JP2012129949A - 画像符号化方法及び装置、画像復号化方法及び装置 - Google Patents

画像符号化方法及び装置、画像復号化方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画質低下を抑制しつつ、効率よく画像を圧縮することができる画像符号化方法、装置、及びプログラムを提供する。
【解決手段】変換部は、入力された画像を直交変換し、画像のローパス成分であるローパス成分画像と、画像のハイパス成分であるハイパス成分画像とを生成する。予測画像生成部は、ローパス成分画像の予測画像を、符号化済みのローパス成分画像の画素、又はローパス成分画像とは異なる時刻のローパス成分画像である参照ローパス成分画像から算出する。差分画像生成部は、予測画像とローパス成分画像との差分である差分画像を算出する。ロスレス圧縮部は、差分画像を基本レイヤとしてロスレス圧縮する。ビットプレーン圧縮部は、ハイパス成分画像を拡張レイヤとして、最上位ビット側から最下位ビット側に順にビットプレーン圧縮する。出力部は、基本レイヤと拡張レイヤとを出力する。

【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、画像符号化方法及び装置、画像復号化方法及び装置に関する。
画像符号化方法において、圧縮したビットストリームを伝送帯域に応じて、データ量を圧縮後に調整可能な方法がある。画像符号化方法には、例えば、JPEG2000やMPEG−4 FGS等がある。
このような画像符号化方法では、画質低下を抑制しつつ、効率よく画像を圧縮することができるものが望まれている。
特開2010−004279号公報
Motion Compensated Lossy-to-Lossless Compression of 4-D Medical Images Using Integer Wavelet Transforms, Ashraf A. Kassim, Member, IEEE, Pingkun Yan, Student Member, IEEE, Wei Siong Lee, and Kuntal Sengupta, IEEE TRANSACTIONS ON INFORMATION TECHNOLOGY IN BIOMEDICINE, VOL. 9, NO. 1, MARCH 2005
発明が解決しようとする課題は、画質低下を抑制しつつ、効率よく画像を圧縮することができる画像符号化方法及び装置、画像復号化方法及び装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の一の実施形態に係る画像符号化装置は、変換部と、予測画像生成部と、差分画像生成部と、ロスレス圧縮部と、ビットプレーン圧縮部と、出力部とを備える。
変換部は、入力された画像を直交変換し、前記画像のローパス成分であるローパス成分画像と、前記画像のハイパス成分であるハイパス成分画像とを生成する。予測画像生成部は、前記ローパス成分画像の予測画像を、符号化済みの前記ローパス成分画像の画素、又は前記ローパス成分画像とは異なる時刻の前記ローパス成分画像である参照ローパス成分画像から算出する。差分画像生成部は、前記予測画像と前記ローパス成分画像との差分である差分画像を算出する。ロスレス圧縮部は、前記差分画像を基本レイヤとしてロスレス圧縮する。ビットプレーン圧縮部は、前記ハイパス成分画像を拡張レイヤとして、最上位ビット側から最下位ビット側に順にビットプレーン圧縮する。出力部は、前記基本レイヤと前記拡張レイヤとを出力する。
また、本発明の他の実施形態に係る画像復号化装置は、基本レイヤ伸長部と、データ加算部と、拡張レイヤ伸張部と、逆変換部とを備える。
基本レイヤ伸長部は、入力された基本レイヤを伸長し、伸長画像のローパス成分の差分信号を生成する。
データ加算部は、伸張済みの異なる時刻の前記ローパス成分画像である参照ローパス成分画像と、伸張済みの前記ローパス成分画像とから予測画像を生成し、前記予測画像と前記差分信号とを加算して、前記伸長画像のローパス成分の信号を生成する。拡張レイヤ伸張部は、入力された拡張レイヤを、最上位ビット側から最下位ビット側に順に伸張して、前記伸長画像のハイパス成分の信号を生成する。逆変換部は、前記ローパス成分の信号と、前記ハイパス成分の信号に対して逆直交変換を行ない、前記伸張画像を生成する。
第1の実施の形態に係る画像符号化装置1を表すブロック図。 画像符号化装置1の処理を表すフローチャート。 ウェーブレット変換を表す概念図。 ウェーブレット変換時のビットストリーム150を表す概念図。 ビットプレーンデータ構造を表す概念図。 画像符号化装置2の処理を表すフローチャート。 追加基本レイヤデータ211を表す概念図。 第2の実施の形態に係る画像復号化装置2を表すブロック図。 画像復号化装置2の処理を表すフローチャート。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る画像符号化装置1は、入力画像を圧縮してビットストリーム150を出力するものである。ビットストリーム150は、切り捨てられると伸張が不可能となる基本レイヤと、任意のデータ位置で切り捨てられても伸張が可能な拡張レイヤとを含む。画像符号化装置1は、例えば、シンクライアントシステムにより画像を送受信する際に好適である。
画像符号化装置1は、入力画像に対してウェーブレット変換を行ない、ローパス成分とハイパス成分とを分離し、ローパス成分はロスレス圧縮し、ハイパス成分はMSB(最上位ビット)側からLSB(最下位ビット)側に、順に圧縮(ビットプレーン圧縮)する。これにより、画質低下を抑制しつつ、画像の圧縮効率を高めることができる。
図1は、画像符号化装置1を表すブロック図である。画像符号化装置1は、入力部10と、変換部11と、フレームメモリ13と、予測画像生成部15と、差分画像生成部17と、ロスレス圧縮部19と、ビットプレーン圧縮部21と、出力部22とを備える。
入力部10は、処理対象となる入力画像101を入力する。変換部11は、入力画像101を離散ウェーブレット変換する。離散ウェーブレット変換により、入力画像101は、ローパス成分であるローパス成分画像102と、ハイパス成分であるハイパス成分画像106とに分離される。
変換部11は、基本レイヤ151の生成のために、ローパス成分画像102を、フレームメモリ13と、予測画像生成部15と、差分画像生成部17とに供給する。変換部11は、拡張レイヤ153の生成のために、ハイパス成分画像106をビットプレーン圧縮部21に供給する。
フレームメモリ13は、これまでに変換部11から供給された複数フレームのローパス成分画像102を記憶する。フレームメモリ13の内容は参照ローパス画像103として予測ローパス画像104の生成に用いられる。
予測画像生成部15は、参照ローパス画像103として用いるローパス成分画像102をフレームメモリ13から取得する。参照ローパス画像103とは、後述する予測ローパス画像104を生成するために参照する画像である。
予測画像生成部15は、ローパス成分画像102と参照ローパス画像103とから予測される予測ローパス画像104を生成する。ここで、参照ローパス画像は、変換部11から供給されたローパス成分画像102と同じフレームのローパス成分画像102であっても、異なるフレームのローパス成分画像102であってもよい。
予測画像生成部15は、予測ローパス画像104を差分画像生成部17に供給する。予測画像生成部15は、どのように予測ローパス画像104を生成したかを示す情報である予測情報121をロスレス圧縮部19に供給する。予測情報121には、例えば、予測に用いた画素や、参照ローパス画像103として用いたローパス成分画像102等が挙げられる。予測画像生成部15は、予め予測情報121を保持していてもよい。
差分画像生成部17は、ローパス成分画像102と予測ローパス画像104との差分である差分ローパス画像105を生成する。差分画像生成部17は、差分ローパス画像105をロスレス圧縮部19に供給する。
ロスレス圧縮部19は、予測情報121と差分ローパス画像105とをロスレス圧縮し、基本レイヤデータ111を生成する。
ロスレス圧縮部19は、基本レイヤデータ111を出力部22に供給する。ビットプレーン圧縮部21は、ハイパス成分画像106をビットプレーン圧縮し、拡張レイヤデータ113を生成する。ビットプレーン圧縮部21は、拡張レイヤデータ113を出力部22に供給する。
出力部22は、基本レイヤデータ111を含む基本レイヤ151と、拡張レイヤデータ113を含む拡張レイヤ153と、をビットストリーム150として出力する。
入力部10と、変換部11と、フレームメモリ13と、予測画像生成部15と、差分画像生成部17と、ロスレス圧縮部19と、ビットプレーン圧縮部21と、出力部22とは、中央演算処理装置(CPU)やCPUが用いるメモリにより実現されてよい。
以上、画像符号化装置1の構成について説明した。
図2は、画像符号化装置1の符号化処理を表すフローチャートである。入力部10は、処理対象となる入力画像101を入力する(S201)。
変換部11は、入力画像101に対してウェーブレット変換を行い、ローパス成分画像102とハイパス成分画像106とを生成する(S202)。変換部11は、ローパス成分画像102をフレームメモリ13に書き込む。
ウェーブレット変換には様々方式があるが、本実施形態では、圧縮データを最終的にロスレス圧縮データとするため、可逆ウェーブレット変換が望ましい。
可逆ウェーブレット変換の代表的な例としては、Haarウェーブレット、JPEG2000でも用いられる5/3ウェーブレットが挙げられる。処理量やハードウェア実装の面では、Haarウェーブレットが望ましく、圧縮効率の面では、5/3ウェーブレットが望ましい。
本実施形態では、高効率な圧縮を実現するために5/3ウェーブレットを用いることとして説明を進めるが、いずれのウェーブレット変換を用いても構わない。5/3ウェーブレットを入力画像101に適用する場合、何階層のウェーブレット変換を適用するかを制御する必要がある。
図3は、ウェーブレット変換を表す概念図である。図3(a)は、1階層ウェーブレット変換を表す。図3(b)は、2階層ウェーブレット変換を表す。図3における、「LL」は入力画像101のローパス成分、「LH」は水平方向のハイパス成分、「HL」は垂直方向のハイパス成分、「HH」は対角方向のハイパス成分を表している。
本実施形態では、ローパス成分を基本レイヤデータ111として、ロスレス圧縮するため、例えば、図3(a)に示すように、1階層ウェーブレットを適用した場合、ロスレス圧縮部19ではLL1の成分(図中網掛け部)がロスレス圧縮の対象となり、それ以外はビットプレーン圧縮の対象となる。
また、図3(b)に示すように、2階層ウェーブレットを適用した場合、ロスレス圧縮部19ではLL2の成分(図中網掛け部)がロスレス圧縮の対象となり、それ以外はビットプレーン圧縮の対象となる。
図4は、ビットストリーム150を表す概念図である。図4(a)は、1階層ウェーブレット変換が適用された場合に、出力部22が出力するビットストリーム150を表す。図4(b)は、2階層ウェーブレット変換が適用された場合に、出力部22が出力するビットストリーム150を表す。
各階層でウェーブレットが適用された後、ロスレス圧縮およびビットプレーン圧縮したビットストリーム150は図4のようになり、ウェーブレットの階層が多いほど基本レイヤデータ111のビットストリーム150全体に対する割合が小さくなる。すなわち、図4(a)における、基本レイヤデータ111のビットストリーム150全体に対する割合のほうが、図4(b)における、基本レイヤデータ111のビットストリーム150全体に対する割合よりも小さい。
また、全体的なビットストリーム150のデータ量は基本レイヤデータ111の量が増えるほど小さい。これは、基本レイヤデータ111は参照ローパス画像103として、予測ローパス画像104の生成に用いられるため、基本レイヤデータ111のデータ量が多い(すなわち高画質である)ほど、全体的な圧縮効率が高くなるからである。
したがって、基本レイヤデータ111のデータ量を可能な限り増やすのが望ましい。ただし、ビットレートを制御するには拡張レイヤデータ113を切り捨てるため、基本レイヤデータ111のみではビットレート制御可能な範囲が狭くなる。
そこで、例えば、予め広帯域の伝送路を用いて圧縮伝送することが分かっている場合は、ウェーブレットの階層は1とし、狭帯域の伝送路の場合はウェーブレットの階層を伝送帯域幅の半分程度に圧縮可能な基本レイヤ151のデータ量となるウェーブレットの階層数にすればよい。または、伝送帯域の状況と基本レイヤのデータ量に応じて、ウェーブレットの階層数をフィードバック制御しても構わない。
ただし、動的にウェーブレットの階層数を切り替える場合は、ローパス成分画像102と参照ローパス画像103のデータサイズが異なるとフレーム間予測が複雑になる。これに関する制御は後述する。
予測画像生成部15は、ローパス成分画像102と参照ローパス画像103と、予測情報121とから、予測ローパス画像104を生成する(S203)。
予測方法としては、周囲の隣接する(例えば、左や上、左上、右上などのすでに予測ローパス画像の生成が済んでいる(すなわち符号化が済んでいる)ローパス成分のウェーブレット変換係数から予測する方法がある。隣接するウェーブレット変換係数の相関は、特にローパス成分においては高いため、圧縮効率の高い予測ローパス画像104の生成が可能となる。
また、フレーム内だけでなく、フレームメモリ13に記憶された現フレームよりも前の参照ローパス画像103を用いてフレーム間予測を用いることで、更なる圧縮効率の高い予測ローパス画像104の生成が可能となる。
なお、予測情報121(例えば、予測方向:上、左、左上、右上、フレーム間など)は、後述のロスレス圧縮部19で圧縮される。また、例えば予測方向を決定する方法としては、後述するステップS204における予測ローパス画像104とローパス成分画像102との差分が最も小さいものを選択してもよい。この場合、図2のフローチャートにおけるステップS203にステップS204の一部(差分ローパス画像105を生成する処理が反復される)が取り込まれた状態となる。
差分画像生成部17は、ローパス成分画像102と予測ローパス画像104とから、差分ローパス画像105を生成する(S204)。差分画像生成部17は、差分ローパス画像105をロスレス圧縮部19に供給する。
ロスレス圧縮部19は、予測情報121と差分ローパス画像105とをロスレス圧縮して、基本レイヤデータ111を生成する(S205)。
ロスレス圧縮の方式は様々あるが、例えばゴロム符号化や、ランレングス符号化、ハフマン符号化、算術符号化が挙げられるが、いずれの圧縮方式を用いてもよい。
ビットプレーン圧縮部21は、ハイパス成分画像106のウェーブレット変換係数を、MSB側からLSB側に向けて順次圧縮し、基本レイヤデータ113を生成する(S206)。
ビットプレーンは、符号情報と値情報とに分離され、それぞれ0、1の情報列として圧縮されてよい。図5は、ウェーブレット変換係数のビットプレーンのデータ構造を表す概念図である。図5に示すように、例えば、7、−3、−2、0という4つの係数を圧縮する場合、符号情報を+は0、−は1として並べ、値情報を3ビット目から2ビット目、1ビット目と順に並べる。並べられた0、1のシンボル列をMSB側からLSB側に、順に圧縮する。ビットプレーンの処理は例えばSIMD(Single Instruction Multiple Data)命令を用いることで、複数のビットを同時に処理することができ、高速な処理が可能である。
例えば、JPEG2000と同様に算術符号化を用いて圧縮しても良い。JPEG2000の方式を用いれば任意位置でのデータの切捨てを行っても伸張が可能であることから、基本レイヤデータ113の後ろから切り捨ててビットレート制御することが可能である。
一方で、算術符号化は演算量が多いこともあるため、演算量の少ない方式を採用するケースがあっても良い。例えば、3、2、1ビット目の各レイヤの4ビットをまとめてハフマン符号化しても良い。算術符号化と比較して、ハフマン符号化は演算量が少なく、処理も簡単である。
ただし、データを後ろから切り捨てた場合、最後のデータを正しく伸張することは不可能となるため、最終データは伸張後に破棄する必要がある。また、切り捨てが行われたビットストリーム150の後に、次のビットストリーム150が結合されると伸張処理に失敗する場合がある。このような場合は、データの切捨てを行うビットレート制御処理がビットストリーム150の終端を示すユニークコードを入れるのが望ましい。
出力部22は、基本レイヤデータ111を含む基本レイヤ151と、拡張レイヤデータ113を含む拡張レイヤ153と、をビットストリーム150として出力する(S207)。
以上、画像符号化装置1の符号化処理について説明した。
静止画像の圧縮方式であるJPEG2000(ISO−15444−1/ITU−T Rec.800 Part.1 Annex B 及びD)は、入力画像に対してウェーブレット変換を施し、得られたウェーブレット変換係数に対してビットプレーン圧縮を行うことで、圧縮後のデータを後ろから切り捨てた場合、ウェーブレット変換係数のLSB(Least Significant Bit)側の精度が順に落ちていくが伸張可能な圧縮データが生成される。また、JPEG2000では、ロスレス圧縮可能な可逆ウェーブレット変換を用いることが可能であり、圧縮データの切捨てを行った場合はロッシー圧縮となり、切捨てを行わない場合はロスレス圧縮となる。
しかし、JPEG2000は静止画像を圧縮するための方式であるため、動画像を圧縮する場合においては、フレーム間相関を利用することができず圧縮効率が高くない。
また、フレーム内相関はウェーブレット変換による除去しか行っておらず、画素間予測を行っていない。
上述のように、本実施形態では、画素間予測を用いることにより、圧縮効率を高めることができる。
一方、動画像の圧縮方式であるMPEG−4 FGS(ISO/IEC14496 7.17節)は、入力画像と予測画像との差分信号に対してDCT変換を施し、得られたDCT係数に対してビットプレーン圧縮を行うことでデータ切捨て時でも伸張可能な圧縮データを生成する。DCT係数のビットプレーン圧縮の方法としては、DCT変換係数を量子化幅Δで量子化した値をまず圧縮し、次にDCT係数Δ/2で量子化した値を圧縮し、さらにΔ/4、Δ/8で量子化した値を圧縮することでDCT係数を階層的に圧縮している。
しかし、MPEG−4 FGSでは、DCT変換を用いて圧縮を行っているため、切捨てを行わない場合においてもDCT変換による圧縮を行っているためロスレス圧縮とならない。単純にDCT変換を可逆DWT変換に置き換えることは可能であるが、サブバンドに分割されたDWT変換係数に対して一律に量子化幅を設定して量子化すると、重要度が高いローパス成分が大きく歪み、画質低下を招く。サブバンドごとに適応的に制御すると制御が複雑になるうえ、ビットプレーン圧縮時のオーバーヘッド(階層ごとの量子化幅の情報など)が増え、圧縮効率が低下する可能性がある。さらに予測画像はフレーム間予測によってのみ生成されるため、フレーム間相関が低いよう画像においては予測画像生成を効果的に行えない。
上述のように、本実施形態では、フレーム内予測(画素間予測)を行うことで更なる圧縮効率を高めることができる。

(変形例)
本実施形態の変形例として、本実施形態における基本レイヤデータ111に対して、ローパス成分画像102だけでなく、ハイパス成分画像106の一部を含んだものとしてよい。例えば、伝送帯域に余裕がある場合等は、ハイパス成分画像106の一部も基本レイヤデータ111に追加してロスレス圧縮することにより、本実施形態よりも、画質低下をさらに抑制することができる。
本変形例では、変換部11から供給されたハイパス成分画像106の一部が、フレームメモリ13、予測画像生成部15、ロスレス圧縮部19に供給される。
ビットプレーン圧縮部21は、変換部11から供給されたハイパス成分の一部が分離されたハイパス成分画像106が供給される。
図6は、画像符号化装置2の符号化処理を表すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、図2に示すフローチャートに対して、ステップS601の処理が加わり、ステップS203がステップS602に置き換わる。
ステップS601について説明する。
変換部11は、ハイパス成分画像106の一部を分離して、ローパス成分画像102に加えて基本レイヤデータ111を生成する(S601)。本実施形態では、伝送帯域の状況に応じて、ウェーブレットの階層数を制御して、基本レイヤのデータ量を調整する方法を説明した。本変形例において変換部11は、伝送帯域の状況に応じて、基本レイヤデータ111に追加するハイパス成分画像106の一部を決定してもよい。
図7は、ウェーブレット変換を表す概念図である。図8に示すように、基本レイヤデータ111(ロスレス圧縮対象)には、LL2の一階層上の成分(LH2、HL2、HH2)のウェーブレット変換係数をそのまま加えてもよい。または、LH1、HL1、HH1をさらに加えてもよい。
また、本実施形態では、変換係数の位置で基本レイヤデータ111を決定しているが、ビットプレーン圧縮部21で処理するように、ビットプレーンデータ構造に展開した後、LH2、HL2、HH2のMSB側からNビット目までとしてもよい。この場合は、ハイパス成分画像106の一部はビットプレーン圧縮部21から、フレームメモリ13、予測画像生成部15、差分画像生成部17に供給される。
ステップS602について説明する。
ステップS602では、図2に示したステップS203におけるローパス成分画像102に対する処理を、一部分離されたハイパス成分画像に適用する。すなわち、フレームメモリ13に格納された前に符号化された一部分離されたハイパス成分画像を含む参照ローパス画像104や、周囲のハイパス成分画像からハイパス成分の予測画像を生成し、ローパス成分画像と合わせて予測ローパス画像104を生成する。
なお、本実施形態において、ローパス成分画像102と、参照ローパス画像103と、予測ローパス画像104と、差分ローパス画像105と、ハイパス成分画像106とは、ウェーブレット変換係数により表現されてよい。
また、本実施形態では、ウェーブレット変換を直交変換の例として説明したが、DCT変換等の他の直交変換を用いても構わない。
また、本実施形態の処理単位は、入力画像101全体に一様にウェーブレット変換を適用して実施しても良いし、例えば16×16サイズ等のブロックに分割した後、各ブロックに対して適用してもよい。
その場合、ウェーブレット変換だけでなく、例えばブロック内の色ヒストグラムによる減色処理でCGに対して効果的な圧縮が可能なカラーパレット圧縮や、画面内の符号化済みの画素から予測するフレーム内予測による圧縮や、参照画像から予測するフレーム間予測による圧縮をブロック単位に切り替えることで、より高効率な圧縮が可能となる。
複数の圧縮モードを利用して圧縮する場合は、どの圧縮モードで対象ブロックを圧縮したかを示す情報や、カラーパレットのインデックス情報、フレーム内/フレーム間の予測情報などをウェーブレット変換係数と共に基本レイヤに含めて、ロスレス圧縮すればよい。
以上、画像符号化装置2の符号化処理(主に画像符号化装置1と異なる点)について説明した。

(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る画像復号化装置2は、上述の実施形態により生成されたビットストリーム150を伸長して画像を復号化するものである。
図8は、画像復号化装置2を表すブロック図である。画像復号化装置2は、入力部30と、解析部31と、基本レイヤ伸長部33と、拡張レイヤ伸張部35と、データ加算部37と、フレームメモリ41と、予測画像生成部43と、逆変換部45と、出力部46とを備える。
入力部30は、ビットストリーム150を入力する。解析部31は、ビットストリーム150を解析して、基本レイヤデータ111と拡張レイヤデータ113とに分離する。基本レイヤ伸長部33は、基本レイヤデータ111から差分ローパス画像305を伸長する。拡張レイヤ伸張部35は、拡張レイヤデータ113からハイパス成分画像106を伸長する。
データ加算部37は、予測ローパス画像304と差分ローパス画像305とを加算してローパス成分画像302を生成する。
フレームメモリ41は、ローパス成分画像302を記憶する。予測画像生成部43は、参照ローパス画像303から予測ローパス画像304を生成する。
逆変換部45は、ローパス成分画像302とハイパス成分画像306とに対して逆離散ウェーブレット変換を行ない、伸長画像307を生成する。逆変換部45は、伸長画像307を出力部46に供給する。出力部46は、伸長画像107を出力する。
以上、画像復号化装置2の構成について説明した。
図9は、画像復号化装置2の復号化処理を表すフローチャートである。
入力部30は、ビットストリーム150を入力する(S901)。解析部31は、ビットストリーム150を解析して、基本レイヤデータ111と拡張レイヤデータ113とに分離する(S902)。解析部31は、基本レイヤデータ111を基本レイヤ伸長部33に、拡張レイヤデータ113を拡張レイヤ伸張部35に、各々供給する。
基本レイヤ伸長部33は、基本レイヤデータ111を伸長して、差分ローパス画像305と予測情報121とを抽出する(S903)。基本レイヤ伸長部33は、差分ローパス画像305をデータ加算部37に供給し、予測情報121を予測画像生成部43に供給する。
予測画像生成部43は、フレームメモリ41から取得される参照ローパス画像303と、予測情報121とから、予測ローパス画像304を生成する(S904)。予測ローパス画像304の生成方法は、第1の実施の形態における圧縮の逆の処理を行ってよい。
データ加算部37は、差分ローパス画像305と予測ローパス画像304とを加算して、ローパス成分画像302を生成する(S905)。拡張レイヤ伸張部35は、拡張レイヤデータ113を伸長して、ハイパス成分画像306を抽出する(S906)。拡張レイヤ伸張部35は、ハイパス成分画像306を逆変換部45に供給する。
逆変換部45は、ローパス成分画像302とハイパス成分画像306とを合わせたデータに対して逆ウェーブレット変換を施し、伸長画像307を生成する(S907)。逆変換部45は、伸長画像307を出力部46に供給する。出力部46は、伸長画像307を出力する(S908)。例えば、出力部46は表示装置であってよい。この場合、出力部46は伸長画像307を表示する。
以上、画像復号化装置2の復号化処理について説明した。
本実施形態では、逆ウェーブレット変換を逆直交変換の例として説明したが、逆DCT変換等の他の逆直交変換を用いても構わない。
本実施形態によれば、上述の実施形態により生成されたビットストリーム150を伸長して画像を出力することができる。
なお、上述の実施形態は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。このとき、上述の実施形態は、上記した処理のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、フレームメモリ13やフレームメモリ41は、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
上述した実施形態によれば、画質低下を抑制しつつ、効率よく画像を圧縮することができる画像符号化方法及び装置、画像復号化方法及び装置を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 画像符号化装置
2 画像復号化装置
10、30 入力部
11 変換部
13、41 フレームメモリ
15、43 予測画像生成部
17 差分画像生成部
19 ロスレス圧縮部
21 ビットプレーン圧縮部
22、46 出力部
31 符号列解析部
33 基本レイヤ伸長部
35 拡張レイヤ伸張部
37 データ加算部
45 逆変換部

Claims (9)

  1. 入力された画像を直交変換し、前記画像のローパス成分であるローパス成分画像と、前記画像のハイパス成分であるハイパス成分画像とを生成し、
    前記ローパス成分画像の予測画像を、符号化済みの前記ローパス成分画像の画素、又は前記ローパス成分画像とは異なる時刻の前記ローパス成分画像である参照ローパス成分画像から算出し、
    前記予測画像と前記ローパス成分画像との差分である差分画像を算出し、
    前記差分画像を基本レイヤとしてロスレス圧縮し、
    前記ハイパス成分画像を拡張レイヤとして、最上位ビット側から最下位ビット側に順にビットプレーン圧縮し、
    前記基本レイヤと前記拡張レイヤとを出力する、画像符号化方法。
  2. 前記ハイパス成分画像の一部を前記基本レイヤとして圧縮し、前記ハイパス成分画像の残りを前記拡張レイヤとして圧縮し、
    前記基本レイヤとした前記ローパス成分画像と、前記ハイパス成分画像の一部とを参照ローパス画像とする、請求項1記載の画像符号化方法。
  3. 前記基本レイヤの目標符号量に応じて、前記ローパス成分画像を生成する直交変換の回数を制御する、請求項1又は2記載の画像符号化方法。
  4. 前記基本レイヤの目標符号量に応じて、前記基本レイヤに含む前記ハイパス成分画像の一部の符号量を制御する、請求項2記載の画像符号化方法。
  5. 前記直交変換はウェーブレット変換である、請求項1から4記載の画像符号化方法。
  6. 入力された基本レイヤを伸長して、伸長画像のローパス成分の差分信号を生成し、
    伸張済みの異なる時刻の前記ローパス成分画像である参照ローパス成分画像と、伸張済みの前記ローパス成分画像とから予測画像を生成し、前記予測画像と前記差分信号とを前記差分信号とを加算して、前記伸長画像のローパス成分の信号を生成し、
    入力された拡張レイヤを、最上位ビット側から最下位ビット側に順に伸張して、前記伸長画像のハイパス成分の信号を生成し、
    前記ローパス成分の信号と、前記ハイパス成分の信号に対して逆直交変換を行ない、前記伸張画像を生成する、画像復号化方法。
  7. 前記基本レイヤから前記ハイパス成分画像の一部を生成し、
    前記ハイパス成分画像の一部と前記ローパス成分画像の信号とから参照ローパス画像を生成する、請求項6記載の画像復号化方法。
  8. 入力された画像を直交変換し、前記画像のローパス成分であるローパス成分画像と、前記画像のハイパス成分であるハイパス成分画像とを生成する変換部と、
    前記ローパス成分画像の予測画像を、符号化済みの前記ローパス成分画像の画素、又は前記ローパス成分画像とは異なる時刻の前記ローパス成分画像である参照ローパス成分画像から算出する予測画像生成部と、
    前記予測画像と前記ローパス成分画像との差分である差分画像を算出する差分画像生成部と、
    前記差分画像を基本レイヤとしてロスレス圧縮するロスレス圧縮部と、
    前記ハイパス成分画像を拡張レイヤとして、最上位ビット側から最下位ビット側に順に圧縮するビットプレーン圧縮部と、
    前記基本レイヤと前記拡張レイヤとを出力する出力部と
    を備える、画像符号化装置。
  9. 入力された基本レイヤを伸長し、伸長画像のローパス成分の差分信号を生成する基本レイヤ伸長部と、
    伸張済みの異なる時刻の前記ローパス成分画像である参照ローパス成分画像と、伸張済みの前記ローパス成分画像とから予測画像を生成し、前記予測画像と前記差分信号とを加算して、前記ローパス成分の信号を生成するデータ加算部と、
    入力された拡張レイヤを、最上位ビット側から最下位ビット側に順に伸張してハイパス成分の信号を生成する拡張レイヤ伸張部と、
    前記ローパス成分の信号と、前記ハイパス成分の信号に対して逆直交変換を行ない、前記伸張画像を生成する逆変換部とを備える、画像復号化装置。
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