JP2012253460A - 動画像復号装置、動画像復号方法及び動画像復号プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予測動きベクトル候補生成部220は、復号対象ブロックと同一ピクチャ内の復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかから予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成する。復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックから予測した時間方向からの予測動きベクトルが復号対象画像を時間軸上で横切った動きベクトルから予測されている場合、時間方向からの予測動きベクトルの優先順位を上げて予測動きベクトル候補リストに登録する。
【選択図】図13
Description
直交変換・量子化部108は、残差信号に対して量子化パラメータに応じて直交変換及び量子化を行い直交変換・量子化された残差信号を生成し、第2の符号化ビット列生成部110と逆量子化・逆直交変換部112に供給する。さらに、直交変換・量子化部108は、量子化パラメータを符号化情報格納メモリ114に格納する。
実施の形態では、図3に示されるように、画面内を任意の同一サイズの正方の矩形の単位にて均等分割する。この単位をツリーブロックと定義し、画像内での符号化/復号対象ブロック(符号化においては符号化対象ブロック、復号においては復号対象ブロック)を特定するためのアドレス管理の基本単位とする。ツリーブロックは画面内のテクスチャに応じて、符号化処理を最適にすべく、必要に応じてツリーブロック内を階層的に4分割して、ブロックサイズの小さいブロックにすることが出来る。このブロックを符号化ブロックと定義し、符号化及び復号を行う際の処理の基本単位とする。ツリーブロックは最大サイズの符号化ブロックでもある。符号化ブロックをこれ以上4分割出来ない最小のサイズとなる符号化ブロックを最小符号化ブロックと呼ぶこととする。
画面内をブロックに分割して動き補償を行う場合、動き補償のブロックサイズをより小さくした方が、よりきめ細かい予測を行うことが出来ることから、いくつかのブロック形状、およびサイズの中から最適なものを選択して、符号化ブロック内部を分割して動き補償を行う仕組みを取り入れている。この動き補償を行う単位を予測ブロックと呼ぶ。図4に示すように、符号化ブロック内部を分割せず1つの予測ブロックとみなしたもの(図4(a))を2Nx2N分割、水平方向に2分割し、2つの予測ブロックとしたもの(図4(b))を2NxN分割、垂直方向に分割し、2つの予測ブロックとしたもの(図4(c)をNx2N分割、水平と垂直の均等分割により2つの予測ブロックとしたもの(図4(d)をNxN分割とそれぞれ定義する。
複数の予測ブロックで構成されるグループを予測ブロックグループと定義する。図5は符号化/復号対象の予測ブロックと同一ピクチャ内でその符号化/復号対象の予測ブロックに隣接する予測ブロックグループを説明する図である。図9は符号化/復号対象の予測ブロックと時間的に異なるピクチャにおいて、符号化/復号対象の予測ブロックと同一位置あるいはその近傍の位置に存在する既に符号化/復号済みの予測ブロックグループを説明する図である。図5、図6、図7、図8、図9を用いて本発明の予測ブロックグループについて説明する。
符号化及び復号の際には参照リストLX毎の参照インデックスから参照ピクチャを指定して参照する。L0とL1の2つ用意されていて、Xには0或いは1が入る。参照リストL0に登録されている参照ピクチャを参照するインター予測をL0予測(Pred_L0)と呼び、参照リストL1に登録されている参照ピクチャを参照する動き補償予測をL1予測(Pred_L1)と呼ぶ。主としてL0予測は前方向予測に、L1予測は後方向予測として使用され、PスライスではL0予測のみ、BスライスではL0予測、L1予測、L0予測とL1予測を平均または重み付け加算する両予測(Pred_BI)が使用出来る。以降の処理において出力に添え字LXが付いている値に対しては、L0予測、L1予測ごとに処理を行うことを前提とする。
POCは符号化される画像に関連付けられる変数とし、出力順序で1ずつ増加する値が設定されるものとする。POCの値によって、同じ画像であるかを判別したり、出力順序での前後関係を判別したり、画像間の距離を判別したりすることができる。例えば、2つの画像のPOCが同じ値を持つ場合、同一の画像であると判断できる。2つの画像のPOCが違う値を持つ場合、POCの値が小さい画像のほうが、先に出力される画像であると判断でき、2つの画像のPOCの差がフレーム間距離を示す。
まず、本実施例に係る動きベクトルの予測方法を備える動画像符号化装置により符号化される動画像のビットストリームの符号化および復号の共通規則であるシンタックスについて説明する。
上述のシンタックスに基づき、動画像のビットストリームを符号化する動画像符号化装置において、実施の形態に係る動きベクトルの予測方法の動作を説明する。動きベクトルの予測方法は、スライス単位で動き補償による画像間予測を行う場合、即ちスライスタイプがPスライス(片方向予測スライス)或いはBスライス(両方向予測スライス)の場合で、更に、スライスの中の予測ブロックの予測モードが画像間予測(MODE_INTER)の予測ブロックに適用される。
この差分動きベクトル算出部103での差分動きベクトル算出処理は、符号化対象ブロックで選択されたインター予測方法で用いる動きベクトルの差分動きベクトルをそれぞれ算出する。具体的には符号化対象ブロックがL0予測の場合、L0の動きベクトルの差分動きベクトルを算出し、符号化対象ブロックがL1予測の場合、L1の動きベクトルの差分動きベクトルを算出する。符号化対象ブロックが双予測の場合、L0予測とL1予測が共に行われ、L0の動きベクトルの差分動きベクトル、およびL1の動きベクトルの差分動きベクトルをそれぞれ算出する。
左側の隣接予測ブロックグループ、及び上側の隣接予測ブロックグループの各隣接予測ブロックに対しては下記の条件判定1、2、3、4の優先順序でそれぞれの条件判定が適用される。ただし、後述する方法5のみ例外として、条件判定1、3、2、4の優先順序でそれぞれの条件判定が適用される。
条件判定1:符号化/復号対象の予測ブロックの差分動きベクトル算出対象の動きベクトルと同じ参照リストで、同じ参照インデックス、すなわち参照フレームを用いた予測が隣接予測ブロックでも行われている。
条件判定2:符号化/復号対象の予測ブロックの差分動きベクトル算出対象の動きベクトルとは異なる参照リストであるが、同じ参照フレームを用いた予測が隣接予測ブロックで行われている。
条件判定3:符号化/復号対象の予測ブロックの差分動きベクトル算出対象の動きベクトルと同じ参照リストで、異なる参照フレームを用いた予測が隣接予測ブロックで行われている。
条件判定4:符号化/復号対象の予測ブロックの差分動きベクトル算出対象の動きベクトルとは異なる参照リストで、異なる参照フレームを用いた予測が隣接予測ブロックで行われている。
4つの条件判定のうち予測ブロック毎に1つの条件判定を行い、条件を満たさなければ、隣の予測ブロックの条件判定に移る。予測ブロック毎に条件判定を4周したら終了。
具体的には以下の優先順序で条件判定を行う。(ただし、NはAまたはB)
1.予測ブロックN0の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
2.予測ブロックN1の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
3.予測ブロックN2の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
4.予測ブロックN0の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
5.予測ブロックN1の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
6.予測ブロックN2の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
7.予測ブロックN0の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
8.予測ブロックN1の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
9.予測ブロックN2の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
10.予測ブロックN0の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
11.予測ブロックN1の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
12.予測ブロックN2の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
方法1によれば、同じ参照フレームを用いたスケーリングされない予測動きベクトルが選ばれやすいので、差分動きベクトルの符号量が小さくなる可能性が高くなるという効果がある。
同じ予測フレームを用いたスケーリングされない予測動きベクトルの判定を優先し、4つの条件判定のうち予測ブロック毎に2つの条件判定を行い、条件を満たさなければ、隣の予測ブロックの条件判定に移る。最初の周回では条件判定1と条件判定2の条件判定を行い、次の予測ブロックの周回では条件判定3と条件判定4の条件判定を行う。
具体的には以下の優先順序で条件判定を行う。(ただし、NはAまたはB)
1.予測ブロックN0の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
2.予測ブロックN0の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
3.予測ブロックN1の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
4.予測ブロックN1の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
5.予測ブロックN2の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
6.予測ブロックN2の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
7.予測ブロックN0の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
8.予測ブロックN0の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
9.予測ブロックN1の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
10.予測ブロックN1の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
11.予測ブロックN2の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
12.予測ブロックN2の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
方法2によれば、方法1と同様に、同じ参照フレームを用いたスケーリングされない予測動きベクトルが選ばれやすいので、差分動きベクトルの符号量が小さくなる可能性が高くなるという効果がある。また、条件判定の周回数が最大2回となるので、ハードウェアへの実装を考慮した際に予測ブロックの符号化情報へのメモリアクセス回数が方法1に比べて少なくなり、複雑性が低減される。
最初の周回では予測ブロック毎に条件判定1の条件判定を行い条件を満たさなければ、隣の予測ブロックの条件判定に移る。次の周回では予測ブロック毎に条件判定2、条件判定3条件判定4順序で条件判定を行ってから隣に移る。
具体的には以下の優先順序で条件判定を行う。(ただし、NはAまたはB)
1.予測ブロックN0の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
2.予測ブロックN1の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
3.予測ブロックN2の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
4.予測ブロックN0の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
5.予測ブロックN0の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
6.予測ブロックN0の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
7.予測ブロックN1の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
8.予測ブロックN1の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
9.予測ブロックN1の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
10.予測ブロックN2の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
11.予測ブロックN2の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
12.予測ブロックN2の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
方法3によれば、同じ参照リストで同じ参照フレームを用いたスケーリングされない予測動きベクトルが選ばれやすいので、差分動きベクトルの符号量が小さくなる可能性が高くなるという効果がある。また、条件判定の周回数が最大2回となるので、ハードウェアへの実装を考慮した際に予測ブロックの符号化情報へのメモリアクセス回数が方法1に比べて少なくなり、複雑性が低減される。
同じ予測ブロックの条件判定を優先し、1つの予測ブロック内で4つの条件判定を行い、すべての条件に合致しない場合、当該予測ブロックには条件に合致する動きベクトルは存在しないものと判断し、次の予測ブロックの条件判定を行う。
具体的には以下の優先順序で条件判定を行う。(ただし、NはAまたはB)
1.予測ブロックN0の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
2.予測ブロックN0の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
3.予測ブロックN0の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
4.予測ブロックN0の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
5.予測ブロックN1の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
6.予測ブロックN1の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
7.予測ブロックN1の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
8.予測ブロックN1の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
9.予測ブロックN2の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
10.予測ブロックN2の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
11.予測ブロックN2の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
12.予測ブロックN2の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
方法4によれば、条件判定の周回数が最大でも1回となるので、ハードウェアへの実装を考慮した際に予測ブロックの符号化情報へのメモリアクセス回数が方法1、方法2、方法3に比べて少なくなり、複雑性が低減される。
方法4と同様に、同じ予測ブロックの条件判定を優先し、1つの予測ブロック内で4つの条件判定を行い、すべての条件に合致しない場合、当該予測ブロックには条件に合致する動きベクトルは存在しないものと判断し、次の予測ブロックの条件判定を行う。ただし、予測ブロック内の条件判定においては、方法4は同じ参照フレームであることをより優先しているが、方法5は同じ参照リストであることを優先する。
具体的には以下の優先順序で条件判定を行う。(ただし、NはAまたはB)
1.予測ブロックN0の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
2.予測ブロックN0の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
3.予測ブロックN0の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
4.予測ブロックN0の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
5.予測ブロックN1の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
6.予測ブロックN1の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
7.予測ブロックN1の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
8.予測ブロックN1の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
9.予測ブロックN2の条件判定1(同じ参照リスト、同じ参照フレーム)
10.予測ブロックN2の条件判定3(同じ参照リスト、異なる参照フレーム)
11.予測ブロックN2の条件判定2(異なる参照リスト、同じ参照フレーム)
12.予測ブロックN2の条件判定4(異なる参照リスト、異なる参照フレーム)
方法5によれば、さらに、方法4に比べて予測ブロックの参照リストの参照回数を減らすことができ、メモリへのアクセス回数、条件判定等の処理量を削減することにより複雑性を低減することができる。また、方法4と同様に、条件判定の周回数が最大でも1回となるので、ハードウェアへの実装を考慮した際に予測ブロックの符号化情報へのメモリアクセス回数が方法1、方法2、方法3に比べて少なくなり、複雑性が低減される。
mvd=mv−mvp
上述のシンタックスに基づき、符号化された動画像のビットストリームを復号する動画像復号装置において、本発明に係る動きベクトルの予測方法の動作を説明する。
mv=mvp+mvd
mvd=mv−mvp
mv=mvp+mvd
実施の形態に係る予測動きベクトルの算出及びMVPリスト構築方法は予測ブロック単位に図16に示される諸過程で参照リストLX(Xは0または1)毎に実施される。予測モードPredModeがMODE_INTER(インター予測)で、インター予測方法を示すフラグinter_pred_flag[x0][y0]が、Pred_L0(L0予測)またはPred_BI(両予測)の時には、参照リストL0用の予測動きベクトルの候補を算出し、MVPリストを構築する。ここで、x0、y0は画面内での予測ブロックの左上の画素の位置を示すインデックスであり、inter_pred_flag[x0][y0]は画面内の(x0,y0)に位置する予測ブロックのインター予測方法を示すフラグである。inter_pred_flag[x0][y0]が、Pred_L1(L1予測)またはPred_BI(両予測)の時には、参照リストL1用の予測動きベクトルの候補を算出し、MVPリストを構築する。つまり、inter_pred_flag[x0][y0]が、Pred_BI(両予測)の時には、参照リストL0用と参照リストL1用のそれぞれの予測動きベクトルの候補を算出してMVPリストを構築する。図16は動画像符号化装置の差分動きベクトル算出部103及び動画像復号装置の動きベクトル算出部204とで共通する機能を有する予測動きベクトル候補生成部120及び220、予測動きベクトル登録部121及び221、ならびに予測動きベクトル候補同一判定部122及び222の処理の流れを表すフローチャートである。以下、諸過程を順を追って説明する。
この処理における入力は、符号化/復号対象の予測ブロックの先頭である左上の画素の符号化/復号対象画像内での座標(xP,yP)、および符号化/復号対象の予測ブロックの幅nPSWと高さnPSH、予測ブロックの参照リスト毎の参照インデックスrefIdxLX(Xは0或いは1)である。添え字LXは参照リストを表し、L0とL1の2つ用意されていて、Xには0或いは1が入る。参照リストL0、L1は複数の参照ピクチャの候補からブロック単位に任意のピクチャを参照して動き補償を行うために、複数の参照ピクチャを管理するためのリストであり、参照インデックスrefIdxLXは参照ピクチャを指定するために参照リスト毎に各参照ピクチャに割り当てたインデックスである。
mvLXN=tb/td*mvLXN
ただし、tdは現在の符号化/復号対象画像のPOC PicOrderCnt(currPic)と、隣接予測ブロックの参照リストListNが参照する参照ピクチャRefPicListN[refIdxN]のPOC RefPicOrderCnt(currPic,refIdxN,ListN)の差である。
td=PicOrderCnt(currPic)−RefPicOrderCnt(currPic,refIdxN,ListN)
tbは現在の符号化/復号対象画像のPOC PicOrderCnt(currPic)と、現在の符号化/復号対象画像の参照リストLXが参照する参照ピクチャのPOCとの差である。
tb=PicOrderCnt(currPic)−RefPicOrderCnt(currPic,refIdxLX,LX)
この処理における入力は、符号化/復号対象の予測ブロックの先頭である左上の画素の符号化/復号対象画像内での座標(xP,yP)、および符号化/復号対象の予測ブロックの幅nPSWと高さnPSH、予測ブロックの参照リスト毎の参照インデックスrefIdxLX(Xは0或いは1)である。添え字LXは参照リストを表し、L0とL1の2つ用意されていて、Xには0或いは1が入る。参照リストL0、L1は複数の参照ピクチャの候補からブロック単位に任意のピクチャを参照して動き補償を行うために、複数の参照ピクチャを管理するためのリストであり、参照インデックスrefIdxLXは参照ピクチャを指定するために参照リスト毎に各参照ピクチャに割り当てたインデックスである。
まず、slice_typeとcollocated_from_l0_flagにより、基準となるピクチャcolPicを算出する(図24のS2101)。
図29はcolPuの動きベクトルmvColが符号化/復号対象の予測ブロックを含むピクチャを横切って参照画像を指し示しているかどうかの確認処理を説明するフローチャートである。基準ピクチャcolPicのPOC PicOrderCnt(colPic)が符号化/復号対象ピクチャのPOC PicOrderCnt(currPic)よりも小さく、mvColが指し示す参照ピクチャのPOC RefPicOrderCnt(colPic,RefIdxColLX,LX)が符号化/復号対象ピクチャのPOC PicOrderCnt(currPic)よりも大きい場合(図27のS2601のYES)、符号化/復号対象ピクチャを挟んで基準ピクチャcolPicが過去、参照ピクチャが未来に位置するので、動きベクトルmvColが符号化/復号対象の予測ブロックを含むピクチャを横切って参照画像を指し示していると判断し、MvXCrossを1とする(図27のS2602)。そうではなく(図27のS2601のNO)、基準ピクチャcolPicのPOC PicOrderCnt(colPic)が符号化/復号対象ピクチャのPOC PicOrderCnt(currPic)よりも大きく、mvColが指し示す参照ピクチャのPOC RefPicOrderCnt(colPic,RefIdxColLX,LX)が符号化/復号対象ピクチャのPOC PicOrderCnt(currPic)よりも小さい場合(図27のS2603のYES)、符号化/復号対象ピクチャを挟んで基準ピクチャcolPicが未来、参照ピクチャが過去に位置するので、動きベクトルmvColが符号化/復号対象の予測ブロックを含むピクチャを横切って参照画像を指し示していると判断し、MvXCrossを1とする(図27のS2602)。以上の条件に合致しない場合(図27のS2601のNO、S2603のNO)、動きベクトルmvColが符号化/復号対象の予測ブロックを含むピクチャを横切って参照画像を指し示していないと判断し、MvXCrossを0とする(図27のS2604)。
図16のS301、S302、及びS303にて算出された予測動きベクトルの候補mvLXN(N=A,B,Col)をMVPリストmvpListLXに追加するS304)。図30はMVPリストへの予測動きベクトルの候補の追加処理手順を示すフローチャートである。本方式では、優先順位をつけて、優先順位の高いものからMVPリストmvpListLXに予測動きベクトルの候補を登録することで、MVPインデックスmvp_idx_lX[x0][y0]の符号量を削減する。優先順位の高い要素をMVPリストの前方に配置することで、符号量を削減する。例えば、MVPリストmvpListLXの要素が3個の場合、MVPリストのインデックス0を「0」、インデックス1を「10」、インデックス2を「11」とすることで、インデックス0を表す符号量が1ビットとなり、インデックス0に発生頻度が高いと考えられる要素を登録することで、符号量を削減する。
続いて、availableFlagLXAが1の場合(S3203のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXAを登録する(S3204)。
続いて、availableFlagLXBが1の場合(S3205のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXBを登録する(S3206)。
続いて、availableFlagLXBが1の場合(S3303のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXBを登録する(S3304)。
続いて、availableFlagLXColが1の場合(S3305のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXColを登録する(S3306)。
続いて、availableFlagLXAが1でかつMvXANonScaleが1の場合(S3404のYES、S3405のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXAを登録する(S3406)。
続いて、availableFlagLXBが1でかつMvXBNonScaleが1の場合(S3407のYES、S3408のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXBを登録する(S3409)。
続いて、availableFlagLXColが1でかつMvCrossが0の場合(S3410のYES、S3411のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXColを登録する(S3412)。
続いて、availableFlagLXAが1でかつMvXANonScaleが0の場合(S3413のYES、S3414のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXAを登録する(S3415)。
続いて、availableFlagLXBが1でかつMvXBNonScaleが0の場合(S3417のYES、S3416のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXBを登録する(S3418)。
続いて、availableFlagLXBが1でかつMvXBNonScaleが1の場合(S3504のYES、S3505のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXBを登録する(S3506)。
続いて、availableFlagLXColが1でかつMvCrossが1の場合(S3507のYES、S3508のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXColを登録する(S3509)。
続いて、availableFlagLXAが1でかつMvXANonScaleが0の場合(S3510のYES、S3511のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXAを登録する(S3512)。
続いて、availableFlagLXBが1でかつMvXBNonScaleが0の場合(S3513のYES、S3514のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXBを登録する(S3515)。
続いて、availableFlagLXColが1でかつMvCrossが0の場合(S3516のYES、S3517のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXColを登録する(S3518)。
続いて、availableFlagLXAが1でかつ左に隣接する予測ブロックグループで左下または左の予測ブロックが選択された場合(S3604のYES、S3605のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXAを登録する(S3606)。
続いて、availableFlagLXBが1でかつ上に隣接する予測ブロックグループで右上または上の予測ブロックが選択された場合(S3607のYES、S3608のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXBを登録する(S3609)。
続いて、availableFlagLXColが1でかつ異なる時間の予測ブロックグループで中央の予測ブロックが選択された場合(S3610のYES、S3611のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXColを登録する(S3612)。
続いて、availableFlagLXAが1でかつ左に隣接する予測ブロックグループで左上の予測ブロックが選択された場合(S3613のYES、S3614のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXAを登録する(S3615)。
続いて、availableFlagLXBが1でかつ上に隣接する予測ブロックグループで左上の予測ブロックが選択された場合(S3617のYES、S3616のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXBを登録する(S3618)。
続いて、availableFlagLXBが1でかつ上に隣接する予測ブロックグループで右上または上の予測ブロックが選択された場合(S3704のYES、S3705のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXBを登録する(S3706)。
続いて、availableFlagLXColが1でかつ異なる時間の予測ブロックグループで右下の予測ブロックが選択された場合(S3707のYES、S3708のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXColを登録する(S3709)。
続いて、availableFlagLXAが1でかつ左に隣接する予測ブロックグループで左上の予測ブロックが選択された場合(S3710のYES、S3711のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXAを登録する(S3712)。
続いて、availableFlagLXBが1でかつ上に隣接する予測ブロックグループで左上の予測ブロックが選択された場合(S3713のYES、S3714のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXBを登録する(S3715)。
続いて、availableFlagLXColが1でかつ異なる時間の予測ブロックグループで中央の予測ブロックが選択された場合(S3716のYES、S3717のYES)、MVPリストmvpListLXの最後にmvLXColを登録する(S3718)。
予測動きベクトルの候補のMVPリストmvpListLXの中で、同じ動きベクトルの値を持つ予測動きベクトルの候補が存在する場合、MVPリストmvpListLXの中で最も小さいインデックスを持つ予測動きベクトルの候補を除いて全て削除される。削除処理の終了後、MVPリストmvpListLXの中は、削除された予測動きベクトルの候補の格納領域が空いている為、インデックス0を基準にして、インデックスが小さい予測動きベクトルの候補の順で詰めていく。例えば、インデックス1,4の予測動きベクトルの候補が削除され、インデックス0,2及び3が残った場合、インデックス0はそのままとして、インデックス2の予測動きベクトルの候補をインデックス1の格納領域に移動し、インデックス3の予測動きベクトルの候補をインデックス2の格納領域に移動して、MVPリストmvpListLXの中を更新する。
これまで、動画像符号化装置の差分動きベクトル算出部103、及び動画像復号装置の動きベクトル算出部204の予測動きベクトルの算出方法、及び予測動きベクトルリストの構築方法について述べたが、動画像符号化装置のインター予測情報推定部104、及び動画像復号装置のインター予測情報推定部205のマージ・モードでも同様の処理を行う。
図41のフローチャートを用いて、図40のS401の処理手順である周辺に隣接する予測ブロックグループNからの予測ブロックNの算出方法について説明する。添え字Xには参照リストを表す0若しくは1、Nには隣接する予測ブロックグループの領域を表すA(左側)、B(上側)、C(右上)またはD(左下)が入る。
以上のステップS4102〜S4110の処理をN=A,B,C,Dについて繰り返す(S4101〜S4111)。
図37、図9を用いて説明したマージ候補となる予測ブロックの候補をマージ候補リストに追加する方法について説明する。図42はマージ候補リストへのマージ候補となる予測ブロックの候補の追加処理手順を示すフローチャートである。本方式では、優先順位をつけて、優先順位の高いものからマージ候補リストmergeCandListに予測動きベクトルの候補を登録することで、マージ・インデックスmerge_idx[x0][y0]の符号量を削減する。優先順位の高い要素をマージ候補リストの前方に配置することで、符号量を削減する。例えば、マージ候補リストmergeCandListの要素が5個の場合、マージ候補リストのインデックス0を「0」、インデックス1を「10」、インデックス2を「110」、インデックス3を「1110」、インデックス4を「11110」とすることで、インデックス0を表す符号量が1ビットとなり、インデックス0に発生頻度が高いと考えられる要素を登録することで、符号量を削減する。
続いて、availableFlagBが1の場合(S4303のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックBをマージ候補として登録する(S4304)。
続いて、availableFlagColが1の場合(S4305のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックColをマージ候補として登録する(S4306)。
続いて、availableFlagCが1の場合(S4307のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックCをマージ候補として登録する(S4308)。
続いて、availableFlagDが1の場合(S4309のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックDをマージ候補として登録する(S4310)。
続いて、availableFlagBが1の場合(S4403のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックBをマージ候補として登録する(S4404)。
続いて、availableFlagCが1の場合(S4405のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックCをマージ候補として登録する(S4406)。
続いて、availableFlagDが1の場合(S4407のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックDをマージ候補として登録する(S4408)。
続いて、availableFlagColが1の場合(S4409のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックColをマージ候補として登録する(S4410)。
続いて、availableFlagBが1の場合(S4503のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックBをマージ候補として登録する(S4504)。
続いて、availableFlagColが1でかつMvXCrossが1の場合(S4505のYES、S4506のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックColをマージ候補として登録する(S4507)。
続いて、availableFlagCが1の場合(S4508のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックCをマージ候補として登録する(S4509)。
続いて、availableFlagDが1の場合(S4510のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックDをマージ候補として登録する(S4511)。
続いて、availableFlagColが1でかつMvXCrossが0の場合(S4511のYES、S4513のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックColをマージ候補として登録する(S4514)。
続いて、availableFlagBが1で、predFlagL0BとpredFlagL1Bが共に1の場合、(S4604のYES、S4605のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に双予測の予測ブロックBをマージ候補として登録する(S4606)。
続いて、availableFlagAが1で、predFlagL0AとpredFlagL1Aのどちらかが0の場合、(S4607のYES、S4608のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に双予測でない予測ブロックAをマージ候補として登録する(S4609)。
続いて、availableFlagBが1で、predFlagL0BとpredFlagL1Bのどちらかが0の場合、(S4610のYES、S4611のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に双予測でない予測ブロックBをマージ候補として登録する(S4612)。
続いて、availableFlagCが1で、predFlagL0CとpredFlagL1Cが共に1の場合、(S4613のYES、S4614のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に双予測の予測ブロックCをマージ候補として登録する(S4615)。
続いて、availableFlagDが1で、predFlagL0DとpredFlagL1Dが共に1の場合、(S4616のYES、S4617のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に双予測の予測ブロックDをマージ候補として登録する(S4618)。
続いて、availableFlagColが1の場合(S4619のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に予測ブロックColをマージ候補として登録する(S4620)。
続いて、availableFlagCが1で、predFlagL0CとpredFlagL1Cのどちらかが0の場合、(S4621のYES、S4622のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に双予測でない予測ブロックCをマージ候補として登録する(S4623)。
続いて、availableFlagDが1で、predFlagL0DとpredFlagL1Dのどちらかが0の場合、(S4624のYES、S4625のYES)、マージ候補リストmergeCandListの最後に双予測でない予測ブロックCをマージ候補として登録する(S4626)。
なお、マージモードにおいて、マージ候補となる予測ブロックの大きさを確認し、大きいものから順番に優先順位を付けることもできる。
符号化対象ブロックと同一ピクチャ内の前記符号化対象ブロックと隣接する符号化済みのブロック、および符号化対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記符号化対象ブロックと同一または周辺の位置にある符号化済みのブロックのいずれかから予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成する予測動きベクトル候補生成部を備え、
前記予測動きベクトル候補生成部は、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、ピクチャまたはスライス単位で、優先順位を変更して予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像符号化装置。
符号化対象ブロックと同一ピクチャ内の前記符号化対象ブロックと隣接する符号化済みのブロック、および符号化対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記符号化対象ブロックと同一または周辺の位置にある符号化済みのブロックのいずれかから予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成する予測動きベクトル候補生成部を備え、
前記予測動きベクトル候補生成部は、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、ブロック単位で、優先順位を変更して予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像符号化装置。
符号化対象ブロックと同一ピクチャ内の前記符号化対象ブロックと隣接する符号化済みのブロック、および符号化対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記符号化対象ブロックと同一または周辺の位置にある符号化済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む符号化情報であるマージの候補を生成するインター予測情報生成部を備え、
前記インター予測情報生成部は、各マージの候補を予測マージ候補リストに登録する際に、ピクチャまたはスライス単位で、優先順位を変更してマージ候補リストに登録することを特徴とする動画像符号化装置。
符号化対象ブロックと同一ピクチャ内の前記符号化対象ブロックと隣接する符号化済みのブロック、および符号化対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記符号化対象ブロックと同一または周辺の位置にある符号化済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む符号化情報であるマージの候補を生成するインター予測情報生成部を備え、
前記インター予測情報生成部は、各マージの候補を予測マージ候補リストに登録する際に、ブロック単位で、優先順位を変更してマージ候補リストに登録することを特徴とする動画像符号化装置。
符号化対象ブロックと同一ピクチャ内の前記符号化対象ブロックと隣接する符号化済みのブロック、および符号化対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記符号化対象ブロックと同一または周辺の位置にある符号化済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む符号化情報であるマージの候補を生成するインター予測情報生成部を備え、
前記インター予測情報生成部は、各マージの候補をマージ候補リストに登録する際に、空間方向からのマージの候補が双予測でインター予測されている場合、前記空間方向からのマージ候補の優先順位を上げてマージ候補リストに登録することを特徴とする動画像符号化装置。
符号化対象ブロックと同一ピクチャ内の前記符号化対象ブロックと隣接する符号化済みのブロック、および符号化対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記符号化対象ブロックと同一または周辺の位置にある符号化済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む符号化情報であるマージの候補を生成するインター予測情報生成部を備え、
前記インター予測情報生成部は、各マージの候補をマージ候補リストに登録する際に、符号化対象画像と参照画像との間の距離が短いマージの候補を他のマージの候補よりも優先順位を上げてマージ候補リストに登録することを特徴とする動画像符号化装置。
符号化対象ブロックと同一ピクチャ内の前記符号化対象ブロックと隣接する符号化済みのブロック、および符号化対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記符号化対象ブロックと同一または周辺の位置にある符号化済みのブロックのいずれかから予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成する予測動きベクトル候補生成部を備え、
前記予測動きベクトル候補生成部は、空間方向に予測ブロックをスキャンする際、左側の隣接予測ブロックグループ、及び上側の隣接予測ブロックグループの各隣接予測ブロックに対して、
1.符号化対象の予測ブロックで選択された符号化モードと同じ参照リストで、同じ参照フレームの動きベクトルが存在するか否か、
2.符号化対象の予測ブロックで選択された符号化モードとは異なる参照リストで、同じ参照フレームの動きベクトルが存在するか否か、
3.符号化対象の予測ブロックで選択された符号化モードと同じ参照リストで、異なる参照フレームの動きベクトルが存在するか否か、および
4.符号化対象の予測ブロックで選択された符号化モードとは異なる参照リストで、異なる参照フレームの動きベクトルが存在するか否か、
の優先順序で条件判定を行うことを特徴とする動画像符号化装置。
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかから予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成する予測動きベクトル候補生成部を備え、
前記予測動きベクトル候補生成部は、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、ピクチャまたはスライス単位で、優先順位を変更して予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかから予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成する予測動きベクトル候補生成部を備え、
前記予測動きベクトル候補生成部は、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、ブロック単位で、優先順位を変更して予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む符号化情報であるマージの候補を生成するインター予測情報生成部を備え、
前記インター予測情報生成部は、各マージの候補を予測マージ候補リストに登録する際に、ピクチャまたはスライス単位で、優先順位を変更してマージ候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある近隣の復号済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む符号化情報であるマージの候補を生成するインター予測情報生成部を備え、
前記インター予測情報生成部は、各マージの候補を予測マージ候補リストに登録する際に、ブロック単位で、優先順位を変更してマージ候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む符号化情報であるマージの候補を生成するインター予測情報生成部を備え、
前記インター予測情報生成部は、各マージの候補をマージ候補リストに登録する際に、空間方向からのマージの候補が双予測でインター予測されている場合、前記空間方向からのマージ候補の優先順位を上げてマージ候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む符号化情報であるマージの候補を生成するインター予測情報生成部を備え、
前記インター予測情報生成部は、各マージの候補をマージ候補リストに登録する際に、符号化対象画像と参照画像との間の距離が短いマージの候補の優先順位を上げてマージ候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかから予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成する予測動きベクトル候補生成部を備え、
前記予測動きベクトル候補生成部は、空間方向に予測ブロックをスキャンする際、左側の隣接予測ブロックグループ、及び上側の隣接予測ブロックグループの各隣接予測ブロックに対して、
1.復号対象の予測ブロックで選択された符号化モードと同じ参照リストで、同じ参照フレームの動きベクトルが存在するか否か、
2.復号対象の予測ブロックで選択された符号化モードとは異なる参照リストで、同じ参照フレームの動きベクトルが存在するか否か、
3.復号対象の予測ブロックで選択された符号化モードと同じ参照リストで、異なる参照フレームの動きベクトルが存在するか否か、および
4.復号対象の予測ブロックで選択された符号化モードとは異なる参照リストで、異なる参照フレームの動きベクトルが存在するか否か、
の優先順序で条件判定を行うことを特徴とする動画像復号装置。
Claims (12)
- 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号装置であって、
予測動きベクトル候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記予測動きベクトル候補リストにおける選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報を復号する復号部と、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかの動きベクトルからそれぞれ予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成し、生成した予測動きベクトルの候補を前記予測動きベクトル候補リストに登録する予測動きベクトル候補生成部と、
復号された前記予測動きベクトル候補リストにおける前記選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報にもとづいて、前記予測動きベクトル候補リストから予測動きベクトルを選択する予測動きベクトル選択部とを備え、
前記予測動きベクトル候補生成部は、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックの動きベクトルから予測した時間方向からの予測動きベクトルの候補が、前記復号対象ブロックを含む復号対象画像を時間軸上で横切った動きベクトルから予測されている場合、前記時間方向からの予測動きベクトルの候補を優先順位の上位にくるように前記予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。 - 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号装置であって、
予測動きベクトル候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記予測動きベクトル候補リストにおける選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報を復号する復号部と、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかの動きベクトルからそれぞれ予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成し、生成した予測動きベクトルの候補を前記予測動きベクトル候補リストに登録する予測動きベクトル候補生成部と、
復号された前記予測動きベクトル候補リストにおける前記選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報にもとづいて、前記予測動きベクトル候補リストから予測動きベクトルを選択する予測動きベクトル選択部とを備え、
前記予測動きベクトル候補生成部は、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロックの動きベクトルから予測した空間方向からの予測動きベクトルの候補が、時間軸方向にスケーリングされていない場合、前記空間方向からの予測動きベクトルの候補を優先順位の上位にくるように前記予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。 - 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号装置であって、
予測動きベクトル候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記予測動きベクトル候補リストにおける選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報を復号する復号部と、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかの動きベクトルからそれぞれ予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成し、生成した予測動きベクトルの候補を前記予測動きベクトル候補リストに登録する予測動きベクトル候補生成部と、
復号された前記予測動きベクトル候補リストにおける前記選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報にもとづいて、前記予測動きベクトル候補リストから予測動きベクトルを選択する予測動きベクトル選択部とを備え、
前記予測動きベクトル候補生成部は、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックの動きベクトルから予測した時間方向からの予測動きベクトルの候補が、予測処理順で最初の復号済みのブロックの動きベクトルから予測されている場合、前記時間方向からの予測動きベクトルの候補を優先順位の上位にくるように前記予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。 - 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号装置であって、
予測動きベクトル候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記予測動きベクトル候補リストにおける選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報を復号する復号部と、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかの動きベクトルからそれぞれ予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成し、生成した予測動きベクトルの候補を前記予測動きベクトル候補リストに登録する予測動きベクトル候補生成部と、
復号された前記予測動きベクトル候補リストにおける前記選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報にもとづいて、前記予測動きベクトル候補リストから予測動きベクトルを選択する予測動きベクトル選択部とを備え、
前記予測動きベクトル候補生成部は、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロックの動きベクトルから予測した空間方向からの予測動きベクトルの候補が、前記復号対象ブロックの左上に隣接する復号済みのブロックの動きベクトルから予測されたものでない場合、前記空間方向からの予測動きベクトルの候補を優先順位の上位にくるように前記予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。 - 前記予測動きベクトル候補生成部は、各予測動きベクトルの候補を予測処理する際に、前記復号対象ブロックの左上に位置する復号済みのブロックを左隣りのブロックグループ及び上隣りのブロックグループの双方に所属させて予測処理することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の動画像復号装置。
- 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号装置であって、
マージ候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記マージ候補リストにおける選択すべき符号化情報の順位を示す情報を復号する復号部と、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む複数の符号化情報であるマージの候補を生成し、生成したマージの候補をマージ候補リストに登録するインター予測情報生成部と、
復号された前記マージ候補リストにおける前記選択すべき符号化情報の順位を示す情報にもとづいて、前記マージ候補リストから符号化情報を選択する符号化情報選択部とを備え、
前記インター予測情報生成部は、各マージの候補をマージ候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックから得られた時間方向からのマージの候補の動きベクトルが、前記復号対象ブロックを含む復号対象画像を時間軸上で横切った動きベクトルである場合、前記時間方向からのマージ候補を優先順位の上位にくるように前記マージ候補リストに登録することを特徴とする動画像復号装置。 - 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号方法であって、
予測動きベクトル候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記予測動きベクトル候補リストにおける選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報を復号する復号ステップと、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかの動きベクトルからそれぞれ予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成し、生成した予測動きベクトルの候補を前記予測動きベクトル候補リストに登録する予測動きベクトル候補生成ステップと、
復号された前記予測動きベクトル候補リストにおける前記選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報にもとづいて、前記予測動きベクトル候補リストから予測動きベクトルを選択する予測動きベクトル選択ステップとを備え、
前記予測動きベクトル候補生成ステップは、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックの動きベクトルから予測した時間方向からの予測動きベクトルの候補が、前記復号対象ブロックを含む復号対象画像を時間軸上で横切った動きベクトルから予測されている場合、前記時間方向からの予測動きベクトルの候補を優先順位の上位にくるように前記予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像復号方法。 - 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号方法であって、
予測動きベクトル候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記予測動きベクトル候補リストにおける選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報を復号する復号ステップと、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかの動きベクトルからそれぞれ予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成し、生成した予測動きベクトルの候補を前記予測動きベクトル候補リストに登録する予測動きベクトル候補生成ステップと、
復号された前記予測動きベクトル候補リストにおける前記選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報にもとづいて、前記予測動きベクトル候補リストから予測動きベクトルを選択する予測動きベクトル選択ステップとを備え、
前記予測動きベクトル候補生成ステップは、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロックの動きベクトルから予測した空間方向からの予測動きベクトルの候補が、時間軸方向にスケーリングされていない場合、前記空間方向からの予測動きベクトルの候補を優先順位の上位にくるように前記予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像復号方法。 - 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号方法であって、
マージ候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記マージ候補リストにおける選択すべき符号化情報の順位を示す情報を復号する復号ステップと、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む複数の符号化情報であるマージの候補を生成し、生成したマージの候補をマージ候補リストに登録するインター予測情報生成ステップと、
復号された前記マージ候補リストにおける前記選択すべき符号化情報の順位を示す情報にもとづいて、前記マージ候補リストから符号化情報を選択する符号化情報選択ステップとを備え、
前記インター予測情報生成ステップは、各マージの候補をマージ候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックから得られた時間方向からのマージの候補の動きベクトルが、前記復号対象ブロックを含む復号対象画像を時間軸上で横切った動きベクトルである場合、前記時間方向からのマージ候補を優先順位の上位にくるように前記マージ候補リストに登録することを特徴とする動画像復号方法。 - 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号プログラムであって、
予測動きベクトル候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記予測動きベクトル候補リストにおける選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報を復号する復号ステップと、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかの動きベクトルからそれぞれ予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成し、生成した予測動きベクトルの候補を前記予測動きベクトル候補リストに登録する予測動きベクトル候補生成ステップと、
復号された前記予測動きベクトル候補リストにおける前記選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報にもとづいて、前記予測動きベクトル候補リストから予測動きベクトルを選択する予測動きベクトル選択ステップとをコンピュータに実行させ、
前記予測動きベクトル候補生成ステップは、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックの動きベクトルから予測した時間方向からの予測動きベクトルの候補が、前記復号対象ブロックを含む復号対象画像を時間軸上で横切った動きベクトルから予測されている場合、前記時間方向からの予測動きベクトルの候補を優先順位の上位にくるように前記予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像復号プログラム。 - 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号プログラムであって、
予測動きベクトル候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記予測動きベクトル候補リストにおける選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報を復号する復号ステップと、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかの動きベクトルからそれぞれ予測して、複数の予測動きベクトルの候補を生成し、生成した予測動きベクトルの候補を前記予測動きベクトル候補リストに登録する予測動きベクトル候補生成ステップと、
復号された前記予測動きベクトル候補リストにおける前記選択すべき予測動きベクトルの順位を示す情報にもとづいて、前記予測動きベクトル候補リストから予測動きベクトルを選択する予測動きベクトル選択ステップとをコンピュータに実行させ、
前記予測動きベクトル候補生成ステップは、各予測動きベクトルの候補を予測動きベクトル候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロックの動きベクトルから予測した空間方向からの予測動きベクトルの候補が、時間軸方向にスケーリングされていない場合、前記空間方向からの予測動きベクトルの候補を優先順位の上位にくるように前記予測動きベクトル候補リストに登録することを特徴とする動画像復号プログラム。 - 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償を用いて前記動画像が符号化された符号化ビット列を復号する動画像復号プログラムであって、
マージ候補リストにおいて優先順位の上位にあるものほど短い符号長の符号が割り当てられて符号化された、前記マージ候補リストにおける選択すべき符号化情報の順位を示す情報を復号する復号ステップと、
復号対象ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象ブロックと隣接する復号済みのブロック、および復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックのいずれかのインター予測情報を含む符号化情報から、複数のインター予測情報を含む複数の符号化情報であるマージの候補を生成し、生成したマージの候補をマージ候補リストに登録するインター予測情報生成ステップと、
復号された前記マージ候補リストにおける前記選択すべき符号化情報の順位を示す情報にもとづいて、前記マージ候補リストから符号化情報を選択する符号化情報選択ステップとをコンピュータに実行させ、
前記インター予測情報生成ステップは、各マージの候補をマージ候補リストに登録する際に、前記復号対象ブロックとは異なるピクチャ内の前記復号対象ブロックと同一または周辺の位置にある復号済みのブロックから得られた時間方向からのマージの候補の動きベクトルが、前記復号対象ブロックを含む復号対象画像を時間軸上で横切った動きベクトルである場合、前記時間方向からのマージ候補を優先順位の上位にくるように前記マージ候補リストに登録することを特徴とする動画像復号プログラム。
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