JP2012205033A - 通信端末、制御装置、通信端末の制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信端末、制御装置、通信端末の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電話機能を有するとともに遠隔操作を受けることが可能な通信端末において、当該通信端末が電話中であり且つ遠隔操作が行われる間において、遠隔操作に対応した画面をユーザが容易に確認できるようにする。
【解決手段】表示切替部19は、通信端末1が電話中であり且つ遠隔操作が行われる間において、通信端末1と対象物とが物理的に近接した第1の状態ではなく第1の状態に比べて通信端末1と対象物とが離間した第2の状態であることが通信端末1に搭載された近接センサ17によって検出されたことに応じて、通信端末1が有するディスプレイ16の表示を電話中に対応した第1の表示から遠隔操作に対応した第2の表示に切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電話機能を有するとともに遠隔端末からの遠隔操作を受けることが可能な通信端末に関する。
PC(Personal Computer)、携帯電話等の通信端末を遠隔操作する遠隔操作システムが知られている(例えば特許文献1及び2を参照)。遠隔操作システムを用いることによって、通信端末又は通信端末にインストールされたソフトウェアの設定及び操作を、遠隔地に配置された端末(遠隔端末)から行うことができる。このため、遠隔操作システムは、通信端末の操作に不慣れなユーザを遠隔地のオペレータが支援する遠隔サポートに使用することができる。なお、本明細書における「遠隔操作」との用語は、通信端末に対する入力操作を遠隔端末から行うこと、通信端末の表示画面を遠隔端末に転送してこれをモニタすること、通信端末の設定を遠隔端末から変更すること、遠隔端末から転送されたデータを通信端末が有するメモリに格納すること等を含む。
通信端末の遠隔操作の開始時には、通信端末の遠隔操作を許可するために、通信端末のユーザがオペレータを認証する手順が用いられている。この認証手順では、ユーザは、通信端末を操作することでオペレータ認証の為の情報を入力し、当該情報をサーバに送信する操作を行う必要がある。このようなユーザーによるオペレータ認証手順は、不特定の第三者によって通信端末を遠隔操作されることがないようセキュリティを確保するために使用されている。
また、タッチパネル入力を採用するスマートフォンの中には、近接センサ(proximity sensor)を搭載するものがある。赤外線方式の近接センサは、赤外線LED(Light Emitting Diode)及び受光素子を有しており、人体等の対象物によって反射される赤外線の受信電力の変化によって対象物の接近を判定する。近接センサを搭載するスマートフォンは、近接センサによって人体(顔)の接近を検出すると、タッチパネルを無効化したりディスプレイをオフしたりする。これにより、通話のためにスマートフォンを耳に近づけたことによってタッチパネルが反応することを防ぎ、消費電力を抑制している。
特開2009−232359号公報 特開2006−197299号公報
遠隔サポートを必要とするユーザは、一般的に情報リテラシーが高くないことが想定される。上述したように、遠隔サポートの開始に際しては、通信端末の遠隔操作に対するユーザの明示的な許可を求めることが一般的に行われる。しかし、遠隔サポートにおいては、ユーザは、オペレータと直接会っていない状態で遠隔操作のためのユーザ情報の登録、許可データの入力、データ送信等の端末操作を行う必要がある。しかしながら、情報リテラシーの低い人は、オペレータと直接会っていない状態でのこのような端末操作を行うことに不安感を持つことがあり、遠隔サポートサービスの利用拡大の障害になっている。また、ユーザの端末操作の誤りによって、ユーザが意図していない第三者によって遠隔操作が行われるおそれがある。
本件発明者の同僚は、上記の問題に対処するために、電話機能を有する通信端末において、遠隔操作に関する登録データ(e.g. ユーザ個人情報、オペレータ個人情報、仲介サーバが指定した確認コード等)の仲介サーバに対する送信を、当該通信端末が電話中であることを条件として許可することを含む発明を考案した(日本特許出願 特願2010−202694、出願日2010年9月10日)。この発明によれば、ユーザによる通信端末の誤操作によって意図しない遠隔操作が開始されることを防止でき、遠隔操作の開始に至るまでのセキュリティを向上させることができる。
本件発明者は、上述の同僚の発明(特願2010−202694)に適用可能な更なる改良について検討した。すなわち、上述の発明(特願2010−202694)を利用する場合、ユーザが電話中であるために、通信端末のディスプレイを見ることができない状況が考えられる。遠隔操作に対応した画面(遠隔操作が行われている最中の画面、遠隔操作が完了したときの画面など)を見ることができないと、ユーザは、遠隔操作の内容を十分に習得できず、遠隔操作の内容を自身で再現することが困難となるおそれがある。この場合、同様の操作が必要となったときに、ユーザは再びオペレータに遠隔操作を依頼しなければならない。
また、遠隔操作に対応した画面をユーザが確認できない問題は、上述の同僚の発明(特願2010−202694)を使用しない場合にも発生し得る。ユーザは、電話中であることが遠隔操作の開始の必須条件とされていなくても、通信端末を用いてオペレータと電話しながら当該通信端末の遠隔操作をオペレータに依頼する場合がある。ユーザが通信端末を用いて電話中である間は、一般的に通信端末のディスプレイには電話中の画面が表示されるか、ディスプレイの電源がオフされて無表示となる。このため、ユーザは、遠隔操作に関する画面を容易に確認することができない。
本発明は、本件発明者による上述の知見に基づいてなされたものであり、電話機能を有するとともに遠隔操作を受けることが可能な通信端末において、当該通信端末が電話中であり且つ遠隔操作が行われる間において、遠隔操作に対応した画面をユーザが容易に確認できるようにするための通信端末、制御装置、通信端末の制御方法、及びプログラムの提供を目的とする。
本発明の第1の態様は、遠隔操作を受けることができるよう構成された通信端末を含む。当該通信端末は、通信部、画像を表示可能なディスプレイ、電話機能部、近接センサ、遠隔操作部、及び表示切替部を有する。前記近接センサは、前記通信端末と対象物とが物理的に近接した第1の状態と、前記第1の状態に比べて前記通信端末と前記対象物とが離間した第2の状態とを識別可能に構成されている。前記遠隔操作部は、前記通信部を介して前記遠隔操作に関するデータを送受信する。前記表示切替部は、前記電話機能部による電話中であり且つ前記遠隔操作が行われる間において、前記第1の状態ではなく前記第2の状態であることが検出されたことに応じて、前記ディスプレイによる表示を前記電話中に対応した第1の表示から前記遠隔操作に対応した第2の表示に切り替える。
本発明の第2の態様は、電話機能を有するとともに遠隔操作を受けることが可能な通信端末を制御するための制御装置を含む。当該制御装置は、前記通信端末が電話中であり且つ前記遠隔操作が行われる間において、前記通信端末と対象物とが物理的に近接した第1の状態ではなく前記第1の状態に比べて前記通信端末と前記対象物とが離間した第2の状態であることが前記通信端末に搭載された近接センサによって検出されたことに応じて、前記通信端末が有するディスプレイの表示を前記電話中に対応した第1の表示から前記遠隔操作に対応した第2の表示に切り替えるよう構成されている。
本発明の第3の態様は、電話機能を有するとともに遠隔操作を受けることが可能な通信端末の制御方法を含む。当該方法は、前記通信端末が電話中であり且つ前記遠隔操作が行われる間において、前記通信端末と対象物とが物理的に近接した第1の状態ではなく前記第1の状態に比べて前記通信端末と前記対象物とが離間した第2の状態であることが前記通信端末に搭載された近接センサによって検出されたことに応じて、前記通信端末が有するディスプレイの表示を前記電話中に対応した第1の表示から前記遠隔操作に対応した第2の表示に切り替えるステップを含む。
本発明の第4の態様は、上述した本発明の第3の態様に係る制御方法をコンピュータに行わせるためのプログラムを含む。
上述した本発明の各態様によれば、電話機能を有するとともに遠隔操作を受けることが可能な通信端末において、当該通信端末が電話中であり且つ遠隔操作が行われる間において、遠隔操作に対応した画面をユーザが容易に確認できるようにするための通信端末、制御装置、通信端末の制御方法、及びプログラムを提供できる。
本発明の実施の形態1にかかる通信端末の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる通信端末の制御方法の具体例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる通信端末の画面遷移の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる通信端末の他の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかる通信端末の制御方法の具体例を示すフローチャートである。 発明の実施の形態2にかかる通信端末の画面遷移の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態3にかかる通信端末の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3にかかる通信端末の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4にかかる通信端末の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4にかかる通信端末の制御方法の第1の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4にかかる通信端末の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態4にかかる通信端末の制御方法の第2の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5にかかる通信端末の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5にかかる通信端末の制御方法の第1の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5にかかる通信端末の制御方法の第2の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5にかかる通信端末の制御方法の第3の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5にかかる通信端末の制御方法の第4の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態6にかかる通信端末の構成例を示すブロック図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<発明の実施の形態1>
本実施の形態に係る通信端末1の構成例を図1に示す。通信端末1は、電話機能を有し、さらに遠隔端末による遠隔操作を受けることができるよう構成されている。通信端末1の具体例は、携帯電話端末、スマートフォン、電話機能を有するノートPC、及びタブレットPCを含む。なお、図1の例では通信端末1は無線通信機能を有するが、通信端末1は無線通信機能に代えて有線通信機能を有していてもよい。
図1において、コントローラ10は、通信端末1の全体的な制御、監視、情報処理を行う。コントローラ10は、遠隔操作部18及び表示切替部19を含む。遠隔操作部18及び表示切替部19については後述する。
無線通信部11は、基地局(又は無線アクセスポイント)との間で無線通信を行う。無線通信部11には、公知の無線通信方式、例えば、無線LAN(Local Area Network)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、UTRA(UMTS Terrestrial Radio Access)、E−UTRA(Evolved UTRA)等に準拠した送受信機を用いればよい。
電話機能部12は、無線通信部11を介して通信相手の端末との間で音声通話を行うための処理を実行する。具体的には、電話機能部12は、マイク13からのアナログ音声入力、スピーカ14へのアナログ音声出力、音声CODEC処理、通話相手の端末との間で音声通話を行うための通信プロトコル処理を行う。
入力デバイス15は、ユーザによる操作を受け付けるデバイスである。入力デバイス15の具体例は、タッチパネル、キーボード、及びマウスである。ディスプレイ16は、ユーザが視認できるように画像表示を行う。ディスプレイ16の具体例は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Cristal Display)、EL(electroluminescence)ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイである。
近接センサ17は、通信端末1と外部の対象物(具体的には人体)との接近を検出可能なセンサである。具体的には、本実施の形態の近接センサ17は、通信端末1と人体とが物理的に近接した「第1の状態(近接状態と呼ぶ)」と、近接状態に比べて通信端末1と人体とが離間した「第2の状態(非近接状態)」とを識別可能である。近接センサ17は、近接状態および非近接状態の2つの状態の識別のみが可能なセンサでもよいし、人体との距離を計測できるセンサでもよい。好ましくは、近接センサ17は、対象物との接近を非接触で検出できるセンサとするとよい。例えば、近接センサ17は、上述した公知の赤外線方式の近接センサであってもよい。赤外線方式である場合、近接センサ17は、赤外線発光素子(例えばLED)及び受光素子を有し、発光素子の波長帯域における受光素子の受信電力の大きさに基づいて対象物との接近を検出する。しかしながら、近接センサ17は、接触式のセンサ、例えば、静電容量式のタッチセンサであってもよい。
遠隔操作部18は、無線通信部11を介して遠隔端末又は仲介サーバから受信した操作コマンド(入力デバイスによる入力情報)に応じて、通信端末1の操作、通信端末1の設定変更、ディスプレイ16への画面表示などを行う。遠隔操作部18は、無線通信部11を介して遠隔端末又は仲介サーバとの間で遠隔操作に関するデータを送受信する。遠隔操作に関して遠隔操作部18から送信されるデータは、ユーザ登録データ、遠隔操作の承認メッセージ、遠隔操作結果を示す制御情報及び画面情報などを含む。遠隔操作に関して遠隔操作部18が受信するデータは、遠隔端末又は仲介サーバからの承認要求、遠隔端末からの操作コマンド(入力デバイスによる入力情報)等を含む。なお、仲介サーバは、オペレータが操作する遠隔端末による通信端末の遠隔操作を仲介するサーバである。具体的に述べると、仲介サーバは、例えば、ユーザの登録、オペレータの登録、通信端末1の登録、遠隔端末の登録、オペレータの認証、並びに通信端末1及び遠隔端末の間での遠隔操作に関するデータの中継を行う。
なお、遠隔操作部18が遠隔操作を開始するまでの手順は特に限定されない。遠隔操作部18は、公知の遠隔操作の手順に従って遠隔操作を開始すればよい。また、遠隔操作部18は、特願2010−202694に記載された発明のように、電話機能部12による通話が行われていることを条件として遠隔操作を開始してもよい。例えば、遠隔操作部18は、オペレータの選択を受け付けるための表示をディスプレイ16に出力し、ユーザによるオペレータの選択を受け付けたことに応じて、選択されたオペレータの電話番号を用いて電話機能部12による通話を開始するように制御すればよい。オペレータに関する情報(名前、電話番号等)は、通信端末1に予め登録しておけばよい。
表示切替部19は、電話機能部12による電話中であり且つ遠隔操作部18を用いた通信端末1の遠隔操作が行われる間における、ディスプレイ16の画面表示の切り替え処理を行う。具体的に述べると、表示切替部19は、電話機能部12による電話中であり且つ遠隔操作部18を用いた遠隔操作が行われる間において、近接状態ではなく非近接状態であることが近接センサ17によって検出されたことに応じて、ディスプレイ16による表示を電話中に対応した「第1の表示(電話中表示と呼ぶ)」から遠隔操作に対応した「第2の表示(遠隔操作表示と呼ぶ)」に切り替える。
ここで、「電話中表示」は、電話中であることを示す表示(例えば、通話相手の電話番号、通話相手のニックネーム、通話に関するアイコン(通話終了、スピーカ切り替え、ミュート切り替え等)の表示を含む)と、ディスプレイ16がオフされた"無表示"のうち少なくとも一方を含む。また、「遠隔操作表示」は、遠隔操作の進行に応じて画面を順次変化させる表示と、遠隔操作の完了画面の表示のうち少なくとも一方を含む。
表示切替部19は、近接状態から非近接状態への変化が近接センサ17によって検出されたことに応じて、電話中表示から遠隔操作表示に切り替えてもよい。このようにすれば、ユーザが耳に近づけていた通信端末1を頭部から遠ざける動作に応じて、速やかに遠隔操作表示に切り替えることができる。このため、ユーザは、遠隔操作表示を容易に確認することができる。また、表示切替部19は、近接センサ17による非近接状態の検出期間が所定の期間(例えば、0.5秒間)継続したことを条件として、電話中表示から遠隔操作表示に切り替えてもよい。
表示切替部19は、電話中表示から遠隔操作表示への切り替えを自動的に行うのが好ましい。自動切り替えを行えば、ユーザは、耳に近づけていた通信端末1を頭部から遠ざけるだけで、遠隔操作表示を容易に確認することができる。しかしながら、表示切替部19は、遠隔操作表示に切り替える前にユーザの許可を促すメッセージをディスプレイ16に表示し、切り替えを許可するユーザの操作に応じて電話中表示から遠隔操作表示に切り替えてもよい。
続いて、図2のフローチャートを用いて、表示切替部19による表示切り替え手順の具体例を説明する。図2のステップS101及びS102では、表示切替部19は、電話機能部12による電話中であり且つ遠隔操作部18を用いた通信端末1の遠隔操作中であることを判定する。なお、ここでの「遠隔操作中」は、厳密に遠隔操作が行われている時点でなくてもよい。具体的には、「遠隔操作中」は、遠隔操作の開始に先立つ何らかの処理(例えば、遠隔操作アプリケーションの実行、仲介サーバへの接続処理、オペレータの認証処理)が実行されている時点であってもよい。
電話機能部12による電話中であり且つ遠隔操作部18を用いた通信端末1の遠隔操作中である場合、表示切替部19は、近接センサ17を用いた状態監視を実行する(ステップS103及びS104)。そして、表示切替部19は、近接状態ではなく非近接状態であることが近接センサ17によって検出されたことに応じて(ステップS104でYES)、ディスプレイ16の表示を「電話中表示」から「遠隔操作表示」に切り替える(ステップS105)。
本実施の形態におけるディスプレイ16の画面遷移の具体例を図3(A)〜(D)に示す。図3(A)は、遠隔操作機能が起動される前の表示例を示している。具体的には、図3(A)は、通信端末1にインストールされたアプリケーションプログラムのリスト表示を示している。図3(A)の表示に従って、遠隔操作を受けるためのアプリケーションプログラム(図中の「遠隔サポート」)をユーザが選択することにより、アプリケーションプログラムが実行されて遠隔操作機能が起動される。
図3(B)は、遠隔操作機能が開始された後の表示例を示している。具体的には、図3(B)は、通信端末1の遠隔操作を許可するオペレータ(図中の「サポータ」)の選択を受け付けるための表示を示している。これらのオペレータに関する情報(名前、電話番号等)は、通信端末1に予め登録されている。図3(B)の表示に従って、ユーザがいずれかのオペレータ(サポータ)を選択することにより、選択されたオペレータからの遠隔操作を受け付けるためのセットアップが開始される。このセットアップは、電話機能部12によるオペレータとの電話の開始を含む。
図3(C)は、オペレータが選択された後にディスプレイ16に出力される「電話中表示」の一例を示している。具体的には、図3(C)は、電話中であることを示す表示(通話相手の名前、及び通話終了アイコンを含む)を示している。なお、上述したように、「電話中表示」は、ディスプレイ16がオフされた"無表示"であってもよい。通信端末1のユーザは、オペレータとの音声通話において、希望する遠隔操作の内容を伝える。そして、オペレータは、ユーザの希望に応じて通信端末1を遠隔操作する。通信端末1のユーザとオペレータとの電話は、テレビ電話であってもよい。
図3(D)は、「遠隔操作表示」を示しており、表示切替部19によってもたらされるディスプレイ表示の変化を表わしている。表示切替部19は、近接センサ17を用いた状態監視を実行し、近接状態ではなく非近接状態であることが近接センサ17によって検出されたことに応じて、図3(C)の「電話中表示」から図3(D)の「遠隔操作表示」に切り替える。図3(D)の「遠隔操作表示」では、オペレータによる遠隔操作の進行に応じて画面が更新される。例えば、「遠隔操作表示」では、ユーザの選択すべきアイコンや入力すべき個所の強調表示や、オペレータの操作に従った画面遷移が行わる。
上述したように、本実施の形態に係るコントローラ10(具体的には表示切替部19)を含む通信端末1は、電話機能部12による電話中であり且つ遠隔操作部18を用いた遠隔操作が行われる間において、近接状態ではなく非近接状態であることが近接センサ17によって検出されたことに応じて、ディスプレイ16による表示を電話中に対応した「電話中表示」から遠隔操作に対応した「遠隔操作表示」に切り替えるよう構成されている。よって、通信端末1のユーザは、遠隔操作中の画面を容易に確認することができる。これにより、ユーザは、一方的に操作要求を電話でオペレータに伝えるだけでなく、遠隔操作表示を確認することよって遠隔操作による操作手順を学習することができる。
なお、本実施の形態で説明した遠隔操作部18および表示切替部19の機能は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサを含むコンピュータシステムに1又は複数のプログラムを実行させることによって実現してもよい。具体的には、遠隔操作を受ける処理を行うための第1の命令群、近接センサ17を用いて近接状態及び非近接状態のいずれであるかを検出するための第2の命令群、及びディスプレイ16による表示を切り替えるための第3の命令群をプロセッサがアクセス可能なメモリに記憶しておけばよい。これら第1〜第3の命令群は、1のプログラムとして提供されてもよいし、複数のプログラムに分割されて提供されてもよい。プロセッサを含むコンピュータシステムは、第1〜第3の命令群を実行することによって、遠隔操作部18および表示切替部19として動作する。
これらのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
通信端末1がコンピュータシステムを用いて製造される場合の構成例を図4に示す。音声処理DSP(Digital Signal Processor)121は、図1の電話機能部12の一部に対応し、マイク13からのアナログ音声入力、スピーカ14へのアナログ音声出力、音声CODEC処理を行う。図1の電話機能部12の他の機能、すなわち音声通話に関する通信プロトコル処理は、MPU100がプログラムを実行することによって行えばよい。タッチパネル151は、入力デバイス15の具体例である。LCD161は、ディスプレイ16の具体例である。不揮発性記憶部102(例えばフラッシュメモリ、又はハードディスクドライブ)に格納されたOS(Operating System)103及び遠隔操作アプリケーションプログラム104は、RAM(Random Access Memory)101にロードされる。MPU100がRAM101にロードされたOS103及び遠隔操作アプリケーションプログラム104を実行することにより、遠隔操作部18および表示切替部19の機能が実現される。
<発明の実施の形態2>
本実施の形態では、上述した発明の実施の形態1に係る通信端末1の変形例について説明する。本実施の形態では、非近接状態であることが検出されたことに応じて、「電話中画面」から「遠隔操作画面」に切り替えた後に、再び「電話中画面」に戻す手順について説明する。本実施の形態にかかる通信端末の構成例は、図1及び4に示した実施の形態1の構成例と同様とすればよい。
図5は、本実施の形態における表示切替部19による表示切り替え手順の具体例を示すフローチャートである。図5のステップS101〜S105は、図2に示した同一符号のステップS101〜S105と同様である。図5のステップS206では、表示切替部19は、非近接状態の継続期間Tを監視する。継続期間Tの始期は、非近接状態であることを検出した時点(例えば、近接状態から非近接状態へ変化した時点)としてもよいし、非近接状態であることに応じて電話中表示から遠隔操作表示に切り替えた時点としてもよい。
図5のステップS207では、遠隔操作部18又は表示切替部19は、遠隔操作に関するデータの送受信状況を監視する。具体的には、遠隔操作部18又は表示切替部19は、遠隔操作部18と遠隔端末の間又は遠隔操作部18と仲介サーバの間でのデータ送受信の発生状況を監視すればよい。例えば、遠隔操作部18又は表示切替部19は、遠隔操作部18が入出力するアプリケーションレイヤにおけるデータストリーム送受信の有無を監視してもよい。また、遠隔操作部18又は表示切替部19は、トランスポートレイヤのデータ(例えばTCP(Transmission Control Protocol)セグメント、UDP(User Datagram Protocol)データグラム)送受信の有無を監視してもよい。また、遠隔操作部18又は表示切替部19は、ネットワークレイヤのデータ(例えばIP(Internet Protocol)パケット)送受信の有無を監視してもよい。
ステップS208では、表示切替部19は、非近接状態の継続期間Tが所定の閾値TH1を超え、かつ遠隔操作のデータ送受信が終了したか否かを判定する。遠隔操作のデータ送受信の終了は、遠隔操作に関するデータの送受信が行われない期間が所定の閾値TH2を超えたことによって判定すればよい。非近接状態の継続期間Tが所定の閾値TH1を超えたこと、及び遠隔操作のデータ送受信が終了したことを判定した場合(ステップS208でYES)、表示切替部19は、ディスプレイ16の表示を「遠隔操作表示」から「電話中表示」に戻す(ステップS209)。
本実施の形態におけるディスプレイ16の画面遷移の具体例を図6(A)〜(E)に示す。図6(A)〜(D)の表示内容及び遷移条件は、図3(A)〜(D)と同様である。図6(E)は、「遠隔操作表示」の一例として遠隔操作の終了画面を示している。上述したように、表示切替部19は、非近接状態の継続期間Tが所定の閾値TH1を超えたこと、及び遠隔操作のデータ送受信が終了したことを判定した場合に、ディスプレイ16の表示を図6(E)の「遠隔操作表示」から図6(C)の「電話中表示」に切り替える。
表示切替部19は、遠隔操作表示から電話中表示への切り替えを自動的に行うのが好ましい。自動切り替えを行えば、ユーザは、通信端末1を耳から遠ざけた状態で遠隔操作画面を閲覧しているときに、遠隔操作表示から電話中表示への切り替えによって遠隔操作が終了したことを容易に認識することができる。しかしながら、表示切替部19は、電話中表示に戻す前にユーザの許可を促すメッセージをディスプレイ16に表示し、切り替えを許可するユーザの操作に応じて遠隔操作表示から電話中表示に切り替えてもよい。
本実施の形態で述べたディスプレイ16の表示切り替え方法によれば、ユーザは、電話機能を有する通信端末1を耳から遠ざけて遠隔操作画面を確認している場合に、遠隔操作が終了してオペレータとの通話を再開すべきであることを容易に認識できる。このため、ユーザは、オペレータとの電話を終了するといったその後の動作を円滑に行うことができる。
本実施の形態で述べたディスプレイ16の表示切り替えも、発明の実施の形態1で述べたのと同様に、コンピュータシステムにプログラムを実行させることによって実現してもよい。
上述した発明の実施の形態1及び2で述べたディスプレイ16の表示切り替え方法は、通信端末1が小型の無線端末、特に携帯電話端末、スマートフォン、タブレットPC等である場合に特に有効である。これらの小型の無線端末を用いて電話をかける際、ユーザは顔(耳、頬、口)に端末を近づけた姿勢を取ることが一般的である。通信端末1を顔に近づけて電話を行っている姿勢では、ユーザはディスプレイ16を確認することが困難である。しかしながら、上述した発明の実施の形態1によれば、ユーザは通信端末1を顔から遠ざけるだけで遠隔操作表示を容易に確認することができる。一方、通信端末1を顔から遠ざけて遠隔操作表示を確認している姿勢では、ユーザはオペレータとの会話を行うことが困難である。しかしながら、上述した発明の実施の形態2によれば、ユーザは遠隔操作の終了をディスプレイ表示の変化によって認識できるため、オペレータとの会話の再開、電話の終了などの次の動作を速やかに円滑に行うことができる。
<発明の実施の形態3>
本実施の形態では、上述した発明の実施の形態1及び2に係る通信端末の変形例について説明する。本実施の形態では、「電話中画面」から「遠隔操作画面」へのディスプレイ16の表示切り替えに合わせて、電話音声の出力先を通常通話用の第1のスピーカ(レシーバと呼ぶ)からスピーカ通話(ハンズフリー通話)用の第2のスピーカに切り替える処理、又は電話音声の音量を大きくする処理が行われる。
本実施の形態に係る通信端末3の構成例を図7に示す。図7において、スピーカ141は、通常通話用のスピーカ、すなわちレシーバである。一方、スピーカ142は、スピーカ(レシーバ)141に比べて大きな音を出力可能なハンズフリー通話用のスピーカである。
コントローラ30は、遠隔操作部18及び表示切替部19に加えて音声切替部39を含む。音声切替部39は、表示切替部19による「電話中画面」から「遠隔操作画面」へのディスプレイ16の表示切り替えに合わせて、電話音声の出力先を通常通話用のスピーカ(レシーバ)141からハンズフリー通話用のスピーカ142に切り替える。具体的には、音声切替部39は、近接状態ではなく非近接状態であることが近接センサ17によって検出されたことに応じて、電話音声の出力スピーカを切り替えればよい。また、音声切替部39は、表示切替部19からの制御信号に基づいて、電話音声の出力スピーカを切り替えてもよい。
図8は、本実施の形態における表示切替部19及び音声切替部39による表示切り替え及び電話音声の出力スピーカ切り替え手順の具体例を示すフローチャートである。図8のステップS101〜S105は、図2に示した同一符号のステップS101〜S105と同様である。図8のステップS306では、音声切替部39は、「電話中画面」から「遠隔操作画面」へのディスプレイ16の表示切り替えに合わせて、電話音声の出力先を通常通話用のスピーカ(レシーバ)141からハンズフリー通話用のスピーカ142に切り替える。
なお、図7及び8を用いて説明した具体例では、電話音声の出力スピーカの切り替えを行う場合について説明した。しかしながら、音声切替部39は、スピーカの切り替えを行うことなく、1つのスピーカ(スピーカ141又は142)から出力される電話音声の音量の変更を行ってもよい。具体的には、音声切替部39は、「電話中画面」から「遠隔操作画面」へのディスプレイ16の表示切り替えに合わせて、1つのスピーカ(スピーカ141又は142)から出力される電話音声の音量を大きくするとよい。
本実施の形態によれば、ユーザは、電話機能を有する通信端末1を耳から遠ざけて遠隔操作画面を確認している場合に、特段の追加操作を行うことなく、スピーカ通話(ハンズフリー通話)によってオペレータとの通話を継続できる。
本実施の形態で述べた電話音声の出力スピーカの切り替え又は電話音声の音量変更を含むコントローラ30の処理は、発明の実施の形態1で述べたのと同様に、コンピュータシステムにプログラムを実行させることによって実現してもよい。
<発明の実施の形態4>
本実施の形態では、上述した発明の実施の形態1〜3に係る通信端末の変形例について説明する。本実施の形態に係る通信端末4は、近接センサ17による検出状態(つまり、近接状態であるか非近接状態であるか)を特定できる情報を遠隔端末に通知する。
本実施の形態に係る通信端末4の構成例を図9に示す。図9において、バイブレータ46は、振動モータを有し、通信端末4の筐体(不図示)を振動させることができる。コントローラ40は、遠隔操作部48、表示切替部19、及び状態通知部49を含む。状態通知部49は、近接センサ17による検出状態を特定できる情報を、無線通信部11を介して遠隔端末に通知する。遠隔操作部48は、発明の実施の形態1又は2で述べた遠隔操作部18の機能を有する。さらに、遠隔操作部48は、近接センサ17による検出状態を特定できる情報の通知を受けた遠隔端末からの指示に基づいて、ユーザへの警告を出力する制御を行う。ユーザへの警告の出力は、ディスプレイ16への警告画像の表示、スピーカ14からの警告音声の出力、若しくはバイブレータ46による通信端末4の筐体(不図示)の振動、又はこれらの組合せとすればよい。
また、遠隔操作部48は、ユーザへの警告の出力に代えて、近接センサ17による検出状態を特定できる情報の通知を受けた遠隔端末からの指示に基づいて、電話中表示から遠隔操作表示への強制的な切り替えを行うよう表示切替部19に指示してもよい。また、遠隔操作部48は、ユーザへの警告の出力と、電話中表示から遠隔操作表示への強制的な切り替えを共に行えるように構成されてもよい。
なお、遠隔端末を操作するオペレータは、遠隔操作中の画面遷移を確認してもらうために、ディスプレイ16を見るようユーザに依頼したにも関わらず、近接センサ17による検出状態が「近接状態」のままであり「非近接状態」に変化しないことに応じて、通信端末4に対する指示を行えばよい。
図10は、近接センサ17の検出状態の通知に伴う通信端末4の第1の動作例を示すフローチャートである。ステップS401では、状態通知部49は、近接センサ17による検出状態を特定できる情報を遠隔端末に通知する。ステップS402では、遠隔操作部48は、遠隔端末からの指示に基づいて、ユーザへの警告を出力する制御を行う。
図11は、ディスプレイ16への画像表示によって警告を行う場合の表示例を示す図である。図11の例では、通信端末4は、タッチパネル入力を採用するスマートフォンである。近接センサ17は、通話用のスピーカ(レシーバ)14の脇に配置されている。図11の例では、スピーカ14の周囲を持たないことをユーザに依頼する表示が出力される。
なお、図11の例は一例に過ぎない。ユーザへの警告示は、オペレータとの通話を再開するよう促す表示、又は音声の出力であってもよい。
図12は、近接センサ17の検出状態の通知に伴う通信端末4の第2の動作例を示すフローチャートである。図12のステップS401は、図11と同様である。ステップS403では、遠隔操作部48は、遠隔端末からの指示に基づいて、近接センサ17による検出状態に関係なく、電話中表示から遠隔操作表示への強制的な切り替えを行うよう表示切替部19に指示する。
本実施の形態によれば、通信端末4が近接センサ17による検出状態を特定できる情報を遠隔端末に通知する。これにより、遠隔端末を操作するオペレータは、ユーザの動作が適切でないことに起因して近接センサ17による検出状態が「非近接状態」に変化しないことを認識できる。また、具体例として説明したように、遠隔端末からの指示に応じて通信端末4が"ユーザへの警告の出力"を行うようにすれば、適切な動作を行うようにユーザに促すことができる。また、遠隔端末からの指示に応じて通信端末4が"電話中表示から遠隔操作表示への強制的な切り替え"を行うようにすれば、ユーザの動作が適切でない場合(つまり、ユーザが近接センサ17を塞ぐように端末4を持っている場合)であっても、遠隔操作中の画面遷移をユーザに確認してもらうことができる。
本実施の形態で述べた近接センサ17の検出状態の遠隔端末への通知を含むコントローラ40の処理は、発明の実施の形態1で述べたのと同様に、コンピュータシステムにプログラムを実行させることによって実現してもよい。
<発明の実施の形態5>
本実施の形態では、上述した発明の実施の形態1〜4に係る通信端末の変形例について説明する。本実施の形態に係る通信端末5は、近接センサ17の動作に関する問題の発生を検知する。
本実施の形態に係る通信端末5の構成例を図13に示す。図13において、モーションセンサ57は、通信端末5の空間的な動きを検出する。具体的には、モーションセンサ57は、加速度センサ、速度センサ、又は振動センサとすればよい。
コントローラ50は、遠隔操作部58、表示切替部19、及び問題検出部59を含む。問題検出部59は、近接センサ17の動作に関する問題を検出する。より具体的に述べると、問題検出部59は、モーションセンサ57によって通信端末5の空間的な動きが検知されたにもかかわらず、近接センサ17によって検出される状態が「近接状態」のままであり「非近接状態」に変化しないことに基づいて、近接センサ17の動作に関する問題を検出する。これにより、ユーザが近接センサ17を塞ぐように通信端末5を持っているために、近接センサ17が上手く動作せず、電話中表示から遠隔操作表示への表示切り替えが行われない状況を判定できる。
遠隔操作部58は、発明の実施の形態1又は2で述べた遠隔操作部18の機能を有する。さらに、遠隔操作部58は、近接センサ17の動作に関する問題が検出されたことに応じて、(a)ユーザへの警告の出力、(b)電話中表示から遠隔操作表示への強制的な切り替え、若しくは(c)遠隔端末への通知、又はこれらを組み合わせた処理を行う。
図14は、近接センサ17の動作に関する問題の検出に伴う通信端末5の第1の動作例を示すフローチャートである。ステップS501では、問題検出部59は、モーションセンサ57を用いて、近接センサ17の動作に関する問題を検出する。ステップS502では、遠隔操作部58は、近接センサ17の動作に関する問題が検出されたことに応じて、ユーザへの警告を出力する制御を行う。ユーザへの警告の出力は、発明の実施の形態4で述べたのと同様に、ディスプレイ16への警告画像の表示、スピーカ14からの警告音声の出力、若しくはバイブレータ(不図示)による通信端末5の筐体(不図示)の振動、又はこれらの組合せとすればよい。
図15は、近接センサ17の動作に関する問題の検出に伴う通信端末5の第2の動作例を示すフローチャートである。図16のステップS501は、図14と同様である。ステップS503では、遠隔操作部58は、近接センサ17の動作に関する問題が検出されたことに応じて、近接センサ17による検出状態に関係なく、電話中表示から遠隔操作表示への強制的な切り替えを行うよう表示切替部19に指示する。
図16は、近接センサ17の動作に関する問題の検出に伴う通信端末5の第3の動作例を示すフローチャートである。図16のステップS501は、図14と同様である。ステップS504では、遠隔操作部58は、近接センサ17の動作に関する問題の発生を遠隔端末に通知する。ステップS505では、遠隔操作部58は、遠隔端末からの指示に基づいて、ユーザへの警告を出力する制御を行う。
図17は、近接センサ17の動作に関する問題の検出に伴う通信端末5の第4の動作例を示すフローチャートである。図17のステップS501及びS504は、図16と同様である。ステップS506では、遠隔操作部58は、遠隔端末からの指示に基づいて、近接センサ17による検出状態に関係なく、電話中表示から遠隔操作表示への強制的な切り替えを行うよう表示切替部19に指示する。
本実施の形態によれば、モーションセンサ57を用いることで、近接センサ17の動作に関する問題を検出できる。これにより、本実施の形態の通信端末5は、ユーザが近接センサ17を塞ぐように通信端末5を持っているために、近接センサ17が上手く動作せず、電話中表示から遠隔操作表示への表示切り替えが行われない状況を判定できる。また、具体例として説明したように、通信端末5が"ユーザへの警告の出力"を行うようにすれば、近接センサ17を妨げない適切な動作を行うようにユーザに促すことができる。また、信端末5が"電話中表示から遠隔操作表示への強制的な切り替え"を行うようにすれば、ユーザの動作が適切でない場合(つまり、ユーザが近接センサ17を塞ぐように端末5を持っている場合)であっても、遠隔操作中の画面遷移をユーザに確認してもらうことができる。
本実施の形態で述べたモーションセンサ57を用いた近接センサ17の動作に関する問題の検出を含むコントローラ50の処理は、発明の実施の形態1で述べたのと同様に、コンピュータシステムにプログラムを実行させることによって実現してもよい。
<発明の実施の形態6>
本実施の形態では、上述した発明の実施の形態1〜5に係る通信端末の変形例について説明する。本実施の形態に係る通信端末6は、上述した発明の実施の形態5とは異なる手法によって、近接センサ17の動作に関する問題の発生を検知する。
本実施の形態に係る通信端末6の構成例を図18に示す。図18において、コントローラ50は、遠隔操作部68、表示切替部19、及び問題検出部69を含む。問題検出部69は、近接センサ17の動作に関する問題を検出する。より具体的に述べると、問題検出部69は、近接センサ17によって検出される状態が「近接状態」のままであるのに、オペレータとの会話音声が存在しない無音期間が所定の期間継続したことに基づいて、近接センサ17の動作に関する問題を検出する。なお、無音区間の判定は、電話機能部12の音声CODECにて符号化される信号に会話音声が含まれないこと、若しくは、遠隔端末から到達して復号化される信号が無音信号であること、又はこれら両方によって判定すればよい。
これにより、ユーザがオペレータとの通話を中断して遠隔操作画面を確認しようとしているにもかかわらず、ユーザが近接センサ17を塞ぐように通信端末5を持っているために近接センサ17が上手く動作せず、電話中表示から遠隔操作表示への表示切り替えが行われない状況を判定できる。
遠隔操作部68は、発明の実施の形態1又は2で述べた遠隔操作部18の機能を有する。さらに、遠隔操作部68は、近接センサ17の動作に関する問題が検出されたことに応じて、(a)ユーザへの警告の出力、(b)電話中表示から遠隔操作表示への強制的な切り替え、若しくは(c)遠隔端末への通知、又はこれらを組み合わせた処理を行う。近接センサ17の動作に関する問題の検出に伴う通信端末6の動作の具体例は、発明の実施の形態5で述べた第1〜第4の例(図14〜17)と同様とすればよい。
本実施の形態によれば、オペレータとの会話音声が存在しない無音期間の継続に基づいて、近接センサ17の動作に関する問題を検出できる。これにより、本実施の形態の通信端末6は、ユーザが近接センサ17を塞ぐように通信端末6を持っているために、近接センサ17が上手く動作せず、電話中表示から遠隔操作表示への表示切り替えが行われない状況を判定できる。
本実施の形態で述べた近接センサ17の動作に関する問題の検出を含むコントローラ60の処理は、発明の実施の形態1で述べたのと同様に、コンピュータシステムにプログラムを実行させることによって実現してもよい。
上述した発明の実施の形態1〜6は、適宜組み合わせて実施してもよい。さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
1、3、4、5、6 通信端末
10、30、40、50、60 コントローラ
11 無線通信部
12 電話機能部
13 マイク
14、141、142 スピーカ
15 入力デバイス
16 ディスプレイ
17 近接センサ
18、38、48、58 遠隔操作部
19 表示切替部
39 音声切替部
46 バイブレータ
49 状態通知部
57 モーションセンサ
59、69 問題検出部
100 MPU(Micro Processing Unit)
101 RAM(Random Access Memory)
102 不揮発性記憶部
103 オペレーティングシステム(Operating System(OS))
104 遠隔操作アプリケーションプログラム
121 音声処理DSP(Digital Signal Processor)
151 タッチパネル
161 液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)

Claims (41)

  1. 遠隔操作を受けることができるよう構成された通信端末であって、
    通信部と、
    電話機能部と、
    画像を表示可能なディスプレイと、
    前記通信端末と対象物とが物理的に近接した第1の状態と、前記第1の状態に比べて前記通信端末と前記対象物とが離間した第2の状態とを識別可能な近接センサと、
    前記通信部を介して前記遠隔操作に関するデータを送受信する遠隔操作部と、
    前記電話機能部による電話中であり且つ前記遠隔操作が行われる間において、前記第1の状態ではなく前記第2の状態であることが検出されたことに応じて、前記ディスプレイによる表示を前記電話中に対応した第1の表示から前記遠隔操作に対応した第2の表示に切り替える表示切替部と、
    を備える通信端末。
  2. 前記表示切替部は、前記電話機能部による電話中であり且つ前記遠隔操作が行われる間において、前記第1の状態から前記第2の状態への変化が検出されたことに応じて、前記第1の表示から前記第2の表示に切り替える、請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記表示切替部は、前記第2の状態の継続期間が予め定められた期間を超え、且つ前記遠隔操作に関するデータ送受信が終了した場合に、前記ディスプレイによる表示を前記第2の表示から前記第1の表示に切り替える、請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 前記表示切替部は、前記遠隔操作に関するデータの送信及び受信が行われていない期間の長さに基づいて、前記遠隔操作に関するデータ送受信の終了を判定する、請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記第1の表示から前記第2の表示への切り替えに合わせて、前記電話機能部による電話音声の出力先を第1のスピーカから前記第1のスピーカより大きな音を出力可能な第2のスピーカに切り替える処理、又は前記電話音声の出力時の音量を大きくする処理を行う音声切替部をさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信端末。
  6. 前記近接センサによる検出状態を特定可能な情報、又は前記近接センサの動作に関する問題の発生を示す情報を、前記通信端末に対する前記遠隔操作を行う遠隔端末に前記通信部を介して通知する状態通知部をさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信端末。
  7. 前記遠隔操作部は、さらに、前記状態通知部からの通知を受信した前記遠隔端末からの指示に基づいて、前記ディスプレイに画像を出力する処理、音声を出力する処理、前記通信端末に搭載されたバイブレータを振動させる処理のうち少なくとも1つを行う、請求項6に記載の通信端末。
  8. 前記画像は、前記近接センサの動作を妨げないよう促す表示、及び前記電話機能部を用いた通話を促す表示のうち少なくとも1つを含む、請求項7に記載の通信端末。
  9. 前記表示切替部は、さらに、前記状態通知部からの通知を受信した前記遠隔端末からの指示に基づいて、前記近接センサによる検出状態に関係なく前記第1の表示から前記第2の表示に切り替えるよう構成されている、請求項6〜8のいずれか1項に記載の通信端末。
  10. 前記通信端末の空間的な動きを検出するモーションセンサと、
    前記モーションセンサによって前記通信端末の空間的な動きが検知されたにもかかわらず前記近接センサによって検出される状態が前記第1の状態のままで変化しないことに基づいて、前記近接センサの動作に関する問題を検出する問題検出部と、
    をさらに備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載の通信端末。
  11. 前記近接センサによって検出される状態が前記第1の状態であるときにおける、前記電話機能部によって符号化される音声信号及び復号化される音声信号の少なくとも一方の無音期間の継続に基づいて、前記近接センサの動作に関する問題を検出する問題検出部をさらに備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載の通信端末。
  12. 前記遠隔操作部は、さらに、前記問題が検出されたことに応じて、前記ディスプレイに画像を出力する処理、音声を出力する処理、前記通信端末に搭載されたバイブレータを振動させる処理のうち少なくとも1つを行う、請求項10又は11に記載の通信端末。
  13. 前記画像は、前記近接センサの動作を妨げないよう促す表示、及び前記電話機能部を用いた通話を促す表示のうち少なくとも1つを含む、請求項12に記載の通信端末。
  14. 前記表示切替部は、さらに、前記問題が検出されたことに応じて、前記近接センサによる検出状態に関係なく前記第1の表示から前記第2の表示に切り替えるよう構成されている、請求項10又は11に記載の通信端末。
  15. 前記第2の表示は、前記遠隔操作の進行に応じて画面を順次変化させる表示と、前記遠隔操作の完了画面の表示のうち少なくとも一方を含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の通信端末。
  16. 前記第1の表示は、電話中であることを示す表示と、前記ディスプレイがオフされた無表示のうち少なくとも一方を含む、請求項1〜15のいずれか1項に記載の通信端末。
  17. 前記モーションセンサは、加速度センサ、速度センサ、又は振動センサである、請求項10に記載の通信端末。
  18. 電話機能を有するとともに遠隔操作を受けることが可能な通信端末を制御するための制御装置であって、
    前記通信端末が電話中であり且つ前記遠隔操作が行われる間において、前記通信端末と対象物とが物理的に近接した第1の状態ではなく前記第1の状態に比べて前記通信端末と前記対象物とが離間した第2の状態であることが前記通信端末に搭載された近接センサによって検出されたことに応じて、前記通信端末が有するディスプレイの表示を前記電話中に対応した第1の表示から前記遠隔操作に対応した第2の表示に切り替えるよう構成された制御装置。
  19. 前記制御装置は、前記通信端末が電話中であり且つ前記遠隔操作が行われる間において、前記第1の状態から前記第2の状態への変化が検出されたことに応じて、前記第1の表示から前記第2の表示に切り替える、請求項18に記載の制御装置。
  20. 前記制御装置は、前記第2の状態の継続期間が予め定められた期間を超え、且つ前記遠隔操作に関するデータ送受信が終了した場合に、前記ディスプレイによる表示を前記第2の表示から前記第1の表示に切り替えるよう構成されている、請求項18又は19に記載の制御装置。
  21. 前記制御装置は、さらに、前記第1の表示から前記第2の表示への切り替えに合わせて、前記通信端末による電話音声の出力先を第1のスピーカから前記第1のスピーカより大きな音を出力可能な第2のスピーカに切り替える処理、又は前記電話音声の出力時の音量を大きくする処理を行うよう構成されている、請求項18〜20のいずれか1項に記載の制御装置。
  22. 前記制御装置は、さらに、前記近接センサによる検出状態を特定可能な情報、又は前記近接センサの動作に関する問題の発生を示す情報を、前記通信端末に対する前記遠隔操作を行う遠隔端末に通知するよう構成されている、請求項18〜21のいずれか1項に記載の制御装置。
  23. 前記制御装置は、さらに、前記通知を受信した前記遠隔端末からの指示に基づいて、前記ディスプレイに画像を出力する処理、音声を出力する処理、前記通信端末に搭載されたバイブレータを振動させる処理のうち少なくとも1つを行うよう構成されている、請求項22に記載の制御装置。
  24. 前記制御装置は、さらに、前記状通知を受信した前記遠隔端末からの指示に基づいて、前記近接センサによる検出状態に関係なく前記第1の表示から前記第2の表示に切り替えるよう構成されている、請求項22又は23に記載の制御装置。
  25. 前記制御装置は、さらに、前記通信端末に搭載されたモーションセンサによって前記通信端末の空間的な動きが検知されたにもかかわらず前記近接センサによって検出される状態が前記第1の状態のままで変化しないことに基づいて、前記近接センサの動作に関する問題を検出するよう構成されている、請求項18〜24のいずれか1項に記載の制御装置。
  26. 前記制御装置は、さらに、前記近接センサによって検出される状態が前記第1の状態であるときにおける、前記電話機能において符号化される音声信号及び復号化される音声信号の少なくとも一方の無音期間の継続に基づいて、前記近接センサの動作に関する問題を検出するよう構成されている、請求項18〜24のいずれか1項に記載の制御装置。
  27. 前記制御装置は、さらに、前記問題が検出されたことに応じて、前記ディスプレイに画像を出力する処理、音声を出力する処理、前記通信端末に搭載されたバイブレータを振動させる処理のうち少なくとも1つを行う、請求項24又は25に記載の制御装置。
  28. 前記制御装置は、さらに、前記問題が検出されたことに応じて、前記近接センサによる検出状態に関係なく前記第1の表示から前記第2の表示に切り替えるよう構成されている、請求項24又は25に記載の制御装置。
  29. 前記制御装置は、
    前記遠隔操作を受ける処理を行うための第1の命令群、前記近接センサを用いて前記第1の状態と前記第2の状態の間の変化を検出するための第2の命令群、及び前記ディスプレイによる表示を切り替えるための第3の命令群を記憶したメモリと、
    前記第1〜第3の命令群を実行するプロセッサと、
    を備える、請求項17に記載の制御装置。
  30. 電話機能を有するとともに遠隔操作を受けることが可能な通信端末の制御方法であって、
    前記通信端末が電話中であり且つ前記遠隔操作が行われる間において、前記通信端末と対象物とが物理的に近接した第1の状態ではなく前記第1の状態に比べて前記通信端末と前記対象物とが離間した第2の状態であることが前記通信端末に搭載された近接センサによって検出されたことに応じて、前記通信端末が有するディスプレイの表示を前記電話中に対応した第1の表示から前記遠隔操作に対応した第2の表示に切り替えること、
    を備える制御方法。
  31. 前記第1の表示から前記第2の表示への切り替えは、前記第1の状態から前記第2の状態への変化が検出されたことに応じて行われる、請求項30に記載の制御方法。
  32. 前記第2の状態の継続期間が予め定められた期間を超え、且つ前記遠隔操作に関するデータ送受信が終了した場合に、前記ディスプレイによる表示を前記第2の表示から前記第1の表示に切り替えることをさらに備える、請求項30又は31に記載の制御方法。
  33. 前記遠隔操作に関するデータ送受信の終了は、前記遠隔操作に関するデータの送信及び受信が行われていない期間の長さに基づいて判定される、請求項32に記載の制御方法。
  34. 前記近接センサによる検出状態を特定可能な情報、又は前記近接センサの動作に関する問題の発生を示す情報を、前記通信端末に対する前記遠隔操作を行う遠隔端末に前記通信端末が有する通信部を介して通知することをさらに備える、請求項30〜33のいずれか1項に記載の制御方法。
  35. 前記通知を受信した前記遠隔端末からの指示に基づいて、前記ディスプレイに画像を出力する処理、音声を出力する処理、前記通信端末に搭載されたバイブレータを振動させる処理のうち少なくとも1つを行うことをさらに備える、請求項34に記載の制御方法。
  36. 前記状通知を受信した前記遠隔端末からの指示に基づいて、前記近接センサによる検出状態に関係なく前記第1の表示から前記第2の表示に切り替えることをさらに備える、請求項34又は35に記載の制御方法。
  37. 前記通信端末に搭載されたモーションセンサによって前記通信端末の空間的な動きが検知されたにもかかわらず前記近接センサによって検出される状態が前記第1の状態のままで変化しないことに基づいて、前記近接センサの動作に関する問題を検出することをさらに備える、請求項30〜36のいずれか1項に記載の制御方法。
  38. 前記近接センサによって検出される状態が前記第1の状態であるときにおける、前記電話機能において符号化される音声信号及び復号化される音声信号の少なくとも一方の無音期間の継続に基づいて、前記近接センサの動作に関する問題を検出することをさらに備える、請求項30〜36のいずれか1項に記載の制御方法。
  39. 前記問題が検出されたことに応じて、前記ディスプレイに画像を出力する処理、音声を出力する処理、前記通信端末に搭載されたバイブレータを振動させる処理のうち少なくとも1つを行うことをさらに備える、請求項37又は38に記載の制御方法。
  40. 前記問題が検出されたことに応じて、前記近接センサによる検出状態に関係なく前記第1の表示から前記第2の表示に切り替えることをさらに備える、請求項37又は38に記載の制御方法。
  41. 請求項30〜40のいずれか1項に記載の制御方法をコンピュータに行わせるためのプログラム。
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JP2015177255A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 Kddi株式会社 電話機、方法及び電話機用プログラム
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