JP2012187377A - ホワイトニング補助機器とこれを用いた歯のホワイトニング処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発熱体30と振動発生体34が内蔵され、歯と当接する部分に複数の突起14が形成されてなるマウスピース10と、発熱体30および発生振動体34に電源を供給する電源装置24と、発熱体30の発熱温度および振動発生体34の動作をそれぞれ制御する制御部26を具備する本体部20と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
このようないわゆる歯のホワイトニング処理を行うための歯のホワイトニング用機器としては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。
近年においては、歯のホワイトニング処理を行う際に、分割ポリリン酸溶液に代表される歯のホワイトニング処理溶液を口に含み、ホワイトニング処理溶液を歯に接触させることにより歯のホワイトニング処理を行う方法が提案されている。このようにホワイトニング処理溶液を口に含んで歯のホワイトニング処理をすることにより、歯の前面以外の部分に対してもホワイトニング処理を施すことができるようになった。
また、このようなホワイトニング処理溶液の無駄使いを防ぐためには、ホワイトニング処理溶液を口に含ませる時間を長時間にしなければならず、ホワイトニング処理に要する時間がかかり、面倒であるという課題がある。
すなわち、発熱体と振動発生体が内蔵され、歯と当接する部分に複数の突起が形成されてなるマウスピースと、前記発熱体および前記発生振動体に電源を供給する電源装置と、前記発熱体の発熱温度および前記振動発生体の動作をそれぞれ制御する制御部を具備する本体部と、を有することを特徴とするホワイトニング補助機器である。
また、前記発熱体が面状発熱体に形成されていて、前記形状保持体と一体形成されていることを特徴とする。これによりマウスピース内における温度分布を均一化することができる。
また、前記ホワイトニング処理溶液には、分割ポリリン酸溶液を用いることが好適である。
さらには、ホワイトニング処理が不十分な状態でホワイトニング処理溶液を口の中から吐き出すことがなくなるのでホワイトニング処理溶液の無駄遣いの防止にも貢献する。
図1および図2に示すように、実施形態におけるホワイトニング補助機器100は、マウスピース10とマウスピース10に電気的に接続された本体部20とを有している。マウスピース10と本体部20には電源コード12,22が設けられていて、電源コード12,22の端部12A,22Aは、互いの接続および分離を可能にするジャック部に形成されている。
図4は、本実施形態にかかる歯のホワイトニング補助機器のマウスピースにおいて、シリコーン樹脂による成形前の状態を示す説明図である。
本実施形態において第1実施形態と共通する構成部分については、同じ部材番号を付すことによりここでの詳細な説明を省略する。本実施形態にかかるホワイトニング補助機器100は、マウスピース10とマウスピース10に電気的に接続された本体部20とを有している点は第1実施形態と同様である。
また、面状発熱体31のPTC(Positive Temperature Coefficient)特性により、面状発熱体31の温度を所定の温度に維持させることができる。これによりサーモスタットに代表される発熱体の温度制御手段の配設を省略することができ、マウスピース10の構成を簡略化することが可能になる点においても好都合である。
さらにまた、面状発熱体31を採用することによりマウスピースを薄型化(小型化)することができ、子供や女性などの口が小さい使用者に対する使い勝手が向上する。
まず、使用者は、マウスピース10を必要に応じて洗浄、殺菌処理の少なくとも一方を施しておく。次に、歯のホワイトニング処理溶液として分割ポリリン酸溶液を所定量口腔内に含み、あらかじめ準備しておいたマウスピース10を口腔内に含める。分割ポリリン酸溶液とマウスピースを口腔内に含める順番は、逆の順番であってもよい。
さらには、歯の表面に振動が加えられることによる歯みがき効果やマッサージ効果が得られ、使用者に爽快な使用感を提供することができる。
さらに、本実施形態で説明した電源供給制御プログラムにおいては、偏心モータ34の駆動状態を、いわゆる1/fゆらぎと称される状態としているが、所定の振動出力を所定の周期で繰り返す駆動状態にしたり、偏心モータ34の振動出力および駆動周期を所定の範囲内においてランダムな状態で作動させるようにしてもよい。
さらには、マウスピース10に電磁波受信手段およびコンバータを配設し、本体部20に電磁波送信手段およびコンバータを配設させることによりマウスピース10と本体部20とをワイヤレス構造にしてもよい。
このようなマウスピース10と本体部20のワイヤレス構造について詳細する。まず、本体部20に収容されたバッテリ24の電力は、本体部20のコンバータにより電磁波に変換される。次に、本体部20のコンバータによって変換された電磁波は、本体部20の電磁波送信手段によりマウスピース10の電磁波受信手段に送信される。そして、マウスピース10の電磁波受信手段が受信した電磁波は、マウスピース10のコンバータにより電力に変換される。このようにマウスピース10と電源を収容した本体部20とがワイヤレス構造であっても、本体部20のバッテリ24の電力をマウスピース10の発熱体(熱電対30または面状発熱体31)および振動発生体(偏心モータ34)にそれぞれ供給することができる。
また、第1実施形態および第2実施形態と、歯のホワイトニング処理方法の実施形態においてそれぞれ説明した構成を適宜組み合わせた構成を採用することも本願発明の技術的範囲に属する。
12,22 電源コード
12A,22A 端部
14 突起
20 本体部
24 バッテリ
26 電源供給制御部
30 熱電対
31 面状発熱体
31A 電源端子
32 形状保持体
32A 取付部
32B 湾曲部
32C 筒状体
34 偏心モータ
100 ホワイトニング補助機器
Claims (8)
- 発熱体と振動発生体が内蔵され、歯と当接する部分に複数の突起が形成されてなるマウスピースと、
前記発熱体および前記発生振動体に電源を供給する電源装置と、前記発熱体の発熱温度および前記振動発生体の動作をそれぞれ制御する制御部を具備する本体部と、
を有することを特徴とするホワイトニング補助機器。 - 前記マウスピースには、前記マウスピースの形状を維持するための形状保持体が埋設されていて、当該形状保持体が前記発熱体の熱伝導体を兼ねていることを特徴とする請求項1記載のホワイトニング補助機器。
- 前記形状保持体が、前記振動発生体からの振動伝達体を兼ねていることを特徴とする請求項1または2記載のホワイトニング補助機器。
- 前記発熱体は、前記形状保持体の先端部に配設されていることを特徴とする請求項2または3記載のホワイトニング補助機器。
- 前記発熱体が面状発熱体に形成されていて、前記形状保持体と一体形成されていることを特徴とする請求項2または3記載のホワイトニング補助機器。
- 請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載のホワイトニング補助機器を用いた歯のホワイトニング処理方法であって、
ホワイトニング処理溶液を口に含む工程と、
前記マウスピースを口に装着する工程と、
前記発熱体により、前記ホワイトニング処理溶液を活性化させる工程と、
前記振動発生体により、歯の表面にマッサージを行うと共に、前記ホワイトニング処理溶液を口の中で撹拌する工程と、
を有していることを特徴とする歯のホワイトニング処理方法。 - 前記発熱体により前記ホワイトニング処理溶液を活性化させる工程と、前記振動発生体により、歯の表面にマッサージを行うと共に、前記ホワイトニング処理溶液を口の中で撹拌させる工程とを、同時に行うことを特徴とする請求項6記載の歯のホワイトニング処理方法。
- 前記ホワイトニング処理溶液は、分割ポリリン酸溶液であることを特徴とする請求項6または7記載の歯のホワイトニング処理方法。
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