JP2012248345A - 管形発光ランプおよび照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光体同士の電気接続が容易に行えるとともに、電気接続物による照明光への影が抑制される管形発光ランプおよびこの管形発光ランプを具備する照明器具を提供する。
【解決手段】管形発光ランプ1は、長手方向端側に一面11aと段差14を有する凹段部15が形成された長尺の基板11、基板11の一面11a側に実装された半導体発光素子2および凹段部15に配設されて半導体発光素子2に電気接続されたコネクタ12を有する発光体3と、凹段部15が基板11の長手方向で対向し基板11が隣接するように発光体3の複数個を取り付けている取付け体6と、隣接するコネクタ12,12同士を電気接続している電気接続手段7と、取付け体6および発光体3を収容している透光性の管体8と、半導体発光素子2に接続される給電用接触子を有し、管体8の端部に設けられた口金を具備している。
【選択図】図5

Description

本発明の一実施形態は、半導体発光素子を光源とする管形発光ランプおよびこの管形発光ランプを具備する照明器具に関する。
オフィスなどの照明には、直管形蛍光ランプが使用されているが、近年、消費電力が小さく、発熱量が低く、長寿命であるLEDを光源とする直管形LEDランプが使用されつつある。この直管形LEDランプは、長方形の基板に複数個のLEDが列状に実装されてなる発光体(LEDモジュール)が円筒状のガラス管または合成樹脂管の内部に複数個並べられている。LEDは、基板に等間隔で実装されているとともに、隣接する基板間においても同等の間隔となるようにしている。
そして、隣接する発光体は、コネクタ等を用いて電気的に直列接続されている。例えば、基板のLED実装面であって長手方向の一端部にオス型コネクタ、他端部にメス型コネクタがそれぞれ配置され、隣り合ったオス型コネクタとメス型コネクタとが接続されている(例えば特許文献1参照。)
また、基板のLED実装面と反対側の背面であって長手方向の両端部に設けたソケットピンを用いて、隣接する発光体同士が接続されている(例えば特許文献2参照)。また、基板の長手方向の両端面にピン穴およびピンがそれぞれ設けられ、ピンをピン穴に嵌合することにより隣接する発光体同士を接続しているものがある(例えば特許文献3参照。)。
特開2010−3683号公報(第9頁、第2図) 特開2006−12860号公報(第10頁、第8図) 国際公開第2009/145248号公報(段落番号0018、第4図)
直管形LEDランプは、その長手方向に亘って略均一であって所定の光束の照明光を出射するために、LEDの実装間隔が小さくなっている。ここで、特許文献1に示すように、基板のLED実装面にオス型コネクタおよびメス型コネクタがそれぞれ配置されると、当該コネクタは、LED実装面から相応の高さを有するので、LEDの放射光の一部がコネクタにより遮られて、照明光にコネクタの影が発生することがあった。
また、特許文献2に示すように、基板の背面にソケットピンが設けられると、基板の背面側に配設されるLEDからの熱を熱伝導させる放熱部材との干渉を回避させる必要があり、放熱部材の形成が複雑になるという問題がある。また、特許文献3に示すように、基板の端面にピン穴およびピンが設けられると、基板の板厚が大きくなって基板が重量化し価格上昇するとともに、LEDとピン穴の端子およびピンとの電気接続が複雑になるという問題がある。
本発明は、発光体同士の電気接続が容易に行えるとともに、電気接続物による照明光への影が抑制される管形発光ランプおよびこの管形発光ランプを具備する照明器具を提供することを目的とする。
本発明の実施形態の管形発光ランプは、発光体、取付け体、電気接続手段、管体および口金を有して構成される。
発光体は、長尺の基板、この基板の一面側に実装された半導体発光素子およびコネクタを有してなる。基板の長手方向端側には、一面と段差を有する凹段部が形成されている。コネクタは、凹段部に配設されて半導体発光素子に電気接続されている。
取付け体は、複数個の発光体を取り付けている。このとき、基板の凹段部が基板の長手方向で対向し基板が隣接するように取り付けている。
電気接続手段は、隣接するコネクタ同士を電気接続する。
管体は、透光性を有し、取付け体および発光体を収容している。そして、口金は、半導体発光素子に接続される給電用接触子を有してなり、管体の少なくとも一方の端部に設けられる。
本発明の実施形態によれば、コネクタが基板の凹段部に配設されるので、基板の一面と凹段部との段差分、コネクタの基板の一面からの高さが低くなり、隣接する発光体の接続箇所における半導体発光素子からの放射光の一部がコネクタにより遮られることが抑制され、これにより、照明光へのコネクタによる影の発生が抑制できることが期待できる。
本発明の第1の実施形態を示す管形発光ランプの模式図である。 同じく、管形発光ランプの一部切り欠き概略正面図である。 同じく、管形発光ランプであり、(a)は概略左側面図、(b)は概略右側面図である。 同じく、管形発光ランプの概略縦断面図である。 同じく、隣接する発光体の一部を示し、(a)は概略上面図、(b)は概略正面図である。 同じく、他の管形発光ランプの隣接する発光体の一部を示す概略上面図である。 本発明の第2の実施形態を示す照明器具の概略斜視図である。 同じく、管形発光ランプが装着されていないときの照明器具の一部切り欠き概略側面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態の管形発光ランプ1は、図1ないし図6に示すように構成される。なお、各図において、同一部分には同一符号を付して重複した説明は省略する。
図1において、管形発光ランプ1は、発光ダイオード2を光源とする直管形LEDランプであり、発光体3,4,5、取付け体6、電気接続手段7、管体8および口金9,10を有して構成されている。
発光体3,4,5は、直線上に並設されている。発光体3は、複数個(2個)であり、発光体4および発光体5は、それぞれ複数個の発光体3の両端側に設けられている。管形発光ランプ1の全長は、発光体3の数量を1個ないし複数個にすることによって設定可能となっている。
発光体3は、基板11、半導体発光素子としての複数個の発光ダイオード2およびコネクタとしての雌コネクタ12を有して形成されている。基板11は、電気絶縁性のリジット基板であり、ガラスエポキシ材などの合成樹脂板からなり、長尺の長方形に形成されている。例えば、短手(幅)方向の寸法が20mm、長手方向の寸法が250mmの長方形に形成されている。また、基板11の板厚は、例えば1.6mmである。
発光ダイオード2は、例えば白色光を放射する表面実装型のLEDパッケージからなり、基板11の一面11a側に実装されている。また、発光ダイオード2は、基板11の短手方向の中央部において長手方向に沿って等間隔例えば7mmで直線上に実装されている。
そして、隣接する発光ダイオード2,2同士と、基板11の長手方向最端の発光ダイオード2および雌コネクタ12の図示しない一方の端子とは、それぞれ基板11の一面11aに形成された例えば銅箔からなる配線パターン13により電気的に直列接続されている。また、基板11の一面11aには、自己の基板11に配設されている雌コネクタ12,12の図示しない他方の端子同士を電気接続する別の配線パターン14が長手方向に沿って形成されている。
基板11には、その長手方向両端側11c,11dにそれぞれ凹段部15,15が形成されている。この凹段部15,15は、基板11の長手方向に沿う直線上に位置するように形成されている。ここでは、基板11の短手方向一端側にそれぞれ形成されている。
凹段部15は、図5(b)に示すように、基板11の一面11aと例えば1mmの段差16を有する直方体形状に形成され、平面の底面15aを有している。また、凹段部15は、図5(a)に示すように、基板11の長手方向および短手方向のそれぞれの最端の角部に切り欠きされて形成され、基板11の前記最端側が外部空間に開放されている。そして、凹段部15に雌コネクタ12が配設されている。
雌コネクタ12は、凹段部15の底面15aに例えば接着材により取り付けられている。そして、雌コネクタ12は、基板11の長手方向に沿う側から後述する電気接続手段7を接続するように配設されている。また、雌コネクタ12は、図示しない一対の端子がリード線17a,17bにより基板11の配線パターン13,14にそれぞれ電気接続されている。すなわち、雌コネクタ12の一方の端子は、直列接続された発光ダイオード2に電気接続されている。
発光体4は、図1に示すように、その一端側4aにおいて、基板11の一面11a側に入力用の雌コネクタ18,18が配設されている。そして、一方の雌コネクタ18が配線パターン13に接続され、他方の雌コネクタ18が配線パターン14に接続されている。発光体4の発光ダイオード2は、雌コネクタ18,18が配設されていることなどにより、発光体3よりも幾分少なくなっている。その他の構成は、発光体3と同様である。
また、発光体5は、他端側5bにおいて、配線パターン13および配線パターン14がジャンパー線20により電気接続されている。発光体5は、他端側5bに発光ダイオード2が設けられていない分、発光ダイオード2の数量が発光体3よりも少なくなっている。その他の構成は、発光体3と同様である。
なお、基板11は、熱伝導性を有する金属例えばアルミニウム(Al)で形成されてもよく、この場合、少なくとも一面11aに絶縁被膜などが形成される。また、基板11は、そのものが絶縁性を有するセラミック板などで形成してもよい。
そして、発光体3,4,5は、取付け体6に取り付けられている。取付け体6は、軽量であって高熱伝導率を有する金属例えばアルミニウム(Al)からなり、略蒲鉾形に形成されている。すなわち、取付け体6は、図4に示すように、平面部6aおよび後述する管体8の内面8bに沿う円弧状面6bを有する円弧状柱体に形成されている。そして、取付け体6は、その円弧状面6bが管体8の内面8bに載置するように設けられ、その平面部6aに発光体3,4,5を取り付けている。
図1において、取付け体6は、その長手方向の両端側6c,6dにそれぞれ発光体4,5が配設されるように、その平面部6aに複数個の発光体3,4,5をそれぞれ複数個のねじ21により取り付けている。各発光体3,4,5は、基板11の一面11aと反対側の他面が取付け体6の平面部6aに面接触している。ここで、各発光体3,4,5は、それらの基板11に形成された凹段部15が基板11の長手方向(取付け体6の長手方向)で対向するように取り付けられている。また、発光体3,4,5は、基板11がほぼ隙間なく隣接するように取り付けられている。すなわち、隣接する基板11,11の長手方向最端側の発光ダイオード2,2の間隔が基板11での発光ダイオード2,2の間隔とほぼ同等となり、発光体3,4,5の放射光が取付け体6の長手方向で途切れることがないようにしている。
また、取付け体6は、その他端側6bにおいて、接地用の雌コネクタ19が配設されている。この雌コネクタ19の端子は、取付け体6の平面部6aに面接触して電気接続されている。
電気接続手段7は、リード線22およびこのリード線22の両端に設けられた雄コネクタ23,23を有して構成されている。雄コネクタ23は、基板11の長手方向に沿う側から雌コネクタ12に装着される。これにより、隣接する基板11,11の隣接する雌コネクタ12,12同士が電気接続手段7により電気接続される。そして、発光体3,4,5の発光ダイオード2は、発光体4の一端側4aに設けられた雌コネクタ18,18間において電気的に直列接続される。
管体8は、透光性の合成樹脂例えばポリカーボネート(PC)樹脂からなり、例えば外径25mm、肉厚1mmの円筒状に形成されている。そして、その長手方向に亘って取付け体6および取付け体6に取り付けられた発光体3,4,5を収容している。
そして、管体8は、図4に示すように、発光体3,4,5の基板11の一面11aが管体8の中心軸8cないし中心軸8cよりも正対する内面8bから幾分遠ざかる位置となるように収容している。すなわち、そのようになるように、取付け体6の大きさが形成されている。
口金9,10は、図2に示すように、電気絶縁性の合成樹脂例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂からなり、管体8と同外径を有する有底の円筒状に成型され、それぞれ管体8の両端部8d,8eに設けられている。そして、口金9は、一対の給電用接触子24,24を配設し、口金10は、1個の接地用接触子25を配設している。
口金9は、その底面9bの反対側の外底面9aに平板状の固定部26が突出するように設けられている。固定部26は、図3(a)に示すにように、略長方形に形成され、外底面9aの内側で外底面9aの中央側に設けられている。一対の給電用接触子24,24は、例えば黄銅からなり、比較的肉厚の大きい略板状に形成されている。
そして、一対の給電用接触子24,24は、固定部26の図示しない孔に圧入されて、口金9の底面9b側に貫通するように取り付けられている。また、一対の給電用接触子24,24は、その先端側24a,24aがL形となるように折り曲げられているとともに互いに遠ざかる方向となるようにして、固定部26に取り付けられている。そして、図2に示すように、給電用接触子24の後端側24bは、幅小に形成されている。
また、口金9は、その底面9bに凹部27およびこの凹部27に連通する貫通孔28を有するダボ29を形成している。ダボ29は、外底面9aと反対側の開口端面9cと同一面となる位置まで延在して形成されている。凹部27は、外底面9aからねじ30が挿入され、その頭部30aが入る大きさの円柱状に形成され、貫通孔28は、ねじ30のねじ部30bが挿通可能な円柱状に形成されている。凹部27および貫通孔28は、図3(a)に示すように、一対設けられている。
図2において、口金10は、口金9と同様に、その外底面10aに固定部26を設け、その底面10bにダボ29を一対設けている。そして、固定部26に接地用接触子25を取り付けている点を除き、口金9と同様に形成されている。接地用接触子25は、例えば黄銅からなり、略円柱状に形成され、図3(b)に示すように、その先端側25aが略長方形に形成されている。
図2において、取付け体6の長手方向の両端面6e,6fには、それぞれダボ29の貫通孔28に対応して設けられたねじ孔31が形成されている。そして、管体8内に取付け体6を収容した状態で、口金9,10のそれぞれの凹部27からねじ30がねじ孔31に完全に螺着されている。これにより、取付け体6の端面6eと口金9の開口端面9cとが当接し、取付け体6の端面6fと口金10の開口端面10cとが当接して、管体8が口金9,10により挟まれている。このとき、口金9,10のそれぞれの外面9d,10dと、管体8の外面8aとは、同一面状の外周面となっている。
そして、一対の給電用接触子24,24の後端部24b,24b(図2中、一方のみを示す。)には、それぞれ先端に雄コネクタ32を有するリード線33が例えばはんだ付けにより接続されている。雄コネクタ32,32は、発光体4の一端側4aに設けられた一対の雌コネクタ18,18にそれぞれ接続されている。これにより、発光体3,4,5の発光ダイオード2は、一対の給電用接触子24,24に直列接続されている。
また、接地用接触子25の後端部25bには、先端に雄コネクタ34を有するリード線35が例えばはんだ付けにより接続されている。雄コネクタ34は、取付け体6の他端側6bに設けられた雌コネクタ19に接続されている。これにより、金属からなる取付け体6は、接地用接触子25に電気接続されている。
なお、接地用接触子25は、取付け体6に接地させなくてもよい。この場合、雌コネクタ19および雄コネクタ34を有するリード線35を設けなくすることができる。すなわち、接地用接触子25は、管形発光行ランプ1を一対の給電用接触子24,24と共に照明器具のソケットに支持するものであればよい。
こうして、電気接続手段7により発光ダイオード2が直列接続された発光体3,4,5を取り付けている取付け体6、この取付け体6を収容している管体8および口金9,10が4本のねじ30により組み立てられて、管形発光ランプ1が形成されている。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について述べる。
管形発光ランプ1は、その一対の給電用接触子24,24に所定の電力が供給されると、発光体3,4,5の発光ダイオード2が点灯(発光)し、可視光例えば白色光を放射する。各発光体3,4,5から放射された白色光は、透光性の管体8を透過して外方に放射される。
各発光体3,4,5は、それらの基板11が取付け体6の平面部6aにほぼ隙間なく隣接して配設され、発光ダイオード2が取付け体6の長手方向に亘って等間隔で配設されているので、各発光体3,4,5からの放射光は、管体8の長手方向で途切れることなくほぼ均一に出射される。
そして、各発光体3,4,5の発光ダイオード2を電気接続するためのコネクタとしての雌コネクタ12は、基板11の一面11aと段差16を有する凹段部15に配設されているので、段差16分、基板11の一面11aからの突出長(上面までの高さ)が小さくなっている。これにより、発光ダイオード2の雌コネクタ12側に向かう放射光であって、基板11の一面11aに略沿う放射光および当該一面11aに対して斜め方向に放射される放射光は、雌コネクタ12に遮られる割合が小さくなる。
また、隣接する基板11,11の隣接する雌コネクタ12,12同士を電気接続する電気接続手段7の雄コネクタ23は、基板11の長手方向に沿う側から雌コネクタ12に装着されて電気接続されるので、電気接続手段7のリード線22および雄コネクタ23は、基板11の一面11aからの位置が低いものとなっている。これにより、発光ダイオード2の電気接続手段7側に向かう放射光であって、基板11の一面11aに略沿う放射光および当該一面11aに対して斜め方向に放射される放射光は、電気接続手段7に遮られる割合が小さくなる。
このように、発光ダイオード2から放射され、雌コネクタ12および電気接続手段7側に向かう放射光は、雌コネクタ12および電気接続手段7により遮られることが抑制される。これにより、管体8の長手方向に対して斜め方向に出射される発光ダイオード2からの放射光(照明光)に雌コネクタ12および電気接続手段7による影の発生が抑制され、人に違和感などが生じにくくなる。
そして、雌コネクタ12が配設される凹段部15は、基板11の角部に切り欠きされて形成されているので、管体8の直下側方向への照明光に雌コネクタ12および電気接続手段7による影が発生することが防止される。
また、凹段部15が基板11の角部に形成されていることにより、凹段部15の基板11の短手方向最端側が外部側に開放されているので、電気接続手段7の雄コネクタ23を雌コネクタ12に接続しやすくなる。特に、雄コネクタ23は、基板11の長手方向に沿う側から雌コネクタ12に電気接続されるので、雄コネクタ23を基板11の長手方向から雌コネクタ12に接続しやすい。こうして、基板11の凹段部15に配設された雌コネクタ12に電気接続手段7の雄コネクタ23を装着することにより、発光体3,4,5同士の電気接続が容易に行える。
本実施形態によれば、管形発光ランプ1は、コネクタとしての雌コネクタ12が基板11の凹段部15に配設されているので、基板11の一面11aと凹段部15との段差16分、雌コネクタ12の基板11の一面11aからの高さが低くなり、隣接する発光体3,4,5の接続箇所における発光ダイオード2からの放射光の一部が雌コネクタ12により遮られることが抑制されて、照明光への雌コネクタ12による影の発生を抑制できるという効果を有する。
また、雌コネクタ12に装着される電気接続手段7の雄コネクタ23は、基板11の長手方向に沿う側から雌コネクタ12に電気接続されるので、電気接続手段7の基板11の一面11aからの配設位置が低くなり、これにより、隣接する発光体3,4,5の接続箇所における発光ダイオード2からの放射光の一部が電気接続手段7により遮られることが抑制されて、照明光への電気接続手段7による影の発生を抑制できるという効果を有する。
そして、隣接する発光体3,4,5同士は、隣接する雌コネクタ12,12同士を電気接続手段7により電気接続することにより電気接続されるので、その電気接続が容易にできるという効果を有する。
また、雌コネクタ12が配設される凹段部15は、基板11の角部に切り欠きされて形成されているので、基板11の短手方向の最端側が開方されていることにより、電気接続手段7の雄コネクタ23を雌コネクタ12に容易に電気接続しやすいとともに、管体8の直下側方向への発光ダイオード2の放射光(照明光)に雌コネクタ12および電気接続手段7による影が発生することを防止できるという効果を有する。
なお、発光体3は、半導体発光素子として発光ダイオード2に表面実装型のLEDパッケージを用いたが、これに限らず、LEDチップを用いて形成してもよい。また、半導体発光素子として、有機エレクトロルミネセンス(EL)素子を用いてもよい。
そして、管体8は、一方の端部8dに一対の給電用接触子24,24および接地用接触子25を有する口金を設け、他方の端部8eに取付け体6を固定する固定体を設けるようにしてもよい。すなわち、口金は、管体8の少なくとも一方の端部8dに設けられていればよい。また、管体8は、樹脂管に限らず、透光性のガラスを用いて形成してもよい。
また、凹段部15は、基板11の長手方向および短手方向のそれぞれの最端の角部に設けるに限らず、図6(a)に示すように、基板11の一面11aの内側に凹部に形成されてもよい。そして、凹段部15に配設される雌コネクタ12は、電気接続手段7の雄コネクタ23を基板11の一面11aの直上側から装着するものであってもよい。この場合であっても、雌コネクタ12の基板11の一面11aからの突出長(上面までの高さ)が小さいことにより、雌コネクタ12および電気接続手段7の基板11の一面11aからの突出は、相応に小さく、発光ダイオード2の放射光を遮る割合が相応に低減されるものである。凹段部15は、図6(b)に示すように、切り込みにより形成されてもよい。
また、電気接続手段7は、雄コネクタ23を有するリード線22に限らす、例えば、一方の雌コネクタ12をピン構造物に形成し、他方の雌コネクタ12に電気接続するものであってもよい。
また、管形発光ランプ1は、その発光体3,4,5のそれぞれの基板11が長方形に形成されているが、これに限らず、例えばそれらの基板11を連なる円弧状形に形成し、管体8を2分割合体の円筒状の円弧状形(環形)にして、曲管形発光ランプに形成したものであってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図7および図8は、本発明の第3の実施形態を示し、図7は照明器具の概略斜視図、図8は管形発光ランプが装着されていないときの照明器具の一部切り欠き概略側面図である。なお、図2と同一部分には、同一符号を付して説明は省略する。
図8において、照明器具36は、天井面に設置されるものであり、図2に示す管形発光ランプ1、器具本体37および点灯装置38を有して構成されている。器具本体37は、冷間圧延鋼板等によって形成され、ソケット39,40を除いて従来の直管形蛍光ランプが装着される既知の構成を成している。そして、図7に示すように、器具本体37は、ソケット39,40が一対設けられており、2個の管形発光ランプ1を配設している。
器具本体37は、その長手方向の両端側37a,37bに2個の管形発光ランプ1が着脱されるソケット39,40を一対取り付けている。一方のソケット39は、管形発光ランプ1の口金9に設けた一対の給電用接触子24,24が差し込まれて接続される構造に形成されている。また、他方のソケット40は、管形発光ランプ1の口金10に設けた1個の接地用接触子25が差し込まれて接続される構造に形成されている。
そして、図8に示すように、器具本体38は、天井面に図示しないねじ等により取り付けられる基台41と、器具本体38にねじ42により固定された反射体43を備えている。基台41は、長形の略長方形に形成され、反射体43は、長形であって長手方向と直交する断面が略五角形である箱状に形成されている。
点灯装置38は、基台41に取り付けられている。点灯装置38は、図示しない入力線が外部の商用交流電源に接続されている。そして、図示しない一対の出力線が一方のソケット39に接続され、図示しないアース線が他方のソケット40に接続されている。こうして、点灯装置38は、器具本体37に配設されている。そして、点灯装置38は、管形発光ランプ1に所定の電流を供給して、発光ダイオード2を点灯する既知の構成により形成されている。
本実施形態の照明器具36は、発光体3,4,5を電気接続するコネクタとしての雌コネクタ12および隣接する雌コネクタ12,12同士を電気接続する電気接続手段7が発光ダイオード2の放射光に影となることが抑制される管形発光ランプ1を具備するので、前記影の発生が抑制される略均一な照明光を器具本体37の長手方向に亘って照射できるとともに、人に前記影による不快感などを与えにくくすることができるという効果を有する。
1…管形発光ランプとしての直管形LEDランプ、 2…半導体発光素子としての発光ダイオード、 3,4,5…発光体、 6…取付け体、 7…電気接続手段、 8…管体、 9,10…口金、 11…基板、 12…コネクタとしての雌コネクタ、 15…凹段部、 24…給電用接触子、 36…照明器具、 37…器具本体、 38…点灯装置、 39,40…ソケット

Claims (4)

  1. 長手方向端側に一面と段差を有する凹段部が形成された長尺の基板、この基板の前記一面側に実装された半導体発光素子および前記凹段部に配設されて前記半導体発光素子に電気接続されたコネクタを有する発光体と;
    前記凹段部が前記基板の長手方向で対向し前記基板が隣接するように前記発光体の複数個を取り付けている取付け体と;
    隣接する前記コネクタ同士を電気接続している電気接続手段と;
    前記取付け体および前記発光体を収容している透光性の管体と;
    前記半導体発光素子に接続される給電用接触子を有し、前記管体の少なくとも一方の端部に設けられた口金と;
    を具備していることを特徴とする管形発光ランプ。
  2. 前記凹段部は、前記基板の角部に切り欠きされて形成されていることを特徴とする請求項1記載の管形発光ランプ。
  3. 前記電気接続手段は、前記基板の長手方向に沿う側から前記コネクタに電気接続されることを特徴とする請求項1または2記載の管形発光ランプ。
  4. 請求項1ないし3いずれか一記載の管形発光ランプと;
    この管形発光ランプの口金が接続されるソケットを有する器具本体と;
    前記管形発光ランプを点灯する点灯装置と;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
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