JP2012226530A - 検索補助システム、検索補助サーバ、および、検索補助プログラム - Google Patents

検索補助システム、検索補助サーバ、および、検索補助プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】検索窓を有するいずれのウェブサイトにおいても他のウェブサイトの検索窓に入力されたキーワードにも基づいたキーワードの入力の補助をすること。
【解決手段】検索補助システムによって、ブラウザにより表示されたウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助を要求する操作が、ウェブサイトの種類に関わらず検出され(S111)、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報が予め記憶され(S113)、操作が検出されたときに、予め記憶された選択用情報を選択するためのリスト情報を表示するよう制御され(S122)、表示されたリスト情報に基づいた選択用情報の選択が受付けられ(S126)、選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードが検索窓に入力される(S128)。
【選択図】図3

Description

この発明は、検索補助システム、検索補助サーバ、および、検索補助プログラムに関し、特に、ウェブサイトの種類に関わらず検索窓へのキーワードの入力を補助することに適した検索補助システム、検索補助サーバ、および、検索補助プログラムに関する。
従来から、ウェブサイトにおいて過去の検索履歴をリストとして検索窓に表示するようにしたものがあった。また、検索窓に文字を入力するごとに、入力された文字列から始まるキーワードのリストを検索窓に表示し、リストの中から選択されたキーワードを検索窓に確定表示して、そのキーワードに基づく検索ができるものがあった。
特開2010−15203号公報(以下、特許文献1という)には、Web検索支援装置等において、ユーザの端末から、検索クエリーとして「項目」の入力を受付け、その「項目」に関連する「属性」および「属性値」の選択インタフェースをユーザの端末に返信し、選択インタフェースで選択された「属性」および「属性値」とを検索条件に含む検索クエリーが生成され、検索エンジンに与えられるものが記載されている(段落[0020],[0075],[0076],[0079],[0081]、[図8]参照)。
また、特開2006−163998号公報(以下、特許文献2という)には、検索キーワード想起補助装置等において、ユーザのコンピュータで入力された検索キーワードに応じて共起ワード候補から共起ワードが抽出され、ユーザのコンピュータで共起ワードのうちから関連ワードが選択され、選択結果が検索サイトに送信され、検索結果がユーザのコンピュータに表示されるものが記載されている([図22]、段落[0056]〜[0060])。
特開2010−15203号公報 特開2006−163998号公報
しかし、従来の検索補助では、1つの端末装置で表示された複数のウェブサイトのいずれかの検索窓で入力されたキーワードが、他のウェブサイトの検索窓にリストとして表示されるキーワード候補に反映されることはなかった。
この発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、その目的の1つは、検索窓を有するいずれのウェブサイトにおいても他のウェブサイトの検索窓に入力されたキーワードにも基づいたキーワードの入力の補助をすることが可能な検索補助システム、検索補助サーバ、および、検索補助プログラムを提供することである。
上述の目的を達成するために、検索補助システムは、ブラウザにより表示されたウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助を要求する操作(たとえば、検索窓においてマウスを右クリックすることで表示されるメニューで入力ナビ機能を選択する操作)を、ウェブサイトの種類に関わらず検出する検出部と、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報(たとえば、キーワード自体、キーワードに対応する画像、キーワードに対応する音声)を予め記憶しておく記憶部と、検出部によって操作が検出されたときに、記憶部に記憶された選択用情報を選択するためのリスト情報(たとえば、キーワードのリスト、キーワードのジャンルのリスト→選択されたジャンルのキーワードのリスト)を表示するよう制御する表示制御部と、表示制御部によって表示されたリスト情報に基づいた選択用情報の選択を受付ける選択受付部と、選択受付部によって選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードを検索窓に入力する入力部とを備える。
この発明に従えば、検索補助システムによって、ブラウザにより表示されたウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助を要求する操作が、ウェブサイトの種類に関わらず検出され、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報が予め記憶され、操作が検出されたときに、予め記憶された選択用情報を選択するためのリスト情報を表示するよう制御され、表示されたリスト情報に基づいた選択用情報の選択が受付けられ、選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードが検索窓に入力される。
このため、ウェブサイトの種類に関わらず、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づくリスト情報を、キーワードを入力しようとしている検索窓に表示させることができる。その結果、検索窓を有するいずれのウェブサイトにおいても他のウェブサイトの検索窓に入力されたキーワードにも基づいたキーワードの入力の補助をすることが可能な検索補助システムを提供することができる。
好ましくは、検索補助システムは、サーバと端末装置とを含む。端末装置は、前述の検出部と、前述の記憶部と、前述の表示制御部と、前述の選択受付部と、前述の入力部とを備える。サーバは、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報を予め記憶しておくサーバ側記憶部と、サーバ側記憶部に記憶された複数の選択用情報を送信する選択用情報送信部とを備える。記憶部は、選択用情報送信部から送信されてきた選択用情報を記憶する。
この発明に従えば、検索補助システムのサーバによって、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報が予め記憶され、予め記憶された複数の選択用情報が端末装置に送信される。端末装置によって、サーバから送信されてきた選択用情報が予め記憶され、ブラウザにより表示されたウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助を要求する操作が、ウェブサイトの種類に関わらず検出され、操作が検出されたときに、予め記憶された選択用情報を選択するためのリスト情報を表示するよう制御され、表示されたリスト情報に基づいた選択用情報の選択が受付けられ、選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードが検索窓に入力される。
このため、サーバに記憶されたユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づくリスト情報を、キーワードを入力しようとしている検索窓に表示させることができる。その結果、サーバから選択用情報を受信した複数の端末装置において、検索窓を有するいずれのウェブサイトにおいても他のウェブサイトの検索窓に入力されたキーワードにも基づいたキーワードの入力の補助をすることができる。
好ましくは、端末装置は、さらに、選択受付部によって選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードを特定可能な選択キーワード情報を、サーバに送信する選択キーワード送信部を備える。サーバは、さらに、選択キーワード送信部から送信されてきた選択キーワード情報を記憶する選択情報記憶部と、選択情報記憶部に記憶された選択キーワード情報に基づいて、サーバ側記憶部に記憶された選択用情報のうち、選択用情報送信部によって送信する複数の選択用情報を決定する送信情報決定部とを備える。選択用情報送信部は、送信情報決定部によって決定された複数の選択用情報を送信する。
この発明に従えば、端末装置によって、選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードを特定可能な選択キーワード情報が、サーバに送信される。サーバによって、端末装置から送信されてきた選択キーワード情報が記憶され、記憶された選択キーワード情報に基づいて、予め記憶された選択用情報のうち、端末装置に送信する複数の選択用情報が決定され、決定された複数の選択用情報が端末装置に送信される。
このため、ウェブサイトの種類に関わらず、複数の端末装置においてさまざまなウェブサイトでユーザが検索窓に入力したキーワードに基づくリスト情報を、キーワードを入力しようとしている検索窓に表示させることができる。その結果、複数の端末装置でのさまざまなウェブサイトの検索窓へ入力されたキーワードにも基づいたキーワードの入力の補助をすることができる。
好ましくは、サーバは、さらに、端末装置のユーザの属性をユーザを識別するための識別情報と対応付けて予め記憶しておくユーザ記憶部を備える。選択キーワード送信部は、選択キーワード情報とともに識別情報を送信する。選択情報記憶部は、選択キーワード情報を、ともに送信されてきた識別情報に対応付けて記憶する。送信情報決定部は、選択用情報送信部によって選択用情報を送信する端末装置のユーザの識別情報に対応付けてユーザ記憶部に記憶されている属性に対応するユーザの識別情報に対応付けて選択情報記憶部に記憶されている選択キーワード情報に基づいて、選択用情報送信部によって送信する複数の選択用情報を決定する。
この発明に従えば、サーバによって、端末装置のユーザの属性が、ユーザを識別するための識別情報と対応付けられて予め記憶される。端末装置によって、選択キーワード情報とともに識別情報が送信される。サーバによって、選択キーワード情報が、ともに送信されてきた識別情報に対応付けられて記憶され、選択用情報を送信する端末装置のユーザの識別情報に対応付けて記憶されている属性に対応するユーザの識別情報に対応付けて記憶されている選択キーワード情報に基づいて、送信する複数の選択用情報が決定される。
このため、端末装置のユーザの属性に基づいたキーワードを選択するためのリスト情報を検索窓に表示させることができる。その結果、ユーザの属性に応じたキーワードに基づいたキーワードの入力の補助をすることができる。
この発明の他の局面によれば、検索補助サーバは、端末装置のブラウザにより表示されるウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助をするためにウェブサイトの種類に関わらず表示制御される選択用情報を選択するためのリスト情報に基づいて選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードが、検索窓に入力される端末装置におけるキーワードの入力を補助する検索補助サーバである。検索補助サーバは、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報を予め記憶しておくサーバ側記憶部と、サーバ側記憶部に記憶された複数の選択用情報を端末装置に送信する選択用情報送信部とを備える。
この発明に従えば、検索窓を有するいずれのウェブサイトにおいても他のウェブサイトの検索窓に入力されたキーワードにも基づいたキーワードの入力の補助をすることが可能な検索補助サーバを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、検索補助プログラムは、記憶部を備えるコンピュータで実行される。記憶部は、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報を予め記憶している。検索補助プログラムは、ブラウザにより表示されたウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助を要求する操作を、ウェブサイトの種類に関わらず検出するステップと、操作が検出されたときに、記憶部に記憶された選択用情報を選択するためのリスト情報を表示するよう制御するステップと、表示されたリスト情報に基づいた選択用情報の選択を受付けるステップと、選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードを検索窓に入力するステップとをコンピュータに実行させる。
この発明に従えば、検索窓を有するいずれのウェブサイトにおいても他のウェブサイトの検索窓に入力されたキーワードにも基づいたキーワードの入力の補助をすることが可能な検索補助プログラムを提供することができる。
この発明の実施の形態における入力補助システムの概略および入力補助システムに含まれる端末装置およびサーバの構成の概略を示すブロック図である。 この実施の形態における端末装置およびサーバのアプリケーションスタック構造の概略を示す図である。 この実施の形態における端末装置で実行される入力ナビの処理の流れを示すフローチャートである。 この実施の形態において端末装置に表示される入力ナビモードウィンドウを示す表示画面図である。 この実施の形態においてサーバのデータベースに記憶されるキーワードの選択履歴を示す図である。 この実施の形態において端末装置に表示されるFEPモードウィンドウを示す表示画面図である。 この実施の形態においてサーバのデータベースに予め登録されるユーザデータを示す図である。 この実施の形態におけるサーバで実行される入力ナビサーバ処理の流れを示すフローチャートである。 この実施の形態においてサーバのデータベースに記憶されるキーワードとジャンルとの対応を示す図である。 この実施の形態においてサーバのデータベースに記憶されるユーザ属性とキーワードと選択頻度との対応を示す図である。 この実施の形態において端末装置に送信されるキーワードのリストを示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態における入力補助システム10の概略および入力補助システム10に含まれる端末装置100およびサーバ200の構成の概略を示すブロック図である。入力補助システム10とは、端末装置100のブラウザによって表示されているウェブサイトの検索窓におけるキーワードの入力を補助するためのシステムである。ここで、ウェブサイトは、検索窓を備えるウェブサイトであり、たとえば、検索サイト、ショッピングサイト、および、動画サイトなどである。
図1を参照して、入力補助システム10は、サーバ200と、複数の端末装置100,100A,100Bを含む。サーバ200および端末装置100,100A,100Bは、インターネットおよびLAN(Local Area Network)などの通信ネットワーク900で接続される。
端末装置100は、制御部110と、記憶部120と、操作部130と、表示部140と、通信部150とを含む。端末装置100A,100Bの構成は、端末装置100の構成と同様である。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)およびその補助回路を含み、端末装置100の各部を制御し、記憶部120に記憶されたプログラムおよびデータに従って所定の処理を実行し、操作部130および通信部150から入力されたデータを処理し、処理したデータを、記憶部120に記憶させたり、表示部140で表示させたり、通信部150から出力させたりする。
記憶部120は、制御部110でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)と、制御部110で実行するための基本的なプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)とを含む。また、RAMには、所定の処理を実行するためのデータまたはスクリプトなどのプログラムが、通信部150から読込まれて記憶される。
さらに、記憶部120の記憶領域を補助するための補助記憶装置の記憶媒体として、磁気ディスク(HD(Hard Disk)、FD(Flexible Disk))、光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc))、光磁気ディスク(MO(Magneto-Optical disk))、または、半導体メモリ(メモリカード、SSD(Solid State Drive))などが用いられてもよい。
操作部130は、たとえば、キーボードおよびマウスで構成され、ユーザによる操作を示す操作信号を制御部110に送信する。
通信部150は、制御部110からの情報を通信ネットワーク900を介して外部サーバなどに送信するとともに、外部サーバなどから通信ネットワーク900を介して送信されてきた情報を受信して制御部110に受け渡す。
表示部140は、たとえば、ディスプレイ(たとえば、LCD)を含む。表示部140は、制御部110によって制御されて、所定の情報を表示する。
サーバ200は、制御部210と、記憶部220と、操作部230と、表示部240と、通信部250とを含む。制御部210、記憶部220、操作部230、表示部240および通信部250の機能は、それぞれ、前述した端末装置100の制御部110、記憶部120、操作部130、表示部140および通信部150と同様であるので、重複する説明は繰返さない。ただし、サーバ200の記憶部220には、後述する入力補助システム10のデータベース(以下「DB(DataBase)」という)が構築される。
図2は、この実施の形態における端末装置100およびサーバ200のアプリケーションスタック構造の概略を示す図である。図2を参照して、端末装置100のOS(Operation System)上には、M/W(MiddleWare)マネージャ、FEP(Front End Processor)辞書、DirectFBおよびその他のM/Wなどが構築される。M/Rマネージャは、ミドルウェアと上位のアプリケーションの動作を統括して管理する。DirectFBとは、グラフィック関連のソフトウェアライブラリである。
これらの上には、ブラウザ、FLASH(R)プレイヤ、FEPおよび入力ナビなどが構築される。さらに、これらの上にウェブアプリケーションが構築される。また、端末装置100のOSの中には通信などを制御するためのドライバが組み込まれる。
サーバ200のOS上には、ミドルウェアが構築される。ミドルウェアの上には、データベースが構築される。なお、データベースは、サーバ200の外部のサーバに構築されるようにしてもよい。データベースの上には、XMLパーサが構成される。XMLパーサとは、XML形式の文書およびファイルを、アプリケーションソフトが利用しやすい形式に変換するソフトウェアである。また、サーバ200のOSの中には、端末装置100と同様、通信などを制御するためのドライバが組み込まれる。
端末装置100のM/Wマネージャ、および、サーバ200のデータベースは、端末措置およびサーバのOSに組み込まれたドライバ、ならびに、通信ネットワーク900、ならびに、サーバ200のミドルウェアおよびXMLパーサを介して、通信する。
FEPは、FEP辞書と協調して、ユーザが入力した仮名を漢字等の文字列に変換して、変換後の文字列をウェブアプリケーションに受け渡す。入力ナビは、M/WマネージャおよびFEPと協調して、サーバ200のデータベースからキーワードを取得して、取得されたキーワードからユーザによって選択されたキーワードを、ブラウザ上で実行されているウェブページなどのウェブアプリケーションに受け渡す。
図3は、この実施の形態における端末装置100で実行される入力ナビの処理の流れを示すフローチャートである。入力ナビの処理は、端末装置100が起動されると、バックグラウンドで常時実行される。
図3を参照して、まず、ステップS111で、端末装置100の制御部110のCPUは、ブラウザで表示されているウェブサイトの検索窓で、ユーザによる入力補助を選択する操作を検出したか否かを判断する。具体的には、検索窓でマウスの右ボタンをクリックすることによって表示される操作メニューのうち、入力補助が選択されたか否かを判断する。
入力補助を選択する操作が検出されていないと判断した場合(ステップS111でNOと判断した場合)については、後述する。一方、検出されたと判断した場合(ステップS111でYESと判断した場合)、ステップS121で、CPUは、現在の入力補助のモードが入力ナビモードであるか否かを判断する。入力ナビモードであると判断した場合(ステップS121でYESと判断した場合)、ステップS122で、CPUは、入力ナビモードウィンドウを生成して表示部140に表示するよう制御する。
図4は、この実施の形態において端末装置100に表示される入力ナビモードウィンドウを示す表示画面図である。図4を参照して、入力ナビモードウィンドウには、キーワードの選択肢がジャンルごとに表示される。キーワードのジャンルとしては、おすすめのキーワードを含むジャンルと、地域情報のキーワードを含むジャンルと、映画およびテレビなどのキーワードを含むジャンルと、スポーツなどのキーワードを含むジャンルなどがある。図4には表示されていないが他のジャンルも含まれる。
ユーザが操作部130で、左右方向の操作をすれば、ジャンルの選択表示を左右に移動させることができ、上下方向の操作をすれば、選択されているジャンルの中で、キーワードの選択表示を上下に移動させることができる。入力ナビモードウィンドウの最下段のコメント欄には、選択表示の状態のキーワードの説明が表示される。これにより、選択されたキーワードが検索窓に入力された場合の出力結果のイメージがし易くなる。
なお、このコメント欄に、入力ナビの処理のガイダンスメッセージを表示するようにしてもよい。これにより、検索行為に慣れていないユーザにも操作を分かり易く伝えることができる。
図3に戻って、ステップS123で、CPUは、ユーザによって操作部130が操作されることによって、モード変更操作が行なわれたか否かを判断する。モード変更操作が行なわれたと判断した場合(ステップS123でYESと判断した場合)、CPUは、実行する処理を後述するステップS131の処理に進める。
一方、モード変更操作が行なわれていないと判断した場合(ステップS123でNOと判断した場合、ステップS124で、CPUは、ユーザによって操作部130が操作されることによって、表示変更操作が行なわれたか否かを判断する。具体的には、図4で説明した入力ナビモードウィンドウに表示されるキーワードを上下または左右にスクロールさせる操作が行なわれたか否かを判断する。
表示変更操作が行なわれたと判断した場合(ステップS124でYESと判断した場合)、ステップS125で、CPUは、操作に応じたキーワードを表示部140に表示するよう制御する。
表示変更操作が行なわれていないと判断した場合(ステップS124でNOと判断した場合)、および、ステップS125の後、ステップS126で、CPUは、ユーザによって操作部130が操作されることによって、キーワードが選択されたか否かを判断する。キーワードの選択は、キーワードが選択状態となっている場合に、決定操作をすることによって行なわれる。キーワードが選択されていないと判断した場合(ステップS126でNOと判断した場合)、CPUは、実行する処理をステップS123の処理に戻す。
一方、キーワードが選択されたと判断した場合(ステップS126でYESと判断した場合)、ステップS127で、CPUは、当該入力ナビを当該端末装置100に組み込む際に記憶部120に予め登録されたユーザIDと、選択されたキーワードと、この検索窓のウェブサイトを特定する情報(たとえば、URL)とを対応させて、サーバ200のデータベースに記憶させる要求を、サーバ200に送信する。
ここで、当該要求は、XML形式で端末装置100からサーバ200に送信され、サーバ200のXMLパーサで、データベースが解釈可能な形式に変換されて、データベースに受け渡される。
図5は、この実施の形態においてサーバ200のデータベースに記憶されるキーワードの選択履歴を示す図である。図5を参照して、端末装置100からの要求に従って、サーバ200のデータベースには、ユーザIDとキーワードとサイト特定情報(ここでは、URL)が、対応付けられて記憶される。
図3に戻って、次に、ステップS128で、CPUは、選択されたキーワードを検索窓に入力する。これにより、検索窓には選択されたキーワードが表示される。そして、ステップS129で、CPUは、入力ナビモードウィンドウを閉じる。その後、CPUは、実行する処理をステップS111に戻す。
入力ナビモードでないと判断した場合(ステップS121でNOと判断した場合)、ステップS131で、CPUは、FEPモードウィンドウを生成して表示部140に表示するよう制御する。
図6は、この実施の形態において端末装置100に表示されるFEPモードウィンドウを示す表示画面図である。図6を参照して、FEPモードウィンドウには、ソフトウェアキーボードが表示される。そして、ユーザが操作部130で、左右および上下方向の操作をすれば、ソフトウェアキーボードで、選択表示の状態の文字を移動させることができ、決定操作をすることによって、FEPモードウィンドウの上段の文字表示欄に、順次、選択決定された文字が入力される。
また、変換キーが選択され決定操作がされることによって、文字表示欄に入力されている仮名の漢字等への変換候補が、右下の変換候補欄に表示される。
図3に戻って、ステップS132で、CPUは、ユーザによって操作部130が操作されることによって、モード変更操作が行なわれたか否かを判断する。モード変更操作が行なわれたと判断した場合(ステップS132でYESと判断した場合)、CPUは、実行する処理を前述したステップS122の処理に進める。
一方、モード変更操作が行なわれていないと判断した場合(ステップS132でNOと判断した場合、ステップS133で、CPUは、ユーザによって操作部130が操作されることによって、文字を選択する入力が受付けられたか否かを判断する。
文字の選択入力が受付けられていないと判断した場合(ステップS133でNOと判断した場合)、CPUは、実行する処理をステップS132の処理に戻す。
一方、文字の選択入力が受付けられたと判断した場合(ステップS133でYESと判断した場合)、ステップS134で、CPUは、受付けられた文字を文字表示欄に追加して表示するよう表示部140を制御する。
そして、ステップS135で、ユーザによって操作部130が操作されることによって、変換キーが選択され変換候補欄に表示された変換候補のうち、いずれかを確定する操作が行なわれたか否かを判断する。確定操作が行なわれていないと判断した場合(ステップS135でNOと判断した場合)、CPUは、実行する処理をステップS132の処理に戻す。
一方、確定操作が行なわれたと判断した場合(ステップS135でYESと判断した場合)、ステップS136で、CPUは、確定された文字列をキーワードとする。その後、CPUは、実行する処理を前述のステップS127に進める。
図7は、この実施の形態においてサーバのデータベースに予め登録されるユーザデータを示す図である。図7を参照して、入力ナビの処理を利用するためのユーザ登録がされるときに発行されるユーザIDと対応付けて、当該ユーザの性別、年齢層および生活圏のユーザ属性が記憶される。その他のユーザ属性が登録されるようにしてもよい。
図8は、この実施の形態におけるサーバ200で実行される入力ナビサーバ処理の流れを示すフローチャートである。入力ナビサーバ処理は、サーバ200が起動されると、常時実行される。
図8を参照して、まず、ステップS211で、サーバ200の制御部210のCPUは、所定契機となったか否かを判断する。所定契機は、具体的には、所定の時間(たとえば、午前0時)になるたび、および、端末装置100等から受信したキーワードが所定数(たとえば、1000)に達するごと、などである。
所定契機になっていないと判断した場合(ステップS211でNOと判断した場合)、CPUは、ステップS211の処理を繰返す。一方、所定契機になったと判断した場合(ステップS211でYESと判断した場合)、ステップS212で、CPUは、受信したキーワードのうち、未だジャンル分けされていないキーワードをジャンル分けして、キーワードとジャンルとを対応付けてデータベースに記憶させる。
図9は、このこの実施の形態においてサーバ200のデータベースに記憶されるキーワードとジャンルとの対応を示す図である。図9を参照して、ステップS212の処理が実行されることによって、このように、キーワードとジャンルとが対応付けられて記憶される。
図8に戻って、次に、ステップS213で、CPUは、図7で説明したユーザ属性ごとのユーザのキーワードの選択頻度を特定して、ユーザ属性、キーワード、および、選択頻度を対応付けてデータベースに記憶させる。その後、CPUは、実行する処理をステップS211の処理に戻す。
図10は、この実施の形態においてサーバ200のデータベースに記憶されるユーザ属性とキーワードと選択頻度との対応を示す図である。図10を参照して、ステップS213の処理が実行されることによって、このように、ユーザ属性とキーワードと選択頻度とが対応付けられて記憶される。
図3に戻って、入力補助を選択する操作が検出されていないと判断した場合(ステップS111でNOと判断した場合)、ステップS112で、CPUは、所定契機となったか否かを判断する。所定契機は、具体的には、所定の時間(たとえば、10分)ごと、および、キーワードがサーバ200に送信されるごと、などである。
所定契機になっていないと判断した場合(ステップS112でNOと判断した場合)、CPUは、実行する処理をステップS111の処理に戻す。一方、所定契機となったと判断した場合(ステップS112でYESと判断した場合)、ステップS113で、CPUは、サーバ200のデータベースからジャンルごとのユーザIDに対応する属性に応じた頻度順のキーワードを取得する。その後、CPUは、実行する処理をステップS111の処理に戻す。
ここで、キーワードの取得は、取得の要求が、XML形式で端末装置100からサーバ200に送信され、サーバ200のXMLパーサで、データベースが解釈可能な形式に変換されて、データベースに受け渡され、その要求に応じたキーワードのリストが生成されて、XMLパーサでXML形式に変換されて、端末装置100に送信されることで行なわれる。
図11は、この実施の形態において端末装置100に送信されるキーワードのリストを示す図である。図11を参照して、このリストには、ジャンルごとに、所定数(ここでは、33個)のキーワードが、選択頻度の回数とともに、選択頻度順に含まれる。
以上説明した本実施の形態の入力補助システム10によれば、次のような効果が奏される。
(1) 入力補助システム10の端末装置100によって、ブラウザにより表示されたウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助を要求する操作が、ウェブサイトの種類に関わらず検出され、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードが予め記憶され、操作が検出されたときに、予め記憶されたキーワードを選択するための入力ナビモードウィンドウのキーワードのリストを表示するよう制御され、表示された入力ナビモードウィンドウのキーワードのリストに基づいたキーワードの選択が受付けられ、選択が受付けられたキーワードが検索窓に入力される。
これにより、ウェブサイトの種類に関わらず、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく入力ナビモードウィンドウを、キーワードを入力しようとしている検索窓に表示させることができる。その結果、検索窓を有するいずれのウェブサイトにおいても他のウェブサイトの検索窓に入力されたキーワードにも基づいたキーワードの入力の補助をすることができる。
(2) 入力補助システム10のサーバ200によって、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードが予め記憶され、予め記憶された複数のキーワードが端末装置100に送信される。入力補助システム10の端末装置100によって、サーバ200から送信されてきたキーワードが予め記憶され、ブラウザにより表示されたウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助を要求する操作が、ウェブサイトの種類に関わらず検出され、操作が検出されたときに、予め記憶されたキーワードを選択するための入力ナビモードウィンドウのキーワードのリストを表示するよう制御され、表示された入力ナビモードウィンドウのキーワードのリストに基づいたキーワードの選択が受付けられ、選択が受付けられたキーワードが検索窓に入力される。
これにより、サーバ200に記憶されたユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく入力ナビモードウィンドウのキーワードのリストを、キーワードを入力しようとしている検索窓に表示させることができる。その結果、サーバからキーワードのリストを受信した複数の端末装置100において、検索窓を有するいずれのウェブサイトにおいても他のウェブサイトの検索窓に入力されたキーワードにも基づいたキーワードの入力の補助をすることができる。
(3) 端末装置100によって、選択が受付けられたキーワードを特定可能な情報が、サーバ200に送信される。サーバ200によって、端末装置100から送信されてきた情報が記憶され、記憶された情報に基づいて、予め記憶されたキーワードのうち、端末装置100に送信する複数のキーワードが決定され、決定された複数のキーワードのリストが端末装置100に送信される。
このため、ウェブサイトの種類に関わらず、複数の端末装置100においてさまざまなウェブサイトでユーザが検索窓に入力したキーワードに基づくキーワードのリストを、キーワードを入力しようとしている検索窓に表示させることができる。その結果、複数の端末装置100でのさまざまなウェブサイトの検索窓へ入力されたキーワードにも基づいたキーワードの入力の補助をすることができる。
従来は、検索窓を有するウェブサイトのサーバが得ることができるキーワードは、当該ウェブサイトの検索窓に入力されたキーワードのみであった。しかし、本実施の形態の入力補助システム10によれば、サーバ200は、複数種類のウェブサイトの検索窓に入力されたキーワードを得ることができる。このため、従来と比較してより当該ユーザの広範な当該ユーザの興味対象および嗜好対象を得ることができる。その結果、よりユーザの興味対象および嗜好対象にマッチングしたキーワードのリストを検索窓に表示させることができるようになる。
(4) サーバ200によって、端末装置100のユーザのユーザ属性が、ユーザIDと対応付けられて予め記憶される。端末装置100によって、選択されたキーワードの情報とともにユーザIDが送信される。サーバ200によって、選択されたキーワードの情報が、ともに送信されてきたユーザIDに対応付けられて記憶され、キーワードを送信する端末装置100のユーザのユーザIDに対応付けて記憶されているユーザ属性に対応するユーザのユーザIDに対応付けて記憶されているキーワードに基づいて、送信する複数のキーワードが決定される。
このため、端末装置100のユーザのユーザ属性に基づいたキーワードを選択するための入力ナビモードウィンドウのキーワードのリストを検索窓に表示させることができる。その結果、ユーザ属性に応じたキーワードに基づいたキーワードの入力の補助をすることができる。
また、他のユーザの検索履歴およびユーザ属性を当該ユーザのユーザ属性とマッチングさせて、おすすめのジャンルやキーワードを表示させるようにした。これにより、流行および嗜好といった要素をユーザに対してレコメンドすることができる。また、レコメンドの度合いに基づいた表示順にすることができる。
次に、上述した実施の形態の変形例を説明する。
(1) 前述した実施の形態においては、図4で説明したように、入力ナビモードウィンドウにキーワードを選択するために表示される選択用情報が、キーワード自体であることとした。しかし、これに限定されず、キーワードを選択するための情報は、キーワードに対応する画像であってもよいし、キーワードに対応する音声であってもよい。
この場合は、端末装置100およびサーバ200には、キーワード自体に替えて、または、キーワード自体とともに、キーワードに対応する画像または音声が、予め記憶され、サーバ200から端末装置100に、キーワード自体に替えて、または、キーワード自体とともに、キーワードに対応する画像または音声が送信されるようにする。これによって、被検索対象のイメージをさらに強くユーザに認識させることができる。
(2) 前述した実施の形態においては、図4で説明した入力ナビモードウィンドウでは、当該ウィンドウが表示されたときから、ジャンルごとにキーワードが表示されるようにした。しかし、これに限定されず、階層的なジャンルを段階的に選択するための選択肢をまず表示し、次に、選択されたジャンルのキーワードを表示するようにしてもよい。
たとえば、まず、「ドラマ」「スポーツ」「映画」「アニメ」「音楽」「医療」「学ぶ」「暮らし」「趣味」および「健康」などのような大ジャンルの選択肢を表示し、たとえば、「音楽」が選択された場合に、「新曲」「歌謡曲」「演歌」「懐メロ」「民謡」「ポップス」「ロック」「クラシック」「童謡」および「アニメソング」などのような中ジャンルの選択肢を表示し、次に、選択されたものに応じた「おすすめ」「ランキング」「あ行」「か行」「さ行」・・・「ま行」「や行」のような小ジャンルの選択肢を表示し、その選択に応じたキーワードのリストを表示する。
(3) 前述した実施の形態においては、端末装置100は、デスクトップ型またはノート型などのPC(Personal Computer)であっても、スマートフォンなどのタブレット型のPCであってもよい。タブレット型PCの場合、タッチパネルに表示されるソフトウェアキーボードでの入力が基本となるが、即応性に乏しい。しかし、前述した実施の形態のような入力ナビモードウィンドウによってキーワードを選択することによって、効率よく、キーワードを検索窓に入力することができる。
(4) 前述した実施の形態においては、入力ナビモードウィンドウには、日本語のキーワードが表示されるようにした。しかし、他の国の言語をキーワードとして表示して、コメント欄には、選択表示の状態のキーワードの日本語での意味を表示するようにしてもよい。
これにより、簡易辞書的な使い方ができるとともに、その国の言語での検索を効率的に行なうことができる。
(5) 前述した実施の形態においては、サーバ200から端末装置100に送信するキーワードは、複数のユーザの検索結果に基づくものとした。しかし、これに限定されず、サーバ200から端末装置100に送信するキーワードは、広告スポンサーからのレコメンドキーワードおよびプロモーションデータであってもよい。これにより、サーバ200の運営者は、広告スポンサーからのキーワード広告収入およびプロモーション収入を得ることができ、入力補助システム10をダイレクトマーケティングのツールとして利用することができる。
(6) 前述した実施の形態においては、ユーザによって選択されたキーワードが、どのウェブサイトの検索窓に入力されたか把握することができるとともに、複数のウェブサイトの検索窓に入力されたか把握することができるので、利用者の興味の度合いについてセグメント分けすることができる。これにより、興味の度合いに応じて上述の(5)のマーケティング手法を変えて、より効果の高い宣伝を行なうことが可能となる。
(7) 前述した実施の形態のおいては、入力補助システム10のシステムの発明として実施の形態を説明した。しかし、これに限定されず、端末装置100またはサーバ200の装置の発明として実施の形態を捉えることもできるし、それぞれの装置で実行される方法またはプログラムの発明として実施の形態を捉えることができる。
(8) 前述した実施の形態においては、図3のステップS112,ステップS113で説明したように、所定契機ごとに端末装置100に予め記憶されるキーワードのリストを更新するようにした。しかし、これに限定されず、入力ナビの処理を端末装置100に導入する際に、最新版のキーワードのリストも合わせて導入し、その後は、更新しないようにしてもよい。また、サーバ200から取得してキーワードのリストを更新するのではなく、端末装置100でのウェブサイトの検索窓への入力履歴に基づいて更新するようにしてもよい。
(9) 前述した実施の形態においては、図3のステップS127で説明したように、端末装置100で選択されたキーワードがサーバ200に送信され、サーバ200で複数の端末装置100から受信したキーワードに基づいて、端末装置100に送信されるキーワードのリストが決定され、決定されたリストが端末装置100に送信されるようにした。
しかし、これに限定されず、端末装置100で選択されたキーワードがサーバ200に送信されるようにせず、インターネットおよび実世界で用いられているキーワードのサーバ200での調査結果に基づいて、端末装置100に送信されるキーワードのリストが決定され、決定されたリストが端末装置100に送信されるようにしてもよい。
(10) 前述した実施の形態においては、図3のステップS111で説明したように、検索窓での入力補助を選択する操作を検出したことを条件に、ステップS122で、入力ナビモードウィンドウが表示されるようにした。しかし、これに限定されず、入力ナビモードウィンドウを表示させる条件は、他の条件であってもよく、検索窓を有するウェブサイトにアクセスしたことを検出したという条件であってもよいし、端末装置100が起動されたという条件であってもよいし、操作部130で入力ナビモードウィンドウを表示させる操作が行なわれたという条件であってもよい。
(11) 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 入力補助システム、100,100A,100B 端末装置、110 制御部、120 記憶部、130 操作部、140 表示部、150 通信部、200 サーバ、210 制御部、220 記憶部、230 操作部、240 表示部、250 通信部、900 通信ネットワーク。

Claims (6)

  1. ブラウザにより表示されたウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助を要求する操作を、前記ウェブサイトの種類に関わらず検出する検出手段と、
    ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報を予め記憶しておく記憶手段と、
    前記検出手段によって前記操作が検出されたときに、前記記憶手段に記憶された選択用情報を選択するためのリスト情報を表示するよう制御する表示制御手段と、
    前記表示制御手段によって表示された前記リスト情報に基づいた選択用情報の選択を受付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段によって選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードを前記検索窓に入力する入力手段とを備える、検索補助システム。
  2. 前記検索補助システムは、サーバと端末装置とを含み、
    前記端末装置は、
    前記検出手段と、
    前記記憶手段と、
    前記表示制御手段と、
    前記選択受付手段と、
    前記入力手段とを備え、
    前記サーバは、
    ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報を予め記憶しておくサーバ側記憶手段と、
    前記サーバ側記憶手段に記憶された複数の選択用情報を前記端末装置に送信する選択用情報送信手段とを備え、
    前記記憶手段は、前記選択用情報送信手段から送信されてきた選択用情報を記憶する、請求項1に記載の検索補助システム。
  3. 前記端末装置は、さらに、
    前記選択受付手段によって選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードを特定可能な選択キーワード情報を、前記サーバに送信する選択キーワード送信手段を備え、
    前記サーバは、さらに、
    前記選択キーワード送信手段から送信されてきた前記選択キーワード情報を記憶する選択情報記憶手段と、
    前記選択情報記憶手段に記憶された前記選択キーワード情報に基づいて、前記サーバ側記憶手段に記憶された選択用情報のうち、前記選択用情報送信手段によって送信する複数の選択用情報を決定する送信情報決定手段とを備え、
    前記選択用情報送信手段は、前記送信情報決定手段によって決定された複数の選択用情報を送信する、請求項2に記載の検索補助システム。
  4. 前記サーバは、さらに、
    前記端末装置のユーザの属性をユーザを識別するための識別情報と対応付けて予め記憶しておくユーザ記憶手段を備え、
    前記選択キーワード送信手段は、前記選択キーワード情報とともに前記識別情報を送信し、
    前記選択情報記憶手段は、前記選択キーワード情報を、ともに送信されてきた前記識別情報に対応付けて記憶し、
    前記送信情報決定手段は、前記選択用情報送信手段によって選択用情報を送信する前記端末装置のユーザの識別情報に対応付けて前記ユーザ記憶手段に記憶されている属性に対応するユーザの識別情報に対応付けて前記選択情報記憶手段に記憶されている前記選択キーワード情報に基づいて、前記選択用情報送信手段によって送信する複数の選択用情報を決定する、請求項3に記載の検索補助システム。
  5. 端末装置のブラウザにより表示されるウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助をするために前記ウェブサイトの種類に関わらず表示制御される選択用情報を選択するためのリスト情報に基づいて選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードが、前記検索窓に入力される端末装置におけるキーワードの入力を補助する検索補助サーバであって、
    ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報を予め記憶しておくサーバ側記憶手段と、
    前記サーバ側記憶手段に記憶された複数の選択用情報を前記端末装置に送信する選択用情報送信手段とを備える、検索補助サーバ。
  6. 記憶手段を備えるコンピュータで実行される検索補助プログラムであって、
    前記記憶手段は、ユーザが複数のウェブサイトの検索窓に入力したキーワードに基づく複数のキーワードにそれぞれ対応する選択用情報を予め記憶しており、
    ブラウザにより表示されたウェブサイトの検索窓へのキーワードの入力の補助を要求する操作を、前記ウェブサイトの種類に関わらず検出するステップと、
    前記操作が検出されたときに、前記記憶手段に記憶された選択用情報を選択するためのリスト情報を表示するよう制御するステップと、
    表示された前記リスト情報に基づいた選択用情報の選択を受付けるステップと、
    選択が受付けられた選択用情報に対応するキーワードを前記検索窓に入力するステップとを前記コンピュータに実行させる、検索補助プログラム。
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