JP2012213204A - Electronic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電子機器に関する。 The present invention relates to an electronic device.
近年、携帯電話機等の電子機器において小型化、高性能化が進み、複数の筐体を開閉自在に結合させるとともに、不使用時には閉じられたコンパクトな状態でユーザにより携帯され、使用時には開かれた状態で使用される電子機器が増えてきている。このような電子機器では、不使用時の誤操作を防止するために、閉じられた状態では文字や数字等を入力するための操作キーが外部に露出していないものが一般的である。 In recent years, electronic devices such as mobile phones have been miniaturized and improved in performance, and a plurality of housings can be freely opened and closed. When not in use, they are carried in a closed and compact state and opened when used. The number of electronic devices used in the state is increasing. In such an electronic device, in order to prevent an erroneous operation when not in use, an operation key for inputting characters, numbers, and the like is not exposed to the outside when the electronic device is closed.
また、これらの電子機器において不使用時には誤操作を防止するために操作ロックがかけられていることが多く、ユーザがこの操作ロックを解除するためには、特定のロック番号を入力する必要がある場合が多い。閉じた状態になっている電子機器において、ロック番号を入力するためには、電子機器を開いた状態に変形させてからロック番号を入力する必要があり、ユーザが、片手のみしか使えない状況にある場合や電子機器が閉じた状態であっても可能な簡単な操作のみを行いたい場合などには、いちいち電子機器を開いてロック番号を入力することが面倒であった。 In addition, when these electronic devices are not used, an operation lock is often applied to prevent an erroneous operation, and the user needs to input a specific lock number to release the operation lock. There are many. To enter a lock number in an electronic device that is in a closed state, it is necessary to enter the lock number after transforming the electronic device to an open state, and the user can use only one hand. In some cases, or when it is desired to perform only possible simple operations even when the electronic device is closed, it is troublesome to open the electronic device and enter the lock number one by one.
そこで、ヒンジ等の連結部により二つの筐体間の相対的な位置関係を変更可能となされた構成を有する装置において、キー操作によらずに、文字や数字、暗証番号等を入力可能とすることができる電子機器が提案されている(例えば特許文献1)。この電子機器は、複数の筐体がヒンジ機構により連結された電子機器において、ユーザが複数の筐体を相対的に回動させたときの回転操作状態を4回分検出し、その4回分の回転操作の組み合わせからなる情報と、予め登録されている暗証情報とを比較し、一致したときに、この電子機器の機能を利用可能にするものである。 Therefore, in a device having a configuration in which the relative positional relationship between the two housings can be changed by a connecting portion such as a hinge, it is possible to input characters, numbers, a password, etc. without using a key operation. An electronic device that can be used has been proposed (for example, Patent Document 1). This electronic device detects, in an electronic device in which a plurality of housings are connected by a hinge mechanism, a rotation operation state when the user relatively rotates the plurality of housings for four times, and the rotation for the four times. The information of the combination of operations and the password information registered in advance are compared, and when they match, the function of this electronic device is made available.
開閉自在な電子機器で、特に、閉じた状態であってもディスプレイが外部に露出しているスライド方式の電子機器は、閉じた状態でもディスプレイの画面を視認できるという利点があるが、ロック状態の解除が必要な場合には、開いた状態に変形させないと数字キーを操作することができないため、閉じたままで画面を視認できるというスライド方式の利点を犠牲にせざるを得なかった。 An electronic device that can be opened and closed. Especially, a slide-type electronic device with the display exposed to the outside even when it is closed has the advantage of being able to see the display screen even when it is closed. When it is necessary to release, the numeric key cannot be operated unless it is deformed to the open state, so the advantage of the slide method that the screen can be viewed while being closed has to be sacrificed.
また、これらの電子機器でロックが設定されているときにメールを受信した際に、ユーザは、「了解」、「ありがとう」等の簡単な返信メールを送信したい場合であっても、電子機器を開いた状態に変形させてからメールの本文を入力する必要があり、不便であった。 In addition, when a mail is received when the lock is set on these electronic devices, even if the user wants to send a simple reply mail such as “OK” or “Thank you”, the electronic device It was inconvenient because it was necessary to input the body of the mail after transforming it into an open state.
本発明は、上記課題を鑑みてなされてものであり、電子機器で所定の機能の起動が禁止されているロック状態のときに、ユーザが簡単な操作でロック状態を解除することができる電子機器を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an electronic device that allows a user to release the locked state with a simple operation when the electronic device is in a locked state in which activation of a predetermined function is prohibited It is an issue to provide.
上記課題を解決するために、文字を入力する操作手段と文字を入力するキーとを有し、前記操作手段が外部に露出し前記キーが露出していない第1の状態と、前記操作手段と前記キーとが外部に露出している第2の状態とを取りうる電子機器は、所定の機能の起動が禁止されているロック状態で、前記操作手段により入力された文字と前記キーにより入力された文字とを含む文字列と、予め定められた所定の文字列とを比較することにより、前記ロック状態の解除の可否を判断するロック制御部を備える。 In order to solve the above-mentioned problem, a first state having an operation means for inputting characters and a key for inputting characters, wherein the operation means is exposed to the outside and the keys are not exposed, and the operation means, The electronic device capable of taking the second state in which the key is exposed to the outside is input by the character and the key input by the operation means in a locked state in which activation of a predetermined function is prohibited. A lock control unit that determines whether or not the lock state can be released by comparing a character string including a character with a predetermined character string.
電子機器において所定の機能が起動されないロック状態が設定されているときに、ユーザは簡単な操作でロック状態を解除することができる。 When a lock state in which a predetermined function is not activated in the electronic device is set, the user can release the lock state with a simple operation.
〔第1実施形態〕
電子機器の一例として携帯電話機の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。実施形態の携帯電話機として、複数の筐体が相互にスライド自在に結合されてなる開閉自在の携帯電話機1を例にあげて説明する。
[First Embodiment]
An embodiment of a mobile phone as an example of an electronic device will be described with reference to the accompanying drawings. As an example of the mobile phone according to the embodiment, an openable / closable
図1(A)は、携帯電話機1の閉じた状態を示す斜視図、図1(B)は、携帯電話機1の開いた状態を示す斜視図である。携帯電話機1は、図1(A)及び図1(B)に示すように、矩形の板状の上筐体10と、この上筐体10とほぼ同形状をした下筐体11とが、閉じた状態で、相互に一面を覆うように積層されることにより形成されている。これらの上筐体10及び下筐体11は、所定方向に相互に所定長さだけスライド可能なように結合されていて、上筐体10を下筐体11に対してスライドさせることにより、閉じた状態から開いた状態に、あるいは開いた状態から閉じた状態に変形する。
FIG. 1A is a perspective view showing the
上筐体10の外面(下筐体11に対面しない側の面)には、文字や画像等からなる画面を表示するためのディスプレイ12、音声を出力するためのスピーカ13、ユーザが指示を入力するための複数の操作キー14が設けられている。これらのディスプレイ12やスピーカ13、操作キー14は、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても外部に露出するように設けられている。よって、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても、ユーザはディスプレイ12を視認したり操作キー14を押下(回転)したりすることができる。
On the outer surface of the upper housing 10 (the surface not facing the lower housing 11), a
下筐体11の内面(上筐体10に対面する側の面)には、ユーザが指示を入力するための複数の操作キー15、音声を集音するためのマイクロフォン16が設けられている。これらの操作キー15やマイクロフォン16は、携帯電話機1が閉じた状態のときには、上筐体10により覆われていて外部に露出していないが、上筐体10を下筐体11に対してスライドさせて開いた状態に変形させたときには、外部に露出される。よって、携帯電話機1が開いた状態のときには、ユーザは操作キー15を押下することができるが、携帯電話機1が閉じた状態のときには、ユーザは操作キー15を押下することができない。
On the inner surface of the lower housing 11 (the surface facing the upper housing 10), a plurality of
下筐体11の側面には、ユーザが指示を入力するための複数のサイドキー17が設けられている。これらのサイドキー17は、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても外部に露出するように設けられている。よって、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても、ユーザはサイドキー17を押下することができる。
A plurality of
次に、携帯電話機1の機能について、図2に示すブロック図を用いて説明する。携帯電話機1は、図2に示すように、主制御部20、電源回路部21、操作入力制御部22、表示制御部23、音声制御部24、通信制御部25、記憶部26、及び、ロック制御部27がバスによって相互に接続されて構成されている。
Next, functions of the
主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)を具備し、携帯電話機1の総括的な制御を行うとともに、後述するメール返信処理、その他の様々な演算処理や制御処理等を行う。電源回路部21は、ユーザによる操作キー14を介した入力に基づいて電源のオン/オフ状態を切り替え、電源がオン状態の場合に電力供給源(バッテリ等)から各部に対して電力を供給して、携帯電話機1を動作可能にする。
The
操作入力制御部22は操作キー14、15、及びサイドキー17に対する入力インタフェースを備え、操作キー14、操作キー15、サイドキー17の押下(回転)が検出されると、その押下(回転)されたキーを示す信号を生成して、この信号を主制御部20に伝送する。表示制御部23はディスプレイ12に対する表示インタフェースを備え、主制御部20の制御に基づいて、文書や画像等の情報をディスプレイ12に表示する。
The operation
音声制御部24は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン16で集音された音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。また音声制御部24は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部20の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、スピーカ13から音声として出力する。
The
通信制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、基地局(図示せず)からアンテナ25aを介して受信した受信信号をスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部20の指示により、音声制御部24に伝送されてスピーカ13から出力されたり、表示制御部23に伝送されてディスプレイ12に表示されたり、または記憶部26に記録されたりする。また通信制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン16で集音された音声データや操作キー14、15、サイドキー17を介して入力されたデータや記憶部26に記憶されたデータを取得すると、これらのデータに対してスペクトラム拡散処理を行い、基地局に対してアンテナ25aを介して送信する。
Based on the control of the
記憶部26は、主制御部20及びロック制御部27が行う処理について、処理プログラムや処理に必要なデータ等を格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリ、データベース、主制御部20やロック制御部27が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等から構成される。また、主制御部20が後述するメール返信処理を行う際の処理プログラムや、ロック制御部27が後述するロック解除処理やロック番号入力処理を行う際の処理プログラムは、例えばROMに記憶されているものとする。
The
ロック制御部27は、携帯電話機1が有する各々の機能に対してロックをかけて使用を禁止したり、このロックを解除して各々の機能の使用を許可したりする。例えばロック制御部27は、携帯電話機1における無操作の状態が所定時間(例えば10秒)経過したことに基づいて、携帯電話機1にロックを設定する。またロック制御部27は、携帯電話機1にロックが設定されているときに、ユーザにより所定のロック番号が入力されたことに基づいて、この携帯電話機1のロックを解除する。なお、この所定のロック番号は、例えば記憶部26に予め記憶されている。
The
図3(A)は、携帯電話機1が閉じた状態のときの操作キー14のキー配列を示す図であり、図3(B)は、携帯電話機1が開いた状態のときの操作キー14、15のキー配列を示す図である。また、図4は、携帯電話機1の操作キー14、15のキー配列表を示す図である。
3A is a diagram showing a key arrangement of the
図3(A)及び図3(B)に示すように、例えば操作キー14は、メール機能を起動するためのメールキー14a、Web閲覧機能を起動するためのWebキー14b、電話の発呼を行うための発信キー14c、電話の終話を行ったり電源のON/OFFを切り替えたりするための終話キー14d、入力された情報を削除するためのクリアキー14e、メニュー画面を表示するためのメニューキー14f、指示を確定するためのOKキー14g、カーソルや画面等を上下左右に移動させるための方向キー14h、回転させることにより情報を入力する回転キー14i等により構成されている。また、図3(B)に示すように、例えば操作キー15は、「1」、「2」、…、「9」、「0」、「*」、「#」等のダイヤルキー15aにより構成されている。
As shown in FIGS. 3A and 3B, for example, the
なお、方向キー14h及び回転キー14iは同一のドーナツ型のキーで形成されていて、このドーナツ型のキーの一部(例えば上下左右の4点)が押下された場合には方向キー14hからの入力として受け付けられ、このドーナツ型のキーが回転された場合には回転キー14iからの入力として受け付けられる。 The direction key 14h and the rotation key 14i are formed of the same donut type key. When a part of the donut type key (for example, four points on the top, bottom, left and right) is pressed, the direction key 14h When this donut key is rotated, it is accepted as an input from the rotation key 14i.
携帯電話機1は、操作ロック機能を備えている。すなわち、携帯電話機1にロックが設定されているときには、携帯電話機1が有する各々の機能の起動が禁止されている。よって、ロックが設定された状態にある携帯電話機1において、ユーザがいずれかの機能の起動を指示した場合に、携帯電話機1は、このロックが解除されない限りは、この指示された機能を起動しない。そこでロック制御部27は、ロック中にいずれかの機能の起動が指示されたときにユーザに対してロック番号を入力するように促し、入力されたロック番号と予め記憶されたロック番号とが一致した場合にのみ、携帯電話機1に設定されているロックを解除して、このユーザにより指定された機能を起動する。
The
従来の開閉自在の携帯電話機では、ユーザがロック番号を入力する場合には、ダイヤルキーを用いて数字を入力する必要があったため、閉じた状態のときにダイヤルキーが閉塞されているタイプの携帯電話機では、ユーザが数字を入力するときに携帯電話機が閉じた状態である場合に、携帯電話機を開いた状態に変形させてからダイヤルキーを押下する必要があった。よって、ユーザが急いでロックを解除したい場合、携帯電話機を開かずに済むような簡単な処理のみを行いたい場合、携帯電話機が閉じた状況でユーザが片手で操作する必要があった場合などに、ユーザは、携帯電話機を開いた状態に変形させないとロックを解除できないため、面倒であった。 In a conventional mobile phone that can be opened and closed, when the user enters a lock number, the dial key must be used to enter a number, so that the dial key is closed when the user is closed. In the case of a telephone, when the user enters a number and the cellular phone is in a closed state, it is necessary to press the dial key after transforming the cellular phone into an opened state. Therefore, when the user wants to release the lock in a hurry, wants to perform only a simple process that does not require opening the mobile phone, or when the user needs to operate with one hand when the mobile phone is closed, etc. The user is troublesome because the user cannot unlock the cellular phone unless it is deformed to the open state.
そこで実施携帯の携帯電話機1は、常に外部に露出されている位置に回転キー14iを備えていて、ユーザは、この回転キー14iを回転させることにより、その回転角度に応じた数字を入力できるように構成されている。例えば図5(A)及び図5(B)に示すように、1周の回転角度である360°が8分割されていて、携帯電話機1は、回転キー14iの45°の回転を検出するごとに、「1」を加算していく。
Therefore, the portable
ここでは、図5(A)に示すように、最初に「1」が入力されているものとすると、回転キー14iが時計回りに45°回転すると、「1」の代わりに「2」が入力され、更に時計回りに45°回転して合わせて90°回転すると、「2」の代わりに「3」が入力され、このように時計回りの45°の回転ごとに順次「1」が加算されていく。そして、OKキー14gが押下されると、あるいは回転方向が反転されて反時計回りに回転されると、携帯電話機1は、そのときに入力されている数字を最終的に入力された数字として確定する。
Here, as shown in FIG. 5A, assuming that “1” is input first, when the rotation key 14i rotates 45 ° clockwise, “2” is input instead of “1”. Then, when it is further rotated by 45 ° clockwise and then rotated by 90 °, “3” is input instead of “2”, and “1” is sequentially added every 45 ° rotation in this manner. To go. When the OK key 14g is pressed or when the rotation direction is reversed and rotated counterclockwise, the
同様に、図5(B)に示すように、最初に「1」が入力されているものとすると、回転キー14iが反時計回りに45°回転すると、「1」の代わりに「2」が入力され、更に反時計回りに45°回転して合わせて90°回転すると、「2」の代わりに「3」が入力され、このように反時計回りの45°の回転ごとに順次「1」が加算されていく。そして、OKキー14gが押下されると、あるいは回転方向が反転されて時計回りに回転されると、携帯電話機1は、そのときに入力されている数字を最終的に入力された数字として確定する。
Similarly, as shown in FIG. 5B, when “1” is input first, when the rotation key 14i rotates 45 ° counterclockwise, “2” is displayed instead of “1”. When it is input and further rotated counterclockwise by 45 ° and rotated by 90 ° in total, “3” is input instead of “2”, and in this way, for every 45 ° counterclockwise rotation, “1” is sequentially added. Will be added. When the OK key 14g is pressed, or when the rotation direction is reversed and the
このように実施携帯の携帯電話機1は、閉じた状態のままであっても、回転キー14iが回転させられたりOKキー14gが押下されたりすることにより、ユーザによる番号の入力を1桁ずつ受け付け、これに基づいてロックを解除する機能を備えている。
As described above, even when the portable
ここで、携帯電話機1にロックが設定されているときに、ユーザが携帯電話機1のいずれかの機能(例えば音声発呼機能やメール機能等)の起動を指示した場合に、ロック制御部27が、回転キー14iを介して入力されたロック番号に基づいてこのロックを解除するロック解除処理を行って、指示された機能を起動する際の手順について、図6に示すフローチャート、及び図7に示す画面遷移図に基づいて説明する。以下、例えば「ステップS101」を「S101」のように、「ステップ」の語句を省略して説明する。
Here, when the lock is set on the
なお、携帯電話機1は始めにロックが設定されているものとする。また、ディスプレイ12の表示画面30には、例えば図7(A)に示すように、電波状態や電池残量、現在日時等の情報が表示されている。ユーザは、例えば携帯電話機1を用いてメール送信やメール閲覧を行いたい場合に、メールキー14aを押下することにより、携帯電話機1に対してメール機能を起動するように指示を出す。
It is assumed that the
そこでロック制御部27は、メール機能等のいずれかの機能の起動が指示されたか否かを判断する(S101)。この際、ロック制御部27は、例えばメールキー14aやWebキー14b、発呼キー14c等の操作キー14が押下されたことに基づいて、いずれかの機能の起動が指示されたものと判断する。いずれの機能の起動も指示されていない場合(S101のNo)は、ロック制御部27はそのまま待機する。
Therefore, the
いずれかの機能の起動が指示された場合(S101のYes)は、ロック制御部27は、携帯電話機1に設定されているロックを解除するために、ユーザに対してロック番号の入力を促す(S103)。このときロック制御部27は、例えば図7(B)に示すように、ディスプレイ12の表示画面30に、ロック番号を入力するための入力欄31を表示することにより、ユーザに対してロック番号の入力を促す。なお、入力欄31における入力対象の桁には、始めに「1」の数字が入力されている。
When activation of any function is instructed (Yes in S101), the
ユーザは、ロック番号の入力を途中で終了したいときに、例えば終話キー14dを押下することにより、携帯電話機1に対してロック番号の入力の終了を指示する。よってロック制御部27は、ロック番号の入力の終了が指示されたか否かを判断する(S105)。この際、ロック制御部27は、例えば終話キー14d等の操作キー14の押下に基づいて、ロック番号の入力の終了が指示されたものと判断する。
When the user wants to end the input of the lock number halfway, the user instructs the
ロック番号の入力の終了が指示された場合(S105のYes)は、ロック制御部27は、ロック番号の入力の途中であっても、ディスプレイ12の表示画面30における入力欄31の表示を終了するとともに、携帯電話機1のロックを解除せずに、ロック解除処理を終了する。
When the end of the input of the lock number is instructed (Yes in S105), the
ロック番号の入力の終了が指示されていない場合(S105のNo)は、ロック制御部27は、回転キー14iの回転に基づいてロック番号を入力するロック番号入力処理を行う(S107)。ロック制御部27がこのロック番号入力処理を行う際の手順を、図8に示すフローチャート、及び図9乃至図11に示す画面遷移図に基づいて説明する。
When the end of the input of the lock number is not instructed (No in S105), the
ユーザは、入力欄31に入力されている数字を変更したい場合には、回転キー14iを一定方向に回転させることにより、図9(A)及び図9(B)に示すように、入力欄31に入力されている入力対象の桁の数字を「1」から「2」、「3」、…と順次「1」を加算しながら数字を切り替えていく。この際、図9(C)及び図9(D)に示すように、「9」の数字が入力されているときに更に回転キー14iを順方向に回転させると「0」に戻って、再び「1」、「2」、「3」、…と順次「1」が加算されながら数字が切り替わっていく。
When the user wants to change the number input in the
また、ユーザは、入力欄31に入力されている数字を確定したい場合には、回転キー14iをそれまでとは逆方向に回転させる(そのとき時計回りであった場合は反時計回りに回転させ、反時計回りであった場合は時計回りに回転させる)ことにより、図9(E)に示すように、そのときに入力欄31に入力されている入力対象の桁の数字を確定して、入力対象を次の桁に移動させる。このとき、入力が確定された桁の数字はアステリスク「*」で表記され、新たに入力対象となった桁に「1」の数字が表示される。そして、回転キー14iが再び順方向(入力を確定するために回転方向が変更された場合は、その変更後の回転方向)に回転されると、この入力対象の桁の数字が切り替えられていく。
In addition, when the user wants to confirm the number inputted in the
さらに、ユーザは、入力欄31において確定された数字を一旦削除して再度入力したい場合には、クリアキー14eを押下することにより、図9(F)に示すように、入力対象となっている桁の数字を削除することができる。そして更にユーザがクリアキー14eを押下することにより、図9(G)に示すように、削除された桁の1つ前の桁が入力対象となり、この桁に「1」の数字が入力される。
Further, when the user wants to once delete the number determined in the
そして、ユーザが、回転キー14iを用いてロック番号を入力を行っている最中に、携帯電話機1を開いた状態に変形させてダイヤルキー15aを押下した場合には、入力欄31において入力されている数字を、ダイヤルキー15aを用いて入力された数字に置き換えて、入力対象となっている桁をこの数字で確定し、図9(H)に示すように、入力対象となっている桁の数字をアステリスク「*」で表記する。この場合、回転キー14iを用いた入力、及びダイヤルキー15aを用いた入力の双方の入力が受け付けられるため、ユーザは任意の入力方法でロック番号を入力できる。よってユーザは、回転キー14iを回転させながら数字を入力している最中にダイヤルキー15aを用いて数字を直接入力したり、ダイヤルキー15aを用いて数値を直接入力している最中に回転キー14iを回転させて数字を変更させたりすることができる。
When the user changes the
まず、ロック制御部27は、回転キー14iが回転されたか否かを判断する(S201)。この際、ロック制御部27は、例えば回転キー14iが時計回りまたは反時計回りに45°回転されたことに基づいて、回転キー14iが回転されたものと判断する。回転キー14iが回転されていない場合(S201のNo)は、ロック制御部27はロック番号入力処理を終了する。
First, the
回転キー14iが回転された場合(S201のYes)は、ロック制御部27は、所定の桁数の数字が入力されたか否かを判断する(S203)。ここでいう所定の桁数は、ロック番号として設定可能な最大桁数であり、例えば8桁である。
When the rotation key 14i is rotated (Yes in S201), the
所定の桁数の数字が入力されている場合(S203のYes)は、ロック制御部27は、ユーザに対して、入力可能な桁数を超えている旨を警告する(S205)。図10(A)は、既に7桁の数字が入力・確定されているとともに、「6」の数字が入力された状態を示すディスプレイ12の表示画面30の画面図である。図10(B)は、その後、回転キー14iが逆周りに回転されて、「6」の数字が確定された状態を示すディスプレイ12の表示画面30の画面図である。その後、ユーザが更に回転キー14iを回転させて9桁目の数字を入力しようとすると、ロック番号は8桁しか入力できないため、図10(C)に示すように、例えば警告音を発生させたり携帯電話機1を振動させたりすること等により、ユーザに対して警告する。そしてロック制御部27は、ロック番号入力処理を終了する。
If a predetermined number of digits has been input (Yes in S203), the
所定の桁数の数字が入力されていない場合(S203のNo)は、ロック制御部27は、ステップS201における回転が順方向であるか否かを判断する(S207)。この際、ロック制御部27は、ステップS203における回転が前回の回転方向と同一の方向であった場合に、順方向であると判断する。ユーザは、入力中の数字を変更したい場合に、回転キー14iを同一方向に連続的に回転させるので、ステップS203における回転が順方向であった場合(S207のYes)は、ロック制御部27は、入力対象となっている桁に入力されている数字に「1」を加算する(S209)。
If the predetermined number of digits has not been input (No in S203), the
また、ユーザは、入力中の数字を確定するとともに新たに次の桁の数字を入力したい場合に、回転キー14iをそれまでとは逆方向に回転させるので、ステップS203における回転が逆方向であった場合(S207のNo)は、ロック制御部27は、まず入力対象となっている桁に入力されている数字を確定する(S211)。
In addition, when the user confirms the entered number and wants to newly input the next digit, the rotation key 14i is rotated in the opposite direction, so that the rotation in step S203 is in the opposite direction. If this is the case (No in S207), the
ロック制御部27は、ディスプレイ12の表示画面30に表示されている数字(入力が確定された桁に入力されている数字)を、アスタリスク「*」で表記する(S213)。これにより、ユーザがロック番号を入力している間に、第三者によりディスプレイ12が見られてしまった場合であっても、確定されたロック番号が漏洩してしまうことが防止される。そしてロック制御部27は、入力対象の数字を次の桁に移動して(S215)、ロック番号入力処理を終了する。
The
なお、図11(A)に示すように、回転キー14iを用いてロック番号の入力を行っているときに、数字とは関係のない無効の操作キー14(例えばメールキー14aやWebキーb等)が入力された場合には、この入力は無効となる。このとき、図11(B)に示すように、ディスプレイ12の表示画面30における表示は変更されず、そのままの状態が維持される。
As shown in FIG. 11A, when a lock number is input using the rotation key 14i, invalid operation keys 14 (for example, a mail key 14a, a Web key b, etc.) that are not related to numbers are used. ) Is invalid, this input is invalid. At this time, as shown in FIG. 11B, the display on the
そして、その後に回転キー14iが順方向に回転された場合には、例えば図11(A)に示すように、回転前に「3」の数字が入力されていた場合には、図11(C)に示すように、「3」の数字に「1」が加算された「4」の数字が入力される。一方で、その後に回転キー14iが逆方向に回転された場合には、例えば図11(A)に示すように、回転前に「3」の数字が入力されていた場合には、11(D)に示すように、この「3」の数字の入力が確定されるとともに、この桁の数字がアスタリスク「*」で表示され、入力対象が次の桁に移動し、次の桁に「1」の数字が入力される。 Then, when the rotation key 14i is rotated in the forward direction thereafter, as shown in FIG. 11A, for example, when the number “3” is input before the rotation, the rotation key 14i is changed to FIG. ), The number “4” obtained by adding “1” to the number “3” is input. On the other hand, when the rotation key 14i is rotated in the reverse direction thereafter, for example, as shown in FIG. 11A, when the number “3” is input before the rotation, 11 (D ), The input of the number “3” is confirmed, the number is displayed as an asterisk “*”, the input object is moved to the next digit, and the next digit is “1”. Will be entered.
ユーザは、図7(C)に示すように、ロック番号の全ての桁の入力を終えると、例えばOKキー14gを押下することにより、ロック番号の入力を完了させる。ロック制御部27は、入力が完了されたか否かを判断する(S109)。この際、ロック制御部27は、例えばOKキー14gが押下されたことに基づいて、ロック番号の入力が完了されたものと判断する。ロック番号の入力が完了されていない場合(S109のNo)は、ステップS105に戻って、ロック制御部27は再びロック番号の入力の終了が指示されたか否かを判断する。
As shown in FIG. 7C, when the user finishes inputting all the digits of the lock number, for example, the user presses the OK key 14g to complete the input of the lock number. The
ロック番号の入力が完了された場合(S109のYes)は、ロック制御部27は、ロック番号の認証を行う(S111)。すなわちロック制御部27は、入力されたロック番号と予め記憶部26に記憶されているロック番号とを比較し、双方が一致するか否かを判断する。
When the input of the lock number is completed (Yes in S109), the
認証に失敗した場合、すなわち入力されたロック番号と予め記憶部26に記憶されているロック番号とが一致しなかった場合(S111のNo)は、ロック制御部27は、ユーザに対して警告を発生する(S113)。この際、ロック制御部27は、例えば図7(D)に示すように、ディスプレイ12の表示画面30にロック番号が間違っている旨を示す文字列を表示したり、警告音を発生させたりする等により、ユーザに対してロック番号が間違っている旨を警告する。そしてロック制御部27は、ロックを解除することなく、ロック解除処理を終了する。
If the authentication fails, that is, if the input lock number and the lock number stored in advance in the
認証に成功した場合、すなわち入力されたロック番号と予め記憶部26に記憶されているロック番号とが一致した場合(S111のYes)は、ロック制御部27は、携帯電話機1のロックを解除する(S115)。そして主制御部20は、ステップS101にて起動が指示された機能を起動する(S117)。例えばステップS101にて音声発呼機能の起動が指示された場合には、主制御部20はメール機能を起動して、図7(E)に示すように、ディスプレイ12の表示画面30にメール機能の画面を表示する。
When the authentication is successful, that is, when the input lock number matches the lock number stored in advance in the storage unit 26 (Yes in S111), the
このようにして携帯電話機1は、閉じた状態でロックが設定されているときに、ユーザにより外部に露出するように設置された回転キー14iが回転されることによって数字を入力することができ、その入力されたロック番号を用いて認証を行い、認証に成功すれば閉じた状態のままでロックを解除することができる。
In this way, when the
また、携帯電話機1を閉じた状態にしたままで、回転キー14iを用いてロック番号が入力されているときに、携帯電話機1が開いた状態に変形されて、ダイヤルキー15aを用いてロック番号が入力された場合には、このダイヤルキー15aからの入力も同時に受け付けることができる。同様に、携帯電話機1を開いた状態にして、ダイヤルキー15aを用いてロック番号が入力されているときに、回転キー14iを用いてロック番号が入力された場合には、この回転キー14iからの入力も同時に受け付けることができる。
Further, when the
携帯電話機1は、閉じた状態でロックが設定されているときにメールを受信した際に、ステップS101乃至S117の処理によりロックが解除された場合に、この受信メールに対して簡単にすばやく返信メールを送信する機能を備えている。携帯電話機1がこのメール返信処理を行う際の手順について、図12に示すフローチャート、及び図13に示す画面遷移図に基づいて説明する。なお、携帯電話機1は始めに閉じた状態でロックが設定されているものとする。
When the
始めに主制御部20は、携帯電話機1がメールを受信したか否かを判断する(S301)。携帯電話機1がメールを受信していない場合(S301のNo)は、主制御部20はそのまま待機する。携帯電話機1がメールを受信した場合(S301のYes)は、主制御部20は、携帯電話機1に設定されていたロックが解除されたか否かを判断する(S302)。
First, the
すなわち、携帯電話機1がメールを受信したときに、主制御部20は、例えばディスプレイ12の表示画面30に、メールを受信した旨を表示して、ユーザに対してこの受信メールを閲覧するか否かを判断するように促す。そして、ユーザが受信メールを閲覧するために所定の操作キー14を押下した場合には、ロック制御部27は、ステップS101乃至S117の処理を行って、携帯電話機1に設定されているロックを解除する。
That is, when the
このとき、ロック制御部27は、ステップS103にて、例えば図13(A)に示すように、ディスプレイ12の表示画面30にロック番号の入力欄31を表示して、ユーザに対してロック番号の入力を促し、ステップS107にて、ユーザによりロック番号が入力されると、ステップS111にて、入力されたロック番号と予め記憶部26に記憶されたロック番号との認証を行い、認証に成功した場合には、ステップS115にて、携帯電話機に設定されているロックを解除する。
At this time, in step S103, the
ロックが解除されなかった場合(S302のNo)は、主制御部20は、受信メールの閲覧を行わずにメール返信処理を終了する。なお、主制御部20は、例えばユーザが受信メールの閲覧を指示しなかった場合や、所定時間以内に携帯電話機1のロックが解除されなかった場合に、ロックが解除されなかったものと判断すると良い。
When the lock is not released (No in S302), the
携帯電話機1に設定されていたロックが解除された場合(S302のYes)は、主制御部20は、ステップS301にて受信したメールをディスプレイ12の表示画面30に表示する(S303)。この際、表示画面30には、例えば図13(B)に示すように、受信日時、送信元、タイトル、本文等のメール情報が表示されるとともに、この受信メールに対して返信メールを作成するための返信ボタン32、受信メールの表示を終了するためのOKボタン33、受信メールに対して様々な処理を行うためのサブメニューボタン34が表示される。また、サブメニューボタン34に対応する操作キー14が押下された場合には、表示画面30には、例えば図13(C)に示すように、「返信」、「クイック返信」等のサブメニューが表示される。
When the lock set in the
主制御部20は、ステップS301にて受信した受信メールに対する返信メールの作成が指示されたか否かを判断する(S305)。この際、主制御部20は、例えば返信ボタン32またはサブメニューボタン34に対応する操作キー14が押下された場合に、返信メールの作成が指示されたものと判断し、OKボタン33に対応する操作キー14が押下された場合に、返信メールの作成が支持されていないものと判断する。返信が指示されていない場合(S305のNo)は、主制御部20は、ステップS303にて表示したメール情報の表示を終了して、返信メールを作成せずにメール返信処理を終了する。
The
返信メールの作成が指示された場合(S305のYes)は、主制御部20は、ステップS305にて指示されたのが、クイック返信か否かを判断する(S307)。クイック返信とは、受信メールに対して、複数の選択肢の中からユーザが選択することのみにより、メールの本文を入力して返信メールを作成し、このメールを返信する返信方法である。
When creation of a reply mail is instructed (Yes in S305), the
この際、主制御部20は、例えば返信ボタン32に対応する操作キー14が長押しされた場合や、サブメニュー33に対応する操作キー14が押下されたことにより表示されたサブメニューから「クイック返信」が選択された場合等に、クイック返信が指示されたものと判断する。また主制御部20は、例えば返信ボタン32に対応する操作キー14が短押しされた場合や、サブメニュー34に対応する操作キー14が押下されたことにより表示されたサブメニューから「返信」が選択された場合等に、クイック返信ではない通常の返信が指示されたものと判断する。
At this time, the
ステップS305にて指示されたのがクイック返信であった場合(S307のYes)は、主制御部20は、返信メールの本文とする定型文のリストをディスプレイ12の表示画面30に表示する(S309)。このとき表示画面30には、例えば図13(D)に示すように、「Thank you」、「ありがとう」、「OK」等の定型文が羅列されて表示されるとともに、定型文のカテゴリを設定するためのカテゴリボタン35、選択されている定型文を決定するための選択ボタン36が表示される。例えば定型文は、「あいさつ」、「返事」等のカテゴリごとに分類されていて、ユーザにより選択されたカテゴリに基づいて、このカテゴリに属する定型文が同時に表示される。
When the quick reply is instructed in step S305 (Yes in S307), the
ユーザは、例えばカテゴリボタン35に対応する操作キー14(例えばメールキー14a)を押下して定型文のカテゴリを決定し、回転キー14iを回転させたり方向キー14hを押下したりすることにより所望の定型文を選択して、選択ボタン36に対応する操作キー14(例えばOKボタン14g)を押下することにより、メールの本文に入力される定型文を決定する。
For example, the user presses the operation key 14 (for example, the mail key 14a) corresponding to the
主制御部20は、メールの本文に入力される定型文が選択されたか否かを判断する(S311)。定型文が選択されていない場合(S311のNo)は、主制御部20は定型文が選択されるまで待機する。定型文が選択された場合(S311のYes)は、主制御部20は、選択された定型文を返信メールの本文に設定する(S313)。
The
例えば図13(D)に示すように、ステップS311にて「ありがとう」の定型文が選択された場合には、ディスプレイ12の表示画面30に、図13(E)に示すようなメール作成画面が表示され、このメール作成画面において、ステップS313にて「ありがとう」の定型文が返信メールの本文として設定される。そして主制御部20は、この返信メールをステップS301にて受信したメールの送信元に対して送信する(S315)。
For example, as shown in FIG. 13D, when the “Thank you” fixed phrase is selected in step S311, a mail creation screen as shown in FIG. 13E is displayed on the
ステップS305にて指示されたのがクイック返信でなかった場合(S307のNo)は、主制御部20は、ディスプレイ12の表示画面30に通常のメール作成画面を表示する(S317)。そして、ユーザは携帯電話機1を開いた状態に変形させて、ダイヤルキー15aを用いて返信メールの本文を入力する。
When it is not a quick reply that is instructed in step S305 (No in S307), the
主制御部20は、本文が入力されたか否かを判断する(S319)。この際、主制御部20は、例えば通常のメール作成画面において本文が入力されて、OKボタン14gが押下されたことに基づいて、本文が入力されたものと判断する。本文が入力されていない場合(S319のNo)は、主制御部20は本文が入力されるまで待機する。本文が入力された場合(S319のYes)は、主制御部20は、この作成された返信メールをステップS301にて受信したメールの送信元に対して送信する(S315)。
The
そして主制御部20は、携帯電話機1に再びロックを設定する(S321)。このとき主制御部20は、ステップS315にてメールを送信してから所定時間が経過したことに基づいて、携帯電話機1にロックを設定しても、ステップS315にてメールを送信した直後に携帯電話機1にロックを設定しても良い。または、ユーザの操作キー14やサイドキー17を介した入力に基づいて、携帯電話機1にロックを設定しても良い。
Then, the
このようにして携帯電話機1は、ロックが設定されているときにメールを受信した場合に、閉じた状態のままで、回転キー14iを用いて入力された数値に基づいてロックを解除するととともに、ユーザがこの受信メールに対する返信メールを簡単に作成したい場合に、定型文を提示して回転キー14iを用いて選択させ、この選択された定型文が本文に設定された返信メールを送信する。これにより、ユーザは、携帯電話機1を閉じた状態にしたままで、受信メールに対する返信メールを送信することができる。
In this way, when the
なお、回転キー14iを用いて数値を入力する方法として、順方向の回転で入力対象の桁に入力されている数値に「1」を加算して、逆方向の回転で入力対象の桁に入力されている数値を確定をする方法について説明したが、これに限定されない。例えば、図14(A)に示すように、時計回りの回転で入力対象の桁に入力されている数値に「1」を加算
し、反時計回りの回転で入力対象の桁に入力されている数値に「−1」を加算(「1」を減算)するとともに、図14(B)に示すように、方向キー14hの正面視右側を押下することにより入力対象の桁に入力されている数値を確定して次の桁に移動し、方向キー14hの正面視左側を押下することにより入力対象の桁に入力されている数値をクリアするようにしても良い。
As a method of inputting a numerical value using the rotation key 14i, “1” is added to the numerical value input to the input target digit in the forward rotation, and input to the input target digit in the reverse rotation. Although the method of confirming the numerical value currently described was demonstrated, it is not limited to this. For example, as shown in FIG. 14A, “1” is added to the numerical value input to the input target digit by clockwise rotation, and input to the input target digit by counterclockwise rotation. “−1” is added to the numerical value (“1” is subtracted), and as shown in FIG. 14B, the numerical value input to the digit to be input by pressing the right side of the direction key 14h in front view. It is also possible to clear the numerical value input to the input target digit by confirming and moving to the next digit and pressing the left side of the direction key 14h in front view.
実施形態の携帯電話機1によると、常に外部に露出する位置に回転キー14iを備え、ロックが設定されているときに、ユーザが、この回転キー14iを回転させることによりロック番号を入力してロックを解除することが可能となる。
According to the
また、本発明に係る携帯電話機1によると、常に外部に露出する位置に回転キー14iを備え、ロックが設定されているときにメールを受信した場合に、ユーザが、この回転キー14iを回転させることによりロック番号を入力してロックを解除するとともに、簡単に返信メールを送信することが可能となる。
In addition, according to the
本発明の説明として、携帯電話機1を例にとって説明したが、これに限らず、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)等、回転キー及びロック機能を備えている電子機器であれば、任意の電子機器であっても良い。
As an explanation of the present invention, the
1…携帯電話機,10…上筐体,11…下筐体,12…ディスプレイ12…スピーカ,14、15…操作キー,16…マイクロフォン,17…サイドキー,20…主制御部,21…電源回路部,22…操作入力制御部,23…表示制御部,24…音声制御部,25…通信制御部,25a…アンテナ,26…記憶部,27…ロック制御部,30…表示画面,31…入力欄,32…返信ボタン,33…OKボタン,34…サブメニューボタン,35…カテゴリボタン,36…選択ボタン。
DESCRIPTION OF
Claims (2)
文字を入力するキーとを有し、
前記操作手段が外部に露出し、前記キーが露出していない第1の状態と、
前記操作手段と、前記キーとが外部に露出している第2の状態とを取りうる電子機器であって、
所定の機能の起動が禁止されているロック状態で、前記操作手段により入力された文字と前記キーにより入力された文字とを含む文字列と、予め定められた所定の文字列とを比較することにより、前記ロック状態の解除の可否を判断するロック制御部、
を備えることを特徴とする電子機器。 Operation means for inputting characters;
A key for inputting characters,
A first state in which the operating means is exposed to the outside and the key is not exposed;
An electronic device capable of taking a second state in which the operation means and the key are exposed to the outside,
A character string including a character input by the operation means and a character input by the key is compared with a predetermined predetermined character string in a locked state where activation of the predetermined function is prohibited. A lock control unit for determining whether the lock state can be released,
An electronic device comprising:
前記第1の状態において、前記操作手段により入力された第1の文字と、
前記第1の文字の入力を受け付けた後、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移した場合に、前記キーにより入力された第2の文字と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 The string is
A first character input by the operating means in the first state;
And a second character input by the key when transitioning from the first state to the second state after receiving the input of the first character. 1. The electronic device according to 1.
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