JP2012507335A - 細胞媒介免疫機能を強化させたled光源を設置してなされた光照射装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、光線領域のうち尖頭値が所定値を有する波長を有する光線を照射する光源を用いて、細胞媒介免疫機能を増進させる光照射装置及びそれを利用する方法を提供することにある。本発明の目的は、免疫機能を強化するように生体を反応させる情報解読タンパク質構造を活性化させることによって、Tリンパ球が主観する細胞媒介免疫体系に有益な影響を与える尖頭値が610±20nm、710±30nmである短波長の光線のうち、一つの非干渉性光線を生体全体または局部的に照射するようにした光照射装置と、この装置を用いて免疫機能を増進させるようにする光照射方法によって達成される。

Description

本発明は、光線領域のうち単一波長を有する光線を照射するLED光源を用いて、細胞媒介免疫機能を強化させたLED光源を設置してなされた光照射装置に関する。
免疫機能は、日常生活で過度な運動、ストレス、疾病などによって大きく弱化され、健康の代表的な尺度として使われる。
免疫機能の増進は、身体のストレスをさらによく克服可能にし、全般的な健康状態を向上させることによって、細菌、真菌、ウイルスなどの病原性微生物からの感染を抑制し、既に感染された個体の場合には、疾病を克服して健康を回復できるように助ける。
可視光線が生体に及ぼす局所的な、または全身的な効果に対して今まで多様な研究がなされ、特に、新生児黄疸、微細血流循環の改善、傷の治癒の促進、痛症緩和、概日周期の調節などについて多くの結果が報告された。
このような理由のために、最近、可視光線を利用した治療療法が医療分野で自然医学を代表する新たなトレンドとして位置づけられている。
1980年代の後半に、このような可視光線治療療法は、代替医学の新たな可能性として脚光を浴びるようになり、その技術分野も刮目に値する進展を見せているが、光線または光が肉体的、精神的健康だけではなく、日常の気持ちにも重大な影響を及ぼすということは周知の事実である。例えば、低波長狭帯域幅の光線を用いた低密度光線治療(LLLT;Low Level Light Therapy)は、痛症緩和及び傷の治療に効果があるということが広く立証された。
可視光線と免疫機能との関連性についての研究を要約すれば、次の通りである。
免疫機能は、大きく二つの領域に区分して定義されるが、一つは、兔疫グロブリンなどの抗体と関連した体液免疫であり、他の一つは、主にTリンパ球が関係する細胞媒介性免疫である。
可視光線は、この二つの領域にいずれも影響を与えることができる。
免疫機能と関連して紫外線波長帯の光線照射は、主に皮膚を媒介にする反応を示すが、これは短波長の紫外線は真皮層を通過できないためであり、主に皮膚に表われる細胞媒介免疫を抑制する方に作用する。
可視光線帯の波長(380〜780nm)は、表皮と真皮とを突き抜けて数mmの深さを経て表層血管に到逹するので、照射された部位に局限せずに全体血液に対する全身的な光調節作用を誘導することができる。
Samoilovaらの研究(2004)によれば、可視光線は、紫外線とは異なって少量の血球細胞の構造的、機能的変化が血管を通じて即時全体循環血液プールに伝達される。
Zhevago(2004)らは、可視光線の照射によって血清免疫グロブリン濃度が変わり、兔疫グロブリンMと兔疫グロブリンAとのレベルが急増するということを報告した。
また、Kubasova(1995)らは、試験管内でのリンパ球の培養時、低エネルギー密度の可視光線と赤外線とが組合わせられた光線を照射する場合、リンパ球芽細胞の形成が増加するということを観察した。
Mach(1999)らは、可視光線による傷の治癒の促進効果に対して細胞媒介免疫の中心的機能を担当するTリンパ球が重要な役割を果たすと報告した。
Takezaki(2006)らは、630nm波長の可視光線を皮膚に8週間照射した後、皮膚組職検査を行った結果、当該局所皮膚領域に局所的にTリンパ球が集まれる現象を報告した。
また、可視光線領域帯の各波長の特性がそれぞれ異なって、光力学治療(photodynamic therapy)での場合、使う可視光線の波長と減作剤によって免疫機能を強化させたり抑制したりする。
参考までに、紫外線領域に該当するUVAまたはUVBは、主に免疫を抑制する特性を示し、接触皮膚炎や遅延性過敏反応などの治療に利用される。
このような資料をまとめれば、光線の生物学的作用は、波長と照射エネルギーとによって決定されると言える。
本発明者は、可視光線を利用した光線治療療法についての研究中に、特定単一波長帯の可視光線が情報を解読するタンパク質構造を活性化させてTリンパ球が主観する細胞媒介免疫に影響を与えるようになるという点と、このような単一波長帯の可視光線は、従来の可視光線療法に比べて免疫機能を強化させるのに格段の効果があるということを発見し、それに基づいて本発明を完成した。
しかし、特定波長帯用及び光の干渉性、そして、使用エネルギー密度面で全然異なり、低波長狭帯域幅の光線を活用した低密度光線治療技術が生体の局所部位に影響を与え、一方、本発明は、生体全体的に作用する細胞媒介免疫を強化する単一波長帯域の可視光線を使うという特性を有する。
本発明が解決しようとする課題は、免疫機能を強化するように生体を反応させる情報解読タンパク質構造を活性化させることによって、Tリンパ球が主観する細胞媒介免疫体系に有益な影響を与える特定単一波長帯の光線を生体に照射するLED光源を設置してなされた光照射装置を提供することにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、可視光線領域のうち、特定単一波長帯の光線を提供する装置を便利に携帯して日常生活で持続的に使うようにすることにある。
本発明が解決しようとするまた他の課題は、可視光線領域のうち、単一波長帯の光線を提供する手段を各種機器に具備させることによって、例えば、バックライトユニットの光源として利用するか、モニターを含めたディスプレイヤー及び携帯電話などの装置に設置することによって、日常生活で営む過程で自然に免疫機能を強化させることにある。
本発明の目的は、免疫機能を強化するように生体を反応させる情報解読タンパク質構造を活性化させることによって、Tリンパ球が主観する細胞媒介免疫体系に有益な影響を与える尖頭値が710nm(Full Width at Half Maximum=50nm)である短波長のLED光線を照射出力0.01〜20mWで照射させることによって、細胞媒介免疫機能を強化させたLED光源を設置してなされた光照射装置によって達成される。
前記LED光線の短波長は、尖頭値が710nm(Full Width at Half Maximum=50nm)であり、照射出力は0.01〜20mWであることが望ましい。
尖頭値が710nm(Full Width at Half Maximum=50nm)である波長帯のLED光線を生体に照射すれば、Tリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能を強化する本発明の光照射手段は、多様な製品に利用されると予想される。
例えば、照明手段として使われる建物の室内灯、車両の室内灯、車両の計器盤を本体として構成し、この本体に光源として本発明の710nm波長帯の光線を照射するLEDを使えば、Tリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能の増進に格段の効果がある単一波長の光線を、活動に差し支えを与えない環境下で生体に照射することができると期待する。
また、本発明の本体10に装着手段30を付け加えるだけで、周辺にある構造物(モニターを含めた電子製品、机など)に設置して使うこともできる。
本発明の光照射装置を示す図である。 本発明の610±20nm光線の波長帯を示す図である。 本発明の710±30nm光線の波長帯を示す図である。 PCR結果物を光線照射後、標本から獲得して臭化エチジウム(ethidium bromide)で染色してアガロースゲル(agarose gel)に可視化した図である。 本発明の実験前CD4+Tリンパ球とCD8+Tリンパ球との分布を柔細胞分析器を用いて測定した結果を示す図である。 本発明の実験後、CD4+Tリンパ球とCD8+Tリンパ球との分布を柔細胞分析器を用いて測定した結果を示す図である。 光照射後、代表的な柔細胞分析資料である。 実験群に対して5週間光照射を中止後、CD4+Tリンパ球とCD8+Tリンパ球との分布を柔細胞分析器を用いて測定した結果を示す図である。 本発明の光照射装置をモニターに装着した状態を示す例示図である。 一般的なLCDモニターから照射される光の波長帯を示す図である。 一般的な携帯電話から照射される光の波長帯を示す図である。
本発明の実施のための具体的な内容を詳しく説明すれば、次の通りである。
図1は、本発明の光照射装置を示す実施例示図であって、これは本体10に尖頭値が710nm(Full Width at Half Maximum=50nm)である短波長の光線を前面に照射する光源であるLED20を設置してなされたものである。
図2は、本発明の光照射装置から尖頭値が610nmであるLEDの光波長帯を示すグラフであり、図3は、本発明の光照射装置から尖頭値が710nmであるLEDの光波長帯を示すグラフである。
本発明の本体10には、前記LED20によって照射される光線の尖頭値が610±20nmまたは710±30nmである波長帯域と光エネルギーを保持できるように制御するコントロール手段が備えられるということはいうまでもない。
前記LED20から照射される光線の照射出力は、0.01〜20mWである。
このような本発明の光照射装置を用いて免疫体系を強化させるためには、光エネルギー(=単一線量の時間(T)×光パワー密度(P))が0.5mJcm−2〈T×P〈5Jcm−2の範囲を満足させるように照射する時、免疫機能を望ましく強化させる結果を得た。
本発明の光照射装置を通じて免疫体系に影響を与えるためには、光線の線量が最小限10μs時間以上照射されなければならず、この時の光照射出力は0.01〜20mWであり、光パワー密度は5μWcm−2〜5kWcm−2範囲を有する。
本願発明者は、本発明の光照射装置が免疫機能に及ぼす影響を確認するために、下記のような過程を経た。
〔動物及び動物管理〕
病源菌のない状態の35匹の8週齢スプラーグドーリー(Sprague−Dawley)雄ラットを摂氏22℃、12時間明暗周期の飼育室に置いて水と食べ物とを十分に供給した。飼育室は、蛍光灯で照明し、飼育動物は、建国大学生命科學研究院で扱われ、実験プロトコルは、建国大学実験動物管理委員会の承認を受けた。
〔実験に使われた本発明の光照射装置〕
尖頭値が540nm短波長の光線を照射するA装備、尖頭値が610nm短波長の光線を照射するB装備、尖頭値が710nm波長の光線を照射するC装備が使われた。
前記3台の装備は、本発明の出願人が製作したもので光源としてLEDが使われ、照射出力は0.047mWである。
〔照射過程〕
前記実験用ラットのうち、5匹は540nm実験群(A装備)に、11匹は610nm実験群(B装備)に、11匹は710nm実験群(C装備)に、8匹は装備を使っていない対照群に分けた。
対照群の8匹の個体は、飼育室の明周期に合わせて12時間間蛍光灯の照明下に置き、540nmと610nm、710nmの実験群は、飼育室明周期に合わせて本発明の光照射装置であるA装備、B装備、C装備によって12時間LEDの光線を照射させた。
前記のような過程は、28日間連続的に進行した。
〔実験1〕RT−PCR
実験用ラットのしっぽ静脈から採血した1mlの全血でQiaAmp RNA blood mini(Qiagen、ヒルデン、ドイツ)を用いて製造者の指示によってRNAを抽出した。
SuperscriptII(Invitrogen、Branfort、コネチカット、アメリカ)を使って2μgのmRNAが逆転写され、結果的に得られた2μlのcDNAをPCR技術を用いて増幅した。
IL−1β、IL−4、IL−6、IFNγのPCR円状塩基配列は、下記の表1に羅列した。
Figure 2012507335
PCR増幅は、標本を摂氏94℃で2分間変性させた後、30回進行した。
各PCR周期は、摂氏94℃で20秒間融解、摂氏58℃で40秒間冷却、摂氏72℃で1分間延長でなされた。
PCR結果物は、1%アガロースゲルを使って同定した。
〔実験2〕柔細胞分析
ラットから採取した1.5mlの血液でFicoll−paque(AmershamBioscience、ウプサラ、スウェーデン)を用いて単核球を分離した。
試験管当たり5×105個の細胞を0.25μgのPE−conjugated anti−rat−CD4抗体(BD Bioscience Pharmigen、Cambridge、U.K)またはPE−conjugated anti−rat−CD8a抗体(BD Bioscience Pharmigen、Cambridge、U.K)と氷の上で1時間処理した後、リン酸緩衝生理食塩水(phosphate buffered saline、PBS)と5%牛胎児血清(fetal bovine serum)とで2回洗浄した。
柔細胞分析器(FACS Calibur、Beckton−Dickinson、Mountain View、カリフォルニア、アメリカ)で蛍光度を測定し、cell Quest Proプログラム(Beckton−Dickinson、MountainView、カリフォルニア、アメリカ)で分析した。
〔サイトカインに対するRT−PCR(逆転写酵素を利用した重合酵素連鎖反応)結果〕−実験1
図4は、PCR結果物を光線照射後、標本から獲得して臭化エチジウム(ethidium bromide)で染色してアガロースゲル(agarose gel)に可視化したものである。
対照群に比べて610nmと710nm実験群でIL−4のmRNA発現が増加した一方、IFNγは検出されなかった。
IL−1βとIL−6のmRNA発現は、710nm実験群で弱く増加したが、統計的に有意なレベルではなかった。
装備Aを使った540nm実験群は、IL−4、IL−6、IFNγなどの発現において対照群と何らの差もなかった。
これにより、実験2の柔細胞分析は、対照群と610nm、710nm実験群に対してのみ実施して、次のような結果を得た。
〔CD4+/CD8+Tリンパ球分布に対する柔細胞分析結果〕−実験2
対照群と610nm、710nm実験群のCD4+Tリンパ球とCD8+Tリンパ球との分布を柔細胞分析器を用いて測定した結果、CD4+Tリンパ球の百分位分布が710nm群で統計的に有意に増加した一方(p〈0.05)、610nm実験群と対照群では、そのような現象が確認されなかった(図5及び図6参照)。
図5及び図6の実験群の間の差は、一方の分散分析とボンフェロニ手続き(bonferroni procedure)を利用することで得られる。
CD8+の分布は、あらゆる群で有意な差を確認することができなかった。
図7は、代表的な柔細胞分析資料を示す図である。
4週(28日)間光照射を終えた実験群を5週間対照群のように光照射を中止すると710nm LED光照射によって誘導されたCD4+Tリンパ球の増加現象が消えて対照群のような状態に還元された(図8参照)。
柔細胞分析法によって得られた実験結果は、尖頭値が710nmである光照射時、CD4ヘルパーTリンパ球の増殖を誘導するという事実を立証する。
また、RT−PCR技法を用いて核酸レベルでサイトカイン合成を分析して見る時、尖頭値が710nmであるLED光線がCD4ヘルパーT細胞で主に生産されるIL−4 mRNA発現を増加させると表われることによって、柔細胞分析による結果を裏付ける。
一方、尖頭値が710nm短波長LED光線は、CD4+Tリンパ球に対する増殖効果があるにも炎症反応の指標である急性反応タンパク質の強力な誘導物質であるIL−1βとIL−6のようなサイトカインの合成には影響を与えなかった。
尖頭値が610nmであるLED光線も、RT−PCR技法を利用した核酸レベルのサイトカイン分析でIL−4 mRNA発現を増加させることによって、CD4+ヘルパーT細胞の活性化に影響を与えるものと表われたが、710nm波長帯LED光線がさらに選択的に作用してTリンパ球を増殖させる方向に作用した。
したがって、尖頭値が710nm(Full Width at Half Maximum=50nm)である波長帯のLED光線を生体に照射すれば、Tリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能を強化する本発明の光照射手段は、多様な製品に利用されると予想される。
例えば、照明手段として使われる建物の室内灯、車両の室内灯、車両の計器盤を本体として構成し、この本体に光源として本発明の710nm波長帯の光線を照射するLEDを使えば、Tリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能の増進に格段の効果がある単一波長の光線を、活動に差し支えを与えない環境下で生体に照射することができると期待する。
また、本発明の本体10に装着手段30を付け加えるだけで、周辺にある構造物(モニターを含めた電子製品、机など)に設置して使うこともできる。
以上、本発明を実施例に限定して説明したが、これに限定されるものではなく、本発明の技術的思想を外れない範囲内で多様な変形が可能であるということはいうまでもない。
本発明は、細胞媒介免疫機能を強化させたLED光源を設置してなされた光照射装置関連の技術分野に適用可能である。

Claims (7)

  1. 本体の内部に尖頭値が710nm(Full Width at Half Maximum=50nm)である短波長帯の光線を照射するLEDを設置して、このLED光線を生体に照射することによって、Tリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能を強化させたLED光源を設置してなされたことを特徴とする光照射装置。
  2. 前記本体には、構造物に設けられる装着手段がさらに設けられたことを特徴とするTリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能を強化させたLED光源を設置してなされたことを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記本体は、建物の室内灯であることを特徴とするTリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能を強化させたLED光源を設置してなされたことを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  4. 前記本体は、車両の室内灯であることを特徴とするTリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能を強化させたLED光源を設置してなされたことを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  5. 前記本体は、車両の計器盤であることを特徴とするTリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能を強化させたLED光源を設置してなされたことを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  6. 前記LED光線は、生体に照射される照射出力が0.01〜20mWであることを特徴とするTリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能を強化させたLED光源を設置してなされたことを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  7. 前記LED光線は、単一線量の時間(T)×光パワー密度(P)値が0.5mJcm−2〜5Jcm−2の範囲を満足させることによって、Tリンパ球が主観する細胞媒介免疫機能を強化させたLED光源を設置してなされたことを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
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