物を含有する画分を合わせ、溶媒を除去した。得られた固体をNMR(d6−DMSO)により同定した。
実施例6
上記一般法Bを用いて、4−ビニルアニリンをN−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)−4−ビニルアニリンに変換した。
実施例7
上記一般法Bを用いて、アリルアミンをN−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)プロプ−2−エン−1−アミンに変換した。
実施例8
上記一般法Bを用いて、2,6−ジメチルアニリンをN−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)−2,6−ジメチルアニリンに変換した。
実施例9
上記一般法Bを用いて、4−アミノ−3,5−ジメチルフェノールを4−((1H−ピロール−2−イル)メチレンアミノ)−3,5−ジメチルフェノールに変換した。
燐光性錯体の合成
実施例10
[(4,6−ジフルオロフェニル)−ピリジナト−N,C22IrCl二量体(American Dye Source、0.25g、0.20mmol)を、4−(2−((1H−ピロール−2−イル)メチレンアミノ)エチル)フェノール(実施例2、0.102g、0.48mmol)及び炭酸ナトリウム(Aldrich、0.25g、過剰)を含有する6mLのジメチルホルムアミドに溶解した。この溶液を14時間で85℃まで加熱した。溶液を22℃に冷却し、濾過して炭酸ナトリウムから分離した。ヘキサン中に滴下することにより、黄色の微晶質固体が生成した(170mg、53%収率)。構造は1H−及び13C−NMRで確かめた。
実施例11
[(4,6−ジフルオロフェニル)−ピリジナト−N,C22IrCl二量体(American Dye Source、0.25g、0.20mmol)を、N−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)−4−ブロモアニリン(実施例1、0.130g、0.48mmol)及び炭酸ナトリウム(Aldrich、0.25g、過剰)を含有する6mLのジメチルホルムアミドに溶解した。この溶液を14時間で85℃まで加熱した。溶液を22℃に冷却し、濾過して炭酸ナトリウムから分離した。ヘキサン中に滴下することにより、黄色の微晶質固体が生成した(194mg、58%収率)その構造は1H−及び13C−NMRにより確かめた。
燐光性錯体のコンビナトリアル合成
一般法C
以下の手順を用いて、上記実施例6−9のリガンドをTHF/トルエン中で2種のIr錯体[(4,6−F2ppy)2IrCl]2及び[(ppy)2IrCl]2と独立して反応させた。固体又はトルエン溶液としての各リガンド(300 モル)を220mgのNa2CO3と共にChemspeed反応器に入れた。トルエンを加えて総体積を5mLとした。これらのIr二量体はTHF(100 モルの二量体)からスラリーとして加えた。THFを加えて総体積を10mLとした。chemspeed反応器を850rpmで14時間85℃でボルテックス混合した。次に、この溶液を45ミクロンのフィルターを通して濾過し、THFで洗浄した。THFを除去し、残渣を最小量のTHFに再溶解した。その後、シリカゲル(1.5g)を加え、真空下でTHFを除去した。シリカゲルを用いてCombiフラッシュクロマトグラフィー系にかけたところ、錯体(下記参照)が精製した(酢酸エチル/ヘキサン勾配)である。生成物を含有する画分を合わせ、溶媒を除去した。この残渣をクロロホルム/ヘキサンから再結晶させ、NMR分光法により生成物を同定した。
実施例12
上記一般法Cに従って、N−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)プロプ−2−エン−1−アミン(実施例7)と[(4,6−ジフルオロフェニル)−ピリジナト−N,C22IrCl二量体の反応により、所望の生成物を得た(83mg、59%収率)。
実施例13
上記一般法Cに従って、N−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)−4−ビニルアニリン(実施例6)と[(4,6−ジフルオロフェニル)−ピリジナト−N,C22IrCl二量体の反応により、所望の生成物を得た(89mg、58%収率)。
実施例14
上記一般法Cに従って、N−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)−2,6−ジメチルアニリン(実施例8)と[(4,6−ジフルオロフェニル)−ピリジナト−N,C22IrCl二量体の反応により、所望の生成物を得た。
実施例15
上記一般法Cに従って、4−((1H−ピロール−2−イル)メチレンアミノ)−3,5−ジメチルフェノール(実施例9)と[(4,6−ジフルオロフェニル)−ピリジナト−N,C22IrCl二量体の反応により、所望の生成物を得た。
実施例16
上記一般法Cに従って、N−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)−4−ブロモアニリン(実施例1)と[(フェニルピリジナト−N,C22IrCl二量体の反応により、所望の生成物を得た。
実施例17
上記一般法Cに従って、4−(2−((1H−ピロール−2−イル)メチレンアミノ)エチル)フェノール(実施例2)と[(フェニルピリジナト−N,C22IrCl二量体の反応により、所望の生成物を得た。
実施例18
上記一般法Cに従って、N−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)プロプ−2−エン−1−アミン(実施例7)と[(フェニルピリジナト−N,C22IrCl二量体の
反応により、所望の生成物を得た。
実施例19
上記一般法Cに従って、N−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)−4−ビニルアニリン(実施例6)と[(フェニルピリジナト−N,C22IrCl二量体の反応により、所望の生成物を得た。
実施例20
上記一般法Cに従って、N−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)−2,6−ジメチルアニリン(実施例8)と[(フェニルピリジナト−N,C22IrCl二量体の反応により、所望の生成物を得た。
実施例21
上記一般法Cに従って、4−((1H−ピロール−2−イル)メチレンアミノ)−3,5−ジメチルフェノール(実施例9)と[(フェニルピリジナト−N,C22IrCl二量体の反応により、所望の生成物を得た。
本明細書では、本発明の幾つかの特徴のみを例示し説明して来たが、当業者には多くの修正と変更が思い当たるであろう。従って、特許請求の範囲は、本発明の真の思想内に入るかかる修正と変更を全て包含するものである。

Claims (23)

  1. 次式Iの金属錯体を含む少なくとも1つの層を有するオプトエレクトロニクスデバイス。
    式中、MはIr、Co又はRhであり、
    はシクロメタル化リガンドであり、
    1は水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、
    2は水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキルであり、
    1及びR2の少なくとも1つは水素ではない。
  2. シクロメタル化リガンドがフェニルピリジン又はジフルオロフェニルピリジンである、請求項1記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  3. MがIrである、請求項1記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  4. 2が水素である、請求項1記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  5. 1が置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルである、請求項1記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  6. 置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルの少なくとも1つの置換基が重合性基である、請求項5記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  7. 重合性基がハロ、ヒドロキシル、ビニル、アリル、ビニルオキシ、アリルオキシ、(メタ)アクリレート、アルキルシロキシ又はこれらの組合せである、請求項6記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  8. 1が次式のものから選択される、請求項1記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  9. 金属錯体が次式のものである、請求項1記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  10. 少なくとも1つの層が、式Iの金属錯体から誘導される構造又は末端単位を有するポリマーを含んでなる、請求項6記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  11. ポリマーがさらに、フルオレン又は置換されたフルオレンから誘導される構造単位を含む、請求項10記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  12. 次式IAの少なくとも1種の金属錯体から誘導される側基又は末端基を有するポリマーを含む少なくとも1つの層を有するオプトエレクトロニクスデバイス。
    式中、
    MはIr、Co又はRhであり、
    はシクロメタル化リガンドであり、
    1aは水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、
    2aは水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、
    1a及びR2aの少なくとも1つは置換アルキル、置換アリール、置換アリールアルキルであり、置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルの少なくとも1つの置換基は重合性基である。
  13. 置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルの少なくとも1つの置換基がハロ、ヒドロキシ、アルコキシシリル、ビニル又は(メタ)アクリレートである、請求項12記載のオプトエレクトロニクスデバイス。
  14. 次式Iの金属錯体。
    式中、MはIr、Co又はRhであり、
    はシクロメタル化リガンドであり、
    1は水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、
    2は水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキルであり、
    1及びR2の少なくとも1つは水素ではない。
  15. MがIrである、請求項14記載の金属錯体。
  16. 置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルの少なくとも1つの置換基が重合性基である、請求項14記載の金属錯体。
  17. 重合性基がハロ、ヒドロキシル、ビニル、アリル、ビニルオキシ、アリルオキシ、(メタ)アクリレート、アルキルシロキシ又はこれらの組合せである、請求項15記載の金属錯体。
  18. 1が次式のものから選択される、請求項14記載の金属錯体。
  19. シクロメタル化リガンドがフェニルピリジン又はジフルオロフェニルピリジンがある、請求項14記載の金属錯体。
  20. 金属錯体が次式のものから選択される、請求項14記載の金属錯体。
  21. 次式IAの金属錯体から誘導される構造又は末端単位を有するポリマー。
    式中、
    MはIr、Co又はRhであり、
    はシクロメタル化リガンドであり、
    1aは水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、
    2aは水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル又は置換アリールアルキルであり、
    1a及びR2aの少なくとも1つは置換アルキル、置換アリール、置換アリールアルキルであり、置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルの少なくとも1つの置換基は重合性基である。
  22. さらに、フルオレン又は置換されたフルオレンから誘導される構造単位を含む、請求項21記載のポリマー。
  23. 置換アルキル、置換アリール又は置換アリールアルキルの少なくとも1つの置換基がハロ、ヒドロキシ、アルコキシシリル、ビニル又は(メタ)アクリレートである、請求項21記載のポリマー。
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