JP2012505452A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、マン−マシンインターフェースの分野に関する。より詳細には本発明は、コンピュータデバイス、例えば、ワークステーション、デスクトップコンピュータ、タブレットPC、ラップトップコンピュータおよび/またはモバイルデバイスでデータをオーガナイズし、ナビゲートするための、統一されたアプローチを可能にするユーザーインターフェースに関する。
コンピュータまたはモバイルデバイスで情報を検索し、情報をナビゲートすることに、手間のかかる場合がある。ユーザーは、所定のアプリケーションのインターフェースの仕様、例えば、ユーザーインターフェースのコンセプト、ウィンドウズのレイアウトおよびメニュー構造を学ばなければならないだけでなく、アプリケーション内のどこに望む情報が記憶されているか、すなわちアプリケーション内の情報のオーガニゼーションおよびデータモデルも学ばなければならない。使用可能な特徴から、操作される情報タイプを考慮するときに、状況はより複雑となる。例えば、写真をオーガナイズするためのアプリケーション、コンタクトをオーガナイズするためのアプリケーション、音楽をオーガナイズするためのアプリケーション、およびその他の多くのタイプの情報エンティティを操作するためのその他多くのアプリケーションが存在する。このことは、ユーザーはこれらユーザーインターフェースのすべておよびそれらのそれぞれのデータモデルを学び、これに慣れなければならないことを意味する。
特に消費者用コンピュータおよびモバイルデバイスに対しては、使用をより容易にすると共にシステムでの異なるアプリケーションの使用法を学ぶためのユーザーのメンタルコストを下げるのに、データをオーガナイズし、ナビゲートするための統一されたアプローチを有することが明らかに望ましい。
本発明の特徴によれば、少なくとも2つの特別なエンティティのうちの少なくとも1つに関連付けられたエンティティの一組を、スクリーンにディスプレイするためのコンピュータデバイスのプロセッサで実行される方法が記載されている。好ましいことに、この方法はコンピュータシステム、例えば、ワークステーション、デスクトップコンピュータ、ラップトップまたはタブレットPC、またはハンドヘルドもしくは無線デバイス、例えば、モバイルフォンまたはPDAで実行される。この方法は、かかるデバイスのオペレーティングシステムのユーザーインターフェースとして実行できる。スクリーンは、ユーザーが自分の指またはペンを使ってコンピュータデバイスと相互対話できるように、タッチスクリーンとすることが好ましい。相互対話の他の手段として、音による命令も可能である。
この方法は、少なくとも2つの特定のエンティティに関連付けられたエンティティの一組をディスプレイするだけでなく、少なくとも2つの特定のエンティティをディスプレイするのにも使用できる。かかるエンティティは、コンタクトデータベースからのコンタクト;地理データベースからの場所、例えば、当該都市または特別な場所;カレンダーアプリケーションからの時間インスタンス;ファイル記憶アプリケーションからのもの、例えば、ドキュメントファイル、写真ファイル、音楽ファイルおよびビデオファイル;ウェブブラウザアプリケーションからのウェブサイトまたはEメールアプリケーションからのEメールとすることができる。より一般的な用語では、情報エンティティまたはアイテムとも称されるエンティティは、識別目的のためのネームタグを含むデータユニットおよびデータユニットの追加情報または属性を含む複数のコンテント要素とすることができる。例えば、あるエンティティは、人の名前に対応するネームタグおよび複数のコンテント要素または属性、例えば、人のアドレス、電話番号、Eメールアドレスなどを有するコンタクトデータバンク内のコンタクトデータユニットとすることができる。
一般にエンティティは、対応するインデックスまたは関連するインデックスによってスクリーン上に表示されると理解すべきである。例えば、コンタクトエンティティは、エンティティのネームタグを表示するインデックスだけでなく、そのエンティティがコンタクトデータユニットであることの表示によっても表示でき、またはEメールはレターおよび特定のEメールメッセージのサブジェクトフィールドの抄録の画像によって表示できる。
この方法は、少なくとも2つの特定エンティティのインデックス間のスクリーン上での距離を決定するステップを含む。例えば、これら少なくとも2つの特定のエンティティを、それぞれのインデックスによりスクリーン上に表示されるコンタクトエンティティおよびEメールエンティティとすることができる。これら2つのインデックス間のスクリーン上での距離は、双方のインデックス間の物理的または地理的距離として好ましく測定できる。この距離は、例えば、双方のインデックス間のピクセルの数またはセンチメートルの数とすることができる。この距離は、二次元スクリーン上の双方のインデックスの座標に基づいて決定することもできる。
別のステップでは、この方法は、少なくとも2つの特定のエンティティのインデックスの間の、スクリーン上の距離に基づき、エンティティの組を決定でき、そのエンティティの組をスクリーンにディスプレイする。換言すれば、スクリーンにディスプレイされるエンティティの組は、少なくとも2つの特定のエンティティのうちの少なくとも1つに関連付けされ、多少とも少なくとも2つの特定のエンティティのインデックスの間の距離に応じて決まる。一例として、少なくとも2つの特定のエンティティは、コンタクトエンティティおよびEメールエンティティである。双方のエンティティのインデックスが互いに相対的に空間的に接近している場合、エンティティの組は特定のコンタクトエンティティに対応する人物との間で送受信されたEメールメッセージのリストとすることができる。しかしながら、2つの特定のエンティティが相対的に互いに遠くにある場合、Eメールメッセージの送信者または受信者にかかわらず、エンティティの組を最も最近のEメールメッセージのリストとすることができる。
特定のエンティティのうちの少なくとも1つに関連付けられたエンティティの組全体は、多数のエンティティを含むことができることに留意すべきである。例えば、コンタクトデータベース全体は、数百のコンタクトデータユニットを含むことができる。他方、スクリーンサイズが限定されていることにより、ディスプレイされるエンティティの組を制限してもよい。エンティティの組全体から、ディスプレイされるエンティティの組を選択することは、異なる基準に基づくことができる。例えば、各エンティティに対し、スコアを決定し、例えば、高いスコアを有するエンティティを選択することにより、エンティティのスコアに基づき、ディスプレイのためのエンティティの選択を行う。スコアは、エンティティのネームタグのアルファベット順、最も最近に使用したエンティティ、または最も頻繁に利用したエンティティなどの基準を表すことができる。しかしながらこの選択はランダムにしてもよい。更に、エンティティのディスプレイされる組の選択は、少なくとも2つの特定のエンティティのインデックス間の距離に応じて決めてもよい。例えば、特定のEメールエンティティに対し、最も最近に受信したEメールメッセージを、エンティティの1つの組としてスクリーンにディスプレイしてもよい。しかしながら、特定のEメールエンティティの近くに別の特定のコンタクトエンティティが位置する場合、コンタクトエンティティに対応する人物からの最も最近に受信したEメールメッセージのリストに選択を変更してもよい。
本発明の別の特徴によれば、この方法は、少なくとも2つの特定のエンティティのためのインデックスの間の、スクリーン上の距離に基づき、エンティティの組の表示を決定するステップと、決定された表示を使ってエンティティの組をディスプレイするためのステップを更に含むことができる。
エンティティの組の表示は、エンティティの組のグラフィックディスプレイ、例えば、エンティティのディスプレイされた組のフォントサイズ、エンティティの組をディスプレイするのに使用されるインデックス、またはディスプレイのために使用されるカラーを含むことができる。この表示は、エンティティの組のうちのエンティティをディスプレイする順序も含むことができる。
本発明の別の特徴によれば、距離が所定のスレッショルドを下回る場合のみ、距離への依存性が適用される。特定エンティティの各インデックスは、それぞれのインデックスを中心として円を構成する割り当てられたスレッショルド値を有することができる。より一般的な用語で述べれば、各インデックスは、そのインデックスを囲む割り当てられたスレッショルドエリアを有することができる。特定の双方のエンティティがエンティティの一組に与え得る共同的影響力は、双方の特定のエンティティのスレッショルドエリアが重なる場合にしか生じないようにできる。そうでない場合、エンティティのディスプレイされた組には共同的影響力は及ばない。
本発明の別の特徴によれば、この方法は、少なくとも2つの特定のエンティティのうちの1つを、作動されたエンティティとしてエンティティを選択するステップと、少なくとも2つの特定のエンティティのうちの1つのエンティティを影響力のあるエンティティとしてエンティティを選択するステップとを含むことができる。作動されたエンティティは、関連付けられたエンティティの所定のリストをディスプレイするように、ユーザーがクリックオンしたエンティティとすることができる。例えば、作動されたエンティティは、コンタクトリストエンティティ、例えば、最もよく使用されたコンタクトエンティティの1つの組をディスプレイするように、クリックされた、コンタクトエンティティのデータベース全体を示すエンティティとすることができる。他方、影響力のあるエンティティは、Eメールリストエンティティ、例えば、Eメールメッセージのデータベース全体を示すエンティティとすることができる。
「作動された」なる用語は、情報エンティティに関連付けられたインデックスの作動および/または情報エンティティ自身の作動の双方を意味し得ると理解すべきである。実際に双方の作動活動をリンクすることができる。一般に、スクリーンにディスプレイされているインデックスを選択するか、またはクリックすることによって作動が行われる。この作動は、ユーザーの指でスクリーン上のインデックスに触れることによっても行うことができる。この作動は、インデックスに触れている間、維持してもよいし、または個々のクリックまたは接触によってオンオフに切り換えてもよい。作動されたインデックスは、インデックスおよび通常関連付けられたエンティティも作動されたことをユーザーが知るように、作動されていないインデックスと外観が異なることが多い。従って、本書では、「作動されたエンティティ」なる用語は、関連付けたれたインデックスの作動も含むことができ、「作動されたインデックス」なる用語と同等な意味がある。このことは、「影響力のあるエンティティ」および「影響力のあるインデックス」なる用語にも同じように当てはまることに留意すべきである。
この方法は更に、エンティティの第1の組と作動されたエンティティとを関連付け、更にエンティティの第2の組と影響力のあるエンティティとを関連付けることができる。上記例では、コンタクトリストエンティティのうちのエンティティの第1の組を、最も頻繁に使用されたコンタクトエンティティのリストとすることができる。他方、エンティティの第2のリストを、最も最近送受信されたEメールメッセージの組とすることができる。次に、この方法はエンティティの第1の組および第2の組に基づき、ディスプレイすべきエンティティの組および/またはその表示を決定する。この例の次に、最も頻繁に使用されたコンタクトエンティティの組は、最も最近のEメールメッセージのリストによって実際に影響され得る。一実施形態では、エンティティのうちのディスプレイされる組は、最も最近のEメールメッセージのうちの「To」および「From」フィールドに現れるコンタクトエンティティのリストとすることができる。
好ましい実施形態では、関連付けられたエンティティのディスプレイされる組は、エンティティの第1の組に基づくこと、すなわちエンティティの第1の組と同じタイプのエンティティを含むと理解すべきである。しかしながら、エンティティの第2の組は、関連付けられたエンティティのディスプレイされる組に対して選択されたエンティティに影響する。更に、エンティティの第2の組は、エンティティのディスプレイされる組の表示、例えば、グラフィカルディスプレイ、エンティティの順序、またはディスプレイに使用されるリストのタイプに影響する。
本発明の1つの特徴によれば、エンティティの第1の組のエンティティは、関連付けられた第1のスコアを有することができ、エンティティの第2の組のエンティティは、関連付けられた第2のスコアを有することができる。このことは、双方の特定のエンティティ、例えば、作動されたエンティティおよび影響力のあるエンティティだけでなく、それらに関連するエンティティの組も同じタイプのデータユニットである場合に特に有効である。例えば、双方の特定のエンティティをコンタクトエンティティとし、関連付けられたスコアを特定のコンタクトエンティティのユーザーによる選択頻度とすることができる。エンティティは、それと共に記憶されたスコアを有する場合、エンティティの第1および第2の組の第1および第2のスコアに基づき、ディスプレイすべきエンティティの組および/またはその表示を決定できる。例えば、エンティティの第1の組および第2の組が部分的に同じエンティティを含む場合、高いジョイントスコア(ジョイント頻度)を有するエンティティの第1の組と第2の組の組み合わせからのエンティティとして、ディスプレイすべきエンティティの組を選択できる。
別の実施形態では、この方法は、エンティティの第1および第2の組の第1および第2のスコアに基づき、エンティティの組のスコアを計算するステップを更に含むことができる。計算されたスコアに従ってエンティティの組の順序を定め、高く計算されたスコアを有する所定の数のエンティティを、エンティティの組としてディスプレイされるように選択できる。
既に述べたように、エンティティのディスプレイされた組は、多数の方法でスクリーン上に表示できる。例えば、使用頻度、アルファベット順、または時間に従った順序で順序が定められたリストとしてディスプレイしてもよい。この順序が定められたリストは、スクリーン上の水平リストまたは垂直リストとして表示できる。別の表示として、円形リストが挙げられるが、この場合、時計回り方向または反時計回り方向に順序がディスプレイされる。
1つの作動されたエンティティおよびそれに関連付けられたエンティティの組は、インデックスが作動されたエンティティのインデックスの近くまたは近傍にある影響力のある複数のエンティティによって影響され又は作用され得ることにも留意すべきである。この方法は同じように実施可能であり、この場合、少なくとも2つの特定のエンティティから影響力のある複数のエンティティが選択され、エンティティの第2のリストが影響力のある複数のエンティティの各々に関連付けされる。エンティティのディスプレイされる組および/またはその表示を決定するステップは、エンティティの複数の第2の組に基づいて行われる。例えば、作動されたエンティティがEメールリストエンティティであり、一人の所定の人物を各々が示す2つのコンタクトエンティティのインデックスがEメールリストエンティティのインデックスの近くにある場合、エンティティのディスプレイされる組は、2つのコンタクトエンティティによって表示される人物のうちのいずれか一方と最も最近交換されたEメールメッセージのリストとなる。
本発明の別の特徴によれば、本方法は、作動されたエンティティと影響力のあるエンティティとの交換も可能にできる。一般的な用語で述べれば、本方法は、少なくとも2つの特定のエンティティのうちの別の1つのエンティティを作動されたエンティティとして選択するステップと、前に作動されたエンティティを影響力のあるエンティティに自動的にグレードを下げるステップとを含むことができる。例えば、影響力のあるコンタクトエンティティにより、作動されたEメールリストエンティティに影響を与えることができる。作動されたEメールリストエンティティに関連し、コンタクトエンティティによって表示された人物と交換された最新のEメールメッセージを、関連付けられたエンティティの組としてディスプレイする。影響力のあるコンタクトエンティティのインデックスをクリックすることにより、このコンタクトエンティティを作動し、このコンタクトエンティティに関連付けられたエンティティの組をディスプレイすることができる。次に、エンティティのこの組はEメールリストのエンティティにより、このエンティティの組に影響を与え、Eメールリストエンティティは次に、作動されたコンタクトエンティティに対する影響力のあるエンティティとなる。例えば、コンタクトエンティティに関連付けされ、Eメールリストエンティティに影響されるエンティティの組を、コンタクトエンティティによって表示された人物に関連するEメールメッセージ内で、使用されるコンタクトリストとすることができる。
関連付けられたインデックスをクリックする(作動をオンオフに切り換える)か、または関連付けられたインデックスに触れるかのいずれかにより、少なくとも2つの特定のエンティティから複数の作動されるエンティティを選択できることにも留意すべきである。これら複数の作動されるエンティティは、コンピュータデバイスのスクリーン上に置くことができるので、複数の作動されるエンティティのインデックスの間のスクリーン上のそれぞれの距離は、所定のスレッショルド値よりも長く、よって、作動されるエンティティのいずれも、作動されるエンティティのうちの一方に対する影響力のあるエンティティとはならない。換言すれば、複数の作動されるエンティティをスクリーン上に置くことができるので、これらエンティティは、互いに影響し合うことはない。これら影響力のあるエンティティをそれぞれの近くに移動させることにより、影響力のあるエンティティと作動された特定のエンティティとの間の所望する相互対話または関連付けを創出し、関連付けられたエンティティの所望する組を検索することが可能となる。
本発明の別の特徴によれば、本方法は、時間リミットを設定する別のステップも含むことができる。この時間リミットを超え、エンティティのディスプレイされる組のうちのどのエンティティも選択されない場合、エンティティの異なる組のサーチを容易にするサーチ手段がディスプレイされる。エンティティの関連付けが所望する結果を生じさせない場合、このような機能が有益となり得る。次に、所望するデータユニットのネームタグのうちの最初の文字の選択を可能にする、サーチ手段、例えば、アルファベットリストをユーザーに提示できる。
本発明は、少なくとも2つの特定のエンティティのうちの少なくとも1つに関連付けられたエンティティの一組をディスプレイするためのシステムも含む。かかるシステムは、エンティティの組および少なくとも2つの特定のエンティティをディスプレイするためのスクリーンと、少なくとも2つの特定のエンティティのインデックスの間のスクリーン上の距離を決定するための処理手段と、少なくとも2つの特定のエンティティのインデックスの間のスクリーン上の距離に基づいてエンティティの組を決定するための処理手段とを含む。
好ましい実施形態の次の説明から、本発明の目的および特徴が明らかとなろう。添付図面に略図で示されている実施形態を参照することにより、以下、本発明について説明する。
本発明の1つの特徴によれば、ファイルイクスプローラ、コンタクトデータベースおよびミュージックプレイヤーの従来の概念から逸脱しながら、データ構造の複雑さおよびデータを通るナビゲーションを低減するような方法でデータをオーガナイズする。従って、このオーガニゼーションおよびナビゲーションは包括的なものであり、1つの特定フォームのデータ、例えば、写真、音楽、Eメールまたはコンタクトだけに制約されない。
しかしながら、使用ケースまたはシナリオ例の一組に基づき、本発明のオーガニゼーションおよびナビゲーションの原理について説明することが有効である。以下、コンタクトおよびアドレス帳のシナリオに関連して本発明について説明する。特に、本発明の原理に従い、オーガナイズされたコンタクトリストにユーザーがどのようにアクセスするかについて説明する。
一実施形態では、ユーザーに対してコンタクトインデックスまたはアイコンが提示される。次の図1〜5では、かかるコンタクトインデックスは、それぞれ参照符号100、200、300、400、500として表示されている。これらコンタクトインデックスは、コンピュータスクリーン、タッチスクリーン、ヘッドアップディスプレイ、モバイルフォンのスクリーンなどでユーザーに提示できる。上記のように、図1〜5に示された例は、コンタクトフォルダおよびそれらの特定のデータに対する例にすぎず、本発明の一般的原理およびその結果得られる方法およびシステムに対する限定であると理解すべきではない。従って、一般的な用語で述べれば、コンタクトインデックスは、任意の種類の情報エンティティに関連付けられたインデックスとして理解すべきである。
図2に示されるように、ユーザーが、例えば、マウスボタンを押すか、またはタッチスクリーン上の情報エンティティ200に手でタッチすることにより、情報エンティティ200を作動した場合、トップのN個、図2内では8個の関連付けられた情報エンティティ210が示される。作動された情報エンティティ200を、作動エンティティとも称す。本例では、関連付けられた情報エンティティ210のこの組は、最も頻繁にユーザーが働きかけるコンタクトの組とすることができる。ユーザーにディスプレイされる関連付けられた情報エンティティの数は、変わってもよいと理解すべきである。更に、関連付けられた情報エンティティの表示および順序は、複数の設計ルールに従うことができる。例えば、関連付けられた情報エンティティの組を垂直リストまたは水平リストで表示してもよいし、または図2では点線で示されるように、リング状に表示し、このリング上で時計回り方向に、関連付けられた情報エンティティを表示している。次の記載では、「リスト」なる用語は、これらすべてのタイプの表示を含むと理解すべきである。更に、情報エンティティの組の表示は、使用頻度に応じて決めることができるので、例えば、リング上の1時の位置は、最も頻度の高いエンティティを示し、11時の位置は、8番目に頻度の高いエンティティを示すようにすることができる。明らかに、すべてのタイプのリストに対して、かかる種類または順序を提供できる。一般に、かかるリストを順序の定められたリストと称す。
更に、関連付けられたアイテムまたはエンティティの組全体と関連付けられたエンティティのディスプレイされた組またはリストとを区別すべきであることを理解すべきである。より一般的な用語で述べれば、関連付けられたエンティティの組全体は、Mの一組を含むことができるが、デバイススクリーンにはN個の関連付けられたエンティティのサブセットだけがディスプレイされる。すなわちMは一般にN以上である。
次のステップでは、ユーザーは、例えば、特定の選択されたエンティティに働くよう、ディスプレイされたリストから関連付けられた情報エンティティのうちの1つを選択し、抽出できる。図3に示された本例では、頂部の8つのコンタクト300のうちの円形表示310から、参照番号320で表示された「ユーゲニア(Eugenia)」と名称のついたエンティティがドラグアウトされている。使用するケースの例として、ユーザーはコンタクトエンティティ320の詳細なコンタクト情報にアクセスするかまたは電話をするためにコンタクトエンティティ320を使用し、エンティティ320に関連付けられた人物にEメールを書くか、ショートメッセージを送るために、ユーザーは選択されたコンタクトエンティティ320を利用できる。一般的な用語で述べれば、選択されたコンタクトエンティティ320に所定の機能またはアクションを実施するか、関連付けすることができる。かかる機能の他の例として、選択されたミュージックファイルの演奏、選択された写真または動画のディスプレイ、エンティティに関連付けられたデータの削除または変更などを挙げることができる。
次に図4を参照する。1つの特徴によれば、ディスプレイされた情報エンティティの円形表示410からドラグアウトされ、選択されたエンティティ420と作動された情報エンティティ400との間の距離は、別の情報エンティティを検索するための役割を果たす。例として、距離の影響をトリガーするスレッショルド距離が存在し得る。かかるケースでは、影響力のあるエンティティとも称すドラグされたエンティティ420と作動されたエンティティ400との間の相互対話は、双方のエンティティの間の距離が十分に短いときにしか行われない。かかるスレッショルドは、円形表示410から情報エンティティ420がドラグされている間、見ることのできる、ディスプレイ上の円430としてユーザーに提示できる。一般的な用語で述べれば、作動されたエンティティを囲むスレッショルドエリアの表示は、スレッショルドエリアの境界の近傍内、または完全なスレッショルドエリアの近傍内で、影響力のあるエンティティを移動するときに見ることができる。
図4に示された例では、ドラグアウトされたエンティティ420は円430の外側にあるので、所定のスレッショルドよりも上に位置する。従って、ドラグアウトされたエンティティ420は、ユーザーに示されるコンタクトインデックス400に関連付けられた情報エンティティの組に影響しない。かかるケースでは、ドラグアウトされたエンティティ420により後方に残された円形表示410上の空のスペースを、コンタクトエンティティの完全な順序が定められたリストからの1つの追加エンティティで簡単に満たすことができる。このことは、先の順序、すなわちコンタクトエンティティの使用頻度の順序によって行うことができるので、最も低い頻度のエンティティの位置、例えば、11時の位置に新しく表示された情報エンティティ440がディスプレイされることになる。
他方、図5は、ドラグアウトされたエンティティ520がスレッショルド円530内に位置する例を示す。この場合は、作動されたエンティティ500とドラグされたエンティティ520の間の相互対話をトリガーできる。ユーザーがエンティティ500を作動する場合、ドラグアウトされたエンティティ520の関連付けられたエンティティは、情報エンティティの組およびコンタクトインデックス500に関連してディスプレイされるそれらの順序に影響し得る。例えば、スクリーンにディスプレイされる情報エンティティの変更された組は、「ユーゲニア」、例えば、エンティティ520に対して知られているコンタクトの、順序が定められたリスト510となり得る。異なるエンティティ520がドラグアウトされ、円530内に置かれた場合、リスト510は、異なるように見える可能性がある。
情報エンティティの組から2つ以上のエンティティ520をドラグアウトし、円530内に位置できることにも留意すべきである。かかるケースでは、これらすべてのエンティティは、エンティティの組および順序が定められたリスト510内にディスプレイされたそれらのランクに影響し得る。
更に、作動されたエンティティ500のリスト510上のドラグアウトされたエンティティ(単数または複数)520の距離に応じた影響によって、スレッショルドを置き換えたり、補ったりすることができる。かかるケースでは、作動されたエンティティ500からより遠いエンティティは、エンティティ500に近いエンティティよりも、ディスプレイされたリスト510に対する影響が少ない。
更に、本明細書に記載の方法は、これまで説明したユーザーインターフェースが作動しているシステム内で利用できるすべての情報エンティティに適用できる。かかるシステムを、コンピュータシステムまたはモバイルデバイスまたはPDAとすることができる。かかるケースでは、ドラグアウトされたエンティティ520を作動すると、関連付けられたエンティティのリスト510を明らかにでき、このリストからユーザーは、適当なエンティティを選択できる。例えば、このエンティティを、エンティティ「ユーゲニア」に関連するEメールの組、例えば、彼女に送られたEメールおよび彼女から受信したEメール、エンティティ「ユーゲニア」に関連する写真、アドレス、テキストドキュメントなどとすることができる。換言すれば、作動された異なるエンティティの間で切り換えることが可能である。すなわち第1インスタンスにおいて、影響力のあるエンティティ520により、エンティティ500を作動し、このエンティティに影響を与える間、例えば、エンティティ520を押すか、またはクリックオンすることにより、エンティティ520を作動し、よってエンティティ500のグレードを影響力のあるエンティティに降格させることができる。
更に、ユーザーがトップのN個の情報エンティティと異なる別の情報エンティティを選択し、ドラグするための手段を設けてもよいことに注目されたい。一実施形態では、ユーザーが、情報エンティティ500をクリックオンし、所定の時間の間、ディスプレイされているエンティティのうちの1つを選択しなかった場合にポップアップするような文字リングを設けてもよい。かかるタイムアウトの後で、ユーザーがディスプレイされるエンティティのリスト510を、関連付けられた氏名が特定の文字で始まるようなエンティティに制限できるようにする第2リングが現れるようにできる。ユーザーは次に、所望するエンティティを選択するか、またはリストを更に制限するために別の文字を入力できる。
別の特徴によれば、本発明は、情報エンティティの順序を回転させることができる。これら情報エンティティをメニューアイテム、フォルダ構造、アドレス帳内の項目、単語、画像、ファイルおよびその他とすることができる。
かかる情報エンティティは、少なくとも2つのプロパティ、例えば、ネームおよび関連付けられたエンティティの順序の定められたリストを有することができ、1つの特徴によれば、本発明は、かかるエンティティの間の関係を記述する。関連付けられたエンティティの順序は、使用頻度に基づくことができる。これに関連し、「使用」なる用語は、選択プロセス、例えば、メニューアイテムの選択中にユーザーによる異なる種類のアクティビティ、例えば、このアイテムまたはエンティティの選択を意味することができる。「使用」なる用語は、このエンティティの処理、例えば、ミュージックファイルの演奏または写真のビューイングも含むことができる。あるエンティティの全体の利用の累積値を決定するように、かかるどの利用イベントも登録できる。関連付けられたエンティティと共に、この値または頻度を記憶し、エンティティの利用に基づき更新できる。
図1および2から分かるように、ユーザーはエンティティ200の関連付けられたエンティティのリスト210を見ることをコンピュータデバイスに命令する。コンピュータに1つのエンティティに対する関連付けられたエンティティのリストを提示させる動作も、そのエンティティの「作動」と称すことができる。例えば、図1および2では、ユーザーは、エンティティ100、200を作動する。好ましい実施形態では、順序がユーザーに明らかとなるように、関連付けられたエンティティの提示が行われる。かかる順序の提示は、エンティティ名を異なるサイズで示すか、またはあるカルチャーに基づく順序、例えば、時計回り方向を意味する円内またはあるラインに沿って、物理的な配置を設けることによって行うことができる。図2には、ある円内のかかる時計回り方向の順序が示されている。全体に物理的提示により、関連付けられたエンティティの順序を表すことができると述べることができる。かかる順序の定められた提示の一例として、コンタクト名のアルファベット順序に基づくのではなく、コンタクトの使用頻度に基づき、電話内のコンタクトリストをリストアップしてもよい。
別の特徴によれば、2つの情報エンティティの関連付けられたリスト間の相互対話を考慮する。これについては図5に示されており、この図では、2つの情報エンティティ500と520の間の相互対話がエンティティのディスプレイされたリスト510に影響する。この特徴によれば、近くに第2情報エンティティが存在する場合、提示されたリストの順序を変えてもよい。例えば、コンピュータスクリーンに情報エンティティ500および520が示され、これら2つのエンティティの間の物理的または地理的距離、例えば、これら2つのエンティティを示すインデックスの間の物理的距離が、これらエンティティのうちの1つの順序で定められたリスト510の表示に影響を与え得る。この距離を、2つのエンティティを示すインデックスの座標の間のスクリーン上の距離として測定してもよいし、これとは異なり、2つのインデックスの間の距離をこれらインデックスの間のピクセル数によって定めてもよい。
2つの情報エンティティXとYとの間、例えば、図5における参照符号500と520との間のある形態の相互対話は、これら2つの関連付けられたリストのカットされた組を発生することができる。例えば、エンティティXは、関連付けられたエンティティA、BおよびCのリストを有することができるが、他方、エンティティYは関連付けられたエンティティB、CおよびDのリストを有する。スクリーン上に双方のエンティティXおよびYがディスプレイされ、これらエンティティのうちの1つがユーザーによって作動されると、デバイスはこれら関連付けられたアイテムBおよびCだけがエンティティXおよびYのカットセット内にあるものとして、関連付けられたアイテムBおよびCだけを示す。実施形態によっては、双方のエンティティの間の距離が例えば、図5内の円530によって定められるような所定のスレッショルドレベルよりも低い場合に限り、エンティティXとYとのかかる相互対話が生じ得ることに留意すべきである。更に、他の形態の相互対話、例えば、関連付けられたエンティティの連合された組の発生も検討できることに留意すべきである。
更に、関連する双方のリスト内、例えば、エンティティXおよびYに関連付けられた双方のリスト内で生じるエンティティの頻度(またはより一般的にはスコア)を計算できる。かかる計算は、頻度の加算または乗算、もしくは頻度の使用したその他のより複雑な計算とすることができる。上記例に対し、次の頻度fを、関連付けられたエンティティに対して利用できる。エンティティXに対し、関連付けられたアイテムは次の頻度の値を有することができる。
A:f=1、B:f=2、C:f=4
同じように、エンティティYの関連付けられたアイテムは、次の頻度の値を有することができる。
B:f=3、C:f=10、D:f=6
A:f=1、B:f=2、C:f=4
同じように、エンティティYの関連付けられたアイテムは、次の頻度の値を有することができる。
B:f=3、C:f=10、D:f=6
XおよびYの関連付けられたリストが同じアイテム、例えば、BおよびCを部分的に含んでいても、これらアイテムの頻度は、これらアイテムが関連付けられたエンティティXまたはYに応じて異なることがある。換言すれば、関連付けられたアイテムの頻度は、エンティティXまたはYにそれぞれ関連付けられたアイテムの利用率を示す。これとは異なり、またはそれに加え、絶対的利用頻度、例えば、別のエンティティXまたはYに関連して測定されない利用頻度を検討してもよい。
上記例に対し、カットセットケース内の示されたエンティティの、結果として生じる順序が定められたリストは、次のようになる。
C:s=14、B:s=5
ここで、変数sは頻度計算の結果を示し、連合された組の結果では、結果として得られるリストは次のようになる。
C:s=14、D:s=6、B:s=5、A:s=1
C:s=14、B:s=5
ここで、変数sは頻度計算の結果を示し、連合された組の結果では、結果として得られるリストは次のようになる。
C:s=14、D:s=6、B:s=5、A:s=1
本例では、各組における同一エンティティの頻度を加算することにより、ジョイント頻度を決定する。他の頻度計算方法も使用できると理解すべきである。
更に別の特徴によれば、エンティティXとYとの間の距離を、関連付けられたエンティティの共同組の計算のための重みとして考慮してもよい。とりわけ、距離は関連付けられたエンティティの順序決定に影響し得る。この順序決定および全体の関連付けられたリストは、XおよびYの2つのうちの作動されている一方に応じても決まる。
一般的な用語で述べれば、より遠いエンティティは、作動されたエンティティに近いエンティティよりも、関連付けられたジョイントエンティティリストの順序決定に与える影響が小さいことが好ましい。従って、エンティティXとYとの間の未処理距離を考慮する計算とすべきである。1つの例として、距離dの逆数、例えば、1/dとし得る。XとYとの間の距離が2であると仮定すると、距離に応じて決まる重み1/dは、1/2=0.5となる。距離を考慮しながら頻度に基づき、順序決定を計算する1つの方法は、他のエンティティ、例えば、作動されていないエンティティまたは影響力のあるエンティテイの頻度に重みを与えることである。図5では、作動されていないエンティティが参照番号520で示されている。
例に示されるように、かかるアプローチは、ユーザーによって作動されたエンティティに応じて決まる関連付けられたアイテムの異なるリストを作成する。ユーザーがXを作動したと仮定すると、ユニオンセットのケースに対する結果は次のようになる。
この例では、エンティティXまたはYの関連付けられたリスト内に存在しないエンティティの頻度をゼロと仮定する。従って、Xが作動され、Yがd=2の距離にある場合、関連付けられたエンティティのジョイントリストは、次のような順序を有する。
C:s=9、B:s=3.5、D:s=3、A:s=1
C:s=9、B:s=3.5、D:s=3、A:s=1
関連付けられたエンティティのジョイントリストの順序は、次のようになる。
C:s=12、D:s=6、B:s=4、A:s=0.5
C:s=12、D:s=6、B:s=4、A:s=0.5
この例は、作動されたエンティティの近くにあるエンティティが、作動されたエンティティに関連してディスプレイされている関連付けられたエンティティのリストに影響し得ることを示している。特に影響力のあるエンティティは、関連付けられた情報エンティティのリストの順序を変え得る。更に、影響力のあるエンティティの影響は、作動されたエンティティとの距離に応じて決まることも示されている。
上記アルゴリズムは、3つ以上のエンティティに拡張できると理解すべきである。特に、作動されるエンティティの関連付けられたエンティティのリストは、複数の影響力のあるエンティティによって影響され得る。かかるケースでは、他のエンティティと作動されたエンティティの間の距離が変化することがあり、結果として他の異なるエンティティの影響も、作動されたエンティティまでのそれぞれの距離に応じて変わり得る。
作動されたエンティティまでの影響力のあるエンティティの距離の影響は、当然、リニアだけでなく距離の二乗のような他の形態をとってもよいことにも注目すべきである。一例として、影響力のあるエンティティの影響は、作動されたエンティティまでの距離の二乗に比例して低下し得る。更に、距離に依存する影響は、スレッショルドを受けることがある。例えば、影響力のあるエンティティと作動されたエンティティとの間の所定の距離よりも低い値では、距離の影響力が距離に比例するようにでき、所定の距離よりも大きい値では影響力をゼロにしてもよい。これとは異なり、距離にかかわらず、スレッショルドよりも低い影響力を固定、例えば、1.0の値に固定してもよい。スレッショルド(これよりも高くなると、影響力のあるエンティティが作動されたエンティティの関連付けられたエンティティのリストに対して、影響を与えなくなる)を使用すると、作動された多数のエンティティをスクリーンにディスプレイすることが可能となり、これらエンティティはエンティティ間の距離が十分長い場合に、互いに相互対話することはない。
次に、異なる特徴の、より完全な特性のシナリオを示す図6を参照する。例えば、本発明は、種々のタイプの情報、例えば、音楽、写真、ビデオ、Eメール、コンタクト、予約およびウェブサイトの使用およびオーガナイズを可能にする、タッチスクリーンを備えた消費者用コンピュータに実装して使用できる。ウィンドウズ、ファイル、フォルダヒエラルヒーおよびアプリケーションのような従来の概念から逸脱しながら、本発明によりこれらすべてのデータを相乗的にオーガナイズし、そして使用することができる。消費者用コンピュータに対しては、ユーザーが維持するデータにユーザーが直接アクセスすることが一般的に望ましい。同時に、ユーザーインターフェースをできるだけシンプルに維持することも好ましい。既に述べたように、従来のコンピュータユーザーインターフェースの欠点は、異なるタイプのデータ用の異なるアプリケーション、例えば、音楽ファイル用のミュージックプレイヤー、写真用の写真ビューワー、Eメール用のEメールアプリケーション、ウェブサイト用のブラウザなどが存在することである。これらアプリケーションのすべては、ユーザーが学び、慣れなければならない特定のインターフェースおよびメニューを有する。同時にコンピュータは、記憶されているデータのパワーを完全に利用するようにユーザーを助けるものではない。例えば、ある特定のコンタクトに対して誰が友人または好ましいコンタクトなのか、特定の町に他の誰が住んでいるのか、その町はどのようなところなのか、その町にコンピュータのユーザーが最後に訪れたのはいつかということを見つけるのは簡単なことではない。換言すれば、アプリケーションとこれらローカルデータとの間の相乗効果は、従来のユーザーインターフェースを使用するときには、満足できるように影響を与えることはできない。
本願記載の方法は、キーボードを必要としないマン−マシンインターフェース、すなわちユーザーインターフェースに特に適すことに留意すべきである。例えば、これら方法は、完全にユーザーの指またはペンによって操作できるタブレットPCのユーザーインターフェースとして実現できる。ユーザー入力としては、スクリーン上でエンティティを示すインデックスへのポインティング、またはインデックスへのクリック、更にこれらインデックスの移動が挙げられる。インデックスを相互の間の近くに移動させることにより、関連する異なるエンティティを関連付けることができ、このことは、ユーザーがタブレットPCに記憶されている大量のデータから、特定のエンティティを容易かつ直感的に検索できるようにする。特定のエンティティが選択されると、機能の所望の組、例えば、Eメールの書き込みなどを行うことができる。
一実施形態では、ユーザーデータを4つの大カテゴリー、例えば、時間660、人600、物650および場所640に記憶するように、本発明を実施できる。情報エンティティとして実現されるこれらすべてのカテゴリーは、ユーザーの指のタッチまたはマウスクリック時に関連するデータを見えるようにできる。図示した例では、「時間」カテゴリー660は、タイムバーに表示され、このタイムバーには時間に応じたイベント、例えば、ミーティング、Eメールの着信、音楽などが配置され、ディスプレイされる。この表示は、単なる1つの可能な表示方法にすぎず、種々の異なる方法でも関連付けられた情報エンティティを表示できることに留意すべきである。時間に応じた種々のエンティティを上部に示すことができるタイムバーのかかるユニークな表示の相乗効果は、システム全体には1つのタイムラインしか利用できず、かつ1つのタイムラインしか必要でないという事実から生じるものである。音楽プレイヤーのプレイリストもなく、予約アプリケーション用のカレンダーもなく、Eメールアプリケーション用のEメールリストなどもないことが好ましい。
ユーザーは、イベントをタイムラインに載せることができるだけでなく、他のカテゴリー内のデータを選択することを制限するために、タイムラインから日付をドラグすることもできる。そのようにすることにより、所定の時間インターバルの特定の日が、作動された別のエンティティに対する影響力のあるエンティティとなり得る。タイムラインは、ユーザーが「日」664、「週」663、「月」662、「年」661などを切り換えできるように、異なるリソリューションを使ってオーガナイズできることにも留意すべきである。更に、エンティティ「今」665をクリックすることにより、ユーザーは、タイムラインを現在の日にちおよび時刻に設定することができる。
図6は、ユーザーが知っているコンタクトに関するすべての情報を含むことができる別のカテゴリー、「人」600を示す。かかるコンタクトは、組織、例えば、会社、ホテル、レストランなどだけでなく、デバイスユーザーが知っている人とすることができる。換言すれば、エンティティ「人」600は、コンタクトデータを示す関連付けられたエンティティのリストを含むことができる。示されているユーザーインターフェースは、関連付けられたエンティティのリストから特定の一人をユーザーがドラグアウトし、この人に関連付けられた他の人を見ることができるようにするだけでなく、ユーザーが会社名を示すエンティティをドラグアウトし、関連付けられたエンティティのリストとしてこの会社で働いているすべての人を見ることができるようにもする。更に、ユーザーは一人の人を示すエンティティをタイムバー660上の特定のタイムインスタンスにドラグし、選択された人および選択されたタイムインスタンスの双方に関連を有する関連付けられたエンティティのリストを得ることができる。
更に、図6は、ユーザーが記憶しているすべての種類のデータ、例えば、Eメール、写真および音楽を含むことができるカテゴリー「物」650を示す。他のカテゴリーと同じように、カテゴリー「物」650は、更に関連性を有し得る情報エンティティ、例えば、ユーザーが選択した場合にスクリーンに現れる別の関連するエンティティである。例えば、エンティティ「物」650をクリックオンすると、関連付けられたエンティティ、例えば、Eメール、ビデオ、音楽、写真、ウェブサイトのリストのディスプレイをトリガーできる。これら関連付けられたエンティティは、再び関連付けられたエンティティなどのリストを各々が含むことができる。どんなときでも、影響力のあるエンティティを、作動されたかかるエンティティの近くにドラグすると、関連付けられたエンティティのリストの範囲、コンテントおよび/または表示に影響する。
最後に、図6は、ユーザーが知っている場所、例えば、コンタクトのアドレス、ユーザーが訪れたことがあるか、またはEメールまたはユーザーが見たウェブサイトで引用された都市に関する情報に関連付け得るカテゴリー「場所」640も示す。本明細書に記載のこれら方法を使用すると、ユーザーは特定の都市に関連付けられたエンティティを、作動された「人」エンティティ600の近くに移動させることにより、特定の都市にどんな人が住んでいるかを容易に探すことができる。その特定の都市に対する所定の関連性を有する人が、関連付けられたエンティティ610のリストとしてディスプレイされることになる。別の例として、ユーザーは特定の都市に関連するエンティティを使用し、この都市で撮った写真を「物」カテゴリー650から検索することもできる。写真を撮った位置の緯度および経度情報をカメラが含むことができるようにするGPS(全地球測位システム)を使ってこれら写真が撮られた場合に、このような機能は特に有効である。
これらグロスカテゴリー600、640、650および660の全ては、これらに関連付けられたサブカテゴリーも含むことができるので、サブカテゴリー内にEメールをオーガナイズし、ジャンル、アーティストおよびアルバムの題名に従って音楽ファイルをオーガナイズすることができることにも留意すべきである。
次に、本発明の相乗的利点を明らかにする使用例について説明する。
第1例では、ユーザーは、カテゴリー「人」600から、一人の人をドラグアウトし、これをカテゴリー「場所」640の近くに移動させることができる。カテゴリー「場所」640を作動すると、その人のアドレスが現れる。
別の例では、ユーザーが時間線660に新しいイベント、例えば、新しいエンティティ、2008年10月12日日曜日、20:00〜24:00時に「パーティー」を入力する。ユーザーはカテゴリー「人」600から、一組のカップルをドラグし、そのイベントにこれらの人を関連付けることにより、このカップルを招待できる。実際にこのイベントが行われると、ユーザーは、カテゴリー「物」650から、特定の時間に演奏されることになっているタイムラインへ、あるアルバムをドラグすることにより、同じデバイスを使ってパーティーで音楽を演奏することができる。このような関連付けの結果、システムは特定のパーティーにどの人が招かれているかを知るだけでなく、これらの人を互いに関連付することもできる。システムは、これらの人と音楽とを関連付けることにより、これらの人が特定の歌のセットを聞いたことも知る。これら情報および関連付けにより、ユーザーは、互いに知っている人を将来検索することができる。例えば、互いに関連付けされている人を知ることができる。更にユーザーは、これらの人に関連付けされている音楽も検索できる。
別の例では、GPSを利用できるカメラからユーザーが写真をアップロードした場合、システムはカテゴリー「場所」640内のロケーションを見つけるだけで、写真が撮られた場所を知ることになる。この目的のためには、カテゴリー「場所」640に関連付けられたエンティティに経度および緯度情報を提供しなければならない。例えば、現在のナビゲーションシステムと同種の経度および緯度情報と共に、都市またはストリートおよび建物のリストを消費者のコンピュータまたはモバイルデバイスに送ることができる。次にシステムは、その人物の情報エンティティを「物→写真」エンティティへ移動し、写真を明らかにするだけで、特定の場所に住む既知の人物の写真を提示できる。
別の例では消費者のコンピュータまたはモバイルデバイスにGPS受信機が装備されている場合、「場所」エンティティ640は、「ここ」と称される関連付けられたエンティティを有することができる。「ここ」なるエンティティは、ユーザーの現在のロケーションの近くに住む「人」エンティティ600から人を識別するために使うことができる。この目的のためには、作動されたカテゴリー「人」600の近くに「ここ」なるエンティティをドラグすることができる。これとは異なり、現在のロケーションのエリア内で前に撮られたエンティティ「物」650からの写真を選択するのに、「ここ」なるエンティティを使用することもできる。更にユーザーは、「ここ」なるエンティティを近くに位置させながら、時間ライン660から作動されたエンティティ[写真」に、年「1980年」をドラグすることができる。次にシステムは、1980年またはその前後でとられたこの特定の場所の写真を示す。従ってユーザーは、都市のストリートを歩き、30年前にそのストリートがどのように見えていたかを知ることができる。
別の例では、時間によって分類された写真を明らかにするよう、タイムライン660へ作動されたエンティティ「写真」をドラグできる。更に、特定の人に関連付けられたエンティティを時間ライン660へドラグすると、その人に関連付けられた写真だけが示される。例えば、写真のGPSデータと人物のホームアドレスのGPSデータとを関連付けることにより、人物のホームアドレスに基づいて写真と特定の人物とのかかる関連付けを確立することができる。写真に関連付けられる、スケジュールの定められたミーティング、旅行またはパーティに、その人がいたという事実に起因し、かかる関連付けを確立することもできる。
更に別の例では、作動されたエンティティ「物→Eメール」を時間ライン660にドラグすると、Eメールが時間どおり、選択された時点で受信され、送信されたEメールが示される。更に、ある人物に関連付けられたエンティティを時間ラインにドラグすることにより、Eメールリストを、その特定の人物との間で送受信されたEメールに更に限定することができる。
別の例では、関連付けられた2つのコンタクトエンティティを、作動された「Eメール」エンティティにドラグすることにより、特定の二人の間でやりとりされたEメールのセットをユーザーが識別できる。これら影響力のある2つのコンタクトエンティティは、作動された「Eメール」エンティティのためにディスプレイされた関連付けられたエンティティの組を制限する。
これら例は、多数の異なるデータタイプ、例えば、写真、Eメール、コンタクトおよび音楽に本発明を使用できることを示すものである。1つの単一ユーザーインターエースを使用し、多数のデータをマニュアルで、または自動的に関連付けし、検索することができる。このインターフェースは、極めて単純かつ直観的であり、極めて強力でもあり、人物のデータの「データマイニング(掘り起こし)」を可能にする。情報エンティティにより、これらすべての異なるデータのタイプが表示される。これらすべての情報エンティティは、関連性を有することができ、関連付けられたエンティティの検索は他の情報エンティティの物理的距離に応じて決まり、関連付けられたエンティティのランキングに影響する。
これまで記載した方法は、コンピュータシステム、例えば、ワークステーション、デスクトップパソコン、ラップトップ、タブレットパソコンおよびハンドヘルドデバイスまたは無線デバイス、例えば、携帯電話、スマートフォン、PDAなどで実施できる。これら装置は、かかるシステムおよびデバイスのオペレーティングシステムのためのユーザーインターフェースとして使用でき、よってユーザーとデバイスとの間の相互対話を容易にし、デバイスのメモリからのデータの直感的、簡単、かつ高速の検索を可能にする。このように、これまで説明した方法は、特にデータマイニングに有効である。更にこの方法は、複数のソフトウェアアプリケーション、例えば、Eメールアプリケーション、カレンダーアプリケーション、アドレス帳アプリケーション、プレイリストアプリケーション、写真ブックアプリケーションなどのためのジョイントおよび共通ユーザーインターフェースとして実施できる。
本発明は、これまで開示した例だけに限定されない。他の使用ケースでも本発明から同じように利点を享受できる。この記載は、ベストモードを含む本発明を開示し、当業者が本発明を使用し、製造できるようにする例を使用している。種々の特定の実施形態に関連して、本発明について説明したが、当業者であれば特許請求の範囲内の変更にて本発明を実施できることを認識できよう。特にこれまで説明した実施形態の、相互に排他的でない特徴を互いに組み合わせることができる。本発明の特許性のある範囲は、特許請求の範囲に記載されており、当業者が思いつくことのできる他の例も含むことができる。
Claims (13)
- エンティティの組が少なくとも2つの特定のエンティティのうちの少なくとも1つに関連付けられ、あるエンティティが対応するインデックスによってスクリーンにディスプレイされる、エンティティの組(440)のためのインデックスをコンピュータデバイスによってスクリーンにディスプレイするための、プロセッサで実行される方法において、
前記少なくとも2つの特定のエンティティ(400、420)のためのインデックスをスクリーンにディスプレイするためのステップと、
前記少なくとも2つの特定のエンティティ(400、420)のための前記ディスプレイされたインデックスの間の前記スクリーン上の距離を決定するためのステップと、
前記少なくとも2つの特定のエンティティ(400、420)のための前記インデックスの間の、前記スクリーン上の距離に基づき、エンティティの組を決定するステップと、
前記エンティティの組(440)のための前記インデックスを前記スクリーンにディスプレイするためのステップとを備える、方法。 - 前記少なくとも2つの特定のエンティティ(400、420)のための前記インデックスの間の、前記スクリーン上の距離に基づき、エンティティの組(440)の表示(410)を決定するステップと、
前記決定された表示(410)を使ってエンティティの組のための前記インデックスをディスプレイするためのステップを更に含む、請求項1に記載の方法。 - 前記2つの特定のエンティティの間の前記距離は、前記エンティティの前記地理的距離に比例する、請求項1または2のいずれかに記載の方法。
- 前記距離の依存性は、前記距離が所定のスレッショルド(430)を下回る場合にしか適用されない、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- エンティティの組(440)に対するスコアを計算するステップと、
前記計算されたスコアに従ってエンティティの組(440)の順序を定めるステップと、
高く計算されたスコアを有する所定の数のエンティティを、エンティティの組(440)としてディスプレイすべきものとして選択するステップとを更に含む、請求項1に記載の方法。 - 前記スコアは、前記それぞれのエンティティの選択の頻度に対応する、請求項5に記載の方法。
- 順序が定められたリストと、
時計回りの円形表示(410)との組み合わせのうちの1つとして、エンティティの組を表示する、請求項2〜6のうちのいずれか1項に記載の方法。 - 前記少なくとも2つの特定のエンティティのうちの他方の1つを、前記作動されたエンティティとして選択するステップと、
前に作動された前記エンティティを、影響力のあるエンティティになるよう自動的にするステップとを更に備える、請求項5〜7のうちのいずれか1項に記載の方法。 - 前記エンティティをカテゴリーにオーガナイズし、少なくとも1つのカテゴリーを人、時間、場所およびもののうちの1つから選択する、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 時間リミットを設定するステップと、
時間リミットを超え、前記ディスプレイされる組のエンティティのいずれもが選択されない場合に、エンティティの異なる組のサーチを容易にするサーチ手段をディスプレイするステップを更に備える、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の方法。 - エンティティの組が少なくとも2つの特定のエンティティのうちの少なくとも1つに関連付けられ、エンティティが対応するインデックスによってスクリーンにディスプレイされ、エンティティの組(440)のためのインデックスをディスプレイするための、コンピュータデバイスにおいて、
エンティティの組(440)のためのインデックスおよび前記少なくとも2つの特定のエンティティ(400、420)のためのインデックスをディスプレイするためのスクリーンと、
前記少なくとも2つの特定のエンティティ(400、420)のインデックスの間のスクリーン上の距離を決定するための処理手段と、
前記少なくとも2つの特定のエンティティ(400、420)の前記インデックスの間の、前記スクリーン上の距離に基づき、エンティティの組を決定するための処理手段とを備えるコンピュータデバイス。 - 前記エンティティを記憶するための記憶ユニットを備え、1つのエンティティは、コンタクトデータバンクからのコンタクト、地理的データバンクバンクからの場所、カレンダーアプリケーションからの時間インスタンス、ファイル記憶アプリケーションからのファイル、ウェブブラウザアプリケーションからのウェブサイト、またはEメールアプリケーションからのEメールのうちの少なくとも1つである、請求項11に記載のコンピュータデバイス。
- アプリケーションモジュールを備え、前記エンティティを前記アプリケーションモジュールに送ることにより、選択されたエンティティで1つの機能を実施する、請求項11または12に記載のコンピュータデバイス。
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