JP2012145847A - オ−トバイのコーナリング練習機 - Google Patents

オ−トバイのコーナリング練習機 Download PDF

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Abstract

【課題】屋内に設置し、安全且つ理論体系的にオートバイのコーナリング技術を習得できるオートバイのコーナリング練習機を提供する。
【解決手段】オートバイを模した簡易車体を有するオートバイのコーナリング練習機であって、簡易車体は、フレーム状の台座と、台座の後方から上方且つ前方に突出し、台座に対して前後左右に揺動可能に支持された揺動フレームと、揺動フレームと連結され、台座に対して左右方向に揺動するハンドルシャフトと、ハンドルシャフトに回転可能に支持されるハンドルと、揺動フレームが台座に対して揺動可能に且つ起立するように揺動フレームを弾性的に支持する揺動機構と、揺動機構を台座に対して摺動可能に連結するスライド機構とを有する。
【選択図】図2

Description

この発明は、オ−トバイで道路のカーブを走行する時の運動状態を模擬的に再現したオートバイのコーナリング練習機に関するものである。
オートバイで道路のカーブを走行する時には、円旋回運動による遠心力が作用する為、運転者は自身の重心位置を移動したり、ハンドルを操作したりしてオートバイ本体をカーブの内側に傾けると共に、傾いたタイヤが滑って転倒しないようバランスを取って運転しなければならない。更に、安全にすばやくカーブを走り抜ける為には様々なカーブを数多く経験するだけでなく、オートバイの操舵機能に関連した書物や映像を参考にして理論的にも運転技術を向上させる必要がある。模擬的な実車体験装置は、特許文献1などにおいて知られているが、その目的はあくまでも臨場感を追求したもので、ディスプレイ、センサ等の補助装置を含め装置が複雑で嵩張り、設置場所も比較的広い場所に限定されるので、簡易に個人が所有して、操舵機能をも考慮した、実用的な運転技術の習得に適用するには問題があった。
特開平7−121095号公報
また、実際にオートバイで道路のカーブを走行する時、運転者は自身の運転姿勢を看視可能な状態になく、更にオートバイ本体には傾きを表示する機能もないので運転者が客観的、且つ具体的に運転状況を把握する事が困難である。また、走行時の路面状態は刻々と変化して、常に不測の状況に有り、少しでもバランスを崩すと、タイヤが滑って転倒してしまう。更に危険性の増す見通しの悪い急なカーブでは、より多くの経験が必要とされるにも拘らず、走路区間は短く、走行時間、走行頻度とも制約され、夜間の走行、対向車両の有無、雨風等の気象状況といった様々な条件も加わると、技術の習得も難しく、事故が多発する要因にもなっている。
従って、限られた運転時間を補充し、天候や昼夜の時間帯にも左右されず、狭い屋内でも安全に使用でき、しかも種々なコーナー速度に対応した実体験に近いハンドリングを再現して基本技能とバランス感覚を向上させると共に、走行感をも付加したダイナミックな運転補助手段としてのオートバイのコーナリング練習機が必要とされる。
本発明は、上記の問題に鑑み、実際のコーナリング走行時のバランス状態を擬似的に体験できる簡易練習機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のオートバイのコーナリング練習機は、オートバイを模した簡易車体を有するオートバイのコーナリング練習機であって、簡易車体は、フレーム状の台座と、台座の後方から上方且つ前方に突出し、台座に対して前後左右に揺動可能に支持された揺動フレームと、揺動フレームと連結され、台座に対して左右方向に揺動するハンドルシャフトと、ハンドルシャフトに回転可能に支持されるハンドルと、揺動フレームが台座に対して揺動可能に、且つ、起立するように揺動フレームを弾性的に支持する揺動機構と、揺動機構を台座に対して摺動可能に連結するスライド機構とを有することを特徴とする。このような構成により、コーナリング練習機のユーザは、実際のオートバイのコーナリング走行時のバランス状態を擬似的に体験することが可能となる。
また、揺動機構は、複数のバネを有し、複数のバネは、揺動フレームを揺動機構に対して左右均等に付勢する構成としてもよい。このような構成とすることにより、スプリング力を調整することが可能となり、実際のコーナー速度やオートバイ車重の状態を細かく設定できる。
また、ハンドルは、アクセルグリップと、アクセルグリップの回転角度を出力する回転角度出力手段とを有し、スライド機構は、揺動フレームが左右方向に揺動したときに、アクセルグリップの回転角度に基づいて揺動機構を台座に対して摺動させる構成としてもよい。
また、簡易車体は、表示手段を有し、表示手段は、アクセルグリップの回転角度に基づいた情報を表示するのが好ましい。このような構成とすることにより、より実車に近い挙動を再現することが可能となる。
また、簡易車体は、揺動フレームの左右方向の揺動を制動する制動手段を有し、ハンドルは、ブレーキレバーと、ブレーキレバーの移動量を出力する移動量出力手段とを有し、制動手段は、ブレーキレバーの移動量に基づいて揺動フレームの左右方向の揺動を制動する構成としてもよい。
また、簡易車体が、ハンドルシャフトに連結され、ハンドルシャフトの左右方向の傾き角を検出する傾斜計を有することが好ましい。このような構成とすることにより、揺動姿勢を定量的に把握することができ、練習精度や練習効率を高めることができる。
また、台座は、ハンドルシャフトを支持する凹面形状の受動板を有し、ハンドルシャフトは、受動板と係合すると共に、ハンドルシャフトを左右方向に回転可能に支持する樽形状ローラーを有することが好ましい。
また、簡易車体は、揺動フレームの左右方向の傾き角を検出する傾斜センサと、ユーザが揺動フレームを左右方向に揺動させたときに、ユーザの膝が当接する膝当てローラーとを有し、膝当てローラーは、前後方向に回転するように軸支されており、傾斜センサで検出される傾き角が所定の傾き角よりも大きくなった場合に回転駆動される構成としてもよい。このような構成とすることにより、より実際のオートバイのコーナリング走行時に近い状況を作ることができ、単調な定置練習が回避されて長時間の練習が可能となる。
また、簡易車体は、ハの字状に疑似的な道路を表示する表示手段を有し、表示手段は、傾斜センサで検出される傾き角に基づいて疑似的な道路を変形させて表示することが好ましい。
以上説明した如く、本発明では実際のコーナリング走行時のバランス状態を擬似的な簡易練習機で実現したので、室内等で安全に反復して練習ができる。また、ハンドル操作等実車に則して再現しているので基本技能の習得が可能となり、実車での練習走行時間が抑えられるので燃料の消費、タイヤやブレーキ等の消耗を減らした省エネ効果も期待でき、環境保護にも有効である。
図1は、本発明に係るオートバイのコーナリング練習機の一の実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1の矢印A方向から見たオートバイのコーナリング練習機の一の実施形態を示す斜視図である。 図3は、図1のオートバイのコーナリング練習機の台座が、カバーによって覆われている状態を示す本発明に係るオートバイのコーナリング練習機の一の実施形態の斜視図である。 図4は、図2の揺動機構のみを示す斜視図である。 図5は、図4の矢印C方向から見た揺動機構のみを示す斜視図である。 図6は、図4の矢印D方向と矢印E方向から見た揺動機構調整部のみを示す斜視図である。 図7は、図1の重量可変部のみの配置状態を示す斜視図である。 図8は、図1のスライド機構の配置状態を示す斜視図である。 図9は、図8のスライド機構の横滑り状態を示す斜視図である。 図10は、本発明に係るオートバイのコーナリング練習機の測角機構並びに揺動傾斜時の支持機構の位置決め機構状態を示す斜視図である。 図11は、図1の揺動フレームの垂直下部の機構構成を示す斜視図である。 図12は、本発明に係るオートバイのコーナリング練習機の使用状態を示す斜視図である。 図13は、本発明に係るオートバイのコーナリング練習機の使用状態を示す斜視図である。 図14は、図13の揺動機構のみを示す斜視図である。 図15は、図1の揺動機構及び重量可変部の着脱状態を示す斜視図である。 図16は、擬似コーナリング状態における本発明の使用状態を示す斜視図である。 図17は、擬似コーナリング状態における本発明の使用状態を示す斜視図である。 図18は、図16、図17における操舵機構と実際のオートバイの操舵機構との比較図である。図18(a)は、本発明に係るオートバイのコーナリング練習機の操舵機構を示す側面図であり、図18(b)は、実際のオートバイの操舵機構を示す側面図である。 図19は、図18(a)の矢印F方向から見た操舵機構の樽形状ローラーの側面図である。 図20は、図18(b)の矢印G方向から見た実際のオートバイの操舵機構の側面図である。 図21は、本練習機の体験者の膝が本練習機の膝当て機構に接触している状態を示す斜視図である。 図22は、本発明に係るオートバイのコーナリング練習機の表示機構と揺動機構との関係を示す斜視図である。 図23は、本発明に係るオートバイのコーナリング練習機の表示機構と揺動機構との関係を示す斜視図である。 図24は、図23の矢印H方向から見た揺動機構とスライド機構との関係を示す斜視図である。
次に、本発明の一の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1、図2、図3及び図4に示すように、本発明に係るオートバイのコーナリング練習機は、五角形のフレーム状の台座4と、該台座4の頂角部以外の四隅を下側から支持する止め具付き脚車70と、台座4の頂角部と対峙する側のフレームに嵌って4隅を水平方向に摺動自在に支持された方形状のフレーム40と、方形状のフレーム40の中央に架設された軸受ブラケット40gに前後、左右方向に揺動自在に配置されたL字形状の揺動フレーム1と、揺動フレーム1の垂直部1aの溝形ブラケット2の下側に設置され、且つ方形状のフレーム40の中央に架設された軸受ブラケット40gの下側に位置するセンタースプリング受けロッド8、9の左右両周溝と方形状のフレーム40の左右両端に設けられたサイドスプリング受けロッド6、7の左右両周溝との間に弾装された複数の長尺なコイルスプリングセット10、11からなる揺動機構(詳細は、図5に示される)と、前記L字形状の揺動フレーム1の水平部1b上に載置された座席19とダミータンク53からなる支持機構と、揺動フレーム1の垂直部1aの前側上端から延設された張出部に設けられた錘のセット12からなる重量可変部と、L字状の揺動フレーム1の水平部1bの先端に設けられたバーハンドル14、アクセルグリップ52、ハンドルシャフト15、樽形状の支持ローラー16及び台座4に設けられた凹面形状の受動板18と、バーハンドル14の正面に位置するパネル54と、台座4の分割カバー55(図3に示される)とから成るオートバイの擬似前輪機構とからなる。以下、更にこれらの機構の詳細について順次説明を行う。
図1、図2、図3、図4及び図5に示されるように、L字形状の揺動フレーム1は支持機構のシャーシー本体を形成しており、図4において、該揺動フレーム1の垂直部1aは、上向きコ字状の溝と、該溝と90度の位相となる下向きコ字状の溝との合せ形状を持った溝形ブラケット2の上向きコ字状溝に、水平ピン3aを介して、該水平ピン3aを中心に前後方向(図4の右上と左下を結んだ方向)に揺動自在に挿入されており、溝形ブラケット2の下部は、水平ピン3bを介して、センターピン5(後述)に対して該水平ピン3bを中心に左右方向(図4の左上と右下を結んだ方向)に揺動自在に軸支され、水平ピン3bは揺動フレーム1の揺動に応じて一体回転する。また、溝形ブラケット2の両側面には、外周に受け溝の付いたスプリングポスト2a、2bが配置され、更に、揺動フレーム1の垂直部1aには、張り出し頂点にスプリング受け部を設けた三角形状のステップブラケット29a、29bを配置し、該ステップブラケット29a、29bのスプリング受け部の一端とスプリングポスト2a、2bの間を、リアスプリング17a、17bで接続し、揺動フレーム1の前後方向の揺動に弾力を持たせている。また、スプリング受け部のそれぞれからは、水平方向に被験者の足を載せる為の棒状のステップ20a、20b(図1)が設けられている。
また、溝形ブラケット2の下向きコ字状の溝に回転軸支されて、該溝内に位置する水平ピン3bの中央部は、該水平ピン3bに直交して配置されたセンターピン5の上部水平穴に揺動自在に軸支され、該センターピン5は方形状のフレーム40の中央に架設された軸受ブラケット40gに、その軸方向が鉛直方向となるように回転自在に軸支されているので、揺動フレーム1も、溝形ブラケット2を介して軸受ブラケット40g上で鉛直方向周りに回転自在に構成されている。更に、該溝形ブラケット2の下向き枠部の後面には、L字形のL形ブラケット30が固定され、該L形ブラケット30の下面にはL形ブラケットピン31が設けられ、該L形ブラケットピン31は、ブロック型のスプリング受けブラケット32に回転軸支されている。このため、溝形ブラケット2を左右方向に揺動させると、L型ブラケット30と一体になったスプリング受けブラケット32は、溝形ブラケット2と反対方向(すなわち、揺動フレーム1と反対方向)に揺動する。また、図4、図5において、該スプリング受けブラケット32には、左右にセンタースプリング受けロッド8、9が軸支され、方形状のフレーム40の左右の端面板40a、40bには台形ねじ用ナット33a、33bが設けられ、更に、該台形ねじ用ナット33a、33bには、台形ねじ34a、34bが回転自在にねじ込まれ、そして、該台形ねじ34a、34bの他端にはサイドスプリング受けロッド6、7の中央部が軸着されている。また、図5において、センタースプリング受けロッド8、9の円周上には複数のスプリング受け用の溝8a、8b、8c、8d及び溝9a、9b、9c、9dが設けられ、同じくサイドスプリング受けロッド6、7の円周上にも、複数のスプリング受け用の溝6a、6b、6c及び6d、7a、7b、7c及び7dが設けられ、両溝との間には、長尺なコイルスプリングセット10(10a、10b、10c及び10d)及び11(11a、11b、11c及び11d)がそれぞれ弾装されている。後述するように、左右に設けられた該コイルスプリングセット10及び11の伸縮力を適宜調整することにより、座席19等の支持機構を直立に維持すると共に、本練習機の擬似コーナリング体験状態において、支持機構を、左右何れの方向においても揺動自在に支持する揺動機構を構成する。
また、図6において左右台形ねじ34a、34bの他端には、インデックスプランジャ35a、35bとグリップ36a、36bを設けた円盤状のソリッドハンドル37a、37bが嵌入固定されており、ソリッドハンドル37a、37bを回転させることによって左右台形ねじ34a、34bを回転させることができるようになっている。また、該ソリッドハンドル37a、37bの対面には、該インデックスプランジャ35a、35bのピンが嵌入する孔が設けられた略小判状のスライドプレート39a、39bが配置され、更に該スライドプレート39a、39bには、台形ねじ34a、34bを挟んで該台形ねじ34a、34bの軸方向と平行な一対のガイドピン38a、38bが嵌入支持され、該ガイドピン38a、38bの先端は、方形状のフレーム40の端面板40a、40bを貫通してサイドスプリング受けロッド6、7に嵌入固定されている。このため、左右台形ねじ34a、34bが回転しても、スライドプレート39a、39b及びサイドスプリング受けロッド6、7はガイドピン38a、38bを介して方形状のフレーム40の端面板40a、40bにガイドされるので、スライドプレート39a、39b及びサイドスプリング受けロッド6、7が左右台形ねじ34a、34bと一体となって回転しないようになっている。このような構造を取ることにより、ソリッドハンドル37a、37bを回転させると、台形ねじ34a、34bが回転し、台形ネジ用ナット33a及び33bによって該回転運動を直進運動に変換して、サイドスプリング受けロッド6、7を左右方向にスライドさせ、コイルスプリングセット10、11の着脱補助(弛めることによってコイルスプリング10、11の取り外しが容易となる)と伸縮力の微調整を行うことができる。更に、インデックスプランジャ35a、35bのピンを、スライドプレート39a、36bの孔に嵌入して、ソリッドハンドル37a、37bの回転を止めることができ、これによって、コイルスプリング10、11の伸縮力を維持できる。
また、揺動フレーム1の垂直部1aの前側には張出部が延設され、該張出部には、図2及び図7に示されるように、錘セット12が設けられている。張出部には、周面にねじが切られた支柱12eが設けられ、該支柱12eには、中心に穴の開いた穴開き錘12a、12b、12cがそれぞれ嵌合し、支柱12cの先端をナット12dでねじ止めすることによって、重量可変部を構成し、支柱12eに対してナット12dを弛めて取り外し、支柱12eから錘12a、12b、12cを適宜取り外すことによって、揺動フレーム1の重量を変化させることができる。
図1に示されるように、揺動フレーム1の水平部1b先端には軸受13が取り付けられている。軸受13には、剛性のバーハンドル14の中央に設けられたハンドル取り付けプレートにその上端が取り付けられ下方向に伸びる剛性のハンドルシャフト15が回転自在に軸支され、バーハンドル14のプレートと剛性のハンドルシャフト15に取り付けられたS字形プレートの上面との間には、支持シャフト14aが架設されている。また、該ハンドルシャフト15の下端には、樽形状のローラー16が、その軸方向を支持機構の軸方向(図1の矢印Aの方向)と略一致させ、且つその軸方向を回転軸として回転自在に取り付けられており、更に、該樽形状のローラー16は、台座4の頂角部に設けられた凹面形状の窪みを形成する受動板18に支持されている。このようにオートバイのハンドル機構の前輪部分を樽形状のローラー16と凹面形状の窪みを形成する受動板18とで構成したのは、後で説明するように、オートバイがコーナーを高速で旋回する際に前輪タイヤなどに掛かる力学的な作用をできうる限り擬似再現できるようにするためである。
そして、以上説明したことから明らかな如く、揺動フレーム1の水平部1bとの間に載置された座席19に、本発明に係るコーナリング練習機を体験する被験者が着座し、前方に配置されたバーハンドル14を握り、ダミータンク53を膝で挟み、揺動フレーム1の垂直下部1aに配置されたステップ20a、20bに脚を乗せて実車と同じ運転姿勢を取る事が出来る。
次に図1、図8、及び図9を参照して、スライド機構について説明する。
図1、図8において、台座4の後方の溝形構造部に嵌って、該台座4のフレームに前後左右の4隅に設けられた長穴に嵌入支持されたフレーム支持ピン40c、40d、40e、40fを介して、左右水平方向に横滑りする方形状のフレーム40には、該フレーム40のフレーム支持ピン40e、40fの内側にあって、同じく軸線を左右に移動し、先端にスプリング受け部を設けた、センタリングピン41a、41bが配置されている。また、台座4には中央スプリングポスト42a、42bを配置し、センタリングピン41a、41bのスプリング受け部を、センタリングスプリング43a、43bによって両者を弾性接続して、方形状のフレーム40を台座4の溝形構造部の枠長手方向中央に維持する。更に、該台座4にはセンタリングピン41a、41bを嵌入する長穴の上方に、中央部にスプリング受けを設けた矩形状のフリクションアーム44a、44bの各片端部を支点支持して配置し、同じく長穴の下方に下部スプリングポスト45a、45bを配置して、該下部スプリングポスト45a、45bとフリクションアーム44a、44bのスプリング受けをフリクションスプリング46a、46bで弾性接続する。また、台座4に支点支持して円弧回転するフリクションアーム44a、44bの下面は、センタリングピン41a、41bの外周面に対峙して配置する。これにより該センタリングピン41a、41bに対してセンタリングスプリング43a、43bに準じた拘束力が付加されると同時に、フリクションアーム44a、44bは、フリクションスプリング46a、46bに準じた拘束力でセンタリングピン41a、41bを長穴の下方の内周面に向かって押しつける。そして、フリクションアーム44a、44bの円弧回転でセンタリングピン41a、41bへの接触位置と角度を変化させてセンタリングピン41a、41bへの拘束力を制御し、横滑り量を可変式とする。
続いて、該スライド機構とアクセルワークを同期させる中継機構について説明する。図8に示されるように、フリクションアーム44a、44bの他端にはジョイントピン47a、47bを配置して、端面上に長穴をもったジョイントアーム48a、48bの該長穴に嵌入し、更に、該ジョイントアーム48a、48bは長穴を下にして立ち上げた各上端部を、該ジョイントアーム48a、48bを挟んで断面H形状のジョイントブラケット49の各フランジ溝部枠内に両端軸支のピンで接続する。また、該ジョイントブラケット49の断面H形状のH面中央部ウェブの中心(中心位置には後述するセンター穴を配置)から各フランジ溝方向の平面上にスライドシャフト50a、50bを垂直に配置し、台座4の後面中央部の張出しフランジ面に前記スライドシャフト50a、50bが嵌入するガイド穴を配置し、ジョイントブラケット49を垂直方向に摺動させる。更に、ジョイントブラケット49の断面H形状のH面中央部ウェブの中心位置に前述のセンター穴を設け、通常の内部ワイヤー先端ナット接続タイプのアクセルワイヤー51の内部ワイヤーを接続する。また、張出しフランジ面にはスライドシャフト50a、50bのガイド穴に挟まれた中心位置にアクセルワイヤー51の端部を固定し、他端をアクセルグリップ52の導入部に接続する。該機構により前記アクセルワイヤー51の内部ワイヤーを出し入れするとジョイントブラケット49が上下し、フリクションアーム44a、44bが円弧回転する。一連の操作機構に対応するスライド作動は、図9に示す様に揺動フレーム1を傾け、アクセルグリップ52を回して、アクセルワイヤー51の内部ワイヤーを引っ張ってフリクションスプリング46a、46bの張力に対抗してジョイントブラケット49を引き上げて、フリクションアーム44a、44bを回動させ、センタリングピン41a、41bに対するフリクションアーム44a及び44bの拘束力が、該アクセルワイヤー51の引っ張り量に応じて解除され、揺動フレーム1の傾きに応じて、4箇所のフレーム支持ピン40c、40d、40e、40f及びフリクションアーム44a、44bが、台座4に設けられた長穴内をスライドし、揺動フレーム1も同調して横滑りする。
次に図1、図10、及び図11を参照して、測角機構並びに揺動傾斜時の支持機構の位置決め機構について説明する。
図10において、測角器21は、ハンドル取り付けプレート前部の張り出しステイの角度指示パネル22に嵌められていて、通常の傾斜計で傾斜角を計測し、かかる傾斜角を機械的に変換して、揺動角を指針で示す。ここで使用される傾斜計としては、重力方向を検出し、重力方向の傾き具合から傾斜角を測定するものであり、ポテンションメータを利用するものや加速度センサを利用するものがあり、最近では、非接触型のポテンションメータ(光学型や磁気抵抗素子型)も利用されている。更に、揺動フレーム1と一体の水平ピン3b軸端には円盤状のディスク23の中心が取り付けられており、溝形ブラケット2の下向き枠部の前面には、円盤状のディスクを挟むブレーキパット24が設けられている。円盤状のディスク23とブレーキパット24は、通常のオートバイに用いられている油圧式のディスクブレーキの仕組みと同じであり、更に、ブレーキレバー25を握ることで、マスターシリンダー内のピストンがブレーキフルードを押し、その圧力を受けたキャリバーピストンがブレーキパッド24を押し、そのブレーキパッド24が円盤状のディスク23を挟み込むことで、揺動した揺動フレーム1をその位置で制動させることができ、これによって上記の揺動傾斜時の支持機構が構成される。尚、この油圧式ディスクブレーキは、片押しピストン式のブレーキであっても良い。
更に、図11に示す如く、揺動フレーム1の垂直部1aの溝形ブラケット2の後面には、張出ブラケットを介してアーチ形の近接スイッチマグネット26aが設けられている。また、溝形ブラケット2の後面には、水平ピン3bの軸端に近接スイッチマグネット26aに対峙する扇形状のスイッチ部材26が設けられており、該扇形状のスイッチ部材26の所望の左右角度位置には、近接スイッチマグネットが所定の範囲に近づくと磁気を感知して後述する電動モーター27a、27bの回転をONにする近接スイッチセンサ26b、26cが設けられている。そして、図1に示す如く、台座4の水平部両前端には、電動モーター27a,27bが配置されており、該電動モーター27a、27bの回転軸には膝当てローラー28a、28bが軸着され、該膝当てローラー28a、28bは、本練習機の被験者が揺動機構を所定の角度まで傾けたときに被験者の膝が膝当てローラーに接触する位置に配置されている。
次に本発明にかかるオートバイのコーナリング練習機の使用方法につき図12、図13及び図14を参照して説明する。
例えば室内で使用する場合、まず図12に示す被験者56は座席19に座り、揺動フレーム1の垂直部1aの両測面に取り付けられた一対のステップ20a、20bに脚を乗せ、バーハンドル14を握って運転姿勢を取る。次に図13に示すように、被験者56は重心位置を移動しながら、図13のように揺動機構を傾けて図14のように一方のスプリングセット11が伸びた状態で均衡させ、ブレーキレバー25を握って揺動フレーム1を停止させると同時に、測角器21の示した角度値を見て傾斜バランス状態を定量的に把握する。
更にブレーキレバー25を解除して体の重心位置を外側に移動するとスプリングセット11が更に伸びて傾斜角度が増すと同時にスプリングセット11の張力も増すのでカーブでの遠心力が増加した時の運転バランス感覚が再現出来る。この動作を左右繰り返し種々のカーブでのバランス状態を測角器21の示した値を見ながら定量的に把握する。
また、図5のスプリングセット10、11の取り付け本数を左右同数増減することにより、例えば図15の如くスプリング10aと11aを取外して(サイドスプリング受けロッド6a、7aから外して方形状のフレーム40の下面部に置く)張力を低下させて傾斜角度とバランスを変化させると、コーナーの旋回速度が低下し遠心力が減少した場合の運転バランスを再現でき、穴開き錘12cを外すと車両重量の異なる車体状況にも対応できる。以上の動作を図12に示す如く、前後左右に配置したカメラ58で撮影すると、運転姿勢と傾斜角度の関係がより客観的に把握出来る。
続いてハンドル操作に関し図16、図17、図18、図19及び図20を参照して説明する。
オートバイがカーブに差掛かり、高速でコーナーに進入して、車体が旋回中心側に傾けられると、前輪タイヤには旋回中心方向に切込んだ形で舵角が発生し、更に車体の傾きが増すと前輪タイヤの接地側面が路面より押し戻される状態となり、車体の傾きに反比例して舵角が減少していく。この動作に対応したハンドル操作として図16の矢印方向で旋回中心側へ切る操舵と、図17の矢印方向で元に戻す操舵が必要となる。この車体動作と操舵作用に対応し、実車前輪と路面の接地関係を擬似体験すべく、その軸線を中心に回転自在な樽形状ローラー16と凹面形状の窪みを形成する受動板18とがその役割を果たす。また、図18(a)の樽形状ローラー16のローラー径59aは、図18(b)に示される実車前輪タイヤ60の径Rと同等とし、図19の樽形状ローラーの断面径59bは、実車前輪タイヤ60の断面径を漸次減少させるものとする。更に、図16において被験者56が、バーハンドル14を持ち、リアスプリング17a、17bの伸縮力や体重移動で、バーハンドル14に荷重しながら揺動フレーム1を傾けて樽形状ローラー16を凹面形状の受動板18に接地させる擬似コーナリングの作動状態は、実車で車体が傾いた場合の図20における車輪のトロコイド運動に対して以下の差異がある。即ち、擬似揺動機構では水平ピン3bが回転固定支持結合の為、車輪の水平方向移動量64(図20に示される)が過剰拘束となって樽形状ローラー16と凹面形状の受動板18の接地面に滑動による滑り摩擦力が生ずる。従って、該滑り摩擦力は過剰力となり、図19の樽形状ローラー16の軸中心回転量65の転動として転がり摩擦力へ変換して削減する。また、該変換機構で操舵メカニズムが実車と差異なく機能することにより図18のハンドルシャフト15と樽形状ローラー16の接地角度のキャスターアングル61や、接地間隙のトレール62の関係を維持再現でき、更に、実車前輪が平坦な路面を走行しているのと同様な効果を出すため、樽形状ローラー16の側面は、漸次減少したローラー断面径59bに対応して、凹面形状とした受動板18の曲率面63と接地するものである。これによって、オートバイがコーナーを高速で旋回する際に前輪タイヤなどに掛かる力学的な作用と操舵機構ができうる限り擬似再現できるようになる。また、高速で旋回する際、前記車体の傾きとアクセル開閉操作で前輪を支点に後輪がコーナー外側にスライドする。この動作に対応し、実車後輪と路面の接地関係を擬似体験すべく、図8、図9のごとく、その軸線を左右にスライドする方形フレームを導入しアクセルグリップ52と同期して揺動フレーム1を傾けてセンタリングピンのフリクションを増減して実施する。
また、発生した車体の舵角は図16に示すように、揺動フレーム1がセンターピン5を中心として回転運動することで対応する事が出来る。
次に本練習機の膝当て機構とその作動について図21を参照して説明する。
最近のスポーツタイプのオートバイではカーブでオートバイを傾けた際、膝を路面に当ててその傾きを感知する方法が取られ、ライディングスーツに通称バンクセンサとも呼ばれる膝当てパット57を備えたものも有る。
本発明はその形態を取り入れたもので、被験者56が体の重心位置を移動して揺動フレーム1を中心より右方向或いは左方向の外側に傾けると、揺動フレーム1の傾斜に応じて、近接スイッチマグネット26aが、近接スイッチセンサ26b或いは26cのいずれかに接近し、所定の範囲に入ると、それによって、電動モーター27a若しくは27bのスイッチが作動し、軸着された膝当てローラー28a若しくは28bが回転を始める。更に被験者56が重心位置を移動して揺動フレーム1を更に傾けても、扇形の近接スイッチマグネット26aの端部が、近接スイッチセンサ26b若しくは26cの作動範囲内にあるので、電動モーター27a若しくは27bは回転を継続し、被験者29が回転中の膝当てローラー28a若しくは28bに自らの膝当てパット30を接触させると、その回転運動の感触から相対的にオートバイの速度状態が再現され、路面接触感覚と共に走行感覚が得られる。
また、前記の通り、接触感覚から走行感覚を再現するが、更に、視覚的に再現する為の表示装置を図22、図23及び図24により説明すると、正面にLEDを埋め込んだパネル54を配置し、遠近法に因る道路に見立てカタカナのハの字形を表示させ、該ハの字形を不図示のPIC等(マイクロコントローラ)を使用して上から順番に点滅させる。また、図24に示す如くスライド機構のフリクションアーム44aが台座4に支持されて円弧回転する支点端面と、通常のシャフトを回転させて抵抗値を変化させる可変抵抗器66のシャフトを接続し、該可変抵抗器66の本体を台座4の後面中央部の張出しフランジ面に配置された可変抵抗器取付ブラケット67に固定する。このことにより、前記図9のアクセル操作(図24のアクセルワイヤー51の内部ワイヤーを押し引きする)はフリクションアーム44aを回転し、接続された可変抵抗器66のシャフトの回転に換えて内部の巻線抵抗値を変化させ、PICの発信回路のLED点滅速度を可変にして、抵抗値に応じて、ハの字に配列されたLEDを点滅させ、擬似道路の走行速度が増減するような視覚的変化を与える。更に、揺動フレーム1の垂直下部1aの溝形ブラケット2の後面には、張出ブラケットを介して後端部に表示用近接センサ検出体68を設け、扇形状のスイッチ部材26の後端面には揺動角度を分割した各位置に高周波発信型の表示用近接センサ69を放射状に分配し、該表示用近接センサ69の各々の揺動角度に対応した路面表示(図23のパネル54でハの字形を上辺から揺動側に漸次移動変形したもの)をPICにプログラムする。なお、路面表示のパネル54には、重複する路面形状を集約し、総ての路面形状を表示可能なようにLEDを配置した画面表示LED54aを適用している。そうして揺動フレーム1が傾き、表示用近接センサ検出体68が表示用近接センサ69に近づき電磁誘導を検出すると、PICが傾斜角度に適応した路面を表示し、点滅ライトの移動パターンと併せてカーブ状態をも視覚的に再現する。
1 揺動フレーム
1a 垂直部
1b 水平部
2 溝形ブラケット
2a、2b スプリングポスト
3a、3b 水平ピン
4 台座
5 センターピン
6 サイドスプリング受けロッド
6a、6b、6c、6d スプリング受け用の溝
7 サイドスプリング受けロッド
7a、7b、7c、7d スプリング受け用の溝
8 センタースプリング受けロッド
8a、8b、8c、8d スプリング受け用の溝
9 センタースプリング受けロッド
9a、9b、9c、9d スプリング受け用の溝
10 コイルスプリングセット
10a、10b、10c、10d スプリング
11 コイルスプリングセット
11a、11b、11c、11d スプリング
12 錘セット
12a、12b、12c 穴開き錘
12d ナット
12e 支柱
13 軸受
14 バーハンドル
14a 支持シャフト
15 ハンドルシャフト
16 樽形状ローラー
17a、17b リアスプリング
18 受動板
19 座席
20a、20b ステップ
21 測角器
22 角度指示パネル
23 ディスク
24 ブレーキパット
25 ブレーキレバー
26 スイッチ部材
26a 近接スイッチマグネット
26b、26c 近接スイッチセンサ
27a、27b 電動モーター
28a、28b 膝当てローラー
29a、29b ステップブラケット
30 L形ブラケット
31 L形ブラケットピン
32 スプリング受けブラケット
33a、33b 台形ねじ用ナット
34a、34b 台形ねじ
35a、35b インデックスプランジャ
36a、36b グリップ
37a、37b ソリッドハンドル
38a、38b ガイドピン
39a、39b スライドプレート
40 フレーム
40a、40b 端面板
40c、40d、40e、40f フレーム支持ピン
40g 軸受ブラケット
41a、41b センタリングピン
42a、42b 中央スプリングポスト
43a、43b センタリングスプリング
44a、44b フリクションアーム
45a、45b 下部スプリングポスト
46a、46b フリクションスプリング
47a、47b ジョイントピン
48a、48b ジョイントアーム
49 ジョイントブラケット
50a、50b スライドシャフト
51 アクセルワイヤー
52 アクセルグリップ
53 ダミータンク
54 パネル
54a 画面表示LED
55 分割カバー
56 被験者
57 膝当てパット
58 カメラ
59a ローラー径
59b ローラー断面径
60 実車前輪タイヤ
61 キャスターアングル
62 トレール
63 曲率面
64 水平方向移動量
65 軸中心回転量
66 可変抵抗器
67 可変抵抗器取付ブラケット
68 表示用近接センサ検出体
69 表示用近接センサ
70 止め具付き脚車

Claims (9)

  1. オートバイを模した簡易車体を有するオートバイのコーナリング練習機であって、
    前記簡易車体は、
    フレーム状の台座と、
    前記台座の後方から上方且つ前方に突出し、前記台座に対して前後左右に揺動可能に支持された揺動フレームと、
    前記揺動フレームと連結され、台座に対して左右方向に揺動するハンドルシャフトと、
    前記ハンドルシャフトに回転可能に支持されるハンドルと、
    前記揺動フレームが前記台座に対して揺動可能に、且つ、起立するように前記揺動フレームを弾性的に支持する揺動機構と、
    前記揺動機構を前記台座に対して摺動可能に連結するスライド機構と、
    を有することを特徴とするオートバイのコーナリング練習機。
  2. 前記揺動機構は、複数のバネを有し、
    前記複数のバネは、前記揺動フレームを前記揺動機構に対して左右均等に付勢することを特徴とする請求項1に記載のオートバイのコーナリング練習機。
  3. 前記ハンドルは、アクセルグリップと、前記アクセルグリップの回転角度を出力する回転角度出力手段とを有し、
    前記スライド機構は、前記揺動フレームが左右方向に揺動したときに、前記アクセルグリップの回転角度に基づいて前記揺動機構を前記台座に対して摺動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のオートバイのコーナリング練習機。
  4. 前記簡易車体は、表示手段を有し、
    前記表示手段は、前記アクセルグリップの回転角度に基づいた情報を表示することを特徴とする請求項3に記載のオートバイのコーナリング練習機。
  5. 前記簡易車体は、前記揺動フレームの左右方向の揺動を制動する制動手段を有し、
    前記ハンドルは、ブレーキレバーと、前記ブレーキレバーの移動量を出力する移動量出力手段とを有し、
    前記制動手段は、前記ブレーキレバーの移動量に基づいて前記揺動フレームの左右方向の揺動を制動することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のオートバイのコーナリング練習機。
  6. 前記簡易車体が、前記ハンドルシャフトに連結され、前記ハンドルシャフトの左右方向の傾き角を検出する傾斜計を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のオートバイのコーナリング練習機。
  7. 前記台座は、前記ハンドルシャフトを支持する凹面形状の受動板を有し、
    前記ハンドルシャフトは、前記受動板と係合すると共に、前記ハンドルシャフトを左右方向に回転可能に支持する樽形状ローラーを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のオートバイのコーナリング練習機。
  8. 前記簡易車体は、
    前記揺動フレームの左右方向の傾き角を検出する傾斜センサと、
    ユーザが前記揺動フレームを左右方向に揺動させたときに、前記ユーザの膝が当接する膝当てローラーと、を有し、
    前記膝当てローラーは、前後方向に回転するように軸支されており、前記傾斜センサで検出される傾き角が所定の傾き角よりも大きくなった場合に回転駆動されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のオートバイのコーナリング練習機。
  9. 前記簡易車体は、ハの字状に疑似的な道路を表示する表示手段を有し、
    前記表示手段は、前記傾斜センサで検出される傾き角に基づいて前記疑似的な道路を変形させて表示することを特徴とする請求項8に記載のオートバイのコーナリング練習機。
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