JP2012133697A - バス情報システム - Google Patents
バス情報システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012133697A JP2012133697A JP2010286941A JP2010286941A JP2012133697A JP 2012133697 A JP2012133697 A JP 2012133697A JP 2010286941 A JP2010286941 A JP 2010286941A JP 2010286941 A JP2010286941 A JP 2010286941A JP 2012133697 A JP2012133697 A JP 2012133697A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus
- operation information
- server
- information
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 30
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】バスの運行情報を利用者が簡便に確認することができるバス情報システムを提供する。
【解決手段】バス4の運行情報を記憶するサーバー2と、バス4を指定してサーバー2に運行情報を問い合わせる携帯端末3と、を備え、携帯端末3は、携帯端末3の現在位置を検出する位置検出手段33と、問い合わせ対象のバス4の方向を検出する方向検出手段34と、を備え、位置検出手段33で検出された現在位置と、方向検出手段34で検出された方向と、をサーバー2に送信し、サーバー2は、携帯端末3から受信した現在位置と方向とに基づいて、問い合わせ対象のバス4を特定し、特定したバス4の運行情報を携帯端末3に送信することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】バス4の運行情報を記憶するサーバー2と、バス4を指定してサーバー2に運行情報を問い合わせる携帯端末3と、を備え、携帯端末3は、携帯端末3の現在位置を検出する位置検出手段33と、問い合わせ対象のバス4の方向を検出する方向検出手段34と、を備え、位置検出手段33で検出された現在位置と、方向検出手段34で検出された方向と、をサーバー2に送信し、サーバー2は、携帯端末3から受信した現在位置と方向とに基づいて、問い合わせ対象のバス4を特定し、特定したバス4の運行情報を携帯端末3に送信することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、バスの行先、経由、発車時刻等の運行情報をバスの利用者に提供するバス情報システムに関する。
従来、複数のバス路線が乗り入れするバスターミナルでは、バスの行先に応じて多数のバス停留所が備えられ、バスの利用者に対する情報提供サービスとして情報提供用の固定端末がバスターミナルの一角に設置されている。この種の固定端末は、情報表示画面を備え、当該情報表示画面に各バス停留所から発車するバスの発車時刻、終点、経由等の運行情報を時間経過軸に沿って表示している。また、この種の固定端末は、利用者が選択した行先を経由するバスに関した、利用者が乗るべきバスを判断するのに有意な、停留所や発車時刻等の諸情報をプリントして利用者に提供する機能を備える(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、バスの利用者が、自分が乗るべきバスを判断するのに有意な情報を得るためには、バスターミナルの一角に設置されている固定端末まで行って確認する必要があり、面倒であった。また、終点や経由の異なる複数のバス路線が一つのバス停留所を共用している場合や、多くのバス停留所が密集している場合には、利用者がバスの前で、そのバスが自分が乗るべきバスなのかを判断するのが困難であった。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、バスの運行情報を利用者が簡便に確認することができるバス情報システムを提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、バスの運行情報を利用者が簡便に確認することができるバス情報システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、バスの運行情報を記憶するサーバーと、バスを指定して前記サーバーに運行情報を問い合わせる携帯端末と、を備え、前記携帯端末は、当該携帯端末の現在位置を検出する位置検出手段と、問い合わせ対象のバスの方向を検出する方向検出手段と、を備え、前記位置検出手段で検出された現在位置と、前記方向検出手段で検出された方向と、を前記サーバーに送信し、前記サーバーは、前記携帯端末から受信した現在位置と方向とに基づいて、問い合わせ対象のバスを特定し、特定したバスの運行情報を前記携帯端末に送信することを特徴とする。
この構成において、前記サーバーは、問い合わせ対象となるバスと通信し、該バスから位置情報と運行情報を予め取得して記憶する構成としても良い。また、前記携帯端末は、画像撮影手段と、前記画像撮影手段で撮影された画像からバスを認識するバス認識手段と、を備え、前記方向検出手段によって前記撮影手段の撮影方向を検出するとともに、前記バス認識手段によりバスが認識された場合に、当該バスの運行情報を問い合わせる構成としても良い。また、前記携帯端末は、前記サーバーから受信した運行情報を、前記画像撮影手段で撮影したバスの画像とともに表示する表示部を備える構成としても良い。
本発明によれば、携帯端末が現在位置と、問い合わせ対象のバスの方向と、を検出してサーバーに送信し、サーバーは、携帯端末から受信した現在位置とバスの方向とに基づいて、問い合わせ対象のバスを特定し、特定したバスの運行情報を携帯端末に送信するため、バスの利用者はバスターミナルの一角に設置されている固定端末まで行って自分の乗車したいバスがどれなのかを確認する必要がなく、携帯端末を利用して簡便に指定したバスの運行情報を取得することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態に係るバス情報システム1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、バス情報システム1は、サーバー2と、携帯端末3と、バス4に搭載された車載機器5から概略構成されている。
サーバー2は、サーバー制御部21と、サーバー制御部21によって制御される記憶部22及び通信部23を備える。サーバー2の記憶部22は、運行情報データベース24を備え、運行情報データベース24には、サーバー2の管理対象となるバスターミナル60(図4参照)に乗り入れる可能性のある複数のバス4の運行情報41が記憶されている。なおバス4は、図1においては、説明を簡略化するために1つのみ示したが、バス情報システム1のサーバー2は、路線やバス会社の異なる複数のバスと通信可能に構成されている。
図1は、本発明を適用した実施形態に係るバス情報システム1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、バス情報システム1は、サーバー2と、携帯端末3と、バス4に搭載された車載機器5から概略構成されている。
サーバー2は、サーバー制御部21と、サーバー制御部21によって制御される記憶部22及び通信部23を備える。サーバー2の記憶部22は、運行情報データベース24を備え、運行情報データベース24には、サーバー2の管理対象となるバスターミナル60(図4参照)に乗り入れる可能性のある複数のバス4の運行情報41が記憶されている。なおバス4は、図1においては、説明を簡略化するために1つのみ示したが、バス情報システム1のサーバー2は、路線やバス会社の異なる複数のバスと通信可能に構成されている。
バス4の運行情報41は、図2に示されるように、バス4の系統情報42、行き先43、経由44、発車時刻45を記憶し、系統情報42毎に、行き先43或いは経由44に対応させて発車時刻45を記憶している。バス4の系統情報42は、バス4の行き先或いは経由パターンを容易に識別できるように予めバス4の行き先或いは経由パターン毎に設定された番号、記号、文字列、色等である。また、サーバー2の制御部21には、不図時のRTC(Real Time Clock)が内蔵されている。
図1に示すように、バス4は、車載機器5を備え、車載機器5の車載通信部(通信部)51を介してサーバー2と通信を行う。車載機器5はまた、車載制御部(制御部)52と、車載記憶部(記憶部)53と、バス位置検出部54とを備える。車載制御部52は車載機器5の各部を制御する。車載記憶部53は、車載機器5を搭載したバス4の系統情報、各停留所からの発車時刻、経由、行き先等の運行情報を記憶する。車載記憶部53はまた、各停留所間の料金や、各停留所間でバス4の車内に放送される車内放送等のバスの運行上必要な各種情報が記憶されている構成としても良い。また、車載記憶部53に記憶されたバス4の系統情報、行き先、経由などの運行情報は、バス4の前面、或いは側面に設けられた不図時の表示器に表示させることができる構成であっても良い。
バス位置検出部54は、GPS衛星からの電波を受信し、このGPS電波に基づいて、自車両の現在位置を示す位置座標(緯度・経度)を算出する。バス4は、バス位置検出部54で検出した現在位置が、バスターミナル60内であると判定すると、サーバー2にバス4の現在位置と運行情報をサーバー2に送信する。バス4は、運行情報として、バス4の系統情報42をサーバー2に送信する構成としても良い。サーバー2は、バス4から、バス4の現在位置と系統情報を取得して、バス4がバスターミナル60内にいることを記憶する。
携帯端末3は、携帯電話や個人用携帯情報端末等の利用者によって携帯されて使用される小型機器であり、端末制御部31と、端末制御部(制御部)31によって制御される端末通信部(通信部)32、端末位置検出部(位置検出手段)33、方向検出部(方向検出手段)34、カメラ(画像撮影手段)35、バス認識部(バス認識手段)36、表示部37を備える。
端末通信部32は、端末制御部31の制御の下、サーバー2と通信を行う。
端末位置検出部33は、携帯端末3の現在位置の座標(緯度・経度)を検出する手段であり、GPS衛星から電波を受信して、このGPS電波に基づいて、現在位置を算出する。端末位置検出部33は、或いは、図示は省略したが、バスターミナル60内に所定間隔で複数設置された基地局からの電波を受信して、各基地局からの電波に基づいて現在位置を算出する構成であっても良い。
端末通信部32は、端末制御部31の制御の下、サーバー2と通信を行う。
端末位置検出部33は、携帯端末3の現在位置の座標(緯度・経度)を検出する手段であり、GPS衛星から電波を受信して、このGPS電波に基づいて、現在位置を算出する。端末位置検出部33は、或いは、図示は省略したが、バスターミナル60内に所定間隔で複数設置された基地局からの電波を受信して、各基地局からの電波に基づいて現在位置を算出する構成であっても良い。
カメラ35は、携帯端末3に設けられた画像撮影機能であり、カメラ35で撮影された画像は、不図示の記憶部に記憶される。
方向検出部34は、携帯端末3の利用者が、カメラ35で画像を撮影する際に、カメラ35の撮影対象の方向を検出する手段である。携帯端末3の利用者が運行情報を取得したい問い合わせ対象のバスにカメラ35を向けた際には、方向検出部34は、携帯端末3の利用者からみたバス4の方向を検出する。また、方向検出部34で検出するカメラ35の撮影対象の方向は、カメラ35で画像を撮影した際に、撮影された画像の略中心に写し出される撮影対象の方向である。
方向検出部34は、携帯端末3に搭載された電子コンパス回路である構成としても良いし、或いは、バスターミナル60内に所定間隔で複数設置された不図示の基地局からの電波を受信して、この電波に基づいて携帯端末3の利用者の問い合わせ対象のバスの方向を算出する構成であっても良い。
方向検出部34は、携帯端末3の利用者が、カメラ35で画像を撮影する際に、カメラ35の撮影対象の方向を検出する手段である。携帯端末3の利用者が運行情報を取得したい問い合わせ対象のバスにカメラ35を向けた際には、方向検出部34は、携帯端末3の利用者からみたバス4の方向を検出する。また、方向検出部34で検出するカメラ35の撮影対象の方向は、カメラ35で画像を撮影した際に、撮影された画像の略中心に写し出される撮影対象の方向である。
方向検出部34は、携帯端末3に搭載された電子コンパス回路である構成としても良いし、或いは、バスターミナル60内に所定間隔で複数設置された不図示の基地局からの電波を受信して、この電波に基づいて携帯端末3の利用者の問い合わせ対象のバスの方向を算出する構成であっても良い。
バス認識部36は、カメラ35で撮影した画像から、バスを認識する。詳述すると、バス認識部36は、カメラ35で撮影され画像の特徴を抽出し、この抽出された画像の特徴と、予めバス認識部36、或いは、携帯端末3の不図示の記憶部に記憶されているバス4の特徴データとを比較して、画像の中にバス4と認識されるものが写っているか否かを判定する。この構成によれば、バス認識部36は、カメラ35で撮影した画像の特徴を抽出してバス4を認識するため、画像の中にバス4の全体像が写し出されていない場合であっても、バス4と認識されるものが写っているか否かを判定することができる。
表示部37は、液晶表示パネル等の表示パネルを備え、端末制御部31の制御の下、各種情報を表示パネルに表示する。カメラ35で撮影された画像もまた、表示部37の表示パネルに表示することができる。表示部37はまた、表示パネルに重ねて配置されたタッチパネルを備え、携帯端末3の利用者のタッチ操作による各種入力を可能とした構成であっても良い。
次に上記のように構成されたバス情報システム1の動作について図3、図4、図5を参照して説明する。図3は、バス情報システム1の動作を示すフローチャートである。
携帯端末3において、利用者がカメラ35を用いて画像の撮影を行うと(ステップS1)、撮影された画像は、図5(A)に示すように、表示部37の表示パネルに表示される。端末制御部31は、カメラ35で画像が撮影されたことを検出し、バス認識部36に、カメラ35で撮影された画像の中にバス4と認識されるものが写っているか否かを判定させ(ステップS2)、判定結果を端末制御部31に出力させる。
カメラ35で撮影された画像の中にバス4と認識されるものが写っていないとバス認識部36が判定し(ステップS2:No)、この判定結果が端末制御部31に入力されると、端末制御部31は、処理を終了する。
携帯端末3において、利用者がカメラ35を用いて画像の撮影を行うと(ステップS1)、撮影された画像は、図5(A)に示すように、表示部37の表示パネルに表示される。端末制御部31は、カメラ35で画像が撮影されたことを検出し、バス認識部36に、カメラ35で撮影された画像の中にバス4と認識されるものが写っているか否かを判定させ(ステップS2)、判定結果を端末制御部31に出力させる。
カメラ35で撮影された画像の中にバス4と認識されるものが写っていないとバス認識部36が判定し(ステップS2:No)、この判定結果が端末制御部31に入力されると、端末制御部31は、処理を終了する。
撮影された画像の中にバス4と認識されるものが写っているとバス認識部36が判定し(ステップS2:Yes)、判定結果が端末制御部31に入力されると、次に端末制御部31は、端末位置検出部33、方向検出部34から携帯端末3の現在位置、及びカメラ35で撮影された問い合わせ対象のバスの方向を取得する。制御部31は、取得した現在位置及び方向を端末通信部32を介してサーバー2に出力し(ステップS3)、バス4の運行情報の問い合わせを行う。
携帯端末3から現在位置及び方向を受信して、サーバー2がバス4の運行情報の問い合わせを受けると、サーバー2は、バスターミナル60内にいることを記憶している各バスから再び現在位置と系統情報を取得する。サーバー2は、各バスから取得した各バスの現在位置と、携帯端末3から受信した携帯端末3の現在位置及び問い合わせ対象のバスの方向から、この問い合わせ対象の方向線上にバスがいるか否かを判定する(ステップS4)。
図4は、サーバー2が問い合わせ対象のバスを特定する原理を示す説明図である。制御部21は、バスターミナル60内にいる各バスから取得した現在位置(緯度・経度)を、携帯端末3の現在位置(緯度・経度)を中心に、地図上に示し、同地図上に携帯端末3から指定された問い合わせ対象バスの方向を示すとともに、この方向線上にバスがいるか否かを判定する。図4は、携帯端末3の所定距離範囲以内にバスA〜Gの7台のバスがいる場合を例として示す。
図3に示すように、携帯端末3の現在位置からの、問い合わせ対象のバスの方向線上に複数台のバスC、バスGがいる場合には、制御部21は、携帯端末3の現在位置から最も近くにいるバスCを問い合わせ対象のバスとして特定する。
また、携帯端末3から指定された問い合わせ対象のバス4の方向は、上述したように、携帯端末3で撮影した画像の略中心に写し出される撮影対象の方向である。そのため、撮影された画像の中に複数のバスが映っている場合でも、携帯端末3の利用者が、画像の略中心に写るように撮影したバスが、問い合わせ対象のバス4として特定される。よって、バスターミナルのように多くのバスが停車している場所で撮影した画像の中に複数のバスが写ってしまった場合においても、問い合わせ対象のバス4を特定することが可能である。
また、携帯端末3から指定された問い合わせ対象のバス4の方向は、上述したように、携帯端末3で撮影した画像の略中心に写し出される撮影対象の方向である。そのため、撮影された画像の中に複数のバスが映っている場合でも、携帯端末3の利用者が、画像の略中心に写るように撮影したバスが、問い合わせ対象のバス4として特定される。よって、バスターミナルのように多くのバスが停車している場所で撮影した画像の中に複数のバスが写ってしまった場合においても、問い合わせ対象のバス4を特定することが可能である。
制御部21が、問い合わせ対象のバスの方向線上にバスがいないと判定した場合には(ステップS4:No)、処理は終了される。
この構成によれば、携帯端末3の利用者がカメラ35で撮影した画像内の片隅に、利用者が意図せずにバスが撮影された場合には、この意図せずに撮影されたバスの情報が携帯端末3に送信されることはなく、利用者が必要としない運行情報を受信するのを防ぐことができる。
この構成によれば、携帯端末3の利用者がカメラ35で撮影した画像内の片隅に、利用者が意図せずにバスが撮影された場合には、この意図せずに撮影されたバスの情報が携帯端末3に送信されることはなく、利用者が必要としない運行情報を受信するのを防ぐことができる。
サーバー2の制御部21が、問い合わせ対象バスの方向線上にバスがいると判定すると(ステップS4:Yes)、制御部21は、このバスを問い合わせ対象のバスとして特定し、予めこの特定されたバスから取得している系統情報に基づいて、記憶部22に記憶された運行情報41からこの特定したバスの運行情報を検索する。
詳述すると、例えば、問い合わせ対象のバスと特定したバスCの系統情報が、バスCが図2で示したC系統のバスであると示す場合、サーバー2の制御部21は、記憶部22の運行情報データベース24に記憶されたC系統のバスの運行情報41を検索する。制御部21は、次に、C系統のバスの運行情報41に記憶された発車時刻45のうち、不図時のRTCから取得した現在時刻以降で、最も現在時刻に近い発車時刻と、このバスの行き先及び経由とを検索する。
詳述すると、例えば、問い合わせ対象のバスと特定したバスCの系統情報が、バスCが図2で示したC系統のバスであると示す場合、サーバー2の制御部21は、記憶部22の運行情報データベース24に記憶されたC系統のバスの運行情報41を検索する。制御部21は、次に、C系統のバスの運行情報41に記憶された発車時刻45のうち、不図時のRTCから取得した現在時刻以降で、最も現在時刻に近い発車時刻と、このバスの行き先及び経由とを検索する。
問い合わせ対象のバスが、例えば図2で示したA系統のバスであり、記憶部22に複数のA系統の運行情報41が記憶されている場合には、制御部21は、複数の運行情報41に記憶された出発時刻のうち、現在時刻以降で、最も現在時刻に近いバスの出発時刻と、この出発時刻のバスの行き先及び経由を検索する。
制御部21は、この検索の結果、問い合わせ対象のバスの出発時刻、経由、行き先と特定した運行情報を携帯端末3に送信する(ステップS5)。
制御部21は、この検索の結果、問い合わせ対象のバスの出発時刻、経由、行き先と特定した運行情報を携帯端末3に送信する(ステップS5)。
サーバー2から、バスCの運行情報を受信すると、携帯端末3の制御部31は、受信したバスCの運行情報を、図5(B)に示すように、ステップS1で撮影したバス4の画像とともに、携帯端末3の表示部37に表示する。表示部37に、系統情報42、出発時刻45、経由44、行き先43等の運行情報のうちどの情報を表示するか、携帯端末3の利用者によって予め設定可能な構成としても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、バス4の運行情報を記憶するサーバー2と、バス4を指定してサーバー2に運行情報を問い合わせる携帯端末3と、を備え、携帯端末3は、携帯端末3の現在位置を検出する端末位置検出部33と、問い合わせ対象のバスの方向を検出する方向検出部34と、を備え、位置検出部33で検出された現在位置と、方向検出部34で検出された方向と、をサーバー2に送信し、サーバー2は、携帯端末3から受信した現在位置と方向とに基づいて、問い合わせ対象のバス4を特定し、特定したバス4の運行情報を携帯端末3に送信する。そのため、バス4の利用者はバスターミナルの一角に設置されている固定端末まで行って自分の乗車したいバス4がどれなのかを確認する必要がなく、携帯端末3を利用して現在位置と問い合わせ対象のバス4の方向から運行情報を取得したいバスを指定して、簡便に指定したバスの運行情報を取得することができる。
また、バスターミナル等の複数のバスが密集した状態で停車している場所や、行き先或いは経由の異なる複数のバスが利用する停留所でも、携帯端末3の利用者は、自らの現在位置と、運行情報の問い合わせをしたいバス4の方向を携帯端末3を用いて指定することで、この指定したバスの運行情報を簡便に取得することができるため、行き先の誤ったバスに乗ることを防止することができる。
また、バスターミナル等の複数のバスが密集した状態で停車している場所や、行き先或いは経由の異なる複数のバスが利用する停留所でも、携帯端末3の利用者は、自らの現在位置と、運行情報の問い合わせをしたいバス4の方向を携帯端末3を用いて指定することで、この指定したバスの運行情報を簡便に取得することができるため、行き先の誤ったバスに乗ることを防止することができる。
また、本実施形態によれば、サーバー2は、問い合わせ対象となるバス4と通信し、該バス4から位置情報と運行情報を予め取得して記憶するため、サーバー2は、問い合わせ対象となるバスがサーバー2の管理対象であるターミナル60内にいることを予め知ることができ、携帯端末3を介して利用者からバス4の運行情報の問い合わせを受けた際に、即座に利用者の問い合わせ対象のバス4を特定して、特定したバス4の運行情報を利用者に提供することができる。そのため、バス情報システム1の利用者は、携帯端末3を利用して、問い合わせをしたバス4の運行情報を簡便にしかも迅速に受け取れることができるため、バス4に乗り遅れることなく、問い合わせを行ったバス4が乗りたいバスだということを確認することができる。
また、本実施形態によれば、携帯端末3は、カメラ35と、カメラ35で撮影された画像からバス4を認識するバス認識部36と、を備え、方向検出部34によってカメラ35の撮影方向を検出するとともに、バス認識部36によりバス4が認識された場合に、バス4の運行情報を問い合わせる。そのため、運行情報の問い合わせをしたいバス4を携帯端末3に供えられたカメラ35で撮影することで、問い合わせ対象のバス4が指定されて、携帯端末3の現在位置とカメラ35で撮影したバス4の方向がサーバー2に送信されるため、ユーザーは、感覚的に乗りたいバスを探すことができる。
また、本実施形態によれば、携帯端末3は、サーバー2から受信した運行情報を、カメラ35で撮影したバス4の画像とともに表示する表示部37を備えるため、携帯端末3の利用者が問い合わせを行ったバス4の運行情報は、カメラ35で撮影したバス4の画像に重ねて提示される。そのため、利用者には、カメラ35を通して見たバス4上にバス4の運行情報が付加提示され、利用者は感覚的に乗りたいバスを探すことができる。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。バス情報システム1は、携帯端末3の利用者が予め任意の目的地を設定できる機能を備え、この設定した目的地を問い合わせ対象のバス4が経由するか否かを判定し、問い合わせ対象のバスの運行情報とともに、この判定結果を利用者に通知することができる構成としても良い。
また、本実施形態においては、サーバー2は、一つのバスターミナル60に乗り入れる可能性のあるバス4を管理する構成としたが、これに限らず、サーバー2の管理対象の範囲を、地区内、市内、或いは県内等の任意の範囲とすることができる。この場合、サーバー2は複数のバスターミナルを管理し、サーバー2の制御部21は、携帯端末3から受信した携帯端末3の現在位置、及び/或いは、問い合わせ対象のバスとして特定したバスの現在位置から携帯端末3の利用者が問い合わせ対象のバスに乗車しようとしているバスターミナルを特定し、携帯端末3の利用者にバス4の運行情報を提供することが可能である。
また、本実施形態においては、サーバー2は、一つのバスターミナル60に乗り入れる可能性のあるバス4を管理する構成としたが、これに限らず、サーバー2の管理対象の範囲を、地区内、市内、或いは県内等の任意の範囲とすることができる。この場合、サーバー2は複数のバスターミナルを管理し、サーバー2の制御部21は、携帯端末3から受信した携帯端末3の現在位置、及び/或いは、問い合わせ対象のバスとして特定したバスの現在位置から携帯端末3の利用者が問い合わせ対象のバスに乗車しようとしているバスターミナルを特定し、携帯端末3の利用者にバス4の運行情報を提供することが可能である。
1 バス情報システム
2 サーバー
3 携帯端末
4 バス
33 端末位置検出部(位置検出手段)
34 方向検出部(方向検出手段)
35 カメラ
36 バス認識部
37 表示部
54 バス位置検出部
2 サーバー
3 携帯端末
4 バス
33 端末位置検出部(位置検出手段)
34 方向検出部(方向検出手段)
35 カメラ
36 バス認識部
37 表示部
54 バス位置検出部
Claims (4)
- バスの運行情報を記憶するサーバーと、バスを指定して前記サーバーに運行情報を問い合わせる携帯端末と、を備え、
前記携帯端末は、当該携帯端末の現在位置を検出する位置検出手段と、問い合わせ対象のバスの方向を検出する方向検出手段と、を備え、前記位置検出手段で検出された現在位置と、前記方向検出手段で検出された方向と、を前記サーバーに送信し、
前記サーバーは、前記携帯端末から受信した現在位置と方向とに基づいて、問い合わせ対象のバスを特定し、特定したバスの運行情報を前記携帯端末に送信することを特徴とするバス情報システム。 - 前記サーバーは、問い合わせ対象となるバスと通信し、該バスから位置情報と運行情報を予め取得して記憶することを特徴とする請求項1に記載のバス情報システム。
- 前記携帯端末は、画像撮影手段と、前記画像撮影手段で撮影された画像からバスを認識するバス認識手段と、を備え、前記方向検出手段によって前記画像撮影手段の撮影方向を検出するとともに、前記バス認識手段によりバスが認識された場合に、当該バスの運行情報を問い合わせることを特徴とする請求項1または2に記載のバス情報システム。
- 前記携帯端末は、前記サーバーから受信した運行情報を、前記画像撮影手段で撮影したバスの画像とともに表示する表示部を備えることを特徴とする請求項3に記載のバス情報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010286941A JP2012133697A (ja) | 2010-12-24 | 2010-12-24 | バス情報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010286941A JP2012133697A (ja) | 2010-12-24 | 2010-12-24 | バス情報システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012133697A true JP2012133697A (ja) | 2012-07-12 |
Family
ID=46649198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010286941A Pending JP2012133697A (ja) | 2010-12-24 | 2010-12-24 | バス情報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012133697A (ja) |
-
2010
- 2010-12-24 JP JP2010286941A patent/JP2012133697A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5897791B2 (ja) | ユーザ端末装置、その位置提供方法及びその経路案内方法 | |
EP2837912B1 (en) | Method and apparatus for displaying image of mobile communication terminal | |
KR101436223B1 (ko) | 궤적 기반 위치 결정을 이용한 이미지 식별 | |
JP4994028B2 (ja) | ガソリン価格情報収集システム、ガソリン価格情報収集方法およびナビゲーション装置 | |
KR101631497B1 (ko) | 디스플레이 장치, 사용자 단말 장치 및 그 방법들 | |
JP2005291885A (ja) | ナビゲーション機能付き携帯通信端末 | |
CN104567903A (zh) | 获取导航信息的方法及装置 | |
US11912309B2 (en) | Travel control device and travel control method | |
JP6764693B2 (ja) | 衛星信号処理方法及び衛星信号処理装置 | |
JP2015081913A (ja) | 携帯端末並びに地点登録方法及びプログラム | |
JP2019090828A (ja) | 表示制御装置およびプログラム | |
JP2016138852A (ja) | ナビゲーションシステム、ナビゲーション装置、グラス型デバイス及び装置間連携方法 | |
JP2014215327A (ja) | 情報表示装置、車載器および情報表示システム | |
JP2012133697A (ja) | バス情報システム | |
JP2005291981A (ja) | 移動体への道路状況映像提供システム、方法、その情報センター及びその情報通信端末 | |
JP2010164402A (ja) | 情報収集装置、移動端末、情報センターおよびナビゲーションシステム | |
WO2020121558A1 (ja) | ナビゲーション制御装置、ナビゲーション方法およびプログラム | |
JP4611400B2 (ja) | ナビゲーション支援装置 | |
KR20090051340A (ko) | 경로 탐색 방법 및 이를 이용한 네비게이션 장치 | |
JP2016035432A (ja) | 端末装置、端末装置の制御方法およびプログラム | |
KR100684171B1 (ko) | 휴대폰을 이용하는 위치 정보 서비스 시스템 및 방법 | |
JP2016082409A (ja) | 無線通信装置 | |
KR20170109130A (ko) | 네비게이션 시스템의 주소 관리 장치 및 방법 | |
JP2013152250A (ja) | 移動端末および情報センター | |
WO2018016184A1 (ja) | 情報コード及び情報取得システム |