JP2012172806A - Chain guide and chain tensioner device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、無端状に架け渡されたチェーンを押圧してチェーンに弛みが生じないように張力を付与するチェーンガイドおよびチェーンテンショナ装置に関するものである。 The present invention relates to a chain guide and a chain tensioner device that apply tension to a chain that is stretched endlessly so that the chain is not slackened.
チェーンテンショナ装置は、駆動スプロケットと従動スプロケットに無端状に架け渡されたチェーンの途中部分に、チェーンに接触するチェーンガイドを設置し、チェーンガイドの少なくとも一つをチェーンの走行方向と略直角方向に押し付けることによって、高速で走行するチェーンに弛みが生じないように張力を付与するものであり、エンジンの動弁駆動装置のタイミングチェーン等に使用されている。 In the chain tensioner device, a chain guide that contacts the chain is installed in the middle of the chain spanned endlessly between the drive sprocket and the driven sprocket, and at least one of the chain guides is set substantially perpendicular to the traveling direction of the chain. By applying pressure, tension is applied so that slack does not occur in a chain that travels at high speed, and it is used in a timing chain of an engine valve drive device.
チェーンガイドは、チェーンと接触しながら案内するものであるから、チェーンとの間で摩擦による摺動抵抗が発生し、騒音やメカニカルロスが大きくなるという問題が生じる。 Since the chain guide is guided while being in contact with the chain, there arises a problem that sliding resistance due to friction is generated between the chain guide and noise and mechanical loss increase.
このチェーンガイドの騒音やメカニカルロスを抑制する技術として、特許文献1あるいは特許文献2に記載のものが知られている。これらの文献に記載のチェーンガイドは、チェーンの走行方向に沿って湾曲形状に形成され、チェーンと接触する摺動面部にローラを配設し、高速で走行するチェーンをローラが転がりながら押圧することによって、摺動抵抗を減少させるものである。
As a technique for suppressing the noise and mechanical loss of the chain guide, those described in
ところで、これらの文献に記載されたチェーンガイドにおいては、チェーンとローラとは強い摩擦力で接触するため、チェーンと接触するローラの強度向上と共に、摺動抵抗の軽減が要求される。 By the way, in the chain guide described in these documents, since the chain and the roller come into contact with each other with a strong frictional force, it is required to improve the strength of the roller in contact with the chain and reduce the sliding resistance.
また、チェーンガイドは、チェーンと高速で接触するため、低騒音で、振動の少ないということも要求される。 In addition, since the chain guide contacts the chain at a high speed, it is also required that the chain guide be low noise and have little vibration.
この発明は、上記の課題を解決するために、チェーンとの接触面の強度が高くて摺動抵抗が小さく、高速で走行するチェーンが接触しても摩耗しにくく、しかも低騒音で、振動の少ないチェーンガイド並びにそれを用いたチェーンテンショナ装置を提供することを課題とする。 In order to solve the above problems, the present invention has high strength of the contact surface with the chain and low sliding resistance. It is an object to provide a small number of chain guides and a chain tensioner device using the same.
前記の課題を解決するために、この発明は、無端状に架け渡されたチェーンと接触する複数のローラと、この複数のローラの支持軸の両端を支持するチェーンの走行方向に沿って設けられた対向する側板部材とからなるチェーンガイドにおいて、前記ローラを、前記支持軸と、この支持軸の外周面に設けられた外輪を備える針状ころ軸受と、この外輪の外周に被せられた、チェーンに接触する鉄製外環とによって構成したことを特徴とするものである。 In order to solve the above-described problems, the present invention is provided along the traveling direction of a plurality of rollers that contact an endlessly spanned chain and a chain that supports both ends of the support shafts of the plurality of rollers. In the chain guide composed of the opposing side plate members, the roller is a chain that covers the support shaft, a needle roller bearing that includes an outer ring provided on an outer peripheral surface of the support shaft, and an outer periphery of the outer ring. It is characterized by comprising an iron outer ring in contact with.
前記針状ころ軸受は、両端に内向きの鍔部を有する鋼製の外輪と、この外輪内に組込まれる保持器付きのころとからなるものを使用することができる。 As the needle roller bearing, there can be used a roller comprising a steel outer ring having inward flanges at both ends and a roller with a cage incorporated in the outer ring.
前記鋼製の外輪は、プレス成形によって形成されるが、削り出し成形によって形成してもよい。 The steel outer ring is formed by press molding, but may be formed by cut-out molding.
前記鉄製外環の硬度は、高速で走行するチェーンが接触しても摩耗しにくいように、チェーンの硬度よりも高いものを使用することが好ましい。 It is preferable that the iron outer ring has a hardness higher than that of the chain so that it does not easily wear even when a chain running at high speed comes into contact.
前記鉄製外環の材質としては、例えば、SUJ2、SCM等の硬化処理が行えるものが好ましい。 As the material for the iron outer ring, for example, a material that can be cured, such as SUJ2 or SCM, is preferable.
硬化処理は、耐久性の点から、硬化深さを0.05μm以上にすることが好ましい。 From the viewpoint of durability, the curing treatment preferably has a curing depth of 0.05 μm or more.
前記鉄製外環の肉厚は、変形を防止、強度を向上させるために、1mm以上が好ましい。 The thickness of the iron outer ring is preferably 1 mm or more in order to prevent deformation and improve strength.
前記鉄製外環の母線形状は、チェーンとの点接触による局部高面圧を避けるために、太鼓状又はストレート形状が望ましい。 The bus outer shape of the iron outer ring is preferably a drum shape or a straight shape in order to avoid local high surface pressure due to point contact with the chain.
前記鉄製外環の表面には、潤滑油の保持性能を向上させるために、微小な凹凸を形成することが好ましい。 It is preferable to form minute irregularities on the surface of the iron outer ring in order to improve the lubricating oil retention performance.
また、前記鉄製外環の表面は、窒化処理を施して強度を向上させてもよい。 Further, the surface of the iron outer ring may be subjected to nitriding treatment to improve the strength.
前記鉄製外環の真円度は、振動を軽減し、静粛性を図るために、20μm以下が望ましい。 The roundness of the iron outer ring is preferably 20 μm or less in order to reduce vibration and achieve quietness.
この発明に係るチェーンガイドを、無端状に架け渡されたチェーンの途中部分に、少なくとも2個配置し、一個のチェーンガイドを、一端側が回転軸によって支持され、他端側が押圧装置によって揺動してチェーンに張力を付与するように構成し、他の一個のチェーンガイドを、両端が固定されてチェーンに押し付けられるように構成することにより、メカニカルロスの少ない優れたチェーンテンショナ装置にすることができる。 At least two chain guides according to the present invention are arranged in the middle of an endlessly spanned chain, and one chain guide is supported at one end by a rotating shaft and the other end is swung by a pressing device. By constructing so that tension is applied to the chain and one other chain guide is configured so that both ends are fixed and pressed against the chain, an excellent chain tensioner device with less mechanical loss can be obtained. .
この発明のチェーンガイドは、ローラのチェーンと接触する部分が、鉄製外環であるため、強度が高く、高速で走行するチェーンが接触しても摩耗しにくい。また、鉄製外環と支持軸の間には、針状ころ軸受が配置されているので、摺動抵抗が小さく、また、鋼製の外輪の外周に鉄製外環が嵌められているので、真円度が高く、低騒音で、振動も少ない。 In the chain guide of the present invention, the portion of the roller that comes into contact with the chain is an iron outer ring. Therefore, the chain guide has high strength and is not easily worn even when the chain running at high speed comes into contact. In addition, since a needle roller bearing is disposed between the iron outer ring and the support shaft, the sliding resistance is small, and since the iron outer ring is fitted on the outer periphery of the steel outer ring, High circularity, low noise, and little vibration.
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。 Embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the drawings, the same or corresponding parts are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will not be repeated in order to avoid duplication of description.
この発明の実施形態にかかるチェーンガイドは、例えば、エンジンの動弁駆動系のタイミングチェーンに張力を付与するために使用される。 The chain guide according to the embodiment of the present invention is used, for example, to apply tension to a timing chain of an engine valve drive system.
タイミングチェーン1は、図9に示すように、クランク軸に取付けられるクランクスプロケット2と、動弁機構の第1カムシャフトに取り付けられる第1カムスプロケット3及び第2カムシャフトに取り付けられる第2カムスプロケット4の間に無端状に巻き掛けられている。
As shown in FIG. 9, the
クランクスプロケット2と第1カムスプロケット3間、及びクランクスプロケット2と第2カムスプロケット4の間のタイミングチェーン1には、それぞれタイミングチェーン1が緩まないように第1チェーンガイド5aと第2チェーンガイド5bを配設している。
The
第1チェーンガイド5aは、長手方向の一端側が回転軸6によってエンジンに回転自在に支持され、他端側を押圧装置7によって揺動するように構成され、タイミングチェーン1に張力を付与している。
The
第2チェーンガイド5bは、長手方向の両端が取付け軸8によってエンジンに対して固定され、張力が付与されたタイミングチェーン1が弛まないように案内している。
The
第1チェーンガイド5aと第2チェーンガイド5bは、第1チェーンガイド5aが押圧装置7によって揺動するのに対し、第2チェーンガイド5bが揺動しないでエンジンに対して固定される点で相違するのみで、タイミングチェーン1を案内する基本構造は同一であるので、以下、チェーンガイド5と総称して説明することにする。なお、チェーンガイド5は、チェーンレバーとも称される。
The
チェーンガイド5は、タイミングチェーン1に沿うように湾曲形状に形成された一対の側板部材9と、この側板部材間をつなぐ柱部材10を備える。
The
さらに、前記側板部材9の長手方向両端には、貫通孔11が設けられている。この貫通孔11に軸(図示しない)を挿入し、例えば、エンジンカバーの内壁に取り付けられる。
Furthermore, through
なお、前記第1チェーンガイド5aのように、長手方向の一端側を回転軸によってエンジンに回転自在に支持し、他端側を押圧装置7によって揺動させて、タイミングチェーン1に張力を付与する場合には、側板部材9の貫通孔11は、長手方向の一端側にのみ設ければよい。
Like the
第1チェーンガイド5aを押圧する押圧装置7は、バネやネジにより押圧するメカニカル方式のものでも、油圧による押圧する油圧式でもよい。
The
前記一対の側板部材9は、幅方向に所定の間隔を有し、側板部材9間にタイミングチェーン1と接触する複数のローラ12が配列される。このローラ12の配列は、湾曲形状の側板部材9に対して、均一なピッチでもよいし、タイミングチェーン1の走行方向の入口側にローラ12が多く配列されるように、ピッチを異ならせてもよい。
The pair of
側板部材9の対向壁面には、ローラ12の支持軸13の両端を支持する支持凹所14が設けられている。
On the opposing wall surface of the
支持凹所14は、図4、図5及び図6に示すように、前記タイミングチェーン1側の端面に開口する挿入凹所14aと、この挿入凹所14aに連続し、前記支持軸13の端部が嵌まる円弧形状の固定凹所14bとからなり、前記ローラ12の支持軸13の両端を、前記挿入凹所14aから前記固定凹所14b内に挿入して、前記側板部材9の両端を支持している。
As shown in FIGS. 4, 5, and 6, the
前記支持凹所14は、図5に示すように、側板部材9の湾曲形状に沿って複数配列され、支持凹所14と支持凹所14の間に柱部材10が配置されている。
As shown in FIG. 5, a plurality of the
前記挿入凹所14aは、図6の拡大図に示すように、開口部aが広く、固定凹所14bに至る位置まで徐々に狭くなって行くテーパ状に形成され、挿入凹所14aと固定凹所14bとが連なる位置の挿入口bの幅寸法が、円弧形状の固定凹所14bの径φより小さく形成されている。
As shown in the enlarged view of FIG. 6, the
前記円弧形状の固定凹所14bの径φは、前記支持軸13の径より小さく形成され、前記支持軸13が固定凹所14bに圧入固定されるようになっている。
A diameter φ of the arc-shaped
また、この支持凹所14は、図1及び図2に示すように、側板部材9に非貫通状態で形成されている。これにより、挿入された支持軸13の軸方向の移動が規制されている。
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the
前記側板部材9及び柱部材10は、この実施形態では、例えば、ジアミノンブタンとアジピン酸の重縮合によるポリマーであるポリアミド(PA)46やポリアミド(PA)66を用いた樹脂成形により一体に成形される。また、機械的強度を増すために、ガラス繊維や炭素繊維をPA46、PA66に複合させたものを用いることもできる。
In this embodiment, the
側板部材9と柱部材10を樹脂で形成することにより、軽量化が図れる。また、側板部材9と柱部材10と形成する樹脂は、摩擦熱を放熱するために、高熱伝導性のものを用いることができる。
Weight reduction can be achieved by forming the
なお、側板部材9と柱部材10は、樹脂以外でも、例えば、アルミニウム、マグネシウムなどの軽金属を用いて鋳造やダイカストによって形成することもできる。
In addition, the
前記ローラ12は、図7に示すように、前記支持軸13と、鋼製の外輪12aを有する針状ころ軸受と、鋼製の外輪12aの外周面に被せられた、タイミングチェーン1と接触する鉄製外環12dとによって構成されている。
As shown in FIG. 7, the
前記針状ころ軸受は、両端に内向きの鍔部を有する鋼製の外輪12aと、この外輪12a内に組込まれる保持器12b付きのころ12cとからなるシェル型のラジアル針状ころ軸受である。シェル型にすることにより、低コスト化および軽量化を図ることができる。
The needle roller bearing is a shell-type radial needle roller bearing including a steel
前記外輪12aは、プレス成形あるいは削り出し成形によって形成することができる。
The
プレス成形によって外輪12aを形成する場合には、両端の内向きの鍔部は、保持器12bところ12cを組み込んだ後に、縁曲げ加工を行い、組立後に熱処理することが好ましい。
When the
また、鉄製外環12dの硬度は、タイミングチェーン1の硬度よりも高い方が摩耗を防止することができる。
Further, the higher the hardness of the iron
鉄製外環12dの材質としては、SUJ2、SCM等、熱処理により硬化処理が行えるものを使用している。
As the material of the iron
鉄製外環12dを熱処理によって硬化させる場合、硬化深さは0.05μm以上あることが好ましい。
When the iron
鉄製外環12dの表面には、潤滑油の保持性能を向上させるために、微小な凹凸を形成してもよい。
Minute irregularities may be formed on the surface of the iron
また、鉄製外環12dの表面は、窒化処理を施して強度を向上させてもよい。
Further, the surface of the iron
前記鉄製外環12dの表面の母線形状は、タイミングチェーン1との点接触による局部面圧を避けるために、太鼓状又はストレート形状が望ましい。
The generatrix shape on the surface of the iron
前記鉄製外環12dの真円度は、振動を軽減し、静粛性を図るために、20μm以下が望ましい。
The roundness of the iron
また、鉄製外環12dの肉厚は、1mm以上が強度的に好ましい。
The thickness of the iron
ころ12cは、保持器12bにより周方向に対して所定間隔に保持されている。保持器12bとしては、柱部の形状がV型をしているV型保持器を使用している。保持器12bを用いることにより、ころ12cのスキューを防ぐとともに、ころ12cの端面が外輪12aの鍔部と直接触れることを避け、また、側板部材9の摩耗を防ぐことができる。なお、保持器12bを用いない総ころ構造の転がり軸受で構成してもよい。
The
次に、ローラ12を対向する側板部材9に対して組み付けるには、まず、図5に示すように、支持軸13を嵌めたローラ12を用意する。そして、ローラ12の支持軸13の両端を、側板部材9の対向壁面に形成した支持凹所の挿入凹所14aに臨ませて、挿入凹所14a内に落とし込むことにより、挿入凹所14aから固定凹所14b内に挿入する。この実施形態では、開口部aは広く、挿入凹所14aはテーパ状に形成されているので、支持軸13を挿入する際には、容易に支持軸13を開口部aから挿入口bを経て円弧状の固定凹所14bに案内することができる。
Next, in order to assemble the
そして、前記の実施形態によれば、円弧状の固定凹所14bの径φは、支持軸13の径より小さく形成しているので、支持軸13は圧入されて固定凹所14bに取り付けられる。この結果、支持軸13の回転を抑制することができる。また、固定凹所14bに連なる挿入口bの幅は、円弧状の固定凹所14bの径φより小さく形成されているので、挿入口bが支持軸13の抜け止め機能をはたしている。更に、支持凹所14は側板部材9を非貫通状態で形成されているので、挿入される支持軸13の軸方向の移動を規制することができる。
According to the above embodiment, since the diameter φ of the arc-shaped
次に、対向する側板部材9の支持凹所14に、ローラ12の支持軸13を嵌め入れた状態で、図1、図3、図4及び図7に示すように、ローラ12の外周面の鉄製外環12dが、側板部材9の端面よりも低い。これにより、タイミングチェーン1が、鉄製外環12dに接触しながら側板部材9の対向壁面間で案内されて、走行するタイミングチェーン1が側板部材9の対向壁面から外れることを防止している。
Next, with the
また、前記ローラ12を構成する鉄製外環12dと側板部材9の端面までの高さは、図7に示すように、タイミングチェーン1を構成するプレート1aを連結する連結ピン1bの位置よりも低くすることが望ましい。鉄製外環12dと側板部材9の端面までの高さが、タイミングチェーン1を構成するプレート1aを連結する連結ピン1bの位置よりも高い位置にあると、連結ピン1bが側板部材9の対向壁面に当たるので、好ましくない。
Moreover, the height to the end surface of the iron
次に、図8は、この発明の他の実施形態のチェーンガイド5を示す横断面図である。この実施形態につき、上述した実施形態と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。この実施形態では、図8に示すように、支持軸13の中心部に油穴15を設け、タイミングチェーン1と反対側の位置に油が排出される排出穴15aを設ける。そして、側板部材9に油穴15と連なる穴16を設ける。このように、油穴15を設けることにより、軸受内部に油が供給できる。また、熱を逃がすこともできる。油穴15の排出穴15aの方向は、上記のように、タイミングチェーン1と反対方向にするのが好ましく、これにより、軸受け内部へ油の供給がスムーズに行われる。さらに、油穴15aにより支持軸13が中空になることにより、軽量化も図れる。
Next, FIG. 8 is a cross-sectional view showing a
また、この発明の各実施形態のチェーンガイド5は、エンジンのタイミングチェーンの他、様々な駆動チェーンに張力を付与することができ、しかもメカニカルロスを低減することができる。
Further, the
そして、この発明のチェーンガイド5を使用するチェーンテンショナ装置は、図9に示すように、一端の貫通孔11に回転軸6を挿通し、他端側を押圧装置7によって揺動する第1チェーンガイド5aと、両端が取付け軸8によってエンジンに対して固定した第2チェーンガイド5bとによって構成される。このチェーンテンショナ装置によれば、エンジンのタイミングチェーンのメカニカルロスの低減並びに軽量化が図られ、燃料消費率を向上させることができる。
As shown in FIG. 9, the chain tensioner device using the
なお、タイミングチェーン1は、ローラーチェーンでも、サイレントチェーンのいずれでも使用することができる。
The
また、以上の実施形態では、側板部材9と柱部材10とを一体に形成した例を示したが、両者を分割して別体に形成してもよい。
Moreover, although the example which formed the side-
この発明によるチェーンガイドは、エンジンなど駆動チェーンに張力を与える機構において有効に利用される。 The chain guide according to the present invention is effectively used in a mechanism for applying tension to a drive chain such as an engine.
1 タイミングチェーン
2 クランクスプロケット
3 第1カムスプロケット
4 第2カムスプロケット
5 チェーンガイド
5a 第1チェーンガイド
5b 第2チェーンガイド
6 回転軸
7 押圧装置
8 取付け軸
9 側板部材
10 柱部材
11 貫通孔
12 ローラ
12a 外輪
12b 保持器
12c ころ
12d 鉄製外環
13 支持軸
14 支持凹所
14a 挿入凹所
14b 固定凹所
15 油穴
15a 排出穴
16 穴
DESCRIPTION OF
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