JP2012239163A - 動画像復号装置、動画像復号方法、動画像復号プログラム、及び動きベクトル復号装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】動きベクトル復号部550は、復号対象予測ブロックの動きベクトルを、周辺ブロックから選択される候補ブロックの内の何れかの候補ブロックの動きベクトルに基づき導出する。動き補償予測部530は、導出された動きベクトルを用いた動き補償予測を行う。動きベクトル復号部550は、第1のブロックの動きベクトル数と第2のブロックの動きベクトル数が同一であり、かつ第1のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと第2のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であるか否かによって、第2のブロックを候補ブロックとするか否かを判定する。
【選択図】図7
Description
mvpL0X(x)=Median[mvL0A(x),mvL0B(x),mvL0C(x)]
mvpL0X(y)=Median[mvL0A(y),mvL0B(y),mvL0C(y)] (式1)
mvpL0X=(Median[0,−8,0],Median[0,8,0])=(0,0) (式2)
dmvL0X=mvL0X−mvpL0X=(−8−0,8−0)=(−8,8)
(式3)
mvpL1X=(Median[0,8,0],Median[0,−8,0])=(0,0) (式4)
dmvL1X=mvL1X−mvpL1X=(8−0,−8−0)=(8,−8)
(式5)
mvpL0X=mvL0N
mvpL1X=mvL1N (式6)
mvpLZX=mvLZN (式7)
mvpL0X=mvL0B=(−8,8)
mvpL1X=mvL1B=(8,−8) (式8)
dmvpL0X=mvL0X−mvpL0X=(−8,8)−(−8,8)=(0,0)
dmvpL1X=mvL0X−mvpL0X=(8,−8)−(8,−8)=(0,0) (式9)
mvpL0X=(Median[0,−8,0],Median[0,8,0])=(0,0) (式10)
dmvL0X=mvL0X−mvpL0X=(−8−0,8−0)=(−8,8)
(式11)
mvpL1X=(Median[0,8,0],Median[0,−8,0])=(0,0) (式12)
dmvL1X=mvL1X−mvpL1X=(8−0,−8−0)=(8,−8)
(式13)
mvpL0X=mvL0B=(−8,8)
mvpL1X=mvL1B=(8,−8) (式14)
dmvpL0X=mvL0X−mvpL0X=(−8,8)−(−8,8)=(0,0)
dmvpL1X=mvL0X−mvpL0X=(8,−8)−(8,−8)=(0,0) (式15)
Claims (16)
- 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償予測を用いて符号化された符号列を復号する動画像復号装置であって、
復号対象予測ブロックの動きベクトルを、前記復号対象予測ブロックの周辺ブロックから選択される候補ブロックの内の何れかの候補ブロックの動きベクトルに基づき導出する動き情報導出部と、
前記動き情報導出部により導出された動きベクトルを用いた動き補償予測により前記復号対象予測ブロックの予測信号を生成する動き補償予測部とを備え、
前記動き情報導出部は、第1のブロックの動きベクトル数と第2のブロックの動きベクトル数が同一であり、かつ前記第1のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であるか否かによって、前記第2のブロックを候補ブロックとするか否かを判定することを特徴とする動画像復号装置。 - 前記動き情報導出部は、第1のブロックの動きベクトル数と第2のブロックの動きベクトル数が1である場合に、前記第1のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であるか否かによって、前記第2のブロックを候補ブロックとするか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の動画像復号装置。
- 前記動き情報導出部は、第1のブロックの動きベクトル数と第2のブロックの動きベクトル数が2である場合に、前記第1のブロックの第1の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの第1の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であり、かつ前記第1のブロックの第2の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの第2の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であるか否かによって、前記第2のブロックを候補ブロックとするか否かを判定することを特徴とする請求項1または2に記載の動画像復号装置。
- 前記動き情報導出部は、前記第1のブロックと前記第2のブロックとが同一の復号ブロック内にある場合には、前記第2のブロックを候補ブロックとしないことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の動画像復号装置。
- 前記動き情報導出部は、前記第1のブロックの動きベクトル数と前記第2のブロックの動きベクトル数が2である場合に、前記第1のブロックの第1の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの第1の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であり、かつ前記第1のブロックの第2の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの第2の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一である場合に、前記第2のブロックを候補ブロックとすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の動画像復号装置。
- ピクチャの復号対象ブロックの差分動きベクトルを復号する差分動きベクトル復号部と、
前記復号対象ブロックの動きベクトルの数を取得する復号対象ブロック動きベクトル数取得部と、
前記復号対象ブロックの周辺にあって復号済みの複数の周辺ブロックを特定する周辺ブロック特定部と、
前記周辺ブロックの動きベクトルの数を取得する周辺ブロック動きベクトル数取得部と、
前記複数の周辺ブロックの内、前記復号対象ブロックの動きベクトル数と同一の動きベクトル数を有する周辺ブロックが一つ存在する場合、その周辺ブロックを予測候補ブロックとして特定し、前記予測候補ブロックの動きベクトルを予測動きベクトルとする予測動きベクトル導出部と、
前記復号対象ブロックの差分動きベクトルと前記予測動きベクトルとを加算することにより動きベクトルを算出する動きベクトル算出部とを含むことを特徴とする動きベクトル復号装置。 - 前記予測動きベクトル導出部は、前記複数の周辺ブロックの内、前記復号対象ブロックの動きベクトル数と同一の動きベクトル数を有する周辺ブロックであって、かつ、前記復号対象ブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャと当該周辺ブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャが各予測方向で同一である周辺ブロックが一つ存在する場合、その周辺ブロックを予測候補ブロックとして特定し、前記予測候補ブロックの動きベクトルを予測動きベクトルとすることを特徴とする請求項6に記載の動きベクトル復号装置。
- 前記予測動きベクトル導出部は、前記復号対象ブロックの動きベクトル数と同一の動きベクトル数を有する周辺ブロックが複数存在する場合、動きベクトル数が同一である複数の周辺ブロックから一つの周辺ブロックを選択して予測候補ブロックとして特定し、前記予測候補ブロックの動きベクトルを予測動きベクトルとするか、動きベクトル数が同一である複数の周辺ブロックの動きベクトルから一つの予測動きベクトルを導出することを特徴とする請求項6または7に記載の動きベクトル復号装置。
- 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償予測を用いて符号化された符号列を復号する動画像復号方法であって、
復号対象予測ブロックの動きベクトルを、前記復号対象予測ブロックの周辺ブロックから選択される候補ブロックの内の何れかの候補ブロックの動きベクトルに基づき導出する動き情報導出ステップと、
前記動き情報導出部により導出された動きベクトルを用いた動き補償予測により前記復号対象予測ブロックの予測信号を生成する動き補償予測ステップとを備え、
前記動き情報導出ステップは、第1のブロックの動きベクトル数と第2のブロックの動きベクトル数が同一であり、かつ前記第1のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であるか否かによって、前記第2のブロックを候補ブロックとするか否かを判定することを特徴とする動画像復号方法。 - 前記動き情報導出ステップは、第1のブロックの動きベクトル数と第2のブロックの動きベクトル数が1である場合に、前記第1のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であるか否かによって、前記第2のブロックを候補ブロックとするか否かを判定することを特徴とする請求項9に記載の動画像復号方法。
- 前記動き情報導出ステップは、第1のブロックの動きベクトル数と第2のブロックの動きベクトル数が2である場合に、前記第1のブロックの第1の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの第1の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であり、かつ前記第1のブロックの第2の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの第2の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であるか否かによって、前記第2のブロックを候補ブロックとするか否かを判定することを特徴とする請求項9または10に記載の動画像復号方法。
- 前記動き情報導出ステップは、前記第1のブロックと前記第2のブロックとが同一の復号ブロック内にある場合には、前記第2のブロックを候補ブロックとしないことを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の動画像復号方法。
- 動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動き補償予測を用いて符号化された符号列を復号する動画像復号プログラムであって、
復号対象予測ブロックの動きベクトルを、前記復号対象予測ブロックの周辺ブロックから選択される候補ブロックの内の何れかの候補ブロックの動きベクトルに基づき導出する動き情報導出ステップと、
前記動き情報導出部により導出された動きベクトルを用いた動き補償予測により前記復号対象予測ブロックの予測信号を生成する動き補償予測ステップとをコンピュータに実行させ、
前記動き情報導出ステップは、第1のブロックの動きベクトル数と第2のブロックの動きベクトル数が同一であり、かつ前記第1のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であるか否かによって、前記第2のブロックを候補ブロックとするか否かを判定することを特徴とする動画像復号プログラム。 - 前記動き情報導出ステップは、第1のブロックの動きベクトル数と第2のブロックの動きベクトル数が1である場合に、前記第1のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であるか否かによって、前記第2のブロックを候補ブロックとするか否かを判定することを特徴とする請求項13に記載の動画像復号プログラム。
- 前記動き情報導出ステップは、第1のブロックの動きベクトル数と第2のブロックの動きベクトル数が2である場合に、前記第1のブロックの第1の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの第1の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であり、かつ前記第1のブロックの第2の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスと前記第2のブロックの第2の動きベクトルが参照する参照ピクチャを示す参照インデックスが同一であるか否かによって、前記第2のブロックを候補ブロックとするか否かを判定することを特徴とする請求項13または14に記載の動画像復号プログラム。
- 前記動き情報導出ステップは、前記第1のブロックと前記第2のブロックとが同一の復号ブロック内にある場合には、前記第2のブロックを候補ブロックとしないことを特徴とする請求項13から15のいずれか一項に記載の動画像復号プログラム。
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