JP2012148078A - 位置決めユニット及びモニタリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも一つの光学的素子を有する光学的ユニットを、観察対象の眼の正面と、顕微鏡の対物レンズとの間における顕微鏡のビーム経路において位置合わせするコストが低い位置決めユニットを提供する。
【解決手段】位置決めユニット11は、上述したように光学的素子を有する光学的ユニット12、13の位置合わせに用いられるものであって、接続装置21を有する。この接続装置は、位置決めユニットを顕微鏡に接続可能なものである。また、位置決めユニットは、少なくともその一部分が、プラスチック材料で形成されるものである。また、モニタリング装置10は、位置決めユニット11を有するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも一つの光学的素子を有する光学的ユニットを、顕微鏡の対物レンズと観察対象の眼の正面との間の顕微鏡のビーム経路で位置決めする位置決めユニットに関し、位置決めユニットは、当該位置決めユニットを顕微鏡に接続させるための接続装置を有する。
眼の手術を行うための顕微鏡は、通常、眼の正面領域の手術のために用いられる。眼の裏面領域におけるインターベンション(intervention、カルーテル等を用いた介入治療)のようなものの着手のためには、眼のこの領域に正確に焦点を合わすことが可能なモニタリング装置で顕微鏡を補足する必要がある。このようなモニタリング装置は、眼の裏側部分に関する広角検査用の検眼レンズ(ophthalmoscopy lens、眼底検査レンズ)又は広角レンズを少なくとも一つ有し、検眼レンズは顕微鏡の対物レンズの正面でビーム経路に中間像を供給する。この中間像は、顕微鏡では焦点を合わせることができない。被検眼の焦点距離と補助光学系(auxiliary optics)の焦点距離に応じて、中間像は対象物に近い位置で鮮明に表れる。中間像に焦点を合わせるため、顕微鏡の対物焦点距離を短くする必要がある。顕微鏡の高さ調整は、焦点距離を変えない。顕微鏡対物レンズ下のビーム経路で縮小レンズ(a reducing lens)を使用することにより、中間像の面が顕微鏡の焦点に置かれる。顕微鏡を用いてこの中間像に焦点を合わせるため、顕微鏡を移動させるか、もしくは検眼レンズに対して離間させる必要がある。高さにおけるこの変更は、基本的に、眼の個々の屈折力と、選択された検眼レンズの異なる屈折力により決定される。
これら二つのレンズは、顕微鏡に直接固定されたモニタリング装置の位置決めユニットにより保持され、そして必要であれば、手術の間、想定される顕微鏡の調整のために必要がなくても、ビーム経路での位置合せが可能である。位置決めユニットは、通常、位置決めユニットを顕微鏡に取り付け可能な接続装置を有する。位置決めユニットは、また、関連するレンズが容易に回転またはビーム経路に向かって移動し、そこから再び移動可能なように形成されている。
検眼レンズの中間像を、顕微鏡の対物レンズの焦点距離に対しできるだけ正確に適合させるために、複数のレンズのうち、少なくとも一つのレンズを、顕微鏡のビーム経路に沿って調整可能に設計する。公知のモニタリング装置では、例えばレンズの調整が縦方向に移動可能なように、直線ガイドが位置決めユニットに配置され、ねじ駆動を有する調整ホイールによりレンズが移動する。眼と検眼レンズとの間の不慮の衝突を防ぐため、または、手術の間に眼に起こりうる眼の損傷を避けるために、位置決めユニットは、検眼レンズが本質的な抵抗なしに顕微鏡の対物レンズの方向に移動可能なように形成されている。すなわち、眼と衝突しそうな場合には、検眼レンズが後退可能になっている。例えば、これは、検眼レンズの縦方向の移動を可能にする第二の直線ガイドにより達成される。
上記の機械的そして光学的要求に加え、例えば、細菌等による眼の感染可能性を防ぐために、モニタリング装置と位置決めユニットを手術中は基本的に無菌状態とすることが重要である。モニタリング装置は、手術の間、問題の眼に向かって比較的近接するよう移動するので、特に感染の危険がある。不十分に処理された位置決めユニットによる患者の眼の感染可能性は、無菌状態で供給される使い捨ての位置決めユニットの使用により排除できるが、通例では、手術の前に問題のモニタリング装置と位置決めユニットとを、例えば蒸気殺菌等で殺菌して使用する。繰り返し殺菌を行うためには、モニタリング装置及び位置決めユニットの(ゴム等の弾力性物質からなるシール等を除く)全部品を、金属又はガラスで形成する必要がある。他の物質、例えば、プラスチック材料は、繰り返し殺菌のための耐性が特に高いということが実証されていない。直線ガイドとねじ駆動もまた、特定の係合が確実に得られるように、寸法的に正確な方法で形成されなければならず、そのため、このような事例では、金属製の部品だけが考慮される。殺菌の間、ガイド等への水の浸入を防ぐために、ゴム製のシール又は他の弾性材料製のシールを一緒に配置することができる。また、ガイドのすべり表面とねじ駆動のすべり表面の対応する組に、規則的な間隔で潤滑剤を用いて滑処理をし、それらの機能を確実にすることも必要である。
従来技術から公知のモニタリング装置と位置決めユニットはある範囲の不利益を起こす。例えば顕微鏡上で当該顕微鏡にねじ止めされたアダプタ板に取り付け可能なモニタリング装置の重量は比較的高く、手術の間、モニタリング装置の取り扱う際において崩壊しうる。直線ガイドもまた密閉や殺菌が困難である。蒸気殺菌の間、水や蒸気は、ねじ駆動のねじ通路を通過するのが困難だから、蒸気殺菌の後に望ましくない水の残余や細菌がねじ通路に残ってしまう。また、蒸気殺菌の間に、使用された潤滑剤が、少なくとも部分的に取り除かれ、殺菌に使用される水を汚染することも問題である。蒸気殺菌後に、モニタリング装置上と位置決めユニット上に、細菌が残っている可能性を完全に排除できないので、殺菌工程自身もまた問題になると考えられる。殺菌工程の品質は、そのため、特に、蒸気殺菌装置での水の品質によるところになる。
更にまた、モニタリング装置と位置決めユニットは、各使用の後に殺菌すべきものであり、そのためモニタリング装置と位置決めユニットを、その殺菌時間ゆえに、使用の直後に続けて眼の手術に使用できない。そのような場合にいかなる時間の拘束もなしに手術を行うには、利用可能なモニタリング装置と位置決めユニットを複数持ち、確保することが必要となる。モニタリング装置と位置決めユニットの製造、殺菌そして維持のための高い総コストは、増加した初期投資ゆえに起こるコストと同様に、使用者の負担となる。
そのため、本発明の目的は、再殺菌が省略できる程度に生産コストが低い位置決めユニットとモニタリング装置とを提供することである。
上記目的は請求項1の特徴を有する位置決めユニットと、請求項11の特徴を有するモニタリング装置とで達成される。
本発明にかかる位置決めユニットは、少なくとも一つの光学的素子を有する光学的ユニットを、顕微鏡の対物レンズと観察対象の眼の正面との間の顕微鏡のビーム経路で位置合わせするものであって、当該位置決めユニットを顕微鏡に取り付ける接続装置を有し、位置決めユニットの少なくとも一部がプラスチック材料で形成されたことを特徴とする。
特に、位置決めユニットの少なくとも一部がプラスチック材料で形成されることで、位置決めユニットの製造コストが著しく下がる。機械的機能のためにどうしても必要な位置決めユニットの必要部品は、コスト的に効果的な方法、例えば射出成型工程により製造することができる。プラスチック材料の使用により達成されるコスト削減は、位置決めユニットの再利用を完全に排除することが可能であり、一回の使用の後、位置決めユニットを処分することが可能になる。準備とメンテナンスのために費用がかからないので、更なるコスト的利点がもたらされる。位置決めユニットの使い捨て使用により、殺菌工程に関する汚染の危険性と、位置決めユニットの有りうる欠陥もまた排除することができる。一方で、位置決めユニットの可能な限りの多数の部品、そして製造するのに高額な部品も同様に、一つのプラスチック材料で形成されるものである。このように、位置決めユニットは無菌の使い捨て品、例えば、パッケージで保護された状態で供給されるものとして設計される。位置決めユニットの殺菌や再利用をもはや考慮する必要がないので、特にコスト的な効果の高いプラスチック材料を使用することができる。このような位置決めユニットの設計は、特別な衛生準備のため、再殺菌器具の使用が禁止されている場合に、特に使用することができる。また、器具が殺菌工程を受ける結果としての眼の手術の待ち時間もなくなる。
一実施形態では、位置決めユニットは、光学的素子を顕微鏡に対してビーム経路の長手方向(longitudinal direction)に移動可能な位置決め装置を有する。光学的素子のビーム経路長手方向の移動は、光学的ユニットの観察対象の眼に対する調整、及び/又は、顕微鏡のビーム経路の、当該ビーム経路に位置する中間像に対する調整を、顕微鏡側でこれらの調整を行うことなく可能にする。
位置決め装置は、第一の二重支持体機構(a first double rocker mechanism)と、第二の二重支持体機構(a second double rocker mechanism)とを有し、これら二重支持体機構は、共通の連結部材により互いに接続される。各二重支持体機構は、その端部で、順次、回転ベアリング(軸受け)にそれぞれ接続された2本の棒状支持体(rod-like rockers)で形成される。そのため、第一の二重支持体が連結部材と共に円弧形状に移動することが可能であり、第二の二重支持体も同様に円弧形状に同じ方向に移動し、両方の円弧形状移動から、ビーム経路長手方向の直線移動が形成される。このような2つの二重支持体機構の組合せにより、光学的素子の移動用の直線ガイドを完全に省くことができる。これらの二重支持体機構は、直線ガイドと比較すると、本質的に殺菌や密閉が容易な単回転点(single pivot points)又は回転ベアリングと一緒に形成される。加えて、これら二重支持体機構の特定のメンテナンスや潤滑処理の必要もなく、それ相応に許容差(tolerances)の限られる特定のガイドを設ける必要もない。これら二重支持体機構の支持体は、連結部材と同様に、この実施例では、例えばプラスチック材料から製造することができる。また、連結のために必要な回転ベアリングもプラスチック材料で形成することも考えられる。概して、位置決めユニットの製造コストを、このように著しく減らすことができる。
ビーム経路長手方向における光学的素子の信頼性の高い誘導を確実にするため、第一の二重支持体機構は歯状伝動手段(toothed gearing)を介して第二の二重支持体機構に接続することが可能であり、この場合、その歯状伝動手段により、第一の支持体機構の動きを第二の二重支持体機構に伝達させることができる。歯状伝動手段を形成するためには、一の二重支持体機構の少なくとも1つの歯が、他の二重支持体機構の歯の組と噛み合えば十分である。それぞれの歯を、二重支持体機構の支持体の延長部に形成することができる。歯状伝動手段と、それによる2つの二重連結支持体機構の間の移動の結合は、このように特に単純で、コスト的に効果的な方法で形成される。二重支持体機構の支持体がプラスチック材料で形成されれば、歯状伝動手段を各支持体上に容易に一体的成型することができる。
特に、二重支持体機構を生産するための射出成型工程の利用に関し、二重支持体機構と歯状伝動手段は一体に成形することができる。例えば、歯状伝動手段は、いずれの場合でも必要な歯を形成する2つの支持体の間に形成される。歯は支持体上に一体的に成形されるか、支持体の端部を延長して形成される。二重支持体機構と歯状伝動手段は基本的に二次元平面内に形成されるので、一体的な設計は特に容易である。このようなプラスチック材料部品は、特に単純な方法で、射出成型工程により製造することができる。
ギア比(a gear ratio)が1:1の歯状伝動手段が特に効果的である。二重支持体機構の均一で一致した動作は、基本的にそれらの長さの一致で達成され、この動作は、ビーム経路の縦方向における光学的素子の直線相対移動(a liner relative movement)を可能にする。
更に、第一の二重支持体機構の第一の二重支持体は、接続ベアリング部材上に設置され、第二の二重支持体機構の第二の二重支持体は支持ベアリング部材上に設置される。接続ベアリング部材と支持ベアリング部材は、このように、決められた距離で二重支持体機構の2つの各支持体を互いに接続する。接続ベアリング部材は、顕微鏡領域での強固な結合のために配置され、連結部材は接続ベアリング部材に対し移動可能であり、支持ベアリング部材は連結部材と接続ベアリング部材に対し移動可能である。光学的素子と光学的ユニットは支持ベアリング部材の領域に配置される。接続ベアリング部材と支持ベアリング部材の両方は、二重支持体及び連結部材と同様に、プラスチック材料で形成される。
二重支持体機構の連結支持具(link brackets)又は回転ベアリングは、いずれの場合においてもリビングヒンジによる特に単純な方法で形成することができる。特に、二重支持体機構が完全にプラスチック材料で形成される場合には、二重支持体機構の全部品を、その上に一体的に成形される連結支持具と共に、射出成型工程で製造することができるので、特に効果的である。そうでなければ必要な二重支持体機構の組立てを、完全に排除することができるからである。
光学的素子をビーム経路に沿って相対的に移動させるため、位置決め装置は光学的素子の位置を調整する調整手段を有する。従って、光学的素子がいずれの場合においても、所望の位置に配置されることが確実となり、光学的素子の配置や調整は、例えば使用者により手動で行われる。
調整手段は、例えばウォームギア又は偏心ギアを有する少なくとも一つの調整ホィール(adjusting wheel、調整ハンドル)で形成される。一の実施形態では、調整ホィールは接続ベアリング部材上に設置され、調整ホィール上に一体成型されたねじ(screw)により、第一又は第二の二重支持体機構の支持体上で作動する。調整ホィールの回転は、ねじのどの領域が支持体と噛み合うかにより、支持体の調整ホィールに対する距離を変える。その結果として生じる支持体の移動は、両方の二重支持体機構の移動を結果的に導き、そして光学的素子の長手方向移動をも導く。このような調整手段もまた、特に単純な方法でプラスチック材料により製造することができる。例えば、調整ホィールはねじと共に、ハブ(hub)に容易に嵌合する1つの射出成型部品として製造することができる。どちら側でも操作できるように、2つの互いに相対する調整ホィールを配置することもできる。
眼を光学的素子との不慮の衝突から保護するため、位置決め装置は、光学的素子に顕微鏡方向の力が働いた場合に、光学的素子を自由に移動させる安全手段を形成する。すなわち、位置決め装置又は安全手段は、光学的素子に力が働いた場合、例えば問題の眼との衝突が起こった場合に、光学的素子が対物レンズの方向に基本的に抵抗無く動くことができるよう作られている。安全手段は、位置決め装置と光学的ユニットとが、それらの固有の重量のため、光学的素子を眼の近傍の低位置で保持するよう形成されている。そして光学的素子に顕微鏡の方向に力が加わった場合、単に、光学的素子と位置決め装置の重量が打ち負かされ、光学的素子が移動する。特に、二重支持体機構の使用により、直線ガイドと関連した安全手段の妨害を防止することができる。更に、関連部品でのプラスチック材料の使用により、それらの重量が比較的低くなり、より少ない力で光学的素子が動くようになる。光学的素子の望まない移動が排除できなくなる位まで重量が減った場合には、光学的素子を安定させ、眼の方向に補助的な力を供給するばねを位置決め装置上に設置する。
位置決めユニットは、好ましくは、光学的素子をビーム経路に出し入れ可能な交換装置(alternating device)を有する。交換装置は、光学的素子がビーム経路に向かってスライドし又は回転可能なように形成されている。光学的素子は、好ましくはビーム経路を横断するように伸びる軸の周りを位置決めユニットと一緒に回転する。これにより、手術の間、位置決めユニットと光学的ユニットは、問題の眼について手術を行う人間の行動範囲での視界を制限又は遮断しないことを保証する。このように、必要に応じて単純な方法で光学的素子をビーム経路に出し入れすることも可能である。
交換装置は、接続装置と位置決め装置とで形成され、位置決め装置が接続装置に対して回転可能になっている。または、位置決め装置を、接続装置に対して移動又は回転可能なように、接続装置に直接接続することもできる。追加の部品は、このような交換装置を形成するためには特に必要ない。
接続装置もまた、プラスチック材料で形成することができる。接続装置は、顕微鏡に対し直接強固に接続されるか、または、代わって顕微鏡に強固に接続されたアダプタ手段により顕微鏡に接続される。この場合、更なるツールの助け無しに、例えば、差込接続(plug in connection)という方法で接続装置がアダプタ手段に接続される。アダプタ手段が顕微鏡上に設置される場合、これもまた勿論プラスチック材料で形成することができる。
交換装置をヒンジとして形成すれば、交換装置を特に単純な方法で製造可能であり、この場合、交換装置は光学的素子をビーム経路内の使用位置及び/又はビーム経路外の不使用位置で調整可能な少なくとも一つのスナップイン手段(snap-in means)を有する。ヒンジは接続装置と位置決め装置の間で、位置決め装置が接続装置に対して回転可能なように形成される。更に、スナップイン手段は接続装置と位置決め装置の上に形成され、係止突起部(locking lug)と、係止突起部を係合させるための係止陥没部(locking indentations)とで形成される。係止突起部と係止陥没部を、それぞれ接続装置又は位置決め装置上に一体的に成形することもできる。係止陥没部は、使用位置と不使用位置の両方で係止突起部が係止陥没部に係合し、光学的素子と位置決め装置とが正しい場所で固定されるように配置される。
位置決めユニットを完全にプラスチック材料で形成すれば、特に費用効果があって、かつ単純な方法で位置決めユニットの製造が可能になる。高コストで金属からしか生産できないような空間的に複雑な部品を、例えばプラスチック射出形成工程で製造することも可能なので、位置決めユニットを少ない(2〜3の)部品で形成することができる。例えば、ポリアミドを、特にその機械的特性のため、プラスチック材料として使用することができる。そしてまた、使用後は、更なるコスト無しに、位置決めユニットを汚染特別廃棄物に出すことが可能である。
本発明に係るモニタリング装置は、本発明に係る位置決めユニットと、少なくとも一つの光学的ユニットとを有し、光学的ユニットは少なくとも一つの光学的素子を有する。光学的ユニットは、このようにモニタリング装置の部品であり、モニタリング装置の他の実施形態では、複数の光学的ユニットを有する場合もある。その光学的ユニットもまた少なくとも1つの光学的素子を有する。光学的素子は、例えばレンズやプリズムである。複数の光学的素子は、光学的ユニットのレンズやプリズムの群(group)を形成するものとしても設置されることがある。本発明に係るモニタリング装置の利点としては、位置決めユニットの特徴の上記記載が参照される。
位置決めユニットと光学的ユニットの間で容易に操作可能な接続を形成するために、位置決めユニットは、光学的ユニットを位置決めユニットに設置することができる支持装置(receiving device)を有し、光学的ユニットは、光学的素子を保持し、それを支持装置に接続する保持手段を形成する。支持装置は、光学的ユニットを位置決めユニットから分離して形成することを可能にし、必要であれば、例えば位置決めユニット全部を交換することなく、眼の手術中に光学的ユニットを交換することもできる。このように、まだ手術を実行する人間次第で、必要に応じて位置決めユニットを光学的ユニットで補足し、モニタリング装置を形成することができる。光学的ユニットと支持装置との間の標準化された接続を実現するために、与えられた位置で1又は複数の光学的素子が保持手段により保持可能であり、保持手段は、例えば差込接続により、位置決めユニットの支持装置に接続されるように形成される。位置決めユニット上のこのインターフェース(接続器、interface)により、通常の光学的素子もまた位置決めユニットに取り付け可能である。
あるいは、位置決めユニットが光学的素子を保持するための保持手段を形成する場合もあり、位置決めユニット上に支持装置を形成することなしに、光学的素子を位置決めユニットにより直接保持することもできる。特に、位置決めユニットがプラスチック材料で形成された場合には、光学的素子の組立てのために、これだけを保持手段に挿入すればすむよう、保持手段を位置決め装置上に一体的に成形することができる。
モニタリング装置単独の使用を確立するため、保持手段及び/又は支持装置及び/又は接続装置は、保持手段と支持装置及び/又は接続装置と顕微鏡の分離の際に破壊されるように形成された接続素子を少なくとも一つ有する。特に、モニタリング装置を形成するために、プラスチック材料製の部品が用いられる場合、モニタリング装置又はプラスチック材料製の部品は殺菌可能ではないし、また望ましくもない。従って、これらの部品は、更なる眼の手術において再使用されるべきではない。そのため、接続素子は、保持手段、支持装置又は接続装置上に配置され、例えば、意図的な破壊点を有し、接続素子の強制的な破壊のみにより解体が可能な方法で、部品の組立品の適切な場所で係止するスナップイン素子(snap-in element)をという方法で形成される。従って、再生組立て品とその使用は、困難又は不可能になっている。破壊された接続素子又は関連する部品は、既に使用済みで、それゆえ使用不可能な状態であることを使用者に認識されうる。
光学的ユニットがプラスチック材料で形成される場合、モニタリング装置をこれまでにないようなコスト的に効果的な方法で製造することができる。光学的ユニットの一又はそれ以上の光学的素子も、対応する光学的品質(optical quality)のプラスチック材料で形成することができる。
特に、保持手段が光学的素子と同じ材質で形成されている場合には、光学的ユニットを一部品として(in one piece, 一体)形成することもある。そして、光学的素子は、射出成型又はプレス加工で保持手段と一緒に形成することもできる。光学的ユニットは、そのため、再使用を排除できるようなコスト的に効果的な方法で製造される。
光学的素子は、眼底の観察に使用される検眼レンズとして形成することができる。
光学的素子は、ビーム経路の調整に用いられる縮小レンズ(reducing lens)として形成することもできる。モニタリング装置もまた、検眼レンズ単体を有する場合と、もしくは検眼レンズと更なる光学的ユニットの更なる光学的素子としての縮小レンズとを有する場合がある。画像反転及び/又は2つのビーム路の交換のための追加の光学的ユニットも設置することが可能である。複数の光学的ユニットを使用する場合、位置決めユニットで、再使用可能で殺菌可能な光学的ユニットと、プラスチック材料製の再使用不可の光学的ユニットとを組み合わせることもできる。
モニタリング装置の更なる効果的な実施形態は、請求項1を引用する従属項の特徴の記載から明確になる。
本発明の好ましい実施形態を、下記図を参照にして以下により詳細に説明する。
下方作動位置の位置決めユニットを有するモニタリング装置の斜視図である。 上方作動位置の位置決めユニットを有するモニタリング装置の斜視図である。 調整手段の詳細を示す斜視図である。 図1のモニタリング装置を裏側から見た斜視図である。 図1のモニタリング装置が不使用位置にあるときの斜視図である。 図6(a)は位置決めユニットを有する更なるモニタリング装置の斜視図であり、図6(b)は図6(a)のモニタリング装置を裏側から見た図である。
モニタリング装置10は、図1〜5の参照により、多様な態様と配置が導かれる位置決め手段11を有する。モニタリング装置10は、光学的ユニット12、13を有し、この実施例では、光学的ユニット12は部分的にだけ描写される。光学的ユニット12の環状保持手段14であって、縮小レンズ(ここでは示さない)を支えるために使用される環状保持手段を単にこの例では描写する。光学的ユニット13は、検眼レンズ15と保持手段16で形成される。保持手段16は検眼レンズ15を保持するための取り付け台(mount)17と、位置決め手段11の支持装置19に接続するための角状のホルダー(angular holder)18とを有する。縮小レンズ(この例では示さない)と検眼レンズ15は、この例では示唆的に描写された顕微鏡(この例では示さない)のビーム経路に配置される。
図1と図5の比較から明らかなように、位置決めユニット11は、接続装置21と位置決め装置22とを有し、位置決め装置22を光学的ユニット12、13と共に、ビーム経路20の外側と内側へ回転させる交換装置23が、接続装置21と位置決め装置22との間に形成される。接続装置21はプラスチック材料からなり、射出成型工程により一つの部品として製造される。接続装置21を顕微鏡のアダプタ手段(この例では示さない)に接続するための嵌合部材(engagement elements)24は、接続装置21上に形成される。図示されたように、接続装置21は係止突起部26を有するシャフト25を更に形成し、係止突起部26は位置決め装置22のハブ27に挿入可能であり、所定の場所で係止される。こうして、位置決め装置22は、シャフト25の周りを回転可能になる。加えて、更なる係止突起部28が接続装置21上に形成され、位置決め装置22内の係止陥没部29、30と係合可能になっている。係止陥没部29、30は、係止突起部28との係合により、位置決め装置22が図1に示す使用位置又は図5に示す不使用位置の所定場所で係止されるように、位置決め装置22内に形成されている。
位置決め装置22は、第一の二重支持体機構31と、第二の二重支持体機構32とで形成される。これらの二重支持体機構31、32は、共通の連結部材33により連結される。第一の二重支持体機構31は、リビングヒンジ36を介して連結部材33と接続ベアリング部材37にそれぞれ接続された支持体34、35を有する。第二の二重支持体機構32は、リビングヒンジ36を介して連結部材33と支持ベアリング部材40にそれぞれ接続された支持体38、39を有する。支持体34、38又はその上に形成された端部(ends)41、42は、更に、歯44と歯間隙45とを具備する歯状伝動手段43を形成する。支持体34、35の移動は、歯44の歯間隙45内での回転により、この例ではギア比1:1で支持体38、39に動きを伝達し、検眼レンズ15をビーム経路20に沿って移動させる。
位置決め装置22は、更に調整手段46を有する。図3から詳細が分かるように、調整手段46は接続ベアリング部材37上に一体的に成形され、ハブ48を有する保持部材47で形成される。ハブ48には調整ホィール49が取り付けられており、調整ホィール49は、当該調整ホイール49上に一体成型されたらせん状曲線部(screw curve)51とシャフト50とを有する。例えば、図1から分かるように、調整ホイール49の反対側には、ハブ53を有する更なる調整ホィール52がシャフト50に取り付けられている。調整ホィール49又は52の回転は、らせん状曲線部51を、支持体34に一体成型されたカム54を超えて回転させる。支持体34は、このように接続ベアリング部材37に対して相対的に回転可能であり、調整ホィール49、52の回転により、図1に示す下方作動位置から図2に示す上方作動位置へ、検眼レンズ15を移動させることができる。このらせん状曲線部51又は調整ホィール49は、二重支持体機構31、32固有の重量、そして同様に光学的ユニット13の固有の重量によりカム54に押圧される。例えば、手術すべき眼と検眼レンズ15の間の不慮の接触のように、検眼レンズ15に顕微鏡(この例では示さない)方向の力が働く場合、検眼レンズ15は、図2に示すように、上記重量に対して多大な力の消費の必要なしに、上方作動位置へ移動可能である。このように、カム54をらせん状曲線部51から容易に取り除き又は持ち上げることが可能であり、その目的で更なる力加える必要もない。安全手段56は、このように、眼と衝突が起こった場合に起こりうるダメージを効果的に防止する。
更に、二重支持体機構31、32は、プラスチック材料により、保持部材47と一緒に一部品(in one piece, 一体)として形成される。調整ホィール49、52もまた、それぞれプラスチック材料で形成される。このように、位置決めユニット11は、プラスチック材料から製造され、互いに接続が容易な4部品だけで製造することができる。符号14の保持手段もまたプラスチック材料で形成する一方で、符号16の保持手段を殺菌と再使用が可能な金属製としてもよい。位置決め装置22は、更に、接続ベアリング部材37上の第二の支持装置55を有し、その上に環状保持手段14が取り付け可能になっている。あるいは、プラスチック材料製の検眼レンズと保持手段(この例では示さない)も用いることもできる。支持装置19での保持手段16の安定した保持を確かにするため、支持ベアリング部材40に形成された支持装置19は、凹部58により形成され、ホルダー18内の切り欠き(undercut、この例では示さない)と係合可能な2つのバネ素子57を有する。これらバネ素子57は上方からホルダー18を押圧し、ホルダー18が支持装置19から取り外される時に破壊されるように形成されている。また、一つの独立したバネ素子だけを任意に形成することもできる。上記の方法により、使用者にとって、位置決めユニット11が既に使用され、再使用不可であることが明確になる。
図6(a)と図6(b)を参照すると、位置決めユニット60と、位置決めユニット60上の接続装置61とを有する更なるモニタリング装置59が示されている。縮小レンズ(この例では示さない)を受けるための保持手段62は、位置決めユニット60上に形成されている。光学的ユニット13もまた、図1から図5に示されるように、位置決めユニット60の接続装置63に取り付けられている。図1から5に示される位置決めユニットとは対照的に、この例では、第一の二重支持体機構64と第二の二重支持体機構65はいくつもの部品で形成されている。第一の二重支持体機構64は、接続ベアリング部材66と、支持体68、69とを有し、接続ベアリング部材66上には調整ホィール67が回転可能に搭載され、支持体68、69は、第二の二重支持体機構65の支持体70、71と同様、いずれの場合も、連結部材72にピン接続73を介して回転可能に取り付けられている。支持体70、71もまた、ピン接続73を介して、支持ベアリング部材に回転可能に接続されている。歯75は支持体70上に形成され、支持体68の歯間隙76と係合し、このように歯状伝導装置(toothed gearing)77を形成する。調整ホィール67を伴う二重支持体機構64、65の機能は、基本的に、前述した図1から5の位置決めユニットの機能と対応する。部品の単純な形状のため、位置決めユニット60は、コスト的に効果的な方法で金属により容易に形成可能ではあるが、この例でもまた、位置決めユニット60はプラスチック材料で形成する方が好ましい。

Claims (18)

  1. 少なくとも一つの光学的素子を有する光学的ユニット(12、13)を、顕微鏡の対物レンズと観察対象の眼の正面との間の顕微鏡ビーム経路(20)で位置合わせする位置決めユニット(11、60)であって、
    前記位置決めユニットは、当該位置決めユニットを顕微鏡に接続させる手段である接続装置(21、61)を有し、
    前記位置決めユニットは、少なくともその一部がプラスチック材料で形成されたことを特徴とする位置決めユニット。
  2. 前記位置決めユニット(11、60)は、前記光学的素子を前記ビーム経路(20)の長手方向に沿って、顕微鏡に対し相対的に移動させる手段である位置決め装置(22)を有することを特徴とする請求項1記載の位置決めユニット。
  3. 前記位置決めユニットは、第一の二重支持体機構(31、64)と第二の二重支持体機構(32、65)とを有し、前記第一、第二の二重支持体機構は、共通の連結部材(33、37)により相互に接続されたことを特徴とする請求項2記載の位置決めユニット。
  4. 前記第一、第二の二重支持体機構(31、32)の連結支持具は、いずれの場合もリビングヒンジ(36)で形成されたことを特徴とする請求項3記載の位置決めユニット。
  5. 前記位置決め装置(22)は、前記光学的素子の位置を調整する調整手段(46)を有することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載の位置決めユニット。
  6. 前記位置決め装置(22)は、前記光学的素子に顕微鏡方向の力が加わった場合に、前記光学的素子を自由に動かす安全手段(56)を形成することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項記載の位置決めユニット。
  7. 前記位置決めユニット(11)は、前記光学的素子を前記ビーム経路(20)の内外へ移動させる交換装置(23)を有することを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか1項記載の位置決めユニット。
  8. 前記交換装置(23)は、接続装置(12)と位置決め装置(22)により形成され、
    前記位置決め装置が前記接続装置に対して回転可能にされたことを特徴とする請求項7記載の位置決めユニット。
  9. 前記交換装置(23)はヒンジとして形成され、
    前記交換装置は、前記ビーム経路(22)内の使用位置又は前記ビーム経路外部の不使用位置で前記光学的素子を固定可能な少なくとも一つのスナップイン手段(28、29)を有することを特徴とする請求項7又は請求項8のいずれか1項記載の位置決めユニット。
  10. 前記位置決めユニット(11)は、全てプラスチック材料で形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載の位置決めユニット。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載の位置決めユニット(11、60)と、
    少なくとも一つの光学的ユニット(12、13)と、を有し、
    前記光学的ユニットは、少なくとも一つの光学的素子を有することを特徴とするモニタリング装置(10、59)。
  12. 前記位置決めユニット(11、60)は、前記光学的ユニットを前記位置決めユニットへ取り付け可能な支持装置(19、55、63)を有し、
    前記光学的ユニットは、前記光学的素子を保持し、前記支持装置に接続するための保持手段(16)を形成することを特徴とする請求項11記載のモニタリング装置。
  13. 前記位置決めユニット(60)は、前記光学的素子を保持するための保持手段(62)を形成することを特徴とする請求項11記載のモニタリング装置。
  14. 前記保持手段(16)及び/又は前記支持装置(19、55、63)及び/又は接続装置(21、61)は、前記保持手段と前記支持装置、及び/又は前記接続装置と顕微鏡とが分離する際に破壊されるように形成された少なくとも一つの接続素子(57)を有することを特徴とする請求項12又は請求項13のいずれか1項記載のモニタリング装置。
  15. 前記光学的ユニット(12、13)はプラスチック材料で形成されたことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項記載のモニタリング装置。
  16. 前記光学的ユニット(13)は一つの部品として形成されたことを特徴とする請求項11乃至請求項15のいずれか1項記載のモニタリング装置。
  17. 前記光学的素子は、眼底の観察のために用いられる検眼レンズ(15)として形成されたことを特徴とする請求項11乃至請求項16のいずれか1項記載のモニタリング装置。
  18. 前記光学的素子は、前記ビーム経路を調整するために使用される縮小レンズとして形成されたことを特徴とする請求項11乃至請求項17のいずれか1項記載のモニタリング装置。


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