JP2012227092A - 除電装置 - Google Patents

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Seiji Goto
征司 後藤
Tatsufumi Aoi
辰史 青井
Yuji Asahara
裕司 浅原
Yasutoshi Ueda
泰稔 上田
Takeyasu Tarumi
健康 垂水
Atsushi Tsuo
篤志 津尾
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

【課題】電子線照射による容器の帯電を、より確実に解消することのできる除電装置を提供することを目的とする。
【解決手段】容器100内に挿入した電極13により、交流の電圧を印加することで、容器100を形成するPET膜内に蓄積した電荷を流出しやすくさせることにより、効率よく除電をはかる。また、容器100の口部100aの近傍に、電子線を反射し、容器100の口部100aから内部に向けて照射させる反射板80を備えるのが好ましい。そして、電極13は、この反射板80に一体に設けるのが好ましい。さらに、電極13は、容器100の口部100aから、その外径が漸次拡大する肩部100dの手前までの首部100cの範囲において、その断面積を小さくする小断面積部を形成するのが好ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、食品・飲料・医薬品等を充填する容器を電子線により殺菌した場合に用いられる容器の除電装置に関する。
食品・飲料・医薬品等の充填物を容器に充填する充填工程においては、容器に充填物を充填するのに先立ち、容器の殺菌が行われる。
容器の殺菌には、過酢酸・過酸化水素といった薬液や紫外線照射が多く用いられているが、近年、紫外線よりも殺菌力に勝る電子線照射による殺菌技術が注目され、鋭意開発が行われている。
電子線の照射により樹脂製の容器の殺菌を行った場合、容器を形成する樹脂の内部に電荷が残るケースがある。また、容器の内部空間にも、電荷が滞留する。その結果、容器が帯電し、静電気により周囲の埃等を引き寄せたりするなどの問題が発生する。
そこで、電子線照射中に、棒状の金属製の接地電極を容器内に挿入し、容器内から電子やイオンを容器外に流す技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−26000号公報
しかしながら、電子線照射により容器が帯電するという問題を、より確実に、かつより低コストで解消することが常に望まれている。
この点からすると、例えば特許文献1に記載の技術では、容器から電子やイオンを容器外に流すという点で、より一層の改善の余地がある。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、電子線照射による容器の帯電を、より確実に解消することのできる除電装置を提供することを目的とする。
かかる目的のもとになされた本発明の除電装置は、容器を保持する容器保持具と、容器の内部に挿入配置され、導電性材料からなる棒状の電極と、電極に交流電圧を印加する交流電圧印加源と、を備えることを特徴とする。
容器の内部に挿入配置した電極に交流電圧印加源から交流電圧を印加することで、容器を形成する樹脂材料の内部に蓄積される電荷を、樹脂材料外部に流出しやすくさせることができる。
ここで、容器保持具に保持された容器に電子線を照射して容器を殺菌する電子線殺菌部をさらに備え、電子線殺菌部による容器の殺菌を行いながら、電極に交流電圧印加源から交流電圧を印加することができる。
また、容器の口部の近傍に配置され、電子線殺菌部から照射される電子線を反射して口部から容器の内部に照射する反射部材をさらに備えている場合、電極は反射部材と一体に設けるのが好ましい。これにより、容器の内径が細い口部近傍の殺菌を確実に行える。
ここで、容器の口具に電極が挿入されていると、電子線が容器内部に入るのを遮られやすいので、容器の電極は、少なくとも容器の内径が細い部分に対向する部分を、他の部分よりも断面積の小さい小断面積部とするのが好ましい。
この小断面積部は、いかなる構成としても良いが、例えば、他の部分よりも外径の細い棒状の小径部を有して形成することができる。また、小断面積部は、メッシュ状または多数の孔が形成されたパンチングメタルにより形成された筒状部を有して形成することもできる。もちろん、これらの組み合わせでも良い。
また、電極は、メッシュ状または多数の孔が形成されたパンチングメタルにより筒状に形成することもできる。
電極は、容器内への挿入寸法を可変とするのも好ましい。これにより、様々なサイズ(高さ)の容器に対応が可能となる。
本発明によれば、容器の内部に挿入配置した電極に交流電圧を印加することで、容器を形成する樹脂材料の内部に蓄積される電荷を、樹脂材料外部に流出しやすくさせることができ、効率よく除電をはかることが可能となり、容器の帯電をより確実に解消することができる。
本実施の形態における飲料充填設備の概要を示すレイアウト図である。 本実施形態における殺菌装置の概略構成を示す図である。 容器を形成するPET樹脂の温度−電気抵抗特性を示す図である。 (a)は反射板、および他の形態の電極を備えた例を示す図であり、(b)は反射板の他の例を示す図である。 棒状の電極の複数の例を示す図である。 (a)は反射板の他の形状例を示す図であり、(b)は長さを変更可能とした電極の例を示す図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における飲料充填設備の概要を示す図である。
図1に示すように、飲料充填設備においては、供給されたPET樹脂からなる容器に対し、殺菌装置(除電装置)10において電子線照射により殺菌する殺菌工程、充填装置30において容器に液体を充填する充填工程、液体が充填された容器にキャッパ40においてキャップを装着するキャッピング工程、を順次経ることで、容器への飲料の充填が行われる。互いに前後する装置間においては、スターホイール50や搬送コンベア60により容器が搬送される。
なお、図1の例においては、殺菌装置10を2台備え、容器を一方の側と他方の側とからそれぞれ殺菌する構成を有しているが、これに限るものではない。
殺菌工程において用いられる殺菌装置10は、容器を搬送しながら容器に電子線を照射して殺菌を行う。
殺菌装置10は、円盤状の回転体11の外周部に、図2に示すように、供給された容器100を保持するグリッパ(容器保持具)12と、グリッパ12で保持した容器100内に挿入される棒状の電極13とが、周方向に間隔を隔てて複数組配置されている。
さらに、殺菌装置10には、グリッパ12で保持した容器100に対して電子線を照射する電子線照射装置(電子線殺菌部)20が、回転体11の外周側に設けられている。
電子線照射装置20は、電子線発生源21と、ホーン22と、コントローラ(図示無し)とを備える。
電子線発生源21としては、いわゆる電子銃を用いることができる。この電子線発生源21では、ビーム状の電子線を発生し、これを、容器100に照射する。このとき、電子線照射装置20には、図示しないスキャン用磁石が備えられている。スキャン用磁石は、それぞれ、印加される電流に応じて発生する磁界が変化するものであり、コントローラの制御により発生する磁界を変化させることで、電子線発生源21で発生した電子線を所定の方向にスキャンさせるようになっている。ここで、電子線は容器100の高さ方向にスキャンするのが望ましい。
ホーン22は、電子線発生源21から離れるに従い、その断面寸法が拡大する筒状で、スキャン用磁石によって電子線のスキャンを行っているときの、電子線の照射領域を取り囲むように設けられる。
グリッパ12は、回転体11と等速で回転するスターホイール50等の容器搬送手段から一本ずつ受け渡される空の容器100を、その首部100cを挟み込むことで保持する。
グリッパ12で保持された容器100に対し、電極13が、図示しないシリンダ機構等によって挿入されるようになっている。
電極13は、例えばステンレス、タングステン等からなる導電性材料からなり、棒状で、その長さは、容器100内に挿入されたときに、容器100の口部100aから底部100bの近傍まで位置するよう設定されている。
電極13には、交流電源(交流電圧印加源)15が接続されており、交流の電圧が印加されるようになっている。このとき、印加する交流電流は、誘電体である容器100に対して十分な損失作用及び電流通電作用をもたらす周波数が好適であり、100Hz以上は必要である。
このような殺菌装置10においては、グリッパ12で保持した容器100を後工程側のスターホイール50に受け渡すまでの間に、電子線照射装置20の電子線発生源21から電子線を容器100の外部から照射することで、容器100を殺菌する。
それと同時に、交流の電圧が印加された電極13が容器100内に挿入されることで、電子線照射を行うことで容器100を形成する材料であるPET膜内に蓄積した電荷を除去し、殺菌と除電を当時に行う。
このように、電極13に交流電圧を印加しながら電子線照射装置20から電子線を照射することにより、電子線の照射時に散逸電子などの影響により容器100の内部空間で発生する弱電離プラズマを介して、非処理体である容器100を形成する材料であるPET膜に、電極13の電位によって誘導される交流電界を作用させることができる。
容器100を形成するPET膜は、絶縁体であるとともに誘電体であるため、直流電流はほとんど流れないが、交流電界を作用させると、容器100の表面に時間的に変動する電荷を誘導することができる。その際、誘電体に交流電場を加えたときの電場のエネルギーの一部が誘電体中で熱となって散逸する誘電損失現象が発生する。そして、電子線の照射により容器100を形成するPET膜中に取り込まれた電荷は、前記の誘電損失現象を増加させる。その結果、電荷が取り込まれた領域近傍の誘電体(容器100を形成するPET膜)の温度が局所的にさらに上昇する。ここで、図3に示すように、誘電体であるPETの抵抗は、温度が高まるに従い低下することが知られている。容器100を形成するPET膜の抵抗値Rが低下すると、放電時定数τ=CR(C:静電容量、R:抵抗)が小さくなるので、容器100を形成するPET膜の内部に充電された電荷が、PET膜の外部に流出しやすくなる。
このような状態で、容器100の内部空間に配置した電極13に交流電圧を印加しながら電子線を照射することにより、容器100を形成するPET膜の内部に充電された電荷が外部(容器100の外部空間および内部空間)に流出しやすくなり、内部空間に流出した電荷は電極13を介して容器100の外部に導き出される。このようにして、容器100を形成するPET膜の内部充電を抑制し、除電をはかることができる。
また、容器100のPET膜に電極13から高周波電界が印加されることにより、交流電流が流れるため、容器100のPET膜に内部充電された電荷が、電極13による電界により容器100のPET膜の外部(容器100の外部空間および内部空間)に流出することも期待できる。
このようにして、電極13により、交流の電圧を印加することで、容器100を形成するPET膜内に蓄積した電荷を流出しやすくさせることにより、効率よく除電をはかることができる。
さらに、交流電圧の印加により、容器100が加熱されることによっても、除電効率がさらに高まる。
また、容器100の首部100cの部分は、形状が複雑で、肉厚も大きいために、電子線照射による殺菌を行いにくいが、首部100cの内部に位置する電極13と、グリッパ12との間で電位差を生じさせることによって、電極13で交流電圧を印加することによる除電効果を顕著に発揮することができる。このため、グリッパ12は金属等の導電性材料から形成するとともに、接地する必要がある。
(応用例)
ここで、電極13の構成について、複数の応用例を示す。
上記実施形態では、棒状の電極13を容器100内部に挿入するようにしたが、このとき、前述したように、容器100の首部100cの部分は、形状が複雑で、肉厚も大きいために、電子線照射による殺菌を行いにくい。そのような部分に電極13を挿入しているため、容器100の首部100cの部分の殺菌はさらに行いにくくなる可能性がある。
そこで、図4に示すように、容器100の口部100aの近傍に、電子線照射装置から照射される電子線を反射し、容器100の口部100aから内部に向けて照射させる反射板(反射部材)80を備えるのが好ましい。
そして、電極13は、この反射板80に一体に設けるのが好ましい。
電極13は、容器100の口部100aから、その外径が漸次拡大する肩部100dの手前までの首部100cの範囲において、その断面積を小さくする小断面積部90を形成するのが好ましい。この小断面積部90は、例えば、図4(a)に示すように、電極13の一部を、その外径を他の部分よりも小さくした小径部91により形成することができる。この小径部91により、反射板80で反射した電子線を阻害することなく容器100の内部に導くことができる。
これ以外にも、図5(a)に示すように、小断面積部90は、小径部91の周囲に、金属メッシュあるいはパンリングメタル等の多数の開口を有した材料からなる筒状部92を設けることもできる。この筒状部92により、電子線の透過の阻害を避けつつ、小径部91の補強を図ることができる。
また、図5(b)に示すように、小断面積部90は、小径部91の周囲に、小径部91とほぼ同径の複数本のシャフト(小径部)93を設けるようにしても良い。これによっても電子線の透過の阻害を避けつつ、小径部91の補強を図ることができる。
さらには、図5(c)に示すように、図5(a)に示した構成から、中央部の小径部91を除外した構成、すなわち、円弧状に間隔を隔てて配置された複数本のシャフト93により小断面積部90を形成することもできる。
また、図5(d)に示すように、電極13の全体を、金属メッシュあるいはパンリングメタル等の多数の開口を有した材料からなる筒状部95により形成することもできる。このようにして、容器100の口部100aから首部100cの範囲だけでなく、その全長にわたって、電極13の軸線に直交する方向におけるその投影断面積よりも、実断面積を小さくする。
これによって、容器100の口部100aから首部100cの範囲において電子線の通過の阻害を避けて100cの殺菌を確実に行いつつ、電極13としての機能を十分に発揮できる。また、図4(a)、図5(a)〜(c)の構成に比較し、電極13を軽量、単純な構成とすることができる。
ところで、反射板80は、例えば図4(b)に示すように、その反射面に、凹凸81を形成しても良い。これにより、反射板80において反射した電子線を散乱させて容器100の口部100aに照射することができ、口部100a近傍の殺菌を確実に行うことができる。ここで、凹凸81の形状や数については何ら限定する意図はない。
また、図6(a)に示すように、反射板80は、電極13を取り付ける部分に、電極13の軸線方向に直交する平面82を有する構成とすることもできる。これにより、電極13を、反射板80に対して容易に取り付けることが可能となる。
さらに、電極13を、反射板80に対し、反射板80を貫通して先端が電極13にねじ込まれるボルト等によって固定する構造としたり、電極13の基端部を、反射板80を貫通して反対側に突出させ、そこにナット84等を螺合させる構造とすることができる。これにより、電極13の交換を可能とすることができる。
さらには、図6(b)に示すように、電極13を、反射板80に形成された貫通孔85に挿入し、図示しないシリンダ機構等によって、貫通孔85から反射板80の一歩の側への突出量を調整できる構成とすることもできる。
このような構成とすれば、容器100の高さに応じて電極13の容器100内への挿入寸法を異ならせることができる。それにより、様々な容器100に対して、除電効果を発揮する、フレキシブル性の高い殺菌装置10を構成することができる。
なお、上記実施の形態では、飲料充填設備、殺菌装置10の各部の構成を示したが、本発明の主旨の範囲内であればいかなる構成のものとしても良い。
また、電極13、反射板80の構成も、上記に挙げた構成に限らず、本発明の主旨の範囲内であればいかなる構成のものとしても良い。
例えば、図2では容器100を正立状態とし、図4の例では容器100を倒立状態としているが、そのいずれとしてもよい。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
[実施例]
上記図2に示したような構成と、従来の構成とで比較検証を行ったので、その結果を示す。
まず、図2に示したような構成において、500cc用のPETボトルに電子線照射による殺菌を行いながら、電極13に、275V、500Hzの交流電圧を印加し、電圧印加前、電圧印加直後、電圧印加後72Hr経過時のそれぞれにおいて、PETボトル内側と外側を短絡させた時の放電波形から帯電量を計測した。
一方、比較のため、同じく500cc用のPETボトルに上記と同条件で電子線照射による殺菌を行いながら、電極13を接地しておき、電子線照射後48Hr経過時、電子線照射後72Hr経過時のそれぞれにおいて、帯電量を計測した。
その結果、電極13を接地した従来方式によれば、帯電量は、それぞれ
電圧印加前 :−4.5kV
電子線照射後48Hr経過時:−0.20kV
電子線照射後72Hr経過時:−0.17kV
であった。
これに対し、電極13に交流電圧を印加した本発明の方式によれば、
電圧印加前 :−4.5kV
電圧印加直後 : 0.0kV
電圧印加後72Hr経過時 :−0.12kV
であり、除電効果が向上していることが確認された。
10 殺菌装置(除電装置)
11 回転体
12 グリッパ(容器支持具)
13 電極
15 交流電源(交流電圧印加源)
20 電子線照射装置(電子線殺菌部)
21 電子線発生源
22 ホーン
30 充填装置
40 キャッパ
50 スターホイール
60 搬送コンベア
80 反射板(反射部材)
81 凹凸
82 平面
84 ナット
85 貫通孔
90 小断面積部
91 小径部
92 筒状部
93 シャフト(小径部)
95 筒状部
100 容器
100a 口部
100b 底部
100c 首部
100d 肩部

Claims (8)

  1. 容器を保持する容器保持具と、
    前記容器の内部に挿入配置され、導電性材料からなる棒状の電極と、
    前記電極に交流電圧を印加する交流電圧印加源と、
    を備えることを特徴とする除電装置。
  2. 前記容器保持具に保持された前記容器に電子線を照射して前記容器を殺菌する電子線殺菌部をさらに備え、
    前記電子線殺菌部による前記容器の殺菌を行いながら、前記電極に前記交流電圧印加源から交流電圧を印加することを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
  3. 前記容器の口部の近傍に配置され、前記電子線殺菌部から照射される電子線を反射して前記口部から前記容器の内部に照射する反射部材をさらに備え、
    前記電極は前記反射部材と一体に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の除電装置。
  4. 前記電極は、少なくとも前記容器の内径が細い部分に対向する部分が、他の部分よりも断面積の小さい小断面積部とされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の除電装置。
  5. 前記小断面積部は、前記他の部分よりも外径の細い棒状の小径部を有して形成されていることを特徴とする請求項4に記載の除電装置。
  6. 前記小断面積部は、メッシュ状または多数の孔が形成されたパンチングメタルにより形成された筒状部を有して形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の除電装置。
  7. 前記電極は、メッシュ状または多数の孔が形成されたパンチングメタルにより筒状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の除電装置。
  8. 前記電極は、前記容器内への挿入寸法が可変とされていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の除電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107640372A (zh) * 2016-12-01 2018-01-30 中国石油化工股份有限公司 防止聚酯切片打包操作静电电击的方法

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