JP2012229337A - コークス炉燃焼室の温度測定装置及びコークス炉 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】炭化室2と、炭化室2の炉幅方向の両側に配置された燃焼室を少なくとも備えた煉瓦構造体4からなり、燃焼室には、炉長方向に沿って並んで配置された縦長の炎道部と炎道部の上部を連通させる連通部とが区画形成されてなるとともに、燃焼室の上部壁に炎道部の点検孔13fが設けられて構成されているコークス炉1の燃焼室に設置された温度測定装置21であり、点検孔13fを避けつつ燃焼室の上部壁を貫通する貫通部と、連通部内に配置された温度測定部と、端子部と、を備えた温度計22を具備してなる温度測定装置21を採用する。
【選択図】図1
Description
前記燃焼室の外側から前記燃焼室の連通部に向けて前記点検孔を避けつつ前記上部壁を貫通する貫通部と、前記貫通部の先端に設けられて前記連通部内に配置された温度測定部と、前記貫通部の基端に設けられた端子部を備えた温度計を具備してなることを特徴とするコークス炉燃焼室の温度測定装置。
(2) 前記上部壁上に設けられた凹部に埋め込まれる金属製容器を更に備え、前記端子部が前記金属製容器内に配設されていることを特徴とする(1)に記載のコークス炉燃焼室の温度測定装置。
(3) 前記コークス炉には、前記煉瓦構造体を炉長方向に沿って締め付けるタイロッドを収容するタイロッド溝が前記上部壁に設けられており、
前記温度測定装置には、前記タイロッド溝に収納されて前記端子部の冷却用冷媒が流通する冷媒流通管を更に備え、前記冷媒流通管が前記金属製容器に接続されていることを特徴とする(2)に記載のコークス炉燃焼室の温度測定装置。
(4) 複数の炭化室と、
前記複数の炭化室の炉幅方向の両側に前記炭化室に隣接して配置された燃焼室と、
前記燃焼室の内部温度を測定する温度計を少なくとも備えた煉瓦構造体からなり、
前記燃焼室には、炉長方向に沿って並んで配置された縦長の炎道部と、前記炎道部の上部を連通させる連通部とが区画形成されるとともに、前記燃焼室の上部壁に前記炎道部の点検孔が設けられて構成されており、
前記温度計は、前記燃焼室の外側から前記燃焼室の連通部に向けて前記点検孔を避けつつ前記上部壁を貫通する貫通部と、前記貫通部の先端に設けられて前記連通部内に配置された温度測定部と、前記貫通部の基端に設けられた端子部と、から構成されていることを特徴とするコークス炉。
(5) 前記上部壁上に凹部が設けられるとともに、前記凹部に金属製容器が埋め込まれ、前記端子部が前記金属製容器内に配設されていることを特徴とする(4)に記載のコークス炉。
(6) 前記燃焼室群の上部に、前記煉瓦構造体を炉長方向に沿って締め付けるタイロッドが配設されるとともに、前記上部壁に前記タイロッドを収容するタイロッド溝が設けられ、
前記タイロッド溝には、前記温度計の前記端子部の冷却用冷媒が流通する冷媒流通管が収容され、前記冷媒流通管が前記金属製容器に接続されていることを特徴とする(5)に記載のコークス炉。
また、上記(2)の温度測定装置及び上記(5)に記載のコークス炉によれば、上部壁上に設けられた凹部に埋め込まれる金属製容器を更に備え、温度計の端子部が金属製容器内に配設されているので、操業によって高温になっている上部壁に温度計の端子部が直接に触れることがなく、温度計を保護することができる。
更に、上記(3)の温度測定装置及び上記(6)に記載のコークス炉によれば、温度測定装置に、タイロッド溝に収納されて端子部の冷却用冷媒が流通する冷媒流通管が更に備えられ、冷媒流通管が金属製容器に接続されているので、冷却流通管によって端子部に冷媒を供給して端子部を冷却することができ、これにより、温度計を保護することができる。
本実施形態のコークス炉1として、図1及び図2に示すように、炭化室2と燃焼室群3とが相互に隣り合うように配置され、炭化室2と燃焼室群3との間には煉瓦で炉壁2aが構築された煉瓦構造体4から構成され更に燃焼室として所謂ヘアピン型の燃焼室と呼ばれるものが備えられたものを例に挙げて説明するが、本発明はこの例に限定されない。
Claims (6)
- 複数の炭化室と、前記複数の炭化室の炉幅方向の両側に前記炭化室に隣接して配置された燃焼室を少なくとも備えた煉瓦構造体からなり、前記燃焼室には、炉長方向に沿って並んで配置された縦長の炎道部と前記炎道部の上部を連通させる連通部とが区画形成されてなるとともに、前記燃焼室の上部壁に前記炎道部の点検孔が設けられて構成されているコークス炉の前記燃焼室に設置された温度測定装置であり、
前記燃焼室の外側から前記燃焼室の連通部に向けて前記点検孔を避けつつ前記上部壁を貫通する貫通部と、前記貫通部の先端に設けられて前記連通部内に配置された温度測定部と、前記貫通部の基端に設けられた端子部を備えた温度計を具備してなることを特徴とするコークス炉燃焼室の温度測定装置。 - 前記上部壁上に設けられた凹部に埋め込まれる金属製容器を更に備え、前記端子部が前記金属製容器内に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のコークス炉燃焼室の温度測定装置。
- 前記コークス炉には、前記煉瓦構造体を炉長方向に沿って締め付けるタイロッドを収容するタイロッド溝が前記上部壁に設けられており、
前記温度測定装置には、前記タイロッド溝に収納されて前記端子部の冷却用冷媒が流通する冷媒流通管を更に備え、前記冷媒流通管が前記金属製容器に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のコークス炉燃焼室の温度測定装置。 - 複数の炭化室と、
前記複数の炭化室の炉幅方向の両側に前記炭化室に隣接して配置された燃焼室と、
前記燃焼室の内部温度を測定する温度計を少なくとも備えた煉瓦構造体からなり、
前記燃焼室には、炉長方向に沿って並んで配置された縦長の炎道部と、前記炎道部の上部を連通させる連通部とが区画形成されるとともに、前記燃焼室の上部壁に前記炎道部の点検孔が設けられて構成されており、
前記温度計は、前記燃焼室の外側から前記燃焼室の連通部に向けて前記点検孔を避けつつ前記上部壁を貫通する貫通部と、前記貫通部の先端に設けられて前記連通部内に配置された温度測定部と、前記貫通部の基端に設けられた端子部と、から構成されていることを特徴とするコークス炉。 - 前記上部壁上に凹部が設けられるとともに、前記凹部に金属製容器が埋め込まれ、前記端子部が前記金属製容器内に配設されていることを特徴とする請求項4に記載のコークス炉。
- 前記燃焼室群の上部に、前記煉瓦構造体を炉長方向に沿って締め付けるタイロッドが配設されるとともに、前記上部壁に前記タイロッドを収容するタイロッド溝が設けられ、
前記タイロッド溝には、前記温度計の前記端子部の冷却用冷媒が流通する冷媒流通管が収容され、前記冷媒流通管が前記金属製容器に接続されていることを特徴とする請求項5に記載のコークス炉。
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JP2011098431A JP5703937B2 (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | コークス炉燃焼室の温度測定装置及びコークス炉 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015131869A (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-23 | 新日鐵住金株式会社 | コークス炉の炉締構造及び炉締方法 |
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JPS4966183A (ja) * | 1972-10-25 | 1974-06-26 | ||
JPS55129484A (en) * | 1979-03-28 | 1980-10-07 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Method for measuring temperature of coke oven |
JP2004124001A (ja) * | 2002-10-07 | 2004-04-22 | Nippon Steel Corp | コークス炉の炉締構造及び炉締方法 |
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