JP2012255446A - 継続的な水力発電を可能とする複数水槽を使用した水循環装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一定量の水を、複数の水槽を使用して循環させることにより継続的な水力発電を行う方法を提供する。
【解決手段】高低差をつけて設置した複数の水槽の水を循環させて継続的な水力発電を行う。水槽1(1)から水力発電機(19)までの水の移動は、高低差を利用したサイフォン効果で継続的に行われて、水力発電機(19)からの排水は、水槽4(4)と水槽5(5)に交互に移動させることで、それぞれの水槽内の空気圧を変化させ、その変化を利用して水槽4(4)または水槽5(5)の水を水槽1(1)に移動することにより水を循環させ、継続的な水力発電を行うことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】高低差をつけて設置した複数の水槽の水を循環させて継続的な水力発電を行う。水槽1(1)から水力発電機(19)までの水の移動は、高低差を利用したサイフォン効果で継続的に行われて、水力発電機(19)からの排水は、水槽4(4)と水槽5(5)に交互に移動させることで、それぞれの水槽内の空気圧を変化させ、その変化を利用して水槽4(4)または水槽5(5)の水を水槽1(1)に移動することにより水を循環させ、継続的な水力発電を行うことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、複数の水槽を使用して水を循環させることにより継続的な水力発電を行う方法に関するものである。
従来、水力発電は揚水式発電を除き、発電に使用した水を再利用することがなかった。
該当文献不明
これは、次のような欠点があった。
発電に使用した水を再利用することがないため、継続的に水流が発生する条件がある場所でしか発電を行うことができなかった。
また、揚水式発電は揚水ポンプ作動時に電力消費が発生するために、純粋な水力発電としての正味の発電量が減少するという問題点があった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
発電に使用した水を再利用することがないため、継続的に水流が発生する条件がある場所でしか発電を行うことができなかった。
また、揚水式発電は揚水ポンプ作動時に電力消費が発生するために、純粋な水力発電としての正味の発電量が減少するという問題点があった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
高低差をつけて配置した5つの水槽を導水管及び空気管で接続して、8か所の止水栓の開閉により水の移動をコントロールすることにより水が循環を繰り返す装置に水力発電機を設置する。
本発明は、以上の構成によりなる継続的な水力発電を可能とする複数水槽を使用した水循環装置である。
本発明は、以上の構成によりなる継続的な水力発電を可能とする複数水槽を使用した水循環装置である。
本発明は、一定量の水と簡易な装置で継続的な水力発電が可能であり、従来の水力発電のように設置場所を選ぶ必要もなく、太陽光発電や風力発電のように自然環境に発電量が影響されることもなく、火力発電のように石炭・石油・ガスなどの消耗物質も必要とせず、CO2の排出はゼロで、原子力発電のような核燃料廃棄物の処理や放射能汚染の問題も発生しない、安全性が高くコストパフォマンスの良いクリーンな電気をつくることができる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
まず事前準備として水槽1(1)、水槽2(2)、水槽4(4)に一定量の水を貯水する。水槽3(3)と水槽5(5)は空の状態にする。このときの各止水栓は、止水栓1(11)は閉じる、止水栓2(12)は開ける、止水栓3(13)は閉じる、止水栓4(14)は閉じる、止水栓5(15)は閉じる、止水栓6(16)は開ける、止水栓7(17)は開ける、止水栓8(18)は閉じるの状態にしておく。この貯水した水を循環させることで継続的な水力発電を行うために以下の順番で水槽間の水を移動させる。
まず事前準備として水槽1(1)、水槽2(2)、水槽4(4)に一定量の水を貯水する。水槽3(3)と水槽5(5)は空の状態にする。このときの各止水栓は、止水栓1(11)は閉じる、止水栓2(12)は開ける、止水栓3(13)は閉じる、止水栓4(14)は閉じる、止水栓5(15)は閉じる、止水栓6(16)は開ける、止水栓7(17)は開ける、止水栓8(18)は閉じるの状態にしておく。この貯水した水を循環させることで継続的な水力発電を行うために以下の順番で水槽間の水を移動させる。
導水管2(6)の止水栓4(14)を開けて水槽2(2)の水を水槽3(3)へ移動させる。水槽2(2)の水位が低下することで導水管1(6)内部に吸引力が働き水槽1(1)の水が止水栓2(12)を経由して水槽2(2)へ移動を始める。この状態で止水栓3(13)を開けて止水栓2(12)を閉じると水槽1(1)の水は、導水管1(6)の止水栓3(13)を経由して水力発電機(19)へ移動する。水槽1(1)より低い位置に水力発電機(19)を設置しているので導水管1(6)にサイフォン効果が働き、水槽1(1)の水がなくなるまで水力発電機(19)への水の移動は継続する。
水槽2(2)の水と水力発電機(19)からの排水は水槽3(3)に一時貯水されて、導水管3(8)の止水栓6(16)を経由して空の水槽5(5)に移動する。水槽5(5)の水位が上昇することで水槽5(5)の空気が空気管(10)を通じて水槽4(4)へ移動する。このことで水槽4(4)内部の空気圧が高まり水槽4(4)の水が導水管4(9)を通じて水槽1(1)へ移動を始める。これにより水槽1(1)から移動した水が水力発電機(19)で発電を行い、また水槽1(1)へ戻ってくる水の循環が完成する。
水槽5(5)の水位が一定以上になったら止水栓5(15)を開け、止水栓6(16)を閉じ、止水栓7(17)を閉じ、止水栓8(18)を開けることで、水槽3(3)からの水の移動を水槽4(4)へ切り替える。水槽4(4)の水位が上昇することで水槽4(4)の空気が空気管(10)を通じて水槽5(5)へ移動する。このことで水槽5(5)内部の空気圧が高まり水槽5(5)の水が導水管4(9)を通じて水槽1(1)へ移動を始める。
水槽4(4)の水位が一定以上になったら止水栓5(15)を閉じ、止水栓6(16)を開け、止水栓7(17)を開け、止水栓8(18)を閉じることで、水槽3(3)からの水の移動を水槽5(5)へ切り替える。以後水槽4(4)と水槽5(5)の水位の変化により水槽3(3)からの水の移動を切り替えることにより、水槽1(1)から移動した水が水力発電機(19)で発電を行い、また水槽1(1)へ戻ってくる水の循環が継続的に行われることになる。
水の蒸発、漏水などで全体の水量が減少した場合及び水槽間の水量のバランスが悪くなった場合や水槽4(4)及び水槽5(5)内部の空気圧のバランスが悪くなった場合などの理由で水の循環がスムーズにできなくなったときは、初期状態に戻し、再運転を行うことで再び継続的な水の循環が可能となる。
1 水槽1(上部開放水槽)
2 水槽2(密閉水槽)
3 水槽3(上部開放水槽)
4 水槽4(密閉水槽)
5 水槽5(密閉水槽)
6 導水管1
7 導水管2
8 導水管3
9 導水管4
10 空気管
11 止水栓1
12 止水栓2
13 止水栓3
14 止水栓4
15 止水栓5
16 止水栓6
17 止水栓7
18 止水栓8
19 水力発電機
2 水槽2(密閉水槽)
3 水槽3(上部開放水槽)
4 水槽4(密閉水槽)
5 水槽5(密閉水槽)
6 導水管1
7 導水管2
8 導水管3
9 導水管4
10 空気管
11 止水栓1
12 止水栓2
13 止水栓3
14 止水栓4
15 止水栓5
16 止水栓6
17 止水栓7
18 止水栓8
19 水力発電機
Claims (1)
- 高低差をつけて設置した複数の水槽を導水管でつなぎ、貯水した水を循環させることにより継続的な水力発電を行う方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012181951A JP2012255446A (ja) | 2012-08-21 | 2012-08-21 | 継続的な水力発電を可能とする複数水槽を使用した水循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012181951A JP2012255446A (ja) | 2012-08-21 | 2012-08-21 | 継続的な水力発電を可能とする複数水槽を使用した水循環装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012255446A true JP2012255446A (ja) | 2012-12-27 |
Family
ID=47527198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012181951A Pending JP2012255446A (ja) | 2012-08-21 | 2012-08-21 | 継続的な水力発電を可能とする複数水槽を使用した水循環装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012255446A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104234917A (zh) * | 2014-09-05 | 2014-12-24 | 洪绍森 | 一种利用压力变化使水循环的发电装置 |
JP6421366B1 (ja) * | 2017-11-08 | 2018-11-14 | 株式会社ライセン | ユニット型小水力発電装置。 |
CN112855415A (zh) * | 2021-03-04 | 2021-05-28 | 张宏库 | 一种气压循环水发电装置 |
-
2012
- 2012-08-21 JP JP2012181951A patent/JP2012255446A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104234917A (zh) * | 2014-09-05 | 2014-12-24 | 洪绍森 | 一种利用压力变化使水循环的发电装置 |
JP6421366B1 (ja) * | 2017-11-08 | 2018-11-14 | 株式会社ライセン | ユニット型小水力発電装置。 |
JP2019085938A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | 株式会社ライセン | ユニット型小水力発電装置。 |
CN112855415A (zh) * | 2021-03-04 | 2021-05-28 | 张宏库 | 一种气压循环水发电装置 |
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