JP2012165041A - 動画配信システム、動画配信方法、動画サーバ、端末装置及びコンピュータプログラム。 - Google Patents

動画配信システム、動画配信方法、動画サーバ、端末装置及びコンピュータプログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】動画と付加情報との同期をとるための基準となる情報を動画再生部が取得できない場合であっても、動画と付加情報とを同期させる。
【解決手段】動画変換サーバ30は、第一端末装置50において再生される動画のデータに関し、動画再生時間を第一端末装置50において取得するための同期情報を生成し第一端末装置50に送信する。コメント管理サーバ40は、コメント付与時間と動画再生時間とを対応付けて記憶しておき、対応付けられたコメント付与時間及び動画再生時間を第一端末装置50に送信する。第一端末装置50は、動画のデータを受信して動画の映像を再生する際に、再生される動画の動画再生時間と、コメント付与時間に対応付けられた動画再生時間とを同期情報に基づいて同期させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画と付加情報とを同期させるための技術に関する。
近年、パーソナルコンピュータや携帯端末へ向けた動画のストリーミング配信が行われている。また、動画の再生時間に対応してコメントの投稿を受け付け、動画とコメントとを再生時間に合わせて表示する技術も提案されている。例えば特許文献1には、ライブ配信とユーザ向けのコミュニケーション機能との連携をとる技術が開示されている。この技術では、配信されるライブ映像と、チャット参加者の端末から送信されるメッセージ情報とを、同じ画面上で指定されたレイアウトに同期して表示させている。
このようなサービスでは、動画とコメントとの間で同期がとれている必要がある。動画とコメントとの間で同期がとれていないとさまざまな問題が生じる。例えば、コメントの方が先に表示されてしまうことにより、動画の内容が先にコメントとして表示されてしまうような、いわゆるネタバレが発生することがある。また、動画の方が先に表示されてしまうことにより、コメントの内容に違和感が生じてしまうこともある。このような動画再生における同期に関する技術としては、いくつかの関連技術が開示されている。
特許文献2には、動画データと音声データとを別々に端末に配信し、端末側で同期させて再生する技術が開示されている。この技術では、動画データよりも音声データの方が端末側で早く取得されることに着目し、音声データの受信時刻と動画データの収録時刻とをマッチングして再生している。
特許文献3には、ストリーミングサーバから配信される動画と、コメントサーバから配信されるコメントとを端末で受信し表示する技術が開示されている。この技術では、ストリーミングサーバにおいて、動画を端末で表示する際の遅延時間を計測しコメントサーバに通知する。コメントサーバは、コメント受信時から遅延時間分経過したコメントを端末に配信することで、動画とコメントとを同期させる。
特許文献4には、ストリーミングサーバから配信される動画と付加情報サーバから配信される付加情報(コメントや、動画に関連する映像など)を端末で受信して表示する技術が開示されている。この技術では、配信される動画及び付加情報のそれぞれに送信時刻を付与する。そして、これらを再生する端末は送信時刻をマッチングして同期をとり動画を再生する。
特開2004−015750号公報 特開2004−128836号公報 特開2004−350178号公報 特開2006−157278号公報
ところで、ストリーミングコンテンツを再生するためのアプリケーションに関し、アプリケーションに搭載される動画再生部の仕様上の問題から、付加情報との同期をとるための基準となる情報をアプリケーションにおいて取得できないなどの制約が生じることがある。この場合、動画と付加情報との同期が困難になってしまうという問題があった。このような問題は、上記のいずれの関連技術によっても解決することはできなかった。
上記事情に鑑み、本発明は、動画と付加情報との同期をとるための基準となる情報を動画再生部が取得できない場合であっても、動画と付加情報とを同期させることを可能とする技術を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、動画のデータを配信する動画サーバと、前記動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報のデータを配信する付加情報サーバと、前記動画のデータ及び前記付加情報のデータを受信し出力する端末装置と、を備える動画配信システムであって、前記動画サーバは、前記動画のデータを前記端末装置に送信する動画送信部と、前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成部と、を備え、前記付加情報サーバは、前記付加情報と前記動画再生時間とを対応付けて記憶する付加情報記憶部と、対応付けられた前記付加情報及び前記動画再生時間を、前記端末装置に送信する付加情報送信部と、を備え、前記端末装置は、前記動画のデータを受信し、動画の映像を再生する動画再生部と、前記同期情報に基づいて、前記動画再生部によって再生される動画の前記動画再生時間と、前記付加情報に対応付けられた前記動画再生時間とを同期させる同期制御部と、を備える。
本発明の一態様は、上記動画配信システムであって、前記動画サーバは、前記動画のデータを複数の断片動画データに分割するデータ変換部をさらに備え、前記同期情報生成部は、前記断片動画データに関し、前記端末装置において前記動画再生時間を取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する。
本発明の一態様は、上記動画配信システムであって、前記同期情報生成部は、前記断片動画データのうち前記端末装置に最初に送信される断片動画データの前記動画再生時間に関する前記同期情報を生成し前記端末装置に送信する。
本発明の一態様は、上記動画配信システムであって、前記端末装置は、前記動画サーバに対し基準時刻を送信し、前記同期情報生成部は、前記端末装置において再生される動画に関し、前記基準時刻に基づいて算出される前記動画再生時間と、前記端末装置において実際に再生される動画の前記動画再生時間とのずれを前記同期情報として生成し送信する。
本発明の一態様は、上記動画配信システムであって、前記同期情報生成部は、前記動画の送信が開始された開始時刻と前記基準時刻との差を経過時間として算出し、前記端末装置において実際に再生される動画の前記動画再生時間と前記経過時間との差を前記同期情報として算出する。
本発明の一態様は、動画のデータを配信する動画サーバと、前記動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報と前記付加情報が出力されるタイミングとを対応付けて記憶する付加情報記憶部を備える付加情報サーバと、前記動画のデータ及び前記付加情報のデータを受信し出力する端末装置と、を備える動画配信システムが行う動画配信方法であって、前記動画サーバが、前記動画のデータを前記端末装置に送信する動画送信ステップと、前記動画サーバが、前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成ステップと、前記付加情報サーバが、前記付加情報記憶部に対応付けられた前記付加情報及び前記タイミングを、前記端末装置に送信する付加情報送信ステップと、前記端末装置が、前記動画のデータを受信し、動画の映像を再生する動画再生ステップと、前記端末装置が、前記同期情報に基づいて、前記動画再生ステップにおいて再生される動画の前記動画再生時間と、前記付加情報に対応付けられたタイミングを表す前記動画再生時間とを同期させる同期制御ステップと、を備える。
本発明の一態様は、動画サーバであって、動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報のデータを配信する付加情報サーバと、前記動画のデータ及び前記付加情報のデータを受信し出力する端末装置と、を備える動画配信システムであって、前記付加情報サーバは、前記付加情報と前記付加情報が出力されるタイミングとを対応付けて記憶する付加情報記憶部と、対応付けられた前記付加情報及び前記タイミングを前記端末装置に送信する付加情報送信部とを備え、前記端末装置は、前記動画のデータを受信し動画の映像を再生する動画再生部と、前記動画再生部によって再生される動画の前記動画再生時間と前記付加情報に対応付けられたタイミングを表す前記動画再生時間とを前記同期情報に基づいて同期させる同期制御部とを備える動画配信システム、に接続され、前記動画のデータを前記端末装置に送信する動画送信部と、前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成部と、を備える。
本発明の一態様は、端末装置であって、動画のデータを配信する動画サーバと、前記動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報のデータを配信する付加情報サーバと、を備える動画配信システムであって、前記動画サーバは、前記動画のデータを端末装置に送信する動画送信部と、前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成部とを備え、前記付加情報サーバは、前記付加情報と前記動画再生時間とを対応付けて記憶する付加情報記憶部と、対応付けられた前記付加情報及び前記動画再生時間を、前記端末装置に送信する付加情報送信部とを備える動画配信システム、に接続され、前記動画のデータを受信し、動画の映像を再生する動画再生部と、前記同期情報に基づいて、前記動画再生部によって再生される動画の前記動画再生時間と、前記付加情報に対応付けられた前記動画再生時間とを同期させる同期制御部と、を備える。
本発明の一態様は、動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報のデータを配信する付加情報サーバと、前記動画のデータ及び前記付加情報のデータを受信し出力する端末装置と、を備える動画配信システムであって、前記付加情報サーバは、前記付加情報と前記付加情報が出力されるタイミングとを対応付けて記憶する付加情報記憶部と、対応付けられた前記付加情報及び前記タイミングを前記端末装置に送信する付加情報送信部とを備え、前記端末装置は、前記動画のデータを受信し動画の映像を再生する動画再生部と、前記動画再生部によって再生される動画の前記動画再生時間と前記付加情報に対応付けられたタイミングを表す前記動画再生時間とを前記同期情報に基づいて同期させる同期制御部とを備える動画配信システム、に接続されたコンピュータに対し、前記動画のデータを前記端末装置に送信する動画送信ステップと、前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一態様は、動画のデータを配信する動画サーバと、前記動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報のデータを配信する付加情報サーバと、を備える動画配信システムであって、前記動画サーバは、前記動画のデータを端末装置に送信する動画送信部と、前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成部とを備え、前記付加情報サーバは、前記付加情報と前記動画再生時間とを対応付けて記憶する付加情報記憶部と、対応付けられた前記付加情報及び前記動画再生時間を、前記端末装置に送信する付加情報送信部とを備える動画配信システム、に接続されたコンピュータに対し、前記動画のデータを受信し、動画の映像を再生する動画再生ステップと、前記同期情報に基づいて、前記動画再生ステップにおいて再生される動画の前記動画再生時間と、前記付加情報に対応付けられた前記動画再生時間とを同期させる同期制御ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、付加情報との同期をとるための基準となる情報を動画再生部が取得できない場合であっても、動画と付加情報とを同期させることが可能となる。
動画配信システムのシステム構成を表すシステム構成図である。 動画配信サーバの構成を表す機能ブロック図である。 動画変換サーバの構成を表す機能ブロック図である。 コメント管理サーバの構成を表す機能ブロック図である。 コメント情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 第一端末装置の構成を表す機能ブロック図である。 表示部における表示の具体例を表す図である。 第一端末装置において動画データの配信を受ける際の動画配信システムの処理の流れを表すシーケンス図である。
図1は、動画配信システム10のシステム構成を表すシステム構成図である。まず、動画配信システム10の概略について説明する。なお、図1では動画配信システム10において生じる主要な通信を破線で示しているが、破線によって示される通信以外の通信も行われる。また、以下の説明では、第一端末装置50と第2端末装置60とをまとめて単に端末装置と表現することもある。
動画配信システム10は、動画配信サーバ20、動画変換サーバ30、コメント管理サーバ40、第一端末装置50、第二端末装置60を備える。各装置はネットワーク70を介して通信可能に接続されている。また、動画配信サーバ20と動画変換サーバ30とはネットワーク70とは異なる経路で通信を行うこともできる。
動画配信サーバ20は、動画データを生成し、所定のプロトコルによって複数の第二端末装置60に対してネットワーク70を介して配信する(R1)。動画配信サーバ20によって配信される動画データは、予め生成し保存されている動画データであっても良いし、生中継の映像を随時エンコードすることによって生成される動画データであっても良い。後者の場合、動画データはリアルタイムに視聴者に配信される。
動画変換サーバ30は、動画配信サーバ20によって用いられるプロトコルでは動画データの配信を受けることができない第一端末装置50に対して、動画データの配信を行う。具体的には、動画変換サーバ30は、動画配信サーバ20から動画データの配信を受け、動画データのフォーマットを変換し、動画配信サーバ20とは異なるプロトコルで第一端末装置50に対して動画データを配信する(R2)。
コメント管理サーバ40は、端末装置において動画データに同期して出力される付加情報を、動画データの配信を受ける各端末装置に対して配信する(R3、R4)。本実施形態では、付加情報の具体例としてコメントが配信される。コメントは、動画データの配信を受けている端末装置から寄せられる文字情報であり、コメントが寄せられた動画のタイミングに合わせて各端末装置において表示される。このように付加情報がコメントである場合には、コメント管理サーバ40は、端末装置からコメントの投稿を受け付ける(R3、R4)。上述したように、コメントは付加情報の一例にすぎず、付加情報は動画に関連した解説や画像や広告情報やウェブのURL(Uniform Resource Locator)を表すバーコードなどであっても良い。
第一端末装置50は、ユーザによって操作される装置であり、動画変換サーバ30から動画データの配信を受ける。言い換えれば、第一端末装置50は、動画配信サーバ20によって用いられるプロトコルで動画データの配信を受けることができない端末装置である。第一端末装置50は、例えば携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、据え置き型パーソナルコンピュータ、カーナビゲーション装置、テレビ受像機、固定電話機等の通信可能な情報処理装置である。
第二端末装置60は、ユーザによって操作される装置であり、動画配信サーバ20から動画データの配信を受信する。言い換えれば、第二端末装置60は、動画配信サーバ20によって用いられるプロトコルで動画データの配信を受けることができる端末装置である。第二端末装置60は、例えば携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、据え置き型パーソナルコンピュータ、カーナビゲーション装置、テレビ受像機、固定電話機等の通信可能な情報処理装置である。
ネットワーク70は、複数の端末装置に対して並行して動画データを配信できる程度の帯域が確保されるネットワークであれば、どのように構築されたネットワークであっても良い。例えば、ネットワーク70はインターネットであっても良い。
次に、動画配信システム10に備えられる各装置について説明する。まず、動画配信サーバ20について説明する。動画配信サーバ20は、ワークステーションやブレードサーバやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置を用いて構成される。
図2は、動画配信サーバ20の構成を表す機能ブロック図である。動画配信サーバ20は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、動画配信プログラムを実行する。動画配信サーバ20は、動画生成部201、第一通信部202、第二通信部203、配信制御部204を備える。なお、動画配信サーバ20の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。動画配信プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されても良い。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。
動画生成部201は、第一端末装置50や第二端末装置60に配信される動画データを生成する。動画生成部201が動画データを生成する具体的な方法や、生成される動画データのフォーマットはどのようなものであっても良い。例えば、動画生成部201は、ビデオカメラを備え、ビデオカメラによって撮影された映像をエンコードすることによって動画データを生成しても良い。例えば、動画生成部201は、動画像生成ソフトウェアを動作させて、セルに描かれた画像やコンピュータグラフィック等を用いて編集された動画データを生成しても良い。動画生成部201によって生成された動画データには、動画データ間で重複しない識別情報が付与される。以下、動画データに付与された識別情報を「動画ID」という。
第一通信部202は、ネットワーク70を介して他の装置と通信を行う通信インタフェースである。第一通信部202は、例えば第二端末装置60から動画リクエストを受信する。また、第一通信部202は、例えば配信制御部204から出力される動画データを第二端末装置60へ送信する。
第二通信部203は、動画変換サーバ30と通信を行う通信インタフェースである。第二通信部203は、ネットワークを介して通信を行う通信インタフェースであっても良いし、ネットワークを介することなくケーブルや無線によって直接的に動画変換サーバ30とデータの送受信を行うインタフェースであっても良い。第二通信部203は、例えば動画変換サーバ30から動画リクエストを受信する。また、第二通信部203は、例えば配信制御部204から出力される動画データを動画変換サーバ30へ送信する。
配信制御部204は、第一通信部202及び第二通信部203から動画リクエストを受信する。動画リクエストは、動画ID、ユーザID、再生要求時刻を含み、端末装置によってユーザからの動画の再生指示に応じて生成される。ユーザIDは、動画リクエストの送信元のユーザを表す識別情報である。再生要求時刻は、動画リクエストを生成する時点に第一端末装置50が備える計時手段で取得した時刻を表す。配信制御部204は、受信された動画リクエストに含まれる動画IDに対応する動画データを、第一通信部202及び第二通信部203を介して、動画リクエストの送信元へ送信する。このとき、配信制御部204は、例えばストリーミング配信により動画データを送信しても良い。より具体的には、配信制御部204は、例えばRTMP(Real Time Messaging Protocol)で動画データを送信しても良い。また、配信制御部204は、動画データの送信先が動画変換サーバ30である場合には、動画データを所定の時間単位で送信しても良い。
次に、動画変換サーバ30について説明する。動画変換サーバ30は、ワークステーションやブレードサーバやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置を用いて構成される。
図3は、動画変換サーバ30の構成を表す機能ブロック図である。動画変換サーバ30は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、動画変換プログラムを実行する。動画変換サーバ30は、第一通信部301、アクセス管理部302、動画リクエスト部303、第二通信部304、データ変換部305、データ記憶部306、コンテンツ情報生成部307、同期情報生成部308を備える。なお、動画変換サーバ30の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。動画変換プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されても良い。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。
第一通信部301は、ネットワーク70を介して他の装置と通信を行う通信インタフェースである。第一通信部301は、例えば第一端末装置50から動画リクエストを受信する。また、第一通信部301は、例えば同期情報生成部308から出力されるプレイリストや同期情報を第一端末装置50へ送信する。
アクセス管理部302は、第一通信部301によって受信された動画リクエストに基づいてユーザ毎のアクセスを管理する。具体的には、アクセス管理部302は、第一端末装置50から送信される動画リクエストに含まれるユーザIDと動画IDと再生要求時刻とを対応付けて記憶する。アクセス管理部302は、動画リクエストを受信すると、動画リクエスト部303に対し動画IDを出力する。また、アクセス管理部302は、データ記憶部306に記憶されたデータを、ネットワーク70を介して第一端末装置50にアクセス可能に制御する。すなわち、アクセス管理部302は、データ記憶部306に記憶されている断片動画データに対し第一端末装置50からリクエストを受信した場合、リクエストに応じて断片動画データを第一端末装置50へ送信する。
動画リクエスト部303は、アクセス管理部302から出力される動画IDに応じて動画リクエストを生成し、第二通信部304を介して動画配信サーバ20に送信する。また、動画リクエスト部303は、アクセス管理部302から動画IDが出力されなくとも、所定の動画データ(例えば、予め配信されることが決まっている公式な番組の動画データ)については、動画配信サーバ20から配信が開始される時刻に自動的に動画リクエストを生成し送信する。
第二通信部304は、動画配信サーバ20と通信を行う通信インタフェースである。第二通信部304は、ネットワークを介して通信を行う通信インタフェースであっても良いし、ネットワークを介することなくケーブルや無線によって直接的に動画配信サーバ20とデータの送受信を行うインタフェースであっても良い。第二通信部304は、例えば動画配信サーバ20から動画データを受信する。また、第二通信部304は、例えば動画リクエスト部303から出力される動画リクエストを動画配信サーバ20へ送信する。
データ変換部305は、第二通信部304によって受信された動画データを、第一端末装置50が受信可能なフォーマットに変換し、データ記憶部306に書き込む。例えば、データ変換部305は、動画配信サーバ20から所定の時間分に分割してストリーミング配信されてくる動画データを、所定のフォーマットに変換する。より具体的には、データ変換部305は、RTMPで受信した所定の時間分の動画データを、MPEG2−TS(Moving Picture Experts Group- Transport Stream)の動画データに変換しても良い。このように、動画配信サーバ20から配信される一つの動画データは、データ変換部305によって複数の動画データに変換される。以下の説明では、データ変換部305によって変換された後の所定の時間分の動画データを「断片動画データ」という。データ変換部305は、各断片動画データに識別情報(以下、「断片動画データID」という。)を付与し、データ記憶部306に書き込む。
データ記憶部306は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置である。データ記憶部306は、断片動画データを記憶する。データ記憶部306に記憶された断片動画データは、アクセス管理部302によって第一端末装置50に公開される。データ記憶部306は、記憶した断片動画データのうち、記憶してから所定の時間が経過した断片動画データを廃棄する。
コンテンツ情報生成部307は、アクセス管理部302によって管理されるユーザ毎に、動画再生時間に基づくプレイリストを作成する。プレイリストは、断片動画データ毎に更新されるデータであり、次に再生されるべき断片動画データに関する情報を第一端末装置50に通知するためのデータである。動画再生時間とは、動画データの先頭から再生した場合の経過時間を表す。プレイリストには、動画再生時間に応じて再生されるべき断片動画データに関する情報が関連づけられる。すなわち、コンテンツ情報生成部307は、動画再生時間に応じて次に再生されるべき断片動画データを選択し、選択された断片動画データに関する情報をプレイリストに付与する。断片動画データの識別情報とは、例えば断片動画データIDであっても良いし、断片動画データにアクセスするためのURLであっても良い。本説明では、断片動画データの識別情報がURLである場合の構成について説明する。
また、プレイリストは、ユーザID、関連づけられた断片動画データの長さ、プレイリストの生成番号、をさらに含んでも良い。プレイリストの生成番号は、コンテンツ情報生成部307によってプレイリストに付与される識別情報である。最後の断片動画データに関連づけられたプレイリストには、最後の断片動画データである旨の情報が含まれる。
同期情報生成部308は、コンテンツ情報生成部307によって生成されるプレイリストにしたがって第一端末装置50によって動画の再生が行われる際に、再生される動画の動画再生時間を第一端末装置50において取得するための情報(同期情報)を生成する。そして、同期情報生成部308は、コンテンツ情報生成部307によって生成されたプレイリストと同期情報とを対応付けて、第一通信部301を介して第一端末装置50へ送信する。動画情報生成部308による同期情報の生成処理及び送信処理は、最初のプレイリストが生成された際に実行され、その後は実行されなくとも良い。
同期情報は、第一端末装置50において動画再生時間を取得可能であればどのように生成されても良い。同期情報の生成方法について、本実施形態では「動画再生時間通知法」及び「差分時間通知法」の二つの具体例を示す。なお、各生成方法の詳細については、同期情報に応じた第一端末装置50の動作と共に後述する。
次に、コメント管理サーバ40について説明する。コメント管理サーバ40は、ワークステーションやブレードサーバやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置を用いて構成される。
図4は、コメント管理サーバ40の構成を表す機能ブロック図である。コメント管理サーバ40は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、コメント管理プログラムを実行する。コメント管理サーバ40は、通信部401、コメント情報記憶部402、コメント情報管理部403、コメント情報配信部404を備える。なお、コメント管理サーバ40の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。コメント管理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されても良い。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。
通信部401は、ネットワーク70を介して他の装置と通信を行う通信インタフェースである。通信部401は、例えば第一端末装置50や第二端末装置60等の端末装置から、コメント登録リクエストやコメントリクエストを受信する。また、通信部401は、例えばコメント情報配信部404から出力されるコメント情報を、コメントリクエストの送信元(第一端末装置50や第2端末装置60等の端末装置)へ送信する。
コメント情報記憶部402は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置である。コメント情報記憶部402は、コメントの内容(コメントの文字列)とコメント付与時間とを対応づけてコメント情報として記憶する。コメント付与時間は、コメントが付与された時点における、動画の再生開始時点を基準とした動画再生時間を表す。例えば、ある動画が最初から再生されて10秒経過後にコメントが寄せられた場合、10秒という値がコメント付与時間となる。
図5は、コメント情報記憶部402に記憶されるデータの一例を示す図である。コメント情報記憶部402には、動画配信サーバ20によって配信される動画データに対するコメントをまとめたコメント情報が複数記憶されている。各コメント情報は、動画IDの情報を含み、どの動画データに対するコメントであるのかを識別できるようになっている。そして、コメント情報には、コメント付与時間とコメント内容の他に、そのコメントを付与(発言)した実際の時刻を示すコメント情報投稿実時刻と、コメントを付与したユーザを識別する情報であるユーザID、コメントを動画上にどのように表示させるのかを指定する情報であるコメント表示方法を対応付けたコメントデータが複数含まれる。動画データを再生している端末装置からコメント登録リクエストを受信した場合には、再生されている動画の動画IDに応じたコメント情報に、受信したコメント登録リクエストに基づいて新たなコメントデータが追加保存されるようになっている。
コメント情報管理部403は、通信部401を介して端末装置からコメント登録リクエストを受信する。コメント登録リクエストは、動画ID及びコメントデータを含み、動画データを再生している端末装置によって、ユーザからのコメント入力に応じて生成される。コメント情報管理部403は、受信されたコメント登録リクエストにしたがって、コメント情報記憶部402に新たなコメントデータを追加する。
コメント情報配信部404は、コメントリクエストを端末装置から受信する。コメントリクエストは、動画ID及びユーザIDを含み、端末装置によってユーザからの動画の再生指示に応じて生成される。コメント情報配信部404は、受信されたコメントリクエストに含まれる動画IDに対応するコメント情報をコメント情報記憶部402から読み出す。そして、コメント情報配信部404は、読み出したコメント情報を、コメントリクエストの送信元に送信する。コメント情報配信部404は、端末装置において動作データの再生が終了するまで、新たなコメント情報を端末装置に継続的に繰り返し送信する。
コメント情報配信部404によるコメント情報の継続的な送信はどのように実現されても良い。例えば、コメント情報配信部404は、コメントリクエストの動画ID及びユーザIDを記憶し、所定のタイミングでコメント情報を端末装置に送信しても良い。また、コメント情報配信部404は、端末装置から所定のタイミングで繰り返し送信されてくるコメントリクエストに応じて、コメント情報を端末装置に送信しても良い。この場合、端末装置は、動画データの再生が終了するまでコメントリクエストを継続的に繰り返しコメント管理サーバ40へ送信するように構成される。
次に、第一端末装置50について説明する。第一端末装置は例えば、ストリーミングコンテンツを再生するためのアプリケーションを備えており、当該アプリケーションに搭載される再生制御部の仕様上の問題から、付加情報との同期をとるための基準となる情報をアプリケーションにおいて取得できないスマートフォンであってもよい。
図6は、第一端末装置50の構成を表す機能ブロック図である。第一端末装置50は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、クライアントプログラムを実行する。第一端末装置50は、通信部501、入力部502、表示部503、アクセス制御部504、動画データ記憶部505、コメント情報記憶部506、再生制御部507を備える。なお、第一端末装置50の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。クライアントプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されても良い。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。
通信部501は、ネットワーク70を介して他の装置と通信を行う通信インタフェースである。通信部501は、例えば動画変換サーバ30からプレイリストや断片動画データを受信する。また、通信部501は、例えばコメント管理サーバ40からコメント情報を受信する。また、通信部501は、例えばアクセス制御部504から出力される動画リクエストやプレイリストリクエストを動画変換サーバ30へ送信する。また、通信部501は、例えばアクセス制御部504から出力されるコメント登録リクエストやコメントリクエストをコメント管理サーバ40へ送信する。
入力部502は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の既存の入力装置である。入力部502は、動画の再生指示やコメントを第一端末装置50に入力する際などにユーザによって操作される。
表示部503は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。表示部503は、再生制御部507によって再生される動画及びコメントを表示する。
図7は、表示部503における表示の具体例を表す図である。表示欄701には、このコメント管理サーバ40にアクセスした際のURLが表示される。表示欄702には、再生される動画の動画IDが表示される。表示欄703には、現在表示されている動画が閲覧要求されたのべ回数が閲覧回数として表示される。表示欄704には動画が表示される。表示欄705はコメント715が表示される領域である。図7では、表示欄704によって表示される動画上にコメント715が表示される。また、表示欄705は、表示欄704よりも大きいサイズに設定されており、オーバーレイ表示されたコメント715等が、動画の画面の外側でトリミングするようになっている。コメント715そのものが動画に含まれているものではなく、動画に対してユーザによって書き込まれたものであることが把握可能となっている。オーバーレイ表示されるコメント715は、静止して表示されても良いし、右から左へ、左から右へ、上から下へ、下から上へなどのように流れるように表示(移動表示)されても良い。また、コメント715は一度に複数表示されても良い。
操作パネル706は、再生ボタン、停止ボタン、巻き戻しボタン、早送りボタン、音量調整ボタン、動画全体のどのあたりを再生しているのかを示す再生状態表示欄、などを表示する。操作パネル706は、マウス等の入力部502によっていずれかのボタンにカーソルを合わせてクリックされることによって、そのボタンに応じた操作の入力を受け付ける。表示欄707には、動画全体の再生時間長と、表示欄705に現在表示されている動画の動画再生時間とが表示される。入力欄708には、動画に対して発言するユーザの名前がキーボード等の入力部502を介して入力される。入力欄709には、コメントの表示態様(コメントの色、文字の大きさ、表示位置、移動表示する方向など)を指定する情報が入力される。
コメント欄710には、入力部502を介してユーザによってコメントが入力される。ボタン711は、表示欄710に入力されたコメントをコメント管理サーバ40に送信することを指示するためのボタンである。ボタン711がクリックされると、アクセス制御部504は、表示欄710に入力されたコメントを含むコメント登録リクエストをコメント管理サーバ40に送信する。表示欄712は、コメントのリストであるコメント一覧が表示される領域である。このコメント一覧には、コメントに付与された発言順序を示す番号(符号712a)、コメントを入力したユーザの名前(符号712b)、コメントの書き込みをしたコメント付与時間(符号712c)、発言されたコメントの一部(符号712d)が、投稿された実際の時間の順に従って表示される。表示欄713には、表示欄712に表示されたコメント一覧のうち、ユーザによってカーソルが合わせられたコメントの詳細が表示される。コメントの詳細として、コメントの全文や、コメントを発言したユーザの名前、メールアドレスなどが表示される。
チェックボックス714は、チェックマークを入力しておくことによって、コメント欄710に入力されるコメントを1行として指定するものである。例えば、チェックボックス714にチェックマークを入力しておき、コメントを入力が完了し、例えばエンターキーなどを押下して入力を完了すると、そのエンターキーを押下した時点で、「書く」のボタンがクリックされたものとして、コメントがコメント管理サーバ40に送信される。これにより、コメントを手早く簡単に入力することが可能である。
図6に戻って第一端末装置50の説明を続ける。アクセス制御部504は、入力部502を介してユーザから動画の再生指示を受けると、ユーザID、動画ID及び再生要求時刻を含む動画リクエストを生成する。アクセス制御部504は、例えばユーザによって指定された動画に対応するアドレスを表す文字列(プレイリストURL)に、ユーザID及び再生要求時刻をパラメータとして加えたものを、動画リクエストとして生成しても良い。この場合、プレイリストURLが動画IDとして機能する。アクセス制御部504は、通信部501を介して動画変換サーバ30に対して動画リクエストを送信する。アクセス制御部504は、動画リクエストへのレスポンスとして動画変換サーバ30からプレイリスト及び同期情報を受信すると、プレイリストの内容に応じて断片動画データの受信を開始する。そして、アクセス制御部504は、受信した断片動画データを動画データ記憶部505に記憶させる。
アクセス制御部504は、一度プレイリストを受信した後は、再生指示を受けた動画の最後の断片動画データを受信するまで、繰り返しプレイリストリクエストを送信し、新たなプレイリストを受信し、プレイリストに応じて断片動画データを受信し記憶させる。プレイリストリクエストは、動画ID及びユーザIDを含み、次に再生すべき断片動画データに対応するプレイリストをリクエストするためのデータである。
また、アクセス制御部504は、動画の再生指示を受けた際に、動画リクエストに加えて、ユーザによって指示された動画の動画ID及びユーザIDを含むコメントリクエストを生成する。そして、アクセス制御部504は、生成したコメントリクエストを、通信部501を介してコメント管理サーバ40に対して送信する。アクセス制御部504は、コメントリクエストへのレスポンスとしてコメント管理サーバ40からコメント情報の受信を開始する。そして、アクセス制御部504は、受信したコメント情報をコメント情報記憶部506に記憶させる。アクセス制御部504は、再生指示を受けた動画の再生が終了するまで、繰り返し新たなコメント情報を受信し記憶させる。
また、アクセス制御部504は、入力部502を介してユーザから再生中の動画に対するコメントを受けると、再生中の動画の動画ID、コメントデータを含むコメント登録リクエストを生成する。そして、アクセス制御部504は、生成したコメント登録リクエストを、通信部501を介してコメント管理サーバ40に対して送信する。
動画データ記憶部505は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置である。動画データ記憶部505は、アクセス制御部504によって受信された断片動画データを記憶する。
コメント情報記憶部506は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置である。コメント情報記憶部506は、アクセス制御部504によって受信されたコメント情報を記憶する。
再生制御部507は、動画データ記憶部505に記憶されている断片動画データ及びコメント情報記憶部506に記憶されているコメント情報を読み出す。そして、再生制御部507は、動画を再生し、コメントの内容とともに表示部503に表示する。このとき、再生制御部507は、再生している動画とコメントとの同期をとる。具体的には、再生制御部507は、再生している動画の動画再生時間と、各コメントデータのコメント付与時間とを対比することによって、動画とコメント内容との同期をとる。そして、再生制御部507は、動画に同期したコメント内容を動画とともに表示する。
より具体的に再生制御部507について説明する。再生制御部507は、動画再生部5071及び同期制御部5072を含む。動画再生部5071は、動画データ記憶部505から断片動画データを読み出し、再生する。同期制御部5072は、アクセス制御部504から同期情報を取得し、同期情報に基づいて断片動画データの動画再生時間を取得する。同期制御部5072は、取得した動画再生時間に対応するコメント付与時間のコメント内容をコメント情報記憶部506から読み出す。そして、同期制御部5072は、動画再生部5071によって再生された断片動画データの映像を表示部503に表示すると共に、読み出したコメント内容を表示する。このとき、動画に同期するコメントは一つであっても良いし複数であっても良い。
次に、第二端末装置60について説明する。第二端末装置は例えば、パーソナルコンピュータであってもよい。
第二端末装置60は、以下の二点で第一端末装置50と異なるものの、残りの構成は第一端末装置50と同様である。一点目は、動画変換サーバ30からではなく動画配信サーバ20から動画データの配信を受ける点である。二点目は、再生制御部5072は同期情報を受信せず、動画再生部5071が動画再生時間を取得する点である。このように第二端末装置60では、動画再生部5071が動画再生時間を取得するため、再生制御部5072は同期情報を受信することなく動画とコメントとの同期をとることができる。一般的には、動画変換サーバ30における変換処理が必要無いため、動画配信サーバ20から動画データを受信する第二端末装置60の方が、動画変換サーバ30から断片動画データを受信する第一端末装置50よりも早く動画を再生することができる。そのため、第一端末装置50と第二端末装置60とで、再生している動画の動画再生時間にずれが生じ、投稿されるコメントにもずれが生じる。例えば、第一端末装置50がスマートフォンであり、第二端末装置がパーソナルコンピュータである場合などに、このようなずれが生じる。
以上、動画配信システム10に含まれる各装置について説明した。次に、以上の説明を踏まえて、同期情報の二つの生成法について説明する。
[動画再生時間通知法]
動画再生時間通知法では、動画変換サーバ30の同期情報生成部308は、コンテンツ情報生成部307によって生成されるプレイリストに関連づけられた断片動画データの動画再生時間を、同期情報として用いる。第一端末装置50の再生制御部507は、同期情報として動画再生時間を取得する。同期制御部5072は、動画再生部5071が断片動画データを再生する際に、同期情報が表す動画再生時間(コメント付与時間)に対応するコメントを表示する。
[差分時間通知法]
差分時間通知法では、第一端末装置50において再生される動画に関し、再生要求時刻(基準時刻)に基づいて算出される動画再生時間と、第一端末装置50において実際に再生される動画の動画再生時間とのずれを同期情報として生成する。より具体的には、以下のように処理が行われる。
動画変換サーバ30の同期情報生成部308は、動画リクエストに含まれている再生要求時刻と、リクエストされた動画の配信開始時刻とを取得する。動画の配信開始時刻とは、動画配信サーバ20によって動画の配信が開始された時刻、すなわち動画再生時間がゼロである時点における時刻である。同期情報生成部308は、再生要求時刻と配信開始時刻との差分を、放送経過時間として算出する。放送経過時間は、再生要求された動画に関して、再生要求時刻における動画再生時間を表す。また、同期情報生成部308は、コンテンツ情報生成部307によって生成されるプレイリストに関連づけられた断片動画データの動画再生時間を取得する。そして、同期情報生成部308は、動画再生時間と放送経過時間との差分を算出する。同期情報生成部308は、算出結果の値を同期情報として用いる。
第一端末装置50の再生制御部507は、アクセス制御部504から再生要求時刻及び配信開始時刻を取得する。配信開始時刻は、予め第一端末装置50に対して動画配信サーバ20や動画変換サーバ30から配信されていても良いし、プレイリストに含まれていても良い。また、再生制御部507は、動画変換サーバ30から同期情報を取得する。再生制御部507は、断片動画データを再生する際に、再生要求時刻と、配信開始時刻と、同期情報とに基づいて動画再生時間を算出する。そして、再生制御部507は、算出した動画再生時間に対応するコメントを表示する。
次に、第一端末装置50において動画データの配信を受ける際の動画配信システム10の処理の流れについて説明する。図8は、第一端末装置50において動画データの配信を受ける際の動画配信システム10の処理の流れを表すシーケンス図である。まず、ユーザが入力部502を操作することによって第一端末装置50に対し動画の再生指示を入力する(ステップS101)。アクセス制御部504は、ユーザによる動作の再生指示に応じて、要求された動画データの動画IDを含む動画リクエスト及びコメントリクエストを生成する。そして、アクセス制御部504は、作成した動画リクエスト及びコメントリクエストを、それぞれ動画変換サーバ30及びコメント管理サーバ40へ送信する(ステップS102,S103)。
コメント管理サーバ40のコメント情報配信部404は、コメントリクエストを受信すると、コメントリクエストの送信元(第一端末装置50)に対し、動画IDに対応するコメント情報の配信を開始する(ステップS104)。この後、コメント情報配信部404は所定のタイミングで最新のコメント情報を第一端末装置50に送信する。第一端末装置50は、コメント管理サーバ40からコメント情報を受信する度に、受信したコメント情報をコメント情報記憶部402に記憶させる。
動画変換サーバ30は、動画リクエストを受信すると、動画リクエストに含まれる動画IDを含んだ新たな動画リクエストを生成し、動画配信サーバ20へ送信する(ステップS105)。動画配信サーバ20は、動画変換サーバ30から動画リクエストを受信すると、動画変換サーバ30に対し、動画リクエストに含まれる動画IDに対応した動画データの配信を開始する(ステップS106)。なお、動画変換サーバ30は、既に動画配信サーバ20から配信を受けている動画データについては、動画リクエストの送信(ステップS105)を行わなくても良い。
動画変換サーバ30は、動画配信サーバ20から受信した動画データをフォーマット変換し(ステップS107)、一時的に記憶する。動画変換サーバ30は、動画リクエストの送信元である第一端末装置50に対し、リクエストされた動画データに対応するプレイリスト及び同期情報を作成し送信する(ステップS108)。第一端末装置50は、プレイリスト及び同期情報を受信すると、プレイリストにおいて指定されているURL(指定URL)にアクセスし、断片動画データをリクエストする(ステップS109)。動画変換サーバ30は、このリクエストに応じて断片動画データを第一端末装置50に送信する(ステップS110)。アクセス制御部504は、受信した断片動画データを動画データ記憶部505に記憶させる。
第一端末装置50の再生制御部507は、同期情報に基づいて、受信した断片動画データの動画再生時間を取得する。再生制御部507は、取得した動画再生時間に対応するコメントを、コメント情報記憶部402から検索する(ステップS111)。そして、再生制御部507は、検索されたコメントの表示とともに、断片動画データを再生する(ステップS112)。また、第一端末装置50のアクセス制御部504は、次に再生すべき断片動画データに対応するプレイリストのリクエスト(プレイリストリクエスト)を動画変換サーバ30に送信する(ステップS113)。動画変換サーバ30は、プレイリストリクエストの送信元である第一端末装置50に対し、新たなプレイリストを作成し送信する(ステップS114)。第一端末装置50のアクセス制御部504は、新たなプレイリストを受信すると、このプレイリストにおいて指定されているURL(指定URL)にアクセスし、新たな断片動画データをリクエストする(ステップS115)。動画変換サーバ30は、このリクエストに応じて新たな断片動画データを第一端末装置50に送信する(ステップS116)。
第一端末装置50の再生制御部507は、受信した断片動画データの動画再生時間を取得する。このとき、再生制御部507は、最初のコメント検索処理(ステップS111)の際に同期情報に基づいて取得した動画再生時間に対し、動画再生処理(ステップS112)における動画の再生時間を加えることによって、新たな断片動画データの動画再生時間を取得する。再生制御部507は、取得した動画再生時間に対応するコメントを、コメント情報記憶部402から検索する(ステップS117)。そして、再生制御部507は、検索されたコメントの表示とともに、断片動画データを再生する(ステップS118)。アクセス制御部504は、最新のプレイリストに基づいて、最新の断片動画データが最後のデータであるか否か判定する(ステップS119)。最後のデータでない場合(ステップS119−NO)、第一端末装置50はステップS113以降の処理を繰り返し実行する。この繰り返し処理において、再生制御部507は、直前のコメント検索処理(ステップS117)の際に取得した動画再生時間に対し、動画再生処理(ステップS118)における動画の再生時間を加えることによって、新たな断片動画データの動画再生時間を取得する。
最新の断片動画データが最後のデータである場合(ステップS119−YES)、第一端末装置50は動画の再生を終了する(ステップS120)。
このように構成された動画配信システム10では、第一端末装置50に対し、動画変換サーバ30から同期情報が送信される。第一端末装置50のコメント制御部5072は、動画再生部5071によって再生される動画の動画再生時間を同期情報に基づいて取得する。そして、動画再生部5071は、動画再生時間に応じたコメント(すなわち、動画に同期したコメント)を表示する。そのため、動画の配信開始からの経過時間(動画再生時間)を、第一端末装置50の動画再生部5071が取得できない場合であっても、動画とコメントとを同期させて表示することが可能となる。
特に、動画再生部5071が、第一端末装置50の製造元や提供元によって配布されたプログラムに基づいて実現される場合、動画再生部5071の機能に修正をかけることは一般的に困難である。そのため、動画再生部5071に関するプログラムが配布された時点で、動画再生部5071が動画再生時間を取得できないように構成されていた場合には、従来は第一端末装置50において動画とコメントとを同期させて表示することは困難であった。このような問題に対し、動画配信システム10では上述したように動画再生部5071の構成に変更を加えることなく、動画とコメントとを同期させて表示することを実現している。また、動画再生部5071の構成に変更を加える必要が無いため、再生制御部507の実現に要する時間や費用などのコストを抑えることが可能となる。
<変形例>
アクセス管理部302は、ユーザIDと動画IDとを対応付けて記憶する際に、ユーザID毎に認証を行っても良い。例えば、アクセス管理部302は、動画リクエストに含まれるユーザID及びパスワードの組み合わせに応じて、動画リクエストの送信者が正当なユーザであるか否か判定しても良い。アクセス管理部302は、正当なユーザであると認証された場合に、ユーザIDと動画IDとを対応付けて記憶し、このユーザが操作する第一端末装置50に対して動画の配信を開始する。
データ記憶部305は、記憶してから所定の時間が経過したか否かではなく、他の基準に基づいて古い動画データを廃棄しても良い。例えば、データ記憶部305は、新たな動画データが受信される度に、FIFO(First In First Out)にしたがって過去の動画データを廃棄しても良い。例えば、データ記憶部305は、第一端末装置50への配信が完了してから所定の時間が経過した動画データを廃棄しても良い。
上記説明では、第一端末装置50は、動画配信サーバ20によって用いられるプロトコルで動画データの配信を受けることができない端末装置として定義されている。しかし、このような定義は説明を容易にするための定義にすぎず、第一端末装置50は動画配信サーバ20によって用いられるプロトコルで動画データの配信を受けることができるように構成されても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…動画配信システム, 20動画配信サーバ…, 30…動画変換サーバ(動画サーバ), 40…コメント管理サーバ(付加情報サーバ), 50…第一端末装置(端末装置), 60…第二端末装置, 201…動画生成部, 202…第一通信部, 203…第二通信部, 204…配信制御部, 301…第一通信部, 302…アクセス管理部(動画送信部), 303…動画リクエスト部, 304…第二通信部, 305…データ変換部, 306…データ記憶部, 307…コンテンツ情報生成部, 308…同期情報生成部, 401…通信部, 402…コメント情報記憶部(付加情報記憶部), 403…コメント情報管理部, 404…コメント情報配信部(付加情報送信部), 501…通信部, 502…入力部, 503…表示部, 504…アクセス制御部, 505…動画データ記憶部, 506…コメント情報記憶部, 507…再生制御部, 5071…動画再生部, 5072…再生制御部

Claims (10)

  1. 動画のデータを配信する動画サーバと、前記動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報のデータを配信する付加情報サーバと、前記動画のデータ及び前記付加情報のデータを受信し出力する端末装置と、を備える動画配信システムであって、
    前記動画サーバは、
    前記動画のデータを前記端末装置に送信する動画送信部と、
    前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成部と、を備え、
    前記付加情報サーバは、
    前記付加情報と前記動画再生時間とを対応付けて記憶する付加情報記憶部と、
    対応付けられた前記付加情報及び前記動画再生時間を、前記端末装置に送信する付加情報送信部と、を備え、
    前記端末装置は、
    前記動画のデータを受信し、動画の映像を再生する動画再生部と、
    前記同期情報に基づいて、前記動画再生部によって再生される動画の前記動画再生時間と、前記付加情報に対応付けられた前記動画再生時間とを同期させる同期制御部と、を備える動画配信システム。
  2. 前記動画サーバは、前記動画のデータを複数の断片動画データに分割するデータ変換部をさらに備え、
    前記同期情報生成部は、前記断片動画データに関し、前記端末装置において前記動画再生時間を取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する、請求項1に記載の動画配信システム。
  3. 前記同期情報生成部は、前記断片動画データのうち前記端末装置に最初に送信される断片動画データの前記動画再生時間に関する前記同期情報を生成し前記端末装置に送信する請求項2に記載の動画配信システム。
  4. 前記端末装置は、前記動画サーバに対し基準時刻を送信し、
    前記同期情報生成部は、前記端末装置において再生される動画に関し、前記基準時刻に基づいて算出される前記動画再生時間と、前記端末装置において実際に再生される動画の前記動画再生時間とのずれを前記同期情報として生成し送信する請求項1に記載の動画配信システム。
  5. 前記同期情報生成部は、前記動画の送信が開始された開始時刻と前記基準時刻との差を経過時間として算出し、前記端末装置において実際に再生される動画の前記動画再生時間と前記経過時間との差を前記同期情報として算出する請求項4に記載の動画配信システム。
  6. 動画のデータを配信する動画サーバと、前記動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報と前記付加情報が出力されるタイミングとを対応付けて記憶する付加情報記憶部を備える付加情報サーバと、前記動画のデータ及び前記付加情報のデータを受信し出力する端末装置と、を備える動画配信システムが行う動画配信方法であって、
    前記動画サーバが、前記動画のデータを前記端末装置に送信する動画送信ステップと、
    前記動画サーバが、前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成ステップと、
    前記付加情報サーバが、前記付加情報記憶部に対応付けられた前記付加情報及び前記タイミングを、前記端末装置に送信する付加情報送信ステップと、
    前記端末装置が、前記動画のデータを受信し、動画の映像を再生する動画再生ステップと、
    前記端末装置が、前記同期情報に基づいて、前記動画再生ステップにおいて再生される動画の前記動画再生時間と、前記付加情報に対応付けられたタイミングを表す前記動画再生時間とを同期させる同期制御ステップと、
    を備える動画配信方法。
  7. 動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報のデータを配信する付加情報サーバと、前記動画のデータ及び前記付加情報のデータを受信し出力する端末装置と、を備える動画配信システムであって、前記付加情報サーバは、前記付加情報と前記付加情報が出力されるタイミングとを対応付けて記憶する付加情報記憶部と、対応付けられた前記付加情報及び前記タイミングを前記端末装置に送信する付加情報送信部とを備え、前記端末装置は、前記動画のデータを受信し動画の映像を再生する動画再生部と、前記動画再生部によって再生される動画の前記動画再生時間と前記付加情報に対応付けられたタイミングを表す前記動画再生時間とを前記同期情報に基づいて同期させる同期制御部とを備える動画配信システム、に接続され、
    前記動画のデータを前記端末装置に送信する動画送信部と、
    前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成部と、
    を備える動画サーバ。
  8. 動画のデータを配信する動画サーバと、前記動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報のデータを配信する付加情報サーバと、を備える動画配信システムであって、前記動画サーバは、前記動画のデータを端末装置に送信する動画送信部と、前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成部とを備え、前記付加情報サーバは、前記付加情報と前記動画再生時間とを対応付けて記憶する付加情報記憶部と、対応付けられた前記付加情報及び前記動画再生時間を、前記端末装置に送信する付加情報送信部とを備える動画配信システム、に接続され、
    前記動画のデータを受信し、動画の映像を再生する動画再生部と、
    前記同期情報に基づいて、前記動画再生部によって再生される動画の前記動画再生時間と、前記付加情報に対応付けられた前記動画再生時間とを同期させる同期制御部と、
    を備える端末装置。
  9. 動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報のデータを配信する付加情報サーバと、前記動画のデータ及び前記付加情報のデータを受信し出力する端末装置と、を備える動画配信システムであって、前記付加情報サーバは、前記付加情報と前記付加情報が出力されるタイミングとを対応付けて記憶する付加情報記憶部と、対応付けられた前記付加情報及び前記タイミングを前記端末装置に送信する付加情報送信部とを備え、前記端末装置は、前記動画のデータを受信し動画の映像を再生する動画再生部と、前記動画再生部によって再生される動画の前記動画再生時間と前記付加情報に対応付けられたタイミングを表す前記動画再生時間とを前記同期情報に基づいて同期させる同期制御部とを備える動画配信システム、に接続されたコンピュータに対し、
    前記動画のデータを前記端末装置に送信する動画送信ステップと、
    前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成ステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  10. 動画のデータを配信する動画サーバと、前記動画の再生中の所定のタイミングで出力される付加情報のデータを配信する付加情報サーバと、を備える動画配信システムであって、前記動画サーバは、前記動画のデータを端末装置に送信する動画送信部と、前記端末装置において再生される動画のデータに関し、先頭から再生した場合の経過時間を表す動画再生時間を、前記端末装置において取得するための同期情報を生成し前記端末装置に送信する同期情報生成部とを備え、前記付加情報サーバは、前記付加情報と前記動画再生時間とを対応付けて記憶する付加情報記憶部と、対応付けられた前記付加情報及び前記動画再生時間を、前記端末装置に送信する付加情報送信部とを備える動画配信システム、に接続されたコンピュータに対し、
    前記動画のデータを受信し、動画の映像を再生する動画再生ステップと、
    前記同期情報に基づいて、前記動画再生ステップにおいて再生される動画の前記動画再生時間と、前記付加情報に対応付けられた前記動画再生時間とを同期させる同期制御ステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
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