JP2012186681A - シャッター眼鏡、及び画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像面に対する視聴位置が変わっても、質の高い立体画像が鑑賞できるシャッター眼鏡、及び画像表示システムを提供する。
【解決手段】シャッター眼鏡1は、入射光を透過させる開状態と、入射光を遮断する閉状態と、を切り替え可能なシャッター部材2a,2bを、右眼に対応する位置と左眼に対応する位置とに配置する。シャッター部材2a,2bが開状態の時の光を透過する領域を調整可能に構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャッター眼鏡、及び画像表示システムに関する。
従来、例えば、特許文献1に記載されているように、シャッター眼鏡を用いた立体画像表示システムが知られていた。
この画像表示システムでは、人間の左右の視差に対応した右眼用画像と左眼用画像を交互に画像表示装置に表示し、右眼用画像と左眼用画像の表示タイミングと対応して右眼側、左眼側のシャッターが開閉するシャッター眼鏡を装着して画像を視ることで立体画像を視認するものである。
また、特許文献2に記載の偏光眼鏡には開口部を制限する構成が開示されている。
特開2010−62767号公報 特開平3−48810号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシャッター眼鏡は、シャッターが開の状態ではシャッターの全面が光を透過する状態になってしまう。図10に示すように、シャッター眼鏡101のシャッター部材102bの全面が光を透過する状態になったとき、視聴者が画像表示装置110の画像面111から離れた位置にいると、画像面111の外側の領域(図に矢印で示す)が視野に入ってしまう。
この画像面111の外側の領域では立体画像は表示されず、この部分に視点が合うと、画像面111の立体感が損なわれてしまう。その為、良好な立体感を味わうには常に画像面111に視点が合うように意識する必要がある。
特許文献2に記載の眼鏡は、開口部を制限する為の別部材を使用し、なおかつ、制限された開口部に合わせて視聴者が適切な視聴位置に移動することを推奨している。つまり、特許文献2のシステムでは、良好な視聴が可能な場所は、画像表示装置と、眼鏡の開口部を制限する部材によって決定され、視聴者はそれに合った場所に移動しなければならない、という不自由を強いられることになる。
本発明の目的は、画像面に対する視聴位置が変わっても、質の高い立体画像が鑑賞できるシャッター眼鏡、及び画像表示システムを提供する。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るシャッター眼鏡は、入射光を透過させる開状態と、入射光を遮断する閉状態と、に切り替え可能なシャッター部材を、右眼に対応する位置と、左眼に対応する位置と、に配置したシャッター眼鏡であって、前記シャッター部材における前記開状態の時の前記入射光が透過する透過領域を調整可能であることを特徴とする。
本適用例によれば、シャッター眼鏡の開状態における透過領域を調整可能にしたため、画像面に対する視聴位置が変わっても、画像面が適切に視野に入るよう調整することができる。従って、視聴者が特に視点位置を意識的しなくとも、立体画像を表示した画像面が適切に視野に入り良好な立体感を得ることができるシャッター眼鏡を提供することができる。
[適用例2]上記適用例に係るシャッター眼鏡は、前記透過領域の、少なくとも形状、大きさ、位置のいずれか1つを調整可能であることを特徴とする。
本適用例によれば、透過領域の種種の領域情報を調整可能としたため、幅広い視聴環境で良好な立体感を得られるシャッター眼鏡を提供することができる。
[適用例3]上記適用例に係るシャッター眼鏡は、前記右眼に対応する前記透過領域と、前記左眼に対応する前記透過領域と、を同時に調整可能であることを特徴とする。
本適用例によれば、左右の透過領域を同時に調整可能としたため、両眼の調整を簡便に行うことができる。
[適用例4]上記適用例に係るシャッター眼鏡は、前記右眼に対応する前記透過領域と、前記左眼に対応する前記透過領域と、をそれぞれ独立に調整可能であることを特徴とする。
本適用例によれば、左右の透過領域を独立に調整可能としたため、左右の微妙な違いにも対応することができる。
[適用例5]上記適用例に係るシャッター眼鏡は、前記透過領域の少なくとも形状、大きさ、位置のいずれか1つを規定する領域情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段で記憶された領域情報を選択操作する操作手段と、を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、領域情報を記憶し選択可能としたため、簡便な選択操作により透過領域の調整をすることができる。
[適用例6]上記適用例に係るシャッター眼鏡は、外部機器と通信して前記領域情報を取得する通信手段と、取得した前記領域情報を記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、通信手段により領域情報を取得可能としたため、より自由度の高い透過領域の調整をすることができる。
[適用例7]上記適用例に係るシャッター眼鏡は、該シャッター眼鏡から、該シャッター眼鏡を介して視聴する画像面までの距離を測定する距離測定装置を備え、前記距離測定装置の測定結果に応じて、前記透過領域を調整することを特徴とする。
本適用例によれば、測距結果に基づき透過領域を調整するようにしたため、視聴位置が変わった時に、自動で透過領域を調整することができる。
[適用例8]本適用例に係る画像表示システムは、上記に記載のシャッター眼鏡と、右眼用の画像と左眼用の画像を時分割で交互に表示する画像表示装置と、を備える画像表示システムであって、前記画像表示装置は、前記透過領域の領域情報を生成する情報生成手段と、生成された前記領域情報を送信する情報送信手段と、を備え、前記シャッター眼鏡は、前記情報送信手段から送信された前記領域情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段で受信された領域情報に応じて、前記シャッター眼鏡の透過領域を設定する領域設定手段と、を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、シャッター眼鏡の透過領域の領域情報の調整を画像表示装置の画面や操作部材を利用して行うので、より使いやすいユーザーインターフェイスを提供することができる。
実施形態1に係るシャッター眼鏡を用いた画像表示システムの概略図。 (a)〜(c)は、実施形態1に係るシャッター眼鏡の透過領域形状の例を示す図。 実施形態1に係るシャッター眼鏡の制御ユニットの構成図。 実施形態1に係るシャッター眼鏡の領域情報を調整するフロー図。 (a)〜(c)は、実施形態1に係るシャッター眼鏡の調整対象選択モード時の動作を示す図。 実施形態2に係るシャッター眼鏡の制御ユニットの構成図。 実施形態2に係るシャッター眼鏡の調整フローを示す図。 変形例1に係る画像表示装置の調整画面を示す図。 画像表示装置としてプロジェクターを用いた場合を示す図。 従来のシャッター眼鏡を用いた画像表示システムの概略図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度を実際とは異ならせしめている。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るシャッター眼鏡を用いた画像表示システムであり、画像表示装置10とシャッター眼鏡1により構成される。
図1では画像表示装置10として直視型のテレビを例に示しており、立体画像を表示する画像面11と画像面を支持する枠体12、シャッター眼鏡1に信号を送信する送信ユニット13、画像データの入力、及び処理を行なう処理ブロック(図示しない)などから構成されている。
画像表示装置10は画像面11に、左右の視差に対応した右眼用画像と左眼用画像を時分割で交互に表示すると共に、左右の画像に対応したシャッターの制御信号を送信ユニット13からシャッター眼鏡1に送信する。
シャッター眼鏡1は、左眼用のシャッター部材2aと右眼用のシャッター部材2b、シャッター動作の制御ユニット3、耳に装着する為のつる4などから構成される。
シャッター部材2a、2bは、入射する光を透過する開状態と、入射する光を遮断する閉状態と、が切換可能である。
使用するシャッター部材の一例としては、液晶シャッターがある。
制御ユニット3は受信器25(後述する)により受信した画像表示装置10からのシャッターの制御信号に基づいて左右のシャッター部材2a、2bの開閉状態を制御する。
シャッター眼鏡1を装着して画像表示装置10を視聴することで、画像表示装置10に表示された右眼用画像、左眼用画像の表示状態に対応して左右のシャッター部材2a、2bの開閉状態が制御され、右眼用画像が視聴者の右眼に、左眼用画像が視聴者の左眼に透過し、視聴者は立体感のある画像として視認することができる。
図1は右眼用の画像を視る状態を表しており、左眼用のシャッター部材2aが閉状態、右眼用のシャッター部材2bが開状態にある。この時、右眼用のシャッター部材2bは開状態であるが、視聴者の視野が画像面11にほぼ一致するように調整された領域だけが光を透過する状態に制御されている。
図2に透過領域を調整する形状の例を示す。代表的なものとして(a)の円、(b)の楕円、(c)の四角があるが、本発明はこの形状に限定されるものでは無く、例えば、洋ナシ形のような非対称の形状を持ったものも考えられる。
これらの形状は、記憶手段である後述するメモリー22に予め保存しておく、また、受信器25を通して画像表示装置10から受信してもよい。
制御ユニット3の構成を図3に示す。制御ユニット3は、制御全体を管理するCPU21、記憶手段であるメモリー22、画像表示装置10からの信号を受信する受信器25、操作パネル26、左右の液晶シャッターを駆動するドライバー23a、23b、そして、これら回路を駆動する電源ブロック(図示しない)などにより構成され、受信器25で受信した信号に基づきドライバー23a、23bを制御することで、シャッター部材2a、2bの開閉状態を制御する。
メモリー22には、CPU21の動作を規定するプログラムや各種データの他、シャッター部材2a、2bの開状態における透過領域を規定する領域情報を記憶する。領域情報は透過領域の形状、サイズ、位置などの情報を含み、操作パネル26により調整され、メモリー22に記憶された内容を更新する。メモリー22に記憶された領域情報に基づきドライバー23a,23bを制御することで、シャッター部材2a、2bの透過領域を調整することができる。
操作パネル26にはスイッチSW1、SW2、SW3が備えられ、押下することで各種の調整、または選択を行なうことができる。
図4に操作パネル26を用いて領域情報を調整するフローを示す。
調整項目としては、調整対象、透過領域の形状、透過領域のサイズ、透過領域の上下位置、透過領域の左右位置について示す。
図4に示すように、スイッチSW1を押下することで、調整対象選択処理モード(ステップS41)になる。この状態では、左右のシャッター部材2a,2bの透過領域を同時に調整するか、右のシャッター部材2bのみ、又は左のシャッター部材2aのみを調整するかを選択する。
調整対象選択処理モード時(ステップS41)のシャッター眼鏡1の動作を図5に示す。調整対象選択処理モードに入ると、図5(a)のように、現在設定されている透過領域状態で左右のシャッター部材2a,2bが開閉を繰り返す点滅状態にさせる。図5(a)の状態でスイッチSW1を押下すると、左右のシャッター部材2a,2bを同時に調整するモードに設定して、次の透過領域の形状選択処理モード(ステップS42)に進む。
図5(a)の状態でスイッチSW2を押下すると、図5(b)のように、左のシャッター部材2aは閉状態で、右のシャッター部材2bだけが現在設定されている透過領域状態で点滅する。図5(b)の状態でスイッチSW1を押下すると右のシャッター部材2bだけを調整するモードに設定して、次の透過領域の形状選択処理モード(ステップS42)に進む。
図5(b)の状態でスイッチSW2を押下すると、図5(c)のように、右のシャッター部材2bは閉状態で、左のシャッター部材2aだけが現在設定されている透過領域状態で点滅する。図5(c)の状態でスイッチSW1を押下すると左のシャッター部材2aだけを調整するモードに設定して、次の透過領域の形状選択処理モード(ステップS42)に進む。
尚、上記例では、スイッチSW2を押下することで、図5の(a)→(b)→(c)の順に移動したが、スイッチSW3を押下することで、逆順の(a)→(c)→(b)で移動する。
また、この調整対象選択処理モード(ステップS41)で選択された左右のシャッター部材2a,2bの閉、又は点滅の表示形態は以降の設定、調整処理に引き継がれる。
次に、透過領域の形状選択処理モード(ステップS42)では、スイッチSW2、SW3を押下する毎に、点滅しているシャッターの透過領域の形状が順次切り替わる。希望の形状が表示された状態でスイッチSW1を押下すると、その形状を選択して透過領域のサイズ調整処理モード(ステップS43)に進む。
透過領域のサイズ調整処理モード(ステップS43)では、スイッチSW2を押下する毎に、点滅しているシャッター部材2a乃至2bの透過領域が大きくなり、スイッチSW3を押下する毎に、点滅しているシャッター部材2a乃至2bの透過領域が小さくなる。所望のサイズになった状態でスイッチSW1を押下すると、そのサイズに確定して透過領域の上下位置調整処理モード(ステップS44)に進む。
透過領域の上下位置調整処理モード(ステップS44)では、スイッチSW2を押下する毎に、点滅しているシャッター部材2a乃至2bの透過領域が上へ移動し、スイッチSW3を押下する毎に、点滅しているシャッター部材2a乃至2bの透過領域が下に移動する。所望の位置になった状態でスイッチSW1を押下すると、その位置に確定して透過領域の左右位置調整処理モード(ステップS45)に進む。
透過領域の左右位置調整処理モード(ステップS45)では、スイッチSW2を押下する毎に、点滅しているシャッター部材2a乃至2bの透過領域が、シャッター部材2aの一端と、シャッター部材2bの一端と、が対向して隣接している内側方向へ移動し、スイッチSW3を押下する毎に、点滅しているシャッター部材2a乃至2bの透過領域が、内側方向と反対方向となる外側に移動する。所望の位置になった状態でスイッチSW1を押下すると、その位置に確定して終了処理モード(ステップS46)に進む。
終了処理モード(ステップS46)ではシャッター眼鏡1を、画像表示装置10からの信号に基づいた動作に復帰させる。
以上述べたように、本実施形態のシャッター眼鏡1によれば、以下の効果がある。
本実施形態のシャッター眼鏡1によれば、シャッター眼鏡1の透過領域を調整可能に構成したので、画像面11に対する視聴位置が変わっても、適切な視野を設定でき、視聴時に意識的に視点を合わせることなく、良好な立体画像を鑑賞することができる。
本実施形態のシャッター眼鏡1によれば、透過領域の種種の領域情報を調整可能としたため、幅広い視聴環境で良好な立体感を得られるシャッター眼鏡1を提供することができる。
本実施形態のシャッター眼鏡1によれば、左右の透過領域を同時に調整可能としたため、両眼の調整を簡便に行うことができる。
本実施形態のシャッター眼鏡1によれば、左右の透過領域を独立に調整可能としたため、左右の微妙な違いにも対応することができる。
本実施形態のシャッター眼鏡1によれば、領域情報を記憶し選択可能としたため、簡便な選択操作により透過領域の調整をすることができる。
本実施形態のシャッター眼鏡1によれば、通信手段により領域情報を取得可能としたため、より自由度の高い透過領域の調整をすることができる。
(実施形態2)
図6は、実施形態2に係る、シャッター眼鏡1の制御ユニット3の構成図、図7は調整フロー図である。本実施形態に係るシャッター眼鏡1について、これらの図を参照して説明する。尚、実施形態1と同一の構成部位については、同一番号を使用し、重複する説明は省略する。
本実施形態では、図6に示すように実施形態1に対し、シャッター眼鏡1の制御ユニット3に測距センサー61を追加している。測距センサー61は視聴者がシャッター眼鏡1を装着して画像面11を視聴する際に、シャッター眼鏡1と画像面11との間の距離を測定するようシャッター眼鏡1の前面に設置する。測距センサー61としては、赤外線や超音波を照射してその反射波を検出するアクティブ方式のセンサーが考えられる。
制御ユニット3では、メモリー22に、距離に対応する領域情報を記憶しておくことで、測距センサー61で測定した画像面11からの距離に応じて自動的にシャッター部材2a、2bの透過領域を調整できる。調整内容は、図4のフローで調整する全ての項目でも、またその一部でも良く、最良の立体感が得られるように事前に調整しておくことが望ましい。例えば、距離が近いときは形状を「楕円」に設定し、距離が遠いときは「円」に変更する、などの調整が可能になる。
図7は図6の制御ユニット3を用いた場合の調整フローを示す。
スイッチSW1の押下により、まず調整法選択処理を行う(ステップS71)。調整法は測距センサー61の測定値に基づいてシャッターの透過領域を自動で決定する「オート」モードと、図4のフローに従って設定を行う「マニュアル」モードを選択する。
調整法選択処理(ステップS71)では、スイッチSW2、SW3の押下毎に、左右のシャッター部材2a、2bが全開、全閉を交互に繰り返す。全開の状態でスイッチSW1を押下すると「オート」モードを選択、全閉の状態でスイッチSW1を押下すると「マニュアル」モードを選択として判断処理(ステップSS72)に進む。
判断処理(ステップS72)では「オート」モードか否かを判断する。「オート」モードであれば(ステップS72:Yes)調整処理を終了してステップS74に進みフローを終了する。
または、「マニュアル」モードであれば(ステップS72:No)マニュアル調整処理(ステップS73)に進む。マニュアル調整処理(ステップS73)は図4のフローと一致する為ここでは省略する。
マニュアル調整処理(ステップS73)終了後、ステップS74に進みフローを終了する。
以上述べたように、本実施形態に係るシャッター眼鏡1によれば、画像面11とシャッター眼鏡1の距離を測定し、自動でシャッターの透過領域を調整できるので、視聴位置を変更した時に煩わしい調整作業無く、最良の立体感を得ることができる。
(変形例1)
図8は変形例1として、シャッター部材2a、2bの透過領域を規定する領域情報の調整を画像表示装置10上で行う場合の、メニュー画面の構成を示す。
まず、図4、図7のフローで調整した内容を、画像面11上にOSD(オンスクリーンディスプレイ)で表示する。そして画像表示装置10に付属しているリモートコントローラー(リモコン)などの操作部材を用いて調整の操作をする。
操作部材で調整された領域情報は、送信ユニット13を通してシャッター眼鏡1に送信されるので、実際の画像面11とシャッター眼鏡1の調整状態の両方を確認しながら調整作業を進めることができる。
尚、「形状」の項目に、図4には無い「外部」の項目を設けたが、これは予め用意された形状以外に、コンピューターなどで作成した形状データをメモリー装置や通信装置を用いて画像表示装置10に取り込んで利用するもので、より自由度の高い透過領域を指定することができる。
以上述べたように、本変形例に係る画像表示装置10とシャッター眼鏡1によれば、画像表示装置10に表示されたメニューを用いてシャッター部材2a、2bの透過領域が調整できるので、シャッター眼鏡1単独で調整するよりも視認性が高く、操作性を向上させることができる。更に、コンピューターなどで作成した形状データの利用などが可能になり、視聴者の視聴環境や体格、嗜好に応じて、より自由度の高い調整が可能となる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上述では画像表示装置10として、直視型のテレビを例に説明をしてきたが、本発明は画像表示装置の形態に制約されるものでは無い。図9に投射型のプロジェクター91を用いた場合の構成を示す。この場合、画像面11がプロジェクター91の投射面92に対応する他は上記実施形態となんら変わることは無い。
また、シャッター部材2a,2bとして液晶シャッターを想定して説明を行ったが、これに限らず、入射光の透過及び遮断を切り替えできる部材であれば、他の部材を用いることもできる。
更に、透過領域の領域情報として、形状、サイズ、位置を例に説明を行ったが、形状を部分的に変形させる調整や、透過領域と遮光部の境界処理の調整(例えばグラデーション)などを含めても良い。
1…シャッター眼鏡、2a,2b…シャッター部材、3…制御ユニット,10…画像表示装置、11…画像面、12…枠体、13…送信ユニット、21…CPU、22…メモリー、25…受信器、26…操作パネル、61…測距離センサー。

Claims (8)

  1. 入射光を透過させる開状態と、入射光を遮断する閉状態と、に切り替え可能なシャッター部材を、右眼に対応する位置と、左眼に対応する位置と、に配置したシャッター眼鏡であって、
    前記シャッター部材における前記開状態の時の前記入射光が透過する透過領域を調整可能であることを特徴とするシャッター眼鏡。
  2. 請求項1に記載のシャッター眼鏡であって、
    前記透過領域の、少なくとも形状、大きさ、位置のいずれか1つを調整可能であることを特徴とするシャッター眼鏡。
  3. 請求項1に記載のシャッター眼鏡であって、
    前記右眼に対応する前記透過領域と、前記左眼に対応する前記透過領域と、を同時に調整可能であることを特徴とするシャッター眼鏡。
  4. 請求項1に記載のシャッター眼鏡であって、
    前記右眼に対応する前記透過領域と、前記左眼に対応する前記透過領域と、をそれぞれ独立に調整可能であることを特徴とするシャッター眼鏡。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシャッター眼鏡であって、
    前記透過領域の少なくとも形状、大きさ、位置のいずれか1つを規定する領域情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段で記憶された領域情報を選択操作する操作手段と、を備えることを特徴とするシャッター眼鏡。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシャッター眼鏡であって、
    外部機器と通信して前記領域情報を取得する通信手段と、取得した前記領域情報を記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とするシャッター眼鏡。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のシャッター眼鏡であって、
    該シャッター眼鏡から、該シャッター眼鏡を介して視聴する画像面までの距離を測定する距離測定装置を備え、前記距離測定装置の測定結果に応じて、前記透過領域を調整することを特徴とするシャッター眼鏡。
  8. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のシャッター眼鏡と、右眼用の画像と左眼用の画像を時分割で交互に表示する画像表示装置と、を備える画像表示システムであって、
    前記画像表示装置は、前記透過領域の領域情報を生成する情報生成手段と、生成された前記領域情報を送信する情報送信手段と、を備え、
    前記シャッター眼鏡は、前記情報送信手段から送信された前記領域情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段で受信された領域情報に応じて、前記シャッター眼鏡の透過領域を設定する領域設定手段と、を備えることを特徴とする画像表示システム。
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