JP2012232760A - 不正開封防止キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 不正開封防止機能があり、ヒンジキャップを有する容器への取付け作業が容易であり、少しの力で簡単に開封できる不正開封防止キャップを提供すること。
【解決手段】 容器に装着されたキャップの外側にバージンカバーが被嵌された不正開封防止キャップであって、バージンカバーは、環状のカバー天面と外周壁を具え、外周壁の下端部に折返し片が設けられており、外周壁には、一定の間隔を隔てて切裂き溝が刻設され、該切裂き溝を挟む部分は切除部となっており、切除部の外周上端に連結片を延設し、該連結片にプルリングを連設したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂製の不正開封防止キャップに関するものであり、とくにヒンジキャップを有する容器に簡単に取付けができ、開封が簡単にできる不正開封防止キャップに関するものである。
ヒンジキャップの不正開封防止キャップ(1)として、ヒンジ部(3)で回動可能に連結された一対の分割体(2a、2b)で構成し、分割体(2)を壜容器のキャップ(21)を覆う分割キャップ本体(4)と、その分割キャップ本体(4)の下端に破断容易に連結され、壜容器(20)のキャップ(21)の下端に係止するリング状の分割リング(7)とから構成され、分割キャップ本体(4)を除去しない限り壜容器(20)のキャップ(21)の取外しを不能としたものが、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8-2544号公報
上記特許文献1の不正開封防止キャップ(1)は、その組立てに際し、一方の分割体(2)を壜容器(20)のキャップ(21)の外側に取り付けた後、他方の分割体(2)を閉じて固定するだけでよいので、従来のように打栓あるいは押込み等による必要がなく、壜容器(20)のキャップ(21)の傷付きを避けることができるものであった。
しかし、上記特許文献1記載の不正開封防止キャップ(1)は、壜容器(20)のキャップ(21)を覆う分割キャップ本体(4)と壜容器(20)のキャップ(21)の下端に係止するリング状の分割リング(7)とが複数の細い連結片(6)を介して連結されているために、壜容器(20)を開封する場合、連結片(6)を破断するために分割キャップ本体(4)と分割リング(7)をねじるための力を要し、使い勝手がよくないという問題があった。
本発明は、上記の問題点を考慮して、不正開封防止機能があり、ヒンジキャップを有する容器への取付け作業が容易であり、少しの力で簡単に開封できる不正開封防止キャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、不正開封防止キャップとして、容器に装着されたキャップの外側にバージンカバーが被嵌された不正開封防止キャップであって、バージンカバーは、環状のカバー天面と外周壁を具え、外周壁の下端部に折返し片が設けられており、外周壁には、一定の間隔を隔てて切裂き溝が刻設され、該切裂き溝を挟む部分は切除部となっており、切除部の外周上端に連結片を延設し、該連結片にプルリングを連設したことを特徴とする構成を採用する。
切返し片の実施例として、折返し片は、キャップの外周下方に形成された係合突条に係合されることを特徴とする構成を採用し、プルリングの連結片の実施例として、連結片の先端には、接続部に段差を形成してプルリングが連設されることを特徴とする構成を採用する。
キャップの実施例として、バージンカバーが被嵌されるキャップがヒンジキャップであって、外周壁のヒンジを挟む位置に突出部が設けられ、突出部の外端縁を結んで突出部との間に切裂き溝が刻設され、切除部が設けられていることを特徴とする構成を採用する。
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
不正開封防止用のバージンカバー外周に切除部を設け、その両面に、下端部まで延びる二つの切裂き溝を設け、プルリングに連結した連結片を切裂き溝の間に配設するようにしたから、プルリングを持って引上げ、次いで下方に引っ張ることによって切裂き溝を切り開き、バージンカバーを簡単に取り外すことができるようになった。
また、連結片の先端には、接続部に段差を形成してプルリングが連設されることから、プルリングがヒンジキャップの頂面から浮き上がることになり、指を掛けることが容易になる。
本発明の不正開封防止キャップの一部断面側面図である。 不正開封防止キャップの説明図で、(a)は上面図、(b)は一部断面正面図である。 バージンカバーの説明図で、(a)は上面図、(b)は断面正面図、(c)は下面図である。 バージンカバーの説明図で、(a)は上面図、(b)は断面側面図である。 プルリング引上げ開始時の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面側面図である。 切裂き溝の切断時の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面側面図である。
次に、本発明の不正開封防止キャップの実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器、Bはヒンジキャップ、Cは不正開封防止のためのバージンカバーであり、容器Aは、飲料、調味料等の容器、或いは化粧料、洗剤などの容器として使用される。
容器Aの口部には、ヒンジキャップBのキャップ基体1が螺合等によって装着されている。
ヒンジキャップBは、図1、2に示すように、キャップ基体1の上部に上蓋2が開閉自在にヒンジ3によって連結されており、ヒンジ3の反対側正面には、凹部4が形成され、その上部に指掛け部5が設けられている。
さらに、キャップ基体1の外周下方には、係合突条6が設けられている。
不正開封防止は、図3、4に示すように、バージンカバーCでヒンジキャップBを覆うことにより、使用前のヒンジキャップを不正に開封するのを阻止するもので、外周壁7と頂部外周面を覆う環状のカバー天面8とを具えている。
バージンカバーCの外周には、ほぼヒンジ3の巾を挟んで、一対の突出部9が設けられ、突出部9の外端縁には、バージンカバーCの上端部から下端まで延び、薄肉を残したV字状の切裂き溝10、11が刻設された切除部12が設けられている。
バージンカバーCには、切除部12の上端からカバー天面8の内周にかけて切欠部13が形成され、切除部12の上端からは、切欠部13の中心部に向かって連結片14が延設されている。
連結片14の先端には、接続部に段差を形成してプルリング15が連設されており、プルリング15の外径は、指先が入る程度で、切欠部13よりも小さく形成されている。
バージンカバーCの下端部内側には、キャップ基体1の係合突条6の下側に係合する複数の折返し片16が形成されている。
実施形態では、切返し片16は、切除部12を除く外周壁の全周にわたって等間隔に一体に成形されているが、90°の間隔に、4カ所の切返し片を配設するようにしたり、一定の間隔をおいて複数設けてもよく、また、切除部12の下端にも設けてもよい。
場合によっては、折返し片16は、バージンカバーCの外周壁7から垂下した状態で成形され、後加工によって、成形時の位置から内側上方向に折返すようにすることもできる。
次に、不正開封防止キャップの使用態様と作用効果について説明する。
容器Aには、内容液が充填された後、螺合等によってヒンジキャップBが被嵌される。
その後、バージンカバーCをヒンジキャップBの上方から押し込むことにより、折返し片16が上側に変形してキャップ基体1の外周下方の係合突条6を乗り越えて下降させ、その後に復元させると、係合突条6に係合して再度引き抜くことが不可能となる。
使用にあたっては、まず、プルリング15内に手指を通し、図5に示すように、上方に引っ張り上げ、次いで、図6に示すように、連結片14より外方に引張ると、切除部12は切裂き溝10、11の上方から順次切断され、両突出部9の間から離れる。
最後には、バージンカバーCの外周壁7は、突出部の間が欠けることになるので、簡単に広げられ、バージンシールCは係合突条6から離れ、ヒンジキャップBから簡単に取り外すことができる。
本実施形態では、バージンカバーCの折返し片16と係合する係合突条6をヒンジキャップBのキャップ基体1の外周下方に形成したが、これに限らず、容器Aに形成することももちろん可能である。
また、バージンカバーが被嵌されるキャップは、容器口筒部に直接、螺着または嵌合するようにしたキャップであってもよく、ヒンジキャップだけに限定されない。
普通のキャップの場合、切返し片を切除部の下端にも設けることができる。
前記実施形態では、切除部12の両側の切裂き溝10、11は、双方とも上端部から下端に延びるように設けているが、一方のみを下端まで延ばし、もう一方を中間部までとしてもよい。
この場合は、プルリングと連結片を中間部まで下方に引張り、次いで、下端まで切裂き溝を切断するよう切除部をねじるように引張ることにより、バージンカバーの外周壁を切り開くことができる。
本願のバージンカバーは、プルリングを引き上げ、外方に引張ることにより、外周壁の切除部を切欠くことで簡単に取外すことができるから、ヒンジキャップのみならず、清潔性を必要とする容器の蓋体のカバーキャップとして、広く利用することができる。
A 容器
B ヒンジキャップ
C バージンカバー
1 キャップ基体
2 上蓋
3 ヒンジ
4 凹部
5 指掛け部
6 係合突条
7 外周壁
8 カバー天面
9 突出部
10、11 切裂き溝
12 切除部
13 切欠部
14 連結片
15 プルリング
16 折返し片

Claims (4)

  1. 容器に装着されたキャップの外側にバージンカバーが被嵌された不正開封防止キャップであって、
    バージンカバーは、環状のカバー天面と外周壁を具え、外周壁の下端部に折返し片が設けられており、
    外周壁には、一定の間隔を隔てて切裂き溝が刻設され、該切裂き溝を挟む部分は切除部となっており、
    切除部の外周上端に連結片を延設し、該連結片にプルリングを連設したことを特徴とする不正開封防止キャップ。
  2. 折返し片は、キャップの外周下方に形成された係合突条に係合されることを特徴とする請求項1記載の不正開封防止キャップ。
  3. 連結片の先端には、接続部に段差を形成してプルリングが連設されることを特徴とする請求項1記載の不正開封防止キャップ。
  4. バージンカバーが被嵌されるキャップがヒンジキャップであって、
    外周壁のヒンジを挟む位置に突出部が設けられ、
    突出部の外端縁を結んで突出部との間に切裂き溝が刻設され、切除部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の不正開封防止キャップ。
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