JP2012190418A - 文書処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】原本に対して複数の変更文書がある場合に、変更文書毎の変更箇所の確認を容易に行えるようにする。
【解決手段】文書処理装置の記憶手段には、変更箇所の表示色を指定した色データ(参照データ)の集合である参照テーブルが記憶されている。文書処理装置は、原本から変更された文書を表す変更データを複数取得して変更箇所を抽出し、参照テーブルを用いて、それぞれの変更箇所に表示色を割り当てる。このとき、文書処理装置は、表示色を変更データ毎に異ならせるとともに、より望ましくは、表示色を変更の種類(修正か削除か)に応じても異ならせる。その後、文書処理装置は、原本に対して変更箇所を重ね合わせた合成文書を表す合成データを生成する。参照テーブルを用いると、変更箇所の表示色を変更データ毎に異ならせるに際し、ユーザがこれを指定する必要がない。
【選択図】図3

Description

本発明は、文書処理装置及びプログラムに関する。
文書を各種媒体(紙媒体、電子媒体)に掲載する場合には、校正を含む編集作業が行われることがある。編集作業の具体的な手順は、例えば、執筆者が作成した原稿を校正者が確認して(必要に応じて)変更し、さらに、校正者により行われた変更を実際に反映するか否かを編集者が判断することによって、最終的な原稿を完成させる、といったものである。
特許文献1には、文書に対する追加や削除などの変更箇所を明らかにするために、2つの文書を比較して差分を抽出するための技術が記載されている。また、特許文献2には、ユーザに変更箇所をわかりやすく示すために、変更箇所の出力形態(色、背景、囲み、アンダーライン等)を異ならせることが記載されている。
特開2009−258815号公報 特開2005−210327号公報
本発明の目的は、原本に対して複数の変更文書がある場合に、変更文書毎の変更箇所の確認を容易に行えるようにすることにある。
本発明の請求項1に係る文書処理装置は、文書の原本を表す原本データと、各々が当該原本に対して変更を加えた文書を表す複数の変更データとを取得する取得手段と、記憶手段に記憶された参照データであって、互いに異なる表示態様を指定した参照データを複数参照する参照手段と、前記取得手段により取得された複数の変更データが表す複数の文書における変更箇所をそれぞれ抽出する抽出手段と、前記参照手段により参照される複数の参照データを用いて、前記抽出手段により抽出された前記複数の変更データ毎の変更箇所のそれぞれに対して互いに異なる表示態様を割り当てる割当手段と、前記取得手段により取得された原本データが表す文書に対して、前記抽出手段により抽出された変更箇所を前記割当手段により割り当てられた表示態様で重ね合わせた文書である合成文書を表す合成データを生成する合成手段と、前記合成手段により生成された合成データを出力する出力手段とを備える構成を有する。
本発明の請求項2に係る文書処理装置は、請求項1に記載の構成において、前記割当手段は、前記原本に含まれる表示態様と共通する表示態様を指定した前記参照データを除外して表示態様の割り当てを行う構成を有する。
本発明の請求項3に係る文書処理装置は、請求項1又は2に記載の構成において、前記合成文書において前記変更箇所の表示に用いる表示態様の数を設定する設定手段を備え、前記取得手段は、前記設定手段により設定された数に応じて、取得する前記変更データの数を制限する構成を有する。
本発明の請求項4に係る文書処理装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の構成において、前記合成手段は、前記原本に対して、前記変更箇所を元の表示位置から決められた方向に移動させた表示位置に重ね合わせる構成を有する。
本発明の請求項5に係る文書処理装置は、請求項4に記載の構成において、前記合成手段による前記表示位置の移動量を前記変更箇所毎に決定する決定手段を備える構成を有する。
本発明の請求項6に係る文書処理装置は、請求項4又は5に記載の構成において、前記原本データが表す文書の余白量に応じて前記変更箇所の表示サイズを変更させる変更手段を備える構成を有する。
本発明の請求項7に係る文書処理装置は、請求項4ないし6のいずれかに記載の構成において、前記合成手段は、前記変更の種類に応じて前記方向又は前記表示態様を異ならせる構成を有する。
本発明の請求項8に係る文書処理装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の構成において、前記合成手段は、前記原本データが表す文書の地色でない部分の色を地色に近づけるように変更した当該文書に対して前記変更箇所を重ね合わせた前記合成データを生成する構成を有する。
本発明の請求項9に係るプログラムは、コンピュータに、文書の原本を表す原本データと、各々が当該原本に対して変更を加えた文書を表す複数の変更データとを取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された複数の変更データが表す複数の文書における変更箇所をそれぞれ抽出する抽出ステップと、互いに異なる表示態様を指定した複数の参照データを用いて、前記抽出ステップにおいて抽出された前記複数の変更データ毎の変更箇所のそれぞれに対して互いに異なる表示態様を割り当てる割当ステップと、前記取得ステップにおいて取得された原本データが表す文書に対して、前記抽出ステップにおいて抽出された変更箇所を前記割当ステップにおいて割り当てられた表示態様で重ね合わせた文書である合成文書を表す合成データを生成する合成ステップと、前記合成ステップにおいて生成された合成データを出力する出力ステップとを実行させる構成を有する。
請求項1、9の構成によれば、参照データを用いない場合に比べ、変更箇所の表示態様を変更文書毎に容易に変更することが可能である。
請求項2の構成によれば、原本に含まれる表示態様と共通する表示態様を指定した参照データを除外しない場合に比べ、変更箇所と原本の表示態様とを容易に区別することが可能である。
請求項3の構成によれば、表示態様の数を設定しない場合に比べ、互いに異なる変更データの変更箇所が区別しづらくなることを抑制することが可能である。
請求項4の構成によれば、変更箇所の表示位置を移動させない場合に比べ、変更箇所とこれに対応する原本の記載の比較を容易にすることが可能である。
請求項5の構成によれば、変更箇所の表示位置の移動量を変更箇所毎に変化させない場合に比べ、変更箇所の表示位置とこれに対応する原本の記載とを近づけることが可能である。
請求項6の構成によれば、変更箇所の表示サイズを変更しない場合に比べ、変更箇所の表示位置が原本の当該変更箇所に対応する部分以外の記載と重なりにくくすることが可能である。
請求項7の構成によれば、変更箇所をその変更の種類毎に区別することが可能である。
請求項8の構成によれば、変更箇所を変更されていない箇所よりも目立たせることが可能である。
文書処理システムの全体構成を示すブロック図 文書処理装置のハードウェア構成を示すブロック図 参照テーブルを例示する図 制御部の機能的構成を示す機能ブロック図 文書処理装置が実行する処理を示すフローチャート ユーザ情報の一例を示す図 抽出処理を示すフローチャート 合成処理を示すフローチャート 合成データの変更箇所を例示する図(オフセット機能なし) 合成データの変更箇所を例示する図(オフセット機能あり) 合成データの変更箇所を例示する図(移動量の変形例) 合成データの変更箇所を例示する図(表示サイズの変形例)
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態である文書処理システムの全体構成を示すブロック図である。本実施形態の文書処理システム10は、図1に示すように、入力装置100と、UI(User Interface)装置200と、文書処理装置300と、出力装置400とを少なくとも備える。文書処理システム10は、これらの構成を一体に設けた装置(例えば、スキャナが付属したプリンタ)であってもよいし、各々の装置を有線又は無線の通信手段を介して接続した構成であってもよい。
文書処理システム10は、文書の編集作業を支援するためのものであり、文書の原本と、当該原本に対して変更を加えた文書とをそれぞれ読み取り、これらを合成して出力するものである。ここでいう文書とは、文字、画像(線画、写真等)のいずれをも含み得るものである。以下においては、文書の原本のことを単に「原本」ともいい、原本から変更された文書のことを「変更文書」という。また、変更文書は、複数あり、本実施形態においては複数の作業者によってそれぞれ作成されるものとするが、同一の作業者によって複数作成されてもよい。
なお、原本に対する変更とは、例えば、誤字を正しい文字に訂正したり、脱字を補ったり、余分な文字を削除したりするものである。また、変更とは、文字に対するものだけではなく、画像に対するものであってもよい。本実施形態においては、かかる変更の種類として、「修正」と「削除」を設ける。ここにおいて、修正とは、文書の一部(文字等)を原本と異なるものに変えることをいい、ある部分の記載を別の記載に置き換えることと、何も記載されていなかった部分に新たな記載を追加することを指すものとする。一方、削除とは、原本に元々あった記載を消去することをいう。なお、削除された文字の表示方法は、例えば、該当する箇所に取消線を付すものや、該当する箇所を枠で囲い、その内部に「削除」等と表示するものなどである。
また、本実施形態の作業者は、執筆者、校正者及び編集者であるとする。執筆者は、原本を作成した者であり、校正者は、変更文書を作成した者(すなわち、原本に対して変更を行った者)である。また、編集者は、原本及び変更文書を確認する者であり、例えば、校正者による変更の妥当性などを判断する者である。ただし、上記の作業者の区別は便宜的なものであり、実際には執筆者が編集者を兼ねたり、編集者が校正者のいずれかを兼ねたりすることもある。
入力装置100は、文書を入力するための装置であり、文書を読み取って文書データを生成する。入力装置100は、例えばスキャナであり、より望ましくは、複数の文書を自動的かつ連続的に読み取る、いわゆる自動原稿送り装置の機能を有する。文書データは、文書を表すデータであれば、その具体的なデータフォーマットを特に問わない。以下においては、説明の便宜上、原本に対応する文書データを「原本データ」といい、変更文書に対応する文書データを「変更データ」という。入力装置100は、原本データ及び変更データを文書処理装置300に送信する。
UI装置200は、編集者の操作を受け付けるための装置であり、ユーザの操作を表す操作情報を生成する。UI装置200は、出力装置400に備えられたボタンやタッチスクリーン(タッチパネル)であってもよいが、文書処理システム10の他の装置と別体の構成の場合には、通信手段を介して接続されたパーソナルコンピュータ(マウス、キーボード等を含む。)などであってもよい。また、UI装置200は、編集者を識別するための識別情報として、指紋や静脈パターン等の生体情報を読み取る手段や、IDカード等の記録媒体を読み取る手段を備えてもよい。
文書処理装置300は、原本及び変更文書を合成して得られる合成文書を表す文書データ(以下「合成データ」という。)を生成するための装置である。ここでいう合成とは、文書の原本からの変更箇所を原本に対して重ね合わせることである。また、合成文書は、校正者が原本に対してどのような変更を加えたかを示す文書である。なお、文書処理装置300は、単独の装置としてではなく、出力装置400やパーソナルコンピュータの一機能として実現されてもよい。文書処理装置300は、合成データを出力装置400に送信する。
出力装置400は、合成文書を出力するための装置である。出力装置400による出力とは、合成文書を編集者が視認できるようにすることをいう。例えば、出力装置400には、合成文書を用紙に形成する画像形成装置(プリンタ等)や、合成文書を表示する表示装置(ディスプレイ等)が該当する。
図2は、文書処理装置300のハードウェア構成を示すブロック図である。文書処理装置300は、より詳細には、通信部310と、制御部320と、記憶部330とを備える。通信部310は、入力装置100、UI装置200及び出力装置400とデータを送受信するための手段である。通信部310は、通信方式等が共通する一の手段によってこれらの装置と通信してもよいし、物理的に別の手段によって各装置と個別に通信してもよい。制御部320は、文書処理装置300の動作を制御する手段であり、文書の合成等を実行する。制御部320は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置や、画像メモリ等の記憶手段を備え、プログラムを実行することによってさまざまな処理を実行する。記憶部330は、制御部320が制御に用いるデータを記憶する手段であり、本発明に係る記憶手段の一例に相当するものである。記憶部330は、いわゆるUSB(Universal Serial Bus)メモリやメモリカードのような、着脱可能な記録媒体を含み得る。また、記憶部330が記憶するデータには、参照テーブルが少なくとも含まれ、後述するユーザ情報が必要に応じて含まれる。
参照テーブルは、合成文書において変更箇所の表示態様を指定するためのデータの集合である。参照テーブルに含まれる個々のデータのことを、以下においては「参照データ」という。参照データは、複数ある変更文書(又は校正者)のそれぞれに応じた表示態様の割り当てを記述したデータであり、それぞれに対して互いに異なる表示態様が対応付けられている。なお、ここでいう表示態様は、例えば文字であれば、文字色やその背景色などである。また、表示態様の他の例としては、変更箇所を強調表示するための枠線(囲い線)の色、太さ、パターン(実線、破線、一点鎖線等)などが挙げられる。また、変更箇所が文字であれば、文字の書体(フォント)や文字装飾(下線、傍線等)の態様が表示態様として指定されてもよい。
図3は、本実施形態の参照テーブルを例示する図である。図3に示す参照テーブルは、表示態様として文字等の色を指定し、かつ、変更の種類(「修正」又は「削除」)に応じて異なる文字色を指定する場合を例示したものである。ここに示す色データは、変更箇所の表示態様をR(Red)、G(Green)、B(Blue)各色の8ビット(256階調)の階調値の組み合わせによって変更の種類別に記述したものであり、例えば、(255,0,0)なら赤、(0,255,0)なら緑、(0,0,255)なら青をそれぞれ示す。色データは、参照データの一例に相当するものである。
それぞれの色データは、それぞれにより指定される色が重複せず、かつ、互いの区別が明りょうな色で構成されていることが望ましい。例えば、図3の例であれば、数値的に区別可能な色は約1677万(256の3乗)通りであるが、実際には、数値的に近似する色は人間の目では区別されにくい。そのため、ある色データに用いられた色に近似する色は用いない、というように、使用する階調値が制限されていると望ましい。一方、変更箇所のうちの修正箇所と削除箇所については、同一の変更文書(又は校正者)のもの同士には同系色を用いるなど、変更文書内で何らかの関連性を有することが望ましい。
なお、参照テーブルは、記憶部330に複数記憶されていてもよい。例えば、参照テーブルには、特定の編集者用に表示態様が設定されたものがあってもよい。かかる参照テーブルは、編集者が所持するUSBメモリ等から読み出されることによって用いられてもよいし、あらかじめ編集者の識別情報と対応付けて記憶されていてもよい。また、参照テーブルは、合成する変更文書の数(あるいは校正者の人数)に応じて異なっていてもよく、例えば比較的少人数用(2ないし5名程度)のものとそれ以外(6ないし10名程度)のものとがあってもよい。
図4は、制御部320の機能的構成を示す機能ブロック図である。制御部320は、プログラムを実行することによって、図4に示す設定部321、取得部322、抽出部323、割当部324、参照部325、合成部326及び出力部329の各部に相当する機能を実現する。また、合成部326は、必要に応じて、決定部327及び変更部328を含み得る。なお、変更部328を用いる実施の形態は、後述の変形例において説明される。
設定部321は、合成文書において変更箇所の表示に用いる表示態様の数を設定する手段であり、本発明に係る設定手段の一例に相当するものである。本実施形態において、設定部321は、操作情報を取得し、一の原本に対して合成を許容する変更文書の数を設定することによって、変更箇所の表示に用いる表示態様の数を設定する。設定部321は、編集者に対してあらかじめ対応付けられて記憶されているデータを用いて設定を行ってもよいし、編集者から操作を直接受け付けることによって設定を行ってもよい。なお、合成文書において変更箇所の表示に用いる表示態様の数に制限を設ける必要がない場合には、設定部321も不要である。
取得部322は、文書データ(原本データ及び変更データ)を取得する手段であり、本発明に係る取得手段の一例に相当するものである。本実施形態において、取得部322は、通信部310を介して入力装置100から文書データを取得する。なお、取得部322は、望ましくは、複数の文書データを連続的に取得する。ここでいう「連続的」とは、ある文書データを取得してから次の文書データを取得するまでに作業者による操作を要しないことをいう。
また、取得部322は、設定部321による設定が行われている場合には、設定部321により設定された数に応じて、取得する変更データの数を制限する。例えば、取得部322は、設定部321により設定された数が「6」であり、かつ、一の変更文書における変更箇所の表示に用いる表示態様の数が「1」である場合には、変更文書6部分に相当する変更データを取得し、これを超える変更データを取得しないように制限する。一方、図3の例のように、変更の種類に応じた表示態様(図3では、一の変更文書について「2」の表示態様)が指定される場合には、取得部322は、取得する変更データの数をかかる指定に応じて異ならせる。例えば、図3の例の場合において、設定部321により設定された数が「6」であれば、取得部322が取得する変更データの数は「3(6÷2)」である。
抽出部323は、変更データが表す文書の変更箇所を抽出する手段であり、本発明に係る抽出手段の一例に相当するものである。抽出部323は、取得部322により取得された変更データが表す文書のうちの原本と異なる部分(いわゆる差分)を、変更箇所として抽出する。抽出部323は、取得部322により取得された変更データのそれぞれについて変更箇所の抽出を行う。
割当部324は、変更箇所に対して変更文書毎の表示態様を割り当てる手段であり、本発明に係る割当手段の一例に相当するものである。割当部324は、変更データ毎に異なる表示態様を割り当てることにより、抽出部323により抽出されたある変更文書の変更箇所と別の変更文書の変更箇所とが互いに異なる表示態様で表示されるようにする。割当部324は、参照部325により参照される参照テーブルを用いて表示態様の割り当てを行う。
参照部325は、参照データを参照する手段であり、本発明に係る参照手段の一例に相当するものである。本実施形態において、参照部325は、記憶部330に記憶された参照テーブルを参照することによって、組み合わせがあらかじめ決められている複数の参照データを参照する。なお、参照部325が参照する参照テーブルは、取得部322により取得される変更データの数や、合成文書を確認する編集者に応じて異なり得る。
合成部326は、合成文書を表す合成データを生成する手段であり、本発明に係る合成手段の一例に相当するものである。合成部326は、取得部322により取得された原本データが表す原本に対して、抽出部323により抽出された変更箇所を重ね合わせることにより、これらを合成する。このとき、合成部325は、割当部324により割り当てられた表示態様でそれぞれの変更箇所が表示されるように、変更箇所の表示態様を変更文書毎に制御する。
出力部329は、合成データを出力する手段であり、本発明に係る出力手段の一例に相当するものである。本実施形態において、出力部329は、通信部310に合成データを出力する。なお、出力部329は、通信部310に限らず、例えば記憶部330に(一時的に記憶するために)合成データを出力してもよい。
決定部327は、変更箇所の表示位置を移動させる場合の移動量を決定する手段であり、本発明に係る決定手段の一例に相当するものである。決定部327は、望ましくは、表示位置の移動量を変更箇所毎に決定する。例えば、決定部327は、複数の校正者による変更箇所に重複部分がある場合とそうでない場合とで、表示位置の移動量を異ならせる。決定部327による移動量は、編集者による確認の容易さなどを考慮してあらかじめ決められていてもよいし、変更箇所周辺の余白量や変更箇所のサイズ(文字サイズ等)といった文書の体裁に応じて決められていてもよい。
なお、以下においては、変更箇所の表示位置を移動させる機能のことを「オフセット機能」という。
変更部328は、変更箇所の表示サイズを変更させる手段であり、本発明に係る変更手段の一例に相当するものである。変更部328は、望ましくは、変更箇所の表示サイズを原本の余白量又は変更箇所の数に応じて調整する。例えば、変更部328は、変更箇所の表示サイズに比して余白量が少ない場合に変更箇所の表示サイズを元のサイズよりも小さくしたり、校正者が多数の場合と少数の場合とで表示サイズを異ならせたりする。なお、変更部328は、変更箇所の表示サイズを元のサイズよりも小さくするだけでなく、大きくしてもよい。
文書処理システム10の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、文書処理システム10は、編集者による操作を受け付けることにより、原本及び変更文書を読み取って合成データを生成し、合成文書を出力する。このとき、文書処理装置300は、以下に示す処理を実行する。なお、以下のフローチャートの説明においては、便宜上、文書処理装置300が変更する表示態様を文字等の色であるとし、参照テーブルに色データとして記述されているものとする(図3参照)。
図5は、文書処理装置300の制御部320が実行する一連の処理を示すフローチャートである。この処理において、制御部320は、編集者の操作情報を取得し(ステップS1)、編集者の認証を行う(ステップS2)。このとき制御部320が取得する操作情報は、編集者の識別情報(生体情報、ID、パスワード等)、オフセット機能の有無の指示、文書の読み取りを開始する旨の指示などを表すものである。なお、制御部320は、編集者が正しく認証されない場合には、本処理を中断したり、識別情報を再度入力させたりする。
制御部320は、編集者の認証に成功すると、編集者のユーザ情報を取得する(ステップS3)。ユーザ情報は、編集者が用いる色数や参照テーブルを編集者毎に記述した情報であり、記憶部330にあらかじめ記憶されているものである。なお、ユーザ情報に記述される色数とは、その編集者が変更箇所の表示に用いる色数の上限値のことである。
図6は、ユーザ情報の一例を示す図である。この例において、ユーザ情報は、編集者毎に定められた色数及び参照テーブルと、編集者のIDとを対応付けたデータである。ユーザ情報に記述されているのは、参照テーブルそのものではなく、参照テーブルの識別情報(ファイル名等)である。ユーザ情報に記述された参照テーブルは、対応する色数以上の色データを含むものとする。
なお、編集者が用いる色数は、あらかじめ決められている必要はなく、UI装置200を介して入力されてもよい。また、参照テーブルも、編集者毎に区別せずに、あらかじめ決められたものが用いられてもよい。これらの場合には、ユーザ情報が記憶部330に記憶されている必要はなく、また、編集者の認証も不要である。
次に、制御部320は、ユーザ情報に基づいて、必要な参照テーブルを参照する(ステップS4)。すなわち、このとき制御部320は、認証が行われた編集者に対応付けられた参照テーブルを記憶部330から読み出し、色データを使用可能な状態にする。また、制御部320は、原本データを取得する(ステップS5)。なお、原本は、1ページの文書であってもよいが、ここでは複数ページであるとする。
原本データを取得したら、制御部320は、原本に使用されている色を解析し、使用可能な色データから原本に使用されている色と共通する色を指定したものを除外する(ステップS6)。ここにおいて、色が「共通する」とは、色が同一であることだけでなく、色が類似することをも意味する。なお、色の類似の範囲は、周知の適当な色差式で算出される色差に基づいて定められてもよいし、RGB各色の階調値の差分に基づいて定められてもよい。
続いて、制御部320は、以降の処理に必要なパラメータを設定する(ステップS7)。ここで設定されるパラメータは、原本のページ数、変更箇所の色数及びオフセット機能の有無である。以下においては、原本のページ数を「p」、変更箇所の色数を「max」、オフセット機能の有無を「os」とも表記する。なお、オフセット機能の有無は、os=1の場合に「オフセット機能あり」、os=0の場合に「オフセット機能なし」をそれぞれ表すものとする。オフセット機能の有無を表す値のことを、以下においては「オフセットフラグ」という。
これらのパラメータを設定したら、制御部320は、変更データを順次取得して変更箇所を抽出する抽出処理を実行し(ステップS8)、合成データを生成する合成処理を実行する(ステップS9)。また、合成データが生成されたら、制御部320は、これを出力する(ステップS10)。
図7は、抽出処理を示すフローチャートである。この抽出処理において、制御部320は、まず、変数iを初期値「1」で設定し、変数Lastを初期値「0」で設定する(ステップS81)。ここにおいて、変数iは、取得した変更データが何番目の変更データであるかを表すとともに、取得した変更データの総数を表す。また、変数Lastは、フラグとして扱われるデータであり、取得した変更データが最後の変更データであるか否かを表す。次に、制御部320は、変数iが色数max以下であるか否かを判断し(ステップS82)、変数iが色数maxを超えていれば、エラーが発生したとみなして抽出処理を強制終了する(ステップS813)。
変数iが色数max以下であれば、制御部320は、変数iに対応する色データを取得する(ステップS83)。このとき取得される色データは、記憶部330から読み出された使用可能な色データのうち、ステップS6において除外された色データを除くものである。これらの色データは、いずれかの変更箇所の表示に用いられたら別の変更箇所の表示には用いられないように、すなわち排他的に用いられる。
色データを取得したら、制御部320は、1部分の変更データを取得する(ステップS84)。続いて、制御部320は、取得した変更データが最後の変更データであるか否か(すなわち、全部の変更データを取得したか否か)を判断する(ステップS85)。制御部320は、最後の変更データを取得した場合には、変数Lastに「1」を代入する(ステップS86)。一方、制御部320は、取得した変更データが最後の変更データ出ない場合には、ステップS86の処理をスキップし、変数Lastの変更を行わない。
次に、制御部320は、取得した変更データのページ数を計数して原本のページ数pと比較し(ステップS87)、これらが相違する場合には、読み取りにエラーが発生したとみなして抽出処理を強制終了する(ステップS813)。一方、制御部320は、変更データのページ数が原本のページ数pと等しい場合には、当該変更データから変更箇所を抽出する(ステップS88)。この処理は、原本データと変更データとを比較することによって行われる。
制御部320は、変更箇所をすべて抽出したら、抽出した変更箇所に対してステップS83において取得した色データを割り当て、これを一時的に記憶する(ステップS89)。このとき、制御部320は、それぞれの変更箇所の表示位置(ページ、座標等)をあわせて記憶する。ステップS86において記憶されるデータのことを、以下においては「差分データ」という。差分データは、変更箇所を表すデータであり、変更文書毎に生成されるデータである。よって、ここでは、差分データが変数iと対応付けられているものとし、i番目の変更データに対応する差分データのことを「data[i]」と表記する。
以上の処理を実行したら、制御部320は、変数Lastが「0」であるか否かを判断することにより、最後の変更データまで抽出が済んでいるか判断する(ステップS810)。このとき、制御部320は、変数Lastが「0」であれば、変数iの値に「1」を加算(すなわちインクリメント)し(ステップS811)、ステップS83以降の処理を再度実行する。一方、制御部320は、変数Lastが「1」であれば、変数Numに変数iの値を代入する(ステップS812)。この結果、変数Numは、変更データの総数を表す数値となる。
図8は、抽出処理に続いて実行される合成処理を示すフローチャートである。この合成処理において、制御部320は、オフセットフラグosを参照し、オフセット機能の有無を判断する(ステップS91)。制御部320は、オフセットフラグosが「0」、すなわちオフセット機能を使用しない場合であれば、変更箇所を移動させることなく原本に重ね合わせ、合成データを生成する(ステップS98)。
一方、オフセットフラグosが「1」、すなわちオフセット機能を使用する場合であれば、制御部320は、変数jに「1」を代入する(ステップS92)。ここにおいて、変数jは、処理対象の変更文書が何番目の変更文書であるかを表すとともに、処理済みの変更文書の総数を表す。そして、制御部320は、i=jを満たす差分データ、すなわちj番目の変更データに対応する差分データであるdata[j]を参照し(ステップS93)、それぞれの変更箇所の表示位置の移動量とその移動方向を決定する(ステップS94、S95)。
ステップS94において、表示位置の移動量は、変数jの値に応じて決定される。例えば、表示位置の移動量は、変数jの値が増えるほど大きくなる。簡単な例としては、変数jの値が「1」の場合の移動量をdとし、変数jの値が「2」の場合には2d、変数jの値が「3」の場合には3d、というように、変数jとdの積によって移動量を決定するものが挙げられる。
また、ステップS95において、表示位置の移動方向は、あらかじめ決められているが、文書が縦書きと横書きのいずれであるかによって異ならせると望ましい。例えば、文書が横書きであれば、表示位置の移動方向は上下のいずれかとし、文書が縦書きであれば、表示位置の移動方向は左右のいずれかとする。また、制御部320は、変更の種類が複数ある場合には、例えば修正箇所であれば元の表示位置の上に移動させ、削除箇所であれば元の表示位置の下に移動させる、というように、表示位置の移動方向を変更の種類に応じて異ならせてもよい。
変更箇所の表示位置を決定したら、制御部320は、変数jが変数Lastより小さいかを判断することにより、ステップS94及びS95の処理を最後の変更データに対して実行したかを判断する(ステップS96)。このとき、j<Lastを満たせば、制御部320は変数jの値をインクリメントし(ステップS97)、ステップS93以降の処理を再度実行する。制御部320は、これらの処理を繰り返し、やがて変数jが変数Lastと等しくなると、変更箇所をステップS94及びS95において決定された表示位置に移動させた上で原本と重ね合わせ、合成データを生成する(ステップS98)。
図9及び図10は、文書処理装置300により生成された合成データの変更箇所を例示する図である。図9は、オフセット機能を使用しなかった場合のある合成文書の表示例であり、図10は、オフセット機能を使用した場合の当該合成文書の表示例である。なお、これらの表示例において、差分データA、B、Cには、それぞれ別の色(例えば赤と緑と青)が割り当てられているものとする。
図9の例の場合、ずなわちオフセット機能を使用しなかった場合には、変更箇所とそうでない箇所とが視覚的に区別されるものの、具体的にどのように変更されたかが判別できない可能性がある。これに対し、図10の例の場合、すなわちオフセット機能を使用した場合には、変更前後の文字が重ならないように表示されるため、図9の例の場合よりも変更内容の判別が容易となる。
図10(a)の例は、変更箇所の文字のみを表示するものである一方、図10(b)の例は、変更箇所の文字に加えて枠を表示するものである。変更箇所に付す枠は、文字単位で区切られてもよいし、周知の形態素解析を用いるなどすることによって、単語単位で区切られてもよい。
[変形例]
本発明の実施の態様は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形例の形態であってもよい。また、これらの形態は、必要に応じて組み合わされてもよい。
(変形例1)
図11は、合成文書における変更箇所の表示位置の移動量を変更箇所毎に異ならせた場合とそうでない場合とを対比して示す表示例である。変更箇所の表示位置の移動量を変更箇所毎に異ならせる場合、決定部327は、その移動量を変更文書毎に一律に決定するのではなく、当該変更箇所を何名の校正者が変更しているのか、すなわち変更が重複する数によって決定する。図11(b)の例の場合、差分データBの表示位置の一部や差分データCの表示位置は、図11(a)の例の場合(すなわち図10(a)の例の場合)よりも元の表示位置(すなわち対応する原本の位置)に近づく。なお、決定部327は、表示位置の移動量を文字単位ではなく単語単位で異ならせてもよい。
(変形例2)
図12は、変更部328を用いた場合の合成文書の表示例である。なお、この例においては、図9に示した差分データのうち差分データA及びBのみが用いられているとする。図12(a)の例において、変更部328は、すべての変更箇所が行間の余白に表示されるように変更箇所の表示サイズ(この場合、文字サイズ)を調整する。このとき、各変更箇所の文字サイズは、統一されている。一方、図12(b)の例において、変更部328は、すべての変更箇所が行間の余白に表示されるようにするだけでなく、重複する修正箇所の数に応じて文字サイズを異ならせている。
なお、変更部328による変更を行うか否かは、上述したオフセットフラグのように、ユーザの操作に応じて決められてもよい。
(変形例3)
制御部320は、色データ(参照データ)を除外する場合に、原本に使用されている色と共通する色の色データだけでなく、変更文書に使用されている色と共通する色の色データも除外するようにしてもよい。なぜならば、原本に使用されていない色が変更文書に使用されている可能性もあるからである。
(変形例4)
制御部320は、合成データを生成するときに、原本の表示内容を加工してもよい。例えば、制御部320は、原本データが表す文書の地色でない部分(文字や画像の部分)の色を地色に近づけるように変更し、当該変更した文書に対して変更箇所を重ね合わせた合成文書が得られるように合成データを生成してもよい。また、制御部320は、この処理を常に実行してもよいが、当該処理の実行の可否をユーザから受け付け、ユーザが必要とした場合にのみ実行してもよい。
具体的には、文書の地色が白である場合であれば、制御部320は、原本の文字が黒であればこれを灰色にし、あるいは青であればこれを水色にする、といった具合に、地色でない部分の色を変換する。この変換は、例えば、地色でない部分の階調値を元の階調値と地色の階調値の間の値(例えば平均値)に変換する処理や、明度や彩度を低下させる処理によって実現される。すなわち、この変換は、合成文書において、原本の地色でない部分の色が変更箇所よりも目立たなくなるような処理であればよい。
(変形例5)
本発明は、文書処理装置やこれを備える文書処理システムだけでなく、コンピュータを文書処理装置として機能させるためのプログラムや、かかるプログラムを記録した記録媒体の形態でも提供され得る。また、本発明に係るプログラムは、ネットワークやその他の通信手段を介して外部装置から取得され、コンピュータにダウンロードされてもよい。
10…文書処理システム、100…入力装置、200…UI装置、300…文書処理装置、310…通信部、320…制御部、321…設定部、322…取得部、323…抽出部、324…割当部、325…参照部、326…合成部、327…決定部、328…変更部、329…出力部、330…記憶部、400…出力装置

Claims (9)

  1. 文書の原本を表す原本データと、各々が当該原本に対して変更を加えた文書を表す複数の変更データとを取得する取得手段と、
    記憶手段に記憶された参照データであって、互いに異なる表示態様を指定した参照データを複数参照する参照手段と、
    前記取得手段により取得された複数の変更データが表す複数の文書における変更箇所をそれぞれ抽出する抽出手段と、
    前記参照手段により参照される複数の参照データを用いて、前記抽出手段により抽出された前記複数の変更データ毎の変更箇所のそれぞれに対して互いに異なる表示態様を割り当てる割当手段と、
    前記取得手段により取得された原本データが表す文書に対して、前記抽出手段により抽出された変更箇所を前記割当手段により割り当てられた表示態様で重ね合わせた文書である合成文書を表す合成データを生成する合成手段と、
    前記合成手段により生成された合成データを出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. 前記割当手段は、前記原本に含まれる表示態様と共通する表示態様を指定した前記参照データを除外して表示態様の割り当てを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 前記合成文書において前記変更箇所の表示に用いる表示態様の数を設定する設定手段を備え、
    前記取得手段は、前記設定手段により設定された数に応じて、取得する前記変更データの数を制限する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の文書処理装置。
  4. 前記合成手段は、前記原本に対して、前記変更箇所を元の表示位置から決められた方向に移動させた表示位置に重ね合わせる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の文書処理装置。
  5. 前記合成手段による前記表示位置の移動量を前記変更箇所毎に決定する決定手段を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の文書処理装置。
  6. 前記原本データが表す文書の余白量に応じて前記変更箇所の表示サイズを変更させる変更手段を備える
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の文書処理装置。
  7. 前記合成手段は、前記変更の種類に応じて前記方向又は前記表示態様を異ならせる
    ことを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載の文書処理装置。
  8. 前記合成手段は、前記原本データが表す文書の地色でない部分の色を地色に近づけるように変更した当該文書に対して前記変更箇所を重ね合わせた前記合成データを生成する
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の文書処理装置。
  9. コンピュータに、
    文書の原本を表す原本データと、各々が当該原本に対して変更を加えた文書を表す複数の変更データとを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された複数の変更データが表す複数の文書における変更箇所をそれぞれ抽出する抽出ステップと、
    互いに異なる表示態様を指定した複数の参照データを用いて、前記抽出ステップにおいて抽出された前記複数の変更データ毎の変更箇所のそれぞれに対して互いに異なる表示態様を割り当てる割当ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された原本データが表す文書に対して、前記抽出ステップにおいて抽出された変更箇所を前記割当ステップにおいて割り当てられた表示態様で重ね合わせた文書である合成文書を表す合成データを生成する合成ステップと、
    前記合成ステップにおいて生成された合成データを出力する出力ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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