JP2012134897A - 画調変換方法、画調変換装置、画調変換システム並びにプログラム - Google Patents

画調変換方法、画調変換装置、画調変換システム並びにプログラム Download PDF

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Naotaka Uehara
直隆 上原
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正哲 菊地
Sumihito Shinohara
純人 篠原
Takayuki Kogane
孝行 小金
Hirotaka Yuno
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Abstract

【課題】位置情報に基づいて画像データの画調を変換できるようにする画像変換方法、画像変換装置、画像変換システム並びにプログラムを提供すること。
【解決手段】画像表示装置1は、被写体を撮影する撮影素子(8)と、撮影された画像を記憶するメモリ(14)と、撮像位置情報を取得するGPS制御部(20)及びパラメータメモリ(410)を備える。また、画像表示装置1とインターネットを介して接続されるプリントサイト550やパーソナルコンピュータ510もGPS700または700を備え、表示位置情報を取得する。そして、撮像位置情報または表示位置情報のいずれかまたは両方に基づいて画調変換処理を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像の画調を変える画調変換方法に関し、特に、その画像を撮影した位置、またはその画像を表示させる位置、あるいはその画像の記憶されている位置等の位置情報に応じて画調を変える画調変換方法、画調変換装置、画調変換システム並びにプログラムに関する。
近年、デジタルカメラの普及により、写真は、デジタル画像データとして保存することが一般的となっている。画像データは撮影したデジタルカメラで閲覧したり、画像データを取り込んだパーソナルコンピュータ等で閲覧したりすることができるため、写真の楽しみ方にも変化が生じている。
例えば、画像処理を加えることで、元の写真をベースとしつつも趣の異なる画調の画像(例えば、絵画調等)に絵画変換して表示することができるようにした技術(絵画変換技術)も提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
画調の変え方は色々考えられるが、画像データに対して、位置情報を利用して国や地域等により異なる趣向を反映した画像処理を実行する技術が知られている。例えば、ある国では自然な肌色を重視した画像処理が施されるのに対して、別のある国では鮮やかな原色を重視した画像処理が施され、画像処理内容をユーザがマニュアルで指示することなく、地域による趣向の違いに対応した画像処理を実行する技術が開示されている(例えば、下記特許文献2参照)。
特開平8−44867号公報 特開2007−19921号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、画像データを絵画調に変換することはできるが、位置情報を利用することはできなかった。
また、特許文献2記載の技術では、位置情報を利用しているが、撮像位置により、撮像した画像データに対しその地域の趣向の違いに応じた補正を施すのみであり、インターネットを利用して世界の様々な地域に画像を見られる時代に応じてその画像を撮影した位置、またはその画像を表示させる位置、あるいはその画像の記憶されている位置等の位置情報を十分に活用しているとはいえなかった。
そこで、本発明は、画像を撮影した位置、またはその画像を表示させる位置、あるいはその画像の記憶されている位置等の位置情報を活用した画調変換をすることのできる画調変換方法、画調変換装置、画調変換システム並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、請求項1記載の発明では、撮像された位置情報を有する画像データをインターネット経由で別の場所で表示する際に、前記画像データの有する撮像された位置情報または表示する場所の位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法を提供するものである。
請求項2記載の発明では、画像データをインターネット上のサーバーに位置情報とともにアップする手段を有し、前記サーバー上で、前記アップした場所の位置情報に基づいて前記アップされた画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法を提供するものである。
請求項3記載の発明では、画像データをインターネット上のサーバーにアップする手段を有し、前記サーバー上で、前記サーバーの設置位置を示す位置情報に基づいて前記アップされた画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法を提供するものである。
請求項4記載の発明では、インターネット上のサーバーから画像データをダウンロードし表示する際に、ダウンロードした位置情報に基づいて前記ダウンロードした画像データを画調変換することを特徴とする画調変換方法を提供するものである。
請求項5記載の発明では、撮像した位置情報が付加されている画像データを表示する際に、前記撮像した位置情報と表示する位置情報の関係に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法を提供するものである。
請求項6記載の発明では、前記位置情報はGPSによって取得することを特徴とする請求項1ないし5いずれか一に記載の画調変換方法を提供するものである。
請求項7記載の発明では、複数種類の画調を備え、前記位置情報に応じて変換される画調の優先順位が変わることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一に記載の画調変換方法を提供するものである。
請求項8記載の発明では、画像データを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された撮像位置を取得する撮像位置情報取得手段と、前記撮像された画像データに前記撮像位置情報を付加し、該撮像位置情報を有する画像データをインターネット経由でサイトにアップする手段と、前記サイトにアップされた画像データを表示する表示手段と、前記表示手段の所在する位置を取得する表示位置情報取得手段と、画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、を備え、前記サイトにアップされた画像データを前記表示手段により表示する際に、前記画像データの有する撮像位置情報または表示手段の有する表示位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換する手段を備えることを特徴とする画像変換装置を提供するものである。
請求項9記載の発明では、画像データを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された撮像位置を取得する撮像位置情報取得手段と、前記撮像された画像データに前記撮像位置情報を付加し、該撮像位置情報を有する画像データをインターネット経由でサイトにアップするアップロード手段と、前記サイトにアップされた画像データを表示する表示手段と、前記アップロード手段の位置を取得するアップロード位置情報取得手段と、画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、を備え、前記サイトにアップされた画像データを前記表示手段により表示する際に、アップロード位置情報に基づいて前記画像データの画調を変換する手段を備えることを特徴とする画像変換装置を提供するものである。
請求項10記載の発明では、画像データをインターネット上のサーバーにアップするアップロード手段と、前記サーバーの位置を取得するサーバー位置情報取得手段と、画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、前記サーバー上で、前記アップロード手段によりアップロードされた画像データを、前記取得されたサーバー位置情報に基づいて前記アップロードされた画像データの画調を前記画調変換手段により変換することを特徴とする画調変換装置を提供するものである。
請求項11記載の発明では、インターネット上のサーバーから画像データをダウンロードするダウンロード手段と、前記ダウンロードした画像データを表示する表示手段と、前記表示手段の所在する位置を取得する表示位置情報取得手段と、画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、前記表示位置情報に基づいて前記ダウンロードした画像データを前記画調変換手段により画調変換することを特徴とする画調変換装置を提供するものである。
請求項12記載の発明では、画像データを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された撮像位置を取得する撮像位置情報取得手段と、画像データを表示する表示手段と、前記表示手段の所在する位置を取得する表示位置情報取得手段と、前記撮像位置情報が付加されている画像データを表示する際に、前記撮像位置情報と表示する位置情報の関係に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換装置を提供するものである。
請求項13記載の発明では、前記位置情報はGPSによって取得する手段を有することを特徴とする請求項8ないし12いずれか一に記載の画調変換装置を提供するものである。
請求項14記載の発明では、前記画調変換手段は複数種類の画調を備え、前記位置情報に応じて変換される画調の優先順位が変わることを特徴とする請求項8ないし12いずれか一に記載の画調変換装置を提供するものである。
請求項15記載の発明では、端末と、前記端末とインターネットを介して接続されるサーバーと、を含む画像変換システムであって、撮像された撮像位置情報を有する画像データをインターネット経由で前記サーバーにアップする手段と、前記サーバーにアップされている画像データをダウンロードする手段と、前記ダウンロードした前記画像データを表示する表示手段と、前記サーバーの所在位置または前記画像データをアップロードした位置若しくは前記画像データをダウンロードした位置の位置情報を取得する表示位置情報取得手段と、前記表示手段で表示する際に、前記撮像位置情報または表示位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換システムを提供するものである。
請求項16記載の発明では、コンピュータにより読み取り実行可能なプログラムであって、画像データに付加されている位置情報または画像データを表示する場所の位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換する機能を有していることを特徴とするプログラムを提供するものである。
請求項17記載の発明では、画像データをN種類の変換パラメータ群に基づいてN種類の画調のいずれかに変換可能な画調変換装置において、位置情報取得手段を有するとともに、位置情報と対応させて前記N種類の変換パラメータ群を記憶したパラメータテーブルを備えていることを特徴とする画像変換装置を提供するものである。
同じ写真でも、位置情報に応じて自動的に様々な画調に変換することができ、新しい写真の楽しみ方を提供することができる。
(a),(b),(c)は本発明を適用した実施形態による画像表示装置1を示す外観図及び表示例を示す図である。 本実施形態による画像表示装置1の電気的構成を示したブロック図である。 本実施形態による画像表示装置1と接続されるネットワーク系の構成を示す概念図である。 本実施形態による表示装置1のメモリカード60に記憶されている画像ファイルの構造を示す概念図である。 本実施形態による絵画タッチの状態を示す図である。 (a),(b)は本実施形態による位置情報と所定の地域が対応付けられている様子を説明するための図である。 本実施形態による位置情報に応じた画調の変換例を示した図である。 本実施形態による画調変換の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるパラメータ群を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1(a)は、本発明を適用した実施形態による画像表示装置1を示す外観図である。
画像表示装置1の正面には、本体2に保持された液晶表示パネル3によって構成される表示部が設けられている。この液晶表示パネル3には、タッチパネル5が一体的に構成されており、指でタッチすることにより操作可能となっている。
なお、この実施形態では、本体2の前面上部右側には、撮像素子8が設けられ、側面には、メモリカードスロット6が設けられている。更に、本体上部にGPS(Global Positioning System)アンテナ7、前面上部左側にセンサ40が設けられている。
図1(b)は、液晶表示パネル3の表示例を示す。この例はサムネイルと3枚の画調変換画像との計4枚の画像を液晶表示パネル3において行方向に表示している。すなわち、液晶表示パネル3において左端にサムネイル1〜4が列方向に表示されるとともに、例えばサムネイル1に対応してその画調変換画像である「油絵調1」、「水彩画調1」、「パステル画調1」が行方向に表示される。また、他のサムネイル2、3、4も同様であって、各々対応してその画調変換画像である「油絵調2、3、4」、「水彩画調2、3、4」、「パステル画調2、3、4」が行方向に表示される。
また、このときCPU11は、液晶表示パネル3に下スクロールボタン301、右スクロールボタン302、上スクロールボタン303及び左スクロールボタン304を表示させる。なお、本実施形態においては、平面座標におけるX方向を行方向と称し、Y方向を列方向と称する。
この状態で、指によるタッチスライド操作、もしくは下スクロールボタン301により下方向へスクロールすることも(矢印X)、右スクロールボタン302により右方向へスクロールすることも(矢印Y)できる。
図1(c)は、液晶表示パネル3に例えば図1(b)で示されたサムネイルの1つを全画面表示したときの表示例を示す。
すなわち、図中4は、この画像変換装置1において画像変換を行う際に、例えば800画素×600画素の画像を表示する画像表示領域であり、それ以外の部分は、各種の操作ボタン類を適宜表示するタッチパネル5として機能するようになっている。
図2は、本実施形態による画像表示装置1の電気的構成を示したブロック図である。
画像表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、CPU11に接続されたROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access memory)13と、内部メモリ14とを備え、ROM12には、CPU11に後述するフローチャートに示す動作を行わせるためのプログラムが記憶されている。また、CPU11は、撮像素子8で撮像した顔を認識処理するための顔認識エンジン100と、写真画像を絵画調の画像に変換する絵画変換エンジン200を含んでいる。
顔認識エンジン100は、写真の中に複数の顔が写っている場合、それぞれの顔を認識する能力を備えている。一般的に写真を絵画調に変換すると、風景や建物の写真は仕上がりが良いが、人物の顔は不自然になる場合がある。そこで、顔認識エンジン100により画像データの中の顔の領域を検出し、顔の領域については変換度を弱める等の制御を行う。
絵画変換エンジン200は、例えば、特開平8−44867号公報、特開2004−213598号公報等に開示されているような絵画変換処理を行う。
絵画変換とは、画像を構成する各画素を所定のパラメータ(絵画変換パラメータ)に従って変換し、油絵調、水彩画調、パステル調・・・等の絵画風の画像に変換する技術である。絵画変換エンジン200による絵画変換処理は、メモリカード60に記憶されている表示対象の画像あるいは後述する配信コンテンツサイト530の画像を、絵画調画像に変換し、変換後の絵画調画像を液晶表示パネル3に表示する処理である。
パラメータについては後述するが、所定の画調に変換するために必要なパラメータのセットをパラメータ群Pと呼ぶ。
また、絵画調画像への変換に際して目標とする絵画の種類、つまり変換画調画像にする特徴(画調、画風)が選択可能である。本実施形態において選択可能な画調は、油絵調、水彩画風、油彩画風、パステル調、色鉛筆画調、クレヨン画調、イラスト画調、点描画調、エアブラシ、シルクスクリーン風、刺繍絵風、コラージュ(糊付け)風、日本画調、西洋画調等がある。しかし、これに限ることなく、ゴッホ調、モネ調、ピカソ調等、画家の特徴を加味した変換の選択を可能としても良い。また、別の画調のアルゴリズムを後述するメモリカード60で提供することもできる。絵画調の描画タッチとしては筆の太さも選択可能である。
これら顔認識エンジン100、絵画変換エンジン200はCPU11と協働するASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)、若しくはDSP(Digital Signal Processor)、あるいはリコンフィギュラブルLSI(C言語等のプログラムによって再構成可能なLSI)によって構成される。
RAM13は、CPU11が必要に応じて種々のデータを一時的に記憶する作業用のメモリである。内部メモリ14は、ハードディスク、またはフラッシュメモリによる大容量不揮発性メモリであり、詳述しないがフォルダが形成されて多数の画像を保存可能となっている。
表示制御部16は、CPU11から供給される表示用の画像データに基づいて液晶表示パネル3を駆動することにより、画像や、各種メニューを液晶表示パネル3に表示させる。キー入力部制御部17は、CPU11の制御に基づいてタッチパネル5の操作信号を入力するものである。
タッチパネル5は、静電容量方式、光学方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、超音波方式、電磁誘導方式等様々存在する中から、適宜選択することができる。指紋認証や、静脈認証の機能を組み込むことも可能である。
メモリカードインターフェース18は、メモリカードスロット6に着脱自在に装着された各種のメモリカード60と、CPU11との間におけるデータの入出力を制御する入出力インターフェースである。
撮像制御部19は、撮像素子8を駆動して被写体の画像を取り込む制御を行う。ベイヤーデータで取り込まれた画像データは、YUV、及びRGBデータに変換後、JPEG(Joint Photographic Experts Group)データに圧縮されて内部メモリ14またはメモリカード60に記録される。
GPS制御部20は、GPSアンテナ7で受信した情報を元に緯度、経度、高度、時刻を含む位置情報を取得する。これにより、画像表示装置1の現在位置を知ることができる。このGPS制御部20は本実施形態において重要な役割を担う。
24は地図データベースである。地図情報を記憶しており、GPS制御部20で得られた位置情報と対応付けて地図を表示させるためのものである。地図情報は予め記憶してあってもよいし、メモリカード60で供給若しくは通信制御部30を経由して取得してもよい。また撮影した写真の位置情報と地図情報を関連付けて表示させることもできる。
通信制御部30は、電話回線31若しくは無線LAN32を経由してインターネット500に接続し、メールの送受信や、コンテンツの送受信を含む通信制御を行う。
電源制御部70は、電源プラグ81を介してAC電源を取り入れ、直流に変換して各部に主電源71若しくは待機電源72の電力を供給する。
図3は、本実施形態によるネットワーク系の構成を示す概略構成図である。
510はパーソナルコンピュータであり、無線LAN32等で通信制御部30を介して画像表示装置1と接続でき、画像表示装置1では設定できない複雑な設定等をすることができる。前記GPSアンテナ7やGPG制御部20と同様の機能を有するGPS700を備えている。パーソナルコンピュータを代表的に例示したが携帯端末、スマートフォン等でもよい。
520は、インターネット500を介して接続されるネットワークサービスサイトであり、少なくとも認証サーバー521、メールサーバー522、課金サーバー523、コンテンツサーバー524、絵画変換サーバー525を含む。このネットワークサービスサイト520は画像表示装置1のネットワークプロバイダの役割もしている。
認証サーバー521は、アクセス者を認証するためのものであり、メールサーバー522はメールの送受信を管理するためのものであり、課金サーバー523はコンテンツサーバー524に保存されている画像、音楽、プログラムその他のコンテンツを有料で提供する際の課金を管理するためのものである。
530は、表示装置1に表示させるための各種コンテンツを配信するための配信コンテンツサイトで、多数のコンテンツや、画像等を有しており、インターネット500を介して画像表示装置1若しくはネットワークサービスサイト520へデータを配信することができる。
配信コンテンツサイト530の例としては、ライブカメラ映像を設置しライブ映像を配信するライブ映像コンテンツ配信サイトがある。山や空、ビル群等を常時撮影していて、動画若しくは静止画でネットワークサービスサイト520へ配信する。
550は、ネットワークを介して受信した画像データを画調変換するためのプリントサイトである。認証サーバー521、課金サーバー523はネットワークサービスサイト520と同様である。ストレージサーバー551に受信した画像データを一時保存し、絵画変換サーバー525の絵画変換エンジンにて変換した変換画像も一時記憶する。
絵画変換サーバー525は前記絵画変換エンジン200と同等若しくはそれに類するものをサーバー側にも持たせたものである。端末である画像表示装置1よりもネットワーク上のサーバーの方がメモリ容量や演算速度に余裕を持たせることができる。
そして、プリントサイト550内のプリンタ553、若しくはプリント専門業者への発注により変換画像を紙、キャンバス地その他の素材にプリントする。従ってプリントサイト550内にプリンタ553を有することは必須ではない。
画像表示サーバー552は、このプリントサイト550内で画像変換処理を行う場合のユーザに対するインターフェース処理を行うためのものである。すなわち、ユーザが自分の写真をアップする方法、絵画調の種類を選択する方法、プリントサイズの選択方法、プリント素材の選択方法等をガイドするための表示を制御する。
600は絵画変換するためのパラメータ群を記憶するパラメータテーブルである。画調がN種類用意されている場合、パラメータ群P(1)〜P(n)は画像データを1〜Nの画調に変換するためのパラメータのセットである。
700はGPSである。図2と同様、GPSアンテナとGPS制御部を有し、プリントサイト550の位置情報を得ることができる。
なお、このようなサーバー構成は一例であって、処理ごとに別々のサーバーを必要とするとは限らない。
図4は、本実施形態による表示装置1のメモリカード60に記憶されている画像ファイルの構造を示す概念図である。
各画像ファイルは、EXIF(Exchangeable Image File Format)等のデータを有するヘッダG1と、撮影された画像であり本画像である画像データG2と、その画像データG2の縮小画像であるサムネイルG3の画像データを含む。なお、表示画面の大きさにより、画面に表示すべき縮小画像の大きさが異なるため、サムネイルとは別に表示用のプレビュー画像G10を作成して記憶している。本実施形態では、プレビュー画像も含めてサムネイルと表現している。
図1(b)ではサムネイルを1画面に16個表示しているが、液晶表示パネル3の画素数と同じ画素数のサムネイル(プレビュー画像)を用意してある。
本画像G2の画素数は撮影したデジタルカメラ等に依存するが、XGA(1024×768)、SXGA(1280×1024)、UXGA(1600×1200)、QXGA(2048×1536)・・・等があり、1000万画素以上のデジタルカメラでは4000×3000画素以上になる。液晶表示パネル3は、例えば800×600画素の画像を表示できるとすると、800×600画素のプレビュー画像が用意されている。図1(b)のサムネイルは1個あたり160×120画素程度であり、予めG3に用意しておいてもよいし、表示時に縮小してもよい。同図(c)の画像表示領域4での全画面表示が800×600画素であれば、前記プレビュー画像をそのまま表示すればよい。
つまり、画像ファイルは、一般的なデジタルカメラのファイルフォーマットに準拠し、デジタルカメラで撮像したSDカード(メモリカード60)をメモリカードスロット6に差し込むだけで使用できるようになっている。画像ファイルのフォーマットとしては、JPEG、GIF(Graphics Interchange Format)、AVI(Audio Video Interleave)、PNG(Portable Network Graphics)等種々のフォーマットに適宜対応可能である。
G11は前記GPS制御部20で得られた緯度・経度・高度等を含む位置情報を記憶するエリアである。
ここで、画調変換の一種である絵画変換について改めて説明しておく。
絵画変換とは、上述したように写真等の画像を油絵調、水彩画風、油彩画風、パステル調、色鉛筆画調、クレヨン画調、イラスト画調、点描画調、エアブラシ、シルクスクリーン風、刺繍絵風、コラージュ(糊付け)風、日本画調、西洋画調等、いわゆる絵画調に変換するものである。画調(〜調)と画風(〜風)は同様の意味であり、画風の方がより絵画的な表現であるが、技術的には相違はない。
画像処理技術は基本的にフォトレタッチソフト等で知られている各種エフェクト処理(フィルター処理)のパラメータを調整・組み合わせて絵画調に見えるように変換する技術である。
パラメータとは画素にエフェクト処理をかけるための要素である。すなわち、画素は一般的にRGB各複数ビットの階調で表現されるが、そのビットデータに演算をかけるための要素である。具体例は下記に示すが、例えば赤を強調するときにR×2、G×0.9、B×0.5、のような演算をする場合の前記“2”、“0.9”、“0.5”はパラメータの一種である。あるいは、予め演算要素がプログラミングされており、赤の強調度1のときはR×1.1、強調度2のときはR×1.2、強調度3のときはR×1.3のような演算をする場合の強調度もパラメータの一種である。
また、注目画素と隣接画素の間で所定の演算をかける場合もある。例えば注目画素A5(RGB)を中心に画素A1(RGB)、A2(RGB)、A3(RGB)、A4(RGB)、A5(RGB)、A6(RGB)、A7(RGB)、A8(RGB)、A9(RGB)が上下左右に並んでいるとき、A5(R)に対してA5(R)=A1(R)×q1+A2(R)×q2+A3(R)×q3+A4(R)×q4+A5(R)×q5+A6(R)×q6+A7(R)×q7+A8(R)×q8+A9(R)×q9という演算を行い、G、Bについても同様の演算を行う。qがパラメータであり、この数値(係数)を変えることにより異なったエフェクト処理ができる。
エフェクト処理や絵画変換処理はこのような画素に対する複雑な演算処理が予めプログラミングされているものである。本実施形態では前述した通りこのパラメータのセットをパラメータ群と呼び、画調がN種類用意されているとすればパラメータ群P(1)〜P(n)と表現する。更に、位置情報を加味した場合、位置情報の地域がA、B、C、・・・のようにL種類あったときのパラメータ群をパラメータ群P(L)(n)と表現する。
エフェクト処理の例としては、例えば画像にテクスチャをマッピングし、特殊な質感を与えるテクスチャ処理、画像を輪郭部・細かい模様等のテクスチャ部・平坦部に分類し、それぞれに適宜処理を施すことで、質感と解像感を高める解像度処理、色を色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Value)の3要素に分類して調整するHSV処理、画像のR(赤)G(緑)B(青)各色の度合いを調整するRGB処理、R→G→Bの方向に交換するRGB交換処理、ラプラシアンフィルタと呼ばれるフィルタをかけるエッジ抽出処理、メディアンフィルタと呼ばれるフィルタをかける中間濃度抽出処理、隣接する画素のRGBのヒストグラムを抽出し、画素間のヒストグラムを適宜分布させ、コントラスト修正を行ったり画像のヒストグラムを引き伸ばすイコライズ処理、明るい部分と暗い部分を維持して中間的な明るさを調節するガンマ補正処理、画像の暗い領域を明るくしたり、明るい領域を暗くしたりするシャドー処理、各ピクセルのRGB値が、しきい値以上の明るさの時に、そのRGB値を反転するソラリゼーション処理、ランダムにドットを描画し、ノイズを発生させ、ノイズの量や色を調整するノイズ付加処理、等がある。
また、タッチ(筆触)が異なるように加工するエフェクト処理もある。
タッチ(筆触)とは、具体的には、画像データを構成する画素から、色等を基準として相関の高い画素を集め、グループを形成する。続いて、それぞれのグループの画素に対して、同一のグループの画素については色を該グループの代表色に置き換える。こうして色を代表色に置き換えられた画素のグループがそれぞれの筆触を形成する。かかる画像加工処理によると、グループとして集められる画素の相関の取り方、及び同一の色(代表色)の画素により構成されるグループの形状(長さ(距離)、扁平度)を変化させることによって、形成される筆触を変化させることができ、結果的に、画像データが表す画像の画調を様々な絵画調に変更することができる。そして各種画調毎に、それぞれの処理で用いる相関度、グループの形状を表す長さ、扁平度等のパラメータの適切な組み合わせ(パラメータ群)が設定されており、この情報がパラメータメモリ410に記憶されている。絵画変換エンジン200はパラメータメモリ410に記憶された情報に基づいて各種画調への変更を行う。
複数の画像データの各々を異なる筆触に変更することは、画調を変更する際に、筆触を構成する画素を集めたグループの形状、例えば、グループの扁平度を調整することによって実現できる。筆触を表す同一の色の画素によって構成されるグループの扁平度を大きくすると、筆触は太くなり、結果として画像のタッチは荒く表示される。同一の色の画素によって構成されるグループの扁平度を小さくすると、小さな筆触を作り出すことができ、結果として、画像のタッチが細かく表示される。
図5は、このようにして生成される筆触を表す画素のグループの一例を示す。例えば、図5(a)に示すように、筆触を表す同一の色の画素によって構成されるグループの扁平度を大きくすると、筆触は太くなり、結果として画像のタッチは荒く表示される。図5(c)に示すように、同一の色の画素によって構成されるグループの扁平度を小さくすると、小さな筆触を作り出すことができ、結果として、画像のタッチが細かく表示される。図5(b)に示すグループは標準的な筆触を表している。
以下、本実施形態の画像表示装置1及びネットワークシステムの具体的な動作について説明する。
まず、図2における画像表示装置1の撮像素子8で被写体を撮影する。そのとき、GPS制御部20はGPSアンテナ7で受信した衛星の位置から自分の位置情報を得る。撮像制御部19により作成された画像データは図4に示すように本画像G2に対して位置情報G11が付与されたものとなる。
この画像データは内部メモリ14に記憶され、液晶表示パネル3に表示される。前記位置情報G11を有しているので、地図データベース24と連動して地図上の撮像位置に撮像画像データを表示させることができる。
ここで絵画変換したい場合は、上述した油絵調、水彩画風、油彩画風、パステル調、色鉛筆画調、クレヨン画調、イラスト画調、点描画調、エアブラシ、シルクスクリーン風、刺繍絵風、コラージュ(糊付け)風、日本画調、西洋画調等の画調の一つを選択し、絵画変換エンジン200により絵画変換処理を行う。
この画像データをインターネットサイト、例えばプリントサイト550にアップしたいときは、通信制御部30、インターネット500を介してプリントサイト550にアップし、ストレージサーバー551にその画像データが記憶される。この記憶された画像は画像表示装置1からでもパーソナルコンピュータ510からでも見ることができる。
そして更にプリントサイト550上で絵画変換したい場合は、絵画変換サーバー525により前述したような画調に絵画変換できる。
さて、本実施形態では、位置情報を利用して画調を変えることを特徴としている。
ここで、パラメータメモリ410若しくはパラメータテーブル600では、図6(a)に例示するように所定の緯度・経度の範囲と所定の地域と対応付けている。GPS制御部20で得られる緯度・経度が所定範囲内にあるときは地域A、別の所定範囲内にあるときは地域B、・・・・のように対応付けていることを示す。緯度・経度a−緯度・経度bのように単純化して示してあるが、国や都市などの複雑な形状をした範囲を地域と対応付けることができる。また、同図(b)に示すように、所定の地域は国であってもよく、その国に受け入れられやすい画調が対応付けられている。○○画調に対応するというのは、技術的には元の画像データを○○画調に変換するためのパラメータ群に対応していうことを意味する。これら図6(a)、(b)に示すテーブルの対応関係は固定である必要はなく、ユーザの好みに合わせて若しくはプログラムの処理により適宜変更可能である。
ここで、パラメータメモリ410若しくはパラメータテーブル600には、図6(a)に例示するように所定の緯度・経度の範囲と所定の地域と対応付けている。また、同図(b)に示すように、所定の地域は国であってもよく、その国に受け入れられやすい画調が対応付けられている。○○画調に対応するというのは、技術的には元の画像データを○○画調に変換するためのパラメータ群に対応していうことを意味する。
本実施形態では、所定の地域に対応付けられた画調が、当該地域に対し人々が抱くイメージに沿ったものとなるようにパラメータが組み合わされている。例えば、地域「日本」には、日本から人々が抱くイメージである「日本画調」が対応付けられている。一方、地域「フランス」には、フランスから人々が抱く「西洋画調」が対応付けられている。設定された画調は、コントラスト、明るさ、色の濃さ、色合い、シャープネス等の複数のパラメータの組み合わせにより規定される。例えば、「日本画調」に対しては、陰影がなく色調が濃厚でなくなるようなパラメータ群が設定されている。一方、「西洋画調」に対しては、陰影が強調され色調が濃厚となるパラメータ群が設定されている。
画調は前述したN種類の中からユーザが自由に選んで絵画変換することもできるが、本実施形態は位置情報に基づいて自動的に画調を選択することに特徴がある。
次に位置情報と画調変換との関係についていくつか例示する。図7において同図(1)の元画像300を日本画調に画調変換したものが同図(2)の300A、西洋画調に画調変換したものが同図(3)の300Bであり、301は人物部分、302は背景部分を示し、それぞれ日本画調、西洋画調に画調変換した部分が301A、301B、302A、302Bである。元画像300全体に同じ画調変換をかけてもよいし、人物部分301と背景部分302で異なった画調変換を行うか一方だけに画調変換を行ってもよい。また、背景画像と人物画像を合成することも可能であり、位置情報に応じて背景画像だけを変えていってもよい。
まず例示の第1として、撮影した位置に応じた画調を選択するものがある。これは、画像表示装置1において、撮像素子8で撮影したときのGPS制御部20で得た位置情報に従って、パラメータ410をアクセスし、撮像地域に適した画調を選択して絵画変換する。例えば撮影地が日本だとすると日本から人々が抱くイメージである「日本画調」に画調変換される(図7(2)参照)。もちろんこれは一例である。技術的には位置情報とパラメータ群を対応させることに特徴があるのであって、「日本から人々が抱くイメージ」のような感覚的なものは対応の例を示したものである。
第2に、画像データが、写真をインターネット上に公開している人の所在地に適した画調に変換されて表示されるものがある。これは、プリントサイト550に複数の国や地域から多数の画像データがアップされているが、前記第1の例で示したように画像データに位置情報G11が付属している場合、その位置情報とパラメータテーブル600から前記位置情報と対応するパラメータ群を読み出し対応する画調で画像データを絵画変換する。アップした写真がアメリカで撮影されたものであって、アップした人が第1の例のように日本にいて、鑑賞する人が第2の例のようにフランスにいたとすると、フランスにいながら「日本から人々が抱くイメージ」としての「日本画調」に画調変換される(図7(2)参照)。
第3に、画像データが、写真がアップされているサーバーの所在地に適した画調に変換されて表示されるものがある。これは、プリントサイト550の設置されている場所をGPS700により位置情報を取得してパラメータテーブル600から前記位置情報と対応するパラメータ群を読み出し対応する画調で画像データを絵画変換する。プリントサイト550が仮にイタリアのベニスに設置されていたとすると水の都から連想する「水彩画調」に画調変換される。
第4に、画像データが、写真をインターネットからダウンロードした人の所在地に適した画調に変換されて表示されるものがある。インターネットを介して撮影場所とは違った場所で写真を鑑賞している人に適した画調に変換されて表示されるもので、例えばパーソナルコンピュータ510からプリントサイト550をアクセスしているユーザが、GPS700で位置情報を取得し、画像表示装置1からプリントサイト550にアップされた画像もしくはプリントサイト550に用意されている画像をパーソナルコンピュータ510で表示させる場合、前記GPS700の位置情報をプリントサイト550に送ってプリントサイト550のパラメータテーブル600をアクセスし、撮像地域に適した画調を選択して絵画変換する。パーソナルコンピュータ510は携帯電話や情報端末に置き換えることができる。パーソナルコンピュータ510の所在地がフランスであったとすると、画像データはフランスから人々が抱く「西洋画調」に画調変換される(図7(3)参照)。
第5に、画像データを撮影した場所とその画像データを鑑賞する場所との距離に応じて画調を変えるというものがある。画像データには撮像位置情報G11が付属しており、表示側にGPS等の表示位置情報を取得する手段があれば、両者の緯度経度から距離を算出することができる。距離が離れている場合は画調の変換パラメータ強度を強くし、元画像との差を大きくする。距離が近い場合は画調の変換パラメータ強度を弱くし、元画像との差を少なくすること等が考えられる。
第6に、スライドショー表示をする場合を考える。例えば、自宅の画像表示装置1で観る場合でのスライドショーにおける一つの写真に対して、最初に元の画像を表示、次に撮影場所に応じた画調変換画像を表示、最後に観覧場所(自宅)に応じた画調変換画像を表示という流れのスライドショーを実行させることができる。
もう一つの例として、プリントサイト550等の写真共有サイトに公開されている写真の場合は、最初に元の画像を表示、次に撮影場所に応じた画調変換画像を表示、続いて写真を公開している人のホーム(所在地)に応じた画調変換画像を表示、最後に観ている人の観覧場所(自宅)に応じた画調変換画像を表示、という流れのスライドショーを実行させることができる。
第7に、画像表示装置1を移動させていくときに、同じ画像データを表示させていても、GPS制御部20から得られる位置情報に応じて画調を変えていくものがある。前記第5の例で説明したように、移動に伴い画像データの撮影場所と表示場所の間の距離が変化することを検出してもよいが、現在画像表示装置1の存在している位置情報を取得し、例えば図6に示すような地域に応じて画調が変わっていくことも趣向があろう。
次に、画調変換の概略的な処理について図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、絵画調等の画調変換をする際は、変換したい元画像データを決める。撮像素子8で撮像してもよいし、メモリカード60に記憶されている画像データでもよい。決定した画像は内部メモリ14に取り込まれる(ステップS202)。そして、画像表示装置1内で画調変換を行うか、インターネット経由でプリントサイト550へアップして画調変換を行うか選択することができる(ステップS204)。前述したようにプリントサイト550の絵画変換サーバー525はメモリ容量や演算速度の点で有利な面がある。画像表示装置1内で変換処理を行うとすると、ステップS206へ進み、画調変換を行う前処理として、BMP(ビットマップ形式)の画像データを変換する。JPEGは画像データが圧縮されているので、一般BMP形式に戻してから各画素に対してパラメータ変換をかけるためである。
次に、どのような画調に変換したいかを選択する。これは前述したように、予めN種類用意されている油絵調、水彩画風、油彩画風、パステル調、色鉛筆画調、クレヨン画調、イラスト画調、点描画調、エアブラシ、シルクスクリーン風、刺繍絵風、コラージュ(糊付け)風、日本画調、西洋画調等の画調の一つを選択するものである。
次に、ステップS210で顔認識エンジン100を用いて対象画像データの顔認識処理を行う。これは、人間の顔はあまり絵画風に変換をかけると不自然さが目立つ場合があるので、顔認識により顔の領域と判断された部分にはあまり変換をかけないか、弱い変換をかけて自然さを保つためである。
続いてステップS212では、パラメータメモリ410から選択された画調のパラメータ群Pを読み込む。パラメータ群Pについては図9にて後述する。要は油絵調を選択したのであれば画像データを油絵調に変換するためのパラメータのセットである。
しかして、ステップS214で、読み込んだ元の画像データに対して読み込んだパラメータ群で顔認識の結果を勘案しながら画調変換の処理を行う。
ここで本実施形態の特徴であるGPS制御部20によって得た位置情報を利用した画調変換を行う。位置情報を利用するモード(位置モード)でなければステップS224へ進む。位置モードであればステップS218へ進み、GPS制御部20で得られた位置情報を読み込む。そして、ステップS220で改めて位置情報を勘案した画調変換処理を行うのであるが、位置情報若しくは位置情報で示される地域に応じた画調変換をする方法は2つある。
1つは、L種類ある地域に、N種類ある画調のいずれかひとつを割り当てる方法である。例えば上で説明した日本という地域に日本画調という画調を割り当てるものである。この場合は、改めて該当地域に割り当てられている画調のパラメータ群で改めて画調変換すればよい。もちろん、画調変換済みの画像に対してではなく、元画像に対して地域に対応した画調に変換するものである。
2つめは、同じ画調でも、地域によってパラメータを微妙に異ならせる場合である。すなわち、同じ油絵調でも日本風の油絵調、フランス風の油絵調、イタリア風の油絵調・・・等の画調変換を行う。
図9はこのためのパラメータテーブルを示したもので、N種類の画調に対してL種類の地域の画調を組み合わせてマトリクス状に構成している。パラメータ群P(L)(n)というのは画調n(油絵調であればn1)について地域Lに適したパラメータのセットで構成されている。従って上記2つめの事例では、位置情報がイタリアを表しており、希望した画調が水彩画であれば、イタリアの地域を仮にL3とすると、水彩画はn2であるから、パラメータ群PはP(L3)(n2)となる。
なお、位置情報として撮像場所、画像アップ場所、画像ダウンロード場所、画像表示場所、サーバーの設置場所等色々考えられるのは上述した第1〜第6の例示のとおりである。
以上説明したように、本実施形態によれば、同じ写真でも、位置情報に応じて様々な画調に変換することができ、新しい写真の楽しみ方を提供することができる。
本実施形態の効果は以下の通りである。
請求項1記載の発明に基づく実施形態によれば、撮像された位置情報を有する画像データをインターネット経由で別の場所で表示する際に、前記画像データの有する撮像された位置情報または表示する場所の位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法を提供するので、画像データが、インターネットを介して撮影場所とは違った場所で写真を鑑賞している人に適した画調に変換されて表示される。
請求項2記載の発明に基づく実施形態によれば、撮像された位置情報を有する画像データをインターネット経由で別の場所で表示する際に、前記画像データの有する撮像された位置情報または表示する場所の位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法を提供するので、人の所在地に適した画調に変換されて表示される。
請求項3記載の発明に基づく実施形態によれば、画像データをインターネット上のサーバーにアップする手段を有し、前記サーバー上で、前記サーバーの設置位置を示す位置情報に基づいて前記アップされた画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法を提供するので、画像データが、写真がアップされているサーバーの所在地に適した画調に変換されて表示される。
請求項4記載の発明に基づく実施形態によれば、インターネット上のサーバーから画像データをダウンロードし表示する際に、ダウンロードした位置情報に基づいて前記ダウンロードした画像データを画調変換することを特徴とする画調変換方法を提供するので、画像データが、写真をインターネットからダウンロードした人の所在地に適した画調に変換されて表示される。
請求項5記載の発明に基づく実施形態によれば、撮像した位置情報が付加されている画像データを表示する際に、前記撮像した位置情報と表示する位置情報の関係に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法を提供するので、画像データが、写真を撮影した場所と写真を鑑賞する場所の位置関係に応じて適した画調に変換されて表示される。例えば同じ国内であれば画調をあまり変えず、遠く離れた国で鑑賞されるときには画調変換の強度をあげることも考えられる。
請求項6記載の発明に基づく実施形態によれば、前記位置情報はGPSによって取得することを特徴とする請求項1ないし5いずれか一に記載の画調変換方法を提供するので、GPSにより位置情報を取得するので、撮像手段、表示手段、サーバー、ユーザ等の位置が移動したとしても現在の所在場所を取得することができる。
請求項7記載の発明に基づく実施形態によれば、複数種類の画調を備え、前記位置情報に応じて変換される画調の優先順位が変わることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一に記載の画調変換方法を提供するので、複数種類の画調が用意されているとき、場所に応じてその場所に適した画調が優先的に選択されるので、画調選択が容易になる。
請求項8記載の発明に基づく実施形態によれば、画像データを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された撮像位置を取得する撮像位置情報取得手段と、前記撮像された画像データに前記撮像位置情報を付加し、該撮像位置情報を有する画像データをインターネット経由でサイトにアップする手段と、前記サイトにアップされた画像データを表示する表示手段と、前記表示手段の所在する位置を取得する表示位置情報取得手段と、画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、を備え、前記サイトにアップされた画像データを前記表示手段により表示する際に、前記画像データの有する撮像位置情報または表示手段の有する表示位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換する手段を備えることを特徴とする画像変換装置を提供するので、画像データをインターネットのサイトにアップしたりダウンロードしたりしたときに、同じ画像でも色々な場所を経由して鑑賞者のもとに届くので、その画像が経由した場所のいずれかに適した画調で表示することができる。
請求項9記載の発明に基づく実施形態によれば、画像データを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された撮像位置を取得する撮像位置情報取得手段と、前記撮像された画像データに前記撮像位置情報を付加し、該撮像位置情報を有する画像データをインターネット経由でサイトにアップするアップロード手段と、前記サイトにアップされた画像データを表示する表示手段と、前記アップロード手段の位置を取得するアップロード位置情報取得手段と、画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、を備え、前記サイトにアップされた画像データを前記表示手段により表示する際に、アップロード位置情報に基づいて前記画像データの画調を変換する手段を備えることを特徴とする画像変換装置を提供するので、元の画像データをどこでアップロードしたのか感覚的に分かりやすい効果がある。
請求項10記載の発明に基づく実施形態によれば、画像データをインターネット上のサーバーにアップするアップロード手段と、前記サーバーの位置を取得するサーバー位置情報取得手段と、画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、前記サーバー上で、前記アップロード手段によりアップロードされた画像データを、前記取得されたサーバー位置情報に基づいて前記アップロードされた画像データの画調を前記画調変換手段により変換することを特徴とする画調変換装置を提供するので、通常は意識しないサーバーの設置されている位置により画調が変わるので興味深い。
請求項11記載の発明に基づく実施形態によれば、インターネット上のサーバーから画像データをダウンロードするダウンロード手段と、前記ダウンロードした画像データを表示する表示手段と、前記表示手段の所在する位置を取得する表示位置情報取得手段と、画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、前記表示位置情報に基づいて前記ダウンロードした画像データを前記画調変換手段により画調変換することを特徴とする画調変換装置を提供するので、画像データをダウンロードした場所に適した画調に変換される効果を奏する。
請求項12記載の発明に基づく実施形態によれば、画像データを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された撮像位置を取得する撮像位置情報取得手段と、画像データを表示する表示手段と、前記表示手段の所在する位置を取得する表示位置情報取得手段と、前記撮像位置情報が付加されている画像データを表示する際に、前記撮像位置情報と表示する位置情報の関係に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換装置を提供するので、画像データを撮影した場所と画像データを見る場所が例えばどのくらい離れているかによって画調が変わってくるので、友人同士で画像を交換するとき等にお互いがどれくらい離れたところにいるのか、どれくらい近くにいるのかを感じることができて好適である。ゲームアプリケーション等への適用も可能である。
請求項13記載の発明に基づく実施形態によれば、前記位置情報はGPSによって取得する手段を有することを特徴とする請求項8ないし12いずれか一に記載の画調変換装置を提供するので、世界中どこでもその場所に適した画調の画調変換画像を得ることができる。
請求項14記載の発明に基づく実施形態によれば、前記画調変換手段は複数種類の画調を備え、前記位置情報に応じて変換される画調の優先順位が変わることを特徴とする請求項8ないし12いずれか一に記載の画調変換装置を提供するので、多数の画調の中から適した画調を絞り込むのが容易になる効果を奏する。
請求項15記載の発明に基づく実施形態によれば、端末と、前記端末とインターネットを介して接続されるサーバーと、を含む画像変換システムであって、撮像された撮像位置情報を有する画像データをインターネット経由で前記サーバーにアップする手段と、前記サーバーにアップされている画像データをダウンロードする手段と、前記ダウンロードした前記画像データを表示する表示手段と、前記サーバーの所在位置または前記画像データをアップロードした位置若しくは前記画像データをダウンロードした位置の位置情報を取得する表示位置情報取得手段と、前記表示手段で表示する際に、前記撮像位置情報または表示位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換システムを提供するので、位置情報を利用した種々の画調変換サービスが可能な画調変換システムを実現することができる。
請求項16記載の発明に基づく実施形態によれば、コンピュータにより読み取り実行可能なプログラムであって、画像データに付加されている位置情報または画像データを表示する場所の位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換する機能を有していることを特徴とするプログラムを提供するので、携帯端末やフォトフレーム、パーソナルコンピュータ、画像表示装置等色々なシステムでプログラムを利用することができる。
請求項17記載の発明に基づく実施形態によれば、画像データをN種類の変換パラメータ群に基づいてN種類の画調のいずれかに変換可能な画調変換装置において、位置情報取得手段を有するとともに、位置情報と対応させて前記N種類の変換パラメータ群を記憶したパラメータテーブルを備えていることを特徴とする画像変換装置を提供するので、地域によってその地域ごとの好みに適した画調に変換することができる。
1 画像表示装置
2 本体
3 液晶表示パネル
4 画像表示領域
5 タッチパネル
7 アンテナ
8 撮像素子
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 内部メモリ
16 表示制御部
17 キー入力部制御部
18 メモリカードインターフェース
19 撮像制御部
20 GPS制御部
30 通信制御部
31 電話回線
32 無線LAN
60 メモリカード
70 電源制御部
100 顔認識エンジン
200 絵画変換エンジン
410 パラメータメモリ
500 インターネット
510 パーソナルコンピュータ
520 ネットワークサービスサイト
521 認証サーバー
522 メールサーバー
523 課金サーバー
524 コンテンツサーバー
525 絵画変換サーバー
530 配信コンテンツサイト
550 プリントサイト
551 ストレージサーバー
552 画像表示サーバー
553 プリンタ
600 パラメータテーブル
700 GPS

Claims (17)

  1. 撮像された位置情報を有する画像データをインターネット経由で別の場所で表示する際に、前記画像データの有する撮像された位置情報または表示する場所の位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法。
  2. 撮像された位置情報を有する画像データをインターネット経由で別の場所で表示する際に、前記画像データの有する撮像された位置情報または表示する場所の位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法。
  3. 画像データをインターネット上のサーバーにアップする手段を有し、前記サーバー上で、前記サーバーの設置位置を示す位置情報に基づいて前記アップされた画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法。
  4. インターネット上のサーバーから画像データをダウンロードし表示する際に、ダウンロードした位置情報に基づいて前記ダウンロードした画像データを画調変換することを特徴とする画調変換方法。
  5. 撮像した位置情報が付加されている画像データを表示する際に、前記撮像した位置情報と表示する位置情報の関係に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換方法。
  6. 前記位置情報はGPSによって取得することを特徴とする請求項1ないし5いずれか一に記載の画調変換方法。
  7. 複数種類の画調を備え、前記位置情報に応じて変換される画調の優先順位が変わることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一に記載の画調変換方法。
  8. 画像データを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された撮像位置を取得する撮像位置情報取得手段と、
    前記撮像された画像データに前記撮像位置情報を付加し、該撮像位置情報を有する画像データをインターネット経由でサイトにアップする手段と、
    前記サイトにアップされた画像データを表示する表示手段と、
    前記表示手段の所在する位置を取得する表示位置情報取得手段と、
    画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、
    を備え、
    前記サイトにアップされた画像データを前記表示手段により表示する際に、前記画像データの有する撮像位置情報または表示手段の有する表示位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換する手段を備えることを特徴とする画像変換装置。
  9. 画像データを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された撮像位置を取得する撮像位置情報取得手段と、
    前記撮像された画像データに前記撮像位置情報を付加し、該撮像位置情報を有する画像データをインターネット経由でサイトにアップするアップロード手段と、
    前記サイトにアップされた画像データを表示する表示手段と、
    前記アップロード手段の位置を取得するアップロード位置情報取得手段と、
    画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、
    を備え、
    前記サイトにアップされた画像データを前記表示手段により表示する際に、アップロード位置情報に基づいて前記画像データの画調を変換する手段を備えることを特徴とする画像変換装置。
  10. 画像データをインターネット上のサーバーにアップするアップロード手段と、
    前記サーバーの位置を取得するサーバー位置情報取得手段と、
    画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、
    前記サーバー上で、前記アップロード手段によりアップロードされた画像データを、前記取得されたサーバー位置情報に基づいて前記アップロードされた画像データの画調を前記画調変換手段により変換することを特徴とする画調変換装置。
  11. インターネット上のサーバーから画像データをダウンロードするダウンロード手段と、
    前記ダウンロードした画像データを表示する表示手段と、
    前記表示手段の所在する位置を取得する表示位置情報取得手段と、
    画像データを異なった画調に変換する画調変換手段と、
    前記表示位置情報に基づいて前記ダウンロードした画像データを前記画調変換手段により画調変換することを特徴とする画調変換装置。
  12. 画像データを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された撮像位置を取得する撮像位置情報取得手段と、
    画像データを表示する表示手段と、
    前記表示手段の所在する位置を取得する表示位置情報取得手段と、
    前記撮像位置情報が付加されている画像データを表示する際に、前記撮像位置情報と表示する位置情報の関係に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換装置。
  13. 前記位置情報はGPSによって取得する手段を有することを特徴とする請求項8ないし12いずれか一に記載の画調変換装置。
  14. 前記画調変換手段は複数種類の画調を備え、前記位置情報に応じて変換される画調の優先順位が変わることを特徴とする請求項8ないし12いずれか一に記載の画調変換装置。
  15. 端末と、
    前記端末とインターネットを介して接続されるサーバーと、
    を含む画像変換システムであって、
    撮像された撮像位置情報を有する画像データをインターネット経由で前記サーバーにアップする手段と、
    前記サーバーにアップされている画像データをダウンロードする手段と、
    前記ダウンロードした前記画像データを表示する表示手段と、
    前記サーバーの所在位置または前記画像データをアップロードした位置若しくは前記画像データをダウンロードした位置の位置情報を取得する表示位置情報取得手段と、
    前記表示手段で表示する際に、前記撮像位置情報または表示位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換することを特徴とする画調変換システム。
  16. コンピュータにより読み取り実行可能なプログラムであって、
    画像データに付加されている位置情報または画像データを表示する場所の位置情報のいずれか若しくは両方に基づいて前記画像データの画調を変換する機能を有していることを特徴とするプログラム。
  17. 画像データをN種類の変換パラメータ群に基づいてN種類の画調のいずれかに変換可能な画調変換装置において、
    位置情報取得手段を有するとともに、
    位置情報と対応させて前記N種類の変換パラメータ群を記憶したパラメータテーブルを備えていることを特徴とする画像変換装置。
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