JP2012251654A

JP2012251654A - 取り付けが簡単なアンカーボルト

Info

Publication number: JP2012251654A
Application number: JP2011135741A
Authority: JP
Inventors: Takayuki Sato; 隆幸佐藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2011-06-01
Filing date: 2011-06-01
Publication date: 2012-12-20

Abstract

【課題】アンカーボルトを取り付ける箇所の裏側に作業者が立ち入れないところや、アンカーボルトを取り付ける箇所の裏側に作業者の手先・指先が届かないところに、簡単に取り付け出来るアンカーボルトを提供する。
【解決手段】取り付けが簡単なアンカーボルト１を、ボルト部２、タップねじのはめ込み止めが付いた部５、タップねじ部８の３部を金属材又は強化合成樹脂材で一体に形成する。ボルト部は、中心軸線を中心にボルト部上端から垂直に形成する六角穴３を保有する。
【選択図】図１−１

Description

発明の詳細な説明

産業上の利用分野

「取り付けが簡単なアンカーボルト」は、これを取り付けるところに、使用する「取り付けが簡単なアンカーボルト」の規格・寸法・材質に適合する穴を明け、この穴に「取り付けが簡単なアンカーボルト」の「タップねじのはめ込み止めが付いた・タップねじ」部をしっくりはめ込む作業工法だけで簡単にアンカーボルト取り付けが出来るので産業上すこぶる便利である。

従来、アンカーボルトを取り付けるにはアンカーボルトを取り付けるところに、使用するアンカーボルトのアンカー部に適合する穴を明け、この穴にアンカーボルトのアンカー部を通してナット止めするか、アンカー部を叩き込んで固定するか、アンカー部を溶接付けするか、またはアンカー部を接着剤で固定するかであった。従ってアンカーボルト取り付けに多義な作業工法を要した。

発明が解決しょうとする課題

アンカーボルトを簡単に取り付けるには、アンカーボルトにいかなる技術を保有させ・かつ作業工法を簡単にすればよいかを解決すればよい。

課題を解決するための手段

以下に、課題を解決するための手段を説明する。
（１）「ボルト部」、「タップねじのはめ込み止めが付いた部」、「タップねじ部」、の３部を金属材または強化合成樹脂材で一体に形成する「取り付けが簡単なアンカーボルト」を発明すればよい。
（２）「取り付けが簡単なアンカーボルト」は、複数の規格・寸法・材質で形成する。
（３）「ボルト部」に、中心軸線を中心に「ボルト部」上端から垂直に形成した六角穴を保有する。この六角穴は、「取り付けが簡単なアンカーボルト」のはめ込み・抜き取り用工具を差し込む技術である。
（４）「タップねじのはめ込み止めが付いた部」は、「ボルト部」の下に形成し「タップねじ部」が必要以上はまり込むのを止める技術を保自し・上部は平らに形成する。
（５）「タップねじ部」は、「タップねじのはめ込み止めが付いた部」の下に形成して、「取り付けが簡単なアンカーボルト」をしっくりはめ込む技術を保有する。
（６）「取り付けが簡単なアンカーボルト」を取り付けるところの材質が比較的軟らかで、また「取り付けが簡単なアンカーボルト」を取り付けるところに明けた穴の深さが浅い箇所に使用する「取り付けが簡単なアンカーボルト」の「タップねじ部」の先端は、鋭角に形成する。
（７）「取り付けが簡単なアンカーボルト」を取り付けるところの材質が硬いもの・比較的硬いもの、また「取り付けが簡単なアンカーボルト」を取り付けるところに明けた穴の深さが深い箇所に使用する「取り付けが簡単なアンカーボルト」の「タップねじ部」の先端は、鈍角に形成する。
（８）「取り付けが簡単なアンカーボルト」を取り付けるところに明ける穴の形状や深さは、そこに使用する「取り付けが簡単なアンカーボルト」の規格・寸法・材質に適合させて決める。
（９）前（８）項の穴に「取り付けが簡単なアンカーボルト」の「タップねじのはめ込み止めが付いた・タップねじ」部をしっくりはめ込めば「タップねじのはめ込み止めが付いた部」の上部は「取り付けが簡単なアンカーボルト」を取り付けたところの面と同一面になり、また「ボルト部」は取り付けた箇所に直立して取り付く。
（１０）「取り付けが簡単なアンカーボルト」を取り付けるところの材質と、そこに使用する「取り付けが簡単なアンカーボルト」の材質は適合するものを用いる。

作用と実施例

本発明の作用を述べる。
（１）「取り付けが簡単なアンカーボルト」は、これを取り付けるところに、使用する「取り付けが簡単なアンカーボルト」の規格・寸法・材質に適合した穴を明け、この穴に「取り付けが簡単なアンカーボルト」の「タップねじのはめ込み止めが付いた・タップねじ」部をしっくりはめ込む作業工法だけで、簡単にアンカーボルトの取り付けが出来る。
（２）従って、アンカーボルト取り付けに要する作業時間を、従来の作業時間より大幅に短縮できる。
次に本発明の実施例を述べる。
（１）「取り付けが簡単なアンカーボルト」は、産業用・事務所用・集合住宅用・一般家庭用・その他汎用アンカーボルトとしてこれを取り付けるところに、使用する「取り付けが簡単なアンカーボルト」の「タップねじのはめ込み止めが付いた・タップねじ」部に適合する穴を明け、この穴に「タップねじのはめ込み止めが付いた・タップねじ」部をしっくりはめ込む作業工法だけで、簡単にアンカーボルト取り付けが出来る。
（２）産業用として、大強度を要さない鋼材の組立てやパネルの組込み連結用に、また各種装置の据付用、什器・備品の固定用アンカーボルトとして使用実施できる。
（３）事務所用・集合住宅用として、大強度を要さない建築材料の組込み連結用として、また艤装品の取り付け用アンカーボルトとして使用実施できる。
（４）一般家庭用として、大強度を要さない建築材料の組込み連結用として、また調度品の取り付け固定用アンカーボルトとして使用実施できる。
（５）その他汎用として、キットの組込み連結用に、また模型・趣味用品の組立用アンカーボルトとして使用実施できる。

発明の効果

（１）本発明の効果は、これを取り付けるところに、使用する「取り付けが簡単なアンカーボルト」の規格・寸法・材質に適合した穴を明け、この穴に「取り付けが簡単なアンカーボルト」をしっくりはめ込む作業工法だけで、簡単にアンカーボルト取り付けができるので、従来のアンカーボルト取り付けに要した作業時間を大幅に短縮できる。
（２）本発明の「取り付けが簡単なアンカーボルト」は、アンカーボルトを取り付けるところの裏側に、作業者が入れない箇所や、作業者の手先・指先が届かない箇所でも、「取り付けが簡単なアンカーボルト」の規格・寸法・材質に適合した穴明けができれば、この穴に「タップねじのはめ込み止めが付いた・タップねじ」部をしっくりはめ込む作業工法だけで、簡単にアンカーボルトの取り付けが出来る。
（３）本発明の「取り付けが簡単なアンカーボルト」は、既に完成している壁面や床面、その他アンカーボルトを取り付けるところに、使用する「取り付けが簡単なアンカーボルト」の規格・寸法・材質に適合した穴を明け、この穴に「取り付けが簡単なアンカーボルト」の「タップねじのはめ込み止めが付いた・タップねじ」部をしっくりはめ込む作業工法だけで、簡単にアンカーボルトの取付けが出来る。

本発明の正面図並びに側面図（タップねじ部の先端が鋭角）本発明の平面図（タップねじ部の先端が鋭角）本発明の正面図並びに側面図（タップねじ部の先端が鈍角）本発明の平面図（タップねじ部の先端が鈍角）

１は、「取り付けが簡単なアンカーボルト」の中心軸線
２は、「ボルト部」
３は、中心軸線を中心に「ボルト部」上端から垂直に形成する「ボルト部」に保有の六角穴
４は、「タップねじのはめ込み止めが付いた部」の上部
５は、「タップねじのはめ込み止めが付いた部」
６は、「タップねじのはめ込み止めが付いた部」の上部外周縁
７は、「タップねじのはめ込み止めが付いた部」の下部外周縁
８は、「タップねじ部」
９は、「タップねじ部」の先端

Claims

（１）「取り付けが簡単なアンカーボルト」は「ボルト部」、「ボルト部」の下に形成する「タップねじのはめ込み止めが付いた部」、「タップねじのはめ込み止めが付いた部」の下に形成する「タップねじ部」、の３部を金属材または強化合成樹脂材で一体に形成し、
（２）また「取り付けが簡単なアンカーボルト」は、複数の規格・寸法・材質で具備、
（３）「ボルト部」は、中心軸線を中心に「ボルト部」上端から垂直に形成した六角穴を保有する。この六角穴は、「取り付けが簡単なアンカーボルト」のはめ込み・抜き取り用工具を差し込む技術で、
（４）「タップねじのはめ込み止めが付いた部」は、「タップねじ部」が必要以上はまり込むのを止める技術を保有し・上部は平らに形成、
（５）「タップねじ部」は、「取り付けが簡単なアンカーボルト」を取り付け穴にしっくりはめ込む技術を保有、
（６）また、「タップねじ部」の先端は、鋭角なものから鈍角なものまで複数の規格で形成する。
この発明は、以上の技術を保有した「取り付けが簡単なアンカーボルト」である。